JPH1121510A - 撥水性被膜形成用シリコーンレジン及びその組成物 - Google Patents

撥水性被膜形成用シリコーンレジン及びその組成物

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JPH1121510A
JPH1121510A JP17414997A JP17414997A JPH1121510A JP H1121510 A JPH1121510 A JP H1121510A JP 17414997 A JP17414997 A JP 17414997A JP 17414997 A JP17414997 A JP 17414997A JP H1121510 A JPH1121510 A JP H1121510A
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silicone resin
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sio
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JP17414997A
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Teruhito Maruyama
照仁 丸山
Maki Ito
真樹 伊藤
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DuPont Toray Specialty Materials KK
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Dow Corning Asia Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 撥水性被膜形成用のシリコーンレジン又は組
成物を提供する。 【解決手段】 平均構造が、一般式 〔R1 2R2SiO1/2 a 〔R1 2SiO2/2 b 〔R3R2SiO2/2c
〔R3SiO3/2d 〔R1 :炭素数1〜5のアルキル基、R2 :炭素数1〜
5のアルコキシ基、R 3 :炭素数1〜5のアルキル基又
は芳香族炭化水素基、a≧0,b>0,c>0,d>
0,a+b+c+d=1,(a+b)/(c+d)=
0.25〜4.0,(a+c)/(a+b+c+d)=
0.05〜0.40〕で示される撥水性被膜形成用シリ
コーンレジン。このレジンは、含酸素有機溶媒と水の2
相媒体中で式R3 3 〔R3 :上と同じ、X:ハロゲ
ン〕及びY(SiR1 2O)e SiR1 2Y〔Y:ハロゲン
等、R1 :上と同じ、0≦e≦300〕で示される化合
物の加水分解縮合で作られる。このレジンに硬化触媒を
配合してもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、撥水性を有する平
滑な被膜を形成するための撥水性被膜形成用シリコーン
レジンに関する。
【0002】
【従来の技術】各種基材に被覆されて撥水性を示す粒子
含有組成物としては、特開昭48−39382号公報、
特開平3−215570号公報、特開平3−24499
6号公報、特開平4−45181号公報などが知られて
いる。
【0003】特開昭48−39382号公報記載の技術
は、(a)平均粒径2μm以下の微粉末と(b)接触角
が90°以上の疎水性物質を基材面にコーティングし基
材面上に平均粒径5〜10μmの疎水性微粉末層を形成
する基材面の撥水化に関するものである。
【0004】特開平3−215570号公報記載の技術
は、(a)表面張力が32dyne/cm以下の疎水性微
粉末と(b)シリコーン樹脂、フッ素樹脂、エポキシ樹
脂、ポリイミド樹脂の群から選ばれた1種または2種以
上の吸水率0.5%以下の樹脂とからなる撥水性塗料に
関するものである。
【0005】特開平3−244996号公報記載の技術
は、(a)多孔質形状を有し、粒径が4μm以下である
無機または有機粉体と(b)シリコーン系またはフッ素
系樹脂化合物の溶液とからなる撥水性コーティング用組
成物に関するものである。
【0006】特開平4−45181号公報記載の技術
は、3次元架橋体を構成単位とし、R/Si比が1.7
未満であるシリコーン系樹脂を含む溶液と、表面が疎水
化処理された無機微粒子とからなる撥水性コーティング
用組成物に関するものである。
【0007】また、本発明者は先に特開平5−2874
87号公報において、(a)有機基を有する疎水化剤に
より疎水化処理され、その疎水化処理率(炭素含有率)
が2.7重量%以上である疎水化物15〜75重量%
と、(b)バインダー25〜85重量%とを含有するこ
とを特徴とする撥水兼防黴性被膜形成用組成物に関する
発明を提案している。
【0008】これらの技術はいずれも(a)疎水性粒子
と(b)樹脂バインダーよりなる組成物である。前述の
ように(a)疎水性粒子と(b)樹脂バインダーよりな
る撥水性被膜においては、水滴が転がり落ちていく傾向
がある。これは、撥水性被膜の表面が疎水性微粉末の存
在により凹凸となり、多量の空気層を保持しているこ
と、及び低い表面張力の相乗効果のためであると予想さ
れる。
【0009】しかし、このようなタイプの撥水性被膜が
形成されている部材が例えば熱交換器を構成する場合、
転がり落とそうとする水滴は結露によって生じた凝縮水
滴であり、凝縮水滴は撥水性被膜表面の凹部分の内部よ
り発生するため毛管凝縮を起こし、凹凸による効果が発
揮できずに撥水性能は著しく低下する。部材が熱交換器
におけるようにフィンやプレートにより微小間隔で構成
されているものに撥水性被膜を形成させた場合、撥水性
能の低下はさらに顕著であり、凹凸効果の低下により落
下せずに部材に付着した水滴が、両部材間に挟まれて落
下を妨げられるため、撥水性能の低下が加速される。ま
た、(a)疎水性粒子と(b)樹脂バインダーよりなる
撥水性被膜においては、撥水効果を向上させるために、
組成物中に多量の粒子を含有させなければならなず、こ
の多量の粒子により被膜強度の低下が起こり、結果とし
て耐久性能の低下を招くのである。
【0010】これに対して、本発明者らによる特願平7
−347829号の発明は、微粒子の充填剤を含まない
(R2 SiO2/2 )単位と(RSiO3/2 )単位とから
なるシリコーンレジンと、ポリジアルキルシロキサンか
ら構成された組成物に関するものである。このタイプの
撥水性被膜の表面上に付着した水滴は、転がり落ちるの
ではなく滑り降りる傾向がある。また、撥水性被膜は表
面が平滑であるため毛管凝縮を起こさず、凝縮水滴に対
する撥水性能の低下が少なく、滑り降りる特徴のため
に、隣接した部材間に挟めれた水滴も他の水滴を巻き込
みながら落下していく傾向がある。さらに、微粒子を含
んでいないため、前記(a)疎水性粒子と(b)樹脂バ
インダーよりなる撥水性被膜と比較して被膜の耐久性が
向上し、結果として撥水性能の耐久性も向上するもので
ある。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】前記特願平7−347
829号の発明では、微粒子の充填剤を含まずに特定の
シリコーンレジンとポリアルキルシロキサンからなる組
成物により、特に凝縮水滴において良好な撥水性能を得
ることができた。しかし、これと同等の撥水性能を得る
ためには上記組成に限定されるものではなく、オルガノ
シルセスキオキサン構造に2官能性のジオルガノシリル
基またはジオルガノシロキシ単位を一定量以上導入した
シリコーンレジンを使用した場合、単独でも実現可能で
あることが確認された。本発明の目的は、これらの撥水
性被膜形成用シリコーンレジンを提供する点にある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明のシリコーンレジ
ンは、平均構造が一般式
【0013】〔R1 22 SiO1/2 a 〔R1 2SiO
2/2 b 〔R2 3 SiO2/2 c 〔R 3 SiO3/2
d (1)で示される。
【0014】ここに、R1 はそれぞれ独立にメチル基、
エチル基など炭素数1〜5のアルキル基などが例示さ
れ、好ましくはメチル基である。R2 はそれぞれ独立に
ヒドロキシル基またはメトキシ基、エトキシ基などの炭
素数1〜5のアルコキシ基が例示され、好ましくはヒド
ロキシル基、メトキシ基、エトキシ基である。R3 はそ
れぞれ独立にメチル基、エチル基などの炭素数1〜5の
アルキル基、またはフェニル基などの芳香族炭化水素基
である。a,b,c及びdは次の各条件を満たすもので
ある。 1)a+b+c+d=1(但し、aは0または正の数
で、b,c,dは正の数である。) 2)0.25≦(a+b)/(c+d)≦4.0 3)0.05≦(a+c)/(a+b+c+d)≦0.
40
【0015】ここで(a+b)/(c+d)の値が0.
25より小さいと發水効果が不十分となり、4を超える
と被膜強度の低下が生じやすくなる。この値はより好ま
しくは0.3≦(a+b)/(c+d)≦3が推奨され
る。(a+c)/(a+b+c+d)の値は本発明の發
水性被膜形成用シリコーンレジンにおいてシラノール基
及び/又はアルコキシシリル基を有する単位の割合を表
す。この値が上記範囲より少ない場合は、硬化性が不十
分となり、上記範囲を超える場合は發水性が低下した
り、該シリコーンレジンを含む發水性被膜形成用組成物
を製造した際に貯蔵安定性の低下を招くことがある。本
発明の發水性被膜形成用シリコーンレジンの分子量は格
別な制限がないが、通常は各種用途において実用可能な
範囲が選択される。この様な範囲として例えば、数平均
分子量で380〜1,500,000を、重量平均分子
量では500〜5,000,000を挙げることができ
る。
【0016】發水性や硬化被膜の強度等の観点からは平
均構造が前記一般式(1)で表されるシリコーンレジン
が下記〜の条件を満たすことが望ましい。 少なくともポリジメチルシロキサン単位を含み、か
つ該ポリジメチルシロキサン単位の平均重合度は5〜1
000であること。 1分子中において下記(1)の単位の個数の下記
(2)の単位の個数に対する比が1以上であること(但
し、下記(2)の単位が存在しない場合はこの限りでは
ない。)。 (1)[(CH3 2 SiO2/2 m (m≧2)のポリ
ジメチルシロキサン単位 (2)[(CH3 2 SiO2/2 m (m=1)のジメ
チルシロキサン単位((1)の単位を構成するものは除
く) 0.3≦(a+b)/(c+d)≦3 であるこ
と。
【0017】本発明の撥水性被膜形成用シリコーンレジ
ンに設定した置換基R1 〜R3 以外の官能基を有する単
位や、1官能性単位(R4 SiO1/2 )(ここにR4
メチル基、エチル基、フェニル基等の炭化水素基を表
す)、4官能性(SiO4/2 )単位等を若干含むことが
有り得る。しかし、特徴的性質を阻害しない範囲であれ
ば、これらの存在を否定するものではない。
【0018】本発明の前記式(1)で示される撥水性被
膜形成用シリコーンレジンの製造には、一般的なシリコ
ーンレジンの製造方法を用いることが可能である。前記
製造方法としては、(a)芳香族炭化水素溶媒や含酸素
有機溶媒などと水を混合溶媒として用い、これにオルガ
ノハロシランおよび両末端官能性ジオルガノポリシロキ
サンを添加し加熱攪拌して直接製造する方法や、(b)
上記混合溶媒中でオルガノハロシランを加熱攪拌して重
合させ、得られたシリコーンレジンと、2官能性オルガ
ノシランまたは両末端官能性ジオルガノシロキサンとを
触媒存在下の上記混合溶媒中で縮合反応させて製造する
方法や、(c)オルガノハロシランをアルコール溶媒中
でアルコキシシラン化させ、このオルガノアルコキシシ
ランと触媒とを用いて上記(a),(b)と同様の工程
で製造する方法などがあるが、これらに限定されるもの
ではない。通常、アルコール系を除く含酸素有機溶媒を
用いて(a)の方法により製造すると、ゲル化を起こさ
ずに前記シリコーンレジンを製造することが可能なため
好ましい。
【0019】本発明の前記式(1)で示される撥水性シ
リコーンレジンの製造の特に好ましい方法は、下記
(d)と(e)からなる2相反応系にて、下記(A)と
(B)の加水分解および縮合を行うことである。 (d)次の又は: 含酸素有機溶媒; 含酸素有機溶媒と炭化水素溶媒とからなる混合溶媒
(但しこの混合溶媒中に含まれる炭化水素溶媒の割合は
50容量%以下); (e)下記(A)及び(B)中のハロゲン原子1モルに
対して、1.8グラム当量以下の水溶性無機塩基または
緩衝能を有する弱酸の塩を含むかまたは含まない水, (A)式R3 SiX3 (R3 は上記と同じ意味であり、
Xはハロゲン原子である。)で示されるオルガノトリハ
ロシラン; (B)式Y(SiR1 2O)e SiR1 2Y(Yはハロゲン
原子、水酸基、水素から選ばれる一種以上であり、eは
0または300以下の正の数であり、Rは上記と同じ意
味である)で示される2官能性ジオルガノシランまたは
両末端に官能基を有するジオルガノポリシロキサン。
【0020】このような製造法の好適な例として次のも
のが挙げられる。 (1)上記(d)と(e)からなる2相反応系を形成さ
せ、上記(A)と(B)の混合物、または上記(d)に
(A)と(B)を溶解させた溶液を滴下して反応を行う
方法。 (2)上記(e)の水相に、上記(d)に上記(A)と
(B)を溶解させた溶液を滴下し、結果として生じる2
相反応系にて反応を行う方法。 (3)上記(d)に上記(A)と(B)を溶解させた溶
液と、上記(e)とを同時に空の反応容器に滴下し、結
果として生じる2相反応系にて反応を行う方法。 (4)Yが水酸基、水素から選ばれる一種以上である
(B)を溶解させた(d)と(e)との2相反応系を形
成させ、上記(A)、または(d)に(A)を溶解させ
た溶液を滴下して反応を行う方法。 このほか、上記(1),(2),(3)の方法にて
(A)のみを加水分解し、その後(B)を滴下して反応
させてもよい。
【0021】反応温度は室温(20℃)〜120℃の範
囲内が適当であるが、40〜100℃程度が望ましい。
【0022】水と有機溶媒が2相を形成するというの
は、水と有機溶媒が混和せず、均一溶液とならない状態
のことをいう。有機相と水相の存在の仕方としては、攪
拌を低速にすることによりこれら2相が上層と下層を形
成し、その間に広い平面の界面を有するという状態を保
つようにしてもよいし(これを「2層を形成する」と表
現する)、激しく攪拌して2層を保たない状態にしても
よい。ただし、実用的見地からは攪拌速度を丁寧にコン
トロールする必要のない後者が好ましい。
【0023】ハロシラン(A)のXおよび出発物質
(B)のYがハロゲン原子である場合のYは、好ましく
は臭素、塩素、さらに好ましくは塩素である。(B)の
eは0または300以下の正の数、すなわち2官能性ジ
オルガノシランまたは両末端に官能基を有するジオルガ
ノポリシロキサンである。ジオルガノポリシロキサンで
ある場合、工業的製法等において生じる範囲の分子量分
布、分岐構造、環状化合物、あるいは側鎖官能基を含ん
でもよい。
【0024】この製造方法において使用される有機溶媒
は、(A)および(B)を溶解し、水に多少溶解しても
よいが、水と2相を形成できる含酸素有機溶媒Sが用い
られ、さらにこの含酸素有機溶媒Sとの合計に対して5
0容量%以下の炭化水素溶媒Tが含まれていてもよい。
炭化水素溶媒Tの含量がこれより多いとゲルの生成量が
増え、目的生成物の収率が減少し、実用的でなくなる場
合がある。あるいは、炭化水素溶媒Tの含量が多い場
合、目的とする硬化物の物性が得られなくなることがあ
る。この有機溶媒は、水に無制限に溶解する溶媒であっ
ても、水溶性無機塩素または緩衝能を有する弱酸の塩の
水溶液と混和しないものは使用できる。
【0025】含酸素有機溶媒Sとしては、メチルエチル
ケトン、ジエチルケトン、メチルイソブチルケトン、ア
セチルアセトン、シクロヘキサノン等のケトン系溶媒、
ジエチルエーテル、ジノルマルプロピルエーテル、ジオ
キサン、ジエチレングリコールジメチルエーテル、テト
ラヒドロフラン等のエーテル系溶媒、酢酸エチル、酢酸
ブチル、プロピオン酸ブチル等のエステル系溶媒、n−
ブタノール、ヘキサノール等のアルコール系溶媒などが
挙げられるがこれらに限定されるものではない。しか
し、目的とする硬化物の物理的熱安定性を得るためには
アルコール系溶媒でない方が好ましい。これら溶媒は二
種以上混合して用いてもよい。炭化水素溶媒Tとして
は、ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素
溶媒、ヘキサン、ヘプタン等の脂肪族炭化水素溶媒、ク
ロロホルム、トリクロロエチレン、四塩化炭素等のハロ
ゲン化炭化水素溶媒などが挙げられるが、これらに限定
されるものではない。また、有機溶剤の使用量は特に制
限されないが、好ましくは(A)と(B)の総量100
重量部に対して50〜2000重量部の範囲である。有
機溶剤が(A)と(B)の総量100重量部に対して5
0重量部未満であると生成したシリコーンレジンを溶解
させるには不十分であり、場合によりゲル化の原因とな
り、また2000重量部を超えると加水分解、縮合が速
やかに進行せず、低分子量で貯蔵安定性の悪いシリコー
ンレジンが得られる。水の使用量も特に制限されない
が、好ましくは(A)と(B)の総量100重量部に対
して10〜3000重量部の範囲である。
【0026】水相にはハロシランから生成するハロゲン
化水素による酸性度を抑制する水溶性無機塩基または緩
衝能を有する弱酸の塩を加えてもよいが、何も加えない
水を用いても反応は可能である。
【0027】前記水溶性無機塩基としては、水酸化リチ
ウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化カル
シウム、水酸化マグネシウム等の水溶性アルカリ等が挙
げられ、緩衝能を有する弱酸の塩としては炭酸ナトリウ
ム、炭酸カリウム、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム
等の炭酸塩、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム等
の炭酸水素塩、ビス(シュウ酸)三水素カリウム等のシ
ュウ酸塩、フタル酸水素カリウム、酢酸ナトリウム等の
カルボン酸塩、リン酸水素二ナトリウム、リン酸二水素
カリウム等のリン酸塩、四ホウ酸ナトリウム等のホウ酸
塩などが挙げられるが、これらに限定されるものではな
い。また、これらの量は、使用するハロシラン分子中の
ハロゲン及び(B)のYがハロゲンであるときのそのハ
ロゲンの合計のハロゲン原子1モルに対して、1.8グ
ラム当量以下が望ましい。即ち、ハロシラン等が完全に
加水分解された場合に生じるハロゲン化水素をちょうど
中和する量の1.8倍以下が望ましい。これら水溶性無
機塩基または緩衝能を有する弱酸の塩は、上記の量的範
囲内であれば二種以上混合して用いてもよい。
【0028】本発明の被膜形成用シリコーンレジンは硬
化させることができ、その硬化は、加熱のみにより行う
ことが可能であるが、硬化触媒及び/又は架橋剤を使用
することも可能である。
【0029】前記硬化触媒としては、二酢酸錫、ジオク
チル酸錫、ジラウリル酸錫、四酢酸錫、二酢酸ジブチル
錫、ジオクチル酸ジブチル錫、ジラウリル酸ジブチル
錫、ジオレイン酸ジブチル錫、ジメトキシジブチル錫、
ジブチル錫オキサイド、ベンジルマレイン酸ジブチル
錫、ビス(トリエトキシシロキシ)ジブチル錫、二酢酸
ジフェニル錫などの錫化合物;テトラメトキシチタン、
テトラエトキシチタン、テトラ−n−プロポキシチタ
ン、テトラ−i−プロポキシチタン、テトラ−n−ブト
キシチタン、テトラ−i−ブトキシチタン、テトラキス
(2−エチルヘキソキシ)チタン、ジ−i−プロポキシ
ビス(エチルアセトアセテート)チタン、チタンジプロ
ポキシビス(アセチルアセトナート)チタン、ジ−i−
プロポキシビス(アセチルアセトナート)チタン、ジブ
トキシビス(アセチルアセトナート)チタン、トリ−i
−プロポキシアリルアセテートチタン、チタニウムイソ
プロポキシオクチレングリコール、ビス(アセチルアセ
トナート)チタンオキサイド等のチタン化合物;二酢酸
鉛、ビス(2−エチルヘキサン酸)鉛、ジネオデカン酸
鉛、四酢酸鉛、テトラキス(n−プロピオン酸)鉛、二
酢酸亜鉛、ビス(2−エチルヘキサン酸)亜鉛、ジネオ
デカン酸亜鉛、ジウンデセン酸亜鉛、ジメタクリル酸亜
鉛、二酢酸鉄、テトラキス(2−エチルヘキサン酸)ジ
ルコニウム、テトラキス(メタクリル酸)ジルコニウ
ム、二酢酸コバルトなどの金属脂肪酸類;アミノプロピ
ルトリメトキシシラン、N−(2−アミノエチル)−3
−アミノプロピルトリメトキシシラン、テトラメチルグ
アニジン、テトラメチルグアニジルプロピルトリメトキ
シシラン、テトラメチルグアニジルプロピルジメトキシ
シラン、テトラメチルグアニジルプロピルトリス(トリ
メチルシロキサン)シラン、1,8−ジアザビシクロ
〔5.4.0.〕−7−ウンデセン、ジ−n−ヘキシル
アミン、トリエタノールアミン、ジシクロヘキシルアミ
ン、ジ−n−オクチルアミン、トリエチルアミン、ジエ
チルアミン、トリエチルベンジルアミン、エチレンジア
ミン、ジエチレントリアミン、トリエチレンテトラアミ
ン等のアミノ基含有化合物等が用いられるが、これらに
限定されるものではない。通常、シリコーンレジン10
0重量部に対して0.01〜10重量部、好ましくは
0.1〜5重量部の範囲で用いられる。
【0030】また、架橋剤としては以下に示す化合物が
例示される。
【0031】
【化1】
【0032】
【化2】
【0033】架橋剤は通常、シリコーンレジン100重
量部に対して0.1〜80重量部、好ましくは1〜70
重量部の範囲で用いられる。硬化温度は、硬化触媒、架
橋剤のいずれを用いた場合にも20〜350℃、好まし
くは20〜250℃である。350℃を超えるとシロキ
サンの分解が起こるおそれがある。加熱のみによる硬化
の場合には温度は50℃〜350℃であり、好適には8
0℃〜250℃である。50℃未満では反応が充分に進
行しない。350℃を超えるとシロキサンの分解が起こ
るおそれがある。
【0034】本発明のシリコーンレジン又は組成物を溶
解する溶媒としては、ベンゼン、トルエン、キシレン等
の芳香族炭化水素溶媒、ジエチルエーテル、テトラヒド
ロフラン等のエーテル系溶媒、ブタノール、ヘキサノー
ル等のアルコール系溶媒、アセトン、メチルエチルケト
ン、メチルイソブチルケトン等のケトン系溶媒、酢酸エ
チル、酢酸ブチル等のエステル系溶媒、クロロホルム、
トリクロロエチレン、四塩化炭素等のハロゲン化炭化水
素溶媒、ヘキサン、n−オクタン等の飽和炭化水素溶
媒、トリメチルメトキシシラン、ジメチルジメトキシシ
ラン等のシラン系溶媒、ヘキサメチルジシロキサン等の
ボラタイルシリコーン系溶媒等が例示されるがこれらに
限定されるものではない。
【0035】本発明の組成物を前期溶媒に溶解させて使
用する場合、この溶媒は本発明の組成物100重量部に
対して、0〜100,000重量部、好ましくは0〜1
0000重量部で用いられる。
【0036】本発明のシリコーンレジンは、撥水性を必
要とする基材に対して適宜の手段により塗布または含浸
され、被膜を形成することにより使用される。塗布また
は含浸に際しては、前述の説明のとおり好適な被膜形成
性を得るために、溶剤により希釈し濃度を調整すること
が可能である。塗布および含浸する手段としては、浸漬
塗布および含浸法、ロールコーティング、フローコーテ
ィング、刷毛塗り法、スプレー法などが利用できる。基
材に形成される被膜の膜厚に格別の制限はないが、例え
ば0.1〜30μmの厚さで形成される。
【0037】本発明の撥水性被膜形成用シリコーンレジ
ンが適用される基材の物体は、特に制限されるものでは
なく、金属、ガラス、プラスチック、無機材料、ゴム、
繊維など種々の物質よりなる基材に適用することができ
る。基本的には、撥水性が必要とされる品物、材料、部
位等、例えば熱交換機、建築用ガラス、台所、洗面所、
風呂場などの、水に塗れたり湿気の多い部位に適用され
る。
【0038】
【実施例】次に実施例、比較例により本発明をさらに詳
しく説明するが、この発明はこれらの例によってなんら
限定されるものではない。
【0039】(実施例1)還流冷却管、滴下ロート、及
び攪拌器を備えた反応容器に、水400mLとメチルイソ
ブチルケトン300mLを加え、二層を形成しないよう激
しく攪拌しておき、両末端に水酸基を有する平均重合度
55のポリジメチルシロキサンを26.25g加えてさ
らに攪拌し、氷浴中に入れた。反応容器内の混合物の温
度が10℃となったところで、メチルトリクロロシラン
123.75g(0.828モル)を100mLのメチル
イソブチルケトンに溶解した溶液を滴下ロートからゆっ
くり滴下した。この際反応混合物の温度は17℃まで上
昇した。滴下終了後、60℃の油浴上で、反応混合物を
1時間加熱攪拌した。反応終了後、有機層を洗浄水が中
性になるまで洗浄し、次いで有機層を乾燥剤を用いて乾
燥した。乾燥剤を除去した後、溶媒を減圧で留去し、二
昼夜真空乾燥を行ないシリコーンレジンをワックス状の
固体として得た。このシリコーンレジンの分子量分布を
GPC〔東ソー(株)製HLC−8020、カラムは東
ソー製TSKge1GMHXL-L+G1000HXL(商標)を使用し、溶媒
としてクロロホルムを用いた〕により測定したところ、
標準ポリスチレン換算での重量平均分子量は5000で
あり、数平均分子量は970であった。また29SiNM
Rスペクトル〔ブルカー製ACP−300により測定〕
から求めたジオルガノシロキシ単位とモノオルガノシロ
キシ単位のモル比すなわち(a+b)/(c+d)の値
は0.43、オルガノシロキシ単位におけるケイ素1モ
ルに対するシラノールのモル量すなわち(a+c)/
(a+b+c+d)の値は0.213であった。
【0040】このシリコーンレジン1gを、イソプロピ
ルエーテル10gに溶解し、これに10mgのジブチル錫
アセテートを加え、得られた溶液をアルミニウム板(J
ISA−1050)上にフローコーティングし、150
℃のオーブンで1時間硬化させた。
【0041】このようにして得られた被膜の撥水性を以
下の方法により判定した。被膜の形成されているアルミ
ニウム板を水平に置き、その被膜表面上にマイクロピペ
ットで種々の量の蒸留水を滴下し水滴を静置させた。水
滴を滴下後10〜20秒以内にアルミニウム板の一辺を
机に接触させたまま、反対側の一辺を持ち上げアルミニ
ウム板を机に対して垂直に立て1分以内に5mm以上水滴
が落下するかを観測した。この測定をアルミニウム板に
形成された被膜上の任意の10ヶ所で行い、8ヶ所以上
で落下が確認された水滴の最小量をその被膜の「水滴落
下量」として表1に示す。この被膜形成用シリコーンレ
ジンの硬化物は水滴落下量が1μL 以下と良好な撥水性
を示した。
【0042】(実施例2)実施例1と同様の反応装置・
条件で、両末端に水酸基を有する平均重合度23のポリ
ジメチルシロキサン26.25gを用いて反応させ、シ
リコーンレジンをワックス状の固体として得た。得られ
たシリコーンレジンのポリスチレン換算での重量平均分
子量は3100であり、数平均分子量は630であっ
た。また29SiNMRスペクトルから求めた(a+b)
/(c+d)の値は0.43,(a+c)/(a+b+
c+d)の値は0.226であった。
【0043】このシリコーンレジンを実施例1と同様に
して硬化させた。また、実施例1と同様にして行った撥
水性試験の結果を表1に示す。
【0044】(実施例3)実施例1と同様の反応装置・
条件で、両末端に水酸基を有する平均重合度240のポ
リジメチルシロキサン26.25gを用いて反応させ、
シリコーンレジンをワックス状の固体として得た。得ら
れたシリコーンレジンのポリスチレン換算での重量平均
分子量は9100であり、数平均分子量は720であっ
た。また29SiNMRスペクトルから求めた(a+b)
/(c+d)の値は0.42,(a+c)/(a+b+
c+d)の値は0.198であった。
【0045】このシリコーンレジンを実施例1と同様に
して硬化させた。また、実施例1と同様にして行った撥
水性試験の結果を表1に示す。この被膜形成用シリコー
ンレジンの硬化物は水滴落下量が1μL以下と良好な撥
水性を示した。
【0046】(実施例4)実施例1と同様の反応装置・
条件で、両末端に水酸基を有する平均重合度55のポリ
ジメチルシロキサンを49.66gとメチルトリクロロ
シラン100.34g(0.692モル)を用いて反応
させ、シリコーンレジンをワックス状の固体として得
た。得られたシリコーンレジンのポリスチレン換算での
重量平均分子量は4200であり、数平均分子量は91
0であった。また29SiNMRスペクトルから求めた
(a+b)/(c+d)の値は0.98,(a+c)/
(a+b+c+d)の値は0.205であった。
【0047】このシリコーンレジンを実施例1と同様に
して硬化させた。また、実施例1と同様にして行った撥
水性試験の結果を表1に示す。この被膜形成用シリコー
ンレジンの硬化物は水滴落下量が1μL以下と良好な撥
水性を示した。
【0048】(実施例5)実施例1と同様の反応装置・
条件で、水400mLとメチルイソブチルケトン300mL
を加え、二層を形成しないよう激しく攪拌しておき、両
末端に水酸基を有する平均重合度55のポリジメチルシ
ロキサンを16.77g加えてさらに攪拌し、氷浴中に
入れた。反応容器内の混合物の温度が10℃となったと
ころで、メチルトリクロロシラン118.61g(0.
793モル)とジメチルジクロロシラン14.62g
(0.133モル)を100mLのメチルイソブチルケト
ンに溶解した溶液を滴下ロートからゆっくり滴下した。
その後、実施例1と同様の処理を行ってシリコーンレジ
ンをワックス状の固体として得た。得られたシリコーン
レジンのポリスチレン換算での重量平均分子量は485
0であり、数平均分子量は910であった。また29Si
NMRスペクトルから求めた(a+b)/(c+d)の
値は0.42,(a+c)/(a+b+c+d)の値は
0.202であった。
【0049】このシリコーンレジンを実施例1と同様に
して硬化させた。また、実施例1と同様にして行った撥
水性試験の結果を表1に示す。この被膜形成用シリコー
ンレジンの硬化物は水滴落下量が1μL以下と良好な撥
水性を示した。
【0050】(実施例6)実施例1と同様の反応装置・
条件で、水400mLとメチルイソブチルケトン250mL
を加え、二層を形成しないよう激しく攪拌し、氷浴中に
入れた。反応容器内の混合物の温度が10℃となったと
ころで、フェニルトリクロロシラン82.60g(0.
390モル)を100mLのメチルイソブチルケトンに溶
解した溶液を滴下ロートからゆっくり滴下した。この際
反応混合物の温度は15℃まで上昇した。滴下終了後、
60℃の油浴上で、反応混合物を1時間加熱攪拌した。
その後、両末端に水酸基を有する平均重合度55のポリ
ジメチルシロキサン67.40gを50mLのメチルイソ
ブチルケトン溶解した溶液を再び滴下ロートからゆっく
り滴下した。滴下終了後、再度60℃の油浴上で、反応
混合物を1時間加熱攪拌した。実施例1と同様の処置を
行ってシリコーンレジンをワックス状の固体として得
た。得られたシリコーンレジンのポリスチレン換算での
重量平均分子量は5100であり、数平均分子量は10
00であった。また29SiNMRスペクトルから求めた
(a+b)/(c+d)の値は2.47,(a+c)/
(a+b+c+d)の値は0.202であった。
【0051】このシリコーンレジンを実施例1と同様に
して硬化させた。また、実施例1と同様にして行った撥
水性試験の結果を表1に示す。この被膜形成用シリコー
ンレジンの硬化物は水滴落下量が1μL以下と良好な撥
水性を示した。
【0052】(実施例7)実施例1と同様の反応装置・
条件で、水400mL、トルエン175mL、イソブロパノ
ール75mLを加え、二層を形成しないよう激しく攪拌
し、氷浴中に入れた。反応容器内の混合物の温度が10
℃となったところで、フェニルトリクロロシラン82.
60g(0.390モル)を100mLのトルエンに溶解
した溶液を滴下ロートからゆっくり滴下した。この際反
応混合物の温度は15℃まで上昇した。滴下終了後、油
浴上で反応混合物を加熱し、共沸下で6時間攪拌した。
その後、両末端に水酸基を有する平均重合度55のポリ
ジメチルシロキサン67.40gを50mLのトルエンに
溶解した溶液を再び滴下ロートからゆっくり滴下した。
滴下終了後、再度共沸下で、反応混合物を6時間攪拌し
た。実施例1と同様の処理を行ってシリコーンレジンを
固体として得た。得られたシリコーンレジンのポリスチ
レン換算での重量平均分子量は3656200であり、
数平均分子量は989250であった。また29SiNM
Rスペクトルから求めた(a+b)/(c+d)の値は
2.15,(a+c)/(a+b+c+d)の値は0.
072であった。
【0053】このシリコーンレジンを実施例1と同様に
して硬化させた。また、実施例1と同様にして行った撥
水性試験の結果を表1に示す。この被膜形成用シリコー
ンレジンの硬化物は水滴落下量が1μL以下と良好な撥
水性を示した。
【0054】(比較例1)実施例1と同様の反応装置・
条件で、水400mLとメチルイソブチルケトン300mL
を加え、二層を形成しないよう激しく攪拌し、氷浴中に
入れた。反応容器内の混合物の温度が10℃どなったと
ころで、メチルトリクロロシラン130.14g(0.
871モル)とジメチルジクロロシラン19.86g
(0.154モル)を100mLのメチルイソブチルケト
ンに溶解した溶液を滴下ロートからゆっくり滴下した。
その後、実施例1と同様の処理を行ってシリコーンレジ
ンをフレーク状の固体として得た。得られたシリコーン
レジンのポリスチレン換算での重量平均分子量は190
0であり、数平均分子量は560であった。また29Si
NMRスペクトルから求めた(a+b)/(c+d)の
値は0.19,(a+c)/(a+b+c+d)の値は
0.206であった。
【0055】このシリコーンレジンを実施例1と同様に
して硬化させた。また、実施例1と同様にして行った撥
水性試験の結果を表1に示す。この被膜形成用シリコー
ンレジンの硬化物は水滴落下量が4μLを示した。
【0056】〔表1〕 シリコーンレジン硬化被膜の水滴落下量 実施例番号 水滴落下量(μL) ───────────────────── 実施例1 0.8 実施例2 1.0 実施例3 0.8 実施例4 0.8 実施例5 1.0 実施例6 0.8 実施例7 0.8 比較例1 4.0 ─────────────────────
【0057】
【発明の効果】本発明は、他の成分を配合することなく
単独で使用しても、優れた撥水性を示す被膜を形成する
ことが可能な特定の構造を有するシリコーンレジンを提
供するものである。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平均構造が一般式 〔R1 22 SiO1/2 a 〔R1 2SiO2/2 b 〔R2
    3 SiO2/2 c 〔R 3 SiO3/2 d 〔ここに、R1 はそれぞれ独立に炭素数1〜5のアルキ
    ル基、R2 はそれぞれ独立に水酸基または炭素数1〜5
    のアルコキシ基、R3 はそれぞれ独立に炭素数1〜5の
    アルキル基または芳香族炭化水素基であり、a,b,c
    及びdは次の各条件を満たすものである。 1)a+b+c+d=1(但し、aは0または正の数
    で、b,c,dは正の数である。) 2)0.25≦(a+b)/(c+d)≦4.0 3)0.05≦(a+c)/(a+b+c+d)≦0.
    40〕で示される撥水性被膜形成用シリコーンレジン。
  2. 【請求項2】 以下の〜の特徴を有する請求項1記
    載の撥水性被膜形成用シリコーンレジン 少なくともポリジメチルシロキサン単位を含み、か
    つ該ポリジメチルシロキサン単位の平均重合度は5〜1
    000であること。 1分子中において下記(1)の単位の個数の下記
    (2)の単位の個数に対する比が1以上であること(但
    し、下記(2)の単位が存在しない場合はこの限りでは
    ない。)。 (1)[(CH3 2 SiO2/2 m (m≧2)のポリ
    ジメチルシロキサン単位 (2)[(CH3 2 SiO2/2 m (m=1)のジメ
    チルシロキサン単位((1)の単位を構成するものは除
    く) 0.3≦(a+b)/(c+d)≦3 であるこ
    と。
  3. 【請求項3】 下記(a)と(b)からなる2相反応系
    にて、下記(A)と(B)の加水分解および縮合を行う
    ことにより製造される請求項1又は2に記載の撥水性被
    膜形成用シリコーンレジン。 (a)次の又は: 含酸素有機溶媒; 含酸素有機溶媒と炭化水素溶媒とからなる混合溶媒
    (但し、この混合溶媒中に含まれる炭化水素溶媒の割合
    は50容量%以下); (b)下記(A)及び(B)中のハロゲン原子1モルに
    対して、1.8グラム当量以下の水溶性無機塩基または
    緩衝能を有する弱酸の塩を含むかまたは含まない水、 (A)式R3 SiX3 (R3 は上記と同じ意味であり、
    Xはハロゲン原子である。)で示されるオルガノトリハ
    ロシラン; (B)式Y(SiR1 2O)e SiR1 2Y(Yはハロゲン
    原子、水酸基、水素から選ばれる一種以上であり、eは
    0または300以下の正の数であり、R1 は上記と同じ
    意味である)で示される2官能性ジオルガノシランまた
    は両末端に官能基を有するジオルガノポリシロキサン。
  4. 【請求項4】 請求項1,2又は3のシリコーンレジン
    100重量部と、硬化触媒0.01〜10の重量部とを
    含有することを特徴とする撥水性被膜形成用シリコーン
    レジン組成物。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004536924A (ja) * 2001-07-26 2004-12-09 ダウ・コーニング・コーポレイション シロキサン樹脂
JP2007146031A (ja) * 2005-11-29 2007-06-14 Shin Etsu Chem Co Ltd 硬化性ポリメチルシロキサン樹脂、その製造方法、硬化性ポリメチルシロキサン樹脂組成物及びその硬化被膜を有する物品
JP2014199155A (ja) * 2013-03-29 2014-10-23 株式会社神戸製鋼所 アルミニウムフィン材およびその製造方法
JP2016033190A (ja) * 2014-07-31 2016-03-10 大阪ガスケミカル株式会社 塗料組成物
JP2018002969A (ja) * 2016-07-08 2018-01-11 信越化学工業株式会社 硬化性有機ケイ素樹脂組成物
US11384321B2 (en) * 2017-03-06 2022-07-12 Energizer Auto, Inc. Headlight lens cleaning and restoring compositions and methods of use thereof

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