JPH11210531A - インジェクタ駆動装置 - Google Patents

インジェクタ駆動装置

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JPH11210531A
JPH11210531A JP1603698A JP1603698A JPH11210531A JP H11210531 A JPH11210531 A JP H11210531A JP 1603698 A JP1603698 A JP 1603698A JP 1603698 A JP1603698 A JP 1603698A JP H11210531 A JPH11210531 A JP H11210531A
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JP
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voltage
injector
charging
time
capacitor
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JP1603698A
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English (en)
Inventor
Hirotsugu Utoro
弘継 鵜瀞
Kazutoshi Nishimura
和利 西村
Katsunori Fukita
勝則 吹田
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Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
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Publication date
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  • Fuel-Injection Apparatus (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電磁弁のフライバックエネルギーを回収蓄積
してインジェクタに供給するインジェクタ駆動装置にお
いて、噴射特性のばらつきを低減する。 【解決手段】 PCVの閉弁駆動が終了すると、PCV
への通電遮断によって流れるフライバック電流によりコ
ンデンサが充電される間(待機時間Twの間)待機した
後、コンデンサの両端電圧及びバッテリ電圧を検出する
(S110〜S130)。コンデンサの両端電圧が、満充電(11
8V)に達していなければ、その差電圧に基づいて、コン
デンサを満充電とするようなフライバック電流をPCV
に発生させるのに必要な通電時間Tonを設定し、この通
電時間Tonに従ってPCVを通電,遮断する昇圧スイッ
チングを行う(S140〜S200)。この昇圧スイッチングの
結果、コンデンサの両端電圧が満充電に達するまで、差
電圧に応じて通電時間の設定を変更しながら昇圧スイッ
チングを繰り返し実行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電源電圧を越える
高電圧によりインジェクタを駆動するインジェクタ駆動
装置に関し、特に、何等かの制御のために予め設けられ
た電磁弁の通電遮断時に生じるフライバックエネルギ−
を利用するインジェクタ駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、内燃機関の各気筒にそれぞれ
燃料を噴射供給するインジェクタの噴射量制御の精度を
向上させるために、インジェクタへの駆動電流供給経路
に並列接続されたコンデンサを電源電圧以上の高電圧に
充電し、このコンデンサをインジェクタの開弁時に放電
させ、インジェクタにピーク電流を供給することによ
り、インジェクタを高速に応答させるようにしたインジ
ェクタ駆動装置が知られている。
【0003】そして、このようなインジェクタ駆動装置
においては、コンデンサを充電するために専用の昇圧ト
ランスを設け、一次巻線側を断続することにより二次巻
線側に誘起された高電圧によりコンデンサを充電した
り、特開平8−210170号公報に開示されているよ
うに、インジェクタやPCV(ポンプ・コントロール・
バルブ)等の電磁弁を駆動した後に発生するフライバッ
クエネルギーにてコンデンサを充電し、それだけではコ
ンデンサを満充電できない場合のみ昇圧トランスを用い
て補充電することが行われていた。
【0004】しかし、いずれにしても、コンデンサの充
電専用に大型の部品である昇圧トランスを設けなければ
ならないため、装置が大型化してしまうという問題があ
った。これに対して、特開平6−299890号公報に
開示されているように、上記電磁弁を駆動後のフライバ
ックエネルギーだけではコンデンサを満充電できない場
合、インジェクタやPCVの非作動期間中に、電磁弁が
作動しない程度の通電時間で該電磁弁を断続的に駆動
し、そのフライバックエネルギーをコンデンサに供給し
て補充電を行うことにより、充電専用の昇圧トランスを
用いることなくコンデンサの充電を行う装置が知られて
いる。
【0005】なお、この装置では、補充電の際に、電磁
弁は一定の通電時間で駆動され、通電遮断時にコンデン
サに充電されるエネルギーが毎回一定となるようにされ
ており、また、通電,遮断を繰り返し実行して、コンデ
ンサの両端電圧が決められた値(満充電)に達すると、
この補充電の制御を停止することにより、インジェクタ
の開弁時にコンデンサから供給されるエネルギーが常に
ほぼ一定となるようにされている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、インジェクタ
やPCV等の電磁弁は、コンデンサの充電のために設計
されたものではなく、通常、大きな駆動力を発生させる
ために大きなインダクタンス分を有している。このた
め、補充電時に電磁弁を断続的に制御する際に、その制
御周期をあまり短くすることができず、非常に限られた
回数しか通電,遮断を行うことができなかった。その結
果、一回の通電,遮断によって発生させるフライバック
エネルギーを大きくしなければならず、満充電時(補充
電の制御停止時)のコンデンサのエネルギー充電量(両
端電圧)がばらついてしまい、ひいては、インジェクタ
の噴射特性がばらついてしまうという問題があった。
【0007】本発明は、上記問題点を解決するために、
電磁弁のフライバックエネルギーを回収蓄積してインジ
ェクタに供給するインジェクタ駆動装置において、噴射
特性のばらつきを低減することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
になされた発明である請求項1に記載のインジェクタ駆
動装置では、スイッチング素子が電磁弁への通電経路を
遮断すると、電磁弁にて発生するフライバックエネルギ
ーが充電手段に充電される。そして、充電量検出手段が
充電手段のエネルギー充電量を検出し、そのエネルギー
充電量が不足している場合、スイッチング制御手段が、
電磁弁の非作動期間中に、電磁弁への通電が許容時間を
越えない範囲でスイッチング素子を断続制御して、不足
分のエネルギーを充電手段に補充電する。この時、通電
時間設定手段が、充電量検出手段の検出結果に基づい
て、スイッチング制御手段の制御における電磁弁の通電
時間を適宜設定する。
【0009】このように、本発明のインジェクタ駆動装
置によれば、電磁弁の非作動期間中の補充電時に、電磁
弁への通電,遮断によって一定のフライバックエネルギ
ーを毎回発生させるのではなく、充電手段のエネルギー
充電量の不足分に応じたフライバックエネルギーを発生
させることができるため、満充電時における充電手段の
エネルギー充電量を精度よく一定とすることができる。
【0010】その結果、インジェクタの開弁時に、充電
手段からインジェクタの電磁弁に供給されるエネルギー
が常に一定となり、即ちインジェクタの噴射特性を一定
とすることができるため、安定した噴射制御を行うこと
ができる。ところで、通電時間設定手段における通電時
間の設定は、請求項2に記載のように、電磁弁の通電時
間と、その通電遮断時に充電手段に充電されるエネルギ
ー充電量との関係を表す設定用マップを備えることによ
り、蓄積量検出手段の検出結果から求められるエネルギ
ー蓄積量の不足分を参照値として、この設定用マップを
検索することにより行ってもよい。
【0011】これによれば、通電時間を設定する時に複
雑な計算を行う必要がないため、例えば、通電時間設定
手段をマイクロコンピュータ等の演算処理装置により実
現する場合、その処理量を大幅に軽減することができ
る。また、設定用マップの内容を実験的に求めて設定す
れば、個々の装置の特性に適合した高精度な制御を行う
ことができる。
【0012】そして、このように設定用マップを用いて
電磁弁の通電時間の設定を行う場合、請求項3に記載の
ように、スイッチング制御手段の制御により電磁弁への
通電経路が遮断される毎に、この遮断により発生したフ
ライバックエネルギーによって充電手段に充電されたエ
ネルギーを充電量検出手段の検出結果から算出し、その
算出値に基づいて設定用マップを書き換える学習手段を
設けてもよい。
【0013】この場合、装置の経年変化や動作環境の変
化等により、通電時間とエネルギー蓄積量との関係が変
化したとしても、これに対応して適宜最適な通電時間が
設定されるように設定用マップが書き換えられるため、
長期に渡って精度のよい制御を行うことができる。
【0014】なお、設定用マップの書き換えを行うタイ
ミングは、補充電時に電磁弁の通電,遮断を行う毎に毎
回行ってもよいし、周期的に行ってもよい。また過去複
数回の検出結果に基づいて、その平均値等を書き込むよ
うにしてもよい。ところで、電磁弁の通電遮断時に発生
するフライバックエネルギーは、電磁弁の通電時間に応
じて変化するだけでなく、電磁弁の電源電圧の影響も受
ける。
【0015】そこで、請求項4に記載のように、電磁弁
の電源電圧を検出する電圧検出手段を備え、通電時間設
定手段は、電源電圧に対応して複数の設定用マップを用
意し、電圧検出手段の検出結果に応じて、いずれかを選
択して使用するようにすることが望ましい。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施例を図面と共
に説明する。図1は、6気筒の車両用ディーゼルエンジ
ンに使用されるコモンレール式燃料噴射装置の全体構成
図である。
【0017】図1に示すように、コモンレール式燃料噴
射装置は、各気筒にそれぞれ配設され各気筒に燃料を噴
射供給する6個のインジェクタINJ1〜6と、各イン
ジェクタINJn(n=1〜6)にそれぞれ接続された
分岐管4を介して各インジェクタINJnへの高圧燃料
の供給を行うコモンレール6と、コモンレール6に燃料
を圧送するシリンダ方式のサプライポンプユニット8
と、各種センサからの検出信号等に基づいてコモンレー
ル6への燃料の圧送、及びインジェクタINJ1〜6の
駆動等を制御する電子制御ユニット(以下、ECUとい
う)10とを備えている。なお、各インジェクタINJ
1〜6には、分岐管4からの燃料供給口を開閉して、燃
料噴射量及び噴射タイミングを制御するための電磁弁L
1〜L6がそれぞれ設けられている。
【0018】ここで、図2は、サプライポンプユニット
8の具体的な構成を表す断面図である。図2に示すよう
に、サプライポンプユニット8には、エンジンのクラン
クシャフト14(図1参照)に駆動連結されるドライブ
シャフト16が設けられ、このドライブシャフト16に
は、凸部及び凹部が三つずつ形成された滑らかな外周面
を有し、ドライブシャフト16の軸方向に垂直な断面が
ほぼ三角形状に形成されたカム18が固定されている。
【0019】そして、カム18の上部には、下端にカム
18の表面を摺動するローラを有しカム18の回転に応
じて上下動するプランジャ20と、燃料を加圧するため
の加圧室22(図1参照)をプランジャ20と共に形成
するシリンダ24とが設けられ、更にシリンダ24の上
部には、加圧室22からコモンレール6への燃料吐出量
を制御するための電磁弁であるPCV(ポンプ・コント
ロール・バルブ)26が設けられている。
【0020】また、ドライブシャフト16の端部には、
ドライブシャフト16により駆動され、燃料タンク28
(図1参照)から燃料を吸い上げて加圧室22に供給す
るフィードポンプ(低圧ポンプ)30が配置されてい
る。更にドライブシャフト16には、ドライブシャフト
16の近傍に配置された近接センサ32aと共に気筒判
別センサ32を構成するギヤ32bが取り付けられてい
る。この気筒判別センサ32は、ギヤ32bの歯が近接
センサ32aを通過する毎に、パルス信号を発生させる
ことにより、ドライブシャフト16の回転に応じたパル
ス信号列を出力するように構成された周知のものであ
る。
【0021】そして、図1に示すように、シリンダ24
の上部に設けられたPCV26は、燃料タンク28から
加圧室22への燃料供給口を開閉する弁体34と、弁体
34を開弁方向に付勢するスプリング36と、通電によ
り弁体34を閉弁させる電磁ソレノイド38とからな
り、いわゆるノーマルオープンタイプの電磁弁として構
成されている。また加圧室22には、加圧室22の内圧
が、予め設定された開弁圧以上になると開弁して、加圧
室22内の燃料を燃料供給管40を介してコモンレール
6に供給する逆止弁42が取り付けられている。
【0022】このように構成されたサプライポンプユニ
ット8では、PCV26の開弁時に加圧室22はフィー
ドポンプ30によって供給される低圧燃料で充満され、
プランジャ20が上昇する際にPCV26が閉弁される
と、加圧室22内に充満された燃料が加圧される。そし
て、この圧力が逆止弁42の開弁圧以上になると逆止弁
42が開弁して、加圧室22内の高圧燃料がコモンレー
ル6に圧送されることになる。つまり、PCV26の閉
弁時期を制御すると、コモンレール6への燃料の加圧圧
送の開始時期が制御され、ひいては、コモンレール6へ
の燃料の圧送量が制御されるのである。
【0023】次に、ECU10は、インジェクタINJ
1〜6の燃料噴射を制御する電磁弁L1〜6、及びコモ
ンレール6への高圧燃料の圧送を制御するPCV26を
駆動する駆動回路44と、CPU,ROM,RAMを中
心に構成された周知のマイクロコンピュータ(以下、マ
イコンという)46とを備えている。
【0024】そして、マイコン46は、クランクシャフ
ト14の回転に応じた信号を出力するクランク角センサ
48,ドライブシャフト16の回転に応じた信号を出力
する上述の気筒判別センサ32,アクセル踏込量を検出
するアクセル開度センサ50,コモンレール6の内圧を
検出するコモンレール圧センサ52等からの検出信号に
基づいて電磁弁Lnを駆動することにより、パイロット
噴射とメイン噴射とを連続して行うことにより、エンジ
ンEの運転状態に応じた時期及び量の燃料噴射を行う燃
料噴射制御、同じく各センサからの検出信号に基づいて
PCV26を駆動することにより、コモンレール6の内
圧をエンジンEの運転状態に応じたものとするレール圧
制御、インジェクタINJnを高速応答させるためイン
ジェクタINJnの電磁弁Lnにピーク電流を流すため
のエネルギーを後述するコンデンサC1,C2に充電す
る充電制御等を実行する。
【0025】一方、駆動回路44は、図3に示すよう
に、マイコン46からのバルブ駆動信号Svに従って、
PCV26の電流経路を導通,遮断するトランジスタQ
10と、ダイオードD11を介してトランジスタQ10に並列
接続されたコンデンサC1と、同様にダイオードD12を
介してトランジスタQ10に並列接続されたコンデンサC
2とを備えている。なお、コンデンサC1はパイロット
噴射時にピーク電流を流すためのエネルギーを蓄えるも
のであり、コンデンサC2はメイン噴射時にピーク電流
を流すためのエネルギーを蓄えるものである。
【0026】また、駆動回路44は、マイコン46から
の噴射信号Sj1〜Sj6に従って、各電磁弁L1〜L6の
電流経路をそれぞれ導通,遮断するトランジスタQ21〜
Q26と、トランジスタQ21,Q23,Q25のいずれかによ
り電流経路が導通された電磁弁L1,L3,L5に、ダ
イオードD21を介して定電流を供給すると共に、トラン
ジスタQ22,Q24,Q26のいずれかにより電流経路が導
通された電磁弁L2,L4,L6に、ダイオードD22を
介して定電流を供給する定電流回路54と、ダイオード
D31,D32を介してコンデンサC1と電磁弁L1〜L6
とを結ぶ電流経路を、マイコン46からの選択信号Sr1
に従って導通,遮断するトランジスタQ31と、同様にダ
イオードD33,D34を介してコンデンサC2と電磁弁L
1〜L6とを結ぶ電流経路を、マイコン46からの選択
信号Sr2に従って導通,遮断するトランジスタQ32とを
備えている。
【0027】更に、駆動回路44は、抵抗R11,R12か
らなり、コンデンサC1の両端電圧Vc1を分圧してなる
検出信号Sc1を出力する分圧回路56と、抵抗R21,R
22からなり、コンデンサC2の両端電圧Vc2を分圧して
なる検出信号Sc2を出力する分圧回路58と、抵抗R3
1,R32からなり、バッテリ電圧Vbを分圧してなる検
出信号Sbを出力する分圧回路60とを備えており、こ
れら分圧回路56,58,60を介してマイコン46
が、コンデンサC1,C2の両端電圧Vc1,Vc2、及び
バッテリ電圧Vbを検出できるようにされている。な
お、これら検出信号Sc1,Sc2,Sbは、マイコン46
に内蔵されたAD変換器によりをデジタル信号に変換さ
れ、マイコン46が行う各種処理に用いられる。
【0028】なお、本実施例ではPCV26が本発明に
おける電磁弁に相当し、トランジスタQ10がスイッチン
グ素子、コンデンサC1,C2及びダイオードD11,D
12が充電手段、分圧回路56,58が充電量検出手段、
分圧回路60が電圧検出手段に相当する。
【0029】このように構成された駆動回路44では、
マイコン46からのバルブ駆動信号Svによってトラン
ジスタQ10がターンオフし、PCV26の電流経路が導
通状態から遮断状態に切り替わると、PCV26にて発
生するフライバック電流により、ダイオードD11,D12
を介してコンデンサC1,C2が充電される。
【0030】一方、マイコン46からの噴射信号Sjn
(n=1〜6)によってトランジスタQ2nがターンオン
すると、ターンオンしたトランジスタQ2nに対応する電
磁弁Lnに、定電流回路54から供給される定電流が流
れる。また、トランジスタQ2nがオン状態にある間に、
選択信号Sr1(或いはSr2)によりトランジスタQ31
(或いはQ32)をターンオンすると、コンデンサC1
(或いはC2)の放電により、電磁弁Lnにピーク電流
が流れる。
【0031】次に、コンデンサC1,C2を充電するた
めにマイコン46にて実行される充電制御を図4に示す
フローチャートに沿って説明する。図4に示すように、
本処理が起動されると、まずS110では、マイコン4
6にて別途実行されるレール圧制御によるPCV26の
閉弁駆動が終了したか否かを判断し、閉弁駆動が終了し
ていなければ、S110を繰り返し実行することで待機
し、一方、閉弁駆動が終了したと判断されるとS120
に移行する。
【0032】S120では、少なくとも閉弁駆動電流の
立下りに必要な時間以上に設定された待機時間Twが経
過するまでの間待機し、続くS130では、分圧回路5
6,58,60からの検出信号Sc1,Sc2,Sbを読み
込むことにより、コンデンサC1,C2の充電電圧Vc
1,Vc2、及びバッテリ電圧Vbを検出する。
【0033】即ち、待機時間Twの間待機するのは、P
CV26の閉弁駆動後に発生するフライバック電流は、
閉弁駆動電流の立下り時間の間だけ流れてコンデンサC
1,C2を充電するため、このフライバック電流による
充電が確実に終了してコンデンサC1,C2の両端電圧
Vc1,Vc2が確定してから、これを検出するためであ
る。
【0034】なお、待機時間Twは、ECU10の動作
が保証されるバッテリ電圧Vb範囲において、その最大
値の時に要する閉弁駆動電流の立下り時間を設定すれば
よい。このように設定すれば、バッテリ電圧Vbが低下
するほど、閉弁駆動電流の立下り時間は短くなるため、
バッテリ電圧Vbが上記範囲内でどのように変動して
も、フライバック電流による充電中に、コンデンサC
1,C2の両端電圧Vc1,Vc2を検出してしまうことが
なく、コンデンサC1,C2の両端電圧Vc1,Vc2を常
に正確に検出することができるからである。
【0035】続くS140では、S130にて検出され
たコンデンサC1,C2の両端電圧Vc1,Vc2のうちい
ずれか低い方(以下、検出電圧Vcという)と、予め設
定されたコンデンサC1,C2の満充電電圧(本実施例
では118V)とから、その差電圧△V(=118−V
c)を算出し、S150では、この算出された差電圧△
Vに基づいて、コンデンサC1,C2が満充電されてい
るか否か、即ち差電圧△Vが0[V]以下であるか否か
を判断し、満充電されていなければ、即ち差電圧△Vが
0[V]より大きければ、コンデンサC1,C2を補充
電する必要があるものとして、S160に移行する。
【0036】なお、以下に説明する補充電は、PCV2
6が閉弁動作しない許容時間Tmax内で、PCV26を
通電し、その通電遮断時に発生するフライバック電流に
より行う。即ち、S160では、先に算出した差電圧△
Vを参照値として、[表1]に示す通電時間Ton設定用
テーブルを参照することにより、差電圧△V分だけコン
デンサC1,C2を充電するのに必要なフライバック電
流を発生させるため、そのフライバック電流の発生に必
要なPCV26の通電時間Tonを設定する。
【0037】
【表1】
【0038】[表1]に示すように、設定用テーブル
は、差電圧△Vが、50V,40V,30V,20V,
10V,0Vの場合に設定すべき通電時間Ton[ms]
が記憶されたものであり、バッテリ電圧Vbが、12
V,16V,20V,24V,28V,32Vの場合の
6種類について用意されている。その内容は、差電圧△
Vが大きいほど、またバッテリ電圧Vbが小さいほど、
通電時間Tonの設定値は大きくなるようにされている。
そして、コンデンサC1,C2の両端電圧Vc1,Vc2の
検出と同時に検出されたバッテリ電圧Vbに従って設定
用テーブルを選択し、選択した設定用テーブルに従っ
て、差電圧△Vから通電時間Tonを設定するのである。
【0039】なお、バッテリ電圧Vbや差電圧△Vが、
設定用テーブルに記憶された値以外である場合、例えば
差電圧△V=32V,バッテリ電圧Vb=17V等とい
った場合には、設定用テーブルの設定値から二次元補間
を行うことにより、通電時間Tonを設定すればよい。
【0040】次にS170では、S160にて設定され
た通電時間Tonが、PCV26が閉弁動作しない許容時
間Tmax より大きいか否かを判断し、通電時間Tonが許
容時間Tmax より大きければ、S180に移行して、通
電時間Tonを許容時間Tmaxに制限した後、S190に
移行する。一方、S170にて通電時間Tonが許容時間
Tmax 以下であると判断された場合は、そのままS19
0に移行する。
【0041】S190では、設定された通電時間Tonだ
けトランジスタQ10をオンするバルブ駆動信号Svを出
力することにより、PCV26の電流経路を通電時間T
onの間だけ導通し遮断する昇圧スイッチングを行う。こ
れにより、PCV26の電流経路の遮断時には、その通
電時間Tonに応じたフライバック電流が発生し、ダイオ
ードD11,D12を介してコンデンサC1,C2を充電す
ることになる。
【0042】続くS200では、この昇圧スイッチング
によるPCV26の駆動電流の立下り時間、即ちフライ
バック電流によるコンデンサC1,C2への充電が終了
するのに必要な時間以上の長さに設定された待機時間T
off (本実施例では、0.3ms)だけ待機し、続くS
210,S220では、先のS130,S140と全く
同様に、コンデンサC1,C2の両端電圧、及びバッテ
リ電圧Vbを検出し、満充電時との差電圧△Vを算出す
る。
【0043】そしてS230では、S220にて算出さ
れた差電圧△Vに基づいて、[表2]に示す補正用テー
ブルを検索して補正値を設定し、続くS240にて、設
定した補正値に基づいて設定用テーブルの内容を書き換
えた後、S150に戻る。
【0044】
【表2】
【0045】[表2]に示すように、補正用テーブル
は、差電圧△Vが、−6V,−4V,−2V,0V,2
V,4V,6Vの場合に設定すべき補正値[ms]が記
憶されたものであり、設定用テーブルと同様に、バッテ
リ電圧Vbが、12V,16V,20V,24V,28
V,32Vの場合の6種類について用意されている。そ
の内容は、差電圧△Vの絶対値が大きいほど、即ち満充
電に対する不足分又は超過分が大きいほど、また、バッ
テリ電圧Vbが小さいほど絶対値の大きな補正値が設定
され、差電圧△Vの符号が正の場合、即ちコンデンサC
1,C2の検出電圧Vcが満充電に対して不足している
場合に補正値の符号が正となり、差電圧△Vの符号が負
の場合、即ちコンデンサC1,C2の検出電圧Vcが満
充電に対して超過している場合に補正値の符号が負とな
るように設定されている。
【0046】そして、通電時間Tonの設定時に用いたバ
ッテリ電圧Vbと、S220にて算出した差電圧△Vと
に基づいて補正値が設定され、通電時間Tonの設定時に
用いた設定用テーブルの値が、補正値を加算した値に書
き換えられるのである。例えば、昇圧スイッチング前の
状態が、バッテリ電圧Vb=28V、差電圧△V=30
Vであり、設定用テーブルに従って昇圧スイッチングの
通電時間Tonを1.2msに設定した結果、昇圧スイッ
チング後の状態が、差電圧△V=2Vとなったならば、
補正値は、補正用テーブルから0.12msと設定さ
れ、バッテリ電圧Vb=28V,差電圧△V=30Vに
て特定される設定用テーブルの値が、元の1.2msか
ら、0.12msを加算した1.32msに書き換えら
れる。
【0047】つまり、S190にて昇圧スイッチングを
行うことにより、理想的には満充電(Vc=118V)
となるべきであるが、実際には、PCV26を構成する
電磁ソレノイド38のばらつきや経時劣化等により、P
CV26の通電時間Tonと、通電遮断時に発生するフラ
イバック電流との関係がばらつき、満充電電圧とならな
い場合がある。このため、昇圧スイッチングでの実測値
に基づいて、最適な通電時間Tonの設定値を常時学習し
ているのである。
【0048】但し、S180にて通電時間Tonの制限を
行った場合には、昇圧スイッチング後に満充電となるこ
とが期待されないため、S230,S240の学習処理
を行う必要はない。以後、S210にて検出されたコン
デンサC1,C2の両端電圧、及びバッテリ電圧Vbに
従って、同様の処理を繰り返し実行し、S140にて、
コンデンサC1,C2の検出電圧Vcが満充電に達して
いる、即ち差電圧△V<0であると判断されると、本処
理を終了する。
【0049】なお、本実施例ではS150,S190が
本発明におけるスイッチング制御手段に相当し、S16
0〜S180が通電時間設定手段、S230,S240
が学習手段に相当する。ここで、図5は、駆動回路44
の各部の動作を表すタイムチャートである。
【0050】即ち、本実施例の燃料噴射装置によれば、
図5に示すように、マイコン46にて、充電制御とは別
途実行されるレール圧制御が、バルブ駆動信号Svによ
り、許容時間Tmax 以上の通電時間でPCV26を閉弁
駆動する(時刻t1〜t2)。
【0051】この閉弁駆動が終了し、PCV26への通
電が遮断されると(S110−YES)、PCV26の
インダクタンス分によりフライバック電流が流れ、コン
デンサC1,C2が充電される(時刻t2〜t3)。そ
して、閉弁駆動時のフライバック電流によるコンデンサ
C1,C2への充電が終了(待機時間Twが経過)する
と(S120;時刻t3)、コンデンサC1,C2の両
端電圧Vc1,VC2及びバッテリ電圧Vbの検出を行う。
この時、コンデンサC1,C2の両端電圧が、満充電
(118V)に達していなければ、PCV26のフライ
バック電流によって、コンデンサC1,C2が満充電と
なるような通電時間Tonだけ、バルブ駆動信号Svを出
力してPCV26を通電する。但し、通電時間TonがP
CV26を開弁させない許容時間Tmax を越える場合
は、通電時間Tonは、許容時間Tmax に制限される(S
130〜S190;時刻t3〜t4)。
【0052】その後、設定された通電時間Tonが経過
し、PCV26の電流経路が遮断されるとフライバック
電流が流れ、コンデンサC1,C2が充電される(時刻
t4〜t5)。この昇圧スイッチングによるコンデンサ
C1,C2の充電が終了(待機時間Toff が経過)する
と(S200;時刻t5)、再びコンデンサC1,C2
の両端電圧Vc1,Vc2及びバッテリ電圧Vbの検出を行
い、コンデンサC1,C2が満充電に達していなけれ
ば、繰り返し昇圧スイッチングを行う(S150〜S2
40;時刻t5〜t6)。その結果、コンデンサC1,
C2が満充電に達すると、充電制御を終了する(S15
0−YES;時刻t6)。
【0053】その後、マイコン46にて、充電制御とは
別途実行される燃料噴射制御が、パイロット噴射を実行
する際(時刻t7)に、噴射信号Sjnによりトランジス
タQ2nを駆動して、電磁弁Lnの電流経路を導通させる
と共に、選択信号Sr1によりトランジスタQ31を駆動し
てコンデンサC1を放電させる。これにより、電磁弁L
nには、パイロット噴射の開始直後にピーク電流が流
れ、コンデンサC1の放電終了によるピーク電流の消滅
後も、パイロット噴射が終了するまでの間(即ちトラン
ジスタQ2nが駆動されている間)、定電流回路54から
供給される定電流が流れる。
【0054】引き続き、メイン噴射を実行する際(時刻
t8)には、噴射信号Sjnによりパイロット噴射時と同
じトランジスタQ2nを駆動して、電磁弁Lnの電流経路
を導通させると共に、選択信号Sr2によりトランジスタ
Q32を駆動してコンデンサC2を放電させる。これによ
り、電磁弁Lnには、パイロット噴射時と同様に、メイ
ン噴射の開始直後にピーク電流が流れ、コンデンサC2
の放電終了によるピーク電流の消滅後も、メイン噴射が
終了するまでの間(即ちトランジスタQ2nが駆動されて
いる間)、定電流回路54から供給される定電流が流れ
る。
【0055】この燃料噴射制御によって、コモンレール
6の内圧が低下すると、これを補うために、PCV26
が駆動され、以後上述と同様の制御が繰り返し実行され
る。なお、バッテリ電圧Vbが低下すると、検出される
差電圧△Vが同じであっても、[表1]に示した設定用
テーブルからも明らかなように、昇圧スイッチング時の
通電時間Tonがより長く設定されるようになる。
【0056】以上、説明したように、本実施例において
は、昇圧スイッチング時のPCV26への通電時間Ton
を、コンデンサC1,C2の検出電圧Vcと満充電時の
電圧との差電圧△V、即ち充電量の不足分に応じて設定
するようにされている。従って、本実施例によれば、満
充電に達した時のコンデンサC1,C2の両端電圧Vc
1,Vc2を、精度よく一定とすることができる。その結
果、インジェクタINJnの噴射開始時に、ピーク電流
を流すためにコンデンサC1,C2から供給されるエネ
ルギーが常に一定となり、即ちインジェクタINJnの
噴射特性を一定とすることができるため、安定した噴射
制御を行うことができる。
【0057】また本実施例においては、昇圧スイッチン
グ時の通電時間Tonの設定を、差電圧△Vを参照値とし
て、設定用マップを検索することにより行うようにされ
ている。従って、本実施例によれば、通電時間Tonを、
複雑な計算を行うことなく速やかに設定することがで
き、マイコン46での処理量を軽減することができる。
【0058】しかも、本実施例では、バッテリ電圧Vb
に応じて使用する設定用マップを切り替えると共に、昇
圧スイッチング後のコンデンサC1,C2の充電状態に
基づいて、設定用マップを書き換える学習処理を行って
いる。このため、装置の経年変化や動作環境の変化等に
より、通電時間TonとコンデンサC1,C2への充電量
との関係が変化したとしても、これに対応して適宜最適
な通電時間Tonが設定されるように設定用マップが書き
換えられるため、個々の装置の特性に適合した高精度な
充電制御を長期に渡って行うことができる。
【0059】以上、本発明の一実施例について説明した
が、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、様
々な態様にて実施することができる。例えば、上記実施
例では、昇圧スイッチングの通電時間Tonを設定した後
に、通電時間Tonを許容時間Tmaxと比較して、昇圧ス
イッチングによってPCV26が閉弁動作をしないよう
に通電時間Tonを制限する処理を行っているが、設定用
テーブルの値を、予め許容時間Tmax 以下に制限してお
くことにより、S170,S180の処理を省略しても
よい。
【0060】また、上記実施例では、昇圧スイッチング
を行うと、設定用マップの書き換えを毎回行っている
が、周期的に行ってもよい。また過去複数回の補正値の
平均値に基づいて、設定用マップの書き換えを行うよう
にしてもよい。更に、上記実施例では、昇圧スイッチン
グ後の待機時間Toff を一定値としているが、通電時間
Tonと同様に、差電圧△V及びバッテリ電圧Vbをパラ
メータとするテーブルに基づいて設定するようにしても
よい。
【0061】また更に、上記実施例では、コンデンサC
1,C2に充電するフライバック電流を発生させるため
にPCV26を用いているが、例えばインジェクタIN
Jnの電磁弁Ln等、昇圧スイッチングを行うことが可
能な非作動期間を有するものであれば、どのような電磁
弁を用いてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例のコモンレール式燃料噴射装置の概略
構成図である。
【図2】 サプライポンプユニットの構成を表す断面図
である。
【図3】 駆動回路の構成を表す回路図である。
【図4】 マイコンが実行する充電制御を表すフローチ
ャートである。
【図5】 駆動回路各部の動作を表すタイミングチャー
トである。
【符号の説明】
4…分岐管 6…コモンレール 8…サプライポ
ンプユニット 10…電子制御ユニット(ECU) 14…クランク
シャフト 16…ドライブシャフト 18…カム 20…プラ
ンジャ 22…加圧室 24…シリンダ 28…燃料タン
ク 30…フィードポンプ 32…気筒判別センサ 3
4…弁体 36…スプリング 38…電磁ソレノイド 40…
燃料供給管 42…逆止弁 44…駆動回路 46…マイクロコ
ンピュータ 48…クランク角センサ 50…アクセル開度センサ 54…定電流回路 56,58,60…分圧回路 E…エンジン INJ1〜6…インジェクタ L1
〜6…電磁弁 C1,C2…コンデンサ R11,R12,R21,R22,
R31,R32…抵抗 D11,D12,D21,D22,D31〜D34…ダイオード Q10,Q21〜Q26,Q31,Q32…トランジスタ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 許容時間以上の連続通電により作動する
    電磁弁と、 該電磁弁への通電経路を連通,遮断するスイッチング素
    子と、 該スイッチング素子により前記電磁弁への通電経路が遮
    断された時に発生するフライバックエネルギーを充電す
    る充電手段と、 該充電手段のエネルギー充電量を検出する充電量検出手
    段と、 前記充電手段のエネルギー充電量が不足している場合、
    前記電磁弁の非作動期間中に、前記電磁弁への通電が前
    記許容時間を越えない範囲で前記スイッチング素子を断
    続制御するスイッチング制御手段と、 を備え、前記充電手段に充電されたエネルギーを、イン
    ジェクタの開弁時に、該インジェクタの電磁弁に供給す
    るインジェクタ駆動装置において、 前記充電量検出手段の検出結果に基づいて、前記スイッ
    チング制御手段の制御における前記電磁弁の通電時間を
    設定する通電時間設定手段を設けたことを特徴とするイ
    ンジェクタ駆動装置。
  2. 【請求項2】 前記通電時間設定手段は、前記電磁弁の
    通電時間と、その通電遮断時に前記充電手段に充電され
    るエネルギー充電量との関係を表す設定用マップを備
    え、前記蓄積量検出手段の検出結果から求められるエネ
    ルギー充電量の不足分を参照値として前記設定用マップ
    を検索することにより、前記電磁弁の通電時間を設定す
    ることを特徴とする請求項1に記載のインジェクタ駆動
    装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のインジェクタ駆動装置
    において、 前記スイッチング制御手段の制御により前記電磁弁への
    通電経路が遮断される毎に、該遮断により発生したフラ
    イバックエネルギーによって前記充電手段に充電された
    エネルギーを前記充電量検出手段の検出結果から算出
    し、該算出値に基づいて前記設定用マップを書き換える
    学習手段を設けたことを特徴とするインジェクタ駆動装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項2または請求項3に記載のインジ
    ェクタ駆動装置において、 前記電磁弁の電源電圧を検出する電圧検出手段を備え、 前記通電時間設定手段は、電源電圧に対応した複数の設
    定用マップを有し、前記電圧検出手段の検出結果に応じ
    て、使用する設定用マップを切り替えることを特徴とす
    るインジェクタ駆動装置。
JP1603698A 1998-01-28 1998-01-28 インジェクタ駆動装置 Pending JPH11210531A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8018216B2 (en) 2007-07-13 2011-09-13 Denso Corporation Power supply voltage booster

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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