JPH11219241A - 画像表示方法 - Google Patents

画像表示方法

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JPH11219241A
JPH11219241A JP2218598A JP2218598A JPH11219241A JP H11219241 A JPH11219241 A JP H11219241A JP 2218598 A JP2218598 A JP 2218598A JP 2218598 A JP2218598 A JP 2218598A JP H11219241 A JPH11219241 A JP H11219241A
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JP
Japan
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image
color
display
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processing
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JP2218598A
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English (en)
Inventor
Yasuhiko Kaneko
康彦 金子
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】アプリケーションソフトウエアの高速操作性を
損なうことなく、ユーザが画像に対して加工・修正等の
画像処理を行いたい部分については、元の画像を高品位
に表示する。 【解決手段】表示装置上の画像表示用画面74に表示さ
れる画像(全体)47Cについては、相対的に低品位画
像として表示することで、コンピュータに対する処理負
荷を軽減して、アプリケーションソフトウエアの操作性
を損なわないようにし、画像処理を施そうとする画像中
の所望の部分であるポインティングデバイスにより指定
した領域内のみを高品位ウインドウ表示部HWとして表
示する。このようにすれば、画像表示用画面74に表示
された画像47C中、指定領域である高品位ウインドウ
表示部HWの内外は、表示品位が異なるだけで、画像に
表現されている絵柄などの一貫性は保持されているた
め、ユーザの目からは指定領域内の高品位ウインドウ表
示部HWが高品位表示のためのフィルタのように認識さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、本やチラシ等の
画像原稿をコンピュータにより作成する電子集版装置に
適用して好適な画像表示方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近時、画像入力装置と、この画像入力装
置に接続されて所定の処理を行う画像処理装置としての
コンピュータ(電子計算機)と、このコンピュータに接
続される画像出力装置とから構成される画像処理システ
ムが種々の分野に応用されている。
【0003】このような画像処理システムの具体的例と
して、例えば、画像処理用のコンピュータに対して、画
像記録用の磁気ディスク、画像表示処理用のカラーモニ
タ、および画像原稿読取用のスキャナを接続した構成の
電子集版装置が知られている。
【0004】この電子集版装置は、前記スキャナにより
読み込んだ文字や写真等の画像を分解版の形式で、一
旦、磁気ディスクに記憶した後、読み出して、本やチラ
シのページを表示したカラーモニタ上に表示し、そのペ
ージ内で前記文字や写真等のレイアウトを行うことで、
ページ毎の原稿を作成する作業等に利用される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ページ毎の
原稿を作成するにあたり、前記写真等の画像から所望の
部分を電子的に切り出して、前記ページに割り付ける作
業のように、画像に対しての加工、修正作業等の画像処
理作業が頻繁に発生する。
【0006】写真等の画像から所望の部分、例えば、リ
ンゴ等の果物や人物の上半身像等を切り出すためには、
まず、カラーモニタに所望の部分を含む画像を表示さ
せ、画像に対して拡大、縮小あるいは回転等の幾何学的
変換を施した後、所望の部分の輪郭をポインティングデ
バイスであるマウスポインタ等により指示することが一
般に行われている。
【0007】カラーモニタ上に表示された画像から所望
の部分を正確に切り出すために、通常、画像全体をR
(赤色)、G(緑色)、B(青色)がそれぞれ8ビット
(256)の階調を有する高色階調の、いわゆるフルカ
ラー{(28 3 =16777216色}表示で、かつ
高解像度、例えば、300dpiに対応する解像度を持
つデータを使用して表示するようにしている。
【0008】ところが、カラーモニタ上に画像が高色階
調かつ高解像度で表示された状態においては、コンピュ
ータにより画像の拡大、縮小、回転処理等の幾何学的変
換を行おうとすると多大な処理時間がかかり、集版用等
のアプリケーションソフトウエア使用上の操作性の向上
に大きな障害となる場合がある。
【0009】これを解決するために、表示しようとする
画像の色階調や解像度を下げた低品位なデータを用いて
カラーモニタ上に画像を表示させ、所望の画像処理に係
わる画像の幾何学的変換を行うようにすることで、コン
ピュータの処理時間を軽減し、アプリケーションソフト
ウエア使用上の操作性を向上させることは可能である。
【0010】しかしながら、低品位データを用いた場合
には、カラーモニタ等の表示装置の画面上に表示される
画像の品位が低下するため、微妙な色調や細部の輪郭な
どの情報が失われ、ユーザが画像に対する加工、修正作
業等の画像処理作業を行おうとする際の障害となる場合
がある。
【0011】この発明は、このような課題を考慮してな
されたものであって、コンピュータに対する処理負荷を
軽減し、かつ画像に対する加工、修正等の作業を高品位
画像上で行うことを可能とする画像表示方法を提供する
ことを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明は、表示装置に
表示される画像全体については、相対的に低品位画像と
して表示することで、コンピュータに対する処理負荷を
軽減し、アプリケーションソフトウエア使用上の操作性
を損なわないようにする一方、画像処理を施そうとする
画像中の所望の部分であるポインティングデバイスによ
り指定した領域内のみを高品位画像として表示するよう
にしている。
【0013】このようにすれば、画面に表示された画像
上、指定領域の内外は、表示品位が異なるだけで、画像
に表現されている絵柄などの一貫性が保持されているた
め、ユーザの目からは指定領域内は、高品位表示のため
のフィルタのように認識される。また、演算負荷の大き
い高品位画像の表示は、指定領域内に限定されているた
め、アプリケーションソフトウエア全体としては、低品
位データを用いた高速画像表示機能と殆ど遜色のない操
作性を実現することができる。
【0014】この場合、高品位画像は、相対的に高階調
のカラー画像および(または)高解像度のカラー画像で
あり、低品位画像は、相対的に低階調のカラー画像およ
び(または)低解像度のカラー画像とすることができ
る。高階調または高解像度のカラー画像は、低階調また
は低解像度のカラー画像に比較して、表示のため、ある
いは幾何学的変換のため等の演算負荷が相対的に大きい
が全体的に表示されている低階調または低解像度のカラ
ー画像は演算負荷が相対的に小さいので、画像全体とし
て考えた場合、比較的に演算負荷を小さくでき、画像処
理の高速性を保持することができる。
【0015】指定した領域内の高階調のカラー画像は、
所望の1色または複数色を組み合わせた色の画像として
表示することもでき、所望の1色または複数色を組み合
わせた色としては、R(赤色)、G(緑色)、B(青
色)、C(シアン色)、M(マゼンタ色)、Y(黄
色)、K(墨色)のうち、いずれか1色またはこれらを
組み合わせた色とすることができる。
【0016】また、高階調のカラー画像領域内の周縁部
を処理感知領域とし、該処理感知領域内でポインティン
グデバイスを使用して、画像の切り出し処理等の所定の
画像処理を行ったとき、高階調のカラー画像の中央位置
がその画像処理位置に移動されるようにして、高階調の
カラー画像全体が移動されるようにすることで、画像処
理を行おうとする所望の領域が自動的に移動され、操作
性が向上する。
【0017】さらに、高品位画像領域を、ポインティン
グデバイスにより移動可能とすることで、画像上の任意
の領域を所望の領域とすることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施の形態に
ついて図面を参照して説明する。
【0019】図1は、この発明の一実施の形態が適用さ
れた電子集版装置11の概略的な構成を示している。電
子集版装置11は、画像処理装置としてのコンピュータ
からなるワークステーション12を有している。ワーク
ステーション12には、画像出力装置であって、比較的
に低画質であるが簡易に低コストの印刷の行えるゲラ印
刷(校正刷り)用のゲラプリンタ13が接続されてい
る。また、ワークステーション12には画像入力装置と
してのカラースキャナ15と、印刷用のフイルムを出力
する画像出力装置としてのフイルムプリンタ16が接続
されている。
【0020】カラースキャナ15は、図2に示すような
台紙41上に文字42やあたり罫44が書き込まれた版
下台紙40上の画像を読み取り、その画像を担持した画
像データをワークステーション12に供給する。なお、
あたり罫44とは、写真版の入る位置、ベタ刷りの境界
線などを示すために上質紙等の台紙41に予め書き込ま
れた仮の罫線であり、後の電子集版段階で見当として用
いられた後削除され、印刷の際には現れない罫線をい
う。図示はしていないが、版下台紙40には、表等のよ
うに、印刷にも現れる、いわゆる生き罫(単に、罫とも
いう。)も描かれる。
【0021】さらに、カラースキャナ15は、他の原稿
画像、例えば、図3に示すような写真フイルム46等に
担持された原稿画像47から、絵柄、文字、図形等のモ
ノクローム画像またはカラー画像を読み取り、色分解後
の画像データをワークステーション12に供給する。
【0022】なお、図3に示す写真フイルム46は、カ
ラー原稿であって、テーブル上に配置されたテーブルク
ロス上にワインの瓶や、ワインの注がれたワイングラ
ス、果物皿の上に、リンゴ、オレンジ、バナナ等の果物
が載せられた状態の、いわゆる静物画像を表している。
【0023】ワークステーション12に供給された画像
データは、ワークステーション12を構成するハードデ
ィスク(後述する。)等の記憶媒体(メモリ)の所定の
記憶エリアに記憶される。
【0024】ワークステーション12は、版下台紙画像
40Aを画面上に表示する表示装置としての20インチ
程度のフルカラー表示可能なCRT等のディスプレイ3
5を有している。オペレータとしてのユーザは、コンピ
ュータ処理により、ディスプレイ35の表示画面上で前
記記憶媒体に記憶されている画像データに基づく画像を
電子的に編集処理、集版処理(画像処理)して、いわゆ
る面付けパターン等を作成する。集版後の面付けパター
ンを表すデータがゲラプリンタ13またはフイルムプリ
ンタ16に供給される。フイルムプリンタ16は、その
面付けパターンデータに対応した高画質の印刷用フイル
ムを出力する。
【0025】通常、この印刷用フイルムから刷版が作成
され、作成された刷版が輪転機に装着されてインキが塗
布される。そして、刷版に塗布されたインキが本紙(印
刷用紙)に転移されて、印刷物が完成する。
【0026】図4は、ワークステーション12の詳細な
構成を示している。ワークステーション12は、制御手
段・処理手段・面付けパターン作成手段等として機能す
るCPU(中央処理装置)21を有し、このCPU21
には、それぞれ記憶手段であり、システムプログラム等
が記憶されたROM(読み出し専用メモリ)22、画像
の一時記憶等のワーク用等として使用されるRAM(ラ
ンダムアクセスメモリ)23、画像処理、画像表示用の
アプリケーションプログラム、版下台紙画像データ等の
画像データや種々のデータが記憶される外部記憶装置と
してのHD(ハードディスク)24が接続されている。
【0027】また、CPU21には、それぞれがデータ
入力手段やポインティングデバイスとして機能するマウ
ス31、キーボード32およびタブレット33等が接続
されている。さらに、CPU21には、上述した表示装
置としてのモニタ機能を有するカラーディスプレイ35
が接続されている。マウス31は、それぞれスイッチで
ある左右ボタン31L、31Rとともに、中央ボタン3
1Cを有する。
【0028】前記したゲラプリンタ13、カラースキャ
ナ15およびフイルムプリンタ16は、CPU21に対
して適宜の通信インタフェース36を介して接続されて
いる。なお、ワークステーション12には、図示してい
ない編集用の他のワークステーションをイーサネット
(Ethernet)等の通信インタフェースを用いて
接続することができるようになっている。
【0029】次に、上述の実施の形態の動作について、
図5に示す画像処理、画像表示用のアプリケーションプ
ログラムに係るフローチャートに基づいて詳しく説明す
る。なお、特に断らない限り、制御主体はCPU21で
あるが、これをその都度参照するのは繁雑になるので、
必要に応じて参照する。
【0030】ワークステーション12を使用して電子集
版作業を行う前に、上述したように、カラースキャナ1
5または図示していない台紙読取装置により台紙41上
に文字42やあたり罫44が描かれた版下台紙40(図
2参照)が画像データとして読み取られ、ワークステー
ション12のHD24に版下台紙ファイルとして記憶さ
れる。なお、この実施の形態において、版下台紙ファイ
ルは、値0または値1をとる2値画像データとして記憶
されているものとする。2値画像データであるので、演
算の負荷が少なく、読み取りおよび表示処理はきわめて
高速で行うことができる。
【0031】また、カラースキャナ15により、上述し
たように、図3に示すような写真フイルム46等に担持
された原稿画像47が画像データとして読み取られ、色
分解され、3色4色変換(RGB→CMYK)後の画像
データがワークステーション12のHD24にカラー画
像ファイル60(図6参照)として記憶される(以上、
ステップS1)。
【0032】図6は、カラー画像ファイル60(この実
施の形態では、簡単のために、上述した写真フイルム4
6上の原稿画像47の画像データであるものとする。)
の構成を概略的に示している。カラー画像ファイル60
は、解像度(この実施の形態では、300dpi)、色
階調(1画素あたりの階調数でCMYK各色毎に8ビッ
ト)、縦×横(n×m)の画素数およびファイル名等を
示すヘッダ61の部分と、CMYKの高色階調(それぞ
れ8ビット)の画像データ62の部分と、RGBの疑似
カラー{256色が色コード(色パレット番号ともい
う。)で設定されている。}の画像データ63の部分と
から構成されている。
【0033】すなわち、図7に示すカラー画像ファイル
60のより詳しい模式的な構成から理解されるように、
カラー画像ファイル60は、カラー画像ファイル60の
内容を表す数バイト分のヘッダ61と、画素数n×mが
n×m=1000×1000個程度で、各画素がそれぞ
れ8ビット(256階調)の深さを有する画素データC
11(M11、Y11、K11)〜Cnm(Mnm、Y
mn、Kmn)からなるCMYK画像データ62C、6
2M、62Y、62Kと、RGBの疑似カラー画素デー
タA11=A11(C11,M11,Y11,K11)
〜Anm(Cnm,Mnm,Ynm,Knm)からなる
RGB疑似カラー画像データ63とから構成される。な
お、例えば、RGB疑似カラー画像データ63を構成す
るRGB疑似カラー画素データA11は、画素データの
組(C11,M11,Y11,K11)から作成される
CMYK画素データをRGB画素データに変換した値に
対して、予め決められている256色の1色に最も近い
色に対応するコード(256色に対応する256個のコ
ードの中の1個のコード)が割り当てられたデータであ
る。
【0034】このような準備の下に、電子集版処理用の
アプリケーションプログラムを開く(ステップS2)。
電子集版処理用のアプリケーションプログラムを開く
と、図8に示すような電子集版処理用画面70が、ディ
スプレイ35の画面上に表示される。図8に示すよう
に、電子集版処理用画面70には、プルダウンメニュー
としてファイルメニュー70a、編集メニュー70b、
操作補助メニュー70cおよび部品加工メニュー70d
等が準備され、プッシュボタンメニューとして台紙表示
メニュー70e、実画像窓表示メニュー70f等が準備
されている。メニュー70a〜70fの下側に画像表示
用画面74が割り当てられている。
【0035】電子集版処理用画面70上でマウスカーソ
ル72をメニュー70a〜70fの所望のものに合わせ
て左ボタン31Lを操作する(以下、左クリックすると
もいう。)ことで、その操作したメニューを選択するこ
とができる。
【0036】そこで、ファイルメニュー70aを選択し
て、所望の画像ファイル、ここでは、図6、図7に示し
たカラー画像ファイル60を開き、図9に示すように、
画像表示用画面74上に画像47Bを表示させる(ステ
ップS3)。この場合、カラー画像ファイル60には、
図7に示したように、300dpi相当の比較的高解像
度であって、(28 4 階調のCMYK高色階調画像デ
ータ62(RGB画像データ表示では、1680万色の
いわゆるフルカラー表示に対応する。)が記憶されてい
るが、画像表示用画面74上にデフォルト(明示的な規
定のない場合)で表示される画像47Bは、75dpi
の比較的低解像度であって、256階調の疑似カラー表
示の画像として表示される(ステップS4)。
【0037】この場合、300dpiの1画素の4×4
=16個の画素の大きさが75dpiの1画素の大きさ
に相当するので、RGB疑似カラー画像データ63の1
6個のデータを1個の画素データとする演算が行われ、
75dpiのRGB疑似カラー画像データ63Aが作成
され、RAM23に格納されるとともに、そのRAM2
3から読み出されてディスプレイ35の画面中、画像表
示用画面74上に画像47Bが表示される。300dp
iのRGB疑似カラー画像データ63から75dpiの
RGB疑似カラー画像データ63への変換は、例えば、
間引き処理により簡単に行うことができる。
【0038】次に、画像47B中の一部分を高品位表示
とするために、実画像窓表示メニュー(高品位表示ウイ
ンドウ)70fのボタンをマウスカーソル72で操作す
るようにする(ステップS5)。すなわち、マウスカー
ソル72の先端を実画像窓表示メニュー70fの領域内
に移動させて左クリックする。次いで、マウスカーソル
72の先端を高品位表示を行わせたい画像の所望の部分
に移動させ、その移動位置でマウス31の中央ボタン3
1Cを操作する(中央クリックするともいう。)。
【0039】この操作により、図10に示すように、マ
ウスカーソル72の先端部分を中心として、所定の大き
さ(デフォルト値としては75mm×75mmの正方
形)での高色階調のカラー画像領域(この実施の形態で
は、フルカラー表示かつ300dpiに対応する表示)
としての高品位ウインドウ表示部HWが現れる(ステッ
プS6)。高品位ウインドウ表示部(部分高品位表示
部)HWが現れている画像を画像47Cとする。
【0040】高品位ウインドウ表示について説明する
と、高品位ウインドウ表示部HWに相当する画像データ
が、CMYK高色階調画像データ62の中、対応する位
置から切り出され、その切り出された部分についてCM
YK→RGB変換(例えば、公知のノイゲバウア式を利
用したマトリクス演算による変換)が行われる。そし
て、切り出された部分についての300dpiのフルカ
ラー画像データがRAM23に格納され、ディスプレイ
35の画面中、画像表示用画面74上に画像47Cとし
て表示される。
【0041】この実施の形態において、実画像窓表示メ
ニュー70fが選択された後、中央クリックされた時点
から、切り出された部分についての300dpiのフル
カラー画像データに係る画像47Cが画像表示用画面7
4上に現れる時間は、約1秒程度以内であるが、従来技
術のように、画像表示用画面74全体をフルカラー表示
画像とするためには、約数秒の時間がかかっていた。言
い換えれば、本実施の形態では、画像表示用画面74中
の画像47C全体は、相対的に低品位画像(75dp
i、256色疑似カラー)と表示し、この低品位画像
中、マウス31により指定した領域内のみ高品位画像
(300dpi、フルカラー)として表示するまでの時
間は、画像表示用画面74全体をフルカラー表示で表示
するために必要な時間の数分の1の時間に低減すること
ができる。しかも、部分的にRGBフルカラー画像デー
タを含むRGB疑似カラー画像データ63は、画像全体
がRGBフルカラー画像データに比較して、きわめてメ
モリ容量の少ないデータであるので、回転、移動等の幾
何学的変換に係る画像処理をもきわめて短時間で行うこ
とができる。
【0042】なお、図10は、実画像窓表示メニュー7
0fのボタンが押された状態が表示されており、図9
は、実画像窓表示メニュー70fのボタンが押されてい
ない状態が表示されていることに留意する。
【0043】次いで、画像47C中の所望の部分(ここ
では、画像47C中、2つのリンゴ81、82を含む部
分であるものとする。)について所望の画像処理を行う
ため、所望の部分の中心近傍位置にマウスカーソル72
を移動し、その位置で、マウス31の中央ボタン31C
を押す。これにより、部分高品位画像である高品位ウイ
ンドウ表示部HWがマウスカーソル72の先端位置を中
心とする位置に移動する(ステップS7:図11参
照)。
【0044】図11の表示状態で、所望の画像処理、こ
こでは、所望の処理操作であるリンゴ81、82を切り
出す処理を行うために、操作補助メニュー70cを開
き、図示していない「画像切り出し」を選択する(ステ
ップS8)。このとき、マウスカーソル72が、図12
の部分図に示すように、ナイフエッジ状のマウスカーソ
ル72Aに切り替わる(もとの矢印形状のマウスカーソ
ルのままとしてもよく、色を付けて表示するようにして
もよい。)。このマウスカーソル72Aをリンゴ81の
輪郭に沿って移動させ、連続する左クリック操作により
リンゴ81の輪郭に沿って切り出し線を表示させる。こ
の切り出し操作は、フルカラー画像表示上で行うことが
できるので、輪郭等がきわめて明確に表示され、目視に
よってきわめて正確に所望の部分を切り出すことが可能
である。
【0045】マウスカーソル72Aによる切り出し処理
(画像処理)の途中に、図13に示すように、マウスカ
ーソル72Aの先端部分が、高品位ウインド表示部HW
内の、予め設定した、例えば、5mm幅の周縁部84内
に進入したとき、マウスカーソル72Aの先端部分が高
品位ウインドウ表示部HWの中心部に合うように高品位
ウインドウ表示部HWが移動するようにしている(図1
4参照)。このように処理することで、処理中の箇所、
換言すれば、関心領域が高品位ウインドウ表示部HWの
中央に設定されることになり、処理上きわめて都合がよ
くなる。なお、この高品位ウインドウ表示部HWの自動
移動機能は、解除することができる。
【0046】所望部分の切り出し処理の終了後に、輪郭
線で指定した切り出し部分、この実施の形態では、リン
ゴ81とリンゴ82とを含む部分が画像ファイルとして
RAM23および必要に応じてHD24に記憶される。
【0047】その後、台紙表示メニュー70eを選択す
ることで、先に記憶してある版下台紙ファイルが開か
れ、図15に示すように、あたり罫画像44Aと文字画
像42Aが表された版下台紙画像40Aが画像表示用画
面74上に表示される(ステップS9)。このとき、台
紙表示メニュー70eのボタンが押された状態の表示と
なり、実画像窓表示メニュー70fは、自動的にオフ状
態に切り替えられる。
【0048】次いで、当たり罫画像44Aの中に、上述
したように切り出したリンゴ81とリンゴ82を含む画
像を貼りつけ(図16参照)、面付けパターンのファイ
ル名を決めて記憶させることで集版(編集)作業が終了
する(ステップS10)。
【0049】そして、必要なときに、フイルムプリンタ
16から、記憶されたファイル名で表されるあたり罫画
像44Aが消し去られた画像を担持したフイルムを出力
することができる。
【0050】このように上述の実施の形態によれば、例
えば、図12に示すように、画像47C全体について
は、低品位画像データであるRGB疑似カラー画像デー
タ63を用いた表示を行うことでアプリケーションソフ
トウエア使用上の操作性を損なわないようにし、ユーザ
が加工修正しようとする注目部分の近傍をCMYK高色
階調画像データ62を用いて高品位に表示する高品位ウ
インドウ表示部HWを、その部位に重ねて表示させるよ
うに配置している。そして、高品位ウインドウ表示部H
Wは、ユーザの意思に応じてマウス31やキーボード3
2等のポインティングデバイスを用いて移動することが
できる。この場合、高品位ウインドウ表示部HWの内外
は、表示品位が異なるだけで、画像47Cに表現されて
いる絵柄などの一貫性が保たれているため、ユーザの目
からは高品位表示のためのフィルタのように意識され
る。そして、演算負荷の大きい高品位画像の表示は、高
品位ウインドウ表示部HW内に限定されるため、アプリ
ケーションソフトウエア全体としては低品位画像データ
であるRGB疑似カラー画像データ63を用いた高速画
像表示機能と殆ど変わりのない操作性を実現することが
できる。
【0051】なお、上述の実施の形態において、高品位
ウインドウ表示部HWは、CMYK→RGB変換後の画
像データに基づく高品位画像として表示しているが、こ
れに限らず、CMYK高色階調画像データ62に基づき
作成されるR(赤色)、G(緑色)、B(青色)、C
(シアン色)、M(マゼンタ色)、Y(黄色)、K(墨
色)の中の所望の1色またはこれらの色の複数色を組み
合わせた色の画像、例えば、CとM、MとKを組み合わ
せた色の画像として表示することができる。
【0052】また、この発明は、上述の実施の形態に限
らず、この発明の要旨を逸脱することなく、種々の構成
を採り得ることはもちろんである。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、画像全体は相対的に低品位画像として表示し、低品
位画像中、指定した領域を高品位画像として表示するよ
うにしている。このため、画像に対する加工、修正等の
作業が高品位画像上で行えるにもかかわらず、画像を回
転処理した場合等におけるコンピュータに対する処理負
荷が軽減されるので、高速表示機能が保持されるという
効果が達成される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態が適用された構成例を
示す線図である。
【図2】版下台紙画像の例を示す線図である。
【図3】写真フイルムの例を示す線図である。
【図4】図1例中、ワークステーションの詳細な構成を
含むブロック図である。
【図5】図1例の動作説明に供されるフローチャートで
ある。
【図6】画像ファイルを模式的かつ概略的に示す線図で
ある。
【図7】画像ファイルを模式的かつ詳細に示す線図であ
る。
【図8】集版アプリケーションによる表示画面を表す線
図である。
【図9】表示画面上に低品位画像が表示された画面を表
す線図である。
【図10】全体低品位画像中、一部が高品位画像として
表示された画面を表す線図である。
【図11】一部高品位画像の移動後の状態を表示する画
面を表す線図である。
【図12】高品位画像中、所望の部分の切り出し処理の
説明に供される線図である。
【図13】マウスカーソルが高品位画像中の周縁部に移
動された状態の説明に供給される線図である。
【図14】高品位画像の中心が自動的に移動した状態の
説明に供される線図である。
【図15】表示画面中に、版下台紙画像が表示された画
面を示す線図である。
【図16】切り出した画像があたり罫の中に貼りつけら
れた画面を示す線図である。
【符号の説明】
11…電子集版装置 12…ワークステ
ーション 15…カラースキャナ 16…フイルムプ
リンタ 21…CPU 22…ROM 23…RAM 24…HD 31…マウス 31C…中央ボタ
ン 31L…左ボタン 31R…右ボタン 35…ディスプレイ 40…版下台紙 40A…版下台紙画像 41…台紙 41A…台紙画像 42…文字 42A…文字画像 44…あたり罫 44A…あたり罫画像 46…写真フイル
ム 47…原稿画像 47B、47C…
画像 60…カラー画像ファイル 61…ヘッダ 62…CMYK高色階調画像データ 63…RGB疑似
カラー画像データ 70…電子集版処理用画面 70e…台紙表示
メニュー 70f…実画像窓表示メニュー 72、72A…マ
ウスカーソル 74…画像表示用画面

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表示装置に表示された画像をポインティン
    グデバイスを利用して処理する画像処理装置における画
    像表示方法において、 前記画像全体は、相対的に低品位画像として表示し、 前記低品位画像中、前記ポインティングデバイスにより
    指定した領域内のみ相対的に高品位画像として表示する
    ことを特徴とする画像表示方法。
  2. 【請求項2】請求項1記載の画像表示方法において、 前記高品位画像は、相対的に高階調のカラー画像および
    (または)高解像度のカラー画像であり、前記低品位画
    像は、相対的に低階調のカラー画像および(または)低
    解像度のカラー画像であることを特徴とする画像表示方
    法。
  3. 【請求項3】請求項1または2記載の画像表示方法にお
    いて、 前記指定した領域内の高階調のカラー画像を、所望の1
    色または複数色を組み合わせた色の画像として表示する
    ことを特徴とする画像表示方法。
  4. 【請求項4】請求項3記載の画像表示方法において、 前記所望の色は、赤色、緑色、青色、シアン色、マゼン
    タ色、黄色、墨色のうち、いずれか1色または複数色を
    組み合わせた色であることを特徴とする画像表示方法。
  5. 【請求項5】請求項1〜4のいずれか1項に記載の画像
    表示方法において、 前記高階調のカラー画像領域内の周縁部が処理感知領域
    とされ、 前記処理感知領域内で前記ポインティングデバイスを使
    用して所定の画像処理を行ったとき、前記高階調のカラ
    ー画像の中央位置がその画像処理位置に移動されるよう
    にして、前記高階調のカラー画像全体が移動されるよう
    にしたことを特徴とする画像表示方法。
  6. 【請求項6】請求項5記載の画像表示方法において、 前記所定の画像処理は、画像の切り出し処理であること
    を特徴とする画像表示方法。
  7. 【請求項7】請求項1〜6のいずれか1項に記載の画像
    表示方法において、 高品位画像領域が、ポインティングデバイスにより移動
    可能とされていることを特徴とする画像表示方法。
JP2218598A 1998-02-03 1998-02-03 画像表示方法 Pending JPH11219241A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007079747A (ja) * 2005-09-13 2007-03-29 Hows:Kk 画像情報処理装置
JP2022058770A (ja) * 2020-03-03 2022-04-12 キヤノン株式会社 画像処理装置、画像処理システム、画像処理方法及びプログラム

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