JPH11215632A - 金 車 - Google Patents

金 車

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JPH11215632A
JPH11215632A JP1715598A JP1715598A JPH11215632A JP H11215632 A JPH11215632 A JP H11215632A JP 1715598 A JP1715598 A JP 1715598A JP 1715598 A JP1715598 A JP 1715598A JP H11215632 A JPH11215632 A JP H11215632A
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JP
Japan
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locking
opening
closing plate
wire
engagement
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JP1715598A
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English (en)
Inventor
Takashi Usui
隆 臼井
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YUTAKA CONSULTANT KK
Original Assignee
YUTAKA CONSULTANT KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 開閉板を線材掛装部の閉鎖位置に確実に係止
保持することができるとともに、片手操作にて開閉板を
閉鎖位置の係止状態から容易に解放させることができる
金車を提供する。 【解決手段】 取付枠11に線材を掛装案内するための
滑車16を回転可能に支持する。滑車16の線材掛装部
16aを開閉するように、取付枠11に開閉板18を回
動可能に取り付る。取付枠11には係止溝21を有する
係止突起20を突設するとともに、開閉板18には閉鎖
位置に回動されたときに係止突起20に嵌合する嵌合孔
22を形成する。開閉板18上には係止部材30を係止
突起20の係止溝21に対する係合位置と離脱位置との
間で移動可能に配設するとともに、係止部材30を係合
位置と離脱位置との間で移動操作するための操作体35
を配設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば送電線の
架線工事現場等において、電線やワイヤ等の線材を掛装
して給送案内する場合に使用される金車に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の金車においては、鉄塔等
に吊下支持される取付枠に滑車が回転可能に取り付けら
れ、その滑車の外周上部の線材掛装部に電線やワイヤ等
の線材を掛装するようになっている。滑車の線材掛装部
の前方を開閉するように、取付枠には開閉板が回動可能
に取り付けられている。そして、この開閉板を開放位置
に回動配置した状態で、滑車の線材掛装部に線材を掛装
するとともに、その線材の掛装後に、開閉板を閉鎖位置
に回動配置して、線材掛装部の前方を閉鎖するようにな
っている。
【0003】また、前記取付枠には係止溝を有する係止
突起が突設されるとともに、開閉板には嵌合孔が形成さ
れ、開閉板が閉鎖位置に回動されたとき、この嵌合孔が
係止突起に嵌合されるようになっている。開閉板上には
係止レバーが、係止突起の係止溝に係合する係合位置
と、係止溝から離脱した離脱位置との間で回動操作可能
に配設されている。そして、この係止レバーを係合位置
に回動配置することにより、開閉板が閉鎖位置に係止保
持されるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この従来の
金車においては、係止レバーを係止突起の係止溝に対す
る係合位置と離脱位置との間で回動操作するようになっ
ているため、その係脱操作が面倒であるという問題があ
った。
【0005】また、この従来の金車においては、単に係
止レバーが開閉板上に回動可能に取り付けられているの
みの構造であるため、使用時の衝撃等により、係止レバ
ーが係止溝に対する係合位置から離脱位置に回動され
て、開閉板が不用意に開放されるおそれがあった。この
ような事態が生じないように、従来では係止レバーを係
合位置に回動配置した状態で、その係止レバー及び開閉
板にビニールテープ等を巻き付けて、係止レバーを係合
位置に固定していた。そのため、操作が一層面倒で時間
がかかるというという問題があった。
【0006】このような問題点に対処するために、係止
レバーの取付軸部にロック機構を配設し、このロック機
構により係止レバーを係止溝との係合位置にロックする
ように構成した金車も、従来から提案されている。
【0007】しかしながら、この従来構成においては、
開閉板の閉鎖位置への係止を解放する場合、一方の手で
係止レバーの取付軸部を押圧して、ロック機構による係
止レバーのロックを解除しながら、他方の手で係止レバ
ーを係止溝に対する係合位置から離脱位置に回動させる
必要がある。このため、両手操作を必要として、操作が
非常に面倒であるという問題があった。
【0008】この発明は、このような従来の技術に存在
する問題点に着目してなされたものである。その目的と
するところは、開閉板を線材掛装部の閉鎖位置に確実に
係止保持することができるとともに、片手操作にて開閉
板を閉鎖位置の係止状態から容易に解放させることがで
きる金車を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に記載の発明では、取付枠に線材を掛装
案内するための滑車を回転可能に支持し、その滑車の線
材掛装部を開閉するように、取付枠に開閉板を回動可能
に取り付けてなる金車において、前記取付枠には係止溝
を有する係止突起を突設するとともに、開閉板には閉鎖
位置に回動されたときに係止突起に嵌合する嵌合孔を形
成し、開閉板上には係止部材を係止突起の係止溝に対す
る係合位置と離脱位置との間で移動可能に配設するとと
もに、その係止部材を係合位置と離脱位置との間で移動
操作するための操作手段を設けたものである。
【0010】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の金車において、前記係止部材を係止溝に対する係合
位置に向かって付勢するための付勢部材を設けたもので
ある。
【0011】請求項3に記載の発明では、請求項1また
は請求項2に記載の金車において、前記操作手段は、係
止部材の移動方向と交差する方向へ移動可能に配設され
た操作体と、その操作体と係止部材との間に配設された
カム部材とよりなるものである。
【0012】
【発明の実施の形態】(第1の実施形態)以下に、この
発明の第1の実施形態を、図1〜図7に基づいて説明す
る。
【0013】図1〜図4に示すように、この実施形態の
金車は取付枠11を備えている。この取付枠11は、後
部の取付フレーム12と、その取付フレーム12の前面
に突設された支持軸13と、その支持軸13の前端に取
り付けられた取付板14とから構成されている。取付フ
レーム12の上部には吊下金具15が取り付けられ、こ
の吊下金具15により、取付枠11を送電線の架線工事
現場等において、鉄塔等に吊下支持するようになってい
る。
【0014】前記取付枠11の取付フレーム12と取付
板14との間において、支持軸13には滑車16が回転
可能に支持され、その外周上部の線材掛装部16aに電
線やワイヤ等の線材17を掛装するようになっている。
取付板14の上端には開閉板18がボルト19により回
動可能に取り付けられ、滑車16の線材掛装部16aの
前方を開閉するようになっている。
【0015】そして、図7に鎖線で示すように、この開
閉板18を開放位置に回動配置した状態で、滑車16の
線材掛装部16aに線材17を掛装するようになってい
る。また、この線材17の掛装後に、図3に示すよう
に、開閉板18を閉鎖位置に回動配置することにより、
線材掛装部16aの前方を閉鎖するようになっている。
【0016】前記取付枠11における取付フレーム12
の上部前端には係止突起20が突設され、その下面には
係止溝21が形成されている。また、係止突起20の先
端には傾斜面20aが形成されている。開閉板18の上
端には嵌合孔22が形成され、開閉板18が閉鎖位置に
回動されたとき、この嵌合孔22が係止突起20に嵌合
されるようになっている。
【0017】図1〜図5に示すように、前記開閉板18
の前面にはケース23が取り付けられ、前面及び上面を
開口したほぼ箱型のケース本体24と、そのケース本体
24の前面及び上面を覆うカバー体25とから構成され
ている。ケース本体24の両側上端及び下部前端には複
数の係合凸部26が突設され、カバー体25の前面及び
上面には係合凸部26に係合可能な複数の係合孔27a
及び係合突起27bが形成されている。
【0018】そして、ケース本体24がネジ28により
開閉板18の前面に取り付けられた状態で、これらの係
合凸部26と係合孔27a及び係合突起27bの係合に
より、カバー体25がケース本体24上に係止保持され
る。カバー25の下端はネジ29により開閉板18に固
定されるようになっている。
【0019】図2及び図3に示すように、前記ケース本
体24内には平板状の係止部材30がスペーサ31を介
して上下方向へ移動可能に配設され、その上端には係止
突起20の係止溝21に係脱可能な係合部30aが形成
されるとともに、下端には座部30bが前方に向かって
折り曲げ形成されている。また、この係止部材30の中
間部にはネジ28を挿通させるための長孔32が形成さ
れている。
【0020】前記ケース本体24の内底部にはバネ受け
体33が配設され、このバネ受け体33と係止部材30
の座部30bとの間には、付勢部材としてのバネ34が
介装されている。そして、図3に示すように、開閉板1
8が閉鎖位置に回動配置されて、嵌合孔22が係止突起
20に嵌合された状態で、このバネ34により、係止部
材30が係止突起20の係止溝21と係合する係合位置
に向かって移動付勢されている。これにより、開閉板1
8が閉鎖位置に係止保持されるようになっている。
【0021】前記ケース本体24の両側壁間には操作手
段を構成する操作体としての操作ピン35が、係止部材
30の移動方向と交差する方向へ移動可能に貫通され、
その一端には大径の操作部35aが形成されている。操
作ピン35の中間部には操作手段を構成する駆動カム部
材36が固定され、その下部には傾斜カム面36aが水
平面に対してほぼ45度の傾斜角度で形成されている。
駆動カム部材36と対応するように、係止部材30の座
部30b上には操作手段を構成する被動カム部材37が
固定され、その上部には駆動カム部材36の傾斜カム面
36aに係合可能な傾斜カム面37aが、水平面に対し
てほぼ45度の傾斜角度で形成されている。
【0022】そして、図2に示すように、係止部材30
がバネ34の付勢力により係止突起20の係止溝21に
対する係合位置に移動配置された状態で、両カム部材3
7,36を介して操作ピン35が右側方への突出した位
置に移動配置されるようになっている。なお、この操作
ピン35の突出位置は、駆動カム部材36の側面とケー
ス本体24の内面との係合によって規制されるようにな
っている。
【0023】また、操作ピン35を操作部35aにて突
出位置から押圧移動させたときには、図6に示すよう
に、両カム部材36,37の傾斜カム面36a,37a
の摺接係合により、係止部材30がバネ34の付勢力に
抗して、係止溝21に対する係合位置から離脱位置に移
動される。これにより、開閉板18が係止状態から解放
されて、図7に実線で示す閉鎖位置から鎖線で示す開放
位置への回動が許容されるようになっている。
【0024】図2及び図4に示すように、前記ケース本
体24の右側面にはロック手段を構成するロック板38
がネジ39により回動可能に取り付けられ、その先端に
は操作ピン35に係合可能な係合凹部38aが形成され
ている。そして、図4に実線で示すように、このロック
板38が上方に回動されて、その係合凹部38aが突出
位置に移動配置されている操作ピン35に係合されるこ
とにより、操作ピン35が操作不能状態にロックされる
ようになっている。
【0025】次に、前記のように構成された金車の動作
を説明する。さて、図1〜図4においては、開閉板18
が滑車16の線材掛装部16aを閉鎖する閉鎖位置に回
動配置されて、開閉板18上の嵌合孔22が取付フレー
ム12の係止突起20に嵌合されている。そして、係止
部材30が係止突起20の係止溝21と係合する係合位
置に移動配置されて、開閉板18が閉鎖位置に係止保持
された状態にある。また、この状態では、ロック板38
が操作ピン35に係合されて、その操作ピン35が操作
不能にロックされている。
【0026】この状態で、滑車16の線材掛装部16a
に電線やワイヤ等の線材17を掛装する場合には、先ず
ロック板38を図4に実線で示すロック位置から反時計
方向に回動させる。すると、ロック板38の係合凹部3
8aが操作ピン35から離間され、操作ピン35がロッ
ク状態から解放される。
【0027】その後、操作ピン35を操作部35aにて
押圧移動させると、図6及び図7に示すように、駆動カ
ム部材36及び被動カム部材37の傾斜カム面36a,
37aの摺接係合により、係止部材30がバネ34の付
勢力に抗して下方に移動される。これにより、係止部材
30の係合部30aが係止突起20の係止溝21から離
脱されて、開閉板18が閉鎖位置への係止状態から解放
される。従って、図7に鎖線で示すように、開閉板18
を開放位置に回動させて、滑車16の線材掛装部16a
に線材17を掛装することができる。
【0028】この線材17の掛装後に、開閉板18を開
放位置から閉鎖位置に回動させると、図7に実線で示す
ように、開閉板18の嵌合孔22が取付フレーム12の
係止突起20に嵌合される。この状態で、係止部材30
がバネ34の付勢力により上方に移動され、図3に示す
ように、係止部材30の係合部30aが、係止突起20
の傾斜面20aに摺動されて、係止突起20の係止溝2
1に係合し、開閉板18が閉鎖位置に係止保持される。
その後、図4に実線で示すように、ロック板38を上方
のロック位置に回動させて操作ピン35に係合させれ
ば、その操作ピン35が操作不能にロックされる。
【0029】前記の実施形態によって期待できる効果に
ついて、以下に記載する。 ・ この実施形態の金車においては、線材17を掛装案
内するための滑車16が取付枠11に回転可能に支持さ
れている。滑車16の線材掛装部16aを開閉するよう
に、取付枠11には開閉板18が回動可能に取り付られ
ている。取付枠11には係止溝21を有する係止突起2
0が突設されるとともに、開閉板18には閉鎖位置に回
動されたときに係止突起20に嵌合する嵌合孔22が形
成されている。開閉板18上には係止部材30が係止突
起20の係止溝21に対する係合位置と離脱位置との間
で移動可能に配設されるとともに、係止部材30を係合
位置と離脱位置との間で移動操作するための操作手段3
5,36,37が設けられている。
【0030】このため、開閉板18が線材掛装部16a
の閉鎖位置に回動配置されて、嵌合孔22が係止突起2
0に嵌合した状態で、係止部材30が係止突起20の係
止溝21と係合する係合位置に移動配置されることによ
り、開閉板18を閉鎖位置に確実に係止保持することが
できる。また、係止部材30を片手操作にて、係止溝2
1に対する係合位置から離脱位置に移動させることによ
り、開閉板18を閉鎖位置の係止状態から容易に解放さ
せることができる。
【0031】・ この実施形態の金車においては、係止
部材30を係止溝21に対する係合位置に向かって付勢
するための付勢部材としてのバネ34が設けられてい
る。このため、開閉板18を閉鎖位置に回動配置して、
嵌合孔22を係止突起20に嵌合させたときには、バネ
34の付勢力で係止部材30が係止突起20の係止溝2
1と係合する係合位置に移動される。よって、開閉板1
8を閉鎖位置に自動的に係止することができるととも
に、その閉鎖位置に確実に係止保持することができる。
【0032】・ この実施形態の金車においては、操作
手段が、係止部材30の移動方向と交差する方向へ移動
可能に配設された操作体としての操作ピン35と、その
操作ピン35と係止部材30との間に配設されたカム部
材36,37とより構成されている。このため、操作手
段の構成が簡単であるにも拘らず、操作ピン35の押圧
操作により、カム部材36,37を介して係止部材30
を係止溝21に対する係合位置と離脱位置との間で容易
に移動させることができる。
【0033】・ この実施形態の金車においては、係止
部材30と操作手段を構成する操作ピン35とが、ケー
ス23内に収納配置されている。このため、係止部材3
0が係止溝21に対する係合位置に移動配置された状態
で、その係止部材30及び操作ピン35が他の物品等と
衝突するのを防ぐことができる。よって、係止部材30
が係合位置から離脱位置に移動されて、開閉板18が不
用意に開放されるおそれを防止することができる。
【0034】・ この実施形態の金車においては、操作
手段を構成する操作ピン35を、操作不能状態にロック
するロック手段としてのロック板38が設けられてい
る。このため、係止部材30が係止溝21に対する係合
位置に移動配置された状態で、ロック板38により操作
ピン35を操作不能状態にロックしておけば、その操作
ピン35が他の物品との衝突等により押圧操作されて、
開閉板18が不用意に開放されるおそれを防止すること
ができる。
【0035】(第2の実施形態)次に、この発明の第2
の実施形態を、前記第1の実施形態と異なる部分を中心
に説明する。
【0036】さて、この第2の実施形態においては、図
8及び図9に示すように、係止部材30の一側縁に操作
手段を構成する操作部42が突設されるとともに、他側
縁にガイド部43が突設されている。また、ケース本体
24の両側壁には上下方向に延びる長孔44が形成さ
れ、これらの長孔44内に係止部材30の操作部42及
びガイド部43が移動可能に挿通されている。そして、
操作部42を押下操作することにより、係止部材30を
バネ34の付勢力に抗して、係止突起20の係止溝21
に対する係合位置から離脱位置に移動させるようになっ
ている。
【0037】従って、この第2の実施形態においても、
前述した第1の実施形態とほぼ同様の効果を発揮させる
ことができる。また、この第2実施形態においては、操
作手段が係止部材30上に突設された操作部42により
構成されている。このため、操作手段の構成が簡単であ
るとともに、操作部42により押圧係止部材30を係止
突起20の係止溝21に対する係合位置と離脱位置との
間で、直接的に移動操作することができる。
【0038】なお、この実施形態は、次のように変更し
て具体化することも可能である。 ・ 前記第1の実施形態のカム部材37,38に代え
て、操作体としての操作ピン35の外周に係合ピンを突
設するとともに、係止部材30の中央部には係合ピンと
係合可能な傾斜長孔を形成する。そして、操作ピン35
の押圧操作時に、係止部材30が係合ピン及び傾斜長孔
を介して、係止溝21に対する係合位置から離脱位置に
移動されるように構成すること。
【0039】・ 操作手段を構成する操作体として、前
記第1の実施形態の操作ピン35に代えて操作板を移動
操作可能に配設すること。 ・ ケース23を省略して、開閉板18上に係止部材3
0及び操作ピン35等の操作体を直接取り付けるように
構成すること。
【0040】さらに、上記実施形態により把握される請
求項以外の技術的思想について、以下にそれらの効果と
ともに記載する。 (1) 前記係止部材及び操作手段をケース内に収納配
置した請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の金
車。
【0041】この構成によれば、係止部材が係止溝に対
する係合位置に移動配置された状態で、その係止部材及
び操作手段が他の物品等と衝突するのを防ぐことがで
き、係止部材が係合位置から離脱位置に移動されて、開
閉板が不用意に開放されるおそれを防止することができ
る。
【0042】(2) 前記操作手段を操作不能状態にロ
ックするためのロック手段を設けた請求項1ないし請求
項3、前記(1)項のいずれかに記載の金車。この構成
によれば、係止部材が係止溝に対する係合位置に移動配
置された状態で、ロック手段により操作手段を操作不能
状態にロックしておけば、操作手段が他の物品との衝突
等により操作されて、開閉板が不用意に開放されるおそ
れを防止することができる。
【0043】(3) 前記操作手段は、係止部材上に突
設した操作部よりなる請求項1ないし請求項3、前記
(1)項、(2)項のいずれかに記載の金車。この構成
によれば、操作手段の構成が簡単であるとともに、係止
部材を係止溝に対する係合位置と離脱位置との間で直接
的に移動操作することができる。
【0044】
【発明の効果】この発明は、以上のように構成されてい
るため、次のような効果を奏する。請求項1に記載の発
明によれば、開閉板を線材掛装部の閉鎖位置に確実に係
止保持することができるとともに、片手操作にて開閉板
を閉鎖位置の係止状態から容易に解放させることができ
る。
【0045】請求項2に記載の発明によれば、開閉板を
閉鎖位置に回動配置したとき、付勢部材の付勢力によ
り、係止部材が係止突起の係止溝と係合する係合位置に
移動されて、開閉板を閉鎖位置に自動的に係止すること
ができるとともに、その閉鎖位置に確実に係止保持する
ことができる。
【0046】請求項3に記載の発明によれば、操作手段
の構成が簡単であるにも拘らず、操作体の押圧操作によ
り、カム部材を介して係止部材を係止溝に対する係合位
置と離脱位置との間で容易に移動させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の第1の実施形態を示す金車の要部
正面図。
【図2】 その金車の一部を拡大して示す要部正断面
図。
【図3】 同じく金車の要部側断面図。
【図4】 同じく金車の要部側面図。
【図5】 係止部材用のケースを分解して示す斜視図。
【図6】 図2の動作状態を示す要部正断面図。
【図7】 図3の動作状態を示す要部側断面図。
【図8】 この発明の第2の実施形態を示す係止部材の
斜視図。
【図9】 その係止部材の組み付け状態を示す要部断面
図。
【符号の説明】
11…取付枠、16…滑車、16a…線材掛装部、17
…線材、18…開閉板、20…係止突起、21…係止
溝、22…嵌合孔、23…ケース、30…係止部材、3
4…付勢部材としてのバネ、35…操作手段を構成する
操作体としての操作ピン、36…操作手段を構成する駆
動カム部材、37…操作手段を構成する被動カム部材、
38…ロック手段を構成するロック板、42…操作手段
を構成する操作部。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 取付枠に線材を掛装案内するための滑車
    を回転可能に支持し、その滑車の線材掛装部を開閉する
    ように、取付枠に開閉板を回動可能に取り付けてなる金
    車において、 前記取付枠には係止溝を有する係止突起を突設するとと
    もに、開閉板には閉鎖位置に回動されたときに係止突起
    に嵌合する嵌合孔を形成し、開閉板上には係止部材を係
    止突起の係止溝に対する係合位置と離脱位置との間で移
    動可能に配設するとともに、その係止部材を係合位置と
    離脱位置との間で移動操作するための操作手段を設けた
    金車。
  2. 【請求項2】 前記係止部材を係止溝に対する係合位置
    に向かって付勢するための付勢部材を設けた請求項1に
    記載の金車。
  3. 【請求項3】 前記操作手段は、係止部材の移動方向と
    交差する方向へ移動可能に配設された操作体と、その操
    作体と係止部材との間に配設されたカム部材とよりなる
    請求項1または請求項2に記載の金車。
JP1715598A 1998-01-29 1998-01-29 金 車 Pending JPH11215632A (ja)

Priority Applications (1)

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