JPH112147A - エンジンの吸入空気量調整装置 - Google Patents

エンジンの吸入空気量調整装置

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JPH112147A
JPH112147A JP15470397A JP15470397A JPH112147A JP H112147 A JPH112147 A JP H112147A JP 15470397 A JP15470397 A JP 15470397A JP 15470397 A JP15470397 A JP 15470397A JP H112147 A JPH112147 A JP H112147A
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JP
Japan
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throttle valve
reluctance motor
air throttle
engine
energization
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Pending
Application number
JP15470397A
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English (en)
Inventor
Yoshitaka Deguchi
欣高 出口
Yoshinori Yamamura
吉典 山村
Yasuhiko Kitajima
康彦 北島
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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  • Electrically Driven Valve-Operating Means (AREA)
  • Motor And Converter Starters (AREA)
  • Flow Control (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 スロットルバルブがデポジット等により吸気
通路壁に固着した場合も、リラクタンスモータを介して
正常に開閉作動させられるエンジンの吸入空気量調整装
置を提供する。 【解決手段】 スロットルバルブ2を閉弁方向に付勢す
るリターンスプリング4と、スロットルバルブ2を回転
駆動するリラクタンスモータ1とを備えるエンジンの吸
気量調整装置において、スロットルバルブ2が最小開度
の近傍にあるときにリラクタンスモータ1が最大トルク
をスロットルバルブ2の開き側に発生し得る回転位置に
あるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電動モータで空気
絞り弁を駆動するエンジンの吸入空気量調整装置の改良
に関するものである。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】自動
車用エンジン等にあっては、アクセルペダルの動きと独
立して運転条件に応じて電動モータを介してスロットル
バルブを開閉する吸入空気量調整装置がある。
【0003】従来、この種の吸入空気量調整装置とし
て、例えば特開平2−256839号公報に開示された
ものは、スロットルバルブをブラシ付き直流モータで駆
動するようになっている。
【0004】しかし、デポジット(燃焼生成物)等がス
ロットルバルブやそのまわりの吸気通路壁に付着して、
スロットルバルブがその全閉位置付近で吸気通路壁に固
着した場合、スロットルバルブを開閉作動性が悪化する
可能性がある。
【0005】これに対処して、例えば特開平5−126
016号公報に開示されたものは、スロットルバルブを
開閉駆動する電動モータを備えるとともに、デポジット
等により固着したスロットルバルブをエンジンの吸入負
圧により開弁させるダイヤフラム式のアクチュエータを
備えている。
【0006】しかし、電動モータとダイヤフラム式アク
チュエータを併設することにより、構造が複雑化し、コ
ストアップ等を招く。
【0007】これに対処して、デポジット等により固着
したスロットルバルブを開弁させるのに必要なトルクが
得られるリラクタンスモータを用いることも考えられ
る。
【0008】しかし、リラクタンスモータはその回転位
置に応じて発生し得る最大トルクが変動するため、リラ
クタンスモータの組み付け位置によってはデポジット等
により固着したスロットルバルブを開弁させるのに必要
なトルクが得られないという問題点が考えられる(特開
平2−206391号公報、参照)。
【0009】本発明は上記の問題点を鑑みてなされたも
のであり、スロットルバルブがデポジット等により吸気
通路壁に固着した場合も、リラクタンスモータを介して
正常に開閉作動させられるエンジンの吸入空気量調整装
置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載のエンジ
ンの吸入空気量調整装置は、空気絞り弁を閉弁方向に付
勢するリターンスプリングと、空気絞り弁を回転駆動す
るリラクタンスモータとを備えるエンジンの吸気量調整
装置において、前記空気絞り弁が最小開度の近傍にある
ときにリラクタンスモータが最大トルクを空気絞り弁の
開き側に発生し得る回転位置にあるものとした。
【0011】請求項2に記載のエンジンの吸入空気量調
整装置は、請求項1に記載の発明において、前記空気絞
り弁を回転駆動する3相リラクタンスモータを備え、前
記空気絞り弁を最小開度にあるときにリラクタンスモー
タのトルクを空気絞り弁の開き側に発生し得る励磁相が
所定の2相となるように組み付け、リラクタンスモータ
の通電開始時にトルクを空気絞り弁の開き側に発生し得
る所定の2相に最大電流を供給する起動時制御手段を備
えるものとした。
【0012】請求項3に記載のエンジンの吸入空気量調
整装置は、請求項2に記載の発明において、前記起動時
制御手段は、リラクタンスモータの通電開始時に所定時
間time1だけ継続してトルクを空気絞り弁の開き側
に発生し得る所定の2相に最大電流を供給する構成とし
た。
【0013】請求項4に記載のエンジンの吸入空気量調
整装置は、請求項2に記載の発明において、空気絞り弁
の開度を検出する手段を備え、前記起動時制御手段は、
リラクタンスモータの通電開始時に空気絞り弁の開度が
所定値を超えるまで、もしくは通電開始前の開度との差
が所定値を超えるまで継続してトルクを空気絞り弁の開
き側に発生し得る所定の2相に最大電流を供給する構成
とした。
【0014】請求項5に記載のエンジンの吸入空気量調
整装置は、エンジンに吸入される空気を導く吸気通路
と、吸気通路に回動可能に介装されてエンジンに吸入さ
れる空気量を調節する空気絞り弁と、空気絞り弁を回転
駆動する3相リラクタンスモータとを備えるエンジンの
吸気量調整装置において、前記リラクタンスモータのロ
ータ位置を検出する手段と、リラクタンスモータの通電
開始時にロータ位置に応じて回転方向に対するインダク
タンスの微分値の符号が同一である2相に最大電流を供
給する起動時制御手段を備えるものとした。
【0015】請求項6に記載のエンジンの吸入空気量調
整装置は、請求項5に記載の発明において、前記起動時
制御手段は、リラクタンスモータの通電開始時に回転方
向に対するインダクタンスの微分値の符号が同一である
2相に所定時間time1だけ継続して最大電流を供給
する構成とした。
【0016】請求項7に記載のエンジンの吸入空気量調
整装置は、請求項5に記載の発明において、空気絞り弁
の開度を検出する手段を備え、前記起動時制御手段は、
リラクタンスモータの通電開始時に回転方向に対するイ
ンダクタンスの微分値の符号が同一である2相に空気絞
り弁の開度が所定値を超えるまで、もしくは通電開始前
の開度との差が所定値を超えるまで継続して最大電流を
供給する構成とした。
【0017】請求項8に記載のエンジンの吸入空気量調
整装置は、請求項4または7に記載の発明において、空
気絞り弁の開度が所定値を超えないまま、もしくは通電
開始前の開度との差が所定値を超えないままリラクタン
スモータの通電開始後の経過時間が所定値time_e
rrを超えた異常時を判定する手段を備えるものとし
た。
【0018】
【発明の作用および効果】請求項1に記載のエンジンの
吸入空気量調整装置において、リラクタンスモータは空
気絞り弁をリターンスプリングに抗して開弁させ、アク
セルペダルの動きと独立して空気絞り弁を開閉する。
【0019】エンジン停止時に空気絞り弁がリターンス
プリングの付勢力により最小開度に保持されるため、デ
ポジット等を介して空気絞り弁が吸気通路壁に固着する
可能性がある。これに対処して、デポジット等により固
着した空気絞り弁を開弁させるのに必要なトルクが得ら
れるリラクタンスモータを用いる。
【0020】しかし、リラクタンスモータはその回転位
置に応じてその発生トルクが変動するため、リラクタン
スモータの組み付け位置によってはその起動時にデポジ
ット等により固着した空気絞り弁を開弁させられない可
能性がある。
【0021】本発明はこれ対処して、空気絞り弁の最小
開度に対するリラクタンスモータの組み付け位置を限定
することにより、空気絞り弁がリターンスプリングの付
勢力により最小開度に保持されるリラクタンスモータの
起動時に、リラクタンスモータが最大トルクを発生でき
る。これにより、空気絞り弁がデポジット等により吸気
通路壁に固着した場合も、空気絞り弁が固着した状態か
ら脱することを促し、リラクタンスモータを介して正常
に開閉作動させることができる。
【0022】請求項2に記載のエンジンの吸入空気量調
整装置において、空気絞り弁を最小開度にあるときに3
相リラクタンスモータのトルクを空気絞り弁の開き側に
発生し得る励磁相が所定の2相となるように組み付け、
リラクタンスモータの通電開始時にトルクを空気絞り弁
の開き側に発生し得る所定の2相に電流を供給する構成
により、リラクタンスモータが起動時に最大トルクを発
生できる。このため、空気絞り弁がデポジット等により
吸気通路壁に固着した場合も、空気絞り弁が固着した状
態から脱することを促し、リラクタンスモータを介して
正常に開閉作動させることができる。
【0023】請求項3に記載のエンジンの吸入空気量調
整装置において、リラクタンスモータが起動時に最大ト
ルクを所定時間time1だけ発生することにより、空
気絞り弁が固着した状態から脱することを促し、リラク
タンスモータを介して正常に開閉作動させることができ
る。
【0024】請求項4に記載のエンジンの吸入空気量調
整装置において、リラクタンスモータが起動時に最大ト
ルクを空気絞り弁の開度が所定値を超えるまで、もしく
は通電開始前の開度との差が所定値を超えるまで発生す
ることにより、空気絞り弁が固着した状態から脱するこ
とを促し、リラクタンスモータを介して正常に開閉作動
させることができる。同時に固着状態を脱したことを検
出できるため、固着状態から脱するための操作をいち早
く完了し、空気絞り弁開度を制御するモードにいち早く
移行できる。
【0025】請求項5に記載のエンジンの吸入空気量調
整装置において、リラクタンスモータの通電開始時にロ
ータ位置に応じて回転方向に対するインダクタンスの微
分値の符号が同一である2相に最大電流を供給すること
により、ロータの回転角度θに応じて最大トルクが発生
し、空気絞り弁が固着した状態から脱することが促され
る。
【0026】請求項6に記載のエンジンの吸入空気量調
整装置において、リラクタンスモータが起動時に最大ト
ルクを所定時間time1だけ発生することにより、ロ
ータの回転角度θに応じて空気絞り弁が固着した状態か
ら脱することを促し、リラクタンスモータを介して正常
に開閉作動させることができる。
【0027】請求項7に記載のエンジンの吸入空気量調
整装置において、リラクタンスモータが起動時にロータ
の回転角度θに応じて最大トルクを空気絞り弁の開度が
所定値を超えるまで、もしくは通電開始前の開度との差
が所定値を超えるまで発生することにより、空気絞り弁
が固着した状態から脱することを促し、リラクタンスモ
ータを介して正常に開閉作動させることができる。同時
に固着状態を脱したことを検出できるため、固着状態か
ら脱するための操作をいち早く完了し、空気絞り弁開度
を制御するモードにいち早く移行できる。
【0028】請求項8に記載のエンジンの吸入空気量調
整装置において、空気絞り弁の開度が所定値を超えない
まま、もしくは通電開始前の開度との差が所定値を超え
ないままリラクタンスモータの通電開始後の経過時間が
所定値time_errを超えた場合を異常時と判定す
ることにより、空気絞り弁が固着したことを運転者に知
らせることが可能となる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を添付図
面に基づいて説明する。
【0030】図1に示すように、自動車に搭載されるエ
ンジン14は吸気弁17が開かれるのに伴って吸気通路
3からシリンダに吸気(混合気)を吸入し、この吸気を
ピストン15で圧縮して、点火プラグ12を介して着火
燃焼させた後、排気弁18が開かれるのに伴って排気が
排気通路13に排出され、これらの各行程が連続して繰
り返されるようになっている。ピストン15の往復運動
はコンロッド16を介して図示しないクランクシャフト
の回転運動に変換される。
【0031】吸気通路3の途中には、吸気を絞るスロッ
トルバルブ2と、燃料を噴射するインジェクタ11とが
それぞれ設けられる。
【0032】図2に示すように、バタフライ式スロット
ルバルブ2は、円盤状の弁体がシャフト7に結合され
る。シャフト7はベアリング5を介して回動可能に支持
される。シャフト7を介してスロットルバルブ2を閉弁
方向に付勢するリターンスプリング4が設けれる。
【0033】スロットルバルブ2はリラクタンスモータ
1によりギア9、8を介して開閉駆動される。ギア9,
10はリラクタンスモータ1の回転を減速してスロット
ルバルブ2のシャフト7に伝える。
【0034】図3に示すように、3相リラクタンスモー
タ1はそのシャフト7にロータ34が結合され、ロータ
34には4つの突極が周方向に一定の間隔を持って突出
している。ロータ34の各突極の挟み角度は90度とな
っている。
【0035】ロータ34のまわりにステータ36が配置
され、ステータ36には6つの突極が周方向に一定の間
隔を持って突出している。ステータ36の各突極の挟み
角度は60度となっている。ステータ36の互いに向か
い合う突極には、共通の巻線31,32,33がそれぞ
れ巻かれ、同じ向きに磁束が発生するようになってい
る。
【0036】ロータ34の回転軸35の一端にはエンコ
ーダ式回転角センサ37が設けられる。エンコーダ式回
転角センサ37はステータ36に対するロータ34の回
転位置を検出する。
【0037】リラクタンスモータ1の制御回路19は、
アクセルペダル22の踏み込み量を検出するアクセル開
度センサ20の信号と、スロットルバルブ2の開度を検
出するポテンション式スロットル開度センサ6の信号、
ロータ34のエンコーダ式回転角センサ37の信号等を
それぞれ入力して、リラクタンスモータ1の駆動電流を
制御する。制御回路19は、CPU、ROM、RAM、
I/O、タイマ等で構成されるマイクロコンピュータ
と、リラクタンスモータ1の3相31,32,33を個
別に励磁する駆動回路等によって構成される。
【0038】図4に示すように、駆動回路は車両に搭載
されるバッテリ41から各相31,32,33の巻線4
5,46,47に供給される電流が、各スイッチング素
子42,43,44を介して断続される。PWM信号発
生回路55は、ロータ34のエンコーダ式回転角センサ
37の信号を入力して、各スイッチング素子42,4
3,44のオンオフを行わせるPWM信号を出力する。
各相31,32,33への供給電流は、PWMのDUT
Y比を変化させることにより調整する。
【0039】図5のA図に示すように、リラクタンスモ
ータ1は、励磁相3相をa相、b相、c相とすると、各
相のインダクタンスLa,Lb,Lcが30度のずれを
もってロータ34の回転角に対して周期的に変動すると
ともに、a相、b相、c相への励磁電流をそれぞれI
a,Ib,Icとしたとき、回転方向に次式(1)で求
まるトルクを発生する。
【0040】 トルク≒(1/2)×Ia2×(dLa/dθ)+(1/2)×Ib2×(dLb /dθ)+(1/2)×Ic2×(dLc/dθ) …(1) ただし、θはロータ34の回転角、La,Lb,Lcは
各相の自己インダクタンスである。また、各相の相互イ
ンダクタンスの影響は十分に小さいと無視している。
【0041】したがって、ロータ34の回転角正方向を
スロットルバルブ2が開弁する向きとした場合、スロッ
トルバルブ2を開弁する向きにトルクを発生させること
のできる励磁相は、図5のB図に示すように、ロータ3
4の回転角θに応じて順に変化することになる。
【0042】図5のC図に示すように、ロータ34の回
転角がNを整数とすると(90×N−30)度までの範
囲にあるときは、正のトルクを発生するa相を最大電流
で励磁してもT1しかトルクが発生しない。これに対し
て、ロータ34の回転角が(90×N)度までの範囲に
あるときは、正のトルクを発生するa相、b相を最大電
流で励磁することにより約2×T1のトルクが発生す
る。
【0043】そこで本発明は、スロットルバルブ2がデ
ポジット等により固着する可能性がある全閉位置(最小
開度)にあるとき、図5のC図において、ロータ34の
回転角が(90×N−15)度から(90×N)度まで
の範囲に位置するように組み付けて、通電開始時にトル
クをスロットルバルブ2の開き側に発生し得る励磁相が
所定のa相、b相となるように設定する。そして、通電
開始時にa相、b相を最大電流で励磁する。
【0044】これにより、約2×T1のトルクが発生
し、スロットルバルブ2がデポジット等により固着して
も容易に脱することができる。
【0045】図6のフローチャートは上記リラクタンス
モータ1を駆動するルーチンを示しており、制御回路1
9において5ms周期毎に実行される。
【0046】これについて説明すると、まずステップ6
02にて、通電開始後の経過時間が所定値time1に
達するかどうかを判定する。
【0047】ここで、所定値time1は、スロットル
バルブ2が全閉位置で固着した状態からも確実に脱する
ことができる時間を予め実験等により求めて、例えば1
sに設定される。
【0048】通電開始後の経過時間が所定値time1
に達するまでは、ステップ603に進んで、リラクタン
スモータ1のa相、b相を最大電流で励磁する。これに
より、約2×T1のトルクが発生し、スロットルバルブ
2が全閉位置で固着した状態から脱することを促す。
【0049】通電開始後の経過時間が所定値time1
に達すると、ステップ604に進んで、リラクタンスモ
ータ1を通常のモードで駆動するルーチンに移行する。
通常のモードではリラクタンスモータ1が発生するトル
ク変動を抑える制御が行われる。
【0050】他の実施形態として、制御回路19は、リ
ラクタンスモータ1の通電開始時にスロットルバルブ2
の開度が所定値を超えるまで継続してトルクをスロット
ルバルブ2の開き側に発生し得るa相、b相を最大電流
で励磁する構成とする。
【0051】図7のフローチャートは上記リラクタンス
モータ1を駆動するルーチンを示しており、制御回路1
9において5ms周期毎に実行される。
【0052】これについて説明すると、まずステップ7
02にて、通電開始直後かどうかを判定する。
【0053】ここで通電直後と判定された場合は、ステ
ップ703に進んで、スロットル開度センサ6によって
検出されるスロットルバルブ2の最小開度X0を読込
む。
【0054】続いてステップ706に進んで、リラクタ
ンスモータ1のa相、b相を最大電流で励磁する。
【0055】続いてステップ707に進んで、リラクタ
ンスモータ1のa相、b相を最大電流で励磁する通電時
間が所定値time_errを超えたかどうかを判定す
る。
【0056】通電時間が所定値time_errを超え
ない間は、ステップ704に進んで、スロットル開度セ
ンサ6によって検出されるスロットルバルブ2の最小開
度X1を読込む。
【0057】続いてステップ705に進んで、スロット
ルバルブ2の開度│X1−X0│が所定値Xslに達す
るかどうかを判定する。
【0058】これにより、スロットルバルブ2の開度│
X1−X0│が所定値Xslに達っするまでは、リラク
タンスモータ1が約2×T1のトルクを発生し、スロッ
トルバルブ2が全閉位置で固着した状態から脱すること
を促す。
【0059】スロットルバルブ2の開度│X1−X0│
が所定値Xslに達した場合、ステップ709に進ん
で、リラクタンスモータ1を通常のモードで駆動するル
ーチンに移行する。通常のモードではリラクタンスモー
タ1が発生するトルク変動を抑える制御が行われる。
【0060】一方、スロットルバルブ2の開度│X1−
X0│が所定値Xslに達しないまま、通電時間が所定
値time_errを超えた場合、ステップ708に進
んで、異常フラグを立てるとともに、ステップ709に
進んで、図示しないモニタパネルの警告ランプを点灯さ
せる。これにより、スロットルバルブ2が全閉位置で固
着したことを運転者に知らせる。
【0061】他の実施形態として、リラクタンスモータ
1の非通電時にスロットルバルブ2が全閉位置以外の所
定回開度に保たれる構成とし、リラクタンスモータ1の
通電開始時にロータ位置に応じて回転方向に対するイン
ダクタンスの微分値の符号が同一である2相に最大電流
を所定時間だけ供給する構成とする。
【0062】図8のフローチャートは上記リラクタンス
モータ1を駆動するルーチンを示しており、制御回路1
9において5ms周期毎に実行される。
【0063】これについて説明すると、まずステップ8
02にて、通電開始後の経過時間が所定値time1に
達するかどうかを判定する。
【0064】通電開始後の経過時間が所定値time1
に達するまでは、ステップ803に進んで、回転角セン
サ37からの信号により通電開始時におけるロータ34
の回転角度θを読み込む。なお、このロータ34の回転
角度θの読み込みは、通電開始直後のみ行われる。
【0065】通電開始後の経過時間が所定値time1
に達するまでは、ステップ804に進んで、ロータ34
の回転角度θがNを整数とすると(45×N)度から
(45×N+15)度までの範囲にあると判定された場
合、ステップ806に進んで、c相またはa相を最大電
流で励磁する。
【0066】ロータ34の回転角度θがNを整数とする
と(45×N+15)度から(45×N+30)度まで
の範囲にあると判定された場合、ステップ808に進ん
で、b相またはc相を最大電流で励磁する。
【0067】ロータ34の回転角度θがそれ以外にある
と判定された場合、ステップ807に進んで、a相また
はb相を最大電流で励磁する。ここで、発生トルクの向
きは回転子の位置に応じて定まることになる。例えば、
θ=20度のときにはb相とc層を励磁することで正方
向のトルクを発生するが、θ=65度のときには、b相
とc相を励磁することで負方向のトルクを発生し、スロ
ットルバルブ2は閉弁方向に駆動される。
【0068】これにより、ロータ34の回転角度θに応
じて最大トルクが発生し、スロットルバルブ2が全閉位
置で固着した状態から脱することが促され。
【0069】通電開始後の経過時間が所定値time1
に達すると、ステップ809に進んで、リラクタンスモ
ータ1を通常のモードで駆動するルーチンに移行する。
通常のモードではリラクタンスモータ1が発生するトル
ク変動を抑える制御が行われる。
【0070】他の実施形態として、リラクタンスモータ
1の非通電時にスロットルバルブ2が全閉位置以外の所
定回開度に保たれる構成とし、制御回路19は、リラク
タンスモータ1の通電開始時にロータ位置に応じて回転
方向に対するインダクタンスの微分値の符号が同一であ
る2相に最大電流をスロットルバルブ2の開度が所定値
を超えるまで継続して励磁する構成とする。
【0071】図9のフローチャートは上記リラクタンス
モータ1を駆動するルーチンを示しており、制御回路1
9において5ms周期毎に実行される。
【0072】これについて説明すると、まずステップ9
02にて、通電開始直後かどうかを判定する。
【0073】ここで通電直後と判定された場合は、ステ
ップ903に進んで、スロットル開度センサ6によって
検出されるスロットルバルブ2の最小開度X0を読込
む。
【0074】続いてステップ906に進んで、通電開始
直後は、回転角センサ37からの信号により通電開始時
におけるロータ34の回転角度θを読み込む。なお、こ
のロータ34の回転角度θの読み込みは、通電開始直後
のみ行われる。
【0075】続いてステップ907に進んで、ロータ3
4の回転角度θがNを整数とすると(45×N)度から
(45×N+15)度までの範囲にあると判定された場
合、ステップ909に進んで、c相またはa相を最大電
流で励磁する。
【0076】ステップ908にて、ロータ34の回転角
度θがNを整数とすると(45×N+15)度から(4
5×N+30)度までの範囲にあると判定された場合、
ステップ911に進んで、b相またはc相を最大電流で
励磁する。
【0077】ロータ34の回転角度θがそれ以外にある
と判定された場合、ステップ910に進んで、a相また
はb相を最大電流で励磁する。ここで、発生トルクの向
きは回転子の位置に応じて定まることになる。例えば、
θ=20度のときにはb相とc層を励磁することで正方
向のトルクを発生するが、θ=65度のときには、b相
とc相を励磁することで負方向のトルクを発生し、スロ
ットルバルブ2は閉弁方向に駆動される。
【0078】これにより、ロータ34の回転角度θに応
じて最大トルクが発生し、スロットルバルブ2が全閉位
置で固着した状態から脱することが促される。
【0079】続いてステップ904に進んで、スロット
ル開度センサ6によって検出されるスロットルバルブ2
の最小開度X1を読込む。
【0080】続いてステップ905に進んで、スロット
ルバルブ2の開度│X1−X0│が所定値Xslに達す
るかどうかを判定する。
【0081】スロットルバルブ2の開度│X1−X0│
が所定値Xslに達っするまでは、前述したステップ9
07以降のルーチン電流で、リラクタンスモータ1がロ
ータ34の回転角度θに応じて最大トルクを発生し、ス
ロットルバルブ2が全閉位置で固着した状態から脱する
ことを促す。
【0082】スロットルバルブ2の開度│X1−X0│
が所定値Xslに達した場合、ステップ912に進ん
で、リラクタンスモータ1を通常のモードで駆動するル
ーチンに移行する。通常のモードではリラクタンスモー
タ1が発生するトルク変動を抑える制御が行われる。
【0083】また、スロットルバルブ2の開度│X1−
X0│が所定値Xslに達しないまま、通電時間が所定
値time_errを超えた場合、異常フラグを立てる
とともに、図示しないモニタパネルの警告ランプを点灯
させるようにしてもよい。これにより、スロットルバル
ブ2が全閉位置で固着したことを運転者に知らせること
ができる。
【0084】なお、本発明はスロットルバルブに限ら
ず、アイドル回転数を調節する補助空気制御弁や、排気
還流量を調節するEGR弁等にも適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示すエンジンのシステム
図。
【図2】同じく吸入空気量調整装置の断面図。
【図3】同じくリラクタンスモータの斜視図。
【図4】同じく駆動回路の回路図。
【図5】同じくリラクタンスモータの発生するトルク等
の特性図。
【図6】同じく制御内容を示すフローチャート。
【図7】他の実施形態を示すフローチャート。
【図8】さらに他の実施形態を示すフローチャート。
【図9】さらに他の実施形態を示すフローチャート。
【符号の説明】
1 リラクタンスモータ 2 スロットルバルブ 3 吸気通路 4 リターンスプリング 6 スロットル開度センサ 19 制御回路 20 アクセル開度センサ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】空気絞り弁を閉弁方向に付勢するリターン
    スプリングと、 空気絞り弁を回転駆動するリラクタンスモータと、 を備えるエンジンの吸気量調整装置において、 前記空気絞り弁が最小開度の近傍にあるときにリラクタ
    ンスモータが最大トルクを空気絞り弁の開き側に発生し
    得る回転位置にあることを特徴とするエンジンの吸入空
    気量調整装置。
  2. 【請求項2】前記空気絞り弁を回転駆動する3相リラク
    タンスモータを備え、 前記空気絞り弁を最小開度にあるときにリラクタンスモ
    ータのトルクを空気絞り弁の開き側に発生し得る励磁相
    が所定の2相となるように組み付け、 リラクタンスモータの通電開始時にトルクを空気絞り弁
    の開き側に発生し得る所定の2相に最大電流を供給する
    起動時制御手段を備えたことを特徴とする請求項1に記
    載のエンジンの吸入空気量調整装置。
  3. 【請求項3】前記起動時制御手段は、リラクタンスモー
    タの通電開始時に所定時間time1だけ継続してトル
    クを空気絞り弁の開き側に発生し得る所定の2相に最大
    電流を供給する構成としたことを特徴とする請求項2に
    記載のエンジンの吸入空気量調整装置。
  4. 【請求項4】空気絞り弁の開度を検出する手段を備え、 前記起動時制御手段は、リラクタンスモータの通電開始
    時に空気絞り弁の開度が所定値を超えるまで、もしくは
    通電開始前の開度との差が所定値を超えるまで継続して
    トルクを空気絞り弁の開き側に発生し得る所定の2相に
    最大電流を供給する構成としたことを特徴とする請求項
    2に記載のエンジンの吸入空気量調整装置。
  5. 【請求項5】エンジンに吸入される空気を導く吸気通路
    と、 吸気通路に回動可能に介装されてエンジンに吸入される
    空気量を調節する空気絞り弁と、 空気絞り弁を回転駆動する3相リラクタンスモータと、 を備えるエンジンの吸気量調整装置において、 前記リラクタンスモータのロータ位置を検出する手段
    と、 リラクタンスモータの通電開始時にロータ位置に応じて
    回転方向に対するインダクタンスの微分値の符号が同一
    である2相に最大電流を供給する起動時制御手段を備え
    たことを特徴とするエンジンの吸入空気量調整装置。
  6. 【請求項6】前記起動時制御手段は、リラクタンスモー
    タの通電開始時に回転方向に対するインダクタンスの微
    分値の符号が同一である2相に所定時間time1だけ
    継続して最大電流を供給する構成としたことを特徴とす
    る請求項5に記載のエンジンの吸入空気量調整装置。
  7. 【請求項7】空気絞り弁の開度を検出する手段を備え、 前記起動時制御手段は、リラクタンスモータの通電開始
    時に回転方向に対するインダクタンスの微分値の符号が
    同一である2相に空気絞り弁の開度が所定値を超えるま
    で、もしくは通電開始前の開度との差が所定値を超える
    まで継続して最大電流を供給する構成としたことを特徴
    とする請求項5に記載のエンジンの吸入空気量調整装
    置。
  8. 【請求項8】空気絞り弁の開度が所定値を超えないま
    ま、もしくは通電開始前の開度との差が所定値を超えな
    いままリラクタンスモータの通電開始後の経過時間が所
    定値time_errを超えた異常時を判定する手段を
    備えたことを特徴とする請求項4または7に記載のエン
    ジンの吸入空気量調整装置。
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