JPH11209672A - インクジェットプリンター用水性記録液及びその製造方法 - Google Patents
インクジェットプリンター用水性記録液及びその製造方法Info
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- JPH11209672A JPH11209672A JP1901298A JP1901298A JPH11209672A JP H11209672 A JPH11209672 A JP H11209672A JP 1901298 A JP1901298 A JP 1901298A JP 1901298 A JP1901298 A JP 1901298A JP H11209672 A JPH11209672 A JP H11209672A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】耐光性が不充分な、C.I.Pigment
Yellow 185他特定C.I.番号の顔料を用い
た上で、より耐光性が良好でかつ彩度及び記録液の貯蔵
安定性に優れたインクジェットプリンターに使用するイ
エロー顔料系水性記録液を得る。 【解決手段】中和されたアニオン性基を有する有機高分
子化合物で顔料が被覆されてなる着色微粒子を含むイン
クジェットプリンター用水性記録液において、顔料が
C.I.Pigment Yellow 185、C.
I.PigmentYellow 180、C.I.P
igment Yellow 139、C.I.Pig
ment Yellow 138、C.I.Pigme
nt Yellow 110、C.I.Pigment
Yellow 109及びC.I.Pigment
Yellow 74からなる群から選ばれる1種以上の
顔料と、C.I.Pigment Yellow 15
4とを同時に含有することを特徴とするインクジェット
プリンター用水性記録液。
Yellow 185他特定C.I.番号の顔料を用い
た上で、より耐光性が良好でかつ彩度及び記録液の貯蔵
安定性に優れたインクジェットプリンターに使用するイ
エロー顔料系水性記録液を得る。 【解決手段】中和されたアニオン性基を有する有機高分
子化合物で顔料が被覆されてなる着色微粒子を含むイン
クジェットプリンター用水性記録液において、顔料が
C.I.Pigment Yellow 185、C.
I.PigmentYellow 180、C.I.P
igment Yellow 139、C.I.Pig
ment Yellow 138、C.I.Pigme
nt Yellow 110、C.I.Pigment
Yellow 109及びC.I.Pigment
Yellow 74からなる群から選ばれる1種以上の
顔料と、C.I.Pigment Yellow 15
4とを同時に含有することを特徴とするインクジェット
プリンター用水性記録液。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、イェロー色のイン
クジェットプリンター用水性記録液に関するものであ
る。
クジェットプリンター用水性記録液に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】インクジェット記録方式は、騒音の発生
が少ない、ランニングコストが安い、カラー化が容易等
の特徴があり、近年急速に普及して来た。
が少ない、ランニングコストが安い、カラー化が容易等
の特徴があり、近年急速に普及して来た。
【0003】インクジェットプリンター用水性記録液の
着色剤として、従来、染料が用いられてきたが、染料は
透明性、鮮明性などに優れた特徴を有しているが、耐光
性や耐水性に劣ることから、近年、染料から顔料へ移行
しつつある。更に、インクジェットプリンターによる印
刷分野が、屋内の印刷から屋外のポスター印刷等に広が
るに連れ、印刷画像に対してより高度の耐光性が要求さ
れるようになってきた。
着色剤として、従来、染料が用いられてきたが、染料は
透明性、鮮明性などに優れた特徴を有しているが、耐光
性や耐水性に劣ることから、近年、染料から顔料へ移行
しつつある。更に、インクジェットプリンターによる印
刷分野が、屋内の印刷から屋外のポスター印刷等に広が
るに連れ、印刷画像に対してより高度の耐光性が要求さ
れるようになってきた。
【0004】着色剤として顔料を用いる方法は古くから
研究されており、例えば、特開昭47−12104号公
報、特開昭56−147859号公報、特開昭56−1
47863号公報、特開昭56−147865号公報等
多くの提案がなされている。
研究されており、例えば、特開昭47−12104号公
報、特開昭56−147859号公報、特開昭56−1
47863号公報、特開昭56−147865号公報等
多くの提案がなされている。
【0005】顔料系のインクジェットプリンター用水性
記録液を得るため、顔料を水性媒体中に分散させるに
は、界面活性剤や水溶性樹脂を使用して粉末顔料を分散
する方法が一般的であり、現在でも広く行われている。
しかしながら、界面活性剤を用いて分散された顔料を含
有するインクジェットプリンター用水性記録液は、得ら
れる画像の耐水性が極めて悪く、限られた用途にしか使
用できない、という問題点がある。
記録液を得るため、顔料を水性媒体中に分散させるに
は、界面活性剤や水溶性樹脂を使用して粉末顔料を分散
する方法が一般的であり、現在でも広く行われている。
しかしながら、界面活性剤を用いて分散された顔料を含
有するインクジェットプリンター用水性記録液は、得ら
れる画像の耐水性が極めて悪く、限られた用途にしか使
用できない、という問題点がある。
【0006】また、水溶性樹脂を含有する水性媒体中に
顔料を分散させるには、概して、有機溶剤媒体中に顔料
を分散させる場合よりも困難であり、顔料を高度なレベ
ルで微細に分散し、かつ、その状態を安定に保つことは
難しい。
顔料を分散させるには、概して、有機溶剤媒体中に顔料
を分散させる場合よりも困難であり、顔料を高度なレベ
ルで微細に分散し、かつ、その状態を安定に保つことは
難しい。
【0007】一方、水溶性樹脂を用いて顔料を単に分散
させた場合、顔料と樹脂との結合が吸着という弱い結合
のみによるものであり、たとえ、製造直後において、微
細に分散されていたものであっても、顔料が経時的に凝
集するので、貯蔵安定性は良くない、という問題点があ
る。
させた場合、顔料と樹脂との結合が吸着という弱い結合
のみによるものであり、たとえ、製造直後において、微
細に分散されていたものであっても、顔料が経時的に凝
集するので、貯蔵安定性は良くない、という問題点があ
る。
【0008】顔料の分散性を改良する方法として、塩基
で中和されたカルボキシル基を有する樹脂中に分散して
なる顔料の水性分散体に、酸を添加して当該樹脂を疎水
性化することによって樹脂を顔料に固着する、いわゆる
酸析法が知られている。
で中和されたカルボキシル基を有する樹脂中に分散して
なる顔料の水性分散体に、酸を添加して当該樹脂を疎水
性化することによって樹脂を顔料に固着する、いわゆる
酸析法が知られている。
【0009】例えば、ロジンを使用して酸析法により顔
料に固着して、分散性の良好な粉末顔料を得る手法が知
られている。しかしながら、ロジンは、その分子量が小
さいために被膜形成性樹脂となり得ず、インクジェット
プリンター用水性記録液に使用した場合、ロジン単独で
は安定な水性記録液が得られず、また、得られた画像も
性能の低いものとなってしまう、という問題点がある。
料に固着して、分散性の良好な粉末顔料を得る手法が知
られている。しかしながら、ロジンは、その分子量が小
さいために被膜形成性樹脂となり得ず、インクジェット
プリンター用水性記録液に使用した場合、ロジン単独で
は安定な水性記録液が得られず、また、得られた画像も
性能の低いものとなってしまう、という問題点がある。
【0010】この問題点を解決するために、特開昭50
−122528号公報、特公昭61−11979号公報
には、比較的高分子量のアクリル系樹脂という限定され
た樹脂を使用して酸析を行い、粉末または固形顔料を得
る方法が開示されている。
−122528号公報、特公昭61−11979号公報
には、比較的高分子量のアクリル系樹脂という限定され
た樹脂を使用して酸析を行い、粉末または固形顔料を得
る方法が開示されている。
【0011】しかしながら、これらの方法では、いずれ
も、酸析後に粉末化あるは固形化されるため、その過程
でもって顔料が少なからず凝集してしまい、インクジェ
ットプリンター用水性記録液に使用する際には、再び分
散という手間の掛かる工程が必要とならざるを得ない、
という問題点がある。しかも、これらの方法で得られる
粉末または固形顔料は、未処理の粉末顔料よりも易分散
性であるとはいえ、一度粉末化あるいは固形化した顔料
であるため、インクジェットプリンター用水性記録液に
使用できるような高度な彩度や着色力を発揮する程度に
微分散するには、かなりの労力を要する、という問題点
もある。
も、酸析後に粉末化あるは固形化されるため、その過程
でもって顔料が少なからず凝集してしまい、インクジェ
ットプリンター用水性記録液に使用する際には、再び分
散という手間の掛かる工程が必要とならざるを得ない、
という問題点がある。しかも、これらの方法で得られる
粉末または固形顔料は、未処理の粉末顔料よりも易分散
性であるとはいえ、一度粉末化あるいは固形化した顔料
であるため、インクジェットプリンター用水性記録液に
使用できるような高度な彩度や着色力を発揮する程度に
微分散するには、かなりの労力を要する、という問題点
もある。
【0012】一方、米国特許4,166,811号明細
書には、親水性の高い水溶性樹脂を使用し、酸析後に塩
基性化合物でもって再中和を行ない、水性媒体に分散し
易い顔料を得る方法が開示されている。
書には、親水性の高い水溶性樹脂を使用し、酸析後に塩
基性化合物でもって再中和を行ない、水性媒体に分散し
易い顔料を得る方法が開示されている。
【0013】しかしながら、この方法の基本構成は、塩
基性化合物でもって再中和した後に、粉末化または固形
化する方法であって、水性媒体中に再分散する際には、
やはり、一度粉末化あるいは固形化されたものは顔料の
再凝集の問題を無視することができず、高度なレベルで
被塗物の彩度や着色力を発揮できないといった問題点が
ある。また、粉末化または固形化後に水性媒体に再分散
し易くするために、この方法において使用できる樹脂
は、分子量が低く、かつ、酸価がかなり高いものとなっ
ており、着色剤として塗装された塗膜の強靭性や耐水性
が極めて低いものとなってしまう、という問題点もあ
る。
基性化合物でもって再中和した後に、粉末化または固形
化する方法であって、水性媒体中に再分散する際には、
やはり、一度粉末化あるいは固形化されたものは顔料の
再凝集の問題を無視することができず、高度なレベルで
被塗物の彩度や着色力を発揮できないといった問題点が
ある。また、粉末化または固形化後に水性媒体に再分散
し易くするために、この方法において使用できる樹脂
は、分子量が低く、かつ、酸価がかなり高いものとなっ
ており、着色剤として塗装された塗膜の強靭性や耐水性
が極めて低いものとなってしまう、という問題点もあ
る。
【0014】インクジェットプリンター用水性記録液
は、通常、イェロー、マゼンタ、シアン及びブラックの
4色で構成され、着色剤に顔料を用いる場合、通常、イ
ェロー色にC.I.Pigment Yellow 1
7、マゼンタ色にC.I.Pigment Red 1
22、シアン色にC.I.Pigment Blue1
5:3またはC.I.Pigment Blue 1
5:4、黒色にはカーボンブラック等が用いられる。
は、通常、イェロー、マゼンタ、シアン及びブラックの
4色で構成され、着色剤に顔料を用いる場合、通常、イ
ェロー色にC.I.Pigment Yellow 1
7、マゼンタ色にC.I.Pigment Red 1
22、シアン色にC.I.Pigment Blue1
5:3またはC.I.Pigment Blue 1
5:4、黒色にはカーボンブラック等が用いられる。
【0015】しかし、特にイェロー色に使用されている
C.I.Pigment Yellow 17は耐光性
が不十分であり、実用性に乏しい。耐光性の改良方法と
して、例えばヨーロッパ特許778,321号明細書に
は、C.I.PigmentYellow 180、
C.I.Pigment Yellow 110、C.
I.Pigment Yellow 109及びC.
I.Pigment Yellow 74をインクジェ
ットプリンター用記録液として使用し、耐水性、耐光性
及び色相を改良できることが記載されているが、屋外の
ポスター用として使用するには耐光性は不十分である。
C.I.Pigment Yellow 17は耐光性
が不十分であり、実用性に乏しい。耐光性の改良方法と
して、例えばヨーロッパ特許778,321号明細書に
は、C.I.PigmentYellow 180、
C.I.Pigment Yellow 110、C.
I.Pigment Yellow 109及びC.
I.Pigment Yellow 74をインクジェ
ットプリンター用記録液として使用し、耐水性、耐光性
及び色相を改良できることが記載されているが、屋外の
ポスター用として使用するには耐光性は不十分である。
【0016】また、一般的に耐光性の改良方法として、
耐光性に劣る記録液に対して、色相、彩度等適性の許す
範囲において、単に耐光性の良い顔料を使用した記録液
を混合することは考えられるが、必ず彩度の低下等他の
諸適性を低下させることになり、実用的な製品とは成り
にくい。
耐光性に劣る記録液に対して、色相、彩度等適性の許す
範囲において、単に耐光性の良い顔料を使用した記録液
を混合することは考えられるが、必ず彩度の低下等他の
諸適性を低下させることになり、実用的な製品とは成り
にくい。
【0017】また、特開平9−31360には、塩基性
化合物を用いて中和されたカルボキシル基を有する樹脂
でもって微分散された顔料の水性分散体を、酸性化合物
を用いてpHを中性または酸性として樹脂を疎水性化す
ることによって樹脂を顔料に強く固着し(いわゆる「酸
析」)、次いで、必要に応じて、濾過および水洗後、再
度塩基性化合物を用いてカルボキシル基を中和して水に
再分散させることによって、光沢、発色性及び着色力を
高度に発揮するに充分な程度に微分散され、しかも、貯
蔵安定性にも優れた水性顔料分散体を得ることができる
ことが記載されている。
化合物を用いて中和されたカルボキシル基を有する樹脂
でもって微分散された顔料の水性分散体を、酸性化合物
を用いてpHを中性または酸性として樹脂を疎水性化す
ることによって樹脂を顔料に強く固着し(いわゆる「酸
析」)、次いで、必要に応じて、濾過および水洗後、再
度塩基性化合物を用いてカルボキシル基を中和して水に
再分散させることによって、光沢、発色性及び着色力を
高度に発揮するに充分な程度に微分散され、しかも、貯
蔵安定性にも優れた水性顔料分散体を得ることができる
ことが記載されている。
【0018】しかし、インクジェットプリンター用水性
記録液には、一般に、インクとしての印字特性を付加す
るため、エチレングリコール、グリセリン、pH調整
剤、活性剤等を加えるため、上記ヨーロッパ特許77
8,321号及び特開平9−31360のような方法で
得られた水性顔料分散体をもってしても、イェロー色の
インクジェットプリンター用水性記録液は貯蔵中に粘度
上昇や粒子径増大等を起こし、記録液の貯蔵安定性を実
用的なレベルまで解決するには至っていない。
記録液には、一般に、インクとしての印字特性を付加す
るため、エチレングリコール、グリセリン、pH調整
剤、活性剤等を加えるため、上記ヨーロッパ特許77
8,321号及び特開平9−31360のような方法で
得られた水性顔料分散体をもってしても、イェロー色の
インクジェットプリンター用水性記録液は貯蔵中に粘度
上昇や粒子径増大等を起こし、記録液の貯蔵安定性を実
用的なレベルまで解決するには至っていない。
【0019】このように、従来の方法では、画像の耐光
性、彩度及び記録液の貯蔵安定性を同時に満足するよう
なインクジェットプリンター用水性記録液を得ることが
できない。
性、彩度及び記録液の貯蔵安定性を同時に満足するよう
なインクジェットプリンター用水性記録液を得ることが
できない。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、インクジェットプリンターに使用するイェ
ロー顔料系水性記録液において、特にC.I.Pigm
ent Yellow185、C.I.Pigment
Yellow 180、C.I.Pigment Y
ellow 139、C.I.Pigment Yel
low 138、C.I.Pigment Yello
w 110、C.I.PigmentYellow 1
09及びC.I.Pigment Yellow 74
からなる群から選ばれる1種以上の顔料を含有する水性
記録液の印刷画像の耐光性、彩度を改良し、記録液の貯
蔵安定性をも同時に満足する極めて実用的な記録液を得
ることである。
する課題は、インクジェットプリンターに使用するイェ
ロー顔料系水性記録液において、特にC.I.Pigm
ent Yellow185、C.I.Pigment
Yellow 180、C.I.Pigment Y
ellow 139、C.I.Pigment Yel
low 138、C.I.Pigment Yello
w 110、C.I.PigmentYellow 1
09及びC.I.Pigment Yellow 74
からなる群から選ばれる1種以上の顔料を含有する水性
記録液の印刷画像の耐光性、彩度を改良し、記録液の貯
蔵安定性をも同時に満足する極めて実用的な記録液を得
ることである。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決すべく鋭意検討を重ねた結果、有機高分子化合物
で被覆されていない顔料微粒子と有機高分子化合物を単
に共存させるのではなく、中和されたアニオン性基を有
する有機高分子化合物でもって、特定のイェロー顔料同
士の組み合わせからなる顔料を被覆した着色微粒子を含
めるようにすると、耐水性、色相が優れるのみならず、
印刷画像の耐光性、彩度及び記録液の貯蔵安定性を同時
に満足するインクジェットプリンター用水性記録液を得
ることができることを見出し、本研究を完成するに至っ
た。
を解決すべく鋭意検討を重ねた結果、有機高分子化合物
で被覆されていない顔料微粒子と有機高分子化合物を単
に共存させるのではなく、中和されたアニオン性基を有
する有機高分子化合物でもって、特定のイェロー顔料同
士の組み合わせからなる顔料を被覆した着色微粒子を含
めるようにすると、耐水性、色相が優れるのみならず、
印刷画像の耐光性、彩度及び記録液の貯蔵安定性を同時
に満足するインクジェットプリンター用水性記録液を得
ることができることを見出し、本研究を完成するに至っ
た。
【0022】即ち、本発明は次の発明を提供する。 (1)中和されたアニオン性基を有する有機高分子化合
物で顔料が被覆されてなる着色微粒子を含むインクジェ
ットプリンター用水性記録液において、顔料がC.I.
Pigment Yellow 185、C.I.Pi
gment Yellow 180、C.I.Pigm
ent Yellow 139、C.I.Pigmen
t Yellow 138、C.I.Pigment
Yellow 110、C.I.Pigment Ye
llow 109及びC.I.Pigment Yel
low 74からなる群から選ばれる1種以上の顔料
と、C.I.Pigment Yellow 154と
を同時に含有することを特徴とするインクジェットプリ
ンター用水性記録液。
物で顔料が被覆されてなる着色微粒子を含むインクジェ
ットプリンター用水性記録液において、顔料がC.I.
Pigment Yellow 185、C.I.Pi
gment Yellow 180、C.I.Pigm
ent Yellow 139、C.I.Pigmen
t Yellow 138、C.I.Pigment
Yellow 110、C.I.Pigment Ye
llow 109及びC.I.Pigment Yel
low 74からなる群から選ばれる1種以上の顔料
と、C.I.Pigment Yellow 154と
を同時に含有することを特徴とするインクジェットプリ
ンター用水性記録液。
【0023】(2) アニオン性基を有する有機高分子
化合物が、酸価30〜150KOHmg/gのカルボキ
シル基を有する有機高分子化合物である上記(1)記載
のインクジェットプリンター用水性記録液。
化合物が、酸価30〜150KOHmg/gのカルボキ
シル基を有する有機高分子化合物である上記(1)記載
のインクジェットプリンター用水性記録液。
【0024】(3) アニオン性基を有する有機高分子
化合物が、酸価30〜150KOHmg/gのカルボキ
シル基を有する有機高分子化合物であり、かつ、水酸基
価20〜120KOHmg/gの水酸基を有する有機高
分子化合物である上記(1)または(2)記載のインク
ジェットプリンター用水性記録液。
化合物が、酸価30〜150KOHmg/gのカルボキ
シル基を有する有機高分子化合物であり、かつ、水酸基
価20〜120KOHmg/gの水酸基を有する有機高
分子化合物である上記(1)または(2)記載のインク
ジェットプリンター用水性記録液。
【0025】(4) アニオン性基を塩基性化合物で中
和して水溶性化した有機高分子化合物と水性媒体との混
合液中に顔料を分散させた後、酸性化合物を加えてアニ
オン性基を有する有機高分子化合物を析出させることに
より、顔料をアニオン性基を有する有機高分子化合物で
被覆し、次いで塩基性化合物を加えて、アニオン性基を
有する有機高分子化合物のアニオン性基を中和して水性
媒体中に分散させてなる水性顔料分散体を含有するもの
である上記(1)、(2)または(3)記載のインクジ
ェットプリンター用水性記録液。
和して水溶性化した有機高分子化合物と水性媒体との混
合液中に顔料を分散させた後、酸性化合物を加えてアニ
オン性基を有する有機高分子化合物を析出させることに
より、顔料をアニオン性基を有する有機高分子化合物で
被覆し、次いで塩基性化合物を加えて、アニオン性基を
有する有機高分子化合物のアニオン性基を中和して水性
媒体中に分散させてなる水性顔料分散体を含有するもの
である上記(1)、(2)または(3)記載のインクジ
ェットプリンター用水性記録液。
【0026】(5) 中和されたアニオン性基を有する
有機高分子化合物で顔料が被覆されてなる着色微粒子を
含むインクジェットプリンター用水性記録液の製造方法
であって、記録液の製造工程において、顔料がC.I.
Pigment Yellow185、C.I.Pig
ment Yellow 180、C.I.Pigme
nt Yellow 139、C.I.Pigment
Yellow 138、C.I.Pigment Y
ellow 110、C.I.PigmentYell
ow 109及びC.I.Pigment Yello
w 74からなる群から選ばれる1種以上の顔料と、
C.I.Pigment Yellow154とを同時
に含有させて分散することを特徴とするインクジェット
プリンター用水性記録液の製造方法。
有機高分子化合物で顔料が被覆されてなる着色微粒子を
含むインクジェットプリンター用水性記録液の製造方法
であって、記録液の製造工程において、顔料がC.I.
Pigment Yellow185、C.I.Pig
ment Yellow 180、C.I.Pigme
nt Yellow 139、C.I.Pigment
Yellow 138、C.I.Pigment Y
ellow 110、C.I.PigmentYell
ow 109及びC.I.Pigment Yello
w 74からなる群から選ばれる1種以上の顔料と、
C.I.Pigment Yellow154とを同時
に含有させて分散することを特徴とするインクジェット
プリンター用水性記録液の製造方法。
【0027】(6) アニオン性基を有する有機高分子
化合物が、酸価30〜150KOHmg/gのカルボキ
シル基を有する有機高分子化合物である上記(5)記載
のインクジェットプリンター用水性記録液の製造方法。
化合物が、酸価30〜150KOHmg/gのカルボキ
シル基を有する有機高分子化合物である上記(5)記載
のインクジェットプリンター用水性記録液の製造方法。
【0028】(7) アニオン性基を有する有機高分子
化合物が、酸価30〜150KOHmg/gのカルボキ
シル基を有する有機高分子化合物であり、かつ、水酸基
価20〜120KOHmg/gの水酸基を有する有機高
分子化合物である上記(5)または(6)記載のインク
ジェットプリンター用水性記録液の製造方法。
化合物が、酸価30〜150KOHmg/gのカルボキ
シル基を有する有機高分子化合物であり、かつ、水酸基
価20〜120KOHmg/gの水酸基を有する有機高
分子化合物である上記(5)または(6)記載のインク
ジェットプリンター用水性記録液の製造方法。
【0029】(8) アニオン性基を塩基性化合物で中
和して水溶性化した有機高分子化合物と水性媒体との混
合液中に顔料を分散させた後、酸性化合物を加えてアニ
オン性基を有する有機高分子化合物を析出させることに
より、顔料をアニオン性基を有する有機高分子化合物で
被覆し、次いで塩基性化合物を加えて、アニオン性基を
有する有機高分子化合物のアニオン性基を中和して水性
媒体中に分散させてなる水性顔料分散体を含有するもの
である上記(5)、(6)又は(7)記載のインクジェ
ットプリンター用水性記録液の製造方法。
和して水溶性化した有機高分子化合物と水性媒体との混
合液中に顔料を分散させた後、酸性化合物を加えてアニ
オン性基を有する有機高分子化合物を析出させることに
より、顔料をアニオン性基を有する有機高分子化合物で
被覆し、次いで塩基性化合物を加えて、アニオン性基を
有する有機高分子化合物のアニオン性基を中和して水性
媒体中に分散させてなる水性顔料分散体を含有するもの
である上記(5)、(6)又は(7)記載のインクジェ
ットプリンター用水性記録液の製造方法。
【0030】尚、本発明における酸価は、樹脂固形分1
gを中和するのに必要な水酸化カリウムのmg量で表わ
し、また、水酸基価は、樹脂固形分1gを中和するのに
必要な氷酢酸と当モル数の水酸化カリウムのmg量で表
わす。
gを中和するのに必要な水酸化カリウムのmg量で表わ
し、また、水酸基価は、樹脂固形分1gを中和するのに
必要な氷酢酸と当モル数の水酸化カリウムのmg量で表
わす。
【0031】
【発明の実施の形態】本発明の水性記録液の製造方法
は、基本的には次の製造工程からなる。 (1)アニオン性基を有する有機高分子化合物またはそ
の有機溶剤溶液と塩基性化合物とを混合し、水溶性化し
た状態の、中和されたアニオン性基を有する有機高分子
化合物またはその有機溶剤溶液と水性媒体とを混合す
る。 (2)混合液中に顔料を混合した後(懸濁液)、分散機
等で顔料を分散する(顔料分散液)。 (3)必要に応じて、溶剤を蒸留して除く。 (4)酸性化合物を加えてアニオン性基を有する有機高
分子化合物を析出させるることによって、顔料をアニオ
ン性基を有する有機高分子化合物で被覆する。 (5)必要に応じて、濾過および水洗を行う。 (6)塩基性化合物を加えてアニオン性基を有する有機
高分子化合物のアニオン性基を中和して、水性媒体中に
分散させる(水性分散体)。
は、基本的には次の製造工程からなる。 (1)アニオン性基を有する有機高分子化合物またはそ
の有機溶剤溶液と塩基性化合物とを混合し、水溶性化し
た状態の、中和されたアニオン性基を有する有機高分子
化合物またはその有機溶剤溶液と水性媒体とを混合す
る。 (2)混合液中に顔料を混合した後(懸濁液)、分散機
等で顔料を分散する(顔料分散液)。 (3)必要に応じて、溶剤を蒸留して除く。 (4)酸性化合物を加えてアニオン性基を有する有機高
分子化合物を析出させるることによって、顔料をアニオ
ン性基を有する有機高分子化合物で被覆する。 (5)必要に応じて、濾過および水洗を行う。 (6)塩基性化合物を加えてアニオン性基を有する有機
高分子化合物のアニオン性基を中和して、水性媒体中に
分散させる(水性分散体)。
【0032】本発明において使用するアニオン性基を有
する有機高分子化合物としては、公知慣用のものがいず
れも使用できるが、アニオン性基に基づく酸価が30〜
150(KOHmg/g)の範囲にある有機高分子化合
物が好ましい。アニオン性基としては、カルボキシル基
が代表的である。
する有機高分子化合物としては、公知慣用のものがいず
れも使用できるが、アニオン性基に基づく酸価が30〜
150(KOHmg/g)の範囲にある有機高分子化合
物が好ましい。アニオン性基としては、カルボキシル基
が代表的である。
【0033】そのような有機高分子化合物としては、例
えば、ビニル系共重合体、ポリエステル樹脂、ポリウレ
タン樹脂、エポキシ樹脂、ロジン変性樹脂などが挙げら
れる。これらの中でも、カルボキシル基の導入の容易
さ、被膜の強靭性などの面から、ビニル系共重合体、ポ
リエステル樹脂およびポリウレタン樹脂が好ましい。
えば、ビニル系共重合体、ポリエステル樹脂、ポリウレ
タン樹脂、エポキシ樹脂、ロジン変性樹脂などが挙げら
れる。これらの中でも、カルボキシル基の導入の容易
さ、被膜の強靭性などの面から、ビニル系共重合体、ポ
リエステル樹脂およびポリウレタン樹脂が好ましい。
【0034】実施の形態として、例えば、カルボキシル
基、スルホン酸基、ホスホン酸基の如きアニオン性基を
有する有機高分子化合物中のアニオン性基を、アンモニ
アやトリエチルアミンの如き有機アミンや水酸化ナトリ
ウム、水酸化カリウムや水酸化リチウム等のアルカリ金
属水酸化物を用いて中和することによって、水に対する
自己分散能又は溶解能が付与し、カルボキシル基を有す
る有機高分子化合物中のカルボキシル基を、塩基で以て
中和せしめるという形のものが最も好ましい。
基、スルホン酸基、ホスホン酸基の如きアニオン性基を
有する有機高分子化合物中のアニオン性基を、アンモニ
アやトリエチルアミンの如き有機アミンや水酸化ナトリ
ウム、水酸化カリウムや水酸化リチウム等のアルカリ金
属水酸化物を用いて中和することによって、水に対する
自己分散能又は溶解能が付与し、カルボキシル基を有す
る有機高分子化合物中のカルボキシル基を、塩基で以て
中和せしめるという形のものが最も好ましい。
【0035】これらアニオン性基を有する有機高分子化
合物中には、これらのアニオン性基を2種以上有してい
ても良い。
合物中には、これらのアニオン性基を2種以上有してい
ても良い。
【0036】本発明において使用するビニル系共重合体
としては、例えば、アクリル酸樹脂、アクリル酸エステ
ル樹脂、メタクリル酸樹脂、メタクリル酸エステル樹
脂、アクリル酸エステル−スチレン共重合体樹脂、メタ
クリル酸エステル−スチレン共重合体樹脂、スチレン−
マレイン酸共重合体樹脂、含フッ素ビニル系共重合体樹
脂などが挙げられる。
としては、例えば、アクリル酸樹脂、アクリル酸エステ
ル樹脂、メタクリル酸樹脂、メタクリル酸エステル樹
脂、アクリル酸エステル−スチレン共重合体樹脂、メタ
クリル酸エステル−スチレン共重合体樹脂、スチレン−
マレイン酸共重合体樹脂、含フッ素ビニル系共重合体樹
脂などが挙げられる。
【0037】また、本発明において使用するポリエステ
ル樹脂としては、例えば、飽和ポリエステル樹脂、不飽
和ポリエステル樹脂、アルキド樹脂などが挙げられる。
これらの樹脂は、適度な水溶性または水分散性を付与す
るため、アニオン性基としてカルボキシル基を含有する
ことが必須である。
ル樹脂としては、例えば、飽和ポリエステル樹脂、不飽
和ポリエステル樹脂、アルキド樹脂などが挙げられる。
これらの樹脂は、適度な水溶性または水分散性を付与す
るため、アニオン性基としてカルボキシル基を含有する
ことが必須である。
【0038】カルボキシル基を有するビニル系共重合体
は、カルボキシル基を有する重合性モノマーを含有する
重合性モノマー組成物を共重合する方法によって容易に
製造することができる。カルボキシル基を有する重合性
モノマーとしては、例えば、アクリル酸、メタクリル
酸、クロトン酸、フマル酸、イタコン酸、(無水)マレ
イン酸、マレイン酸モノブチルの如きマレイン酸モノア
ルキル類、イタコン酸モノブチルの如きイタコン酸モノ
アルキル類などが挙げられるが、特にアクリル酸、メタ
クリル酸及びマレイン酸が好ましい。
は、カルボキシル基を有する重合性モノマーを含有する
重合性モノマー組成物を共重合する方法によって容易に
製造することができる。カルボキシル基を有する重合性
モノマーとしては、例えば、アクリル酸、メタクリル
酸、クロトン酸、フマル酸、イタコン酸、(無水)マレ
イン酸、マレイン酸モノブチルの如きマレイン酸モノア
ルキル類、イタコン酸モノブチルの如きイタコン酸モノ
アルキル類などが挙げられるが、特にアクリル酸、メタ
クリル酸及びマレイン酸が好ましい。
【0039】重合性モノマー組成物中に含まれるカルボ
キシル基を有する重合性ビニルモノマー以外の重合性ビ
ニルモノマーとしては、例えば、スチレン、ビニルトル
エン、α−メチルスチレンの如き芳香族ビニルモノマー
類;アクリル酸エチル、アクリル酸n−ブチル、アクリ
ル酸メチル、アクリル酸2−ヒドロキシエチルの如きア
クリル酸エステル類、メタクリル酸メチル、メタクリル
酸n−ブチル、メタクリル酸イソブチル、メタクリル酸
tert−ブチル、メタクリル酸イソアミル、メタクリ
ル酸2−エチルヘキシル、メタクリル酸2−ヒドロキシ
エチル、メタクリル酸イソデシル、メタクリル酸ラウリ
ル、メタクリル酸ステアリル、メタクリル酸シクロヘキ
シル、メタクリル酸ブトキシメチル、メタクリル酸エト
キシジエチレングリコール、メタクリル酸ベンジル、メ
タクリル酸セチル、メタクリル酸テトラヒドロフルフリ
ル、メタクリル酸イソボルニルの如きメタクリル酸エス
テル類;酢酸ビニル、安息香酸ビニル、バーサチック酸
ビニル、プロピオン酸ビニルの如きビニルエステル類;
アクリロニトリル、メタクリロニトリルの如き重合性ニ
トリル類;フッ化ビニル、フッ化ビニリデン、テトラフ
ルオロエチレン、ヘキサフルオロプロピレンまたはクロ
ロトリフルオロエチレンの如きフッ素原子を有するビニ
ルモノマー類;メタクリル酸ジエチルアミノエチル、メ
タクリル酸ジメチルアミノエチル、N−ビニルイミダゾ
ール、N−ビニルカルバゾールの如き第3級アミノ基含
有モノマー類;2−(2’−ヒドロキシ−5−メタクリ
ロイルオキシエチルフェニル)−2H−ベンゾトリアゾ
ール、2−ヒドロシ−4−(2−メタクリロイルオキシ
エトキシ)ベンゾフェノン、1,2,2,6,6−ペン
タメチル−4−ピペリジルメタクリレートの如き紫外線
吸収性または酸化防止性を有するモノマー類;N−ビニ
ルピロリドン、アクリル酸グリシジル、メタクリル酸グ
リシジル、メタクリル酸1,3−ジオキソラン−2−オ
ン−4−イルメチル、1,3−ジオキソラン−2−オン
−4−イルメチルビニルエーテル、ジアセトンアクリル
アミド、N−メチロールアクリルアミド、N−ブトキシ
メチルアクリルアミドの如きN−アルコキシメチルアク
リルアミド類などの官能基含有モノマー類;γ−メタク
リロキシプロピルトリメトキシシラン、ビニルトリメト
キシシランの如き加水分解性アルコキシシラン基を有す
るモノマー類;メタクリル酸2−ホスホオキシエチル、
メタクリル酸4−ホスホオキシブチルの如き燐酸基含有
モノマー類;分子末端に重合性不飽和基を1個有するマ
クロモノマー類などが挙げられるが、特にアクリル酸2
−ヒドロキシエチル、メタクリル酸2−ヒドロキシエチ
ル及びスチレンが好ましい。
キシル基を有する重合性ビニルモノマー以外の重合性ビ
ニルモノマーとしては、例えば、スチレン、ビニルトル
エン、α−メチルスチレンの如き芳香族ビニルモノマー
類;アクリル酸エチル、アクリル酸n−ブチル、アクリ
ル酸メチル、アクリル酸2−ヒドロキシエチルの如きア
クリル酸エステル類、メタクリル酸メチル、メタクリル
酸n−ブチル、メタクリル酸イソブチル、メタクリル酸
tert−ブチル、メタクリル酸イソアミル、メタクリ
ル酸2−エチルヘキシル、メタクリル酸2−ヒドロキシ
エチル、メタクリル酸イソデシル、メタクリル酸ラウリ
ル、メタクリル酸ステアリル、メタクリル酸シクロヘキ
シル、メタクリル酸ブトキシメチル、メタクリル酸エト
キシジエチレングリコール、メタクリル酸ベンジル、メ
タクリル酸セチル、メタクリル酸テトラヒドロフルフリ
ル、メタクリル酸イソボルニルの如きメタクリル酸エス
テル類;酢酸ビニル、安息香酸ビニル、バーサチック酸
ビニル、プロピオン酸ビニルの如きビニルエステル類;
アクリロニトリル、メタクリロニトリルの如き重合性ニ
トリル類;フッ化ビニル、フッ化ビニリデン、テトラフ
ルオロエチレン、ヘキサフルオロプロピレンまたはクロ
ロトリフルオロエチレンの如きフッ素原子を有するビニ
ルモノマー類;メタクリル酸ジエチルアミノエチル、メ
タクリル酸ジメチルアミノエチル、N−ビニルイミダゾ
ール、N−ビニルカルバゾールの如き第3級アミノ基含
有モノマー類;2−(2’−ヒドロキシ−5−メタクリ
ロイルオキシエチルフェニル)−2H−ベンゾトリアゾ
ール、2−ヒドロシ−4−(2−メタクリロイルオキシ
エトキシ)ベンゾフェノン、1,2,2,6,6−ペン
タメチル−4−ピペリジルメタクリレートの如き紫外線
吸収性または酸化防止性を有するモノマー類;N−ビニ
ルピロリドン、アクリル酸グリシジル、メタクリル酸グ
リシジル、メタクリル酸1,3−ジオキソラン−2−オ
ン−4−イルメチル、1,3−ジオキソラン−2−オン
−4−イルメチルビニルエーテル、ジアセトンアクリル
アミド、N−メチロールアクリルアミド、N−ブトキシ
メチルアクリルアミドの如きN−アルコキシメチルアク
リルアミド類などの官能基含有モノマー類;γ−メタク
リロキシプロピルトリメトキシシラン、ビニルトリメト
キシシランの如き加水分解性アルコキシシラン基を有す
るモノマー類;メタクリル酸2−ホスホオキシエチル、
メタクリル酸4−ホスホオキシブチルの如き燐酸基含有
モノマー類;分子末端に重合性不飽和基を1個有するマ
クロモノマー類などが挙げられるが、特にアクリル酸2
−ヒドロキシエチル、メタクリル酸2−ヒドロキシエチ
ル及びスチレンが好ましい。
【0040】重合性ビニルモノマー組成物の重合方法
は、懸濁重合、乳化重合、塊状重合、溶液重合など公知
の各種重合方法が利用できるが、溶液重合が簡便なので
好ましい。重合開始剤としては、公知の過酸化物やアゾ
系化合物が使用できる。
は、懸濁重合、乳化重合、塊状重合、溶液重合など公知
の各種重合方法が利用できるが、溶液重合が簡便なので
好ましい。重合開始剤としては、公知の過酸化物やアゾ
系化合物が使用できる。
【0041】本発明において使用するカルボキシル基を
有するポリエステル樹脂は、カルボキシル基含有化合物
と水酸基含有化合物とを、カルボキシル基が残存するよ
うに、溶融法、溶剤法などの公知の方法によって脱水縮
合反応を行って製造される。
有するポリエステル樹脂は、カルボキシル基含有化合物
と水酸基含有化合物とを、カルボキシル基が残存するよ
うに、溶融法、溶剤法などの公知の方法によって脱水縮
合反応を行って製造される。
【0042】ポリエステル樹脂は、一塩基酸、二塩基
酸、多塩基酸の如きカルボキシル基を有する化合物と、
ジオール、ポリオールの如き水酸基を有する化合物とを
適宜選択して脱水縮合させて得られるものであり、更
に、油脂類または脂肪酸類を使用したものがアルキッド
樹脂となる。
酸、多塩基酸の如きカルボキシル基を有する化合物と、
ジオール、ポリオールの如き水酸基を有する化合物とを
適宜選択して脱水縮合させて得られるものであり、更
に、油脂類または脂肪酸類を使用したものがアルキッド
樹脂となる。
【0043】本発明において使用するポリエステル樹脂
が有するカルボキシル基は、主に、ポリエステル樹脂を
構成する二塩基酸または多塩基酸に由来する未反応のカ
ルボキシル基である。
が有するカルボキシル基は、主に、ポリエステル樹脂を
構成する二塩基酸または多塩基酸に由来する未反応のカ
ルボキシル基である。
【0044】二塩基酸または多塩基酸としては、例え
ば、アジピン酸、(無水)コハク酸、セバシン酸、ダイ
マー酸、(無水)マレイン酸、(無水)フタル酸、イソ
フタル酸、テレフタル酸、テトラヒドロ(無水)フタル
酸、ヘキサヒドロ(無水)フタル酸、ヘキサヒドロテレ
フタル酸、2,6−ナフタレンジカルボン酸、(無水)
トリメリット酸、(無水)ピロメリット酸などが挙げら
れる。
ば、アジピン酸、(無水)コハク酸、セバシン酸、ダイ
マー酸、(無水)マレイン酸、(無水)フタル酸、イソ
フタル酸、テレフタル酸、テトラヒドロ(無水)フタル
酸、ヘキサヒドロ(無水)フタル酸、ヘキサヒドロテレ
フタル酸、2,6−ナフタレンジカルボン酸、(無水)
トリメリット酸、(無水)ピロメリット酸などが挙げら
れる。
【0045】二塩基酸または多塩基酸以外に使用可能な
カルボキシル基を有する化合物としては、例えば、テレ
フタル酸ジメチルの如き酸の低級アルキルエステル類;
安息香酸、p−ターシャリブチル安息香酸、ロジン、水
添ロジンの如き一塩基酸類;脂肪酸および油脂類;分子
末端に1または2個のカルボキシル基を有するマクロモ
ノマー類;5−ソジウムスルフォイソフタル酸およびそ
のジメチルエステル類などが挙げられる。
カルボキシル基を有する化合物としては、例えば、テレ
フタル酸ジメチルの如き酸の低級アルキルエステル類;
安息香酸、p−ターシャリブチル安息香酸、ロジン、水
添ロジンの如き一塩基酸類;脂肪酸および油脂類;分子
末端に1または2個のカルボキシル基を有するマクロモ
ノマー類;5−ソジウムスルフォイソフタル酸およびそ
のジメチルエステル類などが挙げられる。
【0046】水酸基を有する化合物としては、例えば、
エチレングリコール、ネオペンチルグリコール、プロピ
レングリコール、ジエチレングリコール、ジプロピレン
グリコール、2−メチル−1,3−プロパンジオール、
2,2−ジエチル−1,3−プロパンジオール、1,4
−ブタンジオール、1,3−プロパンジオール、1,6
−ヘキサンジオール、1,4−シクロヘキサンジメタノ
ール、1,5−ペンタンジオール、ビスフェノールAの
アルキレンオキサイド付加物、水添ビスフェノールA、
水添ビスフェノールAのアルキレンオキサイド付加物、
ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、
ポリテトラメチレングリコールの如きジオール類;グリ
セリン、トリメチロールプロパン、トリメチロールエタ
ン、ジグリセリン、ペンタエリスリトール、トリスヒド
ロキシエチルイソシアヌレートの如きポリオール類;
「カージュラ E−10」(シェル化学工業株式会社製
の合成脂肪酸のグリシジルエステル)などのモノグリシ
ジル化合物類、分子片末端に水酸基を2個有するマクロ
モノマー類などが挙げられる。
エチレングリコール、ネオペンチルグリコール、プロピ
レングリコール、ジエチレングリコール、ジプロピレン
グリコール、2−メチル−1,3−プロパンジオール、
2,2−ジエチル−1,3−プロパンジオール、1,4
−ブタンジオール、1,3−プロパンジオール、1,6
−ヘキサンジオール、1,4−シクロヘキサンジメタノ
ール、1,5−ペンタンジオール、ビスフェノールAの
アルキレンオキサイド付加物、水添ビスフェノールA、
水添ビスフェノールAのアルキレンオキサイド付加物、
ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、
ポリテトラメチレングリコールの如きジオール類;グリ
セリン、トリメチロールプロパン、トリメチロールエタ
ン、ジグリセリン、ペンタエリスリトール、トリスヒド
ロキシエチルイソシアヌレートの如きポリオール類;
「カージュラ E−10」(シェル化学工業株式会社製
の合成脂肪酸のグリシジルエステル)などのモノグリシ
ジル化合物類、分子片末端に水酸基を2個有するマクロ
モノマー類などが挙げられる。
【0047】また、ポリエステル樹脂を合成する際に、
ひまし油、12−ヒドロキシステアリン酸などの水酸基
含有脂肪酸または油脂類;ジメチロールプロピオン酸、
p−ヒドロキシ安息香酸、ε−カプロラクトンの如きカ
ルボキシル基と水酸基とを有する化合物なども使用でき
る。
ひまし油、12−ヒドロキシステアリン酸などの水酸基
含有脂肪酸または油脂類;ジメチロールプロピオン酸、
p−ヒドロキシ安息香酸、ε−カプロラクトンの如きカ
ルボキシル基と水酸基とを有する化合物なども使用でき
る。
【0048】更に、二塩基酸の一部をジイソシアネート
化合物に代えることもできる。本発明において使用する
カルボキシル基を有するポリエステル樹脂として、カル
ボキシル基を有する重合性モノマーをポリエステル樹脂
にグラフトした変性ポリエステル樹脂も使用することが
できる。
化合物に代えることもできる。本発明において使用する
カルボキシル基を有するポリエステル樹脂として、カル
ボキシル基を有する重合性モノマーをポリエステル樹脂
にグラフトした変性ポリエステル樹脂も使用することが
できる。
【0049】カルボキシル基を有するポリウレタンは、
水酸基を有するセグメントとして、ジメチロールプロピ
オン酸の如きカルボキシル基および水酸基を有する化合
物を使用することにより、容易に製造することができ
る。
水酸基を有するセグメントとして、ジメチロールプロピ
オン酸の如きカルボキシル基および水酸基を有する化合
物を使用することにより、容易に製造することができ
る。
【0050】本発明において使用するカルボキシル基を
有するポリウレタン樹脂は、カルボキシル基を導入する
成分としてのジメチロールプロピオン酸の如きカルボキ
シル基および水酸基を有する化合物を含有するポリオー
ル成分と、ポリイソシアネート成分とを反応させること
によって、容易に製造することができる。
有するポリウレタン樹脂は、カルボキシル基を導入する
成分としてのジメチロールプロピオン酸の如きカルボキ
シル基および水酸基を有する化合物を含有するポリオー
ル成分と、ポリイソシアネート成分とを反応させること
によって、容易に製造することができる。
【0051】ポリオール成分としては、ポリエステルの
製造方法において掲げたジオール成分のほか、必要に応
じて、3官能以上のポリオール化合物を使用することも
できる。
製造方法において掲げたジオール成分のほか、必要に応
じて、3官能以上のポリオール化合物を使用することも
できる。
【0052】ポリイソシアネート成分には、例えば、
2,4−トリレンジイソシアネート、2,6−トリレン
ジイソシアネート、4,4’−ジフェニルメタンジイソ
シアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、フェニ
レンジイソシアネート、1,5−ナフタレンジイソシア
ネート、メタキシリレンジイソシアネート、イソホロン
ジイソシアネート、水添トリレンジイソシアネート、水
添4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネート、水添
メタキシリレンジイソシアネート、粗製4,4’−ジフ
ェニルメタンジイソシアネートの如きジイソシアネート
化合物のほか、ポリメチレンポリフェニルイソシアネー
トの如きポリイソシアネート化合物も使用できる。
2,4−トリレンジイソシアネート、2,6−トリレン
ジイソシアネート、4,4’−ジフェニルメタンジイソ
シアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、フェニ
レンジイソシアネート、1,5−ナフタレンジイソシア
ネート、メタキシリレンジイソシアネート、イソホロン
ジイソシアネート、水添トリレンジイソシアネート、水
添4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネート、水添
メタキシリレンジイソシアネート、粗製4,4’−ジフ
ェニルメタンジイソシアネートの如きジイソシアネート
化合物のほか、ポリメチレンポリフェニルイソシアネー
トの如きポリイソシアネート化合物も使用できる。
【0053】ポリウレタン樹脂は、公知の方法で製造で
きる。例えば、イソシアネート基と反応しない不活性な
有機溶剤溶液中で、室温又は40〜100℃程度の温度
で付加反応を行うのが好ましい。その際、ジブチル錫ジ
ラウレート等の公知の触媒を使用しても良い。
きる。例えば、イソシアネート基と反応しない不活性な
有機溶剤溶液中で、室温又は40〜100℃程度の温度
で付加反応を行うのが好ましい。その際、ジブチル錫ジ
ラウレート等の公知の触媒を使用しても良い。
【0054】ポリウレタン樹脂を製造する際の反応系に
は、ジアミン、ポリアミン、N−メチルジエタノールア
ミンの如きN−アルキルジアルカノールアミン;ジヒド
ラジド化合物などの公知の鎖伸長剤も使用できる。
は、ジアミン、ポリアミン、N−メチルジエタノールア
ミンの如きN−アルキルジアルカノールアミン;ジヒド
ラジド化合物などの公知の鎖伸長剤も使用できる。
【0055】また、本発明において使用するアニオン性
基を有する有機高分子化合物として、水酸基を有するビ
ニル系共重合体またはポリエステル樹脂に、例えば無水
マレイン酸、無水フタル酸、テトラヒドロ無水フタル
酸、ヘキサヒドロ無水フタル酸、無水トリメリット酸の
如き無水多塩基酸を付加反応せしめる方法によって得ら
れるカルボキシル基を有する樹脂も使用することができ
る。
基を有する有機高分子化合物として、水酸基を有するビ
ニル系共重合体またはポリエステル樹脂に、例えば無水
マレイン酸、無水フタル酸、テトラヒドロ無水フタル
酸、ヘキサヒドロ無水フタル酸、無水トリメリット酸の
如き無水多塩基酸を付加反応せしめる方法によって得ら
れるカルボキシル基を有する樹脂も使用することができ
る。
【0056】本発明で使用するアニオン性基を有する有
機高分子化合物としては、酸価30〜150の、カルボ
キシル基を有する有機高分子化合物が好ましい。酸価が
150を越えると、親水性が高くなり過ぎるため、被塗
物の耐水性が著しく低下する傾向にあり、また、酸価が
30よりも低いと、酸析して中和後の水への再分散性が
低下する傾向にあるので、好ましくない。同一分子量に
て酸価30の内外の有機高分子化合物を比べると、例え
ば記録液とした時には、30〜150の範囲のものを用
いた場合には、彩度絶対値がより高くなり、粘度や粒子
径の経時変化率が格段に小さくなり、調製直後の粘度及
び同粒子径絶対値もより小さくなるので好ましい。
機高分子化合物としては、酸価30〜150の、カルボ
キシル基を有する有機高分子化合物が好ましい。酸価が
150を越えると、親水性が高くなり過ぎるため、被塗
物の耐水性が著しく低下する傾向にあり、また、酸価が
30よりも低いと、酸析して中和後の水への再分散性が
低下する傾向にあるので、好ましくない。同一分子量に
て酸価30の内外の有機高分子化合物を比べると、例え
ば記録液とした時には、30〜150の範囲のものを用
いた場合には、彩度絶対値がより高くなり、粘度や粒子
径の経時変化率が格段に小さくなり、調製直後の粘度及
び同粒子径絶対値もより小さくなるので好ましい。
【0057】また、本発明において使用するアニオン性
基を有する有機高分子化合物は、カルボキシル基に加え
て、水酸基を有するものがより好ましく、水酸基に基づ
く水酸基価(KOHmg/g)が20〜120の範囲が
より好ましい。
基を有する有機高分子化合物は、カルボキシル基に加え
て、水酸基を有するものがより好ましく、水酸基に基づ
く水酸基価(KOHmg/g)が20〜120の範囲が
より好ましい。
【0058】即ち、アニオン性基を有する有機高分子化
合物が、酸価30〜150でかつ水酸基価20〜120
の、カルボキシル基と水酸基を有する有機高分子化合物
がより好ましい。水酸基価が120を越えると、親水性
が高くなり過ぎるため、被塗物の耐水性が低下する傾向
にあり好ましくない。有機高分子化合物に結合した水酸
基は、例えば焼き付け塗料、焼き付けインキ、捺染剤な
どに使用するとき、硬化剤と反応して、より強固な膜を
形成することができる。
合物が、酸価30〜150でかつ水酸基価20〜120
の、カルボキシル基と水酸基を有する有機高分子化合物
がより好ましい。水酸基価が120を越えると、親水性
が高くなり過ぎるため、被塗物の耐水性が低下する傾向
にあり好ましくない。有機高分子化合物に結合した水酸
基は、例えば焼き付け塗料、焼き付けインキ、捺染剤な
どに使用するとき、硬化剤と反応して、より強固な膜を
形成することができる。
【0059】カルボキシル基及び水酸基を有するビニル
系共重合体は、カルボキシル基を有するビニル系共重合
体を製造する際に使用した重合性モノマーと水酸基を有
する重合性モノマーとを共重合する方法により、容易に
製造することができる。
系共重合体は、カルボキシル基を有するビニル系共重合
体を製造する際に使用した重合性モノマーと水酸基を有
する重合性モノマーとを共重合する方法により、容易に
製造することができる。
【0060】水酸基を有する重合性モノマーとしては、
例えば、アクリル酸2−ヒドロキシエチル、アクリル酸
2−ヒドロキシプロピル、アクリル酸4−ヒドロキシブ
チル、メタクリル酸2−ヒドロキシエチル、メタクリル
酸2−ヒドロキシプロピル、メタクリル酸4−ヒドロキ
シブチルの如き水酸基を有するアクリル酸アルキル、メ
タクリル酸アルキル;「プラクセル FM−2」、「プ
ラクセル FA−2」(ダイセル化学工業株式会社製)
に代表されるラクトン化合物を付加したメタアクリルモ
ノマー類;メタクリル酸ポリエチレングリコールトモノ
マー類;モノメタクリル酸ポリプロピレングリコールモ
ノマー類;ヒドロキシエチルビニルエーテル、ヒドロキ
シブチルビニルエーテルの如き水酸基を有するアルキル
ビニルエーテル等が挙げられるが、特にアクリル酸2−
ヒドロキシエチル、メタクリル酸2−ヒドロキシエチル
が好ましい。
例えば、アクリル酸2−ヒドロキシエチル、アクリル酸
2−ヒドロキシプロピル、アクリル酸4−ヒドロキシブ
チル、メタクリル酸2−ヒドロキシエチル、メタクリル
酸2−ヒドロキシプロピル、メタクリル酸4−ヒドロキ
シブチルの如き水酸基を有するアクリル酸アルキル、メ
タクリル酸アルキル;「プラクセル FM−2」、「プ
ラクセル FA−2」(ダイセル化学工業株式会社製)
に代表されるラクトン化合物を付加したメタアクリルモ
ノマー類;メタクリル酸ポリエチレングリコールトモノ
マー類;モノメタクリル酸ポリプロピレングリコールモ
ノマー類;ヒドロキシエチルビニルエーテル、ヒドロキ
シブチルビニルエーテルの如き水酸基を有するアルキル
ビニルエーテル等が挙げられるが、特にアクリル酸2−
ヒドロキシエチル、メタクリル酸2−ヒドロキシエチル
が好ましい。
【0061】カルボキシル基及び水酸基を有するポリエ
ステル樹脂は、ポリエステル樹脂の脱水縮合反応におい
て、公知の方法に従って、水酸基が残存するように反応
すればよい。残存する水酸基は、ジオール化合物、ポリ
オール化合物またはカルボン酸ポリオール化合物などに
由来する未反応基である。
ステル樹脂は、ポリエステル樹脂の脱水縮合反応におい
て、公知の方法に従って、水酸基が残存するように反応
すればよい。残存する水酸基は、ジオール化合物、ポリ
オール化合物またはカルボン酸ポリオール化合物などに
由来する未反応基である。
【0062】本発明において使用するカルボキシル基を
有するビニル系共重合体及びポリウレタン樹脂は、数平
均分子量が5,000〜20,000の範囲にあるもの
が好ましい。数平均分子量が5,000よりも小さい場
合、得られた水性顔料分散体を被覆剤に使用した時に、
塗膜が脆くなる傾向にあるので好ましくない。また、数
平均分子量が、20,000よりも大きい場合、微細な
水性顔料分散体を得にくくなる傾向にあるので好ましく
ない。
有するビニル系共重合体及びポリウレタン樹脂は、数平
均分子量が5,000〜20,000の範囲にあるもの
が好ましい。数平均分子量が5,000よりも小さい場
合、得られた水性顔料分散体を被覆剤に使用した時に、
塗膜が脆くなる傾向にあるので好ましくない。また、数
平均分子量が、20,000よりも大きい場合、微細な
水性顔料分散体を得にくくなる傾向にあるので好ましく
ない。
【0063】本発明において使用するポリエステル樹脂
は、分岐型であることがほとんどなので、線状のビニル
系共重合体などの場合とは異なり、数平均分子量が小さ
い場合であっても重量平均分子量が大きいので、塗膜と
して充分なる強靭性を有する。従って、当該ポリエステ
ル樹脂は、数平均分子量が1,000〜20,000の
範囲にあるものが好ましく、重量平均分子量では、5,
000〜100,000の範囲にあるものが好ましい。
は、分岐型であることがほとんどなので、線状のビニル
系共重合体などの場合とは異なり、数平均分子量が小さ
い場合であっても重量平均分子量が大きいので、塗膜と
して充分なる強靭性を有する。従って、当該ポリエステ
ル樹脂は、数平均分子量が1,000〜20,000の
範囲にあるものが好ましく、重量平均分子量では、5,
000〜100,000の範囲にあるものが好ましい。
【0064】本発明において使用する顔料としては、第
一の必須成分としてC.I.Pigment Yell
ow 154を用いた上で、第二の必須成分としてC.
I.Pigment Yellow 185、C.I.
Pigment Yellow 180、C.I.Pi
gment Yellow 139、C.I.Pigm
ent Yellow 138、C.I.Pigmen
t Yellow 110、C.I.Pigment
Yellow 109及びC.I.Pigment Y
ellow 74からなる群から選ばれる1種以上の顔
料が用いられる。即ち、本発明の記録液では、顔料とし
て、上記第一の必須成分と、上記第二の必須成分とが同
時に含有分散されており、本発明の製造方法では、これ
らを同時に含有させて分散が行われる。
一の必須成分としてC.I.Pigment Yell
ow 154を用いた上で、第二の必須成分としてC.
I.Pigment Yellow 185、C.I.
Pigment Yellow 180、C.I.Pi
gment Yellow 139、C.I.Pigm
ent Yellow 138、C.I.Pigmen
t Yellow 110、C.I.Pigment
Yellow 109及びC.I.Pigment Y
ellow 74からなる群から選ばれる1種以上の顔
料が用いられる。即ち、本発明の記録液では、顔料とし
て、上記第一の必須成分と、上記第二の必須成分とが同
時に含有分散されており、本発明の製造方法では、これ
らを同時に含有させて分散が行われる。
【0065】本発明において使用する顔料は、粉末およ
び固形化されたものであっても良く、また、水性スラリ
ーやプレスケーキといった水に分散した状態の顔料であ
っても良い。
び固形化されたものであっても良く、また、水性スラリ
ーやプレスケーキといった水に分散した状態の顔料であ
っても良い。
【0066】次に、本発明の製造方法をその工程に従っ
て、順次、説明する。本発明では、塩基性化合物で中和
されたアニオン性基を有する有機高分子化合物と顔料と
を含む混合液を、顔料が所定粒子径で狭い粒子径分布と
なり、均一に安定的微分散するまで分散装置等に通し
て、充分に混合して顔料分散液とする。
て、順次、説明する。本発明では、塩基性化合物で中和
されたアニオン性基を有する有機高分子化合物と顔料と
を含む混合液を、顔料が所定粒子径で狭い粒子径分布と
なり、均一に安定的微分散するまで分散装置等に通し
て、充分に混合して顔料分散液とする。
【0067】この懸濁液には、当該有機高分子化合物と
顔料の他に、分散すべき媒体たる液媒体とが通常は含ま
れる。この液媒体としては、有機溶剤や水性媒体が用い
られる。本発明では、液媒体を構成する主たる溶媒が、
有機溶剤のものを有機溶剤媒体、水のものを水性媒体と
いう場合がある。
顔料の他に、分散すべき媒体たる液媒体とが通常は含ま
れる。この液媒体としては、有機溶剤や水性媒体が用い
られる。本発明では、液媒体を構成する主たる溶媒が、
有機溶剤のものを有機溶剤媒体、水のものを水性媒体と
いう場合がある。
【0068】塩基性化合物で中和されたアニオン性基を
有する有機高分子化合物と顔料とを混合、分散する工程
では、次の2方法が適当である。
有する有機高分子化合物と顔料とを混合、分散する工程
では、次の2方法が適当である。
【0069】(1)有機溶剤媒体中で、塩基性化合物で
中和されたアニオン性基を有する有機高分子化合物と顔
料とを混合し懸濁液とし、顔料を分散した後、水性媒体
中に分散する。 (2)水性媒体中で、塩基性化合物で中和されたアニオ
ン性基を有する有機高分子化合物と顔料とを混合、分散
する。
中和されたアニオン性基を有する有機高分子化合物と顔
料とを混合し懸濁液とし、顔料を分散した後、水性媒体
中に分散する。 (2)水性媒体中で、塩基性化合物で中和されたアニオ
ン性基を有する有機高分子化合物と顔料とを混合、分散
する。
【0070】塩基性化合物で中和されたアニオン性基を
有する有機高分子化合物と顔料とを混合し、分散する工
程に適用できる第1の方法である有機溶剤中での分散で
は、まず、塩基性化合物で中和されたアニオン性基を有
する有機高分子化合物の有機溶剤溶液と顔料とを含む懸
濁液を得て、これを、例えばビーズミル、ボールミル、
サンドミル、コロイドミルなどの公知の分散機を使用し
て微細に分散する。
有する有機高分子化合物と顔料とを混合し、分散する工
程に適用できる第1の方法である有機溶剤中での分散で
は、まず、塩基性化合物で中和されたアニオン性基を有
する有機高分子化合物の有機溶剤溶液と顔料とを含む懸
濁液を得て、これを、例えばビーズミル、ボールミル、
サンドミル、コロイドミルなどの公知の分散機を使用し
て微細に分散する。
【0071】この時、使用される有機溶剤は、一般にア
ニオン性基を有する有機高分子化合物に対する溶解性が
良く、アニオン性基を有する有機高分子化合物の合成上
も問題がないもの、蒸気圧が水より高く、脱溶剤し易い
もの、更に、水と混和性のあるものが好ましい。
ニオン性基を有する有機高分子化合物に対する溶解性が
良く、アニオン性基を有する有機高分子化合物の合成上
も問題がないもの、蒸気圧が水より高く、脱溶剤し易い
もの、更に、水と混和性のあるものが好ましい。
【0072】そのような溶剤としては、例えば、アセト
ン、メチルエチルケトン、メタノール、エタノール、n
−プロパノール、イソプロパノール、酢酸エチル、テト
ラヒドロフランなどが特に好ましい。水との混和性は低
いが、メチルイソプロピルケトン、メチル−n−プロピ
ルケトン、酢酸イソプロピル、酢酸n−プロピル、塩化
メチレンなども使用できる。
ン、メチルエチルケトン、メタノール、エタノール、n
−プロパノール、イソプロパノール、酢酸エチル、テト
ラヒドロフランなどが特に好ましい。水との混和性は低
いが、メチルイソプロピルケトン、メチル−n−プロピ
ルケトン、酢酸イソプロピル、酢酸n−プロピル、塩化
メチレンなども使用できる。
【0073】有機溶剤媒体中に分散させた、塩基性化合
物で中和されたアニオン性基を有する有機高分子化合物
と顔料とからなる顔料分散液を更に水性媒体中に分散さ
せるには、次のような方法が適当である。
物で中和されたアニオン性基を有する有機高分子化合物
と顔料とからなる顔料分散液を更に水性媒体中に分散さ
せるには、次のような方法が適当である。
【0074】水性媒体中に分散する時には、通常の低シ
ェアーでの撹拌、ホモジナイザーなどでの高シェアー撹
拌、あるいは、超音波などを使用して行う。また、水性
媒体中への分散を補助する目的でもって、界面活性剤や
保護コロイドなどを、塗膜の耐水性を著しく低下させな
い範囲で併用することもできる。
ェアーでの撹拌、ホモジナイザーなどでの高シェアー撹
拌、あるいは、超音波などを使用して行う。また、水性
媒体中への分散を補助する目的でもって、界面活性剤や
保護コロイドなどを、塗膜の耐水性を著しく低下させな
い範囲で併用することもできる。
【0075】アニオン性基を有する有機高分子化合物を
中和するための塩基性化合物としては、無機塩基と有機
アミンが挙げられる。無機塩基としては、例えば、水酸
化ナトリウム、水酸化カリウムや水酸化リチウム等が挙
げられる。有機アミンとしては、例えばアンモニア、エ
タノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノール
アミン、トリブチルアミン、N−メチルエタノールアミ
ン、ジメチルエタノールアミン、ジイソプロパノールア
ミン、N−エチルジエタノールアミン、2−アミノ−2
−メチルプロパノール、2−エチル−2−アミノ−1,
3−プロパンジオール、2−(アミノエチル)エタノー
ルアミン、トリス(ヒドロキシメチル)アミノメタン、
ピペリジン、モルフォリン等が挙げられる。
中和するための塩基性化合物としては、無機塩基と有機
アミンが挙げられる。無機塩基としては、例えば、水酸
化ナトリウム、水酸化カリウムや水酸化リチウム等が挙
げられる。有機アミンとしては、例えばアンモニア、エ
タノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノール
アミン、トリブチルアミン、N−メチルエタノールアミ
ン、ジメチルエタノールアミン、ジイソプロパノールア
ミン、N−エチルジエタノールアミン、2−アミノ−2
−メチルプロパノール、2−エチル−2−アミノ−1,
3−プロパンジオール、2−(アミノエチル)エタノー
ルアミン、トリス(ヒドロキシメチル)アミノメタン、
ピペリジン、モルフォリン等が挙げられる。
【0076】次に、塩基性化合物で中和されたアニオン
性基を有する有機高分子化合物と顔料とを混合し、分散
する工程に適用できる第2の方法である水性媒体中での
分散は、まず、アニオン性基を有する有機高分子化合物
のアニオン性基を前記した塩基性化合物を用いて中和
し、水性媒体中で顔料と混合し、分散する。
性基を有する有機高分子化合物と顔料とを混合し、分散
する工程に適用できる第2の方法である水性媒体中での
分散は、まず、アニオン性基を有する有機高分子化合物
のアニオン性基を前記した塩基性化合物を用いて中和
し、水性媒体中で顔料と混合し、分散する。
【0077】この時、水に溶解または分散した、塩基性
化合物で中和されたアニオン性基を有する有機高分子化
合物が、有機溶剤を含有していても差し支えないし、脱
溶剤を行って実質的に水のみの媒体であってもよい。顔
料は、粉末顔料、水性スラリー、プレスケーキのいずれ
も使用できる。水性媒体中で分散する場合においては、
顔料は、顔料粒子の2次凝集の少ない、水性スラリーま
たはプレスケーキを使用することが好ましい。分散方
法、有機溶剤、塩基性化合物は、有機溶剤媒体中での分
散の場合と同じ方法、同じ材料で可能である。
化合物で中和されたアニオン性基を有する有機高分子化
合物が、有機溶剤を含有していても差し支えないし、脱
溶剤を行って実質的に水のみの媒体であってもよい。顔
料は、粉末顔料、水性スラリー、プレスケーキのいずれ
も使用できる。水性媒体中で分散する場合においては、
顔料は、顔料粒子の2次凝集の少ない、水性スラリーま
たはプレスケーキを使用することが好ましい。分散方
法、有機溶剤、塩基性化合物は、有機溶剤媒体中での分
散の場合と同じ方法、同じ材料で可能である。
【0078】塩基性化合物で中和されたアニオン性基を
有する有機高分子化合物と顔料とを混合、分散する上記
方法としては、前者(1)の方法が好適である。
有する有機高分子化合物と顔料とを混合、分散する上記
方法としては、前者(1)の方法が好適である。
【0079】本発明では、上記した通り、顔料分散液を
得て、それを用いて公知慣用の方法により、中和された
アニオン性基を有する有機高分子化合物で顔料が被覆さ
れてなるインクジェットプリンター用水性記録液を得
る。
得て、それを用いて公知慣用の方法により、中和された
アニオン性基を有する有機高分子化合物で顔料が被覆さ
れてなるインクジェットプリンター用水性記録液を得
る。
【0080】本発明の当該水性記録液は、好適には、上
記(4)の方法で調製できる。より具体的には、(i)
アニオン性基を塩基性化合物で中和して水溶性化した、
中和されていないアニオン性基をさらに有していても良
い有機高分子化合物と水性媒体とを含有する、有機溶剤
を含んでいても良い液媒体中に顔料を混合し懸濁液と
し、懸濁液を更に充分に混合し、顔料を微分散させた
後、(ii)酸性化合物を加えてアニオン性基有する有
機高分子化合物を析出させることにより顔料をアニオン
性基を有する有機高分子化合物で被覆し、(iii)次
いで塩基性化合物を加えてアニオン性基を有する有機高
分子化合物のアニオン性基を中和して水性媒体中に分散
させてなる水性分散体を含有することが好ましい。
記(4)の方法で調製できる。より具体的には、(i)
アニオン性基を塩基性化合物で中和して水溶性化した、
中和されていないアニオン性基をさらに有していても良
い有機高分子化合物と水性媒体とを含有する、有機溶剤
を含んでいても良い液媒体中に顔料を混合し懸濁液と
し、懸濁液を更に充分に混合し、顔料を微分散させた
後、(ii)酸性化合物を加えてアニオン性基有する有
機高分子化合物を析出させることにより顔料をアニオン
性基を有する有機高分子化合物で被覆し、(iii)次
いで塩基性化合物を加えてアニオン性基を有する有機高
分子化合物のアニオン性基を中和して水性媒体中に分散
させてなる水性分散体を含有することが好ましい。
【0081】上記、本発明では、アニオン性基を塩基性
化合物で中和して水溶性化した、中和されていないアニ
オン性基をさらに有していても良い有機高分子化合物
と、水性媒体とを含有する、有機溶剤を含んでいても良
い液媒体は、アニオン性基を塩基性化合物で中和して水
溶性化した有機高分子化合物と水性媒体との混合液と称
する場合がある。
化合物で中和して水溶性化した、中和されていないアニ
オン性基をさらに有していても良い有機高分子化合物
と、水性媒体とを含有する、有機溶剤を含んでいても良
い液媒体は、アニオン性基を塩基性化合物で中和して水
溶性化した有機高分子化合物と水性媒体との混合液と称
する場合がある。
【0082】上記(i)の、顔料が分散すべき液媒体に
充分に均一分散していない状態にある懸濁液から、液媒
体中に顔料が均一に微分散した顔料分散液を得る工程に
て、上記した様な公知慣用の分散装置を用いるわけであ
る。尚、本発明では、酸性化合物を用いてアニオン性基
有する有機高分子化合物を析出させることを、酸析と称
する場合がある。
充分に均一分散していない状態にある懸濁液から、液媒
体中に顔料が均一に微分散した顔料分散液を得る工程に
て、上記した様な公知慣用の分散装置を用いるわけであ
る。尚、本発明では、酸性化合物を用いてアニオン性基
有する有機高分子化合物を析出させることを、酸析と称
する場合がある。
【0083】有機溶剤系、水性系いずれの分散の場合で
あっても、顔料の分散を補助する目的のために、顔料分
散剤や湿潤剤を塗膜の耐水性を低下させない範囲で使用
することもできる。
あっても、顔料の分散を補助する目的のために、顔料分
散剤や湿潤剤を塗膜の耐水性を低下させない範囲で使用
することもできる。
【0084】また、顔料を分散する際、あるいは、分散
後であって酸析する前に、顔料以外の物質、例えば、染
料、酸化防止剤、紫外線吸収剤、被覆剤バインダーの硬
化触媒、防錆剤、香料、薬剤などを添加することもでき
る。
後であって酸析する前に、顔料以外の物質、例えば、染
料、酸化防止剤、紫外線吸収剤、被覆剤バインダーの硬
化触媒、防錆剤、香料、薬剤などを添加することもでき
る。
【0085】アニオン性基を有する有機高分子化合物と
顔料との割合は、顔料100重量部に対して、アニオン
性基を有する有機高分子化合物の固形分量で10〜20
0重量部の範囲が好ましい。アニオン性基を有する有機
高分子化合物の使用量が10重量部よりも少ない場合、
顔料を充分微細に分散しにくくなる傾向にあり、また、
200重量部よりも多い場合、分散体中の顔料の割合が
少なくなり、水性顔料分散体を塗装剤などに使用した時
に、配合設計上の余裕がなくなる傾向にあるので、好ま
しくない。
顔料との割合は、顔料100重量部に対して、アニオン
性基を有する有機高分子化合物の固形分量で10〜20
0重量部の範囲が好ましい。アニオン性基を有する有機
高分子化合物の使用量が10重量部よりも少ない場合、
顔料を充分微細に分散しにくくなる傾向にあり、また、
200重量部よりも多い場合、分散体中の顔料の割合が
少なくなり、水性顔料分散体を塗装剤などに使用した時
に、配合設計上の余裕がなくなる傾向にあるので、好ま
しくない。
【0086】水性媒体中に微分散された顔料をアニオン
性基を有する有機高分子化合物で被覆する目的で行われ
る酸析は、酸性化合物を加えてpHを中性または酸性と
することによって、塩基性化合物によって中和されたア
ニオン性基を有する有機高分子化合物を析出させるもの
である。この酸析を行うと、顔料の表面が確実に有機高
分子化合物で被覆されるので、従来の様な吸着レベルで
顔料の表面に有機高分子化合物が存在する場合よりも、
より優れた特性を示す。
性基を有する有機高分子化合物で被覆する目的で行われ
る酸析は、酸性化合物を加えてpHを中性または酸性と
することによって、塩基性化合物によって中和されたア
ニオン性基を有する有機高分子化合物を析出させるもの
である。この酸析を行うと、顔料の表面が確実に有機高
分子化合物で被覆されるので、従来の様な吸着レベルで
顔料の表面に有機高分子化合物が存在する場合よりも、
より優れた特性を示す。
【0087】使用される酸性化合物としては、例えば、
塩酸、硫酸、燐酸、硝酸の如き無機酸類;蟻酸、酢酸、
プロピオン酸の如き有機酸類などが使用できるが、排水
中の有機物が少なく、かつ、酸析効果も大きい塩酸、硫
酸が好ましい。酸析時のpHは3〜6の範囲が好ましい
が、顔料によっては酸によって分解されるものもあり、
このような顔料の場合には、pH4〜7の範囲で酸析す
ることが好ましい。また、酸析を行う前に、系に存在す
る有機溶剤を減圧蒸留、常圧蒸留などの方法を用いて予
め除いておくことが好ましい。
塩酸、硫酸、燐酸、硝酸の如き無機酸類;蟻酸、酢酸、
プロピオン酸の如き有機酸類などが使用できるが、排水
中の有機物が少なく、かつ、酸析効果も大きい塩酸、硫
酸が好ましい。酸析時のpHは3〜6の範囲が好ましい
が、顔料によっては酸によって分解されるものもあり、
このような顔料の場合には、pH4〜7の範囲で酸析す
ることが好ましい。また、酸析を行う前に、系に存在す
る有機溶剤を減圧蒸留、常圧蒸留などの方法を用いて予
め除いておくことが好ましい。
【0088】酸析後、必要に応じて濾過及び水洗を行っ
て、アニオン性基を有する有機高分子化合物で被覆され
た顔料の含水ケーキを得る。濾過方法としては、吸引濾
過、加圧濾過、遠心分離など公知の方法が採用できる。
て、アニオン性基を有する有機高分子化合物で被覆され
た顔料の含水ケーキを得る。濾過方法としては、吸引濾
過、加圧濾過、遠心分離など公知の方法が採用できる。
【0089】この含水ケーキは、乾燥させることなく、
含水した状態のままで塩基性化合物でもってアニオン性
基を再中和することによって、顔料粒子が凝集すること
なく、微細な状態を保持したままで、水性媒体中に再分
散される。再分散させるための塩基性化合物としては、
アニオン性基を有する有機高分子化合物を中和するため
に使用した塩基性化合物と同じ物が使用できる。
含水した状態のままで塩基性化合物でもってアニオン性
基を再中和することによって、顔料粒子が凝集すること
なく、微細な状態を保持したままで、水性媒体中に再分
散される。再分散させるための塩基性化合物としては、
アニオン性基を有する有機高分子化合物を中和するため
に使用した塩基性化合物と同じ物が使用できる。
【0090】このようにして得られる塩基で中和された
カルボキシル基を有する有機高分子化合物で顔料が被覆
されてなる水性分散体は、体積平均粒子径が10〜50
0nmの範囲にあるものが好ましい。体積平均粒子径が
500nmよりも大きい場合、塗膜の光沢、発色性、着
色力に優れたものが得難くなる傾向にあるので好ましく
なく、また、体積平均粒子径が10nmよりも小さいも
のを得ることは非常に困難で現実的ではない。
カルボキシル基を有する有機高分子化合物で顔料が被覆
されてなる水性分散体は、体積平均粒子径が10〜50
0nmの範囲にあるものが好ましい。体積平均粒子径が
500nmよりも大きい場合、塗膜の光沢、発色性、着
色力に優れたものが得難くなる傾向にあるので好ましく
なく、また、体積平均粒子径が10nmよりも小さいも
のを得ることは非常に困難で現実的ではない。
【0091】本発明で得られる塩基で中和されたカルボ
キシル基を有する有機高分子化合物で顔料が被覆されて
なる水性顔料分散体の評価方法としては、例えば次の様
な方法がある。
キシル基を有する有機高分子化合物で顔料が被覆されて
なる水性顔料分散体の評価方法としては、例えば次の様
な方法がある。
【0092】まず水性分散体に更にインクとしての印字
特性を付与するため、エチレングリコール、グリセリ
ン、pH調整剤、活性剤等を加えてインクジェットプリ
ンター用水性記録液に調製した後、インクジェットプリ
ンターのカートリッジに詰めて印刷する。
特性を付与するため、エチレングリコール、グリセリ
ン、pH調整剤、活性剤等を加えてインクジェットプリ
ンター用水性記録液に調製した後、インクジェットプリ
ンターのカートリッジに詰めて印刷する。
【0093】まず、得られるカラー画像の彩度を測定す
る。次にカラー画像を耐光性試験機にて試験し、試験前
後の画像の色差を測定する。更に貯蔵安定性の評価とし
ては、例えば調製したインクジェットプリンター用水性
記録液を70℃の恒温槽中に静置保存し、粘度の変化及
び体積平均粒子径の変化を測定することにより評価でき
る。
る。次にカラー画像を耐光性試験機にて試験し、試験前
後の画像の色差を測定する。更に貯蔵安定性の評価とし
ては、例えば調製したインクジェットプリンター用水性
記録液を70℃の恒温槽中に静置保存し、粘度の変化及
び体積平均粒子径の変化を測定することにより評価でき
る。
【0094】上記のようにして得られるインクジェット
プリンター用水性記録液を用いて記録画像を形成させる
方法としては、例えばオンデマンドタイプのインクジェ
ットプリンターを用いて、各種の紙、シート、フィル
ム、繊維、金属等に印字させる方法がある。
プリンター用水性記録液を用いて記録画像を形成させる
方法としては、例えばオンデマンドタイプのインクジェ
ットプリンターを用いて、各種の紙、シート、フィル
ム、繊維、金属等に印字させる方法がある。
【0095】インクジェットプリンターとしては、特に
限定されないが、例えばプリンターヘッドに圧電素子を
用いたピエゾ方式や、記録液に熱エネルギーを加え微細
孔から記録液を液滴として吐出させて記録するサーマル
方式等があげられる。更に、印字後に熱や紫外線等のエ
ネルギーを加えることによって画像を定着させることも
可能である。
限定されないが、例えばプリンターヘッドに圧電素子を
用いたピエゾ方式や、記録液に熱エネルギーを加え微細
孔から記録液を液滴として吐出させて記録するサーマル
方式等があげられる。更に、印字後に熱や紫外線等のエ
ネルギーを加えることによって画像を定着させることも
可能である。
【0096】以上のようにして製造される水性顔料分散
体は印刷画像の耐光性、彩度及び記録液の貯蔵安定性を
同時に満足する極めて実用的なインクジェットプリンタ
ー用水性記録液として使用することができる。
体は印刷画像の耐光性、彩度及び記録液の貯蔵安定性を
同時に満足する極めて実用的なインクジェットプリンタ
ー用水性記録液として使用することができる。
【0097】
【実施例】以下、実施例を用いて本発明を更に具体的に
説明するが、本発明は、これらの実施例に限定されるも
のではない。以下の実施例において、「部」および
「%」は、特に断りのない限り、すべて重量基準であ
る。
説明するが、本発明は、これらの実施例に限定されるも
のではない。以下の実施例において、「部」および
「%」は、特に断りのない限り、すべて重量基準であ
る。
【0098】また、以下の実施例における分子量は、G
PC(ゲルパーミエーションクロマトグラフィー)によ
り測定したものである。
PC(ゲルパーミエーションクロマトグラフィー)によ
り測定したものである。
【0099】また、インクジェットプリンターに、キャ
ノン社製のインクジェットプリンターBJC−400
J、耐光性の測定にスガ試験機社製の耐光試験機FAL
−5H型、カラー画像の測色に英国データカラー社(d
atacolor社)製のSPECTRAFLASH
500、インクジェットプリンター用水性記録液の粘度
測定にR−500型粘度計(東機産業社製、60rpm
値)、体積平均粒子径測定にマイクロトラックUPA−
150(日機装社製レーザードップラー式粒度分布計)
を使用した。
ノン社製のインクジェットプリンターBJC−400
J、耐光性の測定にスガ試験機社製の耐光試験機FAL
−5H型、カラー画像の測色に英国データカラー社(d
atacolor社)製のSPECTRAFLASH
500、インクジェットプリンター用水性記録液の粘度
測定にR−500型粘度計(東機産業社製、60rpm
値)、体積平均粒子径測定にマイクロトラックUPA−
150(日機装社製レーザードップラー式粒度分布計)
を使用した。
【0100】<合成例1>(ビニル系共重合体の合成) 滴下装置、温度計、窒素ガス導入管、撹拌装置および還
流冷却管を備えた容量3リットルの四つ口フラスコに、
メチルエチルケトン1,000部を仕込み、窒素シール
下に、撹拌しながら液温を78℃まで昇温させた後、
流冷却管を備えた容量3リットルの四つ口フラスコに、
メチルエチルケトン1,000部を仕込み、窒素シール
下に、撹拌しながら液温を78℃まで昇温させた後、
【0101】 スチレン 200部 メタクリル酸n−ブチル 400部 アクリル酸n−ブチル 50部 メタクリル酸2−ヒドロキシエチル 150部 メタクリル酸 200部 パーブチル O 80部 (日本油脂(株)製のtert−ブチルパーオキシオクトエート)
【0102】とからなる混合液を4時間掛けて滴下し
た。更に、同温度で8時間反応を続けた。反応混合物を
室温まで放冷した後、不揮発分が50%となるようにメ
チルエチルケトンを加えて希釈して、酸価130、水酸
基価65、数平均分子量13,000の有機高分子化合
物溶液Aを得た。
た。更に、同温度で8時間反応を続けた。反応混合物を
室温まで放冷した後、不揮発分が50%となるようにメ
チルエチルケトンを加えて希釈して、酸価130、水酸
基価65、数平均分子量13,000の有機高分子化合
物溶液Aを得た。
【0103】<合成例2>(ビニル系共重合体の合成) 滴下装置、温度計、窒素ガス導入管、撹拌装置および還
流冷却管を備えた容量3リットルの四つ口フラスコに、
メチルエチルケトン1,000部を仕込み、窒素シール
下に、撹拌しながら液温を78℃まで昇温させた後、
流冷却管を備えた容量3リットルの四つ口フラスコに、
メチルエチルケトン1,000部を仕込み、窒素シール
下に、撹拌しながら液温を78℃まで昇温させた後、
【0104】 メタクリル酸n−ブチル 685部 アクリル酸n−ブチル 25部 メタクリル酸2−ヒドロキシエチル 150部 アクリル酸 140部 パーブチル O 80部
【0105】とからなる混合液を4時間掛けて滴下し
た。更に、同温度で8時間反応を続けた。反応混合物を
室温まで放冷した後、不揮発分が50%となるようにメ
チルエチルケトンを加えて希釈して、酸価100、水酸
基価65、数平均分子量9,000の有機高分子化合物
溶液Bを得た。
た。更に、同温度で8時間反応を続けた。反応混合物を
室温まで放冷した後、不揮発分が50%となるようにメ
チルエチルケトンを加えて希釈して、酸価100、水酸
基価65、数平均分子量9,000の有機高分子化合物
溶液Bを得た。
【0106】<合成例3>(低水酸基価ビニル系共重合
体の合成) 滴下装置、温度計、窒素ガス導入管、撹拌装置および還
流冷却管を備えた容量3リットルの四つ口フラスコに、
メチルエチルケトン1,000部を仕込み、窒素シール
下に、撹拌しながら液温を78℃まで昇温させた後、
体の合成) 滴下装置、温度計、窒素ガス導入管、撹拌装置および還
流冷却管を備えた容量3リットルの四つ口フラスコに、
メチルエチルケトン1,000部を仕込み、窒素シール
下に、撹拌しながら液温を78℃まで昇温させた後、
【0107】 メタクリル酸n−ブチル 735部 アクリル酸n−ブチル 50部 メタクリル酸2−ヒドロキシエチル 75部 アクリル酸 140部 パーブチル O 80部
【0108】とからなる混合液を4時間掛けて滴下し
た。更に、同温度で8時間反応を続けた。反応混合物を
室温まで放冷した後、不揮発分が50%となるようにメ
チルエチルケトンを加えて希釈して、酸価100、水酸
基価33、数平均分子量9,000の有機高分子化合物
溶液Cを得た。
た。更に、同温度で8時間反応を続けた。反応混合物を
室温まで放冷した後、不揮発分が50%となるようにメ
チルエチルケトンを加えて希釈して、酸価100、水酸
基価33、数平均分子量9,000の有機高分子化合物
溶液Cを得た。
【0109】<合成例4>(ビニル系共重合体の合成−
加熱架橋型) 滴下装置、温度計、窒素ガス導入管、撹拌装置および還
流冷却管を備えた容量3リットルの四つ口フラスコに、
メチルエチルケトン1,000部を仕込み、窒素シール
下に、撹拌しながら液温を78℃まで昇温させた後、
加熱架橋型) 滴下装置、温度計、窒素ガス導入管、撹拌装置および還
流冷却管を備えた容量3リットルの四つ口フラスコに、
メチルエチルケトン1,000部を仕込み、窒素シール
下に、撹拌しながら液温を78℃まで昇温させた後、
【0110】 メタクリル酸n−ブチル 335部 アクリル酸n−ブチル 358部 メタクリル酸2−ヒドロキシエチル 150部 メタクリル酸 107部 メタクリル酸グリシジル 50部 パーブチル O 80部
【0111】とからなる混合液を4時間掛けて滴下し
た。更に、同温度で8時間反応を続けた。反応混合物を
室温まで放冷した後、不揮発分が50%となるようにメ
チルエチルケトンを加えて希釈して、酸価70、水酸基
価65、数平均分子量10,000の有機高分子化合物
溶液Dを得た。
た。更に、同温度で8時間反応を続けた。反応混合物を
室温まで放冷した後、不揮発分が50%となるようにメ
チルエチルケトンを加えて希釈して、酸価70、水酸基
価65、数平均分子量10,000の有機高分子化合物
溶液Dを得た。
【0112】<合成例5>(ポリエステル樹脂の合成) 脱水管、温度計、窒素ガス導入管および撹拌装置を備え
た容量2リットルの四つ口フラスコに、窒素シール下
に、撹拌しながら
た容量2リットルの四つ口フラスコに、窒素シール下
に、撹拌しながら
【0113】 「カージュラ E−10」 100部 (シェル化学工業株式会社製の合成脂肪酸のグリシジルエステル) アジピン酸 241部 ヘキサヒドロ無水フタル酸 376部 ネオペンチルグリコール 195部 トリメチロールプロパン 165部 ジブチル錫ジオキサイド 0.5部
【0114】とを仕込み、脱水しながら5時間を掛けて
190℃まで昇温し、同温度にて脱水縮合反応を行っ
た。サンプリングを行って酸価を測定し、目標酸価が6
0となるように反応を終了した。反応混合物を放冷した
後、不揮発分が65%と成るようにメチルエチルケトン
を加えて希釈して、酸価が61、数平均分子量が2,2
00、重量平均分子量が30,000、樹脂固形分当た
りの水酸基価が60である有機高分子化合物溶液Eを得
た。
190℃まで昇温し、同温度にて脱水縮合反応を行っ
た。サンプリングを行って酸価を測定し、目標酸価が6
0となるように反応を終了した。反応混合物を放冷した
後、不揮発分が65%と成るようにメチルエチルケトン
を加えて希釈して、酸価が61、数平均分子量が2,2
00、重量平均分子量が30,000、樹脂固形分当た
りの水酸基価が60である有機高分子化合物溶液Eを得
た。
【0115】<合成例6>(ポリウレタン樹脂の合成) 温度計、窒素ガス導入管、撹拌装置および還流冷却管を
備えた容量3リットルの四つ口フラスコに、窒素シール
下に、撹拌しながらメチルエチルケトン900部を仕込
み、
備えた容量3リットルの四つ口フラスコに、窒素シール
下に、撹拌しながらメチルエチルケトン900部を仕込
み、
【0116】 ジメチロールプロピオン酸 129部 「プラクセル 212」 521部 (ダイセル化学工業株式会社製のポリラクトンジオール) イソホロンジイソシアネート 350部
【0117】とを仕込み、78℃で2時間反応させた
後、ジブチル錫ジラウレート0.1部を加えて、更に同
温度にて4時間反応させた。反応混合物を30℃まで放
冷した後、エチレンジアミン5.8部をメチルエチルケ
トン106部に溶解した溶液を仕込んで、1時間反応さ
せて、酸価が54、数平均分子量が12,000である
有機高分子化合物溶液Fを得た。
後、ジブチル錫ジラウレート0.1部を加えて、更に同
温度にて4時間反応させた。反応混合物を30℃まで放
冷した後、エチレンジアミン5.8部をメチルエチルケ
トン106部に溶解した溶液を仕込んで、1時間反応さ
せて、酸価が54、数平均分子量が12,000である
有機高分子化合物溶液Fを得た。
【0118】 <実施例1> (1)顔料分散工程 容量250ccのガラスビンに、 イオン交換水 42.0部 10%水酸化ナトリウム 2.0部 を秤り込み、撹拌下に 合成例1で得た有機高分子化合物溶液A 8.0部 (ビニル系共重合体、酸価130、水酸基価65) を加えて混合液とする。更にイェロー顔料 Symuler Fast Yellow 4192 4.0 (大日本インキ化学工業株式会社製 C.I.Pigment Yellow 154) Paliotol Yellow D1155 4.0部 (BASF社製 C.I.Pigment Yellow 185)
【0119】を秤り込み(懸濁液)、平均粒子径が0.
5mmのジルコニアビーズ250gを加え、ペイントシェ
ーカー(東洋精機社製)を用いて4時間分散を行った
(懸濁液から顔料分散液へ)。分散終了後、ジルコニア
ビーズを濾別して、塩基で中和されたカルボキシル基を
有する有機高分子化合物と顔料からなる顔料分散液を得
た。
5mmのジルコニアビーズ250gを加え、ペイントシェ
ーカー(東洋精機社製)を用いて4時間分散を行った
(懸濁液から顔料分散液へ)。分散終了後、ジルコニア
ビーズを濾別して、塩基で中和されたカルボキシル基を
有する有機高分子化合物と顔料からなる顔料分散液を得
た。
【0120】(2)溶剤蒸留 塩基で中和されたカルボキシル基を有する有機高分子化
合物と顔料からなる顔料分散液に水を加えて倍に希釈し
た後、常圧蒸留によってメチルエチルケトンを蒸留し
た。
合物と顔料からなる顔料分散液に水を加えて倍に希釈し
た後、常圧蒸留によってメチルエチルケトンを蒸留し
た。
【0121】(3)酸析 溶剤蒸留後の顔料分散液をディスパーで撹拌しながら、
1規定塩酸を加えて顔料分散液のpHを3〜5とし、有
機高分子化合物を析出させ、カルボキシル基を有する有
機高分子化合物で顔料を被覆した。
1規定塩酸を加えて顔料分散液のpHを3〜5とし、有
機高分子化合物を析出させ、カルボキシル基を有する有
機高分子化合物で顔料を被覆した。
【0122】(4)濾過及び水洗 カルボキシル基を有する有機高分子化合物で被覆された
顔料のスラリーを吸引濾過、水洗して、含水ケーキを得
た。
顔料のスラリーを吸引濾過、水洗して、含水ケーキを得
た。
【0123】(5)中和及び水性媒体への再分散 ディスパーで撹拌下、含水ケーキに、水酸化ナトリウム
の10%水溶液を加え水性分散体のpHを8.5〜9.
5とした。更に、1時間撹拌を続けた後、水を加えて、
不揮発分が20%になるように調整して、塩基で中和さ
れたカルボキシル基を有する有機高分子化合物で顔料が
被覆されてなる着色微粒子を含む水性分散体A−1を得
た。
の10%水溶液を加え水性分散体のpHを8.5〜9.
5とした。更に、1時間撹拌を続けた後、水を加えて、
不揮発分が20%になるように調整して、塩基で中和さ
れたカルボキシル基を有する有機高分子化合物で顔料が
被覆されてなる着色微粒子を含む水性分散体A−1を得
た。
【0124】 (6)インクジェットプリンター用水性記録液の調製 上記水性分散体A−1 20.0部 イオン交換水 44.4部 エチレングリコール 4.0部 グリセリン 8.0部 ジエタノールアミン 2.4部 エマルゲン147(花王社製のノニオン活性剤) 1.2部
【0125】を混合し、塩基で中和されたカルボキシル
基を有する有機高分子化合物で顔料が被覆されてなる着
色微粒子を含むインクジェットプリンター用水性記録液
を調製した。
基を有する有機高分子化合物で顔料が被覆されてなる着
色微粒子を含むインクジェットプリンター用水性記録液
を調製した。
【0126】調製した上記記録液をキャノン社製のイン
クジェットプリンターBJC−400Jのカートリッジ
に詰め、カラーBJペーパー(キャノン社製)に印刷
し、イェローの画像を得た。
クジェットプリンターBJC−400Jのカートリッジ
に詰め、カラーBJペーパー(キャノン社製)に印刷
し、イェローの画像を得た。
【0127】このイェロー画像を、SPECTRAFL
ASH 500(D65光源、10度視野)で測色を行
い、彩度C* を求めた。また、上記イェロー画像を、ス
ガ試験機社製の耐光試験機FAL−5H型で300時間
耐光性試験した後、試験前後の画像をSPECTRAF
LASH 500(D65光源、10度視野)で測色を
行い、色差ΔE* を求めた。更に、調製した記録液を7
0℃の恒温槽中に静置し、粘度の変化及び体積平均粒子
径の変化を測定し貯蔵安定性を評価した。結果を表−1
に記す。記録液同士を単に混合した比較例1に比べ、耐
光性、彩度及び貯蔵安定性を同時に満足するものであっ
た。
ASH 500(D65光源、10度視野)で測色を行
い、彩度C* を求めた。また、上記イェロー画像を、ス
ガ試験機社製の耐光試験機FAL−5H型で300時間
耐光性試験した後、試験前後の画像をSPECTRAF
LASH 500(D65光源、10度視野)で測色を
行い、色差ΔE* を求めた。更に、調製した記録液を7
0℃の恒温槽中に静置し、粘度の変化及び体積平均粒子
径の変化を測定し貯蔵安定性を評価した。結果を表−1
に記す。記録液同士を単に混合した比較例1に比べ、耐
光性、彩度及び貯蔵安定性を同時に満足するものであっ
た。
【0128】<実施例2>実施例1におけるイェロー顔
料Paliotol Yellow D1155に代え
てNovoperm Yellow PH−G(クラリ
アント社製C.I.Pigment Yellow 1
80)を使用した以外は、実施例1と同様にして、塩基
で中和されたカルボキシル基を有する有機高分子化合物
で顔料が被覆されてなる着色微粒子を含むインクジェッ
トプリンター用水性記録液を調製した。更に実施例1と
同様にして、イェロー画像の彩度、耐光性及び記録液貯
蔵における粘度の変化、体積平均粒子径の変化を測定し
た。結果を表−1に記す。記録液同士を単に混合した比
較例2に比べ、耐光性、彩度及び貯蔵安定性を同時に満
足するものであった。
料Paliotol Yellow D1155に代え
てNovoperm Yellow PH−G(クラリ
アント社製C.I.Pigment Yellow 1
80)を使用した以外は、実施例1と同様にして、塩基
で中和されたカルボキシル基を有する有機高分子化合物
で顔料が被覆されてなる着色微粒子を含むインクジェッ
トプリンター用水性記録液を調製した。更に実施例1と
同様にして、イェロー画像の彩度、耐光性及び記録液貯
蔵における粘度の変化、体積平均粒子径の変化を測定し
た。結果を表−1に記す。記録液同士を単に混合した比
較例2に比べ、耐光性、彩度及び貯蔵安定性を同時に満
足するものであった。
【0129】<実施例3>実施例1におけるイェロー顔
料Paliotol Yellow D1155に代え
てPaliotol Yellow 1840(BAS
F社製C.I.Pigment Yellow 13
9)を使用した以外は、実施例1と同様にして、塩基で
中和されたカルボキシル基を有する有機高分子化合物で
顔料が被覆されてなる着色微粒子を含むインクジェット
プリンター用水性記録液を調製した。
料Paliotol Yellow D1155に代え
てPaliotol Yellow 1840(BAS
F社製C.I.Pigment Yellow 13
9)を使用した以外は、実施例1と同様にして、塩基で
中和されたカルボキシル基を有する有機高分子化合物で
顔料が被覆されてなる着色微粒子を含むインクジェット
プリンター用水性記録液を調製した。
【0130】更に実施例1と同様にして、イェロー画像
の彩度、耐光性及び記録液貯蔵における粘度の変化、体
積平均粒子径の変化を測定した。結果を表−1に記す。
記録液同士を単に混合した比較例3に比べ、耐光性、彩
度及び貯蔵安定性を同時に満足するものであった。
の彩度、耐光性及び記録液貯蔵における粘度の変化、体
積平均粒子径の変化を測定した。結果を表−1に記す。
記録液同士を単に混合した比較例3に比べ、耐光性、彩
度及び貯蔵安定性を同時に満足するものであった。
【0131】<実施例4>実施例1におけるイェロー顔
料Paliotol Yellow D1155に代え
てPaliotol Yellow 1090(BAS
F社製C.I.Pigment Yellow 13
8)を使用した以外は、実施例1と同様にして、塩基で
中和されたカルボキシル基を有する有機高分子化合物で
顔料が被覆されてなる着色微粒子を含むインクジェット
プリンター用水性記録液を調製した。
料Paliotol Yellow D1155に代え
てPaliotol Yellow 1090(BAS
F社製C.I.Pigment Yellow 13
8)を使用した以外は、実施例1と同様にして、塩基で
中和されたカルボキシル基を有する有機高分子化合物で
顔料が被覆されてなる着色微粒子を含むインクジェット
プリンター用水性記録液を調製した。
【0132】更に実施例1と同様にして、イェロー画像
の彩度、耐光性及び記録液貯蔵における粘度の変化、体
積平均粒子径の変化を測定した。結果を表−1に記す。
記録液同士を単に混合した比較例4に比べ、耐光性、彩
度及び貯蔵安定性を同時に満足するものであった。
の彩度、耐光性及び記録液貯蔵における粘度の変化、体
積平均粒子径の変化を測定した。結果を表−1に記す。
記録液同士を単に混合した比較例4に比べ、耐光性、彩
度及び貯蔵安定性を同時に満足するものであった。
【0133】<実施例5>実施例1におけるイェロー顔
料Paliotol Yellow D1155に代え
てFastogen Super Yellow GR
O(大日本インキ化学工業株式会社製C.I.Pigm
ent Yellow 110)を使用した以外は、実
施例1と同様にして、塩基で中和されたカルボキシル基
を有する有機高分子化合物で顔料が被覆されてなる着色
微粒子を含むインクジェットプリンター用水性記録液を
調製した。
料Paliotol Yellow D1155に代え
てFastogen Super Yellow GR
O(大日本インキ化学工業株式会社製C.I.Pigm
ent Yellow 110)を使用した以外は、実
施例1と同様にして、塩基で中和されたカルボキシル基
を有する有機高分子化合物で顔料が被覆されてなる着色
微粒子を含むインクジェットプリンター用水性記録液を
調製した。
【0134】更に実施例1と同様にして、イェロー画像
の耐光性、彩度及び記録液貯蔵における粘度の変化、体
積平均粒子径の変化を測定した。結果を表−1に記す。
記録液同士を単に混合した比較例5に比べ、耐光性、彩
度及び貯蔵安定性を同時に満足するものであった。
の耐光性、彩度及び記録液貯蔵における粘度の変化、体
積平均粒子径の変化を測定した。結果を表−1に記す。
記録液同士を単に混合した比較例5に比べ、耐光性、彩
度及び貯蔵安定性を同時に満足するものであった。
【0135】<実施例6>実施例1におけるイェロー顔
料Paliotol Yellow D1155に代え
てIrgazin Yellow 2GLTE(チバス
ペシャルティケミカルズ社製C.I.Pigment
Yellow 109)を使用した以外は、実施例1と
同様にして、塩基で中和されたカルボキシル基を有する
有機高分子化合物で顔料が被覆されてなる着色微粒子を
含むインクジェットプリンター用水性記録液を調製し
た。
料Paliotol Yellow D1155に代え
てIrgazin Yellow 2GLTE(チバス
ペシャルティケミカルズ社製C.I.Pigment
Yellow 109)を使用した以外は、実施例1と
同様にして、塩基で中和されたカルボキシル基を有する
有機高分子化合物で顔料が被覆されてなる着色微粒子を
含むインクジェットプリンター用水性記録液を調製し
た。
【0136】更に実施例1と同様にして、イェロー画像
の彩度、耐光性及び記録液貯蔵における粘度の変化、体
積平均粒子径の変化を測定した。結果を表−1に記す。
記録液同士を単に混合した比較例6に比べ、耐光性、彩
度及び貯蔵安定性を同時に満足するものであった。
の彩度、耐光性及び記録液貯蔵における粘度の変化、体
積平均粒子径の変化を測定した。結果を表−1に記す。
記録液同士を単に混合した比較例6に比べ、耐光性、彩
度及び貯蔵安定性を同時に満足するものであった。
【0137】<実施例7>実施例1におけるイェロー顔
料Paliotol Yellow D1155に代え
てSUN Fast Yellow 272−4608
(SUN CHEMICAL社製C.I.Pigmen
t Yellow 74)を使用した以外は、実施例1
と同様にして、塩基で中和されたカルボキシル基を有す
る有機高分子化合物でイェロー顔料が被覆されてなる着
色微粒子を含むインクジェットプリンター用水性記録液
を調製した。
料Paliotol Yellow D1155に代え
てSUN Fast Yellow 272−4608
(SUN CHEMICAL社製C.I.Pigmen
t Yellow 74)を使用した以外は、実施例1
と同様にして、塩基で中和されたカルボキシル基を有す
る有機高分子化合物でイェロー顔料が被覆されてなる着
色微粒子を含むインクジェットプリンター用水性記録液
を調製した。
【0138】更に実施例1と同様にして、イェロー画像
の彩度、耐光性及び記録液貯蔵における粘度の変化、体
積平均粒子径の変化を測定した。結果を表−1に記す。
記録液同士を単に混合した比較例7に比べ、耐光性、彩
度及び貯蔵安定性を同時に満足するものであった。
の彩度、耐光性及び記録液貯蔵における粘度の変化、体
積平均粒子径の変化を測定した。結果を表−1に記す。
記録液同士を単に混合した比較例7に比べ、耐光性、彩
度及び貯蔵安定性を同時に満足するものであった。
【0139】<実施例8>実施例1における有機高分子
化合物溶液Aに代えて合成例2で得た有機高分子化合物
溶液B(ビニル系共重合体、酸価100、水酸基価6
5)を使用した以外は、実施例1と同様にして、塩基で
中和されたカルボキシル基を有する有機高分子化合物で
イェロー顔料が被覆されてなる着色微粒子を含むインク
ジェットプリンター用水性記録液を調製した。
化合物溶液Aに代えて合成例2で得た有機高分子化合物
溶液B(ビニル系共重合体、酸価100、水酸基価6
5)を使用した以外は、実施例1と同様にして、塩基で
中和されたカルボキシル基を有する有機高分子化合物で
イェロー顔料が被覆されてなる着色微粒子を含むインク
ジェットプリンター用水性記録液を調製した。
【0140】更に実施例1と同様にして、イェロー画像
の彩度、耐光性及び記録液貯蔵における粘度の変化、体
積平均粒子径の変化を測定した。結果を表−1に記す。
耐光性、彩度及び貯蔵安定性を同時に満足するものであ
った。
の彩度、耐光性及び記録液貯蔵における粘度の変化、体
積平均粒子径の変化を測定した。結果を表−1に記す。
耐光性、彩度及び貯蔵安定性を同時に満足するものであ
った。
【0141】<実施例9>実施例1における有機高分子
化合物溶液Aに代えて合成例3で得た有機高分子化合物
溶液C(ビニル系共重合体、酸価100、水酸基価3
3)を使用した以外は、実施例1と同様にして、塩基で
中和されたカルボキシル基を有する有機高分子化合物で
イェロー顔料が被覆されてなる着色微粒子を含むインク
ジェットプリンター用水性記録液を調製した。
化合物溶液Aに代えて合成例3で得た有機高分子化合物
溶液C(ビニル系共重合体、酸価100、水酸基価3
3)を使用した以外は、実施例1と同様にして、塩基で
中和されたカルボキシル基を有する有機高分子化合物で
イェロー顔料が被覆されてなる着色微粒子を含むインク
ジェットプリンター用水性記録液を調製した。
【0142】更に実施例1と同様にして、イェロー画像
の彩度、耐光性及び記録液貯蔵における粘度の変化、体
積平均粒子径の変化を測定した。結果を表−1に記す。
耐光性、彩度及び貯蔵安定性を同時に満足するものであ
った。
の彩度、耐光性及び記録液貯蔵における粘度の変化、体
積平均粒子径の変化を測定した。結果を表−1に記す。
耐光性、彩度及び貯蔵安定性を同時に満足するものであ
った。
【0143】 <実施例10> (1)顔料分散工程 容量250ccのガラスビンに、 イオン交換水 42.0部 10%水酸化ナトリウム 2.0部 を秤り込み、撹拌下に 合成例4で得た有機高分子化合物溶液D 8.0部 (ビニル系共重合体、加熱架橋型) を加えて混合液とする。更にイェロー顔料 Symuler Fast Yellow 4192 4.0 (大日本インキ化学工業株式会社製 C.I.Pigment Yellow 154) Paliotol Yellow D1155 4.0部 (BASF社製 C.I.Pigment Yellow 185)
【0144】を秤り込み、平均粒子径が0.5mmのジル
コニアビーズ250gを加え、ペイントシェーカーを用
いて4時間分散を行った。分散終了後、ジルコニアビー
ズを濾別して、塩基で中和されたカルボキシル基を有す
る有機高分子化合物と顔料からなる顔料分散液を得た。
コニアビーズ250gを加え、ペイントシェーカーを用
いて4時間分散を行った。分散終了後、ジルコニアビー
ズを濾別して、塩基で中和されたカルボキシル基を有す
る有機高分子化合物と顔料からなる顔料分散液を得た。
【0145】(2)溶剤蒸留 塩基で中和されたカルボキシル基を有する有機高分子化
合物と顔料からなる顔料分散液に水を加えて倍に希釈し
た後、常圧蒸留によってメチルエチルケトンを蒸留し
た。
合物と顔料からなる顔料分散液に水を加えて倍に希釈し
た後、常圧蒸留によってメチルエチルケトンを蒸留し
た。
【0146】(3)加熱処理 溶剤蒸留後の顔料分散液をオートクレーブ中で、120
℃4時間で加熱処理をした。
℃4時間で加熱処理をした。
【0147】(4)酸析 加熱処理後の顔料分散液をディスパーで撹拌しながら、
1規定塩酸を加えて顔料分散液のpHを3〜5とし、有
機高分子化合物を析出させ、カルボキシル基を有する有
機高分子化合物で顔料を被覆した。
1規定塩酸を加えて顔料分散液のpHを3〜5とし、有
機高分子化合物を析出させ、カルボキシル基を有する有
機高分子化合物で顔料を被覆した。
【0148】(5)濾過及び水洗 カルボキシル基を有する有機高分子化合物で被覆された
顔料のスラリーを吸引濾過、水洗して、含水ケーキを得
た。
顔料のスラリーを吸引濾過、水洗して、含水ケーキを得
た。
【0149】(6)中和及び水性媒体への再分散 ディスパーで撹拌下、含水ケーキに、水酸化ナトリウム
の10%水溶液を加え水性分散体のpHを8.5〜9.
5とした。更に、1時間撹拌を続けた後、水を加えて、
不揮発分が20%になるように調製して、塩基で中和さ
れたカルボキシル基を有する有機高分子化合物で顔料が
被覆されてなる着色微粒子を含む水性分散体D−1を得
た。
の10%水溶液を加え水性分散体のpHを8.5〜9.
5とした。更に、1時間撹拌を続けた後、水を加えて、
不揮発分が20%になるように調製して、塩基で中和さ
れたカルボキシル基を有する有機高分子化合物で顔料が
被覆されてなる着色微粒子を含む水性分散体D−1を得
た。
【0150】 (7)インクジェットプリンター用水性記録液の調製 上記水性分散体D−1 20.0部 イオン交換水 44.4部 エチレングリコール 4.0部 グリセリン 8.0部 ジエタノールアミン 2.4部 エマルゲン147(花王社製のノニオン活性剤) 1.2部
【0151】を混合し、塩基で中和されたカルボキシル
基を有する有機高分子化合物で顔料が被覆されてなる着
色微粒子を含むインクジェットプリンター用水性記録液
を調製した。
基を有する有機高分子化合物で顔料が被覆されてなる着
色微粒子を含むインクジェットプリンター用水性記録液
を調製した。
【0152】調製した記録液を実施例1と同様にして、
イェロー画像の彩度、耐光性及び記録液貯蔵における粘
度の変化、体積平均粒子径の変化を測定した。結果を表
−1に記す。耐光性、彩度及び貯蔵安定性を同時に満足
するものであった。
イェロー画像の彩度、耐光性及び記録液貯蔵における粘
度の変化、体積平均粒子径の変化を測定した。結果を表
−1に記す。耐光性、彩度及び貯蔵安定性を同時に満足
するものであった。
【0153】<実施例11>実施例1における有機高分
子化合物溶液Aに代えて合成例5で得た有機高分子化合
物溶液E(ポリエステル樹脂)を使用した以外は、実施
例1と同様にして、塩基で中和されたカルボキシル基を
有する有機高分子化合物で顔料が被覆されてなる着色微
粒子を含むインクジェットプリンター用水性記録液を調
製した。
子化合物溶液Aに代えて合成例5で得た有機高分子化合
物溶液E(ポリエステル樹脂)を使用した以外は、実施
例1と同様にして、塩基で中和されたカルボキシル基を
有する有機高分子化合物で顔料が被覆されてなる着色微
粒子を含むインクジェットプリンター用水性記録液を調
製した。
【0154】更に実施例1と同様にして、イェロー画像
の彩度、耐光性及び記録液貯蔵における粘度の変化、体
積平均粒子径の変化を測定した。結果を表−1に記す。
耐光性、彩度及び貯蔵安定性を同時に満足するものであ
った。
の彩度、耐光性及び記録液貯蔵における粘度の変化、体
積平均粒子径の変化を測定した。結果を表−1に記す。
耐光性、彩度及び貯蔵安定性を同時に満足するものであ
った。
【0155】<実施例12>実施例1における有機高分
子化合物溶液Aに代えて合成例6で得た有機高分子化合
物溶液F(ポリウレタン樹脂)を使用した以外は、実施
例1と同様にして、塩基で中和されたカルボキシル基を
有する有機高分子化合物で顔料が被覆されてなる着色微
粒子を含むインクジェットプリンター用水性記録液を調
製した。
子化合物溶液Aに代えて合成例6で得た有機高分子化合
物溶液F(ポリウレタン樹脂)を使用した以外は、実施
例1と同様にして、塩基で中和されたカルボキシル基を
有する有機高分子化合物で顔料が被覆されてなる着色微
粒子を含むインクジェットプリンター用水性記録液を調
製した。
【0156】更に実施例1と同様にして、イェロー画像
の彩度、耐光性及び記録液貯蔵における粘度の変化、体
積平均粒子径の変化を測定した。結果を表−1に記す。
耐光性、彩度及び貯蔵安定性を同時に満足するものであ
った。
の彩度、耐光性及び記録液貯蔵における粘度の変化、体
積平均粒子径の変化を測定した。結果を表−1に記す。
耐光性、彩度及び貯蔵安定性を同時に満足するものであ
った。
【0157】<比較例1>実施例1と同様の有機高分子
化合物溶液A及びイェロー顔料2種類を使用して、各々
単独に、塩基で中和されたカルボキシル基を有する有機
高分子化合物で顔料が被覆されていない水性顔料分散体
を得た。
化合物溶液A及びイェロー顔料2種類を使用して、各々
単独に、塩基で中和されたカルボキシル基を有する有機
高分子化合物で顔料が被覆されていない水性顔料分散体
を得た。
【0158】すなわち、 (1)顔料分散工程−1 容量250ccのガラスビンに、 イオン交換水 42.0部 10%水酸化ナトリウム 2.0部 を秤り込み、撹拌下に 合成例1で得た有機高分子化合物溶液A 8.0部 を加えて混合液とする。更にイェロー顔料 Symuler Fast Yellow 4192 8.0 (C.I.Pigment Yellow 154)
【0159】を秤り込み、平均粒子径が0.5mmのジル
コニアビーズ250gを加え、ペイントシェーカーを用
いて4時間分散を行った。分散終了後、ジルコニアビー
ズを濾別して、塩基で中和されたカルボキシル基を有す
る有機高分子化合物と顔料からなる水性分散体を得た。
コニアビーズ250gを加え、ペイントシェーカーを用
いて4時間分散を行った。分散終了後、ジルコニアビー
ズを濾別して、塩基で中和されたカルボキシル基を有す
る有機高分子化合物と顔料からなる水性分散体を得た。
【0160】(2)溶剤蒸留−1 塩基で中和されたカルボキシル基を有する有機高分子化
合物と顔料からなる水性分散体に水を加えて倍に希釈し
た後、常圧蒸留によってメチルエチルケトン及び不揮発
分が20%になるまで水を蒸留して水性分散体a−1を
得た。
合物と顔料からなる水性分散体に水を加えて倍に希釈し
た後、常圧蒸留によってメチルエチルケトン及び不揮発
分が20%になるまで水を蒸留して水性分散体a−1を
得た。
【0161】 (3)顔料分散工程−2 容量250ccのガラスビンに、 イオン交換水 42.0部 10%水酸化ナトリウム 2.0部 を秤り込み、撹拌下に 合成例1で得た有機高分子化合物溶液A 8.0部 を加えて混合液とする。更にイェロー顔料 Paliotol Yellow D1155 8.0部 (C.I.Pigment Yellow 185)
【0162】を秤り込み、平均粒子径が0.5mmのジル
コニアビーズ250gを加え、ペイントシェーカーを用
いて4時間分散を行った。分散終了後、ジルコニアビー
ズを濾別して、塩基で中和されたカルボキシル基を有す
る有機高分子化合物と顔料からなる水性分散体を得た。
コニアビーズ250gを加え、ペイントシェーカーを用
いて4時間分散を行った。分散終了後、ジルコニアビー
ズを濾別して、塩基で中和されたカルボキシル基を有す
る有機高分子化合物と顔料からなる水性分散体を得た。
【0163】(4)溶剤蒸留−2 塩基で中和されたカルボキシル基を有する有機高分子化
合物と顔料からなる水性分散体に水を加えて倍に希釈し
た後、常圧蒸留によってメチルエチルケトン及び不揮発
分が20%になるまで水を蒸留して水性分散体a−2を
得た。
合物と顔料からなる水性分散体に水を加えて倍に希釈し
た後、常圧蒸留によってメチルエチルケトン及び不揮発
分が20%になるまで水を蒸留して水性分散体a−2を
得た。
【0164】 (5)インクジェットプリンター用水性記録液の調製 水性分散体a−1 10.0部 水性分散体a−2 10.0部 イオン交換水 44.4部 エチレングリコール 4.0部 グリセリン 8.0部 ジエタノールアミン 2.4部 エマルゲン147(花王社製のノニオン活性剤) 1.2部
【0165】を混合し、塩基で中和されたカルボキシル
基を有する有機高分子化合物で顔料を分散してなるイン
クジェットプリンター用水性記録液を調製した。
基を有する有機高分子化合物で顔料を分散してなるイン
クジェットプリンター用水性記録液を調製した。
【0166】更に実施例1と同様にして、イェロー画像
の彩度、耐光性及び記録液貯蔵における粘度の変化、体
積平均粒子径の変化を測定した。結果を表−1に記す
が、この比較例の場合には、彩度及び耐光性は単に2種
類の記録液の該特性の中間となるだけであった。また、
被覆された状態と異なり、吸着レベルで顔料の表面に有
機高分子化合物が存在するので、特性の経時変化が大き
く、記録液貯蔵後の粘度及び粒子径が増大した。
の彩度、耐光性及び記録液貯蔵における粘度の変化、体
積平均粒子径の変化を測定した。結果を表−1に記す
が、この比較例の場合には、彩度及び耐光性は単に2種
類の記録液の該特性の中間となるだけであった。また、
被覆された状態と異なり、吸着レベルで顔料の表面に有
機高分子化合物が存在するので、特性の経時変化が大き
く、記録液貯蔵後の粘度及び粒子径が増大した。
【0167】<比較例2>実施例2と同様の有機高分子
化合物溶液A及びイェロー顔料2種類を使用した以外は
比較例1と同様にして、各々単独に、塩基で中和された
カルボキシル基を有する有機高分子化合物で顔料が被覆
されていない水性顔料分散体を得た。
化合物溶液A及びイェロー顔料2種類を使用した以外は
比較例1と同様にして、各々単独に、塩基で中和された
カルボキシル基を有する有機高分子化合物で顔料が被覆
されていない水性顔料分散体を得た。
【0168】すなわち、合成例1で得た有機高分子化合
物溶液Aとイェロー顔料Symuler Fast Y
ellow 4192(C.I.Pigment Ye
llow 154)とから水性分散体a−1を、有機高
分子化合物溶液Aとイェロー顔料Novoperm Y
ellow PH−G(C.I.Pigment Ye
llow180)とから水性分散体a−3をそれぞれ得
た。
物溶液Aとイェロー顔料Symuler Fast Y
ellow 4192(C.I.Pigment Ye
llow 154)とから水性分散体a−1を、有機高
分子化合物溶液Aとイェロー顔料Novoperm Y
ellow PH−G(C.I.Pigment Ye
llow180)とから水性分散体a−3をそれぞれ得
た。
【0169】更に、比較例1と同様にして、水性分散体
a−1と水性分散体a−3を混合し、塩基で中和された
カルボキシル基を有する有機高分子化合物で顔料を分散
してなるインクジェットプリンター用水性記録液を調製
した。
a−1と水性分散体a−3を混合し、塩基で中和された
カルボキシル基を有する有機高分子化合物で顔料を分散
してなるインクジェットプリンター用水性記録液を調製
した。
【0170】更に実施例1と同様にして、イェロー画像
の彩度、耐光性及び記録液貯蔵における粘度の変化、体
積平均粒子径の変化を測定した。結果を表−1に記す
が、この比較例の場合には、彩度及び耐光性は単に2種
類の記録液の該特性の中間となるだけであった。また、
特性の経時変化が大きく、記録液貯蔵後の粘度及び粒子
径が増大した。
の彩度、耐光性及び記録液貯蔵における粘度の変化、体
積平均粒子径の変化を測定した。結果を表−1に記す
が、この比較例の場合には、彩度及び耐光性は単に2種
類の記録液の該特性の中間となるだけであった。また、
特性の経時変化が大きく、記録液貯蔵後の粘度及び粒子
径が増大した。
【0171】<比較例3>実施例3と同様の有機高分子
化合物溶液A及びイェロー顔料2種類を使用した以外は
比較例1と同様にして、各々単独に、塩基で中和された
カルボキシル基を有する有機高分子化合物で顔料が被覆
されていない水性顔料分散体を得た。
化合物溶液A及びイェロー顔料2種類を使用した以外は
比較例1と同様にして、各々単独に、塩基で中和された
カルボキシル基を有する有機高分子化合物で顔料が被覆
されていない水性顔料分散体を得た。
【0172】すなわち、合成例1で得た有機高分子化合
物溶液Aとイェロー顔料Symuler Fast Y
ellow 4192(C.I.Pigment Ye
llow 154)とから水性分散体a−1を、有機高
分子化合物溶液Aとイェロー顔料Paliotol Y
ellow 1840(C.I.Pigment Ye
llow139)とから水性分散体a−4をそれぞれ得
た。
物溶液Aとイェロー顔料Symuler Fast Y
ellow 4192(C.I.Pigment Ye
llow 154)とから水性分散体a−1を、有機高
分子化合物溶液Aとイェロー顔料Paliotol Y
ellow 1840(C.I.Pigment Ye
llow139)とから水性分散体a−4をそれぞれ得
た。
【0173】更に、比較例1と同様にして、水性分散体
a−1と水性分散体a−4を混合し、塩基で中和された
カルボキシル基を有する有機高分子化合物で顔料を分散
してなるインクジェットプリンター用水性記録液を調製
した。
a−1と水性分散体a−4を混合し、塩基で中和された
カルボキシル基を有する有機高分子化合物で顔料を分散
してなるインクジェットプリンター用水性記録液を調製
した。
【0174】更に実施例1と同様にして、イェロー画像
の彩度、耐光性及び記録液貯蔵における粘度の変化、体
積平均粒子径の変化を測定した。結果を表−1に記す
が、この比較例の場合には、彩度及び耐光性は単に2種
類の記録液の該特性の中間となるだけであった。また、
特性の経時変化が大きく、記録液貯蔵後の粘度及び粒子
径が増大した。
の彩度、耐光性及び記録液貯蔵における粘度の変化、体
積平均粒子径の変化を測定した。結果を表−1に記す
が、この比較例の場合には、彩度及び耐光性は単に2種
類の記録液の該特性の中間となるだけであった。また、
特性の経時変化が大きく、記録液貯蔵後の粘度及び粒子
径が増大した。
【0175】<比較例4>実施例4と同様の有機高分子
化合物溶液A及びイェロー顔料2種類を使用した以外は
比較例1と同様にして、各々単独に、塩基で中和された
カルボキシル基を有する有機高分子化合物で顔料が被覆
されていない水性顔料分散体を得た。
化合物溶液A及びイェロー顔料2種類を使用した以外は
比較例1と同様にして、各々単独に、塩基で中和された
カルボキシル基を有する有機高分子化合物で顔料が被覆
されていない水性顔料分散体を得た。
【0176】すなわち、合成例1で得た有機高分子化合
物溶液Aとイェロー顔料Symuler Fast Y
ellow 4192(C.I.Pigment Ye
llow 154)とから水性分散体a−1を、有機高
分子化合物溶液Aとイェロー顔料Paliotol Y
ellow 1090(C.I.Pigment Ye
llow138)とから水性分散体a−5をそれぞれ得
た。
物溶液Aとイェロー顔料Symuler Fast Y
ellow 4192(C.I.Pigment Ye
llow 154)とから水性分散体a−1を、有機高
分子化合物溶液Aとイェロー顔料Paliotol Y
ellow 1090(C.I.Pigment Ye
llow138)とから水性分散体a−5をそれぞれ得
た。
【0177】更に、比較例1と同様にして、水性分散体
a−1と水性分散体a−5を混合し、塩基で中和された
カルボキシル基を有する有機高分子化合物で顔料を分散
してなるインクジェットプリンター用水性記録液を調製
した。
a−1と水性分散体a−5を混合し、塩基で中和された
カルボキシル基を有する有機高分子化合物で顔料を分散
してなるインクジェットプリンター用水性記録液を調製
した。
【0178】更に実施例1と同様にして、イェロー画像
の彩度、耐光性及び記録液貯蔵における粘度の変化、体
積平均粒子径の変化を測定した。結果を表−1に記す
が、この比較例の場合には、彩度及び耐光性は単に2種
類の記録液の該特性の中間となるだけであった。また、
特性の経時変化が大きく、記録液貯蔵後の粘度及び粒子
径が増大した。
の彩度、耐光性及び記録液貯蔵における粘度の変化、体
積平均粒子径の変化を測定した。結果を表−1に記す
が、この比較例の場合には、彩度及び耐光性は単に2種
類の記録液の該特性の中間となるだけであった。また、
特性の経時変化が大きく、記録液貯蔵後の粘度及び粒子
径が増大した。
【0179】<比較例5>実施例5と同様の有機高分子
化合物溶液A及びイェロー顔料2種類を使用した以外は
比較例1と同様にして、各々単独に、塩基で中和された
カルボキシル基を有する有機高分子化合物で顔料が被覆
されていない水性顔料分散体を得た。
化合物溶液A及びイェロー顔料2種類を使用した以外は
比較例1と同様にして、各々単独に、塩基で中和された
カルボキシル基を有する有機高分子化合物で顔料が被覆
されていない水性顔料分散体を得た。
【0180】すなわち、合成例1で得た有機高分子化合
物溶液Aとイェロー顔料Symuler Fast Y
ellow 4192(C.I.Pigment Ye
llow 154)とから水性分散体a−1を、有機高
分子化合物溶液Aとイェロー顔料Fastogen S
uper Yellow GRO(C.I.Pigme
nt Yellow 110)とから水性分散体a−6
をそれぞれ得た。
物溶液Aとイェロー顔料Symuler Fast Y
ellow 4192(C.I.Pigment Ye
llow 154)とから水性分散体a−1を、有機高
分子化合物溶液Aとイェロー顔料Fastogen S
uper Yellow GRO(C.I.Pigme
nt Yellow 110)とから水性分散体a−6
をそれぞれ得た。
【0181】更に、比較例1と同様にして、水性分散体
a−1と水性分散体a−6を混合し、塩基で中和された
カルボキシル基を有する有機高分子化合物で顔料を分散
してなるインクジェットプリンター用水性記録液を調製
した。
a−1と水性分散体a−6を混合し、塩基で中和された
カルボキシル基を有する有機高分子化合物で顔料を分散
してなるインクジェットプリンター用水性記録液を調製
した。
【0182】更に実施例1と同様にして、イェロー画像
の彩度、耐光性及び記録液貯蔵における粘度の変化、体
積平均粒子径の変化を測定した。結果を表−1に記す
が、この比較例の場合には、彩度及び耐光性は単に2種
類の記録液の該特性の中間となるだけであった。また、
特性の経時変化が大きく、記録液貯蔵後の粘度及び粒子
径が増大した。
の彩度、耐光性及び記録液貯蔵における粘度の変化、体
積平均粒子径の変化を測定した。結果を表−1に記す
が、この比較例の場合には、彩度及び耐光性は単に2種
類の記録液の該特性の中間となるだけであった。また、
特性の経時変化が大きく、記録液貯蔵後の粘度及び粒子
径が増大した。
【0183】<比較例6>実施例6と同様の有機高分子
化合物溶液A及びイェロー顔料2種類を使用した以外は
比較例1と同様にして、各々単独に、塩基で中和された
カルボキシル基を有する有機高分子化合物で顔料が被覆
されていない水性顔料分散体を得た。
化合物溶液A及びイェロー顔料2種類を使用した以外は
比較例1と同様にして、各々単独に、塩基で中和された
カルボキシル基を有する有機高分子化合物で顔料が被覆
されていない水性顔料分散体を得た。
【0184】すなわち、合成例1で得た有機高分子化合
物溶液Aとイェロー顔料Symuler Fast Y
ellow 4192(C.I.Pigment Ye
llow 154)とから水性分散体a−1を、有機高
分子化合物溶液Aとイェロー顔料Irgazin Ye
llow 2GLTE(C.I.Pigment Ye
llow109)とから水性分散体a−7をそれぞれ得
た。
物溶液Aとイェロー顔料Symuler Fast Y
ellow 4192(C.I.Pigment Ye
llow 154)とから水性分散体a−1を、有機高
分子化合物溶液Aとイェロー顔料Irgazin Ye
llow 2GLTE(C.I.Pigment Ye
llow109)とから水性分散体a−7をそれぞれ得
た。
【0185】更に、比較例1と同様にして、水性分散体
a−1と水性分散体a−7を混合し、塩基で中和された
カルボキシル基を有する有機高分子化合物で顔料を分散
してなるインクジェットプリンター用水性記録液を調製
した。
a−1と水性分散体a−7を混合し、塩基で中和された
カルボキシル基を有する有機高分子化合物で顔料を分散
してなるインクジェットプリンター用水性記録液を調製
した。
【0186】更に実施例1と同様にして、イェロー画像
の彩度、耐光性及び記録液貯蔵における粘度の変化、体
積平均粒子径の変化を測定した。結果を表−1に記す
が、この比較例の場合には、彩度及び耐光性は単に2種
類の記録液の該特性の中間となるだけであった。また、
特性の経時変化が大きく、記録液貯蔵後の粘度及び粒子
径が増大した。
の彩度、耐光性及び記録液貯蔵における粘度の変化、体
積平均粒子径の変化を測定した。結果を表−1に記す
が、この比較例の場合には、彩度及び耐光性は単に2種
類の記録液の該特性の中間となるだけであった。また、
特性の経時変化が大きく、記録液貯蔵後の粘度及び粒子
径が増大した。
【0187】<比較例7>実施例7と同様の有機高分子
化合物溶液A及びイェロー顔料2種類を使用した以外は
比較例1と同様にして、各々単独に、塩基で中和された
カルボキシル基を有する有機高分子化合物で顔料が被覆
されていない水性顔料分散体を得た。
化合物溶液A及びイェロー顔料2種類を使用した以外は
比較例1と同様にして、各々単独に、塩基で中和された
カルボキシル基を有する有機高分子化合物で顔料が被覆
されていない水性顔料分散体を得た。
【0188】すなわち、合成例1で得た有機高分子化合
物溶液Aとイェロー顔料Symuler Fast Y
ellow 4192(C.I.Pigment Ye
llow 154)とから水性分散体a−1を、有機高
分子化合物溶液Aとイェロー顔料SUNFast Ye
llow 272−4608(C.I.Pigment
Yellow 74)とから水性分散体a−8をそれ
ぞれ得た。
物溶液Aとイェロー顔料Symuler Fast Y
ellow 4192(C.I.Pigment Ye
llow 154)とから水性分散体a−1を、有機高
分子化合物溶液Aとイェロー顔料SUNFast Ye
llow 272−4608(C.I.Pigment
Yellow 74)とから水性分散体a−8をそれ
ぞれ得た。
【0189】更に、比較例1と同様にして、水性分散体
a−1と水性分散体a−8を混合し、塩基で中和された
カルボキシル基を有する有機高分子化合物で顔料を分散
してなるインクジェットプリンター用水性記録液を調製
した。
a−1と水性分散体a−8を混合し、塩基で中和された
カルボキシル基を有する有機高分子化合物で顔料を分散
してなるインクジェットプリンター用水性記録液を調製
した。
【0190】更に実施例1と同様にして、イェロー画像
の彩度、耐光性及び記録液貯蔵における粘度の変化、体
積平均粒子径の変化を測定した。結果を表−1に記す
が、この比較例の場合には、彩度及び耐光性は単に2種
類の記録液の該特性の中間となるだけであった。また、
特性の経時変化が大きく、記録液貯蔵後の粘度及び粒子
径が増大した。
の彩度、耐光性及び記録液貯蔵における粘度の変化、体
積平均粒子径の変化を測定した。結果を表−1に記す
が、この比較例の場合には、彩度及び耐光性は単に2種
類の記録液の該特性の中間となるだけであった。また、
特性の経時変化が大きく、記録液貯蔵後の粘度及び粒子
径が増大した。
【0191】
【表1】
【0192】
【表2】
【0193】表−1に示した結果から、比較例1〜7と
実施例1〜7との対比からわかる通り、本発明の製造方
法で得た塩基で中和されたカルボキシル基を有する有機
高分子化合物で顔料が被覆されてなる着色微粒子を含ん
でなるインクジェットプリンター用水性記録液は、有機
高分子化合物で顔料が被覆されていない従来の水性分散
体を含む水性記録液に比べて、カラー画像の彩度、耐光
性及び記録液の貯蔵安定性を同時に満足していることが
理解できる。
実施例1〜7との対比からわかる通り、本発明の製造方
法で得た塩基で中和されたカルボキシル基を有する有機
高分子化合物で顔料が被覆されてなる着色微粒子を含ん
でなるインクジェットプリンター用水性記録液は、有機
高分子化合物で顔料が被覆されていない従来の水性分散
体を含む水性記録液に比べて、カラー画像の彩度、耐光
性及び記録液の貯蔵安定性を同時に満足していることが
理解できる。
【0194】
【表3】
【0195】
【発明の効果】本発明は、塩基で中和されたカルボキシ
ル基を有する有機高分子化合物で、C.I.Pigme
nt Yellow 185、C.I.Pigment
Yellow 180、C.I.Pigment Y
ellow 139、C.I.Pigment Yel
low 138、C.I.Pigment Yello
w 110、C.I.Pigment Yellow
109及びC.I.Pigment Yellow 7
4からなる群から選ばれる1種以上と、C.I.Pig
ment Yellow 154とのイェロー顔料とを
同時に含有して分散されて被覆してなる着色微粒子を含
む水性記録液なので、有機高分子化合物で顔料が被覆さ
れていない従来の水性分散体同士を単に混合したのでは
得られない、耐光性、彩度及び貯蔵安定性を同時に満足
する極めて実用性の高いインクジェットプリンター用水
性記録液を得ることができるという格別顕著な技術的効
果を奏する。
ル基を有する有機高分子化合物で、C.I.Pigme
nt Yellow 185、C.I.Pigment
Yellow 180、C.I.Pigment Y
ellow 139、C.I.Pigment Yel
low 138、C.I.Pigment Yello
w 110、C.I.Pigment Yellow
109及びC.I.Pigment Yellow 7
4からなる群から選ばれる1種以上と、C.I.Pig
ment Yellow 154とのイェロー顔料とを
同時に含有して分散されて被覆してなる着色微粒子を含
む水性記録液なので、有機高分子化合物で顔料が被覆さ
れていない従来の水性分散体同士を単に混合したのでは
得られない、耐光性、彩度及び貯蔵安定性を同時に満足
する極めて実用性の高いインクジェットプリンター用水
性記録液を得ることができるという格別顕著な技術的効
果を奏する。
Claims (5)
- 【請求項1】 中和されたアニオン性基を有する有機高
分子化合物で顔料が被覆されてなる着色微粒子を含むイ
ンクジェットプリンター用水性記録液において、顔料が
C.I.Pigment Yellow 185、C.
I.Pigment Yellow 180、C.I.
Pigment Yellow 139、C.I.Pi
gment Yellow 138、C.I.Pigm
entYellow 110、C.I.Pigment
Yellow 109及びC.I.Pigment
Yellow 74からなる群から選ばれる1種以上の
顔料と、C.I.Pigment Yellow 15
4とを同時に含有することを特徴とするインクジェット
プリンター用水性記録液。 - 【請求項2】 アニオン性基を有する有機高分子化合物
が、酸価30〜150KOHmg/gのカルボキシル基
を有する有機高分子化合物である請求項1記載のインク
ジェットプリンター用水性記録液。 - 【請求項3】 アニオン性基を有する有機高分子化合物
が、酸価30〜150KOHmg/gのカルボキシル基
を有する有機高分子化合物であり、かつ、水酸基価20
〜120KOHmg/gの水酸基を有する有機高分子化
合物である請求項1または2記載のインクジェットプリ
ンター用水性記録液。 - 【請求項4】 アニオン性基を塩基性化合物で中和して
水溶性化した有機高分子化合物と水性媒体との混合液中
に顔料を分散させた後、酸性化合物を加えてアニオン性
基を有する有機高分子化合物を析出させることにより、
顔料をアニオン性基を有する有機高分子化合物で被覆
し、次いで塩基性化合物を加えて、アニオン性基を有す
る有機高分子化合物のアニオン性基を中和して水性媒体
中に分散させてなる水性顔料分散体を含有するものであ
る請求項1、2または3記載のインクジェットプリンタ
ー用水性記録液。 - 【請求項5】 中和されたアニオン性基を有する有機高
分子化合物で顔料が被覆されてなる着色微粒子を含むイ
ンクジェットプリンター用水性記録液の製造方法であっ
て、記録液の製造工程において、顔料がC.I.Pig
ment Yellow 185、C.I.Pigme
nt Yellow 180、C.I.Pigment
Yellow 139、C.I.Pigment Y
ellow 138、C.I.Pigment Yel
low 110、C.I.Pigment Yello
w 109及びC.I.Pigment Yellow
74からなる群から選ばれる1種以上の顔料と、C.
I.Pigment Yellow 154とを同時に
含有させて分散することを特徴とするインクジェットプ
リンター用水性記録液の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1901298A JPH11209672A (ja) | 1998-01-30 | 1998-01-30 | インクジェットプリンター用水性記録液及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1901298A JPH11209672A (ja) | 1998-01-30 | 1998-01-30 | インクジェットプリンター用水性記録液及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11209672A true JPH11209672A (ja) | 1999-08-03 |
Family
ID=11987599
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1901298A Pending JPH11209672A (ja) | 1998-01-30 | 1998-01-30 | インクジェットプリンター用水性記録液及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
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| JP (1) | JPH11209672A (ja) |
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