JPH11210852A - トロイダル型無段変速機 - Google Patents
トロイダル型無段変速機Info
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- JPH11210852A JPH11210852A JP1543798A JP1543798A JPH11210852A JP H11210852 A JPH11210852 A JP H11210852A JP 1543798 A JP1543798 A JP 1543798A JP 1543798 A JP1543798 A JP 1543798A JP H11210852 A JPH11210852 A JP H11210852A
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Abstract
制する為のストッパ33aと、これら各トラニオン6、
6との片当たりを防止する。 【解決手段】 ハウジング32に固定の支持ポスト34
及び抑え金具36に対してストッパ33aを、若干の変
位自在に支持する。この構成により、多少の寸法誤差や
組み付け誤差に拘らず、上記片当たりを防止する。又、
皿板ばね46により、走行時の振動に基づいて、上記ス
トッパ33aががたつくのを防止する。
Description
の変速機として利用するトロイダル型無段変速機の改良
に関し、特に高精度の加工を行なう事なく、十分な耐久
性を有する構造を実現するものである。
する様なトロイダル型無段変速機を使用する事が研究さ
れている。このトロイダル型無段変速機は、例えば実開
昭62−71465号公報に開示されている様に、入力
軸1と同心に入力側ディスク2を支持し、この入力軸1
と同心に配置した出力軸3の端部に出力側ディスク4を
固定している。トロイダル型無段変速機を納めたケーシ
ングの内側で上記入力側、出力側両ディスク2、4の軸
方向中間位置には、上記入力軸1並びに出力軸3に対し
て捻れの位置にある枢軸5、5を中心に揺動するトラニ
オン6、6を設けている。
ぞれの両端部外面に上記枢軸5、5を、互いに同心に設
けている。又、これら各トラニオン6、6の中間部には
変位軸7、7の基端部を支持し、上記枢軸5、5を中心
として上記各トラニオン6、6を揺動させる事により、
上記各変位軸7、7の傾斜角度の調節を自在としてい
る。上記各トラニオン6、6に支持した変位軸7、7の
周囲には、それぞれパワーローラ8、8を回転自在に支
持している。そして、これら各パワーローラ8、8を、
上記入力側、出力側両ディスク2、4の、互いに対向す
る内側面2a、4a同士の間に挟持している。これら各
内側面2a、4aは、それぞれ断面が、上記枢軸5を中
心とする円弧を回転させて得られる凹面をなしている。
そして、球状凸面に形成した上記各パワーローラ8、8
の周面8a、8aを、上記内側面2a、4aに当接させ
ている。
は、ローディングカム式の押圧装置9を設け、この押圧
装置9によって、上記入力側ディスク2を出力側ディス
ク4に向け弾性的に押圧自在としている。この押圧装置
9は、入力軸1と共に回転するカム板10と、保持器1
1により転動自在に保持した複数個(例えば4個)のロ
ーラ12、12とから構成している。上記カム板10の
片側面(図3〜4の右側面)には、円周方向に亙る凹凸
であるカム面13を形成し、上記入力側ディスク2の外
側面(図3〜4の左側面)にも、同様の形状を有するカ
ム面14を形成している。そして、上記複数個のローラ
12、12を、上記入力軸1の中心に関し放射方向の軸
を中心とする回転自在に支持している。
機の使用時、入力軸1の回転に伴ってカム板10が回転
すると、カム面13が複数個のローラ12、12を、入
力側ディスク2の外側面に形成したカム面14に押圧す
る。この結果、上記入力側ディスク2が、上記複数のパ
ワーローラ8、8に押圧されると同時に、上記両カム面
13、14と複数個のローラ12、12との押し付け合
いに基づいて、上記入力側ディスク2が回転する。そし
て、この入力側ディスク2の回転が、前記複数のパワー
ローラ8、8を介して出力側ディスク4に伝達され、こ
の出力側ディスク4に固定の出力軸3が回転する。
比)を変える場合で、先ず入力軸1と出力軸3との間で
減速を行なう場合には、前記各枢軸5、5を中心として
前記各トラニオン6、6を所定方向に揺動させる。そし
て、上記各パワーローラ8、8の周面8a、8aが図3
に示す様に、入力側ディスク2の内側面2aの中心寄り
部分と出力側ディスク4の内側面4aの外周寄り部分と
にそれぞれ当接する様に、前記各変位軸7、7を傾斜さ
せる。反対に、増速を行なう場合には、上記枢軸5、5
を中心として上記各トラニオン6、6を反対方向に揺動
させる。そして、上記各パワーローラ8、8の周面8
a、8aが図4に示す様に、入力側ディスク2の内側面
2aの外周寄り部分と出力側ディスク4の内側面4aの
中心寄り部分とに、それぞれ当接する様に、上記各変位
軸7、7を傾斜させる。各変位軸7、7の傾斜角度を図
3と図4との中間にすれば、入力軸1と出力軸3との間
で、中間の変速比を得られる。
号(実開平1−173552号)のマイクロフィルムに
記載された、より具体化されたトロイダル型無段変速機
の1例を示している。入力側ディスク2と出力側ディス
ク4とは円管状の入力軸15の周囲に、それぞれニード
ル軸受16、16を介して、回転自在に支持している。
又、カム板10は上記入力軸15の端部(図5の左端
部)外周面にスプライン係合させ、鍔部17により上記
入力側ディスク2から離れる方向への移動を阻止してい
る。そして、このカム板10とローラ12、12とによ
り、上記入力軸15の回転に基づいて上記入力側ディス
ク2を、上記出力側ディスク4に向け押圧しつつ回転さ
せる押圧装置9を構成している。上記出力側ディスク4
には出力歯車18を、キー19、19により結合し、こ
れら出力側ディスク4と出力歯車18とが同期して回転
する様にしている。
枢軸5、5はそれぞれ1対の支持板20、20に、揺動
並びに軸方向(図5の表裏方向、図6の左右方向)に亙
る変位自在に支持している。そして、上記各トラニオン
6、6の中間部に形成した円孔21、21部分に、変位
軸7、7を支持している。これら各変位軸7、7は、互
いに平行で且つ偏心した支持軸部22、22と枢支軸部
23、23とを、それぞれ有する。このうちの各支持軸
部22、22を上記各円孔21、21の内側に、ラジア
ルニードル軸受24、24を介して、回転自在に支持し
ている。又、上記各枢支軸部23、23の周囲にパワー
ローラ8、8を、別のラジアルニードル軸受25、25
を介して、回転自在に支持している。
軸15に対して180度反対側位置に設けている。又、
これら各変位軸7、7の各枢支軸部23、23が各支持
軸部22、22に対し偏心している方向は、上記入力
側、出力側両ディスク2、4の回転方向に関し同方向
(図6で左右逆方向)としている。又、偏心方向は、上
記入力軸15の配設方向に対しほぼ直交する方向として
いる。従って、上記各パワーローラ8、8は、上記入力
軸15の軸方向(図5の左右方向、図6の表裏方向)に
亙る若干の変位自在に支持される。この結果、回転力の
伝達状態で構成各部材に加わる大きな荷重に基づく、こ
れら構成各部材の弾性変形に起因して、上記各パワーロ
ーラ8、8が上記入力軸15の軸方向に変位する傾向と
なった場合でも、上記構成各部品に無理な力を加える事
なく、この変位を吸収できる。
上記各トラニオン6、6の中間部内側面との間には、パ
ワーローラ8、8の外側面の側から順に、スラスト玉軸
受26、26とスラストニードル軸受27、27とを設
けている。このうちのスラスト玉軸受26、26は、上
記各パワーローラ8、8に加わるスラスト方向の荷重を
支承しつつ、これら各パワーローラ8、8の回転を許容
する。又、上記各スラストニードル軸受27、27は、
上記各パワーローラ8、8から上記各スラスト玉軸受2
6、26を構成する外輪28、28に加わるスラスト荷
重を支承しつつ、前記各枢支軸部23、23及び上記外
輪28、28が、前記支持軸部22、22を中心に揺動
する事を許容する。
(図6の左端部)にはそれぞれ駆動ロッド29、29を
結合し、これら各駆動ロッド29、29の中間部外周面
に駆動ピストン30、30を固設している。そして、こ
れら各駆動ピストン30、30を、それぞれ駆動シリン
ダ31、31内に油密に嵌装している。
機の場合には、入力軸15の回転は、押圧装置9を介し
て入力側ディスク2に伝わる。そして、この入力側ディ
スク2の回転が、1対のパワーローラ8、8を介して出
力側ディスク4に伝わり、更にこの出力側ディスク4の
回転が、出力歯車18より取り出される。入力軸15と
出力歯車18との間の回転速度比を変える場合には、上
記1対の駆動ピストン30、30を互いに逆方向に変位
させる。これら各駆動ピストン30、30の変位に伴っ
て上記1対のトラニオン6、6が、それぞれ逆方向に変
位し、例えば図6の下側のパワーローラ8が同図の右側
に、同図の上側のパワーローラ8が同図の左側に、それ
ぞれ変位する。この結果、これら各パワーローラ8、8
の周面8a、8aと上記入力側ディスク2及び出力側デ
ィスク4の内側面2a、4aとの当接部に作用する、接
線方向の力の向きが変化する。そして、この力の向きの
変化に伴って上記各トラニオン6、6が、支持板20、
20に枢支された枢軸5、5を中心として、互いに逆方
向に揺動する。この結果、前述の図3〜4に示した様
に、上記各パワーローラ8、8の周面8a、8aと上記
各内側面2a、4aとの当接位置が変化し、上記入力軸
15と出力歯車18との間の回転速度比が変化する。
8との間で回転力の伝達を行なう際には、構成各部材の
弾性変形に基づいて上記各パワーローラ8、8が、上記
入力軸15の軸方向に変位し、これら各パワーローラ
8、8を枢支している前記各変位軸7、7が、前記各支
持軸部22、22を中心として僅かに回動する。この回
動の結果、前記各スラスト玉軸受26、26の外輪2
8、28の外側面と上記各トラニオン6、6の内側面と
が相対変位する。これら外側面と内側面との間には、前
記各スラストニードル軸受27、27が存在する為、こ
の相対変位に要する力は小さい。従って、上述の様に各
変位軸7、7の傾斜角度を変化させる為の力が小さくて
済む。
無段変速機を収納したハウジング32との間には、特開
昭57−47060号公報、実開平6−43404号公
報等に記載されている様に、上記トラニオン6の傾斜角
度が過大になる事を防止する機構を付設している。この
傾斜角度制限機構は、例えば図7に示す様に、上記ハウ
ジング32の一部で上記トラニオン6の端部片面に対向
する位置に、その先端縁を山形とした板状のストッパ3
3を固定し、このストッパ33の先端縁と上記トラニオ
ン6の端部片面とを対向させて成る。この様な傾斜角度
制限機構を設ける事により、上記トラニオン6は、端部
片面と上記ストッパ33の先端縁とが衝合しない範囲で
揺動自在となる。従って、この先端縁の傾斜角度を適当
に定めれば、前記変位軸7(図3〜6)が変位し過ぎ
て、各パワーローラ8の周面8aが入力側、出力側両デ
ィスク2、4の内側面2a、4aから外れる事を防止で
きる。
ラニオン6、6の傾斜角度の規制を行なわせる様にして
いる。又、一般的な変速動作時には、上記ストッパ33
と各トラニオン6、6とが衝合する事はない。これらス
トッパ33と各トラニオン6、6とが衝合するのは、何
らかの原因で、これら各トラニオン6、6の傾斜角度
が、最大変速時の状態(最大減速状態及び最大増速状
態)を越えて揺動変位した場合である。最大変速状態か
ら上記ストッパ33と各トラニオン6、6とが衝合する
までの、これら各トラニオン6、6の揺動角度は、例え
ば1〜2度程度に設定する。
段変速機に組み込んでいるトラニオン6、6の傾斜角度
制限機構の場合、各部に無理な力が加わらない様にする
為には、構成各部材の寸法精度並びに組み付け精度を高
くする必要があった。即ち、1枚のストッパ33によ
り、互いに同期して傾斜する2個のトラニオン6、6の
傾斜角度を規制する構造である為、これら2個のトラニ
オン6、6の端部片面と上記ストッパ33の先端縁とを
同時に当接させる為には、これらトラニオン6及びスト
ッパ33の寸法精度並びに組み付け精度を高くしなけれ
ばならない。
図8に示す様に、何れか一方(図8の右方)のトラニオ
ン6の端部片面のみが上記ストッパ33の先端縁に当接
し、他方(図8の左方)のトラニオン6の端部片面とス
トッパ33の先端縁とが離隔した状態のままとなる。こ
の様な状態になると、上記一方のトラニオン6からスト
ッパ33に加わる荷重に基づき、このストッパ33に、
支持ポスト34を中心として捩る方向の力が加わる。そ
して、この様な力により、これらストッパ33と支持ポ
スト34との係合部が摩耗したり、著しい場合には破損
する可能性がある。この様な不都合をなくす為、上記寸
法精度並びに組み付け精度を高くすると、トロイダル型
無段変速機のコストが高くなる。本発明のトロイダル型
無段変速機は、この様な事情に鑑みて、構成各部材の寸
法精度並びに組み付け精度を高くする事なく、傾斜角度
制限機構の構成各部に、摩耗や破損に結び付く力が加わ
らない構造を実現すべく発明したものである。
変速機は、前述した従来のトロイダル型無段変速機と同
様に、ハウジングと、このハウジングの内側に互いに同
心に、且つ互いに独立した回転自在に支持された入力
側、出力側両ディスクと、これら入力側、出力側両ディ
スクの中心軸に対し捻れの位置にある、互いに同心の1
対の枢軸を中心として揺動する複数個のトラニオンと、
これら各トラニオン毎に支持された変位軸と、これら各
変位軸に回転自在に支持され、上記入力側、出力側両デ
ィスクの内側面同士の間に挟持されたパワーローラと、
上記ハウジングの内側で上記各トラニオンの近傍部分に
支持され、これら各トラニオンが上記枢軸を中心として
許容限度を越えて揺動する事を防止するストッパとを備
える。そして、上記入力側、出力側両ディスクの互いに
対向する内側面を、それぞれ断面が円弧形の凹面とし、
上記各パワーローラの周面を球面状の凸面として、これ
ら各周面と上記各内側面とを当接させて成る。特に、本
発明のトロイダル型無段変速機に於いては、上記ストッ
パを上記ハウジングに固定の支持部材に対し若干の変位
自在に支持すると共に、上記ストッパを上記支持部材に
向け押圧する弾性部材を設けている。
変速機により、入力側ディスクと出力側ディスクとの間
で回転力の伝達を行なわせる作用、並びにこれら両ディ
スク同士の間の変速比を変化させる作用は、前述した様
な従来から知られているトロイダル型無段変速機の場合
と同様である。又、上記変速比を変化させる為には、枢
軸を中心に各トラニオンを揺動させるが、これら各トラ
ニオンが許容限度を越えて揺動する事は、これら各トラ
ニオンの一部とストッパの一部との衝合に基づいて防止
する。特に、本発明のトロイダル型無段変速機の場合に
は、上記ストッパをハウジングに固定の支持部材に対し
て、若干の変位自在に支持しているので、このストッパ
と上記各トラニオンとの寸法精度及び組み付け精度を特
に厳密に規制しなくても、これら各トラニオンと上記ス
トッパとを均一に衝合させる事ができる。この為、トラ
ニオンの揺動角度の制限機構の一部に大きな力が加わる
事を防止して、この制限機構の各部が著しく摩耗する事
を防止できる。又、弾性部材により、上記ストッパを上
記支持部材に向け押圧しているので、これらストッパと
支持部材とが若干の変位自在に係合しているにも拘ら
ず、外部から加わる振動に基づいて上記ストッパががた
つく事はない。
の1例を示している。尚、本発明の特徴は、入力側ディ
スク2と出力側ディスク4(図3〜5参照)との間に枢
軸5、5を中心とする揺動変位自在に設けた1対のトラ
ニオン6、6の揺動角度を制限する為の機構部分にあ
る。その他の部分の構造及び作用は、前述した従来構造
を含め、従来から知られ、或は考えられている各種トロ
イダル型無段変速機と同様であるから、同等部分に関す
る説明は、省略若しくは簡略にし、以下、本発明の特徴
部分並びに先の従来技術の説明中で説明しなかった部分
を中心に説明する。
6、6支持用の支持板20の中間部を、揺動並びに枢軸
5、5の軸方向(図1の上下方向)に亙る変位自在に支
持する為の、支持ポスト34を固定している。そして、
この支持ポスト34の先端部で上記支持板20の内面
(上記ハウジング32の中央側に対向する面で、図1の
下面)中央部に抑え金具36を、結合ねじ37により結
合固定している。この抑え金具36が、上記支持ポスト
34と共に、請求項に記載した支持部材を構成する。こ
の抑え金具36の外周面の断面形状は略小判形として、
この外周面の直径方向反対側2個所位置に、互いに平行
な1対の平坦面38、38(図2)を形成している。
又、上記抑え金具36の先端部(図1の下端部)には、
基端寄り(図1の上寄り)部分に比べて外径が大きくな
った、外向フランジ状の抑え鍔部39を形成している。
上記結合ねじ37は、上記支持ポスト34及び抑え金具
36を貫通した状態で、先端部を上記ハウジング32の
内面に固定した支持プレート40に螺合緊締し、頭部4
1を上記抑え鍔部39に当接させている。この状態で上
記支持ポスト34及び抑え金具36は、上記支持プレー
ト40と上記頭部41との間で挟持して、上記支持プレ
ート40を介して上記ハウジング32の内面に固定して
いる。
下端面)と上記抑え鍔部39との間で、ストッパ33a
の中央部を、緩く挟持している。このストッパ33aの
外周縁形状は、図2に示す様に、互いに平行な2辺が長
い六角形としている。又、上記ストッパ33aの中央部
には、互いに平行な1対の直線縁42、42を有する、
略小判形の通孔43を形成している。そして、この通孔
43の内側に、上記抑え金具36の基端寄り部分を、緩
く挿通している。この通孔43の内径R43は、上記抑え
金具36の基端寄り部分の外径D36よりも少し大きく
(R43>D36)している。又、上記通孔43の内周縁を
構成する上記1対の直線縁42、42同士の間隔D
42は、上記抑え金具36の基端寄り部分の外周面を構成
する1対の平坦面38、38同士の間隔D38よりも少し
大きく、上記抑え金具36の基端寄り部分の外径D36よ
りも小さく(D38<D42<D36)している。従って、上
記ストッパ33aは上記抑え金具36の周囲に、この抑
え金具36を中心とする若干の揺動変位、並びに1対の
トラニオン6、6の配列方向(図1〜2の左右方向)に
亙る若干の変位自在に支持している。尚、上記支持プレ
ート40に形成した嵌合孔35と上記支持ポスト34の
基端部とは、非円形嵌合により、この支持ポスト34が
前記結合ねじ37を中心に回転する事がない様にして、
この支持ポスト34の円周方向に亙る位置決めを図って
いる。又、上記支持ポスト34と上記抑え金具36との
結合部も、同様の非円形嵌合としている。
え鍔部39に対向する部分には、凹部44を設けてい
る。この凹部44の直径D44は、次述する皿板ばね46
の直径D46よりも少しだけ大きく(D44>D46)してい
る。又、この様な凹部44を形成した、上記ストッパ3
3aの中央部の厚さT33は、上記支持ポスト34の先端
面と上記抑え鍔部39との間に存在する隙間45の厚さ
T45よりも小さく(T33<T45)している。そして、上
記凹部44の底面と上記抑え鍔部39との間に、弾性部
材である皿板ばね46を設け、この皿板ばね46により
上記ストッパ33aの中央部を、上記支持ポスト34の
先端面に向け、弾性的に押圧している。
外周面に、各パワーローラ8、8の周面8a、8aに向
けてトラクションオイルを噴出させる為の、ノズル孔4
7、47を設けている。トロイダル型無段変速機の運転
時に、これら各ノズル孔47、47には、図示しない送
油ポンプの働きにより、前記ハウジング32の内面に形
成した潤滑油供給溝48、前記結合ねじ37内に設け、
この結合ねじ37の先端面(図1の上端面)と頭部41
寄りの外周面とに開口した給油通路49、この頭部41
寄りの外周面と前記抑え金具36の内周面との間の円筒
状隙間を通じて、上記トラクションオイルを送り込む。
無段変速機の場合には、上記ストッパ33aをハウジン
グ32に固定の支持部材である支持ポスト34に対し
て、若干の変位自在に支持している。この為、このスト
ッパ33aと前記各トラニオン6、6との寸法精度及び
組み付け精度を特に厳密に規制しなくても、これら各ト
ラニオン6、6と上記ストッパ33aとを均一に衝合さ
せる事ができる。即ち、これら各トラニオン6、6が大
きく揺動変位した際に、仮に一方のトラニオン6の一部
が他方のトラニオン6の一部よりも先に上記ストッパ3
3aの一部外周縁に衝合しても、このストッパ33aが
変位する。
トラニオン6からのみ、偏った力を受けた場合には、前
記抑え金具36の基端寄り部分が前記通孔43の内側で
変位できる範囲内で、前記皿板ばね46の弾力に抗して
変位する。そして、この変位に伴って、上記一方のトラ
ニオン6の一部だけでなく、他方のトラニオン6の一部
も、上記ストッパ33aの他部外周縁に衝合する。この
状態では、前記1対ずつの平坦面38、38と直線縁4
2、42とのうちの何れか一方の平坦面38と直線縁4
2とが、ほぼ全長に亙って均一に当接する。この為、ト
ラニオン6、6の揺動角度の制限機構を構成するストッ
パ33aや抑え金具36の一部に大きな力が加わる事を
防止して、これらストッパ33aや抑え金具36が著し
く摩耗する事を防止できる。
の走行に基づいて振動が加わった場合にも、上記ストッ
パ33aががたつく事はない。即ち、このストッパ33
aは、弾性部材である皿板ばね46により、支持部材を
構成する支持ポスト34と抑え金具36との間で弾性的
に挟持している。この為、これらストッパ33aと抑え
金具36とが若干の変位自在に係合しているにも拘ら
ず、上記振動に基づいて上記ストッパ33aががたつく
事はない。従って、走行時に上記ストッパ33aの装着
部で、がたつきに伴う異音が発生する事はない。
周面と上記通孔43の内周面との間に設ける隙間の大き
さは、上記寸法精度及び組み付け精度との関係で設計的
に規制するが、自動車用変速機として一般的に使用する
トロイダル型無段変速機の場合で、0.2〜1.0mm程
度が適当である。又、上記各トラニオン6、6の揺動角
度が大きくなった場合に互いに衝合する部分、即ち、こ
れら各トラニオン6、6の一部と上記ストッパ33aの
外周縁の一部とは、ずぶ焼き、高周波焼き入れ、浸炭焼
き入れ等の焼き入れ処理により硬化させ、表面硬度をH
Rc40以上として、これら各部の摩耗を防止する。
又、上記抑え金具36の基端寄り部分に上記ストッパ3
3aを、若干の変位自在に支持する構造は、図示の様な
断面小判形のものに限らず、がたつきを有するスプライ
ン係合等、要は、上記抑え金具36の周囲に上記ストッ
パ33aを、若干の揺動並びにこのストッパ33a自身
の面方向に亙る変位自在に支持できる構造であれば良
い。更に、上記振動に基づくがたつきを防止する為の弾
性部材としては、図示の様な皿板ばね46に限らず、コ
イルばね等の他のばねや、耐油性ゴム等、他の弾性材を
使用する事もできる。更に、前記支持ポスト34と抑え
金具36とは、必ずも別体とせずに、一体としても良
い。一体とした場合には、前記皿板ばね46の内周縁
は、支持ポストの先端部外周面に係止した、図示しない
止め輪により、この支持ポストの先端部外周面に抑え付
ける。
上に述べた通り構成され作用する為、トラニオンの揺動
角度を制限する部分の構成各部材の寸法精度、形状精
度、並びに組立精度を特に厳密に規制しなくても、各部
に大きな力を作用させる事なく、上記トラニオンの揺動
角度を制限できる。この為、優れた耐久性を有し、しか
も安価なトロイダル型無段変速機を実現できる。
図。
の基本的構成を、最大減速時の状態で示す側面図。
を示す断面図。
限機構の1例を示す部分側面図。
図。
Claims (1)
- 【請求項1】 ハウジングと、このハウジングの内側に
互いに同心に、且つ互いに独立した回転自在に支持され
た入力側、出力側両ディスクと、これら入力側、出力側
両ディスクの中心軸に対し捻れの位置にある、互いに同
心の1対の枢軸を中心として揺動する複数個のトラニオ
ンと、これら各トラニオン毎に支持された変位軸と、こ
れら各変位軸に回転自在に支持され、上記入力側、出力
側両ディスクの内側面同士の間に挟持されたパワーロー
ラと、上記ハウジングの内側で上記各トラニオンの近傍
部分に支持され、これら各トラニオンが上記枢軸を中心
として許容限度を越えて揺動する事を防止するストッパ
とを備え、上記入力側、出力側両ディスクの互いに対向
する内側面を、それぞれ断面が円弧形の凹面とし、上記
各パワーローラの周面を球面状の凸面として、これら各
周面と上記各内側面とを当接させて成るトロイダル型無
段変速機に於いて、上記ストッパを上記ハウジングに固
定の支持部材に対して若干の変位自在に支持すると共
に、上記ストッパを上記支持部材に向け押圧する弾性部
材を設けた事を特徴とするトロイダル型無段変速機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1543798A JPH11210852A (ja) | 1998-01-28 | 1998-01-28 | トロイダル型無段変速機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1543798A JPH11210852A (ja) | 1998-01-28 | 1998-01-28 | トロイダル型無段変速機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11210852A true JPH11210852A (ja) | 1999-08-03 |
| JPH11210852A5 JPH11210852A5 (ja) | 2005-06-23 |
Family
ID=11888787
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1543798A Pending JPH11210852A (ja) | 1998-01-28 | 1998-01-28 | トロイダル型無段変速機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11210852A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008082359A (ja) * | 2006-09-26 | 2008-04-10 | Nsk Ltd | トロイダル型無段変速機 |
-
1998
- 1998-01-28 JP JP1543798A patent/JPH11210852A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008082359A (ja) * | 2006-09-26 | 2008-04-10 | Nsk Ltd | トロイダル型無段変速機 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A521 | Written amendment |
Effective date: 20040929 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
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| A621 | Written request for application examination |
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|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060714 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
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