JPH11209648A - セミipn型親水性塗膜、塗料、および塗装方法 - Google Patents

セミipn型親水性塗膜、塗料、および塗装方法

Info

Publication number
JPH11209648A
JPH11209648A JP1133898A JP1133898A JPH11209648A JP H11209648 A JPH11209648 A JP H11209648A JP 1133898 A JP1133898 A JP 1133898A JP 1133898 A JP1133898 A JP 1133898A JP H11209648 A JPH11209648 A JP H11209648A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
coating film
coating
contact angle
polymer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1133898A
Other languages
English (en)
Inventor
Takanori Anazawa
孝典 穴澤
Tetsuo Takada
哲生 高田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kawamura Institute of Chemical Research
DIC Corp
Original Assignee
Kawamura Institute of Chemical Research
Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kawamura Institute of Chemical Research, Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd filed Critical Kawamura Institute of Chemical Research
Priority to JP1133898A priority Critical patent/JPH11209648A/ja
Publication of JPH11209648A publication Critical patent/JPH11209648A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
  • Paints Or Removers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 十分な親水性を有しつつ、湿潤状態において
も付着性や塗膜強度が低下しない塗膜を提供すること。
そのような性能を有する塗膜を、塗装するだけで実現で
きる塗料を提供すること。 【解決手段】 水との接触角が50度以上である可溶性ポ
リマーと水との接触角が40度未満の架橋重合体による半
相互侵入高分子網目(セミIPN)構造を有するポリマ
ーアロイで構成された、水との接触角が50度未満である
塗膜。 (a)水との接触角が50度以上である可溶性ポリマ
ー、 (b)重合によって水との接触角が40度未満の架橋重
合体を与える重合性化合物を含有する重合性組成物およ
び (c)これらの両者を溶解する溶剤を含有する塗料。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表面が親水性の塗
膜、それを与える塗料、およびそれを形成する塗装方法
に関する。更に詳しくは、本発明は、防汚塗膜及び塗
料、生物付着防止塗膜および塗料、防曇塗膜および塗
料、静電気防止塗膜および塗料などに応用される。
【0002】
【従来の技術】塗料は、表面を親水性にすることによっ
て、雨水、油分、生物付着などによる汚れの防止や静電
気発生防止などの特性を示すことが知られている。そし
て、親水性の塗膜を得る方法としては、塗料に、界面活
性剤、親水性ポリマー、親水性無機物などの親水性成分
を混入する方法や、樹脂成分に親水性モノマーを共重合
させる方法が知られている。
【0003】しかしながら、塗料に界面活性剤などの低
分子化合物を添加する方法では、低分子化合物の流亡に
より効果が長続きしないという欠点があった。また、塗
料に親水性ポリマーを添加する方法では、効果の維持期
間が低分子化合物を添加した場合よりも長くなるもの
の、不十分とは言えないうえ、溶剤への溶解性の面か
ら、高親水性のポリマーの使用自体が困難であったり、
親水性ポリマーを高濃度に混合することが困難である場
合があり、表面親水化の程度は低いものに留まっている
という欠点があった。さらに、塗料に無機物を添加する
方法では、塗膜の静電気防止にはある程度の効果が認め
られるものの、塗膜の耐久性等の点で添加量が限られる
ため、表面親水化の程度は低いものであるうえ、透明な
塗膜を得ることが困難であるという欠点があった。
【0004】また、溶剤型塗料あるいはエネルギー線硬
化型塗料において、モノマーおよび/またはオリゴマー
に親水基を導入する方法や、親水性のモノマーおよび/
またはオリゴマーを共重合させることによって塗膜を親
水化する方法を用いて親水性を付与する場合、表面親水
性の程度を向上させようとすると、塗膜全体が水に膨潤
性になってしまい、湿潤状態での付着性や塗膜強度が大
幅に低下するという不都合が生じていた。
【0005】塗膜を親水性にする他の方法としては、塗
膜の表面をコロナ処理、プラズマ重合その他の処理によ
って親水化する方法も知られている。しかしながら、こ
れらの塗膜の表面を親水化する方法では、効果が小さい
うえに、工程の複雑化に伴なうコスト高を招き、しか
も、処理を施す塗装物の形状に制約があるという欠点が
あった。
【0006】一方、特開平3−152103号公報に
は、非水系溶剤に可溶性のカルボキシル基、スルホ基ま
たはリン酸基と塩基性窒素原子を有するビニル共重合体
を含有する該非水溶媒中で、該非水溶媒に不溶性のビニ
ル共重合体を構成するビニルモノマーを含有するビニル
モノマー混合物を共重合して得られる、分子相互の縺れ
によって補足された全体として前記非水溶媒系に不溶性
の縺鎖状重合体が前記非水溶媒中に分散して成る非水系
樹脂分散液が知られており、塗料に使用できるとされて
いる。これは線状ポリマーと線状ポリマーの縺れにより
一体化されたものであるため、水との接触によって親水
性重合体の一部が流亡し、表面親水性の長期間にわたる
維持は不十分であった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、十分な親水性を有しつつ、湿潤状態におい
ても付着性や塗膜強度が低下しない塗膜を提供すること
にあり、また、そのような性能を有する塗膜を、塗装す
るだけで実現できる塗料を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記の課
題を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、可溶性ポリマー
と親水性の架橋重合体で構成された半相互侵入高分子網
目(セミIPN)型ポリマーアロイの塗膜が優れた性能
を有すること、また、この塗膜は、可溶性のポリマーと
重合によって親水性の架橋重合体を与えるモノマーおよ
び/またはオリゴマーとこの両者を溶解する溶剤を必須
成分として含有する塗料を塗布した後、エネルギー線照
射を行い、エネルギー線照射の前及び/または後に溶剤
を乾燥除去する塗装方法によって実現できることを見い
出し、本発明を完成するに至った。
【0009】即ち、本発明は上記課題を解決するため
に、(1)水との接触角が50度以上である可溶性ポリ
マーと水との接触角が40度未満の架橋重合体による半
相互侵入高分子網目(セミIPN)構造を有するポリマ
ーアロイで構成された、水との接触角が50度未満であ
る塗膜、
【0010】(2)水との接触角が50度以上である可
溶性ポリマーと水との接触角が40度未満の架橋重合体
の割合が、重量比で95:5〜60:40の範囲にある
上記(1)記載の塗膜、
【0011】(3)(a)水との接触角が50度以上で
ある可溶性ポリマー、(b)重合によって水との接触角
が40度未満の架橋重合体を与える重合性化合物を含有
する重合性組成物および(c)これらの両者を溶解する
溶剤を含有する塗料、
【0012】(4)該可溶性ポリマーと、該架橋重合体
を与える重合性化合物の合計量との割合が重量比で9
5:5〜60:40の範囲にある上記(3)記載の塗
料、
【0013】(5)重合によって水との接触角が40度
未満の架橋重合体を与える重合性化合物が、1分子中に
2以上のエネルギー線重合性のビニル基を有する水溶性
のモノマーおよび/またはオリゴマーである上記(3)
または(4)記載の塗料、
【0014】(6)重合によって水との接触角が40度
未満の架橋重合体を与える重合性化合物が、1分子中に
1個のエネルギー線重合性のビニル基を有する水溶性の
モノマーおよび/またはオリゴマーと、1分子中に2以
上のエネルギー線重合性のビニル基を有する非水溶性の
モノマーおよび/またはオリゴマーを含有するものであ
る上記(3)または(4)記載の塗料、
【0015】(7)上記(3)〜(6)のいずれかに記
載の塗料からなる未乾燥で未硬化の塗膜から溶剤を乾燥
除去した後、エネルギー線照射する塗装方法、
【0016】(8)上記(3)〜(6)のいずれかに記
載の塗料からなる未乾燥で未硬化の塗膜にエネルギー線
照射した後、溶剤を乾燥除去する塗装方法、
【0017】(9)エネルギー線が紫外線である上記
(8)記載の塗装方法を提供する。
【0018】
【発明の実施の形態】まず、本発明の塗膜について説明
する。本発明の塗膜は、水との接触角が50度以上であ
る可溶性ポリマーと水との接触角が40度未満の架橋重
合体によるセミIPN型ポリマーアロイで構成された、
水との接触角が50度未満の塗膜である。
【0019】水との接触角が50度以上の可溶性ポリマ
ー(以下、本明細書において、単に「可溶性ポリマー」
と称する場合がある。)は、溶剤に可溶なポリマーであ
って、かつ、可溶性ポリマーのみから成る塗膜やフィル
ムの水との接触角が50度以上であるものであれば任意
のものが使用でき、公知の溶剤系塗料で使用される可溶
性ポリマー(樹脂成分、ビヒクルとも言う)が使用でき
る。可溶性ポリマーのみから成る塗膜やフィルムの水と
の接触角が50度未満である場合、得られたセミIPN
型親水性塗膜において、湿潤時の塗膜強度や付着性の低
下が生じる。この意味で、可溶性ポリマーは、水との接
触角が60度以上のものであることが好ましい。また、
可溶性ポリマーの水との接触角は100度以下であるこ
とが好ましく、90度以下であることがさらに好まし
い。この値を超えると、水接触角が50度未満のセミI
PN型親水性塗膜を得るための水との接触角が40度未
満の架橋重合体の選定と組み合わせが強く制約されるの
で好ましくない。可溶性ポリマーは、本発明のセミIP
N型親水性塗膜を形成する塗装方法において使用するエ
ネルギー線に対して非反応性であること、即ち、重合、
架橋、分解などの反応が実質的に生じないものであるこ
とが好ましい。
【0020】本発明で使用する可溶性ポリマーとして
は、例えば、ポリメチルメタクリレートなどの(メタ)
アクリル系ポリマー、芳香族ポリウレタンなどのウレタ
ン系ポリマー、ポリ塩化ビニルなどの塩素含有ポリマ
ー、フッ素含有ポリマー、スチレン系ポリマーなどの付
加重合型ポリマー;アルキッド樹脂、エポキシ樹脂、ウ
レタン樹脂、尿素樹脂、フェノール樹脂、ポリエステ
ル、ポリアミド、ポリイミドなどの縮合系ポリマー;ニ
トロセルロースなどのセルロース系ポリマーなどが挙げ
られる。本発明で使用する可溶性ポリマーは、共重合体
やそれぞれが溶剤に可溶なポリマーの混合物であってよ
く、塗膜にバランスの取れた物性を付与するため、共重
合体や混合物であることが好ましい。
【0021】水との接触角が40度未満の架橋重合体
(以下、本明細書において、単に「親水性架橋重合体」
と称する場合がある。)は、親水性架橋重合体のみから
成る塗膜やフィルムの状態で、即ち、後述するセミIP
N化されていない状態で、水との接触角が40度未満の
ものであれば特に制限なく使用できる。親水性架橋重合
体のみから成る塗膜やフィルムの水との接触角は、30
度未満であることが好ましく、20度未満であることが
更に好ましい。親水性架橋重合体のみから成る塗膜やフ
ィルムの水との接触角が小さいほど、親水性に優れたセ
ミIPN型親水性塗膜を得ることができる。但し、可溶
性ポリマーと親水性架橋性重合体との水接触角の差が大
きくなると、塗膜は白濁し易くなるため、透明な塗膜を
得るためには、親水性架橋重合体のみから成る塗膜やフ
ィルムの水との接触角は、20〜35度であることが好
ましい。
【0022】このような親水性架橋重合体は、例えば、
水酸基、カルボキシル基、スルホン基、スルホニル基、
燐酸基、亜燐酸基、ホスホニウム基、アミノ基、アミド
基、四級アンモニウム基、ポリエチレングリコール基な
どの親水基を分子内に有する架橋重合体である。
【0023】本発明のセミIPN型親水性塗膜は、水と
の接触角が50度未満のものであり、30〜45度の範
囲にあるものが好ましく、30〜40度の範囲にあるも
のがさらに好ましい。セミIPN型親水性塗膜の水との
接触角が50度以上である場合、親水性のメリットが小
さなものとなる。本発明のセミIPN型親水性塗膜の水
との接触角の下限は0度であり得るが、30度未満であ
ると、湿潤時の付着性や塗膜強度が低下する傾向にあ
る。また、本発明のセミIPN型親水性塗膜は、水との
接触角が、塗膜を構成する可溶性のポリマーの水との接
触角と比較して、好ましくは10度以上、さらに好まし
くは20度以上、最も好ましくは30度以上低下したも
のである。
【0024】本発明の塗膜は、セミIPN型ポリマーア
ロイで構成されるが、セミIPNとは、ポリマーアロイ
の1種であり、一方が架橋ポリマー、他方が非架橋ポリ
マーの場合のIPN(相互侵入高分子網目)のことであ
る。セミIPN型ポリマーアロイは、一般的に、非架橋
ポリマーと1分子中に2以上の重合性官能基を有する化
合物(以下、多官能の重合性化合物という。)を溶解・
混合した状態で多官能の重合性化合物を架橋重合させる
方法や、架橋ポリマーを単官能の重合性化合物および必
要に応じて溶剤で膨潤させた状態で単官能の重合性化合
物を非架橋重合させる方法により製造することができ
る。
【0025】本発明の塗膜は、可溶性のポリマー(即ち
非架橋ポリマー)と親水性架橋重合体で構成されたセミ
IPN型ポリマーアロイである。このようなセミIPN
構造を採ることにより、湿潤状態で付着性や物性の低下
のない可溶性のポリマーと、親水性でありながら水に溶
解・流亡することのない架橋重合体がそれぞれの役割を
受け持つことによって、耐久性のある親水性を有しなが
ら、湿潤状態で付着性や物性低下の少ない塗膜が得られ
る。
【0026】ただし、本発明のセミIPN型親水性塗膜
においては、可溶性のポリマーと架橋重合体が完全に相
溶している必要はなく、相分離(ミクロ相分離)してい
るものも含む。相分離の分野で周知のように、相分離し
ている場合であっても、可溶性のポリマーと架橋重合体
は、それぞれ純粋な2相に相分離するのではなく、可溶
性ポリマーに富んだ相と架橋重合体に富んだ相に相分離
する。この場合、各相は、それぞれセミIPN構造を採
っている。このような相分離が生じると、通常、塗膜は
白濁するが、一方、さらに高い塗膜強度や耐水性を保ち
ながら高い親水性を発揮することができる。相分離して
いることは、白濁することで確認することができ、ま
た、電子顕微鏡や電子プローブ微小分析(EPMA)な
どによっても確認することができる。塗膜の相分離の有
無及び相分離の程度は、可溶性のポリマーと親水性架橋
重合体の相溶性、この両者と溶剤の溶解性の関係、可溶
性ポリマーの分子量、未硬化塗膜の粘度、架橋重合速
度、乾燥工程と硬化工程の順序などにより変わりうる。
【0027】多官能の重合性化合物の架橋重合方法は、
エネルギー線照射、熱重合(開始剤重合を含む)、水な
どによる重合などであり得るが、エネルギー線照射によ
るモノマーの架橋重合は、硬化速度がきわめて速いた
め、塗膜の特性に優れるうえに、工業化にも適してい
る。
【0028】本発明の塗膜において、可溶性のポリマー
と親水性架橋重合体の合計に占める架橋重合体の重量割
合は、5〜40重量%の範囲が好ましく、10〜30重
量%の範囲が特に好ましい。可溶性のポリマーと親水性
架橋重合体の合計に占める架橋重合体の重量割合が5重
量%よりも少ない場合、得られたセミIPN型塗膜に充
分な親水性を付与できない傾向にあり、また、40重量
%よりも多い場合、得られたセミIPN型塗膜の湿潤時
の物性が低下する傾向にあるので、好ましくない。
【0029】次いで、本発明の塗料について説明する。
本発明の塗料は、(a)水との接触角が50度以上であ
る可溶性ポリマー、(b)重合によって水との接触角が
40度未満の架橋重合体を与える重合性化合物(以下、
単に重合性化合物と称する場合がある)を含有する重合
性組成物および(c)これらの両者を溶解する溶剤を含
有するものである。
【0030】本発明で使用する水との接触角が50度以
上である可溶性ポリマーは、本発明のセミIPN型親水
性塗膜について説明したものと同じものが使用できる。
【0031】本発明で使用する重合性化合物を含有する
重合性組成物は、本発明の塗膜の項で述べた親水性架橋
重合体を与えるものである。このような重合性組成物
は、親水基を分子内に有する重合性化合物を含有するも
のである。本発明で使用する重合性化合物は、水溶性で
あることが、親水性の高い塗膜を与えるため好ましい。
ここで言う水溶性とは、20℃の水に5重量%以上溶解
することを言う。水との接触角が40度未満の架橋重合
体を与える重合性組成物には、親水基を有するモノマー
および/またはオリゴマーを含有するものである。親水
基としては、例えば、ポリエチレングリコール基、ポリ
オキシメチレン基、水酸基、糖含有基、アミド基などの
ノニオン性親水基、カルボキシル基,スルホン基、燐酸
基、亜燐酸基などのアニオン性親水基やその塩、アミノ
基、アンモニウム基などのカチオン性親水基やその塩、
アミノ酸含有基などの両性イオン基やその塩等の親水基
であり得る。勿論、本発明で使用する重合性化合物は、
分子内に異種または同種の複数の親水基を有するもので
あってよい。また、重合性組成物中には、2種類以上の
重合性化合物を併用することもできる。
【0032】本発明で使用する重合性組成物は、水との
接触角が40℃未満の架橋重合体を与えるものであれば
特に制限なく使用することができるが、重合速度の点か
ら、エネルギー線重合可能な付加重合型のモノマーおよ
び/またはオリゴマーを含有するものであることが好ま
しく、ビニル系モノマーおよび/またはオリゴマーを含
有するものであることがさらに好ましく、(メタ)アク
リル系モノマーおよび/またはオリゴマー[アクリルお
よび/またはメタクリルを(メタ)アクリルと記述す
る]を含有するものであることが特に好ましい。ここで
言うエネルギー線重合可能とは、該エネルギー線に活性
な重合開始剤の存在下でのみ重合可能であることも含
む。
【0033】モノマーおよび/またはオリゴマーが付加
重合型の場合、架橋重合体を与えるためには、重合性組
成物中には、1分子中に2以上の官能基を有する、いわ
ゆる多官能のモノマーまたはオリゴマーが含まれている
必要がある。この場合、重合性組成物は、親水性モノマ
ーおよび/またはオリゴマー自体が多官能である化合物
から構成されていても良く、単官能の親水性モノマーお
よび/またはオリゴマーと多官能の疎水性モノマーおよ
び/またはオリゴマーの混合物であってもよい。前者
は、親水性の強い架橋重合体を与えるが、モノマーの選
択範囲が限られる。後者は、親水性が前者よりやや低い
架橋重合体を与えがちであるが、架橋重合体の架橋度と
親水性を調節する上で、モノマーおよび/またはオリゴ
マーの選択の幅が広いという利点を有する。後者の場
合、重合性組成物中の疎水性多官能モノマーの含有割合
は、1〜50重量%の範囲が好ましく、3〜30重量%
の範囲が特に好ましい。重合性組成物中の疎水性多官能
モノマーの含有割合が50重量%よりも多い場合、得ら
れるセミIPN型塗膜が親水性に劣る傾向にあるので、
好ましくない。
【0034】勿論、本発明で使用する重合性組成物は、
単官能の親水性モノマーおよび/またはオリゴマーと多
官能の親水性モノマーおよび/またはオリゴマーの混合
物であっても良く、多官能の親水性モノマーおよび/ま
たはオリゴマーと多官能の疎水性モノマーおよび/また
はオリゴマーの混合物であっても良く、第3成分のモノ
マーを含有しても良い。官能基数、親水性の程度、混合
比を調節することにより、親水性架橋重合体の架橋度と
親水性を調節することができる。なお、疎水性モノマー
および/またはオリゴマーとは、その単独重合体の水と
の接触角が50度以上のものをいう。
【0035】本発明の塗料中の可溶性のポリマーと、重
合によって親水性架橋重合体を与える重合性組成物との
合計に占める該重合性組成物の割合は、5〜40重量%
の範囲が好ましく、10〜30重量%の範囲が特に好ま
しい。重合性組成物の割合が5重量%よりも少ない場
合、得られる塗膜に十分な親水性を付与できない傾向に
あり、また、40重量%よりも多い場合、得られる塗膜
の湿潤時の物性が低下する傾向にあるので、好ましくな
い。
【0036】親水性モノマーとしては、例えば、ヒドロ
キシエチル(メタ)アクリレート、アクリル酸、スルホ
ン酸ソーダエトキシ(メタ)アクリレート、スルホン酸
−2−メチルプロパン−2−アクリルアミド、モノアク
リロイルオキシエチル酸ホスフェート、アクリルアミ
ド、N,N−ジメチルアクリルアミド、ジメチルアミノ
エチル(メタ)アクリレート4級化物、N−ビニルピロ
リドン、ジエチレングリコールジ(メタ)アクリレー
ト、2,2’−ビス(4−(メタ)アクリロイルオキシ
ポリエチレンオキシフェニル)プロパン、2,2’−ビ
ス(4−(メタ)アクリロイルオキシポリプロピレンオ
キシフェニル)プロパン等が挙げられる。
【0037】疎水性多官能モノマーとしては、例えば、
ネオペンチルグリコールジ(メタ)アクリレート、1,
6−ヘキサンジオールジ(メタ)アクリレート、エチレ
ンオキサイド変成ビスフェノールAジアクリレート、シ
クロペンタニルジアクリレート、2,2’−ビス(4−
(メタ)アクリロイルオキシポリプロピレンオキシフェ
ニル)プロパン等の2官能モノマー、トリメチロールプ
ロパントリ(メタ)アクリレート、トリメチロールエタ
ントリ(メタ)アクリレート等の3官能モノマー、ペン
タエリスリトールテトラ(メタ)アクリレート等の4官
能モノマー、ジペンタエリスリトールヘキサアクリレー
ト等の6官能モノマー等が挙げられる。
【0038】オリゴマーは、重量平均分子量が500〜
50000のものが好ましく、例えば、ポリエチレング
リコールジ(メタ)アクリレート、エポキシ樹脂の(メ
タ)アクリル酸エステル、ポリエステル樹脂の(メタ)
アクリル酸エステル、ポリエーテル樹脂の(メタ)アク
リル酸エステル、ポリブタジエン樹脂の(メタ)アクリ
ル酸エステル、分子末端に(メタ)アクリロイル基を有
するポリウレタン樹脂等を挙げることができる。これら
は、親水性のものの場合には単官能や多官能であり得る
し、疎水性のものの場合には2価以上の多官能である。
【0039】本発明の塗料に用いる溶剤は、本発明で用
いる可溶性のポリマーと、重合性化合物を含有する重合
性組成物を溶解し、乾燥可能なものであれば、いかなる
ものでもよい。そのような溶剤としては、例えば、アセ
トン、2−ブタノンなどのケトン系溶剤、酢酸エチルな
どのエステル系溶剤、イソオプロパノール、ブチロセロ
ソリブなどのアルコール系溶剤、N,N−ジメチルホル
ムアミド、N,N−ジメチルアセトアミドなどのアミド
系溶剤、トルエンなどの炭化水素系溶剤、ジクロロメタ
ンなどの塩素系溶剤などが挙げられる。勿論、溶剤は、
2種以上の溶剤から成る混合溶剤であって良い。この場
合、単独ではモノマーやポリマーを溶解させないものを
含有していても良い。本発明の塗料を紫外線照射によっ
て硬化させる場合には、溶剤は照射紫外線を吸収しない
ものから選択することが好ましい。
【0040】溶剤の混合割合は、特に限定する必要はな
いが、溶剤の混合割合を調節することによって、塗料の
粘度を塗装に好適な粘度に調節することができる。塗料
の粘度は、用途や塗装方法によって変わり得るが、例え
ば、10〜10000センチポイズの範囲が好ましい。
【0041】本発明の塗料には、重合開始剤、光重合開
始剤、顔料、染料、紫外線吸収剤、酸化防止剤、レベリ
ング剤、分散補助剤、テリ防止剤、増粘剤、抗菌剤、防
黴剤などのその他の成分を添加することもできる。本発
明の塗料を紫外線照射によって硬化させる場合には、紫
外線重合開始剤を添加することが好ましい。
【0042】光重合開始剤としては、例えば、p−tert
−ブチルトリクロロアセトフェノン、2,2′−ジエト
キシアセトフェノン、2−ヒドロキシ−2−メチル−1
−フェニルプロパン−1−オン等のアセトフェノン類;
ベンゾフェノン、4、4′−ビスジメチルアミノベンゾ
フェノン、2−クロロチオキサントン、2−メチルチオ
キサントン、2−エチルチオキサントン、2−イソプロ
ピルチオキサントン等のケトン類;ベンゾイン、ベンゾ
インメチルエーテル、ベンゾインイソプロピルエーテ
ル、ベンゾインイソブチルエーテル等のベンゾインエー
テル類;ベンジルジメチルケタール、ヒドロキシシクロ
ヘキシルフェニルケトン等のベンジルケタール類などが
挙げられる。
【0043】光重合開始剤を使用する場合、重合性組成
物の0.01〜20重量%の範囲が好ましく、0.5〜
10重量%の範囲が特に好ましい。
【0044】次に、本発明の塗装方法について説明す
る。本発明の塗装方法は、(1)本発明の塗料を塗布し
た後、エネルギー線照射を行なった後に乾燥を行ない溶
剤を除去する方法と、(2)本発明の塗料を塗布した
後、乾燥を行ない溶剤を除去した後、エネルギー線照射
を行なう方法である。
【0045】塗料の塗布方法としては、スプレー、ディ
ッピング、刷毛塗り、ローラーコート、その他任意の方
法を採用できる。
【0046】塗料を塗布し、必要に応じて、乾燥させた
後、エネルギー線を照射することにより重合性組成物中
のモノマーおよび/またはオリゴマーを架橋重合させ
る。エネルギー線照射により、モノマーおよび/または
オリゴマーが架橋重合し、塗膜中にセミIPN構造の基
本構造が形成されて、塗膜はゲル化して流動性を失う。
【0047】エネルギー線としては、例えば、電子線、
γ線、X線などの電離放射線や、紫外線、可視光線、赤
外線等等の光線を用いることができ、中でも装置および
取扱いの簡便さから、光線、特に紫外線を用いることが
好ましい。
【0048】照射する紫外線の強度は、0.1〜500
0mW/cm2 の範囲が好ましく、10〜1000mW
/cm2 の範囲が特に好ましい。その照射時間も任意で
あるが、一般に1〜100秒程度が好ましい。また、エ
ネルギ−線として光線を用いる場合には、重合速度を速
める目的で、塗料に光重合開始剤を含有させることも好
ましい。更に、紫外線の照射を不活性ガス雰囲気下で行
うことによって、重合速度を速め、かつ重合度を上げる
ことが可能である。
【0049】電子線もまた本発明の塗装方法に用いるこ
とができる好ましいエネルギー線であり、電子線を用い
ると、顔料、溶剤、その他の添加物の柴外線吸収の影響
を受けないため、これらの選択の幅が広がると共に、製
膜速度も向上する。
【0050】エネルギー線照射の前および/または後
に、乾燥によって溶剤を除去する。エネルギー線照射の
前に乾燥を行なう場合には、使用するモノマーおよび/
またはオリゴマーは沸点の高いものを選ぶ必要がある。
この場合には、エネルギー線照射時には塗膜は高粘度と
なっているため、照射部位の向きや気流の影響を受けに
くい特徴がある。エネルギー線照射前に溶剤を除去する
方法は、電子線照射の場合に、特に好ましい方法であ
る。
【0051】エネルギー線照射の後に乾燥を行なう場合
には、低沸点のモノマーを使用することができる。本法
は紫外線などの光線照射の場合に好ましい方法である。
【0052】乾燥方法も任意であり、自然乾燥、加熱乾
燥、熱風乾燥、真空乾燥、電磁波乾燥などを採用するこ
とができる。
【0053】
【実施例】以下、実施例および比較例を用いて本発明を
更に詳細に説明するが、本発明の範囲がこれらの実施例
にのみ限定されるものではない。なお、例中の「部」は
「重量部」を表わす。
【0054】[実施例1] 〔塗料の調整〕架橋重合体を与えるモノマーとして、ト
リメチロールプロパントリアクリレート〔第一工業製薬
(株)製の「ニューフロンティア TMPT」〕13部お
よびジメチルアミノエチルメタクリレート四級化物〔共
栄社化学(株)製の「ライトエステル DQ−75」〕2
4部、可溶性ポリマーとして、芳香族ポリアミド〔帝人
(株)製の「コーネックス」〕63部、溶剤として、
N,N−ジメチルアセトアミド190部、および紫外線
重合開始剤として、「イルガキュア−184」(チバガ
イギー社製)8部を混合して、塗料(1)を得た。
【0055】〔塗装〕125μmのフィルムアプリケー
ターを使用して、ガラス板及び厚さが0.8mmの燐酸
亜鉛処理鋼板の上に塗料(1)を塗布し、窒素雰囲気中
でメタルハライドランプにより波長360nmの強度が
110mW/cm2 の紫外線を40秒間照射した。紫外
線照射により流動性を失った透明なゲル状の塗膜を、雰
囲気温度が140度の乾燥炉で60分間熱風乾燥させる
ことにより溶剤を除去して、乾燥膜厚が約40μmの透
明な塗膜(1)を得た。
【0056】〔塗膜特性の評価〕協和界面化学(株)製C
A−D型接触角計を用いて塗膜(1)の水との接触角を
測定したところ、40度であった。
【0057】A重油50重量ppmを水に超音波分散さ
せた分散液に塗膜(1)を浸漬し、撹拌下に1時間浸漬
した後、取り出して流水にて付着液を除去し、目視によ
って非浸漬塗膜と比較したところ、汚れは認められなか
った。
【0058】なお、比較例2および比較例3に示された
ように、可溶性ポリマーである芳香族ポリアミドの水と
の接触角は70度、架橋重合体の塗膜の水との接触角は
27度であった。
【0059】また、燐酸亜鉛処理鋼板上に塗布して得ら
れた塗膜(1)に対して、60度光沢、鉛筆硬度、碁盤
目密着性、エリクセン、デュポン衝撃の各試験を行な
い、その結果を表1に示した。
【0060】光沢値は、60度の入射角で測定し、その
反射率で示した。この値が大きい程塗膜の光沢が高いこ
とを表す。
【0061】鉛筆硬度は、傷つき硬度で表現した。
【0062】碁盤目密着は、碁盤目試験器を用い、「セ
ロテ−プ」(ニチバン社製のセロファン粘着テープ)剥
離後の塗膜片残存率(x/100)で表わし、数字が高
い程当該基材に対する密着性が高いことを示す。
【0063】エリクセン試験は、エリクセン試験機を用
い塗膜に亀裂が生じた進入値(mm)で表現した。この
値が大きいほど塗膜の屈曲性が高いことを示す。
【0064】デュポン衝撃試験は、デュポン衝撃試験器
を用い、1/2インチφの撃芯及び荷重500gを使用
し、塗膜に亀裂の生じない落下高さで表示した。この値
が大きいほど塗膜の耐衝撃性が高いことを示す。
【0065】一方、ガラス板に塗布した塗膜を35℃の
水に24時間浸漬したところ、色調、強度共に変化は認
められなかった。即ち、湿潤状態での物性低下は認めら
れなかった。
【0066】また、この塗膜をシャワーから出る17℃
の水流下に168時間放置した後、室温にて24時間風
乾させた後の塗膜の水接触角を測定したところ、試験前
と比較して、変化はなかった。
【0067】以上の結果から、実施例1で得た塗料から
成る塗膜の親水性は、十分な耐久性を有していることが
理解できる。
【0068】[実施例2] 〔塗料の調整〕架橋重合体を与えるモノマーとして、ト
リメチロールプロパントリアクリレート10部およびジ
メチルアミノエチルメタクリレート四級化物18部、可
溶性ポリマーとして、芳香族ポリアミド「コーネック
ス」72部、溶剤として、N,N−ジメチルアセトアミ
ド220部、および紫外線重合開始剤として、「イルガ
キュア−184」8部を混合して、塗料(2)を得た。
【0069】〔塗装〕実施例1において、塗料(1)に
代えて、塗料(2)を用いた以外は、実施例1と同様に
して透明な塗膜(2)を得た。
【0070】〔塗膜特性の評価〕塗膜(2)の水接触角
は44度であった。また、A重油分散水への浸漬試験の
結果、汚れは認められなかった。実施例1と同様にして
評価した塗膜(2)の試験結果を表1に示した。
【0071】一方、ガラス板に塗布した塗膜を35℃の
水に24時間浸漬したところ、色調、強度共に変化は認
められなかった。即ち、湿潤状態での物性低下は認めら
れなかった。
【0072】また、この塗膜をシャワーから出る17℃
の水流下に168時間放置した後、室温にて24時間風
乾させた後の塗膜の水接触角を測定したところ、試験前
と比較して、変化はなかった。
【0073】以上の結果から、実施例2で得た塗料から
成る塗膜の親水性は、十分な耐久性を有していることが
理解できる。
【0074】[実施例3] 〔塗料の調整〕架橋重合体を与えるモノマーとして、ト
リメチロールプロパントリアクリレート3部およびジメ
チルアミノエチルメタクリレート四級化物6部、可溶性
ポリマーとして、芳香族ポリアミド「コーネックス」9
1部、溶剤として、N,N−ジメチルアセトアミド27
0部および紫外線重合開始剤として、「イルガキュア−
184」8部を混合して、塗料(3)を得た。
【0075】〔塗装〕実施例1において、塗料(1)に
代えて、塗料(3)を用いた以外は、実施例1と同様に
して透明な塗膜(3)を得た。
【0076】〔塗膜特性の評価〕塗膜(3)の水接触角
は49度であった。また、A重油分散水への浸漬試験の
結果、ごく僅かの汚れが認められた。実施例1と同様に
して評価した塗膜(3)の試験結果を表1に示した。
【0077】一方、ガラス板に塗布した塗膜を35℃の
水に24時間浸漬したところ、色調、強度共に変化は認
められなかった。即ち、湿潤状態での物性低下は認めら
れなかった。
【0078】また、この塗膜をシャワーから出る17℃
の水流下に168時間放置した後、室温にて24時間風
乾させた後の塗膜の水接触角を測定したところ、試験前
と比較して、変化はなかった。
【0079】以上の結果から、実施例3で得た塗料から
成る塗膜の親水性は、十分な耐久性を有していることが
理解できる。
【0080】[実施例4] 〔塗料の調整〕架橋重合体を与えるモノマーとして、ト
リメチロールプロパントリアクリレート18部およびジ
メチルアミノエチルメタクリレート四級化物32部、可
溶性ポリマーとして、芳香族ポリアミド「コーネック
ス」50部、溶剤として、N,N−ジメチルアセトアミ
ド190部、および紫外線重合開始剤として、「イルガ
キュア−184」(チバガイギー社製)8部を混合し
て、塗料(4)を得た。
【0081】〔塗装〕実施例1において、塗料(1)に
代えて塗料(4)を用いた以外は、実施例1と同様にし
て、透明な塗膜(4)を得た。
【0082】〔塗膜特性の評価〕塗膜(4)の水接触角
は38度であった。また、A重油分散水への浸漬試験の
結果、汚れは認められなかった。実施例1と同様にして
評価した塗膜(4)の試験結果を表1に示した。
【0083】一方、ガラス板に塗布した塗膜を35℃の
水に24時間浸漬したところ、白濁の程度が増したが、
塗膜強度に大きな低下は認められなかった。
【0084】また、この塗膜をシャワーから出る17℃
の水流下に168時間放置した後、室温にて24時間風
乾させた後の塗膜の水接触角を測定したところ、試験前
と比較して、変化はなかった。
【0085】以上の結果から、実施例4で得た塗料から
成る塗膜の親水性は、耐久性を有していることが理解で
きる。
【0086】[比較例1] 〔塗料の調整〕架橋重合体を与えるモノマーとして、ト
リメチロールプロパントリアクリレート1.4部および
ジメチルアミノエチルメタクリレート四級化物2.6
部、可溶性ポリマーとして、芳香族ポリアミド「コーネ
ックス」96部、溶剤として、N,N−ジメチルアセト
アミド290部および紫外線重合開始剤として、「イル
ガキュア−184」8部を混合して、塗料(比1)を得
た。
【0087】〔塗装〕実施例1において、塗料(1)に
代えて、塗料(比1)を用いた以外は、実施例1と同様
にして透明な塗膜(比1)を得た。
【0088】〔塗膜特性の評価〕塗膜(比1)の水接触
角は55度であった。また、A重油分散水への浸漬試験
の結果、汚れが認められた。実施例1と同様にして評価
した塗膜(比1)の試験結果を表1に示した。
【0089】一方、ガラス板に塗布した塗膜を35℃の
水に24時間浸漬したところ、色調、強度共に変化は認
められなかった。即ち、湿潤状態での物性低下は認めら
れなかった。
【0090】また、この塗膜をシャワーから出る17℃
の水流下に168時間放置した後、室温にて24時間風
乾させた後の塗膜の水接触角を測定したところ、試験前
と比較して、変化はなかった。
【0091】以上の結果から、比較例1で得た塗料から
成る塗膜は、耐水性に優れるものの、防汚性に劣ること
が理解できる。
【0092】[比較例2] 〔塗料の調整〕実施例1において、架橋重合体を与える
モノマーおよび重合開始剤を使用しなかったこと、およ
び溶剤であるN,N−ジメチルアセトアミドの使用量を
300部とした以外は、実施例1と同様にして塗料(比
2)を得た。
【0093】〔塗装〕実施例1において、塗料(1)に
代えて塗料(比2)を用い、かつ、紫外線照射を行わな
かった以外は、実施例1と同様にして、芳香族ポリアミ
ドから成る透明な塗膜(比2)を得た。
【0094】〔塗膜特性の評価〕塗膜(比2)の水接触
角は70度であった。また、A重油分散水への浸漬試験
の結果、塗膜表面にA重油が黒く付着した。実施例1と
同様にして評価した塗膜(比2)の試験結果を表1に示
した。
【0095】一方、ガラス板に塗布した塗膜を35℃の
水に24時間浸漬したところ、色調、強度共に変化は認
められなかった。即ち、湿潤状態での物性低下は認めら
れなかった。
【0096】また、この塗膜をシャワーから出る17℃
の水流下に168時間放置した後、室温にて24時間風
乾させた後の塗膜の水接触角を測定したところ、試験前
と比較して、変化はなかった。
【0097】以上の結果から、比較例2で得た塗料から
成る塗膜は、耐水性に優れるものの、防汚性に劣ること
が理解できる。
【0098】[比較例3] 〔塗料の調整〕実施例1において、可溶性ポリマーを添
加しなかった以外は、実施例1と同様にして、塗料(比
3)を調製した。
【0099】〔塗装〕実施例1において、塗料(1)に
代えて塗料(比3)を用いた以外は、実施例1と同様に
して、親水性架橋重合体から成る透明な塗膜(比3)を
得た。
【0100】〔塗膜特性の評価〕塗膜(比3)の水接触
角は27度であった。また、A重油分散水への浸漬試験
の結果、汚れは認められなかった。実施例1と同様にし
て評価した塗膜(比3)の試験結果を表1に示した。
【0101】一方、ガラス板に塗布した塗膜を35℃の
水に24時間浸漬したところ、白化し、爪で剥離可能な
程度に膨潤していた。
【0102】また、この塗膜をシャワーから出る17℃
の水流下に168時間放置した後、室温にて24時間風
乾させた後の塗膜の水接触角を測定したところ、試験前
と比較して、変化はなかった。
【0103】以上の結果から、比較例3で得た塗料から
成る塗膜は、防汚性に優れるものの、耐水性に劣ること
が理解できる。
【0104】[実施例5] 〔塗料の調整〕架橋重合体を与えるモノマーとして、ト
リメチロールプロパントリアクリレート18.75部お
よびジメチルアミノエチルメタクリレート四級化物を
6.25部、可溶性ポリマーとして、ポリメチルメタク
リレート(サイエンス・ポリマー・プロダクト社)75
部、溶剤として、2−ブタノン(東京化成株式会社製)
240部、紫外線重合開始剤として、「イルガキュア−
184」8部を混合して、塗料(5)を得た。
【0105】〔塗装〕実施例1において、塗料(1)に
代えて塗料(5)を用いた以外は、実施例1と同様にし
て、透明な塗膜(5)を得た。
【0106】〔塗膜特性の評価〕塗膜(5)の水接触角
は42度であった。また、A重油分散水への浸漬試験の
結果、汚れは認められなかった。実施例1と同様にして
評価した塗膜(5)の試験結果を表1に示した。
【0107】なお、可溶性ポリマーであるポリメチルメ
タクリレートの水との接触角は69度、架橋重合体の水
との接触角は35度であった。
【0108】一方、ガラス板に塗布した塗膜を35℃の
水に24時間浸漬したところ、色調、強度共に変化は認
められなかった。
【0109】また、この塗膜をシャワーから出る17℃
の水流下に168時間放置した後、室温にて24時間風
乾させた後の塗膜の水接触角を測定したところ、試験前
と比較して、変化はなかった。
【0110】以上の結果から、実施例5で得た塗料から
成る塗膜の親水性は、十分な耐久性を有していることが
理解できる。
【0111】[比較例4] 〔塗料の調整〕メチルメタクリレート(東京化成株式会
社)80部、ジメチルアミノエチルメタクリレート四級
化物20部、t−ブチルパーオキシ−2−メチルヘキサ
ノエート(日本油脂株式会社製の「パーブチルO」)2
部および2−ブタノン(東京化成株式会社)300部の
混合溶液を75℃にて2時間重合させることにより、可
溶性のポリマーであるメチルメタクリレート/ジメチル
アミノエチルメタクリレート四級化物共重合体を得、こ
れをそのまま塗料(比4)とした。
【0112】〔塗装〕実施例1において、塗料(1)に
代えて塗料(比4)を用い、かつ、紫外線照射を行わな
かった以外は、実施例1と同様にして、透明な塗膜(比
4)を得た。
【0113】〔塗膜特性の評価〕塗膜(比4)の水接触
角は41度であった。また、A重油分散水への浸漬試験
の結果、汚れは認められなかった。実施例1と同様にし
て評価した塗膜(比4)の試験結果を表1に示した。
【0114】一方、ガラス板に塗布した塗膜を35℃の
水に24時間浸漬したところ、白化し、膨潤した。
【0115】また、この塗膜をシャワーから出る17℃
の水流下に168時間放置した後、室温にて24時間風
乾させた後の塗膜の水接触角を測定したところ、試験前
と比較して、変化はなかった。
【0116】以上の結果から、比較例4で得た塗料から
成る塗膜は、実施例1で得た塗料(1)から成る塗膜と
比較して、水接触角がほぼ同等であるにもかかわらず、
耐水性、特に湿潤下での強度に劣ることが理解できる。
【0117】[実施例6] 〔塗料の調整〕架橋重合体を与えるモノマーとして、カ
プロラクトン変成トリス(アクリロイル−t−オキシエ
チル)イソシアネート〔東亜合成(株)製の「アロニック
スM−325」〕9.7部およびスルホン酸ソーダエト
キシメタクリレート〔日本乳化剤(株)製の「アントクス
−MS−2N」〕5.3部、可溶性ポリマーとして、酢
酸セルロース〔関東化学(株)製〕85 部、溶剤とし
て、N,N−ジメチルアセトアミド255部、および紫
外線重合開始剤として、「イルガキュア−184」8部
を混合して、塗料(6)を得た。
【0118】〔塗装〕実施例1において、塗料(1)に
代えて塗料(6)を用いた以外は、実施例1と同様にし
て、やや白濁した塗膜(6)を得た。
【0119】〔塗膜特性の評価〕塗膜(6)の水接触角
は37度であった。また、A重油分散水への浸漬試験の
結果、汚れは認められなかった。実施例1と同様にして
評価した塗膜(6)の試験結果を表2に示した。
【0120】なお、可溶性ポリマーである酢酸セルロー
スの水との接触角は64度、架橋重合体の水との接触角
は12度であった。
【0121】一方、ガラス板に塗布した塗膜を35℃の
水に24時間浸漬したところ、色調、強度共に変化は認
められなかった。
【0122】また、この塗膜をシャワーから出る17℃
の水流下に168時間放置した後、室温にて24時間風
乾させた後の塗膜の水接触角を測定したところ、試験前
と比較して、変化はなかった。
【0123】以上の結果から、実施例6で得た塗料から
成る塗膜の親水性は、十分な耐久性を有していることが
理解できる。
【0124】[実施例7] 〔塗料の調整〕架橋重合体を与えるモノマーとして、テ
トラエチレングリコールジアクリレート〔新中村化学工
業(株)製の「NKエステルA−200」〕11.5部お
よびN,N−ジメチルアクリルアミド〔(株)興人製〕
6.5部、可溶性ポリマーとして、ポリエーテルイミド
〔日本ジーイープラスチック(株)製の「ULTEM10
00」〕72部、紫外線重合開始剤として、「イルガキ
ュア−184」8部、および溶剤として、N,N−ジメ
チルアセトアミド300部を混合して、塗料(7)を得
た。
【0125】〔塗装〕実施例1において、塗料(1)に
代えて塗料(7)を用いた以外は、実施例1と同様にし
て、透明な塗膜(7)を得た。
【0126】〔塗膜特性の評価〕塗膜(7)の水接触角
は43度であった。また、A重油分散水への浸漬試験の
結果、汚れは認められなかった。実施例1と同様にして
評価した塗膜(7)の試験結果を表2に示した。
【0127】なお、可溶性ポリマーであるポリエーテル
イミドの水との接触角は74度、架橋重合体の水との接
触角は29度であった。
【0128】一方、ガラス板に塗布した塗膜を35℃の
水に24時間浸漬したところ、色調、強度共に変化は認
められなかった。
【0129】また、この塗膜をシャワーから出る17℃
の水流下に168時間放置した後、室温にて24時間風
乾させた後の塗膜の水接触角を測定したところ、試験前
と比較して、変化はなかった。
【0130】以上の結果から、実施例7で得た塗料から
成る塗膜の親水性は、十分な耐久性を有していることが
理解できる。
【0131】[実施例8] 〔塗料の調整〕架橋重合体を与えるモノマーとして、ジ
エチレンオキサイド変成ビスフェノールAジアクリレー
ト〔第一工業製薬(株)製の「ニューフロンティアBPE
−4」〕8部およびメトキシノナエチレングリコールア
クリレート〔新中村化学(株)の「NKエステルAM−9
0G」〕20部、可溶性ポリマーとして、塗料用ポリウ
レタン〔大日本インキ化学工業(株)製〕72部、溶剤と
して、アセトン65部およびメチルセロソルブ20部、
紫外線重合開始剤として、「イルガキュア−184」8
部を混合して、塗料(8)を得た。
【0132】〔塗装〕実施例1において、塗料(1)に
代えて塗料(8)を用いた以外は、実施例1と同様にし
て、透明な塗膜(8)を得た。
【0133】〔塗膜特性の評価〕塗膜(8)の水接触角
は47度であった。また、A重油分散水への浸漬試験の
結果、汚れは認められなかった。実施例1と同様にして
評価した塗膜(8)の試験結果を表2に示した。
【0134】なお、可溶性ポリマーであるポリウレタン
の水との接触角は63度、架橋重合体の水との接触角は
35度であった。
【0135】一方、ガラス板に塗布した塗膜を35℃の
水に24時間浸漬したところ、色調、強度共に変化は認
められなかった。
【0136】また、この塗膜をシャワーから出る17℃
の水流下に168時間放置した後、室温にて24時間風
乾させた後の塗膜の水接触角を測定したところ、46度
であった。
【0137】以上の結果から、実施例8で得た塗料から
成る塗膜の親水性は、十分な耐久性を有していることが
理解できる。
【0138】[比較例5]〔非水系溶媒に可溶性共重合
体の調整〕モノマーとして、ステアリルメタクリレート
70部、メタクリル酸10部およびジメチルアミノエチ
ルメタクリレート20部、重合触媒として、アゾビスイ
ソブチロニトリル1.0部、非水溶媒として、「アイソ
パーG」(エクソン社製の炭化水素系溶媒)150部の
混合溶液を80℃にて12時間重合させて、可溶性共重
合体溶液を得た。
【0139】〔縺鎖状重合体の調整〕上記で得られた可
溶性の共重合体溶液200部、親水性モノマーとして、
酢酸ビニル18部およびジメチルアミノエチルメタクリ
レート2部、重合触媒として、アゾビスイソブチロニト
リル0.4部、および非水系溶媒として、「アイソパー
G」30部の混合溶液を80℃にて10時間重合させる
ことにより、不揮発分39.0重量%の縺鎖状重合体分
散液を得た。
【0140】〔塗装〕上記縺鎖状重合体分散液を125
μmのフィルムアプリケーターを使用して、ガラス板及
び厚さが0.8mmの燐酸亜鉛処理鋼板の上に塗布し、
雰囲気温度が45度の乾燥炉で30分間、および雰囲気
温度が140度の乾燥炉で30分間熱風乾燥させること
により溶剤を除去して、乾燥膜厚が約42μmの透明な
塗膜(比5)を得た。
【0141】〔塗膜特性の評価〕塗膜(比5)の水接触
角は47度であった。また、A重油分散水への浸漬試験
の結果、汚れは認められなかった。実施例1と同様にし
て評価した塗膜(比5)の試験結果を表2に示した。
【0142】一方、ガラス板に塗布した塗膜を35℃の
水に24時間浸漬したところ、塗膜の白化が認められ
た。
【0143】また、この塗膜をシャワーから出る17℃
の水流下に168時間放置した後、室温にて24時間風
乾させた後の塗膜の水接触角を測定したところ、56度
に上昇していた。
【0144】以上の結果から、比較例5で得た塗料から
成る塗膜は、流水との接触による親水性の耐久性に劣る
ことが理解できる。
【0145】
【表1】
【0146】
【表2】
【0147】
【発明の効果】本発明の塗膜は、親水性でありながら湿
潤状態での物性低下が少ない塗膜、即ち、防汚性や防曇
性などの親水性により惹起される特性と、耐水性を兼ね
備えた塗膜である。
【0148】また、本発明の塗料を用いることにより、
上記特徴を有する塗膜を形成することができる。
【0149】さらに、本発明の塗装方法によれば、親水
性と耐水性を兼ね備えた塗膜を1工程で形成することが
できる上、広範囲のモノマーや可溶性ポリマーに適用可
能であり、用途目的に応じた親水性官能基の導入や、用
途目的に応じた塗膜物性の実現が容易である。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水との接触角が50度以上である可溶性
    ポリマーと水との接触角が40度未満の架橋重合体によ
    る半相互侵入高分子網目(セミIPN)構造を有するポ
    リマーアロイで構成された、水との接触角が50度未満
    である塗膜。
  2. 【請求項2】 水との接触角が50度以上である可溶性
    ポリマーと水との接触角が40度未満の架橋重合体の割
    合が、重量比で95:5〜60:40の範囲にある請求
    項1記載の塗膜。
  3. 【請求項3】 (a)水との接触角が50度以上である
    可溶性ポリマー、(b)重合によって水との接触角が4
    0度未満の架橋重合体を与える重合性化合物を含有する
    重合性組成物および(c)これらの両者を溶解する溶剤
    を含有する塗料。
  4. 【請求項4】 該可溶性ポリマーと、該架橋重合体を与
    える重合性化合物の合計量との割合が重量比で95:5
    〜60:40の範囲にある請求項3記載の塗料。
  5. 【請求項5】 重合によって水との接触角が40度未満
    の架橋重合体を与える重合性化合物が、1分子中に2以
    上のエネルギー線重合性のビニル基を有する水溶性のモ
    ノマーおよび/またはオリゴマーである請求項3または
    4記載の塗料。
  6. 【請求項6】 重合によって水との接触角が40度未満
    の架橋重合体を与える重合性化合物が、1分子中に1個
    のエネルギー線重合性のビニル基を有する水溶性のモノ
    マーおよび/またはオリゴマーと、1分子中に2以上の
    エネルギー線重合性のビニル基を有する非水溶性のモノ
    マーおよび/またはオリゴマーを含有するものである請
    求項3または4記載の塗料。
  7. 【請求項7】 請求項3〜6のいずれか1項に記載の塗
    料からなる未乾燥で未硬化の塗膜から溶剤を乾燥除去し
    た後、エネルギー線照射する塗装方法。
  8. 【請求項8】 請求項3〜6のいずれか1項に記載の塗
    料からなる未乾燥で未硬化の塗膜にエネルギー線照射し
    た後、溶剤を乾燥除去する塗装方法。
  9. 【請求項9】 エネルギー線が紫外線である請求項8記
    載の塗装方法。
JP1133898A 1998-01-23 1998-01-23 セミipn型親水性塗膜、塗料、および塗装方法 Pending JPH11209648A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1133898A JPH11209648A (ja) 1998-01-23 1998-01-23 セミipn型親水性塗膜、塗料、および塗装方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1133898A JPH11209648A (ja) 1998-01-23 1998-01-23 セミipn型親水性塗膜、塗料、および塗装方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11209648A true JPH11209648A (ja) 1999-08-03

Family

ID=11775259

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1133898A Pending JPH11209648A (ja) 1998-01-23 1998-01-23 セミipn型親水性塗膜、塗料、および塗装方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11209648A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005171100A (ja) * 2003-12-11 2005-06-30 Daikin Ind Ltd ミクロ相分離構造形成剤
JP2008521588A (ja) * 2004-11-29 2008-06-26 ディーエスエム アイピー アセッツ ビー.ブイ. ポリマーコーティングに含まれる移行性物質の量を減少させる方法
JP2018044052A (ja) * 2016-09-13 2018-03-22 トーヨーポリマー株式会社 防曇コーティング組成物および防曇皮膜
CN110694119A (zh) * 2019-03-18 2020-01-17 苏州恒瑞宏远医疗科技有限公司 一种头端含可解脱涂层的微导管

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005171100A (ja) * 2003-12-11 2005-06-30 Daikin Ind Ltd ミクロ相分離構造形成剤
JP2008521588A (ja) * 2004-11-29 2008-06-26 ディーエスエム アイピー アセッツ ビー.ブイ. ポリマーコーティングに含まれる移行性物質の量を減少させる方法
US9737637B2 (en) 2004-11-29 2017-08-22 Dsm Ip Assets B.V. Method for reducing the amount of migrateables of polymer coatings
JP2018044052A (ja) * 2016-09-13 2018-03-22 トーヨーポリマー株式会社 防曇コーティング組成物および防曇皮膜
CN110694119A (zh) * 2019-03-18 2020-01-17 苏州恒瑞宏远医疗科技有限公司 一种头端含可解脱涂层的微导管

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101553079B1 (ko) 활성 에너지선 경화성 수지 조성물, 경화막, 적층체, 광 기록 매체 및 경화막의 제조 방법
EP0869155B1 (en) Activation energy beam curable coating composition
KR101432455B1 (ko) 단층막 및 이것으로 이루어지는 친수성 재료
Zhong et al. Preparation of robust anti-smudge coatings via electrophoretic deposition
JP2000080169A (ja) 活性エネルギ―線硬化性被覆組成物
WO1980001805A1 (en) Radiation curable cellulosic polyacrylic abrasion resistant coating
KR100199406B1 (ko) 대전방지성 광경화용 하드코팅제 조성물 및 이의 코팅방법
JPH09239921A (ja) 積層フイルム
JP6943391B2 (ja) コーティング組成物
JPH1017688A (ja) 基材の表面処理方法
CN113930121B (zh) 基于两亲性共聚物的防雾涂层组合物及其制备方法和应用
JP2001098188A (ja) 活性エネルギー線硬化性被覆組成物
JP4999137B2 (ja) 親水性ハードコート用組成物、ハードコート用材料及びハードコート膜の形成方法
WO2004044019A1 (en) Water- and oil-repellent coating films
JP2001098190A (ja) 活性エネルギー線硬化性被覆組成物
JPS63273668A (ja) 親水性膜形成組成物及びその親水性膜並びにその製造方法
JPH03247672A (ja) 紫外線硬化型被覆組成物及び紫外線硬化塗膜の作成方法
JPH11293147A (ja) Ipn型親水性塗料および塗装方法
JP2649799B2 (ja) 親水性膜形成組成物及びその親水性膜並びにその製造方法
JPH036265A (ja) コーティング組成物
JP3690191B2 (ja) ハードコート層を設けた製品
JPH10183015A (ja) 親水塗料組成物
JP2007056128A (ja) 活性エネルギー線硬化性組成物及び該組成物の硬化被膜が表面に形成された成形体
JPH10101827A (ja) 基材の表面処理方法
JP4992356B2 (ja) 帯電防止性光硬化型樹脂組成物、及び、それを用いた帯電防止膜及び物品

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050119

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Effective date: 20060511

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20071120

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071127

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080325