JPH11219656A - カラーブラウン管用シャドウマスクの製造方法およびその製造装置 - Google Patents

カラーブラウン管用シャドウマスクの製造方法およびその製造装置

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JPH11219656A
JPH11219656A JP2205798A JP2205798A JPH11219656A JP H11219656 A JPH11219656 A JP H11219656A JP 2205798 A JP2205798 A JP 2205798A JP 2205798 A JP2205798 A JP 2205798A JP H11219656 A JPH11219656 A JP H11219656A
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JP
Japan
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photoresist
shadow mask
pattern
ray tube
optical
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Application number
JP2205798A
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English (en)
Inventor
Takeshi Okawa
猛 大川
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 熱かぶりをなくして品位良好な高精細シャド
ウマスクを容易に製造できるようにすることを得ること
を目的とする。 【解決手段】 金属薄板10の両面に形成されたフォトレ
ジストにシャドウマスクの開孔に対応するパターンが形
成された一対の光学マスク12a を密着して露光し、その
フォトレジストに光学マスクのパターンを焼付けたのち
現像して、金属薄板の両面にシャドウマスクの開孔に対
応するパターンからなるレジストを形成するカラーブラ
ウン管用シャドウマスクの製造方法において、露光後、
直ちにパターンの焼付けられた両面のフォトレジストに
冷却ローラー19を密着して冷却するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、カラーブラウン
管用シャドウマスクの製造方法およびその製造装置に係
り、特に露光後のフォトレジストの熱かぶりを抑制した
カラーブラウン管用シャドウマスクの製造方法およびそ
の製造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にカラーブラウン管は、図3に示す
ように、外囲器を構成するパネル1の内面に形成された
3色蛍光体層からなる蛍光体スクリーン2に対向して、
その内側に、多数の開孔が所定の配列で形成されたシャ
ドウマスク3が配置され、その開孔により電子銃4から
放出された3電子ビーム5B ,5G ,5R を選別して、
3色蛍光体層に正しく入射させる構造に形成されてい
る。
【0003】従来より、上記シャドウマスク3は、フォ
トエッチング法により製造されている。すなわち、低炭
素鋼板などからなる金属薄板の両面に感光剤を塗布して
フォトレジストを形成したのち、その両面のフォトレジ
ストにシャドウマスクの開孔に対応するパターンが形成
されたガラス乾板からなる一対の光学マスクを密着し、
この光学マスクを介して両面のフォトレジストを同時に
露光して、両面のフォトレジストに光学マスクのパター
ンを焼付ける。つぎに上記パターンの焼付けられたフォ
トレジストを現像して未感光部を除去し、金属薄板の両
面に上記シャドウマスクの開孔に対応するパターンから
なるレジストを形成する。その後、このレジストの形成
された上記金属薄板の両面にエッチング液をスプレーし
て、エッチングにより開孔を形成することにより製造さ
れている。
【0004】ところで、上記シャドウマスク3の製造に
は、通常、牛乳カゼイン酸アルカリと重クロム酸アンモ
ニウム(ADC)を主成分とする感光剤が用いられ、一
方、光学マスクのパターンの焼付ける露光光源として
は、紫外線を発生する水銀ランプが広く用いられてい
る。
【0005】しかし上記感光剤や露光光源を使用する
と、牛乳カゼイン酸アルカリとADCを主成分とする感
光剤は、熱により感光が進行し、熱かぶりが生ずるとい
う問題がある。一方、水銀ランプは、紫外域の光ばかり
でなく赤外域の光も多量に発するため、その赤外線の照
射によりフォトレジストが加熱され、熱かぶりをおこす
という問題がある。
【0006】この熱かぶりを防止する方法として、赤外
線をカットするフィルターを配置する方法が考えられる
が、この方法は、赤外線ばかりでなく、パターンの焼付
けに有効な紫外線が減少し、所定の露光量を得る上に時
間がかかり、生産性が低下する。そのため、通常は、シ
ャドウマスクの開孔に対応するパターンからなるレジス
トの形成に必要な露光量から熱かぶりに相当する分だけ
露光量を減らして露光するか、あるいは牛乳カゼイン酸
アルカリに対するADCの添加量を少なくしてフォトレ
ジストの感度を下げるなどの方法により、シャドウマス
クを製造している。
【0007】しかしこのような方法でシャドウマスクを
製造すると、昨今のコンピュータなどの表示装置に組込
まれる高精細カラーブラウン管のファインピッチのシャ
ドウマスクは、益々開孔寸法が小さくなる傾向にあるた
め、開孔寸法に及ぼす熱かぶりの影響が大きく、開孔寸
法のばらつきが大きくなる。そのため、所要のシャドウ
マスクの製造が困難になるばかりでなく、カラーブラウ
ン管のホワイトユニフォーミティの劣化をまねく。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、カラー
ブラウン管のシャドウマスクは、金属薄板の両面に牛乳
カゼイン酸アルカリとADCを主成分とする感光剤を塗
布してフォトレジストを形成し、その両面のフォトレジ
ストにシャドウマスクの開孔に対応するパターンが形成
された一対の光学マスクを密着し、水銀ランプを露光光
源として露光し、両面のフォトレジストに光学マスクの
パターンを焼付けることにより製造されている。
【0009】しかし上記感光剤や露光光源を使用する
と、牛乳カゼイン酸アルカリとADCを主成分とする感
光剤は、熱により感光が進行し、熱かぶりが生ずるとい
う問題がある。一方、水銀ランプは、紫外域の光ばかり
でなく赤外域の光も多量に発するため、その赤外線の照
射によりフォトレジストが加熱され、熱かぶりをおこす
という問題がある。
【0010】そのため、従来は、シャドウマスクの開孔
に対応するパターンからなるレジストの形成に必要な露
光量から熱かぶりに相当する分だけ露光量を減らして露
光するか、あるいは牛乳カゼイン酸アルカリに対するA
DCの添加量を少なくしてフォトレジストの感度を下げ
るなどの方法により、シャドウマスクを製造している。
【0011】しかしこのような方法は、コンピュータな
どの表示装置に組込まれるカラーブラウン管の高精細シ
ャドウマスクに対しては、開孔寸法に及ぼす熱かぶりの
影響が大きく、開孔寸法のばらつきが大きくなる。その
ため、所要のシャドウマスクを製造することが困難にな
るばかりでなく、カラーブラウン管のホワイトユニフォ
ーミティの劣化をまねくという問題がある。
【0012】この発明は、上記問題点を解決するために
なされたものであり、熱かぶりをなくして品位良好な高
精細シャドウマスクを容易に製造できるようにすること
を目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】金属薄板の両面に形成さ
れたフォトレジストにシャドウマスクの開孔に対応する
パターンが形成された一対の光学マスクを密着して露光
し、そのフォトレジストに光学マスクのパターンを焼付
けたのち現像して、金属薄板の両面にシャドウマスクの
開孔に対応するパターンからなるレジストを形成するカ
ラーブラウン管用シャドウマスクの製造方法において、
露光後、直ちにパターンの焼付けられた両面のフォトレ
ジストに冷却ローラーを密着して冷却するようにした。
【0014】また、シャドウマスクの開孔に対応するパ
ターンが形成された一対の光学マスクを支持し、この一
対の光学マスクを帯状金属薄板の両面に形成されたフォ
トレジストに密着させる焼枠と、そのフォトレジストに
光学マスクのパターンを焼付ける露光光源と、そのフォ
トレジストに光学マスクのパターンが焼付けられた帯状
金属薄板を巻取る巻取装置とを備えるカラーブラウン管
用シャドウマスクの製造装置において、焼枠に接近して
巻取装置側にパターンの焼付けられたフォトレジストに
密着して冷却する冷却ローラーを設けた。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照してこの発明の
実施の形態について説明する。
【0016】図1にその一形態であるカラーブラウン管
用シャドウマスクの製造方法の主要工程を示す。
【0017】シャドウマスクの製造は、図1(a)に示
すように、板厚0.1〜0.3mm程度の低炭素鋼板など
からなる帯状金属薄板10を脱脂洗浄したのち、その両
面に牛乳カゼイン酸アルカリと重クロム酸アンモニウム
(ADC)を主成分とする感光剤を塗布し乾燥して、フ
ォトレジスト11を形成する。
【0018】つぎに、同(b)に示すように、上記両面
のフォトレジスト11に、形成しようとするシャドウマ
スクの開孔に対応する大きさの異なるパターンが形成さ
れたガラス乾板からなる一対の光学マスク12a ,12
b を密着し、これら光学マスク12a ,12b の前方に
設置された水銀ランプからなる露光光源13の発する光
により光学マスク12a ,12b を介して両面のフォト
レジスト11を同時に露光し、その両面のフォトレジス
ト11に上記光学マスク12a ,12b のパターンを焼
付ける。
【0019】つぎに、上記パターンの焼付けられたフォ
トレジスト11を温水で現像して未感光部除去し、同
(c)に示すように、帯状金属薄板10の両面に、上記
光学マスクのパターンに対応したパターンからなるレジ
スト14a ,14b を形成する。
【0020】つぎに、上記レジスト14a ,14b を2
00℃程度の温度でバーニングして耐エッチング性を高
めたのち、帯状金属薄板10の両面に塩化第2鉄を主成
分とするエッチング液をスプレーして、レジスト14a
,14b により覆われていない露出面をエッチングし
て、同(d)に示すように、開孔15を形成する。
【0021】つぎに、上記開孔15の形成された帯状金
属薄板10の両面に加熱アルカリ溶液をスプレーして、
同(e)に示すように、帯状金属薄板の両面に残存する
レジストを剥離除去する。
【0022】上記シャドウマスクの製造方法において、
帯状金属薄板10の両面に形成されたフォトレジスト1
1へのパターン焼付けは、図2に示す装置によりおこな
われる。
【0023】この装置は、光学マスク12a ,12b
(12a のみ図示)を支持して、帯状金属薄板10の両
面のフォトレジストに上記光学マスク12a ,12b を
密着させる真空焼枠16を備える。この真空焼枠16に
支持された光学マスク12a ,12b の前方には、水銀
ランプからなる露光光源(図示せず)が設置されてい
る。さらに、上記真空焼枠16の一側方には、両面にフ
ォトレジストが形成された帯状金属薄板10のロール1
7を支持する巻戻装置(アンワインダー部)が、また他
側方には、上記真空焼枠16により両面のフォトレジス
トにパターンの焼付けられた帯状金属薄板10のロール
18を支持する巻取装置(ワインダー部)が設けられて
いる。
【0024】この装置でのパターンの焼付けは、巻取装
置を間欠的に駆動して、巻取装置に支持されたロール1
8を回転させ、巻戻装置に支持されたロール17から真
空焼枠16を介して巻取装置に導かれる帯状金属薄板1
0を一定長さ巻取る。その巻取り停止期間に,巻戻装置
に支持されたロール17から真空焼枠16に導かれた帯
状金属薄板10の両面のフォトレジストに光学マスク1
2a ,12b を真空密着させて、これら光学マスク12
a ,12b のパターンを焼付けることによりおこなわ
れ、巻取装置の間欠的な駆動により、逐次、帯状金属薄
板10の両面のフォトレジストに光学マスク12a ,1
2b のパターンが焼付けられるものとなっている。
【0025】このような装置において、特にこの実施の
形態では、真空焼枠16に接近して巻取装置側に、上記
真空焼枠16でパターンの焼付けられた両面のフォトレ
ジストに密着する一対を1組とする冷却ローラー19が
設けられている。この冷却ローラー19は、約14℃の
冷却エアにより冷却され、ロール18の間欠的な回転巻
取りによる帯状金属薄板10の走行にともなって回転
し、上記パターンの焼付けられた両面のフォトレジスト
に密着して、パターン焼付時、露光光源から放射される
赤外線の照射により加熱されたフォトレジストを冷却す
るようになっている。
【0026】通常、巻戻装置に支持される帯状金属薄板
10のロール17の温度は、23〜26℃であり、真空
焼枠16では、露光光源から放射される赤外線の照射に
より、35℃以上に温度上昇するが、上記のように真空
焼枠16に接近して巻戻装置側に冷却ローラー19を設
けて、両面のフォトレジストに密着させると、上記真空
焼枠16で加熱されたフォトレジストの温度を下げ、巻
取装置に巻取られる帯状金属薄板10の温度を熱かぶり
に対して安全な30〜35℃にすることができる。
【0027】したがって上記のようにすることにより、
露光時に加熱されても、その直後の冷却により熱かぶり
をおこしにくい温度にすることができる。その結果、従
来のように熱かぶりに相当する分だけ露光量を減らして
露光したり、あるいはフォトレジストの感度を下げるこ
となくシャドウマスクを製造でき、通常のシャドウマス
クは勿論、高精細シャドウマスクの適用して、開孔寸法
のばらつきを小さくでき、カラーブラウン管のホワイト
ユニフォーミティの劣化を防止できる。
【0028】なお、上記実施の形態では、真空焼枠の巻
取装置側に1組の冷却ローラーを設けたが、この冷却ロ
ーラーは、複数組設けてもよい。
【0029】また、真空焼枠の巻取装置側ばかりでな
く、真空焼枠に接近して巻戻装置部側にも設けてよい。
このようにすることにより、パターン焼付け中における
フォトレジストの温度を下げることができる。
【0030】さらに冷却ローラーのほかに、パターンの
焼付けられたフォトレジストに直接冷却エアを吹付ける
などの他の冷却手段を併用してもよい。
【0031】また、上記実施の形態では、レジストの形
成された帯状金属薄板の両面を同時にエッチングして開
孔を形成するシャドウマスクの製造方法について説明し
たが、この発明は、2段エッチング法により片面づつエ
ッチングして開孔を形成する場合にも適用できる。
【0032】
【発明の効果】上述のように、帯状金属薄板の両面に形
成されたフォトレジストにパターンを焼付ける焼枠に接
近して冷却ローラーを設け、光学マスクのパターンの焼
付けられたフォトレジストに密着して直ちに冷却する
と、従来のように熱かぶりに相当する分だけ露光量を減
らして露光したり、あるいはフォトレジストの感度を下
げることなくシャドウマスクを製造でき、通常のシャド
ウマスクは勿論、高精細カラーブラウン管のファインピ
ッチのシャドウマスクの適用して、開孔寸法のばらつき
を小さくでき、カラーブラウン管のホワイトユニフォー
ミティの劣化を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a)乃至(e)はそれぞれ発明の実施の
一形態であるカラーブラウン管用シャドウマスクの製造
方法の主要工程を示す。
【図2】帯状金属薄板の両面に形成されたフォトレジス
トに光学マスクのパターンを焼付ける装置の構成を示す
図である。
【図3】カラーブラウン管の構成を示す図である。
【符号の説明】
10…帯状金属薄板 11…フォトレジスト 12a ,12b …光学マスク 13…露光光源 14a ,14b …レジスト 15…開孔 16…焼枠 19…冷却ローラー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属薄板の両面に形成されたフォトレジ
    ストにシャドウマスクの開孔に対応するパターンが形成
    された一対の光学マスクを密着して露光し、上記フォト
    レジストに上記光学マスクのパターンを焼付けたのち現
    像して、上記金属薄板の両面に上記シャドウマスクの開
    孔に対応するパターンからなるレジストを形成するカラ
    ーブラウン管用シャドウマスクの製造方法において、 上記露光後、直ちに上記パターンの焼付けられた両面の
    フォトレジストに冷却ローラーを密着して冷却すること
    を特徴とするカラーブラウン管用シャドウマスクの製造
    方法。
  2. 【請求項2】 シャドウマスクの開孔に対応するパター
    ンが形成された一対の光学マスクを支持し、この一対の
    光学マスクを帯状金属薄板の両面に形成されたフォトレ
    ジストに密着させる焼枠と、上記フォトレジストに上記
    光学マスクのパターンを焼付ける露光光源と、上記フォ
    トレジストに光学マスクのパターンが焼付けられた帯状
    金属薄板を巻取る巻取装置とを備えるカラーブラウン管
    用シャドウマスクの製造装置において、 上記焼枠に接近して上記巻取装置側に上記パターンの焼
    付けられたフォトレジストに密着して冷却する冷却ロー
    ラーが設けられていることを特徴とするカラーブラウン
    管用シャドウマスクの製造装置。
JP2205798A 1998-02-03 1998-02-03 カラーブラウン管用シャドウマスクの製造方法およびその製造装置 Pending JPH11219656A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102242859B1 (ko) * 2020-07-22 2021-04-21 풍원정밀(주) 미세 금속 마스크 제조 시스템 및 방법
KR102242860B1 (ko) * 2020-07-22 2021-04-21 풍원정밀(주) 미세 금속 마스크 제조 시스템 및 방법
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