JPH11219879A - 電子ビーム露光方法と電子ビーム露光装置 - Google Patents
電子ビーム露光方法と電子ビーム露光装置Info
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- JPH11219879A JPH11219879A JP10018867A JP1886798A JPH11219879A JP H11219879 A JPH11219879 A JP H11219879A JP 10018867 A JP10018867 A JP 10018867A JP 1886798 A JP1886798 A JP 1886798A JP H11219879 A JPH11219879 A JP H11219879A
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- vsb
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- Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 CP,VSBの両露光をビームぼけによる解
像性の劣化無しに行い、かつCP露光のメリットを十分
に出してスループットの向上をはかる。 【解決手段】 CP方式とVSB方式を併用してパター
ンを形成する電子ビーム露光方法において、各露光にお
ける電子のクーロン反発及び電子光学系収差によるビー
ムぼけが許容値以下となる最大使用可能電流量を決定す
る第1の工程と、第1の工程により決定された最大使用
可能電流量の条件下で、電流密度とビームサイズをパラ
メータにして対象パターンの描画時間を算出し、該描画
時間を最短にする電流密度とビームサイズを決定する第
2の工程と、第2の工程により決定された電流密度とビ
ームサイズに電子ビーム条件を調整する第3の工程と、
第3の工程により調整された電子ビーム条件の下で、C
P露光とVSB露光を切り換えながらパターンを露光す
る第4の工程とを有すること。
像性の劣化無しに行い、かつCP露光のメリットを十分
に出してスループットの向上をはかる。 【解決手段】 CP方式とVSB方式を併用してパター
ンを形成する電子ビーム露光方法において、各露光にお
ける電子のクーロン反発及び電子光学系収差によるビー
ムぼけが許容値以下となる最大使用可能電流量を決定す
る第1の工程と、第1の工程により決定された最大使用
可能電流量の条件下で、電流密度とビームサイズをパラ
メータにして対象パターンの描画時間を算出し、該描画
時間を最短にする電流密度とビームサイズを決定する第
2の工程と、第2の工程により決定された電流密度とビ
ームサイズに電子ビーム条件を調整する第3の工程と、
第3の工程により調整された電子ビーム条件の下で、C
P露光とVSB露光を切り換えながらパターンを露光す
る第4の工程とを有すること。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子ビームを用い
たリソグラフィ技術に係わり、特に繰り返しパターンを
一括露光するキャラクタプロジェクション方式(CP方
式)と成形ビームでパターンを描画する可変成形ビーム
描画方式(VSB方式)を併用してウェハ上にパターン
を露光する電子ビーム露光方法と、これを実現するため
の電子ビーム露光装置に関する。
たリソグラフィ技術に係わり、特に繰り返しパターンを
一括露光するキャラクタプロジェクション方式(CP方
式)と成形ビームでパターンを描画する可変成形ビーム
描画方式(VSB方式)を併用してウェハ上にパターン
を露光する電子ビーム露光方法と、これを実現するため
の電子ビーム露光装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、大規模半導体集積回路(LSI)
の高密度化に伴い、電子ビーム等の荷電粒子線を用いる
露光装置が、実際に使用されるようになってきた。かか
る電子ビーム露光装置は、可変成形ビームを用い、試料
面上で荷電粒子線を偏向走査してパターンを描いていく
装置で、ソフトであるパターンデータからパターンとい
うハードを作るパターンジェネレート機能を持った装置
である。しかし、上記の電子ビーム露光装置は矩形或い
は三角形のショットをつなげてパターンを描画するた
め、一般にパターンサイズが小さくなるほど、単位面積
当りの露光ショット数が増加し、スループットが低下す
る。
の高密度化に伴い、電子ビーム等の荷電粒子線を用いる
露光装置が、実際に使用されるようになってきた。かか
る電子ビーム露光装置は、可変成形ビームを用い、試料
面上で荷電粒子線を偏向走査してパターンを描いていく
装置で、ソフトであるパターンデータからパターンとい
うハードを作るパターンジェネレート機能を持った装置
である。しかし、上記の電子ビーム露光装置は矩形或い
は三角形のショットをつなげてパターンを描画するた
め、一般にパターンサイズが小さくなるほど、単位面積
当りの露光ショット数が増加し、スループットが低下す
る。
【0003】一方、超微細パターンを必要とされる半導
体装置は、例えば256MビットDRAMのように、微
細ではあるが、露光する殆どの面積はある基本パターン
の繰り返しであるものが多く、繰り返しパターンの単位
となる基本パターンを、それ自身の複雑さに関係なく1
ショットで発生できれば、このようなパターンを微細さ
にはよらず一定のスループットで露光することが可能と
なる。そこで、可変成形ビームを用いた露光方式に加え
て、基本パターンを持つ透過マスク(これを以下、キャ
ラクタアパーチャという)を電子ビームで照射すること
により、1ショットで基本パターンを発生し、それをつ
なげて繰り返しパターンを露光することにより、現実的
なスループットを得るキャラクタプロジェクション方式
の描画方法を装備した露光装置が実用化されつつある。
体装置は、例えば256MビットDRAMのように、微
細ではあるが、露光する殆どの面積はある基本パターン
の繰り返しであるものが多く、繰り返しパターンの単位
となる基本パターンを、それ自身の複雑さに関係なく1
ショットで発生できれば、このようなパターンを微細さ
にはよらず一定のスループットで露光することが可能と
なる。そこで、可変成形ビームを用いた露光方式に加え
て、基本パターンを持つ透過マスク(これを以下、キャ
ラクタアパーチャという)を電子ビームで照射すること
により、1ショットで基本パターンを発生し、それをつ
なげて繰り返しパターンを露光することにより、現実的
なスループットを得るキャラクタプロジェクション方式
の描画方法を装備した露光装置が実用化されつつある。
【0004】電子ビーム露光装置のウェハ描画時間は、
大雑把にはショット時間とショット数の積で表される。
レジスト感度を高く、電流密度を大きくしてショット時
間を短縮し、ビームサイズを大きくしてショット数を低
減すると、描画時間が短くできる。上述の如く数μm□
の基本パターンを繰り返し転写していくキャラクタプロ
ジェクション(CP)方式は、ショット数の低減が図れ
るため、可変成形ビーム(VSB)方式に比べてスルー
プットが高い。
大雑把にはショット時間とショット数の積で表される。
レジスト感度を高く、電流密度を大きくしてショット時
間を短縮し、ビームサイズを大きくしてショット数を低
減すると、描画時間が短くできる。上述の如く数μm□
の基本パターンを繰り返し転写していくキャラクタプロ
ジェクション(CP)方式は、ショット数の低減が図れ
るため、可変成形ビーム(VSB)方式に比べてスルー
プットが高い。
【0005】CP方式は確かに魅力的な方式だが、1回
のショットで使う電流量がVSB方式のそれに比べて大
きくなるため、クーロン反発によるビームのぼけが大き
くなる。CP露光とVSB露光とを使って256Mビッ
トDRAM等のクリティカル層のパターンを形成しよう
としても、パターンぼけが許容値以下となる電流量で、
かつ現在実用化されているレジスト(感度:18μC/
cm2 )では、優れた解像性は満たすものの、CP露光
のメリット(高スループット)は殆ど出てこない。
のショットで使う電流量がVSB方式のそれに比べて大
きくなるため、クーロン反発によるビームのぼけが大き
くなる。CP露光とVSB露光とを使って256Mビッ
トDRAM等のクリティカル層のパターンを形成しよう
としても、パターンぼけが許容値以下となる電流量で、
かつ現在実用化されているレジスト(感度:18μC/
cm2 )では、優れた解像性は満たすものの、CP露光
のメリット(高スループット)は殆ど出てこない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように従来、CP
方式とVSB方式を併用してウェハ上に微細パターンを
形成する電子ビーム露光方法においては、パターンぼけ
が許容値以下となる電流量にすると、現在実用化されて
いるレジストで優れた解像性は満たすものの、CP露光
のメリット(高スループット)が殆ど出てこなくなる問
題があった。
方式とVSB方式を併用してウェハ上に微細パターンを
形成する電子ビーム露光方法においては、パターンぼけ
が許容値以下となる電流量にすると、現在実用化されて
いるレジストで優れた解像性は満たすものの、CP露光
のメリット(高スループット)が殆ど出てこなくなる問
題があった。
【0007】本発明は、上記の事情を考慮してなされた
もので、その目的とするところは、CP及びVSBの両
露光をビームぼけによる解像性の劣化を招くことなく行
うことができ、かつCP露光のメリットを十分に出して
スループットの向上をはかり得る電子ビーム露光方法
と、これに使用できる電子ビーム露光装置を提供するこ
とにある。
もので、その目的とするところは、CP及びVSBの両
露光をビームぼけによる解像性の劣化を招くことなく行
うことができ、かつCP露光のメリットを十分に出して
スループットの向上をはかり得る電子ビーム露光方法
と、これに使用できる電子ビーム露光装置を提供するこ
とにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】(構成)上記課題を解決
するために本発明は、次のような構成を採用している。 (1)繰り返しパターンはキャラクタマスクを用いて転
写(CP露光)し、繰り返しのないパターン或いは繰り
返しが少ないパターンは可変成形ビームを用いて描画
(VSB露光)する電子ビーム露光方法において、前記
各露光における電子のクーロン反発及び電子光学系収差
によるビームぼけが許容値以下となる最大使用可能電流
量を決定する第1の工程と、第1の工程により決定され
た最大使用可能電流量の条件下で、電流密度とビームサ
イズをパラメータにして対象パターンの描画時間を算出
し、該描画時間を最短にする電流密度とビームサイズを
決定する第2の工程と、第2の工程により決定された電
流密度とビームサイズに電子ビーム条件を調整する第3
の工程と、第3の工程により調整された電子ビーム条件
の下で、CP露光とVSB露光を切り換えながらパター
ンを露光する第4の工程とを有することを特徴とする。
するために本発明は、次のような構成を採用している。 (1)繰り返しパターンはキャラクタマスクを用いて転
写(CP露光)し、繰り返しのないパターン或いは繰り
返しが少ないパターンは可変成形ビームを用いて描画
(VSB露光)する電子ビーム露光方法において、前記
各露光における電子のクーロン反発及び電子光学系収差
によるビームぼけが許容値以下となる最大使用可能電流
量を決定する第1の工程と、第1の工程により決定され
た最大使用可能電流量の条件下で、電流密度とビームサ
イズをパラメータにして対象パターンの描画時間を算出
し、該描画時間を最短にする電流密度とビームサイズを
決定する第2の工程と、第2の工程により決定された電
流密度とビームサイズに電子ビーム条件を調整する第3
の工程と、第3の工程により調整された電子ビーム条件
の下で、CP露光とVSB露光を切り換えながらパター
ンを露光する第4の工程とを有することを特徴とする。
【0009】(2)同一感光材に対するパターン転写
を、フォトマスクを用いた光露光と電子ビーム露光の両
者で行い、かつ少なくとも光露光の解像限界以下のパタ
ーン転写を電子ビーム露光で行う方法であって、電子ビ
ーム露光で行うパターン転写に関し、繰り返しパターン
はキャラクタマスクを用いて転写(CP露光)し、繰り
返しのないパターン或いは繰り返しが少ないパターンは
可変成形ビームを用いて描画(VSB露光)する電子ビ
ーム露光方法において、前記各露光における電子のクー
ロン反発及び電子光学系収差によるビームぼけが許容値
以下となる最大使用可能電流量を決定する第1の工程
と、第1の工程により決定された最大使用可能電流量の
条件下で、電流密度とビームサイズをパラメータにして
対象パターンの描画時間を算出し、該描画時間を最短に
する電流密度とビームサイズを決定する第2の工程と、
第2の工程により決定された電流密度とビームサイズに
電子ビーム条件を調整する第3の工程と、第3の工程に
より調整された電子ビーム条件の下で、CP露光とVS
B露光を切り換えながらパターンを露光する第4の工程
とを有することを特徴とする。
を、フォトマスクを用いた光露光と電子ビーム露光の両
者で行い、かつ少なくとも光露光の解像限界以下のパタ
ーン転写を電子ビーム露光で行う方法であって、電子ビ
ーム露光で行うパターン転写に関し、繰り返しパターン
はキャラクタマスクを用いて転写(CP露光)し、繰り
返しのないパターン或いは繰り返しが少ないパターンは
可変成形ビームを用いて描画(VSB露光)する電子ビ
ーム露光方法において、前記各露光における電子のクー
ロン反発及び電子光学系収差によるビームぼけが許容値
以下となる最大使用可能電流量を決定する第1の工程
と、第1の工程により決定された最大使用可能電流量の
条件下で、電流密度とビームサイズをパラメータにして
対象パターンの描画時間を算出し、該描画時間を最短に
する電流密度とビームサイズを決定する第2の工程と、
第2の工程により決定された電流密度とビームサイズに
電子ビーム条件を調整する第3の工程と、第3の工程に
より調整された電子ビーム条件の下で、CP露光とVS
B露光を切り換えながらパターンを露光する第4の工程
とを有することを特徴とする。
【0010】ここで、本発明の望ましい実施態様として
は次のものがあげられる。 (a) 第1の工程において、電子のクーロン反発及び電子
光学系収差によるビームぼけには焦点位置の変動に基づ
くビームぼけ分が含まれていること。 (b) 第2の工程において、最大使用可能電流量,電流密
度,及びビームサイズの関係を以下の式で表わすこと。
但し、比例係数kは0<k≦1である。 最大使用可能電流量=k・(電流密度)・(ビームサイ
ズ)2 (c) 比例係数kは、デバイス毎或いはデバイスを構成す
る層毎に値を変更可能であること。 (d) 第2の工程により決定する電流密度とビームサイズ
は、描画するデバイス毎に或いはデバイスを構成する層
毎に変更可能であること。
は次のものがあげられる。 (a) 第1の工程において、電子のクーロン反発及び電子
光学系収差によるビームぼけには焦点位置の変動に基づ
くビームぼけ分が含まれていること。 (b) 第2の工程において、最大使用可能電流量,電流密
度,及びビームサイズの関係を以下の式で表わすこと。
但し、比例係数kは0<k≦1である。 最大使用可能電流量=k・(電流密度)・(ビームサイ
ズ)2 (c) 比例係数kは、デバイス毎或いはデバイスを構成す
る層毎に値を変更可能であること。 (d) 第2の工程により決定する電流密度とビームサイズ
は、描画するデバイス毎に或いはデバイスを構成する層
毎に変更可能であること。
【0011】(3)繰り返しパターンはキャラクタマス
クを用いて転写(CP露光)し、繰り返しのないパター
ン或いは繰り返しが少ないパターンは可変成形ビームを
用いて描画(VSB露光)する電子ビーム露光方法にお
いて、前記CP露光における電子のクーロン反発及び電
子光学系収差によるビームぼけが許容値以下となるよう
に、電子光学系で使用する最大電流量を決定する第1の
工程と、前記VSB露光における電子のクーロン反発及
び電子光学系収差によるビームぼけが許容値以下になる
ように、電子光学系で使用する最大電流量を決定する第
2の工程と、ウェハ上に形成すべき設計パターンデータ
をCP露光用パターンデータとVSB露光用パターンデ
ータとに分離する第3の工程と、第1の工程により決定
された最大電流量の下で、第3の工程により作成された
CP露光用パターンデータを用いてCP露光した場合の
処理時間が最小となるように電流密度と最大ビームサイ
ズを決定する第4の工程と、第2の工程により決定され
た最大電流量の下で、第3の工程により作成されたVS
B露光用パターンデータを用いてVSB露光した場合の
処理時間が最小となるように電流密度と最大ビームサイ
ズを決定する第5の工程と、感光材を塗布したウェハに
対して、第4の工程により決定された電流密度と最大ビ
ームサイズを用いて、第3の工程により作成されたCP
露光用パターンデータを用いてCP露光する第6の工程
と、前記ウェハに対して、第5の工程により決定された
電流密度と最大ビームサイズを用いて、第3の工程によ
り作成されたVSB露光用パターンデータを用いてVS
B露光する第7の工程とを含むことを特徴とする。
クを用いて転写(CP露光)し、繰り返しのないパター
ン或いは繰り返しが少ないパターンは可変成形ビームを
用いて描画(VSB露光)する電子ビーム露光方法にお
いて、前記CP露光における電子のクーロン反発及び電
子光学系収差によるビームぼけが許容値以下となるよう
に、電子光学系で使用する最大電流量を決定する第1の
工程と、前記VSB露光における電子のクーロン反発及
び電子光学系収差によるビームぼけが許容値以下になる
ように、電子光学系で使用する最大電流量を決定する第
2の工程と、ウェハ上に形成すべき設計パターンデータ
をCP露光用パターンデータとVSB露光用パターンデ
ータとに分離する第3の工程と、第1の工程により決定
された最大電流量の下で、第3の工程により作成された
CP露光用パターンデータを用いてCP露光した場合の
処理時間が最小となるように電流密度と最大ビームサイ
ズを決定する第4の工程と、第2の工程により決定され
た最大電流量の下で、第3の工程により作成されたVS
B露光用パターンデータを用いてVSB露光した場合の
処理時間が最小となるように電流密度と最大ビームサイ
ズを決定する第5の工程と、感光材を塗布したウェハに
対して、第4の工程により決定された電流密度と最大ビ
ームサイズを用いて、第3の工程により作成されたCP
露光用パターンデータを用いてCP露光する第6の工程
と、前記ウェハに対して、第5の工程により決定された
電流密度と最大ビームサイズを用いて、第3の工程によ
り作成されたVSB露光用パターンデータを用いてVS
B露光する第7の工程とを含むことを特徴とする。
【0012】(4)同一感光材に対するパターン転写
を、フォトマスクを用いた光露光と電子ビーム露光の両
者で行い、かつ少なくとも光露光の解像限界以下のパタ
ーン転写を電子ビーム露光で行う方法であって、電子ビ
ーム露光で行うパターン転写は、繰り返しパターンはキ
ャラクタマスクを用いて転写(CP露光)し、繰り返し
のないパターン或いは繰り返しが少ないパターンは可変
成形ビームを用いて描画(VSB露光)する電子ビーム
露光方法において、前記CP露光における電子のクーロ
ン反発及び電子光学系収差によるビームぼけが許容値以
下となるように、電子光学系で使用する最大電流量を決
定する第1の工程と、前記VSB露光における電子のク
ーロン反発及び電子光学系収差によるビームぼけが許容
値以下になるように、電子光学系で使用する最大電流量
を決定する第2の工程と、ウェハ上に形成すべき設計パ
ターンデータをCP露光用パターンデータとVSB露光
用パターンデータとに分離する第3の工程と、第1の工
程により決定された最大電流量の下で、第3の工程によ
り作成されたCP露光用パターンデータを用いてCP露
光した場合の処理時間が最小となるように電流密度と最
大ビームサイズを決定する第4の工程と、第2の工程に
より決定された最大電流量の下で、第3の工程により作
成されたVSB露光用パターンデータを用いてVSB露
光した場合の処理時間が最小となるように電流密度と最
大ビームサイズを決定する第5の工程と、感光材を塗布
したウェハに対して、第4の工程により決定された電流
密度と最大ビームサイズを用いて、第3の工程により作
成されたCP露光用パターンデータを用いてCP露光す
る第6の工程と、前記ウェハに対して、第5の工程によ
り決定された電流密度と最大ビームサイズを用いて、第
3の工程により作成されたVSB露光用パターンデータ
を用いてVSB露光する第7の工程とを含むことを特徴
とする。
を、フォトマスクを用いた光露光と電子ビーム露光の両
者で行い、かつ少なくとも光露光の解像限界以下のパタ
ーン転写を電子ビーム露光で行う方法であって、電子ビ
ーム露光で行うパターン転写は、繰り返しパターンはキ
ャラクタマスクを用いて転写(CP露光)し、繰り返し
のないパターン或いは繰り返しが少ないパターンは可変
成形ビームを用いて描画(VSB露光)する電子ビーム
露光方法において、前記CP露光における電子のクーロ
ン反発及び電子光学系収差によるビームぼけが許容値以
下となるように、電子光学系で使用する最大電流量を決
定する第1の工程と、前記VSB露光における電子のク
ーロン反発及び電子光学系収差によるビームぼけが許容
値以下になるように、電子光学系で使用する最大電流量
を決定する第2の工程と、ウェハ上に形成すべき設計パ
ターンデータをCP露光用パターンデータとVSB露光
用パターンデータとに分離する第3の工程と、第1の工
程により決定された最大電流量の下で、第3の工程によ
り作成されたCP露光用パターンデータを用いてCP露
光した場合の処理時間が最小となるように電流密度と最
大ビームサイズを決定する第4の工程と、第2の工程に
より決定された最大電流量の下で、第3の工程により作
成されたVSB露光用パターンデータを用いてVSB露
光した場合の処理時間が最小となるように電流密度と最
大ビームサイズを決定する第5の工程と、感光材を塗布
したウェハに対して、第4の工程により決定された電流
密度と最大ビームサイズを用いて、第3の工程により作
成されたCP露光用パターンデータを用いてCP露光す
る第6の工程と、前記ウェハに対して、第5の工程によ
り決定された電流密度と最大ビームサイズを用いて、第
3の工程により作成されたVSB露光用パターンデータ
を用いてVSB露光する第7の工程とを含むことを特徴
とする。
【0013】ここで、本発明の望ましい実施態様として
は次のものがあげられる。 (a) 第1,第2の工程で、電子のクーロン反発及び電子
光学系収差によるビームぼけには、焦点位置の変動に基
づくビームぼけ分が含まれていること。 (b) 第4,第5の工程において描画時間を算出する際
に、最大使用可能電流量,電流密度,及びビームサイズ
の関係を以下の式で表わすこと。但し、比例係数kは、
0<k≦1である。 最大使用可能電流量=k・(電流密度)・(ビームサイ
ズ)2 (c) 比例係数kは、デバイス毎或いはデバイスを構成す
る層毎に値を変更可能であること。 (d) 第4,第5の工程により決定するビームサイズは、
描画するデバイス毎に或いはデバイスを構成する層毎に
変更可能であること。
は次のものがあげられる。 (a) 第1,第2の工程で、電子のクーロン反発及び電子
光学系収差によるビームぼけには、焦点位置の変動に基
づくビームぼけ分が含まれていること。 (b) 第4,第5の工程において描画時間を算出する際
に、最大使用可能電流量,電流密度,及びビームサイズ
の関係を以下の式で表わすこと。但し、比例係数kは、
0<k≦1である。 最大使用可能電流量=k・(電流密度)・(ビームサイ
ズ)2 (c) 比例係数kは、デバイス毎或いはデバイスを構成す
る層毎に値を変更可能であること。 (d) 第4,第5の工程により決定するビームサイズは、
描画するデバイス毎に或いはデバイスを構成する層毎に
変更可能であること。
【0014】(e) 電子ビーム露光装置の条件を、第4の
工程により決定された電流密度及び最大ビームサイズと
第5の工程により決定された電流密度及び最大ビームサ
イズで切り換えながら、CP露光方式とVSB露光方式
を混用して露光を行うこと。
工程により決定された電流密度及び最大ビームサイズと
第5の工程により決定された電流密度及び最大ビームサ
イズで切り換えながら、CP露光方式とVSB露光方式
を混用して露光を行うこと。
【0015】(f) 電子ビーム露光装置の条件を、第4の
工程により決定された電流密度と最大ビームサイズに設
定して調整を行ってからCP露光を行い、次いで第5の
工程により決定された電流密度と最大ビームサイズに設
定して調整を行ってからVSB露光を行うこと。 (g) 電子ビーム露光装置の条件を、第5の工程により決
定された電流密度と最大ビームサイズに設定して調整を
行ってからVSB露光を行い、次いで第4の工程により
決定された電流密度と最大ビームサイズに設定して調整
を行ってからCP露光を行うこと。
工程により決定された電流密度と最大ビームサイズに設
定して調整を行ってからCP露光を行い、次いで第5の
工程により決定された電流密度と最大ビームサイズに設
定して調整を行ってからVSB露光を行うこと。 (g) 電子ビーム露光装置の条件を、第5の工程により決
定された電流密度と最大ビームサイズに設定して調整を
行ってからVSB露光を行い、次いで第4の工程により
決定された電流密度と最大ビームサイズに設定して調整
を行ってからCP露光を行うこと。
【0016】(h) CP露光とVSB露光の照射量が同一
であること。 (i) CP露光とVSB露光の照射量が異なること。 (j) CP露光とVSB露光の各工程の間でウェハをベー
クすること。 (k) ウェハに形成されたマークの位置を検出して描画す
るパターンの位置合わせを行うに際し、CP露光とVS
B露光で同じマークを用いること。
であること。 (i) CP露光とVSB露光の照射量が異なること。 (j) CP露光とVSB露光の各工程の間でウェハをベー
クすること。 (k) ウェハに形成されたマークの位置を検出して描画す
るパターンの位置合わせを行うに際し、CP露光とVS
B露光で同じマークを用いること。
【0017】(l) 第3の工程で分離されたCP露光用パ
ターンとVSB露光用パターンとについて図形論理和演
算を行い、その結果得られたパターンを用いて近接効果
を補正するための照射量制御値を算出すること。 (m) 第3の工程で分離される前のパターンデータを用い
て近接効果を補正するための照射量制御値を算出するこ
と。 (n) 第3の工程で分離されたCP露光用パターンとVS
B露光用パターンとについて図形論理和演算を行い、そ
の結果得られたパターンを白黒反転処理したパターン用
い、補助露光を行って近接効果を補正すること。 (o) 第3の工程で分離される前のパターンを白黒反転処
理したパターンを用い、補助露光を行って近接効果を補
正すること。
ターンとVSB露光用パターンとについて図形論理和演
算を行い、その結果得られたパターンを用いて近接効果
を補正するための照射量制御値を算出すること。 (m) 第3の工程で分離される前のパターンデータを用い
て近接効果を補正するための照射量制御値を算出するこ
と。 (n) 第3の工程で分離されたCP露光用パターンとVS
B露光用パターンとについて図形論理和演算を行い、そ
の結果得られたパターンを白黒反転処理したパターン用
い、補助露光を行って近接効果を補正すること。 (o) 第3の工程で分離される前のパターンを白黒反転処
理したパターンを用い、補助露光を行って近接効果を補
正すること。
【0018】(5)繰り返しパターンはキャラクタマス
クを用いて転写(CP露光)し、繰り返しのないパター
ン或いは繰り返しが少ないパターンは可変成形ビームを
用いて描画(VSB露光)する電子ビーム露光装置であ
って、前記各露光における電子のクーロン反発及び電子
光学系収差によるビームぼけが許容値以下となるように
最大使用可能電流量を決定する手段と、前記決定された
最大使用可能電流量から、電流密度とビームサイズをパ
ラメータにしてデバイスの描画時間を算出し、該描画時
間を最短にする電流密度とビームサイズを決定する手段
と、前記決定された電流密度とビームサイズに電子ビー
ム条件を調整する手段と、前記調整された電流密度とビ
ームサイズを用いてCP露光とVSB露光を切り換えて
パターンを形成する手段とを具備してなることを特徴と
する。
クを用いて転写(CP露光)し、繰り返しのないパター
ン或いは繰り返しが少ないパターンは可変成形ビームを
用いて描画(VSB露光)する電子ビーム露光装置であ
って、前記各露光における電子のクーロン反発及び電子
光学系収差によるビームぼけが許容値以下となるように
最大使用可能電流量を決定する手段と、前記決定された
最大使用可能電流量から、電流密度とビームサイズをパ
ラメータにしてデバイスの描画時間を算出し、該描画時
間を最短にする電流密度とビームサイズを決定する手段
と、前記決定された電流密度とビームサイズに電子ビー
ム条件を調整する手段と、前記調整された電流密度とビ
ームサイズを用いてCP露光とVSB露光を切り換えて
パターンを形成する手段とを具備してなることを特徴と
する。
【0019】(6)同一感光材に対するパターン転写
を、フォトマスクを用いた光露光と電子ビーム露光の両
者で行い、かつ少なくとも光露光の解像限界以下のパタ
ーン転写を電子ビーム露光で行う方法に用いられ、繰り
返しパターンはキャラクタマスクを用いて転写(CP露
光)し、繰り返しのないパターン或いは繰り返しが少な
いパターンは可変成形ビームを用いて描画(VSB露
光)する電子ビーム露光装置であって、前記各露光にお
ける電子のクーロン反発及び電子光学系収差によるビー
ムぼけが許容値以下となるように最大使用可能電流量を
決定する手段と、前記決定された最大使用可能電流量か
ら、電流密度とビームサイズをパラメータにしてデバイ
スの描画時間を算出し、該描画時間を最短にする電流密
度とビームサイズを決定する手段と、前記決定された電
流密度とビームサイズに電子ビーム条件を調整する手段
と、前記調整された電流密度とビームサイズを用いてC
P露光とVSB露光を切り換えてパターンを形成する手
段とを具備してなることを特徴とする。
を、フォトマスクを用いた光露光と電子ビーム露光の両
者で行い、かつ少なくとも光露光の解像限界以下のパタ
ーン転写を電子ビーム露光で行う方法に用いられ、繰り
返しパターンはキャラクタマスクを用いて転写(CP露
光)し、繰り返しのないパターン或いは繰り返しが少な
いパターンは可変成形ビームを用いて描画(VSB露
光)する電子ビーム露光装置であって、前記各露光にお
ける電子のクーロン反発及び電子光学系収差によるビー
ムぼけが許容値以下となるように最大使用可能電流量を
決定する手段と、前記決定された最大使用可能電流量か
ら、電流密度とビームサイズをパラメータにしてデバイ
スの描画時間を算出し、該描画時間を最短にする電流密
度とビームサイズを決定する手段と、前記決定された電
流密度とビームサイズに電子ビーム条件を調整する手段
と、前記調整された電流密度とビームサイズを用いてC
P露光とVSB露光を切り換えてパターンを形成する手
段とを具備してなることを特徴とする。
【0020】(7)繰り返しパターンはキャラクタマス
クを用いて転写(CP露光)し、繰り返しのないパター
ン或いは繰り返しが少ないパターンは可変成形ビームを
用いて描画(VSB露光)する電子ビーム露光装置にお
いて、前記CP露光における電子のクーロン反発及び電
子光学系収差によるビームぼけが許容値以下となるよう
に、電子光学系で使用する最大電流量を決定する第1の
電流量決定手段と、前記VSB露光における電子のクー
ロン反発及び電子光学系収差によるビームぼけが許容値
以下になるように、電子光学系で使用する最大電流量を
決定する第2の電流量決定手段と、ウェハ上に形成すべ
き設計パターンデータをCP露光用パターンデータとV
SB露光用パターンデータとに分離するデータ分離手段
と、第1の電流量決定手段により決定された最大電流量
の下で、データ分離手段により作成されたCP露光用パ
ターンデータを用いてCP露光した場合の処理時間が最
小となるように電流密度と最大ビームサイズを決定する
第1の電流密度・ビームサイズ決定手段と、第2の電流
量決定手段により決定された最大電流量の下で、データ
分離手段により作成されたVSB露光用パターンデータ
を用いてVSB露光した場合の処理時間が最小となるよ
うに電流密度と最大ビームサイズを決定する第2の電流
密度・ビームサイズ決定手段と、感光材を塗布したウェ
ハに対して、第1の電流密度・ビームサイズ決定手段に
より決定された電流密度と最大ビームサイズを用いて、
データ分離手段により作成されたCP露光用パターンデ
ータを用いてCP露光する第1の露光手段と、前記ウェ
ハに対して、第2の電流密度・ビームサイズ決定手段に
より決定された電流密度と最大ビームサイズを用いて、
データ分離手段により作成されたVSB露光用パターン
データを用いてVSB露光する第2の露光手段とを具備
してなることを特徴とする。
クを用いて転写(CP露光)し、繰り返しのないパター
ン或いは繰り返しが少ないパターンは可変成形ビームを
用いて描画(VSB露光)する電子ビーム露光装置にお
いて、前記CP露光における電子のクーロン反発及び電
子光学系収差によるビームぼけが許容値以下となるよう
に、電子光学系で使用する最大電流量を決定する第1の
電流量決定手段と、前記VSB露光における電子のクー
ロン反発及び電子光学系収差によるビームぼけが許容値
以下になるように、電子光学系で使用する最大電流量を
決定する第2の電流量決定手段と、ウェハ上に形成すべ
き設計パターンデータをCP露光用パターンデータとV
SB露光用パターンデータとに分離するデータ分離手段
と、第1の電流量決定手段により決定された最大電流量
の下で、データ分離手段により作成されたCP露光用パ
ターンデータを用いてCP露光した場合の処理時間が最
小となるように電流密度と最大ビームサイズを決定する
第1の電流密度・ビームサイズ決定手段と、第2の電流
量決定手段により決定された最大電流量の下で、データ
分離手段により作成されたVSB露光用パターンデータ
を用いてVSB露光した場合の処理時間が最小となるよ
うに電流密度と最大ビームサイズを決定する第2の電流
密度・ビームサイズ決定手段と、感光材を塗布したウェ
ハに対して、第1の電流密度・ビームサイズ決定手段に
より決定された電流密度と最大ビームサイズを用いて、
データ分離手段により作成されたCP露光用パターンデ
ータを用いてCP露光する第1の露光手段と、前記ウェ
ハに対して、第2の電流密度・ビームサイズ決定手段に
より決定された電流密度と最大ビームサイズを用いて、
データ分離手段により作成されたVSB露光用パターン
データを用いてVSB露光する第2の露光手段とを具備
してなることを特徴とする。
【0021】(作用)本発明によれば、電流密度とビー
ムサイズを所望の値に選定することで、一定の焦点深度
内でCP及びVSBの両露光のビームぼけが許容値以下
になるため、チップ内にCPとVSBパターンが混在す
るデバイスパターンを解像性の劣化なしに、かつその際
のスループットを大きくして描画ができる。さらに、光
とEBとを用いる同層のミックスアンドマッチリソグラ
フィ法において、EBにおける電流密度とビームサイズ
を所望の値に選定することで、一定の焦点深度内でCP
及びVSBの両露光のビームぼけが許容値以下になるた
め、上記と同様の効果が得られる。
ムサイズを所望の値に選定することで、一定の焦点深度
内でCP及びVSBの両露光のビームぼけが許容値以下
になるため、チップ内にCPとVSBパターンが混在す
るデバイスパターンを解像性の劣化なしに、かつその際
のスループットを大きくして描画ができる。さらに、光
とEBとを用いる同層のミックスアンドマッチリソグラ
フィ法において、EBにおける電流密度とビームサイズ
を所望の値に選定することで、一定の焦点深度内でCP
及びVSBの両露光のビームぼけが許容値以下になるた
め、上記と同様の効果が得られる。
【0022】また、フォーカス位置変動によるビームぼ
けも考慮して最大使用可能電流値を決定することによ
り、より精度の高いパターン形成が可能となる。さら
に、デバイス毎或いはデバイスを構成する層毎に異なる
キャラクタ開口率を考慮した最大使用可能電流値とビー
ム寸法及び電流密度の関係式を採用することにより、実
際にキャラクタビームで照射される実効電流量が最大使
用可能電流量となる。従って、スループットを最大限ま
で引き上げることが可能となる。
けも考慮して最大使用可能電流値を決定することによ
り、より精度の高いパターン形成が可能となる。さら
に、デバイス毎或いはデバイスを構成する層毎に異なる
キャラクタ開口率を考慮した最大使用可能電流値とビー
ム寸法及び電流密度の関係式を採用することにより、実
際にキャラクタビームで照射される実効電流量が最大使
用可能電流量となる。従って、スループットを最大限ま
で引き上げることが可能となる。
【0023】また本発明によれば、CP露光とVSB露
光でそれぞれ独立に電流密度とビームサイズを所望の値
に設定することで、一定の焦点深度内でCP及びVSB
の両露光のビームぼけが許容値以下になるため、チップ
内にCPとVSBパターンが混在するデバイスパターン
を解像性の劣化なしに、かつその際のスループットを最
大にしてEB描画ができる。さらに、光とEBとを用い
る同層のミックスアンドマッチリソグラフィ法におい
て、EBにおける電流密度とビームサイズをCP露光と
VSB露光でそれぞれ独立に所望の値に設定すること
で、一定の焦点深度内でCP及びVSBの両露光のビー
ムぼけが許容値以下になるため、上記と同様の効果が得
られる。
光でそれぞれ独立に電流密度とビームサイズを所望の値
に設定することで、一定の焦点深度内でCP及びVSB
の両露光のビームぼけが許容値以下になるため、チップ
内にCPとVSBパターンが混在するデバイスパターン
を解像性の劣化なしに、かつその際のスループットを最
大にしてEB描画ができる。さらに、光とEBとを用い
る同層のミックスアンドマッチリソグラフィ法におい
て、EBにおける電流密度とビームサイズをCP露光と
VSB露光でそれぞれ独立に所望の値に設定すること
で、一定の焦点深度内でCP及びVSBの両露光のビー
ムぼけが許容値以下になるため、上記と同様の効果が得
られる。
【0024】また、描画するパターンに応じて描画方式
を切り換えると共に、CP方式とVSB方式それぞれに
ついて解像性及びスループットが最大となるように選定
した最大ビームサイズと電流密度とを用いるように装置
の設定条件を切り換えることにより、各露光方式で最大
のスループットを得ることが可能である。
を切り換えると共に、CP方式とVSB方式それぞれに
ついて解像性及びスループットが最大となるように選定
した最大ビームサイズと電流密度とを用いるように装置
の設定条件を切り換えることにより、各露光方式で最大
のスループットを得ることが可能である。
【0025】また、EB露光工程をCP露光工程とVS
B露光工程とに分離し、各露光工程を行う前に、それぞ
れ解像性及びスループットが最大となるように選定した
最大ビームサイズと電流密度となるように露光装置の条
件を設定することにより、露光装置条件を変更する際に
比較的時間を要する露光装置であっても、各露光方式で
の最大スループットを実現することが可能である。
B露光工程とに分離し、各露光工程を行う前に、それぞ
れ解像性及びスループットが最大となるように選定した
最大ビームサイズと電流密度となるように露光装置の条
件を設定することにより、露光装置条件を変更する際に
比較的時間を要する露光装置であっても、各露光方式で
の最大スループットを実現することが可能である。
【0026】また、EB露光工程をCP露光工程とVS
B露光工程とに分離し、これらの露光工程別に複数の露
光装置によって分担することにより、描画条件を変更す
る際に長時間を要する露光装置であっても、各露光方式
での最大スループットを実現することが可能である。
B露光工程とに分離し、これらの露光工程別に複数の露
光装置によって分担することにより、描画条件を変更す
る際に長時間を要する露光装置であっても、各露光方式
での最大スループットを実現することが可能である。
【0027】また、CP露光工程とVSB露光工程との
間でウェハをベークすることにより、各露光工程間に比
較的長時間のタイムラグが発生したとしても、パターン
の解像性及び寸法精度が劣化することを防止できる。さ
らに、CP露光工程とVSB露光工程とで同一の位置合
わせマークを検出して描画位置を補正することにより、
各露光工程間のパターン接続精度を劣化させることがな
い。
間でウェハをベークすることにより、各露光工程間に比
較的長時間のタイムラグが発生したとしても、パターン
の解像性及び寸法精度が劣化することを防止できる。さ
らに、CP露光工程とVSB露光工程とで同一の位置合
わせマークを検出して描画位置を補正することにより、
各露光工程間のパターン接続精度を劣化させることがな
い。
【0028】また、CP露光パターンとVSB露光パタ
ーンとを合成したパターンにて近接効果補正を施す、即
ち合成したパターンについて照射量補正計算を行う、或
いは合成したパターンから補助露光用パターンを生成し
て補助露光を行うことにより、両露光パターン間の近接
効果を適切に補正することができ、パターンの仕上り精
度を向上させることが可能となる。
ーンとを合成したパターンにて近接効果補正を施す、即
ち合成したパターンについて照射量補正計算を行う、或
いは合成したパターンから補助露光用パターンを生成し
て補助露光を行うことにより、両露光パターン間の近接
効果を適切に補正することができ、パターンの仕上り精
度を向上させることが可能となる。
【0029】
【発明の実施の形態】発明の実施形態を説明する前に、
電子ビーム露光装置(東芝製:EX−8D;キャラクタ
プロジェクション/可変成形ビーム方式、最大ビームサ
イズ:1μm□)を用いて電流量と解像性がどのように
関係しているかを調べた結果について述べる。
電子ビーム露光装置(東芝製:EX−8D;キャラクタ
プロジェクション/可変成形ビーム方式、最大ビームサ
イズ:1μm□)を用いて電流量と解像性がどのように
関係しているかを調べた結果について述べる。
【0030】図2は、電流密度を10〜40A/cm2
に変化させ、かつ各電流密度毎に焦点位置を変化させ
て、VSB及びCP方式にて0.15μmルールのL/
Sパターンを描画し(使用レジスト:シプレー社製SA
L606、膜厚500nm)、仕上がり寸法がどう変化
するかを見た図である。この図において、横軸は電流
量、縦軸は基準寸法からの変動量である。なお、この図
は、焦点深度として5μm確保した場合の電流量と変動
量の関係を示してある。
に変化させ、かつ各電流密度毎に焦点位置を変化させ
て、VSB及びCP方式にて0.15μmルールのL/
Sパターンを描画し(使用レジスト:シプレー社製SA
L606、膜厚500nm)、仕上がり寸法がどう変化
するかを見た図である。この図において、横軸は電流
量、縦軸は基準寸法からの変動量である。なお、この図
は、焦点深度として5μm確保した場合の電流量と変動
量の関係を示してある。
【0031】0.15μmL/Sの仕上がり寸法変動の
許容値を、例えばTmax −Tmin <5nm(3% of C
D)とすると、ビームサイズ1μm□のCP露光(開口
率50%)での最大電流量は185nAであり、これ以
上の電流量ではビームぼけが大きく寸法変動量が所定値
以内におさまらないことが分る。一方、VSB露光では
CP露光に比べて電流量が小さいため、ビームぼけは少
なく解像性の高いパターンが形成できることが分る。従
って、CP方式とVSB方式の機能を合わせ持った電子
ビーム露光装置では、(ビームサイズに応じてその値が
変わるが)ある焦点深度内で両露光でのビームぼけによ
る寸法変動を許容値以内にしようとすると、使える最大
電流量が決まってしまうことが分る。
許容値を、例えばTmax −Tmin <5nm(3% of C
D)とすると、ビームサイズ1μm□のCP露光(開口
率50%)での最大電流量は185nAであり、これ以
上の電流量ではビームぼけが大きく寸法変動量が所定値
以内におさまらないことが分る。一方、VSB露光では
CP露光に比べて電流量が小さいため、ビームぼけは少
なく解像性の高いパターンが形成できることが分る。従
って、CP方式とVSB方式の機能を合わせ持った電子
ビーム露光装置では、(ビームサイズに応じてその値が
変わるが)ある焦点深度内で両露光でのビームぼけによ
る寸法変動を許容値以内にしようとすると、使える最大
電流量が決まってしまうことが分る。
【0032】その結果、CP露光とVSB露光とを用い
て256MビットDRAM等のクリティカル層のパター
ンを形成しようとしても、先に説明したように、パター
ンぼけが許容値以下となる電流量で、かつ現在実用化さ
れているレジスト(感度:8μC/cm2 )では、優れ
た解像性は満たすものの、CP露光のメリットは殆ど出
てこない。
て256MビットDRAM等のクリティカル層のパター
ンを形成しようとしても、先に説明したように、パター
ンぼけが許容値以下となる電流量で、かつ現在実用化さ
れているレジスト(感度:8μC/cm2 )では、優れ
た解像性は満たすものの、CP露光のメリットは殆ど出
てこない。
【0033】このような問題点を解決するため本発明者
らは、光とEBによる同層ミックスアンドマッチリソグ
ラフィを提案した(特願平9−46683号、特願平9
−46808号)。図1は、同層ミックスアンドマッチ
リソグラフィシステムの基本概念を示す図である。同図
において、1は Deep-UV光等を用いたステッパ、2は
キャラクタプロジェクション方式の電子線露光装置、3
はレジストの塗布・現像装置、4はレジストをインライ
ンプロセスで処理するために前記1、2、3の装置間を
雰囲気制御された環境下で搬送するための搬送機構、5
は試料としてのウェハである。この方式においては光露
光によって解像できるパターンは全て光露光によって形
成するため、EB露光のパターン領域は大幅に減少され
る、光露光で解像できないパターンはEB露光で形成す
るため高い解像性が確保できる、ことから高スループッ
トでかつ解像性の高いパターン形成ができる。
らは、光とEBによる同層ミックスアンドマッチリソグ
ラフィを提案した(特願平9−46683号、特願平9
−46808号)。図1は、同層ミックスアンドマッチ
リソグラフィシステムの基本概念を示す図である。同図
において、1は Deep-UV光等を用いたステッパ、2は
キャラクタプロジェクション方式の電子線露光装置、3
はレジストの塗布・現像装置、4はレジストをインライ
ンプロセスで処理するために前記1、2、3の装置間を
雰囲気制御された環境下で搬送するための搬送機構、5
は試料としてのウェハである。この方式においては光露
光によって解像できるパターンは全て光露光によって形
成するため、EB露光のパターン領域は大幅に減少され
る、光露光で解像できないパターンはEB露光で形成す
るため高い解像性が確保できる、ことから高スループッ
トでかつ解像性の高いパターン形成ができる。
【0034】しかしながら、この方法においてもスルー
プットをできる限り向上させるためにやはり電子ビーム
露光装置の描画時間を大きく短縮させなければならな
い。このため同層のミックスアンドマッチリソグラフィ
でも、電子ビーム露光には、数μm□の基本パターンを
繰り返し転写していくキャラクタプロジェクション(C
P)方式と可変成形ビーム(VSB)方式とを合わせ持
つ露光装置を使用せざるを得ない。
プットをできる限り向上させるためにやはり電子ビーム
露光装置の描画時間を大きく短縮させなければならな
い。このため同層のミックスアンドマッチリソグラフィ
でも、電子ビーム露光には、数μm□の基本パターンを
繰り返し転写していくキャラクタプロジェクション(C
P)方式と可変成形ビーム(VSB)方式とを合わせ持
つ露光装置を使用せざるを得ない。
【0035】このようなCP方式とVSB方式を併せ持
つ電子ビーム露光装置の描画時間とビームサイズ、電流
密度の関係について説明する。CP方式とVSB方式を
組み合わせて、両方式共に同じ電流密度で描画する場合
の描画時間は、次式にて表される。
つ電子ビーム露光装置の描画時間とビームサイズ、電流
密度の関係について説明する。CP方式とVSB方式を
組み合わせて、両方式共に同じ電流密度で描画する場合
の描画時間は、次式にて表される。
【0036】T=TCP+TVSB =(D/J+TS )(NCP+NVSB )+TOH 但し、 D :照射量 J :電流密度 TS :ショット位置決め時間 NCP :CPショット数 NVSB :VSBショット数 TOH :オーバーヘッド時間(主偏向位置決め時間、ス
テージ折り返し時間、ウェハのロード/アンロードな
ど) である。
テージ折り返し時間、ウェハのロード/アンロードな
ど) である。
【0037】これらのパラメータの中で、ビームサイズ
Sに依存して変化するのは、電流密度Jとショット数N
CPとΝVSB である。従って、描画時間Tもビームサイズ
Sに影響されることになり、最高のスループットを得る
ためには、ビームサイズSを最適化する必要がある。
Sに依存して変化するのは、電流密度Jとショット数N
CPとΝVSB である。従って、描画時間Tもビームサイズ
Sに影響されることになり、最高のスループットを得る
ためには、ビームサイズSを最適化する必要がある。
【0038】図3は、電流量が制限された場合のビーム
サイズSと電流密度J及びビーム照射時間D/Jの関係
を示した図である。横軸はビームサイズS、左縦軸は電
流密度J、右縦軸はビーム照射時間D/Jを示してい
る。電流密度Jはビーム面積に反比例、即ちビームサイ
ズSの2乗に反比例する。従って、ビームサイズSが大
きくなるに伴って、ビーム照射時間D/Jはビームサイ
ズSの2乗に比例して増加する。
サイズSと電流密度J及びビーム照射時間D/Jの関係
を示した図である。横軸はビームサイズS、左縦軸は電
流密度J、右縦軸はビーム照射時間D/Jを示してい
る。電流密度Jはビーム面積に反比例、即ちビームサイ
ズSの2乗に反比例する。従って、ビームサイズSが大
きくなるに伴って、ビーム照射時間D/Jはビームサイ
ズSの2乗に比例して増加する。
【0039】これに対してショット数は、ビームサイズ
Sが大きくなるにつれて減少する。但し、CPショット
数ΝCPとVSBショット数ΝVSB では、減少傾向が異な
る。図4は、CPショット数ΝCPとCP描画時間TCPの
ビームサイズ依存性を説明する図である。CP方式は、
ビームサイズ内のパターンを一括して露光する方式であ
るから、CPショット数ΝCPはビーム面積、即ちビーム
サイズSの2乗に反比例して変化する。前記のようにビ
ーム照射時間D/JはビームサイズSの2乗に比例する
ため、CP方式の総ビーム照射時間(D/J)・ΝCPは
ビームサイズには依存せず、一定となる。ところが、ビ
ーム位置決め時間はショット数NCPに比例することか
ら、CP方式の描画時間TCPは、ビームサイズが大きく
なるにつれて、漸近的に減少することになる。
Sが大きくなるにつれて減少する。但し、CPショット
数ΝCPとVSBショット数ΝVSB では、減少傾向が異な
る。図4は、CPショット数ΝCPとCP描画時間TCPの
ビームサイズ依存性を説明する図である。CP方式は、
ビームサイズ内のパターンを一括して露光する方式であ
るから、CPショット数ΝCPはビーム面積、即ちビーム
サイズSの2乗に反比例して変化する。前記のようにビ
ーム照射時間D/JはビームサイズSの2乗に比例する
ため、CP方式の総ビーム照射時間(D/J)・ΝCPは
ビームサイズには依存せず、一定となる。ところが、ビ
ーム位置決め時間はショット数NCPに比例することか
ら、CP方式の描画時間TCPは、ビームサイズが大きく
なるにつれて、漸近的に減少することになる。
【0040】一方、VSB方式のショット数ΝVSB は、
CP方式に比べて減少率が小さく、かつパターンに依存
する。図5は、VSBショット数NVSB とVSB描画時
間TVSB のビームサイズ依存性を説明する図である。特
に、ビームサイズがパターンの設計ルールを上回る場合
には、ショット数ΝVSB の減少率は非常に小さい。さら
に、配線パターンの場合には、ビームサイズに反比例す
るが、コンタクトホールの場合には、ビームサイズには
全く依存せず、一定である。そのため、ビーム照射時間
の増加率(S2 )に比べてショット数ΝVSB の減少率が
低い(Sk :k≦1)ことから、VSB描画時間TVSB
は、ビームサイズSが大きくなるにつれて、増加するこ
とになる。
CP方式に比べて減少率が小さく、かつパターンに依存
する。図5は、VSBショット数NVSB とVSB描画時
間TVSB のビームサイズ依存性を説明する図である。特
に、ビームサイズがパターンの設計ルールを上回る場合
には、ショット数ΝVSB の減少率は非常に小さい。さら
に、配線パターンの場合には、ビームサイズに反比例す
るが、コンタクトホールの場合には、ビームサイズには
全く依存せず、一定である。そのため、ビーム照射時間
の増加率(S2 )に比べてショット数ΝVSB の減少率が
低い(Sk :k≦1)ことから、VSB描画時間TVSB
は、ビームサイズSが大きくなるにつれて、増加するこ
とになる。
【0041】つまり、CP方式の描画時間TCPとVSB
方式の描画時間TVSB は、逆の傾向を示すことが分か
る。従って、実際に描画するパターンによってCPショ
ット数NCPとVSBショット数NVSB の割合が変化する
ため、最大のスループットが得られるように、ビームサ
イズSと電流密度Jを選択することが重要となる。
方式の描画時間TVSB は、逆の傾向を示すことが分か
る。従って、実際に描画するパターンによってCPショ
ット数NCPとVSBショット数NVSB の割合が変化する
ため、最大のスループットが得られるように、ビームサ
イズSと電流密度Jを選択することが重要となる。
【0042】以下、本発明の詳細を図示の実施形態によ
って説明する。 (第1の実施形態)図6は、本発明の第1の実施形態に
係わり、同層のミックスアンドマッチリソグラフィで使
われる電子ビーム露光方法を説明するためのフロー図で
ある。
って説明する。 (第1の実施形態)図6は、本発明の第1の実施形態に
係わり、同層のミックスアンドマッチリソグラフィで使
われる電子ビーム露光方法を説明するためのフロー図で
ある。
【0043】本発明の電子ビーム露光方法を実施するた
めに用いる電子ビーム露光装置を図7に示す。電子銃1
01から放射された電子ビーム102は第1コンデンサ
レンズ(CL1)103及び第2コンデンサレンズ(C
L2)130で電流密度及びケーラ照明条件が調整さ
れ、第1成形アパーチャ104を均一に照明する。この
第1成形アパーチャ104の像は、投影レンズ106に
より、第2成形アパーチャ上107に結像される。この
2つのアパーチャ104,107の光学的な重なりの程
度は、成形偏向器105により制御される。これによっ
て、CP露光に使うキャラクタの選択、及びVSB露光
で使う可変成形ビームの発生を行うことができる。この
成形偏向機構は、成形偏向器105、成形偏向アンプ1
16、偏向アンプ116に偏向データを送るパターンデ
ータデコーダ115から構成されている。
めに用いる電子ビーム露光装置を図7に示す。電子銃1
01から放射された電子ビーム102は第1コンデンサ
レンズ(CL1)103及び第2コンデンサレンズ(C
L2)130で電流密度及びケーラ照明条件が調整さ
れ、第1成形アパーチャ104を均一に照明する。この
第1成形アパーチャ104の像は、投影レンズ106に
より、第2成形アパーチャ上107に結像される。この
2つのアパーチャ104,107の光学的な重なりの程
度は、成形偏向器105により制御される。これによっ
て、CP露光に使うキャラクタの選択、及びVSB露光
で使う可変成形ビームの発生を行うことができる。この
成形偏向機構は、成形偏向器105、成形偏向アンプ1
16、偏向アンプ116に偏向データを送るパターンデ
ータデコーダ115から構成されている。
【0044】第1成形アパーチャ104、第2成形アパ
ーチャ107の光学的重なりによる像は、縮小レンズ1
08及び対物レンズ110により縮小され、試料111
上に結像される。そして、電子ビーム102の試料面上
の位置は対物主偏向器109により試料111上に設定
される。
ーチャ107の光学的重なりによる像は、縮小レンズ1
08及び対物レンズ110により縮小され、試料111
上に結像される。そして、電子ビーム102の試料面上
の位置は対物主偏向器109により試料111上に設定
される。
【0045】試料111上の電子ビーム102の位置
は、位置データを送る描画データジェネレータ(図示せ
ず)と、主偏向器に電圧を印加する主偏向アンプ119
で制御される。試料111は、ファラデーカップ113
及び電子ビーム寸法測定用マーク台112と共に可動ス
テージ114上に設置され、可動ステージ114を移動
することで試料111,ファラデーカップ113,又は
電子ビーム寸法測定用マーク台112を選択することが
できる。マーク台112上には重金属粒子122が配置
されている。
は、位置データを送る描画データジェネレータ(図示せ
ず)と、主偏向器に電圧を印加する主偏向アンプ119
で制御される。試料111は、ファラデーカップ113
及び電子ビーム寸法測定用マーク台112と共に可動ス
テージ114上に設置され、可動ステージ114を移動
することで試料111,ファラデーカップ113,又は
電子ビーム寸法測定用マーク台112を選択することが
できる。マーク台112上には重金属粒子122が配置
されている。
【0046】試料111上の電子ビーム位置を移動する
場合、試料111上の不必要な場所に露光されないよう
に、ブランキングアンプ120及びブランキング電極1
08で電子ビーム102を偏向し、電子ビーム102を
カットし、試料面上に到達しないようにする。ブランキ
ング電極108への偏向電圧の制御はブランキングアン
プ120で制御される。これらの全てのデータは、パタ
ーンデータメモリ117に格納されている。
場合、試料111上の不必要な場所に露光されないよう
に、ブランキングアンプ120及びブランキング電極1
08で電子ビーム102を偏向し、電子ビーム102を
カットし、試料面上に到達しないようにする。ブランキ
ング電極108への偏向電圧の制御はブランキングアン
プ120で制御される。これらの全てのデータは、パタ
ーンデータメモリ117に格納されている。
【0047】以下、図6のフロー図に従ってパターンの
描画方法について説明する。予め使用する電子ビーム露
光装置の最大ビームサイズで上述した図2を求め、これ
によって最大電流量を決定しておく(工程1)。本実施
形態では上述の実験結果から185nAであると仮定す
る。
描画方法について説明する。予め使用する電子ビーム露
光装置の最大ビームサイズで上述した図2を求め、これ
によって最大電流量を決定しておく(工程1)。本実施
形態では上述の実験結果から185nAであると仮定す
る。
【0048】次に、描画するデバイスパターンを対象と
し、キャラクタプロジェクション(CP)方式を適用す
る部分と、可変成形ビーム(VSB)方式を適用する部
分とについて、それぞれのパターンが電流量一定でビー
ムサイズを変えて(合わせて電流密度も変えて)描画し
たときに描画時間がどのように変わるかを調べる(工程
2)。即ち、スループットを見積もる。
し、キャラクタプロジェクション(CP)方式を適用す
る部分と、可変成形ビーム(VSB)方式を適用する部
分とについて、それぞれのパターンが電流量一定でビー
ムサイズを変えて(合わせて電流密度も変えて)描画し
たときに描画時間がどのように変わるかを調べる(工程
2)。即ち、スループットを見積もる。
【0049】本実施形態では、RISCプロセッサのゲ
ート層の場合を例として取り上げて説明する。RISC
プロセッサのキャッシュメモリ部にキャラクタプロジェ
クション法を適用し(但し、使用できるキャラクタ数は
最大ビーム寸法5μm□の場合で5個とした)、その他
のロジック回路領域について光/EBミックスアンドマ
ッチ用のパターン分離処理を適用した後、EB描画パタ
ーンとして分離されたパターンをVSB方式にて描画す
ることとした。結果を図8と図9に示す。
ート層の場合を例として取り上げて説明する。RISC
プロセッサのキャッシュメモリ部にキャラクタプロジェ
クション法を適用し(但し、使用できるキャラクタ数は
最大ビーム寸法5μm□の場合で5個とした)、その他
のロジック回路領域について光/EBミックスアンドマ
ッチ用のパターン分離処理を適用した後、EB描画パタ
ーンとして分離されたパターンをVSB方式にて描画す
ることとした。結果を図8と図9に示す。
【0050】図8はショット数のビームサイズ依存性
を、図9は1チップ当りの描画時間のビームサイズ依存
性を示している。VSB方式とCP方式の描画時間は、
相反するビームサイズ依存性を示している。その理由は
前記の通りである。また、合計描画時間Tは、VSB描
画時間TVSB に主に依存していることが分かる。最短描
画時間を達成するためには、ビームサイズSを1μm□
に設定しなければならないことが分る。この時、電流密
度Jは37A/cm2 である。
を、図9は1チップ当りの描画時間のビームサイズ依存
性を示している。VSB方式とCP方式の描画時間は、
相反するビームサイズ依存性を示している。その理由は
前記の通りである。また、合計描画時間Tは、VSB描
画時間TVSB に主に依存していることが分かる。最短描
画時間を達成するためには、ビームサイズSを1μm□
に設定しなければならないことが分る。この時、電流密
度Jは37A/cm2 である。
【0051】この結果を基に、電子ビーム露光装置のコ
ラムの設定(ビームサイズと電流密度)を調整し、前記
電流条件となるようにする(工程3)。ビームサイズ
は、第1成形アパーチャ104の開口サイズ、或いは第
2成形アパーチャ107の開口サイズを所望のサイズに
調整することにより制御することができる。
ラムの設定(ビームサイズと電流密度)を調整し、前記
電流条件となるようにする(工程3)。ビームサイズ
は、第1成形アパーチャ104の開口サイズ、或いは第
2成形アパーチャ107の開口サイズを所望のサイズに
調整することにより制御することができる。
【0052】図10は、電流密度を調整する方法を説明
するための図であり、図7に示した装置の電子銃101
から第1成形アパーチャ104の部分を抜き出したもの
である。ここでは、コンデンサレンズ部においてズーム
レンズ機能を実現できるように、第1コンデンサレンズ
103と第2コンデンサレンズ130という2段のレン
ズでコンデンサレンズ部を構成している。即ち、ブラン
キングアパーチャ131の位置に結んだクロスオーバ像
が移動しないように第1コンデンサレンズ103と第2
コンデンサレンズ130の励磁を調整することにより、
第1成形アパーチャ104を通過する電流量を任意の値
に制御することが可能になっている。
するための図であり、図7に示した装置の電子銃101
から第1成形アパーチャ104の部分を抜き出したもの
である。ここでは、コンデンサレンズ部においてズーム
レンズ機能を実現できるように、第1コンデンサレンズ
103と第2コンデンサレンズ130という2段のレン
ズでコンデンサレンズ部を構成している。即ち、ブラン
キングアパーチャ131の位置に結んだクロスオーバ像
が移動しないように第1コンデンサレンズ103と第2
コンデンサレンズ130の励磁を調整することにより、
第1成形アパーチャ104を通過する電流量を任意の値
に制御することが可能になっている。
【0053】最後に、レジスト塗布・現像装置でレジス
トを塗布したウェハ5を搬送機構4に運び、ウェハ5上
の全面にデバイスパターンをCP及びVSB露光を切り
換えながら形成する(工程4)。
トを塗布したウェハ5を搬送機構4に運び、ウェハ5上
の全面にデバイスパターンをCP及びVSB露光を切り
換えながら形成する(工程4)。
【0054】このように調整された電子ビーム露光装置
で同層ミックスアンドマッチで光とEB用に切り分けら
れたEBパターンのみを描画する。露光が終了すると、
ウェハ5はレジスト塗布・現像装置3に戻され、現像さ
れてパターン形成が完了する。
で同層ミックスアンドマッチで光とEB用に切り分けら
れたEBパターンのみを描画する。露光が終了すると、
ウェハ5はレジスト塗布・現像装置3に戻され、現像さ
れてパターン形成が完了する。
【0055】図11は、RISCプロセッサのゲート層
に対して同層のミックスアンドマッチ法を適用し、かつ
本実施形態に基づくビームサイズと電流密度の調整を行
い、電子ビーム露光で最大のスループットが得られるよ
うにして、スループット試算をした結果である。総ビー
ム電流I=185nA、ドーズ量D=5μC/cm2、
ショット位置決め時間TS =120nsec、8インチ
ウェハに80チップを描画することとした。
に対して同層のミックスアンドマッチ法を適用し、かつ
本実施形態に基づくビームサイズと電流密度の調整を行
い、電子ビーム露光で最大のスループットが得られるよ
うにして、スループット試算をした結果である。総ビー
ム電流I=185nA、ドーズ量D=5μC/cm2、
ショット位置決め時間TS =120nsec、8インチ
ウェハに80チップを描画することとした。
【0056】最適なビームサイズ1μm□を使用して描
画した場合の描画スループットは、ビームサイズの調整
を行わない場合、例えば5μm□ビームを使用した場合
に比べて、2倍以上に向上することが分かる。また、同
層のミックスアンドマッチを行わずに、電子線描画単独
でパターン形成を行う場合に比べると、約35%のスル
ープット向上が得られる。さらにこのような描画方法で
あれば、チップ内にCPとVSBパターンが混在するデ
バイスパターンを解像性の劣化なしに描画することがで
きる。
画した場合の描画スループットは、ビームサイズの調整
を行わない場合、例えば5μm□ビームを使用した場合
に比べて、2倍以上に向上することが分かる。また、同
層のミックスアンドマッチを行わずに、電子線描画単独
でパターン形成を行う場合に比べると、約35%のスル
ープット向上が得られる。さらにこのような描画方法で
あれば、チップ内にCPとVSBパターンが混在するデ
バイスパターンを解像性の劣化なしに描画することがで
きる。
【0057】このように本実施形態によれば、電流密度
とビームサイズを所望の値に選定することで、一定の焦
点深度内でCP及びVSBの両露光のビームぼけが許容
値以下になるため、チップ内にCPとVSBパターンが
混在するデバイスパターンを解像性の劣化なしに、かつ
その際のスループットを最大にして描画することができ
る。
とビームサイズを所望の値に選定することで、一定の焦
点深度内でCP及びVSBの両露光のビームぼけが許容
値以下になるため、チップ内にCPとVSBパターンが
混在するデバイスパターンを解像性の劣化なしに、かつ
その際のスループットを最大にして描画することができ
る。
【0058】(第2の実施形態)図12は、本発明の第
2の実施形態に係わり、同層のミックスアンドマッチリ
ソグラフィで使われる電子ビーム露光方法を説明するた
めのフロー図である。
2の実施形態に係わり、同層のミックスアンドマッチリ
ソグラフィで使われる電子ビーム露光方法を説明するた
めのフロー図である。
【0059】本発明の電子ビーム露光方法を実施するた
めに用いる電子ビーム露光装置は、前記図7と同様であ
るので、ここでは省略する。以下、図12のフロー図に
従ってパターンの描画方法について説明する。予め使用
する電子ビーム露光装置の最大ビームサイズで上述した
図2を求め、これによって最大電流量を決定しておく
(工程1)。本実施形態ではVSB方式の最大電流量を
1.25μA、CP法の最大電流量を300nA(VS
B方式の約4分の1)と仮定する。
めに用いる電子ビーム露光装置は、前記図7と同様であ
るので、ここでは省略する。以下、図12のフロー図に
従ってパターンの描画方法について説明する。予め使用
する電子ビーム露光装置の最大ビームサイズで上述した
図2を求め、これによって最大電流量を決定しておく
(工程1)。本実施形態ではVSB方式の最大電流量を
1.25μA、CP法の最大電流量を300nA(VS
B方式の約4分の1)と仮定する。
【0060】次に、描画するデバイスパターンを対象
に、CP方式を適用する部分とVSB方式を適用する部
分とに分離する(工程2)。本実施形態では、RISC
プロセッサのゲート層の場合を例として取り上げて説明
する。RISCプロセッサのキャッシュメモリ部にCP
方式を適用し(但し、使用できるキャラクタ数は最大ビ
ーム寸法5μm□の場合で5個とした)、その他のロジ
ック回路領域については光/EBミックスアンドマッチ
用のパターン分離処理を適用した後、EB描画パターン
として分離されたパターンをVSB方式にて描画するこ
ととした。
に、CP方式を適用する部分とVSB方式を適用する部
分とに分離する(工程2)。本実施形態では、RISC
プロセッサのゲート層の場合を例として取り上げて説明
する。RISCプロセッサのキャッシュメモリ部にCP
方式を適用し(但し、使用できるキャラクタ数は最大ビ
ーム寸法5μm□の場合で5個とした)、その他のロジ
ック回路領域については光/EBミックスアンドマッチ
用のパターン分離処理を適用した後、EB描画パターン
として分離されたパターンをVSB方式にて描画するこ
ととした。
【0061】次に、CP方式及びVSB方式で描画する
それぞれのパターンについて、電流量一定でビームサイ
ズを変えて(合わせて電流密度も変えて)描画したとき
に描画時間がどのように変わるかを調べる(工程3)。
RISCプロセッサのゲート層について調べた結果を、
図13と図14に示す。
それぞれのパターンについて、電流量一定でビームサイ
ズを変えて(合わせて電流密度も変えて)描画したとき
に描画時間がどのように変わるかを調べる(工程3)。
RISCプロセッサのゲート層について調べた結果を、
図13と図14に示す。
【0062】図13はショット数のビームサイズ依存性
を、図14は1チップ当りの描画時間のビームサイズ依
存性を示している。図13から、ビームサイズが大きく
なったときのショット数の減少率は、VSB方式に比べ
てCP方式の方が大きいことが分かる。このように、シ
ョット数のビームサイズ依存性が両露光方式の間で異な
ることから、描画時間のビームサイズ依存性も傾向が異
なることになる。さらに、図14から、CP方式の描画
時間はショットサイズが大きくなるにつれて減少を続け
る傾向があり、ビームサイズを大きくすればするほど描
画時間が短くなることが分かる。
を、図14は1チップ当りの描画時間のビームサイズ依
存性を示している。図13から、ビームサイズが大きく
なったときのショット数の減少率は、VSB方式に比べ
てCP方式の方が大きいことが分かる。このように、シ
ョット数のビームサイズ依存性が両露光方式の間で異な
ることから、描画時間のビームサイズ依存性も傾向が異
なることになる。さらに、図14から、CP方式の描画
時間はショットサイズが大きくなるにつれて減少を続け
る傾向があり、ビームサイズを大きくすればするほど描
画時間が短くなることが分かる。
【0063】一般に、露光装置の実現可能な最大ビーム
サイズは装置構成に起因する制約を受けるため、ここで
は最大ビームサイズを5μm□と仮定し、CP描画では
このサイズを用いるものとする。この時、電流密度は
2.4A/cm2 である。これに対して、VSB方式の
描画時間は、下に凸な傾向を示し、ビームサイズが2.
5μm□の時に最小値となる。この時、電流密度は40
A/cm2 である。
サイズは装置構成に起因する制約を受けるため、ここで
は最大ビームサイズを5μm□と仮定し、CP描画では
このサイズを用いるものとする。この時、電流密度は
2.4A/cm2 である。これに対して、VSB方式の
描画時間は、下に凸な傾向を示し、ビームサイズが2.
5μm□の時に最小値となる。この時、電流密度は40
A/cm2 である。
【0064】この結果を基に、電子ビーム露光装置の電
子光学系の設定(ビームサイズと電流密度)をそれぞれ
の描画方式に応じて調整し、パターンを露光していく。
まず、電子ビーム露光装置の電子光学鏡筒の設定(ビー
ムサイズと電流密度)を調整し、第1の露光条件となる
ようにする(工程4)。ビームサイズは、第1成形アパ
ーチャ104の開口サイズ、或いは第2成形アパーチャ
107の開口サイズを所望のサイズに調整することによ
り制御することができる。
子光学系の設定(ビームサイズと電流密度)をそれぞれ
の描画方式に応じて調整し、パターンを露光していく。
まず、電子ビーム露光装置の電子光学鏡筒の設定(ビー
ムサイズと電流密度)を調整し、第1の露光条件となる
ようにする(工程4)。ビームサイズは、第1成形アパ
ーチャ104の開口サイズ、或いは第2成形アパーチャ
107の開口サイズを所望のサイズに調整することによ
り制御することができる。
【0065】次に、レジスト塗布・現像装置でレジスト
を塗布したウェハ5を搬送機構4に運び、ウェハ5上の
全面にデバイスパターンを第1の露光方式にてパターン
を露光する(工程5)。第1の露光方式によるパターン
露光が終了したら、次に電子ビーム露光装置の電子光学
鏡筒の設定(ビームサイズと電流密度)を調整し、第2
の露光条件となるようにする(工程6)。最後に、ウェ
ハ5上の全面にデバイスパターンを第2の露光方式にて
パターンを露光する(工程7)。
を塗布したウェハ5を搬送機構4に運び、ウェハ5上の
全面にデバイスパターンを第1の露光方式にてパターン
を露光する(工程5)。第1の露光方式によるパターン
露光が終了したら、次に電子ビーム露光装置の電子光学
鏡筒の設定(ビームサイズと電流密度)を調整し、第2
の露光条件となるようにする(工程6)。最後に、ウェ
ハ5上の全面にデバイスパターンを第2の露光方式にて
パターンを露光する(工程7)。
【0066】前記東芝製電子ビーム露光装置EX−8D
の場合、露光条件の調整に要する時間は約10分間であ
る。ウェハ1枚を露光する際に、毎回CP条件とVSB
条件を切り替えて露光することも可能だが、毎ウェハ毎
に調整する時間が加算されるため、スループットが低下
してしまう。そこで、例えば24枚を1バッチとして描
画処理する場合、先に第1の露光条件で全てのウェハを
露光してしまい、次に露光装置を第2の露光条件に調整
した後、第2の露光条件で露光すると効率が良い。
の場合、露光条件の調整に要する時間は約10分間であ
る。ウェハ1枚を露光する際に、毎回CP条件とVSB
条件を切り替えて露光することも可能だが、毎ウェハ毎
に調整する時間が加算されるため、スループットが低下
してしまう。そこで、例えば24枚を1バッチとして描
画処理する場合、先に第1の露光条件で全てのウェハを
露光してしまい、次に露光装置を第2の露光条件に調整
した後、第2の露光条件で露光すると効率が良い。
【0067】以上説明したような手順から構成される描
画方法により、図10に示したような機構を有した電流
密度を調整可能な電子ビーム露光装置を用いて、同層ミ
ックスアンドマッチで光とEB用に切り分けられたEB
パターンを、CP方式とVSB方式でそれぞれ描画す
る。露光が終了すると、ウェハ5はレジスト塗布・現像
装置3に戻され、現像されてパターン形成が完了する。
画方法により、図10に示したような機構を有した電流
密度を調整可能な電子ビーム露光装置を用いて、同層ミ
ックスアンドマッチで光とEB用に切り分けられたEB
パターンを、CP方式とVSB方式でそれぞれ描画す
る。露光が終了すると、ウェハ5はレジスト塗布・現像
装置3に戻され、現像されてパターン形成が完了する。
【0068】次に、RISCプロセッサのゲート層に対
して同層のミックスアンドマッチ法を適用し、かつ本実
施形態に基づくビームサイズと電流密度の調整を行い、
VSB方式/CP方式それぞれの電子ビーム露光で最大
のスループットが得られるようにして描画した場合のス
ループットを試算した結果を説明する。総ビーム電流量
は、先に記したように、VSB方式でI=1.25μ
A、CP方式でI=300nAである。また、ドーズ量
D=5μC/cm2 、ショット位置決め時間TS=12
0nsec、8インチウェハに80チップを描画すると
仮定した。本実施形態に基づく描画方法を適用した場合
のスループット試算結果を図15に示す。比較のため
に、従来の描画方法であるCP露光条件でVSB/CP
両露光を行った場合のスループットもプロットした。
して同層のミックスアンドマッチ法を適用し、かつ本実
施形態に基づくビームサイズと電流密度の調整を行い、
VSB方式/CP方式それぞれの電子ビーム露光で最大
のスループットが得られるようにして描画した場合のス
ループットを試算した結果を説明する。総ビーム電流量
は、先に記したように、VSB方式でI=1.25μ
A、CP方式でI=300nAである。また、ドーズ量
D=5μC/cm2 、ショット位置決め時間TS=12
0nsec、8インチウェハに80チップを描画すると
仮定した。本実施形態に基づく描画方法を適用した場合
のスループット試算結果を図15に示す。比較のため
に、従来の描画方法であるCP露光条件でVSB/CP
両露光を行った場合のスループットもプロットした。
【0069】ロジック回路部をVSB方式で描画した場
合のスループットは、ビームサイズ2.5μm□を使用
して露光した場合に、最大値17枚/時となる。また、
キャッシュメモリ部をCP方式で描画した場合のスルー
プットは、ビームサイズ5μm□を使用して露光した場
合に、最大値28枚/時となる。このとき、前述のよう
に描画条件の調整に10分間かかるとすると、残り50
分間にVSB露光/CP露光両者を行ってパターン形成
を完了できるウェハ枚数は、9枚弱となる。これに対し
て、従来の描画方法であるCP露光条件でVSB/CP
両露光を行った場合の描画スループットは、最適なビー
ムサイズ1μm□を使用して露光しても5枚/時にすぎ
ない。
合のスループットは、ビームサイズ2.5μm□を使用
して露光した場合に、最大値17枚/時となる。また、
キャッシュメモリ部をCP方式で描画した場合のスルー
プットは、ビームサイズ5μm□を使用して露光した場
合に、最大値28枚/時となる。このとき、前述のよう
に描画条件の調整に10分間かかるとすると、残り50
分間にVSB露光/CP露光両者を行ってパターン形成
を完了できるウェハ枚数は、9枚弱となる。これに対し
て、従来の描画方法であるCP露光条件でVSB/CP
両露光を行った場合の描画スループットは、最適なビー
ムサイズ1μm□を使用して露光しても5枚/時にすぎ
ない。
【0070】このように本実施形態によれば、電流密度
とビームサイズをCP及びVSB両露光それぞれについ
て別々の値を選定することで、一定の焦点深度内でCP
及びVSBの両露光のビームぼけがそれぞれ許容値以下
になる最大電流値で描画できる。このため、チップ内に
CPとVSBパターンが混在するデバイスパターンを解
像性の劣化なしに、かつその際のスループットを最大に
して、描画することができる。
とビームサイズをCP及びVSB両露光それぞれについ
て別々の値を選定することで、一定の焦点深度内でCP
及びVSBの両露光のビームぼけがそれぞれ許容値以下
になる最大電流値で描画できる。このため、チップ内に
CPとVSBパターンが混在するデバイスパターンを解
像性の劣化なしに、かつその際のスループットを最大に
して、描画することができる。
【0071】(第3の実施形態)図16は、本発明の第
3の実施形態に係わり、同層のミックスアンドマッチリ
ソグラフィで使われる電子ビーム露光方法を説明するた
めのフロー図である。また、本発明の電子ビーム露光方
法を実施するために用いる同層ミックスアンドマッチリ
ソグラフィシステムを図17に示す。なお、ここで用い
る電子ビーム露光装置2の基本構成は、前記図7に示し
たものと同様であるので、その詳細は省略する。
3の実施形態に係わり、同層のミックスアンドマッチリ
ソグラフィで使われる電子ビーム露光方法を説明するた
めのフロー図である。また、本発明の電子ビーム露光方
法を実施するために用いる同層ミックスアンドマッチリ
ソグラフィシステムを図17に示す。なお、ここで用い
る電子ビーム露光装置2の基本構成は、前記図7に示し
たものと同様であるので、その詳細は省略する。
【0072】次に、図16のフロー図に従ってパターン
の描画方法について説明する。工程1から工程3までは
先の第2の実施形態と全く同様であるので、ここではそ
の説明を省略する。
の描画方法について説明する。工程1から工程3までは
先の第2の実施形態と全く同様であるので、ここではそ
の説明を省略する。
【0073】本実施形態では、工程3の後に、複数台の
電子ビーム露光装置2の電子光学系の設定(ビームサイ
ズと電流密度)を、VSB/CPそれぞれの描画方式に
応じて調整する(工程4)。例えば、電子ビーム露光装
置2aの電子光学系はVSB条件に、電子ビーム露光装
置2bの電子光学系はCP条件に設定し、調整する。ビ
ームサイズと電流密度の調整方法は、第2の実施形態で
説明した方法と同様なので、ここでは省略する。
電子ビーム露光装置2の電子光学系の設定(ビームサイ
ズと電流密度)を、VSB/CPそれぞれの描画方式に
応じて調整する(工程4)。例えば、電子ビーム露光装
置2aの電子光学系はVSB条件に、電子ビーム露光装
置2bの電子光学系はCP条件に設定し、調整する。ビ
ームサイズと電流密度の調整方法は、第2の実施形態で
説明した方法と同様なので、ここでは省略する。
【0074】次に、レジスト塗布・現像装置3でレジス
トを塗布したウェハ5の全面にエキシマ露光装置1にて
デバイスパターンを露光した後、電子ビーム露光装置2
aにウェハ5を選び、ウェハ5上の全面にVSB方式に
てロジック回路パターンを露光する(工程5)。VSB
方式によるパターン描画が終了したら、続いて電子ビー
ム露光装置2bにウェハ5を運び、ウェハ5上の全面に
CP方式にてキャッシュメモリパターンを露光する(工
程6)。なお、工程6では、VSB方式によるパターン
描画が終了したら、一旦、ウェハ5をレジスト塗布・現
像装置3に戻してPEB(Post Exposure Bake)を施し
た後に、電子ビーム露光装置2bにウェハ5を運び、ウ
ェハ5上の全面にCP方式にてキャッシュメモリパター
ンを露光してもよい。
トを塗布したウェハ5の全面にエキシマ露光装置1にて
デバイスパターンを露光した後、電子ビーム露光装置2
aにウェハ5を選び、ウェハ5上の全面にVSB方式に
てロジック回路パターンを露光する(工程5)。VSB
方式によるパターン描画が終了したら、続いて電子ビー
ム露光装置2bにウェハ5を運び、ウェハ5上の全面に
CP方式にてキャッシュメモリパターンを露光する(工
程6)。なお、工程6では、VSB方式によるパターン
描画が終了したら、一旦、ウェハ5をレジスト塗布・現
像装置3に戻してPEB(Post Exposure Bake)を施し
た後に、電子ビーム露光装置2bにウェハ5を運び、ウ
ェハ5上の全面にCP方式にてキャッシュメモリパター
ンを露光してもよい。
【0075】下地パターンに対する重ね合わせ描画が必
要な場合には、工程5と工程6で同じ位置合わせ用マー
クを用いると重ね合わせ精度が向上する。重ね合わせ描
画のときには、ウェハ5に予め形成してある位置合わせ
用マークを検出して、そのマーク位置を基準にデバイス
パターンを重ね合わせて描画する。工程5と工程6で別
々の露光装置を用いて描画する際には、同じ位置合わせ
用マークを検出して、そのマーク位置を基準にデバイス
パターンを描画すれば、工程5と工程6で描画されるパ
ターン間の重ね合わせが精度良く行うことができる。
要な場合には、工程5と工程6で同じ位置合わせ用マー
クを用いると重ね合わせ精度が向上する。重ね合わせ描
画のときには、ウェハ5に予め形成してある位置合わせ
用マークを検出して、そのマーク位置を基準にデバイス
パターンを重ね合わせて描画する。工程5と工程6で別
々の露光装置を用いて描画する際には、同じ位置合わせ
用マークを検出して、そのマーク位置を基準にデバイス
パターンを描画すれば、工程5と工程6で描画されるパ
ターン間の重ね合わせが精度良く行うことができる。
【0076】以上説明したような手順から構成される描
画方法により、同層ミックスアンドマッチで光とEB用
に切り分けられたEBパターンを、CP方式とVSB方
式でそれぞれ別々の電子ビーム露光装置を用いて描画す
る。露光が終了すると、ウェハ5はレジスト塗布・現像
装置3に戻され、現像されてパターン形成が完了するこ
とになる。
画方法により、同層ミックスアンドマッチで光とEB用
に切り分けられたEBパターンを、CP方式とVSB方
式でそれぞれ別々の電子ビーム露光装置を用いて描画す
る。露光が終了すると、ウェハ5はレジスト塗布・現像
装置3に戻され、現像されてパターン形成が完了するこ
とになる。
【0077】次に、RISCプロセッサのゲート層に対
して同層のミックスアンドマッチ法を適用し、かつ本実
施形態に基づくビームサイズと電流密度の調整を行い、
VSB方式/CP方式それぞれの電子ビーム露光で最大
のスループットが得られるようにして描画した場合のス
ループットを試算した結果を説明する。先の第2の実施
形態と同様に、総ビーム電流量は、VSB方式でI=
1.25μA、CP方式でI=300nAである。ま
た、ドーズ量D=5μC/cm2 、ショット位置決め時
間TS =120nsec、8インチウェハに80チップ
を描画すると仮定した。本実施形態に基づく描画方法を
適用した場合のスループット試算結果は、前記図15に
示す通りである。
して同層のミックスアンドマッチ法を適用し、かつ本実
施形態に基づくビームサイズと電流密度の調整を行い、
VSB方式/CP方式それぞれの電子ビーム露光で最大
のスループットが得られるようにして描画した場合のス
ループットを試算した結果を説明する。先の第2の実施
形態と同様に、総ビーム電流量は、VSB方式でI=
1.25μA、CP方式でI=300nAである。ま
た、ドーズ量D=5μC/cm2 、ショット位置決め時
間TS =120nsec、8インチウェハに80チップ
を描画すると仮定した。本実施形態に基づく描画方法を
適用した場合のスループット試算結果は、前記図15に
示す通りである。
【0078】ロジック回路部をVSB方式で描画した場
合のスループットは、ビームサイズ2.5μm□を使用
して露光した場合に、最大値17枚/時となる。また、
キャッシュメモリ部をCP方式で描画した場合のスルー
プットは、ビームサイズ5μm□を使用して露光した場
合に、最大値28枚/時となる。従って、露光装置2台
を使用する場合、VSB露光に律速され、その描画スル
ープットは17枚/時となる。これに対して、従来の描
画方法であるCP露光条件でVSB/CP両露光を行っ
た場合の露光装置1台あたりの描画スループットは、最
適なビームサイズ1μm□を使用して露光しても5枚/
時にすぎず、2台使用しても10枚/時である。
合のスループットは、ビームサイズ2.5μm□を使用
して露光した場合に、最大値17枚/時となる。また、
キャッシュメモリ部をCP方式で描画した場合のスルー
プットは、ビームサイズ5μm□を使用して露光した場
合に、最大値28枚/時となる。従って、露光装置2台
を使用する場合、VSB露光に律速され、その描画スル
ープットは17枚/時となる。これに対して、従来の描
画方法であるCP露光条件でVSB/CP両露光を行っ
た場合の露光装置1台あたりの描画スループットは、最
適なビームサイズ1μm□を使用して露光しても5枚/
時にすぎず、2台使用しても10枚/時である。
【0079】このように本実施形態によれば、電流密度
とビームサイズをCP及びVSB両露光それぞれについ
て別々の値を選定することで、一定の焦点深度内でCP
及びVSBの両露光のビームぼけがそれぞれ許容値以下
になる最大電流値で描画できる。このため、チップ内に
CPとVSBパターンが混在するデバイスパターンを解
像性の劣化なしに、かつその際のスループットを最大に
して、描画することができる。
とビームサイズをCP及びVSB両露光それぞれについ
て別々の値を選定することで、一定の焦点深度内でCP
及びVSBの両露光のビームぼけがそれぞれ許容値以下
になる最大電流値で描画できる。このため、チップ内に
CPとVSBパターンが混在するデバイスパターンを解
像性の劣化なしに、かつその際のスループットを最大に
して、描画することができる。
【0080】また、それぞれの方式の露光を、各々最適
条件に設定してある露光装置を用いて露光を行うため、
露光装置の条件設定時間を省くことができ、描画スルー
プットをさらに向上させることが可能となる。
条件に設定してある露光装置を用いて露光を行うため、
露光装置の条件設定時間を省くことができ、描画スルー
プットをさらに向上させることが可能となる。
【0081】なお、本発明は上述した各実施形態に限定
されるものではない。実施形態では、同層のミックスア
ンドマッチにおける電子線露光法及びシステムについて
述べたが、電子線露光法のみ或いは電子線露光システム
のみについても本発明は有効である。また、第3の実施
形態ではVSB方式の描画を先に、CP方式の描画を後
に行う例を取り上げて説明したが、逆の順番で描画を行
っても何ら支障が無いことは勿論である。その他、本発
明の要旨を逸脱しない範囲で、種々変形して実施するこ
とができる。
されるものではない。実施形態では、同層のミックスア
ンドマッチにおける電子線露光法及びシステムについて
述べたが、電子線露光法のみ或いは電子線露光システム
のみについても本発明は有効である。また、第3の実施
形態ではVSB方式の描画を先に、CP方式の描画を後
に行う例を取り上げて説明したが、逆の順番で描画を行
っても何ら支障が無いことは勿論である。その他、本発
明の要旨を逸脱しない範囲で、種々変形して実施するこ
とができる。
【0082】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、キ
ャラクタプロジェクション(CP)方式と可変成形ビー
ム(VSB)方式とを用いてパターンを形成する電子ビ
ーム露光方法において、電子のクーロン反発及び電子光
学系収差によるビームぼけが許容値以下になるように電
子光学系で使用する最大電流量を決定し、最大使用可能
電流量の条件下で対象パターンの描画時間を最短にする
電流密度とビームサイズを決定し、決定された電流密度
とビームサイズに電子ビーム条件を調整し、この電子ビ
ーム条件の下でCP露光とVSB露光を切り換えながら
パターンを露光することにより、CP及びVSBの両露
光をビームぼけによる解像性の劣化を招くことなく行う
ことができ、かつCP露光のメリットを十分に出してス
ループットの向上をはかることが可能となる。
ャラクタプロジェクション(CP)方式と可変成形ビー
ム(VSB)方式とを用いてパターンを形成する電子ビ
ーム露光方法において、電子のクーロン反発及び電子光
学系収差によるビームぼけが許容値以下になるように電
子光学系で使用する最大電流量を決定し、最大使用可能
電流量の条件下で対象パターンの描画時間を最短にする
電流密度とビームサイズを決定し、決定された電流密度
とビームサイズに電子ビーム条件を調整し、この電子ビ
ーム条件の下でCP露光とVSB露光を切り換えながら
パターンを露光することにより、CP及びVSBの両露
光をビームぼけによる解像性の劣化を招くことなく行う
ことができ、かつCP露光のメリットを十分に出してス
ループットの向上をはかることが可能となる。
【図1】同層ミックスアンドマッチリソグラフィシステ
ムの基本概念を示す図。
ムの基本概念を示す図。
【図2】VSB及びCP方式にて0.15μmルールの
L/Sパターンを描画したときの、電流量に対する仕上
がり寸法の変化を示す図。
L/Sパターンを描画したときの、電流量に対する仕上
がり寸法の変化を示す図。
【図3】電流量が制限された場合のビームサイズSと電
流密度J及びビーム照射時間D/Jの関係を示す図。
流密度J及びビーム照射時間D/Jの関係を示す図。
【図4】CPショット数ΝCPとCP描画時間TCPのビー
ムサイズ依存性を示す図。
ムサイズ依存性を示す図。
【図5】VSBショット数NVSB とVSB描画時間T
VSB のビームサイズ依存性を示す図。
VSB のビームサイズ依存性を示す図。
【図6】第1の実施形態に係わる電子ビーム露光方法の
処理手順を示す図。
処理手順を示す図。
【図7】第1の実施形態を実施するために用いた電子ビ
ーム露光装置の例を示す図。
ーム露光装置の例を示す図。
【図8】キャッシュメモリ部をCP方式、ロジック回路
部をVSB方式で描画する場合の、ショット数とビーム
サイズとの関係を示す図。
部をVSB方式で描画する場合の、ショット数とビーム
サイズとの関係を示す図。
【図9】キャッシュメモリ部をCP方式、ロジック回路
部をVSB方式で描画する場合の、描画時間とビームサ
イズとの関係を示す図、
部をVSB方式で描画する場合の、描画時間とビームサ
イズとの関係を示す図、
【図10】電流密度を調整可能なコンデンサレンズシス
テムの原理を示す図。
テムの原理を示す図。
【図11】キャッシュメモリ部をCP方式、ロジック回
路部をVSB方式で描画する場合の、8インチウェハに
換算した描画スループットとビームサイズとの関係を示
す図。
路部をVSB方式で描画する場合の、8インチウェハに
換算した描画スループットとビームサイズとの関係を示
す図。
【図12】第2の実施形態に係わる電子ビーム露光方法
の処理手順を示す図。
の処理手順を示す図。
【図13】キャッシュメモリ部をCP方式、ロジック回
路部をVSB方式で描画する場合の、ショット数とビー
ムサイズとの関係を示す図。
路部をVSB方式で描画する場合の、ショット数とビー
ムサイズとの関係を示す図。
【図14】キャッシュメモリ部をCP方式、ロジック回
路部をVSB方式で描画する場合の、1チップ当りの描
画時間とビームサイズとの関係を示す図。
路部をVSB方式で描画する場合の、1チップ当りの描
画時間とビームサイズとの関係を示す図。
【図15】第2の実施形態に基づく描画方法を適用した
場合のスループット試算結果を示す図。
場合のスループット試算結果を示す図。
【図16】第3の実施形態に係わる電子ビーム露光方法
の処理手順を示す図。
の処理手順を示す図。
【図17】第3の実施形態を実施するために用いる同層
ミックスアンドマッチリソグラフィシステムを示す図。
ミックスアンドマッチリソグラフィシステムを示す図。
1…エキシマ露光機(光ステッパ) 2…CP−EB露光機(電子ビーム露光装置) 3…レジストの塗布・現像装置 4…搬送機構 5…ウェハ 101…電子銃 102…電子ビーム 103,106,108,110,130…レンズ 104,107,131…アパーチャ 108…ブランキング電極 105,109…偏向器 111…試料 112…マーク台 113…ファラデーカップ 114…可動ステージ 115…パターンデータデコーダ 116,119,120…アンプ 117…パターンデータメモリ 121…クロスオーバ 122…重金属粒子 123…検出器
フロントページの続き (72)発明者 杉原 和佳 神奈川県横浜市磯子区新磯子町33番地 株 式会社東芝生産技術研究所内
Claims (12)
- 【請求項1】繰り返しパターンはキャラクタマスクを用
いて転写(CP露光)し、繰り返しのないパターン或い
は繰り返しが少ないパターンは可変成形ビームを用いて
描画(VSB露光)する電子ビーム露光方法において、 前記各露光における電子のクーロン反発及び電子光学系
収差によるビームぼけが許容値以下となる最大使用可能
電流量を決定する第1の工程と、第1の工程により決定
された最大使用可能電流量の条件下で、電流密度とビー
ムサイズをパラメータにして対象パターンの描画時間を
算出し、該描画時間を最短にする電流密度とビームサイ
ズを決定する第2の工程と、第2の工程により決定され
た電流密度とビームサイズに電子ビーム条件を調整する
第3の工程と、第3の工程により調整された電子ビーム
条件の下で、CP露光とVSB露光を切り換えながらパ
ターンを露光する第4の工程とを有することを特徴とす
る電子ビーム露光方法。 - 【請求項2】同一感光材に対するパターン転写を、フォ
トマスクを用いた光露光と電子ビーム露光の両者で行
い、かつ少なくとも光露光の解像限界以下のパターン転
写を電子ビーム露光で行う方法であって、 電子ビーム露光で行うパターン転写に関し、繰り返しパ
ターンはキャラクタマスクを用いて転写(CP露光)
し、繰り返しのないパターン或いは繰り返しが少ないパ
ターンは可変成形ビームを用いて描画(VSB露光)す
る電子ビーム露光方法において、 前記各露光における電子のクーロン反発及び電子光学系
収差によるビームぼけが許容値以下となる最大使用可能
電流量を決定する第1の工程と、第1の工程により決定
された最大使用可能電流量の条件下で、電流密度とビー
ムサイズをパラメータにして対象パターンの描画時間を
算出し、該描画時間を最短にする電流密度とビームサイ
ズを決定する第2の工程と、第2の工程により決定され
た電流密度とビームサイズに電子ビーム条件を調整する
第3の工程と、第3の工程により調整された電子ビーム
条件の下で、CP露光とVSB露光を切り換えながらパ
ターンを露光する第4の工程とを有することを特徴とす
る電子ビーム露光方法。 - 【請求項3】繰り返しパターンはキャラクタマスクを用
いて転写(CP露光)し、繰り返しのないパターン或い
は繰り返しが少ないパターンは可変成形ビームを用いて
描画(VSB露光)する電子ビーム露光方法において、 前記CP露光における電子のクーロン反発及び電子光学
系収差によるビームぼけが許容値以下となるように、電
子光学系で使用する最大電流量を決定する第1の工程
と、前記VSB露光における電子のクーロン反発及び電
子光学系収差によるビームぼけが許容値以下になるよう
に、電子光学系で使用する最大電流量を決定する第2の
工程と、ウェハ上に形成すべき設計パターンデータをC
P露光用パターンデータとVSB露光用パターンデータ
とに分離する第3の工程と、 第1の工程により決定された最大電流量の下で、第3の
工程により作成されたCP露光用パターンデータを用い
てCP露光した場合の処理時間が最小となるように電流
密度と最大ビームサイズを決定する第4の工程と、第2
の工程により決定された最大電流量の下で、第3の工程
により作成されたVSB露光用パターンデータを用いて
VSB露光した場合の処理時間が最小となるように電流
密度と最大ビームサイズを決定する第5の工程と、 感光材を塗布したウェハに対して、第4の工程により決
定された電流密度と最大ビームサイズを用いて、第3の
工程により作成されたCP露光用パターンデータを用い
てCP露光する第6の工程と、前記ウェハに対して、第
5の工程により決定された電流密度と最大ビームサイズ
を用いて、第3の工程により作成されたVSB露光用パ
ターンデータを用いてVSB露光する第7の工程とを含
むことを特徴とする電子ビーム露光方法。 - 【請求項4】同一感光材に対するパターン転写を、フォ
トマスクを用いた光露光と電子ビーム露光の両者で行
い、かつ少なくとも光露光の解像限界以下のパターン転
写を電子ビーム露光で行う方法であって、 電子ビーム露光で行うパターン転写は、繰り返しパター
ンはキャラクタマスクを用いて転写(CP露光)し、繰
り返しのないパターン或いは繰り返しが少ないパターン
は可変成形ビームを用いて描画(VSB露光)する電子
ビーム露光方法において、 前記CP露光における電子のクーロン反発及び電子光学
系収差によるビームぼけが許容値以下となるように、電
子光学系で使用する最大電流量を決定する第1の工程
と、前記VSB露光における電子のクーロン反発及び電
子光学系収差によるビームぼけが許容値以下になるよう
に、電子光学系で使用する最大電流量を決定する第2の
工程と、ウェハ上に形成すべき設計パターンデータをC
P露光用パターンデータとVSB露光用パターンデータ
とに分離する第3の工程と、 第1の工程により決定された最大電流量の下で、第3の
工程により作成されたCP露光用パターンデータを用い
てCP露光した場合の処理時間が最小となるように電流
密度と最大ビームサイズを決定する第4の工程と、第2
の工程により決定された最大電流量の下で、第3の工程
により作成されたVSB露光用パターンデータを用いて
VSB露光した場合の処理時間が最小となるように電流
密度と最大ビームサイズを決定する第5の工程と、 感光材を塗布したウェハに対して、第4の工程により決
定された電流密度と最大ビームサイズを用いて、第3の
工程により作成されたCP露光用パターンデータを用い
てCP露光する第6の工程と、前記ウェハに対して、第
5の工程により決定された電流密度と最大ビームサイズ
を用いて、第3の工程により作成されたVSB露光用パ
ターンデータを用いてVSB露光する第7の工程とを含
むことを特徴とする電子ビーム露光方法。 - 【請求項5】電子のクーロン反発及び電子光学系収差に
よるビームぼけが許容値以下となる最大使用可能電流量
を決定する工程において、電子のクーロン反発及び電子
光学系収差によるビームぼけには焦点位置の変動に基づ
くビームぼけ分が含まれていることを特徴とする請求項
1〜4のいずれかに記載の露光方法。 - 【請求項6】最大使用可能電流量から電流密度とビーム
サイズをパラメータにして描画時間を算出する際に、最
大使用可能電流量,電流密度,及びビームサイズの関係
を以下の式で表わすことを特徴とする請求項1〜4のい
ずれかに記載の電子ビーム露光方法。 最大使用可能電流量=k・(電流密度)・(ビームサイ
ズ)2 但し、比例係数kは、0<k≦1であり、デバイス毎或
いはデバイスを構成する層毎に値を変更可能である。 - 【請求項7】最大使用可能電流量から決定される電流密
度とビームサイズは、描画するデバイス毎に或いはデバ
イスを構成する層毎に変更可能であることを特徴とする
請求項1〜4のいずれかに記載の電子ビーム露光方法。 - 【請求項8】電子ビーム露光装置の条件を、第4の工程
により決定された電流密度及び最大ビームサイズと第5
の工程により決定された電流密度及び最大ビームサイズ
で切り換えながら、CP露光方式とVSB露光方式を混
用して露光を行うことを特徴とする請求項3又は4記載
の電子ビーム露光方法。 - 【請求項9】電子ビーム露光装置の条件を、第4の工程
により決定された電流密度と最大ビームサイズに設定し
て調整を行ってからCP露光を行い、次いで第5の工程
により決定された電流密度と最大ビームサイズに設定し
て調整を行ってからVSB露光を行うことを特徴とする
請求項3又は4記載の電子ビーム露光方法。 - 【請求項10】電子ビーム露光装置の条件を、第5の工
程により決定された電流密度と最大ビームサイズに設定
して調整を行ってからVSB露光を行い、次いで第4の
工程により決定された電流密度と最大ビームサイズに設
定して調整を行ってからCP露光を行うことを特徴とす
る請求項3又は4記載の電子ビーム露光方法。 - 【請求項11】少なくとも2台の電子ビーム露光装置を
用いて、少なくとも1台の電子ビーム露光装置を第4の
工程により決定された電流密度と最大ビームサイズに設
定して調整を行ってCP露光を行い、前者とは別の電子
ビーム露光装置を第5の工程により決定された電流密度
と最大ビームサイズに設定して調整を行ってVSB露光
を行うことを特徴とする請求項3又は4記載の電子ビー
ム露光方法。 - 【請求項12】繰り返しパターンはキャラクタマスクを
用いて転写(CP露光)し、繰り返しのないパターン或
いは繰り返しが少ないパターンは可変成形ビームを用い
て描画(VSB露光)する電子ビーム露光装置であっ
て、 前記各露光における電子のクーロン反発及び電子光学系
収差によるビームぼけが許容値以下となるように最大使
用可能電流量を決定する手段と、前記決定された最大使
用可能電流量から、電流密度とビームサイズをパラメー
タにしてデバイスの描画時間を算出し、該描画時間を最
短にする電流密度とビームサイズを決定する手段と、前
記決定された電流密度とビームサイズに電子ビーム条件
を調整する手段と、前記調整された電流密度とビームサ
イズを用いてCP露光とVSB露光を切り換えてパター
ンを形成する手段とを具備してなることを特徴とする電
子ビーム露光装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10018867A JPH11219879A (ja) | 1998-01-30 | 1998-01-30 | 電子ビーム露光方法と電子ビーム露光装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10018867A JPH11219879A (ja) | 1998-01-30 | 1998-01-30 | 電子ビーム露光方法と電子ビーム露光装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11219879A true JPH11219879A (ja) | 1999-08-10 |
Family
ID=11983502
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10018867A Pending JPH11219879A (ja) | 1998-01-30 | 1998-01-30 | 電子ビーム露光方法と電子ビーム露光装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11219879A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007043078A (ja) * | 2005-07-04 | 2007-02-15 | Nuflare Technology Inc | 描画装置及び描画方法 |
| JP2007304579A (ja) * | 2006-04-13 | 2007-11-22 | Nuflare Technology Inc | レジストパターンの形成方法、及び荷電粒子線描画方法 |
| JP2017005189A (ja) * | 2015-06-15 | 2017-01-05 | 株式会社ニューフレアテクノロジー | 荷電粒子ビーム描画方法及び荷電粒子ビーム描画装置 |
-
1998
- 1998-01-30 JP JP10018867A patent/JPH11219879A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007043078A (ja) * | 2005-07-04 | 2007-02-15 | Nuflare Technology Inc | 描画装置及び描画方法 |
| JP2007304579A (ja) * | 2006-04-13 | 2007-11-22 | Nuflare Technology Inc | レジストパターンの形成方法、及び荷電粒子線描画方法 |
| JP2017005189A (ja) * | 2015-06-15 | 2017-01-05 | 株式会社ニューフレアテクノロジー | 荷電粒子ビーム描画方法及び荷電粒子ビーム描画装置 |
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Legal Events
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