JPH11220358A - デジタルフィルタ - Google Patents
デジタルフィルタInfo
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- JPH11220358A JPH11220358A JP10017391A JP1739198A JPH11220358A JP H11220358 A JPH11220358 A JP H11220358A JP 10017391 A JP10017391 A JP 10017391A JP 1739198 A JP1739198 A JP 1739198A JP H11220358 A JPH11220358 A JP H11220358A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 デジタルフィルタにアッテネート機能を内蔵
させる。 【解決手段】 入力データXa(n)、Xb(n)に対して加減
算器により加算及び減算の処理が施され、加減算データ
{Xa(1)±Xb(1)}がRAM32に書き込まれる。加減
算データ{Xa(1)±Xb(1)}がRAM32からセレクタ
34を通して乗算器36に入力され、ROM33からセ
レクタ35を通して入力されるフィルタ係数h(k)と乗
算される。その乗算データが累加算器37でタップ数に
応じて累加算され、最終的な累加算データが合成データ
Y(n)としてレジスタ40に格納さる。合成データY(n)
がセレクタ34を通して乗算器36に入力され、セレク
タ35を通して入力されるアッテネート係数g(m)と乗
算されて出力データy(n)として出力レジスタ41に格
納される。
させる。 【解決手段】 入力データXa(n)、Xb(n)に対して加減
算器により加算及び減算の処理が施され、加減算データ
{Xa(1)±Xb(1)}がRAM32に書き込まれる。加減
算データ{Xa(1)±Xb(1)}がRAM32からセレクタ
34を通して乗算器36に入力され、ROM33からセ
レクタ35を通して入力されるフィルタ係数h(k)と乗
算される。その乗算データが累加算器37でタップ数に
応じて累加算され、最終的な累加算データが合成データ
Y(n)としてレジスタ40に格納さる。合成データY(n)
がセレクタ34を通して乗算器36に入力され、セレク
タ35を通して入力されるアッテネート係数g(m)と乗
算されて出力データy(n)として出力レジスタ41に格
納される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタルオーディ
オ機器等に用いられるデジタルデータの合成を行うデジ
タルフィルタに関する。
オ機器等に用いられるデジタルデータの合成を行うデジ
タルフィルタに関する。
【0002】
【従来の技術】FIR型(Finite Impulse Responce)の
デジタルフィルタは、式(1)に示すように、入力データ
X(n)とインパルス応答との畳み込みによって出力デー
タY(n)を得るように構成される。
デジタルフィルタは、式(1)に示すように、入力データ
X(n)とインパルス応答との畳み込みによって出力デー
タY(n)を得るように構成される。
【0003】
【数1】
【0004】ここで、h(k)はフィルタ係数、Nはタッ
プ数である。そこで、式(1)をZ変換すると、
プ数である。そこで、式(1)をZ変換すると、
【0005】
【数2】
【0006】が得られ、この式(2)より、
【0007】
【数3】
【0008】となり、周波数応答がわかる。そして、ω
=2πk/Nとすると、式(3)は、
=2πk/Nとすると、式(3)は、
【0009】
【数4】
【0010】となる。この式(4)は、離散的フーリエ変
換(DFT:Discrete Fourier Transform)の式とみなす
ことができる。従って、フィルタ係数h(k)は、式(4)に
よって与えられる周波数特性を逆変換(IDFT:Invers
e Discrete Fourier Transform)することにより求めら
れる。図5は、標準的なFIR型のデジタルフィルタの
構成を示す回路図である。
換(DFT:Discrete Fourier Transform)の式とみなす
ことができる。従って、フィルタ係数h(k)は、式(4)に
よって与えられる周波数特性を逆変換(IDFT:Invers
e Discrete Fourier Transform)することにより求めら
れる。図5は、標準的なFIR型のデジタルフィルタの
構成を示す回路図である。
【0011】複数の遅延素子1は、例えばシフトレジス
タにより構成され、互いに直列に接続されて入力データ
X(n)をそれぞれ一定の期間Tだけ遅延する。複数の乗
算器2は、入力データX(n)の入力側及び各遅延素子1
の出力側にそれぞれ接続され、入力データX(n)及び各
遅延素子1の出力に固有のフィルタ係数h(k)をそれぞ
れ乗算する。これにより、入力データX(n)に対してイ
ンパルス応答の畳み込み処理が行われる。
タにより構成され、互いに直列に接続されて入力データ
X(n)をそれぞれ一定の期間Tだけ遅延する。複数の乗
算器2は、入力データX(n)の入力側及び各遅延素子1
の出力側にそれぞれ接続され、入力データX(n)及び各
遅延素子1の出力に固有のフィルタ係数h(k)をそれぞ
れ乗算する。これにより、入力データX(n)に対してイ
ンパルス応答の畳み込み処理が行われる。
【0012】総和加算器3は、各乗算器2の出力、即
ち、所定のフィルタ係数h(k)が乗算された入力データ
X(n)及び各遅延素子1の出力の総和をとり、出力デー
タY(n)として出力する。従って、入力データX(n)に対
して、上述の式(1)に従う演算が実行されたことにな
る。このようなデジタルフィルタは、タップ数Nに応じ
て遅延素子1及び乗算器2が配列されるため、タップ数
Nの増加に伴って回路規模が大きくなるという問題を有
している。そこで、時系列の入力データを一旦メモリに
記憶し、そのメモリから読み出した入力データにフィル
タ係数を順次乗算しながら、その乗算結果を累加算する
ようにしたストアードプログラム方式のデジタルフィル
タが提案されている。
ち、所定のフィルタ係数h(k)が乗算された入力データ
X(n)及び各遅延素子1の出力の総和をとり、出力デー
タY(n)として出力する。従って、入力データX(n)に対
して、上述の式(1)に従う演算が実行されたことにな
る。このようなデジタルフィルタは、タップ数Nに応じ
て遅延素子1及び乗算器2が配列されるため、タップ数
Nの増加に伴って回路規模が大きくなるという問題を有
している。そこで、時系列の入力データを一旦メモリに
記憶し、そのメモリから読み出した入力データにフィル
タ係数を順次乗算しながら、その乗算結果を累加算する
ようにしたストアードプログラム方式のデジタルフィル
タが提案されている。
【0013】図6は、ストアードプログラム方式のデジ
タルフィルタの構成を示すブロック図である。RAM1
1は、時系列で入力される入力データX(n)を順次記憶
し、ROM12は、予め複数のフィルタ係数h(k)を記
憶する。また、RAM11は、記憶した入力データX
(n)を1ステップ毎に読み出して出力し、ROM12
は、1ステップごとに増加するkの値に対応して特定の
フィルタ係数h(k)を読み出して出力する。なお、この
kは、式(1)に示したkに一致するものである。そし
て、乗算器13は、RAM11から読み出された入力デ
ータX(n-k)にROM12から読み出されたフィルタ係
数h(k)を乗算する。
タルフィルタの構成を示すブロック図である。RAM1
1は、時系列で入力される入力データX(n)を順次記憶
し、ROM12は、予め複数のフィルタ係数h(k)を記
憶する。また、RAM11は、記憶した入力データX
(n)を1ステップ毎に読み出して出力し、ROM12
は、1ステップごとに増加するkの値に対応して特定の
フィルタ係数h(k)を読み出して出力する。なお、この
kは、式(1)に示したkに一致するものである。そし
て、乗算器13は、RAM11から読み出された入力デ
ータX(n-k)にROM12から読み出されたフィルタ係
数h(k)を乗算する。
【0014】累加算器14は、加算器15及びレジスタ
16からなり、乗算器13の乗算結果を累加算する。即
ち、加算器15により乗算器13の出力とレジスタ16
の出力とが加算され、その加算結果が再びレジスタ16
に格納されることにより、乗算器13の乗算結果が順次
加算される。出力レジスタ17は、累加算器14から出
力される累加算結果を取り込み、出力データY(n)とし
て出力する。
16からなり、乗算器13の乗算結果を累加算する。即
ち、加算器15により乗算器13の出力とレジスタ16
の出力とが加算され、その加算結果が再びレジスタ16
に格納されることにより、乗算器13の乗算結果が順次
加算される。出力レジスタ17は、累加算器14から出
力される累加算結果を取り込み、出力データY(n)とし
て出力する。
【0015】このFIR型デジタルフィルタでは、RA
M11及びROM12からそれぞれ入力データX(n)及
びフィルタ係数h(k)を順次読み出して積和演算を繰り
返すことにより、式(1)に従う演算を実行して出力デー
タY(n)を得ている。このため、タップ数Nが大きくな
ったとしても、回路規模が大きくなることはない。とこ
ろで、第1のフィルタ係数h1(n)を有するデジタルフィ
ルタに対し、
M11及びROM12からそれぞれ入力データX(n)及
びフィルタ係数h(k)を順次読み出して積和演算を繰り
返すことにより、式(1)に従う演算を実行して出力デー
タY(n)を得ている。このため、タップ数Nが大きくな
ったとしても、回路規模が大きくなることはない。とこ
ろで、第1のフィルタ係数h1(n)を有するデジタルフィ
ルタに対し、
【0016】
【数5】
【0017】により与えられる第2のフィルタ係数h2
(n)を有するデジタルフィルタは、その周波数応答性か
らミラーフィルタと称される。このようなミラーフィル
タにおけるZ変換の関係は、
(n)を有するデジタルフィルタは、その周波数応答性か
らミラーフィルタと称される。このようなミラーフィル
タにおけるZ変換の関係は、
【0018】
【数6】
【0019】である。ここで、周波数応答性を考える
と、
と、
【0020】
【数7】
【0021】であることから、式(6)は、
【0022】
【数8】
【0023】となる。これにより、ミラーフィルタの周
波数応答性が、π/2で対称となることがわかる。ここ
で、π/2がサンプリング周期の1/4であることか
ら、このミラーフィルタは、QMF(Quadrature Mirror
Filter)と称される。このようなQMFは、アイイーイ
ーイー・トランザクションズ・オン・アコースティック
ス・スピーチ・アンド・シグナル・プロセッシング,エ
イエスエスピー32巻3号,1984年6月,(IEEE Tr
ans. Acoust.,Speech,Signal Process.,Vol.ASSP-32,N
o.3,June1984)第522頁〜第531頁に詳述されてい
る。
波数応答性が、π/2で対称となることがわかる。ここ
で、π/2がサンプリング周期の1/4であることか
ら、このミラーフィルタは、QMF(Quadrature Mirror
Filter)と称される。このようなQMFは、アイイーイ
ーイー・トランザクションズ・オン・アコースティック
ス・スピーチ・アンド・シグナル・プロセッシング,エ
イエスエスピー32巻3号,1984年6月,(IEEE Tr
ans. Acoust.,Speech,Signal Process.,Vol.ASSP-32,N
o.3,June1984)第522頁〜第531頁に詳述されてい
る。
【0024】上述のQMFにより、周波数成分の帯域合
成が行われる合成フィルタにおいては、式(9)及び式(1
0)に示すように、第1の入力データXa(n)及び第2の入
力データXb(n)の加算値または減算値に対するインパル
ス応答の畳み込み処理により、入力データXa(n)、Xb
(n)の合成データである出力データY(n)を得るように構
成される。
成が行われる合成フィルタにおいては、式(9)及び式(1
0)に示すように、第1の入力データXa(n)及び第2の入
力データXb(n)の加算値または減算値に対するインパル
ス応答の畳み込み処理により、入力データXa(n)、Xb
(n)の合成データである出力データY(n)を得るように構
成される。
【0025】
【数9】
【0026】
【数10】
【0027】図7は、式(9)及び式(10)に従う帯域合成
処理が行われる合成フィルタの構成を示すブロック図で
ある。減算器21は、第1の入力データXa(n)から第2
の入力データXb(n)を減算し、加算器22は、第1の入
力データXa(n)と第2の入力データXb(n)とを加算す
る。切り換えスイッチ23は、減算器21の出力と加算
器22の出力とを交互に切り換えて出力する。
処理が行われる合成フィルタの構成を示すブロック図で
ある。減算器21は、第1の入力データXa(n)から第2
の入力データXb(n)を減算し、加算器22は、第1の入
力データXa(n)と第2の入力データXb(n)とを加算す
る。切り換えスイッチ23は、減算器21の出力と加算
器22の出力とを交互に切り換えて出力する。
【0028】複数の遅延素子24は、直列に接続され、
減算器21の出力または加算器22の出力それぞれ一定
期間(T)だけ遅延する。複数の第1の乗算器25は、
スイッチ23の出力及び偶数段の遅延素子24の出力側
に接続され、スイッチ23の出力及び各遅延素子24の
出力にフィルタ係数h(2k)を乗算する。また、複数の第
2の乗算器26は、奇数段の遅延素子24の出力側に接
続され、各遅延素子24の出力にフィルタ係数h(2k+1)
を乗算する。これにより、第1の入力データXa(n)及び
第2の入力データXb(n)の減算値および加算値に対する
インパルス応答の畳み込み処理が行われる。
減算器21の出力または加算器22の出力それぞれ一定
期間(T)だけ遅延する。複数の第1の乗算器25は、
スイッチ23の出力及び偶数段の遅延素子24の出力側
に接続され、スイッチ23の出力及び各遅延素子24の
出力にフィルタ係数h(2k)を乗算する。また、複数の第
2の乗算器26は、奇数段の遅延素子24の出力側に接
続され、各遅延素子24の出力にフィルタ係数h(2k+1)
を乗算する。これにより、第1の入力データXa(n)及び
第2の入力データXb(n)の減算値および加算値に対する
インパルス応答の畳み込み処理が行われる。
【0029】第1の総和加算器27は、第1の乗算器2
5の出力を全て加算し、中間データAnを出力する。一
方、第2の総和加算器28は、第2の乗算器26の出力
を全て加算し、中間データBnを出力する。そして、切
り換えスイッチ29は、切り換えスイッチ23と同期し
て、中間データAnと中間データBnとを交互に切り換
え、出力データY(n)として出力する。このようにして
式(11)及び式(12)に従う演算処理が達成される。
5の出力を全て加算し、中間データAnを出力する。一
方、第2の総和加算器28は、第2の乗算器26の出力
を全て加算し、中間データBnを出力する。そして、切
り換えスイッチ29は、切り換えスイッチ23と同期し
て、中間データAnと中間データBnとを交互に切り換
え、出力データY(n)として出力する。このようにして
式(11)及び式(12)に従う演算処理が達成される。
【0030】以上のような合成フィルタを上述のストア
ードプログラム方式により構成することは、本出願人に
より提案された特開平6−216715号公報に開示さ
れている。
ードプログラム方式により構成することは、本出願人に
より提案された特開平6−216715号公報に開示さ
れている。
【0031】
【発明が解決しようとする課題】一般的なオーディオ機
器においては、音声信号を減衰させて再生音量を下げる
アッテネート機能が設けられる。MD(Mini Disc)プレ
ーヤに代表されるデジタルオーディオ機器の場合、デジ
タル化されたオーディオデータに利得が1以下となるよ
うなアッテネート係数を乗算することにより、アッテネ
ート機能を実現するように構成される。
器においては、音声信号を減衰させて再生音量を下げる
アッテネート機能が設けられる。MD(Mini Disc)プレ
ーヤに代表されるデジタルオーディオ機器の場合、デジ
タル化されたオーディオデータに利得が1以下となるよ
うなアッテネート係数を乗算することにより、アッテネ
ート機能を実現するように構成される。
【0032】デジタルデータの演算処理においては、回
路規模が大きい乗算器の数が増えると、演算処理装置が
複雑になり、コストの増加を招くことになる。特に、ビ
ット数の多いオーディオデータの場合には、乗算器の増
加がコストの増加に大きく影響し易い。そこで本発明
は、回路規模を増大させることなく、デジタルフィルタ
にアッテネート機能を内蔵させることを目的とする。
路規模が大きい乗算器の数が増えると、演算処理装置が
複雑になり、コストの増加を招くことになる。特に、ビ
ット数の多いオーディオデータの場合には、乗算器の増
加がコストの増加に大きく影響し易い。そこで本発明
は、回路規模を増大させることなく、デジタルフィルタ
にアッテネート機能を内蔵させることを目的とする。
【0033】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の課題を
解決するために成されたもので、その特徴とするところ
は、第1及び第2の時系列入力データを加算または減算
する加減算器と、上記加減算器から得られる加減算デー
タを記憶するRAMと、上記RAMから読み出された加
減算データ及び各加減算データに対応する合成データ
が、上記加減算データに対応したフィルタ係数及び所定
のアッテネート係数と共に入力され、上記加減算データ
及び上記フィルタ係数の組または上記合成データ及び上
記アッテネート係数の組の何れか一方の組を選択するセ
レクタと、上記セレクタの選択データの組を互いに乗算
する乗算器と、上記加減算データ及び上記フィルタ係数
の組に対応する上記乗算器の乗算データを順次累加算す
る累加算器と、この累加算器の演算結果を取り込み、上
記合成データとして上記セレクタに供給するレジスタ
と、を備え、上記合成データ及び上記アッテネート係数
の組に対応する上記乗算器の乗算データを上記第1及び
第2の時系列入力データの合成データとなる出力データ
として出力することにある。
解決するために成されたもので、その特徴とするところ
は、第1及び第2の時系列入力データを加算または減算
する加減算器と、上記加減算器から得られる加減算デー
タを記憶するRAMと、上記RAMから読み出された加
減算データ及び各加減算データに対応する合成データ
が、上記加減算データに対応したフィルタ係数及び所定
のアッテネート係数と共に入力され、上記加減算データ
及び上記フィルタ係数の組または上記合成データ及び上
記アッテネート係数の組の何れか一方の組を選択するセ
レクタと、上記セレクタの選択データの組を互いに乗算
する乗算器と、上記加減算データ及び上記フィルタ係数
の組に対応する上記乗算器の乗算データを順次累加算す
る累加算器と、この累加算器の演算結果を取り込み、上
記合成データとして上記セレクタに供給するレジスタ
と、を備え、上記合成データ及び上記アッテネート係数
の組に対応する上記乗算器の乗算データを上記第1及び
第2の時系列入力データの合成データとなる出力データ
として出力することにある。
【0034】本発明によれば、入力データに対する合成
データとなる累加算器の演算結果が、再度乗算器に入力
され、所定のアッテネート係数と乗算された後、出力デ
ータとして出力されるようになる。フィルタ係数の乗算
とアッテネート係数の乗算とで共通の乗算器を用いるこ
とで、乗算器の数を増やすことなくアッテネート機能を
付加することができる。
データとなる累加算器の演算結果が、再度乗算器に入力
され、所定のアッテネート係数と乗算された後、出力デ
ータとして出力されるようになる。フィルタ係数の乗算
とアッテネート係数の乗算とで共通の乗算器を用いるこ
とで、乗算器の数を増やすことなくアッテネート機能を
付加することができる。
【0035】
【発明の実施の形態】図1は、本発明のデジタルフィル
タの実施形態を示すブロック図である。加減算器31
は、デコード入力に接続され、時系列で入力される第1
の入力データXa(n)及び第2の入力データXb(n)に対し
て、減算処理及び加算処理を施す。即ち、第1の入力デ
ータXa(n)から第2の入力データXb(n)を減算し、さら
に、第1の入力データXa(n)と第2の入力データXb(n)
とを加算することにより、加減算データ{Xa(n)±Xb
(n)}を生成する。RAM32は、加減算器31に接続
され、加減算データ{Xa(n)±Xb(n)}をそれぞれ所定
の期間記憶し、演算処理の各ステップ毎に順次読み出し
て出力する。ROM33は、予め複数のフィルタ係数h
(k)を記憶し、1ステップごとに増加するkの値に対応
して所定のフィルタ係数h(k)を読み出して繰り返し出
力する。このkは、上述の式(9)〜式(10)に示したkに
一致するものである。
タの実施形態を示すブロック図である。加減算器31
は、デコード入力に接続され、時系列で入力される第1
の入力データXa(n)及び第2の入力データXb(n)に対し
て、減算処理及び加算処理を施す。即ち、第1の入力デ
ータXa(n)から第2の入力データXb(n)を減算し、さら
に、第1の入力データXa(n)と第2の入力データXb(n)
とを加算することにより、加減算データ{Xa(n)±Xb
(n)}を生成する。RAM32は、加減算器31に接続
され、加減算データ{Xa(n)±Xb(n)}をそれぞれ所定
の期間記憶し、演算処理の各ステップ毎に順次読み出し
て出力する。ROM33は、予め複数のフィルタ係数h
(k)を記憶し、1ステップごとに増加するkの値に対応
して所定のフィルタ係数h(k)を読み出して繰り返し出
力する。このkは、上述の式(9)〜式(10)に示したkに
一致するものである。
【0036】第1のセレクタ34は、RAM32及び後
述するレジスタ40に接続され、RAM32から読み出
される加減算データ{Xa(n)±Xb(n)}またはレジスタ
40に保持される合成データの何れか一方を選択して出
力する。第2のセレクタ35は、アッテネート入力とR
OM33とに接続され、アッテネート係数g(m)または
ROM33から読み出されるフィルタ係数h(k)の何れ
か一方を選択して出力する。これら第1及び第2のセレ
クタ34、35は、共通の選択制御信号SCに応答して
選択制御される。
述するレジスタ40に接続され、RAM32から読み出
される加減算データ{Xa(n)±Xb(n)}またはレジスタ
40に保持される合成データの何れか一方を選択して出
力する。第2のセレクタ35は、アッテネート入力とR
OM33とに接続され、アッテネート係数g(m)または
ROM33から読み出されるフィルタ係数h(k)の何れ
か一方を選択して出力する。これら第1及び第2のセレ
クタ34、35は、共通の選択制御信号SCに応答して
選択制御される。
【0037】乗算器36は、第1のセレクタ34及び第
2のセレクタ35に接続され、第1のセレクタ34で選
択された加減算データ{Xa(n)±Xb(n)}または合成デ
ータY(n)の一方と、第2のセレクタ35で選択された
アッテネート係数g(m)またはフィルタ係数h(k)の一方
とを乗算する。ここで、第1のセレクタ34が加減算デ
ータ{Xa(n)±Xb(n)}を選択するときには第2のセレ
クタ35がフィルタ係数h(k)を選択し、第1のセレク
タ34が合成データY(n)を選択するときには第2のセ
レクタ35がアッテネート係数g(m)を選択するようし
て動作する。これにより、乗算器36は、加減算データ
{Xa(n)±Xb(n)}とフィルタ係数h(k)との乗算、あ
るいは、合成データY(n)とアッテネート係数g(m)との
乗算を行う。そして、加減算データ{Xa(n)±Xb(n)}
とフィルタ係数h(k)との乗算データが累加算器37に
供給され、合成データY(n)とアッテネート係数g(m)と
の乗算データが出力レジスタ41に供給される。
2のセレクタ35に接続され、第1のセレクタ34で選
択された加減算データ{Xa(n)±Xb(n)}または合成デ
ータY(n)の一方と、第2のセレクタ35で選択された
アッテネート係数g(m)またはフィルタ係数h(k)の一方
とを乗算する。ここで、第1のセレクタ34が加減算デ
ータ{Xa(n)±Xb(n)}を選択するときには第2のセレ
クタ35がフィルタ係数h(k)を選択し、第1のセレク
タ34が合成データY(n)を選択するときには第2のセ
レクタ35がアッテネート係数g(m)を選択するようし
て動作する。これにより、乗算器36は、加減算データ
{Xa(n)±Xb(n)}とフィルタ係数h(k)との乗算、あ
るいは、合成データY(n)とアッテネート係数g(m)との
乗算を行う。そして、加減算データ{Xa(n)±Xb(n)}
とフィルタ係数h(k)との乗算データが累加算器37に
供給され、合成データY(n)とアッテネート係数g(m)と
の乗算データが出力レジスタ41に供給される。
【0038】加算器38及びレジスタ39よりなる累加
算器37は、乗算器36に接続され、乗算器36の乗算
結果をタップ数に従って累加算する。即ち、レジスタ3
9から読み出したデータと乗算器36から入力される乗
算データとを加算器38で加算し、その加算データを再
びレジスタ39に格納することにより、乗算器36の乗
算結果を累加算する。レジスタ40は、累加算器37に
接続され、累加算器37の累加算データを格納し、合成
データY(n)として第1のセレクタ34に供給する。そ
して、出力レジスタ41は、乗算器36に接続され、合
成データY(n)及びアッテネート係数g(m)に対応する乗
算データを格納し、出力データy(n)として出力する。
この出力レジスタ41の出力が、入力データXa(n)、X
b(n)に対するデコード出力となる。
算器37は、乗算器36に接続され、乗算器36の乗算
結果をタップ数に従って累加算する。即ち、レジスタ3
9から読み出したデータと乗算器36から入力される乗
算データとを加算器38で加算し、その加算データを再
びレジスタ39に格納することにより、乗算器36の乗
算結果を累加算する。レジスタ40は、累加算器37に
接続され、累加算器37の累加算データを格納し、合成
データY(n)として第1のセレクタ34に供給する。そ
して、出力レジスタ41は、乗算器36に接続され、合
成データY(n)及びアッテネート係数g(m)に対応する乗
算データを格納し、出力データy(n)として出力する。
この出力レジスタ41の出力が、入力データXa(n)、X
b(n)に対するデコード出力となる。
【0039】以上のデジタルフィルタは、乗算器36が
フィルタ係数h(k)の乗算とアッテネート係数g(m)の乗
算とを時分割で行い、入力データXa(n)、Xb(n)に対し
て分離処理とアッテネート処理とが施された出力データ
y(n)を生成する。これにより、デジタルフィルタにお
いて、新たな乗算器を追加することなく、アッテネート
処理を行うことが可能になる。
フィルタ係数h(k)の乗算とアッテネート係数g(m)の乗
算とを時分割で行い、入力データXa(n)、Xb(n)に対し
て分離処理とアッテネート処理とが施された出力データ
y(n)を生成する。これにより、デジタルフィルタにお
いて、新たな乗算器を追加することなく、アッテネート
処理を行うことが可能になる。
【0040】図2は、図1に示すデジタルフィルタが、
タップ数Nを「4」とした合成フィルタとして働く場合
の動作を説明するタイミング図であり、n=4のときを
示している。デジタルフィルタによるデータの合成処理
は、時系列で入力される第1及び第2の入力データXa
(n)、Xb(n)に対して行われる。即ち、タップ数N=4
として式(9)及び式(10)を計算して得られる以下の式(1
1)及び式(12)に従う演算処理を実行する。
タップ数Nを「4」とした合成フィルタとして働く場合
の動作を説明するタイミング図であり、n=4のときを
示している。デジタルフィルタによるデータの合成処理
は、時系列で入力される第1及び第2の入力データXa
(n)、Xb(n)に対して行われる。即ち、タップ数N=4
として式(9)及び式(10)を計算して得られる以下の式(1
1)及び式(12)に従う演算処理を実行する。
【0041】
【数11】
【0042】
【数12】
【0043】加減算器31に入力データXa(4)、Xb(4)
が入力されると、まず、入力データXa(4)から入力デー
タXb(4)が減算され、その減算データ{Xa(4)−Xb
(4)}がRAM32に書き込まれる。図2では、入力デ
ータXa(1)〜Xa(3)、Xb(1)〜Xb(3)の減算処理につい
て図示を省略してあるが、入力データXa(1)〜Xa(3)、
Xb(1)〜Xb(3)は、入力データXa(4)、Xb(4)等と同様
に、加減算器31によってそれぞれ減算され、減算デー
タ{Xa(1)−Xb(1)}〜{Xa(3)−Xb(3)}としてRA
M32に記憶されている。
が入力されると、まず、入力データXa(4)から入力デー
タXb(4)が減算され、その減算データ{Xa(4)−Xb
(4)}がRAM32に書き込まれる。図2では、入力デ
ータXa(1)〜Xa(3)、Xb(1)〜Xb(3)の減算処理につい
て図示を省略してあるが、入力データXa(1)〜Xa(3)、
Xb(1)〜Xb(3)は、入力データXa(4)、Xb(4)等と同様
に、加減算器31によってそれぞれ減算され、減算デー
タ{Xa(1)−Xb(1)}〜{Xa(3)−Xb(3)}としてRA
M32に記憶されている。
【0044】最初に、第1のセレクタ34は、減算デー
タ{Xa(n)−Xb(n)}を選択し、第2のセレクタ35
は、フィルタ係数h(k)を選択している。ここで、RA
M32から減算データ{Xa(4)−Xb(4)}が読み出さ
れ、これに対応してROM33からフィルタ係数h(0)
が読み出されると、これらが乗算器36で乗算され、乗
算データが累加算器37に供給される。このとき、累加
算器37のレジスタ39はクリアされており、減算デー
タ{Xa(4)−Xb(4)}とフィルタ係数h(0)との乗算値
が、 A(1)=h(0)・{Xa(4)−Xb(4)} なるデータとしてそのまま格納される。続いて、RAM
32から減算データ{Xa(3)−Xb(3)}、{Xa(2)−X
b(2)}、{Xa(1)−Xb(1)}が順に読み出されると共
に、ROM33からフィルタ係数h(2)、h(4)、h(6)
が順に読み出されると、それぞれが乗算器36で乗算さ
れ、その乗算データが順次累加算器37に入力される。
累加算器37では、入力される乗算データが累加算さ
れ、 A(2)=h(2)・{Xa(3)−Xb(3)}+A1 A(3)=h(4)・{Xa(2)−Xb(2)}+A2 A(4)=h(6)・{Xa(1)−Xb(1)}+A3 なるデータがレジスタ39に順次格納される。そして、
最終的に格納された、 A(4)=h(0)・{Xa(4)−Xb(4)}+h(2)・{Xa(3)
−Xb(3)}+h(4)・{Xa(2)−Xb(2)}+h(6)・{X
a(1)−Xb(1)} なるデータが、合成データY(8)としてレジスタ40に
格納される。この結果、上述の式(11)で表される演算処
理が成されたことになる。
タ{Xa(n)−Xb(n)}を選択し、第2のセレクタ35
は、フィルタ係数h(k)を選択している。ここで、RA
M32から減算データ{Xa(4)−Xb(4)}が読み出さ
れ、これに対応してROM33からフィルタ係数h(0)
が読み出されると、これらが乗算器36で乗算され、乗
算データが累加算器37に供給される。このとき、累加
算器37のレジスタ39はクリアされており、減算デー
タ{Xa(4)−Xb(4)}とフィルタ係数h(0)との乗算値
が、 A(1)=h(0)・{Xa(4)−Xb(4)} なるデータとしてそのまま格納される。続いて、RAM
32から減算データ{Xa(3)−Xb(3)}、{Xa(2)−X
b(2)}、{Xa(1)−Xb(1)}が順に読み出されると共
に、ROM33からフィルタ係数h(2)、h(4)、h(6)
が順に読み出されると、それぞれが乗算器36で乗算さ
れ、その乗算データが順次累加算器37に入力される。
累加算器37では、入力される乗算データが累加算さ
れ、 A(2)=h(2)・{Xa(3)−Xb(3)}+A1 A(3)=h(4)・{Xa(2)−Xb(2)}+A2 A(4)=h(6)・{Xa(1)−Xb(1)}+A3 なるデータがレジスタ39に順次格納される。そして、
最終的に格納された、 A(4)=h(0)・{Xa(4)−Xb(4)}+h(2)・{Xa(3)
−Xb(3)}+h(4)・{Xa(2)−Xb(2)}+h(6)・{X
a(1)−Xb(1)} なるデータが、合成データY(8)としてレジスタ40に
格納される。この結果、上述の式(11)で表される演算処
理が成されたことになる。
【0045】乗算器36において、減算データ{Xa(1)
−Xb(1)}とフィルタ係数h(6)との乗算を完了した時
点で、第1のセレクタ34は合成データY(n)(レジス
タ40)側に切り換えられ、第2のセレクタ35はアッ
テネート係数g(m)側に切り換えられる。そして、レジ
スタ40に格納された合成データY(8)は、第1のセレ
クタ34を通して乗算器36に入力され、第2のセレク
タ35を通して入力されるアッテネート係数g(1)と乗
算される。これにより、乗算データg(1)・Y(8)が出力
データy(8)として出力レジスタ41に格納される。
−Xb(1)}とフィルタ係数h(6)との乗算を完了した時
点で、第1のセレクタ34は合成データY(n)(レジス
タ40)側に切り換えられ、第2のセレクタ35はアッ
テネート係数g(m)側に切り換えられる。そして、レジ
スタ40に格納された合成データY(8)は、第1のセレ
クタ34を通して乗算器36に入力され、第2のセレク
タ35を通して入力されるアッテネート係数g(1)と乗
算される。これにより、乗算データg(1)・Y(8)が出力
データy(8)として出力レジスタ41に格納される。
【0046】続いて、第1の入力データXa(4)と第2の
入力データXb(4)とが加減算器31で加算され、その加
算データ{Xa(4)+Xb(4)}が、RAM32に書き込ま
れる。図2では、入力データXa(1)〜Xa(3)、Xb(1)〜
Xb(3)に関する加算処理について図示を省略してある
が、入力データXa(1)〜Xa(3)、Xb(1)〜Xb(3)は、入
力データXa(4)、Xb(4)等と同様に、加減算器31によ
り加算され、加算データ{Xa(1)+Xb(1)}〜{Xa(3)
+Xb(3)}としてRAM32に記憶されている。このと
き、第1のセレクタ34は加算データ{Xa(n)+Xb
(n)}側(RAM32側)に戻され、第2のセレクタ3
5は、フィルタ係数h(k)側(ROM33側)に戻され
る。
入力データXb(4)とが加減算器31で加算され、その加
算データ{Xa(4)+Xb(4)}が、RAM32に書き込ま
れる。図2では、入力データXa(1)〜Xa(3)、Xb(1)〜
Xb(3)に関する加算処理について図示を省略してある
が、入力データXa(1)〜Xa(3)、Xb(1)〜Xb(3)は、入
力データXa(4)、Xb(4)等と同様に、加減算器31によ
り加算され、加算データ{Xa(1)+Xb(1)}〜{Xa(3)
+Xb(3)}としてRAM32に記憶されている。このと
き、第1のセレクタ34は加算データ{Xa(n)+Xb
(n)}側(RAM32側)に戻され、第2のセレクタ3
5は、フィルタ係数h(k)側(ROM33側)に戻され
る。
【0047】RAM32から加算データ{Xa(4)+Xb
(4)}が読み出され、これに対応してROM33からフ
ィルタ係数h(1)が読み出されると、これらが乗算器3
6で乗算され、その乗算データが累加算器37に入力さ
れる。このとき、累加算器37のデータはクリアされて
おり、加算データ{Xa(4)+Xb(4)}とフィルタ係数h
(1)との乗算データが、 B(1)=h(1)・{Xa(4)+Xb(4)} なるデータとしてそのままレジスタ39に格納される。
続いて、RAM32から加算データ{Xa(3)+Xb
(3)}、{Xa(2)+Xb(2)}、{Xa(1)+Xb(1)}が順
に読み出されると共に、ROM33からフィルタ係数h
(3)、h(5)、h(7)が順に読み出され、それぞれの乗算
データが順次累加算器36に供給される。従って、 B(2)=h(3)・{Xa(3)+Xb(3)}+B1 B(3)=h(5)・{Xa(2)+Xb(2)}+B2 B(4)=h(7)・{Xa(1)+Xb(1)}+B3 なるデータがレジスタ39に順次格納される。最終的に
格納された、 B(4)=h(1)・{Xa(4)+Xb(4)}+h(3)・{Xa(3)
+Xb(3)}+h(5)・{Xa(2)+Xb(2)}+h(7)・{X
a(1)+Xb(1)} なるデータが合成データY(9)としてレジスタ40に格
納される。この結果、上述の式(12)で表される演算処理
が成されたことになる。
(4)}が読み出され、これに対応してROM33からフ
ィルタ係数h(1)が読み出されると、これらが乗算器3
6で乗算され、その乗算データが累加算器37に入力さ
れる。このとき、累加算器37のデータはクリアされて
おり、加算データ{Xa(4)+Xb(4)}とフィルタ係数h
(1)との乗算データが、 B(1)=h(1)・{Xa(4)+Xb(4)} なるデータとしてそのままレジスタ39に格納される。
続いて、RAM32から加算データ{Xa(3)+Xb
(3)}、{Xa(2)+Xb(2)}、{Xa(1)+Xb(1)}が順
に読み出されると共に、ROM33からフィルタ係数h
(3)、h(5)、h(7)が順に読み出され、それぞれの乗算
データが順次累加算器36に供給される。従って、 B(2)=h(3)・{Xa(3)+Xb(3)}+B1 B(3)=h(5)・{Xa(2)+Xb(2)}+B2 B(4)=h(7)・{Xa(1)+Xb(1)}+B3 なるデータがレジスタ39に順次格納される。最終的に
格納された、 B(4)=h(1)・{Xa(4)+Xb(4)}+h(3)・{Xa(3)
+Xb(3)}+h(5)・{Xa(2)+Xb(2)}+h(7)・{X
a(1)+Xb(1)} なるデータが合成データY(9)としてレジスタ40に格
納される。この結果、上述の式(12)で表される演算処理
が成されたことになる。
【0048】乗算器36において、加算データ{Xa(1)
+Xb(1)}とフィルタ係数h(7)との乗算を完了した時
点で、第1のセレクタ34は合成データY(n)(レジス
タ40)側に切り換えられ、第2のセレクタ35はアッ
テネート係数g(m)側に切り換えられる。そして、レジ
スタ40に格納された合成データY(9)は、第1のセレ
クタ34を通して乗算器36に入力され、第2のセレク
タ35を通して入力されるアッテネート係数g(1)と乗
算される。これにより、乗算データg(1)・Y(9)が出力
データy(9)として出力レジスタ41に格納される。
+Xb(1)}とフィルタ係数h(7)との乗算を完了した時
点で、第1のセレクタ34は合成データY(n)(レジス
タ40)側に切り換えられ、第2のセレクタ35はアッ
テネート係数g(m)側に切り換えられる。そして、レジ
スタ40に格納された合成データY(9)は、第1のセレ
クタ34を通して乗算器36に入力され、第2のセレク
タ35を通して入力されるアッテネート係数g(1)と乗
算される。これにより、乗算データg(1)・Y(9)が出力
データy(9)として出力レジスタ41に格納される。
【0049】この実施形態においては、第1のセレクタ
34によって加減算データ{Xa(1)±Xb(1)}または合
成データY(n)の一方を選択し、第2のセレクタ34に
よってフィルタ係数h(k)またはアッテネート係数g(m)
の一方を選択するようにしているが、合成データY(n)
とアッテネート係数g(m)とを入れ替えて各セレクタ3
4、35に入力するようにしてもよい。
34によって加減算データ{Xa(1)±Xb(1)}または合
成データY(n)の一方を選択し、第2のセレクタ34に
よってフィルタ係数h(k)またはアッテネート係数g(m)
の一方を選択するようにしているが、合成データY(n)
とアッテネート係数g(m)とを入れ替えて各セレクタ3
4、35に入力するようにしてもよい。
【0050】図3は、本発明のデジタルフィルタの第2
の実施形態を示すブロック図であり、図2は、その動作
を説明するタイミング図である。これらの図において、
ROM33'以外の部分は、図1と同一であり、説明は
省略する。ROM33'は、複数のフィルタ係数h(k)と
共にアッテネート係数g(m)を記憶する。そして、第1
のセレクタ34の選択動作を制御する選択制御信号SC
に応答し、アッテネート係数g(m)あるいはフィルタ係
数h(k)を読み出して出力する。即ち、図2に示すよう
に、第1のセレクタ34が加減算データ{Xa(1)±Xb
(1)}を選択しているときには、1ステップごとに増加
するkの値に対応して所定のフィルタ係数h(k)を読み
出して繰り返し出力する。ここで、kは、図1の場合と
同様に、上述の式(9)〜式(10)に示したkに一致するも
のである。そして、第1のセレクタ34が合成データY
(n)を選択しているときには、合成データY(n)に対する
減衰の程度を指定するmの値に対応してアッテネート係
数g(m)を読み出して出力する。
の実施形態を示すブロック図であり、図2は、その動作
を説明するタイミング図である。これらの図において、
ROM33'以外の部分は、図1と同一であり、説明は
省略する。ROM33'は、複数のフィルタ係数h(k)と
共にアッテネート係数g(m)を記憶する。そして、第1
のセレクタ34の選択動作を制御する選択制御信号SC
に応答し、アッテネート係数g(m)あるいはフィルタ係
数h(k)を読み出して出力する。即ち、図2に示すよう
に、第1のセレクタ34が加減算データ{Xa(1)±Xb
(1)}を選択しているときには、1ステップごとに増加
するkの値に対応して所定のフィルタ係数h(k)を読み
出して繰り返し出力する。ここで、kは、図1の場合と
同様に、上述の式(9)〜式(10)に示したkに一致するも
のである。そして、第1のセレクタ34が合成データY
(n)を選択しているときには、合成データY(n)に対する
減衰の程度を指定するmの値に対応してアッテネート係
数g(m)を読み出して出力する。
【0051】従って、ROM33'が、図1に示す第2
のセレクタ35と同等に機能し、加減算データ{Xa(1)
±Xb(1)}に対してフィルタ係数h(k)を供給し、合成
データY(n)に対してアッテネート係数g(m)を供給す
る。この結果、図1の場合と同一の動作を達成すること
ができる。このような構成によれば、2種類の入力デー
タXa(n)、Xb(n)が並列に入力される場合でも、第1レ
ジスタ48及び第2のレジスタ49に入力データXa
(n)、Xb(n)をそれぞれ独立に取り込むことが可能にな
る。
のセレクタ35と同等に機能し、加減算データ{Xa(1)
±Xb(1)}に対してフィルタ係数h(k)を供給し、合成
データY(n)に対してアッテネート係数g(m)を供給す
る。この結果、図1の場合と同一の動作を達成すること
ができる。このような構成によれば、2種類の入力デー
タXa(n)、Xb(n)が並列に入力される場合でも、第1レ
ジスタ48及び第2のレジスタ49に入力データXa
(n)、Xb(n)をそれぞれ独立に取り込むことが可能にな
る。
【0052】
【発明の効果】本発明によれば、回路規模の縮小に有利
なストアードプログラム方式のQMFにおいて、乗算
器、累加算器及び加減算器をそれぞれ共通にして分離フ
ィルタと合成フィルタとを構成することができる。従っ
て、回路規模のさらなる縮小が図れる。
なストアードプログラム方式のQMFにおいて、乗算
器、累加算器及び加減算器をそれぞれ共通にして分離フ
ィルタと合成フィルタとを構成することができる。従っ
て、回路規模のさらなる縮小が図れる。
【図1】本発明のデジタルフィルタの第1の実施形態を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図2】第1の実施形態の動作を説明するタイミング図
である。
である。
【図3】本発明のデジタルフィルタの第2の実施形態を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図4】第2の実施形態の動作を説明するタイミング図
である。
である。
【図5】FIR型デジタルフィルタの構成を示す回路図
である。
である。
【図6】ストアードプログラム方式のQMFの構成を示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図7】QMFを用いた合成フィルタの構成図である。
【符号の説明】 1、21 遅延素子 2、22、23 乗算器 3、24、25 総和加算器 11、32 RAM 12、33、33' ROM 13、36 乗算器 14、37 累加算器 15、38 加算器 16、39 レジスタ 17、41 出力レジスタ 26 減算器 27 加算器 31 加減算器 34、35 セレクタ 39、40 レジスタ
Claims (4)
- 【請求項1】 第1及び第2の時系列入力データを加算
または減算する加減算器と、上記加減算器から得られる
加減算データを記憶するRAMと、上記RAMから読み
出された加減算データ及び各加減算データに対応する合
成データが、上記加減算データに対応したフィルタ係数
及び所定のアッテネート係数と共に入力され、上記加減
算データ及び上記フィルタ係数の組または上記合成デー
タ及び上記アッテネート係数の組の何れか一方の組を選
択するセレクタと、上記セレクタの選択データの組を互
いに乗算する乗算器と、上記加減算データ及び上記フィ
ルタ係数の組に対応する上記乗算器の乗算データを順次
累加算する累加算器と、この累加算器の演算結果を取り
込み、上記合成データとして上記セレクタに供給するレ
ジスタと、を備え、上記合成データ及び上記アッテネー
ト係数の組に対応する上記乗算器の乗算データを上記第
1及び第2の時系列入力データの合成データとなる出力
データとして出力することを特徴とするデジタルフィル
タ。 - 【請求項2】 複数のフィルタ係数を記憶し、上記乗算
器の演算のタイミング毎に1つのフィルタ係数を読み出
して上記セレクタに供給するROMをさらに備えたこと
を特徴とする請求項1に記載のデジタルフィルタ。 - 【請求項3】 上記ROMは、上記複数のフィルタ係数
と共に所定のアッテネート係数を記憶することを特徴と
する請求項2に記載のデジタルフィルタ。 - 【請求項4】 上記合成データ及び上記アッテネート係
数の組に対応する上記乗算器の乗算データを出力時系列
データとして保持する出力レジスタをさらに備えたこと
を特徴とする請求項1に記載のデジタルフィルタ。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10017391A JPH11220358A (ja) | 1998-01-29 | 1998-01-29 | デジタルフィルタ |
| US09/237,520 US6405229B1 (en) | 1998-01-29 | 1999-01-26 | Digital filters |
| US09/873,626 US6360240B2 (en) | 1998-01-29 | 2001-06-04 | Digital filters |
| US09/873,724 US6510445B2 (en) | 1998-01-29 | 2001-06-04 | Digital filters |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10017391A JPH11220358A (ja) | 1998-01-29 | 1998-01-29 | デジタルフィルタ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11220358A true JPH11220358A (ja) | 1999-08-10 |
Family
ID=11942709
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10017391A Pending JPH11220358A (ja) | 1998-01-29 | 1998-01-29 | デジタルフィルタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11220358A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20050003026A (ko) * | 2003-06-30 | 2005-01-10 | 주식회사 대우일렉트로닉스 | 적산기를 이용한 디지털 필터 및 그 필터링 방법 |
| JP2015108566A (ja) * | 2013-12-05 | 2015-06-11 | セイコーエプソン株式会社 | 検出装置、センサー、電子機器及び移動体 |
| JPWO2021234500A1 (ja) * | 2020-05-22 | 2021-11-25 |
-
1998
- 1998-01-29 JP JP10017391A patent/JPH11220358A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20050003026A (ko) * | 2003-06-30 | 2005-01-10 | 주식회사 대우일렉트로닉스 | 적산기를 이용한 디지털 필터 및 그 필터링 방법 |
| JP2015108566A (ja) * | 2013-12-05 | 2015-06-11 | セイコーエプソン株式会社 | 検出装置、センサー、電子機器及び移動体 |
| JPWO2021234500A1 (ja) * | 2020-05-22 | 2021-11-25 | ||
| WO2021234500A1 (ja) * | 2020-05-22 | 2021-11-25 | 株式会社半導体エネルギー研究所 | 半導体装置 |
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