JPH11215400A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JPH11215400A
JPH11215400A JP1545598A JP1545598A JPH11215400A JP H11215400 A JPH11215400 A JP H11215400A JP 1545598 A JP1545598 A JP 1545598A JP 1545598 A JP1545598 A JP 1545598A JP H11215400 A JPH11215400 A JP H11215400A
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JP
Japan
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data
image
image processing
processing apparatus
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JP1545598A
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Hiroshi Ichiki
洋 一木
Tetsujiro Kondo
哲二郎 近藤
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、画像処理装置に関し、例えばデー
タ圧縮装置、画像認識装置に適用して、エッジ強調等の
画像処理を簡易に実行できるようにする。 【解決手段】解像度の異なる画像データDA〜DE間で
差分データEDを生成し、この差分データEDに応じて
動きベクトルの検出対象を切り換える。又は、解像度の
異なる画像データ間で差分データを生成し、エッジ成分
を検出する。又は、解像度の低い画像データの移動平均
により画像の照度分布を検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像処理装置に関
し、例えば画像認識装置、データ圧縮装置に適用するこ
とができる。本発明は、解像度の異なる画像データ間で
差分データを生成すること等により、エッジ強調等の画
像処理を簡易に実行できるようにする。
【0002】
【従来の技術】従来、画像処理装置においては、いわゆ
るピラミッド符号化等の階層符号化により画像データを
符号化処理する方法が提案されている。この符号化方式
においては、入力された画像データを異なる解像度によ
る画像データに変換して符号化処理するものである。
【0003】すなわち図8に示すように、この種の符号
化処理においては、入力された画像データDA11、D
A12、DA21、DA22、……より例えば2×2画
素のブロックを順次形成し、各ブロック内において画素
値の平均値を算出する。これによりこの符号化処理にお
いては、画像データDA11、DA12、DA21、D
A22、……による最も上位階層の画像データに対し、
水平方向及び垂直方向に解像度が1/2に低減してなる
下位層の画像データDB11、DB12、DB21、D
B22、……を生成する。なおここでは、解像度の最も
高い画像データを最上位の画像データとする。
【0004】さらにこの符号化処理においては、この画
像データDB11、DB12、DB21、DB22、…
…より例えば2×2画素のブロックを順次形成し、各ブ
ロック内において画素値の平均値を算出する。これによ
りこの符号化処理においては、画像データDA11、D
A12、DA21、DA22、……による最も上位階層
の画像データに対し、水平方向及び垂直方向に解像度が
1/4に低減してなる下位層の画像データDC11、D
C12、DC21、DC22、……を生成する。
【0005】この符号化処理においては、このようにし
て生成した各階層の画像データより、必要とする階層の
画像データを選択的に伝送することにより、伝送効率を
向上するようになされている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところでこのようにし
て符号化処理して生成した複数階層の画像データを、画
像伝送以外の処理に適用することができれば、この種の
符号化装置の適用範囲を拡大することができ、この種の
符号化装置の汎用性を向上できると考えられる。この場
合、このようにして生成した複数階層の画像データを種
々の画像処理に適用することが考えられる。
【0007】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、解像度の異なる画像データを用いて種々の画像処理
を実行することができる画像処理装置を提案しようとす
るものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、所定のサンプリングピッチによる
第1の画像データと、第1の画像データを所定画素単位
で平均値化して生成された第2の画像データとの間で差
分データを生成する差分データ生成手段と、この差分デ
ータの値に応じて動きベクトルの検出対象を切り換える
制御手段とを備えるようにする。
【0009】また同様に差分データを生成する差分デー
タ生成手段と、この差分データにより、第1の画像デー
タ又は第1の画像データに対応する画像データを補正す
る輪郭制御手段とを備えるようにする。
【0010】また第2の画像データの移動平均を計算し
て移動平均データを出力する移動平均データ生成手段
と、第1の画像データから移動平均データを減算して順
次得られる減算データに、所定の直流レベルを加算して
補正値データを生成する演算処理手段とを備えるように
する。
【0011】第1の画像データと第2の画像データとの
間で差分データを生成すれば、差分データにおいては、
画像の粗さを示すことになる。これによりこの差分デー
タの値に応じて動きベクトルの検出対象を切り換えるよ
うにして、例えばブロックマッチングの範囲を画像に応
じて適応的に切り換えることができる。
【0012】また同様の差分データにおいては、第1の
画像データのエッジ成分を示すことになる。これにより
差分データにより、第1の画像データ又は第1の画像デ
ータに対応する画像データを補正する輪郭制御手段を備
えるようにして、簡易に輪郭制御することができる。
【0013】また第2の画像データの移動平均を計算し
た移動平均データにおいては、画像の照度分布を示すこ
とになり、シェーディングの情報を有していることにな
る。これにより第1の画像データから移動平均データを
減算して順次得られる減算データに、所定の直流レベル
を加算して補正値データを生成すれば、この補正値デー
タにおいては、シェーディングが補正される。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、適宜図面を参照しながら本
発明の実施の形態を詳述する。
【0015】(1)第1の実施の形態 図1は、本発明の第1の実施の形態に係る画像処理装置
を示すブロック図である。この画像処理装置1は、画像
認識に適用される。この画像処理装置1は、符号化回路
2A〜2Eにより画像データDAを順次演算処理し、こ
れにより図8について上述した階層構造による画像デー
タDA〜DEを生成すると共に、所定期間保持する。
【0016】すなわち第1の符号化回路2Aにおいて
は、連続する画像データDAを入力して保持することに
より、最上位の階層による画像データDAを保持する。
さらに符号化回路2Aは、これら画像データDAを2×
2画素のブロックによりブロック化し、各ブロックにお
いてこれら画像データDAを平均値化することにより、
この最上位の階層による画像データDAに対して、1階
層下位層でなる画像データDBを出力する。
【0017】同様に第2の符号化回路2Bにおいては、
連続する画像データDBを入力して保持することによ
り、最上位の階層による画像データDAに対して1階層
下位層の画像データDBを保持する。さらに符号化回路
2Bは、これら画像データDBを2×2画素のブロック
によりブロック化し、各ブロックにおいてこれら画像デ
ータDBを平均値化することにより、この最上位の階層
による画像データDAに対して、2階層下位層でなる画
像データDCを出力する。
【0018】また同様に、第3及び第4の符号化回路2
C及び2Dにおいては、前段の符号化回路2B及び2C
から出力される連続する画像データDC及びDDを入力
して保持することにより、最上位の階層による画像デー
タDAに対してそれぞれ2階層及び3階層下位層の画像
データDC及びDDを保持する。さらに符号化回路2C
及び2Dは、これら画像データDC及びDDを2×2画
素のブロックによりブロック化し、各ブロックにおいて
これら画像データDC及びDDを平均値化することによ
り、この最上位の階層による画像データDAに対して、
それぞれ3階層及び4階層下位層でなる画像データDD
及びDEを出力する。
【0019】最下位の符号化回路2Eにおいては、連続
する画像データDEを入力して保持することにより、最
上位の階層による画像データDAに対して4階層下位層
の画像データDEを保持する。
【0020】このようにして画像データを保持する際
に、これら符号化回路2A〜2Eは、共通のメモリに画
像データDA〜DEを保持する。さらに図2に示すよう
に、2×2画素の各ブロックにおいて、所定の画素に対
応するメモリ空間においては、このメモリ空間に本来記
録する画像データDA22、DB22、……に代えて、
このブロックの平均値でなる1階層下位層の画像データ
DB11、DC11を記録する。これにより符号化回路
2A〜2Eは、メモリ容量を低減して各階層の画像デー
タを保持する。さらに符号化回路2A〜2Eは、このよ
うにして保持した画像データDA〜DEを入力時と同様
の配列により出力する。
【0021】補間回路3は、システム制御回路4の制御
により、最上位の符号化回路2Aを除くこれら符号化回
路2B〜2Eより画像データDB〜DEを選択的に入力
して補間演算処理し、差分計算回路5における処理に対
応したサンプリングピッチ(解像度)により出力する。
なおここで補間回路3は、例えば線型補間、スプライン
補間等により補間演算処理を実行する。これにより補間
回路3は、差分計算回路5における処理に対応したサン
プリングピッチにより、この差分計算回路5で処理する
階層の画像データに対して、その下位層の画像データに
よる低解像度の画像データD1を生成して出力する。
【0022】差分計算回路5は、システム制御回路4の
制御により、最下位の符号化回路2Eを除く符号化回路
2A〜2Dより画像データDA〜DDを選択的に入力
し、補間回路3より出力される画像データD1との間で
差分を計算して出力する。これにより差分計算回路5
は、異なる階層の画像データより、高周波数成分による
画像データD2を生成して出力する。ここでこの画像デ
ータD2は、符号化回路2A〜2Dより入力する画像デ
ータDA〜DDの高周波数成分を示すことにより、各2
×2画素単位のブロックについて見れば、このブロック
における画素値の粗さを示すことになる。
【0023】システム制御回路4は、この画像処理装置
1全体の動作を制御するコンピュータにより構成され
る。システム制御回路4は、補間回路3及び差分計算回
路5の動作を制御し、画像処理回路6において処理する
階層の画像データに対して、1階層下位層の画像データ
を補間演算処理して画像データD1を生成するように、
補間回路3で処理する画像データの階層を指示する。ま
たシステム制御回路4は、この処理に対応して、画像処
理回路6において処理する階層の画像データと、補間回
路3より出力される画像データD1との間で差分値を計
算するように差分計算回路5の動作を制御する。
【0024】システム制御回路4は、このようにして得
られる差分計算回路5の出力データD2を絶対値化した
後、補間回路3で処理する画像データを単位にして平均
値化する(以下、この平均値をアクティビティーと呼
ぶ)。システム制御回路4は、このアクティビティーが
所定値以上か否か判断し、ここで所定値以下の場合、シ
ステム制御回路4は、補間回路3に対して更に1階層下
位層の画像データDC〜DEによる画像データD1の生
成を指示し、この画像データD1による差分データD2
を入力する。さらにシステム制御回路4は、4×4画素
のブロックを単位にして、この差分データD2によるア
クティビティーを計算し、このアクティビティーが所定
値以上か否か判断する。
【0025】システム制御回路4は、差分データD2に
よるアクティビティーが所定値以上になるまで、順次補
間回路3で処理する画像データの階層を切り換え、これ
により画像処理回路6において、充分に有意な動きベク
トルを検出することができるブロックサイズを計算す
る。
【0026】このようにしてブロックサイズを計算する
と、システム制御回路4は、画像処理回路6に対してこ
の計算したブロックサイズを指示し、また動作の開始を
指示する。これによりシステム制御回路4は、画像処理
回路6に対して可変ブロックマッチングにより動きベク
トルの検出対象を指示することになる。
【0027】画像処理回路6は、このシステム制御回路
4から指示されたブロックサイズにより、事前に設定さ
れた階層の画像データについて、ブロックマッチングの
手法を適用して動きベクトルを検出する。さらにこのよ
うにして検出した動きベクトルより所望の被写体の動き
を追跡してなる動き検出結果D3を出力する。
【0028】以上の構成において、順次入力される画像
データDAは(図1)、符号化回路2A〜2Eにおい
て、階層符号化処理され、これにより上位層に対して順
次画素数を1/4に低減して平均値化してなる画像デー
タDA〜DEがこれら符号化回路2A〜2Eに保持され
る。
【0029】このようにして符号化回路2A〜2Bに保
持された画像データは、ここで画像処理回路6において
処理する画像データに対して1階層下位層の画像データ
が選択的に補間回路3に出力され、ここで補間処理さ
れ、この画像処理回路6において処理する画像データに
対してサンプリング値が等しく設定されてなり、かつこ
の画像データの低周波成分でなる画像データD1が生成
される。
【0030】続く差分計算回路5において、画像処理回
路6において処理する画像データとこの画像データD1
との差分値が計算され、これにより画像処理回路6にお
いて処理する画像データの2×2画素のブロックについ
て、画素の粗さを示してなる差分データD2が計算され
る。
【0031】この差分データD2の値ΔEにおいては、
図3に示すように、画像データDAの粗さを示すことに
より、この差分値ΔEが小さい場合、この1階層下位層
による画像データの1画素に対応する画像データDAの
2×2画素のブロックにおいては、画素値の変化が小さ
く、例えば単色物体のような領域と判断される。これに
よりこの2×2画素のブロックについては、連続する画
像間で動きベクトルを検出しても、有意な動きベクトル
を検出できないと考えられる。なおこの図3及び続く図
4においては、説明の簡略化のため、1階層階層の異な
る画像データ間で差分データD2を計算する場合であ
り、1つのブロックを2画素に設定して説明する。
【0032】これに対して図4に示すようにこの差分値
ΔEが大きい場合、このブロックにおいては、画素値の
変化が大きく、これによりこのブロックについては、連
続する画像間で動きベクトルを検出して、有意な動きベ
クトルを検出できると考えられる。
【0033】またこのようにして有意な動きベクトルを
検出できない場合でも、この比較する階層を変化させ
て、画像処理回路6で処理する画像データに対して、2
階層下位層の画像データにより補間演算処理した画像デ
ータD1より差分値ΔEを計算すれば、1つのブロック
を4×4画素のブロックにより平均値化した画像データ
より画像データD1を計算することにより、値の大きな
差分値ΔEを計算することができる場合がある。この場
合、4×4画素のブロックにより動き検出すれば、有意
な動きベクトルを検出することができる。
【0034】またこの場合でも差分値ΔEの値が小さい
場合、さらに下位層の画像データにより画像データD1
を生成し差分値ΔEを計算すれば、1つのブロックを8
×8画素のブロックにより平均値化した画像データより
画像データD1を計算することにより、値の大きな差分
値ΔEを計算することができる場合がある。この場合、
8×8画素のブロックにより動き検出すれば、有意な動
きベクトルを検出することができる。
【0035】これにより画像処理装置1においては、1
階層下位層の画像データにより差分データD2の値ΔE
が絶対値化された後、2×2画素のブロック単位で平均
値化されてアクティビティーが検出される。さらにこの
アクティビティーが所定値以下の場合、システム制御回
路4の制御により、続く下位層の画像データが補間回路
3に出力され、ここで画像処理回路6にて処理する画像
データに対してサンプリング値が等しく設定されて、か
つこの画像データに対してさらに一段と周波数の低い画
像データD1が生成される。さらにこの画像データによ
り差分データD2が生成され、この差分データD2が4
×4画素のブロック単位で絶対値化された後、平均値化
されてアクティビティーが検出される。さらにこのアク
ティビティーが所定値以下の場合、続く下位層の画像デ
ータが補間回路3に出力され、ここで画像処理回路6に
て処理する画像データに対してサンプリング値が等しく
設定されて、かつこの画像データに対してさらに一段と
周波数の低い画像データD1が生成される。
【0036】これらの処理が繰り返されて、所定値以上
のアクティビティーが検出されると、画像処理回路6に
おいて、このアクティビティーに対応するブロックサイ
ズが動きベクトルの検出対象に設定され、予め設定され
た画像データについて動きベクトルが検出され、またこ
の検出した動きベクトルにより所望の被写体の動きD3
が検出される。
【0037】これらによりこの画像処理装置1では、階
層化した画像データを有効に利用してブロックサイズを
可変して動きベクトルが検出されることになる。かくす
るにつき、この実施の形態においては、このブロックサ
イズが最大で2×2画素、4×4画素、8×8画素、1
6×16画素、32×32画素の範囲で選択されること
になる。さらに検出したブロックサイズにより動きベク
トルを検出して、画像に応じて適応的に動きベクトル検
出範囲を切り換えることになる。
【0038】以上の構成によれば、階層の異なる画像デ
ータ間で差分データを生成し、この差分データを基準に
してブロックサイズを検出して動きベクトルの検出対象
を設定することにより、複数階層の画像データを有効に
利用して、簡易な構成により有意な動きベクトルを検出
することができる。
【0039】(2)第2の実施の形態 図5は、本発明の第2の実施の形態に係る画像処理装置
を示すブロック図である。この画像処理装置10におい
て、図1について上述した画像処理装置1と同一の構成
は、対応する符号を付して示し、重複した説明は省略す
る。
【0040】この画像処理装置10において、システム
制御回路11は、画像処理回路12において処理する画
像データに対して、オペレータにより設定された画像デ
ータを処理するように補間回路3及び差分計算回路5の
動作を制御する。ここでこの画像データは、例えば画像
処理回路12において処理する画像データDAに対し
て、差分計算回路5においては、同一の画像データDA
が、補間回路3においては、所定数だけ下位層の画像デ
ータが設定される。
【0041】なお補間回路3は、この設定に対応して、
画像処理回路12において処理する画像データDAと同
一のサンプリングピッチにより画像データを生成する。
また差分計算回路5は、必要に応じて処理する画像デー
タを補間演算処理し、これにより画像処理回路12にお
いて処理する画像データDAと同一のサンプリングピッ
チによる画像データについて差分データD2を生成す
る。
【0042】これによりシステム制御回路11は、補間
回路3及び差分計算回路5によりサーフボードフィルタ
を構成し、図6に示すように、画像処理回路12におい
て処理する画像データDAについて、差分計算回路5よ
りエッジ成分の画像データD2を出力する(図6(A)
〜(C))。
【0043】画像処理回路12は、処理対象の画像デー
タDAにエッジ成分の画像データD2を加算し、これに
よりこの画像データDAのエッジを強調してなる画像デ
ータD4を出力する。またシステム制御回路4の制御に
より、処理対象の画像データDAよりエッジ成分の画像
データD2を減算し、これによりこの画像データDAの
エッジをぼかしてなる画像データD4を出力する。また
これらの処理において、画像処理回路12は、システム
制御回路4の制御により、画像データD2を重み付けし
て加算し、これにより輪郭の程度を種々に可変する。こ
れらにより画像処理回路12は、画像データD4の輪郭
を制御する。
【0044】またこのエッジ成分の画像データD2を所
定のしきい値により2値化し、続く画像処理装置にエッ
ジデータD4として出力する。これにより画像処理回路
12は、エッジ成分の画像データD2をキー信号等によ
り利用できるようになされている。
【0045】図5に示す構成によれば、階層の異なる画
像データ間で差分データD2を生成することにより、処
理対象画像のエッジ成分を簡易に抽出することができ、
これにより簡易な構成で輪郭制御することができる。
【0046】また必要に応じて差分データD2の生成に
用いる補間回路3及び差分計算回路5について、処理対
象画像の階層を変更して、輪郭制御の程度、さらには制
御対象でなる輪郭の周波数成分を種々に変更することが
でき、これにより所望の特性による輪郭制御を実行する
ことができる。
【0047】またこの輪郭制御の程度、さらには制御対
象でなる輪郭の周波数成分を種々に変更することができ
るエッジ成分の画像データD2を2値化することによ
り、例えばキー信号等の、種々の画像処理に使用するこ
とができる基準データD5を生成することができる。
【0048】(3)第3の実施の形態 この実施の形態においては、画像処理装置において、画
像データのシェーディングを補正する。なおこの実施の
形態においては、補間回路3、差分計算回路5、画像処
理回路12の動作、これに対応するシステム制御回路1
1の動作が異なる以外、第2の実施の形態と同一の構成
でなることにより、第2の実施の形態について説明した
図5に示す構成を流用して説明する。
【0049】補間回路3は、システム制御回路11の指
定により、最も下位層の画像データDEを受け、この画
像データDEの所定サンプリング数による移動平均を計
算する。このとき補間回路3は、画像データDEを演算
処理して移動平均を計算することにより、画像データD
Eの明度について、移動平均を計算する。ここでこの移
動平均によるサンプリング値を所定の範囲に設定すれ
ば、この補間回路3による画像データD1は、画像処理
回路12において処理する画像データDAについて、シ
ェーディングの情報を有し、この画像データDAにおけ
る画像について照度分布を示すことになる。
【0050】図7に示すように、差分計算回路5は、画
像処理回路12において処理する画像データDAを受
け、この画像データDAより画像データD1を減算する
(図7(A)及び(B))。ここで差分計算回路5は、
補間回路3と同様に、演算処理により画像データDAの
明度について、この減算処理を実行する。これにより差
分計算回路5は、画像データD1による照度分布を基準
にして、画像データDAの画素値の変化を順次示してな
る画像データD2を生成する。かくするにつきこの画像
データD2は、シェーディングを含む画像データDAに
よる画像の照度分布より、画像データDAの画素値の変
化を順次示すことになる。
【0051】画像処理回路12は、画像データDAを1
画面分累積して平均値化する。このとき画像処理回路1
2は、差分計算回路5と同様に、画像データDAの明度
について、平均値を計算する。これにより画像処理回路
12は、画像データDAによる画像の平均明度DLを計
算する。画像処理回路12は、差分計算回路5の出力デ
ータD2にこの平均値DLを加算することにより、出力
データD2に平均明度DL分の直流レベルを加算し、こ
れにより画像データDAのシェーディングを補正してな
る補正画像を生成する(図7(C)及び(D))。
【0052】画像処理回路12は、システム制御回路1
1の制御により、このようにして生成した補正画像デー
タの明度にオフセット値を与えることにより、補正画像
の明度を種々に補正する。さらにシステム制御回路11
の制御により、この明度の補正に代えて、又は明度の補
正に加えて、出力データD2及び又は画像データDAの
明度を所望の利得により補正し、これにより補正画像に
おける明度のコントラストを種々に調整する。
【0053】以上の構成によれば、最下位層の画像デー
タの移動平均を検出することにより、画像データによる
画像の照度分布を簡易に計算することができる。これに
よりこの計算した照度分布の画像データD1を用いて、
被写体の照明に照明ムラがある場合でも、この照明ムラ
によるシェーディングを簡易に補正することができる。
【0054】これにより、補正画像等について輝度レベ
ルを補正することにより、このシェーディングによる影
響を有効に回避してコントラスト及び明度を種々に調整
することができる。
【0055】(4)他の実施の形態 なお上述の第1の実施の形態においては、事前に設定し
た画像データについてブロックサイズを可変して動きベ
クトルを検出する場合について述べたが、本発明はこれ
に限らず、アクティビティーにより動きベクトル検出対
象でなる画像データの階層を切り換えるようにしてもよ
い。このようにすれば例えば固定したブロックサイズに
より有意な動きベクトルを検出することができる。
【0056】また上述の第1の実施の形態においては、
下位層の画像データを補間演算処理して上位層に対応す
るサンプリングピッチの画像データを生成し、この画像
データより差分データD2を生成する場合について述べ
たが、本発明はこれに限らず、実用上充分な精度により
アクティビティーを検出できる場合、この補間演算処理
を省略して、下位層の画像データを対応するブロックの
画像データから減算して差分データを生成してもよい。
このようにすれば全体構成をさらに一段と簡略化するこ
とができる。
【0057】さらに同様にして、第2の実施の形態にお
いても、補間回路3における補間演算処理を省略しても
よい。
【0058】また上述の第3の実施の形態においては、
最下位層の画像データDEを移動平均して画像データD
1を生成する場合について述べたが、本発明はこれに限
らず、必要に応じて種々の階層の画像データより移動平
均を生成する場合にも広く適用することができる。
【0059】さらに上述の第3の実施の形態において
は、最上位層の画像データDAを1画面分平均値化して
平均照度を計算する場合について述べたが、本発明はこ
れに限らず、下位層の画像データを平均値化して平均照
度を計算してもよい。
【0060】また上述の第3の実施の形態においては、
画像データDAを1画面分平均値化して平均照度を計算
し、この平均照度による直流レベルを加算する場合につ
いて述べたが、本発明はこれに限らず、この直流レベル
を種々の値に設定するようにしてもよい。
【0061】また上述の第1の実施の形態においては、
動きベクトルを検出して被写体の動きを検出する場合に
ついて述べたが、本発明はこれに限らず、例えば動きベ
クトルを検出してデータ圧縮処理に利用することもでき
る。
【0062】また上述の実施の形態においては、順次2
×2画素単位で画像データを平均値化して階層構造によ
る画像データを生成する場合について述べたが、本発明
はこれに限らず、種々の画素単位で階層構造の画像デー
タを生成する場合に広く適用することができる。
【0063】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、解像度の
異なる画像データ間で差分データを生成し、この差分デ
ータに応じて動きベクトルの検出対象を切り換えること
により、簡易な構成で、画像に応じて適応的に動きベク
トルの検出対象を切り換えることができる。
【0064】また解像度の異なる画像データ間で差分デ
ータを生成することにより、簡易な構成でエッジ成分を
検出することができ、このエッジ成分を利用して輪郭制
御等の処理を簡易に実行することができる。
【0065】また解像度の低い画像データの移動平均に
より画像の照度分布を検出することができ、この照度分
布を用いて簡易な構成によりシェーディング補正するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る画像処理装置
を示すブロックである。
【図2】図1の画像処理装置の符号化回路の説明に供す
る略線図である。
【図3】図1の符号化処理装置の差分データの説明に供
する略線図である。
【図4】図3の差分データの値が大きな場合の説明に供
する略線図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態に係る画像処理装置
を示すブロックである。
【図6】図5の画像処理装置の動作の説明に供する略線
図である。
【図7】本発明の第3の実施の形態に係る画像処理装置
の動作の説明に供する略線図である。
【図8】階層符号化の説明に供する略線図である。
【符号の説明】
1、10……画像処理装置、2A〜2E……符号化回
路、3……補間回路、4、11……システム制御回路、
5……差分計算回路、6、12……画像処理回路

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定のサンプリングピッチによる第1の画
    像データと、前記第1の画像データを所定画素単位で平
    均値化して生成された第2の画像データとの間で差分デ
    ータを生成する差分データ生成手段と、 前記差分データの値に応じて動きベクトルの検出対象を
    切り換える制御手段とを備えることを特徴とする画像処
    理装置。
  2. 【請求項2】前記制御手段は、 前記動きベクトルの検出範囲を切り換えて、動きベクト
    ルの検出対象を切り換えることを特徴とする請求項1に
    記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】前記制御手段は、 前記動きベクトルを検出する画像データの解像度を切り
    換えて、動きベクトルの検出対象を切り換えることを特
    徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】所定のサンプリングピッチによる第1の画
    像データと、前記第1の画像データを所定画素単位で平
    均値化して生成された第2の画像データとの間で差分デ
    ータを生成する差分データ生成手段と、 前記差分データにより、前記第1の画像データ又は前記
    第1の画像データに対応する画像データを補正する輪郭
    制御手段とを備えることを特徴とする画像処理装置。
  5. 【請求項5】前記差分データを2値化する2値化手段を
    有することを特徴とする請求項4に記載の画像処理装
    置。
  6. 【請求項6】所定のサンプリングピッチによる第1の画
    像データに対して、前記第1の画像データを所定画素単
    位で平均値化して生成された第2の画像データを受け、
    前記第2の画像データの移動平均を計算して移動平均デ
    ータを出力する移動平均データ生成手段と、 前記第1の画像データから前記移動平均データを減算し
    て順次得られる減算データに所定の直流レベルを加算し
    て補正値データを生成する演算処理手段とを備えること
    を特徴とする画像処理装置。
  7. 【請求項7】前記直流レベルは、 前記第1又は第2の画像データを1画面分平均値化した
    平均値でなることを特徴とする請求項6に記載の画像処
    理装置。
  8. 【請求項8】前記演算処理手段は、 前記補正値データをオフセットさせることを特徴とする
    請求項6に記載の画像処理装置。
  9. 【請求項9】前記演算処理手段は、 前記第1の画像データ及び又は前記移動平均データを重
    み付け処理した後、前記減算データを生成することを特
    徴とする請求項6に記載の画像処理装置。
  10. 【請求項10】前記演算処理手段は、 前記補正値データを重み付け処理することを特徴とする
    請求項6に記載の画像処理装置。
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