JPH11212066A - 液晶表示装置およびその製造方法 - Google Patents
液晶表示装置およびその製造方法Info
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- JPH11212066A JPH11212066A JP10013035A JP1303598A JPH11212066A JP H11212066 A JPH11212066 A JP H11212066A JP 10013035 A JP10013035 A JP 10013035A JP 1303598 A JP1303598 A JP 1303598A JP H11212066 A JPH11212066 A JP H11212066A
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Abstract
る。 【解決手段】 液晶表示装置は、該第1及び第2の基板
間に挟持された液晶層を有し、該液晶層は高分子領域
と、液晶分子が軸対称状に配向しかつ該高分子領域に囲
まれた液晶領域とを備え、該第1の基板は該液晶層側に
凹部を有するドライフィルムを有する。該液晶領域にお
ける対称軸はほぼ該凹部を通りかつ該第1の基板にほぼ
垂直になる。
Description
性を有する液晶表示装置、およびその製造方法に関す
る。
開平7−120728号公報には、液晶表示装置の視覚
特性を広視野角化する技術が開示されている。この技術
は、液晶層における画素(絵素)に対応した領域を高分
子壁で囲むことで液晶領域を形成するとともに、液晶領
域における液晶分子を軸対称状に配向させる工程を含
む。この技術を以下ASM(Axial Symmetrically alig
ned Micro cell)と表記する。ASMによって、観察者
がどの方向から液晶表示装置を見ても、コントラストの
変化が少ない(すなわち、広視野角特性を有する)液晶
表示装置を得る。
置)の制御が重大な問題である。図14が示す複数の絵
素における軸位置は、それぞれ異なる。この場合、観察
者が液晶表示装置を傾けて観察すると、各絵素ごとで、
コントラストが変化する面積と変化しない面積とが違
う。結果として、軸位置のばらつきが、各画素(絵素)
の明暗の差となって観察されるので、表示品位は著しく
低下する。観察者はこの現象を画面の「ざらつき」とし
て感じる。
2423号公報で提案されている。この構造は、画素
(絵素)ごとに、軸位置を制御するための凹部または突
起を有する。具体的には、着色層の上にオーバーコート
樹脂を設け、オーバーコート樹脂に凹部が設けられてい
る。ただし、上記公報は、この構造を作製するための具
体的な方法についてなんら言及していない。さらに、オ
ーバーコート樹脂に凹部を設ける方法以外に、凹部の作
製方法についてなんら教示も示唆もしていない。
株式会社がMVA(Multi domain Vertical Alignmen
t)モードを提案している。MVAモードは、垂直配向
型の液晶セルを利用し、かつ一対のガラス基板の対向す
るそれぞれの表面上にピラミッド型の突起構造を形成す
る。ピラミッド型の突起構造のそれぞれの傾斜面に応じ
て液晶分子が倒れる方向が決まる。すなわち、液晶分子
が倒れる方向が液晶セルにわたって均一ではない。この
ため、広視野角な液晶表示装置が実現する。MVAモー
ドでは、突起構造の位置を画素の中央に設ける必要はな
い。
示装置を製造するための従来の方法は、各画素(絵素)
に凹部を作るために、数回のスピンコート工程とホトリ
ソ工程とを行う。しかしながら、スピンコート法を用い
て膜を作製する場合には、膜の厚さを高精度に制御する
ことは困難である。さらに、スピンコート法で多層膜を
形成する場合には、1回目のスピンコートによって形成
された膜に凹凸が生じていると、2回目以降のスピンコ
ートによって形成される膜は、下地となる膜の凹凸の影
響を受ける。このため、膜の厚さを精度良く制御するの
はさらに困難になる。数回のフォト工程は、位置ずれの
問題や異物の付着等、歩留まりが低下する要因が生じる
可能性を高くする。したがって、従来の製造方法では、
工程を簡単化することや、製造コストを抑えることは困
難であった。
凹部を作るために、工程が多く、歩留まりを落とした。
さらに、カラーフィルタとなる着色層をスピンコート法
で形成するため、前述したように膜の厚さが不均一にな
りやすく、カラーフィルタの表示特性(Y値や色度)を
損ねていた。特に、膜の厚さを厚くしなければならない
場合には、厚さを広面積にわたって均一に制御すること
はできなかった。また、着色層の上に必ずオーバーコー
ト樹脂を設けるため、画素(絵素)ごとの凹部の均一性
が悪いといった問題や、オーバーコート樹脂によって凹
部が埋まってしまう問題もあった。
であり、その目的とするところは、軸位置の制御が容易
な、ASMモードの液晶表示装置及びその製造方法を提
供することにある。
は、第1の基板と、該第1の基板に対向する第2の基板
と、該第1及び第2の基板間に挟持された液晶層と有
し、該液晶層は高分子領域と、液晶分子が軸対称状に配
向しかつ該高分子領域に囲まれた液晶領域とを備え、該
第1の基板は該液晶層側に凹部を有するドライフィルム
を有し、該液晶領域における対称軸がほぼ該凹部を通り
かつ該第1の基板にほぼ垂直であり、そのことによって
上記目的が達成される。
であることが好ましい。
る無色のフィルム上に位置してもよい。
り、該無色のフィルムは開口部を有し、該無色のフィル
ムは着色されたフィルム上に位置してもよい。
該第1の基板に対向する第2の基板と、該第1及び第2
の基板間に挟持された液晶層と有し、該液晶層は高分子
領域と、液晶分子が軸対称状に配向しかつ該高分子領域
に囲まれた液晶領域とを備え、該第1の基板は該液晶層
側に凹部を有する透明電極を有し、該液晶領域における
対称軸がほぼ該凹部を通りかつ該第1の基板にほぼ垂直
であり、そのことによって上記目的が達成される。
ャネル部と、該チャネル部内に設けられたアノード電極
とカソード電極と、を有しており、該アノード電極と該
カソード電極との間に電圧を印加して該チャネル部内に
プラズマ放電を発生させることで、前記液晶領域に電位
差を与える構成としてもよい。
の基板にドライフィルムを設ける工程と、該ドライフィ
ルムに凹部を設ける工程と、該ドライフィルムの凹部を
内側にして、第2の基板と対向配設する工程と、該第1
及び第2の基板との間に、重合性材料と液晶材料とを含
む前駆体混合物を注入する工程と、該前駆体混合物を相
分離重合させることで、高分子領域と、液晶分子が軸対
称状に配向しかつ該高分子領域に囲まれた液晶領域とを
設ける工程と、該相分離重合の間に、該液晶領域におけ
る対称軸がほぼ該凹部を通りかつ該第1の基板にほぼ垂
直になるように制御する工程と、を包含し、そのことに
よって上記目的が達成される。
は、着色されたドライフィルムの厚さ方向の一部を除去
する工程を包含してもよい。
は、開口部を有する無色のドライフィルムを設ける工程
と、該無色のドライフィルム上に着色されたドライフィ
ルムを設ける工程とを包含してもよい。
は、着色されたドライフィルムを設ける工程と、該着色
されたドライフィルム上に無色のドライフィルムを設け
る工程と、該無色のドライフィルム上に開口部を形成す
る工程を包含してもよい。
の基板に透明電極を設ける工程と、該透明電極に凹部を
設ける工程と、該透明電極の凹部を内側にして、第2の
基板と対向配設する工程と、該第1及び第2の基板との
間に、重合性材料と液晶材料とを含む前駆体混合物を注
入する工程と、該前駆体混合物を相分離重合させること
で、高分子領域と、液晶分子が軸対称状に配向しかつ該
高分子領域に囲まれた液晶領域とを設ける工程と、該相
分離重合の間に、該液晶領域における対称軸がほぼ該凹
部を通りかつ該第1の基板にほぼ垂直になるように制御
する工程と、を包含し、そのことによって上記目的が達
成される。
ラーフィルタ層に形成できるので、工程数の増加を最小
限に抑えることができる。
と、着色層の凹部の厚さが薄くなる。着色層の厚さが十
分に厚くない場合には、凹部の厚さが不十分となり凹部
において色抜けが生じる。このことを防ぐために、本発
明では、着色層の厚さを凹部を有さない着色層と比べて
10%程度厚くする。
を用いて作製すれば、カラーフィルタの厚さが厚くと
も、広い面積にわたって均一な厚さに作製できる。した
がって、Y値や色度が基板面内で均一なカラーフィルタ
を作製することができる。さらに、本発明では、画素
(絵素)領域における凹部は浅いので、カラーフィルタ
の表示特性を損なうことはない。
領域ごとの凹部を無色のドライフィルムを用いて作製し
てもよい。この場合には、各単色絵素のカラーフィルタ
の厚みは同じなので、カラーフィルタの表示特性を損な
うことはない。
フィルムを貼って、それに凹部を形成する方法では、着
色層に加工をしないので、色特性および明るさを損なう
ことはない。
は、厚い透明電極を用いる大型の液晶表示装置の製造工
程を簡略化できる利点がある。
の実施の形態を説明する。以下では、上記広視野角化技
術とプラズマアドレス液晶表示装置(Plasma Addressin
g Liquid Crystal:以下、PALC)とを組み合わせたディ
スプレイについて記述する。プラズマアドレス液晶表示
装置は、透過型でも反射型でもよい。
晶表示装置において、画像を形成する基本単位である。
加工上の理由などでブラックマトリクスなどにより区切
られた1つの領域をさらに2つ以上n個に分割した場合
には、そのn個に分割されたそれぞれの領域を指す。
は、液晶表示素子において、表示素子の絵素を構成する
部分を意味し、この部分は一対の基板に挟まれた1つの
液晶領域を含む。
実施の形態のPALC1を説明する。PALC1は、プラズマスイ
ッチ基板30と、カラーフィルタ基板11と、これら2つの
基板に挟持された液晶層20とを有する。偏光板50pおよ
び50aが、それぞれプラズマスイッチ基板30およびカラ
ーフィルタ基板11上に位置し、さらに偏光板50p上に
は、面発光バックライト40が位置する。2つの偏光板50
aおよび50pのそれぞれの偏光軸の方向は互いに直交して
おり、PALC1はクロスニコル状態で動作する。
を有する。液晶領域22は高分子領域24にほぼ囲まれた液
晶滴であり、本実施の形態では、1つの液晶領域22が1
つの絵素領域100に対応する。液晶領域22における液晶
分子は、軸対称状に配向している。また、液晶層20は、
プラズマスイッチ基板30およびカラーフィルタ基板11に
設けられた垂直配向膜112と接している。
ラーフィルタ基板11をさらに説明する。カラーフィルタ
基板11は、透光性基板5と、その上に形成された着色層1
10r、110gおよび110bとを有する。着色層110r、110gお
よび110bは、それぞれ赤色(R)、緑色(G)および青
色(B)を有しており、かつ、それぞれの絵素領域100
に対応して設けられている。カラーフィルタ基板11は、
さらに、透光性基板5上に、絵素領域100の間の部分に対
応するように設けられたブラックマスク130を有し、か
つブラックマスク130上にレジスト壁150を有する。
色の絵素領域100(100r、100gおよび100b)が並ぶ方向
に沿って、ストライプ状の透光性導電膜91が位置する。
透光性導電膜91が延びる方向は、プラズマスイッチ基板
30におけるチャネル34が延びる方向と直交する。なお、
図15(a)では、透光性導電膜91を省略している。
r、110gおよび110bはドライフィルムからなり、それぞ
れがカラーフィルタとして機能する。図2Jに示すよう
に、着色層110r、110gおよび110bは凹部160を有してお
り、そのため着色層110r、110gおよび110bの厚さは、絵
素領域の周辺部分から中央部に向かって徐々に薄くな
り、絵素領域の中央部で最も薄い。
状の分子配向の対称軸はいずれも、基板5の表面にほぼ
垂直であり、かつ絵素領域のほぼ中央部を通る。このた
め、対称軸の位置を全ての絵素においてほぼ同じにで
き、結果として表示画面の「ざらつき」を防止できる。
ムは、以下のような層状構造になっているものが販売さ
れている。
フィルム 支持層は、着色層が薄いので、全体を支持する層であ
り、ラミネート完了後、剥離して除去するものである。
補助層は熱を加えると急激に軟化する材質のもので、既
に形成された凹凸パターン上に着色層を追従させるため
の緩衝層として働く。空気は露光工程で着色層を硬化す
るときに悪影響を及ぼすため、中間層が、空気を遮断す
るためにある。着色層は、露光で硬化してカラーフィル
タの色層を形成するものである。
ストを用いることによって、凹部の作製に備えて着色層
110r、110gおよび110bを厚くしても、広い面積にわたっ
て厚さが均一なカラーフィルタが形成できる。したがっ
て、Y値や色度が基板面内で均一なカラーフィルタを作
製することができる。
と誘電体層35とを有し、さらにこれらの間に位置する複
数の隔壁33と、隣り合う2つの隔壁33に挟まれたチャネ
ル部(プラズマ発生領域)34とを有する。各チャネル部
34は、透光性基板31上で行方向(図1Bにおいて紙面の
鉛直方向)に設けられたアノード電極32aとカソード電
極32dとを有している。さらに、チャネル部34内には、
プラズマ放電を発生させるための希ガス(不図示)が充
填されている。なお、本実施の形態では、透光性基板31
および誘電体層35はどちらもガラス製である。透光性基
板31の厚さは約2mmである。
さ)塗布方式でカラーフィルタの着色層を形成する場合
には、着色層の厚さが薄くなる。また、塗布方式を用い
て厚い着色層を作製すると、厚さを広面積にわたって均
一にすることが困難となる。ところが、着色層に凹部を
直接形成するためには、膜厚を約10〜20%厚くする
必要がある。凹部における色抜けを防止するためであ
る。つまり、塗布方式を用いる場合には、色抜けを防止
しようとすると、着色層の厚さの均一さを犠牲にせざる
を得ない。
た場合には、着色層の厚さを均一に保ったまま、塗布方
式より容易に厚さを厚くできる。このため、厚さが均一
であり、かつ凹部での色抜けがない着色層を設けること
ができる。
のためのリブ(隔壁)構造が著しく開口率を下げる。こ
のため、TFT駆動のディスプレイに比べて、カラーフ
ィルタ基板の絵素領域を明るくする必要がある。塗布方
式では着色層の厚さを薄くして明るくしていた。ところ
が、凹部を作ると色抜けがあったので、PALCにおける着
色層に凹部を形成することはできなかった。
る場合には、着色層を厚くできるため、凹部があっても
色抜けが無い。しかも、ドライフィルムにおける顔料の
含有率を少なくすることによって、明るいカラーフィル
タができる。したがって、ドライフィルムをPALCにおけ
る着色層として用いれば、着色層に凹部を形成すること
ができる。
Fの対応部に凹部を作る方法) (減光マスクの説明)一般にホトリソに使用されるホト
マスクは、光の透過部と遮光部がある。ネガ型感光性材
料の場合は、感光性材料の光が当たった部分が硬化し
て、光が当たらない部分は未硬化のままなので、現像工
程で光の当たった部分のみがパターン化(残る)され
る。
マスクは、光の遮光を行うのではなく、光の減光を行
う。ホトマスクに設けられた遮光部分が約10μm以下
であると光の回折現象によって、光がホトマスクの遮光
部にまわり込む。このとき、光は遮光されず、強度が弱
い部分ができる。本実施の形態では、光の回折を利用し
て、着色レジストの光硬化度に差を作ることによって、
着色層に凹部を作製する。なお、この点を考慮して、一
般のホトマスクと使用目的が異なるため、本明細書で
は、区別のために「減光マスク」という言葉を用いる。
減光マスクを用いて着色層の露光処理を行うことで、着
色層を凹部において厚さ方向に抜いてしまうことが無
く、しかも色変化の無い凹部を作ることができる。
ら、カラーフィルタ基板11の製造方法を説明する。
ば厚さ約0.7mmのガラス基板上にドライフィルムレ
ジスト105rを加圧しながら貼り付ける。貼り付ける間、
透光性基板5は加熱しておく。次いで、ドライフィルム
レジスト105rのべースフィルムを剥離する。赤色絵素と
なる各絵素領域100の周辺部を遮光するための遮光部181
sと、絵素領域100の中心部を減光するための減光部181d
とを有する減光マスク181を通して、ドライフィルムレ
ジスト105rにUV光を照射する。
円形、または1辺が約10μm以下の矩形が好ましい。
本実施の形態では、減光部181dは円形の形状を有する。
減光部181dが10μmφより大きいと、例えば、絵素領
域100の中心部で、ドライフィルムレジスト105rが完全
に抜けてしまい、しかも各絵素において色抜けして、色
純度が落ちてしまう。
100の中心部に対応する部分に位置する減光部181dとし
て、複数の遮光部181eを図3(a)〜(e)に示すよう
なパターンのいずれかで配置すると、減光マスクのどの
位置でも比較的均一なUV光の照射パターンが得られ
る。このため、ガラス基板の全体にわたって、均一な画
素の中央部に凹部を作ることができる。この場合、ホト
マスクは光の強弱を作るために使用するので光の強度分
布が図4または図5に示す分布であれば、ホトマスクの
複数の遮光部181eが規則的か、不規則的かは関係無い。
ムレジスト105rを現像して基板の未露光部を除去すると
ともに、絵素領域の中央部に相当する部分を厚み方向に
一部除去することで、凹部160を有する着色層110rを作
製する。その後、着色層110rが形成された基板5にUV
光を再度照射して、一定時間加熱する。さらに、図2C
〜図2Fに示すように、緑色のドライフィルムレジスト
105gおよび青色のドライフィルムレジスト105bを基板5
に貼り付け、それぞれ同様に露光、現像して、中央部に
凹部160を有する着色層110gおよび110bを作製する。以
上のようにして、RGBに対応するR絵素領域100r、G
絵素領域100gおよびB絵素領域100bのための着色層110
r、110gおよび110bを、それぞれ作製する。
に示すように、透光性基板5の、着色層110r、110gおよ
び110bが形成された側に、黒色のドライフィルムレジス
ト125を、加圧しながら貼り付ける。貼り付ける間、基
板5は加熱しておく。貼り付けた後、ドライフィルムレ
ジスト125のべースフィルムを剥離し、カットする。そ
の後、ドライフィルムレジスト125が設けられた側とは
反対側から、基板5にUV光を照射する。着色層110r、1
10gおよび110bは、UV吸収剤を含有するため、絵素領
域100r、100gおよび100bは、UV光を透過しない。した
がって、これら絵素領域の間の黒色ドライフィルムレジ
スト125にのみUV光が照射する。次いで、黒色のドラ
イフィルムレジストが設けられた側から、図11に示す
ホトマスク60を用いて、基板5を照射した。ホトマスク6
0は、全ての絵素領域を覆う遮光部60sを有する。このた
め、パネルの周辺部になる部分にだけ、UV光が照射さ
れる。その後、ドライフィルムレジスト125を現像し、
未露光部分を除去した。さらに、UV光を基板5に照射
後、一定時間加熱する。このようにして、図2Hに示す
ように、基板5の絵素領域の間に相当する部分にブラッ
クマスク130を形成し、図12に示すように、表示パネ
ルの周辺部分に額縁部240を形成する。
に、ブラックマスク130、着色層110r、110g、および110
bを覆って、ネガ型レジスト145を塗布する。そして、各
絵素領域に対応する位置に遮光部を有するホトマスク18
7を介して、ネガ型レジスト145を露光する。その後、ネ
ガ型レジスト145を現像処理することによって、レジス
ト壁150を形成する。ブラックマスク130の表面の位置
は、着色層110r、110gおよび110bの表面の位置より低い
ので、ネガ型のレジスト145をブラックマスクのパター
ンに沿って形成することによって、高さ約3μmの壁15
0をブラックマスク130上に作製することができる。
ーフィルタ基板11を示す。
フィルタ基板11にITOからなる透光性導電膜91(図1
5(b)および(c))をスパッタ法によって約100
nm積層する。その後、透光性導電膜91をエッチングす
ることで、同一色の絵素領域が並ぶ方向に沿ってストラ
イプ状にパターン形成した。なお、ストライプ状の透光
性導電膜91が延びる方向は、プラズマスイッチ基板30に
おけるチャネル34が延びる方向と直交する。
域が並ぶ方向に沿ってレジスト壁150を乗り越えて形成
されるため、この部分において断線を生じてしまう恐れ
がある。したがって、これを防止するためにレジスト壁
150にテーパを設けておいてもよい。
の中央部に凹部を作る必要がある。RGB画素が複数の
絵素で分割される場合は、各絵素領域の中央部に凹部が
必要である。また、凹部の数は各絵素領域に1つが好ま
しい。MVA技術では、凹部はランダムな位置で良く、
数も各絵素に複数あっても良い。
110r、110gおよび110bの材料構成は同一である。ただ
し、着色層は、各色によって性質が異なる。例えば、加
熱した場合の柔らかさが、各色によって異なる。基板5
上に2色目以降の色の着色層を貼るときは、前の工程で
作製されたパターンがあるので、2色目以降の着色層に
は、貼る時に既に形成されているパターンによる段差を
吸収できる柔らかさが必要である。そうしないと、気泡
を巻込み、所望のパターン形成をすることができない。
これを防止するため、着色層は、加熱された場合の硬さ
がより硬い着色層から先に貼ることが好ましい。
110gおよび110bを貼る順序は、着色層の熱重合特性によ
っても規制される。各着色層は、光重合性を有するが、
熱によっても重合が促進される。熱重合の特性は、各色
の着色層によって異なる。2色目以降の着色層を貼る場
合には、既に基板上に形成された着色層のパターンとの
剥離性が問題になる。着色層を貼る際には、着色層を柔
らかくするために加熱プロセスが必ず必要である。とこ
ろが、着色層の熱重合度が大きすぎると、既パターンの
上に他色が残ってしまい、不具合になる。この問題を防
止するため、着色層は、熱重合の度合いの大きい着色層
から先に貼るのが好ましい。
明するPALC1は、カラーフィルタ基板11がカラーフィル
タ基板12に置き換わっている点において実施の形態1の
PALC1と異なる。実施の形態2では、基板5上に無色層21
5を配置して、その中央部に開口部220aを設ける。この
ことによって、絵素領域の中央部に凹部260を設ける。
なお、実施の形態1で説明した構成要素と同様の構成要
素には同じ参照番号を用いる。
異)実施の形態1で説明したように、着色層に凹部を形
成する場合には、減光マスクの遮光部は小さい方が好ま
しい。着色層が厚さ方向に完全に除去されることを防ぐ
ためである。もし着色層が厚さ方向で完全に除去される
と、色特性が劣化する。一方、本実施の形態では、無色
層で段差部を形成するため、無色層は完全に抜ける必要
がある。そのため、比較的大きなサイズの開口部220aを
形成する必要がある。
ィルタ基板12の構成を説明する。カラーフィルタ基板12
は、透光性基板5上に、無色のドライフィルムレジスト
からなる無色層220と、開口部220aとが位置する。開口
部220aは、絵素領域200の中央部に位置する。さらに、
カラーフィルタ基板12は、無色層220と開口部220aとを
覆うように透光性基板5上に設けられた着色層210r、210
gおよび210bを有する。着色層210r、210gおよび210bの
それぞれは、無色層220および開口部220aからなる段差
によって、絵素領域200に対応する位置に凹部260を有す
る。
実施の形態2のPALC1において用いられるカラーフィル
タ基板12の製造方法を説明する。
ば厚さ約0.7mmのガラス基板上に、顔料を含有しない無
色のドライフィルムレジスト215を加圧しながら貼り付
ける。貼り付ける間、透光性基板5は加熱しておく。次
いで、ドライフィルムレジスト215のべースフィルムを
剥離する。その後、各絵素領域200の間を遮光するため
の遮光部284sと、各絵素領域200の中心部を遮光するた
めの遮光部284dとを有するホトマスク284を通して、ド
ライフィルムレジスト215にUV光を照射する。
ルムレジスト215上の領域は、その直径または1辺が、
1つの絵素領域200の1辺の長さの約50%以下、かつ
約20μm以上がこの好ましい。なお、本実施の形態で
は、遮光される領域の形状は円形である。遮光部284dに
よって遮光されるドライフィルムレジスト215上の領域
が1つの絵素領域200の1辺の長さの50%より大きい
場合には、軸対称配向の軸中心を制御する力が無くなっ
てしまう。一方、その領域の大きさが、20μmより小
さいとドライフィルムの解像度のため、絵素領域200の
中心部に対応する部分が抜けたり抜けなかったりして、
均一な一層目の段差ができない。
イフィルムレジスト215を現像し、無色層220と開口部22
0aとを得る。開口部220aは、絵素領域の中心部に位置す
る。開口部220aの形状は円形でも矩形でもよい。さら
に、透光性基板5にUV光を再度照射して、一定時間加
熱した。
よび開口部220aを覆って透光性基板5上に赤色のドライ
フィルムレジスト205rを加圧しながら貼り付ける。次い
で、ドライフィルムレジスト205rのべースフィルムを剥
離する。その後、赤色絵素となる各絵素領域200を露光
するための開口部281aを有するホトマスク281を通し
て、ドライフィルムレジスト205rにUV光を照射する。
そして、ドライフィルムレジスト205rを現像して、無色
層220上と開口部220a上とに赤色の着色層210rを得る。
さらに、透光性基板5にUV光を再度照射して、一定時
間加熱する。これらの工程によって、R絵素領域200rの
ための着色層210rを形成する。着色層210rは、無色層22
0および開口部220aからなる段差のために、絵素領域200
rの中央部に対応する位置に凹部260を有する。さらに、
図7D〜図7Gに示すように、緑色のドライフィルムレ
ジスト205g、青色のドライフィルムレジスト205bを基板
5に貼り付け、それぞれ同様に露光、現像して、中央部
に凹部260を有する着色層210gおよび210bを作
製する。以上のようにして、R絵素領域200r、G絵素領
域200gおよびB絵素領域200bのための着色層210r、210g
および210bを作製する。なお、着色層210r、210gおよび
210bを貼り付ける順は、どれが先でもかまわない。
に示すように、透光性基板5の、着色層210r、210gおよ
び210bが形成された側に、黒色のドライフィルムレジス
ト225を、加圧しながら貼り付ける。貼り付ける間、基
板5は加熱しておく。貼り付けた後、ドライフィルムレ
ジスト225のべースフィルムを剥離し、カットする。そ
の後、ドライフィルムレジスト225が設けられた側とは
反対側から、基板5にUV光を照射する。着色層210r、2
10gおよび210bは、UV吸収剤を含有するため、絵素領
域200r、200gおよび200bは、UV光を透過しない。した
がって、これら絵素領域の間の黒色ドライフィルムレジ
スト225にのみUV光が照射する。次いで、黒色のドラ
イフィルムレジストが設けられた側から、図11に示す
ホトマスク60を用いて、基板5を照射する。ホトマスク6
0は、全ての絵素領域200を覆う遮光部60sを有する。こ
のため、パネルの周辺部になる部分にだけ、UV光が照
射される。その後、ドライフィルムレジスト225を現像
し、未露光部分を除去した。さらに、UV光を基板5に
照射後、一定時間加熱する。このようにして、図7Iに
示すように、基板5の絵素領域200の間に相当する部分に
ブラックマスク230を形成し、図12に示すように、表
示パネルの周辺部分に額縁部240を形成する。
ITOからなる透光性導電膜92(図6(b)および
(c))をスパッタ法によって約100nm積層する。
その後、透光性導電膜92をエッチングすることで、同一
色の絵素領域200(200r、200gおよび200b)が並ぶ方向
に沿ってストライプ状にパターン形成した。なお、スト
ライプ状の透光性導電膜92が延びる方向は、プラズマス
イッチ基板30におけるチャネル34が延びる方向と直交す
る。
に、ブラックマスク230、着色層210r、210g、および210
bを覆って、ネガ型レジスト245を塗布する(図7Jで
は、図6(b)および(c)の透光性導電膜92を省略し
ている)。そして、図7Kに示すように、各絵素領域を
遮光するための遮光部を有するホトマスク287を介し
て、ネガ型レジスト245を露光する。その後、ネガ型レ
ジスト245を現像処理することによって、レジスト壁250
を形成する。ブラックマスク230の表面の位置は、着色
層210r、210gおよび210bの表面の位置より低いので、ネ
ガ型のレジスト245をブラックマスクのパターンに沿っ
て形成することによって、高さ約3μmの壁250をブラ
ックマスク230上に作製することができる。
ーフィルタ基板12を示す。
明するPALC1は、カラーフィルタ基板11がカラーフィル
タ基板13に置き換わっている点において実施の形態1の
PALC1と異なる。実施の形態3では、基板5上に着色層31
0r、310gおよび310bを配置し、さらにこれら着色層上に
無色のドライフィルムレジスト315を設ける。そして、
ドライフィルムレジスト315の中央部に開口部320aを設
けることで、絵素領域の中央部に凹部360を作製する。
開口部320aの形成は、ホトマスク384を用いて各絵素領
域の中央部に対応する部分の光強度を弱めながら、また
は遮光しながらドライフィルムレジスト315を露光・現
像することで行う。なお、実施の形態1で説明した構成
要素と同様の構成要素には同じ参照番号を用いる。
図8Gを参照しながら、実施の形態3のPALC1において
用いられるカラーフィルタ基板13の製造法を説明する。
それぞれ赤色、緑色および青色を有する着色層310r、31
0gおよび310bを設ける。透光性基板5の、着色層310r、
310gおよび310bが形成された側に、黒色のドラ
イフィルムレジスト325を、加圧しながら貼り付ける。
貼り付ける間、基板5は加熱しておく。貼り付けた後、
ドライフィルムレジスト325のべースフィルムを剥離
し、カットする。その後、ドライフィルムレジスト325
が設けられた側とは反対側から、基板5にUV光を照射
する。着色層310r、310gおよび310bは、UV吸収剤を含
有するため、絵素領域300r、300gおよび300bは、UV光
を透過しない。したがって、これら絵素領域の間の黒色
ドライフィルムレジスト325にのみUV光が照射する。
次いで、黒色のドライフィルムレジストが設けられた側
から、図11に示すホトマスク60を用いて、基板5を照
射した。ホトマスク60は、全ての絵素領域を覆う遮光部
60sを有する。このため、パネルの周辺部になる部分に
だけ、UV光が照射される。その後、ドライフィルムレ
ジスト325を現像し、未露光部分を除去した。さらに、
UV光を基板5に照射後、一定時間加熱する。このよう
にして、基板5の絵素領域300の間に相当する部分上にブ
ラックマスク330を形成し、図12に示すように、表示
パネルの周辺部分に額縁部240を形成する。
スク330、着色層310r、310gおよび310bを覆って、透光
性基板5上に無色のドライフィルムレジスト315を貼り付
ける。
300の周辺部を遮光するための遮光部384sと、各絵素領
域300の中心部を遮光するための遮光部384dとを有する
ホトマスク384を通して、ドライフィルムレジスト315に
UV光を照射する。
のドライフィルムレジスト315を現像し、無色層320と、
開口部320aとを得る。開口部320aは、絵素領域の中心部
に位置する。開口部320aの形状は円形でも矩形でもよ
い。さらに、その後、透光性基板5にUV光を再度照射
して、一定時間加熱した。本実施の形態では、開口部32
0aが凹部360として機能する。
ITOからなる透光性導電膜(不図示)をスパッタ法に
よって約100nm積層する。その後、透光性導電膜を
エッチングすることで、同一色の絵素領域が並ぶ方向に
沿ってストライプ状にパターン形成した。なお、ストラ
イプ状の透光性導電膜が延びる方向は、プラズマスイッ
チ基板30におけるチャネル34が延びる方向と直交する。
に、ブラックマスク330、無色層320および開口部320aを
覆って、ネガ型レジスト345を塗布する。そして、図8
Fに示すように、各絵素領域300(300r、300gおよび300
b)を遮光するための遮光部を有するホトマスク387を介
して、ネガ型レジスト345を露光する。その後、ネガ型
レジスト345を現像処理することによって、レジスト壁3
50を形成する。ブラックマスク330の表面の位置は、着
色層310r、310gおよび310bの表面の位置より低いので、
ネガ型のレジスト345をブラックマスクのパターンに沿
って形成することによって、高さ約3μmの壁350をブ
ラックマスク330上に作製することができる。
ーフィルタ基板13を示す。
るために、電極を形成する必要がある。透過型ディスプ
レイでは、電極は透明でなければならない。例えば、I
TOのような金属酸化物が使用できる。
透明である必要はない。
るPALC1は、カラーフィルタ基板11がカラーフィルタ基
板14に置き換わっている点において実施の形態1のPALC
1と異なる。なお、実施の形態1で説明した構成要素と
同様の構成要素には同じ参照番号を用いる。本実施の形
態によれば、カラーフィルタ基板の着色層やオーバーコ
ート層に凹部を作製しないでも、絵素領域に凹部を設け
ることができる。
上に着色層410r、410gおよび410bが位置し、さらにこれ
ら着色層上に透光性導電膜470が位置する。そして、透
光性導電膜470は、絵素領域の中央部に対応する位置に
開口部470aを有している。本実施形態では、開口部470a
が凹部460として機能する。
いて各絵素領域400の中央部に対応する部分の光強度を
弱めながら、または遮光しながら透光性導電膜470を露
光・現像することで行う。
ら、本実施の形態4のPALC1において用いられるカラー
フィルタ基板14の製造方法を説明する。
5、例えば厚さ約0.7mmのガラス基板上に、それぞれ赤
色、緑色および青色を有する着色層410r、410gおよび41
0bを貼り付ける。これらの着色層410r、410gおよび410b
を貼り付ける方法は、実施の形態1〜3で説明した方法
で行うことができる。
410gおよび410bを覆って、透光性基板5上にスパッタ法
を用いて透光性導電膜465を設ける。さらに透光性導電
膜465上にポジ型のレジスト466を塗布する。その後、各
絵素領域400r、400gおよび400bの中央部に対応する位置
に開口部488aを有し、かつブラックストライプに対応す
る位置に開口部488bを有するホトマスク488を用いて、
レジスト466を露光する。開口部488aの大きさは、開口
部488aを介して露光されるレジスト466上の領域の大き
さが直径10μm以下となるように設計されている。
処理されたレジスト466を用いて透光性導電膜465をエッ
チングする。透光性導電膜465の厚さが100nmより厚くな
ると、透光性導電膜465のエッチング速度は面方向と厚
さ方向とで一般に異なる。このため、厚さが100nmより
厚いと、厚さ方向に孔が貫通する可能性が低い。たと
え、厚さ方向に孔が開いても、各絵素領域の面積の1/
100程度の小さな孔にしか至らないので、表示品位に
影響を及ぼさない程度である。例えば、孔は底面(透光
性基板5側)より上面の面積が大きく、断面形状が逆台
形あるいは逆三角形のものが形成できる。
られる透光性導電膜470を示している。透光性導電膜470
は、絵素領域400(400r、400gおよび400b)の中央部に
対応する位置に凹部460を有する。その後、実施の形態
1〜3で説明した方法によって、絵素領域400の間に対
応する領域に、レジスト壁450を形成して、カラーフィ
ルタ基板14が完成する。
さが100nm以上であることが好ましい。例えば、電極の
面抵抗が問題となる大型ディスプレイでは、面抵抗を低
く抑えるために電極の厚さを厚くしている。したがっ
て、大型ディスプレイにおける表示電極に凹部を形成す
れば、特に有効である。
は、壁で分割してもよい。
は、負の誘電率異方性を有する液晶材料(n型液晶材
料)なので、液晶材料と接する両面に液晶を立たせる垂
直性の配向膜を形成しなければならない。そのような配
向膜の材料として、例えば、JALS−204(日本合
成ゴム社製)を使用できる。
0の材料が好ましい。また、視角特性の観点から、d・
Δnが500nm以下となる値が好ましい。また、明る
さの観点からは、d・Δnが300以上が好ましい。な
お、dは基板間の距離であり、△nは、液晶層のリタデ
ーションである。
を光硬化性樹脂として、n型液晶材料に混合し、前駆体
混合物を得た。重合開始剤として、Irgacure6
51(チバガイギー杜製)を使用できる。前駆体混合物
は、光照射により相分離重合し、高分子領域と液晶領域
とを形成する。光硬化性樹脂は、液晶領域を包囲する高
分子領域を形成し、液晶分子の配向を固定する。
放電のための回路と液晶駆動用の回路を接続して、プラ
ズマを放電させた状態で液晶が少し動くような電圧を印
加した。プラズマスイッチ基板30側からUV光を照射す
ることで、液晶分子の配向を固定できる。
0aの間に設置することにより、偏光軸と45°方向の方
位角方向における視角特性が改善できる。
る液晶表示装置であるPALC1をさらに具体的に説明す
る。
排気用の穴が開けられた厚さが約2mmのガラス基板(透
光性基板)31と、ガラス基板31上に行状に設けられたア
ノード電極32aとカソード電極32dとを有する。アノード
電極32aおよびカソード電極32dは、ガラス基板31上にN
iペーストをスクリーン印刷法によって塗布し、その後
焼成することで作製する。さらに、アノード電極32a上
にガラスペーストを数回スクリーン印刷し、その後焼成
することで、約200μmの高さの隔壁33を形成した。隔壁
33を研磨することで高さを均一にした後、約50μmの厚
さを有する薄板ガラス35(誘電体層)を、その周辺部に
ガラスフリットを線状に塗布したうえで隔壁33上に貼り
合せた。これらを焼成して、排気口から、空気を10-6
Torr程度にまで排気した後に、数10Torrまで
希ガスを封入した。その後、実施の形態1において説明
した製造方法によって得られたカラーフィルタ基板11
に、信号書き込み用の電極として、ITOを用いてRGB
のうちの一つの色に対応する絵素領域100に対してスト
ライプ状に信号電極91(図15(b)および(c))を
形成した。ストライプ状の信号電極91が延びる方向と、
上記のチャネル部34が延びる領域とは直交する。
ドリルで2箇所穴を開け、液晶材料の注入孔とした。セ
ル厚を保持するためにスペーサ(不図示)を散布し、こ
のカラーフィルタ基板11のブラックマスク130(ブラッ
クストライプ)とプラズマスイッチ基板30の隔壁33とが
重なり合い、かつ、カラーフィルタ基板11のITO信号電
極とプラズマスイッチ基板30の隔壁33が直交するように
貼り合わせた。カラーフィルタ基板33に開けた2個所の
液晶注入孔から、カラーフィルタ基板11とプラズマスイ
ッチ基板30との間の空気を排気した。その後、液晶材料
と樹脂材料との前駆体混合物をカラーフィルタ基板11と
プラズマスイッチ基板30との間に注入し、そして封止材
料を用いて、上記2ヶ所の液晶注入孔を封止した。
Fの対応部に凹部を作る方法)ガラス基板(透光性基
板)5、例えば、厚さ0.7mmのOA2(日本電気硝子社
製)上に、ドライフィルムレジスト105r、例えばトラン
サーR(富士写真フィルム社製)、を加圧しながら、貼
り付けた。貼り付けの間、ガラス基板5は加熱した。次
いで、ドライフィルムレジスト105rのべースフィルムを
剥離した。赤色絵素となる各絵素領域100の周辺部に対
応する位置に遮光部181sを有し、絵素領域100の中心部
に対応する位置に減光部181dを有する減光マスク181を
通して、ドライフィルムレジスト105rにUV光を照射し
た。ドライフィルムレジスト上の遮光される領域の大き
さは、約10〜20μmφが好ましい。20μmφより大きい
と絵素領域の中心部に対応するドライフィルムレジスト
の部分が完全に抜けてしまい、さらに各画素共色抜けし
て、カラーフィルタとしての色純度が落ちてしまう。ま
た、ドライフィルムレジスト上の遮光される領域の大き
さが、10μmより小さいとトランサーRの限界解像度の
ため、絵素の中心部に何の変化も生じず、結果として凹
部が形成できない。さらに、改善する方法としては、画
素の中心部の遮光部を図3(a)〜(e)のように、1
〜5μmの遮光領域と透過領域を規則的または不規則的
に配列したパターンにすると、マスクのどの位置でも比
較的均一なUV光の照射パターンが得られるので、ガラ
ス基板の全体にわたって、均一な画素の中央部凹部を作
ることができる。この基板を現像液CD(富士写真フィ
ルム社製)で基板全面の補助層を除去、現像液PD(富
士写真フィルム社製)で基板の未露光部を除去、画素の
中央部の遮光部を厚み方向に一部除去して、凹部160が
作製された。さらに、リンス液SD(富士写真フィルム
社製)で未露光部を完全に除去した。この基板にUV光
を再度照射して、一定時間加熱した。同様にして、トラ
ンサーG、トランサーBを貼り付け、同様に露光、現像
して、中央部に凹部のある、R,G,Bに対応した絵素
領域100を作製した。
かまわない。
して形成された基板の着色層110r、110gおよび110bが形
成された側に、黒色のドライフィルムレジスト125とし
て、トランサーKR(富士写真社製)を加圧しながら、
貼り付けた。張り付けの間、基板は加熱しておく。ドラ
イフィルムレジスト125のべースフィルムを剥離、カッ
トして、ドライフィルムレジスト125が設けられた側と
は逆の側から、ガラス基板5にUV光を照射した。トラ
ンサーR、G、B(着色層110r、110gおよび110b)は、
UV吸収剤を含有するため、絵素領域100はUV光を透
過せず、絵素領域100間のトランサーKRにのみUV光
が当たる。次いで、トランサーKRを貼った側からパネ
ルの周辺部になる部分に図11のようなマスクパターン
でUV光を照射した。この基板を現像液CD(富士写真
フィルム社製)で基板全面の補助層を除去、現像液PD
(富士写真フィルム社製)を用いて、R、G、B画素部
を除去、リンス液SD(富士写真フィルム社製)で未露
光部を完全に除去した。さらに、UV光を照射後、一定
時間加熱した。以上のようにして、各画素の中央部に凹
部があるカラーフィルタ基板が作製できた。
を抜き、凹部を作る方法)ガラス基板(透光性基板)
5、例えば、厚さ0.7mmのOA2(日本電気硝子社製)
上に、ドライフィルムレジスト215、例えば顔料を含有
しない無色のトランサー(富士写真フィルム社製)を加
圧しながら、貼り付けた。張り付けの間、ガラス基板5
は加熱しておく。次いで、べースフィルムを剥離した。
各絵素領域のの周辺部と中心部とを遮光するためのホト
マスクを通して、UV光を照射した。ドライフィルムレ
ジスト215上の遮光される領域の大きさは、1つの絵素
領域の辺の長さの50%以下であって、かつ20μmφ
以上であることが好ましい。ドライフィルムレジストの
中央部の抜く部分が50%より大きい場合、軸中心を制
御する力が無くなってしまう。また、ドライフィルムレ
ジスト215上の遮光される領域の大きさが20μmφよ
り小さい場合、トランサーの解像度のため、画素の中心
部が抜けたり抜けなかったりして均一な一層目の段差が
できない。この基板を現像液CD(富士写真フィルム社
製)で基板全面の補助層を除去、現像液PD(富士写真
フィルム社製)で基板の未露光部を除去、リンス液SD
(富士写真フィルム社製)で未露光部を完全に除去し
た。画素の中央部が規則的に除去された図6に示す基板
を得た。さらに、この基板にUV光を再度照射して、一
定時間加熱した。この基板の上からトランサーR(富士
写真フィルム社製)を加圧しながら、貼り付けた。次い
で、べースフィルムを剥離した。赤色画素となる各画素
にマスクを通して、UV光を照射した。この基板を現像
液CD(富士写真フィルム社製)で基板全面の補助層を
除去、現像液PD(富士写真フィルム社製)で基板の未
露光部を除去、リンス液SD(富士写真フィルム社製)
で未露光部を完全に除去した。この基板にUV光を再度
照射して、一定時間加熱した。R画素が透明層の上に重
なって中央部に凹部のあるR画素ができた。同様にし
て、トランサーG、トランサーBを貼り付け、同様に露
光、現像して、中央部に凹部のあるR,G,B画素を作
製した。R,G,Bの貼り付ける順はどれが先でもかま
わない。
して形成された基板のR,G,B画素形成側に、基板を
加熱して、トランサーKR(富士写真社製)を加圧しな
がら、貼り付けた。べースフィルムを剥離、カットし
て、基板のトランサー貼り付けとは逆の側からUV光を
照射した。トランサーR、G、Bは、UV吸収剤を含有
するため、R,G,B画素部は、UV光が透過せず、
R,G,B画素間のトランサーKRにのみUV光が当た
る。次いで、トランサーKRを貼った側からパネルの周
辺部になる部分に図11のようなマスクパターンでUV
光を照射した。この基板を現像液CD(富士写真フィル
ム社製)で基板全面の補助層を除去、現像液PD(富士
写真フィルム社製)でR,G,B画素部を除去、リンス
液SD(富士写真フィルム社製)で未露光部を完全に除
去した。さらに、UV光を照射後、一定時間加熱した。
以上のようにして、各画素の中央部に凹部があるカラー
フィルタ基板が作製できた。
あるITOをスパッタで100nm積層した。これを同
一色画素方向にストライプパターン状に形成した。
で、高さ約3μmの壁をBM部分に作製した。
−204(日本合成ゴム社製)をカラーフィルタ基板と
プラズマスイッチ基板の両方に形成した。
ズマスイッチ基板は、一個所に排気用の穴を開けた厚み
が約2mmのガラスにNiペーストをスクリーン印刷に
よって、塗布、焼成して、アノード電極とカソード電極
を列状に設けた。アノード電極上にガラスペーストを数
回スクリーン印刷し、焼成して約200μmの高さの隔
壁を形成した。隔壁を研磨して、高さを均一にし、50
μmの厚みの薄板ガラスの周辺部にガラスフリットを線
状に塗布して、隔壁の上に貼り合せた。焼成して、排気
口から、空気を10-6Torr程度に排気し、数10T
orrまで希ガスを封入した。その薄板ガラスに垂直配
向膜112を塗布、焼成した。
ITOでRGB各画素に対応してストライプ状に信号電
極を形成した。液晶注入用に非表示部分にドリルで2個
所穴を開けた。セル厚を保持するためにミクロパール
6.0μmφ(積水化学社製)を散布し、信号電極方向
とプラズマ基板のリブ方向が対応し、直交するように貼
り合わせた。カラーフィルタ基板に開けた2個所の穴か
ら空気を排気し、前駆体混合物を注入、封止材料で封止
した。
4.0、Δn=0.08)に、光硬化性樹脂として、化
合物1を0.3wt%、重合開始剤Irgacure6
51を0.1wt%を混合した。液晶には、S811
(メルク社製)を6μmで90°捩れるように混合し
た。
マ放電のための回路と液晶駆動用の回路を接続して、プ
ラズマを放電させた状態で前駆体混合物に10V前後の
電圧を印加した。この状態を維持しながら、プラズマス
イッチ基板側からUV光(365nmの強度6mW/c
m2)を10分間照射して、液晶の配向を固定した。
をプラズマ放電させて、液晶に電圧をかけた状態で、偏
光顕微鏡下で偏光軸がクロスニコルの状態で観察した
(図13)。各RGB画素には、十時形に消光模様が入
り、かつ、その十時消光模様は、パネルを回転すると、
各画素の十時の中心の位置は変わらず、十時模様が回転
した。このことによって、液晶分子が十時を中心にして
軸対称状に配向しているのがわかった。さらに、各十時
の中心は、各画素に施した凹部の内部に入っていた。こ
の様子はパネル全体で観察された。CFの各画素に作製
した凹部が対称軸を制御できることが確認された。さら
に、各画素の凹部部分は、着色層の厚みは変わらないか
ら、Y値は各画素内で変わらないので、色品位の高いパ
ネルができた。
偏光軸が直交するように貼った。これを左右上下から観
察した。
外は、上記の実施例と同様にして、カラーフィルタ基板
及び液晶表示装置を作製した。
Cを観察した。図14に示したように、複数の絵素にお
ける軸位置はそれぞれ異り、観察者が液晶表示装置を傾
けて観察すると、各絵素ごとで、コントラストが変化す
る面積と変化しない面積とが異なった。液晶分子の配向
の軸位置のばらつきが、各画素(絵素)の明暗の差とな
って観察され、「ざらつき」のある表示となった。
示した。比較例において、軸が中心からずれた画素が発
生する確率は、31.4%と非常に高く、表示品質の低
い、結果となった。これに対し、実施例の液晶表示装置
においては、全ての画素において軸が中心に位置し、視
角を傾けても「ざらつき」のない、良好な表示が得られ
た。
基板の製造工程に簡単な工程を追加するだけで、高精度
な軸位置制御ができるので、わずかなコストの増加で
「ざらつき」の無い広視野角な液晶表示装置を提供する
ことができる。
イフィルムを用いることによって、カラーフィルタの膜
厚を正確に制御することが可能となるので、色抜けの無
い高品位のカラー液晶表示装置を提供することができ
る。
いられた、実施の形態1のカラーフィルタ基板を示す平
面図である。(b)および(c)は、上記カラーフィル
タ基板を有するプラズマアドレス液晶表示装置の断面図
である。
す図である。
す図である。
す図である。
す図である。
す図である。
す図である。
す図である。
す図である。
す図である。
す図である。
図である。
光マスクを透過する光の強度を表すグラフである。
光マスクを透過する光の強度を表すグラフである。
おいて用いれるカラーフィルタ基板を示す図である。
造方法を示す図である。
造方法を示す図である。
造方法を示す図である。
造方法を示す図である。
造方法を示す図である。
造方法を示す図である。
造方法を示す図である。
造方法を示す図である。
造方法を示す図である。
造方法を示す図である。
造方法を示す図である。
造方法を示す図である。
造方法を示す図である。
造方法を示す図である。
造方法を示す図である。
造方法を示す図である。
造方法を示す図である。
造方法を示す図である。
造方法を示す図である。
フィルタ基板を示す図である。
ーフィルタ基板の製造方法を示す図である。
マスクを示す図である。
いて形成されたブラックマスクを示す図である。
ラズマアドレス液晶表示装置の各絵素領域を、偏光顕微
鏡で観察した結果を示す模式図である。
アドレス液晶表示装置の各絵素領域を、偏光顕微鏡で観
察した結果を示す模式図である。
において用いれるカラーフィルタ基板を示す図である。
210b、310r、310g、310b、410r、
410g、410b 着色層 160、260、360、460 凹部
Claims (11)
- 【請求項1】 第1の基板と、該第1の基板に対向する
第2の基板と、該第1及び第2の基板間に挟持された液
晶層と有し、 該液晶層は高分子領域と、液晶分子が軸対称状に配向し
かつ該高分子領域に囲まれた液晶領域とを備え、 該第1の基板は該液晶層側に凹部を有するドライフィル
ムを有し、 該液晶領域における対称軸がほぼ該凹部を通りかつ該第
1の基板にほぼ垂直である、液晶表示装置。 - 【請求項2】 前記ドライフィルムは着色されたフィル
ムである、請求項1に記載の液晶表示装置。 - 【請求項3】 前記着色されたフィルムは、開口部を有
する無色のフィルム上に位置する、請求項2に記載の液
晶表示装置。 - 【請求項4】 前記ドライフィルムは無色のフィルムで
あり、該無色のフィルムは開口部を有し、該無色のフィ
ルムは着色されたフィルム上に位置する、請求項1に記
載の液晶表示装置。 - 【請求項5】 第1の基板と、該第1の基板に対向する
第2の基板と、該第1及び第2の基板間に挟持された液
晶層と有し、 該液晶層は高分子領域と、液晶分子が軸対称状に配向し
かつ該高分子領域に囲まれた液晶領域とを備え、 該第1の基板は該液晶層側に凹部を有する透明電極を有
し、 該液晶領域における対称軸がほぼ該凹部を通りかつ該第
1の基板にほぼ垂直である、液晶表示装置。 - 【請求項6】 前記第2の基板は、希ガスが封止された
チャネル部と、該チャネル部内に設けられたアノード電
極とカソード電極と、を有しており、 該アノード電極と該カソード電極との間に電圧を印加し
て該チャネル部内にプラズマ放電を発生させることで、
前記液晶領域に電位差を与える、請求項1または5に記
載の液晶表示装置。 - 【請求項7】 第1の基板にドライフィルムを設ける工
程と、 該ドライフィルムに凹部を設ける工程と、 該ドライフィルムの凹部を内側にして、第2の基板と対
向配設する工程と、 該第1及び第2の基板との間に、重合性材料と液晶材料
とを含む前駆体混合物を注入する工程と、 該前駆体混合物を相分離重合させることで、高分子領域
と、液晶分子が軸対称状に配向しかつ該高分子領域に囲
まれた液晶領域とを設ける工程と、 該相分離重合の間に、該液晶領域における対称軸がほぼ
該凹部を通りかつ該第1の基板にほぼ垂直になるように
制御する工程と、を包含した液晶表示装置の製造方法。 - 【請求項8】 前記ドライフィルムに凹部を設ける工程
は、着色されたドライフィルムの厚さ方向の一部を除去
する工程を包含する請求項7に記載の液晶表示装置の製
造方法。 - 【請求項9】 前記ドライフィルムに凹部を設ける工程
は、開口部を有する無色のドライフィルムを設ける工程
と、該無色のドライフィルム上に着色されたドライフィ
ルムを設ける工程とを包含する請求項7に記載の液晶表
示装置の製造方法。 - 【請求項10】 前記ドライフィルムに凹部を設ける工
程は、着色されたドライフィルムを設ける工程と、該着
色されたドライフィルム上に無色のドライフィルムを設
ける工程と、該無色のドライフィルム上に開口部を形成
する工程を包含する請求項7に記載の液晶表示装置の製
造方法。 - 【請求項11】 第1の基板に透明電極を設ける工程
と、 該透明電極に凹部を設ける工程と、 該透明電極の凹部を内側にして、第2の基板と対向配設
する工程と、 該第1及び第2の基板との間に、重合性材料と液晶材料
とを含む前駆体混合物を注入する工程と、 該前駆体混合物を相分離重合させることで、高分子領域
と、液晶分子が軸対称状に配向しかつ該高分子領域に囲
まれた液晶領域とを設ける工程と、 該相分離重合の間に、該液晶領域における対称軸がほぼ
該凹部を通りかつ該第1の基板にほぼ垂直になるように
制御する工程と、を包含した液晶表示装置の製造方法。
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