JPH1121692A - めっき方法及びめっき物 - Google Patents
めっき方法及びめっき物Info
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- JPH1121692A JPH1121692A JP18895297A JP18895297A JPH1121692A JP H1121692 A JPH1121692 A JP H1121692A JP 18895297 A JP18895297 A JP 18895297A JP 18895297 A JP18895297 A JP 18895297A JP H1121692 A JPH1121692 A JP H1121692A
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Abstract
る。 【解決手段】 2価及び(又は)4価の錫イオン、1価
の銀イオン、錫及び銀の錯化剤を必須成分とする錫−銀
系合金電気めっき浴から電気めっきするにあたり、陰極
液(めっき液)と陽極液を溶液及び(又は)成分イオン
の移動が可能な隔膜又は隔壁によって分離し、しかも陽
極液として2価及び(又は)4価の錫イオン及びそれら
を可溶性の状態に保持するに十分な量の酸、アルカリ及
び(又は)錯化剤を少なくとも含有する水溶液を用いて
めっきすることを特徴とする。陽極液と陰極液(めっき
浴)を隔膜又は隔壁によって分離することによって、さ
らには、 陽極において生成する不純物をめっき液中に拡
散させずにトラップすることによって、 めっき浴の劣化
を抑制し、或いは浴成分のバランスを保った状態での長
期間の操業が可能になる。
Description
し、特に錫−銀系のろう材に対するはんだ付け性の良好
な錫−銀系合金皮膜を形成するための電気めっき方法及
びめっき物に関する。
るはんだ( ろう材) による接合は不可欠の技術として広
く行われている。はんだ付けを迅速かつ確実に行うため
に、はんだ付けしようとする部品に予めはんだ付け性の
良好な皮膜を施しておくことが行われるが、このはんだ
付け性皮膜として錫−鉛合金めっき皮膜が一般に利用さ
れている。
影響が懸念され、有害な鉛を含む錫−鉛はんだを規制し
ようとする考えが急速に広まりつつある。工業的な生産
条件並びに使用条件という観点から勘案すると、錫−鉛
はんだに代替できる特性を有するような鉛を含まないは
んだはいまのところなく、日欧米を中心として研究開発
が行われているところである。錫−鉛はんだの代替とし
ては第一元素としては錫が利用されると考えられるが、
第二元素としては銀、ビスマス、銅、インジウム、アン
チモン、亜鉛などが候補として挙げられており、 それら
の二元合金あるいはさらに第三元素を添加した多元合金
が候補として挙げられている。その中で錫−銀系合金
は、最も有力な代替合金候補の一つである。
付け用のめっき皮膜(はんだ付け性皮膜)もまた鉛を含
まないものに変更していく必要がある。これに対して、
錫−銀合金めっき皮膜を得るためのめっき浴は、銀を主
成分とするものは古くからあるが、錫を主成分とする非
シアン錫−銀合金めっき浴には満足するものがなく、工
業的に行われていない。
ン浴が用いられてきた。公害防止上好ましくないシアン
浴に代わって、硝酸銀浴、スルファミン酸浴、塩化銀
浴、チオシアン酸浴、チオ硫酸浴などが検討されてきた
が、シアン以外の銀の錯化剤は安定度定数が小さいの
で、シアン浴に比べて析出物の結晶が粗く工業的な応用
を満足する性能を有しなかった。最近、これらに比べて
微細な粒子の析出物が得られる浴として、有機スルホン
酸の銀塩とヨウ化カリウムを含むめっき浴にスルファニ
ル酸の誘導体を添加した浴が特開平2−290993号
に、こはく酸イミド又はその誘導体を錯化剤とする浴が
特開平7−166391号に記載されているが、錫との
合金めっきの可能性については記載されていない。
れること自体は、古くから知られており、一般にシアン
浴が利用されてきた。例えば、シアン−ピロリン酸混合
浴から、松下は1971年に(金属表面技術 22,6
0(1971))、また、久保田らは1983年に(金
属表面技術 34,37(1983)、特開昭60−2
6691)、錫−銀合金皮膜を得ている。
生・公害・毒劇物管理の観点から好ましくないため、シ
アン以外の浴も検討されており、近年はそれが主流とな
っている。シアン浴以外の錫−銀合金めっき浴として
は、最近、伊勢らによって4価錫を用いるスズ酸カリウ
ム−ヒダントイン浴(表面技術協会第93回講演大会予
講集 205(1996)、表面技術協会第94回講演
大会予講集 80(1996)、表面技術協会第95回
講演大会予講集 183(1997))が、また、2価
錫を用いる浴としては、新井らによって、ピロリン酸−
ヨウ化物浴(表面技術協会第93回講演大会予講集 1
95(1996)、表面技術協会第94回講演大会予講
集 83(1996))が報告されている。新井は、ま
た、ピロリン酸−ヨウ化物浴を錫−銀−銅の三元合金系
にも適用し、その結果を報告しているている(表面技術
協会第94回講演大会予講集 85(1996))。
んだ付け性に優れためっき皮膜を得るため、鋭意研究を
重ね、各種有機化合物の添加によって皮膜の平滑性等が
改善されることを見出し、特許を出願している(特願平
8−143481号)。また、さらに、光沢剤の添加後
に経時熟成が必要な浴ではあるが、光沢めっきが可能な
浴を見出し、この浴を用いてめっきを施すことによっ
て、錫−銀系ろう材を用いてはんだ接合するに適した電
気・電子回路部品を作成し特許出願している(特願平8
−207683号)。また、その後、アミン−アルデヒ
ド反応生成物を用いて経時熟成が不要な光沢浴を出願
(特願平8−278593号)している。
時間範囲では良好なめっき皮膜が得られる浴が開発され
てきたが、錫と銀の単極電位が大きく隔たっていること
並びに両金属ともに水溶液中での安定性が良好ではない
ことから、いずれのめっき浴においても浴の経時劣化と
いう工業的操業上の問題が解決されていなかった。
として、錫−銀系合金めっき浴を工業的に満足される条
件で継続的に操業する技術が求められており、本発明も
これを目的とした。
合金めっき浴の工業的操業を可能にすべく鋭意検討の結
果、既述の浴の経時劣化の原因のほとんどが陽極表面並
びに陽極近傍における種々の反応にあることを見い出
し、陰陽両極を隔離することによって上記の諸問題が解
決され、継続的に適切な状態での工業的操業を可能にし
た。
錫と銀の単極電位は大きく隔たっており、銀イオンは還
元されて金属銀として析出し易く、2価の錫は酸化され
て4価の錫になり易い。また、4価の錫浴においても、
陽極は一部は2価として溶解し浴の劣化の一つの原因と
なっている。
の問題には、さらに、該めっき浴が錫及び銀の両者を可
溶性の状態に安定に保持するだけでなく、できるだけ析
出電位が接近するような錯化剤を選定しなければならな
いという制限から、安定性に問題がある錯化剤をも用い
ざるを得ないという事情があり、錯化剤の分解による浴
の劣化があるという問題も含まれる。
て、例えばヨウ化カリウムを錯化剤とする浴において
は、陽極においてI- が酸化されてI2 となり、浴中で
Sn2+と反応して再びI- に戻る際にSn4+が生成する
ことを解明している。また、カルボン酸類やアミノ酸類
を用いている浴においては、それらが分解していること
も確認している。一方、近年開発されたいずれの浴にお
いても経時劣化の問題を抱えているが、そのような浴の
劣化のメカニズムが各浴において全て解明されているわ
けではない。しかし、本発明の発明者らは、いずれも陽
極及び陽極近傍における種々の反応が劣化に大きく関与
していると判断している。
発明者らは、陽極液と陰極液(めっき浴)を隔膜又は隔
壁によって分離して電解することによって、さらには、
陽極において生成し、 悪影響を及ぼす不純物を、 めっき
液中に拡散させずにトラップしてしまう方法を採用する
ことによって、 該めっき浴の劣化を抑制し、或いは浴成
分のバランスを保った状態での長期間の操業を可能にす
る本発明を完成した。
錫イオン、1価の銀イオン、錫及び銀の錯化剤を必須成
分とする錫−銀系合金電気めっき浴から電気めっきする
にあたり、陰極液(めっき液)と陽極液を溶液及び(又
は)成分イオンの移動が可能な隔膜又は隔壁によって分
離し、しかも陽極液として2価及び(又は)4価の錫イ
オン並びにそれらのイオンを可溶性の状態に保持するに
十分な量の酸、アルカリ及び(又は)錯化剤を少なくと
も含有する水溶液を用いてめっきすることを特徴とす
る、錫−銀系合金電気めっき方法である。
は)4価の錫化合物、1価の銀の化合物、錫及び銀の錯
化剤を必須成分とする錫−銀合金電気めっき浴から電気
めっきするにあたり、概念図を図1に示すように、めっ
き対象物(4)が浸漬される陰極液(めっき液)(5)
と陽極(2)が浸漬される陽極液(3)を、溶液及び
(又は)成分イオンの移動が可能な隔膜又は隔壁(1)
により分離してめっきを行う。陽極室の配置の仕方はめ
っき対象物の種類に応じて適宜選定すればよく、例えば
図1のAに示すようにめっき槽(7)の両側に配置して
もよく、また、図1のBに示すようにめっき槽(7)の
片側に配置してもよい。さらに、めっき対象物の形状に
よってはめっき槽の底部に配置することもできる。
通常の濾布のようなものを用いることができるが、 さら
にイオン交換膜を用いることによって、陽極表面或いは
陽極近傍で生成しためっきに悪影響を及ぼす成分が陽極
室からめっき液に移動することを防ぐと同時に、錫及び
(又は)銀イオンのみを陰極室に供給するという方法を
採用することもできる。イオン交換膜を用いる場合に
は、カチオン交換膜が用いられる。交換膜はその種類は
特に限定されず一般市販品でよく、例えば、ネオセプタ
CL−25T,CM−1,CM−2,CMS,CMH,
C66−10F(以上徳山曹達株式会社)、CR61A
ZL−386,CR61AZL−389(以上湯浅アイ
オニクス株式会社)、アシプレックスS−1002,S
−1004,S−1104,S−1112(以上旭化成
工業株式会社)等が用いられる。
液)については詳しく後述するが、陽極液としては、少
なくとも、2価及び(又は)4価の錫イオン並びにそれ
らのイオンを可溶性の状態に保持するに十分な量の酸、
アルカリ及び(又は)錯化剤を含有する水溶液が用いら
れる。すなわち、隔膜を通して錫イオンが陰極室に供給
されるために、陽極液には錫及び(又は)銀がイオンと
して液中に存在できる条件が選ばれる。特に、イオン交
換膜を使用する場合には陽極液として、めっき液とは相
当に異なる組成の陽極液を用いることができる利点があ
り、その組成を陰極室のめっき液ほど厳密に管理する必
要がないので、比較的容易にその組成を選定できる。す
なわち、陰極液と同一の溶液であってもよいが、例えば
錫の酸性溶液のような単純な溶液を用いることも可能で
ある。
供給する場合には、遊離酸を含む酸性溶液が好適に用い
られるが、不溶性陽極を用いることを選ぶ場合には、陽
極室に錫化合物又はそれを含む溶液を補給することによ
って、もって陰極室に錫イオンが供給されることになる
が、そのような場合には、既述の錫及び銀化合物又はそ
れらを既述の錯化剤で可溶化させた溶液が好適に用いら
れる。
補給は、極板の陽極溶解によって行ってもよく、また化
合物(又はその溶液)をめっき液又は陽極液に添加する
ことによって行うこともできる。陽極としては、めっき
液の組成に応じて、錫、錫−銀合金、銀、不溶性陽極が
いずれも用いられるが、一般には錫又は不溶性陽極が用
いられる。
に関しては、めっき浴中の銀濃度は錫濃度に比べて相当
に低いことが一般的であるので、銀イオンの補給は陽極
室を経由して行ってもよいが、陰極室に直接補給しても
差し支えないことが多い。
着するための吸着剤を陽極液に懸濁させるか、或いは吸
着剤を流動床とすることによって、又は、陽極液を連続
的若しくは断続的に吸着剤濾過して、生成した不純物を
直ちに陽極液から吸着除去し、陰極液への拡散を防ぐ方
法を採ることができる。
るものであれば一般に利用されているものはいずれも利
用でき、例えば活性炭、木炭、活性白土、ゼオライト等
の吸着剤が好適に用いられる。
は隔壁によって仕切ることが困難な場合には、アノード
バッグをもって隔膜の代替とすることができる。ただ
し、この場合には、陰極液(めっき液)に対して陽極液
が極端に少量となるが故に、劣化要因となる物質濃度が
高くなり易いので、必ずアノードバッグ内には該物質を
吸着除去しうる上記のごとき吸着剤を懸濁させるか、或
いはそれらの吸着剤をアノードバッグ自体に固着させた
ものを用い、アノードバッグ外に劣化要因となる物質を
漏れ出させない配慮が必要である。
て分離しているが故に、これが障害となって、陽極にお
いて溶解した錫イオンの全てが陰極室に移動せず、陰極
室の金属濃度が徐々に低下することがある。このような
場合には、方法の一例を概念図として図2に示したよう
に、めっき槽(7)に付属して補助槽(8)を設け、補
助槽においてめっき槽(7)と同様に、劣化要因となる
物質が陰極室に拡散しないように陰陽両極室を隔膜又は
隔壁(1)によって分離し、錫イオン及び(又は)銀イ
オンを補給することができる。このとき、図2に示した
ように補助槽においても陽極(2)及びダミーの陰極
(6)を配置し、めっき本槽と同様に直流電圧を印加し
てもよいが、隔膜を通過してのイオンの移動の駆動力は
電気泳動並びに浸透圧の効果によるものであるが故に、
通常はめっきに匹敵する大きい電流を流す必要はない。
には、2価及び(又は)4価の錫イオン、1価の銀イオ
ン、錫及び銀の錯化剤が必須成分として含有される。必
須の成分の一つである2価又は4価の錫の供給源として
は、硫酸塩、ハロゲン化物、ホウフッ化物、ケイフッ化
物、スルファミン酸塩、ピロリン酸塩、酢酸塩、錫酸ナ
トリウム、錫酸カリウム或いは下記一般式(A)〜
(E)で表されるスルホン酸の錫塩など一般に広く用い
られる錫塩の他に、水酸化錫や酸化錫を、例えば多価カ
ルボン酸、オキシカルボン酸、メルカプトカルボン酸、
スルホカルボン酸等のような本発明に用いるめっき浴に
添加される錯化剤として列挙された一般式(1)〜(1
3)で表される化合物の中から選ばれた錯化剤によって
錯形成され可溶化された錫錯体から選ばれた1種又は2
種以上を単独又は適宜混合して使用できる。
のアルケニル基を表し、該Rの水素は、0〜3個の範囲
でヒドロキシル基、アルキル基、アリール基、アルキル
アリール基、カルボキシル基又はスルホン酸基で置換さ
れていてよく、そして該Rの任意の位置にあってよ
い。]で表される脂肪族スルホン酸の塩。
素及び(又は)フッ素のハロゲンを表し、該Rの任意の
位置にあってよく、該Rの水素と置換された該ハロゲン
の置換数n1は1から該Rに配位したすべての水素が飽
和置換されたものまでを表し、置換されたハロゲン種は
1種類又は2種類である。ヒドロキシル基は、該Rの任
意の位置にあってよく、該Rの水素と置換された該ヒド
ロキシル基の置換数n2は0又は1である。Yはスルホ
ン酸基を表し、該Rの任意の位置にあってよく、Yで表
されるスルホン酸基の置換数n3は0から2の範囲にあ
る。]で表されるハロゲン化アルカンスルホン酸又はハ
ロゲン化アルカノールスルホン酸。
基、アルキルアリール基、アルデヒド基、カルボキシル
基、ニトロ基、メルカプト基、スルホン酸基又はアミノ
基を表し、或いは2個のXはベンゼン環と一緒になって
ナフタリン環を形成でき、該基の置換数n は0〜3の範
囲にある。]で表される芳香族スルホン酸。
6 のアルケニレン基を表し、該Rの水素はヒドロキシル
基又はカルボキシル基で置換されていてよい。]で表さ
れる脂肪族スルホ(ヒドロキシ)カルボン酸。
基を表す。スルホン酸基、カルボキシル基及びXは任意
の位置にあってよい。]で表される芳香族スルホ(ヒド
ロキシ)カルボン酸。
ホン酸の中で好適なものを例示すれば、メタンスルホン
酸、メタンジスルホン酸、メタントリスルホン酸、トリ
フルオロメタンスルホン酸、エタンスルホン酸、プロパ
ンスルホン酸、2−プロパンスルホン酸、ブタンスルホ
ン酸、2−ブタンスルホン酸、ペンタンスルホン酸、2
−ヒドロキシエタン−1−スルホン酸、2−ヒドロキシ
プロパン−1−スルホン酸、2−ヒドロキシブタンスル
ホン酸、2−ヒドロキシペンタンスルホン酸、1カルボ
キシエタンスルホン酸、1,3−プロパンジスルホン
酸、アリールスルホン酸、2−スルホ酢酸、2−又は3
−スルホプロピオン酸、スルホこはく酸、スルホメチル
こはく酸、スルホマレイン酸、スルホフマル酸、ベンゼ
ンスルホン酸、トルエンスルホン酸、キシレンスルホン
酸、ニトロベンゼンスルホン酸、ベンズアルデヒドスル
ホン酸、フェノールスルホン酸、フェノール−2,4−
ジスルホン酸、2−スルホ安息香酸、3−スルホ安息香
酸、5−スルホサリチル酸、4−スルホフタール酸、5
−スルホイソフタール酸、2−スルホテレフタール酸が
挙げられる。
やめっき対象物によって増減することが望ましいが、錫
分として概ね1〜150g/lが適当であり、好ましく
は5〜80g/l程度とする。
種類やめっき対象物によって増減することが望ましい
が、錫分として概ね1〜80g/lが適当であり、好ま
しくは5〜30g/l程度とする。
の成分である非シアンの1価の銀の供給源として、例え
ば、硝酸塩、亜硝酸塩、硫酸塩、チオ硫酸塩、チオシア
ン酸塩、亜硫酸塩、重亜硫酸塩、メタ重亜硫酸塩、塩化
物、塩素酸塩、過塩素酸塩、臭化物、臭素酸塩、ヨウ化
物、ヨウ素酸塩、ホウフッ化物、ケイフッ化物、安息香
酸塩、スルファミン酸塩、クエン酸塩、乳酸塩、リン酸
塩、トリフルオロ酢酸塩、ピロリン酸塩、1−ヒドロキ
シエタン−1,1−ビスホスホン酸塩、又は上記一般式
(A)〜(E)で表されるスルホン酸の銀塩など一般に
広く用いられる銀塩の他に、水酸化銀や酸化銀を、ヨウ
素、メルカプトカルボン酸類等の錯化剤或いはアンモニ
アによって錯形成され可溶化された銀錯体から選ばれた
1種又は2種以上を単独又は適宜混合して使用できる。
酸の中で好適なものは、前節の錫化合物に関して記載し
たものと同様である。
っき対象物によって増減することが望ましいが、銀分と
して概ね0.05〜10g/l程度が適当であり、好ま
しくは0.1〜5g/l程度とする。ただし、銀含有量
の多い錫−銀合金めっき皮膜を得ようとする場合には、
これに限定されるものではなく、概ね50g/l程度の
銀濃度とすることができる。
浴に必須の成分である錫及び(又は)銀の錯化剤とし
て、(1) 縮合リン酸(ピロリン酸、トリリン酸等)
又はそれらの塩類、(2) ヨウ素、臭素、ヨウ素酸、
臭素酸、亜硫酸、重亜硫酸、メタ重亜硫酸、チオ硫酸、
チオシアン酸、酢酸、アンモニウムの各イオンを生成す
る酸又は塩、並びに下記の(3)〜(13)で表される
錯化剤の中から選ばれた1種又は2種以上を単独で又は
適宜混合して使用できる。
表し、該Rの水素は、その半数までの範囲で、任意の位
置で、−S−CH3 、メチル基、アミノ基、ヒドロキシ
ル基及び(又は)カルボキシル基により置換されていて
よい。Xは水素(ただし、Rが単結合の場合は除
く。)、カルボキシル基又はCH2 OHを表す。]で表
されるオキシカルボン酸、多価カルボン酸若しくはアミ
ノ酸又はそれらの塩類。
ば、蓚酸、マロン酸、こはく酸、グリコール酸、乳酸、
酒石酸、クエン酸、グリシン等が挙げられる。
リヒドロキシカルボン酸並びにそれらの環状エステル化
合物。
ば、アスコルビン酸、 グルコン酸、δ- グルコノラクト
ン等が挙げられる。
ルキルの水素は、アミノ基又はカルボキシル基で置換さ
れていてよく、また該アミノ基を介してアセチル基と結
合していてもよい。]で表されるメルカプトカルボン酸
若しくはメルカプトスルホン酸又はそれらの塩類。
ば、メルカプトこはく酸、3−メルカプトプロピオン
酸、メルカプト酢酸、2−メルカプトプロピオン酸、ペ
ニシルアミン、3−メルカプトプロパンスルホン酸、ア
セチルシスティン、システィン等が挙げられる。
6 のアルケニレン基を表し、該Rの水素はヒドロキシル
基又はカルボキシル基で置換されていてよい。]で表さ
れる脂肪族スルホ(ヒドロキシ)カルボン酸又はそれら
の塩類。
ば、2−スルホ酢酸、2−スルホプロピオン酸、3−ス
ルホプロピオン酸、スルホこはく酸、スルホメチルこは
く酸、スルホフマル酸、スルホマレイン酸等が挙げられ
る。
基を表す。スルホン酸基、カルボキシル基及びXは任意
の位置にあってよい。]で表される芳香族スルホ(ヒド
ロキシ)カルボン酸又はそれらの塩類。
ば、2−スルホ安息香酸、3−スルホ安息香酸、4−ス
ルホ安息香酸、4−スルホフタール酸、5−スルホイソ
フタール酸、2−スルホテレフタール酸、5−スルホサ
リチル酸等が挙げられる。
Hを表し、Yは−CH2COOH又は−C2 H4 COO
H或いは−CH2 OHを表し、Zは−CH2 COOH又
は−C2 H4 COOH或いは−CH2 OH或いは水素を
表す。Aは単結合、−CH(0H)−又は−CH2 −N
(CH2 COOH)−CH2 −を表し、Bは水素を表す
か或いはAが単結合の場合には、B同志がメチレン基を
介して結合して飽和6員環を形成してもよい。]で表さ
れるアミンカルボン酸又はそれらの塩類。
ば、エチレンジアミンテトラ酢酸、ジエチレントリアミ
ンペンタ酢酸イミノジ酢酸、ニトリロトリ酢酸等が挙げ
られる。
キシアルカンビスホスホン酸又はそれらの塩類。
ば、1−ヒドロキシエタン−1,1−ビスホスホン酸が
挙げられる。
表し、各X1 〜X4 が窒素のときには各Xに結合するR
1 〜R4 は存在しない。すべてのXが同時に窒素である
ことはない。R1 、R2 、R3 及びR4 は、それぞれ独
立して、水素、ヒドロキシル基又はC1 〜C4 のアルキ
ル基を表し、該アルキル基の水素はヒドロキシル基、カ
ルボキシル基又はハロゲンで置換されていてよい。R1
はR2 とメチレン基を介してベンゼン環を形成してよ
く、該ベンゼン環の水素はハロゲン、C1 〜C4 のアル
キル基、 C1 〜C4 のアルコキシ基、ヒドロキシル基又
はカルボキシル基で置換されていてよい。R5 は水素、
C1 〜C5 のアルキル若しくはアルケニル基又はフェニ
ル基を表し、該アルキル基、アルケニル基及び(又は)
フェニル基の水素はヒドロキシル基又はアミノ基、モノ
メチルアミノ基若しくはジメチルアミノ基で置換されて
いてよい。]で表される含窒素五員複素環式化合物、即
ち、ピロール類、ピロリン類、インドール類、イソイン
ドール類、イミダゾール類、ベンゾイミダゾール類、イ
ミダゾリン類、トリアゾール類、ベンゾトリアゾール類
又はテトラゾール類。
ば、ピロール、ピロリン、インドール、イソインドー
ル、イミダゾール、イミダゾリン、ベンゾイミダゾー
ル、2−エチルイミダゾール、トリアゾール、ベンゾト
リアゾール、2−(又は4)メチルベンゾトリアゾー
ル、4−ヒドロキシベンゾトリアゾール、4−カルボキ
シベンゾトリアゾール、テトラゾール等が挙げられる。
れ独立に、水素又はC1〜C5 のアルキル基又はアルコ
キシ基を表す。Xは窒素又は炭素を表し、Xが窒素のと
きには、R4 は存在しない。]で示されるヒダントイン
化合物、こはく酸イミド又はマレイン酸イミド及びそれ
らの誘導体。
ば、ヒダントイン、5−n−プロピルヒダントイン、
5,5−ジメチルヒダントイン、2,2−ジメチルこは
く酸イミド、2−メチル−2−エチルこはく酸イミド、
2−メチルこはく酸イミド、2−エチルこはく酸イミ
ド、1,1,2,2−テトラメチルこはく酸イミド、
1,1,2−トリメチルこはく酸イミド、2−ブチルこ
はく酸イミド、2−エチルマレイン酸イミド、1−メチ
ル−2−エチルマレイン酸イミド、2−ブチルマレイン
酸イミド等が挙げられる。
基又はC1 〜C5 のアルキル基を表す。R3 及びR4 は
それぞれ独立に水素、C1 〜C5 のアルキル若しくはア
ルケニル基又はフェニル基を表し、該アルキル、アルケ
ニル及び(又は)フェニル基の水素はヒドロキシル基又
はアミノ基、モノメチルアミノ基若しくはジメチルアミ
ノ基で置換されていてよく、R3 とR4 は結合して環を
形成してよい。R5 はアルキル基、アリル基又はヒドロ
キシ基を表す。Xは窒素又は炭素を表し、Yは酸素又は
硫黄を表す。Xはが窒素のときには、R5 は存在しな
い。]で示される尿素、チオ尿素又はチオアセトアミド
及びそれらの誘導体。
ば、イミダゾリジノン、2−イミダゾリジンチオン、チ
オ尿素、トリメチルチオ尿素、N,N’−ジ−n−ブチ
ルチオ尿素、テトラメチルチオ尿素、1−アリル−2−
チオ尿素、N,N’ジエチルチオ尿素、1,3−ビス
(ジメチルアミノプロピル)−2−チオ尿素、N,Nジ
メチルチオ尿素、N,N−ジメチロール尿素、チオセミ
カルバジド、4−フェニル−3−チオセミカルバジド、
2−チオバルビツル酸等が挙げられる。
素、ヒドロキシル基又はC1 〜C5 のアルキル基を表
し、該アルキル基の水素はヒドロキシル基、アミノ基又
は塩素で置換されていてよく、また該アルキル基同志が
結合して環を形成してもよい。]で示されるアミン及び
それらの塩。
ば、エチレンジアミン、エチルアミンイソプロピルアミ
ン、n−ブチルアミン、イソブチルアミン、ジプロピル
アミン、ジブチルアミン、ジエチルアミン、モノエタノ
ールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミ
ン、N−メチルエタノールアミン、2−アミノ−2−
(ヒドロキシメチル)−1,3−プロパンジオール、2
−クロロエチルアンモニウムクロライド等が挙げられ
る。
組み合わせに応じて適宜選択されるが、主錯化剤として
添加する場合には、浴中の金属分1モルに対して1〜2
0モル程度が適当であり、好ましくは、2〜15モル程
度である。しかしながら、補助錯化剤として用いる場合
には、絶対濃度で0.001mol/l程度の低濃度か
ら、浴中の金属分1モルに対して主錯化剤に匹敵する1
〜20モル程度までの高濃度範囲で用いる。
金めっき浴は、さらに、電導塩、pH緩衝剤、界面活性
剤、平滑化添加剤、光沢添加剤、酸化防止剤の1種又は
2種以上を添加して用いることができる。錫及び錫合金
めっき浴においては、このような成分が添加されること
は公知であり、本発明のめっき方法において用いられる
めっき浴にもこれらを添加することができる。これら、
電導塩、pH緩衝剤、界面活性剤、平滑化添加剤、光沢
添加剤、酸化防止剤には、従来から錫及び錫合金めっき
浴において用いられてきた公知の化合物が利用できる。
化合物には、従来から錫及び錫合金めっき浴において用
いられてきた硫酸、塩酸、スルホン酸などのナトリウ
ム、カリウム或いはアンモニウム塩などが、適宜単独で
又は併用して用いられる。その使用量は、明確な限界は
ないが、一般に5〜200g/lが用いられ、さらに好
適には10〜100g/lが用いられる。
には、従来から錫及び錫合金めっき浴において用いられ
てきたリン酸、酢酸、炭酸、硼酸、クエン酸などのナト
リウム、カリウム若しくはアンモニウム塩及び(又は)
それらの酸性塩などが、適宜単独又は併用して用いられ
る。同一の塩をもって電導塩とpH緩衝剤とを兼ねて使
用することもできる。その使用量は、明確な限界はない
が、一般に5〜200g/lが用いられ、さらに好適に
は10〜100g/lが用いられる。
には、従来から錫及び錫合金めっき浴において用いられ
てきたカチオン系界面活性剤、アニオン系界面活性剤、
ノニオン系界面活性剤、両性界面活性剤のいずれもが、
適宜単独又は併用して用いられる。
面活性剤には、テトラ低級アルキルアンモニウムハライ
ド、アルキルトリメチルアンモニウムハライド、ヒドロ
キシエチルアルキルイミダゾリン、ポリオキシエチレン
アルキルメチルアンモニウムハライド、アルキルベンザ
ルコニウムハライド、ジアルキルジメチルアンモニウム
ハライド、アルキルジメチルベンジルアンモニウムハラ
イド、アルキルアミン塩酸塩、アルキルアミン酢酸塩、
アルキルアミンオレイン酸塩、アルキルアミノエチルグ
リシン、アルキルピリジニウムハライド系等がある。
はホルマリン縮合物)−β−ナフタレンスルホン酸(又
はその塩)、脂肪酸セッケン、アルキルスルホン酸塩
系、α−オレフィンスルホン酸塩、アルキルベンゼンス
ルホン酸塩、アルキル(又はアルコキシ)ナフタレンス
ルホン酸塩、アルキルジフェニルエーテルジスルホン酸
塩、アルキルエーテルスルホン酸塩、アルキル硫酸エス
テル塩、 ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸エ
ステル塩、ポリオキシエチレンアルキルフェノールエー
テル硫酸エステル酸塩、高級アルコールリン酸モノエス
テル塩、ポリオキシアルキレンアルキルエーテルリン酸
(塩)、ポリオキシアルキレンアルキルフェニルエーテ
ルリン酸塩、ポリオキシアルキレンフェニルエーテルリ
ン酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル酢酸塩、
アルキロイルザルコシン、アルキロイルザルコシネー
ト、アルキロイルメチルアラニン塩、アルキルスルホ酢
酸塩、アシルメチルタウリン酸塩、アルキル脂肪酸グリ
セリン硫酸エステル塩、硬化ヤシ油脂肪酸グリセリル硫
酸塩、アルキルスルホカルボン酸エステル塩、アルキル
スルホこはく酸塩、ジアルキルスルホこはく酸塩、アル
キルポリオキシエチレンスルホこはく酸、スルホこはく
酸モノオレイルアミドナトリウム塩(又はアンモニウ
ム、TEA塩)等がある。
ルキレンアルキルエーテル(又はエステル)、ポリオキ
シアルキレンフェニル(又はアルキルフェニル)エーテ
ル、ポリオキシアルキレンナフチル(又はアルキルナフ
トチル)エーテル、ポリオキシアルキレンスチレン化フ
ェニルエーテル(又は該フェニル基にさらにポリオキシ
アルキレン鎖を付加した活性剤)、ポリオキシアルキレ
ンビスフェノールエーテル、ポリオキシエチレンポリオ
キシプロピレンブロックポリマー、ポリオキシアルキレ
ンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシアルキレンソ
ルビット脂肪酸エステル、ポリエチレングリコール脂肪
酸エステル、ポリオキシアルキレングリセリン脂肪酸エ
ステル、ポリオキシアルキレンアルキルアミン、エチレ
ンジアミンのポリオキシアルキレン縮合物付加物、ポリ
オキシアルキレン脂肪酸アミド、ポリオキシアルキレン
ヒマシ(及び(又は)硬化ヒマシ油)油、ポリオキシア
ルキレンアルキルフェニルホルマリン縮合物、グリセリ
ン(又はポリグリセリン)脂肪酸エステル、ペンタエリ
スリトール脂肪酸エステル、ソルビタンモノ(セスキ、
トリ)脂肪酸エステル、高級脂肪酸モノ(ジ)エタノー
ルアミド、アルキル・アルキロードアミド、オキシエチ
レンアルキルアミン等がある。
カルボキシメチル(又はエチル)−N−ヒドロキシエチ
ル(又はメチル)イミダゾリニウムベタイン、2−−ア
ルキル−N−カルボキシメチル(又はエチル)−N−カ
ルボキシメチルオキシエチルイミダゾリニウムベタイ
ン、ジメチルアルキルベタイン、N−アルキル−β−ア
ミノプロピオン酸(又はそのナトリウム塩)、アルキル
(ポリ)アミノエチルグリシン、N−アルキル−N−メ
チル−β−アラニン(又はそのナトリウム塩)、脂肪酸
アミドプロピルジメチルアミノ酢酸ベタイン等がある。
れるが、概ね0.001g/l〜50g/lの範囲で用
いられ、さらに好適には0.01g/l〜50g/lの
範囲で用いられる。
いられる化合物には、従来から錫及び錫合金若しくは銀
及び銀合金めっき浴において用いられてきたポリエチレ
ングリコール、スルファニル酸類、アミン−アルデヒド
縮合物などが適宜に単独又は併用して用いられる。
lが用いられ、さらに好適には0.1〜30g/lが用
いられる。
傍だけでなく、空気中の酸素によって操業中に徐々に酸
化され4価の錫に変化し、沈殿を生成するか、或いは錯
化剤の種類によっては浴中に溶解した状態で蓄積され、
これらはいずれもめっきにとって有害な影響を及ぼす。
これを抑制或いは防止するために、酸化防止剤が使用さ
れる。
き浴において用いられてきたハイドロキノン、カテコー
ル、レゾルシノール、フロログリシノール、ピロガロー
ル、3−アミノフェノール、ハイドロキノン(又は、カ
テコール、レゾルシノール)スルホン酸(及びそれらの
エステル)、没食子酸、3,4−ジヒドロキシ安息香
酸、4−メチルピロカテコール、ピロリン酸、酒石酸、
クエン酸、アスコルビン酸などが適宜に単独又は併用し
て用いられる。
/lが用いられ、さらに好適には0.01〜10g/l
が用いられる。
合金めっき浴に、該合金皮膜の結晶成長を調整したり、
融点を低下させるために、さらにビスマス、銅、アンチ
モン、亜鉛、インジウム、パラジウム、ヒ素及びニッケ
ルから選ばれた第三金属の1種及び(又は)2種以上を
添加して用いることができる。
て該合金皮膜の融点を低下させることは、既述の新井の
報告(表面技術協会第94回講演大会予講集 85(1
996))にも認めることができるが、本発明のめっき
方法は、該浴を含めて上述の金属の1種及び(又は)2
種以上を添加した浴にも適用できる。
っきが適用されるはんだ接合個所を有した電気・電子回
路部品には、例えば、IC半導体等の電子デバイス等、
抵抗器、コンデンサ等々の受動部品等、コネクタ、スイ
ッチ、プリント配線基板等の接合部品等が挙げられる。
従って、本発明の他の主題は、本発明のめっき方法によ
り錫−銀系合金めっきを施されたこれらの電気・電子部
品にある。
に説明するが、 本発明はこれらの例によって限定される
ものではなく、前述した目的に沿ってめっき浴の組成及
びめっき条件は適宜、 任意に変更することができる。
は錫を用いて隔膜を使用せずめっきを行った。8時間の
通電−16時間の休止(夜間)を繰り返した。8時間の
通電毎に析出量にほぼ匹敵する銀を溶液の形で補給し
た。銀の補給液はヨウ化カリウムで錯化させた溶液とし
た。 ・浴1 Sn2+(塩化錫(2価)2水塩として) 0.18 mol/l Ag+ (ヨウ化銀として) 0.02 mol/l ピロリン酸カリウム 0.54 mol/l ヨウ化カリウム 2.0 mol/l pH 8.9 温度 25 ℃ 電流密度 2 A/dm2
には浴1を用いてめっきを行った。銀の補給は陰極液に
対してのみ行った。
例1を比較した。比較例1においては、錫陽極に銀の置
換析出が顕著に認められるとともに、遊離ヨウ素が蓄積
し、めっき皮膜外観が劣化した。一方、実施例1におい
ては、陽極に対してごく僅かの銀の析出が認められた
が、良好なめっきが得られた。
は錫を用いて隔膜を使用せずめっきを行った。8時間の
通電−16時間の休止(夜間)を繰り返した。8時間の
通電毎に析出量にほぼ匹敵する銀を溶液の形で補給し
た。銀の補給液はグルコン酸及びメルカプトコハク酸で
錯化させた溶液とした。 ・浴2 Sn2+(塩化錫(2価)2水塩として) 0.08 mol/l Ag+ (硝酸銀として) 0.37 mol/l グルコン酸(50%水溶液) 80 ml/l メルカプトこはく酸 0.6 mol/l 3酸化ヒ素 80 mg/l ポリエチレングリコール 0.1 g/l pH 0.3 温度 25℃ 電流密度 2 A/dm2
と陽極室を分離し、陰極室には400mlの浴2を用
い、陽極室には浴2から硝酸銀を除いた溶液400ml
を用い、錫陽極を配置した。銀の補給は陰極液に対して
のみ行った。
例2を比較した。比較例2においては、錫陽極に銀の置
換析出が顕著に認められるとともに、グルコン酸の変質
物によると考えられる液の着色が認められ、めっき皮膜
外観が劣化した。一方、実施例2においては、陽極に対
してごく僅かの銀の析出が認められたが、良好なめっき
が得られた。
は錫を用いて隔膜を使用せずめっきを行った。8時間の
通電−16時間の休止(夜間)を繰り返した。8時間の
通電毎に析出量にほぼ匹敵する銀を補給した、メルカプ
トこはく酸及びグルコン酸で錯化させた溶液として添加
した。 ・浴3 Sn2+(塩化錫(2価)2水塩として) 0.08 mol/l Ag+ (硝酸銀として) 0.09 mol/l グルコン酸(50%水溶液) 80 ml/l メルカプトこはく酸 0.3 mol/l pH 0.7 温度 25℃ 電流密度 1 A/dm2
と陽極室を分離し、陰陽両極室には400mlの浴3を
用いた。白金めっきチタン陽極を配置した。8時間の通
電毎に析出量にほぼ匹敵する錫及び銀を陽極液に補給し
た、錫、銀ともにメルカプトこはく酸及びグルコン酸で
錯化させた溶液として添加した。
例3を比較した。比較例3においては、グルコン酸の変
質物によると考えられる液の着色が認められ、めっき皮
膜外観が劣化した。一方、実施例3においては、良好な
めっきが得られた。
は錫を用いて隔膜を使用せずめっきを行った。8時間の
通電−16時間の休止(夜間)を繰り返した。8時間の
通電毎に析出量にほぼ匹敵する銀を溶液の形で補給し
た。銀の補給液はヨウ化カリウムで錯化させた溶液とし
た。 ・浴4 Sn2+(メタンスルホン酸錫として) 0.25 mol/l Ag+ (メタンスルホン酸銀として) 0.015mol/l ピロリン酸カリウム 0.8 mol/l ヨウ化カリウム 1.5 mol/l トリエタノールアミン 0.4 mol/l ジメチルアルキルベタイン 0.5 g/l ホルマリン縮合物付加−β−ナフタレン スルホン酸ナトリウム 0.5 g/l o−バニリンとN−メチルエタノール アミンの反応生成物 0.0117mol/l pH 5 温度 25 ℃ 電流密度 2 A/dm2
の浴4を用い、陽極室には(浴4)から硝酸銀を除いた
溶液400mlを用い、活性炭(武田薬品(株)製の白
鷺A)10gを添加し、錫陽極を配置した。8時間の通
電毎に析出量にほぼ匹敵する銀を陰極液に補給した、銀
の補給液はヨウ化カリウムで錯化させた溶液とした。
例4を比較した。比較例4においては、錫陽極に銀の置
換析出が顕著に認められるとともに、遊離ヨウ素が蓄積
し、めっき皮膜外観が劣化した。一方、実施例4におい
てはそのような現象は認められず、良好なめっきが得ら
れた。
は錫を用いて隔膜を使用せずめっきを行った。8時間の
通電−16時間の休止(夜間)を繰り返した。8時間の
通電毎に析出量にほぼ匹敵する銀を溶液の形で補給し
た。銀の補給液はヨウ化カリウムで錯化させた溶液とし
た。 ・浴5 Sn2+(メタンスルホン酸錫として) 0.25 mol/l Ag+ (メタンスルホン酸銀として) 0.012mol/l グルコン酸ナトリウム 0.8 mol/l ヨウ化カリウム 1.5 mol/l グリシン 0.6 mol/l EDTA・4Na 0.004mol/l 2−アルキル−N−カルボキシメチル −N−ヒドロキシエチル イミダゾリニウムベタイン 20 g/l アスコルビン酸 1 g/l pH 10 温度 25 ℃ 電流密度 2 A/dm2
み、アノードバッグ内に活性炭(武田薬品(株)製の白
鷺A)20gを投入し、めっきした。
例5を比較した。比較例5においては、錫陽極に銀の置
換析出が顕著に認められるとともに、グルコン酸の変質
物によると考えられる液の着色、遊離ヨウ素の蓄積が認
められ、めっき皮膜外観が劣化した。一方、実施例5に
おいてはそのような現象は認められず、良好なめっきが
得られた。
CMH)で仕切って分離した。陰極液には400mlの
浴5を用い、陽極室にはメタンスルホン酸1mol/
l,メタンスルホン酸錫0.1mol/lの溶液400
mlを用い、錫陽極を配置した。陰極液に対して銀のみ
の補給を行った。
例6を比較した。実施例5において良好なめっきが得ら
れた。
は錫を用いて隔膜を使用せずめっきを行った。8時間の
通電−16時間の休止(夜間)を繰り返した。8時間の
通電毎に析出量にほぼ匹敵する銀を溶液の形で補給し
た。銀の補給液はアセチルシステインで錯化させた溶液
とした。 ・浴6 Sn2+(メタンスルホン酸錫として) 0.25 mol/l Ag+ (メタンスルホン酸銀として) 0.015mol/l ピロリン酸カリウム 0.8 mol/l アセチルシステイン 0.045mol/l トリエタノールアミン 0.4 mol/l EDTA・4Na 0.01 mol/l 酢酸ナトリウム 0.48 mol/l ポリオキシエチレンアルキルアミン 0.4g/l メタンスルホン酸 pH5 温度 30 ℃ 電流密度 2 A/dm2
て、同じ条件で実験を行った。
の浴6を用い、陽極室には浴6から硝酸銀を除いた溶液
400mlを用い、陽極室の底に寝かして配置した錫陽
極が完全に覆われるように粒状活性炭(関東化学(株)
製の試薬)を添加してめっきした。8時間の通電毎に析
出量にほぼ匹敵する銀を補給した、アセチルシステイン
で錯化させた溶液として添加した。
例7と実施例7を比較した。比較例6においては、錫陽
極に銀の置換析出が顕著に認められるとともに、原因は
不明であるが、生成した不純物によると思われる浴の劣
化が生じ、めっき皮膜外観が劣化した。比較例7では、
4価の錫イオンが浴に蓄積し、めっき皮膜外観が劣化し
た。一方、実施例7においてはそのような現象は認めら
れず、良好なめっきが得られた。
は錫を用いて隔膜を使用せずめっきを行った。8時間の
通電−16時間の休止(夜間)を繰り返した。8時間の
通電毎に析出量にほぼ匹敵する銀を溶液の形で補給し
た。銀の補給液は酒石酸ナトリウムカリウム及びイミダ
ゾールで錯化させた溶液とした。 ・浴7 Sn2+(硫酸錫として) 0.20 mol/l Ag+ (酢酸銀として) 0.008 mol/l 酒石酸ナトリウムカリウム 0.8 mol/l イミダゾール 0.02 mol/l pH 8 温度 30 ℃ 電流密度 2 A/dm2
の浴7を用い、陽極室には浴7から酢酸銀を除いた溶液
400mlを用い、陽極液を連続的に活性炭濾過してめ
っきした。8時間の通電毎に析出量にほぼ匹敵する銀を
補給した、酒石酸ナトリウムカリウム及びイミダゾール
で錯化させた溶液として添加した。
例8を比較した。比較例8においては、錫陽極に銀の置
換析出が顕著に認められるとともに、原因は不明である
が浴の劣化が生じ、めっき皮膜外観が劣化した。一方、
実施例8においてはそのような現象は認められず、良好
なめっきが得られた。
は錫を用いて隔膜を使用せずめっきを行った。8時間の
通電−16時間の休止(夜間)を繰り返した。8時間の
通電毎に析出量にほぼ匹敵する銀及び銅を溶液の形で補
給した。銀の補給液はヨウ化カリウムで錯化させた溶液
とした。銅の補給液はピロリン酸銅溶液とした。 ・浴8 Sn2+(塩化錫(2価)2水塩として) 0.18 mol/l Ag+ (ヨウ化銀として) 0.02 mol/l Cu2+(ピロリン酸銅として) 0.18 mol/l ピロリン酸カリウム 0.54 mol/l ヨウ化カリウム 2.0 mol/l pH 9 mol/l 温度 25 ℃ 電流密度 1 A/dm2
浴8を用いてめっきを行った。陽極液には浴8から銀及
び銅を除いた溶液を用い、8時間の通電毎に析出量にほ
ぼ匹敵する銀及び銅を陰極液に補給した、銅はピロリン
酸銅溶液として、銀はヨウ化カリウムで錯化させた溶液
として添加した。
例9を比較した。比較例9においては、錫陽極に銀の置
換析出が顕著に認められるとともに、めっき皮膜外観が
劣化した。遊離ヨウ素によると考えられる。一方、実施
例9においてはそのような現象は認められず、良好なめ
っきが得られた。
は錫を用いて隔膜を使用せずめっきを行った。8時間の
通電−16時間の休止(夜間)を繰り返した。8時間の
通電毎に析出量にほぼ匹敵する銀を溶液の形で補給し
た。銀の補給液はヨウ化カリウムで錯化させた溶液とし
た。 ・浴9 Sn2+(メタンスルホン酸錫として) 0.25 mol/l Ag+ (メタンスルホン酸銀として) 0.012mol/l グルコン酸ナトリウム 0.8 mol/l ヨウ化カリウム 1.5 mol/l グリシン 0.6 mol/l EDTA・4Na 0.004mol/l 2−アルキル−N−カルボキシメチル −N−ヒドロキシエチル イミダゾリニウムベタイン 20 g/l アスコルビン酸 1 g/l pH 10 温度 30 ℃ 電流密度 2 A/dm2
には浴9を用いた。補助槽を設け、補助槽も陰極室と陽
極室を濾布で仕切って分離した。主槽と補助槽の陰極液
は連続的にポンプで移動させた。主槽、補助槽ともに陽
極室には活性炭(武田薬品(株)製の白鷺A)を添加し
た。補助槽の陰極には銅線を、陽極には錫を用い、2V
の電圧を加えた。
実施例10を比較した。比較例10においては、錫陽極
に銀の置換析出が顕著に認められるとともに、めっき皮
膜外観が劣化した。一方、実施例10においてはそのよ
うな現象は認められず、良好なめっきが得られた。
には白金めっきチタン板を用いて隔膜を使用せずめっき
を行った。8時間の通電−16時間の休止(夜間)を繰
り返した。8時間の通電毎に析出量にほぼ匹敵する銀を
溶液の形で補給した。銀の補給液はジメチルヒダントイ
ンで錯化させた溶液とした。 ・浴10 Sn4+(錫酸カリウム3水和物として) 0.25 mol/l Ag+ (硝酸銀として) 0.0001mol/l 5,5−ジメチルヒダントイン 1 mol/l リン酸2水素カリウム 10 g/l 水酸化カリウム pH 10.5 温度 30 ℃ 電流密度 1 A/dm2
CMH)で仕切って分離した。陰極液には400mlの
浴10を用い、陽極室には浴10から硝酸銀を除いた溶
液400mlを用い、白金めっきチタン陽極を配置し
た。銀の補給は陰極液に対してのみ行った。
施例11を比較した。比較例11においては、錫陽極に
銀の置換析出が認められるとともに、ヒダントインの分
解ではないかと思われる浴の劣化が生じ、めっき皮膜外
観が劣化した。一方、実施例11においては、良好なめ
っきが得られた。
には白金めっきチタン板を用いて隔膜を使用せずめっき
を行った。8時間の通電−16時間の休止(夜間)を繰
り返した。8時間の通電毎に析出量にほぼ匹敵する錫及
び銀を溶液の形で補給した。錫及び銀の補給液はグルコ
ン酸とメルカプトこはく酸で錯化させた溶液とした。 ・浴11 Sn4+(塩化錫(4価)5水和物として) 0.08 mol/l Ag+ (硝酸銀として) 0.09 mol/l グルコン酸カリウム 0.26 mol/l メルカプトこはく酸 0.3 mol/l pH 1 温度 30 ℃ 電流密度 2 A/dm2
CMH)で仕切って分離した。陰陽両極液に各400m
lの浴11を用い、白金めっきチタン陽極を配置した。
施例12を比較した。比較例12においては、グルコン
酸及びメルカプトこはく酸の分解ではないかと思われる
浴の着色及び劣化が生じ、めっき皮膜外観が劣化した。
一方、実施例12においては、良好なめっきが得られ
た。
には白金めっきチタン板を用いて隔膜を使用せずめっき
を行った。8時間の通電−16時間の休止(夜間)を繰
り返した。8時間の通電毎に析出量にほぼ匹敵する錫及
び銀を溶液の形で補給した。錫及び銀の補給液はグルコ
ン酸とメルカプトこはく酸で錯化させた溶液とした。 ・浴12 Sn4+(塩化錫(4価)5水和物として) 0.08 mol/l Ag+ (硝酸銀として) 0.37 mol/l グルコン酸カリウム 0.26 mol/l メルカプトこはく酸 0.3 mol/l pH 1.9 温度 60 ℃ 電流密度 2 A/dm2
ノードバッグで包み、アノードバッグ内に活性炭(武田
薬品(株)製の白鷺A)20gを投入し、比較例13と
同様に錫及び銀を補給してめっきした。
施例13を比較した。比較例13においては、グルコン
酸及びメルカプトこはく酸の分解ではないかと思われる
浴の着色及び劣化が生じ、めっき皮膜外観が劣化した。
一方、実施例13においてはそのような現象は認められ
ず、良好なめっきが得られた。
には白金めっきチタン板を用いて隔膜を使用せずめっき
を行った。8時間の通電−16時間の休止(夜間)を繰
り返した。8時間の通電毎に析出量にほぼ匹敵する錫、
銀、ヒ素を溶液の形で補給した。いずれの補給液もグル
コン酸とメルカプトこはく酸で錯化させた溶液とした。 ・浴13 Sn4+(塩化錫(4価)5水和物として) 0.08 mol/l Ag+ (硝酸銀として) 0.37 mol/l クエン酸カリウム 0.1 mol/l メルカプトこはく酸 0.6 mol/l 三酸化ヒ素 240 mg/l pH 3.2 温度 60 ℃ 電流密度 2 A/dm2
CMH)で仕切って分離した。陰陽両極液に各400m
lの浴13を用い、白金めっきチタン陽極を配置した。
陽極液には活性炭20gを添加した。
施例14を比較した。比較例14においては、グルコン
酸及びメルカプトこはく酸の分解ではないかと思われる
浴の着色及び劣化が生じ、めっき皮膜外観が劣化した。
一方、実施例14においては、良好なめっきが得られ
た。
には白金めっきチタン板を用いて隔膜を使用せずめっき
を行った。8時間の通電−16時間の休止(夜間)を繰
り返した。8時間の通電毎に析出量にほぼ匹敵する錫、
銀、ヒ素を溶液の形で補給した。いずれの補給液もグル
コン酸とメルカプトこはく酸で錯化させた溶液とした。 ・浴14 Sn4+(錫酸カリウムとして) 0.08 mol/l Ag+ (硝酸銀として) 0.37 mol/l グルコン酸(50%水溶液) 40 ml/l クエン酸カリウム 0.1 mol/l メルカプトこはく酸 0.6 mol/l 三酸化ヒ素 240 mg/l pH 3.2 温度 60℃ 電流密度 2 A/dm2
に各400mlの浴14を用い、白金めっきチタン陽極
を配置した。陽極液には活性炭(武田薬品(株)製の白
鷺A)20gを添加した。
施例15を比較した。比較例15においては、グルコン
酸及びメルカプトこはく酸酸の分解ではないかと思われ
る浴の着色及び劣化が生じ、めっき皮膜外観が劣化し
た。一方、実施例15においては、良好なめっきが得ら
れた。
には白金めっきチタン板を用いて隔膜を使用せずめっき
を行った。8時間の通電−16時間の休止(夜間)を繰
り返した。8時間の通電毎に析出量にほぼ匹敵する錫、
銀、パラジウムを溶液の形で補給した。いずれの補給液
もグルコン酸とメルカプトこはく酸で錯化させた溶液と
した。 ・浴15 Sn4+(錫酸カリウムとして) 0.25 mol/l Ag+ (硝酸銀として) 0.37 mol/l パラジウムジアミン2硝酸塩 200 mg/l グルコン酸カリウム 0.26 mol/l メルカプトこはく酸 0.1 mol/l 硝酸アンモニウム 60 g/l 硼酸 10 g/l pH 10.3 温度 45 ℃ 電流密度 2 A/dm2
に各400mlの浴15を用い、白金めっきチタン陽極
を配置した。陽極液には活性炭(武田薬品(株)製の白
鷺A)20gを添加した。
施例16を比較した。比較例16においては、グルコン
酸及びメルカプトこはく酸酸の分解ではないかと思われ
る浴の着色及び劣化が生じ、めっき皮膜外観が劣化し
た。一方、実施例16においては、良好なめっきが得ら
れた。
には白金めっきチタン板を用いて隔膜を使用せずめっき
を行った。8時間の通電−16時間の休止(夜間)を繰
り返した。8時間の通電毎に析出量にほぼ匹敵する錫、
銀、ヒ素、ニッケルを溶液の形で補給した。いずれの補
給液もグルコン酸とメルカプトこはく酸で錯化させた溶
液とした。 ・浴16 Sn4+(塩化錫(4価)5水和物として) 0.08 mol/l Ag+ (銀ジアミン2硝酸塩として) 0.37 mol/l 三酸化ヒ素 100 mg/l Ni2+(塩化ニッケルとして添加) 1 g/l グルコン酸(50%水溶液) 80 ml/l 2−メルカプトプロピオン酸 0.5 mol/l pH 4.0 温度 40 ℃ 電流密度 2 A/dm2
に各400mlの浴16を用い、白金めっきチタン陽極
を配置した。陽極液には活性炭(武田薬品(株)製の白
鷺A)20gを添加した。
施例17を比較した。比較例17においては、グルコン
酸及びメルカプトこはく酸酸の分解ではないかと思われ
る浴の着色及び劣化が生じ、めっき皮膜外観が劣化し
た。一方、実施例17においては、良好なめっきが得ら
れた。
には白金めっきチタン板を用いて隔膜を使用せずめっき
を行った。8時間の通電−16時間の休止(夜間)を繰
り返した。8時間の通電毎に析出量にほぼ匹敵する錫、
銀、ヒ素を溶液の形で補給した。いずれの補給液もメル
カプトプロピオン酸で錯化させた溶液とした。 ・浴17 Ag+ (硝酸銀として) 0.37 mol/l Sn4+(塩化錫(4価)5水和物として) 0.12 mol/l 3−メルカプトプロピオン酸 0.65 mol/l 三酸化ヒ素 100 mg/l pH 7.8 温度 30℃ 電流密度 2 A/dm2
に各400mlの浴17を用い、白金めっきチタン陽極
を配置した。陽極液には活性炭(武田薬品(株)製の白
鷺A)20gを添加した。
施例18を比較した。比較例18においては、メルカプ
トプロピオン酸の分解ではないかと思われる浴の着色及
び劣化が生じ、めっき皮膜外観が劣化した。一方、実施
例18においては、良好なめっきが得られた。
には白金めっきチタン板を用いて隔膜を使用せずめっき
を行った。8時間の通電−16時間の休止(夜間)を繰
り返した。8時間の通電毎に析出量にほぼ匹敵する錫、
銀、パラジウムを溶液の形で補給した。いずれの補給液
もメルカプト酢酸で錯化させた溶液とした。 ・浴18 Ag+ (硝酸銀として) 0.37 mol/l Sn4+(塩化錫(4価)5水和物として) 0.12 mol/l メルカプト酢酸 0.65 mol/l pH 7.1 温度 40 ℃ 電流密度 2 A/dm2
に各400mlの浴18を用い、白金めっきチタン陽極
を配置した。陽極液には活性炭(武田薬品(株)製の白
鷺A)20gを添加した。
施例19を比較した。比較例19においては、メルカプ
ト酢酸の分解ではないかと思われる浴の着色及び劣化が
生じ、めっき皮膜外観が劣化した。一方、実施例19に
おいては、良好なめっきが得られた。
には白金めっきチタン板を用いて隔膜を使用せずめっき
を行った。8時間の通電−16時間の休止(夜間)を繰
り返した。8時間の通電毎に析出量にほぼ匹敵する錫、
銀、ヒ素を溶液の形で補給した。いずれの補給液もメル
カプトプロパンスルホン酸で錯化させた溶液とした。 ・浴19 Sn4+(塩化錫(4価)5水和物として) 0.12 mol/l Ag+ (硝酸銀として) 0.37 mol/l 3−メルカプトプロパンスルホン酸Na塩 1 mol/l 三酸化ヒ素 100 mg/l pH 4.6 温度 40 ℃ 電流密度 1 A/dm2
に各400mlの浴19を用い、白金めっきチタン陽極
を配置した。陽極液には活性炭(武田薬品(株)製の白
鷺A)20gを添加した。
施例20を比較した。比較例20においては、メルカプ
トプロパンスルホン酸の分解ではないかと思われる浴の
劣化が生じ、めっき皮膜外観が劣化した。一方、実施例
20においては、良好なめっきが得られた。
(めっき浴)を隔膜又は隔壁によって分離することによ
って、さらには、 陽極において生成する不純物をめっき
液中に拡散させずにトラップすることによって、 めっき
浴の劣化を抑制し、或いは浴成分のバランスを保った状
態での長期間の操業が可能になる。
法の概念図である。
きする方法の概念図である。
Claims (9)
- 【請求項1】 2価及び(又は)4価の錫イオン、1価
の銀イオン、錫及び銀の錯化剤を必須成分とする錫−銀
系合金電気めっき浴から電気めっきするにあたり、陰極
液(めっき液)と陽極液を溶液及び(又は)成分イオン
の移動が可能な隔膜又は隔壁によって分離し、しかも陽
極液として2価及び(又は)4価の錫イオン並びにそれ
らのイオンを可溶性の状態に保持するに十分な量の酸、
アルカリ及び(又は)錯化剤を少なくとも含有する水溶
液を用いてめっきすることを特徴とする、錫−銀系合金
電気めっき方法。 - 【請求項2】 隔膜がイオン交換膜であることを特徴と
する、請求項1に記載の錫−銀系合金電気めっき方法。 - 【請求項3】 陽極液中に生成した不純物を吸着するた
めの吸着剤を陽極液に懸濁させてなる、 及び(又は)吸
着剤を流動床とする、 及び( 又は) 該陽極液を連続的若
しくは断続的に吸着剤濾過を行うことを特徴とする、請
求項1又は2に記載の錫−銀系合金電気めっき方法。 - 【請求項4】 不純物を吸着するための吸着剤をアノー
ドバッグ内に懸濁させた状態でめっきを行うか、或いは
吸着剤を固着させた素材で作成したアノードバッグを用
いてめっきを行うことを特徴とする、請求項1〜3のい
ずれかに記載の錫−銀系合金電気めっき方法。 - 【請求項5】 補助槽を設け、補助槽において請求項1
〜4のいずれかに記載の方法によりめっき液に錫イオン
及び(又は)銀イオンを補給することを特徴とする、錫
−銀系合金電気めっき方法。 - 【請求項6】 錫−銀系合金電気めっきのめっき液中の
錫及び(又は)銀の錯化剤が下記(1)〜(13)から
選ばれたる物質であることを特徴とする、請求項1〜5
のいずれかに記載の錫−銀系合金電気めっき方法。 (1)縮合リン酸又はそれらの塩類、(2)ヨウ素、臭
素、ヨウ素酸、臭素酸、亜硫酸、重亜硫酸、メタ重亜硫
酸、チオ硫酸、チオシアン酸、酢酸、アンモニウムの各
イオンを生成する酸又は塩、(3)一般式 X−R−COOH [ここで、Rは単結合又はC1 〜C4 のアルキレン基を
表し、該Rの水素は、その半数までの範囲で、任意の位
置で、−S−CH3 、メチル基、アミノ基、ヒドロキシ
ル基及び(又は)カルボキシル基により置換されていて
よい。Xは水素(ただし、Rが単結合の場合は除
く。)、カルボキシル基又はCH2 OHを表す。]で表
されるオキシカルボン酸、多価カルボン酸若しくはアミ
ノ酸又はそれらの塩類、(4)単糖類及びその一部が酸
化されたポリヒドロキシカルボン酸並びにそれらの環状
エステル化合物、(5)一般式 【化1】 [ここで、RはC1 〜C5 のアルキレン基を表し、該ア
ルキルの水素は、アミノ基又はカルボキシル基で置換さ
れていてよく、また該アミノ基を介してアセチル基と結
合していてもよい。]で表されるメルカプトカルボン酸
若しくはメルカプトスルホン酸又はそれらの塩類、
(6)一般式 HO3 S−R−COOH [ここで、RはC1 〜C6 のアルキレン基又はC2 〜C
6 のアルケニレン基を表し、該Rの水素はヒドロキシル
基又はカルボキシル基で置換されていてよい。]で表さ
れる脂肪族スルホ(ヒドロキシ)カルボン酸又はそれら
の塩類、(7)一般式 【化2】 [ここで、φはベンゼン環を表し、 Xは水素、ヒドロキ
シル基又はカルボキシル基を表す。スルホン酸基、カル
ボキシル基及びXは任意の位置にあってよい。]で表さ
れる芳香族スルホ(ヒドロキシ)カルボン酸又はそれら
の塩類、(8)一般式 【化3】 [ここで、Xは−CH2 COOH又は−C2 H4 COO
Hを表し、Yは−CH2COOH又は−C2 H4 COO
H或いは−CH2 OHを表し、Zは−CH2 COOH又
は−C2 H4 COOH或いは−CH2 OH或いは水素を
表す。Aは単結合、−CH(0H)−又は−CH2 −N
(CH2 COOH)−CH2 −を表し、Bは水素を表す
か或いはAが単結合の場合には、B同志がメチレン基を
介して結合して飽和6員環を形成してもよい。]で表さ
れるアミンカルボン酸又はそれらの塩類、(9) アル
カンの炭素数が1〜3のヒドロキシアルカンビスホスホ
ン酸又はそれらの塩類、(10)一般式 【化4】 [ここで、X1 、X2 、X3 及びX4 は炭素又は窒素を
表し、各X1 〜X4 が窒素のときには各Xに結合するR
1 〜R4 は存在しない。すべてのXが同時に窒素である
ことはない。R1 、R2 、R3 及びR4 は、それぞれ独
立に、水素、ヒドロキシル基又はC1 〜C4 のアルキル
基を表し、該アルキル基の水素はヒドロキシル基、カル
ボキシル基又はハロゲンで置換されていてよい。R1 は
R2 とメチレン基を介してベンゼン環を形成してよく、
該ベンゼン環の水素は、 ハロゲン、C1 〜C4 のアルキ
ル基、 C1 〜C4 のアルコキシ基、ヒドロキシル基又は
カルボキシル基で置換されていてよい。R5 は水素、C
1 〜C5 のアルキル若しくはアルケニル基又はフェニル
基を表し、該アルキル基、アルケニル基及び(又は)フ
ェニル基の水素はヒドロキシル基又はアミノ基、モノメ
チルアミノ基若しくはジメチルアミノ基で置換されてい
てよい。]で表される含窒素五員複素環式化合物、(1
1)一般式 【化5】 [ここで、R1 、R2 、R3 、R4 及びR5 は、それぞ
れ独立に、水素又はC1〜C5 のアルキル基又はアルコ
キシ基を表す。Xは窒素又は炭素を表し、Xが窒素のと
きには、R4 は存在しない。]で示されるヒダントイン
化合物、こはく酸イミド又はマレイン酸イミド及びそれ
らの誘導体、(12)一般式 【化6】 [ここで、R1 及びR2 はそれぞれ独立に水素、アミノ
基又はC1 〜C5 のアルキル基を表す。R3 及びR4 は
それぞれ独立に水素、C1 〜C5 のアルキル若しくはア
ルケニル基又はフェニル基を表し、該アルキル、アルケ
ニル及び(又は)フェニルの水素はヒドロキシル基又は
アミノ基、モノメチルアミノ基若しくはジメチルアミノ
基で置換されていてよく、R3 とR4 は結合して環を形
成してよい。R5 はアルキル基、アリル基又はヒドロキ
シ基を表す。Xは窒素又は炭素を表し、Yは酸素又は硫
黄を表す。Xはが窒素のときには、R5 は存在しな
い。]で示される尿素、チオ尿素又はチオアセトアミド
及びそれらの誘導体、(13) 一般式 【化7】 [ここで、Ra、Rb及びRcは、それぞれ独立に、水
素、ヒドロキシル基又はC1 〜C5 のアルキル基を表
し、該アルキル基の水素は、ヒドロキシル基、アミノ基
又は塩素で置換されていてよく、また該アルキル基同志
が結合して環を形成してもよい。]で示されるアミン及
びそれらの塩。 - 【請求項7】 さらに、電導塩、pH緩衝剤、界面活性
剤、平滑化添加剤、光沢添加剤、酸化防止剤の1種又は
2種以上を添加してなる陰極液(めっき液)を用いるこ
とを特徴とする、請求項1〜6のいずれかに記載の錫−
銀系合金電気めっき方法。 - 【請求項8】 さらに、ビスマス、銅、アンチモン、亜
鉛、インジウム、パラジウム、ひ素及びニッケルから選
ばれた第三金属の1種及び(又は)2種以上を添加して
なる陰極液(めっき液)を用いることを特徴とする、請
求項1〜7のいずれかに記載の錫−銀系合金電気めっき
方法。 - 【請求項9】 請求項1〜8のいずれかに記載の錫−銀
系合金電気めっき方法を用いて錫−銀系合金めっきを施
した電気・電子回路部品。
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