JPH11219791A - 分散型エレクトロルミネッセンス素子とその製造方法及びこれを用いた照光ユニット - Google Patents
分散型エレクトロルミネッセンス素子とその製造方法及びこれを用いた照光ユニットInfo
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- JPH11219791A JPH11219791A JP10021790A JP2179098A JPH11219791A JP H11219791 A JPH11219791 A JP H11219791A JP 10021790 A JP10021790 A JP 10021790A JP 2179098 A JP2179098 A JP 2179098A JP H11219791 A JPH11219791 A JP H11219791A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 各種電子機器の表示部にバックライト等とし
て使用されるEL素子及びこれを用いた照光ユニットに
関し、可撓性に優れたEL素子と、良好な操作感触を有
する照光ユニットを提供することを目的とする。 【解決手段】 厚さが5〜50μmの光透過性の絶縁フ
ィルム21片面の全面或いは所定の箇所に、導電粉を分
散した柔軟性を有する光透過性樹脂によって光透過性電
極層22を印刷形成してEL素子23を構成すると共
に、このEL素子を用いて照光ユニットを構成すること
によって、可撓性に優れたEL素子及び良好な操作感触
を有する照光ユニットが得られる。
て使用されるEL素子及びこれを用いた照光ユニットに
関し、可撓性に優れたEL素子と、良好な操作感触を有
する照光ユニットを提供することを目的とする。 【解決手段】 厚さが5〜50μmの光透過性の絶縁フ
ィルム21片面の全面或いは所定の箇所に、導電粉を分
散した柔軟性を有する光透過性樹脂によって光透過性電
極層22を印刷形成してEL素子23を構成すると共
に、このEL素子を用いて照光ユニットを構成すること
によって、可撓性に優れたEL素子及び良好な操作感触
を有する照光ユニットが得られる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種電子機器の表
示部にバックライト等として使用される分散型エレクト
ロルミネッセンス素子(以下、EL素子と記載する)と
その製造方法及びこれを用いた照光ユニットに関するも
のである。
示部にバックライト等として使用される分散型エレクト
ロルミネッセンス素子(以下、EL素子と記載する)と
その製造方法及びこれを用いた照光ユニットに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】近年、各種電子機器の多様化が進むにつ
れて、暗闇でも表示部の識別や操作が可能なように表示
パネルやLCDの後方に照光用のバックライトを備えた
ものが増え、そのバックライト用としてEL素子が多く
使用されるようになってきた。
れて、暗闇でも表示部の識別や操作が可能なように表示
パネルやLCDの後方に照光用のバックライトを備えた
ものが増え、そのバックライト用としてEL素子が多く
使用されるようになってきた。
【0003】このような従来のEL素子及びこれを用い
た照光ユニットについて、図6及び図7を用いて説明す
る。
た照光ユニットについて、図6及び図7を用いて説明す
る。
【0004】図6は従来のEL素子の断面図、図7はこ
のEL素子を用いた照光ユニットの断面図であり、同図
において、1はポリエチレンテレフタレート等の可撓性
を有する透明な絶縁フィルムで、この下面全面に酸化イ
ンジウム錫(以下、ITOと記載する)をスパッタまた
は蒸着した光透過性電極層2が形成され、さらにこの下
面に、フッ素ゴムやシアノ系樹脂等の高誘電性樹脂に発
光の母材となる硫化亜鉛を分散させた発光体層3や、同
じく高誘電性樹脂にチタン酸バリウム等を分散させた誘
電体層4、誘電体層4に接続された銀やカーボンレジン
系の背面電極層5、エポキシ樹脂やポリエステル樹脂等
の絶縁層6が順次重ねて印刷形成されて、EL素子7が
構成されている。
のEL素子を用いた照光ユニットの断面図であり、同図
において、1はポリエチレンテレフタレート等の可撓性
を有する透明な絶縁フィルムで、この下面全面に酸化イ
ンジウム錫(以下、ITOと記載する)をスパッタまた
は蒸着した光透過性電極層2が形成され、さらにこの下
面に、フッ素ゴムやシアノ系樹脂等の高誘電性樹脂に発
光の母材となる硫化亜鉛を分散させた発光体層3や、同
じく高誘電性樹脂にチタン酸バリウム等を分散させた誘
電体層4、誘電体層4に接続された銀やカーボンレジン
系の背面電極層5、エポキシ樹脂やポリエステル樹脂等
の絶縁層6が順次重ねて印刷形成されて、EL素子7が
構成されている。
【0005】そして、8はEL素子7の上方に配置され
た光透過性の弾性ゴム等からなる操作体、9は弾性金属
薄板製のドーム状可動接点、10は上面に固定接点11
A,11Bや配線パターン12が形成された配線基板
で、配線基板10の固定接点11B上にはドーム状可動
接点9が載置されてスイッチ回路13が構成され、これ
らをケース14が覆って照光ユニット15が構成されて
いる。
た光透過性の弾性ゴム等からなる操作体、9は弾性金属
薄板製のドーム状可動接点、10は上面に固定接点11
A,11Bや配線パターン12が形成された配線基板
で、配線基板10の固定接点11B上にはドーム状可動
接点9が載置されてスイッチ回路13が構成され、これ
らをケース14が覆って照光ユニット15が構成されて
いる。
【0006】以上のような構成において、電子機器の回
路(図示せず)からEL素子7の光透過性電極層2と背
面電極層5の間に電圧を印加すると、EL素子7が駆動
して発光し、この光がケース14の複数の孔から突出し
た操作体8上面の操作部8Aを下面から照光するため、
周囲が暗い場合でも操作部8Aの位置や表示を明確に確
認できるものである。
路(図示せず)からEL素子7の光透過性電極層2と背
面電極層5の間に電圧を印加すると、EL素子7が駆動
して発光し、この光がケース14の複数の孔から突出し
た操作体8上面の操作部8Aを下面から照光するため、
周囲が暗い場合でも操作部8Aの位置や表示を明確に確
認できるものである。
【0007】また、操作体8の操作部8Aを下方へ押圧
操作すると、下面の突起部8BがEL素子7を撓ませ、
これを介してドーム状可動接点9の中央頂点部が押圧さ
れ、ドーム状可動接点9が反転して配線基板10の固定
接点11Aに接触することによって、スイッチ回路13
の固定接点11Aと11Bの電気的接離が行われるよう
に構成されている。
操作すると、下面の突起部8BがEL素子7を撓ませ、
これを介してドーム状可動接点9の中央頂点部が押圧さ
れ、ドーム状可動接点9が反転して配線基板10の固定
接点11Aに接触することによって、スイッチ回路13
の固定接点11Aと11Bの電気的接離が行われるよう
に構成されている。
【0008】なお、図6では、実際には絶縁フィルム1
よりもはるかに厚さの薄い光透過性電極層2や発光体層
3等を、見易くするために拡大して記載している。
よりもはるかに厚さの薄い光透過性電極層2や発光体層
3等を、見易くするために拡大して記載している。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
のEL素子においては、絶縁フィルム1下面の発光体層
3や誘電体層4、背面電極層5等は、金属粉を分散した
樹脂によって形成されているため柔軟性を有している
が、光透過性電極層2はITO金属粉をスパッタまたは
蒸着して形成されたものであり、硬質で曲げや折れによ
って破断しやすいため、絶縁フィルム1をあまり可撓性
のよいものとすることができず、厚さが75ないし12
5μmといったある程度以上の剛性を有するものに限定
されるという課題があった。
のEL素子においては、絶縁フィルム1下面の発光体層
3や誘電体層4、背面電極層5等は、金属粉を分散した
樹脂によって形成されているため柔軟性を有している
が、光透過性電極層2はITO金属粉をスパッタまたは
蒸着して形成されたものであり、硬質で曲げや折れによ
って破断しやすいため、絶縁フィルム1をあまり可撓性
のよいものとすることができず、厚さが75ないし12
5μmといったある程度以上の剛性を有するものに限定
されるという課題があった。
【0010】従って、このEL素子を用いた照光ユニッ
トも、絶縁フィルム1が厚く光透過性電極層2が硬質で
あるEL素子7を介して、スイッチ回路13の電気的接
離を行っているため、操作体8の押圧操作力が大きなも
のとなったり、ドーム状可動接点9の反転による節度感
が損なわれてしまうという課題があった。
トも、絶縁フィルム1が厚く光透過性電極層2が硬質で
あるEL素子7を介して、スイッチ回路13の電気的接
離を行っているため、操作体8の押圧操作力が大きなも
のとなったり、ドーム状可動接点9の反転による節度感
が損なわれてしまうという課題があった。
【0011】本発明は、このような従来の課題を解決す
るものであり、可撓性に優れ、これを介してスイッチ回
路を操作しても良好な操作感触が得られるEL素子と、
その製造方法及びこれを用いた照光ユニットを提供する
ことを目的とする。
るものであり、可撓性に優れ、これを介してスイッチ回
路を操作しても良好な操作感触が得られるEL素子と、
その製造方法及びこれを用いた照光ユニットを提供する
ことを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明のEL素子は、厚さが5〜50μmの光透過性
の絶縁フィルムの全面或いは所定の箇所に、導電粉を分
散した柔軟性を有する光透過性樹脂を印刷することによ
って光透過性電極層を形成してEL素子を構成すると共
に、このEL素子を用いて照光ユニットを構成するもの
である。
に本発明のEL素子は、厚さが5〜50μmの光透過性
の絶縁フィルムの全面或いは所定の箇所に、導電粉を分
散した柔軟性を有する光透過性樹脂を印刷することによ
って光透過性電極層を形成してEL素子を構成すると共
に、このEL素子を用いて照光ユニットを構成するもの
である。
【0013】これにより、可撓性に優れたEL素子及び
良好な操作感触を有する照光ユニットを得ることができ
る。
良好な操作感触を有する照光ユニットを得ることができ
る。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、厚さが5〜50μmの光透過性の絶縁フィルムと、
この絶縁フィルム片面の全面或いは所定の箇所に、導電
粉を分散した柔軟性を有する光透過性樹脂を印刷して形
成された光透過性電極層と、光透過性電極層上に順次重
ねて印刷形成された発光体層及び誘電体層、背面電極層
からなるEL素子としたものであり、絶縁フィルムの厚
さが薄く、また光透過性電極層が柔軟性を有しているた
め、剛性が低く可撓性に優れたEL素子を得ることがで
きるという作用を有する。
は、厚さが5〜50μmの光透過性の絶縁フィルムと、
この絶縁フィルム片面の全面或いは所定の箇所に、導電
粉を分散した柔軟性を有する光透過性樹脂を印刷して形
成された光透過性電極層と、光透過性電極層上に順次重
ねて印刷形成された発光体層及び誘電体層、背面電極層
からなるEL素子としたものであり、絶縁フィルムの厚
さが薄く、また光透過性電極層が柔軟性を有しているた
め、剛性が低く可撓性に優れたEL素子を得ることがで
きるという作用を有する。
【0015】請求項2に記載の発明は、請求項1記載の
発明において、絶縁フィルム片面の所定の箇所に、光透
過性電極層及び発光体層、誘電体層、背面電極層を重ね
て印刷形成すると共に、光透過性電極層及び背面電極層
に一端が接続した給電パターンや他の配線パターンを上
記各層以外の箇所に印刷形成したものであり、電子機器
内の電気的接続を行うことのできる配線機能を備えたE
L素子が得られるため、これらの給電パターンや配線パ
ターンをコネクタやLCDに接続することによって、電
子機器内の接続に用いられる配線基板やケーブル等の構
成部品を簡略化することができるという作用を有する。
発明において、絶縁フィルム片面の所定の箇所に、光透
過性電極層及び発光体層、誘電体層、背面電極層を重ね
て印刷形成すると共に、光透過性電極層及び背面電極層
に一端が接続した給電パターンや他の配線パターンを上
記各層以外の箇所に印刷形成したものであり、電子機器
内の電気的接続を行うことのできる配線機能を備えたE
L素子が得られるため、これらの給電パターンや配線パ
ターンをコネクタやLCDに接続することによって、電
子機器内の接続に用いられる配線基板やケーブル等の構
成部品を簡略化することができるという作用を有する。
【0016】請求項3に記載の発明は、絶縁フィルムよ
りも剛性が高い仮基材に貼付した絶縁フィルムに、光透
過性電極層及び発光体層、誘電体層、背面電極層や導電
パターンを印刷形成した後、仮基材から絶縁フィルムを
剥がしてEL素子とする請求項1または2記載のEL素
子の製造方法としたものであり、剛性の高い仮基材に絶
縁フィルムを貼付して各層の印刷を行うため、薄い絶縁
フィルムを用いても印刷時の破れや皺がなくなり確実な
印刷が行えると共に、取扱いも簡便なものとなり、可撓
性に優れたEL素子を容易に製作することができるとい
う作用を有する。
りも剛性が高い仮基材に貼付した絶縁フィルムに、光透
過性電極層及び発光体層、誘電体層、背面電極層や導電
パターンを印刷形成した後、仮基材から絶縁フィルムを
剥がしてEL素子とする請求項1または2記載のEL素
子の製造方法としたものであり、剛性の高い仮基材に絶
縁フィルムを貼付して各層の印刷を行うため、薄い絶縁
フィルムを用いても印刷時の破れや皺がなくなり確実な
印刷が行えると共に、取扱いも簡便なものとなり、可撓
性に優れたEL素子を容易に製作することができるとい
う作用を有する。
【0017】請求項4に記載の発明は、請求項1または
2記載のEL素子と、このEL素子の絶縁フィルム側に
配置された操作体と、EL素子の背面電極層側に配置さ
れたスイッチ回路からなり、操作体下面がEL素子を撓
ませ、これを介してスイッチ回路の電気的接離が行われ
る照光ユニットとしたものであり、可撓性に優れたEL
素子を用いて照光ユニットが構成されるため、スイッチ
回路の操作感を損なうことのない良好な操作感触の照光
ユニットを得ることができるという作用を有する。
2記載のEL素子と、このEL素子の絶縁フィルム側に
配置された操作体と、EL素子の背面電極層側に配置さ
れたスイッチ回路からなり、操作体下面がEL素子を撓
ませ、これを介してスイッチ回路の電気的接離が行われ
る照光ユニットとしたものであり、可撓性に優れたEL
素子を用いて照光ユニットが構成されるため、スイッチ
回路の操作感を損なうことのない良好な操作感触の照光
ユニットを得ることができるという作用を有する。
【0018】以下、本発明の実施の形態について、図1
〜図5を用いて説明する。なお、従来の技術の項で説明
した構成と同一構成の部分には同一符号を付して、詳細
な説明を省略する。
〜図5を用いて説明する。なお、従来の技術の項で説明
した構成と同一構成の部分には同一符号を付して、詳細
な説明を省略する。
【0019】(実施の形態1)図1は本発明の第1の実
施の形態によるEL素子の断面図であり、同図におい
て、21は厚さが5〜50μmのポリエチレンテレフタ
レートやポリイミド、ポリサルフォン、ポリカーボネー
ト等の可撓性を有する透明な絶縁フィルムで、この下面
にポリエステル樹脂やエポキシ樹脂、アクリル樹脂、フ
ェノキシ樹脂、フッ素ゴム等の柔軟性を有する光透過性
樹脂にITOを分散した導電ペーストを印刷して光透過
性電極層22が形成されている。
施の形態によるEL素子の断面図であり、同図におい
て、21は厚さが5〜50μmのポリエチレンテレフタ
レートやポリイミド、ポリサルフォン、ポリカーボネー
ト等の可撓性を有する透明な絶縁フィルムで、この下面
にポリエステル樹脂やエポキシ樹脂、アクリル樹脂、フ
ェノキシ樹脂、フッ素ゴム等の柔軟性を有する光透過性
樹脂にITOを分散した導電ペーストを印刷して光透過
性電極層22が形成されている。
【0020】そして、この光透過性電極層22の下面
に、フッ素ゴムやシアノ系樹脂等の高誘電性樹脂に発光
の母材となる硫化亜鉛を分散させた発光体層3や、同じ
く高誘電性樹脂にチタン酸バリウム等を分散させた誘電
体層4、誘電体層4に接続された銀やカーボンレジン系
の背面電極層5、エポキシ樹脂やポリエステル樹脂等の
絶縁層6が、順次重ねて印刷形成されてEL素子23が
構成されていることは従来の技術の場合と同様である。
に、フッ素ゴムやシアノ系樹脂等の高誘電性樹脂に発光
の母材となる硫化亜鉛を分散させた発光体層3や、同じ
く高誘電性樹脂にチタン酸バリウム等を分散させた誘電
体層4、誘電体層4に接続された銀やカーボンレジン系
の背面電極層5、エポキシ樹脂やポリエステル樹脂等の
絶縁層6が、順次重ねて印刷形成されてEL素子23が
構成されていることは従来の技術の場合と同様である。
【0021】以上のように構成されるEL素子の製造方
法について説明すると、図2(a)に示すように、先
ず、絶縁フィルム21よりも厚く剛性が高い仮基材24
の上面に塗布された微粘着性の接着剤25によって、絶
縁フィルム21を仮基材24に貼付した後、図2(b)
のように、絶縁フィルム21に光透過性電極層22及び
発光体層3、誘電体層4、背面電極層5、絶縁層6を順
次重ねて印刷形成し、最後に、図2(c)に示すよう
に、仮基材24から絶縁フィルム21を剥がすことによ
ってEL素子23が完成する。
法について説明すると、図2(a)に示すように、先
ず、絶縁フィルム21よりも厚く剛性が高い仮基材24
の上面に塗布された微粘着性の接着剤25によって、絶
縁フィルム21を仮基材24に貼付した後、図2(b)
のように、絶縁フィルム21に光透過性電極層22及び
発光体層3、誘電体層4、背面電極層5、絶縁層6を順
次重ねて印刷形成し、最後に、図2(c)に示すよう
に、仮基材24から絶縁フィルム21を剥がすことによ
ってEL素子23が完成する。
【0022】なお、図1や図2では、実際には絶縁フィ
ルム21よりもはるかに厚さの薄い光透過性電極層22
や発光体層3等を、見易くするために拡大して記載して
いる。
ルム21よりもはるかに厚さの薄い光透過性電極層22
や発光体層3等を、見易くするために拡大して記載して
いる。
【0023】以上のようなEL素子23を電子機器に装
着し、電子機器の回路(図示せず)からEL素子23の
光透過性電極層22と背面電極層5の間に電圧を印加す
ると、EL素子23が駆動して発光し、この光が電子機
器の表示パネルやLCD等を後方から照光するため、周
囲が暗い場合でも操作部や表示部の識別を明確に行うこ
とができる。
着し、電子機器の回路(図示せず)からEL素子23の
光透過性電極層22と背面電極層5の間に電圧を印加す
ると、EL素子23が駆動して発光し、この光が電子機
器の表示パネルやLCD等を後方から照光するため、周
囲が暗い場合でも操作部や表示部の識別を明確に行うこ
とができる。
【0024】このように本実施の形態によれば、絶縁フ
ィルム21の厚さが薄く、また光透過性電極層22が柔
軟性を有しているため、剛性が低く可撓性に優れたEL
素子を得ることができるものである。
ィルム21の厚さが薄く、また光透過性電極層22が柔
軟性を有しているため、剛性が低く可撓性に優れたEL
素子を得ることができるものである。
【0025】また、剛性の高い仮基材24に絶縁フィル
ム21を貼付して各層の印刷を行うことによって、印刷
時の絶縁フィルム21の破れや皺がなくなり確実な印刷
が行えると共に、取扱いも簡便なものとなり、可撓性に
優れたEL素子を容易に製作することができる。
ム21を貼付して各層の印刷を行うことによって、印刷
時の絶縁フィルム21の破れや皺がなくなり確実な印刷
が行えると共に、取扱いも簡便なものとなり、可撓性に
優れたEL素子を容易に製作することができる。
【0026】なお、以上の説明では、仮基材24の上面
に微粘着性の接着剤25を塗布し、これによって絶縁フ
ィルム21を仮基材24に貼付した後、光透過性電極層
22等の各層を印刷形成するEL素子の製造方法として
説明したが、図3に示すように、EL素子の絶縁フィル
ム21側に接着剤26を塗布し、これを離型性を有する
仮基材27に貼付する製造方法としても、同様の効果が
得られることは勿論である。
に微粘着性の接着剤25を塗布し、これによって絶縁フ
ィルム21を仮基材24に貼付した後、光透過性電極層
22等の各層を印刷形成するEL素子の製造方法として
説明したが、図3に示すように、EL素子の絶縁フィル
ム21側に接着剤26を塗布し、これを離型性を有する
仮基材27に貼付する製造方法としても、同様の効果が
得られることは勿論である。
【0027】(実施の形態2)図4は本発明の第2の実
施の形態による照光ユニットの断面図であり、同図にお
いて、EL素子23は実施の形態1の場合と同様に、厚
さが5〜50μmの絶縁フィルム21の片面に、光透過
性樹脂にITOを分散した光透過性電極層22や、発光
体層3、誘電体層4、背面電極層5、絶縁層6を順次重
ねて印刷形成して構成されている。
施の形態による照光ユニットの断面図であり、同図にお
いて、EL素子23は実施の形態1の場合と同様に、厚
さが5〜50μmの絶縁フィルム21の片面に、光透過
性樹脂にITOを分散した光透過性電極層22や、発光
体層3、誘電体層4、背面電極層5、絶縁層6を順次重
ねて印刷形成して構成されている。
【0028】そして、EL素子23上方の絶縁フィルム
21側には光透過性の弾性ゴム等からなる操作体8が配
置され、下方の背面電極層5側には上面に固定接点11
A,11Bや配線パターン12が形成された配線基板1
0と、配線基板10の固定接点11B上に載置された弾
性金属薄板製のドーム状可動接点9によって、スイッチ
回路13が構成され、これらをケース14が覆って照光
ユニット28が構成されていること、及びこのような構
成において、電子機器の回路(図示せず)からEL素子
23に電圧を印加すると、EL素子23が駆動して発光
し、この光がケース14の複数の孔から突出した操作体
8上面の操作部8Aを下面から照光するため、周囲が暗
い場合でも操作部8Aの位置や表示が明確に確認できる
ことは従来の技術の場合と同様である。
21側には光透過性の弾性ゴム等からなる操作体8が配
置され、下方の背面電極層5側には上面に固定接点11
A,11Bや配線パターン12が形成された配線基板1
0と、配線基板10の固定接点11B上に載置された弾
性金属薄板製のドーム状可動接点9によって、スイッチ
回路13が構成され、これらをケース14が覆って照光
ユニット28が構成されていること、及びこのような構
成において、電子機器の回路(図示せず)からEL素子
23に電圧を印加すると、EL素子23が駆動して発光
し、この光がケース14の複数の孔から突出した操作体
8上面の操作部8Aを下面から照光するため、周囲が暗
い場合でも操作部8Aの位置や表示が明確に確認できる
ことは従来の技術の場合と同様である。
【0029】また、操作体8の操作部8Aを下方へ押圧
操作すると、下面の突起部8BがEL素子23を撓ま
せ、これを介してドーム状可動接点9の中央頂点部が押
圧され、ドーム状可動接点9が反転して配線基板10の
固定接点11Aに接触することによって、スイッチ回路
13の固定接点11Aと11Bの電気的接離が行われる
ことも従来の技術の場合と同様であるが、厚さの薄い絶
縁フィルム21に柔軟性を有する光透過性樹脂によって
光透過性電極層22が形成された、可撓性に優れたEL
素子23を用いて照光ユニット28が構成されているた
め、EL素子23によってドーム状可動接点9の節度感
を損なうことのない、良好な操作感触を有する照光ユニ
ットを得ることができるものである。
操作すると、下面の突起部8BがEL素子23を撓ま
せ、これを介してドーム状可動接点9の中央頂点部が押
圧され、ドーム状可動接点9が反転して配線基板10の
固定接点11Aに接触することによって、スイッチ回路
13の固定接点11Aと11Bの電気的接離が行われる
ことも従来の技術の場合と同様であるが、厚さの薄い絶
縁フィルム21に柔軟性を有する光透過性樹脂によって
光透過性電極層22が形成された、可撓性に優れたEL
素子23を用いて照光ユニット28が構成されているた
め、EL素子23によってドーム状可動接点9の節度感
を損なうことのない、良好な操作感触を有する照光ユニ
ットを得ることができるものである。
【0030】また、図5に示すように、絶縁フィルム2
9片面の所定の箇所に、光透過性電極層22等の各層を
重ねて印刷形成すると共に、光透過性電極層22及び背
面電極層5に一端が接続した給電パターン30や、他の
配線パターン31を上記各層以外の箇所に印刷形成し
て、配線機能を備えたEL素子32を構成し、この給電
パターン30や配線パターン31の端部を電子機器内の
コネクタやLCDに接続して電気的接続を行うことによ
って、電子機器内の接続用の配線基板やケーブル等の構
成部品を簡略化することができる。
9片面の所定の箇所に、光透過性電極層22等の各層を
重ねて印刷形成すると共に、光透過性電極層22及び背
面電極層5に一端が接続した給電パターン30や、他の
配線パターン31を上記各層以外の箇所に印刷形成し
て、配線機能を備えたEL素子32を構成し、この給電
パターン30や配線パターン31の端部を電子機器内の
コネクタやLCDに接続して電気的接続を行うことによ
って、電子機器内の接続用の配線基板やケーブル等の構
成部品を簡略化することができる。
【0031】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、可撓性に
優れたEL素子と良好な操作感触を有する照光ユニット
を得ることができるという有利な効果が得られる。
優れたEL素子と良好な操作感触を有する照光ユニット
を得ることができるという有利な効果が得られる。
【図1】本発明の第1の実施の形態によるEL素子の断
面図
面図
【図2】同製造方法を示す断面図
【図3】同断面図
【図4】本発明の第2の実施の形態による照光ユニット
の断面図
の断面図
【図5】同EL素子の斜視図
【図6】従来のEL素子の断面図
【図7】同照光ユニットの断面図
3 発光体層 4 誘電体層 5 背面電極層 6 絶縁層 8 操作体 8A 操作部 8B 突起部 9 ドーム状可動接点 10 配線基板 11A,11B 固定接点 12 配線パターン 13 スイッチ回路 14 ケース 21,29 絶縁フィルム 22 光透過性電極層 23,32 EL素子 24,27 仮基材 25,26 接着剤 28 照光ユニット 30 給電パターン 31 配線パターン
Claims (4)
- 【請求項1】 厚さが5〜50μmの光透過性の絶縁フ
ィルムと、この絶縁フィルム片面の全面或いは所定の箇
所に、導電粉を分散した柔軟性を有する光透過性樹脂を
印刷して形成された光透過性電極層と、光透過性電極層
上に順次重ねて印刷形成された発光体層及び誘電体層、
背面電極層からなる分散型エレクトロルミネッセンス素
子。 - 【請求項2】 絶縁フィルム片面の所定の箇所に、光透
過性電極層及び発光体層、誘電体層、背面電極層を重ね
て印刷形成すると共に、光透過性電極層及び背面電極層
に一端が接続した給電パターンや他の配線パターンを上
記各層以外の箇所に印刷形成した請求項1記載の分散型
エレクトロルミネッセンス素子。 - 【請求項3】 絶縁フィルムよりも剛性が高い仮基材に
貼付した絶縁フィルムに、光透過性電極層及び発光体
層、誘電体層、背面電極層や給電パターン、配線パター
ンを印刷形成した後、仮基材から絶縁フィルムを剥がし
て分散型エレクトロルミネッセンス素子とする請求項1
または2記載の分散型エレクトロルミネッセンス素子の
製造方法。 - 【請求項4】 請求項1または2記載の分散型エレクト
ロルミネッセンス素子と、この素子の絶縁フィルム側に
配置された操作体と、上記素子の背面電極層側に配置さ
れたスイッチ回路からなり、操作体下面が上記素子を撓
ませ、これを介してスイッチ回路の電気的接離が行われ
る照光ユニット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10021790A JPH11219791A (ja) | 1998-02-03 | 1998-02-03 | 分散型エレクトロルミネッセンス素子とその製造方法及びこれを用いた照光ユニット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10021790A JPH11219791A (ja) | 1998-02-03 | 1998-02-03 | 分散型エレクトロルミネッセンス素子とその製造方法及びこれを用いた照光ユニット |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11219791A true JPH11219791A (ja) | 1999-08-10 |
Family
ID=12064865
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10021790A Pending JPH11219791A (ja) | 1998-02-03 | 1998-02-03 | 分散型エレクトロルミネッセンス素子とその製造方法及びこれを用いた照光ユニット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11219791A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1071313A1 (en) * | 1999-07-21 | 2001-01-24 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Electroluminescence element and lighting unit having the same |
-
1998
- 1998-02-03 JP JP10021790A patent/JPH11219791A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1071313A1 (en) * | 1999-07-21 | 2001-01-24 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Electroluminescence element and lighting unit having the same |
| US6611097B1 (en) | 1999-07-21 | 2003-08-26 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Electroluminescent element comprising reduced number of parts and lighting unit having the same |
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