JPH11218945A - 電子写真感光体及び画像形成装置 - Google Patents
電子写真感光体及び画像形成装置Info
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- JPH11218945A JPH11218945A JP3039698A JP3039698A JPH11218945A JP H11218945 A JPH11218945 A JP H11218945A JP 3039698 A JP3039698 A JP 3039698A JP 3039698 A JP3039698 A JP 3039698A JP H11218945 A JPH11218945 A JP H11218945A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 繰り返し使用時に残留電位の上昇がなく、さ
らには高い転写効率及びクリーニング性が改善された高
耐久な電子写真感光体を提供すること。 【解決手段】 導電性支持体上に感光層を設けた電子写
真感光体において、該電子写真感光体の最外層がフルオ
ロアルキル基を有する電荷輸送材料及びフッ素樹脂微粒
子とを含有する樹脂層からなることを特徴とする電子写
真感光体及びそれを用いた画像形成装置。
らには高い転写効率及びクリーニング性が改善された高
耐久な電子写真感光体を提供すること。 【解決手段】 導電性支持体上に感光層を設けた電子写
真感光体において、該電子写真感光体の最外層がフルオ
ロアルキル基を有する電荷輸送材料及びフッ素樹脂微粒
子とを含有する樹脂層からなることを特徴とする電子写
真感光体及びそれを用いた画像形成装置。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真感光体及
びそれを用いた画像形成装置に関し、詳しくは、トナー
の転写効率、さらにはクリーニング性に優れると共に環
境安定性にも優れた高耐久な電子写真感光体及びそれを
用いた画像形成装置に関する。
びそれを用いた画像形成装置に関し、詳しくは、トナー
の転写効率、さらにはクリーニング性に優れると共に環
境安定性にも優れた高耐久な電子写真感光体及びそれを
用いた画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、電子写真感光体の光導電性材
料としてセレン、アモルファスシリコン、酸化亜鉛等の
無機光導電性材料が感度、耐久性の面から主として用い
られてきたが、これらの無機材料は有害物であったり、
生産性が劣るために高コストなものとなるという欠点を
有している。このため、無公害であったり、塗工による
大量生産が可能で低コスト化が容易な有機感光体の開発
が近年盛んに行われている。
料としてセレン、アモルファスシリコン、酸化亜鉛等の
無機光導電性材料が感度、耐久性の面から主として用い
られてきたが、これらの無機材料は有害物であったり、
生産性が劣るために高コストなものとなるという欠点を
有している。このため、無公害であったり、塗工による
大量生産が可能で低コスト化が容易な有機感光体の開発
が近年盛んに行われている。
【0003】これらの有機感光体は、無公害、低コスト
等の利点を有するものの、その感度、環境安定性、及び
耐久性に問題が残されており、中でも、特に環境安定
性、及び耐久性に優れた電子写真感光体の開発が熱望さ
れている。更に近年の高画質化の要求は、トナーを小粒
径化させる方向にあり、これに対応した転写効率、及び
クリーニング性が高い電子写真感光体が要求されてい
る。さらに、近年フルカラーの電子写真装置が普及して
きているが、フルカラー電子写真装置においては、モノ
クロ機よりも高い画像品質が要求されている。特に、中
間転写体を用いたフルカラー電子写真装置では、感光体
から紙ではなく中間転写体へ転写するために、感光体に
はより高い転写性能がを要求されている。感光体の転写
性能が悪いと、中間転写体へ転写される際にライン画像
の一部に中抜け、いわゆる虫食い画像が発生してしま
う。これらを達成するために、特に感光体表面の摩擦係
数の低減及びその長期安定性が望まれている。
等の利点を有するものの、その感度、環境安定性、及び
耐久性に問題が残されており、中でも、特に環境安定
性、及び耐久性に優れた電子写真感光体の開発が熱望さ
れている。更に近年の高画質化の要求は、トナーを小粒
径化させる方向にあり、これに対応した転写効率、及び
クリーニング性が高い電子写真感光体が要求されてい
る。さらに、近年フルカラーの電子写真装置が普及して
きているが、フルカラー電子写真装置においては、モノ
クロ機よりも高い画像品質が要求されている。特に、中
間転写体を用いたフルカラー電子写真装置では、感光体
から紙ではなく中間転写体へ転写するために、感光体に
はより高い転写性能がを要求されている。感光体の転写
性能が悪いと、中間転写体へ転写される際にライン画像
の一部に中抜け、いわゆる虫食い画像が発生してしま
う。これらを達成するために、特に感光体表面の摩擦係
数の低減及びその長期安定性が望まれている。
【0004】これらを解決する方法として、特開昭57
−64243号公報、特開昭60−256146号公
報、特開昭61−953358号公報、特開昭61−1
32954号公報、特開昭61−219047号公報等
には感光体表面に設けられた電荷輸送層にシリコーン樹
脂又はシリコーン含有ポリマーを含有させることが提案
されている。しかしながら、シリコーン樹脂やシリコー
ン含有ポリマーを添加する方法では、耐摩耗性が悪く、
さらには残留電位が上昇するという欠点を有している。
−64243号公報、特開昭60−256146号公
報、特開昭61−953358号公報、特開昭61−1
32954号公報、特開昭61−219047号公報等
には感光体表面に設けられた電荷輸送層にシリコーン樹
脂又はシリコーン含有ポリマーを含有させることが提案
されている。しかしながら、シリコーン樹脂やシリコー
ン含有ポリマーを添加する方法では、耐摩耗性が悪く、
さらには残留電位が上昇するという欠点を有している。
【0005】また、電荷輸送層にフッ素微粒子などの滑
剤を含有させることも特開昭57−35863号公報に
おいて提案されているが、樹脂への分散性が悪く、分散
性を向上させるために分散助剤を用いると残留電位が上
昇してしまうという欠点がある。また、特開昭63−3
0850号公報、特開昭63−58352号公報、特開
昭63−61255号公報、特開昭63−61256号
公報、特開平8−305052号公報等では、フッ素微
粒子と特定の電荷輸送材料を組み合わせる提案もなされ
ている。しかしながら、長期使用において安定して摩擦
係数及び残留電位を維持するには至っていない。このよ
うに、種々の耐久性に問題が残されている上に、高い転
写効率及びクリーニング性の要求に対しても十分な特性
が得られていないのが実情である。
剤を含有させることも特開昭57−35863号公報に
おいて提案されているが、樹脂への分散性が悪く、分散
性を向上させるために分散助剤を用いると残留電位が上
昇してしまうという欠点がある。また、特開昭63−3
0850号公報、特開昭63−58352号公報、特開
昭63−61255号公報、特開昭63−61256号
公報、特開平8−305052号公報等では、フッ素微
粒子と特定の電荷輸送材料を組み合わせる提案もなされ
ている。しかしながら、長期使用において安定して摩擦
係数及び残留電位を維持するには至っていない。このよ
うに、種々の耐久性に問題が残されている上に、高い転
写効率及びクリーニング性の要求に対しても十分な特性
が得られていないのが実情である。
【0006】
【本発明が解決しようとする課題】したがって、本発明
の目的は、上記課題を解決するものとして、繰り返し使
用時に残留電位の上昇がなく、さらには高い転写効率を
有しまたクリーニング性が改善された耐久性の高い電子
写真感光体を提供することにある。
の目的は、上記課題を解決するものとして、繰り返し使
用時に残留電位の上昇がなく、さらには高い転写効率を
有しまたクリーニング性が改善された耐久性の高い電子
写真感光体を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者は検討を重ねた
結果、本発明を完成するに至った。すなわち、上記課題
は本発明の(1)「導電性支持体上に感光層を設けた電
子写真感光体において、該電子写真感光体の最外層がフ
ルオロアルキル基を有する電荷輸送材料及びフッ素樹脂
微粒子とを含有する樹脂層からなることを特徴とする電
子写真感光体」及び(2)「それを用いた画像形成装
置。」、(3)「該フルオロアルキル基を有する電荷輸
送材料が下記の一般式(1)で表わされる物質であるこ
とを特徴とする前記(1)項に記載の電子写真感光体;
結果、本発明を完成するに至った。すなわち、上記課題
は本発明の(1)「導電性支持体上に感光層を設けた電
子写真感光体において、該電子写真感光体の最外層がフ
ルオロアルキル基を有する電荷輸送材料及びフッ素樹脂
微粒子とを含有する樹脂層からなることを特徴とする電
子写真感光体」及び(2)「それを用いた画像形成装
置。」、(3)「該フルオロアルキル基を有する電荷輸
送材料が下記の一般式(1)で表わされる物質であるこ
とを特徴とする前記(1)項に記載の電子写真感光体;
【0008】
【化4】 (式中、R1〜R4は置換または無置換のアリール基を、
Rfは−CnF2n-1(nは6〜12の整数)を、Rは水
素原子、アルキル基、アルコキシ基またはハロゲン原子
を表わす。)」及び(4)「それを用いた画像形成装
置」、(5)「該フルオロアルキル基を有する電荷輸送
材料が下記の一般式(2)で表わされる物質であること
を特徴とする前記(1)項に記載の電子写真感光体;
Rfは−CnF2n-1(nは6〜12の整数)を、Rは水
素原子、アルキル基、アルコキシ基またはハロゲン原子
を表わす。)」及び(4)「それを用いた画像形成装
置」、(5)「該フルオロアルキル基を有する電荷輸送
材料が下記の一般式(2)で表わされる物質であること
を特徴とする前記(1)項に記載の電子写真感光体;
【0009】
【化5】 (式中、R1〜R4は置換または無置換のアルキル基また
はアリール基を表わす。)」及び(6)「それを用いた
画像形成装置」、(7)「該フルオロアルキル基を有す
る電荷輸送材料が下記の一般式(3)で表わされる物質
であることを特徴とする前記(1)項に記載の電子写真
感光体;
はアリール基を表わす。)」及び(6)「それを用いた
画像形成装置」、(7)「該フルオロアルキル基を有す
る電荷輸送材料が下記の一般式(3)で表わされる物質
であることを特徴とする前記(1)項に記載の電子写真
感光体;
【0010】
【化6】 (式中、R1〜R4は置換または無置換のアルキル基また
はアリール基を表わす。)」及び(8)「それを用いた
画像形成装置」、(9)「感光体表面の静止摩擦係数が
0.3以下である前記(1)項、(3)項、(5)項又
は(7)項のいずれかに記載の電子写真感光体」及び
(10)「それを用いた画像形成装置」、(11)「ト
ナーにより像担持体上に順次形成される複数の可視の色
現像画像を無端状に走行する中間転写体上に順次に重ね
合わせて一次転写し、該中間転写体上の一次転写画像を
転写材に一括して二次転写する中間転写方式の画像形成
装置であって、該像担持体が前記(1)項、(3)項、
(5)項又は(7)項のいずれかに記載の感光体である
ことを特徴とする画像形成装置」によって解決される。
はアリール基を表わす。)」及び(8)「それを用いた
画像形成装置」、(9)「感光体表面の静止摩擦係数が
0.3以下である前記(1)項、(3)項、(5)項又
は(7)項のいずれかに記載の電子写真感光体」及び
(10)「それを用いた画像形成装置」、(11)「ト
ナーにより像担持体上に順次形成される複数の可視の色
現像画像を無端状に走行する中間転写体上に順次に重ね
合わせて一次転写し、該中間転写体上の一次転写画像を
転写材に一括して二次転写する中間転写方式の画像形成
装置であって、該像担持体が前記(1)項、(3)項、
(5)項又は(7)項のいずれかに記載の感光体である
ことを特徴とする画像形成装置」によって解決される。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明の内容を図面を用い
て詳しく説明する。図1は、本発明の単層感光体を表わ
す断面図であり、導電性支持体(11)上に、電荷発生
材料と電荷輸送材料を主成分とする単層感光層(15)
が設けられている。図2は、本発明の積層感光体の構成
例を示す断面図であり、電荷発生材料を主成分とする電
荷発生層(17)と、電荷輸送材料を主成分とする電荷
輸送層(19)とが積層された構成をとっている。ま
た、図3は、本発明の積層感光体の別の構成例を示す断
面図であり、電荷輸送層(20)の上にさらに保護層
(21)が積層された構成をとっている。
て詳しく説明する。図1は、本発明の単層感光体を表わ
す断面図であり、導電性支持体(11)上に、電荷発生
材料と電荷輸送材料を主成分とする単層感光層(15)
が設けられている。図2は、本発明の積層感光体の構成
例を示す断面図であり、電荷発生材料を主成分とする電
荷発生層(17)と、電荷輸送材料を主成分とする電荷
輸送層(19)とが積層された構成をとっている。ま
た、図3は、本発明の積層感光体の別の構成例を示す断
面図であり、電荷輸送層(20)の上にさらに保護層
(21)が積層された構成をとっている。
【0012】本発明において、最外層は該フルオロアル
キル基を有する電荷輸送材料及びフッ素微粒子を含有す
る層であって、電子写真感光体の表面に設けられた層を
意味する。したがって、単層感光体の場合は、感光層が
最外層であり、積層感光体の場合には、電荷輸送層また
は保護層のうち、どちらかに表面に設けられた層が最外
層ということになる。
キル基を有する電荷輸送材料及びフッ素微粒子を含有す
る層であって、電子写真感光体の表面に設けられた層を
意味する。したがって、単層感光体の場合は、感光層が
最外層であり、積層感光体の場合には、電荷輸送層また
は保護層のうち、どちらかに表面に設けられた層が最外
層ということになる。
【0013】保護層(21)を設けない場合には、電荷
輸送層(19)にフルオロアルキル基を有する電荷輸送
材料及びフッ素微粒子を含有させる。保護層(21)を
設ける場合には、本層にフルオロアルキル基を有する電
荷輸送材料及びフッ素微粒子を含有させる。この場合、
電荷輸送層(20)に使用する電荷輸送材料は、特にそ
の材料が限定されるものではないが、電荷移動度や残留
電位などの特性値を満足するものになるように選択され
る。
輸送層(19)にフルオロアルキル基を有する電荷輸送
材料及びフッ素微粒子を含有させる。保護層(21)を
設ける場合には、本層にフルオロアルキル基を有する電
荷輸送材料及びフッ素微粒子を含有させる。この場合、
電荷輸送層(20)に使用する電荷輸送材料は、特にそ
の材料が限定されるものではないが、電荷移動度や残留
電位などの特性値を満足するものになるように選択され
る。
【0014】最外層の製造方法として、本発明では前記
一般式(1)〜(3)で示される物質に代表される電荷
輸送材料とポリテトラフルオロエチレン、ポリビニリデ
ンフルオライド、ポリヘキサフルオロプロピレン、また
はテトラフルオロエチレン、ビニリデンフルオライド、
ヘキフオロプロピレンの中から選ばれる2種以上からな
る重合体などのフッ素微粒子を溶媒に溶解させた結着樹
脂液に分散させた塗工液を用いる。分散は、必要に応じ
て、ペイントシェーカーやサンドミル、ビーズミル、ボ
ールミル、超音波分散器等によって分散せしめるとよ
い。この塗工液をディッピングなどの方法により、成
膜、所定温度で乾燥し、本発明の電子写真感光体とす
る。
一般式(1)〜(3)で示される物質に代表される電荷
輸送材料とポリテトラフルオロエチレン、ポリビニリデ
ンフルオライド、ポリヘキサフルオロプロピレン、また
はテトラフルオロエチレン、ビニリデンフルオライド、
ヘキフオロプロピレンの中から選ばれる2種以上からな
る重合体などのフッ素微粒子を溶媒に溶解させた結着樹
脂液に分散させた塗工液を用いる。分散は、必要に応じ
て、ペイントシェーカーやサンドミル、ビーズミル、ボ
ールミル、超音波分散器等によって分散せしめるとよ
い。この塗工液をディッピングなどの方法により、成
膜、所定温度で乾燥し、本発明の電子写真感光体とす
る。
【0015】導電性支持体(11)としては、体積抵抗
1010Ωcm以下の導電性を示すもの、例えば、アルミ
ニウム、ニッケル、クロム、ニクロム、銅、銀、金、白
金などの金属、酸化スズ、酸化インジウムなどの金属酸
化物を、蒸着またはスパッタリングにより、フィルム状
もしくは円筒状のプラスチック、紙に被覆したもの、あ
るいはアルミニウム、アルミニウム合金、ニッケル、ス
テンレス等の板及びそれらを素管化後、切削、超仕上
げ、研磨等で表面処理した管等を使用することができ
る。
1010Ωcm以下の導電性を示すもの、例えば、アルミ
ニウム、ニッケル、クロム、ニクロム、銅、銀、金、白
金などの金属、酸化スズ、酸化インジウムなどの金属酸
化物を、蒸着またはスパッタリングにより、フィルム状
もしくは円筒状のプラスチック、紙に被覆したもの、あ
るいはアルミニウム、アルミニウム合金、ニッケル、ス
テンレス等の板及びそれらを素管化後、切削、超仕上
げ、研磨等で表面処理した管等を使用することができ
る。
【0016】つぎに感光層(15)、(17)+(1
9)、(17)+(20)について説明する。感光層は
単層でも積層でもよいが、説明の都合上、まず電荷発生
層(17)と電荷輸送層(19)で構成される場合(図
2の構成)について説明する。電荷発生層(17)は、
電荷発生材料を主成分とする層である。電荷発生材料に
は、無機及び有機材料が用いられ、その代表としてモノ
アゾ顔料、ジスアゾ顔料、トリスアゾ顔料、ペリレン系
顔料、ペリノン系顔料、キナクリドン系顔料、キノン系
縮合多環化合物、スクアリック酸系染料、フタロシアニ
ン系顔料、ナフタロシアニン系顔料、アズレニウム塩系
染料、セレン、セレン−テルル、セレン−ヒ素合金、ア
モルファス・シリコン等が挙げられ、用いられる。
9)、(17)+(20)について説明する。感光層は
単層でも積層でもよいが、説明の都合上、まず電荷発生
層(17)と電荷輸送層(19)で構成される場合(図
2の構成)について説明する。電荷発生層(17)は、
電荷発生材料を主成分とする層である。電荷発生材料に
は、無機及び有機材料が用いられ、その代表としてモノ
アゾ顔料、ジスアゾ顔料、トリスアゾ顔料、ペリレン系
顔料、ペリノン系顔料、キナクリドン系顔料、キノン系
縮合多環化合物、スクアリック酸系染料、フタロシアニ
ン系顔料、ナフタロシアニン系顔料、アズレニウム塩系
染料、セレン、セレン−テルル、セレン−ヒ素合金、ア
モルファス・シリコン等が挙げられ、用いられる。
【0017】電荷発生材料(17)は、単独であるい
は、2種以上混合して用いられる。電荷発生層は、電荷
発生材料を適宜バインダー樹脂とともに、テトラヒドロ
フラン、シクロヘキサノン、ジオキサン、2−ブタノ
ン、ジクロルエタン等の適当な溶媒を用いてボールミ
ル、アトライター、サンドミルなどにより分散し、分散
液を塗布することにより形成できる。塗布は、浸漬塗工
法やスプレーコート、ビードコート法などを用いて行な
うことができる。適宜用いられるバインダー樹脂として
は、ポリアミド、ポリウレタン、ポリエステル、エポキ
シ樹脂、ポリケトン、ポリカーボネート、シリコーン樹
脂、アクリル樹脂、ポリビニルブチラール、ポリビニル
ホルマール、ポリビニルケトン、ポリスチレン、ポリア
クリルアミドなどが挙げられ用いられる。上記の如きバ
インダー樹脂の量としては、電荷発生材料1重量部に対
して0〜2重量部が適当である。電荷発生層が最外層に
相当しない場合には、公知の真空薄膜作製法にても設け
ることができる。電荷発生層(17)の膜厚は、0.0
1〜5μm程度が適当であり、好ましくは0.1〜2μ
mである。
は、2種以上混合して用いられる。電荷発生層は、電荷
発生材料を適宜バインダー樹脂とともに、テトラヒドロ
フラン、シクロヘキサノン、ジオキサン、2−ブタノ
ン、ジクロルエタン等の適当な溶媒を用いてボールミ
ル、アトライター、サンドミルなどにより分散し、分散
液を塗布することにより形成できる。塗布は、浸漬塗工
法やスプレーコート、ビードコート法などを用いて行な
うことができる。適宜用いられるバインダー樹脂として
は、ポリアミド、ポリウレタン、ポリエステル、エポキ
シ樹脂、ポリケトン、ポリカーボネート、シリコーン樹
脂、アクリル樹脂、ポリビニルブチラール、ポリビニル
ホルマール、ポリビニルケトン、ポリスチレン、ポリア
クリルアミドなどが挙げられ用いられる。上記の如きバ
インダー樹脂の量としては、電荷発生材料1重量部に対
して0〜2重量部が適当である。電荷発生層が最外層に
相当しない場合には、公知の真空薄膜作製法にても設け
ることができる。電荷発生層(17)の膜厚は、0.0
1〜5μm程度が適当であり、好ましくは0.1〜2μ
mである。
【0018】電荷輸送層(19)は、電荷輸送材料及び
バインダー樹脂を適当な溶剤に溶解ないし分散し、これ
を塗布、乾燥することより形成できる。また、必要によ
り可塑剤等を添加することもできる。また、膜の平滑剤
してシリコーンオイルなどを添加してもよい。電荷輸送
材料としては、以下に例示する一般式で示されるフルオ
ロアルキル基を有する材料が挙げられる。これらの電荷
輸送材料は単独または混合して用いてもよい。
バインダー樹脂を適当な溶剤に溶解ないし分散し、これ
を塗布、乾燥することより形成できる。また、必要によ
り可塑剤等を添加することもできる。また、膜の平滑剤
してシリコーンオイルなどを添加してもよい。電荷輸送
材料としては、以下に例示する一般式で示されるフルオ
ロアルキル基を有する材料が挙げられる。これらの電荷
輸送材料は単独または混合して用いてもよい。
【0019】
【化7】 (式中、R1〜R4は置換または無置換のアリール基を、
Rfは−CnF2n-1(nは6〜12の整数)を、Rは水
素原子、アルキル基、アルコキシ基またはハロゲン原子
を表わす。)
Rfは−CnF2n-1(nは6〜12の整数)を、Rは水
素原子、アルキル基、アルコキシ基またはハロゲン原子
を表わす。)
【0020】
【化8】 (式中、R1〜R4は置換または無置換のアルキル基また
はアリール基を表わす。)
はアリール基を表わす。)
【0021】
【化9】 (式中、R1〜R4は置換または無置換のアルキル基また
はアリール基を表わす。)
はアリール基を表わす。)
【0022】以下、前記一般式(1)の具体例を表1
に、一般式(2)の具体例を表2に、一般式(3)の化
合物の具体例を、表3に示す。
に、一般式(2)の具体例を表2に、一般式(3)の化
合物の具体例を、表3に示す。
【0023】
【表1】
【0024】
【表2−1】
【0025】
【表2−2】
【0026】
【表3−1】
【0027】
【表3−2】
【0028】本電荷輸送層(19)には、更に前述した
ようなフッ素樹脂微粒子が含有される。フッ素微粒子を
含有することにより、感光体表面の摩擦係数及び表面エ
ネルギーが低減し、耐摩耗性が向上し、さらにはトナー
の転写効率が向上し、高品質画像を安定して提供するこ
とができるようになる。しかし、ただ単にフッ素微粒子
を含有することでは、ある程度の効果はあるが、数万枚
というような長期にわたって使用する場合、十分に特性
を維持できていない。本発明においては、先に記したフ
ルオロアルキル基を有する電荷輸送材料とフッ素微粒子
を併用することにより、長期にわたっても初期特性を維
持できるものである。フッ素樹脂微粒子の含有量は、全
固形分の1〜30%程度とする。好ましくは、5〜10
%とする。1%以下では安定した表面特性が得られず、
30%以上では感度の著しい低下や残留電位の著しい上
昇といった不具合が生じる。5%以下では十分に安定し
た表面特性が得られず、10%以上では感度の低下や残
留電位の上昇といった不具合が生じる。
ようなフッ素樹脂微粒子が含有される。フッ素微粒子を
含有することにより、感光体表面の摩擦係数及び表面エ
ネルギーが低減し、耐摩耗性が向上し、さらにはトナー
の転写効率が向上し、高品質画像を安定して提供するこ
とができるようになる。しかし、ただ単にフッ素微粒子
を含有することでは、ある程度の効果はあるが、数万枚
というような長期にわたって使用する場合、十分に特性
を維持できていない。本発明においては、先に記したフ
ルオロアルキル基を有する電荷輸送材料とフッ素微粒子
を併用することにより、長期にわたっても初期特性を維
持できるものである。フッ素樹脂微粒子の含有量は、全
固形分の1〜30%程度とする。好ましくは、5〜10
%とする。1%以下では安定した表面特性が得られず、
30%以上では感度の著しい低下や残留電位の著しい上
昇といった不具合が生じる。5%以下では十分に安定し
た表面特性が得られず、10%以上では感度の低下や残
留電位の上昇といった不具合が生じる。
【0029】電荷輸送材料とともに電荷輸送層(19)
に使用されるバインダー樹脂としては、ポリスチレン、
スチレン−アクリロニトリル共重合体、スチレン−ブタ
ジエン共重合体、スチレン−無水マレイン酸共重合体、
ポリエステル、ポリ塩化ビニル、塩化ビニル−酢酸ビニ
ル共重合体、ポリ酢酸ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポ
リアリレート、フェノキシ樹脂、ポリカーボネート、酢
酸セルロース樹脂、エチルセルロース樹脂、ポリビニル
ブチラール、ポリビニルホルマール、ポリビニルトルエ
ン、アクリル樹脂、シリコーン樹脂、エポキシ樹脂、メ
ラミン樹脂、ウレタン樹脂、フェノール樹脂、アルキッ
ド樹脂等の熱可塑性、または熱硬化性樹脂が挙げられ
る。これらの中でもポリカーボネートは、電子写真感光
体とした際の環境特性及び耐摩耗性、機械特性に優れて
おり好ましい。
に使用されるバインダー樹脂としては、ポリスチレン、
スチレン−アクリロニトリル共重合体、スチレン−ブタ
ジエン共重合体、スチレン−無水マレイン酸共重合体、
ポリエステル、ポリ塩化ビニル、塩化ビニル−酢酸ビニ
ル共重合体、ポリ酢酸ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポ
リアリレート、フェノキシ樹脂、ポリカーボネート、酢
酸セルロース樹脂、エチルセルロース樹脂、ポリビニル
ブチラール、ポリビニルホルマール、ポリビニルトルエ
ン、アクリル樹脂、シリコーン樹脂、エポキシ樹脂、メ
ラミン樹脂、ウレタン樹脂、フェノール樹脂、アルキッ
ド樹脂等の熱可塑性、または熱硬化性樹脂が挙げられ
る。これらの中でもポリカーボネートは、電子写真感光
体とした際の環境特性及び耐摩耗性、機械特性に優れて
おり好ましい。
【0030】溶剤としては、テトラヒドロフラン、ジオ
キサン、トルエン、2−ブタノン、モノクロルベンゼ
ン、ジクロルエタン、塩化メチレンなどが用いられる。
電荷輸送層(19)の厚さは、5〜100μmが適当で
ある。本発明において、電荷輸送層(19)中に可塑剤
を添加してもよい。可塑剤としては、ジブチルフタレー
ト、ジオクチルフタレート等一般の樹脂の可塑剤として
使用されているものがそのまま使用でき、その使用量
は、バインダー樹脂に対して0〜30重量%程度が適当
である。
キサン、トルエン、2−ブタノン、モノクロルベンゼ
ン、ジクロルエタン、塩化メチレンなどが用いられる。
電荷輸送層(19)の厚さは、5〜100μmが適当で
ある。本発明において、電荷輸送層(19)中に可塑剤
を添加してもよい。可塑剤としては、ジブチルフタレー
ト、ジオクチルフタレート等一般の樹脂の可塑剤として
使用されているものがそのまま使用でき、その使用量
は、バインダー樹脂に対して0〜30重量%程度が適当
である。
【0031】次に、電荷輸送層(20)の上に保護層
(21)が積層された場合(図3の構成)について説明
する。保護層(21)は、バインダー樹脂に、フルオロ
アルキル基を有する電荷輸送材料及びフッ素微粒子を含
有する構成とする点で、上述した電荷輸送層(20)と
同じ構成が使用される。この保護層の下の層である電荷
輸送層(20)に用いられる電荷輸送材料には、保護層
(21)で用いた電荷輸送材料も用いられるが、その他
にも例えば以下のようなものが使用可能である。
(21)が積層された場合(図3の構成)について説明
する。保護層(21)は、バインダー樹脂に、フルオロ
アルキル基を有する電荷輸送材料及びフッ素微粒子を含
有する構成とする点で、上述した電荷輸送層(20)と
同じ構成が使用される。この保護層の下の層である電荷
輸送層(20)に用いられる電荷輸送材料には、保護層
(21)で用いた電荷輸送材料も用いられるが、その他
にも例えば以下のようなものが使用可能である。
【0032】例えば、オキサゾール誘導体、イミダゾー
ル誘導体、トリフェニルアミン誘導体、及び以下に述べ
るような、一般式(4)〜一般式(22)で表わされる
化合物等が使用できる。
ル誘導体、トリフェニルアミン誘導体、及び以下に述べ
るような、一般式(4)〜一般式(22)で表わされる
化合物等が使用できる。
【0033】
【化10】 (式中、R1はメチル基、エチル基、2−ヒドロキシエ
チル基、または2−クロルエチル基を表わし、R2はメ
チル基、エチル基、ベンジル基又はフェニル基を表わ
し、R3は水素原子、臭素原子、炭素数1〜4のアルキ
ル基、炭素数1〜4のアルコキシ基、ジアルキルアミノ
基、またはニトロ基を表わす。)
チル基、または2−クロルエチル基を表わし、R2はメ
チル基、エチル基、ベンジル基又はフェニル基を表わ
し、R3は水素原子、臭素原子、炭素数1〜4のアルキ
ル基、炭素数1〜4のアルコキシ基、ジアルキルアミノ
基、またはニトロ基を表わす。)
【0034】一般式(4)で表わされる化合物には、例
えば、9−エチルカルバゾール−3−アルデヒド−1−
メチル−1−フェニルヒドラゾン、9−エチルカルバゾ
ール−3−アルデヒド−1−ベンジル−1−フェニルヒ
ドラゾン、9−エチルカルバゾール−3−アルデヒド−
1,1−ジフェニルヒドラゾンなどがある。
えば、9−エチルカルバゾール−3−アルデヒド−1−
メチル−1−フェニルヒドラゾン、9−エチルカルバゾ
ール−3−アルデヒド−1−ベンジル−1−フェニルヒ
ドラゾン、9−エチルカルバゾール−3−アルデヒド−
1,1−ジフェニルヒドラゾンなどがある。
【0035】
【化11】 (式中、Arはナフタレン環、アントラセン環、スチリ
ル環、及びそれらの置換体あるいはピリジン環、フラン
環、チオフェン環を表わし、Rはアルキル基を表わ
す。)
ル環、及びそれらの置換体あるいはピリジン環、フラン
環、チオフェン環を表わし、Rはアルキル基を表わ
す。)
【0036】一般式(5)で表わされる化合物には、例
えば、4−ジエチルアミノスチリル−β−アルデヒド−
1−メチル−1−フェニルヒドラゾン、4−メトキシナ
フタレン−1−アルデヒド−1−ベンジル−1−フェニ
ルヒドラゾンなどがある。
えば、4−ジエチルアミノスチリル−β−アルデヒド−
1−メチル−1−フェニルヒドラゾン、4−メトキシナ
フタレン−1−アルデヒド−1−ベンジル−1−フェニ
ルヒドラゾンなどがある。
【0037】
【化12】 (式中、R1はアルキル基、ベンジル基、フェニル基、
またはナフチル基を表わし、R2は水素原子、炭素数1
〜3のアルキル基、炭素数1〜3のアルコキシ基、ジア
ルキルアミノ基、ジアラルキルアミノ基、またはジアリ
ールアミノ基を表わし、nは1〜4の整数を表わし、n
が2以上のときはR2は同じでも異なってもよい。R3は
水素原子、またはメトキシ基を表わす。) 一般式(6)で表わされる化合物には、例えば、4−メ
トキシベンズアルデヒド−1−メチル−1−フェニルヒ
ドラゾン、2,4−ジメトキシベンズアルデヒド−1−
ベンジル−1−フェニルヒドラゾン、4−ジエチルアミ
ノベンズアルデヒド−1,1−ジフェニルヒドラゾン、
4−メトキシベンズアルデヒド−1−ベンジル−1−
(4−メトキシ)フェニルヒドラゾン、4−ジフェニル
アミノベンズアルデヒド−1−ベンジル−1−フェニル
ヒドラゾン、4−ジベンジルアミノベンズアルデヒド−
1,1−ジフェニルヒドラゾンなどがある。
またはナフチル基を表わし、R2は水素原子、炭素数1
〜3のアルキル基、炭素数1〜3のアルコキシ基、ジア
ルキルアミノ基、ジアラルキルアミノ基、またはジアリ
ールアミノ基を表わし、nは1〜4の整数を表わし、n
が2以上のときはR2は同じでも異なってもよい。R3は
水素原子、またはメトキシ基を表わす。) 一般式(6)で表わされる化合物には、例えば、4−メ
トキシベンズアルデヒド−1−メチル−1−フェニルヒ
ドラゾン、2,4−ジメトキシベンズアルデヒド−1−
ベンジル−1−フェニルヒドラゾン、4−ジエチルアミ
ノベンズアルデヒド−1,1−ジフェニルヒドラゾン、
4−メトキシベンズアルデヒド−1−ベンジル−1−
(4−メトキシ)フェニルヒドラゾン、4−ジフェニル
アミノベンズアルデヒド−1−ベンジル−1−フェニル
ヒドラゾン、4−ジベンジルアミノベンズアルデヒド−
1,1−ジフェニルヒドラゾンなどがある。
【0038】
【化13】 (式中、R1は炭素数1〜11のアルキル基、置換もし
くは無置換のフェニル基、または複素環基を表わし、R
2、R3はそれぞれ同一でも異なっていてもよく、水素原
子、炭素数1〜4のアルキル基、ヒドロキシアルキル
基、クロルアルキル基、または置換もしくは無置換のア
ラルキル基を表わし、またR2、R3は互いに結合し窒素
原子を含む複素環を形成してもよい。R4は同一でも異
なっていてもよく、水素原子、炭素数1〜4のアルキル
基、アルコキシ基、ハロゲン原子を表わす。) 一般式(7)で表わされる化合物には、例えば、1,1
−ビス(4−ジベンジルアミノフェニル)プロパン、ト
リス(4−ジエチルアミノフェニル)メタン、1,1−
ビス(4−ジベンジルアミノフェニル)プロパン、2,
2’−ジメチル−4,4’−ビス(ジエチルアミノ)−
トリフェニルメタンなどがある。
くは無置換のフェニル基、または複素環基を表わし、R
2、R3はそれぞれ同一でも異なっていてもよく、水素原
子、炭素数1〜4のアルキル基、ヒドロキシアルキル
基、クロルアルキル基、または置換もしくは無置換のア
ラルキル基を表わし、またR2、R3は互いに結合し窒素
原子を含む複素環を形成してもよい。R4は同一でも異
なっていてもよく、水素原子、炭素数1〜4のアルキル
基、アルコキシ基、ハロゲン原子を表わす。) 一般式(7)で表わされる化合物には、例えば、1,1
−ビス(4−ジベンジルアミノフェニル)プロパン、ト
リス(4−ジエチルアミノフェニル)メタン、1,1−
ビス(4−ジベンジルアミノフェニル)プロパン、2,
2’−ジメチル−4,4’−ビス(ジエチルアミノ)−
トリフェニルメタンなどがある。
【0039】
【化14】 (式中、R1は水素原子、置換もしくは無置換のアルキ
ル基及びフェニル基を表わし、R2は水素原子、置換も
しくは無置換のアルキル基、アルコキシ基、またはハロ
ゲン原子を表わす。) 一般式(8)で表わされる化合物としては、例えば、N
−エチル−3,6−テトラベンジルアミノカルバゾール
などがある。
ル基及びフェニル基を表わし、R2は水素原子、置換も
しくは無置換のアルキル基、アルコキシ基、またはハロ
ゲン原子を表わす。) 一般式(8)で表わされる化合物としては、例えば、N
−エチル−3,6−テトラベンジルアミノカルバゾール
などがある。
【0040】
【化15】 (式中、Rは水素原子、またはハロゲン原子を表わし、
Arは置換もしくは無置換のフェニル基、ナフチル基、
アントリル基、またはカルバゾリル基を表わす。) 一般式(9)で表わされる化合物としては、例えば、9
−(4−ジエチルアミノスチリル)アントラセン、9−
ブロム−10−(4−ジエチルアミノスチリル)アント
ラセンなどがある。
Arは置換もしくは無置換のフェニル基、ナフチル基、
アントリル基、またはカルバゾリル基を表わす。) 一般式(9)で表わされる化合物としては、例えば、9
−(4−ジエチルアミノスチリル)アントラセン、9−
ブロム−10−(4−ジエチルアミノスチリル)アント
ラセンなどがある。
【0041】
【化16】 (式中、R1は水素原子、ハロゲン原子、シアノ基、炭
素数1〜4のアルコキシ基または炭素数1〜4のアルキ
ル基を表わし、Arは
素数1〜4のアルコキシ基または炭素数1〜4のアルキ
ル基を表わし、Arは
【0042】
【化17】 を表わし、R2は炭素数1〜4のアルキル基を表わし、
R3は水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜4のアルキ
ル基、炭素数1〜4のアルコキシ基又はジアルキルアミ
ノ基を表わし、nは1又は2であって、nが2のときR
3は同一でも異なっていてもよく、R4及びR5は水素原
子、炭素数1〜4の置換もしくは無置換のアルキル基又
は置換もしくは無置換のベンジル基を表わす。) 一般式(10)で表わされる化合物には、例えば、9−
(4−ジメチルアミノベンジリデン)フルオレン、3−
(9−フルオレニリデン)−9−エチルカルバゾールな
どがある。
R3は水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜4のアルキ
ル基、炭素数1〜4のアルコキシ基又はジアルキルアミ
ノ基を表わし、nは1又は2であって、nが2のときR
3は同一でも異なっていてもよく、R4及びR5は水素原
子、炭素数1〜4の置換もしくは無置換のアルキル基又
は置換もしくは無置換のベンジル基を表わす。) 一般式(10)で表わされる化合物には、例えば、9−
(4−ジメチルアミノベンジリデン)フルオレン、3−
(9−フルオレニリデン)−9−エチルカルバゾールな
どがある。
【0043】
【化18】 (式中、Rはカルバゾリル基、ピリジル基、チエニル
基、インドリル基、フリル基、あるいはそれぞれ置換も
しくは非置換のフェニル基、スチリル基、ナフチル基、
またはアントリル基であって、置換の場合これらの置換
基はジアルキルアミノ基、アルキル基、アルコキシ基、
カルボキシ基、またはそのエステル、ハロゲン原子、シ
アノ基、アラルキルアミノ基、N−アルキル−N−アラ
ルキルアミノ基、アミノ基、ニトロ基、及びアセチルア
ミノ基からなる群から選ばれた基を表わす。) 一般式(11)で表わされる化合物としは、例えば、
1,2−ビス(4−ジエチルアミノスチリル)ベンゼ
ン、1,2−ビス(2,4−ジメトキシスチリル)ベン
ゼンなどがある。
基、インドリル基、フリル基、あるいはそれぞれ置換も
しくは非置換のフェニル基、スチリル基、ナフチル基、
またはアントリル基であって、置換の場合これらの置換
基はジアルキルアミノ基、アルキル基、アルコキシ基、
カルボキシ基、またはそのエステル、ハロゲン原子、シ
アノ基、アラルキルアミノ基、N−アルキル−N−アラ
ルキルアミノ基、アミノ基、ニトロ基、及びアセチルア
ミノ基からなる群から選ばれた基を表わす。) 一般式(11)で表わされる化合物としは、例えば、
1,2−ビス(4−ジエチルアミノスチリル)ベンゼ
ン、1,2−ビス(2,4−ジメトキシスチリル)ベン
ゼンなどがある。
【0044】
【化19】 (式中、R1は低級アルキル基、置換もしくは無置換の
フェニル基、またはベンジル基を表わし、R2は水素原
子、低級アルキル基、低級アルコキシ基、ハロゲン原
子、ニトロ基、アミノ基、あるいは低級アルキル基また
はベンジル基で置換されたアミノ基を表わし、nは1ま
たは2の整数を表わす。) 一般式(12)で表わされる化合物としては、例えば、
3−スチリル−9−エチルカルバゾール、3−(4−メ
トキシスチリル)−9−エチルカルバゾールなどがあ
る。
フェニル基、またはベンジル基を表わし、R2は水素原
子、低級アルキル基、低級アルコキシ基、ハロゲン原
子、ニトロ基、アミノ基、あるいは低級アルキル基また
はベンジル基で置換されたアミノ基を表わし、nは1ま
たは2の整数を表わす。) 一般式(12)で表わされる化合物としては、例えば、
3−スチリル−9−エチルカルバゾール、3−(4−メ
トキシスチリル)−9−エチルカルバゾールなどがあ
る。
【0045】
【化20】 (式中、R1は水素原子、アルキル基、アルコキシ基、
またはハロゲン原子を表わし、R2及びR3はアルキル
基、置換もしくは無置換のアラルキル基、あるいは置換
もしくは無置換のアリール基を表わし、R4は水素原
子、低級アルキル基または置換もしくは無置換のフェニ
ル基を表わし、また、Arは置換もしくは無置換のフェ
ニル基またはナフチル基を表わす。) 一般式(13)で表わされる化合物としては、例えば、
4−ジフェニルアミノスチルベン、4−ジベンジルアミ
ノスチルベン、4−ジトリルアミノスチルベン、1−
(4−ジフェニルアミノスチリル)ナフタレン、1−
(4−ジエチルアミノスチリル)ナフタレンなどがあ
る。
またはハロゲン原子を表わし、R2及びR3はアルキル
基、置換もしくは無置換のアラルキル基、あるいは置換
もしくは無置換のアリール基を表わし、R4は水素原
子、低級アルキル基または置換もしくは無置換のフェニ
ル基を表わし、また、Arは置換もしくは無置換のフェ
ニル基またはナフチル基を表わす。) 一般式(13)で表わされる化合物としては、例えば、
4−ジフェニルアミノスチルベン、4−ジベンジルアミ
ノスチルベン、4−ジトリルアミノスチルベン、1−
(4−ジフェニルアミノスチリル)ナフタレン、1−
(4−ジエチルアミノスチリル)ナフタレンなどがあ
る。
【0046】
【化21】 (式中、nは0又は1の整数、R1は水素原子、アルキ
ル基又は置換若しくは無置換のフェニル基を表わし、A
r1は置換若しくは無置換のアリール基を表わし、R5は
置換アルキル基を含むアルキル基、或いは置換若しくは
無置換のアリール基を表わし、Aは、
ル基又は置換若しくは無置換のフェニル基を表わし、A
r1は置換若しくは無置換のアリール基を表わし、R5は
置換アルキル基を含むアルキル基、或いは置換若しくは
無置換のアリール基を表わし、Aは、
【0047】
【化22】 9−アントリル基、又は置換若しくは無置換のカルバゾ
リル基を表わし、ここでR2は水素原子、アルキル基、
アルコキシ基、ハロゲン原子、又は
リル基を表わし、ここでR2は水素原子、アルキル基、
アルコキシ基、ハロゲン原子、又は
【0048】
【化23】 (但し、R3及びR4はアルキル基、置換若しくは無置換
のアラルキル基又は置換若しくは無置換のアリール基を
示し、R3及びR4は同じでも異なっていてもよく、R4
は環を形成してもよい)を表わし、mは0、1、2又は
3の整数であって、mが2以上のときはR2は同一でも
異なってもよい。また、nが0のとき、AとR1は共同
で環を形成してもよい。) 一般式(14)で表わされる化合物には、例えば4’−
ジフェニルアミノ−α−フェニルスチルベン、4’−ビ
ス(4−メチルフェニル)アミノ−α−フェニルスチル
ベン等がある。
のアラルキル基又は置換若しくは無置換のアリール基を
示し、R3及びR4は同じでも異なっていてもよく、R4
は環を形成してもよい)を表わし、mは0、1、2又は
3の整数であって、mが2以上のときはR2は同一でも
異なってもよい。また、nが0のとき、AとR1は共同
で環を形成してもよい。) 一般式(14)で表わされる化合物には、例えば4’−
ジフェニルアミノ−α−フェニルスチルベン、4’−ビ
ス(4−メチルフェニル)アミノ−α−フェニルスチル
ベン等がある。
【0049】
【化24】 (式中、R1、R2及びR3は水素原子、低級アルキル
基、低級アルコキシ基、ジアルキルアミノ基、またはハ
ロゲン原子を表わし、nは0又は1を表わす。) 一般式(15)で表わされる化合物としては、例えば、
1−フェニル−3−(4−ジエチルアミノスチリル)−
5−(4−ジエチルアミノフェニル)ピラゾリン、1−
フェニル−3−(4−ジメチルアミノスチリル)−5−
(4−ジメチルアミノフェニル)ピラゾリン等がある。
基、低級アルコキシ基、ジアルキルアミノ基、またはハ
ロゲン原子を表わし、nは0又は1を表わす。) 一般式(15)で表わされる化合物としては、例えば、
1−フェニル−3−(4−ジエチルアミノスチリル)−
5−(4−ジエチルアミノフェニル)ピラゾリン、1−
フェニル−3−(4−ジメチルアミノスチリル)−5−
(4−ジメチルアミノフェニル)ピラゾリン等がある。
【0050】
【化25】 (式中、R1及びR2は置換アルキル基を含むアルキル
基、又は置換若しくは無置換のアリール基を表わし、A
は置換アミノ基、置換若しくは無置換のアリール基又は
アリル基を表わす。) 一般式(16)で表わされる化合物としては、例えば、
2,5−ビス(4−ジエチルアミノフェニル)−1,
3,4−オキサジアゾール、2−N,N−ジフェニルア
ミノ−5−(ジエチルアミノフェニル)−1,3,4−
オキサジアゾール、2−(4−ジメチルアミノフェニ
ル)−5−(4−ジエチルアミノフェニル)1,3,4
−オキサジアゾール等がある。
基、又は置換若しくは無置換のアリール基を表わし、A
は置換アミノ基、置換若しくは無置換のアリール基又は
アリル基を表わす。) 一般式(16)で表わされる化合物としては、例えば、
2,5−ビス(4−ジエチルアミノフェニル)−1,
3,4−オキサジアゾール、2−N,N−ジフェニルア
ミノ−5−(ジエチルアミノフェニル)−1,3,4−
オキサジアゾール、2−(4−ジメチルアミノフェニ
ル)−5−(4−ジエチルアミノフェニル)1,3,4
−オキサジアゾール等がある。
【0051】
【化26】 (式中、Xは水素原子、低級アルキル基、又はハロゲン
原子を表わし、Rは置換アルキル基を含むアルキル基、
又は置換若しくは無置換のアリール基を表わし、Aは置
換アミノ基又は置換若しくは無置換のアリール基を表わ
す。) 一般式(17)で表わされる化合物としては、例えば、
2−N,N−ジフェニルアミノ−5−(N−エチルカル
バゾール−3−イル)−1,3,4−オキサジアゾー
ル、2−(4−ジエチルアミノフェニル)−5−(N−
エチルカルバゾール−3−イル)−1,3,4−オキサ
ジアゾール等がある。
原子を表わし、Rは置換アルキル基を含むアルキル基、
又は置換若しくは無置換のアリール基を表わし、Aは置
換アミノ基又は置換若しくは無置換のアリール基を表わ
す。) 一般式(17)で表わされる化合物としては、例えば、
2−N,N−ジフェニルアミノ−5−(N−エチルカル
バゾール−3−イル)−1,3,4−オキサジアゾー
ル、2−(4−ジエチルアミノフェニル)−5−(N−
エチルカルバゾール−3−イル)−1,3,4−オキサ
ジアゾール等がある。
【0052】
【化27】 (式中、R1は低級アルキル基、低級アルコキシ基又は
ハロゲン原子を表わし、nは0〜4の整数を表わし、R
2、R3は同じでも異なっていてもよく、水素原子、低級
アルキル基、低級アルコキシ基又はハロゲン原子を表わ
す。) 一般式(18)で表わされるベンジジン化合物として
は、例えば、N,N’−ジフェニル−N,N’−ビス
(3−メチルフェニル)−[1,1’−ビフェニル]−
4,4’−ジアミン、3,3’−ジメチル−N,N,
N’,N’−テトラキス(4−メチルフェニル)−
[1,1’−ビフェニル]−4,4’−ジアミン等があ
る。
ハロゲン原子を表わし、nは0〜4の整数を表わし、R
2、R3は同じでも異なっていてもよく、水素原子、低級
アルキル基、低級アルコキシ基又はハロゲン原子を表わ
す。) 一般式(18)で表わされるベンジジン化合物として
は、例えば、N,N’−ジフェニル−N,N’−ビス
(3−メチルフェニル)−[1,1’−ビフェニル]−
4,4’−ジアミン、3,3’−ジメチル−N,N,
N’,N’−テトラキス(4−メチルフェニル)−
[1,1’−ビフェニル]−4,4’−ジアミン等があ
る。
【0053】
【化28】 (式中、R1、R3及びR4は水素原子、アミノ基、アル
コキシ基、チオアルコキシ基、アリールオキシ基、メチ
レンジオキシ基、置換若しくは無置換のアルキル基、ハ
ロゲン原子又は置換若しくは無置換のアリール基を表わ
し、R2は水素原子、アルコキシ基、置換若しくは無置
換のアルキル基、ハロゲン原子を表わす。但し、R1、
R2、R3及びR4がすべて水素原子である場合を除く。
また、k、l、m及びnは1、2、3又は4の整数であ
り、各々が2、3又は4の整数のときは前記R1、R2、
R3及びR4は同じでも異なっていてもよい。) 一般式(19)で表わされるビフェニルアミン化合物と
しては、例えば、4’−メトキシ−N,N−ジフェニル
−[1,1’−ビフェニル]−4−アミン、4’−メチ
ル−N,N’−ビス(4−メチルフェニル)−[1,
1’−ビフェニル]−4−アミン、4’−メトキシ−
N,N’−ビス(4−メチルフェニル)−[1,1’−
ビフェニル]−4−アミン等がある。
コキシ基、チオアルコキシ基、アリールオキシ基、メチ
レンジオキシ基、置換若しくは無置換のアルキル基、ハ
ロゲン原子又は置換若しくは無置換のアリール基を表わ
し、R2は水素原子、アルコキシ基、置換若しくは無置
換のアルキル基、ハロゲン原子を表わす。但し、R1、
R2、R3及びR4がすべて水素原子である場合を除く。
また、k、l、m及びnは1、2、3又は4の整数であ
り、各々が2、3又は4の整数のときは前記R1、R2、
R3及びR4は同じでも異なっていてもよい。) 一般式(19)で表わされるビフェニルアミン化合物と
しては、例えば、4’−メトキシ−N,N−ジフェニル
−[1,1’−ビフェニル]−4−アミン、4’−メチ
ル−N,N’−ビス(4−メチルフェニル)−[1,
1’−ビフェニル]−4−アミン、4’−メトキシ−
N,N’−ビス(4−メチルフェニル)−[1,1’−
ビフェニル]−4−アミン等がある。
【0054】
【化29】 (式中、Arは炭素数18個以下の縮合多環式炭化水素
基を表わし、また、R1及びR2は水素原子、ハロゲン原
子、置換若しくは無置換のアルキル基、アルコキシ基、
置換若しくは無置換のフェニル基を表わし、それぞれ同
じでも異なっていてもよい。) 一般式(20)で表わされるトリアリールアミン化合物
としては、例えば、1−フェニルアミノピレン、1−ジ
(p−トリアミノ)ピレン等がある。
基を表わし、また、R1及びR2は水素原子、ハロゲン原
子、置換若しくは無置換のアルキル基、アルコキシ基、
置換若しくは無置換のフェニル基を表わし、それぞれ同
じでも異なっていてもよい。) 一般式(20)で表わされるトリアリールアミン化合物
としては、例えば、1−フェニルアミノピレン、1−ジ
(p−トリアミノ)ピレン等がある。
【0055】
【化30】 一般式(21)で表わされるジオレフィン芳香族化合物
としては、例えば、1,4−ビス(4−ジフェニルアミ
ノスチリル)ベンゼン、1,4−ビス[4−ジ(p−ト
リル)アミノスチリル]ベンゼン等がある。
としては、例えば、1,4−ビス(4−ジフェニルアミ
ノスチリル)ベンゼン、1,4−ビス[4−ジ(p−ト
リル)アミノスチリル]ベンゼン等がある。
【0056】
【化31】 (式中、Arは芳香族炭化水素基を、Rは水素原子、置
換若しくは無置換のアルキル基又はアリール基をそれぞ
れ表わす。nは0又は1、mは1又は2であって、n=
0、m=1の場合、ArとRは共同で環を形成してもよ
い。) 一般式(22)で表わされるスチリルピレン化合物とし
ては、例えば、1−(4−ジフェニルアミノスチリル)
ピレン、1−[4−ジ(p−トリル)アミノスチリル]
ピレン等がある。これらの中から感光体の静電特性のよ
いものを適宜選択して使用する。
換若しくは無置換のアルキル基又はアリール基をそれぞ
れ表わす。nは0又は1、mは1又は2であって、n=
0、m=1の場合、ArとRは共同で環を形成してもよ
い。) 一般式(22)で表わされるスチリルピレン化合物とし
ては、例えば、1−(4−ジフェニルアミノスチリル)
ピレン、1−[4−ジ(p−トリル)アミノスチリル]
ピレン等がある。これらの中から感光体の静電特性のよ
いものを適宜選択して使用する。
【0057】電荷輸送材料とともに電荷輸送層(20)
に使用されるバインダー樹脂としては、ポリスチレン、
スチレン−アクリロニトリル共重合体、スチレン−ブタ
ジエン共重合体、スチレン−無水マレイン酸共重合体、
ポリエステル、ポリ塩化ビニル、塩化ビニル−酢酸ビニ
ル共重合体、ポリ酢酸ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポ
リアリレート、フェノキシ樹脂、ポリカーボネート、酢
酸セルロース樹脂、エチルセルロース樹脂、ポリビニル
ブチラール、ポリビニルホルマール、ポリビニルトルエ
ン、アクリル樹脂、シリコーン樹脂、エポキシ樹脂、メ
ラミン樹脂、ウレタン樹脂、フェノール樹脂、アルキッ
ド樹脂等の熱可塑性、または熱硬化性樹脂が挙げられる
が、保護層(21)との間での界面障壁が発生しないよ
うに保護層で用いる樹脂と親和性の高いものを選択する
必要がある。好ましくは、保護層(21)と同じものと
するのが良い。
に使用されるバインダー樹脂としては、ポリスチレン、
スチレン−アクリロニトリル共重合体、スチレン−ブタ
ジエン共重合体、スチレン−無水マレイン酸共重合体、
ポリエステル、ポリ塩化ビニル、塩化ビニル−酢酸ビニ
ル共重合体、ポリ酢酸ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポ
リアリレート、フェノキシ樹脂、ポリカーボネート、酢
酸セルロース樹脂、エチルセルロース樹脂、ポリビニル
ブチラール、ポリビニルホルマール、ポリビニルトルエ
ン、アクリル樹脂、シリコーン樹脂、エポキシ樹脂、メ
ラミン樹脂、ウレタン樹脂、フェノール樹脂、アルキッ
ド樹脂等の熱可塑性、または熱硬化性樹脂が挙げられる
が、保護層(21)との間での界面障壁が発生しないよ
うに保護層で用いる樹脂と親和性の高いものを選択する
必要がある。好ましくは、保護層(21)と同じものと
するのが良い。
【0058】塗工溶剤としては、テトラヒドロフラン、
ジオキサン、トルエン、2−ブタノン、モノクロルベン
ゼン、ジクロルエタン、塩化メチレンなどが用いられ
る。電荷輸送層(20)の厚さは、5〜100μmが適
当である。本発明において、電荷輸送層(20)中に可
塑剤を添加してもよい。可塑剤としては、ジブチルフタ
レート、ジオクチルフタレートなど一般の樹脂の可塑剤
として使用されているものがそのまま使用でき、その使
用量は、バインダー樹脂に対して0〜30重量%程度が
適当である。
ジオキサン、トルエン、2−ブタノン、モノクロルベン
ゼン、ジクロルエタン、塩化メチレンなどが用いられ
る。電荷輸送層(20)の厚さは、5〜100μmが適
当である。本発明において、電荷輸送層(20)中に可
塑剤を添加してもよい。可塑剤としては、ジブチルフタ
レート、ジオクチルフタレートなど一般の樹脂の可塑剤
として使用されているものがそのまま使用でき、その使
用量は、バインダー樹脂に対して0〜30重量%程度が
適当である。
【0059】次に感光層(15)が単層構成の場合につ
いて述べる。この場合も多くは機能分離型の場合と同
様、電荷発生物質と電荷輪送物質が使用される。即ち、
少なくとも電荷発生材料および電荷輸送材料を、バイン
ダー樹脂とともに適当な溶剤に溶解ないし分散し、これ
を塗布、乾燥することによって形成できる。また、必要
により可塑剤等を添加することもできる。バインダー樹
脂としては、先に電荷輸送層(19)で挙げたバインダ
ー樹脂をそのまま用いることができるほかに、電荷発生
層(17)で挙げたバインダー樹脂を混合してもよい。
単層感光層の膜厚は5〜100μmが適当である。
いて述べる。この場合も多くは機能分離型の場合と同
様、電荷発生物質と電荷輪送物質が使用される。即ち、
少なくとも電荷発生材料および電荷輸送材料を、バイン
ダー樹脂とともに適当な溶剤に溶解ないし分散し、これ
を塗布、乾燥することによって形成できる。また、必要
により可塑剤等を添加することもできる。バインダー樹
脂としては、先に電荷輸送層(19)で挙げたバインダ
ー樹脂をそのまま用いることができるほかに、電荷発生
層(17)で挙げたバインダー樹脂を混合してもよい。
単層感光層の膜厚は5〜100μmが適当である。
【0060】本発明の電子写真感光体には、導電性支持
体(11)と感光層との間に下引き層を設けることがで
きる。下引き層は一般に樹脂を主成分とするが、これら
の樹脂はその上に感光層を溶剤でもって塗布することを
考慮して、一般の有機溶剤に対して耐溶解性の高い樹脂
であることが望ましい。このような樹脂としては、ポリ
ビニルアルコール、カゼイン、ポリアクリル酸ナトリウ
ム等の水溶性樹脂、共重合ナイロン、メトキシメチル化
ナイロン等のアルコール可溶性樹脂、ポリウレタン、メ
ラミン樹脂、アルキッド−メラミン樹脂、エポキシ樹脂
等、三次元網目構造を形成する硬化型樹脂などが挙げら
れる。
体(11)と感光層との間に下引き層を設けることがで
きる。下引き層は一般に樹脂を主成分とするが、これら
の樹脂はその上に感光層を溶剤でもって塗布することを
考慮して、一般の有機溶剤に対して耐溶解性の高い樹脂
であることが望ましい。このような樹脂としては、ポリ
ビニルアルコール、カゼイン、ポリアクリル酸ナトリウ
ム等の水溶性樹脂、共重合ナイロン、メトキシメチル化
ナイロン等のアルコール可溶性樹脂、ポリウレタン、メ
ラミン樹脂、アルキッド−メラミン樹脂、エポキシ樹脂
等、三次元網目構造を形成する硬化型樹脂などが挙げら
れる。
【0061】また、下引き層にはモアレ防止、残留電位
の低減等のために酸化チタン、シリカ、アルミナ、酸化
ジルコニウム、酸化スズ、酸化インジウム等で例示でき
る金属酸化物の微粉末を加えてもよい。これらの下引き
層は、前述の感光層のごとく適当な溶媒、塗工法を用い
て形成することができる。更に本発明における電子写真
感光体の下引き層として、シランカップリング剤、チタ
ンカップリング剤、クロムカップリング剤等を使用する
ことができ、例えばゾル−ゲル法等により形成した金属
酸化物層も有用である。
の低減等のために酸化チタン、シリカ、アルミナ、酸化
ジルコニウム、酸化スズ、酸化インジウム等で例示でき
る金属酸化物の微粉末を加えてもよい。これらの下引き
層は、前述の感光層のごとく適当な溶媒、塗工法を用い
て形成することができる。更に本発明における電子写真
感光体の下引き層として、シランカップリング剤、チタ
ンカップリング剤、クロムカップリング剤等を使用する
ことができ、例えばゾル−ゲル法等により形成した金属
酸化物層も有用である。
【0062】この他に、本発明の下引き層にはAl2O3
を陽極酸化にて設けたものや、ポリパラキシリレン(パ
リレン)等の有機物や、SiO、SnO2、TiO2、I
TO、CeO2等の無機物を真空薄膜作製法にて設けた
ものも良好に使用できる。下引き層の膜厚は0〜5μm
が適当である。
を陽極酸化にて設けたものや、ポリパラキシリレン(パ
リレン)等の有機物や、SiO、SnO2、TiO2、I
TO、CeO2等の無機物を真空薄膜作製法にて設けた
ものも良好に使用できる。下引き層の膜厚は0〜5μm
が適当である。
【0063】このようにして作製した感光体の表面の摩
擦係数は、静止摩擦係数が0.3以下であることが好ま
しい。静止摩擦係数がこれを超える場合には、クリーニ
ングブレードとの間における負荷が大きくなり、異音を
発したり、クリーニングブレードの巻き込みが発生し好
ましくない。さらには、中間転写体を用いたフルカラー
電子写真装置においては感光体の静止摩擦係数が0.3
を超えると虫食い画像を発生しやすくなり好ましくな
い。
擦係数は、静止摩擦係数が0.3以下であることが好ま
しい。静止摩擦係数がこれを超える場合には、クリーニ
ングブレードとの間における負荷が大きくなり、異音を
発したり、クリーニングブレードの巻き込みが発生し好
ましくない。さらには、中間転写体を用いたフルカラー
電子写真装置においては感光体の静止摩擦係数が0.3
を超えると虫食い画像を発生しやすくなり好ましくな
い。
【0064】次に、上記感光体を用いた画像形成装置の
説明を行なう。図4はその装置の1例の概要を示したも
のである。感光体(41)は、まず帯電器(42)にて
帯電され、続いて露光(43)されることにより静電潜
像を形成する。この静電潜像は現像器(44)にて所定
の帯電極性・帯電量に帯電したトナーにより現像され、
顕像化される。このトナー像は転写部(46)にて転写
紙(45)に転写される。以後感光体は、クリーニング
部材(47)にて未転写トナーが除去され、除電ランプ
(48)による除電工程を経て一工程を終了する。装置
は特にこれに限定されるものではない。例えば、帯電器
及び転写器は図のような帯電ローラ及び転写ローラに限
らず、コロナ帯電器を用いても良い。本装置において、
感光体(41)は主に転写紙(45)やクリーニング部
材(47)などとトナーを介して擦られることによって
摩耗される。本発明では、上述したような構成の感光体
とすることにより、感光体表面の摩擦係数を低減し、摩
耗量を抑えられるものである。
説明を行なう。図4はその装置の1例の概要を示したも
のである。感光体(41)は、まず帯電器(42)にて
帯電され、続いて露光(43)されることにより静電潜
像を形成する。この静電潜像は現像器(44)にて所定
の帯電極性・帯電量に帯電したトナーにより現像され、
顕像化される。このトナー像は転写部(46)にて転写
紙(45)に転写される。以後感光体は、クリーニング
部材(47)にて未転写トナーが除去され、除電ランプ
(48)による除電工程を経て一工程を終了する。装置
は特にこれに限定されるものではない。例えば、帯電器
及び転写器は図のような帯電ローラ及び転写ローラに限
らず、コロナ帯電器を用いても良い。本装置において、
感光体(41)は主に転写紙(45)やクリーニング部
材(47)などとトナーを介して擦られることによって
摩耗される。本発明では、上述したような構成の感光体
とすることにより、感光体表面の摩擦係数を低減し、摩
耗量を抑えられるものである。
【0065】次に、図5に、中間伝写体を用いたフルカ
ラー装置の1例を示して説明する。この例の装置におい
ては、感光体(51)上に形成された潜像は、まず1色
目の現像部(55−1)にて顕像化され、次に中間転写
体(61)との当接部にて中間転写体へ転写される。こ
こでの転写を一次転写と言う。一次転写後、感光体は、
クリーニング部材(58)及び(59)にて未転写トナ
ーがクリーニングされ、除電ランプ(60)による除電
工程を経て続いて2色目の作像工程に入る。フルカラー
の場合、この行程を3色あるいは4色操り返し中間転写
体にフルカラー画像を形成する。
ラー装置の1例を示して説明する。この例の装置におい
ては、感光体(51)上に形成された潜像は、まず1色
目の現像部(55−1)にて顕像化され、次に中間転写
体(61)との当接部にて中間転写体へ転写される。こ
こでの転写を一次転写と言う。一次転写後、感光体は、
クリーニング部材(58)及び(59)にて未転写トナ
ーがクリーニングされ、除電ランプ(60)による除電
工程を経て続いて2色目の作像工程に入る。フルカラー
の場合、この行程を3色あるいは4色操り返し中間転写
体にフルカラー画像を形成する。
【0066】中間転写体に形成された像は、次に転写紙
(62)上に一括転写される。ここでの転写を二次転写
と言う。ここで転写バイアス電圧が転写ローラ(63)
により印加される。転写紙は、その後定着行程を経てフ
ルカラー画像として出力される。この装置においては、
感光体は紙ではなくて中間転写体にトナー像を転写す
る。
(62)上に一括転写される。ここでの転写を二次転写
と言う。ここで転写バイアス電圧が転写ローラ(63)
により印加される。転写紙は、その後定着行程を経てフ
ルカラー画像として出力される。この装置においては、
感光体は紙ではなくて中間転写体にトナー像を転写す
る。
【0067】中間転写体は、受け取ったトナー像を次工
程の二次転写で紙へ転写するために比較的離型性の良い
材料からなっている。このため、感光体の表面特性が悪
いと一次転写時に、画像に一部が転写されずに感光体上
に残ってしまう、いわゆる虫食い画像を発生する。具体
的には、感光体の摩擦係数が0.3を超える大きい場合
に発生しやすい。本発明では、上述したような構成の感
光体とすることにより、感光体表面の摩擦係数を低減
し、摩耗量を抑え、かつ経時での、摩擦係数の変化のな
いものとするものである。
程の二次転写で紙へ転写するために比較的離型性の良い
材料からなっている。このため、感光体の表面特性が悪
いと一次転写時に、画像に一部が転写されずに感光体上
に残ってしまう、いわゆる虫食い画像を発生する。具体
的には、感光体の摩擦係数が0.3を超える大きい場合
に発生しやすい。本発明では、上述したような構成の感
光体とすることにより、感光体表面の摩擦係数を低減
し、摩耗量を抑え、かつ経時での、摩擦係数の変化のな
いものとするものである。
【0068】
【実施例】以下、本発明を実施例にて具体的に説明す
る。 実施例1 <感光体の作製>酸化チタン(石原産業製CR−EL、
純度99.7重量%)75重量部、アルキッド樹脂(大
日本インキ化学工業製ベッコライトM6401−50−
S(固形分50%))15重量部、メラミン樹脂(大日
本インキ化学工業製スーパーベッカミンL−121−6
0(固形分60%))10重量部、メチルエチルケトン
100重量部からなる混合物をボールミルで72時間分
散し、下引き層用塗工液を作成した。これをφ30mm
のアルミ素管上にディッピング塗布し、130℃で20
分間乾燥して、膜厚3μmの下引き層を作成した。
る。 実施例1 <感光体の作製>酸化チタン(石原産業製CR−EL、
純度99.7重量%)75重量部、アルキッド樹脂(大
日本インキ化学工業製ベッコライトM6401−50−
S(固形分50%))15重量部、メラミン樹脂(大日
本インキ化学工業製スーパーベッカミンL−121−6
0(固形分60%))10重量部、メチルエチルケトン
100重量部からなる混合物をボールミルで72時間分
散し、下引き層用塗工液を作成した。これをφ30mm
のアルミ素管上にディッピング塗布し、130℃で20
分間乾燥して、膜厚3μmの下引き層を作成した。
【0069】続いて、下記構造式を有するトリスアゾ顔
料10重量部を、ポリビニルブチラール(積水化学工業
社製、BM−2)4重量部をシクロヘキサノン150重
量部に溶解した樹脂液に添加し、ボールミルにて48時
間分散を行なった。分散終了後、シクロヘキサノン21
0重量部を加え、3時間分散を行ない、電荷発生層用塗
工液を作成した。これを前記中間層上に塗布し、130
℃10分間乾燥して膜厚0.2μmの電荷発生層を作成
した。
料10重量部を、ポリビニルブチラール(積水化学工業
社製、BM−2)4重量部をシクロヘキサノン150重
量部に溶解した樹脂液に添加し、ボールミルにて48時
間分散を行なった。分散終了後、シクロヘキサノン21
0重量部を加え、3時間分散を行ない、電荷発生層用塗
工液を作成した。これを前記中間層上に塗布し、130
℃10分間乾燥して膜厚0.2μmの電荷発生層を作成
した。
【0070】
【化32】
【0071】次に、ポリテトラフルオロエチレン微粒子
(ダイキン工業、ルブロンL2)2重量部をジクロロメ
タン100重量部に添加し、1mmφのガラスビーズを
用いたサンドミルにて2時間分散を行なった。この分散
液に、表1中の構造式(1−2)で示される電荷輸送物
質7重量部、ポリカーボネート樹脂(三菱ガス化学社
製、ユーピロンZ300)10重量部、シリコンオイル
(信越化学工業社製、KF−50)0.002重量部を
溶解し、電荷輸送層用塗工液を作成した。これを前記電
荷発生層上に塗布し、130℃、15分間乾燥して膜厚
20μmの電荷輸送層を形成し、実施例1の電子写真感
光体(感光体1)を得た。
(ダイキン工業、ルブロンL2)2重量部をジクロロメ
タン100重量部に添加し、1mmφのガラスビーズを
用いたサンドミルにて2時間分散を行なった。この分散
液に、表1中の構造式(1−2)で示される電荷輸送物
質7重量部、ポリカーボネート樹脂(三菱ガス化学社
製、ユーピロンZ300)10重量部、シリコンオイル
(信越化学工業社製、KF−50)0.002重量部を
溶解し、電荷輸送層用塗工液を作成した。これを前記電
荷発生層上に塗布し、130℃、15分間乾燥して膜厚
20μmの電荷輸送層を形成し、実施例1の電子写真感
光体(感光体1)を得た。
【0072】<実機によるランニング評価>上記作成し
た感光体をリコー製複写機、imagio MF250
に搭載し、テスト画像10万枚コピー出力する前後での
結果を表4に示した。
た感光体をリコー製複写機、imagio MF250
に搭載し、テスト画像10万枚コピー出力する前後での
結果を表4に示した。
【0073】実施例2 実施例1の電荷輸送物質の代わりに、表2中の構造式
(2−5)で示される電荷輸送物質を使用する他は、同
様にして感光体2を作成した。 実施例3 実施例1の電荷輸送物質の代わりに表3中の構造式(3
−8)で示される電荷輸送物質を使用する他は、実施例
1と同様にして感光体3を作成した。 実施例4 実施例1におけるポリテトラフルオロエチレン微粒子の
添加量を1重量部に変える他は、実施例1と同様にして
感光体4を作成した。 実施例5 実施例1におけるポリテトラフルオロエチレン微粒子の
添加量を0.5重量部に変える他は、実施例1と同様に
して感光体5を作成した。
(2−5)で示される電荷輸送物質を使用する他は、同
様にして感光体2を作成した。 実施例3 実施例1の電荷輸送物質の代わりに表3中の構造式(3
−8)で示される電荷輸送物質を使用する他は、実施例
1と同様にして感光体3を作成した。 実施例4 実施例1におけるポリテトラフルオロエチレン微粒子の
添加量を1重量部に変える他は、実施例1と同様にして
感光体4を作成した。 実施例5 実施例1におけるポリテトラフルオロエチレン微粒子の
添加量を0.5重量部に変える他は、実施例1と同様に
して感光体5を作成した。
【0074】比較例1 実施例1におけるポリテトラフルオロエチレン微粒子を
添加しない他は、実施例1と同様にして感光体6を作成
した。 比較例2 実施例1の電荷輸送物質の代わりに下記の構造式の物質
を使用する他は、実施例1と同様にして感光体7を作成
した。
添加しない他は、実施例1と同様にして感光体6を作成
した。 比較例2 実施例1の電荷輸送物質の代わりに下記の構造式の物質
を使用する他は、実施例1と同様にして感光体7を作成
した。
【0075】
【化33】 比較例3 実施例1の電荷輸送物質の代えて下記の構造式の物質を
使用する他は、実施例1と同様にして感光体8を作成し
た。
使用する他は、実施例1と同様にして感光体8を作成し
た。
【0076】
【化34】
【0077】
【表4】
【0078】次に、上記各実施例及び比較例にて作成し
た感光体と同処方をφ80のアルミ素管に塗工した各々
の感光体を作成した。中間転写ベルト方式のリコー製フ
ルカラー複写機Priter 650に搭載し、A3フ
ルカラー画像を1万枚コピー出力したときの同様の測定
を行なった。また、このとき(1万枚出力時)の画像に
発生する異常(虫食い)を観察した。 ・虫食いランク ランク5:虫食いなし ランク4:1〜2ケ所に小さい針穴のような虫食いが見
られる。 ランク3:小さい針穴のような虫食いが多数見られる。 ランク2:大きな虫食いが見られる。 ランク1:大きな虫食いが多数見られる。 結果を表5に示した。
た感光体と同処方をφ80のアルミ素管に塗工した各々
の感光体を作成した。中間転写ベルト方式のリコー製フ
ルカラー複写機Priter 650に搭載し、A3フ
ルカラー画像を1万枚コピー出力したときの同様の測定
を行なった。また、このとき(1万枚出力時)の画像に
発生する異常(虫食い)を観察した。 ・虫食いランク ランク5:虫食いなし ランク4:1〜2ケ所に小さい針穴のような虫食いが見
られる。 ランク3:小さい針穴のような虫食いが多数見られる。 ランク2:大きな虫食いが見られる。 ランク1:大きな虫食いが多数見られる。 結果を表5に示した。
【0079】
【表5】
【0080】
【発明の効果】以上、詳細且つ具体的な説明より明らか
なように、本発明の構成の感光体を用いることにより、
長期間の使用においても表面の摩擦係数を低く維持で
き、且つ耐摩耗性に優れるものとすることができる。更
に、本発明の感光体を使用することにより、長期にわた
って転写性、クリーニング性に優れ、高品質な画像の電
子写真装置を提供できる。また、中間転写体方式を用い
るフルカラー電子写真装置においても、長期にわたって
虫食い画像の発生しない高品質な画像形成装置を提供で
きる。
なように、本発明の構成の感光体を用いることにより、
長期間の使用においても表面の摩擦係数を低く維持で
き、且つ耐摩耗性に優れるものとすることができる。更
に、本発明の感光体を使用することにより、長期にわた
って転写性、クリーニング性に優れ、高品質な画像の電
子写真装置を提供できる。また、中間転写体方式を用い
るフルカラー電子写真装置においても、長期にわたって
虫食い画像の発生しない高品質な画像形成装置を提供で
きる。
【図1】本発明の単層感光体を表わす断面図である。
【図2】本発明の積層感光体を表わす断面図である。
【図3】本発明の他の積層感光体を表わす断面図であ
る。
る。
【図4】本発明の画像形成装置の概要を表わす図であ
る。
る。
【図5】本発明の中間転写体を用いたフルカラー画像形
成装置の概要を表わす図である。
成装置の概要を表わす図である。
11 導電性支持体 15 感光層 17 電荷発生層 19 電荷輸送層 20 電荷輸送層 21 保護層 41 感光体 42 帯電器 43 露光 44 現像器 45 転写紙 46 転写部 47 クリーニング部材 48 除電ランプ 51 感光体 52 帯電手段 53 露光手段 55 現像部 56 一次転写部 57 除電手段 58 クリーニング部材 59 クリーニング部材 60 除電ランプ 61 中間転写体 62 転写紙 63 転写ローラ 64 クリーニング部材
Claims (7)
- 【請求項1】 導電性支持体上に感光層を設けた電子写
真感光体において、該電子写真感光体の最外層がフルオ
ロアルキル基を有する電荷輸送材料及びフッ素樹脂微粒
子を含有する樹脂層からなることを特徴とする電子写真
感光体。 - 【請求項2】 該フルオロアルキル基を有する電荷輸送
材料が下記の一般式(1)で表わされる物質であること
を特徴とする請求項1に記載の電子写真感光体。 【化1】 (式中、R1〜R4は置換または無置換のアリール基を、
Rfは−CnF2n-1(nは6〜12の整数)を、Rは水
素原子、アルキル基、アルコキシ基またはハロゲン原子
を表わす。) - 【請求項3】 該フルオロアルキル基を有する電荷輸送
材料が下記の一般式(2)で表わされる物質であること
を特徴とする請求項1に記載の電子写真感光体。 【化2】 (式中、R1〜R4は置換または無置換のアルキル基また
はアリール基を表わす。) - 【請求項4】 該フルオロアルキル基を有する電荷輸送
材料が下記の一般式(3)で表わされる物質であること
を特徴とする請求項1に記載の電子写真感光体。 【化3】 (式中、R1〜R4は置換または無置換のアルキル基また
はアリール基を表わす。) - 【請求項5】 該感光体表面の静止摩擦係数が0.3以
下である請求項1乃至4のいずれかに記載の電子写真感
光体。 - 【請求項6】 導電性支持体上に感光層が設けられ、最
外層がフルオロアルキル基を有する電荷輸送材料及びフ
ッ素樹脂微粒子を含有する樹脂層からなる電子写真感光
体を用いたことを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項7】 トナーにより像担持体上に順次形成され
る複数の可視の色現像画像を無端状に走行する中間転写
体上に順次に重ね合わせて一次転写し、該中間転写体上
の一次転写画像を転写材に一括して二次転写する中間転
写方式のフルカラー画像形成装置であって、該像担持体
が請求項1乃至5のいずれかに記載の感光体であること
を特徴とするフルカラー画像形成装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3039698A JPH11218945A (ja) | 1998-01-29 | 1998-01-29 | 電子写真感光体及び画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3039698A JPH11218945A (ja) | 1998-01-29 | 1998-01-29 | 電子写真感光体及び画像形成装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11218945A true JPH11218945A (ja) | 1999-08-10 |
Family
ID=12302776
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3039698A Pending JPH11218945A (ja) | 1998-01-29 | 1998-01-29 | 電子写真感光体及び画像形成装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11218945A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7340200B2 (en) | 2004-01-09 | 2008-03-04 | Ricoh Company, Ltd. | Charging unit and image forming apparatus incorporating the unit |
| US8741512B2 (en) | 2012-03-23 | 2014-06-03 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Additive for electrophotographic photoreceptor, electrophotographic photoreceptor, process cartridge, and image forming apparatus |
| WO2023013697A1 (ja) * | 2021-08-03 | 2023-02-09 | 東ソー株式会社 | 金属パターニング用材料、フルオロ化合物、金属パターニング用薄膜、有機エレクトロルミネッセンス素子、電子機器、および金属パターンの形成方法 |
-
1998
- 1998-01-29 JP JP3039698A patent/JPH11218945A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7340200B2 (en) | 2004-01-09 | 2008-03-04 | Ricoh Company, Ltd. | Charging unit and image forming apparatus incorporating the unit |
| US7596344B2 (en) | 2004-01-09 | 2009-09-29 | Ricoh Company, Ltd. | Charging unit and image forming apparatus incorporating the unit |
| US8741512B2 (en) | 2012-03-23 | 2014-06-03 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Additive for electrophotographic photoreceptor, electrophotographic photoreceptor, process cartridge, and image forming apparatus |
| WO2023013697A1 (ja) * | 2021-08-03 | 2023-02-09 | 東ソー株式会社 | 金属パターニング用材料、フルオロ化合物、金属パターニング用薄膜、有機エレクトロルミネッセンス素子、電子機器、および金属パターンの形成方法 |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20051201 |