JPH11217578A - ガスシールドアーク溶接用鋼ワイヤ - Google Patents
ガスシールドアーク溶接用鋼ワイヤInfo
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- JPH11217578A JPH11217578A JP10023194A JP2319498A JPH11217578A JP H11217578 A JPH11217578 A JP H11217578A JP 10023194 A JP10023194 A JP 10023194A JP 2319498 A JP2319498 A JP 2319498A JP H11217578 A JPH11217578 A JP H11217578A
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- lubricant
- welding
- gas shielded
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 軟質で長尺のコンジットケーブルを曲げて使
用し、かつ高電流の溶接条件で溶接される場合において
も、ワイヤ送給ローラ部でスリップがなく、かつコンジ
ットチューブ内での摩擦抵抗が少なくワイヤ送給性が良
好で、さらにワイヤ表面の潤滑剤が離脱しにくくチップ
詰まりの生じないガスシールドアーク溶接用鋼ワイヤを
提供する。 【解決手段】 ガスシールドアーク溶接用鋼ワイヤ表面
に二硫化モリブデンおよび二硫化タングステンの1種以
上を10〜40wt%、融点50℃以上の脂肪酸、脂肪
酸の1価または2価アルコールのエステルまたは石油ろ
うの1種以上を5〜30wt%、金属石鹸の1種以上を
10〜40wt%、滑材の1種以上を2〜15wt%含
み、残部は主に常温で液体からなる潤滑剤をワイヤ10
kg当たり0.2〜1.8gを有することを特徴とす
る。
用し、かつ高電流の溶接条件で溶接される場合において
も、ワイヤ送給ローラ部でスリップがなく、かつコンジ
ットチューブ内での摩擦抵抗が少なくワイヤ送給性が良
好で、さらにワイヤ表面の潤滑剤が離脱しにくくチップ
詰まりの生じないガスシールドアーク溶接用鋼ワイヤを
提供する。 【解決手段】 ガスシールドアーク溶接用鋼ワイヤ表面
に二硫化モリブデンおよび二硫化タングステンの1種以
上を10〜40wt%、融点50℃以上の脂肪酸、脂肪
酸の1価または2価アルコールのエステルまたは石油ろ
うの1種以上を5〜30wt%、金属石鹸の1種以上を
10〜40wt%、滑材の1種以上を2〜15wt%含
み、残部は主に常温で液体からなる潤滑剤をワイヤ10
kg当たり0.2〜1.8gを有することを特徴とす
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガスシールドアー
ク溶接用鋼ワイヤに係り、特に軟質でかつ長尺のコンジ
ットケーブルを使用して溶接する場合においてもワイヤ
送給性の優れたガスシールドアーク溶接用鋼ワイヤに関
する。
ク溶接用鋼ワイヤに係り、特に軟質でかつ長尺のコンジ
ットケーブルを使用して溶接する場合においてもワイヤ
送給性の優れたガスシールドアーク溶接用鋼ワイヤに関
する。
【0002】
【従来の技術】ガスシールドアーク溶接用鋼ワイヤ(以
下、ワイヤという。)は、ワイヤ径が0.8〜2.0m
mの細径で、ソリッドワイヤとフラックス入りワイヤの
2種類があり、その内フラックス入りワイヤにはめっき
や湿式伸線を行って製造可能なシーム部のないシームレ
スフラックス入りワイヤと帯鋼の中にフラックスを充填
し、包み込んで乾式伸線で製造される合わせ目有りのフ
ラックス入りワイヤとがある。これらのワイヤの内ソリ
ッドワイヤとシームレスフラックス入りワイヤは、シー
ム部がないため、溶接時において溶接トーチ先端に付け
られるチップでの通電性やワイヤの耐錆性に有利な銅め
っきができ、またシーム部がないためにワイヤに方向性
がつきにくく、溶接トーチ先端でのワイヤ振れが少な
く、溶接ビードの蛇行が少ないのでロボットでの溶接に
適し、好んで使用されている。
下、ワイヤという。)は、ワイヤ径が0.8〜2.0m
mの細径で、ソリッドワイヤとフラックス入りワイヤの
2種類があり、その内フラックス入りワイヤにはめっき
や湿式伸線を行って製造可能なシーム部のないシームレ
スフラックス入りワイヤと帯鋼の中にフラックスを充填
し、包み込んで乾式伸線で製造される合わせ目有りのフ
ラックス入りワイヤとがある。これらのワイヤの内ソリ
ッドワイヤとシームレスフラックス入りワイヤは、シー
ム部がないため、溶接時において溶接トーチ先端に付け
られるチップでの通電性やワイヤの耐錆性に有利な銅め
っきができ、またシーム部がないためにワイヤに方向性
がつきにくく、溶接トーチ先端でのワイヤ振れが少な
く、溶接ビードの蛇行が少ないのでロボットでの溶接に
適し、好んで使用されている。
【0003】これらのワイヤは、溶接の自動化、高能率
化が進むとともに、さらに多く使用される傾向にある
が、最近、さらに能率を上げるために自動、半自動溶接
を問わず、より高電流密度の溶接条件が採用される方向
にあり、その結果必然的にワイヤの送給速度が大とな
る。また、溶接の対象となる構造物によっては溶接が狭
隘部で行われる場合も多く、それらの場所での使い易さ
の点から溶接機のワイヤ送給装置から溶接トーチまでの
コンジットケーブルは曲げて使いやすくするため、軟ら
かく、かつ長くなる傾向にある。通常コンジットケーブ
ル内のコンジットチューブは0.8〜3mm径の金属線
を螺旋状に隙間なく巻き、内径は送給するワイヤ径より
0.5mm程度大きいものが用いられている。したがっ
て、送給するワイヤ径とコンジットチューブ内径との差
は非常に少なくコンジットケーブルの長さ、曲がりによ
ってワイヤの送給抵抗は大きく変化し、ワイヤ表面の影
響は極めて大きい。
化が進むとともに、さらに多く使用される傾向にある
が、最近、さらに能率を上げるために自動、半自動溶接
を問わず、より高電流密度の溶接条件が採用される方向
にあり、その結果必然的にワイヤの送給速度が大とな
る。また、溶接の対象となる構造物によっては溶接が狭
隘部で行われる場合も多く、それらの場所での使い易さ
の点から溶接機のワイヤ送給装置から溶接トーチまでの
コンジットケーブルは曲げて使いやすくするため、軟ら
かく、かつ長くなる傾向にある。通常コンジットケーブ
ル内のコンジットチューブは0.8〜3mm径の金属線
を螺旋状に隙間なく巻き、内径は送給するワイヤ径より
0.5mm程度大きいものが用いられている。したがっ
て、送給するワイヤ径とコンジットチューブ内径との差
は非常に少なくコンジットケーブルの長さ、曲がりによ
ってワイヤの送給抵抗は大きく変化し、ワイヤ表面の影
響は極めて大きい。
【0004】このようにワイヤの送給速度が大となると
ともに、長くてかつ曲げやすいコンジットケーブルを使
用すると、ワイヤ送給時そのコンジットケーブルのコン
ジットチューブ内をワイヤが通るときに摩擦抵抗が大き
くなり、溶接時のワイヤ送給に支障をきたし、アークが
不安定となって溶接ができなくなる問題が生じる。これ
らのワイヤの送給性の問題に対して、例えば、特公昭5
0−3256号公報に開示されるワイヤ表面に油性潤滑
剤を塗布する方法、特公昭63−15073号公報にグ
ラファイト、二硫化モリブデン、ガラス粉末などの固形
潤滑剤を混合したものをワイヤ表面に塗布したもの、あ
るいは特開平5−23731号公報にポリ四弗化エチレ
ン、二硫化モリブデン、グラファイト等からなる潤滑剤
で伸線および該潤滑剤を塗布したフラックス入りワイヤ
など、各種のワイヤが提案されている。
ともに、長くてかつ曲げやすいコンジットケーブルを使
用すると、ワイヤ送給時そのコンジットケーブルのコン
ジットチューブ内をワイヤが通るときに摩擦抵抗が大き
くなり、溶接時のワイヤ送給に支障をきたし、アークが
不安定となって溶接ができなくなる問題が生じる。これ
らのワイヤの送給性の問題に対して、例えば、特公昭5
0−3256号公報に開示されるワイヤ表面に油性潤滑
剤を塗布する方法、特公昭63−15073号公報にグ
ラファイト、二硫化モリブデン、ガラス粉末などの固形
潤滑剤を混合したものをワイヤ表面に塗布したもの、あ
るいは特開平5−23731号公報にポリ四弗化エチレ
ン、二硫化モリブデン、グラファイト等からなる潤滑剤
で伸線および該潤滑剤を塗布したフラックス入りワイヤ
など、各種のワイヤが提案されている。
【0005】しかしながら、これらのワイヤにおいても
前述した軟質で長尺のコンジットケーブルを曲げて用
い、かつ高電流の溶接条件のワイヤを高速送給で溶接さ
れるような苛酷な条件下では、ワイヤ送給装置の送給ロ
ーラ部でワイヤがスリップしたり、コンジットチューブ
内での摩擦抵抗が大きくなり、よって、溶接時ワイヤの
送給に支障をきたし、アークが不安定となる。さらに図
1に示すように金属線1を螺旋状に巻いてなるコンジッ
トチューブ2内でワイヤ3表面の潤滑剤が螺旋状の金属
線1に接触して離脱し、図2に示すように長時間溶接す
ると螺旋状の金属線1の谷間に潤滑剤4が蓄積されて、
ワイヤがコンジットチューブ2内面との接触面積が多く
なり、摩擦抵抗が大きくなってワイヤ送給抵抗が大きく
なるとともに、チップ内壁へと蓄積された潤滑剤が持ち
込まれて、ついにはワイヤがチップに詰まって溶接でき
なくなる場合も生じる。
前述した軟質で長尺のコンジットケーブルを曲げて用
い、かつ高電流の溶接条件のワイヤを高速送給で溶接さ
れるような苛酷な条件下では、ワイヤ送給装置の送給ロ
ーラ部でワイヤがスリップしたり、コンジットチューブ
内での摩擦抵抗が大きくなり、よって、溶接時ワイヤの
送給に支障をきたし、アークが不安定となる。さらに図
1に示すように金属線1を螺旋状に巻いてなるコンジッ
トチューブ2内でワイヤ3表面の潤滑剤が螺旋状の金属
線1に接触して離脱し、図2に示すように長時間溶接す
ると螺旋状の金属線1の谷間に潤滑剤4が蓄積されて、
ワイヤがコンジットチューブ2内面との接触面積が多く
なり、摩擦抵抗が大きくなってワイヤ送給抵抗が大きく
なるとともに、チップ内壁へと蓄積された潤滑剤が持ち
込まれて、ついにはワイヤがチップに詰まって溶接でき
なくなる場合も生じる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は、軟
質で長尺のコンジットケーブルを曲げて使用し、かつ高
電流の溶接条件で溶接される場合においても、ワイヤ送
給ローラ部でスリップがなく、かつコンジットチューブ
内での摩擦抵抗が少なくワイヤ送給性が良好で、さらに
ワイヤ表面の潤滑剤が離脱しにくくてチップ詰まりの生
じないガスシールドアーク溶接用鋼ワイヤを提供するこ
とを目的とする。
質で長尺のコンジットケーブルを曲げて使用し、かつ高
電流の溶接条件で溶接される場合においても、ワイヤ送
給ローラ部でスリップがなく、かつコンジットチューブ
内での摩擦抵抗が少なくワイヤ送給性が良好で、さらに
ワイヤ表面の潤滑剤が離脱しにくくてチップ詰まりの生
じないガスシールドアーク溶接用鋼ワイヤを提供するこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の要旨は、ガスシ
ールドアーク溶接用鋼ワイヤ表面に二硫化モリブデンお
よび二硫化タングステンの1種以上を10〜40wt
%、融点50℃以上の脂肪酸、脂肪酸の1価または2価
アルコールのエステルまたは石油ろうの1種以上を5〜
30wt%、金属石鹸の1種以上を10〜40wt%、
滑材の1種以上を2〜15wt%含み、残部は主に常温
で液体からなる潤滑剤をワイヤ10kg当たり0.2〜
1.8g有することを特徴とするガスシールドアーク溶
接用鋼ワイヤにある。
ールドアーク溶接用鋼ワイヤ表面に二硫化モリブデンお
よび二硫化タングステンの1種以上を10〜40wt
%、融点50℃以上の脂肪酸、脂肪酸の1価または2価
アルコールのエステルまたは石油ろうの1種以上を5〜
30wt%、金属石鹸の1種以上を10〜40wt%、
滑材の1種以上を2〜15wt%含み、残部は主に常温
で液体からなる潤滑剤をワイヤ10kg当たり0.2〜
1.8g有することを特徴とするガスシールドアーク溶
接用鋼ワイヤにある。
【0008】
【発明の実施の形態】ワイヤ表面に二硫化モリブデンお
よび二硫化タングステンの1種以上、融点50℃以上の
脂肪酸、脂肪酸の1価または2価アルコールのエステル
または石油ろうの1種以上、金属石鹸の1種以上、滑材
の1種以上を含み、残部は主に常温で液体からなる潤滑
剤を適量含有することにより、軟質で長尺のコンジット
ケーブルを曲げて使用する場合においても、ワイヤ送給
ローラ部でスリップがなく、かつコンジットチューブ内
での摩擦抵抗が少ないのでワイヤ送給性が良好で、さら
にワイヤ表面の潤滑剤が離脱しにくくチップ詰まりが生
じず、長時間アークが安定した溶接が可能となる。
よび二硫化タングステンの1種以上、融点50℃以上の
脂肪酸、脂肪酸の1価または2価アルコールのエステル
または石油ろうの1種以上、金属石鹸の1種以上、滑材
の1種以上を含み、残部は主に常温で液体からなる潤滑
剤を適量含有することにより、軟質で長尺のコンジット
ケーブルを曲げて使用する場合においても、ワイヤ送給
ローラ部でスリップがなく、かつコンジットチューブ内
での摩擦抵抗が少ないのでワイヤ送給性が良好で、さら
にワイヤ表面の潤滑剤が離脱しにくくチップ詰まりが生
じず、長時間アークが安定した溶接が可能となる。
【0009】これらの効果は、各組成物それぞれの共存
効果、相乗効果によりなし得たものであるが、各々組成
物の限定および含有量の限定理由について以下に述べ
る。まず、二硫化モリブデンおよび二硫化タングステン
はコンジットチューブ内での摩擦抵抗を減ずる効果があ
り、その1種以上は10〜40wt%とする。二硫化モ
リブデンおよび二硫化タングステンの1種以上が10w
t%未満であると、ワイヤ表面とコンジットチューブ内
の螺旋状に巻いてある金属線との摩擦抵抗が大きくなっ
てワイヤの送給性が不良となる。逆に40wt%を超え
るとワイヤ送給ローラ部では潤滑性が過大となってワイ
ヤがスリップして送給にむらが生じアークが不安定とな
る。なお、二硫化モリブデンおよび二硫化タングステン
の1種以上はワイヤ10kg当り0.05g以上有する
ことが好ましい。
効果、相乗効果によりなし得たものであるが、各々組成
物の限定および含有量の限定理由について以下に述べ
る。まず、二硫化モリブデンおよび二硫化タングステン
はコンジットチューブ内での摩擦抵抗を減ずる効果があ
り、その1種以上は10〜40wt%とする。二硫化モ
リブデンおよび二硫化タングステンの1種以上が10w
t%未満であると、ワイヤ表面とコンジットチューブ内
の螺旋状に巻いてある金属線との摩擦抵抗が大きくなっ
てワイヤの送給性が不良となる。逆に40wt%を超え
るとワイヤ送給ローラ部では潤滑性が過大となってワイ
ヤがスリップして送給にむらが生じアークが不安定とな
る。なお、二硫化モリブデンおよび二硫化タングステン
の1種以上はワイヤ10kg当り0.05g以上有する
ことが好ましい。
【0010】融点が50℃以上の脂肪酸、脂肪酸の1価
または2価アルコールのエステルまたは石油ろうの1種
以上は5〜30wt%である必要がある。これらは撥水
性があり防錆効果がある。また、二硫化モリブデンおよ
び二硫化タングステンを均一に保持することができる。
脂肪酸等の融点が50℃未満であると長時間溶接におい
てワイヤとコンジットチューブ内の螺旋状に巻いてある
金属線との摩擦熱およびコンジットケーブルを包む溶接
用ケーブルの発熱で、高温になったコンジットチューブ
内で前記脂肪酸、脂肪酸の1価または2価アルコールの
エステルまたは石油ろう等がワイヤ表面で溶けて部分的
に離脱してしまい、二硫化モリブデン等が少ない状態に
なってコンジットチューブ内での摩擦抵抗が大きくなり
ワイヤ送給性が不良となる。また、離脱した潤滑剤がコ
ンジットチューブ内に蓄積されて長時間溶接すると送給
抵抗が大きくなってアークが不安定となる。
または2価アルコールのエステルまたは石油ろうの1種
以上は5〜30wt%である必要がある。これらは撥水
性があり防錆効果がある。また、二硫化モリブデンおよ
び二硫化タングステンを均一に保持することができる。
脂肪酸等の融点が50℃未満であると長時間溶接におい
てワイヤとコンジットチューブ内の螺旋状に巻いてある
金属線との摩擦熱およびコンジットケーブルを包む溶接
用ケーブルの発熱で、高温になったコンジットチューブ
内で前記脂肪酸、脂肪酸の1価または2価アルコールの
エステルまたは石油ろう等がワイヤ表面で溶けて部分的
に離脱してしまい、二硫化モリブデン等が少ない状態に
なってコンジットチューブ内での摩擦抵抗が大きくなり
ワイヤ送給性が不良となる。また、離脱した潤滑剤がコ
ンジットチューブ内に蓄積されて長時間溶接すると送給
抵抗が大きくなってアークが不安定となる。
【0011】融点が50℃以上の脂肪酸、脂肪酸の1価
または2価アルコールのエステルまたは石油ろうの1種
以上が5wt%未満であると二硫化モリブデンおよび二
硫化タングステンの付着が悪くなる。したがって、コン
ジットチューブ内の摩擦抵抗が大きくなってワイヤ送給
性が不良となる。逆に30wt%を超えるとコンジット
チューブ内で離脱し、蓄積されて長時間溶接するとワイ
ヤ表面と摩擦抵抗が大きく、またワイヤ送給ローラ部で
ワイヤがスリップしてワイヤ送給にむらが生じアークが
不安定となる。
または2価アルコールのエステルまたは石油ろうの1種
以上が5wt%未満であると二硫化モリブデンおよび二
硫化タングステンの付着が悪くなる。したがって、コン
ジットチューブ内の摩擦抵抗が大きくなってワイヤ送給
性が不良となる。逆に30wt%を超えるとコンジット
チューブ内で離脱し、蓄積されて長時間溶接するとワイ
ヤ表面と摩擦抵抗が大きく、またワイヤ送給ローラ部で
ワイヤがスリップしてワイヤ送給にむらが生じアークが
不安定となる。
【0012】なお、本発明でいう脂肪酸とはミリスチン
酸、パルミチン酸、ステアリン酸、メリシン酸など融点
が50℃以上のものをいい、脂肪酸の1価または2価ア
ルコールのエステルとは密ろう、カルナウバろう、綿ろ
うおよび高級脂肪酸の合成ろうなど融点が50℃以上の
ものをいう。また、石油ろうは固形パラフィン、ベトロ
ラタムなど石油精製で得られる融点50℃以上のものを
いう。
酸、パルミチン酸、ステアリン酸、メリシン酸など融点
が50℃以上のものをいい、脂肪酸の1価または2価ア
ルコールのエステルとは密ろう、カルナウバろう、綿ろ
うおよび高級脂肪酸の合成ろうなど融点が50℃以上の
ものをいう。また、石油ろうは固形パラフィン、ベトロ
ラタムなど石油精製で得られる融点50℃以上のものを
いう。
【0013】金属石鹸の1種以上は10〜40wt%と
する。金属石鹸は、脂肪酸、脂肪酸の1価または2価ア
ルコールのエステルおよび石油ろうをワイヤ表面に強固
に付着させワイヤ送給ローラ部でワイヤのスリップを小
さくし、長いコンジットケーブルで屈曲が厳しい条件で
も安定して溶接ができ、また、送給ローラ溝、コンジッ
トチューブ内での潤滑剤の離脱を減少するのでコンジッ
トチューブ内での摩擦抵抗を少なくし、チップの詰まり
も起こりにくい。
する。金属石鹸は、脂肪酸、脂肪酸の1価または2価ア
ルコールのエステルおよび石油ろうをワイヤ表面に強固
に付着させワイヤ送給ローラ部でワイヤのスリップを小
さくし、長いコンジットケーブルで屈曲が厳しい条件で
も安定して溶接ができ、また、送給ローラ溝、コンジッ
トチューブ内での潤滑剤の離脱を減少するのでコンジッ
トチューブ内での摩擦抵抗を少なくし、チップの詰まり
も起こりにくい。
【0014】金属石鹸が10wt%未満であると、脂肪
酸、脂肪酸の1価または2価アルコールのエステルおよ
び石油ろうをワイヤ表面に強固に付着させることができ
ず、送給ローラ部およびコンジットチューブ内に蓄積さ
れて、ワイヤが送給ローラ部でスリップしたり、コンジ
ットチューブ内で摩擦抵抗が大きくなってアークが不安
定となる。金属石鹸が40wt%を超えると、ワイヤ表
面にNaやK成分が多くなってアーク切れを起こし易く
スパッタ発生量が多くなる。なお、金属石鹸とはステア
リン酸Na、ステアリン酸K、ステアリン酸Liおよび
ステアリン酸Baなどをいう。
酸、脂肪酸の1価または2価アルコールのエステルおよ
び石油ろうをワイヤ表面に強固に付着させることができ
ず、送給ローラ部およびコンジットチューブ内に蓄積さ
れて、ワイヤが送給ローラ部でスリップしたり、コンジ
ットチューブ内で摩擦抵抗が大きくなってアークが不安
定となる。金属石鹸が40wt%を超えると、ワイヤ表
面にNaやK成分が多くなってアーク切れを起こし易く
スパッタ発生量が多くなる。なお、金属石鹸とはステア
リン酸Na、ステアリン酸K、ステアリン酸Liおよび
ステアリン酸Baなどをいう。
【0015】滑材の1種以上は2〜15wt%である必
要がある。これらは、溶接時ワイヤ送給ローラ部でのワ
イヤのスリップを助長することなく、コンジットチュー
ブ内でのワイヤ送給抵抗をさらに少なくする。滑材の1
種以上が2wt%未満であると効果がなく、15wt%
を超えるとコンジットチューブ内に離脱して蓄積され摩
擦抵抗が大きくなってアークが不安定となる。なお、本
願でいう滑材とはタルク、マイカおよびセリサイトなど
をいい、74μm以下の微粉であることが好ましい。
要がある。これらは、溶接時ワイヤ送給ローラ部でのワ
イヤのスリップを助長することなく、コンジットチュー
ブ内でのワイヤ送給抵抗をさらに少なくする。滑材の1
種以上が2wt%未満であると効果がなく、15wt%
を超えるとコンジットチューブ内に離脱して蓄積され摩
擦抵抗が大きくなってアークが不安定となる。なお、本
願でいう滑材とはタルク、マイカおよびセリサイトなど
をいい、74μm以下の微粉であることが好ましい。
【0016】また、ワイヤ表面の二硫化モリブデンおよ
び二硫化タングステンの1種以上、融点50℃以上の脂
肪酸、脂肪酸の1価または2価アルコールのエステルお
よび石油ろうの1種以上、滑材の1種以上および残部は
主に常温で液体からなる潤滑剤の量は、直径0.8〜
2.0mmのワイヤ10kg当たり0.2〜1.8gを
必要とする。0.2g未満であるとコンジットチューブ
内で摩擦抵抗が大きくワイヤ送給性が不良となり、1.
8gを超えるとワイヤ送給ローラ部でワイヤがスリップ
して送給にむらが生じてアークが不安定となる。また、
コンジットチューブ内で離脱し、蓄積されて長時間溶接
すると摩擦抵抗が大きくなる。
び二硫化タングステンの1種以上、融点50℃以上の脂
肪酸、脂肪酸の1価または2価アルコールのエステルお
よび石油ろうの1種以上、滑材の1種以上および残部は
主に常温で液体からなる潤滑剤の量は、直径0.8〜
2.0mmのワイヤ10kg当たり0.2〜1.8gを
必要とする。0.2g未満であるとコンジットチューブ
内で摩擦抵抗が大きくワイヤ送給性が不良となり、1.
8gを超えるとワイヤ送給ローラ部でワイヤがスリップ
して送給にむらが生じてアークが不安定となる。また、
コンジットチューブ内で離脱し、蓄積されて長時間溶接
すると摩擦抵抗が大きくなる。
【0017】なお、上記二硫化モリブデンおよび二硫化
タングステン、融点50℃以上の脂肪酸、脂肪酸の1価
または2価アルコールのエステルまたは石油ろう、滑材
および常温で液体である潤滑剤の他に、これらの潤滑剤
の量の調整のために、炭酸塩、金属酸化物、ケイ酸塩お
よび弗化物などの無機質系のキャリア材を10wt%以
下の範囲で含むことができる。本発明のガスシールドア
ーク溶接用鋼ワイヤはJIS Z3312に規定される
Si−Mn系,Si−Mn−Ti系などのソリッドワイ
ヤ、JIS Z3313に規定されるフラックス入りワ
イヤを示し、径は0.8〜2.0mmの細径ワイヤであ
る。
タングステン、融点50℃以上の脂肪酸、脂肪酸の1価
または2価アルコールのエステルまたは石油ろう、滑材
および常温で液体である潤滑剤の他に、これらの潤滑剤
の量の調整のために、炭酸塩、金属酸化物、ケイ酸塩お
よび弗化物などの無機質系のキャリア材を10wt%以
下の範囲で含むことができる。本発明のガスシールドア
ーク溶接用鋼ワイヤはJIS Z3312に規定される
Si−Mn系,Si−Mn−Ti系などのソリッドワイ
ヤ、JIS Z3313に規定されるフラックス入りワ
イヤを示し、径は0.8〜2.0mmの細径ワイヤであ
る。
【0018】
【実施例】以下、実施例により本発明をさらに詳細に説
明する。まず、表1に示すワイヤ表面の二硫化モリブデ
ンおよび二硫化タングステン、融点50℃以上の脂肪
酸、脂肪酸の1価または2価アルコールのエステルまた
は石油ろう、滑材および液体潤滑剤の量を種々変化した
ワイヤ径1.2〜1.6mmのJIS Z3312に規
定されるYGW11のソリッドワイヤおよびJISZ3
313に規定されるYFW−C50DRのシームレスフ
ラックス入りワイヤ(フラックス充填率15%)を試作
し、スプール巻きワイヤとした。
明する。まず、表1に示すワイヤ表面の二硫化モリブデ
ンおよび二硫化タングステン、融点50℃以上の脂肪
酸、脂肪酸の1価または2価アルコールのエステルまた
は石油ろう、滑材および液体潤滑剤の量を種々変化した
ワイヤ径1.2〜1.6mmのJIS Z3312に規
定されるYGW11のソリッドワイヤおよびJISZ3
313に規定されるYFW−C50DRのシームレスフ
ラックス入りワイヤ(フラックス充填率15%)を試作
し、スプール巻きワイヤとした。
【0019】
【表1】
【0020】ワイヤ送給性の調査は図3に示す装置を用
いた。すなわち、コンジットチューブ内での摩擦力を大
きくし、ワイヤとコンジットチューブとの摩擦抵抗を高
める目的で直径150mmのループ2回転を設けた6m
のコンジットケーブル5にスプール6から引き出された
ワイヤ3を送給モータ7によって送給して溶接トーチ8
に送り、各試験ともワイヤ15kgを溶接した。その時
の溶接条件は表2のとおりである。なお、コンジットチ
ューブは金属線径1.6mm、内径2.0mmのものを
用いた。
いた。すなわち、コンジットチューブ内での摩擦力を大
きくし、ワイヤとコンジットチューブとの摩擦抵抗を高
める目的で直径150mmのループ2回転を設けた6m
のコンジットケーブル5にスプール6から引き出された
ワイヤ3を送給モータ7によって送給して溶接トーチ8
に送り、各試験ともワイヤ15kgを溶接した。その時
の溶接条件は表2のとおりである。なお、コンジットチ
ューブは金属線径1.6mm、内径2.0mmのものを
用いた。
【0021】
【表2】
【0022】ワイヤ送給性は、送給モータ7の電機子電
流の測定により調べた。なお、ワイヤ送給性は電機子電
流が3.5Aを超えるとワイヤの突き出し長さが変化し
てアークが不安定となる。ワイヤ送給ローラ部でのワイ
ヤのスリップは、送給ローラの周速(T)と送給ローラ
出口側のワイヤ速度(W)を測定し、下記式でスリップ
率を算出して調べた。ワイヤのスリップ率は5%を超え
ると、ワイヤ送り速度に緩急が生じてワイヤの送給むら
によってアークが不安定となる。 スリップ率=(T−W)/T×100 また、コンジットチューブは各試作ワイヤ毎に未使用の
ものを用い、溶接終了後コンジットチューブのループ部
を切断して螺旋状の金属線の間の潤滑剤の蓄積状況を調
べた。それらの結果を表3に示す。
流の測定により調べた。なお、ワイヤ送給性は電機子電
流が3.5Aを超えるとワイヤの突き出し長さが変化し
てアークが不安定となる。ワイヤ送給ローラ部でのワイ
ヤのスリップは、送給ローラの周速(T)と送給ローラ
出口側のワイヤ速度(W)を測定し、下記式でスリップ
率を算出して調べた。ワイヤのスリップ率は5%を超え
ると、ワイヤ送り速度に緩急が生じてワイヤの送給むら
によってアークが不安定となる。 スリップ率=(T−W)/T×100 また、コンジットチューブは各試作ワイヤ毎に未使用の
ものを用い、溶接終了後コンジットチューブのループ部
を切断して螺旋状の金属線の間の潤滑剤の蓄積状況を調
べた。それらの結果を表3に示す。
【0023】
【表3】
【0024】表3において、試験No.1〜8が本発明
例のガスシールドアーク溶接用鋼ワイヤ、試験No.9
〜19が比較例である。本発明例の試験No.1〜8
は、ワイヤ表面の二硫化モリブデンおよび二硫化タング
ステン、融点50℃以上の脂肪酸、脂肪酸の1価または
2価アルコールのエステルまたは石油ろうおよび滑材の
量が適正で、これらと液体潤滑剤のワイヤ付着量が適正
であるので、溶接時ワイヤのスリップ率および送給モー
タの電機子電流が低くアークが安定し、さらにコンジッ
トチューブ内に潤滑剤の離脱が少ないなど極めて満足な
結果であった。
例のガスシールドアーク溶接用鋼ワイヤ、試験No.9
〜19が比較例である。本発明例の試験No.1〜8
は、ワイヤ表面の二硫化モリブデンおよび二硫化タング
ステン、融点50℃以上の脂肪酸、脂肪酸の1価または
2価アルコールのエステルまたは石油ろうおよび滑材の
量が適正で、これらと液体潤滑剤のワイヤ付着量が適正
であるので、溶接時ワイヤのスリップ率および送給モー
タの電機子電流が低くアークが安定し、さらにコンジッ
トチューブ内に潤滑剤の離脱が少ないなど極めて満足な
結果であった。
【0025】比較例中試験No.9は、二硫化モリブデ
ンおよび二硫化タングステンの合計量が多く、ワイヤ送
給ローラ部でのスリップしてスリップ率が高くなりアー
クが不安定であった。試験No.10は、二硫化モリブ
デンおよび二硫化タングステンの合計量が少なく、試験
No.13は、融点50℃以上の脂肪酸、脂肪酸の1価
または2価アルコールのエステルおよび石油ろうの合計
量が少なく、また試験No.19は、ワイヤ10kg当
たりの潤滑剤含有量が少ないので、いずれもコンジット
チューブ内でワイヤの摩擦抵抗が大きくなって送給モー
タの電機子電流が高くなりアークが不安定であった。
ンおよび二硫化タングステンの合計量が多く、ワイヤ送
給ローラ部でのスリップしてスリップ率が高くなりアー
クが不安定であった。試験No.10は、二硫化モリブ
デンおよび二硫化タングステンの合計量が少なく、試験
No.13は、融点50℃以上の脂肪酸、脂肪酸の1価
または2価アルコールのエステルおよび石油ろうの合計
量が少なく、また試験No.19は、ワイヤ10kg当
たりの潤滑剤含有量が少ないので、いずれもコンジット
チューブ内でワイヤの摩擦抵抗が大きくなって送給モー
タの電機子電流が高くなりアークが不安定であった。
【0026】試験No.11は、脂肪酸、脂肪酸の1価
または2価アルコールのエステルおよび石油ろうの1種
であるラノリンの融点が低く、また試験No.16は、
滑材の合計量が多いので、コンジットチューブ内でワイ
ヤの摩擦抵抗が大きくなって送給モータの電機子電流が
高くなりアークが不安定であった。また、コンジットチ
ューブ内に離脱した潤滑剤が多く見られた。
または2価アルコールのエステルおよび石油ろうの1種
であるラノリンの融点が低く、また試験No.16は、
滑材の合計量が多いので、コンジットチューブ内でワイ
ヤの摩擦抵抗が大きくなって送給モータの電機子電流が
高くなりアークが不安定であった。また、コンジットチ
ューブ内に離脱した潤滑剤が多く見られた。
【0027】試験No.12は、融点50℃以上の脂肪
酸、脂肪酸の1価または2価アルコールのエステルおよ
び石油ろうの合計量が多いので、試験No.15は、金
属石鹸の量が少ないので、また、試験No.18は、ワ
イヤ10kg当たりの潤滑剤含有量が多いので、ワイヤ
送給ローラ部でスリップしてスリップ率が高くなるとと
もに、コンジットチューブ内でワイヤの摩擦抵抗が大き
くなって送給モータの電機子電流が高くなりアークが不
安定であった。さらに、コンジットチューブ内に離脱し
た潤滑剤が多く見られた。
酸、脂肪酸の1価または2価アルコールのエステルおよ
び石油ろうの合計量が多いので、試験No.15は、金
属石鹸の量が少ないので、また、試験No.18は、ワ
イヤ10kg当たりの潤滑剤含有量が多いので、ワイヤ
送給ローラ部でスリップしてスリップ率が高くなるとと
もに、コンジットチューブ内でワイヤの摩擦抵抗が大き
くなって送給モータの電機子電流が高くなりアークが不
安定であった。さらに、コンジットチューブ内に離脱し
た潤滑剤が多く見られた。
【0028】試験No.14は、金属石鹸の合計量が多
いのでアーク切れが生じ、スパッタ発生量も多かった。
試験No.16は、滑材の合計量が多く、コンジットチ
ューブ内でワイヤの摩擦抵抗が大きくなって送給モータ
の電機子電流が高くなりアークが不安定であった。ま
た、コンジットチューブ内に離脱した潤滑剤が多く見ら
れた。試験No.17は、滑材の量が少ないので、送給
モータの電機子電流がやや高くなりアークがやや不安定
となった。
いのでアーク切れが生じ、スパッタ発生量も多かった。
試験No.16は、滑材の合計量が多く、コンジットチ
ューブ内でワイヤの摩擦抵抗が大きくなって送給モータ
の電機子電流が高くなりアークが不安定であった。ま
た、コンジットチューブ内に離脱した潤滑剤が多く見ら
れた。試験No.17は、滑材の量が少ないので、送給
モータの電機子電流がやや高くなりアークがやや不安定
となった。
【0029】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明のガスシー
ルドアーク溶接用鋼ワイヤによれば、軟質で長尺のコン
ジットケーブルを曲げて使用し、かつ高電流の溶接条件
で溶接される場合においても、ワイヤ送給ローラ部でス
リップがなく、かつコンジットチューブ内での摩擦抵抗
が少なくワイヤ送給性が良好で、さらにワイヤ表面の潤
滑剤が離脱しにくくチップ詰まりも生じず、長時間でも
アークの安定した溶接が可能となるなど優れた効果を奏
するものである。
ルドアーク溶接用鋼ワイヤによれば、軟質で長尺のコン
ジットケーブルを曲げて使用し、かつ高電流の溶接条件
で溶接される場合においても、ワイヤ送給ローラ部でス
リップがなく、かつコンジットチューブ内での摩擦抵抗
が少なくワイヤ送給性が良好で、さらにワイヤ表面の潤
滑剤が離脱しにくくチップ詰まりも生じず、長時間でも
アークの安定した溶接が可能となるなど優れた効果を奏
するものである。
【図1】コンジットチューブの内面をワイヤが送給され
る状態を示す断面図である。
る状態を示す断面図である。
【図2】潤滑剤が離脱してコンジットチューブ内に蓄積
された状態を示す断面図である。
された状態を示す断面図である。
【図3】本発明の実施例に使用した溶接装置を示す図で
ある。
ある。
1 螺旋状の金属線 2 コンジットチューブ 3 ワイヤ 4 蓄積した潤滑剤 5 コンジットケーブル 6 スプール 7 送給モータ 8 溶接トーチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C10M 105/32 C10M 105/32 // C10N 10:02 10:12 20:00 40:32
Claims (1)
- 【請求項1】 ガスシールドアーク溶接用鋼ワイヤ表面
に二硫化モリブデンおよび二硫化タングステンの1種以
上を10〜40wt%、融点50℃以上の脂肪酸、脂肪
酸の1価または2価アルコールのエステルまたは石油ろ
うの1種以上を5〜30wt%、金属石鹸の1種以上を
10〜40wt%、滑材の1種以上を2〜15wt%含
み、残部は主に常温で液体からなる潤滑剤をワイヤ10
kg当たり0.2〜1.8g有することを特徴とするガ
スシールドアーク溶接用鋼ワイヤ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10023194A JPH11217578A (ja) | 1998-02-04 | 1998-02-04 | ガスシールドアーク溶接用鋼ワイヤ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10023194A JPH11217578A (ja) | 1998-02-04 | 1998-02-04 | ガスシールドアーク溶接用鋼ワイヤ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11217578A true JPH11217578A (ja) | 1999-08-10 |
Family
ID=12103869
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10023194A Pending JPH11217578A (ja) | 1998-02-04 | 1998-02-04 | ガスシールドアーク溶接用鋼ワイヤ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11217578A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8901455B2 (en) | 2008-06-18 | 2014-12-02 | Lincoln Global, Inc. | Welding wire for submerged arc welding |
| US8952295B2 (en) | 2008-06-18 | 2015-02-10 | Lincoln Global, Inc. | Welding wire with perovskite coating |
| JP2022156630A (ja) * | 2021-03-31 | 2022-10-14 | 株式会社ハイレックスコーポレーション | コントロールケーブル用グリース組成物およびコントロールケーブル |
-
1998
- 1998-02-04 JP JP10023194A patent/JPH11217578A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8901455B2 (en) | 2008-06-18 | 2014-12-02 | Lincoln Global, Inc. | Welding wire for submerged arc welding |
| US8952295B2 (en) | 2008-06-18 | 2015-02-10 | Lincoln Global, Inc. | Welding wire with perovskite coating |
| JP2022156630A (ja) * | 2021-03-31 | 2022-10-14 | 株式会社ハイレックスコーポレーション | コントロールケーブル用グリース組成物およびコントロールケーブル |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060727 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060808 |
|
| A521 | Request for written amendment filed |
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|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070814 |