JPH11219948A - コーティング膜の形成方法 - Google Patents
コーティング膜の形成方法Info
- Publication number
- JPH11219948A JPH11219948A JP1759498A JP1759498A JPH11219948A JP H11219948 A JPH11219948 A JP H11219948A JP 1759498 A JP1759498 A JP 1759498A JP 1759498 A JP1759498 A JP 1759498A JP H11219948 A JPH11219948 A JP H11219948A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coating material
- rotation
- wafer
- coating
- substrate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
- Coating Apparatus (AREA)
- Formation Of Insulating Films (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】精密な加工精度を実現できる膜厚の均一なコー
ティング膜の形成方法を提供する。 【解決手段】基材を1000rpm以下の低速度で回転
させながら吐出ニードルからコーティング材を供給し始
め、コーティング材を供給しながら回転数を2000r
pm以上に上げ、コーティング材の供給を停止した後
も、短時間高速回転する。この工程を2回以上繰り返す
ティング膜の形成方法を提供する。 【解決手段】基材を1000rpm以下の低速度で回転
させながら吐出ニードルからコーティング材を供給し始
め、コーティング材を供給しながら回転数を2000r
pm以上に上げ、コーティング材の供給を停止した後
も、短時間高速回転する。この工程を2回以上繰り返す
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ICやセンサなど
の電子素子のチップ構成部材として使われるコーティン
グ膜の形成方法に関する。
の電子素子のチップ構成部材として使われるコーティン
グ膜の形成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ポリイミドに代表されるコーティング膜
は電気絶縁性、耐熱性に優れているためにICやセンサ
などの各種電子素子に施されて防湿被膜あるいは電気絶
縁コーティング膜として利用されている。従来、こうし
たコーティング膜は、チップのオーバーコーティングと
して、チップ工程の最終段階で液状コーティング材を用
いて成膜される場合がほとんどであり、膜厚分布につい
てそれほど注意する必要もなかった。
は電気絶縁性、耐熱性に優れているためにICやセンサ
などの各種電子素子に施されて防湿被膜あるいは電気絶
縁コーティング膜として利用されている。従来、こうし
たコーティング膜は、チップのオーバーコーティングと
して、チップ工程の最終段階で液状コーティング材を用
いて成膜される場合がほとんどであり、膜厚分布につい
てそれほど注意する必要もなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら近年、電
子素子の高密度化にともない、電子素子チップ内部の高
い絶縁性が要求される場合が増え、高絶縁性のポリイミ
ド膜等のチップの内部構成部材としての利用が検討され
る場面も多くなってきた。たとえば配線間等の層間絶縁
膜は、チップ製作工程の中間段階で成膜され、数μmか
ら数十μmの膜厚のコーティング膜が使用される。更
に、フォトレジストを使ったフォトプロセス等によりミ
クロン単位の微細なパターンを形成しようとする場合、
精密な加工精度を達成するためには、膜厚の均一性の高
い平坦なコーティング膜を形成することが重要である。
子素子の高密度化にともない、電子素子チップ内部の高
い絶縁性が要求される場合が増え、高絶縁性のポリイミ
ド膜等のチップの内部構成部材としての利用が検討され
る場面も多くなってきた。たとえば配線間等の層間絶縁
膜は、チップ製作工程の中間段階で成膜され、数μmか
ら数十μmの膜厚のコーティング膜が使用される。更
に、フォトレジストを使ったフォトプロセス等によりミ
クロン単位の微細なパターンを形成しようとする場合、
精密な加工精度を達成するためには、膜厚の均一性の高
い平坦なコーティング膜を形成することが重要である。
【0004】素子製作工程の中間段階で液状コーティン
グ材からコーティング膜を形成する場合、通常はスピン
コータを使用する。これは、半導体ウェハ等の基材を所
定の速度で回転させながら、その中心付近にコーティン
グ材を吐出ニードルと呼ばれる細いノズルから滴下し、
その後、数千回転/分(以下rpmと記す)以上で基材
を回転させ、余分なコーティング材を吹き飛ばし、目的
とするコーティング膜とする。膜厚とその分布は、主
に、この時の回転数と時間、吐出する液量、液の温度、
塗布する環境の温度湿度によって決定される。
グ材からコーティング膜を形成する場合、通常はスピン
コータを使用する。これは、半導体ウェハ等の基材を所
定の速度で回転させながら、その中心付近にコーティン
グ材を吐出ニードルと呼ばれる細いノズルから滴下し、
その後、数千回転/分(以下rpmと記す)以上で基材
を回転させ、余分なコーティング材を吹き飛ばし、目的
とするコーティング膜とする。膜厚とその分布は、主
に、この時の回転数と時間、吐出する液量、液の温度、
塗布する環境の温度湿度によって決定される。
【0005】図3は、従来のスピンコーティング法によ
るプロセスダイヤグラムの一例であり、横軸は時間、縦
軸は回転数である。始め、回転数100rpmでウェハ
を回転しながら、吐出ニードルからコーティング材を滴
下し、ウェハ表面をほぼコーティング材で覆う。滴下を
止めた後ウェハの回転数を約2500rpmに上げて、
遠心力により余分なコーティング材を吹き飛ばし、目的
とする厚さのコーティング膜とする。
るプロセスダイヤグラムの一例であり、横軸は時間、縦
軸は回転数である。始め、回転数100rpmでウェハ
を回転しながら、吐出ニードルからコーティング材を滴
下し、ウェハ表面をほぼコーティング材で覆う。滴下を
止めた後ウェハの回転数を約2500rpmに上げて、
遠心力により余分なコーティング材を吹き飛ばし、目的
とする厚さのコーティング膜とする。
【0006】図4は、粘度2.4×10-3m2 /s(2
400センチストークス)のポリイミド樹脂を、直径1
25mmのSiウェハ面に図3の条件でスピンコーティ
ングし、150℃で熱処理した後の膜厚分布図である。
ほぼ回転中心に膜厚の厚い部分が有り、半径の1/2近
辺には薄い部分があり、周辺でまた厚くなっている。厚
さ約9.5μmのコーティング膜で±6.5%程度の変
動が見られる。
400センチストークス)のポリイミド樹脂を、直径1
25mmのSiウェハ面に図3の条件でスピンコーティ
ングし、150℃で熱処理した後の膜厚分布図である。
ほぼ回転中心に膜厚の厚い部分が有り、半径の1/2近
辺には薄い部分があり、周辺でまた厚くなっている。厚
さ約9.5μmのコーティング膜で±6.5%程度の変
動が見られる。
【0007】粘性の低い一般的なレジストと異なって、
このようにポリイミドなどの粘度の高いコーティング材
は、滴下時の回転数を低くすると、基材回転中のコーテ
ィング材の広がりが悪く、基材中心付近の膜厚が厚くな
って、中心から少し離れた部分の膜厚が薄くなる傾向が
ある。また、一般的に吐出ニードル先端と基材間隔は2
0から30mm程度であり、そのような高さから滴下し
ながら基材を回転させると、粘性の高いコーティング材
の場合、広がりつつあるコーティング材に滴下先端が引
っ張られて、滴下位置が中心をはずれ、コーティング材
が基材表面に均一に広がらない原因となることがある。
一方で、滴下時の回転数を高くすると、コーティング材
中に泡を生じ、熱処理してもボイドが残ることがある。
半導体等に使用する場合、コーティング膜中に泡がある
と、放電の原因となり好ましくない。
このようにポリイミドなどの粘度の高いコーティング材
は、滴下時の回転数を低くすると、基材回転中のコーテ
ィング材の広がりが悪く、基材中心付近の膜厚が厚くな
って、中心から少し離れた部分の膜厚が薄くなる傾向が
ある。また、一般的に吐出ニードル先端と基材間隔は2
0から30mm程度であり、そのような高さから滴下し
ながら基材を回転させると、粘性の高いコーティング材
の場合、広がりつつあるコーティング材に滴下先端が引
っ張られて、滴下位置が中心をはずれ、コーティング材
が基材表面に均一に広がらない原因となることがある。
一方で、滴下時の回転数を高くすると、コーティング材
中に泡を生じ、熱処理してもボイドが残ることがある。
半導体等に使用する場合、コーティング膜中に泡がある
と、放電の原因となり好ましくない。
【0008】以上の問題に鑑み本発明の目的は、膜厚の
均一な、精密な加工精度を実現でき、そしてボイドの無
いコーティング膜の形成方法を提供することにある。
均一な、精密な加工精度を実現でき、そしてボイドの無
いコーティング膜の形成方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題解決のため本
発明は、基材を回転しながら流動性のコーティング材を
供給して基材上に被膜を形成するコーティング膜の形成
方法において、1000rpm以下の低速回転で吐出ニ
ードルからコーティング材を供給し始め、コーティング
材を供給しながら回転数を2000rpm以上に上げる
工程を2回以上繰り返すものとする。
発明は、基材を回転しながら流動性のコーティング材を
供給して基材上に被膜を形成するコーティング膜の形成
方法において、1000rpm以下の低速回転で吐出ニ
ードルからコーティング材を供給し始め、コーティング
材を供給しながら回転数を2000rpm以上に上げる
工程を2回以上繰り返すものとする。
【0010】2000rpm以上の高速回転は、遠心力
で液状のコーティング材を均一に広げ、膜厚分布を均一
にするために必要である。ただし、始めから1000r
pmを越える高速回転にしてコーティング材を滴下する
と、滴下したコーティング材と基材が接触した瞬間、コ
ーティング材が吹き飛ばされて泡が発生し、コーテイィ
ング膜中に残る。1000rpm以下の低速回転中に滴
下を始めた後高速回転すれば、泡の発生が少ない。更
に、低速回転での滴下を繰り返すことによって、先に発
生した泡を消すことができる。また、一回の滴下では回
転中心付近に厚い部分ができるが、滴下を繰り返すこと
により、その厚い部分がならされ、膜厚分布が平均化さ
れる。上限としては、例えば10000rpmを越える
ような余りに高速の回転にすると、十分な膜厚とならな
い。
で液状のコーティング材を均一に広げ、膜厚分布を均一
にするために必要である。ただし、始めから1000r
pmを越える高速回転にしてコーティング材を滴下する
と、滴下したコーティング材と基材が接触した瞬間、コ
ーティング材が吹き飛ばされて泡が発生し、コーテイィ
ング膜中に残る。1000rpm以下の低速回転中に滴
下を始めた後高速回転すれば、泡の発生が少ない。更
に、低速回転での滴下を繰り返すことによって、先に発
生した泡を消すことができる。また、一回の滴下では回
転中心付近に厚い部分ができるが、滴下を繰り返すこと
により、その厚い部分がならされ、膜厚分布が平均化さ
れる。上限としては、例えば10000rpmを越える
ような余りに高速の回転にすると、十分な膜厚とならな
い。
【0011】コーティング材の供給を停止した後に、短
時間の高速回転する工程を有するものとすれば、この間
の回転速度、時間等で膜厚の調整ができる。コーティン
グ材を滴下する吐出ニードルの先端と基材との間隔は、
1〜10mmの範囲にあることがよい。その距離が10
mmを越えると、粘度の大きいコーティング材では、吐
出ニードルから出たコーティング材の滴下位置が、回転
する基材の中心から大きくずれることがある。また、1
mm未満に設定すると、吐出ニードル外周にコーティン
グ材が付着し、滴下量が不安定になる。その間1〜10
mmの範囲に設定すれば、吐出ニードルから出たコーテ
ィング材の滴下位置が、回転する基材の中心から大きく
ずれることがなく、コーティング膜の分布が均一にな
る。
時間の高速回転する工程を有するものとすれば、この間
の回転速度、時間等で膜厚の調整ができる。コーティン
グ材を滴下する吐出ニードルの先端と基材との間隔は、
1〜10mmの範囲にあることがよい。その距離が10
mmを越えると、粘度の大きいコーティング材では、吐
出ニードルから出たコーティング材の滴下位置が、回転
する基材の中心から大きくずれることがある。また、1
mm未満に設定すると、吐出ニードル外周にコーティン
グ材が付着し、滴下量が不安定になる。その間1〜10
mmの範囲に設定すれば、吐出ニードルから出たコーテ
ィング材の滴下位置が、回転する基材の中心から大きく
ずれることがなく、コーティング膜の分布が均一にな
る。
【0012】コーティング材が、例えば液状ポリイミド
のように有機溶剤を含み、動粘度が1×10-4〜5×1
0-3m2 /sの範囲にあることが重要である。そのよう
な粘度の大きいものでも、滴下を繰り返すことにより、
その厚い部分がならされ、膜厚分布が平均化される。5
×10-2m2 /s以上の高動粘度のコーテイング材はス
ピンコーティングに適さない。また、1×10-4以下の
低動粘度のものでは、あえてこの方法をとるまでも無
い。
のように有機溶剤を含み、動粘度が1×10-4〜5×1
0-3m2 /sの範囲にあることが重要である。そのよう
な粘度の大きいものでも、滴下を繰り返すことにより、
その厚い部分がならされ、膜厚分布が平均化される。5
×10-2m2 /s以上の高動粘度のコーテイング材はス
ピンコーティングに適さない。また、1×10-4以下の
低動粘度のものでは、あえてこの方法をとるまでも無
い。
【0013】
【発明の実施の形態】[実施例]図1は、本発明に係る
スピンコーティング法によるプロセスダイヤグラムの一
例であり、横軸は時間、縦軸は回転数である。基板とな
る直径125mmのシリコンウエハをスピンコーターに
設置し、回転数100rpmで回転する。ウェハを回転
しながら、吐出ニードルからコーティング材として用い
るポリイミド(信越化学工業株式会社製ポリイミドKI
S1001、動粘度2.4×10-3m2 /s)を滴下し
始める。滴下を始めて約2秒後にウェハの回転数を30
00rpm程度に上げて、遠心力によりコーティング材
をウェハ面にひろげる。コーティング材の滴下量は、約
1.5gである。約15秒後に滴下を止め、約35秒間
回転を続け余分なコーティング材を吹き飛ばす。その
後、再び、回転数を100rpmに落とし、ウェハを回
転しながら、吐出ニードルからコーティング材を滴下
し、約2秒後にウェハの回転数を約2300rpmに上
げる。約1.5g滴下後、滴下を止めて回転はそのまま
にして約20秒間遠心力によりコーティング材をウェハ
面にひろげると共に、余分なコーティング材を飛散させ
る。回転数と時間により、目的とする厚さのコーティン
グ膜とする。
スピンコーティング法によるプロセスダイヤグラムの一
例であり、横軸は時間、縦軸は回転数である。基板とな
る直径125mmのシリコンウエハをスピンコーターに
設置し、回転数100rpmで回転する。ウェハを回転
しながら、吐出ニードルからコーティング材として用い
るポリイミド(信越化学工業株式会社製ポリイミドKI
S1001、動粘度2.4×10-3m2 /s)を滴下し
始める。滴下を始めて約2秒後にウェハの回転数を30
00rpm程度に上げて、遠心力によりコーティング材
をウェハ面にひろげる。コーティング材の滴下量は、約
1.5gである。約15秒後に滴下を止め、約35秒間
回転を続け余分なコーティング材を吹き飛ばす。その
後、再び、回転数を100rpmに落とし、ウェハを回
転しながら、吐出ニードルからコーティング材を滴下
し、約2秒後にウェハの回転数を約2300rpmに上
げる。約1.5g滴下後、滴下を止めて回転はそのまま
にして約20秒間遠心力によりコーティング材をウェハ
面にひろげると共に、余分なコーティング材を飛散させ
る。回転数と時間により、目的とする厚さのコーティン
グ膜とする。
【0014】こうして得たシリコンウエハをホットプレ
ート上で150℃−90秒間加熱し、溶剤を蒸発させ、
膜厚約10μmのコーティング膜を得た。図2は、上記
の熱処理をした後のポリイミド膜の膜厚分布図である。
測定は、光学式膜厚計によった。従来法による図4のよ
うな回転中心付近の膜厚の厚い部分は見られず、また、
二分の一半径付近の薄い部分も浅くなって、全体に均一
化されている。凡そ9.5μmのコーティング膜で±
2.6%程度の変動となり、バラツキは従来法の半分以
下に低減されたことがわかる。これは、一度目の滴下字
に生じた回転中心付近の膜厚の厚い部分が、二度目の滴
下時に溶解してならされたと考えられる。なお、触針式
膜厚計でもほぼ同じ結果が得られた。
ート上で150℃−90秒間加熱し、溶剤を蒸発させ、
膜厚約10μmのコーティング膜を得た。図2は、上記
の熱処理をした後のポリイミド膜の膜厚分布図である。
測定は、光学式膜厚計によった。従来法による図4のよ
うな回転中心付近の膜厚の厚い部分は見られず、また、
二分の一半径付近の薄い部分も浅くなって、全体に均一
化されている。凡そ9.5μmのコーティング膜で±
2.6%程度の変動となり、バラツキは従来法の半分以
下に低減されたことがわかる。これは、一度目の滴下字
に生じた回転中心付近の膜厚の厚い部分が、二度目の滴
下時に溶解してならされたと考えられる。なお、触針式
膜厚計でもほぼ同じ結果が得られた。
【0015】一度目の滴下では、多少泡を生じることが
あるが、二度目の低速回転での滴下で泡は消え、高速回
転しても泡を生じることは無かった。これを、一旦、室
温まで下げたのち、これを、再びスピンコーターの上に
設置し、ヘキスト社製ポジ型レジストAZ6130を所
定の回転数と時間(3000rpm、20秒)で塗布
し、これを95℃に設定したホットプレートの上で90
秒間加熱した。そして、露光機(マスクアライナー)に
よりi線で300mJ/cm2 照射した。その後、東京
応化株式会社製アルカリ現像液NMD−3を使って現像
を行った。この時、フォトレジストで覆われない部分の
コーティング材も除去される。現像後、溶剤であるアセ
トンに浸し、レジストを除去し、更に350℃で1時間
加熱して硬化させた。
あるが、二度目の低速回転での滴下で泡は消え、高速回
転しても泡を生じることは無かった。これを、一旦、室
温まで下げたのち、これを、再びスピンコーターの上に
設置し、ヘキスト社製ポジ型レジストAZ6130を所
定の回転数と時間(3000rpm、20秒)で塗布
し、これを95℃に設定したホットプレートの上で90
秒間加熱した。そして、露光機(マスクアライナー)に
よりi線で300mJ/cm2 照射した。その後、東京
応化株式会社製アルカリ現像液NMD−3を使って現像
を行った。この時、フォトレジストで覆われない部分の
コーティング材も除去される。現像後、溶剤であるアセ
トンに浸し、レジストを除去し、更に350℃で1時間
加熱して硬化させた。
【0016】硬化後のコーティング膜の厚さは、ほぼ硬
化前の厚さに比例するので、得られた膜は厚さ5±0.
12μmであり、ラインアンドスペース15μm±0.
5μmの微細なパターンをウエハ全面にわたって均一に
形成することができた。本実施例では、コーティング材
の滴下を二回おこなったが、三回以上おこなってもよ
く、滴下の回数、コーティング材の供給を止めた後の高
速回転の回転数、および時間により、膜厚を調整でき
る。
化前の厚さに比例するので、得られた膜は厚さ5±0.
12μmであり、ラインアンドスペース15μm±0.
5μmの微細なパターンをウエハ全面にわたって均一に
形成することができた。本実施例では、コーティング材
の滴下を二回おこなったが、三回以上おこなってもよ
く、滴下の回数、コーティング材の供給を止めた後の高
速回転の回転数、および時間により、膜厚を調整でき
る。
【0017】本発明の方法によれば、従来のような基材
表面の全面に行き渡るほど滴下しないですむため、使用
量の削減にもつながる。基板は、上記実施例のシリコン
ウェハの他、プロセスを終了したウェハや他の半導体ウ
ェハ、或いは金属基板等でもよいことは勿論である。
表面の全面に行き渡るほど滴下しないですむため、使用
量の削減にもつながる。基板は、上記実施例のシリコン
ウェハの他、プロセスを終了したウェハや他の半導体ウ
ェハ、或いは金属基板等でもよいことは勿論である。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、粘
性の高いコーティング材を1000rpm以下の低速回
転で吐出ニードルからコーティング材を供給し始め、コ
ーティング材を供給しながら回転数を2000rpm以
上に上げる工程を2回以上繰り返すことによって、膜厚
の均一なコーティング膜を形成でき、また泡の発生が抑
制されて、チップの内部構成部材として利用できるよう
になる。これにより、精密な加工精度を実現でき、電子
素子の構成の自由度が増し、可能性が広がる。
性の高いコーティング材を1000rpm以下の低速回
転で吐出ニードルからコーティング材を供給し始め、コ
ーティング材を供給しながら回転数を2000rpm以
上に上げる工程を2回以上繰り返すことによって、膜厚
の均一なコーティング膜を形成でき、また泡の発生が抑
制されて、チップの内部構成部材として利用できるよう
になる。これにより、精密な加工精度を実現でき、電子
素子の構成の自由度が増し、可能性が広がる。
【0019】コーティング材を滴下する吐出ニードルの
先端と基材との間隔を、1〜10mmの範囲とすること
も膜厚の一層均一なコーティング膜の形成に有効であ
る。
先端と基材との間隔を、1〜10mmの範囲とすること
も膜厚の一層均一なコーティング膜の形成に有効であ
る。
【図1】本発明実施例の塗布プロセスダイヤグラム
【図2】図1の条件で形成したコーティング膜の膜厚分
布図
布図
【図3】従来の塗布プロセスダイヤグラム
【図4】図3の条件で形成したコーティング膜の膜厚分
布図
布図
Claims (5)
- 【請求項1】基材を回転しながら流動性のコーティング
材を供給して基材上に被膜を形成するコーティング膜の
形成方法において、1000rpm以下の低速回転で吐
出ニードルからコーティング材を供給し始め、コーティ
ング材を供給しながら回転数を2000rpm以上に上
げる工程を2回以上繰り返すことを特徴とするコーティ
ング膜の形成方法。 - 【請求項2】コーティング材の供給を停止した後に、短
時間高速回転することを特徴とする請求項1記載のコー
ティング膜の形成方法。 - 【請求項3】コーティング材を滴下する吐出ニードルの
先端と基材との間隔が、1〜10mmの範囲にあること
を特徴とする請求項1または2に記載のコーティング膜
の形成方法。 - 【請求項4】コーティング材が、有機溶剤を含み、動粘
度が1×10-4〜5×10-3m2 /sの範囲にあること
を特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のコー
ティング膜の形成方法。 - 【請求項5】コーティング材が液状ポリイミドであるこ
とを特徴とする請求項4記載のコーティング膜の形成方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1759498A JPH11219948A (ja) | 1998-01-30 | 1998-01-30 | コーティング膜の形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1759498A JPH11219948A (ja) | 1998-01-30 | 1998-01-30 | コーティング膜の形成方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11219948A true JPH11219948A (ja) | 1999-08-10 |
Family
ID=11948232
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1759498A Pending JPH11219948A (ja) | 1998-01-30 | 1998-01-30 | コーティング膜の形成方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11219948A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009283593A (ja) * | 2008-05-21 | 2009-12-03 | Seiko Epson Corp | 半導体装置の製造方法 |
| CN110392937A (zh) * | 2016-12-19 | 2019-10-29 | 康宁股份有限公司 | 具有极性弹性体电介质的基材和用极性弹性体电介质涂覆基材的方法 |
-
1998
- 1998-01-30 JP JP1759498A patent/JPH11219948A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009283593A (ja) * | 2008-05-21 | 2009-12-03 | Seiko Epson Corp | 半導体装置の製造方法 |
| CN110392937A (zh) * | 2016-12-19 | 2019-10-29 | 康宁股份有限公司 | 具有极性弹性体电介质的基材和用极性弹性体电介质涂覆基材的方法 |
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