JPH11211090A - コンロ - Google Patents

コンロ

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JPH11211090A
JPH11211090A JP1964298A JP1964298A JPH11211090A JP H11211090 A JPH11211090 A JP H11211090A JP 1964298 A JP1964298 A JP 1964298A JP 1964298 A JP1964298 A JP 1964298A JP H11211090 A JPH11211090 A JP H11211090A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンロ設置面やその周囲の壁面等が過熱状態
となるのを防止できるコンロに関し、天板(41)やコンロ
ケース(20)の上部の過熱を早期に検知し、これにより、
前記部分或はコンロ設置部やその周辺の壁面の熱的損傷
を防止すること。 【解決手段】 コンロケース(20)と、コンロケース(20)
の上端開口部を覆う天板(41)と、天板(41)に設けられた
凹部の周壁とコンロケース(20)との間に形成される4つ
のコーナ部間隙の内の1つである第1コーナ部間隙に設
けられた温度検知器(710) を具備し、前記第1コーナ部
間隙は前記凹部の周壁とコンロケース(20)との間の他の
間隙部分よりも大きく設定され、前記第1コーナ部間隙
からずれた前記凹部の側辺部側に前記凹部内の加熱源と
の間隔を小さく設定した幅狭部を設け、前記幅狭部に対
応する前記凹部の周壁またはそれに続く外周フランジ(4
2)からの熱を温度検知器(710) の感熱部に導く熱伝達部
材(A) を設けたこと。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、コンロ設置面や
その周囲の壁面等が過熱状態となるのを防止し得るコン
ロに関するものである。
【0002】
【従来の技術】コンロで適正加熱できる鍋の大きさは、
該コンロの能力や大きさと相関がある。コンロの上面を
覆う程大きな鍋を加熱すると、加熱源からの熱気がコン
ロ上面と鍋底の間隙に籠って種々の不都合が生じる。か
かる不都合について更に詳述する。
【0003】上記コンロの一例として図9に示すドロッ
プインコンロ(2) は、システムキッチンのカウンタート
ップ(11)に組み付けられるようになっている。ドロップ
インコンロ(2) のコンロケース(20)内には加熱源たるガ
スバーナ(31)が配設固定されていると共に、該コンロケ
ース(20)の上端外周には吊下フランジ(23)が周設されて
いる。又、コンロケース(20)の上端開口部は、これより
一回り小さな凹部(40)を具備する皿状の天板(41)で覆わ
れていると共に、上記凹部(40)内には五徳(51)が収容さ
れており、該五徳(51)の爪片(54)と天板(41)の外周フラ
ンジ(42)の上面はほぼ同一高さに成っている。これによ
り、コンロ上面をフラットな感じに仕上げて、五徳(51)
とカウンタートップ(11)の相互間で鍋を円滑にスライド
させ得るようにしている。
【0004】上記ドロップインコンロ(2) は、コンロケ
ース(20)の上端外周に張り出した吊下フランジ(23)にゴ
ムパッキン(200) を取付け、この状態でカウンタートッ
プ(11)の装着口(12)に落とし込む。すると、図9の想像
線で示すようにカウンタートップ(11)の装着口(12)の周
縁部に上記吊下フランジ(23)が上方から係合する。この
ものでは、同図の想像線で示すように五徳(51)に大きな
鍋(91)が載置された場合には、ガスバーナ(31)の上方域
が鍋(91)の鍋底でほぼ閉塞された状態になる。従って、
該ガスバーナ(31)からの熱気が鍋(91)と天板(41)の間に
籠り、該天板(41)やその近傍のコンロケース(20)上部が
高温状態になる。このことから、コンロケース(20)とカ
ウンタートップ(11)の境界部に介装されたゴムパッキン
(200) やカウンタートップ(11)等が熱的損傷を受けた
り、コンロ載置部周辺の壁面が過熱される恐れがある。
又、上記五徳(51)に鉄板を載置して焼き物調理をする場
合のように不正常な使用がされた場合も、コンロ上面が
鉄板で閉塞されて上記と同様の問題が生じる。
【0005】上記問題を解決する為に、例えば図10の
如き構造のものを考えることができる。即ち、天板(41)
の凹部(40)の外周起立壁(43)とコンロケース(20)との間
隙に温度検知器(71)を配設し、該温度検知器(71)の検知
温度が設定温度以上になるとガスバーナ(31)を消火させ
るのである。
【0006】この場合、コンロケース(20)の周壁の各コ
ーナ部は平面視が直角あるいは略直角に屈曲しているの
に対し、これに対応する天板(41)の凹部(40)の外周起立
壁(43)のコーナ部は円弧状に形成されているから、コン
ロケース(20)と天板(41)との間隔は、これらコンロケー
ス(20)の周壁と天板(41)の外周起立壁(43)の四辺の側辺
部よりも上記コーナ部に於いて最も広くなっている。従
って、該広いコーナ部に温度検知器(71)を配設すれば、
該温度検知器(71)やこれのホルダー等が比較的大きくて
も、上記コーナ部以外の狭い空間部に温度検知器(71)を
配設する場合に比べて図10の様に該温度検知器(71)が
配設し易い。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように設置スペースとの関係で上記コーナ部に温度検知
器(71)を設置すると、大きな鍋(91)や鉄板等を加熱する
ような不正常な使用がされた時に最も高温になる部分の
温度を検知することができず、ガスバーナ(31)を迅速に
消火させることができないという問題があった。
【0008】上記問題点について更に詳述する。図11
に示すように、ガスバーナ(31)の上方に大きな鍋(91)が
載置された場合、天板(41)上面の凹部(40)の外周起立壁
(43)のうち、前辺部(431) 及び横辺部(432) と鍋底の外
周縁の間隔(433) (434) は上記凹部(40)の四隅のコーナ
部(435)と鍋底外周縁の間隔(439) より小さくなる。従
って、鍋底に沿って流れるガスバーナ(31)からの燃焼排
気は、該鍋底に案内されて上記前辺部(431) や横辺部(4
32) に接近し、該前辺部(431) と横辺部(432) に確実に
接触する。これに対し、前記コーナ部(435) に於ける鍋
底外周縁と外周起立壁(43)の距離は大きいから、前記燃
焼排気は上記コーナ部(435) には余り接近せず、該コー
ナ部(435) に直接接触する燃焼排気の量は少ない。従っ
て、天板(41)の外周起立壁(43)や外周フランジ(42)のう
ち、上記コーナ部(435) の近傍部分は他の部分に比べて
温度上昇しないから、該コーナ部(435) 近傍の温度を検
知する上記のものでは、温度検知器(71)の検知温度があ
まり上昇しない。このことから、上記のものではガスバ
ーナ(31)を迅速に消火させることができないのである。
【0009】尚、上記に於いてはシステムキッチンのカ
ウンタートップに装着されるドロップインコンロを例示
して問題点を説明したが、調理台等に載置して使用する
テーブルコンロでも上記のように使用されると、上記と
同様にコンロ設置部周辺の壁面等が過熱される心配があ
る。本発明はかかる点に鑑みて成されたもので、天板(4
1)やコンロケース(20)の上部の過熱を早期に検知し、こ
れにより、該天板(41)やコンロケース(20)の上部、或は
コンロ設置部やその周辺の壁面が、熱的損傷を受ける不
都合を確実に防止することをその課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の請求項1の発明の技術的手段は、『矩形箱状に形成さ
れたコンロケース(20)と、前記コンロケース(20)の上端
開口部を覆い且つ該上端開口部より一回り小さな底壁(4
5)を具備する凹部(40)が形成された天板(41)と、前記凹
部(40)の外周の外周起立壁(43)の4つのコーナ部の内の
1つである第1コーナ部と前記コンロケース(20)の4つ
のコーナ部の内の1つである第1コーナ部との間の第1
コーナ部間隙に設けられた温度検知器(71)を具備し、前
記外周起立壁(43)と前記コンロケース(20)の周壁との間
隙は、前記外周起立壁(43)及びコンロケース(20)の第1
コーナ部からこれに隣接する第2コーナ部又は第3コー
ナ部の方向にずれた側辺部間隙に比べて前記第1コーナ
部間隙が大きく設定されており、前記外周起立壁(43)の
第1コーナ部からこれに隣接する第2コーナ部又は第3
コーナ部の方向にずれた側辺部側には前記凹部(40)内に
位置する加熱源と前記外周起立壁(43)との間隔が前記第
1コーナ部に於ける間隔より小さく設定された幅狭部が
あり、前記温度検知器(71)の検知温度が設定温度以上に
なったときに前記加熱源を停止させるコンロであって、
前記幅狭部に対応する外周起立壁(43)又はその上端の外
周フランジ(42)からの熱を前記温度検知器(71)の感熱部
に導く熱伝達部材(A) を具備する』ことである。
【0011】上記技術的手段によれば、天板(41)の凹部
(40)の外周起立壁(43)又はその上端外周の外周フランジ
(42)のうち、前記外周起立壁(43)の第1コーナ部からこ
れに隣接する第2コーナ部又は第3コーナ部の方向にず
れた側辺部の内の加熱源と外周起立壁(43)との間隔が前
記第1コーナ部に於ける間隔より小さく設定された幅狭
部に対応する部分からの温度を温度検知器(71)で検知す
る。即ち、外周起立壁(43)や外周フランジ(42)のうち、
加熱源との間隔が前記第1コーナ部に比べて小さな幅狭
部に対応する部分からの熱を熱伝達部材(A) で前記第1
コーナ部の温度検知器(71)に伝え、その温度を温度検知
器(71)で検知する。そして、この検知温度が設定温度以
上になると、既述従来のものと同様に加熱源の発熱動作
が停止される。
【0012】請求項2の発明のように、『前記熱伝達部
材(A) は、前記外周起立壁(43)及びコンロケース(20)の
第1コーナ部からこれに隣接する第2コーナ部又は第3
コーナ部の方向にずれた側辺部に沿って延びる板部を有
している』ものでは、外周起立壁(43)の側辺部のうち上
記第1コーナ部から第2コーナ部又は第3コーナ部の方
向にずれて加熱源との間隔が第1コーナ部に比べて小さ
くなっている幅狭部に対応する部分、又は外周フランジ
(42)のうち上記幅狭部に対応する部分の熱が、所定面積
を有する板部で効率的に集熱されると共に、該集熱され
た熱が温度検知器(71)に伝達される。
【0013】請求項3の発明のように、『前記板部は、
前記外周起立壁(43)又は前記外周フランジ(42)に接触し
ている』ものとすることももできる。この場合には、熱
伝達部材(A) の板部が上記外周起立壁(43)等に接触して
いない場合に比べ、該外周起立壁(43)等の熱が前記板部
から熱伝達部材(A) に確実に吸熱される。
【0014】請求項4の発明のように、『前記熱伝達部
材(A) は、前記コンロケース(20)に対して断熱用のスペ
ーサを介して取付けられている』ものでは、熱伝達部材
(A) の熱が前記断熱用のスペーサで遮断されてコンロケ
ース(20)に漏れにくい。請求項5の発明のように、『前
記熱伝達部材(A) は、該熱伝達部材(A) の前記板部を前
記天板(41)に対して押し付ける弾性を有する断熱用のス
ペーサを介して取付けられている』ものでは、該スペー
サの弾性によって熱伝達部材(A) が天板(41)に弾性的に
押し付けられて集熱効率が向上する。
【0015】請求項6の発明のように、『前記スペーサ
は、前記熱伝達部材(A) から屈曲する複数の舌片で構成
されている』ものとすることができる。請求項7の発明
のように、『前記熱伝達部材(A) には、前記コンロケー
ス(20)の構成壁に形成された嵌入孔に嵌入する嵌入脚が
連設されている』ものでは、熱伝達部材(A) に連設され
た嵌入脚をコンロケース(20)の構成壁の嵌入孔に嵌入す
ると、これがらコンロケース(20)に安定的に取付けられ
る。この場合、前記嵌入脚の途中に透孔を形成するか又
は該嵌入脚の途中を細くすると、該嵌入脚の基端部から
先端に繋がる熱伝達経路の有効面積が上記透孔形成部等
で小さくなる。従って、熱伝達部材(A) の熱が上記嵌入
脚を介してコンロケース(20)に逃げにくくなる。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1〜請求項
7の発明によれば、天板(41)上面に形成された凹部(40)
の外周起立壁(43)の4つのコーナ部の内の第1コーナ部
とコンロケース(20)の4つのコーナ部の内の第1コーナ
部の間隙たる第1コーナ部間隙に温度検知器(71)を設け
ても、上記外周起立壁(43)又はその上端外周の外周フラ
ンジ(42)のうち、前記外周起立壁(43)の第1コーナ部か
らこれに隣接する第2コーナ部又は第3コーナ部の方向
にずれた側辺部の内の加熱源と外周起立壁(43)との間隔
が前記第1コーナ部に於ける間隔より小さく設定された
幅狭部に対応する部分(天板(41)の高温になり易い部
分)からの温度が温度検知器(71)で検知できる。従っ
て、上記第1コーナ部間隙に温度検知器(71)を配設して
も、天板(41)やこれに接触するコンロケース(20)の過熱
を早期に検知することができる。これにより、該天板(4
1)やコンロケース(20)、或はコンロ設置部やその周辺の
壁面が、熱的損傷を受ける不都合を確実に防止すること
ができる。
【0017】請求項2の発明では、熱伝達部材(A) の板
部で効率的に集熱された熱が温度検知器(71)に伝達され
るから、温度検知時の感度が向上する。請求項3の発明
では、外周起立壁(43)又は外周フランジ(42)に板部を接
触させている。従って、上記板部が前記外周起立壁(43)
等に接触しない場合に比べて、該外周起立壁(43)等から
温度検知器(71)への伝達熱量が多くなり、一層確実に温
度検知が行える。
【0018】請求項4の発明では、熱伝達部材(A) の熱
が断熱用のスペーサで遮断されてコンロケース(20)に漏
れにくいから、その分温度検知器(71)へ効率的に熱伝達
できる。又、熱がコンロケース(20)に漏れにくいから、
コンロケース(20)内に配設された耐熱性の劣る制御用電
子部品等が高温になることがなく、該電子部品の熱的損
傷を防止できる。
【0019】請求項5の発明では、スペーサの弾性によ
って熱伝達部材(A) が天板(41)に密着されて該熱伝達部
材(A) の集熱効率が高くなるから、温度検知器(71)によ
る温度検知が一層確実に行える。請求項7の発明では、
熱伝達部材(A) がコンロケース(20)に安定的に取付けら
れるから、鍋(91)の掛け降ろし時の振動で熱伝達部材
(A) が適正位置からずれるような不都合を防止するがで
き、検知温度の信頼性が長期にわたって安定する。
【0020】
【発明の実施の形態】次に、上記発明の実施の形態を図
面に従って説明する。図1に示すように矩形枠状の枠体
(21)とその下に連設されるケース主体(22)から成るコン
ロケース(20)内には、魚焼き等を行う焼き物グリル(10)
やガスバーナ(31)(31)が配設されていると共に、該コン
ロケース(20)の上端開口部は天板(41)で覆われるように
なっており、更に、該天板(41)に形成された凹部(40)に
は五徳(51)が収容載置されるようになっている。そし
て、コンロケース(20)の上端外周に張り出す吊下フラン
ジ(23)のうちコンロ横方向に張り出した部分には、これ
に対向する天板(41)の凹部(40)の外周起立壁(43)部分や
外周フランジ(42)部分の温度を検出する温度検知装置
(7) が取付けられている。
【0021】以下、各部の詳細を更に説明する。 [コンロケース(20)について]コンロケース(20)は、全
体として矩形枠状に形成され且つ上端外周に張り出した
吊下フランジ(23)を具備した枠体(21)の下端に矩形箱状
のケース主体(22)を連設したものであり、これにより、
コンロケース(20)全体が概略矩形箱状に形成されてい
る。これらケース主体(22)と枠体(21)の連結構造は、図
2,図6に示すように、ケース主体(22)の上端内周と枠
体(21)の下端内周に張り出したフランジ(225) (215) を
重ね合わせた状態でビス(35)(35)で結合したものであ
る。
【0022】上記コンロケース(20)には前方に引き出し
自在となった焼き物トレー(14)を具備する焼き物グリル
(10)が設けられていると共に、該コンロケース(20)内の
上部には加熱源たるガスバーナ(31)(31)が平面視で三角
形の各頂点となる位置に設けられている。具体的には、
コンロ正面側に二個のガスバーナ(31)(31)が横方向に間
隔を置いて配設されていると共に、残余の一個のガスバ
ーナ(31)がコンロケース(20)内の後部近傍に配設されて
いる。又、コンロケース(20)内の後部には、焼き物グリ
ル(10)の排気筒(16)が起立している。
【0023】図2に示すように、上記枠体(21)のコンロ
前側に位置する一つの側辺部たる前壁(210) とコンロ横
方向に位置する他の一つの側辺部たる横壁(211) には、
これらの壁を内面側に切り起こして形成した上下に貫通
する第1〜第3嵌入孔(25)(26)(27)が設けられており、
これら第1〜第3嵌入孔(25)(26)(27)部分には、後述す
る温度検知装置(7) の嵌入脚(72)(73)(93)が夫々嵌入さ
れるようになっている。 [天板(41)及び五徳(51)について]上記コンロケース(2
0)の上端開口部(28)を覆う天板(41)は、弗素コーティン
グされたステンレス又は琺瑯処理がされた鉄板を皿状に
絞って形成したもので、該天板(41)には上記上端開口部
(28)より一回り小さな底壁(45)を有する平面視が矩形状
の凹部(40)が形成されている。そして、上記凹部(40)の
外周起立壁(43)の平面視に於ける4つのコーナ部の内の
第1コーナ部(95)及びこれに隣接する第2,第3コーナ
部(96)(97)及びこれと対角位置にある第4コーナ部(98)
は、絞り加工上及びデザイン上等の理由からある程度大
きな円弧状に形成されている。従って、該天板(41)をコ
ンロケース(20)に被蓋したときには、上記外周起立壁(4
3)の第1コーナ部(95)とコンロケース(20)の第1コーナ
部(241) の間の第1コーナ部間隙C(この部分に温度検
知器(71)としての後述のバイメタルスイッチ(710) が配
設される)が、前記外周起立壁(43)に於ける第1コーナ
部(95)から隣の第2コーナ部(96)又は第3コーナ部(97)
の方向にずれた部分の側辺部間隙、即ち、上記外周起立
壁(43)の一つの側辺部たる前辺部(431) 又は他の一つの
側辺部たる横辺部(432) とコンロケース(20)の前壁(21
0) 又は横壁(211) との間の側辺部間隙よりも広くな
る。
【0024】尚、本実施の形態では、コンロケース(20)
の上記第1コーナ部(241) は直角になっておらず、前壁
(210) と横壁(211) が上記第1コーナ部(241) に於いて
傾斜壁(100) で繋がってコーナカットされた略直角形状
を有しているが、このような構造を有していても、上記
第1コーナ部間隙Cは上記側辺部間隙よりも大きくなっ
ている。
【0025】上記第1コーナ部間隙Cとこれに続く上記
側辺部間隙の大きさについて更に説明する。図8に示す
ように、コンロケース(20)の上端開口部(28)を覆う天板
(41)に形成された凹部(40)の外周起立壁(43)の第1コー
ナ部(95)とこれに対応するコンロケース(20)の第1コー
ナ部(241) との第1コーナ部間隙Cは、上記第1コーナ
部(95)からこれに隣接する第3コーナ部(97)の方向にず
れた側辺部、即ち、上記外周起立壁(43)の一つの側辺部
となる前辺部(431) とコンロケース(20)の一つの側辺部
となる前壁(210) との側辺部間隙m1 より大きくなって
いる。また前記第1コーナ部間隙Cは、上記第1コーナ
部(95)からこれに隣接する第2コーナ部(96)の方向にず
れた側辺部、即ち、天板(41)の外周起立壁(43)の他の一
つの側辺部となる横辺部(432) とコンロケース(20)の他
の一つの側辺部となる横壁(211) との側辺部間隙m2
り大きく設定されている。又、天板(41)の凹部(40)内に
位置する加熱源たるガスバーナ(31)と前記外周起立壁(4
3)との間隔は、その第1コーナ部(95)に於ける間隔Sの
方が前辺部(431) 及び横辺部(432) に於ける間隔L1
2 より大きく設定されている。そして、天板(41)の凹
部(40)に於ける外周起立壁(43)の第1コーナ部(95)とコ
ンロケース(20)の第1コーナ部(241) との第1コーナ部
間隙Cに、後述の熱伝達部材(A) に取付けられた温度検
知器(71)が配設されている。そして、上記熱伝達部材
(A) は、前記第1コーナ部(95)から第2コーナ部(96)の
方向にずれた外周起立壁(43)の側辺部である横辺部(43
2) のうちの既述幅狭部に対応する部分(前辺部(431)
の場合は第1コーナ部(95)から第3コーナ部(97)の方向
にずれた部分)や、天板(41)の外周フランジ(42)の内の
上記幅狭部に対応する部分(前辺部(431) に対応する部
分の場合は第1コーナ部(95)から第3コーナ部(97)の方
向にずれた部分)の温度を上記温度検知器(71)の感熱部
に導く機能を有している。
【0026】上記天板(41)の凹部(40)の底壁(45)には既
述ガスバーナ(31)(31)に外嵌するバーナ挿通孔(46)(46)
が形成されていると共に、該バーナ挿通孔(46)(46)の周
縁は底壁(45)より上方に曲げられており、これにより、
調理時に鍋から漏れた煮こぼれが、バーナ挿通孔(46)(4
6)からコンロケース(20)内に漏出するのを防止ている。
【0027】又、天板(41)内の後部近傍には、焼き物グ
リル(10)の排気筒(16)に外嵌する排気筒挿入孔(47)が開
設されている。天板(41)の凹部(40)内に収容される五徳
(51)は、平面視が矩形状に形成された五徳枠(52)と、そ
の上縁に連設された爪片(54)(54)から構成されている。 [温度検知装置(7) について]天板(41)の温度を検知す
る温度検知装置(7) は温度検知器(71)として機能するバ
イメタルスイッチ(710) のケース(711) やその取付用ブ
ラケット(68)を除いて熱伝達率の高いアルミニウム又は
銅で形成されている。
【0028】温度検知器(71)は、天板(41)からの熱を温
度検知器(71)に伝達する熱伝達部材(A) とこれに取付用
ブラケット(68)を介して取付けられるバイメタルスイッ
チ(710) から構成されている。上記温度検知装置(7) の
構造を図3等に基づいて更に詳述する。熱伝達部材(A)
の上板(74)は、図6に示すように、天板(41)の外周フラ
ンジ(42)の裏面に接触して集熱機能を発揮するように成
っており、又、該上板(74)の一側辺部から垂下する垂下
板(75)は天板(41)の外周起立壁(43)に対向接近してお
り、該垂下板(75)は外周起立壁(43)からその近傍の空気
層を介して伝達される熱を集熱する機能を発揮する。そ
して、これら上板(74)と垂下板(75)は既述した板部に対
応している。又、上記垂下板(75)の先端(コンロケース
(20)の正面側の端部)近傍の下辺から水平に延びるよう
に水平板(77)が屈曲している。そして、これら上板(74)
と垂下板(75)と水平板(77)とによって熱伝達部材(A) が
構成されている。又、上板(74)の長手方向の両端には、
下方に向けて同じ角度で傾斜する同一寸法のスペーサた
る舌片(80)(80)が連設されている。そして、これら舌片
(80)(80)により、後述するように上板(74)とコンロケー
ス(20)の吊下げフランジ(23)との間に断熱用の空間(56)
を形成している。そして、上記舌片(80)(80)は若干の弾
性を有しており、これにより、上板(74)を外周フランジ
(42)の裏面へ弾性的に当接させて密着させている(図6
参照)。
【0029】又、垂下板(75)の長手方向の一端部にもコ
ンロケース(20)の横壁(211) (具体的には枠体(21)の横
壁)側に屈曲する舌片(81)が設けられている。そして、
この舌片(81)と後述する嵌入脚(73)とで垂下板(75)とコ
ンロケース(20)の横壁(211)との間に断熱用の空間(57)
を形成しいてる。又、垂下板(75)の下辺には、その中央
部より前方寄りの位置と後端部から嵌入脚(73)(93)が下
方に延長している。嵌入脚(73)の途中には上記垂下板(7
5)の上端の上板(74)の屈曲方向と同方向(コンロケース
(20)の横壁(211) 側)に屈曲する間隔保持部(70)が形成
されており、該間隔保持部(70)の端部から下方に屈曲す
る下半部(731) は上記垂下板(75)に平行になっている。
従って、該下半部(731) は上記横壁(211) と平行にな
る。又、上記嵌入脚(73)の上部には透孔(79)が開設され
ていると共に、該嵌入脚(73)の下半部(731) の下端近傍
の両側辺部には、切欠(61)(61)が形成されている。そし
て、後述のように温度検知装置(7) をコンロケース(20)
に取付けた際には上記切欠(61)(61)部分によって、その
下方の折曲先端部(610) を第2嵌入孔(26)の下方で折曲
得るようにしている。尚、上記嵌入脚(73)に透孔(79)を
形成するのは、嵌入脚(73)からこれに接触するコンロケ
ース(20)への熱伝達経路の有効面積を小さくして、コン
ロケース(20)へ熱が逃げるのを抑える為である。
【0030】又、垂下板(75)の後端部から垂下する嵌入
脚(93)も上記嵌入脚(73)と同様に構成されている。又、
垂下板(75)のコンロ前方側端部から水平方向に屈曲する
水平板(77)の先端部には、コンロケース(20)上部の枠体
(21)の前壁(210) と平行に屈曲垂下する嵌入脚(72)が設
けられている共に、該嵌入脚(72)の途中には上記透孔(7
9)と同様の機能を発揮する長孔(78)が開設されている。
又、嵌入脚(72)の下端近傍の両側辺部には前記切欠(61)
(61)と同様の切欠(60)(60)が形成されている。
【0031】上記水平板(77)には、温度検知器として機
能するバイメタルスイッチ(710) が取付けられている。
上記バイメタルスイッチ(710) は、図4に示すように断
面ひ字状に屈曲した取付用ブラケット(68)で下方から支
持されていると共に、該取付用ブラケット(68)の両端部
は上記水平板(77)に対してビス(700) (700) で固定され
ている。そして上記バイメタルスイッチ(710) は、ケー
ス(711) とこれに内蔵された上・下ブロック(714) (71
3) の外周部で上下に挟圧され且つ先端部が互いに上下
に重なるように配設された可動接点(729) と固定接点(7
28) を具備している。又、上ブロック(714) の中央部を
上下に貫通する昇降軸(727) の上端は上方に凸となった
円弧状の感熱素子たるバイメタル(726) の下面に当接し
ており、該バイメタル(726)の両端は、上ブロック(714)
の上面に形成された凹部の内周壁の溝(725) に係合し
ている。
【0032】従って、温度検知器(71)としてのバイメタ
ルスイッチ(710) の感熱部(720) が当接する水平板(77)
の温度が上昇すると、該水平板(77)からの伝達熱でバイ
メタル(726) が水平になるように変形して昇降軸(727)
が押し下げられ、これにより、可動接点(729) が固定接
点(728) から離反してOFF状態になる。又、図4に示
すように、バイメタルスイッチ(710) からはリード線(7
21) (721) が引き出されている。
【0033】上記温度検知装置(7) をコンロケース(20)
に組み付けるには、該コンロケース(20)を構成する枠体
(21)の前壁(210) 及び横壁(211) に形成された第1〜第
3嵌入孔(25)(26)(27)内に、温度検知装置(7) の嵌入脚
(72)(73)(93)を挿通し、嵌入脚(72)(73)(93)の下端の折
曲先端部(600) (610) (610) を切欠(60)(61)(61)部分で
図6のように屈曲させる。すると、上記屈曲先端部(60
0) (610) (610) が第1〜第3嵌入孔(25)(26)(27)の下
端周縁部に係合して抜止め状態になる。この状態では、
弾性を備えた舌片(80)(80)で熱伝達部材(A) が最上位に
保持された状態にあり、上辺(74)が抑えられると、舌片
(80)(80)の弾性に抗して嵌入脚(72)(73)(93)が第1〜第
3嵌入孔(25)(26)(27)内で摺動するようになっている。
尚、温度検知装置(7) を、付勢手段としての舌片(80)(8
0)による付勢方向及び反付勢方向に移動可能にコンロケ
ース(20)に取付ける昇降ガイド装置は、前記第1嵌入孔
(25)〜第3嵌入孔(27)と嵌入脚(72)(73)(93)で構成され
ている。
【0034】又、温度検知装置(7) をコンロケース(20)
に組み付けた状態では、熱伝達部材(A) の上板(74)の両
端部から下方に傾斜屈曲する舌片(80)(80)の先端がコン
ロケース(20)の上端外周の吊下フランジ(23)の表面に当
接し、これにより、図6に示すように、コンロケース(2
0)の吊下フランジ(23)と上記上板(74)の間に断熱用の空
間(56)が形成される。又、図6に示すように、温度検知
装置(7) に設けられた嵌入脚(73)(93)の下半部(731) (9
31) がコンロケース(20)上部に位置する枠体(21)の横壁
(211) の内面に当接すると共に、垂下板(75)の一端に形
成された舌片(81)が上記枠体(21)の横壁(211) に当接
し、これにより、垂下板(75)とコンロケース(20)の間に
も断熱用の空間(57)が確保される。このように、温度検
知装置(7)を構成する熱伝達部材(A) とコンロケース(2
0)の間に断熱用の空間(56)(57)が確保された状態で、該
温度検知装置(7) がコンロケース(20)に取付けられる。
又、上記温度検知装置(7) を取付けた状態では、操作つ
まみ(84)の配設側である前側の右側コーナ部に図3の如
き態様でバイメタルスイッチ(710) が位置した状態にな
る。そして、この状態で後述の如くコンロケース(20)に
天板(41)を被蓋すると、図8に示すように天板(41)の外
周起立壁(43)の第1コーナ部(95)とこれに対応するコン
ロケース(20)の第1コーナ部(241) との第1コーナ部間
隙Cに上記バイメタルスイッチ(710) が位置する。尚、
図1に示すように、コンロケース(20)に於ける上記第1
コーナ部(241) に隣接する第2,第3コーナ部(242) (2
43) は天板(41)の外周起立壁(43)の第2,第3コーナ部
(96)(97)と対応しており、コンロケース(20)に於ける残
余の第4コーナ部(図示せず)は上記外周起立壁(43)の
第4コーナ部(98)に対応している。 [吹き消え安全回路について]ガスバーナ(31)の燃焼状
態は、図5に示す吹き消え安全回路で監視されるように
なっている。
【0035】図5に示すように、ガスバーナ(31)へのガ
ス回路(85)には、ガスコック(83)と安全弁(82)が上流側
から順次挿入されており、前者のガスコック(83)はコン
ロケース(20)の前面に配設された操作つまみ(84)で開閉
されるようになっている。他方、安全弁(82)は、電磁弁
ユニット(86)で開閉される。具体的には、熱電対から成
る炎検知センサ(32)がガスバーナ(31)で加熱された際に
起電力が生じ、これにより電磁弁ユニット(86)(上記起
電力で励磁される電磁コイルの磁力で、弁体を閉じよう
とするバネに抗して該弁体を開弁状態に保持する機能を
有する)が付勢されて安全弁(82)が開弁状態に維持さ
れ、上記起電力が消失すると電磁弁ユニット(86)が消勢
されて安全弁(82)がバネで閉じる。そして、上記電磁弁
ユニット(86)と炎検知センサ(32)を含む閉回路には温度
検知器(71)として機能し且つ前記閉回路を開閉するバイ
メタルスイッチ(710) が配設されている。従って、バイ
メタルスイッチ(710) の感熱部(720) が接触している水
平板(77)の温度が設定温度より高くなると、バイメタル
スイッチ(710) がOFF状態になって電磁弁ユニット(8
6)が消勢され、これにより、安全弁(82)が閉じられる。
【0036】尚、バイメタルスイッチ(710) の開閉に応
じて「H」,「L」信号を出力する回路を構成し、該
「H」,「L」信号によって安全弁(82)を制御すること
も可能である。 [組み立て作業]次に、上記ドロップインコンロをシス
テムキッチンのカウンタートップ(11)に組み付ける作業
を説明する。
【0037】図6に示すように、温度検知装置(7) が取
付けられたコンロケース(20)を、システムキッチンのカ
ウンタートップ(11)の矩形状の装着口(12)に落とし込
む。そして、コンロケース(20)の上端外周の吊下フラン
ジ(23)(既にゴムパッキン(200) が装着されている)を
上記装着口(12)の外周部に上方から係合させる。次に、
コンロケース(20)内のガスバーナ(31)(31)(31)に天板(4
1)のバーナ挿通孔(46)(46)(46)が外嵌するように、該天
板(41)をコンロケース(20)に被蓋する。すると、天板(4
1)の外周フランジ(42)のうち、ガスバーナ(31)に対して
コンロ横方向から対向する部分(第1コーナ部(95)から
第2コーナ部(96)の方向にずれた外周起立壁(43)の横辺
部(432) のうち、ガスバーナ(31)との間隔が上記第1コ
ーナ部(95)のそれより小さくなった幅狭部)の裏面に、
温度検知装置(7) を構成する熱伝達部材(A) の上板(74)
が当接する。このとき、既述したように熱伝達部材(A)
の上板(74)の両端から屈曲する舌片(80)(80)はある程度
の弾性を有しているから、該舌片(80)(80)によって上板
(74)が天板(41)の外周フランジ(42)に弾性的に押圧され
て密着し、これにより、天板(41)の熱が上板(74)に効率
的に吸収され得る状態になる。
【0038】これにより、上記ドロップインコンロがカ
ウンタートップ(11)の装着口(12)に組み付けられる。こ
の状態では、図8に示すように、天板(41)の外周起立壁
(43)の第1コーナ部(95)とこれに対応するコンロケース
(20)側の第1コーナ部(241) の広い第1コーナ部間隙C
にバイメタルスイッチ(710) が位置した状態になる。 [動作説明]次に、上記実施の形態に係るドロップイン
コンロの動作を説明する。
【0039】コンロケース(20)の前面に設けられている
操作つまみ(84)を押込みながら回動させると、該操作つ
まみ(84)の押込みに連動して安全弁(82)が強制開弁せし
められると共にガスコック(83)が開放し、ガスバーナ(3
1)にガス供給され始める。又、操作つまみ(84)の操作に
よって図示しない点火装置が作動してガスバーナ(31)に
点火されてこれが燃焼状態になる。すると、ガスバーナ
(31)の炎で炎検知センサ(32)が加熱されて起電力が生
じ、これにより、電磁弁ユニット(86)が付勢されて安全
弁(82)が開弁保持され、ガスバーナ(31)が燃焼状態に維
持される。
【0040】さて、図6の二点鎖線で示すような許容範
囲の大きさの鍋(92)を五徳(51)に載置してガスバーナ(3
1)を燃焼させると、ガスバーナ(31)からの燃焼排気は鍋
(92)の鍋底に沿ってその外周側に流動した後に、該鍋(9
2)と天板(41)の上端開口周縁部(36)(外周フランジ(42)
と外周起立壁(43)の境界部)の間を通って排気される。
この場合、許容範囲の大きさの鍋(92)では、その鍋底外
周との間隔(S1)が比較的大きいから、該燃焼排気は天板
(41)の外周起立壁(43)や外周フランジ(42)から鍋側に離
れた経路を流れる。従って、係る場合は、上記外周起立
壁(43)や外周フランジ(42)に接触する燃焼排気の量が少
なく、従って、外周フランジ(42)が過熱されることはな
い。
【0041】次に、図6の一点鎖線で示すような大きな
鍋(91)を加熱する場合には、天板(41)の上記上端開口部
周縁(36)と鍋(91)の鍋底外周との間隔(S2)が小さくな
る。従って、鍋(91)の鍋底に沿ってその外周側に流れる
燃焼排気は、上記天板(41)の外周起立壁(43)や外周フラ
ンジ(42)基端部に接触し易くなり、これにより、適正な
大きさの鍋(92)を加熱する場合に比べ、上記外周起立壁
(43)や外周フランジ(42)の温度が高くなる。すると、外
周起立壁(43)の熱はその近傍の空気層を介して熱伝達部
材(A) の垂下板(75)に伝達されて該垂下板(75)で集熱さ
れる。又、外周フランジ(42)の熱はこれに接触する熱伝
達部材(A) の上板(74)で集熱され、これらの熱が垂下板
(75)の先端下縁に連続する水平板(77)に伝わり、該水平
板(77)の温度が温度検知器(71)で検知される。そして、
温度検知器(71)の検知温度が設定温度(この実施の形態
では155℃に設定されている)になると、このバイメ
タルスイッチ(710) がOFF動作し、炎検知センサ(32)
の起電力が電磁弁ユニット(86)に印加されなくなる。こ
れにより、電磁弁ユニット(86)が消勢状態になって安全
弁(82)が閉弁せしめられ、ガスバーナ(31)へのガス供給
が遮断される。これにより、ガスバーナ(31)が消火状態
に維持される。よって、コンロケース(20)に於ける枠体
(21)の吊下フランジ(23)とカウンタートップ(11)上面の
間に介装されたゴムパッキン(200) 等や、台所の壁面が
熱的損傷を受ける不都合が防止される。 [その他]上記実施の形態の各部は次のように変更する
ことができる。 A.上記実施の形態では、温度検知装置(7) を構成する
熱伝達部材(A) の上板(74)やこれに続く垂下板(75)の長
手方向の端部に舌片(80)(80)や舌片(81)を設けたが、図
7に示すように、上記舌片(80)(80)舌片(81)に代えてコ
ンロケース(20)を構成する枠体(21)の内周壁や吊下フラ
ンジ(23)に押出突起(63)(64)を形成し、該押出突起(63)
(64)によって温度検知装置(7) とコンロケース(20)の間
に断熱用の間隙を確保することも可能である。 B.温度検知装置(7) を構成する熱伝達部材(A) の上板
(74)の下面やこれに続く垂下板(75)の枠体(21)側の面に
耐熱性ゴム板を接着し、該耐熱性ゴム板を前記舌片(80)
(80)(81)に代替して適用することも可能である。かかる
場合は、前記耐熱性ゴム板によって温度検知装置(7) と
コンロケース(20)の間の断熱性が確保できると共に、該
耐熱性ゴム板の弾性で温度検知装置(7) の上板(74)が天
板(41)の外周フランジ(42)に弾性的に押圧されてこれら
両者が密着せしめられる。 C.嵌入脚(72)(73)(93)に於ける枠体(21)側の面に断熱
性耐熱ゴム板を接着し、これにより、嵌入脚(72)(73)(9
3)から枠体(21)側への熱伝達量を少なくすることもでき
る。 D.上記実施の形態では、天板(41)の外周フランジ(42)
のうちコンロ前後方(外周起立壁(43)の側辺部(432) の
長手方向)向に延びる部分に熱伝達部材(A) の上板(74)
を接触させたが、図3の想像線で示すように、熱伝達部
材(A) の垂下板(75)の一部をコンロケース(20)の内方に
傾斜突出させ、該垂下板(75)を天板(41)の外周起立壁(4
3)に接触させてもよい。この場合、垂下板(75)に於ける
上記外周起立壁(43)への接触部による集熱効率が向上す
る。 E.熱伝達部材(A) の上板(74)を天板(41)の外周フラン
ジ(42)に対して若干の間隔を置いて接近させる構造を採
用することも可能である。この場合、上記外周フランジ
(42)からの熱が空気層を介して前記上板(74)に伝達され
る。尚、この場合、垂下板(75)も天板(41)の外周起立壁
(73)に接近せしめて所定の集熱機能を具備させるように
するとよい。 F.上記実施の形態では、熱伝達部材(A) の上板(74)及
び垂下板(75)等に舌片(80)(80)(81)を設けたが、これに
代えて、これら上板(74)とコンロケース(20)の吊下フラ
ンジ(23)の間にコイルバネ等のバネを設け、該バネを介
して熱伝達部材(A) をコンロケース(20)に当接させるこ
とも可能である。この場合、上板(74)に取付けられたバ
ネによって該上板(74)が天板(41)の外周フランジ(42)の
裏面に弾性的に押し付けられる。 G.尚、付勢手段として熱伝達部材(A) の上板(74)に設
けた舌片(80)(80)に代えて、該舌片(80)(80)の配設場所
と同じ場所に「へ」字状に屈曲する板バネを連設するこ
とも可能である。即ち、「へ」字状に屈曲した板バネの
一端の取付け片を前記上板(74)の下面に重ねた状態で例
えばスポット溶接で取付け、他端の脚部の先端を吊下フ
ランジ(23)に載置して板バネの弾性で断熱用の空間を確
保すると共に上板(74)を天板(41)の外周フランジ(42)の
裏面に当接させるのである。 H.昇降ガイド装置として、コンロケース(20)の側辺部
(前壁(210) や横壁(211) )又は温度検知装置(7) の一
方に形成した縦方向に延びる長溝と、他の一方に該長溝
を通して植設した有頭ネジ(頭の直径は長溝の溝幅より
大きい)で昇降ガイド装置を構成することもできる。 I.上記実施の形態では、天板(41)の外周起立壁(43)の
側辺部(432) や、外周フランジ(42)のうち上記側辺部(4
32) に対応する部分の温度を温度検知器(71)で検知する
ようにしたが、外周起立壁(43)のうちコンロ前部側に位
置する前辺部(431) や、外周フランジ(42)のうち前記前
辺部(431) に対応する部分の温度を温度検知装置(7) で
検知するようにしてもよい。 J.加熱源として、ガスバーナ(31)に代えて電気ヒータ
を採用することも可能である。 K.上記実施の形態では、温度検知器(71)としてバイメ
タルスイッチ(710) を使用したがこれに代えてサーミス
ターを採用することもできる。 L.尚、上記実施の形態では、操作つまみ(84)の配設側
であるコンロケース(20)の前側の右側コーナ部に温度検
知器(71)を配設したが、これを他の3つのコーナ部に配
設する場合は、該配設部たるコーナ部が請求項1の発明
の第1コーナ部となる。 M.又、上記実施の形態では上記4つのコーナ部のうち
第1コーナ部にのみ温度検知器(71)を配設したが、前側
の2つのコーナ部に温度検知器(71)を配設することも可
能である。又、ガスバーナ(31)が後ろのコーナ部近傍に
も配設されている場合等に於いては、該後ろのコーナ部
にも温度検知器(71)を配設してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るドロップインコンロ
の分解斜視図
【図2】本発明の実施の形態に係るドロップインコンロ
の温度検知装置(7) の配設部の分解斜視図
【図3】温度検知装置(7) の斜視図
【図4】バイメタルスイッチ(710) の配設部の断面図
【図5】吹き消え安全回路の説明図
【図6】バイメタルスイッチ(710) の配設部の拡大縦断
面図
【図7】温度検知装置(7) の支持部の変形例の要部断面
【図8】バイメタルスイッチ(710) の配設部の平面図
【図9】従来例の説明図
【図10】改良案の説明図
【図11】鍋(91)を載置したドロップインコンロの概略
平面図
【符号の説明】
(20) コンロケース (45) 底壁 (40) 凹部 (41) 天板 (43) 外周起立壁 (71) 温度検知器 (42) 外周フランジ (A) 熱伝達部材

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 矩形箱状に形成されたコンロケース(20)
    と、 前記コンロケース(20)の上端開口部を覆い且つ該上端開
    口部より一回り小さな底壁(45)を具備する凹部(40)が形
    成された天板(41)と、 前記凹部(40)の外周の外周起立壁(43)の4つのコーナ部
    の内の1つである第1コーナ部と前記コンロケース(20)
    の4つのコーナ部の内の1つである第1コーナ部との間
    の第1コーナ部間隙に設けられた温度検知器(71)を具備
    し、 前記外周起立壁(43)と前記コンロケース(20)の周壁との
    間隙は、前記外周起立壁(43)及びコンロケース(20)の第
    1コーナ部からこれに隣接する第2コーナ部又は第3コ
    ーナ部の方向にずれた側辺部間隙に比べて前記第1コー
    ナ部間隙が大きく設定されており、 前記外周起立壁(43)の第1コーナ部からこれに隣接する
    第2コーナ部又は第3コーナ部の方向にずれた側辺部側
    には前記凹部(40)内に位置する加熱源と前記外周起立壁
    (43)との間隔が前記第1コーナ部に於ける間隔より小さ
    く設定された幅狭部があり、 前記温度検知器(71)の検知温度が設定温度以上になった
    ときに前記加熱源を停止させるコンロであって、 前記幅狭部に対応する外周起立壁(43)又はその上端の外
    周フランジ(42)からの熱を前記温度検知器(71)の感熱部
    に導く熱伝達部材(A) を具備するコンロ。
  2. 【請求項2】 前記熱伝達部材(A) は、前記外周起立壁
    (43)及びコンロケース(20)の第1コーナ部からこれに隣
    接する第2コーナ部又は第3コーナ部の方向にずれた側
    辺部に沿って延びる板部を有している請求項1のコン
    ロ。
  3. 【請求項3】 前記板部は、前記外周起立壁(43)又は前
    記外周フランジ(42)に接触している請求項2のコンロ。
  4. 【請求項4】 前記熱伝達部材(A) は、前記コンロケー
    ス(20)に対して断熱用のスペーサを介して取付けられて
    いる請求項1から請求項3の何れかに記載のコンロ。
  5. 【請求項5】 前記熱伝達部材(A) は、該熱伝達部材
    (A) の前記板部を前記天板(41)に対して押し付ける弾性
    を有する断熱用のスペーサを介して取付けられている請
    求項3のコンロ。
  6. 【請求項6】 前記スペーサは、前記熱伝達部材(A) か
    ら屈曲する複数の舌片で構成されている請求項4又は請
    求項5のコンロ。
  7. 【請求項7】 前記熱伝達部材(A) には、前記コンロケ
    ース(20)の構成壁に形成された嵌入孔に嵌入する嵌入脚
    が連設されている請求項1から請求項6の何れかに記載
    のコンロ。
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JP2012013391A (ja) * 2010-07-05 2012-01-19 Rinnai Corp コンロ
JP2012154519A (ja) * 2011-01-24 2012-08-16 Tokyo Gas Co Ltd ガスコンロ
JP2014047974A (ja) * 2012-08-31 2014-03-17 Noritz Corp コンロ

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