JPH1121668A - 基板回転装置及び基板回転方法 - Google Patents
基板回転装置及び基板回転方法Info
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- JPH1121668A JPH1121668A JP7092098A JP7092098A JPH1121668A JP H1121668 A JPH1121668 A JP H1121668A JP 7092098 A JP7092098 A JP 7092098A JP 7092098 A JP7092098 A JP 7092098A JP H1121668 A JPH1121668 A JP H1121668A
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C23—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
- C23C—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
- C23C14/00—Coating by vacuum evaporation, by sputtering or by ion implantation of the coating forming material
- C23C14/22—Coating by vacuum evaporation, by sputtering or by ion implantation of the coating forming material characterised by the process of coating
- C23C14/50—Substrate holders
- C23C14/505—Substrate holders for rotation of the substrates
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- Physical Deposition Of Substances That Are Components Of Semiconductor Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 基板上に不必要な微粒子を生じさせないとと
もに基板にスパッタリング材料を均一に堆積させる基板
回転装置を提供する。 【解決手段】 キャビティ52の中に基板42を第1の
軸46を中心に回転させる第1の機構を有し、チャンバ
50の外側に遊星歯車90を第1の軸46を中心に回転
させる第2の機構を有する。磁石機構により壁面58を
通じて磁気的に結合された第1の機構と第2の機構を同
調させて第1の軸46を中心に回転させる。チャンバ5
0の外で遊星歯車90と歯合する太陽歯車92を有し、
第1の機構と第2の機構を回転させる第1の回転を行
い、基板42を中心軸18を中心に第1の角速度で回転
させる。この第1の角速度は、基板42が成膜領域49
の中に入ると変化し、基板42全体が成膜領域49にあ
るときの時間を短くする。このとにより基板42の中心
部に堆積するスパッタリング材料を減少させる。駆動装
置は、第1の機構と第2の機構を回転させる第2の回転
を行い、遊星歯車90と太陽歯車92の歯合により基板
42を第1の軸46を中心に回転させる。
もに基板にスパッタリング材料を均一に堆積させる基板
回転装置を提供する。 【解決手段】 キャビティ52の中に基板42を第1の
軸46を中心に回転させる第1の機構を有し、チャンバ
50の外側に遊星歯車90を第1の軸46を中心に回転
させる第2の機構を有する。磁石機構により壁面58を
通じて磁気的に結合された第1の機構と第2の機構を同
調させて第1の軸46を中心に回転させる。チャンバ5
0の外で遊星歯車90と歯合する太陽歯車92を有し、
第1の機構と第2の機構を回転させる第1の回転を行
い、基板42を中心軸18を中心に第1の角速度で回転
させる。この第1の角速度は、基板42が成膜領域49
の中に入ると変化し、基板42全体が成膜領域49にあ
るときの時間を短くする。このとにより基板42の中心
部に堆積するスパッタリング材料を減少させる。駆動装
置は、第1の機構と第2の機構を回転させる第2の回転
を行い、遊星歯車90と太陽歯車92の歯合により基板
42を第1の軸46を中心に回転させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基板に薄膜を形成
する基板回転装置及び基板回転方法に関し、特に、スパ
ッタリングプロセスの際に基板の速度を変えて基板に形
成される薄膜の均一性を向上させる装置及び方法に関す
る。
する基板回転装置及び基板回転方法に関し、特に、スパ
ッタリングプロセスの際に基板の速度を変えて基板に形
成される薄膜の均一性を向上させる装置及び方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】集積回路の製造においては、一般にスパ
ッタリングプロセスが用いられる。このプロセスにおい
て、半導体ウェハ等の基板上に金属の薄膜を形成するた
めにスパッタリング装置が用いられる。スパッタリング
装置は、ソースターゲットを有するカソードなどのスパ
ッタリングソースを備えた真空チャンバを備える。スパ
ッタリング処理の際には、薄膜の材料の粒子がソースタ
ーゲットからたたき出され、基板上に堆積して、薄膜が
形成される。
ッタリングプロセスが用いられる。このプロセスにおい
て、半導体ウェハ等の基板上に金属の薄膜を形成するた
めにスパッタリング装置が用いられる。スパッタリング
装置は、ソースターゲットを有するカソードなどのスパ
ッタリングソースを備えた真空チャンバを備える。スパ
ッタリング処理の際には、薄膜の材料の粒子がソースタ
ーゲットからたたき出され、基板上に堆積して、薄膜が
形成される。
【0003】基板上に形成された薄膜は、均一な膜厚を
高い精度で有していることが望ましい。例えば、半導体
ウェハでは、薄膜の最も厚い部分と最も薄い部分が±5
%以内となっていることが好ましい。この膜厚の±5%
以内という精度は、カソードの適切な設計により達成す
ることができる。他の製品、例えば、磁気的にデータを
記録し、又データを再生するための磁気ヘッド等では、
膜厚の均一性が±2%以内、あるいはそれ以上の均一性
が望まれる。この±2%という精度は、カソードの適切
な設計のみでは達成されないことがわかっている。そこ
で、カソードの設計で得られる以上の膜厚の均一性を達
成するためには、他の技術が用いられている。
高い精度で有していることが望ましい。例えば、半導体
ウェハでは、薄膜の最も厚い部分と最も薄い部分が±5
%以内となっていることが好ましい。この膜厚の±5%
以内という精度は、カソードの適切な設計により達成す
ることができる。他の製品、例えば、磁気的にデータを
記録し、又データを再生するための磁気ヘッド等では、
膜厚の均一性が±2%以内、あるいはそれ以上の均一性
が望まれる。この±2%という精度は、カソードの適切
な設計のみでは達成されないことがわかっている。そこ
で、カソードの設計で得られる以上の膜厚の均一性を達
成するためには、他の技術が用いられている。
【0004】薄膜の厚さの均一性を向上させる技術の1
つとして、基板をスパッタリングしている最中に、スパ
ッタリングソースに対して基板を移動させるという技術
がある。この技術は、堆積パターンでの薄膜の不均一性
を完全なものにして、広い基板領域での薄膜の均一性を
向上させる。このとき、様々な種類の動作パターンが利
用される。このソースターゲットに対する基板の動作パ
ターンとしては、一般的には、基板をスパッタリングソ
ースに対して直線的に移動させる動作パターンがある。
また、他の動作パターンとしては、基板をスパッタリン
グソースに対して回転させる動作パターンがある。さら
に、他の動作パターンとしては、基板をカソードに対し
て回転させると同時に円弧に沿って移動させるという動
作パターンがある。
つとして、基板をスパッタリングしている最中に、スパ
ッタリングソースに対して基板を移動させるという技術
がある。この技術は、堆積パターンでの薄膜の不均一性
を完全なものにして、広い基板領域での薄膜の均一性を
向上させる。このとき、様々な種類の動作パターンが利
用される。このソースターゲットに対する基板の動作パ
ターンとしては、一般的には、基板をスパッタリングソ
ースに対して直線的に移動させる動作パターンがある。
また、他の動作パターンとしては、基板をスパッタリン
グソースに対して回転させる動作パターンがある。さら
に、他の動作パターンとしては、基板をカソードに対し
て回転させると同時に円弧に沿って移動させるという動
作パターンがある。
【0005】一般的に、基板をこの複合動作パターンで
移動させるには、遊星歯車駆動機構が用いられる。図6
に、スパッタリング装置212内に配設された従来の遊
星歯車駆動機構210を示す。遊星歯車駆動機構210
は、駆動軸214と、この駆動軸214を、中心軸21
8を中心に回転させる駆動モータ216とを有してい
る。スパッタリング装置212は、チャンバ220を有
し、このチャンバ220は、キャビティ224と排気口
222を有する。また、チャンバ220は、基板上に薄
膜を形成するための少なくとも1つのカソード226を
有している。駆動軸214は、チャンバ220に取り付
けられた密封型軸受228を貫通してキャビティ224
内に延在している。スパッタリング処理が行われている
最中、すなわち遊星歯車駆動機構210が動作している
ときには、キャビティ224内は、真空ポンプや他の真
空装置(図示せず)により、排気口222を介してスパ
ッタリングに適した真空レベルまで排気される。密封型
軸受228は、駆動軸214とチャンバ220を密封し
てチャンバ220内の真空レベルを維持するように働
く。
移動させるには、遊星歯車駆動機構が用いられる。図6
に、スパッタリング装置212内に配設された従来の遊
星歯車駆動機構210を示す。遊星歯車駆動機構210
は、駆動軸214と、この駆動軸214を、中心軸21
8を中心に回転させる駆動モータ216とを有してい
る。スパッタリング装置212は、チャンバ220を有
し、このチャンバ220は、キャビティ224と排気口
222を有する。また、チャンバ220は、基板上に薄
膜を形成するための少なくとも1つのカソード226を
有している。駆動軸214は、チャンバ220に取り付
けられた密封型軸受228を貫通してキャビティ224
内に延在している。スパッタリング処理が行われている
最中、すなわち遊星歯車駆動機構210が動作している
ときには、キャビティ224内は、真空ポンプや他の真
空装置(図示せず)により、排気口222を介してスパ
ッタリングに適した真空レベルまで排気される。密封型
軸受228は、駆動軸214とチャンバ220を密封し
てチャンバ220内の真空レベルを維持するように働
く。
【0006】また、遊星歯車駆動機構210は、中心口
232を有する太陽歯車230を備えている。太陽歯車
230は、チャンバ220のキャビティ224内に取り
付けられ固定されている。駆動軸214は、中心口23
2を通り、太陽歯車230の上方に延在する。複数のア
ーム部材234は、駆動軸214の先端部から外方に放
射状に延在し、スポーク型の構造となっている。各アー
ム部材234は、その端部に、軸受236を有し、この
軸受236は支持軸238を回転自在に支持している。
各支持軸238は中心軸218から半径Rの位置にあ
り、中心軸218の周りに円形構造を形成している。支
持軸238は、太陽歯車230に歯合する遊星歯車24
4の上に立設されており、その先端部には基板242を
搭載する載置台240が取り付けられている。なお、各
遊星歯車244及び太陽歯車230の歯は、説明を簡単
にするために図示しないものとする。各軸受236は、
それぞれに対応する載置台の支持軸238、遊星歯車2
44、載置台240、基板242を、それぞれに対応す
る中心軸246を中心に回転自在としている。
232を有する太陽歯車230を備えている。太陽歯車
230は、チャンバ220のキャビティ224内に取り
付けられ固定されている。駆動軸214は、中心口23
2を通り、太陽歯車230の上方に延在する。複数のア
ーム部材234は、駆動軸214の先端部から外方に放
射状に延在し、スポーク型の構造となっている。各アー
ム部材234は、その端部に、軸受236を有し、この
軸受236は支持軸238を回転自在に支持している。
各支持軸238は中心軸218から半径Rの位置にあ
り、中心軸218の周りに円形構造を形成している。支
持軸238は、太陽歯車230に歯合する遊星歯車24
4の上に立設されており、その先端部には基板242を
搭載する載置台240が取り付けられている。なお、各
遊星歯車244及び太陽歯車230の歯は、説明を簡単
にするために図示しないものとする。各軸受236は、
それぞれに対応する載置台の支持軸238、遊星歯車2
44、載置台240、基板242を、それぞれに対応す
る中心軸246を中心に回転自在としている。
【0007】ここで、遊星歯車駆動機構210の動作に
ついて説明する。駆動モータ216は駆動軸214を回
転させる。駆動軸214が回転すると、これに対応して
各アーム部材234、支持軸の軸受236、載置台の支
持軸238、載置台240、基板242が、中心軸21
8を中心として回転、すなわち公転する。太陽歯車23
0と各遊星歯車244が歯合しているので、この公転に
より、各遊星歯車244、載置台の支持軸238、載置
台240及び基板242が、それぞれに対応する中心軸
246を中心として回転、すなわち自転する。
ついて説明する。駆動モータ216は駆動軸214を回
転させる。駆動軸214が回転すると、これに対応して
各アーム部材234、支持軸の軸受236、載置台の支
持軸238、載置台240、基板242が、中心軸21
8を中心として回転、すなわち公転する。太陽歯車23
0と各遊星歯車244が歯合しているので、この公転に
より、各遊星歯車244、載置台の支持軸238、載置
台240及び基板242が、それぞれに対応する中心軸
246を中心として回転、すなわち自転する。
【0008】スパッタリング処理の際には、各基板24
2上に薄膜を形成するための成膜領域249が、キャビ
ティ224内のカソード226に隣接して生じる。カソ
ード226は、中心軸218から半径Rとほぼ等しい距
離Dの位置にある。よって、カソード226はチャンバ
220内に配置され、各基板242が中心軸218を中
心に公転することにより、各基板242は成膜領域24
9を半径Rの公転の円弧に沿って通過する。各基板24
2が、成膜領域249内を円弧に沿って通過するととも
に、それぞれに対応する軸246を中心として同時に自
転することにより、基板242の上述した複合動作パタ
ーンが生じる。このような複合動作パターンは、薄膜の
膜厚の均一性に非常に効果的である。
2上に薄膜を形成するための成膜領域249が、キャビ
ティ224内のカソード226に隣接して生じる。カソ
ード226は、中心軸218から半径Rとほぼ等しい距
離Dの位置にある。よって、カソード226はチャンバ
220内に配置され、各基板242が中心軸218を中
心に公転することにより、各基板242は成膜領域24
9を半径Rの公転の円弧に沿って通過する。各基板24
2が、成膜領域249内を円弧に沿って通過するととも
に、それぞれに対応する軸246を中心として同時に自
転することにより、基板242の上述した複合動作パタ
ーンが生じる。このような複合動作パターンは、薄膜の
膜厚の均一性に非常に効果的である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな遊星歯車駆動機構には問題がある。1つは、潤滑剤
を用いても、太陽歯車230と各遊星歯車244が接触
することにより、歯車が磨耗してしまうことである。こ
のような歯車の磨耗により、キャビティ224内に、例
えば0.2ミクロン程度の大きさの金属微粒子が多量に
発生する。これら金属微粒子の多くは、スパッタリング
処理の際に、基板上に形成された薄膜に付着する。これ
により、この薄膜を含む半導体素子に不良が生じる。例
えば、薄膜の粒子密度は、基板表面で0.1/cm2未
満であることが望ましいが、歯車を用いた駆動機構で
は、基板表面で100/cm2以上の粒子密度となって
しまい、望ましい粒子密度を大きく超えていることがわ
かった。
うな遊星歯車駆動機構には問題がある。1つは、潤滑剤
を用いても、太陽歯車230と各遊星歯車244が接触
することにより、歯車が磨耗してしまうことである。こ
のような歯車の磨耗により、キャビティ224内に、例
えば0.2ミクロン程度の大きさの金属微粒子が多量に
発生する。これら金属微粒子の多くは、スパッタリング
処理の際に、基板上に形成された薄膜に付着する。これ
により、この薄膜を含む半導体素子に不良が生じる。例
えば、薄膜の粒子密度は、基板表面で0.1/cm2未
満であることが望ましいが、歯車を用いた駆動機構で
は、基板表面で100/cm2以上の粒子密度となって
しまい、望ましい粒子密度を大きく超えていることがわ
かった。
【0010】さらに、各遊星歯車244と太陽歯車23
0は、所定のギア比を得るような大きさとされている。
したがって、太陽歯車230が500個の歯を有し、各
遊星歯車244が50の歯を有する場合、各基板242
は、中心軸218を中心とする1回転の公転毎に、対応
する軸246を中心として10回転自転する。すなわ
ち、各基板242の軸246を中心とする自転の速度
と、中心軸218を中心とする公転の速度との比は固定
されている。ところで、膜厚の均一性に対する要求は薄
膜によっては異なり、各薄膜に対する膜厚の均一性を補
償できるように、回転速度の比は変えることができるこ
とが好ましい。しかしながら、このような遊星歯車駆動
機構においては、各遊星歯車244や太陽歯車230を
交換するのは面倒であり、時間がかかる。また、これに
よりコストが上昇し、さらに問題が増えることになる。
0は、所定のギア比を得るような大きさとされている。
したがって、太陽歯車230が500個の歯を有し、各
遊星歯車244が50の歯を有する場合、各基板242
は、中心軸218を中心とする1回転の公転毎に、対応
する軸246を中心として10回転自転する。すなわ
ち、各基板242の軸246を中心とする自転の速度
と、中心軸218を中心とする公転の速度との比は固定
されている。ところで、膜厚の均一性に対する要求は薄
膜によっては異なり、各薄膜に対する膜厚の均一性を補
償できるように、回転速度の比は変えることができるこ
とが好ましい。しかしながら、このような遊星歯車駆動
機構においては、各遊星歯車244や太陽歯車230を
交換するのは面倒であり、時間がかかる。また、これに
よりコストが上昇し、さらに問題が増えることになる。
【0011】図6及び図7を参照して、成膜領域249
に対する基板242の動作パターンを説明する。駆動軸
214の回転により、基板242は成膜領域249の中
を半径Rの円弧の軌道(矢印258で示す)に沿って動
く。これによって、基板242の内側端部250と外側
端部254は、それぞれ成膜領域249の中の内側軌道
252と外側軌道256に沿って動く。さらに、基板2
42の中心部262は、内側軌道252と外側軌道25
6の間の中心軌道264に沿って動く。中心軸218か
ら外側端部254までの距離は、中心軸218から内側
端部250までの距離より長いため、外側端部254は
内側端部250より速く動く。その結果、外側端部25
4は内側端部250に比べて成膜領域249の中にある
ときの時間が短くなり、外側端部254は内側端部25
0に比べて薄膜の堆積時間が短くなる。
に対する基板242の動作パターンを説明する。駆動軸
214の回転により、基板242は成膜領域249の中
を半径Rの円弧の軌道(矢印258で示す)に沿って動
く。これによって、基板242の内側端部250と外側
端部254は、それぞれ成膜領域249の中の内側軌道
252と外側軌道256に沿って動く。さらに、基板2
42の中心部262は、内側軌道252と外側軌道25
6の間の中心軌道264に沿って動く。中心軸218か
ら外側端部254までの距離は、中心軸218から内側
端部250までの距離より長いため、外側端部254は
内側端部250より速く動く。その結果、外側端部25
4は内側端部250に比べて成膜領域249の中にある
ときの時間が短くなり、外側端部254は内側端部25
0に比べて薄膜の堆積時間が短くなる。
【0012】前述したように、駆動軸214が回転する
と、同時に基板242がそれぞれに対応する中心軸24
6を中心として回転(矢印260の方向に回転)、すな
わち自転する。これにより、内側軌道252と外側軌道
256にそれぞれ対応する内側端部250と外側端部2
54の位置が変化して、内側端部250と外側端部25
4が成膜領域249の中にある時間が均一化される。そ
の結果、内側端部250と外側端部254にスパッタリ
ング材料が均一に堆積する。ところで、成膜領域249
の堆積特性は均等でないことがある。この結果、中心部
262に堆積するスパッタリング材料の量は、内側端部
250と外側端部254に堆積するスパッタリング材料
の量とは異なることがある。
と、同時に基板242がそれぞれに対応する中心軸24
6を中心として回転(矢印260の方向に回転)、すな
わち自転する。これにより、内側軌道252と外側軌道
256にそれぞれ対応する内側端部250と外側端部2
54の位置が変化して、内側端部250と外側端部25
4が成膜領域249の中にある時間が均一化される。そ
の結果、内側端部250と外側端部254にスパッタリ
ング材料が均一に堆積する。ところで、成膜領域249
の堆積特性は均等でないことがある。この結果、中心部
262に堆積するスパッタリング材料の量は、内側端部
250と外側端部254に堆積するスパッタリング材料
の量とは異なることがある。
【0013】図8Aに、中心軸218の周りの様々な角
度位置での中心部262の角速度を表す第1の速度曲線
266を示す。従来のシステムでは、基板242は成膜
領域249の中を図8Aの水平線で示されるような一定
の角速度で動く。角度位置が−90°のところでは、基
板242はまだ成膜領域249の中に入っていない。角
度位置が0°のところでは、基板242は成膜領域24
9の中心部にある。角度位置が90°のところでは、基
板242は完全に成膜領域249の外に出ている。
度位置での中心部262の角速度を表す第1の速度曲線
266を示す。従来のシステムでは、基板242は成膜
領域249の中を図8Aの水平線で示されるような一定
の角速度で動く。角度位置が−90°のところでは、基
板242はまだ成膜領域249の中に入っていない。角
度位置が0°のところでは、基板242は成膜領域24
9の中心部にある。角度位置が90°のところでは、基
板242は完全に成膜領域249の外に出ている。
【0014】図8Bに、基板242の第1の位置27
4、第2の位置276及び第3の位置278での膜厚を
表す第1の膜厚曲線272を示す。この第1の位置27
4、第2の位置276及び第3の位置278は、それぞ
れ基板242の内側端部250、中心部262及び外側
端部254に対応する。上述したように、基板242の
内側端部250と外側端部254にはほぼ同じ量のスパ
ッタリングの材料が堆積するので、第1の位置274及
び第3の位置278では第1の膜厚268を形成する。
さらに、成膜領域249の堆積特性は均等でないことが
あるため、中心部262にはより多くのスパッタリング
材料が堆積することがあり、このとき第2の位置276
は第1の膜厚268より膜厚の大きな第2の膜厚270
を形成する。
4、第2の位置276及び第3の位置278での膜厚を
表す第1の膜厚曲線272を示す。この第1の位置27
4、第2の位置276及び第3の位置278は、それぞ
れ基板242の内側端部250、中心部262及び外側
端部254に対応する。上述したように、基板242の
内側端部250と外側端部254にはほぼ同じ量のスパ
ッタリングの材料が堆積するので、第1の位置274及
び第3の位置278では第1の膜厚268を形成する。
さらに、成膜領域249の堆積特性は均等でないことが
あるため、中心部262にはより多くのスパッタリング
材料が堆積することがあり、このとき第2の位置276
は第1の膜厚268より膜厚の大きな第2の膜厚270
を形成する。
【0015】ところで、ウェハ製造における仕様が厳し
くなり、基板242の内側端部250、中心部262及
び外側端部254の膜厚の差が低減され膜厚の均一性が
向上されることが好ましい。
くなり、基板242の内側端部250、中心部262及
び外側端部254の膜厚の差が低減され膜厚の均一性が
向上されることが好ましい。
【0016】したがって、本発明は、スパッタリングの
際に基板上に最小限の微粒子しか生じないような磁気的
結合により基板を回転させる基板回転装置を提供するこ
とを目的とする。
際に基板上に最小限の微粒子しか生じないような磁気的
結合により基板を回転させる基板回転装置を提供するこ
とを目的とする。
【0017】また、本発明は、公転軸を中心とする回転
速度に対して、各基板の対応する自転軸を中心とする回
転速度を容易に変化することができ、薄膜を安価に形成
することができる基板回転装置を提供することを目的と
する。
速度に対して、各基板の対応する自転軸を中心とする回
転速度を容易に変化することができ、薄膜を安価に形成
することができる基板回転装置を提供することを目的と
する。
【0018】さらに、本発明は、各基板が複合動作パタ
ーンで移動されるとき、各基板にバイアス電圧を印加す
る、磁気的結合により基板を回転させる基板回転装置を
提供することを目的とする。
ーンで移動されるとき、各基板にバイアス電圧を印加す
る、磁気的結合により基板を回転させる基板回転装置を
提供することを目的とする。
【0019】また本発明は、成膜領域の堆積特性が均等
でなくても、基板の中心部に堆積するスパッタリング材
料の量が基板の内側端部と外側端部に堆積するスパッタ
リング材料の量と同じになるようなスパッタリング材料
を堆積させる基板回転装置を提供することを目的とす
る。
でなくても、基板の中心部に堆積するスパッタリング材
料の量が基板の内側端部と外側端部に堆積するスパッタ
リング材料の量と同じになるようなスパッタリング材料
を堆積させる基板回転装置を提供することを目的とす
る。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明は、キャビティを
決定する壁面からなるチャンバの中で基板を回転させ、
成膜領域の中を動く基板に薄膜を形成する基板回転装置
を提供する。特に、基板を第1の軸を中心に回転させる
第1の機構を有し、この第1の機構はキャビティの中に
ある。また、遊星歯車を第1の軸を中心に回転させる第
2の機構を有し、この第2の機構はチャンバの外側にあ
る。さらに、第1の機構と第2の機構を壁面を通じて磁
気的に結合するために磁石機構が設けられ、第1の機構
と第2の機構を同調させて第1の軸を中心に回転させ
る。さらに、チャンバの外で遊星歯車と歯合する太陽歯
車を有する。第1の機構と第2の機構を回転させる第1
の回転を行い、基板を中心軸を中心に第1の角速度で回
転させる。この第1の角速度は、基板が成膜領域の中に
入ると変化し、基板全体が成膜領域にあるときの時間を
短くする。このとにより基板の中心部に堆積するスパッ
タリング材料を減少させ薄膜の均一性を向上させる。さ
らに、駆動装置は、第1の機構と第2の機構を回転させ
る第2の回転を行い、遊星歯車と太陽歯車の歯合により
基板を第1の軸を中心に回転させる。
決定する壁面からなるチャンバの中で基板を回転させ、
成膜領域の中を動く基板に薄膜を形成する基板回転装置
を提供する。特に、基板を第1の軸を中心に回転させる
第1の機構を有し、この第1の機構はキャビティの中に
ある。また、遊星歯車を第1の軸を中心に回転させる第
2の機構を有し、この第2の機構はチャンバの外側にあ
る。さらに、第1の機構と第2の機構を壁面を通じて磁
気的に結合するために磁石機構が設けられ、第1の機構
と第2の機構を同調させて第1の軸を中心に回転させ
る。さらに、チャンバの外で遊星歯車と歯合する太陽歯
車を有する。第1の機構と第2の機構を回転させる第1
の回転を行い、基板を中心軸を中心に第1の角速度で回
転させる。この第1の角速度は、基板が成膜領域の中に
入ると変化し、基板全体が成膜領域にあるときの時間を
短くする。このとにより基板の中心部に堆積するスパッ
タリング材料を減少させ薄膜の均一性を向上させる。さ
らに、駆動装置は、第1の機構と第2の機構を回転させ
る第2の回転を行い、遊星歯車と太陽歯車の歯合により
基板を第1の軸を中心に回転させる。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明での様々な形態の実施例が
可能であるが、図面を使用して特定の実施例を詳細に説
明しする。本発明に開示されている内容は本発明の原理
に基づく1実施例を示すものであり、本発明をこの特定
の実施例のみに限定しないものとする。
可能であるが、図面を使用して特定の実施例を詳細に説
明しする。本発明に開示されている内容は本発明の原理
に基づく1実施例を示すものであり、本発明をこの特定
の実施例のみに限定しないものとする。
【0022】以下、本発明に係る基板回転装置及び基板
回転方法の実施例を図1乃至5を参照して詳細に説明す
る。なお、これらの図における同じ構成要素については
同じ符号を付して示す。
回転方法の実施例を図1乃至5を参照して詳細に説明す
る。なお、これらの図における同じ構成要素については
同じ符号を付して示す。
【0023】図1は、本発明を適用した基板回転装置の
断面を示す図である。図1に示すように、この本発明を
適用した基板回転装置48は、チャンバ50を有し、こ
のチャンバ50は、キャビティ52を形成する内壁面5
6と外壁面58を有する。内壁面56から外壁面58ま
でのチャンバ50の壁厚はd1である。チャンバ50
は、その壁を貫通する開口部54を有している。また、
チャンバ50は、真空ポンプあるいは他の真空装置(図
示せず)に連結されており、キャビティ52内は、スパ
ッタリング処理に適した真空レベルまで排気される。キ
ャビティ52内には、複数の基板42を支持する上部回
転体62が配置されている。また、下方に延在するネッ
ク部66を有する下部回転体64が、チャンバ50の外
部に配設されている。駆動軸14は、上部回転体62に
取り付けられ、開口部54及びネック部66を介して延
在し、ネック部66に回転自在に取り付けられている。
さらに、基板回転装置48は、第1の歯車群68と第1
のモータ70を有している。第1の歯車群68と第1の
モータ70は、駆動軸14、上部回転体62及び下部回
転体64を、中心軸18を中心に回転させる。密封型軸
受28を備えたシール部材72が、開口部54を覆って
外壁面58に取り付けられている。シール部材72と密
封型軸受28は、駆動軸14とチャンバ50を密封し、
チャンバ50内の真空レベルがスパッタリングに適した
真空レベルを維持するように機能する。
断面を示す図である。図1に示すように、この本発明を
適用した基板回転装置48は、チャンバ50を有し、こ
のチャンバ50は、キャビティ52を形成する内壁面5
6と外壁面58を有する。内壁面56から外壁面58ま
でのチャンバ50の壁厚はd1である。チャンバ50
は、その壁を貫通する開口部54を有している。また、
チャンバ50は、真空ポンプあるいは他の真空装置(図
示せず)に連結されており、キャビティ52内は、スパ
ッタリング処理に適した真空レベルまで排気される。キ
ャビティ52内には、複数の基板42を支持する上部回
転体62が配置されている。また、下方に延在するネッ
ク部66を有する下部回転体64が、チャンバ50の外
部に配設されている。駆動軸14は、上部回転体62に
取り付けられ、開口部54及びネック部66を介して延
在し、ネック部66に回転自在に取り付けられている。
さらに、基板回転装置48は、第1の歯車群68と第1
のモータ70を有している。第1の歯車群68と第1の
モータ70は、駆動軸14、上部回転体62及び下部回
転体64を、中心軸18を中心に回転させる。密封型軸
受28を備えたシール部材72が、開口部54を覆って
外壁面58に取り付けられている。シール部材72と密
封型軸受28は、駆動軸14とチャンバ50を密封し、
チャンバ50内の真空レベルがスパッタリングに適した
真空レベルを維持するように機能する。
【0024】各載置台40は、キャビティ52内に配置
され、後述する駆動部98と磁気的に結合された被回転
部(以下、磁気結合被回転部という。)74に連結され
ている。図1においては、2つの磁気結合被回転部のみ
を示す。各磁気結合被回転部74は、内壁面56に隣接
して配置される被駆動側のN極76及び被駆動側のS極
78を有している。各載置台40と、それぞれに対応す
る磁気結合被回転部74との間には、載置台40の支持
軸80が取り付けられている。各載置台40の支持軸8
0は、上部回転体62を貫通し、この上部回転体62内
に回転自在に取り付けられている。これにより、各載置
台40、磁気結合被回転部74及び基板42が、それぞ
れに対応する軸46を中心として回転することができ
る。
され、後述する駆動部98と磁気的に結合された被回転
部(以下、磁気結合被回転部という。)74に連結され
ている。図1においては、2つの磁気結合被回転部のみ
を示す。各磁気結合被回転部74は、内壁面56に隣接
して配置される被駆動側のN極76及び被駆動側のS極
78を有している。各載置台40と、それぞれに対応す
る磁気結合被回転部74との間には、載置台40の支持
軸80が取り付けられている。各載置台40の支持軸8
0は、上部回転体62を貫通し、この上部回転体62内
に回転自在に取り付けられている。これにより、各載置
台40、磁気結合被回転部74及び基板42が、それぞ
れに対応する軸46を中心として回転することができ
る。
【0025】下部回転体64は、各載置台40に対応し
たアーム部材82を有している。各アーム部材82は、
ベアリング86と、磁石を支持する下部支持軸88を有
する下部支持軸88の軸受84とを有している。各磁石
を支持する下部支持軸88は、太陽歯車92に歯合する
各遊星歯車90と、磁気結合被回転部74と磁気的に結
合する駆動部(以下、磁気結合駆動部という。)98と
の間に取り付けられている。各ベアリング86は、磁石
を支持する下部支持軸88の回転を可能にすることによ
り、各遊星歯車90及び磁気結合駆動部98の回転を可
能にする。磁気結合駆動部98は、被駆動側のS極78
及びN極76に対応して外壁面58に隣接して配置され
た駆動側のN極100及びS極102を有している。こ
れにより、磁気結合駆動部98と磁気結合被回転部74
とが磁気的に結合され、磁気結合駆動部98からのトル
クが磁気結合被回転部74に伝達される。したがって、
各遊星歯車90の回転により、それに連結されている磁
気結合駆動部98、磁気結合被回転部74、載置台40
及び基板42が、それぞれに対応する軸46を中心とし
て回転(自転)する。このように、各遊星歯車90と太
陽歯車92の歯合に伴う金属の微粒子の発生は、チャン
バ50の外側で行われることになる。これにより、スパ
ッタリング処理の際にチャンバ50内で発生する金属の
微粒子による汚染の量は、全体として大幅に低減され
る。また、非常に低い粒子密度の薄膜を形成することも
できる。なお、本発明は上述の実施例に限定されるもの
ではなく、例えば、磁気結合駆動部と磁気結合被回転部
のいずれか一方のみが、例えば磁気結合駆動部のみが磁
石を有するようにしてもよい。この場合、磁気結合被回
転部は、磁気結合駆動部との間に磁気的な結合を生じさ
せることができる磁気的な吸引力を有する材料からなっ
ている。
たアーム部材82を有している。各アーム部材82は、
ベアリング86と、磁石を支持する下部支持軸88を有
する下部支持軸88の軸受84とを有している。各磁石
を支持する下部支持軸88は、太陽歯車92に歯合する
各遊星歯車90と、磁気結合被回転部74と磁気的に結
合する駆動部(以下、磁気結合駆動部という。)98と
の間に取り付けられている。各ベアリング86は、磁石
を支持する下部支持軸88の回転を可能にすることによ
り、各遊星歯車90及び磁気結合駆動部98の回転を可
能にする。磁気結合駆動部98は、被駆動側のS極78
及びN極76に対応して外壁面58に隣接して配置され
た駆動側のN極100及びS極102を有している。こ
れにより、磁気結合駆動部98と磁気結合被回転部74
とが磁気的に結合され、磁気結合駆動部98からのトル
クが磁気結合被回転部74に伝達される。したがって、
各遊星歯車90の回転により、それに連結されている磁
気結合駆動部98、磁気結合被回転部74、載置台40
及び基板42が、それぞれに対応する軸46を中心とし
て回転(自転)する。このように、各遊星歯車90と太
陽歯車92の歯合に伴う金属の微粒子の発生は、チャン
バ50の外側で行われることになる。これにより、スパ
ッタリング処理の際にチャンバ50内で発生する金属の
微粒子による汚染の量は、全体として大幅に低減され
る。また、非常に低い粒子密度の薄膜を形成することも
できる。なお、本発明は上述の実施例に限定されるもの
ではなく、例えば、磁気結合駆動部と磁気結合被回転部
のいずれか一方のみが、例えば磁気結合駆動部のみが磁
石を有するようにしてもよい。この場合、磁気結合被回
転部は、磁気結合駆動部との間に磁気的な結合を生じさ
せることができる磁気的な吸引力を有する材料からなっ
ている。
【0026】この実施例において、チャンバ50は、内
壁面56からの厚さが厚さd1より小さい厚さd2の凹部
104を有している。駆動側のN極100及びS極10
2を凹部104に隣接して配置することにより、駆動側
のN極100及びS極102と、被駆動側のS極78及
びN極76とをより近接して配置することができ、磁気
的結合の強度や伝達されるトルクを増大することができ
る。また、磁気的結合の強度をさらに上げるために、チ
ャンバ50は、アルミニウム合金や304型ステンレス
スチール等の非磁性材料からなり、厚さd1又は凹部の
厚さd2の壁を介して放散される磁力線の量を低減する
ようになっている。
壁面56からの厚さが厚さd1より小さい厚さd2の凹部
104を有している。駆動側のN極100及びS極10
2を凹部104に隣接して配置することにより、駆動側
のN極100及びS極102と、被駆動側のS極78及
びN極76とをより近接して配置することができ、磁気
的結合の強度や伝達されるトルクを増大することができ
る。また、磁気的結合の強度をさらに上げるために、チ
ャンバ50は、アルミニウム合金や304型ステンレス
スチール等の非磁性材料からなり、厚さd1又は凹部の
厚さd2の壁を介して放散される磁力線の量を低減する
ようになっている。
【0027】ここで、本発明を適用した基板回転装置の
動作について説明する。
動作について説明する。
【0028】第1のモータ70は、駆動軸14を回転さ
せる。駆動軸14の回転に伴い、下部回転体64、遊星
歯車90、磁石を支持する下部支持軸88、磁気結合駆
動部98、磁気結合被回転部74、載置台40の支持軸
80、上部回転体62、各載置台40、各基板42が、
中心軸18を中心として環状に回転、すなわち公転す
る。この公転とともに、太陽歯車92と各遊星歯車90
が歯合しているので、各遊星歯車90、磁石を支持する
下部支持軸88、磁気結合駆動部98、磁気結合被回転
部74、載置台の支持軸80、各載置台40、各基板4
2が、それぞれに対応する軸46を中心として同時に回
転、すなわち自転する。これにより、各基板42が、キ
ャビティ52内のカソード26に隣接した成膜領域49
内を公転の円弧に沿って通過するのと同時に、軸46を
中心として回転するような、各基板42の複合動作パタ
ーンが生じる。なお、本発明は、スパッタリング処理の
際に、基板を他の適した動きのパターンで動かす他の駆
動機構を備えた装置に対しても、本発明を適用すること
ができることはいうまでもない。
せる。駆動軸14の回転に伴い、下部回転体64、遊星
歯車90、磁石を支持する下部支持軸88、磁気結合駆
動部98、磁気結合被回転部74、載置台40の支持軸
80、上部回転体62、各載置台40、各基板42が、
中心軸18を中心として環状に回転、すなわち公転す
る。この公転とともに、太陽歯車92と各遊星歯車90
が歯合しているので、各遊星歯車90、磁石を支持する
下部支持軸88、磁気結合駆動部98、磁気結合被回転
部74、載置台の支持軸80、各載置台40、各基板4
2が、それぞれに対応する軸46を中心として同時に回
転、すなわち自転する。これにより、各基板42が、キ
ャビティ52内のカソード26に隣接した成膜領域49
内を公転の円弧に沿って通過するのと同時に、軸46を
中心として回転するような、各基板42の複合動作パタ
ーンが生じる。なお、本発明は、スパッタリング処理の
際に、基板を他の適した動きのパターンで動かす他の駆
動機構を備えた装置に対しても、本発明を適用すること
ができることはいうまでもない。
【0029】また、基板回転装置48は、太陽歯車92
に取り付けられた駆動板108を有している。駆動板1
08には、内壁112を有する中心孔110が設けられ
ている。中心孔110には、下部回転体64のネック部
66が配置されている。ネック部66と内壁112との
間には、軸受114が取り付けられる。この軸受114
により、太陽歯車92と下部回転体64は、中心軸18
を中心として、互いに相対的に回転することができるよ
うになっている。また、基板回転装置48は、駆動板1
08及び太陽歯車92を中心軸18を中心として回転さ
せる第2の歯車群116及び第2のモータ118を有し
ている。この実施例では、第2のモータ118が回転す
ることにより、太陽歯車92と各遊星歯車90との相対
運動が変化する。すなわち、各基板42が中心軸18を
中心として公転する速度に対する、各基板42が軸46
を中心として自転する速度の比が変化する。
に取り付けられた駆動板108を有している。駆動板1
08には、内壁112を有する中心孔110が設けられ
ている。中心孔110には、下部回転体64のネック部
66が配置されている。ネック部66と内壁112との
間には、軸受114が取り付けられる。この軸受114
により、太陽歯車92と下部回転体64は、中心軸18
を中心として、互いに相対的に回転することができるよ
うになっている。また、基板回転装置48は、駆動板1
08及び太陽歯車92を中心軸18を中心として回転さ
せる第2の歯車群116及び第2のモータ118を有し
ている。この実施例では、第2のモータ118が回転す
ることにより、太陽歯車92と各遊星歯車90との相対
運動が変化する。すなわち、各基板42が中心軸18を
中心として公転する速度に対する、各基板42が軸46
を中心として自転する速度の比が変化する。
【0030】図2A及び図2Bを用いて、この相対運動
の変化について説明する。図2A及び図2Bは、太陽歯
車92、1つのアーム部材82、1つの遊星歯車90を
示す上面模式図である。
の変化について説明する。図2A及び図2Bは、太陽歯
車92、1つのアーム部材82、1つの遊星歯車90を
示す上面模式図である。
【0031】図2A及び図1は、第1のモータ70が回
転し、第2のモータ118が回転しないときの状態であ
る第1の動作状態を示す。第1のモータ70が回転する
と、アーム部材82及び遊星歯車90が、中心軸18を
中心として反時計回りに第1の回転速度R1で公転す
る。そして、遊星歯車90が、太陽歯車92と歯合して
いるので、軸46を中心として反時計周りに第2の回転
速度r1で自転する。第2のモータ118が回転してい
ないので、太陽歯車92は静止している。このため、第
2のモータ118が回転していない第1の動作状態で
は、中心軸18を中心とする太陽歯車92の第1の回転
速度R1に対する、軸46を中心とする遊星歯車90の
第2の回転速度r1の比は一定である。したがって、遊
星歯車90が中心軸18を中心として1回転公転する間
に、遊星歯車90が軸46を中心として自転する回転数
は一定である。
転し、第2のモータ118が回転しないときの状態であ
る第1の動作状態を示す。第1のモータ70が回転する
と、アーム部材82及び遊星歯車90が、中心軸18を
中心として反時計回りに第1の回転速度R1で公転す
る。そして、遊星歯車90が、太陽歯車92と歯合して
いるので、軸46を中心として反時計周りに第2の回転
速度r1で自転する。第2のモータ118が回転してい
ないので、太陽歯車92は静止している。このため、第
2のモータ118が回転していない第1の動作状態で
は、中心軸18を中心とする太陽歯車92の第1の回転
速度R1に対する、軸46を中心とする遊星歯車90の
第2の回転速度r1の比は一定である。したがって、遊
星歯車90が中心軸18を中心として1回転公転する間
に、遊星歯車90が軸46を中心として自転する回転数
は一定である。
【0032】図2Bは、第1のモータ70及び第2のモ
ータ118の両方が回転する第2の動作状態を示す。上
述のように、第1のモータ70が回転すると、遊星歯車
90は、中心軸18を中心として反時計回りに第1の回
転速度R1で公転するとともに、軸46を中心として反
時計回りに第2の回転速度r1で自転する。ここでさら
に、第2のモータ118が回転し、太陽歯車92が、中
心軸18を中心として、例えば反時計回りに第3の回転
速度R2で回転すると、太陽歯車92に対する遊星歯車
90の相対的な公転速度は減少して、第4の速度R3と
なる。この結果、遊星歯車90の自転速度は、第2の回
転速度r1から第5の回転速度r2に減少する。すなわ
ち、第2のモータ118により太陽歯車92を回転させ
ると、太陽歯車92と遊星歯車90の相対的な公転速度
が変化する。その結果、第2の動作条件における第1の
回転速度R1と第5の回転速度r2の比は、第1の動作条
件での回転速度の比に対して変化している。これに対応
して、遊星歯車90が中心軸18を中心として1回転公
転する間に遊星歯車90が軸46を中心として自転する
自転数も変化する。
ータ118の両方が回転する第2の動作状態を示す。上
述のように、第1のモータ70が回転すると、遊星歯車
90は、中心軸18を中心として反時計回りに第1の回
転速度R1で公転するとともに、軸46を中心として反
時計回りに第2の回転速度r1で自転する。ここでさら
に、第2のモータ118が回転し、太陽歯車92が、中
心軸18を中心として、例えば反時計回りに第3の回転
速度R2で回転すると、太陽歯車92に対する遊星歯車
90の相対的な公転速度は減少して、第4の速度R3と
なる。この結果、遊星歯車90の自転速度は、第2の回
転速度r1から第5の回転速度r2に減少する。すなわ
ち、第2のモータ118により太陽歯車92を回転させ
ると、太陽歯車92と遊星歯車90の相対的な公転速度
が変化する。その結果、第2の動作条件における第1の
回転速度R1と第5の回転速度r2の比は、第1の動作条
件での回転速度の比に対して変化している。これに対応
して、遊星歯車90が中心軸18を中心として1回転公
転する間に遊星歯車90が軸46を中心として自転する
自転数も変化する。
【0033】この実施例において、第1のモータ70及
び第2のモータ118は、例えば駆動電流を変化させる
ことによりそれらの回転速度を変化させることができる
ようになっている(なお、他の種のモータを用いてもよ
い。)。すなわち、第1の回転速度R1又は第3の回転
速度R3を所望の速度に変化させることができるように
なっている。これにより、遊星歯車90が中心軸18を
中心として1回転公転する間に遊星歯車90が軸46を
中心として自転する自転数を、所望の値に増減すること
ができる。このような遊星歯車90の中心軸18を中心
とする1公転の間の自転数の増減することにより、スパ
ッタリング処理において、均一な薄膜を形成するための
調整を行うことができる。なお、第1の回転速度R1と
第2の回転速度r2の比を、遊星歯車90が対応する軸
46を中心として自転しないように変化させることもで
きる。あるいは、第2のモータ118の回転方向を逆に
して、遊星歯車90を、第1の回転速度R1の方向とは
逆の方向、すなわち時計回りに回転させることもでき
る。
び第2のモータ118は、例えば駆動電流を変化させる
ことによりそれらの回転速度を変化させることができる
ようになっている(なお、他の種のモータを用いてもよ
い。)。すなわち、第1の回転速度R1又は第3の回転
速度R3を所望の速度に変化させることができるように
なっている。これにより、遊星歯車90が中心軸18を
中心として1回転公転する間に遊星歯車90が軸46を
中心として自転する自転数を、所望の値に増減すること
ができる。このような遊星歯車90の中心軸18を中心
とする1公転の間の自転数の増減することにより、スパ
ッタリング処理において、均一な薄膜を形成するための
調整を行うことができる。なお、第1の回転速度R1と
第2の回転速度r2の比を、遊星歯車90が対応する軸
46を中心として自転しないように変化させることもで
きる。あるいは、第2のモータ118の回転方向を逆に
して、遊星歯車90を、第1の回転速度R1の方向とは
逆の方向、すなわち時計回りに回転させることもでき
る。
【0034】スパッタリング処理の際に、通常、チャン
バ50の電位はアース電位とされている。スパッタリン
グ処理を行う際には、各基板42及び載置台40にチャ
ンバ50のアース電位とは異なるバイアス電圧を印加し
て、電位条件を変更する必要がある。通常、各基板42
は絶縁材料からなる。周波数13.56MHzの高周波
電圧を印加することにより、基板材料を透過して所望の
バイアス電圧を供給することができる。図3を用いて、
本発明の他の実施例を説明する。
バ50の電位はアース電位とされている。スパッタリン
グ処理を行う際には、各基板42及び載置台40にチャ
ンバ50のアース電位とは異なるバイアス電圧を印加し
て、電位条件を変更する必要がある。通常、各基板42
は絶縁材料からなる。周波数13.56MHzの高周波
電圧を印加することにより、基板材料を透過して所望の
バイアス電圧を供給することができる。図3を用いて、
本発明の他の実施例を説明する。
【0035】図3は、図1の左側の拡大図である。この
実施例において、基板回転装置48は、各基板42に所
望のバイアス電圧を印加するバイアス電圧供給機構12
6を備えている。バイアス電圧供給機構126は、上部
回転体62を駆動軸14に取り付けるための第1の絶縁
部材128を有している。第1の絶縁部材128は、上
部回転体62と駆動軸14を電気的に絶縁する。上部回
転体62には、接点軸130が取り付けられている。こ
のため、上部回転体62が回転すると、接点軸130も
上部回転体62と同時に回転する。接点軸130は、上
部回転体62からキャビティ52を通り、第2の絶縁部
材142によりチャンバ50から絶縁離されている第2
の密封型軸受132を貫通してチャンバ50の外部に延
在している。第2の密封型軸受132は、接点軸130
とチャンバ50を密封し、チャンバ50内の真空レベル
をスパッタリングに適した真空レベルに維持する。ま
た、バイアス電圧供給機構126は、高周波電源とイン
ピーダンス整合回路(図示せず)を有するバイアス電源
134を有している。バイアス電源134は、接点部材
136により接点軸130に電気的接続されている。接
点部材136は、接点軸130が回転しているときにも
接点軸130に電気的に接触している。すなわち、接点
部材136は、チャンバ50の外部にある接点軸130
の一部に接触している。これにより、接点部材136と
接点軸130の接触により生じる金属微粒子は、チャン
バ50の外部で生じ、各基板42をそのような金属微粒
子による汚染から保護することができる。
実施例において、基板回転装置48は、各基板42に所
望のバイアス電圧を印加するバイアス電圧供給機構12
6を備えている。バイアス電圧供給機構126は、上部
回転体62を駆動軸14に取り付けるための第1の絶縁
部材128を有している。第1の絶縁部材128は、上
部回転体62と駆動軸14を電気的に絶縁する。上部回
転体62には、接点軸130が取り付けられている。こ
のため、上部回転体62が回転すると、接点軸130も
上部回転体62と同時に回転する。接点軸130は、上
部回転体62からキャビティ52を通り、第2の絶縁部
材142によりチャンバ50から絶縁離されている第2
の密封型軸受132を貫通してチャンバ50の外部に延
在している。第2の密封型軸受132は、接点軸130
とチャンバ50を密封し、チャンバ50内の真空レベル
をスパッタリングに適した真空レベルに維持する。ま
た、バイアス電圧供給機構126は、高周波電源とイン
ピーダンス整合回路(図示せず)を有するバイアス電源
134を有している。バイアス電源134は、接点部材
136により接点軸130に電気的接続されている。接
点部材136は、接点軸130が回転しているときにも
接点軸130に電気的に接触している。すなわち、接点
部材136は、チャンバ50の外部にある接点軸130
の一部に接触している。これにより、接点部材136と
接点軸130の接触により生じる金属微粒子は、チャン
バ50の外部で生じ、各基板42をそのような金属微粒
子による汚染から保護することができる。
【0036】この実施例では、上部回転体62は、各載
置台40の下方に比較的近接した、すなわち各載置台4
0とギャップgだけ離れた外周部138を有している。
これにより、外周部138が第1の電極となり、各載置
台40が第2の電極となる電気的なコンデンサが形成さ
れる。この実施例において、この間隙は、例えば0.0
5インチ程度であり、各載置台40及び各載置台40に
近接する上部回転体62の外周部138は、それぞれ6
5平方インチの面積を有している。これにより、300
ピコファラド(pF)程度の容量のコンデンサが形成さ
れる。各基板42に所望のバイアス電圧を供給するため
には、この程度の値で十分であることがわかっている。
置台40の下方に比較的近接した、すなわち各載置台4
0とギャップgだけ離れた外周部138を有している。
これにより、外周部138が第1の電極となり、各載置
台40が第2の電極となる電気的なコンデンサが形成さ
れる。この実施例において、この間隙は、例えば0.0
5インチ程度であり、各載置台40及び各載置台40に
近接する上部回転体62の外周部138は、それぞれ6
5平方インチの面積を有している。これにより、300
ピコファラド(pF)程度の容量のコンデンサが形成さ
れる。各基板42に所望のバイアス電圧を供給するため
には、この程度の値で十分であることがわかっている。
【0037】図8A及び図8Bを参照して説明したよう
に、従来のシステムでは基板242は成膜領域249の
中を一定の角速度で動く。よって、基板242の内側端
部250と外側端部254にはほぼ同じ量のスパッタリ
ング材料が堆積するが、中心部262にはより多くのス
パッタリング材料が堆積する。よって、中心部262
と、内側端部250及び外側端部254の膜厚の差が低
減され、膜厚の均一性が向上されることが好ましい。
に、従来のシステムでは基板242は成膜領域249の
中を一定の角速度で動く。よって、基板242の内側端
部250と外側端部254にはほぼ同じ量のスパッタリ
ング材料が堆積するが、中心部262にはより多くのス
パッタリング材料が堆積する。よって、中心部262
と、内側端部250及び外側端部254の膜厚の差が低
減され、膜厚の均一性が向上されることが好ましい。
【0038】図4Aに、本発明に係る基板回転装置での
基板42の中心部の角速度を表す第2の速度曲線150
を示す。図4Aの第2の速度曲線150のポイント15
2、154は、それぞれ基板42が成膜領域49の中に
入ったときと出たときの位置を示している。基板42が
角度位置が−90°のところから成膜領域49の中に入
るポイント152までは、基板42は第1の角速度15
6で動き、ポイント152を通過して成膜領域49の中
に入る。基板42の角速度は、成膜領域49の中で第2
の角速度158になる。そして、基板42は、角度位置
が0°を越えて成膜領域49から出るポイント154の
手前の位置まで第2の角速度158で動く。基板42が
成膜領域49の中にある間に、角速度は再び第1の角速
度152になり、基板42が成膜領域49から出るポイ
ント154を通過して角度位置が90°のところまでそ
の速度で動く。よって、基板42の中心部は、成膜領域
49の間を通過しているときはより速く動く。このと
き、基板42の中心部にスパッタリング材料が多く堆積
する状態、すなわち基板42全体が成膜領域にあるとき
の時間が短くなる。換言すると、基板42の中心部が成
膜領域になく基板42の周辺部のみにスパッタリング材
料が堆積されている時間が相対的に長くなる。このこと
により、基板42の中心部に堆積するスパッタリング材
料の量は少なくなる。このことは、基板42に堆積する
スパッタリング材料の実質的な均一化となる。本発明に
よると、他の速度曲線を含め第2の速度曲線150は、
第1のモータ70と第2のモータ118の駆動によって
達成される。図4Bに、基板42の第1の位置174、
第2の位置176及び第3の位置178での膜厚量を示
す。第1の位置174、第2の位置176及び第3の位
置178は、それぞれ基板42の内側端部、中心部及び
外側端部に対応し、図8Bの基板242の内側端部25
0、中心部262及び外側端部254に対応する。図4
Bで示されるように、基板42の中心部に堆積するスパ
ッタリングの量は低減し、第2の位置176に堆積する
スパッタリングの量が第1の位置174及び第3の位置
178に堆積するスパッタリングの量と等しくなる。こ
れにより実質的に水平な第2の膜厚曲線170が得ら
れ、これにより膜の均一性が向上される。
基板42の中心部の角速度を表す第2の速度曲線150
を示す。図4Aの第2の速度曲線150のポイント15
2、154は、それぞれ基板42が成膜領域49の中に
入ったときと出たときの位置を示している。基板42が
角度位置が−90°のところから成膜領域49の中に入
るポイント152までは、基板42は第1の角速度15
6で動き、ポイント152を通過して成膜領域49の中
に入る。基板42の角速度は、成膜領域49の中で第2
の角速度158になる。そして、基板42は、角度位置
が0°を越えて成膜領域49から出るポイント154の
手前の位置まで第2の角速度158で動く。基板42が
成膜領域49の中にある間に、角速度は再び第1の角速
度152になり、基板42が成膜領域49から出るポイ
ント154を通過して角度位置が90°のところまでそ
の速度で動く。よって、基板42の中心部は、成膜領域
49の間を通過しているときはより速く動く。このと
き、基板42の中心部にスパッタリング材料が多く堆積
する状態、すなわち基板42全体が成膜領域にあるとき
の時間が短くなる。換言すると、基板42の中心部が成
膜領域になく基板42の周辺部のみにスパッタリング材
料が堆積されている時間が相対的に長くなる。このこと
により、基板42の中心部に堆積するスパッタリング材
料の量は少なくなる。このことは、基板42に堆積する
スパッタリング材料の実質的な均一化となる。本発明に
よると、他の速度曲線を含め第2の速度曲線150は、
第1のモータ70と第2のモータ118の駆動によって
達成される。図4Bに、基板42の第1の位置174、
第2の位置176及び第3の位置178での膜厚量を示
す。第1の位置174、第2の位置176及び第3の位
置178は、それぞれ基板42の内側端部、中心部及び
外側端部に対応し、図8Bの基板242の内側端部25
0、中心部262及び外側端部254に対応する。図4
Bで示されるように、基板42の中心部に堆積するスパ
ッタリングの量は低減し、第2の位置176に堆積する
スパッタリングの量が第1の位置174及び第3の位置
178に堆積するスパッタリングの量と等しくなる。こ
れにより実質的に水平な第2の膜厚曲線170が得ら
れ、これにより膜の均一性が向上される。
【0039】再び図4Aを参照して、速度曲線の他の実
施例を示す。図4Aは、角速度が成膜領域49の中で第
1の角速度角速度156から第3の角速度164になる
第3の速度曲線162(点線で示された曲線)を示す。
第3の角速度164は第2の角速度158よりも速く、
基板42の中心部が第3の角速度164で動く時間は、
基板42の中心部が第2の角速度158で動く時間より
も短い。このことにより、基板42の中心部にスパッタ
リング材料が多く堆積する状態、すなわち基板42全体
が成膜領域にあるときの時間がさらに短くなる。よっ
て、基板42の中心部に堆積するスパッタリングの量は
さらに低減する。再び図4Bを参照して、第2の位置1
76に堆積するスパッタリングの量が第1の位置174
及び第3の位置178に堆積するスパッタリングの量よ
り少ない第3の膜厚曲線172(点線で示された曲線)
を示す。
施例を示す。図4Aは、角速度が成膜領域49の中で第
1の角速度角速度156から第3の角速度164になる
第3の速度曲線162(点線で示された曲線)を示す。
第3の角速度164は第2の角速度158よりも速く、
基板42の中心部が第3の角速度164で動く時間は、
基板42の中心部が第2の角速度158で動く時間より
も短い。このことにより、基板42の中心部にスパッタ
リング材料が多く堆積する状態、すなわち基板42全体
が成膜領域にあるときの時間がさらに短くなる。よっ
て、基板42の中心部に堆積するスパッタリングの量は
さらに低減する。再び図4Bを参照して、第2の位置1
76に堆積するスパッタリングの量が第1の位置174
及び第3の位置178に堆積するスパッタリングの量よ
り少ない第3の膜厚曲線172(点線で示された曲線)
を示す。
【0040】実質的な膜厚の均一性を得るために使われ
る実際の速度曲線は、いくつかの要因に依存する。図5
に、基板42が第2の角速度158で動く期間198
と、成膜領域49の中心線192と第2の位置176の
間に存在するオフセット190を示す。他の要因として
は、第1の角速度156から第2の角速度158への角
速度の変化率194と、第1の角速度156と第2の角
速度158の差196がある。ここで、角速度を減らす
ことは、基板42の中心部に堆積するスパッタリング材
料が増えてしまい、逆効果になってしまう。さらに、こ
れらの要因はスパッタリングシステムと成膜領域49の
幾何及び成膜領域49の中での堆積の発散によっても影
響される。
る実際の速度曲線は、いくつかの要因に依存する。図5
に、基板42が第2の角速度158で動く期間198
と、成膜領域49の中心線192と第2の位置176の
間に存在するオフセット190を示す。他の要因として
は、第1の角速度156から第2の角速度158への角
速度の変化率194と、第1の角速度156と第2の角
速度158の差196がある。ここで、角速度を減らす
ことは、基板42の中心部に堆積するスパッタリング材
料が増えてしまい、逆効果になってしまう。さらに、こ
れらの要因はスパッタリングシステムと成膜領域49の
幾何及び成膜領域49の中での堆積の発散によっても影
響される。
【0041】以上の説明でも明らかなように、本発明に
係る基板回転装置及び基板回転方法は、本発明の目的を
達成し、効果を奏するものである。上述では、具体的な
実施例を用いて本発明を説明したが、当業者にとって種
々の変更や置き換えを行うことができることは明らかで
ある。したがって、本発明は、特許請求の範囲内であれ
ば、そのような変更や置き換え等を含むものとする。
係る基板回転装置及び基板回転方法は、本発明の目的を
達成し、効果を奏するものである。上述では、具体的な
実施例を用いて本発明を説明したが、当業者にとって種
々の変更や置き換えを行うことができることは明らかで
ある。したがって、本発明は、特許請求の範囲内であれ
ば、そのような変更や置き換え等を含むものとする。
【図1】本発明に係る基板回転装置を示す断面図であ
る。
る。
【図2】本発明に係る具体的な太陽歯車、アーム部材、
遊星歯車の相対移動を示す図である。
遊星歯車の相対移動を示す図である。
【図3】本発明に係る基板回転装置の他の実施例を示す
図である。
図である。
【図4】本発明に係る基板回転装置の第2の速度曲線と
第3の速度曲線(点線で示す曲線)を示す図と、この第
2の速度曲線と第3の速度曲線で基板を動かしたときの
基板の各位置の膜厚を示す2の膜厚曲線と第3の膜厚曲
線(点線で示す曲線)を示す図である。
第3の速度曲線(点線で示す曲線)を示す図と、この第
2の速度曲線と第3の速度曲線で基板を動かしたときの
基板の各位置の膜厚を示す2の膜厚曲線と第3の膜厚曲
線(点線で示す曲線)を示す図である。
【図5】速度曲線を構成する様々な要因を示す図であ
る。
る。
【図6】従来の遊星歯車駆動機構を示す図である。
【図7】成膜領域の中での基板の動作パターンを示す図
である。
である。
【図8】成膜領域を動く基板の第1の速度曲線を示す図
と、この第1の速度曲線で基板が動くときの基板の各位
置の膜厚を示す1の膜厚曲線を示す図である。
と、この第1の速度曲線で基板が動くときの基板の各位
置の膜厚を示す1の膜厚曲線を示す図である。
14 駆動軸、18 中心軸、26 カソード、28
密封型軸受、40 載置台、42 基板、46 軸、4
8 基板回転装置、49 成膜領域、50 チャンバ、
52 キャビティ、54 開口部、56 内壁面、58
外壁面、62上部回転体、64 下部回転体、66
ネック部、68 第1の歯車群、70第1のモータ、7
2 シール部材、74 被回転部、76 被駆動側のN
極、78 被駆動側のS極、80 載置台の支持軸、8
2 アーム部材、84 下部支持軸の軸受、86 ベア
リング、88 下部支持軸、90 遊星歯車、92 太
陽歯車、98 駆動部、100 駆動側のN極、102
駆動側のS極、104凹部、108 駆動板、110
中心孔、112 内壁、114 軸受、116 第2
の歯車群、118 第2のモータ、126 バイアス電
圧供給機構、128 第1の絶縁部材、130 接点
軸、132 第2の密封型軸受、134バイアス電源、
136 接点部材、138 外周部、142 第2の絶
縁部材
密封型軸受、40 載置台、42 基板、46 軸、4
8 基板回転装置、49 成膜領域、50 チャンバ、
52 キャビティ、54 開口部、56 内壁面、58
外壁面、62上部回転体、64 下部回転体、66
ネック部、68 第1の歯車群、70第1のモータ、7
2 シール部材、74 被回転部、76 被駆動側のN
極、78 被駆動側のS極、80 載置台の支持軸、8
2 アーム部材、84 下部支持軸の軸受、86 ベア
リング、88 下部支持軸、90 遊星歯車、92 太
陽歯車、98 駆動部、100 駆動側のN極、102
駆動側のS極、104凹部、108 駆動板、110
中心孔、112 内壁、114 軸受、116 第2
の歯車群、118 第2のモータ、126 バイアス電
圧供給機構、128 第1の絶縁部材、130 接点
軸、132 第2の密封型軸受、134バイアス電源、
136 接点部材、138 外周部、142 第2の絶
縁部材
フロントページの続き (72)発明者 スティーブン ハーヴィット アメリカ合衆国 ニュージャージー州 07656 パーク リッジ パスカク ロー ド 159 (72)発明者 イズラエル ワグナー アメリカ合衆国 ニューヨーク州 10952 モンジー メドウブルック レーン 7 (72)発明者 イラ レイス アメリカ合衆国 ニューヨーク州 10956 ニューシティー オーバーン ドライブ 1 (72)発明者 マリアン ズィリンスキ アメリカ合衆国 ニュージャージー州 07675 ワシントン タウンシップ ブリ ッジ ロード 985 (72)発明者 スウィイン タン アメリカ合衆国 カリフォルニア州 95120 サンノセ グレイストーン レー ン 19730
Claims (20)
- 【請求項1】 キャビティを形成する壁部からなるチャ
ンバ内で基板を回転させ、上記基板が成膜領域を通過す
ることにより上記基板に薄膜を形成する基板回転装置で
あって、 上記キャビティ内に配置され、上記基板を第1の軸を中
心に回転させる第1の回転手段と、 上記チャンバの外部に配置され、遊星歯車を上記第1の
軸を中心に回転させる第2の回転手段と、 上記第1の回転手段と第2の回転手段を上記壁部を介し
て磁気的に結合し、上記第1回転手段及び第2の回転手
段を上記第1の軸を中心に同調させて回転させる磁気結
合手段と、 上記チャンバの外部で上記遊星歯車に歯合する太陽歯車
と、 上記第1の回転手段、第2の回転手段及び上記基板を中
心軸を中心として第1の回転を行い、上記基板が成膜領
域を通過するときに上記第1の回転の角速度を変化さ
せ、上記基板の中心部に堆積するスパッタリング材料を
低減させるとともに、上記遊星歯車と上記太陽歯車の歯
合により上記第1の回転手段、第2の回転手段及び上記
基板を上記第1の軸を中心として第2の回転を同時に行
う第1の駆動手段と、 を備えることを特徴とする基板回転装置。 - 【請求項2】 上記第1の回転手段及び第2の回転手段
は、上記磁気的に結合を行うためにそれぞれ2組の磁石
を有する、 ことを特徴とする請求項1記載の基板回転装置。 - 【請求項3】 上記チャンバは、スパッタリング処理に
適した真空レベルを維持するための上記チャンバを密封
するシール手段を有する、 ことを特徴とする請求項1記載の基板回転装置。 - 【請求項4】 上記第1の駆動手段は、回転速度を変え
ることができるモータを有する、 ことを特徴とする請求項1記載の基板回転装置。 - 【請求項5】 上記チャンバは、スパッタリング処理の
ためのカソードを有し、上記カソードは、上記基板上に
薄膜を形成するための隣接した成膜領域を形成するソー
スターゲットを有し、 上記基板は、スパッタリング処理が行われる上記成膜領
域にある場合、上記第1の回転及び第2の回転で同時に
回転される、 ことを特徴とする請求項1記載の基板回転装置。 - 【請求項6】 外壁面とキャビティを形成する内壁面か
らなるチャンバ内で基板を回転させ、上記基板が成膜領
域を通過することにより上記基板に薄膜を形成する基板
回転装置であって、 上記基板を支持する載置台と上記内壁面に隣接して配置
された第1の磁石の間に取り付けられた第1の回転機構
を有し、上記第1の回転機構を第1の軸を中心として回
転させる上記キャビティ内に配置された第1の支持手段
と、 太陽歯車に歯合する遊星歯車と上記外壁面に隣接し上記
第1の磁石から離間して配置された第2の磁石の間に取
り付けられ、上記第1の磁石と第2の磁石の磁気的結合
を行う第2の回転機構を有し、上記第2の回転機構を上
記第1の軸を中心として回転することにより、上記第1
の回転機構及び第2の回転機構を上記第1の軸を中心に
同調して回転させる上記チャンバの外部に配置された第
2の支持手段と、 上記第1支持手段及び第2の支持手段に取り付けられ、
上記基板の中心軸を中心とした第1の回転を行い、上記
基板が成膜領域を通過しているときに第1の角速度を第
2の角速度に増加し、上記基板の中心部に堆積するスパ
ッタリング材料を低減して薄膜の均一性を向上させると
ともに、上記太陽歯車と上記遊星歯車の上記歯合により
上記基板の上記第1の軸を中心とした第2の回転を同時
に行う駆動手段と、 を備えることを特徴とする基板回転装置。 - 【請求項7】 上記第1回転機構及び第2の回転機構
は、それぞれ上記磁気的結合を行う第3の磁石と第4の
磁石をさらに有する、 ことを特徴とする請求項6記載の基板回転装置。 - 【請求項8】 上記チャンバは、スパッタリング処理に
適した真空レベルを維持するための上記駆動手段と上記
チャンバを密封するシール部材を有する、 ことを特徴とする請求項6記載の基板回転装置。 - 【請求項9】 上記駆動手段を回転させるモータを有す
る、 ことを特徴とする請求項6記載の基板回転装置。 - 【請求項10】 上記チャンバは、スパッタリング処理
のためのカソードを有し、上記カソードは、上記基板上
に薄膜を形成するための隣接した成膜領域を形成するソ
ースターゲットを有し、 上記基板は、上記スパッタリング処理が行われる上記成
膜領域にある場合、上記第1回転及び第2の回転で同時
に回転される、 ことを特徴とする請求項6記載の基板回転装置。 - 【請求項11】 成膜領域を通過して薄膜を形成する基
板を動かす基板回転方法であって、 上記基板を、上記基板の中心から延びる第1の軸を中心
に回転させ、 上記基板を、上記第1の軸から所定の位置にある中心軸
を中心に回転させ、上記基板は上記中心軸の周りを第1
の角速度で回転し、 上記基板が成膜領域を通過しているときに第1の角速度
を第2の角速度に増加し、上記基板の中心部に堆積する
スパッタリング材料を低減して薄膜の均一性を向上させ
ることを特徴とする基板回転方法。 - 【請求項12】上記第2の角速度は、上記第1の角速度
よりも大きいことを特徴とする請求項11記載の基板回
転方法。 - 【請求項13】上記第2の角速度は、上記第1の角速度
よりも小さいことを特徴とする請求項11記載の基板回
転方法。 - 【請求項14】上記基板は、上記基板の中心部に堆積す
るスパッタリング材料を低減するようにあらかじめ決め
られた時間の間、第2の角速度で回転することを特徴と
する請求項11記載の基板回転方法。 - 【請求項15】上記基板が上記成膜領域の外に出たと
き、上記第2の角速度が第1の角速度に再び戻ることを
特徴とする請求項11記載の基板回転方法。 - 【請求項16】 スパッタリング処理の際に基板を回転
させる基板回転装置であって、 磁性物質以外の物質からできており、キャビティを形成
する内壁面と凹部を有する外壁面とを有し、さらにスパ
ッタリング処理のためのカソードを有し、上記カソード
は上記基板上に薄膜を形成するための隣接した成膜領域
を形成するソースターゲットを有し、上記キャビティは
スパッタリング処理に適した真空レベルに維持されるチ
ャンバと、 上記基板を支持する載置台と上記内壁面に隣接して配置
された第1のペアの磁石の間に取り付けられた第1の回
転機構を有し、上記第1の回転機構を第1の軸を中心と
して回転させる上記キャビティ内に配置された第1の支
持手段と、 太陽歯車に歯合する遊星歯車と上記凹部の中にあり上記
第1のペアの磁石から離間して配置された第2のペアの
磁石の間に取り付けられて上記第1及び第2の磁石の磁
気的に結合を行う第2の回転機構を有し、上記第2の回
転機構が上記第1の軸を中心として回転することによ
り、上記第1及び第2の回転機構を上記第1の軸を中心
に同調して回転させる上記チャンバの外部に配置された
第2の支持手段と、 上記第1の支持手段及び第2の支持手段に取り付けられ
た駆動機構と、 上記駆動機構を回転させ、上記駆動機構の回転により、
上記基板の中心軸を中心とした第1の回転速度での第1
の回転を行うとともに、上記基板が成膜領域を通過して
いるときに第1の角速度を第3の角速度に増加し、上記
基板の中心部に堆積するスパッタリング材料を低減して
薄膜の均一性を向上させるとともに、上記太陽歯車と上
記遊星歯車の歯合により上記基板の上記第1の軸を中心
とした第2の回転速度での第2の回転を同時に行い、第
1の回転と第2の回転をスパッタリング処理の間に成膜
領域で行う第1の可変モータ機構と、 上記太陽歯車を第3の回転速度で回転させ、上記太陽歯
車と上記遊星歯車の相対的な回転速度を変化させて、上
記太陽歯車のそれぞれの回転に対する上記遊星歯車の回
転数の比を変化させる第2の可変モータ機構と、 上記駆動機構を上記第1の支持手段から絶縁する第1の
絶縁部材と、 上記第1の支持手段に取り付けられ、上記キャビティを
通り上記チャンバの外部に延在する接点軸と、 高周波電圧を発生するバイアス電源と、 上記接点軸を上記バイアス電源に電気的に接続し、上記
載置台と上記第1の支持手段の第1セクションは離間し
てコンデンサを形成し、上記基板に所望のバイアス電圧
を印加させるバイアス電圧供給機構を構成する接点部材
と、 を有することを特徴とする基板回転装置。 - 【請求項17】上記第3の角速度は、上記第1の角速度
よりも大きいことを特徴とする請求項16記載の基板回
転装置。 - 【請求項18】上記第3の角速度は、上記第1の角速度
よりも小さいことを特徴とする請求項16記載の基板回
転装置。 - 【請求項19】上記基板は、上記基板の中心部に堆積す
るスパッタリング材料を低減するようにあらかじめ決め
られた時間の間、第2の角速度で回転することを特徴と
する請求項16記載の基板回転装置。 - 【請求項20】上記基板が上記成膜領域の外に出たと
き、上記第2の角速度が第1の角速度に再び戻ることを
特徴とする請求項16記載の基板回転装置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US82061697A | 1997-03-19 | 1997-03-19 | |
| US08/820616 | 1997-03-19 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1121668A true JPH1121668A (ja) | 1999-01-26 |
Family
ID=25231302
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7092098A Withdrawn JPH1121668A (ja) | 1997-03-19 | 1998-03-19 | 基板回転装置及び基板回転方法 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1121668A (ja) |
| DE (1) | DE19811873A1 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006265692A (ja) * | 2005-03-25 | 2006-10-05 | Cyg Gijutsu Kenkyusho Kk | スパッタ装置 |
| JP2016096220A (ja) * | 2014-11-13 | 2016-05-26 | 東京エレクトロン株式会社 | 成膜装置 |
| CN114005783A (zh) * | 2015-05-11 | 2022-02-01 | 周星工程股份有限公司 | 布置在处理室中的基板处理设备及其操作方法 |
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| DE102010047496B4 (de) * | 2010-10-06 | 2014-04-03 | Von Ardenne Gmbh | Drehtellervorrichtung für Prozesskammer |
| DE102012215359B4 (de) | 2012-08-30 | 2022-12-15 | Carl Zeiss Smt Gmbh | Verfahren zur Beschichtung von Substraten |
| GB201305213D0 (en) * | 2013-03-21 | 2013-05-01 | Crown Packaging Technology Inc | Spray machine |
| CZ305421B6 (cs) * | 2014-02-26 | 2015-09-09 | Hvm Plasma, Spol.S R.O. | Způsob unášení substrátů při depozici tenké vrstvy na povrch substrátů a rotační stolek pro unášení substrátů podle způsobu |
| CN110857466A (zh) * | 2018-08-24 | 2020-03-03 | 安徽纯源镀膜科技有限公司 | 一种真空镀膜设备的产品装夹装置 |
| DE102021206788A1 (de) | 2021-06-30 | 2023-01-05 | Carl Zeiss Smt Gmbh | Verfahren zum Abscheiden einer Schicht, optisches Element und optische Anordnung für den DUV-Wellenlängenbereich |
-
1998
- 1998-03-18 DE DE1998111873 patent/DE19811873A1/de not_active Withdrawn
- 1998-03-19 JP JP7092098A patent/JPH1121668A/ja not_active Withdrawn
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| DE19811873A1 (de) | 1998-09-24 |
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