JPH11212497A - ドットマトリクス表示装置及び画像表示装置 - Google Patents
ドットマトリクス表示装置及び画像表示装置Info
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- JPH11212497A JPH11212497A JP1301998A JP1301998A JPH11212497A JP H11212497 A JPH11212497 A JP H11212497A JP 1301998 A JP1301998 A JP 1301998A JP 1301998 A JP1301998 A JP 1301998A JP H11212497 A JPH11212497 A JP H11212497A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 表示素子の表示画像に応じてフィルター効果
を任意に変えることができるドットマトリクス表示装置
及び画像表示装置を提供する。 【解決手段】 液晶表示素子13の表示面上に光学的ロ
ーパスフィルター1を設け、光学的ローパスフィルター
1のストライプ状に配線パターンされた第1の透明電極
2と、全面がパターニングされていない第2の透明電極
4への印加電圧を任意に選んで液晶層3の屈折率を変化
させることにより、液晶表示素子13の表示画像に応じ
て光学的ローパスフィルター1によるフィルター効果を
任意に変えることができるので、すべての表示画像に対
して高画質な表示を行うことができる。
を任意に変えることができるドットマトリクス表示装置
及び画像表示装置を提供する。 【解決手段】 液晶表示素子13の表示面上に光学的ロ
ーパスフィルター1を設け、光学的ローパスフィルター
1のストライプ状に配線パターンされた第1の透明電極
2と、全面がパターニングされていない第2の透明電極
4への印加電圧を任意に選んで液晶層3の屈折率を変化
させることにより、液晶表示素子13の表示画像に応じ
て光学的ローパスフィルター1によるフィルター効果を
任意に変えることができるので、すべての表示画像に対
して高画質な表示を行うことができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶素子等の表示
素子による表示画像に対してフィルター効果を有する回
折格子部材を備えたドットマトリクス表示装置及び画像
表示装置に関する。
素子による表示画像に対してフィルター効果を有する回
折格子部材を備えたドットマトリクス表示装置及び画像
表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、液晶表示素子等を用いた画像表示
装置では、液晶表示素子の画素周辺部にある光学変調制
御部の配線を遮光するブラックマトリクス面積が液晶表
示素子に占める割合が高くなっていた。このため、液晶
表示素子の表示画像を投影光学系を介して大型スクリー
ン等に拡大投影した場合、投影画像の粒状性が顕著にな
り、画質を劣化させるという問題点があった。
装置では、液晶表示素子の画素周辺部にある光学変調制
御部の配線を遮光するブラックマトリクス面積が液晶表
示素子に占める割合が高くなっていた。このため、液晶
表示素子の表示画像を投影光学系を介して大型スクリー
ン等に拡大投影した場合、投影画像の粒状性が顕著にな
り、画質を劣化させるという問題点があった。
【0003】このような問題点を改善するために、液晶
表示素子と投影光学系との間に回折格子(以下、光学的
ローパスフィルターという)を配置し、光学的ローパス
フィルターにより作られる液晶表示素子の画素虚像(各
次回折光)をブラックマトリクス部に重ねて投影し、見
かけ上、投影画像の粒状性を軽減する方法が知られてい
る。
表示素子と投影光学系との間に回折格子(以下、光学的
ローパスフィルターという)を配置し、光学的ローパス
フィルターにより作られる液晶表示素子の画素虚像(各
次回折光)をブラックマトリクス部に重ねて投影し、見
かけ上、投影画像の粒状性を軽減する方法が知られてい
る。
【0004】図15は、上記光学的ローパスフィルター
を備えた従来のドットマトリクス表示装置を示す概略断
面図である。この図において、10、16は互いに偏光
軸が直交する偏光板、11はカラーフィルター、12は
透明基板、13は光学変調素子被制御部(不図示)を含
む液晶表示素子、140は透明基板、100は回折格子
130と空気層120からなる光学的ローパスフィルタ
ーである。
を備えた従来のドットマトリクス表示装置を示す概略断
面図である。この図において、10、16は互いに偏光
軸が直交する偏光板、11はカラーフィルター、12は
透明基板、13は光学変調素子被制御部(不図示)を含
む液晶表示素子、140は透明基板、100は回折格子
130と空気層120からなる光学的ローパスフィルタ
ーである。
【0005】液晶表示素子13は、図中X軸方向に画素
が周期的(図では画素周期はX)に配置されており、1
周期(X)内にカラーフィルター11の各11R,11
G,11Bで色分離された各色光に対して、それぞれ変
調を行う絵素13R,13G,13Bを配列している。
なお、13Zは、液晶表示素子13内の配線部(不図
示)を遮光した非表示領域(以下、ブラックマトリクス
という)である。ここで、添字R、G、Bは、入射光
(白色光)Aをカラーフィルター11で色分離を行い、
得られた色光(赤(R)、緑(G)、青(B))に対応
している。
が周期的(図では画素周期はX)に配置されており、1
周期(X)内にカラーフィルター11の各11R,11
G,11Bで色分離された各色光に対して、それぞれ変
調を行う絵素13R,13G,13Bを配列している。
なお、13Zは、液晶表示素子13内の配線部(不図
示)を遮光した非表示領域(以下、ブラックマトリクス
という)である。ここで、添字R、G、Bは、入射光
(白色光)Aをカラーフィルター11で色分離を行い、
得られた色光(赤(R)、緑(G)、青(B))に対応
している。
【0006】光学的ローパスフィルター100は、ピッ
チP、厚みdの回折格子であり、光学的ローパスフィル
ター100への入射光Aは主に0次回折光、±1次回折
光に分離され、出射する。
チP、厚みdの回折格子であり、光学的ローパスフィル
ター100への入射光Aは主に0次回折光、±1次回折
光に分離され、出射する。
【0007】このように構成された画像表示装置では、
入射光(白色光)Aを装置光軸(Z軸)方向から入射さ
せると、偏光板10、カラーフィルター11により色偏
光として出射し、液晶表示素子13により各々の色光に
対応した光学変調を受けた後、各絵素13R,13G,
13Bごとに出射した色偏光は光学的ローパスフィルタ
ー100に入射する。
入射光(白色光)Aを装置光軸(Z軸)方向から入射さ
せると、偏光板10、カラーフィルター11により色偏
光として出射し、液晶表示素子13により各々の色光に
対応した光学変調を受けた後、各絵素13R,13G,
13Bごとに出射した色偏光は光学的ローパスフィルタ
ー100に入射する。
【0008】ここで、液晶表示素子13の絵素13Gを
出射した光束のみを考えた場合、0、±1次回折光に分
離し、光学的ローパスフィルター100の出射側から見
た場合に、絵素13Gの虚像13G(+1)、13G
(−1)をブラックマトリクス13Zに重なるように形
成する。このように構成することで、見かけ上投影画像
の粒状性を軽減することが可能になる。
出射した光束のみを考えた場合、0、±1次回折光に分
離し、光学的ローパスフィルター100の出射側から見
た場合に、絵素13Gの虚像13G(+1)、13G
(−1)をブラックマトリクス13Zに重なるように形
成する。このように構成することで、見かけ上投影画像
の粒状性を軽減することが可能になる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来のドットマトリクス表示装置では、液晶表示素子13
の表示画像によらず、光学的ローパスフィルター100
のフィルター効果が一定であるために、表示画像ごとに
フィルター効果を変えることができず、表示画像によっ
ては良好な表示を行うことができないという問題点があ
った。
来のドットマトリクス表示装置では、液晶表示素子13
の表示画像によらず、光学的ローパスフィルター100
のフィルター効果が一定であるために、表示画像ごとに
フィルター効果を変えることができず、表示画像によっ
ては良好な表示を行うことができないという問題点があ
った。
【0010】そこで本発明は、上記問題点を解決するた
めになされたものであり、表示素子の表示画像に応じて
フィルター効果を任意に変えることができるようにし
て、すべての表示画像に対して高画質な表示を行うこと
ができるドットマトリクス表示装置及び画像表示装置を
提供することを目的とする。
めになされたものであり、表示素子の表示画像に応じて
フィルター効果を任意に変えることができるようにし
て、すべての表示画像に対して高画質な表示を行うこと
ができるドットマトリクス表示装置及び画像表示装置を
提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、画素が周期的に配列されている表示素子
と、該表示素子の表示画像に対してフィルター効果を有
する回折格子とを備えたドットマトリクス表示装置にお
いて、前記回折格子は、透光性、電界指向性、及び屈折
率異方性を備えた光学変調素子からなり、該光学変調素
子は、電界印加によりその屈折率が所定の領域で選択的
に変化される、ことを特徴としている。
に、本発明は、画素が周期的に配列されている表示素子
と、該表示素子の表示画像に対してフィルター効果を有
する回折格子とを備えたドットマトリクス表示装置にお
いて、前記回折格子は、透光性、電界指向性、及び屈折
率異方性を備えた光学変調素子からなり、該光学変調素
子は、電界印加によりその屈折率が所定の領域で選択的
に変化される、ことを特徴としている。
【0012】また、前記光学変調素子は、互いに対向す
るように配置された一対の透明基板と、該一対の透明基
板にそれぞれ形成された透明電極と、前記一対の透明基
板の前記透明電極間に挟持された液晶とを有し、少なく
とも前記表示素子側に位置する一方の前記透明電極は所
定の配線パターンで形成されている、ことを特徴として
いる。
るように配置された一対の透明基板と、該一対の透明基
板にそれぞれ形成された透明電極と、前記一対の透明基
板の前記透明電極間に挟持された液晶とを有し、少なく
とも前記表示素子側に位置する一方の前記透明電極は所
定の配線パターンで形成されている、ことを特徴として
いる。
【0013】また、前記所定の配線パターンは所定ピッ
チの1次元ストライプであり、1次元ストライプ状に配
列された一方の前記透明電極のピッチP(μm)は、前
記表示素子の画素周期をX(μm)、前記表示素子の表
示面と前記光学変調素子間の距離をL(μm)、前記表
示素子への入射光の波長をλ(μm)とすると、 P≧λ/sinθ (ただし、θ=tan-1(X/
L)) を満たしている、ことを特徴としている。
チの1次元ストライプであり、1次元ストライプ状に配
列された一方の前記透明電極のピッチP(μm)は、前
記表示素子の画素周期をX(μm)、前記表示素子の表
示面と前記光学変調素子間の距離をL(μm)、前記表
示素子への入射光の波長をλ(μm)とすると、 P≧λ/sinθ (ただし、θ=tan-1(X/
L)) を満たしている、ことを特徴としている。
【0014】また、前記所定の配線パターンは所定ピッ
チの2次元格子であり、前記表示素子の任意の方向の画
素周期をX(μm)、前記表示素子の任意の方向に対し
て垂直な方向の画素周期をY(μm)、前記表示素子の
表示面と前記光学変調素子間の距離をL(μm)、前記
表示素子への入射光の波長をλ(μm)とすると、2次
元格子状に配列された一方の前記透明電極のピッチP
(X),P(Y)(μm)は、 P(X)≧λ/sinθ (ただし、θ=tan-1(X
/L)) P(Y)≧λ/sinθ (ただし、θ=tan-1(Y
/L)) を満たしている、ことを特徴としている。
チの2次元格子であり、前記表示素子の任意の方向の画
素周期をX(μm)、前記表示素子の任意の方向に対し
て垂直な方向の画素周期をY(μm)、前記表示素子の
表示面と前記光学変調素子間の距離をL(μm)、前記
表示素子への入射光の波長をλ(μm)とすると、2次
元格子状に配列された一方の前記透明電極のピッチP
(X),P(Y)(μm)は、 P(X)≧λ/sinθ (ただし、θ=tan-1(X
/L)) P(Y)≧λ/sinθ (ただし、θ=tan-1(Y
/L)) を満たしている、ことを特徴としている。
【0015】また、前記光学変調素子は、互いに対向す
るように配置された一対の透明基板と、該一対の透明基
板にそれぞれ形成された透明電極と、前記一対の透明基
板の前記透明電極間に挟持された液晶とを有し、前記表
示素子側に位置する一方の前記透明基板の前記液晶側及
びこの透明基板に設けた前記透明電極は所定パターンの
面形状に形成されている、ことを特徴としている。
るように配置された一対の透明基板と、該一対の透明基
板にそれぞれ形成された透明電極と、前記一対の透明基
板の前記透明電極間に挟持された液晶とを有し、前記表
示素子側に位置する一方の前記透明基板の前記液晶側及
びこの透明基板に設けた前記透明電極は所定パターンの
面形状に形成されている、ことを特徴としている。
【0016】また、前記所定パターンの面形状は所定ピ
ッチの1次元パターンであり、面形状が1次元パターン
の一方の前記透明電極のピッチP(μm)は、前記表示
素子の画素周期をX(μm)、前記表示素子の表示面と
前記光学変調素子間の距離をL(μm)、前記表示素子
への入射光の波長をλ(μm)とすると、 P≧λ/sinθ (ただし、θ=tan-1(X/
L)) を満たしている、ことを特徴としている。
ッチの1次元パターンであり、面形状が1次元パターン
の一方の前記透明電極のピッチP(μm)は、前記表示
素子の画素周期をX(μm)、前記表示素子の表示面と
前記光学変調素子間の距離をL(μm)、前記表示素子
への入射光の波長をλ(μm)とすると、 P≧λ/sinθ (ただし、θ=tan-1(X/
L)) を満たしている、ことを特徴としている。
【0017】また、前記所定パターンの面形状は所定ピ
ッチの2次元パターンであり、前記表示素子の任意の方
向の画素周期をX(μm)、前記表示素子の任意の方向
に対して垂直な方向の画素周期をY(μm)、前記表示
素子の表示面と前記光学変調素子間の距離をL(μ
m)、前記表示素子への入射光の波長をλ(μm)とす
ると、2次元パターンの一方の前記透明電極のピッチP
(X),P(Y)(μm)は、 P(X)≧λ/sinθ (ただし、θ=tan-1(X
/L)) P(Y)≧λ/sinθ (ただし、θ=tan-1(Y
/L)) を満たしている、ことを特徴としている。
ッチの2次元パターンであり、前記表示素子の任意の方
向の画素周期をX(μm)、前記表示素子の任意の方向
に対して垂直な方向の画素周期をY(μm)、前記表示
素子の表示面と前記光学変調素子間の距離をL(μ
m)、前記表示素子への入射光の波長をλ(μm)とす
ると、2次元パターンの一方の前記透明電極のピッチP
(X),P(Y)(μm)は、 P(X)≧λ/sinθ (ただし、θ=tan-1(X
/L)) P(Y)≧λ/sinθ (ただし、θ=tan-1(Y
/L)) を満たしている、ことを特徴としている。
【0018】また、前記所定パターンの面形状は正弦波
形状である、ことを特徴としている。
形状である、ことを特徴としている。
【0019】また、前記所定パターンの面形状は凹凸形
状である、ことを特徴としている。
状である、ことを特徴としている。
【0020】また、前記所定パターンの面形状は三角波
形状である、ことを特徴としている。
形状である、ことを特徴としている。
【0021】また、前記表示素子は液晶表示素子であ
る、ことを特徴としている。
る、ことを特徴としている。
【0022】また、前記液晶は、ネマチック液晶または
スメクチック液晶である、ことを特徴としている。
スメクチック液晶である、ことを特徴としている。
【0023】また、前記透明電極への印加電圧が任意の
値に設定自在である、ことを特徴としている。
値に設定自在である、ことを特徴としている。
【0024】また、前記透明電極へ印加する電圧が、前
記表示素子の任意の領域に応じて独立して印加自在であ
る、ことを特徴としている。
記表示素子の任意の領域に応じて独立して印加自在であ
る、ことを特徴としている。
【0025】また、前記表示素子側と反対側に位置する
他方の前記透明電極は、全面がパターンニングされてい
ない又はストライプ状に配列されている、ことを特徴と
している。
他方の前記透明電極は、全面がパターンニングされてい
ない又はストライプ状に配列されている、ことを特徴と
している。
【0026】また、本発明に係る画像表示装置は、光源
と、投影光学系と、前記光源と前記投影光学系間に配置
される、請求項1乃至15のいずれか1項記載のドット
マトリクス表示装置と、を備えた、ことを特徴としてい
る。
と、投影光学系と、前記光源と前記投影光学系間に配置
される、請求項1乃至15のいずれか1項記載のドット
マトリクス表示装置と、を備えた、ことを特徴としてい
る。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態について説明する。
施の形態について説明する。
【0028】〈実施の形態1〉図1は、本実施の形態に
係るドットマトリクス表示装置を示す概略断面図であ
る。なお、図15に示した従来例と同一部材には同一符
号を付し、重複する説明は省略する。
係るドットマトリクス表示装置を示す概略断面図であ
る。なお、図15に示した従来例と同一部材には同一符
号を付し、重複する説明は省略する。
【0029】この図において、1は光学変調素子である
光学的ローパスフィルター、10、16は互いに偏光軸
が直交する偏光板、11はカラーフィルター、12は透
明基板、13は光学変調素子被制御部(不図示)を含む
液晶表示素子である。
光学的ローパスフィルター、10、16は互いに偏光軸
が直交する偏光板、11はカラーフィルター、12は透
明基板、13は光学変調素子被制御部(不図示)を含む
液晶表示素子である。
【0030】液晶表示素子13は、図中X軸方向に画素
が周期的(図では画素周期はX)に配置しており、1周
期(X)内にカラーフィルター11R,1lG,1lB
で色分離された各色光に対してそれぞれ変調を行う絵素
13R,13G,13Bが配列されている。13Zはブ
ラックマトリクスである。
が周期的(図では画素周期はX)に配置しており、1周
期(X)内にカラーフィルター11R,1lG,1lB
で色分離された各色光に対してそれぞれ変調を行う絵素
13R,13G,13Bが配列されている。13Zはブ
ラックマトリクスである。
【0031】光学的ローパスフィルター1は、図1、
2、3に示すように、相対向するように配置された一対
の第1と第2の透明基板14、15を備えており、この
第1と第2の透明基板14、15はシール材(不図示)
によって貼り合わされて、その内部隙間にはネマチック
液晶層(以下、液晶層という)3が挟持されている。な
お、液晶層3にネマチック液晶の代わりにスメチック液
晶を用いてもよい。
2、3に示すように、相対向するように配置された一対
の第1と第2の透明基板14、15を備えており、この
第1と第2の透明基板14、15はシール材(不図示)
によって貼り合わされて、その内部隙間にはネマチック
液晶層(以下、液晶層という)3が挟持されている。な
お、液晶層3にネマチック液晶の代わりにスメチック液
晶を用いてもよい。
【0032】第1と第2の透明基板14、15の内表面
には、それぞれITO膜等の第1と第2の透明電極2、
4と配向膜(不図示)等が形成されている。第1の透明
電極2は、図中のY軸方向にストライプ状に配線パター
ニングされており、第2の透明電極4は全面がパターニ
ングされていない。
には、それぞれITO膜等の第1と第2の透明電極2、
4と配向膜(不図示)等が形成されている。第1の透明
電極2は、図中のY軸方向にストライプ状に配線パター
ニングされており、第2の透明電極4は全面がパターニ
ングされていない。
【0033】第1、第2の透明電極2、4に電圧を印加
していない場合には、図2に示すように液晶層3の液晶
分子3aは、第1と第2の透明基板14、15と平行方
向(図中のX軸方向)に配向された状態となっている。
よって、第1、第2の透明電極2、4に電圧が印加され
ていない場合には、光学的ローパスフィルター1への入
射光Aに対して、液晶層3の主屈折率は1.7近傍とな
り、光学的ローパスフィルター1は入射光Aを素透しす
る。
していない場合には、図2に示すように液晶層3の液晶
分子3aは、第1と第2の透明基板14、15と平行方
向(図中のX軸方向)に配向された状態となっている。
よって、第1、第2の透明電極2、4に電圧が印加され
ていない場合には、光学的ローパスフィルター1への入
射光Aに対して、液晶層3の主屈折率は1.7近傍とな
り、光学的ローパスフィルター1は入射光Aを素透しす
る。
【0034】一方、第1、第2の透明電極2、4に電圧
を印加した場合には、図3に示すように第1、第2の透
明電極2、4に挟まれた部分の液晶層3の主屈折率は
1.5近傍、それ以外の部分の液晶層3の主屈折率は
1.7近傍となり、光学的ローパスフィルター1はピッ
チP、厚みdの凹凸型回折格子の役割を果たす。よっ
て、光学的ローパスフィルター1への入射光Aは、主に
0次回折光、±1次回折光に分離され、出射する。
を印加した場合には、図3に示すように第1、第2の透
明電極2、4に挟まれた部分の液晶層3の主屈折率は
1.5近傍、それ以外の部分の液晶層3の主屈折率は
1.7近傍となり、光学的ローパスフィルター1はピッ
チP、厚みdの凹凸型回折格子の役割を果たす。よっ
て、光学的ローパスフィルター1への入射光Aは、主に
0次回折光、±1次回折光に分離され、出射する。
【0035】偏光板16の偏光軸と液晶表示素子13の
分子配光方向を図中のx軸に沿うように構成すると、第
1、第2の透明電極2、4に電圧を印加した時(図3の
場合)、第1の透明電極2のある領域とない領域の液晶
素子3の屈折率差を最も大きくすることができる。
分子配光方向を図中のx軸に沿うように構成すると、第
1、第2の透明電極2、4に電圧を印加した時(図3の
場合)、第1の透明電極2のある領域とない領域の液晶
素子3の屈折率差を最も大きくすることができる。
【0036】なお、本実施の形態では、偏光板16を光
学的ローパスフィルター1の出射側に設けたが、液晶表
示素子13と光学的ローパスフィルター1との間に配置
してもよい。
学的ローパスフィルター1の出射側に設けたが、液晶表
示素子13と光学的ローパスフィルター1との間に配置
してもよい。
【0037】次に、上述したドットマトリクス表示装置
の作用について説明する。
の作用について説明する。
【0038】入射光(白色光)Aを装置光軸(図中のZ
軸)方向から入射させると、偏光板10、カラーフィル
ター11によって色偏光として出射し、液晶表示素子1
3により各々の色光に対応した光学変調を受けた後、各
絵素13R,13G,13Bごとの色偏光は光学的ロー
パスフィルター1に入射する。
軸)方向から入射させると、偏光板10、カラーフィル
ター11によって色偏光として出射し、液晶表示素子1
3により各々の色光に対応した光学変調を受けた後、各
絵素13R,13G,13Bごとの色偏光は光学的ロー
パスフィルター1に入射する。
【0039】ここで、絵素13Gを出射した光束のみを
考えた場合、液晶層3に電界印加時に0、±1次回折光
に分離し、光学的ローパスフィルター1の出射側から見
た場合、図4に示すように、絵素13Gの虚像13G
(+1)、13G(−1)を形成する。この時、回折格
子である光学的ローパスフィルター1のピッチP(μ
m)は、 P=λ/sinθ …(1) を満たしている。ただし、θ=tan-1(S/L)であ
る。
考えた場合、液晶層3に電界印加時に0、±1次回折光
に分離し、光学的ローパスフィルター1の出射側から見
た場合、図4に示すように、絵素13Gの虚像13G
(+1)、13G(−1)を形成する。この時、回折格
子である光学的ローパスフィルター1のピッチP(μ
m)は、 P=λ/sinθ …(1) を満たしている。ただし、θ=tan-1(S/L)であ
る。
【0040】ここで、Sは絵素13Gと絵素13Gの虚
像13G(+1)の中心を結んだX軸方向の距離(μ
m)、Lは第1の透明基板14の光軸(Z軸)方向の光
学的距離(μm)、λは入射光(白色光)Aの波長(例
えば550nm)である。
像13G(+1)の中心を結んだX軸方向の距離(μ
m)、Lは第1の透明基板14の光軸(Z軸)方向の光
学的距離(μm)、λは入射光(白色光)Aの波長(例
えば550nm)である。
【0041】なお、上記Sは液晶表示素子13の画素
(絵素13R,13G,13B)周期Xと同じか小さく
して、ブラックマトリクス13Zが目立ちにくい程度の
大きさで設定している。即ち、 P≧λ/sinθ …(2) を満たしてる。ただし、θ=tan-1(X/L)であ
る。
(絵素13R,13G,13B)周期Xと同じか小さく
して、ブラックマトリクス13Zが目立ちにくい程度の
大きさで設定している。即ち、 P≧λ/sinθ …(2) を満たしてる。ただし、θ=tan-1(X/L)であ
る。
【0042】このように、本実施の形態では、ブラック
マトリクス(絵素13R,13G,13B以外の領域)
13Zは虚像で一部埋められることにより、液晶表示素
子13の表示画像を観察した場合、ブラックマトリクス
13Zが目立ちにくい良好な画像を観察できる。
マトリクス(絵素13R,13G,13B以外の領域)
13Zは虚像で一部埋められることにより、液晶表示素
子13の表示画像を観察した場合、ブラックマトリクス
13Zが目立ちにくい良好な画像を観察できる。
【0043】次に、光学的ローパスフィルター1の第1
と第2の透明電極2、4への印加電圧を0から徐々に最
大値まで可変にした場合を考える。
と第2の透明電極2、4への印加電圧を0から徐々に最
大値まで可変にした場合を考える。
【0044】この場合、第1の透明電極2の有無で決ま
る液晶素子3の屈折率の異なる領域間の入射偏光に対す
る屈折率差は徐々に大きくなり、±1次回折光の強度が
0次回折光の強度と比べて大きくなって、光学的ローパ
スフィルター1の効果が大きくなっていく。つまり、光
学的ローパスフィルター1のフィルター効果を液晶層3
への印加電圧を任意に選ぶことで可変にすることが可能
となる。
る液晶素子3の屈折率の異なる領域間の入射偏光に対す
る屈折率差は徐々に大きくなり、±1次回折光の強度が
0次回折光の強度と比べて大きくなって、光学的ローパ
スフィルター1の効果が大きくなっていく。つまり、光
学的ローパスフィルター1のフィルター効果を液晶層3
への印加電圧を任意に選ぶことで可変にすることが可能
となる。
【0045】このように、本実施の形態では、液晶表示
素子13の表示画像に応じて光学的ローパスフィルター
1によるフィルター効果を任意に変えることが可能であ
り、すべての表示画像に対して高画質な表示を行うこと
ができる。
素子13の表示画像に応じて光学的ローパスフィルター
1によるフィルター効果を任意に変えることが可能であ
り、すべての表示画像に対して高画質な表示を行うこと
ができる。
【0046】また、液晶表示素子13の絵素13R,1
3G,13Bと、光学的ローパスフィルター1のXY面
内の厳密な位置合わせ、及び従来例のように透明基板表
面に微細加工が不要なため、安価な装置の提供が可能に
なる。
3G,13Bと、光学的ローパスフィルター1のXY面
内の厳密な位置合わせ、及び従来例のように透明基板表
面に微細加工が不要なため、安価な装置の提供が可能に
なる。
【0047】また、第2の透明電極4をパターニングし
ていないので、第1の透明電極2を有する透明基板14
と、第2の透明電極4を有する透明基板15のXY面内
の位置合わせは比較的容易にできることから、安価な装
置の提供が可能になる。ただし、第1と第2の透明電極
2、4の厚みは、液晶層3に対して充分小さいことか
ら、第1の透明電極2の有無による光軸(Z軸)方向の
光路長差は、ここでは無視できるものとする。
ていないので、第1の透明電極2を有する透明基板14
と、第2の透明電極4を有する透明基板15のXY面内
の位置合わせは比較的容易にできることから、安価な装
置の提供が可能になる。ただし、第1と第2の透明電極
2、4の厚みは、液晶層3に対して充分小さいことか
ら、第1の透明電極2の有無による光軸(Z軸)方向の
光路長差は、ここでは無視できるものとする。
【0048】ただし、本実施の形態では、第2の透明電
極4にパターニングを行っていないが、第1の透明電極
2同様のパターニングを行っても構わない。この場合
は、第1と第2の透明電極2、4を同一部品として生産
管理可能となるため、安価な装置の提供が可能になる。
極4にパターニングを行っていないが、第1の透明電極
2同様のパターニングを行っても構わない。この場合
は、第1と第2の透明電極2、4を同一部品として生産
管理可能となるため、安価な装置の提供が可能になる。
【0049】〈実施の形態2〉本実施の形態では、上述
した光学的ローパスフィルター1の第1の透明電極2の
配線パターンを2次元マトリクス状にしたもので、他の
構成及び作用は図1に示した実施の形態1と同様であ
り、本実施の形態ではその説明は省略する。
した光学的ローパスフィルター1の第1の透明電極2の
配線パターンを2次元マトリクス状にしたもので、他の
構成及び作用は図1に示した実施の形態1と同様であ
り、本実施の形態ではその説明は省略する。
【0050】第1の透明電極2のパターンを2次元マト
リクス状とすることにより、図5に示すようにある一つ
の絵素(図では絵素13G)の±1次回折光は、図中の
X、Y軸方向にそれぞれ生じる。他の絵素の場合も同様
である。
リクス状とすることにより、図5に示すようにある一つ
の絵素(図では絵素13G)の±1次回折光は、図中の
X、Y軸方向にそれぞれ生じる。他の絵素の場合も同様
である。
【0051】本実施の形態では、液晶表示素子13のX
軸方向の画素周期をX(μm)、Y軸方向の画素周期を
Y(μm)、液晶表示素子13の表示面と光学的ローパ
スフィルター1間の距離をL(μm)、液晶表示素子1
3への入射光の波長をλ(μm)とすると、第1の透明
電極2のピッチP(X),P(Y)(μm)は、 P(X)≧λ/sinθ (ただし、θ=tan-1(X/L)) …(3) P(Y)≧λ/sinθ (ただし、θ=tan-1(Y/L)) …(4) を満たしている。
軸方向の画素周期をX(μm)、Y軸方向の画素周期を
Y(μm)、液晶表示素子13の表示面と光学的ローパ
スフィルター1間の距離をL(μm)、液晶表示素子1
3への入射光の波長をλ(μm)とすると、第1の透明
電極2のピッチP(X),P(Y)(μm)は、 P(X)≧λ/sinθ (ただし、θ=tan-1(X/L)) …(3) P(Y)≧λ/sinθ (ただし、θ=tan-1(Y/L)) …(4) を満たしている。
【0052】よって、図5に示すように、ブラックマト
リクス(絵素RGB以外の領域)は虚像で大部分が埋め
られ、液晶表示素子13の表示画像を観察した場合、実
施の形態1と同様にブラックマトリクス13Zが目立ち
にくい良好な画像を観察できる。ブラックマトリクスが
目立ちにくい良好な画像を観察できる。
リクス(絵素RGB以外の領域)は虚像で大部分が埋め
られ、液晶表示素子13の表示画像を観察した場合、実
施の形態1と同様にブラックマトリクス13Zが目立ち
にくい良好な画像を観察できる。ブラックマトリクスが
目立ちにくい良好な画像を観察できる。
【0053】〈実施の形態3〉本実施の形態では、図6
に示すように光学的ローパスフィルター30は、第1の
透明電極32を備えた第1の透明基板34と第2の透明
電極4を備えた第2の透明基板15に挟持された液晶素
子3とで構成されている。第1の透明基板34は液晶素
子3に対して液晶表示素子(不図示)側に配置され、液
晶素子3側に面した面形状が一次元パターンの正弦波形
状に形成されており、第1の透明電極32も第1の透明
基板34の面形状にならって形成されている。また、第
1の透明基板34の主屈折率は1.5近傍である。他の
構成及び作用は図1に示した実施の形態1と同様であ
り、本実施の形態ではその説明は省略する。
に示すように光学的ローパスフィルター30は、第1の
透明電極32を備えた第1の透明基板34と第2の透明
電極4を備えた第2の透明基板15に挟持された液晶素
子3とで構成されている。第1の透明基板34は液晶素
子3に対して液晶表示素子(不図示)側に配置され、液
晶素子3側に面した面形状が一次元パターンの正弦波形
状に形成されており、第1の透明電極32も第1の透明
基板34の面形状にならって形成されている。また、第
1の透明基板34の主屈折率は1.5近傍である。他の
構成及び作用は図1に示した実施の形態1と同様であ
り、本実施の形態ではその説明は省略する。
【0054】本実施の形態では、第1、2の透明電極3
2、4に印加される電界を0から徐々に上げていくと、
光学的ローパスフィルター30への入射偏光Aに対する
液晶層3の主屈折率は1.7近傍から1.5近傍に徐々
に変化し、フィルター効果を軽減させていく。なお、図
6は、液晶層3に電界が印加されてフィルター効果が完
全になくなった状態を示している。
2、4に印加される電界を0から徐々に上げていくと、
光学的ローパスフィルター30への入射偏光Aに対する
液晶層3の主屈折率は1.7近傍から1.5近傍に徐々
に変化し、フィルター効果を軽減させていく。なお、図
6は、液晶層3に電界が印加されてフィルター効果が完
全になくなった状態を示している。
【0055】光学的ローパスフィルター30はピッチ
P、厚みdの凹凸型回折格子の役割を果たし、ピッチP
は上記式(2)を満たしている。
P、厚みdの凹凸型回折格子の役割を果たし、ピッチP
は上記式(2)を満たしている。
【0056】このように、本実施の形態においても、実
施の形態1と同様に液晶表示素子13の表示画像に応じ
て光学的ローパスフィルター30によるフィルター効果
を任意に変えることが可能であり、すべての表示画像に
対して高画質な表示を行うことができる。
施の形態1と同様に液晶表示素子13の表示画像に応じ
て光学的ローパスフィルター30によるフィルター効果
を任意に変えることが可能であり、すべての表示画像に
対して高画質な表示を行うことができる。
【0057】また、本実施の形態では、図7に示すよう
な一次元パターンの凹凸型形状の第1の透明基板44及
び第1の透明電極42を備えた光学的ローパスフィルタ
ー40や、図8に示すような一次元パターンの三角波形
状の第1の透明基板54及び第1の透明電極52を備え
た光学的ローパスフィルター50の場合でも、まったく
同様の効果を得ることができる。なお、他の構成は図6
と同様である。ただし、本実施の形態では、図6の正弦
波形状の第1の透明基板34及び第1の透明電極32と
した場合が、最も高い回折効率を得ることができる。
な一次元パターンの凹凸型形状の第1の透明基板44及
び第1の透明電極42を備えた光学的ローパスフィルタ
ー40や、図8に示すような一次元パターンの三角波形
状の第1の透明基板54及び第1の透明電極52を備え
た光学的ローパスフィルター50の場合でも、まったく
同様の効果を得ることができる。なお、他の構成は図6
と同様である。ただし、本実施の形態では、図6の正弦
波形状の第1の透明基板34及び第1の透明電極32と
した場合が、最も高い回折効率を得ることができる。
【0058】また、上述した光学的ローパスフィルター
1の第1の透明電極32の液晶素子3側に面した面形状
が2次元パターンの形状(上述した正弦波形状、凹凸型
形状、三角波形状)にしてもよい。この場合の光学的ロ
ーパスフィルターのピッチPは、上記式(3)、(4)
を満たしている。
1の第1の透明電極32の液晶素子3側に面した面形状
が2次元パターンの形状(上述した正弦波形状、凹凸型
形状、三角波形状)にしてもよい。この場合の光学的ロ
ーパスフィルターのピッチPは、上記式(3)、(4)
を満たしている。
【0059】〈実施の形態4〉図9は、本実施の形態に
係るドットマトリクス表示装置を備えた画像表示装置を
示す概略構成図である。
係るドットマトリクス表示装置を備えた画像表示装置を
示す概略構成図である。
【0060】この図において、60は上述した各実施の
形態で述べたドットマトリクス表示装置であり、いずれ
を用いてもよい。このドットマトリクス表示装置60に
は、前記第1、2の透明電極に印加する電圧を外部から
制御する入力装置67が接続されている。
形態で述べたドットマトリクス表示装置であり、いずれ
を用いてもよい。このドットマトリクス表示装置60に
は、前記第1、2の透明電極に印加する電圧を外部から
制御する入力装置67が接続されている。
【0061】この画像表示装置は、白色光源61から出
射した光は放物反射鏡62で略平行光となってドットマ
トリクス表示装置60に入射する。そして、上述したド
ットマトリクス表示装置60で得られる表示画像は、コ
ンデンサレンズ63、投射レンズ64を介してスクリー
ン66に投影される。
射した光は放物反射鏡62で略平行光となってドットマ
トリクス表示装置60に入射する。そして、上述したド
ットマトリクス表示装置60で得られる表示画像は、コ
ンデンサレンズ63、投射レンズ64を介してスクリー
ン66に投影される。
【0062】そして、本実施の形態では、スクリーン6
6の表示画像を鑑賞しながら、入力装置67を鑑賞者等
が操作してドットマトリクス表示装置60の光学的ロー
パスフィルターの第1、2の透明電極ヘの印加電圧を変
えることで、表示画像しいては鑑賞者の嗜好に適した光
学的ローパスフィルターの効果を引き出すことが可能と
なる。
6の表示画像を鑑賞しながら、入力装置67を鑑賞者等
が操作してドットマトリクス表示装置60の光学的ロー
パスフィルターの第1、2の透明電極ヘの印加電圧を変
えることで、表示画像しいては鑑賞者の嗜好に適した光
学的ローパスフィルターの効果を引き出すことが可能と
なる。
【0063】また、本実施の形態では、外部から印加電
圧を制御する入力装置67を鑑賞者自身による操作とし
たが、これ以外にも画像表示装置で自動的に光学的ロー
パスフィルターの第1、2の透明電極ヘの印加電圧を変
えるようにしてもよい。この場合、表示画像信号が画像
の種類(例えば、文字放送、映画、ゲーム等)を識別で
きる情報を常に保有していることが望ましい。
圧を制御する入力装置67を鑑賞者自身による操作とし
たが、これ以外にも画像表示装置で自動的に光学的ロー
パスフィルターの第1、2の透明電極ヘの印加電圧を変
えるようにしてもよい。この場合、表示画像信号が画像
の種類(例えば、文字放送、映画、ゲーム等)を識別で
きる情報を常に保有していることが望ましい。
【0064】〈実施の形態5〉本実施の形態では、図1
0に示すように、実施の形態4で述べた画像表示装置の
ドットマトリクス表示装置60に制御装置68が接続さ
れている。制御装置68は、ドットマトリクス表示装置
60の光学的ローパスフィルターの第1、2の透明電極
に対して、それぞれ任意の領域で独立して電圧印加を行
うことができる。ドットマトリクス表示装置60は上述
した各実施の形態で述べたドットマトリクス表示装置で
ある。
0に示すように、実施の形態4で述べた画像表示装置の
ドットマトリクス表示装置60に制御装置68が接続さ
れている。制御装置68は、ドットマトリクス表示装置
60の光学的ローパスフィルターの第1、2の透明電極
に対して、それぞれ任意の領域で独立して電圧印加を行
うことができる。ドットマトリクス表示装置60は上述
した各実施の形態で述べたドットマトリクス表示装置で
ある。
【0065】図11、12、13は、本実施の形態にお
ける画像表示装置による表示画像A、Bをスクリーン6
6にそれぞれ表示した図である。
ける画像表示装置による表示画像A、Bをスクリーン6
6にそれぞれ表示した図である。
【0066】図11において、B部は映画画面、A部は
映画の字幕表示部である。このような異なる種類の画像
が混在する表示に、適切な光学的ローパスフィルター効
果を得るために、本実施の形態では、ドットマトリクス
表示装置60の光学的ローパスフィルターを2領域で独
立に第1、第2の透明電極への電圧印加を制御装置68
で制御する。つまり、A部に相当する領域での光学的ロ
ーパスフィルターによるフィルター効果をゼロ、B部に
相当する領域での光学的ローパスフィルターによるフィ
ルター効果を最大にすることで字幕等文字のぼけを無く
し、映画画面の粒状性を減少させることができる。
映画の字幕表示部である。このような異なる種類の画像
が混在する表示に、適切な光学的ローパスフィルター効
果を得るために、本実施の形態では、ドットマトリクス
表示装置60の光学的ローパスフィルターを2領域で独
立に第1、第2の透明電極への電圧印加を制御装置68
で制御する。つまり、A部に相当する領域での光学的ロ
ーパスフィルターによるフィルター効果をゼロ、B部に
相当する領域での光学的ローパスフィルターによるフィ
ルター効果を最大にすることで字幕等文字のぼけを無く
し、映画画面の粒状性を減少させることができる。
【0067】図12は、2画面TV等の画面をモデル化
したもので、A部はニース等の文字放送画面、B部は通
常のTV画面とする。同様に、図13は、パソコン画面
をモデル化したもので、A部はワープロ等の文字画面、
B部はTV会議等の映像画面とする。これらも図11の
場合と同様に光学的ローパスフィルターのA、B部に相
当する領域のフィルター効果を、第1、第2の透明電極
への電圧印加を制御装置68で可変にすることで、表示
画面全域で良好な画像表示を得ることができる。
したもので、A部はニース等の文字放送画面、B部は通
常のTV画面とする。同様に、図13は、パソコン画面
をモデル化したもので、A部はワープロ等の文字画面、
B部はTV会議等の映像画面とする。これらも図11の
場合と同様に光学的ローパスフィルターのA、B部に相
当する領域のフィルター効果を、第1、第2の透明電極
への電圧印加を制御装置68で可変にすることで、表示
画面全域で良好な画像表示を得ることができる。
【0068】なお、本実施の形態ではドットマトリクス
表示装置60の光学的ローパスフィルターを2領域
(A、B部)に分割したが、光学的ローパスフィルター
の領域分割数は2つに限らず3つ以上でもよい。
表示装置60の光学的ローパスフィルターを2領域
(A、B部)に分割したが、光学的ローパスフィルター
の領域分割数は2つに限らず3つ以上でもよい。
【0069】〈実施の形態6〉本実施の形態のドットマ
トリクス表示装置では、図14に示すように、光学的ロ
ーパスフィルター70の第2の透明電極74を図中のX
軸方向にストライプ状に形成して、第1、2の透明電極
2、74ともに各ライン毎に独立に電圧を印加できるよ
うにした。つまり、第2の透明電極74のストライプ1
本分に対応する光学的ローパスフィルターを1単位とし
て、その光学的ローパスフィルターがY軸方向に複数単
位、隣接配置しているものとする。他の構成及び作用は
図1に示した実施の形態1と同様であり、本実施の形態
ではその説明は省略する。
トリクス表示装置では、図14に示すように、光学的ロ
ーパスフィルター70の第2の透明電極74を図中のX
軸方向にストライプ状に形成して、第1、2の透明電極
2、74ともに各ライン毎に独立に電圧を印加できるよ
うにした。つまり、第2の透明電極74のストライプ1
本分に対応する光学的ローパスフィルターを1単位とし
て、その光学的ローパスフィルターがY軸方向に複数単
位、隣接配置しているものとする。他の構成及び作用は
図1に示した実施の形態1と同様であり、本実施の形態
ではその説明は省略する。
【0070】また、本実施の形態では、このドットマト
リクス表示装置を備えた上記実施の形態5に示すような
画像表示装置にスクリーン上サーフェースタッチパネル
(不図示)を設け、スクリーンを分割する領域位置およ
び範囲を任意に鑑賞者が選択できるようにしてもよい。
この選択された領域は電気信号として、光学的ローパス
フィルター70の第1、2の透明電極2、74の対応す
るラインに伝達され、第1、第2の透明電極2、74が
スイッチとなってスクリーン上の指定した領域に対応す
る光学的ローパスフィルター領域で、フィルターを独立
に駆動することが可能となる。
リクス表示装置を備えた上記実施の形態5に示すような
画像表示装置にスクリーン上サーフェースタッチパネル
(不図示)を設け、スクリーンを分割する領域位置およ
び範囲を任意に鑑賞者が選択できるようにしてもよい。
この選択された領域は電気信号として、光学的ローパス
フィルター70の第1、2の透明電極2、74の対応す
るラインに伝達され、第1、第2の透明電極2、74が
スイッチとなってスクリーン上の指定した領域に対応す
る光学的ローパスフィルター領域で、フィルターを独立
に駆動することが可能となる。
【0071】このように、本実施の形態では、上述した
実施の形態5で得られる効果をさらに使い勝手良く実現
することができる。
実施の形態5で得られる効果をさらに使い勝手良く実現
することができる。
【0072】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、回
折格子部材を、透光性、電界指向性、及び屈折率異方性
を備えた光学変調素子で構成し、光学変調素子は、電界
印加によりその屈折率を所定の領域で選択的に変化させ
ることにより、表示素子の表示画像に応じてフィルター
効果を任意に変えることができるので、すべての表示画
像に対して高画質な表示を行うことができる。
折格子部材を、透光性、電界指向性、及び屈折率異方性
を備えた光学変調素子で構成し、光学変調素子は、電界
印加によりその屈折率を所定の領域で選択的に変化させ
ることにより、表示素子の表示画像に応じてフィルター
効果を任意に変えることができるので、すべての表示画
像に対して高画質な表示を行うことができる。
【図1】本発明の実施の形態1に係るドットマトリクス
表示装置を示す断面図。
表示装置を示す断面図。
【図2】本発明の実施の形態1に係るドットマトリクス
表示装置の光学的ローパスフィルターを示す断面図。
表示装置の光学的ローパスフィルターを示す断面図。
【図3】本発明の実施の形態1に係るドットマトリクス
表示装置の光学的ローパスフィルターを示す断面図。
表示装置の光学的ローパスフィルターを示す断面図。
【図4】本発明の実施の形態1に係るドットマトリクス
表示装置の液晶表示素子の絵素モデルを示す平面図。
表示装置の液晶表示素子の絵素モデルを示す平面図。
【図5】本発明の実施の形態2に係るドットマトリクス
表示装置の液晶表示素子の絵素モデルを示す平面図。
表示装置の液晶表示素子の絵素モデルを示す平面図。
【図6】本発明の実施の形態3に係るドットマトリクス
表示装置の光学的ローパスフィルターを示す断面図。
表示装置の光学的ローパスフィルターを示す断面図。
【図7】本発明の実施の形態3に係るドットマトリクス
表示装置の他の例の光学的ローパスフィルターを示す断
面図。
表示装置の他の例の光学的ローパスフィルターを示す断
面図。
【図8】本発明の実施の形態3に係るドットマトリクス
表示装置の他の例の光学的ローパスフィルターを示す断
面図。
表示装置の他の例の光学的ローパスフィルターを示す断
面図。
【図9】本発明の実施の形態4に係るドットマトリクス
表示装置を備えた画像表示装置を示す構成図。
表示装置を備えた画像表示装置を示す構成図。
【図10】本発明の実施の形態5に係るドットマトリク
ス表示装置を備えた画像表示装置を示す構成図。
ス表示装置を備えた画像表示装置を示す構成図。
【図11】本発明の実施の形態5に係るドットマトリク
ス表示装置を備えた画像表示装置のスクリーン画面の一
例を示す図。
ス表示装置を備えた画像表示装置のスクリーン画面の一
例を示す図。
【図12】本発明の実施の形態5に係るドットマトリク
ス表示装置を備えた画像表示装置のスクリーン画面の一
例を示す図。
ス表示装置を備えた画像表示装置のスクリーン画面の一
例を示す図。
【図13】本発明の実施の形態5に係るドットマトリク
ス表示装置を備えた画像表示装置のスクリーン画面の一
例を示す図。
ス表示装置を備えた画像表示装置のスクリーン画面の一
例を示す図。
【図14】本発明の実施の形態6に係るドットマトリク
ス表示装置を示す断面図。
ス表示装置を示す断面図。
【図15】従来例に係るドットマトリクス表示装置を示
す断面図。
す断面図。
【符号の説明】 1、30、40、50、70 光学的ローパスフィル
ター(光学変調素子) 2、32、42、52 第1の透明電極 3 液晶層 4、74 第2の透明電極 10、16 偏光板 11 カラーフィルター 12 透明基板 13 液晶表示素子 13B、13G、13R 絵素 13Z ブラックマトリクス 14、34、44、54 第1の透明基板 15 第2の透明基板 60 ドットマトリクス表示装置 61 白色光源 62 放物鏡 63 コンデンサレンズ 64 投射レンズ 66 スクリーン 67 入力装置 68 制御装置
ター(光学変調素子) 2、32、42、52 第1の透明電極 3 液晶層 4、74 第2の透明電極 10、16 偏光板 11 カラーフィルター 12 透明基板 13 液晶表示素子 13B、13G、13R 絵素 13Z ブラックマトリクス 14、34、44、54 第1の透明基板 15 第2の透明基板 60 ドットマトリクス表示装置 61 白色光源 62 放物鏡 63 コンデンサレンズ 64 投射レンズ 66 スクリーン 67 入力装置 68 制御装置
Claims (16)
- 【請求項1】 画素が周期的に配列されている表示素子
と、該表示素子の表示画像に対してフィルター効果を有
する回折格子とを備えたドットマトリクス表示装置にお
いて、 前記回折格子は、透光性、電界指向性、及び屈折率異方
性を備えた光学変調素子からなり、該光学変調素子は、
電界印加によりその屈折率が所定の領域で選択的に変化
される、 ことを特徴とするドットマトリクス表示装置。 - 【請求項2】 前記光学変調素子は、互いに対向するよ
うに配置された一対の透明基板と、該一対の透明基板に
それぞれ形成された透明電極と、前記一対の透明基板の
前記透明電極間に挟持された液晶とを有し、少なくとも
前記表示素子側に位置する一方の前記透明電極は所定の
配線パターンで形成されている、 請求項1記載のドットマトリクス表示装置。 - 【請求項3】 前記所定の配線パターンは所定ピッチの
1次元ストライプであり、1次元ストライプ状に配列さ
れた一方の前記透明電極のピッチP(μm)は、前記表
示素子の画素周期をX(μm)、前記表示素子の表示面
と前記光学変調素子間の距離をL(μm)、前記表示素
子への入射光の波長をλ(μm)とすると、 P≧λ/sinθ (ただし、θ=tan-1(X/
L)) を満たしている、請求項1または2記載のドットマトリ
クス表示装置。 - 【請求項4】 前記所定の配線パターンは所定ピッチの
2次元格子であり、前記表示素子の任意の方向の画素周
期をX(μm)、前記表示素子の任意の方向に対して垂
直な方向の画素周期をY(μm)、前記表示素子の表示
面と前記光学変調素子間の距離をL(μm)、前記表示
素子への入射光の波長をλ(μm)とすると、 2次元格子状に配列された一方の前記透明電極のピッチ
P(X),P(Y)(μm)は、 P(X)≧λ/sinθ (ただし、θ=tan-1(X
/L)) P(Y)≧λ/sinθ (ただし、θ=tan-1(Y
/L)) を満たしている、 請求項1または2記載のドットマトリクス表示装置。 - 【請求項5】 前記光学変調素子は、互いに対向するよ
うに配置された一対の透明基板と、該一対の透明基板に
それぞれ形成された透明電極と、前記一対の透明基板の
前記透明電極間に挟持された液晶とを有し、前記表示素
子側に位置する一方の前記透明基板の前記液晶側及びこ
の透明基板に設けた前記透明電極は所定パターンの面形
状に形成されている、 請求項1記載のドットマトリクス表示装置。 - 【請求項6】 前記所定パターンの面形状は所定ピッチ
の1次元パターンであり、面形状が1次元パターンの一
方の前記透明電極のピッチP(μm)は、前記表示素子
の画素周期をX(μm)、前記表示素子の表示面と前記
光学変調素子間の距離をL(μm)、前記表示素子への
入射光の波長をλ(μm)とすると、 P≧λ/sinθ (ただし、θ=tan-1(X/
L)) を満たしている、 請求項1または5記載のドットマトリクス表示装置。 - 【請求項7】 前記所定パターンの面形状は所定ピッチ
の2次元パターンであり、前記表示素子の任意の方向の
画素周期をX(μm)、前記表示素子の任意の方向に対
して垂直な方向の画素周期をY(μm)、前記表示素子
の表示面と前記光学変調素子間の距離をL(μm)、前
記表示素子への入射光の波長をλ(μm)とすると、 2次元パターンの一方の前記透明電極のピッチP
(X),P(Y)(μm)は、 P(X)≧λ/sinθ (ただし、θ=tan-1(X
/L)) P(Y)≧λ/sinθ (ただし、θ=tan-1(Y
/L)) を満たしている、 請求項1または5記載のドットマトリクス表示装置。 - 【請求項8】 前記所定パターンの面形状は正弦波形状
である、 請求項5乃至7のいずれか1項記載のドットマトリクス
表示装置。 - 【請求項9】 前記所定パターンの面形状は凹凸形状で
ある、 請求項5乃至7のいずれか1項記載のドットマトリクス
表示装置。 - 【請求項10】 前記所定パターンの面形状は三角波形
状である、 請求項5乃至7のいずれか1項記載のドットマトリクス
表示装置。 - 【請求項11】 前記表示素子は液晶表示素子である、 請求項1記載のドットマトリクス表示装置。
- 【請求項12】 前記液晶は、ネマチック液晶またはス
メクチック液晶である、 請求項2または5記載のドットマトリクス表示装置。 - 【請求項13】 前記透明電極への印加電圧が任意の値
に設定自在である、 請求項2または5記載のドットマトリクス表示装置。 - 【請求項14】 前記透明電極へ印加する電圧が、前記
表示素子の任意の領域に応じて独立して印加自在であ
る、 請求項2または5記載のドットマトリクス表示装置。 - 【請求項15】 前記表示素子側と反対側に位置する他
方の前記透明電極は、全面がパターンニングされていな
い又はストライプ状に配列されている、 請求項2または5記載のドットマトリクス表示装置。 - 【請求項16】 光源と、投影光学系と、 前記光源と前記投影光学系間に配置される、請求項1乃
至15のいずれか1項記載のドットマトリクス表示装置
と、を備えた、 ことを特徴する画像表示装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1301998A JPH11212497A (ja) | 1998-01-26 | 1998-01-26 | ドットマトリクス表示装置及び画像表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1301998A JPH11212497A (ja) | 1998-01-26 | 1998-01-26 | ドットマトリクス表示装置及び画像表示装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11212497A true JPH11212497A (ja) | 1999-08-06 |
Family
ID=11821447
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1301998A Pending JPH11212497A (ja) | 1998-01-26 | 1998-01-26 | ドットマトリクス表示装置及び画像表示装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11212497A (ja) |
-
1998
- 1998-01-26 JP JP1301998A patent/JPH11212497A/ja active Pending
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