JPH11210505A - 内燃機関の動弁装置 - Google Patents
内燃機関の動弁装置Info
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- JPH11210505A JPH11210505A JP10015687A JP1568798A JPH11210505A JP H11210505 A JPH11210505 A JP H11210505A JP 10015687 A JP10015687 A JP 10015687A JP 1568798 A JP1568798 A JP 1568798A JP H11210505 A JPH11210505 A JP H11210505A
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- lift amount
- engine
- actuator
- cam
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01L—CYCLICALLY OPERATING VALVES FOR MACHINES OR ENGINES
- F01L13/00—Modifications of valve-gear to facilitate reversing, braking, starting, changing compression ratio, or other specific operations
- F01L13/0015—Modifications of valve-gear to facilitate reversing, braking, starting, changing compression ratio, or other specific operations for optimising engine performances by modifying valve lift according to various working parameters, e.g. rotational speed, load, torque
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01L—CYCLICALLY OPERATING VALVES FOR MACHINES OR ENGINES
- F01L1/00—Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear
- F01L1/26—Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear characterised by the provision of two or more valves operated simultaneously by same transmitting-gear; peculiar to machines or engines with more than two lift-valves per cylinder
- F01L1/267—Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear characterised by the provision of two or more valves operated simultaneously by same transmitting-gear; peculiar to machines or engines with more than two lift-valves per cylinder with means for varying the timing or the lift of the valves
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01L—CYCLICALLY OPERATING VALVES FOR MACHINES OR ENGINES
- F01L2305/00—Valve arrangements comprising rollers
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- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
- Valve-Gear Or Valve Arrangements (AREA)
- Valve Device For Special Equipments (AREA)
- Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】内燃機関の動弁装置において、小型化を可能と
した上で機関弁の作動特性を細密に変更可能とする。 【解決手段】 内輪37、外輪38およびキャリア39
を構成要素とする動力伝達手段36の各構成要素のうち
第1の構成要素38が動弁カム29I に連動、連結さ
れ、前記各構成要素のうち第2の構成要素37が機関弁
VI に連結され、動力伝達手段36が備える構成要素の
うち第3の構成要素34の回動量を規制するアクチュエ
ータ48の作動が、動弁カム29I の高位部56bで定
まる開弁期間を複数に分割して得られる各分割クランク
角毎に機関の運転状態に応じて予め定められる機関弁V
I の目標リフト量と、機関弁VI の開弁リフト量を検出
する検出器で得られる機関弁VI の実リフト量との差に
基づいて、制御ユニットCによりフィードバック制御さ
れる。
した上で機関弁の作動特性を細密に変更可能とする。 【解決手段】 内輪37、外輪38およびキャリア39
を構成要素とする動力伝達手段36の各構成要素のうち
第1の構成要素38が動弁カム29I に連動、連結さ
れ、前記各構成要素のうち第2の構成要素37が機関弁
VI に連結され、動力伝達手段36が備える構成要素の
うち第3の構成要素34の回動量を規制するアクチュエ
ータ48の作動が、動弁カム29I の高位部56bで定
まる開弁期間を複数に分割して得られる各分割クランク
角毎に機関の運転状態に応じて予め定められる機関弁V
I の目標リフト量と、機関弁VI の開弁リフト量を検出
する検出器で得られる機関弁VI の実リフト量との差に
基づいて、制御ユニットCによりフィードバック制御さ
れる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関の動弁装
置に関し、特に、機関の運転状態に応じて吸気弁や排気
弁である機関弁の作動特性を変更可能な内燃機関の動弁
装置に関する。
置に関し、特に、機関の運転状態に応じて吸気弁や排気
弁である機関弁の作動特性を変更可能な内燃機関の動弁
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、かかる動弁装置は、たとえば特公
平7−107368号公報等により既に知られている。
平7−107368号公報等により既に知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のものでは、
機関弁に連なるロッカアームを、カムプロフィルが異な
る複数種類の動弁カムで択一的に切換えて駆動するよう
に構成されており、機関弁の作動特性が機関の運転状態
に応じて2あるいは3段階に切換えられるものである。
しかるに、機関の出力トルク、燃費および排気性状等の
機関性能をより向上するためには、機関運転状態に応じ
て機関弁の作動特性をより細密に切換え可能とすること
が望ましく、上記従来の動弁装置の構成では、カムプロ
フィルを異ならせたより多くの種類の動弁カムが必要と
なって動弁装置が大型化してしまい、実現が困難であ
る。
機関弁に連なるロッカアームを、カムプロフィルが異な
る複数種類の動弁カムで択一的に切換えて駆動するよう
に構成されており、機関弁の作動特性が機関の運転状態
に応じて2あるいは3段階に切換えられるものである。
しかるに、機関の出力トルク、燃費および排気性状等の
機関性能をより向上するためには、機関運転状態に応じ
て機関弁の作動特性をより細密に切換え可能とすること
が望ましく、上記従来の動弁装置の構成では、カムプロ
フィルを異ならせたより多くの種類の動弁カムが必要と
なって動弁装置が大型化してしまい、実現が困難であ
る。
【0004】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、小型化を可能とした上で機関弁の作動特性を
細密に変更可能とした内燃機関の動弁装置を提供するこ
とを目的とする。
のであり、小型化を可能とした上で機関弁の作動特性を
細密に変更可能とした内燃機関の動弁装置を提供するこ
とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、回転軸線を中心とした円弧
状のベース円部と、該ベース円部から半径方向外方に突
出する高位部とが外周に設けられる動弁カムと;回動可
能な内輪と、該内輪と同一軸線まわりの回動を可能とし
て内輪を囲繞する外輪と、内輪および外輪間に配置され
る遊星回転体を前記内輪および外輪の軸線と平行な軸線
まわりに回転自在に支持するとともに該遊星回転体の前
記内輪まわりの公転に連動して回動するキャリアとを構
成要素とし、それらの構成要素のうち第1の構成要素が
前記動弁カムに連動、連結され、前記各構成要素のうち
第2の構成要素が機関弁に連結される動力伝達手段と;
該動力伝達手段が備える構成要素のうち第3の構成要素
の回動量を規制するアクチュエータと;前記機関弁の開
弁リフト量を検出する検出器と;前記動弁カムの高位部
で定まる開弁期間を複数に分割して得られる各分割クラ
ンク角毎に機関の運転状態に応じて予め定められる機関
弁の目標リフト量と前記検出器で得られる機関弁の実リ
フト量との差に基づくフィードバック制御を可能とし
て、前記アクチュエータの作動を制御する制御ユニット
と;を含むことを特徴とする。
に、請求項1記載の発明は、回転軸線を中心とした円弧
状のベース円部と、該ベース円部から半径方向外方に突
出する高位部とが外周に設けられる動弁カムと;回動可
能な内輪と、該内輪と同一軸線まわりの回動を可能とし
て内輪を囲繞する外輪と、内輪および外輪間に配置され
る遊星回転体を前記内輪および外輪の軸線と平行な軸線
まわりに回転自在に支持するとともに該遊星回転体の前
記内輪まわりの公転に連動して回動するキャリアとを構
成要素とし、それらの構成要素のうち第1の構成要素が
前記動弁カムに連動、連結され、前記各構成要素のうち
第2の構成要素が機関弁に連結される動力伝達手段と;
該動力伝達手段が備える構成要素のうち第3の構成要素
の回動量を規制するアクチュエータと;前記機関弁の開
弁リフト量を検出する検出器と;前記動弁カムの高位部
で定まる開弁期間を複数に分割して得られる各分割クラ
ンク角毎に機関の運転状態に応じて予め定められる機関
弁の目標リフト量と前記検出器で得られる機関弁の実リ
フト量との差に基づくフィードバック制御を可能とし
て、前記アクチュエータの作動を制御する制御ユニット
と;を含むことを特徴とする。
【0006】上記構成によれば、動力伝達手段を構成す
る3つの構成要素のうち第1の構成要素が動弁カムに連
動、連結されるとともに第2の構成要素が機関弁に連結
され、第3の構成要素の回動量がアクチュエータで規制
されることにより、第1の構成要素が動弁カムの回転に
よって回動することに伴なう第2の構成要素の回動すな
わち機関弁の作動特性が制御されることになり、機関弁
の作動特性を制御することが可能となる。しかも動弁カ
ムの高位部で定まる開弁期間を複数に分割して得られる
各分割クランク角毎に機関の運転状態に応じて機関弁の
目標リフト量が予め定められており、その目標リフト量
と検出器で検出される機関弁の実リフト量との差に基づ
いてアクチュエータがフィードバック制御されるので、
機関弁の作動特性を機関の運転状態に応じて、高精度か
つ高い応答性で連続的に可変制御することが可能であ
る。また動力伝達手段が、内輪、外輪およびキャリアが
同一軸線まわりに回動可能に配置されて成るものである
ことにより、動力伝達手段をコンパクトに纏めることが
でき、動弁装置の小型化を図ることができる。
る3つの構成要素のうち第1の構成要素が動弁カムに連
動、連結されるとともに第2の構成要素が機関弁に連結
され、第3の構成要素の回動量がアクチュエータで規制
されることにより、第1の構成要素が動弁カムの回転に
よって回動することに伴なう第2の構成要素の回動すな
わち機関弁の作動特性が制御されることになり、機関弁
の作動特性を制御することが可能となる。しかも動弁カ
ムの高位部で定まる開弁期間を複数に分割して得られる
各分割クランク角毎に機関の運転状態に応じて機関弁の
目標リフト量が予め定められており、その目標リフト量
と検出器で検出される機関弁の実リフト量との差に基づ
いてアクチュエータがフィードバック制御されるので、
機関弁の作動特性を機関の運転状態に応じて、高精度か
つ高い応答性で連続的に可変制御することが可能であ
る。また動力伝達手段が、内輪、外輪およびキャリアが
同一軸線まわりに回動可能に配置されて成るものである
ことにより、動力伝達手段をコンパクトに纏めることが
でき、動弁装置の小型化を図ることができる。
【0007】また請求項2記載の発明は、上記請求項1
記載の発明の構成に加えて、前記制御ユニットは、前記
機関弁の前回の開弁時の実リフト量または目標リフト量
の最高値の位相と、今回の開弁時の目標リフト量の最高
値の位相との間に、設定クランク角以上のずれが生じた
ことをもって前記フィードバック制御を中止する機能を
有することを特徴とする。
記載の発明の構成に加えて、前記制御ユニットは、前記
機関弁の前回の開弁時の実リフト量または目標リフト量
の最高値の位相と、今回の開弁時の目標リフト量の最高
値の位相との間に、設定クランク角以上のずれが生じた
ことをもって前記フィードバック制御を中止する機能を
有することを特徴とする。
【0008】アクチュエータの作動を制御ユニットで制
御することにより、動弁カムの高位部で定まる最高リフ
ト量の位相に対して、実際の機関弁の最高リフト量の位
相を機関の運転状態に応じてクランク角方向で進めた
り、遅くしたりすることが可能となるが、そのような機
関弁の開弁リフトタイミングの可変制御により開弁リフ
トタイミングが大きく変化する制御過渡時には、フィー
ドバック制御が追随できず、機関弁の作動特性制御が乱
れてしまう可能性がある。したがって、上記請求項2記
載の発明に従って、前回の開弁時の目標リフト量もしく
は実リフト量の最高値の位相に対して、今回の開弁時の
目標リフト量の最高値の位相が設定クランク角以上ずれ
たときにフィードバック制御を中止することにより、前
記制御過渡時の機関弁の作動特性制御に乱れが生じるこ
とを防止することができる。
御することにより、動弁カムの高位部で定まる最高リフ
ト量の位相に対して、実際の機関弁の最高リフト量の位
相を機関の運転状態に応じてクランク角方向で進めた
り、遅くしたりすることが可能となるが、そのような機
関弁の開弁リフトタイミングの可変制御により開弁リフ
トタイミングが大きく変化する制御過渡時には、フィー
ドバック制御が追随できず、機関弁の作動特性制御が乱
れてしまう可能性がある。したがって、上記請求項2記
載の発明に従って、前回の開弁時の目標リフト量もしく
は実リフト量の最高値の位相に対して、今回の開弁時の
目標リフト量の最高値の位相が設定クランク角以上ずれ
たときにフィードバック制御を中止することにより、前
記制御過渡時の機関弁の作動特性制御に乱れが生じるこ
とを防止することができる。
【0009】さらに請求項3記載の発明は、上記請求項
1または2記載の発明の構成に加えて、前記制御ユニッ
トは、機関弁の目標リフト量および実リフト量の大小関
係が逆転しない状態の設定時間以上の継続、ならびに前
記目標リフト量および実リフト量の差が設定値を超える
状態の設定時間以上の継続の少なくとも一方が成立する
のに応じてアクチュエータの故障であると判断する機能
を有することを特徴とする。
1または2記載の発明の構成に加えて、前記制御ユニッ
トは、機関弁の目標リフト量および実リフト量の大小関
係が逆転しない状態の設定時間以上の継続、ならびに前
記目標リフト量および実リフト量の差が設定値を超える
状態の設定時間以上の継続の少なくとも一方が成立する
のに応じてアクチュエータの故障であると判断する機能
を有することを特徴とする。
【0010】ところで、目標リフト量に実リフト量を近
付けるフィードバック制御の実行時にアクチュエータが
正常に作動していれば、目標リフト量および実リフト量
の大小関係が長時間にわたって逆転しないことはなく、
また目標リフト量および実リフト量の差が長時間にわた
って大きいままであることはない。したがって制御ユニ
ットが上記故障判断機能を有することにより、アクチュ
エータのフィードバック制御に用いている検出器を用い
てアクチュエータの故障を判断することができ、故障検
出用の検出器を特別に設けることを不要とした簡単な構
成でアクチュエータの故障を判断することができる。
付けるフィードバック制御の実行時にアクチュエータが
正常に作動していれば、目標リフト量および実リフト量
の大小関係が長時間にわたって逆転しないことはなく、
また目標リフト量および実リフト量の差が長時間にわた
って大きいままであることはない。したがって制御ユニ
ットが上記故障判断機能を有することにより、アクチュ
エータのフィードバック制御に用いている検出器を用い
てアクチュエータの故障を判断することができ、故障検
出用の検出器を特別に設けることを不要とした簡単な構
成でアクチュエータの故障を判断することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、添
付図面に示した本発明の一実施例に基づいて説明する。
付図面に示した本発明の一実施例に基づいて説明する。
【0012】図1ないし図9は本発明の一実施例を示す
ものであり、図1は内燃機関の要部縦断面図、図2は図
1の要部拡大図、図3は図2の3−3線断面図、図4は
制御ユニットの構成を示すブロック図、図5は分割クラ
ンク角に応じた設定目標リフト量を示す図、図6は設定
目標リフト量に応じたアクチュエータの作動量を示す
図、図7は目標リフト量および実リフト量の差を示す
図、図8はフィードバック制御の可否を判断する手順を
示すフローチャート、図9はアクチュエータの故障判断
処理手順を示すフローチャートである。
ものであり、図1は内燃機関の要部縦断面図、図2は図
1の要部拡大図、図3は図2の3−3線断面図、図4は
制御ユニットの構成を示すブロック図、図5は分割クラ
ンク角に応じた設定目標リフト量を示す図、図6は設定
目標リフト量に応じたアクチュエータの作動量を示す
図、図7は目標リフト量および実リフト量の差を示す
図、図8はフィードバック制御の可否を判断する手順を
示すフローチャート、図9はアクチュエータの故障判断
処理手順を示すフローチャートである。
【0013】先ず図1において、図示しないシリンダブ
ロックにそれぞれ摺動可能に嵌合されるピストンの上面
およびシリンダヘッド14間には燃焼室15が形成さ
れ、シリンダヘッド14には、燃焼室15の天井面に開
口するようにして一対の吸気弁口16…ならびに一対の
排気弁口17…が各気筒毎に設けられ、両吸気弁口16
…は吸気ポート18に連通され、両排気弁口17…は排
気ポート19に連通される。
ロックにそれぞれ摺動可能に嵌合されるピストンの上面
およびシリンダヘッド14間には燃焼室15が形成さ
れ、シリンダヘッド14には、燃焼室15の天井面に開
口するようにして一対の吸気弁口16…ならびに一対の
排気弁口17…が各気筒毎に設けられ、両吸気弁口16
…は吸気ポート18に連通され、両排気弁口17…は排
気ポート19に連通される。
【0014】両吸気弁口16…を個別に開閉可能な一対
の機関弁としての吸気弁VI …のステム20…は、シリ
ンダヘッド14にそれぞれ設けられたガイド筒21…に
摺動可能に嵌合され、各ガイド筒21…から上方に突出
したステム20…の上端部に設けられるリテーナ22…
とシリンダヘッド14との間には各ステム20…を囲繞
するコイル状の弁ばね23…が設けられ、それらの弁ば
ね23…により吸気弁VI …は吸気弁口16…を閉じる
方向に付勢される。また両排気弁口17…を個別に開閉
可能な一対の排気弁VE …のステム24…は、シリンダ
ヘッド14にそれぞれ設けられたガイド筒25…に摺動
可能に嵌合され、各ガイド筒25…から上方に突出した
ステム24…の上端部に設けられるリテーナ26…とシ
リンダヘッド14との間には各ステム24…を囲繞する
コイル状の弁ばね27…が設けられ、それらの弁ばね2
7…により排気弁VE …は排気弁口17…を閉じる方向
に付勢される。
の機関弁としての吸気弁VI …のステム20…は、シリ
ンダヘッド14にそれぞれ設けられたガイド筒21…に
摺動可能に嵌合され、各ガイド筒21…から上方に突出
したステム20…の上端部に設けられるリテーナ22…
とシリンダヘッド14との間には各ステム20…を囲繞
するコイル状の弁ばね23…が設けられ、それらの弁ば
ね23…により吸気弁VI …は吸気弁口16…を閉じる
方向に付勢される。また両排気弁口17…を個別に開閉
可能な一対の排気弁VE …のステム24…は、シリンダ
ヘッド14にそれぞれ設けられたガイド筒25…に摺動
可能に嵌合され、各ガイド筒25…から上方に突出した
ステム24…の上端部に設けられるリテーナ26…とシ
リンダヘッド14との間には各ステム24…を囲繞する
コイル状の弁ばね27…が設けられ、それらの弁ばね2
7…により排気弁VE …は排気弁口17…を閉じる方向
に付勢される。
【0015】上記両吸気弁VI …および両排気弁VE …
間には、図示しないクランク軸の軸線と平行なカム軸2
8が両吸気弁VI …の上端および両排気弁VE …の上端
よりも下方に位置するようにして回転自在に配置されて
おり、該カム軸28は1/2の減速比で前記クランク軸
に連動、連結される。しかもシリンダヘッド14の上面
にはオイルバス30が形成されており、前記カム軸28
は、該カム軸28が備える吸気側動弁カム29I および
排気側動弁カム29E を、オイルバス30内のオイル中
に浸漬させ得る位置に配置される。
間には、図示しないクランク軸の軸線と平行なカム軸2
8が両吸気弁VI …の上端および両排気弁VE …の上端
よりも下方に位置するようにして回転自在に配置されて
おり、該カム軸28は1/2の減速比で前記クランク軸
に連動、連結される。しかもシリンダヘッド14の上面
にはオイルバス30が形成されており、前記カム軸28
は、該カム軸28が備える吸気側動弁カム29I および
排気側動弁カム29E を、オイルバス30内のオイル中
に浸漬させ得る位置に配置される。
【0016】両吸気弁VI …とカム軸28の吸気側動弁
カム29I との間には、カム軸28の回転運動を吸気弁
VI …の開閉運動に変換可能な吸気側動弁装置31I が
設けられ、両排気弁VE …と前記カム軸28の排気側動
弁カム29E との間には、カム軸28の回転運動を排気
弁VE …の開閉運動に変換可能な排気側動弁装置31 E
が設けられる。
カム29I との間には、カム軸28の回転運動を吸気弁
VI …の開閉運動に変換可能な吸気側動弁装置31I が
設けられ、両排気弁VE …と前記カム軸28の排気側動
弁カム29E との間には、カム軸28の回転運動を排気
弁VE …の開閉運動に変換可能な排気側動弁装置31 E
が設けられる。
【0017】排気側動弁装置31E は、カム軸28と平
行な軸線を有して固定配置されるロッカアーム軸32
と、該ロッカアーム軸32に回動可能に支持されて両排
気弁V E …および排気側動弁カム20E 間に設けられる
ロッカアーム33とを備える。ロッカアーム33の一端
には排気側動弁カム29E に接触するカムスリッパ34
が設けられ、ロッカアーム33の他端には、両排気弁V
E …の上端にそれぞれ接触する一対のタペットねじ35
…が、進退位置を調整可能としてそれぞれねじ込まれ
る。
行な軸線を有して固定配置されるロッカアーム軸32
と、該ロッカアーム軸32に回動可能に支持されて両排
気弁V E …および排気側動弁カム20E 間に設けられる
ロッカアーム33とを備える。ロッカアーム33の一端
には排気側動弁カム29E に接触するカムスリッパ34
が設けられ、ロッカアーム33の他端には、両排気弁V
E …の上端にそれぞれ接触する一対のタペットねじ35
…が、進退位置を調整可能としてそれぞれねじ込まれ
る。
【0018】図2および図3を併せて参照して、吸気側
動弁装置31I は動力伝達手段36を備えるものであ
り、該動力伝達手段36は、カム軸28と平行な軸線ま
わりに回動可能な内輪であるサンギヤ37と、該サンギ
ヤ37と同一軸線まわりに回動可能としてサンギヤ37
を囲繞する外輪であるリングギヤ38と、複数の遊星回
転体である遊星ギヤ40…を前記サンギヤ37およびリ
ングギヤ38の軸線と平行な軸線まわりに回転自在に支
持するとともにそれらの遊星ギヤ40…のサンギヤ37
まわりの公転に連動して回動するキャリア39とで、遊
星歯車式に構成される。
動弁装置31I は動力伝達手段36を備えるものであ
り、該動力伝達手段36は、カム軸28と平行な軸線ま
わりに回動可能な内輪であるサンギヤ37と、該サンギ
ヤ37と同一軸線まわりに回動可能としてサンギヤ37
を囲繞する外輪であるリングギヤ38と、複数の遊星回
転体である遊星ギヤ40…を前記サンギヤ37およびリ
ングギヤ38の軸線と平行な軸線まわりに回転自在に支
持するとともにそれらの遊星ギヤ40…のサンギヤ37
まわりの公転に連動して回動するキャリア39とで、遊
星歯車式に構成される。
【0019】この動力伝達手段36を構成する3つの構
成要素であるサンギヤ37、リングギヤ38およびキャ
リア39のうちサンギヤ37は、カム軸28と平行な軸
線を有してカム軸28および両吸気弁VI …間に固定配
置された支軸41で回転自在に支持される。
成要素であるサンギヤ37、リングギヤ38およびキャ
リア39のうちサンギヤ37は、カム軸28と平行な軸
線を有してカム軸28および両吸気弁VI …間に固定配
置された支軸41で回転自在に支持される。
【0020】前記各構成要素のうち第1の構成要素とし
てのリングギヤ38には、カム軸28側に延びる腕42
が一体に設けられており、この腕42の先端部に回転自
在に支持される接触部としてのローラ43がカム軸28
の吸気側動弁カム29I に接触せしめられる。すなわち
リングギヤ38には、カム軸28の吸気側動弁カム29
I にころがり接触するローラ43が設けられるものであ
り、カム軸28とともに吸気側動弁カム29I が回転す
ることにより、リングギヤ38が回動駆動される。しか
もリングギヤ38の吸気側動弁カム29I への連動、連
結点すなわちローラ43の吸気側動弁カム29I への接
触点は、吸気弁VI …とカム軸28との間に配置され
る。
てのリングギヤ38には、カム軸28側に延びる腕42
が一体に設けられており、この腕42の先端部に回転自
在に支持される接触部としてのローラ43がカム軸28
の吸気側動弁カム29I に接触せしめられる。すなわち
リングギヤ38には、カム軸28の吸気側動弁カム29
I にころがり接触するローラ43が設けられるものであ
り、カム軸28とともに吸気側動弁カム29I が回転す
ることにより、リングギヤ38が回動駆動される。しか
もリングギヤ38の吸気側動弁カム29I への連動、連
結点すなわちローラ43の吸気側動弁カム29I への接
触点は、吸気弁VI …とカム軸28との間に配置され
る。
【0021】動力伝達手段36を構成する構成要素のう
ち第2の構成要素としてのサンギヤ37には、リングギ
ヤ38の両側で両吸気弁VI …側に延びる連結腕44,
44が固着されており、これらの連結腕44,44の先
端部には、両吸気弁VI …におけるステム20…の上端
にそれぞれ接触するタペットねじ45,45が進退位置
を調整可能としてそれぞれねじ込まれる。これにより、
サンギヤ37は両吸気弁VI …に連動、連結されること
になり、サンギヤ37の回動に応じて両吸気弁VI …が
開閉駆動される。
ち第2の構成要素としてのサンギヤ37には、リングギ
ヤ38の両側で両吸気弁VI …側に延びる連結腕44,
44が固着されており、これらの連結腕44,44の先
端部には、両吸気弁VI …におけるステム20…の上端
にそれぞれ接触するタペットねじ45,45が進退位置
を調整可能としてそれぞれねじ込まれる。これにより、
サンギヤ37は両吸気弁VI …に連動、連結されること
になり、サンギヤ37の回動に応じて両吸気弁VI …が
開閉駆動される。
【0022】動力伝達手段36を構成する構成要素のう
ち第3の構成要素としてのキャリア39は、両端に支持
板39a,39bをそれぞれ有して、サンギヤ37およ
びリングギヤ38間に同軸に挿入される。サンギヤ37
の外周およびリングギヤ38の内周に噛合う遊星ギヤ4
0…は、キャリア39の周方向に等間隔をあけた複数個
所たとえば6個所に配置されるものであり、各遊星ギヤ
40…の両端が両支持板39a,39bでそれぞれ回転
自在に支持される。
ち第3の構成要素としてのキャリア39は、両端に支持
板39a,39bをそれぞれ有して、サンギヤ37およ
びリングギヤ38間に同軸に挿入される。サンギヤ37
の外周およびリングギヤ38の内周に噛合う遊星ギヤ4
0…は、キャリア39の周方向に等間隔をあけた複数個
所たとえば6個所に配置されるものであり、各遊星ギヤ
40…の両端が両支持板39a,39bでそれぞれ回転
自在に支持される。
【0023】キャリア39が備える両支持板39a,3
9bの一方39bには、カム軸28とは反対側に延びる
規制腕46が一体に設けられる。該規制腕46の上方位
置でヘッドカバー47には、電気式のアクチュエータ4
8が配設される。このアクチュエータ48は、前記規制
腕46の上面に接触可能な規制ロッド49の先端位置
を、たとえばステップモータにより自在に変化せしめる
ことを可能として構成されるものであり、規制腕46か
ら規制ロッド49に作用する力に対抗して規制ロッド4
9の軸方向位置を維持することができる。
9bの一方39bには、カム軸28とは反対側に延びる
規制腕46が一体に設けられる。該規制腕46の上方位
置でヘッドカバー47には、電気式のアクチュエータ4
8が配設される。このアクチュエータ48は、前記規制
腕46の上面に接触可能な規制ロッド49の先端位置
を、たとえばステップモータにより自在に変化せしめる
ことを可能として構成されるものであり、規制腕46か
ら規制ロッド49に作用する力に対抗して規制ロッド4
9の軸方向位置を維持することができる。
【0024】吸気側動弁カム29I は、その回転軸線す
なわちカム軸28の回転軸線を中心とした円弧状である
ベース円部56aと、該ベース円部56aから半径方向
外方に突出する高位部56bとを外周に有するものであ
る。
なわちカム軸28の回転軸線を中心とした円弧状である
ベース円部56aと、該ベース円部56aから半径方向
外方に突出する高位部56bとを外周に有するものであ
る。
【0025】ところで、吸気側動弁カム29I で腕42
が押されることによりリングギヤ38は、図1および図
2の矢印50で示す方向に回動するのであるが、両吸気
弁V I …およびサンギヤ37には弁ばね23…によりた
とえば20kgf程度の比較的大きなばね荷重が作用し
ているので、キャリア39の公転が規制されていないと
きには該キャリア39は前記矢印50と同一方向に自由
に公転し、両吸気弁V I …が開閉作動することはない。
しかるに、キャリア39の公転が規制されると、その公
転量規制分だけ各遊星ギヤ40…が自転してリングギヤ
38が回動作動し、両吸気弁VI …が開弁作動すること
になり、キャリア39の公転規制量を無段階に変更する
ことにより両吸気弁VI …の最大リフト量および開弁期
間、すなわち作動特性を無段階に変更することができ
る。
が押されることによりリングギヤ38は、図1および図
2の矢印50で示す方向に回動するのであるが、両吸気
弁V I …およびサンギヤ37には弁ばね23…によりた
とえば20kgf程度の比較的大きなばね荷重が作用し
ているので、キャリア39の公転が規制されていないと
きには該キャリア39は前記矢印50と同一方向に自由
に公転し、両吸気弁V I …が開閉作動することはない。
しかるに、キャリア39の公転が規制されると、その公
転量規制分だけ各遊星ギヤ40…が自転してリングギヤ
38が回動作動し、両吸気弁VI …が開弁作動すること
になり、キャリア39の公転規制量を無段階に変更する
ことにより両吸気弁VI …の最大リフト量および開弁期
間、すなわち作動特性を無段階に変更することができ
る。
【0026】アクチュエータ48は、キャリア39の回
動量すなわち公転量を無段階に制御するものであり、両
吸気弁VI …を閉弁方向に付勢する弁ばね23…のばね
力がサンギヤ37および各遊星ギヤ40…を介してキャ
リア39に作用し、規制腕46が上方に付勢されるのに
対し、規制腕46を下方に向けて押圧する力を無段階に
変更可能なものである。而して弁ばね23…のばね力
は、両吸気弁VI …の開弁方向への作動に応じて大とな
るものであり、規制腕46を上方に向けて押し上げる力
も両吸気弁VI …の開弁作動に応じて大となるので、ア
クチュエータ48がその規制ロッド49の先端位置を変
更することにより、両吸気弁VI …が或る開度まで開弁
したときに規制腕46が規制ロッド49に接触して回動
量が規制されることになり、その位置にキャリア39の
公転量が規制され、両吸気弁VI …の最大リフト位置も
上述のように規制腕46が規制ロッド49に接触した位
置に規制されることになる。
動量すなわち公転量を無段階に制御するものであり、両
吸気弁VI …を閉弁方向に付勢する弁ばね23…のばね
力がサンギヤ37および各遊星ギヤ40…を介してキャ
リア39に作用し、規制腕46が上方に付勢されるのに
対し、規制腕46を下方に向けて押圧する力を無段階に
変更可能なものである。而して弁ばね23…のばね力
は、両吸気弁VI …の開弁方向への作動に応じて大とな
るものであり、規制腕46を上方に向けて押し上げる力
も両吸気弁VI …の開弁作動に応じて大となるので、ア
クチュエータ48がその規制ロッド49の先端位置を変
更することにより、両吸気弁VI …が或る開度まで開弁
したときに規制腕46が規制ロッド49に接触して回動
量が規制されることになり、その位置にキャリア39の
公転量が規制され、両吸気弁VI …の最大リフト位置も
上述のように規制腕46が規制ロッド49に接触した位
置に規制されることになる。
【0027】ところで、弁ばね23…のばね力は、上述
のように比較的大きなものであり、そのような弁ばね2
3…のばね力に対抗する力をアクチュエータ48のみで
負担すれば、アクチュエータ48の大型化につながるこ
とになる。そこで、キャリア39における前記一方の支
持板39bには、上方に延びる補助規制腕51が一体に
設けられており、この補助規制腕51に補助力付与手段
52が連結される。
のように比較的大きなものであり、そのような弁ばね2
3…のばね力に対抗する力をアクチュエータ48のみで
負担すれば、アクチュエータ48の大型化につながるこ
とになる。そこで、キャリア39における前記一方の支
持板39bには、上方に延びる補助規制腕51が一体に
設けられており、この補助規制腕51に補助力付与手段
52が連結される。
【0028】補助力付与手段52は、ヘッドカバー47
に固定的に支持される支持筒53と、一端を補助規制腕
51に接触させて支持筒53に摺動可能に嵌合されるピ
ストン54と、ピストン54で補助規制腕51を押す方
向のばね力を発揮して支持筒53およびピストン54間
に設けられるばね55とを備える。
に固定的に支持される支持筒53と、一端を補助規制腕
51に接触させて支持筒53に摺動可能に嵌合されるピ
ストン54と、ピストン54で補助規制腕51を押す方
向のばね力を発揮して支持筒53およびピストン54間
に設けられるばね55とを備える。
【0029】このような補助力付与手段52によれば、
ばね55が発揮するばね力を、補助規制腕51すなわち
キャリア39に、アクチュエータ48からの規制力と同
一方向に作用せしめることができ、弁ばね23…のばね
力に対抗する力の一部を補助力付与手段52で負担する
ことができる。
ばね55が発揮するばね力を、補助規制腕51すなわち
キャリア39に、アクチュエータ48からの規制力と同
一方向に作用せしめることができ、弁ばね23…のばね
力に対抗する力の一部を補助力付与手段52で負担する
ことができる。
【0030】アクチュエータ48の作動は、機関の運転
状態に応じて制御ユニットCで制御される。一方、図3
で示すように、吸気弁VI にタペットねじ45を介して
連結される腕44が固着されているサンギヤ37の回動
量、すなわち吸気弁VI の開弁リフト量は、検出器57
により検出される。この検出器57は、たとえばポテン
ショメータ57aと、サンギヤ37と一体に回動する被
検出部材57bとから成るものであり、ポテンショメー
タ57aは、動力伝達手段36におけるサンギヤ37を
回動可能に支持する支軸41もしくはシリンダヘッド1
4に固定される。而してサンギヤ37とともに回動する
被検出部材57bの回動位置すなわち吸気弁VI の開弁
リフト量に応じた信号電圧がポテンショメータ57aか
ら出力されることになり、この検出器57の検出値は制
御ユニットCに入力される。また制御ユニットCには、
警報灯等の警報手段58が接続されている。
状態に応じて制御ユニットCで制御される。一方、図3
で示すように、吸気弁VI にタペットねじ45を介して
連結される腕44が固着されているサンギヤ37の回動
量、すなわち吸気弁VI の開弁リフト量は、検出器57
により検出される。この検出器57は、たとえばポテン
ショメータ57aと、サンギヤ37と一体に回動する被
検出部材57bとから成るものであり、ポテンショメー
タ57aは、動力伝達手段36におけるサンギヤ37を
回動可能に支持する支軸41もしくはシリンダヘッド1
4に固定される。而してサンギヤ37とともに回動する
被検出部材57bの回動位置すなわち吸気弁VI の開弁
リフト量に応じた信号電圧がポテンショメータ57aか
ら出力されることになり、この検出器57の検出値は制
御ユニットCに入力される。また制御ユニットCには、
警報灯等の警報手段58が接続されている。
【0031】図4において、制御ユニットCは、吸気弁
VI の目標リフト量を設定する目標リフト量設定手段6
1と、該目標リフト量設定手段61で設定される目標リ
フト量ならびに検出器57で検出される吸気弁VI の実
リフト量に基づいてアクチュエータ48の作動量を算出
するアクチュエータ作動量算出手段62と、該アクチュ
エータ作動量算出手段62で算出される作動量に基づい
てアクチュエータ48を駆動する駆動手段63と、目標
リフト量設定手段61で設定される吸気弁VIの目標リ
フト量に基づいてアクチュエータ作動量算出手段62に
おけるフィードバック制御の可否を判断するフィードバ
ック制御可否判断手段64と、前記目標リフト量設定手
段61で設定される目標リフト量ならびに検出器57で
検出される吸気弁VI の実リフト量に基づいてアクチュ
エータ48の故障を判断して警報手段58を作動せしめ
る故障判断手段65とを備える。
VI の目標リフト量を設定する目標リフト量設定手段6
1と、該目標リフト量設定手段61で設定される目標リ
フト量ならびに検出器57で検出される吸気弁VI の実
リフト量に基づいてアクチュエータ48の作動量を算出
するアクチュエータ作動量算出手段62と、該アクチュ
エータ作動量算出手段62で算出される作動量に基づい
てアクチュエータ48を駆動する駆動手段63と、目標
リフト量設定手段61で設定される吸気弁VIの目標リ
フト量に基づいてアクチュエータ作動量算出手段62に
おけるフィードバック制御の可否を判断するフィードバ
ック制御可否判断手段64と、前記目標リフト量設定手
段61で設定される目標リフト量ならびに検出器57で
検出される吸気弁VI の実リフト量に基づいてアクチュ
エータ48の故障を判断して警報手段58を作動せしめ
る故障判断手段65とを備える。
【0032】目標リフト量設定手段61には、機関の回
転数、吸気圧、冷却水温および雰囲気温度等で代表され
る機関の運転状態が入力されるものであり、目標リフト
量設定手段61では、機関の運転状態に基づいて吸気弁
VI のリフト量が図5で示すように予め設定されてい
る。
転数、吸気圧、冷却水温および雰囲気温度等で代表され
る機関の運転状態が入力されるものであり、目標リフト
量設定手段61では、機関の運転状態に基づいて吸気弁
VI のリフト量が図5で示すように予め設定されてい
る。
【0033】図5において、動力伝達手段36が吸気側
動弁カム29I のカムプロフィルにそのまま対応した動
力を吸気弁VI に伝達する状態では、図5の鎖線で示す
ように、吸気側動弁カム29I の高位部56bに対応し
た作動特性で吸気弁VI が開弁するのであるが、前記高
位部56bに対応した開弁期間は、複数の分割クランク
角αに分割されており、機関の運転状態に応じた吸気弁
VI の目標リフト量が各分割クランク角α毎に予め設定
されている。而して分割クランク角αは、機関のクラン
ク軸の回転角度を検出するためのクランク角センサ(図
示せず)から出力されるパルス間隔(たとえばクランク
角1度毎)よりも大きなクランク角、たとえば4度に設
定されている。
動弁カム29I のカムプロフィルにそのまま対応した動
力を吸気弁VI に伝達する状態では、図5の鎖線で示す
ように、吸気側動弁カム29I の高位部56bに対応し
た作動特性で吸気弁VI が開弁するのであるが、前記高
位部56bに対応した開弁期間は、複数の分割クランク
角αに分割されており、機関の運転状態に応じた吸気弁
VI の目標リフト量が各分割クランク角α毎に予め設定
されている。而して分割クランク角αは、機関のクラン
ク軸の回転角度を検出するためのクランク角センサ(図
示せず)から出力されるパルス間隔(たとえばクランク
角1度毎)よりも大きなクランク角、たとえば4度に設
定されている。
【0034】アクチュエータ作動量算出手段62では、
目標リフト量設定手段61で設定される吸気弁VI の目
標リフト量に基づいてアクチュエータ48の作動量が図
6で示すように算出されるのであるが、その算出にあた
っては、検出器57で検出される吸気弁VI の実リフト
量と前記目標リフト量との差がフィードバックされる。
すなわちアクチュエータ作動量算出手段62で算出され
たアクチュエータ48の作動量に基づいて駆動手段63
によりアクチュエータ48が駆動されるのであるが、ア
クチュエータ48の作動に基づく吸気弁VI の実リフト
量と、前記目標リフト量との間には、図7で示すように
差が生じるものであり、アクチュエータ48は、吸気弁
VI の実リフト量と前記目標リフト量との差に基づいて
制御ユニットCによりフィードバック制御されることに
なる。
目標リフト量設定手段61で設定される吸気弁VI の目
標リフト量に基づいてアクチュエータ48の作動量が図
6で示すように算出されるのであるが、その算出にあた
っては、検出器57で検出される吸気弁VI の実リフト
量と前記目標リフト量との差がフィードバックされる。
すなわちアクチュエータ作動量算出手段62で算出され
たアクチュエータ48の作動量に基づいて駆動手段63
によりアクチュエータ48が駆動されるのであるが、ア
クチュエータ48の作動に基づく吸気弁VI の実リフト
量と、前記目標リフト量との間には、図7で示すように
差が生じるものであり、アクチュエータ48は、吸気弁
VI の実リフト量と前記目標リフト量との差に基づいて
制御ユニットCによりフィードバック制御されることに
なる。
【0035】アクチュエータ作動量算出手段62でのフ
ィードバック制御演算は、フィードバック制御可否判断
手段64から許可信号が入力されたときだけ実行される
ものであり、フィードバック制御可否判断手段64から
禁止信号が入力されたときには、アクチュエータ作動量
算出手段62は、目標リフト量設定手段61で設定され
る吸気弁VI の目標リフト量に基づくアクチュエータ4
8の作動量を駆動手段63に与えることになる。
ィードバック制御演算は、フィードバック制御可否判断
手段64から許可信号が入力されたときだけ実行される
ものであり、フィードバック制御可否判断手段64から
禁止信号が入力されたときには、アクチュエータ作動量
算出手段62は、目標リフト量設定手段61で設定され
る吸気弁VI の目標リフト量に基づくアクチュエータ4
8の作動量を駆動手段63に与えることになる。
【0036】フィードバック制御可否判断手段64は、
目標リフト量設定手段61で設定される目標リフト量に
基づいて図8で示す手順に従ってフィードバック制御の
可否を判断する。図8のステップS1では、吸気弁VI
の今回の開弁時における目標リフト量の最高リフト値の
位相δnを検出する。この際、目標リフト量設定手段6
1では各分割クランク角α毎に目標リフト量が設定され
るものであり、最高リフト値がどの分割クランク角αで
設定されたのかを記憶しておくことで、最高リフト値の
位相δnを検出することができ、次のステップS2で、
前記位相δnを記憶しておく。
目標リフト量設定手段61で設定される目標リフト量に
基づいて図8で示す手順に従ってフィードバック制御の
可否を判断する。図8のステップS1では、吸気弁VI
の今回の開弁時における目標リフト量の最高リフト値の
位相δnを検出する。この際、目標リフト量設定手段6
1では各分割クランク角α毎に目標リフト量が設定され
るものであり、最高リフト値がどの分割クランク角αで
設定されたのかを記憶しておくことで、最高リフト値の
位相δnを検出することができ、次のステップS2で、
前記位相δnを記憶しておく。
【0037】ステップS3では、今回の位相δnと、前
回の位相δ(n−1)との差の絶対値が、予め定めた設
定クランク角δo(たとえば8度)以上であるか否かを
判断する。而して|δn−δ(n−1)|<δoであっ
たときには、ステップS4でフィードバック制御の実行
を許可する許可信号を出力し、また|δn−δ(n−
1)|≧δoであったときには、ステップS5でフィー
ドバック制御の実行を禁止する禁止信号を出力する。
回の位相δ(n−1)との差の絶対値が、予め定めた設
定クランク角δo(たとえば8度)以上であるか否かを
判断する。而して|δn−δ(n−1)|<δoであっ
たときには、ステップS4でフィードバック制御の実行
を許可する許可信号を出力し、また|δn−δ(n−
1)|≧δoであったときには、ステップS5でフィー
ドバック制御の実行を禁止する禁止信号を出力する。
【0038】故障判断手段65では、図9で示す手順に
従ってアクチュエータ48が故障しているか否かが判断
される。図9のステップS11では、フィードバック制
御可否判断手段64からフィードバック制御許可信号が
出力されているか否かを判断し、フィードバック制御禁
止状態であったときにはステップS12で故障判定タイ
マをセットする。またフィードバック制御許可状態であ
ったときには、ステップS13で、目標リフト量と実リ
フト量との間の大小関係が逆転したか否かを判断し、逆
転したときにはステップS12で故障判定タイマをセッ
トし、逆転しなかったときにはステップS14に進む。
従ってアクチュエータ48が故障しているか否かが判断
される。図9のステップS11では、フィードバック制
御可否判断手段64からフィードバック制御許可信号が
出力されているか否かを判断し、フィードバック制御禁
止状態であったときにはステップS12で故障判定タイ
マをセットする。またフィードバック制御許可状態であ
ったときには、ステップS13で、目標リフト量と実リ
フト量との間の大小関係が逆転したか否かを判断し、逆
転したときにはステップS12で故障判定タイマをセッ
トし、逆転しなかったときにはステップS14に進む。
【0039】ステップS14では、目標リフト量から実
リフト量を減算した値の絶対値が設定値β(たとえば2
mm)以下であるか否かを判断し、設定値β以下である
と判断したときにはステップS12に、また設定値βを
超えると判断したときにはステップS15に進む。
リフト量を減算した値の絶対値が設定値β(たとえば2
mm)以下であるか否かを判断し、設定値β以下である
と判断したときにはステップS12に、また設定値βを
超えると判断したときにはステップS15に進む。
【0040】ステップS15では、故障判定タイマによ
る計時時間が設定時間以上となったか否かを判定し、設
定時間以上であると判断したときには、アクチュエータ
48が故障しているとしてステップS16で警報手段5
8を作動せしめることになる。
る計時時間が設定時間以上となったか否かを判定し、設
定時間以上であると判断したときには、アクチュエータ
48が故障しているとしてステップS16で警報手段5
8を作動せしめることになる。
【0041】次にこの実施例の作用について説明する
と、吸気側動弁装置31I において、遊星歯車式である
動力伝達手段36を構成する3つの構成要素、すなわち
サンギヤ37、リングギヤ38およびキャリア39のう
ち、リングギヤ38およびサンギヤ37が、カム軸28
の吸気側動弁カム29I および吸気弁VI …に連動、連
結され、キャリア39の回動量すなわち公転量がアクチ
ュエータ48で無段階に制御されるので、両吸気弁VI
…の作動特性を無段階にかつ細密に制御することができ
る。
と、吸気側動弁装置31I において、遊星歯車式である
動力伝達手段36を構成する3つの構成要素、すなわち
サンギヤ37、リングギヤ38およびキャリア39のう
ち、リングギヤ38およびサンギヤ37が、カム軸28
の吸気側動弁カム29I および吸気弁VI …に連動、連
結され、キャリア39の回動量すなわち公転量がアクチ
ュエータ48で無段階に制御されるので、両吸気弁VI
…の作動特性を無段階にかつ細密に制御することができ
る。
【0042】しかも吸気側動弁カム29I の高位部56
bで定まる開弁期間を複数に分割して得られる各分割ク
ランク角α毎に機関の運転状態に応じて吸気弁VI の目
標リフト量が予め定められており、その目標リフト量と
検出器57で検出される吸気弁VI の実リフト量との差
に基づいてアクチュエータ48が制御ユニットCにより
フィードバック制御されるので、吸気弁VI の作動特性
を機関の運転状態に応じて、高精度かつ高い応答性で連
続的に可変制御することが可能となる。
bで定まる開弁期間を複数に分割して得られる各分割ク
ランク角α毎に機関の運転状態に応じて吸気弁VI の目
標リフト量が予め定められており、その目標リフト量と
検出器57で検出される吸気弁VI の実リフト量との差
に基づいてアクチュエータ48が制御ユニットCにより
フィードバック制御されるので、吸気弁VI の作動特性
を機関の運転状態に応じて、高精度かつ高い応答性で連
続的に可変制御することが可能となる。
【0043】また制御ユニットCは、吸気弁VI の前回
の開弁時と今回の開弁時との間で、目標リフト量の最高
値の位相が設定クランク角δo以上ずれたことをもって
アクチュエータ48のフィードバック制御を中止するの
で、開弁リフトタイミングが大きく変化する制御過渡時
での吸気弁VI の作動特性制御がフィードバック制御に
起因して乱れてしまうことを防止することができる。す
なわち、アクチュエータ48の作動を制御ユニットCで
制御することにより、吸気側動弁カム29I の高位部5
6bで定まる最高リフト量の位相に対して、実際の吸気
弁VI の最高リフト量の位相を機関の運転状態に応じて
クランク角方向で進めたり、遅くしたりすることが可能
となるのであるが、そのような開弁リフトタイミングの
可変制御により開弁リフトタイミングが大きく変化する
制御過渡時には、フィードバック制御が追随できず、吸
気弁VI の作動特性制御が乱れてしまう可能性がある。
しかるに、上述のように、吸気弁VI の前回の開弁時と
今回の開弁時との間で目標リフト量の最高値の位相が設
定クランク角δo以上ずれたときに、フィードバック制
御を中止するようにしたことで、吸気弁VI の作動特性
制御に乱れが生じることを防止することができる。
の開弁時と今回の開弁時との間で、目標リフト量の最高
値の位相が設定クランク角δo以上ずれたことをもって
アクチュエータ48のフィードバック制御を中止するの
で、開弁リフトタイミングが大きく変化する制御過渡時
での吸気弁VI の作動特性制御がフィードバック制御に
起因して乱れてしまうことを防止することができる。す
なわち、アクチュエータ48の作動を制御ユニットCで
制御することにより、吸気側動弁カム29I の高位部5
6bで定まる最高リフト量の位相に対して、実際の吸気
弁VI の最高リフト量の位相を機関の運転状態に応じて
クランク角方向で進めたり、遅くしたりすることが可能
となるのであるが、そのような開弁リフトタイミングの
可変制御により開弁リフトタイミングが大きく変化する
制御過渡時には、フィードバック制御が追随できず、吸
気弁VI の作動特性制御が乱れてしまう可能性がある。
しかるに、上述のように、吸気弁VI の前回の開弁時と
今回の開弁時との間で目標リフト量の最高値の位相が設
定クランク角δo以上ずれたときに、フィードバック制
御を中止するようにしたことで、吸気弁VI の作動特性
制御に乱れが生じることを防止することができる。
【0044】さらに制御ユニットCは、吸気弁VI の目
標リフト量および実リフト量の大小関係が逆転せず、し
かも前記目標リフト量および実リフト量の差が設定値β
を超える状態が設定時間以上継続するのに応じてアクチ
ュエータ48の故障であると判断する機能を有するもの
である。すなわち、目標リフト量に実リフト量を近付け
るフィードバック制御を実行しているときにアクチュエ
ータ48が正常に作動していれば、目標リフト量および
実リフト量の大小関係が長時間にわたって逆転しないこ
とはなく、また目標リフト量および実リフト量の差が長
時間にわたって大きいままであることはないのであり、
制御ユニットCが上述の故障判断機能を有することによ
り、アクチュエータ48のフィードバック制御に用いて
いる検出器57を用いてアクチュエータ48の故障を判
断することが可能となる。したがって故障検出用の検出
器を特別に設けることを不要とした簡単な構成でアクチ
ュエータ48の故障を容易に判断することができる。
標リフト量および実リフト量の大小関係が逆転せず、し
かも前記目標リフト量および実リフト量の差が設定値β
を超える状態が設定時間以上継続するのに応じてアクチ
ュエータ48の故障であると判断する機能を有するもの
である。すなわち、目標リフト量に実リフト量を近付け
るフィードバック制御を実行しているときにアクチュエ
ータ48が正常に作動していれば、目標リフト量および
実リフト量の大小関係が長時間にわたって逆転しないこ
とはなく、また目標リフト量および実リフト量の差が長
時間にわたって大きいままであることはないのであり、
制御ユニットCが上述の故障判断機能を有することによ
り、アクチュエータ48のフィードバック制御に用いて
いる検出器57を用いてアクチュエータ48の故障を判
断することが可能となる。したがって故障検出用の検出
器を特別に設けることを不要とした簡単な構成でアクチ
ュエータ48の故障を容易に判断することができる。
【0045】而して内燃機関が4気筒等の多気筒内燃機
関である場合には、アクチュエータ48が故障している
と制御ユニットCが判断したときには、故障しているア
クチュエータ48に対応する気筒での吸気弁VI …のア
クチュエータ48による作動特性制御は中止されること
になる。
関である場合には、アクチュエータ48が故障している
と制御ユニットCが判断したときには、故障しているア
クチュエータ48に対応する気筒での吸気弁VI …のア
クチュエータ48による作動特性制御は中止されること
になる。
【0046】ところで、動力伝達手段36は、3つの構
成要素すなわちサンギヤ37、リングギヤ38およびキ
ャリア39が同一軸線まわりに回動可能に配置されて成
る遊星歯車式のものであるので、動力伝達手段36のコ
ンパクト化すなわち動弁装置31I の小型化を図ること
ができ、動力伝達手段36を構成する各構成要素37,
38,39相互の噛合い連結により、吸気弁VI …の作
動特性を正確に制御することが可能となる。
成要素すなわちサンギヤ37、リングギヤ38およびキ
ャリア39が同一軸線まわりに回動可能に配置されて成
る遊星歯車式のものであるので、動力伝達手段36のコ
ンパクト化すなわち動弁装置31I の小型化を図ること
ができ、動力伝達手段36を構成する各構成要素37,
38,39相互の噛合い連結により、吸気弁VI …の作
動特性を正確に制御することが可能となる。
【0047】このような動力伝達手段36において、サ
ンギヤ37の回動量に対してリングギヤ38の回動量は
小さなものであり、リングギヤ37がカム軸28の吸気
側動弁カム29I に連動、連結され、サンギヤ37が吸
気弁VI …に連動、連結されるものであるので、吸気弁
VI …で必要とされるリフト量すなわちサンギヤ37の
回動量に対する吸気側動弁カム29I の大きさを比較的
小さく設定することが可能である。したがってリングギ
ヤ38が吸気側動弁カム29I から受ける荷重を比較的
小さくして動弁負荷の軽減に寄与することが可能とな
り、リングギヤ38の腕42に支持されたローラ43が
吸気側動弁カム29I にころがり接触するので動弁負荷
をより一層低減することができる。さらに吸気側動弁カ
ム29I が比較的小さくなることから該動弁カム29I
の回転に必要なスペース、ならびにリングギヤ38の腕
42の作動に必要なスペースも比較的小さくなり、した
がって吸気側動弁装置31I を配置する動弁室のコンパ
クト化を図ることが可能となる。
ンギヤ37の回動量に対してリングギヤ38の回動量は
小さなものであり、リングギヤ37がカム軸28の吸気
側動弁カム29I に連動、連結され、サンギヤ37が吸
気弁VI …に連動、連結されるものであるので、吸気弁
VI …で必要とされるリフト量すなわちサンギヤ37の
回動量に対する吸気側動弁カム29I の大きさを比較的
小さく設定することが可能である。したがってリングギ
ヤ38が吸気側動弁カム29I から受ける荷重を比較的
小さくして動弁負荷の軽減に寄与することが可能とな
り、リングギヤ38の腕42に支持されたローラ43が
吸気側動弁カム29I にころがり接触するので動弁負荷
をより一層低減することができる。さらに吸気側動弁カ
ム29I が比較的小さくなることから該動弁カム29I
の回転に必要なスペース、ならびにリングギヤ38の腕
42の作動に必要なスペースも比較的小さくなり、した
がって吸気側動弁装置31I を配置する動弁室のコンパ
クト化を図ることが可能となる。
【0048】しかもシリンダヘッド14の上面に形成さ
れたオイルバス30内のオイル中に吸気側および排気側
動弁カム29I ,29E が浸漬されるので、吸気側およ
び排気側動弁カム29I ,29E でオイルをかき上げる
ようにして、動力伝達手段36の潤滑を十分に行なうこ
とができる。
れたオイルバス30内のオイル中に吸気側および排気側
動弁カム29I ,29E が浸漬されるので、吸気側およ
び排気側動弁カム29I ,29E でオイルをかき上げる
ようにして、動力伝達手段36の潤滑を十分に行なうこ
とができる。
【0049】本発明のさらに他の実施例として、特開平
5−33840号公報、特開平5−79450号公報、
特開平5−157149号公報、特開平6−34005
号公報および特開平6−66360号公報でそれぞれ開
示されるような遊星摩擦式の動力伝達手段(トラクショ
ンドライブ)を用いることも可能である。
5−33840号公報、特開平5−79450号公報、
特開平5−157149号公報、特開平6−34005
号公報および特開平6−66360号公報でそれぞれ開
示されるような遊星摩擦式の動力伝達手段(トラクショ
ンドライブ)を用いることも可能である。
【0050】また動力伝達手段のうちアクチュエータに
連動、連結される第3の構成要素の回動量を、無段階で
はなく複数段階に制御することも可能であり、その場
合、段階数をより多く設定することにより機関弁の作動
特性を細密に制御することができる。
連動、連結される第3の構成要素の回動量を、無段階で
はなく複数段階に制御することも可能であり、その場
合、段階数をより多く設定することにより機関弁の作動
特性を細密に制御することができる。
【0051】また吸気弁VI の作動特性を変更するにあ
たって、吸気弁VI の開弁リフト量および開弁期間のい
ずれか一方だけを変更することも可能であり、機関弁と
しての排気弁に本発明を適用することも可能である。
たって、吸気弁VI の開弁リフト量および開弁期間のい
ずれか一方だけを変更することも可能であり、機関弁と
しての排気弁に本発明を適用することも可能である。
【0052】また上記実施例では、吸気弁VI の前回の
開弁時と今回の開弁時との間で、目標リフト量の最高値
の位相が設定クランク角δo以上ずれたことをもってフ
ィードバック制御を中止するようにしたが、吸気弁VI
の前回の開弁時の実リフト量の最高値の位相と今回の開
弁時の目標リフト量の最高値の位相との間に設定クラン
ク角δo以上のずれが生じたことをもってフィードバッ
ク制御を中止するようにすることも可能である。
開弁時と今回の開弁時との間で、目標リフト量の最高値
の位相が設定クランク角δo以上ずれたことをもってフ
ィードバック制御を中止するようにしたが、吸気弁VI
の前回の開弁時の実リフト量の最高値の位相と今回の開
弁時の目標リフト量の最高値の位相との間に設定クラン
ク角δo以上のずれが生じたことをもってフィードバッ
ク制御を中止するようにすることも可能である。
【0053】さらに上記実施例では、目標リフト量およ
び実リフト量の大小関係が逆転しない状態の設定時間以
上の継続、ならびに前記目標リフト量および実リフト量
の差が設定値を超える状態の設定時間以上の継続がとも
に成立するのに応じてアクチュエータ48の故障である
と判断するようにしたが、目標リフト量および実リフト
量の大小関係が逆転しない状態の設定時間以上の継続、
もしくは前記目標リフト量および実リフト量の差が設定
値を超える状態の設定時間以上の継続により、アクチュ
エータ48の故障であると判断するようにしてもよい。
び実リフト量の大小関係が逆転しない状態の設定時間以
上の継続、ならびに前記目標リフト量および実リフト量
の差が設定値を超える状態の設定時間以上の継続がとも
に成立するのに応じてアクチュエータ48の故障である
と判断するようにしたが、目標リフト量および実リフト
量の大小関係が逆転しない状態の設定時間以上の継続、
もしくは前記目標リフト量および実リフト量の差が設定
値を超える状態の設定時間以上の継続により、アクチュ
エータ48の故障であると判断するようにしてもよい。
【0054】以上、本発明の実施例を詳述したが、本発
明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の
範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計
変更を行なうことが可能である。
明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の
範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計
変更を行なうことが可能である。
【0055】
【発明の効果】以上のように請求項1記載の発明によれ
ば、機関弁の作動特性を細密に制御することが可能とな
るだけでなく、動力伝達手段をコンパクトに纏めること
ができ、動弁装置の小型化を図ることができる。また機
関弁の作動特性を機関の運転状態に応じて、高精度かつ
高い応答性で連続的に可変制御することができる。
ば、機関弁の作動特性を細密に制御することが可能とな
るだけでなく、動力伝達手段をコンパクトに纏めること
ができ、動弁装置の小型化を図ることができる。また機
関弁の作動特性を機関の運転状態に応じて、高精度かつ
高い応答性で連続的に可変制御することができる。
【0056】また請求項2記載の発明によれば、開弁リ
フトタイミングが大きく変化する制御過渡時にフィード
バック制御を中止するようにして、前記制御過渡時にお
ける機関弁の作動特性制御に乱れが生じることを防止す
ることができる。
フトタイミングが大きく変化する制御過渡時にフィード
バック制御を中止するようにして、前記制御過渡時にお
ける機関弁の作動特性制御に乱れが生じることを防止す
ることができる。
【0057】さらに請求項3記載の発明によれば、故障
検出用の検出器を特別に設けることを不要とした簡単な
構成でアクチュエータの故障を容易に判断することが可
能となる。
検出用の検出器を特別に設けることを不要とした簡単な
構成でアクチュエータの故障を容易に判断することが可
能となる。
【図1】内燃機関の要部縦断面図である。
【図2】図1の要部拡大図である。
【図3】図2の3−3線断面図である。
【図4】制御ユニットの構成を示すブロック図である。
【図5】分割クランク角に応じた設定目標リフト量を示
す図である。
す図である。
【図6】設定目標リフト量に応じたアクチュエータの作
動量を示す図である。
動量を示す図である。
【図7】目標リフト量および実リフト量の差を示す図で
ある。
ある。
【図8】フィードバック制御の可否を判断する手順を示
すフローチャートである。
すフローチャートである。
【図9】アクチュエータの故障判断処理手順を示すフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
29I ・・・動弁カム 31I ・・・動弁装置 36・・・動力伝達手段 37・・・内輪としてのサンギヤ 38・・・外輪としてのリングギヤ 39・・・キャリア 40・・・遊星回転体としての遊星ギヤ 48・・・アクチュエータ 56a・・・ベース円部 56b・・・高位部 57・・・検出器 C・・・制御ユニット VI ・・・機関弁としての吸気弁
Claims (3)
- 【請求項1】 機関の運転状態に応じて機関弁(VI )
の作動特性を変更可能な内燃機関の動弁装置において、 回転軸線を中心とした円弧状のベース円部(56a)
と、該ベース円部(56a)から半径方向外方に突出す
る高位部(56b)とが外周に設けられる動弁カム(2
9I )と;回動可能な内輪(37)と、該内輪(37)
と同一軸線まわりの回動を可能として内輪(37)を囲
繞する外輪(38)と、内輪(37)および外輪(3
8)間に配置される遊星回転体(40)を前記内輪(3
7)および外輪(38)の軸線と平行な軸線まわりに回
転自在に支持するとともに該遊星回転体(40)の前記
内輪(37)まわりの公転に連動して回動するキャリア
(39)とを構成要素とし、それらの構成要素(37,
38,39)のうち第1の構成要素(38)が前記動弁
カム(29I )に連動、連結され、前記各構成要素(3
7〜39)のうち第2の構成要素(37)が機関弁(V
I )に連結される動力伝達手段(36)と;該動力伝達
手段(36)が備える構成要素(37〜39)のうち第
3の構成要素(39)の回動量を規制するアクチュエー
タ(48)と;前記機関弁(VI )の開弁リフト量を検
出する検出器(57)と;前記動弁カム(29I )の高
位部(56b)で定まる開弁期間を複数に分割して得ら
れる各分割クランク角毎に機関の運転状態に応じて予め
定められる機関弁(VI )の目標リフト量と前記検出器
(57)で得られる機関弁(VI )の実リフト量との差
に基づくフィードバック制御を可能として、前記アクチ
ュエータ(48)の作動を制御する制御ユニット(C)
と;を含むことを特徴とする内燃機関の動弁装置。 - 【請求項2】 前記制御ユニット(C)は、前記機関弁
(VI )の前回の開弁時の実リフト量または目標リフト
量の最高値の位相と、今回の開弁時の目標リフト量の最
高値の位相との間に、設定クランク角以上のずれが生じ
たことをもって前記フィードバック制御を中止する機能
を有することを特徴とする請求項1記載の内燃機関の動
弁装置。 - 【請求項3】 前記制御ユニット(C)は、機関弁(V
I )の目標リフト量および実リフト量の大小関係が逆転
しない状態の設定時間以上の継続、ならびに前記目標リ
フト量および実リフト量の差が設定値を超える状態の設
定時間以上の継続の少なくとも一方が成立するのに応じ
てアクチュエータ(48)の故障であると判断する機能
を有することを特徴とする請求項1または2記載の内燃
機関の動弁装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10015687A JPH11210505A (ja) | 1998-01-28 | 1998-01-28 | 内燃機関の動弁装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10015687A JPH11210505A (ja) | 1998-01-28 | 1998-01-28 | 内燃機関の動弁装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11210505A true JPH11210505A (ja) | 1999-08-03 |
Family
ID=11895678
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10015687A Pending JPH11210505A (ja) | 1998-01-28 | 1998-01-28 | 内燃機関の動弁装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11210505A (ja) |
-
1998
- 1998-01-28 JP JP10015687A patent/JPH11210505A/ja active Pending
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