JPH11217838A - 柱状構造物の施工方法及び柱状構造物の基礎 - Google Patents

柱状構造物の施工方法及び柱状構造物の基礎

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JPH11217838A
JPH11217838A JP1979198A JP1979198A JPH11217838A JP H11217838 A JPH11217838 A JP H11217838A JP 1979198 A JP1979198 A JP 1979198A JP 1979198 A JP1979198 A JP 1979198A JP H11217838 A JPH11217838 A JP H11217838A
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columnar structure
hole
foundation
base
synthetic resin
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JP1979198A
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Osamu Kuroishi
修 黒石
Hiraki Tanimoto
開 谷本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 柱状構造物の設置に関する従来工法における
重量物運搬、大型重機による設置工事、あるいはコンク
リートの現場打ち作業に伴う種々の問題点を解決し、重
量が軽く、工期も短くて済み、かつ安価であって、広範
囲の柱状構造物に適用できる施工方法を提供する。 【解決手段】 (a)地面に柱状構造物の基礎の大きさ
に応じた穴100を掘削する工程、(b)穴100の形
状を調整する工程、(c)穴100の底部に土台101
を造ってレベル合わせを行う工程、(d)基部2aに発
泡合成樹脂成形体からなる基礎1を固定した柱状構造物
2を穴100内の土台101上に立設する工程、(e)
穴100を埋め戻す工程、よりなる柱状構造物の施工方
法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ポールまたはポー
ルライト、ボラード、電柱、交通信号、表示板や広告板
の支柱、アプローチライトの支柱、金網フェンスなど各
種フェンスの支柱、ガードレールの支柱、郵便ポストの
支柱、あるいは電話ボックスの支柱等の各種柱状構造物
の施工方法および該柱状構造物の基礎に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】現在、公園、道路、広場等に設置されて
いるポール、ポールライト、ボラード、電柱、交通信
号、表示板や広告板の支柱、アプローラライトの支柱、
各種フェンスの支柱、ガードレールの支柱、郵便ポスト
の支柱、あるいは電話ボックスの支柱等の柱状構造物を
据付ける場合には、これらの基礎としてコンクリートま
たは鉄筋コンクリートが使用されている。具体的には、
そられの構造物の基礎部分をコンクリートで固めて地中
に埋設するか、あるいはアンカーを立てたコンクリート
の基礎を予め地中に設け、それに立てられたアンカーボ
ルトへ柱状構造物のポール等を接続する工法が採用され
ている。
【0003】前者の工法は、ポール等の下部を予め工場
内でコンクリートで固めた形態として現場に持ち込み、
地面を掘削して穴の中にコンクリート部分を設置し、土
を埋め戻すのである。しかし、この工法では、現場での
施工は簡略化され、工期も短縮されるものの、ポール等
を固めたコンクリートに所定の強度および硬度を確保す
るためには通常約4週間程度の養生期間が必要で、工場
等において養生するための場所も必要となる。さらに、
この場合、コンクリート自体の重量が非常に大きく、輸
送の問題が大きな障害となる。例えば、地上5mのポー
ルライトを据付ける場合、基礎は通常0.6m×0.6
m×1.2m程度の大きさのコンクリートが必要である
が、このコンクリートの重量は約1トンもあり、10ト
ントラックで輸送する場合も1度に10個しか積むこと
が出来ない。しかも、現場でこのような重量物のポール
を設置するためには大型の重機を使用する必要があり、
設置費用が嵩むという問題があるだけでなく、大型重機
の設置に伴う交通障害等による地域社会への影響も大き
く、特に山間部等の道路が狭隘な場所における施工の場
合には困難が伴う。
【0004】一方、後者の工法は、柱状構造物等のポー
ルのみを現場に持ち込み、基礎は現場で施工するので前
記のような重量物を運搬したり、設置に大型重機を用い
る必要はない。しかし、コンクリートの現場打ちにはコ
ンクリートミキサー車が必要でこれがやはり交通障害等
を引き起こすおそれがある。また、現場ではコンクリー
ト型枠の作成作業が必要となり、さらに、コンクリート
打ち込み後、所定の強度および硬度を確保するために
は、やはり約4週間の養生期間を要し、しかもコンクリ
ート硬化後、型枠取り外し作業等も必要であり、工期が
長期化することによる弊害や経費の増加が避けられな
い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は、上
記のような柱状構造物の設置に関する従来工法における
重量物運搬、大型重機による設置工事、あるいはコンク
リートの現場打ち作業に伴う種々の問題点に鑑み、重量
が軽く、工期も短くて済み、かつ安価であって、広範囲
の柱状構造物に適用できる施工方法及びそのための基礎
構造を提供せんとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記の目
的を達成すべく鋭意研究を重ねた結果、コンクリートに
代えて、より軽量で、しかも養生等も必要としない素
材、すなわち発泡ポリスチレンのような発泡合成樹脂の
成形体を基礎として施工することで、上記の目的を達成
しうることを知見した。
【0007】本発明者らの研究によれば、土木工事で地
中に埋設される柱状構造物の基礎として、従来のコンク
リートの代わりに発泡ポリスチレン等の発泡合成樹脂成
形体を用いた場合、大きな力がかかる状態で長期間使用
されても、意外にも優れた力学的性質を示し、かつ成形
体は殆ど脆化しないことが分かった。そこで、この性質
を利用して、前記のような各種柱状構造物を施工する場
合の基礎として、従来のコンクリートに代えて上記発泡
ポリスチレンのような発泡合成樹脂成形体を使用する着
想を得た。これは、ポール等の柱状構造物を保持する際
に必要な荷重その他の力学的な力を発泡合成樹脂成形体
に負荷させるもので、従来全く考えられたことがない斬
新な着想である。
【0008】即ち、本発明に係る柱状構造物の施工方法
の第1は、(1)地面に柱状構造物の基礎の大きさに応
じた穴を掘削する工程、(2)前記穴の形状を調整する
工程、(3)前記穴の底部に土台を造ってレベル合わせ
を行う工程、(4)基部に発泡合成樹脂成形体からなる
基礎を固定した柱状構造物を前記穴内の土台上に立設す
る工程、(5)前記穴を埋め戻す工程、よりなるもので
ある。
【0009】また、本発明に係る柱状構造物の施工方法
の第2は、(1)地面に柱状構造物の基礎の大きさに応
じた穴を掘削する工程、(2)前記穴の形状を調整する
工程、(3)前記穴の底部に土台を造ってレベル合わせ
を行う工程、(4)上面に柱状構造物の固定部を設けた
発泡合成樹脂成形体からなる基礎を前記穴内の土台上に
設置する工程、(5)前記穴を埋め戻す工程、(6)前
記発泡合成樹脂成形体上面の固定部に柱状構造物を立設
固定する工程、よりなるものである。
【0010】ところで、上記のような柱状構造物の基礎
となる発泡合成樹脂成形体の大きさは、柱状構造物の大
きさによりそれぞれ異なるが、例えば5m程度のポール
の場合には、800mm×800mm×1100mmも
くしは1300mm程度の大きさのブロック状ものが必
要となる。このような大きなブロック状の発泡合成樹脂
成形体を成形する場合、成形時の加熱効率、冷却効率等
の生産性を考慮して、複数に分割された単位成形体を連
結する構造を採用することが考慮される。また、前記合
成樹脂発泡成形体よりなる基礎の内部に柱状構造物の基
端部を差し込む構造のものでは、成形体を複数の単位成
形体に分割成形しておき、各単位成形体で構造物を包む
ように固定することが、施工時の作業性の点で有利であ
る。この場合、各単位成形体をブロック状に連結して柱
状構造物の基礎として使用するには、各単位成形体を貫
通するワイヤー、鉄筋、あるいはボルトなどでブロック
状に単位成形体同士を連結固定することが考慮される。
しかし、各単位成形体にワイヤーあるいはボルト等を貫
通して連結した場合、施工後の状況によっては、柱状構
造物の揺れ等により連結体間にズレやガタツキを生じた
場合に、各単位成形体間を貫通して連結固定している前
記ワイヤー、鉄筋、ボルト等の連結部材を挿通した部分
の周囲の成形体に亀裂が生じる等して、基礎の強度が低
下する場合がある。
【0011】そこで、本発明では、上記のような発泡合
成樹脂成形体からなる柱状構造物の基礎として、十分な
強度を保持しつつ複数の単位発泡体を連結した連結体か
ら構成することで、発泡成形時の成形性、成形コスト等
を低減可能とし、また、施工時の作業性を向上させるこ
とが可能な発泡合成樹脂製の基礎を提供する。
【0012】即ち、本発明に係る柱状構造物の基礎は、
発泡合成樹脂製で複数に分割された単位成形体の連結体
からなり、前記各単位成形体を貫通する貫通孔を設ける
とともに該貫通孔内にパイプを嵌着し、前記パイプ内に
挿通させた連結部材により各単位成形体を連結固定して
なる。このように、発泡合成樹脂成形体からなる基礎を
複数の単位発泡体の連結体より構成することにより、成
形時の加熱効率、冷却効率がよく、成形サイクルを短縮
でき、生産性が向上し、生産コストの低減が可能とな
る。また、各単位成形体を貫通する貫通孔に嵌着したパ
イプ内に連結部材を挿通させて連結固定することによ
り、柱状構造物の施工後に、揺れ等により各単位成形体
間にズレやガタツキが生じた場合にも、連結部材はパイ
プ内にあって直接発泡合成樹脂体には接触しないことか
ら、ここから成形体に亀裂等が入って強度が低下するお
それがない。
【0013】前記柱状構造物の基礎としては、上面に柱
状構造物の下部を差し込むための取付穴を所定の深さで
穿設し、前記取付穴を通る単または複数の垂直面で分割
成形された単位成形体の連結体からなり、前記各単位成
形体を略水平に貫通する貫通孔を設けてなる構造のもの
を採用することができる。このように柱状構造物の基礎
を差し込むための取付穴を通る垂直面で分割形成した場
合には、分割された各単位成形体により構造物の基端部
分を包み込むように取り付けることで、柱状構造物への
基礎の取付作業が極めて容易となる。
【0014】前記構造の基礎においては、上下面に補強
板を接合し、上下に貫通する貫通孔を設けるとともに該
貫通孔内にパイプを嵌着し、前記パイプ内に挿通した連
結部材により上下の補強板間に単位成形体の連結体を挟
持して連結固定することが好ましい。このように、上下
面に補強板を設けて単位成形体の連結体を挟持すること
で、発泡合成樹脂成形体よりなる基礎の強度がより向上
する。
【0015】更に、前記に加えて、取付穴の上端開口部
に柱状構造物に外嵌する補強環を設けることで、上端開
口周縁を補強するとともに、柱状構造物の回転を防止す
ることができる。なお、この補強環は、上面に接合する
補強板に一体に形成してあってもよい。
【0016】又、単位成形体の連結体を上下に貫通して
取付穴を設けた場合には、該取付穴の下端開口部に取付
穴に差し込んだ柱状構造物の下端部に当接する受部材を
取り付けることが好ましい。この受部材を取り付けるこ
とで、構造物を確実に支持することができる。なお、こ
の受部材は、下面に接合する補強板に一体に形成してあ
ってもよい。
【0017】本発明に係る柱状構造物の基礎の他の構造
は、上下方向にそって複数に分割形成された単位成形体
の連結体からなり、その上面に柱状構造物を立設固定す
る固定板を、下面に補強板を接合し、上下に貫通する貫
通孔を設けるとともに該貫通孔内にパイプを嵌着し、該
パイプ内に挿通させた連結部材により上面の固定板と下
面の補強板との間に単位成形体の連結体を挟持して連結
固定してなるものである。
【0018】更に、前記の場合に、互いに接合する各単
位成形体の一方と他方に互いに凹凸嵌合する連結部を設
けることで、各単位成形体の連結固定作業が容易になる
だけでなく、施工後においては、柱状構造物等の揺れに
よる各単位成形体間のズレやガタツキが抑制され、強度
が向上する。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明において、柱状構造物の基
礎として用いられる発泡合成樹脂成形体の基材樹脂の種
類は特に限定されるものではなく、独立起泡からなる発
泡体を成形しうるものであれば広範囲の合成樹脂を使用
することができる。基材樹脂の具体例としては、ポリス
チレン等のスチレン系樹脂、ポリプロピレン、ポリエチ
レン等のオレフィン系樹脂、さらにはポリウレタン等の
ウレタン系樹脂を用いることができる。また、用途に応
じて耐油性合成樹脂、耐熱性合成樹脂等を用いることも
できる。前記スチレン系樹脂としては、スチレンモノマ
ーのみを重合させたポリスチレンの他、一部合成ゴムま
たはゴムラテックスを混合したハイインパクトポリスチ
レン等を使用することもできる。
【0020】前記発泡合成樹脂成形体は、発泡合成樹脂
単独でもよいが、これに補強材として合成繊維、炭素繊
維、無機繊維、金属繊維、木材チップ等を含めれば、こ
の補強材が成形体の内部に分散されて力学的性質を向上
させ、成形体の強度が向上するのでより好ましい。
【0021】上記のような本発明に係る柱状構造物の基
礎は、ポール、ポールライト、ボラード、電柱、交通信
号、表示板や広告板の支柱、アプローチライトの支柱、
金網フェンスなど各種フェンスの支柱、ガードレールの
支柱、郵便ポストの支柱、または電話ボックスの支柱
等、広範囲の柱状構造物の基礎として用いることができ
る。なお、前記アプロ−チライトとは、公園内の通路に
沿った芝生の上等に設置される低い照明およびそれに類
似した構造物をいう。
【0022】本発明で用いられる柱状構造物の基礎とな
る発泡体の成形方法は、通常のビーズ発泡成形法でも、
また押出成形法でもよい。このような合成樹脂発泡体
は、その内部に含まれている気泡は独立気泡であるた
め、発泡度を高めた成形体とした場合も、圧縮強度が高
く力学的性質に優れているが、柱状構造物の基礎とする
場合には、高い圧縮強度が要求されるため、発泡度は中
発泡度(通常10〜20倍)、用途によって更に低発泡
度の成形体が好ましい。
【0023】また、この発泡合成樹脂成形体よりなる基
礎の大きさとしては、従来工法のコンクリート基礎の場
合と同程度でよいが、それよりやや大きめに成形してお
くほうが安定性が増すので好ましい。また、本発明で用
いる基礎では、1つの基礎に取り付けられる柱状構造物
の数は1つのみに限定されるものではなく、複数の柱状
構造物を同じ基礎に取り付けるようにしてもよい。例え
ば、ガードレールにおける隣接する2本の支柱を、横長
に成形した1つの基礎に間隔を開けて並べて取り付ける
ようにしてもよい。この場合には、前記2本の支柱間の
間隔、すなわち両者の位置合わせやレベル合わせなどが
極めて容易になる。
【0024】以下、図面に基づき、本発明を更に詳細に
説明する。本発明の柱状構造物の施工方法は、基礎の大
きさに合わせて地面を掘削し、必要に応じてその底面に
クリ石、ゴタ石を土または少量のモルタル等でならした
土台を設け、そのうえに基礎を設置したうえで、掘削し
た土を埋め戻す方法である。
【0025】具体的には、先ず、図1に示すような、発
泡合成樹脂成形体からなる基礎1にポール2等の柱状構
造物の基部2aを直接差し込む構造のものでは、基礎1
の内部に予め設けられた穴にポール2の基部2aを差し
込んで固定した後、基礎1の大きさに合わせて掘削した
穴にポール2の基部2aとともに基礎1を置き、掘削し
た土を埋め戻す。即ち、この場合の施工の手順として
は、図2に示すように、地面に穴100を掘削し(図2
a)、前記穴100の形状を調整し(図2b)、前記穴
100の底部に土台101を造ってレベル合わせを行い
(図2c)、基部2aに発泡合成樹脂成形体からなる基
礎1を固定したポール2等の柱状構造物を前記穴100
内の土台101上に立設し(図2d)、最後に前記穴1
00を埋め戻して(図2e)、施工を完了するのであ
る。
【0026】前記基礎1を埋設して柱状構造物2を立設
するための穴100は、スコップ等により人力で、又は
アースドリル等を用いて基礎1の大きさに応じた面積、
及び深さに掘削する。この場合、掘削したままの穴10
0の壁面に凹凸があったり、底面に凹凸があったりする
と、後工程における柱状構造物1の立設作業に支障を来
す場合があることから、穴100の内面形状を整えると
ともに、穴100の底面にクリ石、ゴタ石を土または少
量のモルタル等でならした土台を設けてレベルを合わせ
を行うのである。このクリ石、ゴタ石等からなる土台1
01は、基礎2下面の排水構造としても作用する。
【0027】前記のように穴100の掘削、調整、更に
はその底面に土台101を設けてレベル合わせを行った
のち、柱状構造物2の基部2aに固定した発泡合成樹脂
製の基礎1部分を穴100内の土台101上に立設す
る。この場合、前記基礎1は施工現場でポール2に固定
してもよいし、予め工場等で固定しておいてもよい。予
め工場等で基礎1をポール2に固定した場合にも、本発
明で用いられる基礎1は、従来のコンクリートに比べて
格段に軽量な発泡合成樹脂成形体よりなることから、輸
送コストが極端に増大するおそれはない。
【0028】次に、図3に示すように、発泡合成樹脂成
形体よりなる基礎1に柱状構造物のポール2を固定する
ためのアンカーボルト3が埋め込まれて上面にポール固
定部4が設けられているものの場合には、アンカーボル
ト3とポール2等の柱状構造物2に形成された据付用ボ
ルト穴を合わせてナットで固定して基礎1にポール2を
据え付ける。即ち、この場合の施工の手順としては、図
4に示すように、地面に穴100を掘削し(図4a)、
前記穴の形状を調整し(図4b)、前記穴100の底部
に土台101を造ってレベル合わせを行い(図4c)、
上面にポール固定部4を設けた発泡合成樹脂成形体から
なる基礎1を前記穴100内の土台101上に設置した
後(図4d)、前記穴を埋め戻し(図4e)、最後に前
記発泡合成樹脂成形体からなる基礎1の上面の固定部4
に柱状構造物2を立設固定して(図4f)施工が完了す
る。
【0029】上記のように、本発明に係る柱状構造物の
施工方法によれば、柱状構造物2の基部2aを固定する
基礎1部分が従来のコンクリートに較べて極めて軽量な
発泡合成樹脂成形体で構成されているため、重量物運
搬、大型重機を必要とする据付作業、現場でのコンクリ
ートの打ち込み、およびそれに伴う危険性、交通障害等
を排除することが可能であるだけでなく、コンクリート
の養生、コンクリート型枠の設置およびその取り外し等
に伴う工期の長期化といった問題もなく、柱状構造物の
施工作業を容易とし、工期、経済性を大幅に改善するこ
とが可能となるのである。
【0030】次に、本発明に係る柱状構造物の基礎につ
いて説明する。図5は、本発明に係る柱状構造物の基礎
の一実施例を示す分解斜視図であり、図6はその平面
図、図7は図6におけるA−A断面図、図8は同じくB
−B断面図、更に図9は同じくC−C断面図である。こ
の基礎10は発泡合成樹脂成形体、例えば発泡ポリスチ
レン成形体からなり、柱状構造物2の基部2aを差し込
むための取付穴11を基礎10の上下に貫通して設けて
なる。この基礎10は、前記取付穴11を通る垂直面で
2つに分割された単位成形体10A、10Bの連結体か
らなり、前記各単位成形体10A、10Bを略水平に貫
通する貫通孔12・・を両単位成形体10A、10Bに
わたって基礎10の上下方向の複数箇所に設けるととも
に、該貫通孔12内にはパイプ13を嵌着し、前記パイ
プ13内に挿通させた連結部材としてのワイヤー14に
より各単位成形体10A、10Bを互いに連結固定して
なる。図例のものでは、各単位発泡体10A、10Bの
側面に金属板等の当板20をあてがったうえで、各単位
発泡体10、10Bの貫通孔12に嵌着したパイプ13
内に挿通したワイヤー14の両端部をストッパー21に
て当板20の外面に固定している。又、前記単位成形体
10A、10Bの連結体よりなる基礎10の上下面のそ
れぞれには、柱状構造物2を通す穴15aを形成した上
補強板15A、及び下補強板15Bを接合するととも
に、基礎10の四隅には該基礎10を上下に貫通する貫
通孔16・・を設け、該貫通孔16内にパイプ17を嵌
着し、前記パイプ17内に挿通した連結部材としてのワ
イヤー18の両端を上下の補強板15A、15Bの外面
にストッパー22により固定して上下の補強板15A、
15B間に単位成形体10A、10Bを挟持してワイヤ
ー18にて連結固定してなる。
【0031】更に、図例のものでは、前記基礎10の取
付穴11の上端開口部に、上補強板15Aの上方から柱
状構造物2に外嵌する補強環23を嵌着する一方、基礎
10を上下に貫通する取付穴11の下端開口部には、下
補強板15Bの内側に柱状構造物2の下端部に当接する
受部材24を取り付けてなる。前記補強環23は、上補
強板15Aの穴15aの開口外縁に当接する鍔部23a
と基礎10の取付穴10内に嵌合する筒部23bとより
断面略L字形の環状に形成されており、前記取付穴10
内に嵌合する筒部23bは、先端に向かうに従って厚み
が減ずる楔状とすることで、取付穴11内への嵌着を容
易とすると同時に、柱状構造物2を強固に固定すること
ができる。又、前記受部材24は、前記補強板15Bの
上面に当接する鍔部24aと、基礎10の取付穴11内
に嵌合して柱状構造物2の下端面に当接する支持凸部2
4bとから形成されている。
【0032】この実施例のように、発泡合成樹脂成形体
からなる基礎10を、複数の単位発泡体10A、10B
を連結して構成することにより、成形時の加熱効率、冷
却効率がよく、成形サイクルを短縮して生産性が向上
し、生産コストの低減が可能となる。又、このように柱
状構造物2の基部2aを差し込む取付穴11を通る垂直
面で分割形成した場合には、分割された各単位成形体1
0A、10Bにより柱状構造物2の基部2aを包み込む
ように取り付けることで、柱状構造物2への基礎10の
取付作業が極めて容易となる。尚、図例の基礎10の場
合には、2つの単位成形体10A、10Bに分割してい
るが、これを4つ、あるいはそれ以上に分割することも
可能である。分割数が多くなる程、各単位成形体の大き
さは小さくなり、成形性、生産性は向上するが、あまり
小さく分割しすぎた場合には、基礎10全体としての強
度が低下する傾向にあり、4分割程度にとどめることが
好ましい。
【0033】又、上記のように、各単位成形体10A、
10Bを貫通する貫通孔12に嵌着したパイプ13内に
連結部材としてのワイヤー14を挿通させて連結固定す
ることにより、柱状構造物2の施工後に、揺れ等により
各単位成形体10A、10B間にズレやガタツキが生じ
た場合にも、ワイヤー14はパイプ13内にあって直接
発泡合成樹脂体には接触しないことから、ここから成形
体に亀裂等が入って強度が低下するといったおそれもな
い。前記貫通孔12の数は特に規定されるものではな
く、基礎10の大きさ、分割された各単位成形体10
A、10Bの大きさ、分割形状等に応じて、適宜その数
を設定すればよい。前記連結部材としては、図例のワイ
ヤー14に限らず、鉄筋、あるいはボルトのようなもの
であってもよい。又、前記貫通孔12内に嵌着したパイ
プ13は、単位成形体10A、10Bの成形後に、それ
らの貫通穴12内に嵌着する。尚、図例のものでは、パ
イプ13は各単位成形体10A、10B毎に分割されて
いるが、両単位成形体10A、10Bを接合したのち、
一本のパイプ13を両単位成形体に渡って貫通して設け
るようにしてもよい。パイプ13の材質としては、塩化
ビニル等の合成樹脂製パイプや金属製パイプ等を用いる
ことができる。パイプ13の孔径は、内部に連結部材を
挿通可能な大きさであればよいのであるが、発泡合成樹
脂製の基礎10に対して、なるべく広い面積で接触する
ことが、成形体の亀裂等の発生防止の観点からは好まし
く、又、内部に挿通されるワイヤー14等連結部材との
間に隙間があるほうが、各単位成形体10A、10B間
にズレやガタツキが生じた場合にパイプ13内にあるワ
イヤー14の動きの許容度が大きくなることから好まし
い。又、このパイプは、発泡合成樹脂成形体10の補強
部材ともなる。
【0034】又、この実施例のように、発泡合成樹脂成
形体よりなる基礎10の上下面に補強板15A、15B
を設けることで、基礎10の強度はより向上する。前記
補強板15A、15Bとしては、金属板を用いることが
好ましいが、用途によっては合成樹脂製板も使用でき
る。
【0035】更に、取付穴11の上端開口部に柱状構造
物2に外嵌する補強環23を設けることで、取付穴11
の上端開口周縁を補強しうるとともに、柱状構造物2
を、その回転を防止して基礎10に対して強固に固定す
ることができる。この補強環23の材質としては、塩化
ビニル樹脂、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリスチ
レン等の合成樹脂製であっても、また、金属製であって
もよく、更に、この補強環23は、基礎10の上面に接
合する補強板15Aと一体に形成してあってもよい。
【0036】又、図例のように取付穴11を基礎10の
上下に貫通して設けた場合には、取付穴11の下端開口
部に構造物2の下端部に当接する受部材24を取り付け
ることで、柱状構造物2を確実に支持することができ
る。この受部材24の材質としては、前記補強環23と
同様に塩化ビニル樹脂、ポリプロピレン、ポリエチレ
ン、ポリスチレン等の合成樹脂製であっても、又、金属
製であってもよく、更には、基礎10の下面に接合する
補強板15Bに一体に形成してあってもよい。
【0037】尚、図示したものでは、柱状構造物2、及
びこれを差し込む基礎10の取付穴11は、いずれも円
形断面であるが、断面四角形、あるいは多角形としても
よい。
【0038】次に、図10に示すものは、本発明に係る
柱状構造物の基礎の他実施例の分解斜視図であり、図1
1はその平面図、図12は図11におけるD−D断面図
である。この柱状構造物の基礎30は、上下方向に分割
形成された3つの単位成形体30A〜30Cの連結体か
らなり、その上面には柱状構造物2を立設固定する固定
板31を接合するとともに下面に補強板32を接合し、
基礎30の四隅に各単位成形体30A〜30Cを上下に
貫通する貫通孔33・・・を設けるとともに該貫通孔3
3内にパイプ34を嵌着し、前記パイプ34内に挿通さ
せた連結部材としてのワイヤー35の両端を前記固定板
31及び補強板32の外面にストッパー36により固定
することにより、上面の固定板31と下面の補強板32
との間に発泡合成樹脂の単位成形体30A〜30Cを挟
持して連結固定してなるものである。又、図例の実施例
においては、柱状構造物2の下端部に一体に形成された
取付部2Aを基礎30上面の固定板31にワイヤー35
にて同時に固定することで、基礎30に柱状構造物2を
立設固定してなる。この場合にも、連結部材としては、
上記のワイヤー35以外に鉄筋、ボルト等を用いること
ができる。
【0039】更に、この基礎30では、上下に接合する
各単位成形体30A〜30Cのそれぞれに、互いに凹凸
嵌合する連結部を設けてなる。即ち、最上位の単位成形
体30Aの下面には嵌合凹部37Aを設け、中間の単位
成形体30Bの上面には前記嵌合凹部37Aに嵌合する
嵌合凸部37Bを設けるとともにその下面には嵌合凹部
38Aを設け、更に最下位の単位成形体30Cの上面に
は前記嵌合凹部38Aに嵌合する嵌合凸部38Bを設け
てなり、各嵌合部37Aと37B、及び38Aと38B
とが互いに嵌合した状態で3つの単位成形体30A〜3
0Cを上下に連結してなる。このように、各単位成形体
30A〜30Cのそれぞれに互いに凹凸嵌合する連結部
を設けることで、各単位成形体30A〜30Cの連結作
業が容易になるだけでなく、施工後においては、柱状構
造物2の揺れ等による各単位成形体30A〜30C間の
ズレ、ガタツキが抑制され、発泡合成樹脂成形体からな
る基礎30の強度が向上するのである。
【0040】この実施例の場合にも、各単位成形体30
A〜30Cを連結するワイヤー35等の連結部材、パイ
プ34、固定板31、補強板32等の材質、大きさ等
は、先の実施例の場合と同様である。
【0041】以上のような発泡合成樹脂成形体からなる
基礎の基材樹脂としては、上記のポリスチレンの他、ポ
リエチレン、ポリプロピレン、ポリウレタン等を用いる
ことができる。この中でも、ポリスチレンの発泡体が経
済的には有利である。また、ポール等の柱状構造物の重
量等、基礎にかかる荷重が大きい場合、または引き裂き
強度が要求される場合にはハイインパクトポリスチレン
の発泡体を使用することができる。また、耐薬品性等の
点では、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフ
ィン系樹脂の発泡体を使用することが有利である。これ
らの発泡合成樹脂成形体の発泡度は用途に応じて適宜設
定することができ、強度が要求される場合には発泡度の
低いものを用いる。さらに、発泡合成樹脂成形体の強度
を向上させる必要がある場合には、発泡体に抗張力の大
きな補強材を均一に分散させたものを使用することがで
きる。この補強材としては、合成繊維、炭素繊維、ロッ
クウール等の無機繊維、スチールウール、アルミウール
等の金属繊維、および木材チップ等を使用することがで
きる。さらに、成形体の内部に、金網等を埋め込んでお
くこともできる。
【0042】
【発明の効果】本発明に係る柱状構造物の施工方法は、
従来法のコンクリートの基礎に代えて発泡合成樹脂成形
体からなる基礎を用いているので、据付作業に伴う重量
物運搬、コンクリート打設作業、大型重機を必要とする
据付作業およびそれに伴う危険性や交通障害等を排除す
ることが可能となり、更に作業も容易で、また養生の必
要もなく、コンクリート型枠の作成、取り外しも不要で
工期も短時間で済むため経済性をも大幅に改善すること
が可能となる。
【0043】又、本発明に係る柱状構造物の基礎は、発
泡合成樹脂製で複数に分割された単位成形体の連結体か
らなり、前記各単位成形体を貫通する貫通孔を設けると
ともに該貫通孔内にパイプを嵌着し、前記パイプ内に挿
通させた連結部材により各単位成形体を連結固定してな
る。このように、発泡合成樹脂成形体からなる基礎を複
数の単位発泡体の連結体より構成することにより、成形
時の加熱効率、冷却効率がよくなり、成形サイクルを短
縮でき、生産性が向上し、生産コストの低減が可能とな
る。また、各単位成形体を貫通する貫通孔に嵌着したパ
イプ内に連結部材を挿通させて連結固定することによ
り、柱状構造物の施工後に、揺れ等により各単位成形体
間にズレ、ガタツキが生じた場合にも、連結部材はパイ
プ内にあって直接発泡合成樹脂体には接触しないことか
ら、ここから成形体に亀裂等が入って強度が低下するお
それがない。更に、前記パイプは発泡合成樹脂成形体よ
りなる基礎の補強材ともなる。
【0044】又、上面に柱状構造物の下部を差し込むた
めの取付穴を所定の深さで穿設し、前記取付穴を通る単
または複数の垂直面で分割成形された単位成形体の連結
体からなり、前記各単位成形体を略水平に貫通する貫通
孔を設けてなる構造のものでは、分割された各単位成形
体により構造物の基端部分を包み込むように取り付ける
ことで、柱状構造物への基礎の取付作業が極めて容易と
なる。
【0045】前記構造の基礎において、上下面に補強板
を接合し、上下に貫通する貫通孔を設けるとともに該貫
通孔内にパイプを嵌着し、前記パイプ内に挿通させた連
結部材により上下の補強板間に単位成形体の連結体を挟
持して連結固定することで、基礎の強度がより向上す
る。
【0046】更に、前記に加えて、取付穴の上端開口部
に構造物に外嵌する補強環を設けることで、上端開口周
縁を補強しうるとともに、構造物の回転を防止すること
ができる。
【0047】又、取付穴を上下に貫通して設けた場合に
は、取付穴の下端開口部に構造物の下端部に当接する受
部材を取り付けることで、構造物を確実に支持すること
ができる。
【0048】又、上下方向に複数に分割形成された単位
成形体の連結体からなり、その上面に柱状構造物を立設
固定する固定板を接合するとともに下面に補強板を接合
し、上下に貫通する貫通孔を設けるとともに該貫通孔内
にパイプを嵌着し、前記パイプ内に挿通した連結部材に
より上面の固定板と下面の補強板の間に単位成形体の連
結体を挟持して連結固定したものでは、発泡合成樹脂成
形体からなる基礎を複数の単位発泡体の連結体より構成
することにより、成形時の加熱効率、冷却効率がよく、
成形サイクルを短縮でき、生産性が向上し、生産コスト
の低減が可能となる。また、各単位成形体を貫通する貫
通孔に嵌着したパイプ内に連結部材を挿通させて連結固
定することにより、柱状構造物の施工後に、揺れ等によ
り各単位成形体間にズレやガタツキが生じた場合にも、
連結部材はパイプ内にあって直接発泡合成樹脂体には接
触しないことから、ここから成形体に亀裂等が入って強
度が低下するおそれがなく、しかも、上下面に補強板を
設けてなるので、強度のより大きな基礎となる。
【0049】更に、前記の場合に、接合する各単位成形
体のそれぞれに互いに凹凸嵌合する連結部を設けること
で、各単位成形体の連結固定作業が簡単になるだけでな
く、施工後においては、柱状構造物等の揺れによる各単
位成形体間のズレ、ガタツキが抑制され、強度が向上す
る。
【0050】更に、発泡合成樹脂成形体に合成繊維、炭
素繊維、無機繊維、金属繊維、木材チップ等の補強材を
含めれば、基礎の強度がより向上する。
【0051】上記のような本発明に係る柱状構造物の基
礎は、ポール、ポールライト、ボラード、電柱、交通信
号、表示板や広告板の支柱、アプローチライトの支柱、
または電話ボックスの支柱等、広範囲の柱状構造物の基
礎として用いることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明方法により施工される柱状構造物の一
例を示す要部の断面説明図。
【図2】 本発明方法の一例を示す工程説明図。
【図3】 本発明方法により施工される柱状構造物の他
例を示す要部の断面説明図。
【図4】 本発明方法の他例を示す工程説明図。
【図5】 本発明の柱状構造物の基礎の一実施例の分解
斜視図。
【図6】 前記柱状構造物の基礎の平面図。
【図7】 図6におけるA−A断面図。
【図8】 図6におけるB−B断面図。
【図9】 図6におけるC−C断面図。
【図10】 本発明の柱状構造物の基礎の他実施例の分
解斜視図。
【図11】 前記柱状構造物の基礎の平面図。
【図12】 図11におけるD−D断面図。
【符号の説明】
1:基礎、 2:ポール(柱状構造物)、 2A:ポー
ル(柱状構造物)基部、3:アンカーボルト、 4:ポ
ール固定部、 10:基礎、 10A、10B:単位成
形体、 11:取付穴、 12:貫通孔、 13:パイ
プ、 14:ワイヤー、 15A、15B:補強板、
16:貫通孔、 17:パイプ、 18:ワイヤー、
20:当板、 21:ストッパー、 22:ストッパ
ー、 23:補強環、 24:受部材、 30:基礎、
30A〜30C:単位成形体、31:固定板、 3
2:補強板、 33:貫通孔、 34:パイプ、 3
5:ワイヤー、 36:ストッパー、 37A:嵌合凹
部、 37B:嵌合凸部、 38A:嵌合凹部、 38
B:嵌合凸部、 100:穴、 101:土台。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (1)地面に柱状構造物の基礎の大きさ
    に応じた穴を掘削する工程、(2)前記穴の形状を調整
    する工程、(3)前記穴の底部に土台を造ってレベル合
    わせを行う工程、(4)基部に発泡合成樹脂成形体から
    なる基礎を固定した柱状構造物を前記穴内の土台上に立
    設する工程、(5)前記穴を埋め戻す工程、よりなる柱
    状構造物の施工方法。
  2. 【請求項2】 (1)地面に柱状構造物の基礎の大きさ
    に応じた穴を掘削する工程、(2)前記穴の形状を調整
    する工程、(3)前記穴の底部に土台を造ってレベル合
    わせを行う工程、(4)上面に柱状構造物の固定部を設
    けた発泡合成樹脂成形体からなる基礎を前記穴内の土台
    上に設置する工程、(5)前記穴を埋め戻す工程、
    (6)前記発泡合成樹脂成形体上面の固定部に柱状構造
    物を立設固定する工程、よりなる柱状構造物の施工方
    法。
  3. 【請求項3】 発泡合成樹脂製で複数に分割された単位
    成形体の連結体からなり、前記各成形体を貫通する貫通
    孔を設けるとともに該貫通孔内にパイプを嵌着し、前記
    パイプ内に挿した連結部材により各単位成形体を連結固
    定してなる柱状構造物の基礎。
  4. 【請求項4】 上面に柱状構造物の下部を差し込むため
    の取付穴を所定の深さで穿設し、前記取付穴を通る単ま
    たは複数の垂直面で分割成形された単位成形体の連結体
    からなり、前記各単位成形体を略水平に貫通する貫通孔
    を設けてなる請求項3記載の柱状構造物の基礎。
  5. 【請求項5】 上下面に補強板を接合し、上下に貫通す
    る貫通孔を設けるとともに該貫通孔内にパイプを嵌着
    し、前記パイプ内に挿通した連結部材により上下の補強
    板間に単位成形体の連結体を挟持して連結固定してなる
    請求項4記載の柱状構造物の基礎。
  6. 【請求項6】 取付穴の上端開口部に柱状構造物に外嵌
    する補強環を設けてなる請求項4または5に記載の柱状
    構造物の基礎。
  7. 【請求項7】 単位成形体の連結体を上下に貫通して取
    付穴を設けてなり、該取付穴の下端開口部に取付穴内に
    差し込んだ柱状構造物の下端部に当接する受部材を取り
    付けてなる請求項4〜6のいずれかに記載の柱状構造物
    の基礎。
  8. 【請求項8】 上下方向に複数に分割形成された単位成
    形体の連結体からなり、その上面に柱状構造物を立設固
    定する固定板を、下面に補強板を接合し、前記単位成形
    体の連結体を上下に貫通する貫通孔を設けるとともに該
    貫通孔内にパイプを嵌着し、該パイプ内に挿通させた連
    結部材により上面の固定板と下面の補強板との間に単位
    成形体の連結体を挟持して連結固定してなる請求項3記
    載の柱状構造物の基礎。
  9. 【請求項9】 互いに接合する単位成形体の一方と他方
    に互いに凹凸嵌合する連結部を設けてなる請求項8記載
    の柱状構造物の基礎。
  10. 【請求項10】 成形体の基材樹脂がポリスチレン、ポ
    リプロピレン、ポリエチレン、およびポリウレタンから
    なる群から選択される少なくとも1種である請求項3〜
    9のいずれかに記載の柱状構造物の基礎。
  11. 【請求項11】 成形体が合成繊維、炭素繊維、無機繊
    維、金属繊維、および木材チップからなる群から選択さ
    れる少なくとも1種の補強材を含む発泡合成樹脂よりな
    る請求項3〜10のいずれかに記載の柱状構造物の基
    礎。
  12. 【請求項12】 柱状構造物が、ポール、ポールライ
    ト、ボラード、電柱、交通信号、表示板や広告板の支
    柱、アプローチライトの支柱、フェンスの支柱、ガード
    レールの支柱、郵便ポストの支柱、または電話ボックス
    の支柱である請求項3〜11のいずれかに記載の柱状構
    造物の基礎。
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