JPH11208736A - 食品包装容器 - Google Patents

食品包装容器

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JPH11208736A
JPH11208736A JP10046125A JP4612598A JPH11208736A JP H11208736 A JPH11208736 A JP H11208736A JP 10046125 A JP10046125 A JP 10046125A JP 4612598 A JP4612598 A JP 4612598A JP H11208736 A JPH11208736 A JP H11208736A
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food packaging
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Tsunehisa Namiki
恒久 並木
Toshibumi Tanahashi
俊文 棚橋
Yasuhiro Oda
泰宏 小田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 加熱後転倒しても内容物が漏れることのない
容器を提供する。 【解決手段】 容器の一部に、耐水圧が1cmHO以
上である微小透孔を有する気体を透過し液体を透過しな
い内面層と、気体と液体の両者を透過しない外面層の間
に両層と接着しない非接着部を形成し、周縁の少なくと
も一部を易剥離性でかつ外部と連通しない接着部により
接着して、該非接着部の易開通構造部を配設してなる、
漏れを防止した食品包装容器である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は加熱殺菌加工食品、
冷凍食品、チルド食品、調味料、食品素材等を密封包装
した容器に関するもので、詳細には加熱後転倒しても内
容物が漏れることのない容器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来行われている包装された食品の加熱
処理には大別して次の3種の方法が用いられている。 開封後別の容器に移して加熱する。 加熱前に開封し、そのまま加熱する。 密封状態のまま加熱し、加熱中に容器の一部が開封
する。 ところでの開封後別容器に移して加熱する方法は別容
器が必要である。またの開封して加熱する容器は容器
に開封する手段を設置する必要がある。の密封した状
態のまま加熱し、加熱中に破裂を防ぐため容器の一部が
開封する容器を用いる場合は、加熱後は開封状態である
ので加熱装置から容器を取り出す際、加熱された内容物
が漏洩したり、またこの漏洩により火傷の危険が大き
い。最近、スーパー、デパートそしてコンビニエンスス
トアーの食品販売コーナーに電子レンジが設置され、消
費者が購入食品を加熱し、持ち帰ることが行われている
が、従来容器では、加熱により開封されるため、持ち帰
る際に容器の転倒等により内容物の漏洩及びそれによる
火傷の危険性がある。また持ち帰った包装食品を電子レ
ンジで加熱または再加熱する場合、容器内に配置されて
いる添付用調味料容器は衛生上の観点からそのまま加熱
するが、調味料がマイクロ波で加熱され、調味料容器の
内圧が上昇し、破裂する問題がある。また加熱させない
ように金属箔積層体で形成した調味料容器を用いると、
金属箔が放電する問題がある。
【0003】次に従来技術について具体的に例を挙げて
説明する。特開平3−1767号公報にはベースフイル
ムと不織布とを剥離可能に積層した積層フイルムを用い
た容器が記載されている。そして加熱前にベースフイル
ムと不織布を剥離することにより通気性と通水性が得ら
れると説明されているが、この容器はベースフイルムと
不織布の間に非接着層がないので加熱時に蒸気がベース
フイルムを押し上げるので予め接着部を剥離し開封して
加熱しなければならず、開封の手間がかかり、また開封
処置を忘れた場合容器が破裂する問題があり、さらに通
常の食品売場で電子レンジで加熱するため容器を開封す
ることは衛生上の問題がある。また特開平9−4003
2号公報には、「プラスチックラミネートフイルムを折
曲げ成形し、接合端部および両端部をヒートシール加工
してヒートシール部を形成した電子レンジ用包装袋にお
いて、上記ヒートシール部のうちの少なくとも1つのヒ
ートシール部に、所定の蒸気圧に達した時に剥離して蒸
気逃げ孔を形成する易剥離区域を設けたことを特徴とす
る電子レンジ用包装袋。」が記載されており、特開平9
−267870号公報には「耐熱性樹脂フイルムからな
る密閉容器の内圧調整用折り込み部として、内面側にパ
ートコート材をコーティングし、該パートコート材をシ
ールした時にパートコート材で閉鎖される位置に貫通孔
または切り目を入れた耐熱性樹脂フイルムからなる袋」
が記載されている。これ等の袋は完全な貫通孔が設けら
れているので消費者が店頭で電子レンジで加熱し、持ち
帰る際容器が転倒すると加熱された内容物が漏洩する問
題がある。特開平9−40033号公報には「不通気性
のシート層を外層、吸水性を有するパルプ繊維シート層
を中間層、透湿通気かつ防水機能を有するメルトプロー
ン不織布層を内層として配した食品包装材であって、前
記メルトプローン不織布層が、全樹脂中でのエチレン含
有量が2〜10%の、エチレン−ポリプロピレンランダ
ム共重合体樹脂か、またはポリプロピレン系樹脂とエチ
レン系樹脂との合成樹脂からなるものであることを特徴
とする電子レンジ加熱用食品包装材。」が記載されてい
る。しかしながら、吸水層を設けると電子レンジで加熱
したとき吸水した水が加熱されのでこの吸水層が加熱さ
れ袋が破壊する危険がある。また、実開平5−1917
1号公報には「不通気性シートを外層、吸水性繊維シー
トを中間層、疎水性シートとを食品に接する内層として
食品を包装し、密封シールした食品包装体であり、該疎
水性シートは10cc/cm/sec.以上の通気度
を有し、シール部分において該不通気性シートと該吸水
性繊維シート間および/または該吸水性繊維シートと該
疎水性シート間は実質的に表面層のみで接合した部分を
形成したことを特徴とする食品包装体。」が記載されて
いる。このようにシール部で各層の表面のみを接着し吸
水層を外部と連通する構造とすると該吸収層は表面以外
は通気性となり流通工程で外部と連通し外部の菌や異臭
ガス等の異物が侵入し内容物が汚染される危険がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】包装容器を破裂するこ
となく、そのまま加熱が可能で、加熱後の輸送時及び容
器が転倒した場合も、内容物が漏洩せず流通工程で内容
物の汚染が発生しない容器を提供する。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、 「1. 容器の一部に、耐水圧が1cmHO以上であ
る微小透孔を有する気体を透過し液体を透過しない内面
層と、気体と液体の両者を透過しない外面層の間に両層
と接着しない非接着部を形成し、周縁の少なくとも一部
を易剥離性でかつ外部と連通しない接着部により接着し
て、該非接着部の易開通構造部を配設してなる、漏れを
防止した食品包装容器。 2. 耐水圧が1cmHO以上である微小透孔を有す
る気体を透過し液体を透過しない層である内面層が不織
布、多孔質膜、孔開け加工した膜から選んだ膜で形成さ
れた層である、1項に記載された、漏れを防止した食品
包装容器。 3. 気体と液体の両者を透過しない層である外面層が
合成樹脂フィルム、該フィルムの積層フィルム、これら
に金属等を蒸着したフィルム、金属箔や紙との積層体か
ら選んだ層である、1項または2項に記載された、漏れ
を防止した食品包装容器。 4. 易開通構造部が内層と外層の非接着部の周縁の少
なくとも一部を易剥離性でかつ外部と連通しない接着部
により接着し、他の周縁は強固な接着部で接着した構造
部である、1項ないし3項のいずれか1項に記載され
た、漏れを防止した食品包装容器。 5. 易開通構造部の易剥離性でかつ外部と連通しない
接着部の端部を外部に露出させて容器の密封シール部に
配設した、1項ないし4項のいずれか1項に記載され
た、漏れを防止した食品包装容器。 6. 外面層と内面層の非接着部周縁の易剥離性でかつ
外部と連通しない接着部が、圧力により外部と開通する
接着部である、1項ないし5項のいずれか1項に記載さ
れた、漏れを防止した食品包装容器。 7. 外面層と内面層の非接着部周縁の易剥離性でかつ
外部と連通しない接着部が、容器を加熱した時内容物か
らの蒸気熱と圧力により外部と開通する接着部である、
1項ないし5項のいずれか1項に記載された、漏れを防
止した食品包装容器。 8. 耐水圧が1cmHO以上である微小透孔を有す
る気体を透過し液体を透過しない層である内面層と、気
体と液体の両者を透過しない層である外面層との非接着
部周縁の易剥離性でかつ外部と連通しない接着が弱接着
剤、粘着剤または感熱接着剤による接着力の弱い接着部
である、1項ないし7項のいずれか1項に記載された、
漏れを防止した食品包装容器。 9. 容器が袋であり、易開通構造部の易剥離性でかつ
外部と連通しない接着部の端部を外部に露出させて袋の
密封シール部に配設した、1項ないし8項のいずれか1
項に記載された、漏れを防止した食品包装容器。 10. 容器が、カップ、トレー、ボトル等の成形容器
であって、易開通構造部の易剥離性でかつ外部と連通し
ない接着部の端部を外部に露出させて容器と蓋の密封シ
ール部に配設した、1項ないし8項のいずれか1項に記
載された、漏れを防止した食品包装容器。 11. 容器の一部に、耐水圧が1cmHO以上であ
る微小透孔を有する気体を透過し液体を透過しない内面
層と、気体と液体の両者を透過しない外面層の間に非接
着部を形成しその周縁を強固な接着部により接着し、内
層と外層の間に両層と接着しない非接着部の外面層の少
なくとも一部に易穿孔部を設置した易開通構造部を配設
してなる、漏れを防止した食品包装容器。 12. 耐水圧が1cmHO以上である微小透孔を有
する気体を透過し液体を透過しない層である内面層が不
織布、多孔質膜、孔開け加工した膜から選んだ膜で形成
された層である、11項に記載された、漏れを防止した
食品包装容器。 13. 気体と液体の両者を透過しない層である外面層
が合成樹脂フィルム、該フィルムの積層フィルム、これ
らに金属等を蒸着したフィルム、金属箔や紙との積層体
から選んだ層である、11項または12項に記載され
た、漏れを防止した食品包装容器。 14. 易開通構造部の易穿孔部が外層の少なくとも一
部の膜厚を薄くした薄膜部である、11項ないし13項
のいずれか1項に記載された、漏れを防止した食品包装
容器。 15. 易開通構造部の易穿孔部が外層の少なくとも一
部をホットメルト型の合成樹脂で形成した低温溶融部で
ある、11項ないし13項のいずれか1項に記載された
漏れを防止した食品包装容器。 16. 易開通構造部の易穿孔部が外層の少なくとも一
部を切開し、易剥離性接着材により他のフイルムを貼着
して封止した易剥離性封止部である、11項ないし13
項のいずれか1項に記載された漏れを防止した食品包装
容器。 17. 易開通構造部の易穿孔部が外層の少なくとも一
部を1軸延伸したフイルムで形成した易引裂部である、
11項ないし13項のいずれか1項に記載された漏れを
防止した食品包装容器。 18. 容器が袋であり、易穿孔部を配設した易開通構
造部を胴部に配設してなる、11項に記載された漏れを
防止した食品包装容器。 19. 容器が、カップ、トレー、ボトル等の成形容器
であって、易穿孔部を配設した易開通構造部を蓋の天板
部に配設した、11項に記載された漏れを防止した食品
包装容器。 20. 容器が、カップ、トレー、ボトル等の成形容器
であって、易穿孔部を配設した易開通構造部を胴部の上
部に配設した、11項に記載された漏れを防止した食品
包装容器。 21. 容器本体が金属、ガラス、プラスチック、紙及
びこれらの積層体又は複合体で形成された、1項ないし
20項のいずれか1項に記載された、漏れを防止した食
品包装容器。」に関する。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明で容器の一部に配設する易
開通構造としては内面層を気体を透過するが液体を透過
しない層とし、この内面層と気体と液体の両者を透過し
ない外面層とを易剥離性でかつ外部と連通しない接着に
より周縁の少なくとも一部を接着し、内層と外層の間に
両層と接着しない非接着部を形成した易開通構造部が好
適である。このように容器の一部に易開通構造部を配設
したのは、この容器を加熱すると内容物から発生した蒸
気はガスであるので内面層を通って内面層と外面層の間
に形成された非接着部に侵入し、内面層と外面層を押圧
する。内面層と外面層の弱い接着力により接着されてい
る易剥離性部分は蒸気圧により剥離し蒸気は剥離部を通
って外部に放出されるので容器の破裂は発生しない。こ
の様な構造の易開通構造部は易剥離性接着部が剥離した
とき非接着部が外部と連通するため、易剥離性接着部の
少なくとも一部が外部に露出していることが好ましく、
容器の端部に配設することにより簡単に露出させること
がができ、蓋と容器本体の密着部や袋のシール部に設置
することが実用的である。
【0007】本発明で言う易剥離性接着とは50℃以上
の接着力が内面層と容器との接着力より小さければよ
く、1000g以下/cmの接着力を意味する。易開通
構造部の内面を気体を透過するが液体を透過しない層と
したので、店頭で加熱した容器を持ち帰る際や、加熱し
て加熱装置から取り出すときに容器が転倒しても、内容
物が漏洩することはなく、安全かつ衛生的である。
【0008】ここでいう気体が透過しない膜とは透気度
が0.01cc/cm/sec以下の膜を示し、また
液体を透過しない膜とは耐水圧が1cmHO以上の膜
をいう。本発明の容器の内面層は、不織布、多孔質膜、
孔開け加工した膜等であるが、気体は透過し、液体は不
透過の性能を得るため、それらの膜の材質や厚みそして
孔径を調整し、耐水圧が1cmHO以上である必要が
あり、特に、3cmHO以上の膜が好ましい。耐水圧
があまり大きいと材料が高価格となるので1cmH
〜80cmHOが好ましい。なお、ここでいう耐水圧
とはJIS L1092の耐水度試験法のA法に準じる
試験法である。
【0009】また、本発明の容器の易開通構造部の外面
層に適したプラスチック材料としては、例えば結晶性ポ
リプロピレン、結晶性プロピレン−エチレン共重合体、
結晶性ポリブテン−1、結晶性ポリ4−メチルペンテン
−1、低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、ある
いは高密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン、
エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)、EVAケン
化物、エチレン−アクリル酸エチル共重合体(EE
A)、イオン架橋オレフィン共重合体(アイオノマ
ー)、環状オレフィン等のポリオレフィン類;ポリスチ
レン、スチレン−ブタジエン共重合体等の芳香族ビニル
共重合体;ポリ塩化ビニル、塩化ビニリデン樹脂等のハ
ロゲン化ビニル共重合体;ポリアクリル系樹脂;アクリ
ロニトリル−スチレン共重合体、アクリロニトリル−ス
チレン−ブタジエン共重合体のようなニトリル重合体;
ナイロン6、ナイロン66、パラ又はメタキシリレンア
ジパミドのようなポリアミド樹脂;ポリエチレンテレフ
タレート、ポリテトラメチレンテレフタレート等のポリ
エステル類;各種ポリカーボネート;フッ素系樹脂;ポ
リオキシメチレン等のポリアセタール類等の熱可塑性樹
脂フイルムや、これ等のフイルムを積層したフイルム
や、これ等に金属を蒸着したフイルムや、金属箔、紙等
との積層体が使用されるが、電子レンジ加熱用には金属
を用いることは好ましくない。
【0010】易開通構造部は内面層と外面層の間に配置
された両層と接着しない非接着部は両層間に空隙を形成
してもよく、単に接着しないで両層が重なっている形状
でもよい。内面層と外面層は互いに強く接着されていて
もよいが、少なくとも非接着部に接続する弱い接着力で
接着した易剥離性接着部が配置されているので、容器を
加熱したときの蒸気熱圧が非接着部に侵入し、そこに接
続している易剥離性接着部を剥離し、外部と連通する。
易剥離性接着部は例えば接着力の弱い接着剤や粘着剤に
よる接着が用いられる。この他蒸気の熱により接着力が
低下する感熱性接着剤も使用される。
【0011】本発明の容器はカップ、トレー、ボトル等
の成形品または袋である。本発明はこの易開通構造部を
容器の一部に配設するものであり、容器本体は通常の合
成樹脂フイルム、紙、積層体等で形成することができ
る。この他容器自体をガスは透過するが液体を透過しな
い内面層と、ガスと液体を透過しない外面層とを積層し
た積層体で形成し、器壁や蓋の一部に両層が接着しない
非接着部を設け、該非接着部の周縁の接着部の一部を弱
接着として、容器の一部に易開通構造部を配設すること
もできる。このように内面層と外面層の周縁に弱接着部
を設けた易開通構造部はカップ、トレー、ボトル等の成
形品の場合は容器本体と蓋体との被蓋部に易開通構造部
を設置することが好ましい。袋の場合は袋を密封するシ
ール部に易開通構造部を配置することが好ましい。容器
本体は金属、ガラス、プラスチック、紙、これ等の積層
体または複合体で形成される。蓋体も同様であるが、電
子レンジ加熱用容器の場合は金属を用いることは好まし
くない。
【0012】また本発明において、容器の一部に配設す
る易開通構造部としては、前述の内面層と外面層の両層
の間に非接着部を設けその周縁に易剥離性接着部を設け
たものの他、気体を透過し、液体を透過しない内面層
と、気体と液体の両者を透過しない外面層の間に非接着
部を形成し、該非接着部の周縁を強固に接着し、非接着
部の外面層の少なくとも一部に易穿孔部を配設した易開
通構造部でもよい。このような易穿孔部も内容物が加熱
されると発生した蒸気が非接着部に侵入し、内面層と外
面層を熱圧するので易穿孔部が破れ穿孔して外部も開通
し容器の破裂は防止される。易穿孔部としては、非接着
部の外面層の少なくとも一部の膜厚を薄くした薄膜部
や、非接着部の外面層の少なくとも一部をホットメルト
型の合成樹脂で形成した低温溶融部や、接着部の外面層
の一部を切開し、この切開部に易剥離性接着剤により他
のフイルムを貼着して封止した易剥離封止部や、非接着
部の外面層の少なくとも一部を1軸延伸フイルムで形成
した易引裂部等が用いられる。易穿孔部としてホットメ
ルト型合成樹脂で形成した低温溶融部を配設する場合は
外面層フイルムに孔を配設し、この孔をホットメルト型
合成樹脂で埋めるのが実際的である。容器が袋の場合は
易穿孔部を設けた易開通構造部は胴部に設けることが好
ましく、容器がカップ、トレー、ボトル等の成形容器の
場合は蓋の天板や容器の胴部の上部に配設することが好
ましい。容器本体、蓋、袋等は金属、ガラス、プラスチ
ック、紙及びこれ等の積層体または複合体で形成するこ
とができる。容器の加熱は電子レンジ加熱の他湯煎加
熱、直火加熱、電磁加熱が用いられる。
【0013】
【実施例】本発明を実施例について具体的に説明する。
【0014】図1は容器として成形体を用い内面層と外
面層の周縁の少なくとも一部を弱接着した易開通構造部
9を配設した実施例である。1は容器本体である。2は
開口部を密封する蓋体であり、気体と液体を透過しない
外面層を形成する膜3と液体を透過しないが気体を透過
する内面層を形成する膜4とを積層し両層間に非接着部
5が配設されている。易開通構造部9の易剥離性接着部
は内面層の通気性を遮断した接着でなければならない。
そうでないとこの易開通構造部の内面層はガス透過性を
有するため外気が侵入し、菌、異臭等により汚染される
からである。蓋体の周縁部は容器本体外周縁に設置され
たフランジ7に接着されている。
【0015】図2は容器本体のフランジと蓋体の一部に
形成された易開通構造部9を拡大して説明する。フラン
ジ7には蓋体の易開通構造部の内面層である気体を透過
するが液体を透過しない膜4が強接着している。この強
接着は加熱時に内容物からの蒸気圧で開封しない接着強
度があればよく、該接着強度を有するものであれば加熱
後開封するのに便利な易剥離性シールでもよい。蓋体の
外面層である3は弱い接着力の易剥離性接着部6で内面
層4に接着している。内面層と外面層の間には非接着部
5が形成されており、該非接着部5に接触して易剥離性
接着部6が配設されている。
【0016】図3は容器が加熱されたところを示す。蒸
気は矢印の方向に運動して気体を透過する内面層4を透
過して非接着部に侵入し、気体を透過しない外面層3を
押し上げる。このため蓋体と容器本体の接着部9に圧力
が加えられる。図4は蓋体の外面層3と内面層4を接着
している弱い接着力の易剥離性接着部6が剥離し、非接
着部5が外方と開通して開通部8が形成され蒸気が放出
されるところを示す。内面層4は容器本体のフランジ7
と強接着しているので蒸気圧では剥離しない。蒸気圧に
よる剥離はもっぱら外面層と内面層を弱い接着力で接着
する易剥離性接着部6に発生する。
【0017】図5は加熱し弱い易剥離性接着部は剥離し
非接着部が外部と開通した容器を転倒したところを示
す。液体は内面層に向って移動するが内面層は液体を透
過しないので非接着部に流入せず、剥離した開通部8か
ら外方に流出することはない。つまり転倒しても漏洩し
ないのである。図6は容器を蓋の上方から俯瞰した図で
あり、7はフランジ、9は易開通構造部であり、この例
のように両端に配設されてもよく一端のみでもよい。5
は内面層と外面層の間に形成された非接着部5である。
このように易開通構造部は容器の一部に形成されていれ
ばよく、この例で蓋とフランジの接着部全面を易開通構
造部としてもよい。このように全面を該積層構造とする
と加熱したとき蓋の外面層は分離するが内面層が残るの
で漏洩は生じない。
【0018】図7は容器が袋の場合である。9は易開通
構造部であり、10の部分には内面層と外面層の間に非
接着部が形成されている。この例は四方シールの袋であ
るが図8の如く三方シールの袋としても同様である。袋
の場合も袋の一部にこのような易開通構造部を設ければ
よい。図9は容器が袋の場合の易開通構造部の説明図で
ある。3は液体も気体も透過しない外面層である。4は
気体は透過するが液体は透過しない内面層である。5は
両層間に設けられた非接着部であり、6は内面層と外面
層の間に設けられた弱い接着力で接着した接着部であ
る。
【0019】図10は容器が成形体であり、容器の少な
くとも一部に設けた易開通構造部が内面層と外面層の間
に設けられた非接着部の外面層に易穿孔部を配設した構
造部からなる例である。1は容器本体であり、蓋2が容
器本体のフランジ7に接着している。蓋はガスも液体も
透過しない外面層3とガスは透過するが液体は透過しな
い内面層4からなり、両層の間には非接着部5が設けら
れている。非接着部の周縁は強接着である。非接着部の
外面層には易穿孔部11からなる易開通構造部が設置さ
れている。
【0020】図11は易穿孔部の例を示す。11は非接
着部5の上方の外面層3の一部の膜厚を薄くして易穿孔
部とした例である。容器を加熱すると蒸気はガスを透過
する内面層4を通って矢印の方向に移動して非接着部5
に侵入し外面層を押し上げる。こうして内圧が大きくな
ると外面層の薄肉部11は破れて穿孔し蒸気は外方に脱
出する。容器が倒れても内面層は液体を通さないので洩
れることはない。図12は、ホットメルト型樹脂で易穿
孔部を形成した例である。11は易穿孔部であって、非
接着部5の上方の外面層に予め孔12を設けこの孔をホ
ットメルト型樹脂13で充填して易穿孔部とする。容器
を加熱すると蒸気はガスを透過する内面層4を通って矢
印の方向に移動して非接着部5に侵入し外面層を押し上
げる。こうして内圧が大きくなり、易穿孔部は加熱加圧
されるのでホットメルト型樹脂が溶融し穿孔される。図
13は易剥離性樹脂を用いて穿孔部を形成した例であ
る。11は易穿孔部であって、非接着部5の上方の外面
層に予め孔12を設けこの孔に易剥離性接着剤14を用
いて他のフイルム15を貼着して孔12を封止し易穿孔
部とする。容器を加熱すると蒸気はガスを透過する内面
層4を通って矢印の方向に移動して非接着部5に侵入し
外面層を押し上げる。こうして内圧が大きくなると易剥
離性接着剤は剥離し孔があいて蒸気は外方に脱出する。
この該非接着部の外面層の少なくとも一部を一軸延伸フ
イルムで形成し、蒸気圧で開裂させる穿孔部からなる易
開通構造部も用いられる。以上の例では易開通構造部蓋
に配設したが胴部、特に胴部上方に設けることも好まし
い。また袋の場合はこのような易穿孔部からなる易開通
構造部は袋の胴部に配設することが実用上有利である。
【0021】実施例1 フランジを有するPP製カップ(フランジ径:75m
m、口径:60mm、底径:50mm、高さ:35m
m、内容積:90cc)に内容物として、水を70cc
充填し、蓋材としてPP製不織布(三井石油化学製シン
テックスMB、V3050NIE、通気度:25cc/
cm/sec)と30μLLDPE/接着剤/12μ
ポリエステル積層体を用いて、不織布とLLDPE層を
部分的に熱接着し、不織布/一部非接着/LLDPE/
接着剤/ポリエステル積層体を形成し、蓋材とした。P
P製不織布側を内側に配置し、PP製カップにヒートシ
ール(180℃4sec)して得た、図1のカップを用
いた。PP製カップとPP製不織布は強接着(1800
g/15mm)であるが、PP製不織布とLLDPE間
は易剥離性接着(250g/15mm)であった。な
お、PP製不織布とLLDPE間は部分的に非接着部で
あり、非接着部の形状は蓋材の中央幅15mmの矩形状
で図6に示されるように、易開通構造部9を形成してい
る。この容器を電子レンジ(500W)で3分間加熱し
た結果、容器の破裂もなく、内容物は沸騰しPP製不織
布とLLDPEの間の易剥離性接着部が剥離して外部と
非接着部が開通した。さらに加熱後容器を転倒させて
も、内容物が漏洩することもなかった。
【0022】比較例1 不織布とLLDPE間の熱接着において、層間に非接着
部がないように全面接着した以外は実施例1と同じ容器
を形成し、電子レンジ加熱を行った結果、加熱1分後に
内容物の内圧上昇にともない容器が破裂した。
【0023】比較例2 不織布の通気量が280cc/cm/secであるp
p製不織布(三井石油化学製シンテックスPS−10
6)以外は実施例1と同じ容器を形成し、電子レンジ加
熱を行った結果、加熱3分でも容器の破裂は生じなかっ
たが、加熱後容器を転倒した場合、内容物が漏洩した。
【0024】比較例3 PP製不織布とLLDPEフイルムとの接着を熱シール
の易剥離性接着ではなく、強接着(1500g/15m
m)であるウレタン系接着剤で接着したこと以外は実施
例1と同じ容器を形成し、電子レンジ加熱を行った結
果、加熱1分後に内容物の内圧上昇にともない容器が破
裂した。
【0025】実施例2 フランジを有するPP製カップ(フランジ径:75m
m、口径:60mm、底径:50mm、高さ:35m
m、内容積:90cc)に内容物として、水を70cc
充填し、蓋材としてPP製不織布(三井石油化学製シン
テックスMB、V3070NIE、通気度:15cc/
cm/sec)と20μLLDPE/20μ粘着剤
(リンテック株式会社製、スーパーテック PET−2
0)の積層体を用いた。蓋の中央に位置する直径30m
m円形状の粘着剤を溶剤で除去し、不織布/粘着剤(一
部除去)/ポリエステルフイルムになるように積層し、
蓋材とした。PP製不織布側を内側に配置し、PP製カ
ップにヒートシール(180℃4sec)し容器とし
た。PP製カップとPP製不織布間は強接着(1800
g/15mm)であるが、PP製不織布とポリエステル
間は易剥離性接着(150g/15mm)となり、さら
にPP製不織布とポリエステル間は部分的に非接着部
(円形状)が存在し、不織布とポリエステルは易剥離性
となっている。このような易開通構造部を形成した容器
を電子レンジ(500W)3分間加熱したBところ、内
容物は沸騰し非接着部に侵入した蒸気の圧により不織布
とポリエステルが剥離して外部と開通し容器の破裂も発
生しなかった。さらに加熱後容器を転倒させても、不織
布が内容物を遮断しているので漏洩することもなかっ
た。
【0026】実施例3 フランジを有するPP製カップ(フランジ径:75m
m、口径:60mm、底径:50mm、高さ:35m
m、内容積:90cc)に内容物として、水を70cc
充填し、蓋材としてPP製不織布(三井石油化学製シン
テックスMB、V3070NIE、通気度:35cc/
cm/sec)と50μpp/接着剤/12μポリエ
ステル積層体を用いて、不織布とPP層を部分的に熱接
着し、不織布/一部非接着/PP/接着剤/ポリエステ
ル積層体を形成し、蓋材とした。該蓋材の非接着部に位
置するPP/接着剤/ポリエステル積層体に直径2mm
の貫通孔(孔の数3個)を開け、EVA系のホットメル
ト用コーティング剤で封孔処理して易開通構造部とし
た。PP製不織布側を内側に配置し、封孔処理した部分
が開孔しないようにPP製カップにヒートシール(18
0℃4sec)して、図12の容器とした。PP製カッ
プとPP製不織布間は強接着(1800g/15mm)
であり、非接着部の形状は蓋の中央直径30mmの円形
状である。この容器を電子レンジ(500W)3分間加
熱した場合、封孔処理した部分が開孔し、容器の破裂も
なく、内容物は沸騰した。さらに加熱後容器を転倒させ
ても、不織布が内容物が漏洩することもなかった。
【0027】実施例4 フランジを有するpp製カップ(フランジ径:75m
m、口径:60mm、底径:50mm、高さ:35m
m、内容積:90cc)に内容物として、水を70cc
充填し、蓋材としてPP製不織布(三井石油化学製シン
テックスMB、V3050NIE、通気度:25cc/
cm/sec)と50μpp/接着剤/12μポリエ
ステル積層体を用い、非接着部に位置するPP/接着剤
/ポリエステル積層体にPP層から刃物を押しあてるこ
とにより十文字の傷を付け、易開通構造部を形成した。
不織布とPP層を部分的に熱接着し、不織布/一部非接
着/PP/接着剤/ポリエステル積層体を形成し、蓋材
とした。該傷はPP層を貫通し、ポリエステル層まで到
達しているが、非貫通傷である。PP製不織布側を内側
に配置し、PP製カップにヒートシール(180℃4s
ec)し容器とした。PP製カップとPP製不織布間は
強接着(1800g/15mm)であり、非接着部の形
状は蓋の中央直径30mmの円形状であり、十文字の傷
は非接着部のほぼ中央の位置で長さ約20mmであっ
た。この容器を電子レンジ(500W)3分間加熱した
結果、十文字の傷の交点部が開孔し、容器の破裂もな
く、内容物は沸騰した。さらに加熱後容器を転倒させて
も、不織布が内容物が漏洩することもなかった。
【0028】実施例5 フランジを有するPP製カップ(フランジ径:75m
m、口径:60mm、底径:50mm、高さ:35m
m、内容積:90cc)に内容物として、水を70cc
充填し、蓋材として鋭い角部を有する粒子を付着した治
具をフイルムに押圧することにより形成した。最大孔径
が45μの多孔質膜PPフイルム(50μ)と50μP
P/接着剤/12μポリエステル積層体を用いて、不織
布とPP層を部分的に熱接着し、多孔質膜PP/一部非
接着/PP/接着剤/ポリエステル積層体を形成し、蓋
材とした。該蓋材の非接着部に位置するPP/接着剤/
ポリエステル積層体に長さ15mmの貫通切り込みを入
れ、その外面にEVA系易剥離性接着剤で12μのポリ
エステルフイルムを部分的に貼着し、封止し易開通構造
部を形成した。多孔質膜PP側を内側に配置し、封止処
理をした部分が開孔しないようにPP製カップにヒート
シール(180℃4sec)して、図13の容器とし
た。PP製カップとPP製不織布間は強接着(1800
g/15mm)であり、非接着部の形状は蓋の中央直径
30mmの円形状であった。この容器を湯煎で加熱した
結果、蓋材(PP/接着剤/ポリエステル積層体)外面
層の非接着部は膨張し、外面のEVA系接着剤を介した
12μのポリエステルフイルムの一部分が剥離し、容器
の破裂もなく、内容物は沸騰した。さらに加熱後容器を
転倒させても、不織布が内容物が漏洩することもなかっ
た。
【0029】実施例6 25μのナイロン/接着剤/30μLLDPE積層体に
接着剤を介し、PP製不織布(三井石油化学製シンテッ
クスMB、V3070NIE、通気度:25cc/cm
/sec)をフイルムの長手方向に沿って部分的に接
着していない非接着部を設け、帯状非接着部が袋の長手
方向にあり、かつ袋の表側にあり、外寸40×80mm
の三方シール袋を成形し、シール部に存在するLLDP
Eと不織布のヒートシールの一部を易剥離性接着部とし
て易開通構造部とした。内容物として、醤油を10cc
充填し、図8の容器とした。帯状非接着部の形状は10
×80mmであった。この容器を電子レンジ(500
W)で1分間加熱した結果、袋のシール部にある帯状非
接着部のPP製不織布とLLDPE間が剥離し、袋は破
裂しなかった。また内容物が漏洩することもなかった。
【0030】実施例7 フランジを有する金属/PP積層製カップ(フランジ
径:75mm、口径:60mm、底径:50mm、高
さ:35mm、内容積:90cc)に内容物として、水
を70cc充填し、蓋材としてPP製不織布積層体(V
3050NIE/PS−103)(三井石油化学製シン
テックスMB、V3050NIE、通気度:25cc/
cm/sec、三井石油化学製シンテックス、PS−
103、通気度:360cc/cm/sec)と30
μLLDPE/接着剤/12μポリエステル積層体を用
いて、不織布のV3050NIEとLLDPEを部分的
に熱接着し、不織布積層体/一部非接着/LLDPE/
接着剤/ポリエステル積層体を形成し、蓋材とした。P
P製不織布側を内側に配置し、PP製カップにヒートシ
ール(180℃4sec)し容器とした。PP製カップ
とPP製不織布間は強接着(1800g/15mm)で
あるがPP製不織布とLLDPE間は易剥離性接着(2
50g/15mm)であり、易剥離性である。なお、P
P製不織布としてLLDPE間は部分的に非接着部(非
接着部の形状は蓋材の中央巾15mmの矩形状)が存在
した。この容器を湯煎で加熱した結果、容器の破裂もな
く、内容物は沸騰した。さらに加熱後容器を転倒させて
も、内容物が漏洩することもなかった。
【0031】
【発明の効果】本発明は食品包装容器を破裂することな
く、そのまま加熱が可能で、加熱後の輸送時および容器
が転倒した場合も、内容物が漏洩せず流通工程で内容物
の汚染が発生しない効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】成形体容器を用いた実施の説明図である。
【図2】易開通構造部の拡大図である。
【図3】容器が加熱された場合の説明図である。
【図4】開通したところを示す説明図である。
【図5】開通転倒し易の洩れないことを示す説明図であ
る。
【図6】蓋と易開通構造部の説明図である。
【図7】四方シール袋を用いた実施例の説明図である。
【図8】三方シール袋を用いた実施例の説明図である。
【図9】袋の易開通構造部の拡大図である。
【図10】易開通構造部として易穿孔部を用い容器の蓋
に配設した実施例の説明図である。
【図11】薄膜の易穿孔部の拡大図である。
【図12】ホットメルト樹脂を用いた易穿孔部の拡大図
である。
【図13】易剥離性樹脂を用いた易穿孔部の拡大図であ
る。
【符号の説明】
1 容器本体 2 蓋 3 外面層 4 内面層 5 非接着部 6 弱接着部 7 フランジ 8 開通部 9 易開通構造部 10 袋における非接着部 11 易穿孔部 12 孔 13 ホットメルト型樹脂充填部 14 易剥離性接着層 15 封止フイルム

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器の一部に、耐水圧が1cmHO以
    上である微小透孔を有する気体を透過し液体を透過しな
    い内面層と、気体と液体の両者を透過しない外面層の間
    に両層と接着しない非接着部を形成し、周縁の少なくと
    も一部を易剥離性でかつ外部と連通しない接着部により
    接着して、該非接着部の易開通構造部を配設してなる、
    漏れを防止した食品包装容器。
  2. 【請求項2】 耐水圧が1cmHO以上である微小透
    孔を有する気体を透過し液体を透過しない層である内面
    層が不織布、多孔質膜、孔開け加工した膜から選んだ膜
    で形成された層である、請求項1に記載された、漏れを
    防止した食品包装容器。
  3. 【請求項3】 気体と液体の両者を透過しない層である
    外面層が合成樹脂フィルム、該フィルムの積層フィル
    ム、これらに金属等を蒸着したフィルム、金属箔や紙と
    の積層体から選んだ層である、請求項1または2に記載
    された、漏れを防止した食品包装容器。
  4. 【請求項4】 易開通構造部が内層と外層の非接着部の
    周縁の少なくとも一部を易剥離性でかつ外部と連通しな
    い接着部により接着し、他の周縁は強固な接着部で接着
    した構造部である、請求項1ないし3のいずれか1項に
    記載された、漏れを防止した食品包装容器。
  5. 【請求項5】 易開通構造部の易剥離性でかつ外部と連
    通しない接着部の端部を外部に露出させて容器の密封シ
    ール部に配設した、請求項1ないし4のいずれか1項に
    記載された、漏れを防止した食品包装容器。
  6. 【請求項6】 外面層と内面層の非接着部周縁の易剥離
    性でかつ外部と連通しない接着部が、圧力により外部と
    開通する接着部である、請求項1ないし5のいずれか1
    項に記載された、漏れを防止した食品包装容器。
  7. 【請求項7】 外面層と内面層の非接着部周縁の易剥離
    性でかつ外部と連通しない接着部が、容器を加熱した時
    内容物からの蒸気熱と圧力により外部と開通する接着部
    である、請求項1ないし5のいずれか1項に記載され
    た、漏れを防止した食品包装容器。
  8. 【請求項8】 耐水圧が1cmHO以上である微小透
    孔を有する気体を透過し液体を透過しない層である内面
    層と、気体と液体の両者を透過しない層である外面層と
    の非接着部周縁の易剥離性でかつ外部と連通しない接着
    が弱接着剤、粘着剤または感熱接着剤による接着力の弱
    い接着部である、請求項1ないし7のいずれか1項に記
    載された、漏れを防止した食品包装容器。
  9. 【請求項9】 容器が袋であり、易開通構造部の易剥離
    性でかつ外部と連通しない接着部の端部を外部に露出さ
    せて袋の密封シール部に配設した、請求項1ないし8の
    いずれか1項に記載された、漏れを防止した食品包装容
    器。
  10. 【請求項10】 容器が、カップ、トレー、ボトル等の
    成形容器であって、易開通構造部の易剥離性でかつ外部
    と連通しない接着部の端部を外部に露出させて容器と蓋
    の密封シール部に配設した、請求項1ないし8のいずれ
    か1項に記載された、漏れを防止した食品包装容器。
  11. 【請求項11】 容器の一部に、耐水圧が1cmH
    以上である微小透孔を有する気体を透過し液体を透過し
    ない内面層と、気体と液体の両者を透過しない外面層の
    間に非接着部を形成しその周縁を強固な接着部により接
    着し、内層と外層の間に両層と接着しない非接着部の外
    面層の少なくとも一部に易穿孔部を設置した易開通構造
    部を配設してなる、漏れを防止した食品包装容器。
  12. 【請求項12】 耐水圧が1cmHO以上である微小
    透孔を有する気体を透過し液体を透過しない層である内
    面層が不織布、多孔質膜、孔開け加工した膜から選んだ
    膜で形成された層である、請求項11に記載された、漏
    れを防止した食品包装容器。
  13. 【請求項13】 気体と液体の両者を透過しない層であ
    る外面層が合成樹脂フィルム、該フィルムの積層フィル
    ム、これらに金属等を蒸着したフィルム、金属箔や紙と
    の積層体から選んだ層である、請求項11または12に
    記載された、漏れを防止した食品包装容器。
  14. 【請求項14】 易開通構造部の易穿孔部が外層の少な
    くとも一部の膜厚を薄くした薄膜部である、請求項11
    ないし13のいずれか1項に記載された、漏れを防止し
    た食品包装容器。
  15. 【請求項15】 易開通構造部の易穿孔部が外層の少な
    くとも一部をホットメルト型の合成樹脂で形成した低温
    溶融部である、請求項11ないし13のいずれか1項に
    記載された漏れを防止した食品包装容器。
  16. 【請求項16】 易開通構造部の易穿孔部が外層の少な
    くとも一部を切開し、易剥離性接着材により他のフイル
    ムを貼着して封止した易剥離性封止部である、請求項1
    1ないし13のいずれか1項に記載された漏れを防止し
    た食品包装容器。
  17. 【請求項17】 易開通構造部の易穿孔部が外層の少な
    くとも一部を1軸延伸したフイルムで形成した易引裂部
    である、請求項11ないし13のいずれか1項に記載さ
    れた漏れを防止した食品包装容器。
  18. 【請求項18】 容器が袋であり、易穿孔部を配設した
    易開通構造部を胴部に配設してなる、請求項11に記載
    された漏れを防止した食品包装容器。
  19. 【請求項19】 容器が、カップ、トレー、ボトル等の
    成形容器であって、易穿孔部を配設した易開通構造部を
    蓋の天板部に配設した、請求項11に記載された漏れを
    防止した食品包装容器。
  20. 【請求項20】 容器が、カップ、トレー、ボトル等の
    成形容器であって、易穿孔部を配設した易開通構造部を
    胴部の上部に配設した、請求項11に記載された漏れを
    防止した食品包装容器。
  21. 【請求項21】 容器本体が金属、ガラス、プラスチッ
    ク、紙及びこれらの積層体又は複合体で形成された、請
    求項1ないし20のいずれか1項に記載された、漏れを
    防止した食品包装容器。
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