JPH11220002A - ウエハ把持装置 - Google Patents
ウエハ把持装置Info
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- JPH11220002A JPH11220002A JP10021997A JP2199798A JPH11220002A JP H11220002 A JPH11220002 A JP H11220002A JP 10021997 A JP10021997 A JP 10021997A JP 2199798 A JP2199798 A JP 2199798A JP H11220002 A JPH11220002 A JP H11220002A
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- Japan
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- wafer
- hand
- cassette
- wafers
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 ウエハ処理工程で生じたカセットの変形や各
ウエハの引掛かりにより、その収容位置にばらつきがあ
っても、それらウエハを確実に把持して取り出すように
する。 【解決手段】 ハンド本体2の左右両側に、ハンド1の
前進によりウエハW外周縁部を押圧してウエハWをカセ
ットCの内奥面C1に当接する位置まで移動させる押え
ローラ36を外側に拡開可能に設け、この押えローラ3
6の支持部33の薄肉部33aが発光部から受光部に至
る光路Lを遮る位置まで変位した状態を、各ウエハWを
把持可能な正常位置と判別する。
ウエハの引掛かりにより、その収容位置にばらつきがあ
っても、それらウエハを確実に把持して取り出すように
する。 【解決手段】 ハンド本体2の左右両側に、ハンド1の
前進によりウエハW外周縁部を押圧してウエハWをカセ
ットCの内奥面C1に当接する位置まで移動させる押え
ローラ36を外側に拡開可能に設け、この押えローラ3
6の支持部33の薄肉部33aが発光部から受光部に至
る光路Lを遮る位置まで変位した状態を、各ウエハWを
把持可能な正常位置と判別する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ウエハ把持装置に
関し、特に、カセット内に収容されたウエハを把持して
取り出すのに好適なものに関する技術分野に属する。
関し、特に、カセット内に収容されたウエハを把持して
取り出すのに好適なものに関する技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ウエハの処理工程においては、
そのウエハを収容するためにカセットが用いられてい
る。そして、このカセットの製造時の変形歪みを検出す
る目的で、従来、例えば特開平5―47725号や特開
平2―154105号の各公報に示されているものが提
案されている。前者(特開平5―47725号公報)の
ものでは、カセットに収容するウエハと同一形状の触知
板をロボットハンドに設け、この触知板を実際にカセッ
トに挿入して、そのときの抵抗の有無に基づいてカセッ
ト形状の良否を判定したり、カセットにおけるウエハ収
容用の溝部に光ビームを投射して、その光ビームの減衰
量から溝部の形状の良否を判定したりするようになされ
ている。
そのウエハを収容するためにカセットが用いられてい
る。そして、このカセットの製造時の変形歪みを検出す
る目的で、従来、例えば特開平5―47725号や特開
平2―154105号の各公報に示されているものが提
案されている。前者(特開平5―47725号公報)の
ものでは、カセットに収容するウエハと同一形状の触知
板をロボットハンドに設け、この触知板を実際にカセッ
トに挿入して、そのときの抵抗の有無に基づいてカセッ
ト形状の良否を判定したり、カセットにおけるウエハ収
容用の溝部に光ビームを投射して、その光ビームの減衰
量から溝部の形状の良否を判定したりするようになされ
ている。
【0003】一方、後者(特開平2―154105号公
報)のものでは、カセットの左右両側にウエハ収容用の
棚ピッチに合わせてマークを付け、カセットと左右の光
センサとを相対移動させて光センサによりマークの位置
を検出し、左右両側の光センサからのパルス信号の一致
の有無に基づいてカセット形状の良否を判定するように
なされている。
報)のものでは、カセットの左右両側にウエハ収容用の
棚ピッチに合わせてマークを付け、カセットと左右の光
センサとを相対移動させて光センサによりマークの位置
を検出し、左右両側の光センサからのパルス信号の一致
の有無に基づいてカセット形状の良否を判定するように
なされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
ものでは、いずれも、カセットそのものの変形歪みを検
査するものであるので、以下の問題を解決することは困
難である。すなわち、変形歪みの生じていない正常なカ
セットであっても、これをウエハ処理工程でロボットに
よりハンドリングして所定位置に載置したり取り上げた
りしていると、その繰返しによってカセットが徐々に変
形してくることがある。また、ロボットがカセットを無
理に押したり落下させたりしてもカセットが変形するこ
ともあり、このようなウエハ処理工程中のカセットの変
形に伴い、カセット内でのウエハの収容位置にばらつき
が生じる。従って、このカセット内にロボットの把持部
を挿入して、その内部に収容されているウエハをハンド
により把持して取り出す場合、上記の如きウエハ収容位
置のばらつきがあると、そのカセット内のウエハを確実
に把持できないことがあり、ロボットの搬送作業の信頼
性が低下するという問題があった。
ものでは、いずれも、カセットそのものの変形歪みを検
査するものであるので、以下の問題を解決することは困
難である。すなわち、変形歪みの生じていない正常なカ
セットであっても、これをウエハ処理工程でロボットに
よりハンドリングして所定位置に載置したり取り上げた
りしていると、その繰返しによってカセットが徐々に変
形してくることがある。また、ロボットがカセットを無
理に押したり落下させたりしてもカセットが変形するこ
ともあり、このようなウエハ処理工程中のカセットの変
形に伴い、カセット内でのウエハの収容位置にばらつき
が生じる。従って、このカセット内にロボットの把持部
を挿入して、その内部に収容されているウエハをハンド
により把持して取り出す場合、上記の如きウエハ収容位
置のばらつきがあると、そのカセット内のウエハを確実
に把持できないことがあり、ロボットの搬送作業の信頼
性が低下するという問題があった。
【0005】また、変形歪みのない正常なカセットであ
っても、その内部に収容されるウエハが引掛ったりし
て、ウエハの位置がばらついていると、上記と同様にロ
ボットがウエハを確実に把持することはできない。
っても、その内部に収容されるウエハが引掛ったりし
て、ウエハの位置がばらついていると、上記と同様にロ
ボットがウエハを確実に把持することはできない。
【0006】本発明は斯かる諸点に鑑みてなされたもの
で、その目的は、上記のようなウエハ把持装置の構成を
改良することで、カセットの変形歪みやカセット内のウ
エハの引掛かりによりウエハの収容位置がばらついてい
ても、そのウエハを確実に把持して取り出し得るように
することにある。
で、その目的は、上記のようなウエハ把持装置の構成を
改良することで、カセットの変形歪みやカセット内のウ
エハの引掛かりによりウエハの収容位置がばらついてい
ても、そのウエハを確実に把持して取り出し得るように
することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明では、ロボットのハンドにその前進動作
によりウエハを押圧する押え部材を変位可能に設け、こ
の押え部材による押圧によってウエハをカセット内の奥
端部に押し付けるとともに、その押付け状態での押え部
材の変位量に基づいてウエハが把持可能であるかどうか
を判別するようにした。
めに、この発明では、ロボットのハンドにその前進動作
によりウエハを押圧する押え部材を変位可能に設け、こ
の押え部材による押圧によってウエハをカセット内の奥
端部に押し付けるとともに、その押付け状態での押え部
材の変位量に基づいてウエハが把持可能であるかどうか
を判別するようにした。
【0008】具体的には、請求項1の発明では、カセッ
ト内に収容されているウエハを把持して取り出すロボッ
トに設けられるウエハ把持装置として、ロボットアーム
に連結されるハンドと、このハンドに設けられ、ウエハ
を把持する把持手段と、上記ハンドに設けられ、ハンド
の前進移動によりウエハの外周縁部を押圧して該ウエハ
をカセットの内奥面に当接する位置まで移動させる押え
部材とを備えている。
ト内に収容されているウエハを把持して取り出すロボッ
トに設けられるウエハ把持装置として、ロボットアーム
に連結されるハンドと、このハンドに設けられ、ウエハ
を把持する把持手段と、上記ハンドに設けられ、ハンド
の前進移動によりウエハの外周縁部を押圧して該ウエハ
をカセットの内奥面に当接する位置まで移動させる押え
部材とを備えている。
【0009】そして、上記押え部材をハンドに対し、上
記ウエハからの押圧によりウエハの中央に対し離隔する
外方向に変位可能に支持し、さらに、この押え部材が変
位したことを検出する検出手段を備えたことを特徴とし
ている。
記ウエハからの押圧によりウエハの中央に対し離隔する
外方向に変位可能に支持し、さらに、この押え部材が変
位したことを検出する検出手段を備えたことを特徴とし
ている。
【0010】上記の構成により、カセットに収容されて
いるウエハをハンドにより把持して取り出す場合、ハン
ドを前進させてその把持手段をカセット内のウエハ側方
に挿入する。そのとき、ハンドの前進に伴って押え部材
がウエハの外周縁部を押圧し、この押え部材の押圧によ
ってウエハがカセットの内奥面に当接する位置まで移動
する。この押え部材はハンドに対し、ウエハからの押圧
により変位可能に支持されているので、上記カセットの
内奥面に当接しているウエハからの押圧に伴ってウエハ
の中央から離隔する外方向に変位し、この変位が検出手
段によって検出される。従って、この検出手段による押
え部材の変位が所定範囲にあると検出されると、ウエハ
処理工程で生じたカセットの変形歪みやカセット内のウ
エハの引掛かり等により、カセット内のウエハの収容位
置がばらついていても、そのウエハは把持手段によって
把持可能な位置にあることとなり、このウエハを確実に
把持することができる。尚、この後、上記把持手段がウ
エハを把持し、しかる後にハンドが後退し、ウエハが把
持手段により把持された状態でカセット内から取り出さ
れて搬送される。よって、ロボットの搬送作業を中断せ
ず信頼性よく行うことができる。
いるウエハをハンドにより把持して取り出す場合、ハン
ドを前進させてその把持手段をカセット内のウエハ側方
に挿入する。そのとき、ハンドの前進に伴って押え部材
がウエハの外周縁部を押圧し、この押え部材の押圧によ
ってウエハがカセットの内奥面に当接する位置まで移動
する。この押え部材はハンドに対し、ウエハからの押圧
により変位可能に支持されているので、上記カセットの
内奥面に当接しているウエハからの押圧に伴ってウエハ
の中央から離隔する外方向に変位し、この変位が検出手
段によって検出される。従って、この検出手段による押
え部材の変位が所定範囲にあると検出されると、ウエハ
処理工程で生じたカセットの変形歪みやカセット内のウ
エハの引掛かり等により、カセット内のウエハの収容位
置がばらついていても、そのウエハは把持手段によって
把持可能な位置にあることとなり、このウエハを確実に
把持することができる。尚、この後、上記把持手段がウ
エハを把持し、しかる後にハンドが後退し、ウエハが把
持手段により把持された状態でカセット内から取り出さ
れて搬送される。よって、ロボットの搬送作業を中断せ
ず信頼性よく行うことができる。
【0011】請求項2の発明では、上記ハンドに複数の
把持手段をハンドの進退方向と直交する方向に並んで設
ける。そして、押え部材は、上記複数の把持手段により
把持される複数のウエハの全体を同時に押圧するように
ハンドの進退方向と直交する方向に延びているものとす
る。
把持手段をハンドの進退方向と直交する方向に並んで設
ける。そして、押え部材は、上記複数の把持手段により
把持される複数のウエハの全体を同時に押圧するように
ハンドの進退方向と直交する方向に延びているものとす
る。
【0012】こうすれば、カセット内に収容されている
複数のウエハの収容位置がばらついていても、それらウ
エハの全体を同時に押え部材によって押圧移動させてカ
セット内の奥端面に当接させることができる。そして、
複数のウエハのうちの1つでも、対応する把持手段によ
って把持不能の位置にあると、押え部材の変位が所定範
囲外になるので、ウエハを把持不能と判別することがで
きる。
複数のウエハの収容位置がばらついていても、それらウ
エハの全体を同時に押え部材によって押圧移動させてカ
セット内の奥端面に当接させることができる。そして、
複数のウエハのうちの1つでも、対応する把持手段によ
って把持不能の位置にあると、押え部材の変位が所定範
囲外になるので、ウエハを把持不能と判別することがで
きる。
【0013】請求項3の発明では、同様に、上記ハンド
に複数の把持手段をハンドの進退方向と直交する方向に
並んで設け、押え部材は、上記複数の把持手段により把
持される複数のウエハを個別に同時に押圧するように各
把持手段に対応して設ける。
に複数の把持手段をハンドの進退方向と直交する方向に
並んで設け、押え部材は、上記複数の把持手段により把
持される複数のウエハを個別に同時に押圧するように各
把持手段に対応して設ける。
【0014】この場合でも、カセット内の複数のウエハ
の収容位置にばらつきがあっても、それらウエハの全体
を同時に押え部材によって押圧移動させてカセット内の
奥端面に当接させることができる。そして、各ウエハ
が、対応する把持手段によって把持不能の位置にある
と、その各ウエハに対応する押え部材の変位が所定範囲
外になるので、ウエハを把持不能と判別できる。特に、
この発明では、複数の把持手段により把持される複数の
ウエハを押え部材が個別に同時に押圧するので、例えば
カセットの上部が下部に比べて反開口側に傾倒するよう
に変形していても、その変形歪みに伴うウエハの把持不
能状態を精度よく確実に検出できる利点がある。
の収容位置にばらつきがあっても、それらウエハの全体
を同時に押え部材によって押圧移動させてカセット内の
奥端面に当接させることができる。そして、各ウエハ
が、対応する把持手段によって把持不能の位置にある
と、その各ウエハに対応する押え部材の変位が所定範囲
外になるので、ウエハを把持不能と判別できる。特に、
この発明では、複数の把持手段により把持される複数の
ウエハを押え部材が個別に同時に押圧するので、例えば
カセットの上部が下部に比べて反開口側に傾倒するよう
に変形していても、その変形歪みに伴うウエハの把持不
能状態を精度よく確実に検出できる利点がある。
【0015】請求項4の発明では、上記押え部材をハン
ドの左右両側に設ける。こうすると、カセット内でウエ
ハを左右両側から押え部材により押圧でき、そのウエハ
のカセット内奥面位置への位置付けをスムーズかつ容易
に行うことができる。
ドの左右両側に設ける。こうすると、カセット内でウエ
ハを左右両側から押え部材により押圧でき、そのウエハ
のカセット内奥面位置への位置付けをスムーズかつ容易
に行うことができる。
【0016】請求項5の発明では、上記押え部材は回転
可能なローラとする。この場合、押え部材によりウエハ
を押圧する際にウエハが左右に移動してもローラである
押え部材が転動するようになり、その押え部材(ロー
ラ)とウエハとの間が転がり摩擦状態となって発塵を低
減することができる。
可能なローラとする。この場合、押え部材によりウエハ
を押圧する際にウエハが左右に移動してもローラである
押え部材が転動するようになり、その押え部材(ロー
ラ)とウエハとの間が転がり摩擦状態となって発塵を低
減することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】(実施形態1)図1〜図5は本発
明の実施形態1に係るウエハ把持装置を示し、Cは図1
〜図4で右側が開口とされた横断面略C字状のウエハ収
容用カセットで、このカセットC内には、同じ径及び厚
さを有する円板形状の複数枚(例えば25枚)のウエハ
W,W,…が水平状態に段積みされて収容され、これら
複数のウエハW,W,…はカセットC内の左右側壁面に
対向して突設した支持棚(図示せず)によって上下方向
に一定間隔(例えば10mm)をあけて支持されてい
る。
明の実施形態1に係るウエハ把持装置を示し、Cは図1
〜図4で右側が開口とされた横断面略C字状のウエハ収
容用カセットで、このカセットC内には、同じ径及び厚
さを有する円板形状の複数枚(例えば25枚)のウエハ
W,W,…が水平状態に段積みされて収容され、これら
複数のウエハW,W,…はカセットC内の左右側壁面に
対向して突設した支持棚(図示せず)によって上下方向
に一定間隔(例えば10mm)をあけて支持されてい
る。
【0018】1は、上記カセットC内に収容されている
ウエハW,W,…をクリーンルームで取り出して搬送す
るロボット(図示せず)のアーム先端に連結されるハン
ドであって、このハンド1はハンド本体2を有する。こ
のハンド本体2には複数の把持機構4,4,…がハンド
1の進退方向と直交する方向である上下方向に並んで設
けられ、これらの把持機構4,4,…は後述の固定爪
7,7及び可動爪22を上記各ウエハWの外周縁部の間
隔をあけた位置に係合させて該ウエハWをそれぞれ把持
するものである。
ウエハW,W,…をクリーンルームで取り出して搬送す
るロボット(図示せず)のアーム先端に連結されるハン
ドであって、このハンド1はハンド本体2を有する。こ
のハンド本体2には複数の把持機構4,4,…がハンド
1の進退方向と直交する方向である上下方向に並んで設
けられ、これらの把持機構4,4,…は後述の固定爪
7,7及び可動爪22を上記各ウエハWの外周縁部の間
隔をあけた位置に係合させて該ウエハWをそれぞれ把持
するものである。
【0019】上記複数の把持機構4,4,…は互いに同
じ構成のもので、いずれも、基端部がハンド本体2に固
定されかつ中央に軽量化のための開口5aを有する薄板
状の支持板5(支持部材)を有する。この各支持板5先
端部の左右両側にはそれぞれ2つの固定爪7,7が取り
付けられ、この各固定爪7は、上側溝面が下側溝面より
も短くて略後側に開放された断面V字状の係合溝8を有
しており、この両固定爪7,7によりその各係合溝8に
て各ウエハWのカセット内奥側の左右両側外周縁部を係
合するようにしている。また、各支持板5の基端寄りの
左右両側には各ウエハWのカセット開口側の外周縁部を
載置する左右1対の載置板10,10が取り付けられて
いる。
じ構成のもので、いずれも、基端部がハンド本体2に固
定されかつ中央に軽量化のための開口5aを有する薄板
状の支持板5(支持部材)を有する。この各支持板5先
端部の左右両側にはそれぞれ2つの固定爪7,7が取り
付けられ、この各固定爪7は、上側溝面が下側溝面より
も短くて略後側に開放された断面V字状の係合溝8を有
しており、この両固定爪7,7によりその各係合溝8に
て各ウエハWのカセット内奥側の左右両側外周縁部を係
合するようにしている。また、各支持板5の基端寄りの
左右両側には各ウエハWのカセット開口側の外周縁部を
載置する左右1対の載置板10,10が取り付けられて
いる。
【0020】一方、ハンド本体2の左右中央部には、そ
のハンド本体2から上記支持板5,5,…の基端寄りの
左右中央部に亘って上下方向に貫通する開口部12が形
成され、この開口部12内には中央に開口を有する矩形
枠状の移動体14がハンド本体2の進退方向(前後方
向)に沿って相対移動可能に配置支持されている。この
移動体14は、ハンド本体2に取付固定したアクチュエ
ータとしての前後方向に延びるシリンダ15のピストン
ロッド15aに対し、左右方向に延びる連結板16及び
前後方向に延びる連結ロッド17を介して連結支持され
ており、シリンダ15の伸縮作動により移動体14をハ
ンド本体2に対し相対的に前後移動させ、シリンダ15
の収縮作動により移動体14を前進させる一方、シリン
ダ15の伸長作動により移動体14を後退させるように
している。
のハンド本体2から上記支持板5,5,…の基端寄りの
左右中央部に亘って上下方向に貫通する開口部12が形
成され、この開口部12内には中央に開口を有する矩形
枠状の移動体14がハンド本体2の進退方向(前後方
向)に沿って相対移動可能に配置支持されている。この
移動体14は、ハンド本体2に取付固定したアクチュエ
ータとしての前後方向に延びるシリンダ15のピストン
ロッド15aに対し、左右方向に延びる連結板16及び
前後方向に延びる連結ロッド17を介して連結支持され
ており、シリンダ15の伸縮作動により移動体14をハ
ンド本体2に対し相対的に前後移動させ、シリンダ15
の収縮作動により移動体14を前進させる一方、シリン
ダ15の伸長作動により移動体14を後退させるように
している。
【0021】上記移動体14の左側の縦枠部には上記各
支持板5に対応した位置に、それぞれ弾性手段としての
前後1対の板ばね19,19の基端部が取付固定されて
いる。これら両板ばね19,19は移動体14の右側の
縦枠部に向かって互いに平行に水平に延び、その先端部
には移動体14内の開口の左右中央に位置する矩形板状
の可動爪支持体20が取付固定されている。この各可動
爪支持体20の先端部(前端部)上面には凹形ローラか
らなる1つの可動爪22が上下方向に延びる支持軸21
によって回転可能に支持されている。すなわち、上記可
動爪22は移動体14に対し板ばね19,19によって
ハンド本体2の進退方向に相対移動可能に支持されてい
る。また、この凹形ローラからなる可動爪22の外周面
全体には、上記固定爪7の係合溝8と同じ高さ位置に位
置しかつ上側溝面が下側溝面よりも短い断面V字状の凹
溝23が形成されており、この可動爪22によりその外
周面の凹溝23にて各ウエハWのカセット開口側の外周
縁部を係合するようにしている。
支持板5に対応した位置に、それぞれ弾性手段としての
前後1対の板ばね19,19の基端部が取付固定されて
いる。これら両板ばね19,19は移動体14の右側の
縦枠部に向かって互いに平行に水平に延び、その先端部
には移動体14内の開口の左右中央に位置する矩形板状
の可動爪支持体20が取付固定されている。この各可動
爪支持体20の先端部(前端部)上面には凹形ローラか
らなる1つの可動爪22が上下方向に延びる支持軸21
によって回転可能に支持されている。すなわち、上記可
動爪22は移動体14に対し板ばね19,19によって
ハンド本体2の進退方向に相対移動可能に支持されてい
る。また、この凹形ローラからなる可動爪22の外周面
全体には、上記固定爪7の係合溝8と同じ高さ位置に位
置しかつ上側溝面が下側溝面よりも短い断面V字状の凹
溝23が形成されており、この可動爪22によりその外
周面の凹溝23にて各ウエハWのカセット開口側の外周
縁部を係合するようにしている。
【0022】本発明の特徴として、上記ハンド本体2上
端部の左右両側にはそれぞれ左右の上側支持部31,3
1(図5に一方のみを示す)が上下方向の支持軸32,
32(後述する支持軸34,34と同心の軸)によって
回動可能に支持され、これら左右の上側支持部31,3
1は上記最上段の把持機構4の上側位置を前側に延びて
いる。一方、ハンド本体2下端部の左右両側には同様に
それぞれ左右の下側支持部33,33が上下方向の支持
軸34,34によって回動可能に支持され、これら下側
支持部33,33は最下段の把持機構4の下側位置を前
側に延びている。そして、これら上下両側の支持部3
1,33の先端寄り部分はハンド1の左右中央側から切
り欠かれていて、その切欠きにより薄肉部31a,33
aが形成されている。さらに、上記左右に対応する上下
両側の支持部31,33,31,33の先端部(前端
部)間には、それぞれ各把持機構4の支持板5の左右両
側を上下方向(ハンド本体2の進退方向と直交する方
向)に延びる押え部材としての押えローラ36,36が
掛け渡されている。この左右の各押えローラ36は、上
下の支持部31,33の先端部に対し回転可能に軸支さ
れた1本の棒状ローラからなり、この各押えローラ36
により、上下の支持部31,33が剛性一体化されてハ
ンド1の左右中央から離れる方向、つまりウエハWの中
央から離隔する外方向に変位可能に一体的に回転するよ
うになっている。
端部の左右両側にはそれぞれ左右の上側支持部31,3
1(図5に一方のみを示す)が上下方向の支持軸32,
32(後述する支持軸34,34と同心の軸)によって
回動可能に支持され、これら左右の上側支持部31,3
1は上記最上段の把持機構4の上側位置を前側に延びて
いる。一方、ハンド本体2下端部の左右両側には同様に
それぞれ左右の下側支持部33,33が上下方向の支持
軸34,34によって回動可能に支持され、これら下側
支持部33,33は最下段の把持機構4の下側位置を前
側に延びている。そして、これら上下両側の支持部3
1,33の先端寄り部分はハンド1の左右中央側から切
り欠かれていて、その切欠きにより薄肉部31a,33
aが形成されている。さらに、上記左右に対応する上下
両側の支持部31,33,31,33の先端部(前端
部)間には、それぞれ各把持機構4の支持板5の左右両
側を上下方向(ハンド本体2の進退方向と直交する方
向)に延びる押え部材としての押えローラ36,36が
掛け渡されている。この左右の各押えローラ36は、上
下の支持部31,33の先端部に対し回転可能に軸支さ
れた1本の棒状ローラからなり、この各押えローラ36
により、上下の支持部31,33が剛性一体化されてハ
ンド1の左右中央から離れる方向、つまりウエハWの中
央から離隔する外方向に変位可能に一体的に回転するよ
うになっている。
【0023】また、上記上下に対応する上側及び下側支
持部31,33の各先端部寄りとハンド本体2との間に
はそれぞれ引張ばねからなるコイルばね37が掛け渡さ
れており、このコイルばね37のばね力により上側及び
下側支持部31,33をその先端部(押えローラ36)
がそれぞれハンド1の左右中央部に向かうように(左側
の押えローラ36にあっては上方から見て時計回り方向
に、右側の押えローラ36にあっては同反時計回り方向
に)支持軸32,34回りに回動付勢されている。ま
た、ハンド本体2には、上記上下の支持部31,33
を、各々の先端部(押えローラ36)が前側を向くよう
にコイルばね37の付勢力に抗して回動規制するストッ
パ38が設けられている。
持部31,33の各先端部寄りとハンド本体2との間に
はそれぞれ引張ばねからなるコイルばね37が掛け渡さ
れており、このコイルばね37のばね力により上側及び
下側支持部31,33をその先端部(押えローラ36)
がそれぞれハンド1の左右中央部に向かうように(左側
の押えローラ36にあっては上方から見て時計回り方向
に、右側の押えローラ36にあっては同反時計回り方向
に)支持軸32,34回りに回動付勢されている。ま
た、ハンド本体2には、上記上下の支持部31,33
を、各々の先端部(押えローラ36)が前側を向くよう
にコイルばね37の付勢力に抗して回動規制するストッ
パ38が設けられている。
【0024】そして、ハンド1を前進移動させて各把持
機構4をカセットC内における各ウエハWの下側空間に
挿入した際、その各把持機構4における支持板5先端部
の左右の固定爪7,7がウエハWのカセット内奥側の外
周縁部よりも少しカセットCの内奥側に移動したとき
に、左右の押えローラ36,36により複数のウエハ
W,W,…の各カセット開口側の外周縁部を押圧して複
数のウエハW,W,…の全体を同時に、カセットCの内
奥面C1に当接する位置まで移動させ、この当接により
各ウエハWが移動規制された状態で、左右の押えローラ
36,36がウエハWからの押圧によりハンド1の左右
中央から離れる方向(ウエハWの中央から離隔する外方
向)に変位するようになっている。
機構4をカセットC内における各ウエハWの下側空間に
挿入した際、その各把持機構4における支持板5先端部
の左右の固定爪7,7がウエハWのカセット内奥側の外
周縁部よりも少しカセットCの内奥側に移動したとき
に、左右の押えローラ36,36により複数のウエハ
W,W,…の各カセット開口側の外周縁部を押圧して複
数のウエハW,W,…の全体を同時に、カセットCの内
奥面C1に当接する位置まで移動させ、この当接により
各ウエハWが移動規制された状態で、左右の押えローラ
36,36がウエハWからの押圧によりハンド1の左右
中央から離れる方向(ウエハWの中央から離隔する外方
向)に変位するようになっている。
【0025】さらに、上記ハンド本体2の上端部の左右
両側部にはそれぞれブラケット40,40(図5に一方
のみを示す)の基端部が取付固定され、この各ブラケッ
ト40は前側に延びていて、その先端部には上記支持部
31,33の薄肉部31a,33aに対応した位置に、
下方に発光する発光部41が取り付けられている。一
方、ハンド本体2の下端部の左右両側部には同様に前側
に延びるブラケット44,44が取付固定され、このブ
ラケット44の先端部には、上記発光部41からの光が
入射される受光部45が支持部31,33の薄肉部31
a,33aに対応して取り付けられている。そして、上
記発光部41から受光部45に至る光路Lは、上記スト
ッパ38により規制されて前方に延びる各支持部31,
33の薄肉部31a,33aの外側近傍位置を通るよう
に設定されている(尚、発光部41を下側のブラケット
44に、また受光部45を上側ブラケット40にそれぞ
れ逆転させてもよい)。これら発光部41及び受光部4
5は共に検出手段を構成しており、左右の押えローラ3
6.36による押圧により複数のウエハW,W,…がカ
セットCの内奥面C1に当接して移動規制された状態
で、その後に左右の押えローラ36,36がウエハWか
らの押圧によりハンド1の左右中央から離れる方向(ウ
エハWの中央から離隔する外方向)に変位したことを検
出するようになっている。すなわち、上記左右の押えロ
ーラ36,36の変位によって各支持部31,33の薄
肉部31a,33aが発光部41から受光部45に至る
光路Lを遮断して、発光部41からの光を受光部45が
受光しなかったとき、その状態を正常状態として検出す
る一方、上記左右の押えローラ36,36が変位しなか
ったり、或いは過度に変位したりして、各支持部31,
33の薄肉部31a,33aが発光部41から受光部4
5に至る光路Lから外れ、発光部41からの光が受光部
45により受光されているときには、その状態を異常状
態として検出し、この検出信号によりロボットの搬送動
作を停止したり、ウエハWの把持不良の警告を行ったり
するようにしている。
両側部にはそれぞれブラケット40,40(図5に一方
のみを示す)の基端部が取付固定され、この各ブラケッ
ト40は前側に延びていて、その先端部には上記支持部
31,33の薄肉部31a,33aに対応した位置に、
下方に発光する発光部41が取り付けられている。一
方、ハンド本体2の下端部の左右両側部には同様に前側
に延びるブラケット44,44が取付固定され、このブ
ラケット44の先端部には、上記発光部41からの光が
入射される受光部45が支持部31,33の薄肉部31
a,33aに対応して取り付けられている。そして、上
記発光部41から受光部45に至る光路Lは、上記スト
ッパ38により規制されて前方に延びる各支持部31,
33の薄肉部31a,33aの外側近傍位置を通るよう
に設定されている(尚、発光部41を下側のブラケット
44に、また受光部45を上側ブラケット40にそれぞ
れ逆転させてもよい)。これら発光部41及び受光部4
5は共に検出手段を構成しており、左右の押えローラ3
6.36による押圧により複数のウエハW,W,…がカ
セットCの内奥面C1に当接して移動規制された状態
で、その後に左右の押えローラ36,36がウエハWか
らの押圧によりハンド1の左右中央から離れる方向(ウ
エハWの中央から離隔する外方向)に変位したことを検
出するようになっている。すなわち、上記左右の押えロ
ーラ36,36の変位によって各支持部31,33の薄
肉部31a,33aが発光部41から受光部45に至る
光路Lを遮断して、発光部41からの光を受光部45が
受光しなかったとき、その状態を正常状態として検出す
る一方、上記左右の押えローラ36,36が変位しなか
ったり、或いは過度に変位したりして、各支持部31,
33の薄肉部31a,33aが発光部41から受光部4
5に至る光路Lから外れ、発光部41からの光が受光部
45により受光されているときには、その状態を異常状
態として検出し、この検出信号によりロボットの搬送動
作を停止したり、ウエハWの把持不良の警告を行ったり
するようにしている。
【0026】尚、予めカセットCの内奥面C1に当接す
る位置に存在するウエハWについては、押えローラ3
6,36により移動はしない。また、カセットCの内奥
部にはウエハWの外周縁部が当接した状態でも、その左
右両側に固定爪7,7を収容可能なスペースが設けられ
ている。
る位置に存在するウエハWについては、押えローラ3
6,36により移動はしない。また、カセットCの内奥
部にはウエハWの外周縁部が当接した状態でも、その左
右両側に固定爪7,7を収容可能なスペースが設けられ
ている。
【0027】次に、上記実施形態1の作動について説明
する。カセットC内に収容されている複数のウエハW,
W,…をロボットの搬送ハンドにより把持して取り出し
搬送する場合、まず、図1に示す如く、ハンド本体2の
シリンダ15が伸長作動して移動体14がハンド本体2
に対し相対的に後退し、この移動体14に板ばね19,
19によって弾性支持されている各可動爪22も後退す
る。この状態では、各把持機構4における可動爪22が
支持板5先端部の固定爪7,7から離れて、これら固定
爪7,7及び可動爪22は各々の間に各ウエハWを嵌挿
配置可能な開いた状態とされている。
する。カセットC内に収容されている複数のウエハW,
W,…をロボットの搬送ハンドにより把持して取り出し
搬送する場合、まず、図1に示す如く、ハンド本体2の
シリンダ15が伸長作動して移動体14がハンド本体2
に対し相対的に後退し、この移動体14に板ばね19,
19によって弾性支持されている各可動爪22も後退す
る。この状態では、各把持機構4における可動爪22が
支持板5先端部の固定爪7,7から離れて、これら固定
爪7,7及び可動爪22は各々の間に各ウエハWを嵌挿
配置可能な開いた状態とされている。
【0028】この後、図2に示すように、ハンド1を前
進させて、その各把持機構4をそれに対応するカセット
C内の各ウエハWの下側空間に挿入する。そのとき、ハ
ンド1は、各把持機構4における支持板5先端部の左右
固定爪7,7がウエハWのカセット内奥側の外周縁部よ
りも少しカセットCの内奥側に移動するまで前進する。
このようなハンド1の前進に伴い、まず、ハンド本体2
に支持されている左右の押えローラ36,36が各ウエ
ハWのカセット開口側の外周縁部を左右2か所で押圧
し、この押えローラ36の押圧によって各ウエハWがカ
セットCの内奥面C1に当接する位置まで移動する。こ
のことで、カセットC内でウエハW,W,…の当初の収
容位置がばらついていても、そのウエハW,W,…はい
ずれも上記押えローラ36,36の押圧移動により、常
にカセットCの内奥面C1に対して所定の許容収容位置
に位置付けられることとなる。
進させて、その各把持機構4をそれに対応するカセット
C内の各ウエハWの下側空間に挿入する。そのとき、ハ
ンド1は、各把持機構4における支持板5先端部の左右
固定爪7,7がウエハWのカセット内奥側の外周縁部よ
りも少しカセットCの内奥側に移動するまで前進する。
このようなハンド1の前進に伴い、まず、ハンド本体2
に支持されている左右の押えローラ36,36が各ウエ
ハWのカセット開口側の外周縁部を左右2か所で押圧
し、この押えローラ36の押圧によって各ウエハWがカ
セットCの内奥面C1に当接する位置まで移動する。こ
のことで、カセットC内でウエハW,W,…の当初の収
容位置がばらついていても、そのウエハW,W,…はい
ずれも上記押えローラ36,36の押圧移動により、常
にカセットCの内奥面C1に対して所定の許容収容位置
に位置付けられることとなる。
【0029】その際、上記各押えローラ36がハンド本
体2の左右両側に2つ設けられているので、カセットC
内で各ウエハWを左右両側から押えローラ36,36に
より安定して押圧でき、その各ウエハWのカセットCの
内奥面C1に当接する位置への位置付けをスムーズかつ
容易に行うことができる。
体2の左右両側に2つ設けられているので、カセットC
内で各ウエハWを左右両側から押えローラ36,36に
より安定して押圧でき、その各ウエハWのカセットCの
内奥面C1に当接する位置への位置付けをスムーズかつ
容易に行うことができる。
【0030】しかも、上記各押えローラ36は回転可能
なローラであるので、押えローラ36による各ウエハW
の押圧時にウエハWが左右に移動したとしても、押えロ
ーラ36は転動するようになり、その押えローラ36と
ウエハWとの間が転がり摩擦状態となってクリーンルー
ムでの発塵を低減することができる。
なローラであるので、押えローラ36による各ウエハW
の押圧時にウエハWが左右に移動したとしても、押えロ
ーラ36は転動するようになり、その押えローラ36と
ウエハWとの間が転がり摩擦状態となってクリーンルー
ムでの発塵を低減することができる。
【0031】この後、さらにハンド1が前進するが、各
ウエハWはカセットCの内奥面C1に当接して移動規制
されているので、ハンド1の前進に伴い、今度は左右の
押えローラ36,36がウエハWから押されてハンド1
の左右中央から離れる方向(ウエハWの中央から離隔す
る外方向)に変位する。そして、この左右の押えローラ
36,36の変位によって各支持部31,31の薄肉部
31a,33aが発光部41から受光部45に至る光路
Lを遮断して受光部45が発光部41からの光を受光し
なくなると、この状態が正常状態と判定される。すなわ
ち、この受光部45の受光が途絶えると、ウエハ処理工
程で生じたカセットCの変形歪みやカセットC内のウエ
ハW,W,…の引掛かり等により、カセットC内のウエ
ハW,W,…の収容位置がばらついていても、そのウエ
ハW,W,…は把持機構4,4,…によって把持可能な
位置にあることが検出される。
ウエハWはカセットCの内奥面C1に当接して移動規制
されているので、ハンド1の前進に伴い、今度は左右の
押えローラ36,36がウエハWから押されてハンド1
の左右中央から離れる方向(ウエハWの中央から離隔す
る外方向)に変位する。そして、この左右の押えローラ
36,36の変位によって各支持部31,31の薄肉部
31a,33aが発光部41から受光部45に至る光路
Lを遮断して受光部45が発光部41からの光を受光し
なくなると、この状態が正常状態と判定される。すなわ
ち、この受光部45の受光が途絶えると、ウエハ処理工
程で生じたカセットCの変形歪みやカセットC内のウエ
ハW,W,…の引掛かり等により、カセットC内のウエ
ハW,W,…の収容位置がばらついていても、そのウエ
ハW,W,…は把持機構4,4,…によって把持可能な
位置にあることが検出される。
【0032】一方、上記左右の押えローラ36,36が
変位しなかったり、変位してもその変位量が大きかった
りすると、各支持部31,33の薄肉部31a,33a
が発光部41から受光部45に至る光路Lを遮断しない
状態のままとなる。この状態では、発光部41からの光
が受光部45により受光されるので、このときには異常
状態と判定され、この異常検出信号によりロボットの搬
送動作が停止されたり、ウエハWの把持不良の警告が行
われる。
変位しなかったり、変位してもその変位量が大きかった
りすると、各支持部31,33の薄肉部31a,33a
が発光部41から受光部45に至る光路Lを遮断しない
状態のままとなる。この状態では、発光部41からの光
が受光部45により受光されるので、このときには異常
状態と判定され、この異常検出信号によりロボットの搬
送動作が停止されたり、ウエハWの把持不良の警告が行
われる。
【0033】上記カセットC内のウエハW,W,…が把
持可能な位置にあることが検出されると、引き続いて、
図3に示すように、ハンド1が若干後退して、各把持機
構4の開き状態にある固定爪7,7及び可動爪22間に
それぞれウエハWが位置付けられる。そして、この図3
の状態から、ハンド1が若干上昇して、各ウエハWがカ
セットCの図示しない各支持棚から持ち上げられる。こ
の状態では、左右の固定爪7,7の係合溝8,8の下側
溝面上に各ウエハWのカセット内奥側の左右外周縁部
が、また各支持板5の基端側寄りの左右両側に取り付け
た載置板10,10上にウエハWのカセット開口側の左
右外周縁部がそれぞれ載置される。
持可能な位置にあることが検出されると、引き続いて、
図3に示すように、ハンド1が若干後退して、各把持機
構4の開き状態にある固定爪7,7及び可動爪22間に
それぞれウエハWが位置付けられる。そして、この図3
の状態から、ハンド1が若干上昇して、各ウエハWがカ
セットCの図示しない各支持棚から持ち上げられる。こ
の状態では、左右の固定爪7,7の係合溝8,8の下側
溝面上に各ウエハWのカセット内奥側の左右外周縁部
が、また各支持板5の基端側寄りの左右両側に取り付け
た載置板10,10上にウエハWのカセット開口側の左
右外周縁部がそれぞれ載置される。
【0034】次いで、図4及び図5に示すように、ハン
ド1がカセットCから若干後退した後、上記シリンダ1
5が収縮作動して移動体14がハンド本体2に対し相対
的に前進し、この移動体14に弾性支持された各可動爪
22が前方向に移動する。このことで、可動爪22が支
持板5先端部の固定爪7,7に近付いて固定爪7,7及
び可動爪22間が閉じ、これら各爪7,7,22間に各
ウエハWがその外周縁部を固定爪7の係合溝8及び可動
爪22の凹溝23の各溝底部に係合した状態で把持され
る。この把持状態では、各可動爪22を弾性支持してい
る板ばね19,19が後側に撓んで、そのばね力によっ
て可動爪22が前側に付勢された状態となり、この付勢
力によってウエハWが固定爪7,7側に押し付けられて
把持される。
ド1がカセットCから若干後退した後、上記シリンダ1
5が収縮作動して移動体14がハンド本体2に対し相対
的に前進し、この移動体14に弾性支持された各可動爪
22が前方向に移動する。このことで、可動爪22が支
持板5先端部の固定爪7,7に近付いて固定爪7,7及
び可動爪22間が閉じ、これら各爪7,7,22間に各
ウエハWがその外周縁部を固定爪7の係合溝8及び可動
爪22の凹溝23の各溝底部に係合した状態で把持され
る。この把持状態では、各可動爪22を弾性支持してい
る板ばね19,19が後側に撓んで、そのばね力によっ
て可動爪22が前側に付勢された状態となり、この付勢
力によってウエハWが固定爪7,7側に押し付けられて
把持される。
【0035】その際、上記可動爪22は回転可能な凹形
ローラであるので、ウエハWが把持時に左右に移動した
としても可動爪22が転動するようになり、その可動爪
22とウエハWとの間は転がり摩擦状態となる。このた
め、上記と同様に、可動爪22とウエハWとの間が摺動
摩擦状態である場合に比べて発塵を低減することがで
き、ウエハWの製造行程での発塵性を抑えることができ
る。
ローラであるので、ウエハWが把持時に左右に移動した
としても可動爪22が転動するようになり、その可動爪
22とウエハWとの間は転がり摩擦状態となる。このた
め、上記と同様に、可動爪22とウエハWとの間が摺動
摩擦状態である場合に比べて発塵を低減することがで
き、ウエハWの製造行程での発塵性を抑えることができ
る。
【0036】こうして複数のウエハW,W,…をそれぞ
れ対応する把持機構4,4,…によって把持した後、ハ
ンド本体2が後退移動し、複数のウエハW,W,…が把
持機構4,4,…により把持された状態でカセットC内
から取り出され、しかる後に他の所定工程に搬送され
る。
れ対応する把持機構4,4,…によって把持した後、ハ
ンド本体2が後退移動し、複数のウエハW,W,…が把
持機構4,4,…により把持された状態でカセットC内
から取り出され、しかる後に他の所定工程に搬送され
る。
【0037】したがって、この実施形態においては、上
記のように、カセットC内の複数のウエハW,W,…を
それぞれ把持機構4,4,…により把持する直前の状態
で、そのカセットC内のウエハW,W,…がいずれも常
にカセットCの内奥面C1に当接した位置に位置付けら
れるばかりでなく、ウエハ処理工程で生じたカセットC
の変形歪みやカセットC内のウエハの引掛かり等によ
り、カセット内のウエハの収容位置がばらついていて
も、受光部45への発光部41からの光が遮断されたこ
とが検出されさえすれば、そのウエハW,W,…は把持
機構4,4,…によって把持可能な位置にあるので、ロ
ボットは、把持機構4,4,…が上記カセットCの内奥
面C1に当接した位置を基準としてウエハW,W,…を
把持するように作動制御すれば必ずウエハW,W,…を
把持できることとなり、そのウエハW,W,…を確実に
把持して取り出すことができ、ロボットの搬送作業を中
断せず信頼性よく行うことができる。
記のように、カセットC内の複数のウエハW,W,…を
それぞれ把持機構4,4,…により把持する直前の状態
で、そのカセットC内のウエハW,W,…がいずれも常
にカセットCの内奥面C1に当接した位置に位置付けら
れるばかりでなく、ウエハ処理工程で生じたカセットC
の変形歪みやカセットC内のウエハの引掛かり等によ
り、カセット内のウエハの収容位置がばらついていて
も、受光部45への発光部41からの光が遮断されたこ
とが検出されさえすれば、そのウエハW,W,…は把持
機構4,4,…によって把持可能な位置にあるので、ロ
ボットは、把持機構4,4,…が上記カセットCの内奥
面C1に当接した位置を基準としてウエハW,W,…を
把持するように作動制御すれば必ずウエハW,W,…を
把持できることとなり、そのウエハW,W,…を確実に
把持して取り出すことができ、ロボットの搬送作業を中
断せず信頼性よく行うことができる。
【0038】(実施形態2)図6及び図7は本発明の実
施形態2を示し(尚、図1〜図5と同じ部分については
同じ符号を付してその詳細な説明は省略する)、押えロ
ーラ36を各ウエハWに対応して個別に設けたものであ
る。
施形態2を示し(尚、図1〜図5と同じ部分については
同じ符号を付してその詳細な説明は省略する)、押えロ
ーラ36を各ウエハWに対応して個別に設けたものであ
る。
【0039】すなわち、この実施形態では、ハンド1の
進退方向と直交する上下方向に延びる左右の押えローラ
36,36により、複数の把持機構4,4,…により把
持される複数のウエハW,W,…の全体を同時に押圧す
るようにしている実施形態1とは異なり、ハンド本体2
の左右両側部において各支持板5の上側部分に、前後方
向に延びかつ左右方向を厚さ方向とした支持部としての
板ばね47の基端部が取付固定されている。この各板ば
ね47の先端部にはそれぞれ押えローラ36が上下方向
の軸心をもって回転可能に軸支されており、このこと
で、各押えローラ36は、板ばね47の変形によってハ
ンド1の左右中央から離れる方向、つまりウエハWの中
央から離隔する外方向に変位可能とされて、複数の把持
機構4,4,…により把持される複数のウエハW,W,
…を個別に同時に押圧するように各把持機構4に対応し
て設けられている。
進退方向と直交する上下方向に延びる左右の押えローラ
36,36により、複数の把持機構4,4,…により把
持される複数のウエハW,W,…の全体を同時に押圧す
るようにしている実施形態1とは異なり、ハンド本体2
の左右両側部において各支持板5の上側部分に、前後方
向に延びかつ左右方向を厚さ方向とした支持部としての
板ばね47の基端部が取付固定されている。この各板ば
ね47の先端部にはそれぞれ押えローラ36が上下方向
の軸心をもって回転可能に軸支されており、このこと
で、各押えローラ36は、板ばね47の変形によってハ
ンド1の左右中央から離れる方向、つまりウエハWの中
央から離隔する外方向に変位可能とされて、複数の把持
機構4,4,…により把持される複数のウエハW,W,
…を個別に同時に押圧するように各把持機構4に対応し
て設けられている。
【0040】また、ハンド本体2上端部の左右両側部に
取付固定した各上側ブラケット40の先端部には内外2
つの発光部41I,41Oが、またハンド本体2下端部
の左右両側部の各下側ブラケット44の先端部には、上
記発光部41I,41Oからの光が入射される内外2つ
の受光部45I,45Oがそれぞれ上記板ばね47の厚
さ分だけの間隔をあけて取り付けられている。そして、
上記内側発光部41Iからそれに対応する内側受光部4
5Iに至る光路L1は、上記変形せずに前側に延びた各
板ばね47の真上位置を、また外側発光部41Oから外
側受光部45Oに至る光路L2は、上記ハンド1の左右
中央から外側に所定量を超えて変形した各板ばね47の
外側近傍位置をそれぞれ通るように設定されており
(尚、この場合も各発光部41I,41Oを下側ブラケ
ット44に、また各受光部45I,45Oを上側ブラケ
ット40にそれぞれ逆転させてもよい)、左右対なる押
えローラ36,36がそれぞれ複数のウエハW,W,…
の各々をカセットCの内奥面C1に当接して移動規制さ
れるまで押圧した後に、ウエハWからの押圧による板ば
ね47,47の変形によってハンド1の左右中央から離
れる方向(ウエハWの中央から離隔する外方向)に変位
したことを検出し、この左右の押えローラ36,36の
変位によって各板ばね47が、内側発光部41Iから内
側受光部45Iに至る光路L1と、外側発光部41Oか
ら外側受光部45Oに至る光路L2との間の位置に変形
移動して、内外2つの受光部45I,45Oが対応する
内外の発光部41I,41Oからの光を同時に受光した
とき、その状態を正常状態として検出する一方、左右の
押えローラ36,36が変位せず、各板ばね47が内側
発光部41Iから内側受光部45Iに至る光路L1を遮
断して、内側発光部41Iからの光が内側受光部45I
により受光されていないとき、又は左右の押えローラ3
6,36が大きく変位して各板ばね47が外側発光部4
1Oから外側受光部45Oに至る光路L2を遮断し、外
側発光部41Oからの光が外側受光部45Oにより受光
されていないときには、いずれも異常状態として検出す
るようになっている。
取付固定した各上側ブラケット40の先端部には内外2
つの発光部41I,41Oが、またハンド本体2下端部
の左右両側部の各下側ブラケット44の先端部には、上
記発光部41I,41Oからの光が入射される内外2つ
の受光部45I,45Oがそれぞれ上記板ばね47の厚
さ分だけの間隔をあけて取り付けられている。そして、
上記内側発光部41Iからそれに対応する内側受光部4
5Iに至る光路L1は、上記変形せずに前側に延びた各
板ばね47の真上位置を、また外側発光部41Oから外
側受光部45Oに至る光路L2は、上記ハンド1の左右
中央から外側に所定量を超えて変形した各板ばね47の
外側近傍位置をそれぞれ通るように設定されており
(尚、この場合も各発光部41I,41Oを下側ブラケ
ット44に、また各受光部45I,45Oを上側ブラケ
ット40にそれぞれ逆転させてもよい)、左右対なる押
えローラ36,36がそれぞれ複数のウエハW,W,…
の各々をカセットCの内奥面C1に当接して移動規制さ
れるまで押圧した後に、ウエハWからの押圧による板ば
ね47,47の変形によってハンド1の左右中央から離
れる方向(ウエハWの中央から離隔する外方向)に変位
したことを検出し、この左右の押えローラ36,36の
変位によって各板ばね47が、内側発光部41Iから内
側受光部45Iに至る光路L1と、外側発光部41Oか
ら外側受光部45Oに至る光路L2との間の位置に変形
移動して、内外2つの受光部45I,45Oが対応する
内外の発光部41I,41Oからの光を同時に受光した
とき、その状態を正常状態として検出する一方、左右の
押えローラ36,36が変位せず、各板ばね47が内側
発光部41Iから内側受光部45Iに至る光路L1を遮
断して、内側発光部41Iからの光が内側受光部45I
により受光されていないとき、又は左右の押えローラ3
6,36が大きく変位して各板ばね47が外側発光部4
1Oから外側受光部45Oに至る光路L2を遮断し、外
側発光部41Oからの光が外側受光部45Oにより受光
されていないときには、いずれも異常状態として検出す
るようになっている。
【0041】この実施形態では、ハンド1が前進して把
持機構4,4,…がカセットC内に挿入されると、各把
持機構4に対応して設けられた左右の押えローラ36,
36がそれぞれ各ウエハWの外周縁部を左右2か所で押
圧し、この押えローラ36,36の押圧によって各ウエ
ハWがカセットCの内奥面C1に当接する位置まで移動
する。この後、さらにハンド1が前進すると、図6に示
すように、左右の押えローラ36,36がカセットCの
内奥面C1に当接して移動規制されているウエハWから
押されて、板ばね47を変形させながらハンド1の左右
中央から離れる方向(ウエハWの中央から離隔する外方
向)に変位する。そして、この左右の押えローラ36,
36の変位によって各板ばね47が、内側発光部41I
から内側受光部45Iに至る光路L1と、外側発光部4
1Oから外側受光部45Oに至る光路L2との間に変形
移動して、内外2つの受光部45I,45Oが内外の発
光部41I,41Oからの光を同時に受光すると、正常
状態として検出される。しかし、左右の押えローラ3
6,36が変位せず、各板ばね47が内側発光部41I
から内側受光部45Iに至る光路L1を遮断して、内側
発光部41Iからの光が内側受光部45Iにより受光さ
れていないとき、又は左右の押えローラ36,36が大
きく変位して各板ばね47が外側発光部41Oから外側
受光部45Oに至る光路L2を遮断し、外側発光部41
Oからの光が外側受光部45Oにより受光されていない
ときには、いずれも異常状態と検出される。
持機構4,4,…がカセットC内に挿入されると、各把
持機構4に対応して設けられた左右の押えローラ36,
36がそれぞれ各ウエハWの外周縁部を左右2か所で押
圧し、この押えローラ36,36の押圧によって各ウエ
ハWがカセットCの内奥面C1に当接する位置まで移動
する。この後、さらにハンド1が前進すると、図6に示
すように、左右の押えローラ36,36がカセットCの
内奥面C1に当接して移動規制されているウエハWから
押されて、板ばね47を変形させながらハンド1の左右
中央から離れる方向(ウエハWの中央から離隔する外方
向)に変位する。そして、この左右の押えローラ36,
36の変位によって各板ばね47が、内側発光部41I
から内側受光部45Iに至る光路L1と、外側発光部4
1Oから外側受光部45Oに至る光路L2との間に変形
移動して、内外2つの受光部45I,45Oが内外の発
光部41I,41Oからの光を同時に受光すると、正常
状態として検出される。しかし、左右の押えローラ3
6,36が変位せず、各板ばね47が内側発光部41I
から内側受光部45Iに至る光路L1を遮断して、内側
発光部41Iからの光が内側受光部45Iにより受光さ
れていないとき、又は左右の押えローラ36,36が大
きく変位して各板ばね47が外側発光部41Oから外側
受光部45Oに至る光路L2を遮断し、外側発光部41
Oからの光が外側受光部45Oにより受光されていない
ときには、いずれも異常状態と検出される。
【0042】したがって、この実施形態においても上記
実施形態1と同様の作用効果を奏することができる。特
に、この実施形態の場合、複数の把持機構4,4,…に
より把持される複数のウエハW,W,…を押えローラ3
6,36,が個別に同時に押圧するので、仮にカセット
Cの上部が下部に比べて反開口側に傾倒するように変形
していても、その変形に伴うウエハW,W,…の把持不
能状態を精度よく確実に検出することができる。
実施形態1と同様の作用効果を奏することができる。特
に、この実施形態の場合、複数の把持機構4,4,…に
より把持される複数のウエハW,W,…を押えローラ3
6,36,が個別に同時に押圧するので、仮にカセット
Cの上部が下部に比べて反開口側に傾倒するように変形
していても、その変形に伴うウエハW,W,…の把持不
能状態を精度よく確実に検出することができる。
【0043】尚、上記実施形態では、カセットC内に収
容されている複数のウエハW,W,…を一挙に取り出す
場合について説明しているが、本発明は、カセットCに
収容されている複数のウエハW,W,…の中の1枚を取
り出す場合や、カセットが1枚のウエハWを収容するタ
イプで、その1枚のウエハWを取り出す場合にも適用す
ることができる。
容されている複数のウエハW,W,…を一挙に取り出す
場合について説明しているが、本発明は、カセットCに
収容されている複数のウエハW,W,…の中の1枚を取
り出す場合や、カセットが1枚のウエハWを収容するタ
イプで、その1枚のウエハWを取り出す場合にも適用す
ることができる。
【0044】また、把持機構4は、上記実施形態のよう
に支持板5先端部の左右2つの固定爪7,7と、移動体
14に弾性支持した1つの可動爪22とを有する構造に
限定されず、固定爪7,7や可動爪22の数を増減させ
たり、係合構造を変更したりすることもでき、さらには
その他の機構を採用することもできる。要は、少なくと
も2つの固定爪及び少なくとも1つの可動爪を有してい
て、これら固定爪及び可動爪をウエハWの外周縁部に係
合させてウエハWを把持するものであればよい。
に支持板5先端部の左右2つの固定爪7,7と、移動体
14に弾性支持した1つの可動爪22とを有する構造に
限定されず、固定爪7,7や可動爪22の数を増減させ
たり、係合構造を変更したりすることもでき、さらには
その他の機構を採用することもできる。要は、少なくと
も2つの固定爪及び少なくとも1つの可動爪を有してい
て、これら固定爪及び可動爪をウエハWの外周縁部に係
合させてウエハWを把持するものであればよい。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よると、カセット内に収容されているウエハをロボット
のハンドにより把持して取り出す場合に、ハンドにウエ
ハを把持する把持手段と、ハンドの前進によりウエハ外
周縁部を押圧してウエハをカセットの内奥面に当接する
位置まで移動させる押え部材とを設け、この押え部材を
ハンドに対し、ウエハからの押圧によりウエハの中央か
ら離隔する外方向に変位可能に支持し、この押え部材が
変位したことを検出手段により検出するようにしたこと
により、ウエハの処理工程で生じたカセットの変形歪み
やカセット内のウエハの引掛かりによりウエハの収容位
置がばらついていても、そのウエハを把持手段により確
実に把持して取り出すことができ、ロボットの搬送作業
の信頼性を向上させることができる。
よると、カセット内に収容されているウエハをロボット
のハンドにより把持して取り出す場合に、ハンドにウエ
ハを把持する把持手段と、ハンドの前進によりウエハ外
周縁部を押圧してウエハをカセットの内奥面に当接する
位置まで移動させる押え部材とを設け、この押え部材を
ハンドに対し、ウエハからの押圧によりウエハの中央か
ら離隔する外方向に変位可能に支持し、この押え部材が
変位したことを検出手段により検出するようにしたこと
により、ウエハの処理工程で生じたカセットの変形歪み
やカセット内のウエハの引掛かりによりウエハの収容位
置がばらついていても、そのウエハを把持手段により確
実に把持して取り出すことができ、ロボットの搬送作業
の信頼性を向上させることができる。
【0046】請求項2の発明では、ハンド本体に複数の
把持手段をハンドの進退方向と直交する方向に並んで設
け、押え部材は、上記複数の把持手段により把持される
複数のウエハの全体を同時に押圧するようにハンドの進
退方向と直交する方向に延びているものとした。また、
請求項3の発明では、ハンドに複数の把持手段をハンド
の進退方向と直交する方向に並んで設け、押え部材を、
複数の把持手段により把持される複数のウエハを個別に
同時に押圧するように各把持手段に対応して設けた。従
って、これらの発明によれば、カセット内に収容されて
いる複数のウエハの収容位置がばらついていても、それ
らウエハを同時に押え部材によって押圧移動させてカセ
ット内の奥端面に当接させるとともに、複数のウエハの
うちの1つでも把持手段によって把持不能の位置にある
場合に、そのウエハの把持不能状態を検出することがで
きる。特に、請求項3の発明によると、複数の把持手段
により把持される複数のウエハを押え部材が個別に同時
に押圧するので、例えば上部が下部に比べて反開口側に
傾倒するように変形しているカセットの場合でも、ウエ
ハの把持不能状態を精度よく確実に検出することができ
る。
把持手段をハンドの進退方向と直交する方向に並んで設
け、押え部材は、上記複数の把持手段により把持される
複数のウエハの全体を同時に押圧するようにハンドの進
退方向と直交する方向に延びているものとした。また、
請求項3の発明では、ハンドに複数の把持手段をハンド
の進退方向と直交する方向に並んで設け、押え部材を、
複数の把持手段により把持される複数のウエハを個別に
同時に押圧するように各把持手段に対応して設けた。従
って、これらの発明によれば、カセット内に収容されて
いる複数のウエハの収容位置がばらついていても、それ
らウエハを同時に押え部材によって押圧移動させてカセ
ット内の奥端面に当接させるとともに、複数のウエハの
うちの1つでも把持手段によって把持不能の位置にある
場合に、そのウエハの把持不能状態を検出することがで
きる。特に、請求項3の発明によると、複数の把持手段
により把持される複数のウエハを押え部材が個別に同時
に押圧するので、例えば上部が下部に比べて反開口側に
傾倒するように変形しているカセットの場合でも、ウエ
ハの把持不能状態を精度よく確実に検出することができ
る。
【0047】請求項4の発明によると、押え部材をハン
ドの左右両側に設けたことにより、カセット内でウエハ
を左右両側から押圧して、そのウエハのカセット内奥面
に対する所定の許容収容位置への位置付けをスムーズか
つ容易に行うことができる。
ドの左右両側に設けたことにより、カセット内でウエハ
を左右両側から押圧して、そのウエハのカセット内奥面
に対する所定の許容収容位置への位置付けをスムーズか
つ容易に行うことができる。
【0048】請求項5の発明によると、押え部材を回転
可能なローラとしたことにより、押え部材によるウエハ
の押圧時に押え部材とウエハとの間を転がり摩擦状態と
して発塵を低減することができる。
可能なローラとしたことにより、押え部材によるウエハ
の押圧時に押え部材とウエハとの間を転がり摩擦状態と
して発塵を低減することができる。
【図1】本発明の実施形態1においてハンドの把持機構
がカセット内に挿入される前の状態を示す平面断面図で
ある。
がカセット内に挿入される前の状態を示す平面断面図で
ある。
【図2】把持機構がカセット内に挿入されて押えローラ
がウエハを押圧する状態を示す平面断面図である。
がウエハを押圧する状態を示す平面断面図である。
【図3】把持機構がウエハを把持する直前の状態を示す
平面断面図である。
平面断面図である。
【図4】把持機構がウエハを把持した状態を示す平面断
面図である。
面図である。
【図5】把持機構がウエハを把持した状態を示す側面断
面図である。
面図である。
【図6】本発明の実施形態2を示す図2相当図である。
【図7】本発明の実施形態2を示す図5相当図である。
C カセット C1 内奥面 W ウエハ 1 ウエハ搬送用ハンド 2 ハンド本体 4 把持機構(把持手段) 5 支持板 7 固定爪 8 係合溝 14 移動体 31,33 支持部 36 押えローラ(押え部材) 41,41I,41O 発光部(検出手段) 45,45I,45O 受光部(検出手段) 47 板ばね
Claims (5)
- 【請求項1】 カセット内に収容されているウエハを把
持して取り出すロボットに設けられるウエハ把持装置で
あって、 ロボットアームに連結されるハンドと、 上記ハンドに設けられ、ウエハを把持する把持手段と、 上記ハンドに設けられ、ハンドの前進移動によりウエハ
の外周縁部を押圧して該ウエハをカセットの内奥面に当
接する位置まで移動させる押え部材とを備え、 上記押え部材はハンドに対し、上記ウエハからの押圧に
よりウエハの中央に対し離隔する外方向に変位可能に支
持されており、 上記押え部材が変位したことを検出する検出手段を備え
たことを特徴とするウエハ把持装置。 - 【請求項2】 請求項1のウエハ把持装置において、 ハンドに複数の把持手段がハンドの進退方向と直交する
方向に並んで設けられており、 押え部材は、上記複数の把持手段により把持される複数
のウエハの全体を同時に押圧するようにハンドの進退方
向と直交する方向に延びていることを特徴とするウエハ
把持装置。 - 【請求項3】 請求項1のウエハ把持装置において、 ハンドに複数の把持手段がハンドの進退方向と直交する
方向に並んで設けられており、 押え部材は、上記複数の把持手段により把持される複数
のウエハを個別に同時に押圧するように各把持手段に対
応して設けられていることを特徴とするウエハ把持装
置。 - 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかのウエハ把持装
置において、 押え部材は、ハンドの左右両側に設けられていることを
特徴とするウエハ把持装置。 - 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかのウエハ把持装
置において、 押え部材は回転可能なローラであることを特徴とするウ
エハ把持装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10021997A JPH11220002A (ja) | 1998-02-03 | 1998-02-03 | ウエハ把持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10021997A JPH11220002A (ja) | 1998-02-03 | 1998-02-03 | ウエハ把持装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11220002A true JPH11220002A (ja) | 1999-08-10 |
Family
ID=12070671
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10021997A Withdrawn JPH11220002A (ja) | 1998-02-03 | 1998-02-03 | ウエハ把持装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11220002A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000343475A (ja) * | 1999-04-01 | 2000-12-12 | Applied Materials Inc | ウェーハハンドリングロボット用の空気圧作動式撓みグリッパ |
| JP2002141395A (ja) * | 2000-11-02 | 2002-05-17 | Assist Japan Kk | 基板保持における基板有無確認方法及び装置 |
| WO2002049097A1 (en) * | 2000-12-15 | 2002-06-20 | Kabushiki Kaisha Yaskawa Denki | Wafer holder |
| KR100422903B1 (ko) * | 2001-05-03 | 2004-03-12 | 아남반도체 주식회사 | 웨이퍼 이송장치 |
| JP2004524709A (ja) * | 2001-04-28 | 2004-08-12 | ライカ マイクロシステムス イェーナ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | ウェーハ用保持装置 |
| JP2011119348A (ja) * | 2009-12-01 | 2011-06-16 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | エッジグリップ装置、及びそれを備えるロボット。 |
| CN114496867A (zh) * | 2020-10-26 | 2022-05-13 | 上海果纳半导体技术有限公司 | 一种晶圆传输系统及半导体设备 |
| CN116018241A (zh) * | 2020-09-03 | 2023-04-25 | 川崎重工业株式会社 | 基板保持机械手和基板搬运机器人 |
-
1998
- 1998-02-03 JP JP10021997A patent/JPH11220002A/ja not_active Withdrawn
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000343475A (ja) * | 1999-04-01 | 2000-12-12 | Applied Materials Inc | ウェーハハンドリングロボット用の空気圧作動式撓みグリッパ |
| JP2002141395A (ja) * | 2000-11-02 | 2002-05-17 | Assist Japan Kk | 基板保持における基板有無確認方法及び装置 |
| WO2002049097A1 (en) * | 2000-12-15 | 2002-06-20 | Kabushiki Kaisha Yaskawa Denki | Wafer holder |
| US7186297B2 (en) | 2000-12-15 | 2007-03-06 | Kabushiki Kaisha Yaskawa Denki | Wafer holding apparatus |
| JP2004524709A (ja) * | 2001-04-28 | 2004-08-12 | ライカ マイクロシステムス イェーナ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | ウェーハ用保持装置 |
| KR100422903B1 (ko) * | 2001-05-03 | 2004-03-12 | 아남반도체 주식회사 | 웨이퍼 이송장치 |
| JP2011119348A (ja) * | 2009-12-01 | 2011-06-16 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | エッジグリップ装置、及びそれを備えるロボット。 |
| CN116018241A (zh) * | 2020-09-03 | 2023-04-25 | 川崎重工业株式会社 | 基板保持机械手和基板搬运机器人 |
| CN114496867A (zh) * | 2020-10-26 | 2022-05-13 | 上海果纳半导体技术有限公司 | 一种晶圆传输系统及半导体设备 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050405 |