JPH1122087A - 複合パネル用の鉄骨建築物床構造および取付け金具ならびに複合パネルによる床構造の形成方法 - Google Patents
複合パネル用の鉄骨建築物床構造および取付け金具ならびに複合パネルによる床構造の形成方法Info
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- JPH1122087A JPH1122087A JP18922697A JP18922697A JPH1122087A JP H1122087 A JPH1122087 A JP H1122087A JP 18922697 A JP18922697 A JP 18922697A JP 18922697 A JP18922697 A JP 18922697A JP H1122087 A JPH1122087 A JP H1122087A
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 鉄骨建築物の床構造と、この床構造に使用す
る取付け金具および複合パネルによる床構造の形成方法
を提供する。 【解決手段】 ALCパネル11の少なくとも裏面に木
質パネル12が貼着されている複合パネル10の少なく
とも四隅部が、床用鉄骨梁2に固着されている鉄骨建築
物の床構造を特徴とし、また直交する2つの垂直部の上
端部を、それぞれ水平方向に折り曲げて、隣接する2つ
の複合パネルの表面にビス止め可能な水平部を形成し、
垂直部の一方の下端部には鉄骨梁の上フランジの挟持部
が一体に突出している金物A20と、ほぼ中央部に段部
を有する板材からなり一方の面を金物Aの水平部に重ね
てビス止めし、他方の面を複合パネルに隣接する2つの
複合パネルにビス止めする金物Bとからなる床用複合パ
ネルの取付け金具を特徴とし、さらに床用複合パネルの
取付け金具を使用して鉄筋建築物の床構造を形成する方
法を特徴とする。
る取付け金具および複合パネルによる床構造の形成方法
を提供する。 【解決手段】 ALCパネル11の少なくとも裏面に木
質パネル12が貼着されている複合パネル10の少なく
とも四隅部が、床用鉄骨梁2に固着されている鉄骨建築
物の床構造を特徴とし、また直交する2つの垂直部の上
端部を、それぞれ水平方向に折り曲げて、隣接する2つ
の複合パネルの表面にビス止め可能な水平部を形成し、
垂直部の一方の下端部には鉄骨梁の上フランジの挟持部
が一体に突出している金物A20と、ほぼ中央部に段部
を有する板材からなり一方の面を金物Aの水平部に重ね
てビス止めし、他方の面を複合パネルに隣接する2つの
複合パネルにビス止めする金物Bとからなる床用複合パ
ネルの取付け金具を特徴とし、さらに床用複合パネルの
取付け金具を使用して鉄筋建築物の床構造を形成する方
法を特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は鉄骨建築物の床用鉄
骨梁に、軽量気泡コンクリート(以下ALCという)か
らなる複合パネルを取付けた床構造と、この床構造に使
用する取付け金具ならびに複合パネルによる床構造の形
成方法に関するものである。
骨梁に、軽量気泡コンクリート(以下ALCという)か
らなる複合パネルを取付けた床構造と、この床構造に使
用する取付け金具ならびに複合パネルによる床構造の形
成方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、鉄骨建築物の床用鉄骨梁にALC
パネルを取付ける場合には、一般に図6に示すように、
床用鉄骨梁2の上フランジに板状の取付け金具3の基部
を溶接し、この金具3を挟んだ状態で相対するALCパ
ネル1を敷設する。このALCパネル1は通常幅600
mm、厚さ100〜150mm、長さ2400mm程度
であり、このALCパネル1の長辺小口面の両側の全長
に亘って溝1aが設けられている。
パネルを取付ける場合には、一般に図6に示すように、
床用鉄骨梁2の上フランジに板状の取付け金具3の基部
を溶接し、この金具3を挟んだ状態で相対するALCパ
ネル1を敷設する。このALCパネル1は通常幅600
mm、厚さ100〜150mm、長さ2400mm程度
であり、このALCパネル1の長辺小口面の両側の全長
に亘って溝1aが設けられている。
【0003】そして前記取付け金具3の上端部3a近辺
を貫通する鉄筋4を前記溝1aに配置して、該溝1aと
短辺小口面の目地部にモルタル5を充填する。その後A
LCパネル1の表面に、図示してないが数mm程度の厚
さでレベリング材を塗布したり、パーティクルボードを
敷設するなどして、床面を平滑に仕上げている。しかし
この床構造は湿式工法で施工されるため、手数がかかる
ばかりでなく、材料が乾燥するまで床上で他の作業をす
ることができないため工期が長くなるという問題があっ
た。
を貫通する鉄筋4を前記溝1aに配置して、該溝1aと
短辺小口面の目地部にモルタル5を充填する。その後A
LCパネル1の表面に、図示してないが数mm程度の厚
さでレベリング材を塗布したり、パーティクルボードを
敷設するなどして、床面を平滑に仕上げている。しかし
この床構造は湿式工法で施工されるため、手数がかかる
ばかりでなく、材料が乾燥するまで床上で他の作業をす
ることができないため工期が長くなるという問題があっ
た。
【0004】他の工法として種々の乾式工法が提案され
ており、例えば図7に示すように、L字状の金具6の基
部で床用梁2の上フランジを挟持させ、垂直部のねじ部
を貫通する座金状の板7で相対するパネル1の上面に形
成された切欠部9の底面に当接させナット8で螺着する
工法もある。この工法は乾式で施工できるが、ALCパ
ネル1の螺着部を切欠加工するのに手数がかかり、また
床面が平滑でなく、隣接するALCパネル1の長辺小口
面が軋んだりする問題もあった。さらにいずれの工法で
もALCパネルが大きく、重いのでハンドリング性が悪
く、手間がかかるし、床の厚さも厚くなるので室内高さ
が低くなる問題もあった。
ており、例えば図7に示すように、L字状の金具6の基
部で床用梁2の上フランジを挟持させ、垂直部のねじ部
を貫通する座金状の板7で相対するパネル1の上面に形
成された切欠部9の底面に当接させナット8で螺着する
工法もある。この工法は乾式で施工できるが、ALCパ
ネル1の螺着部を切欠加工するのに手数がかかり、また
床面が平滑でなく、隣接するALCパネル1の長辺小口
面が軋んだりする問題もあった。さらにいずれの工法で
もALCパネルが大きく、重いのでハンドリング性が悪
く、手間がかかるし、床の厚さも厚くなるので室内高さ
が低くなる問題もあった。
【0005】また特開平8−151770号公報記載の
ように木造建築物の床構造として、薄いALCパネルの
表面に木質パネルを貼着し、裏面側に耐食性シートを貼
着した複合パネルを木造の根太や梁に直接ビス止めする
方法もある。この場合は床の厚さを薄くできるが、鉄骨
梁には対応することはできない。そこで多層階の床の鉄
骨梁にも容易に取付けが可能で、薄くて施工性、防音性
に優れた床構造の開発が望まれていた。
ように木造建築物の床構造として、薄いALCパネルの
表面に木質パネルを貼着し、裏面側に耐食性シートを貼
着した複合パネルを木造の根太や梁に直接ビス止めする
方法もある。この場合は床の厚さを薄くできるが、鉄骨
梁には対応することはできない。そこで多層階の床の鉄
骨梁にも容易に取付けが可能で、薄くて施工性、防音性
に優れた床構造の開発が望まれていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、厚さ
が薄いにもかかわらず、曲げ強度が大きくハンドリング
性に優れた複合パネルを使用し、乾式で施工することに
よって手数が少なく工期が短縮化でき、室内高さも大き
くすることができる鉄骨建築物の床構造と、この床構造
に使用する取付け金具および複合パネルによる床構造の
形成方法を提供するものである。
が薄いにもかかわらず、曲げ強度が大きくハンドリング
性に優れた複合パネルを使用し、乾式で施工することに
よって手数が少なく工期が短縮化でき、室内高さも大き
くすることができる鉄骨建築物の床構造と、この床構造
に使用する取付け金具および複合パネルによる床構造の
形成方法を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明の第1の実施態様は、厚さ75mm未満のALC
パネルの少なくとも裏面に木質パネルが貼着されている
複合パネルの少なくとも四隅部が、床用鉄骨梁に固着さ
れている鉄骨建築物の床構造を特徴とするものである。
本発明の第1の実施態様は、厚さ75mm未満のALC
パネルの少なくとも裏面に木質パネルが貼着されている
複合パネルの少なくとも四隅部が、床用鉄骨梁に固着さ
れている鉄骨建築物の床構造を特徴とするものである。
【0008】また本発明の第2の実施態様は、直交する
2つの垂直部の上端部を、それぞれ水平方向に折り曲げ
て、隣接する2つの複合パネルの表面にビス止め可能な
水平部を形成し、前記垂直部の一方の下端部には鉄骨梁
の上フランジの挟持部が一体に突出している金物Aと、
ほぼ中央部に段部を有する板材からなり一方の面を前記
金物Aの水平部に重ねてビス止めし、他方の面を前記複
合パネルに隣接する2つの複合パネルにビス止めする金
物Bとからなる床用複合パネルの取付け金具を特徴とす
るものである。
2つの垂直部の上端部を、それぞれ水平方向に折り曲げ
て、隣接する2つの複合パネルの表面にビス止め可能な
水平部を形成し、前記垂直部の一方の下端部には鉄骨梁
の上フランジの挟持部が一体に突出している金物Aと、
ほぼ中央部に段部を有する板材からなり一方の面を前記
金物Aの水平部に重ねてビス止めし、他方の面を前記複
合パネルに隣接する2つの複合パネルにビス止めする金
物Bとからなる床用複合パネルの取付け金具を特徴とす
るものである。
【0009】さらに本発明の第3の実施態様は、第1の
複合パネルを鉄骨梁に当接させて敷設し、その隅部に直
角に折り曲げられた金物Aの垂直部を係合するととも
に、該金物Aのアーム部により前記梁の上フランジを挟
持して取着し、前記垂直部を複合パネル小口面に固定す
る工程と、前記金物Aの垂直部を挟んで前記梁に第2の
複合パネルを敷設し、さらに前記梁の長手方向に隣接し
て第3、第4の複合パネルを敷設する工程と、前記金物
Aの一部を隣接する複合パネルの面上に直角に折り曲げ
て水平部を形成する工程と、該水平部に金物Bの一部を
重ねて該金物Bの四隅部からビスを前記4つの複合パネ
ルに打込んで固定する工程とからなり、順次これら工程
を繰返す複合パネルによる床構造の形成方法を特徴とす
るものである。
複合パネルを鉄骨梁に当接させて敷設し、その隅部に直
角に折り曲げられた金物Aの垂直部を係合するととも
に、該金物Aのアーム部により前記梁の上フランジを挟
持して取着し、前記垂直部を複合パネル小口面に固定す
る工程と、前記金物Aの垂直部を挟んで前記梁に第2の
複合パネルを敷設し、さらに前記梁の長手方向に隣接し
て第3、第4の複合パネルを敷設する工程と、前記金物
Aの一部を隣接する複合パネルの面上に直角に折り曲げ
て水平部を形成する工程と、該水平部に金物Bの一部を
重ねて該金物Bの四隅部からビスを前記4つの複合パネ
ルに打込んで固定する工程とからなり、順次これら工程
を繰返す複合パネルによる床構造の形成方法を特徴とす
るものである。
【0010】本発明における鉄骨建築物の床構造は、例
えば厚さ37mmのALCパネルなどに、例えば裏面に
厚さ12mmの合板を接着したり、さらに表面にクッシ
ョン材や防音材、合板などを貼着して構成した複合パネ
ルが使用できる。そしてこのように構成された厚さ75
mm未満のALCパネルの少なくとも裏面に木質パネル
が貼着されている複合パネルの少なくとも四隅部を、床
用鉄骨梁に固着したものである。
えば厚さ37mmのALCパネルなどに、例えば裏面に
厚さ12mmの合板を接着したり、さらに表面にクッシ
ョン材や防音材、合板などを貼着して構成した複合パネ
ルが使用できる。そしてこのように構成された厚さ75
mm未満のALCパネルの少なくとも裏面に木質パネル
が貼着されている複合パネルの少なくとも四隅部を、床
用鉄骨梁に固着したものである。
【0011】そしてこの複合パネルを床用鉄骨梁に固着
する方法としては、前記複合パネルの裏面木質パネルを
梁に直接ビス止めしてもよいが、前記取付け金具を使用
して固着することが好ましい。なお床用鉄骨梁に複合パ
ネルを固着する場合には、各複合パネルの四隅部を固着
したり、あるいは寸法によって固着箇所を増加すること
もできる。また前記床用鉄骨梁の間隔は複合パネルの強
度に対応したピッチとし、たとえば前述した寸法の複合
パネルの場合には900mm程度とすることが望まし
い。
する方法としては、前記複合パネルの裏面木質パネルを
梁に直接ビス止めしてもよいが、前記取付け金具を使用
して固着することが好ましい。なお床用鉄骨梁に複合パ
ネルを固着する場合には、各複合パネルの四隅部を固着
したり、あるいは寸法によって固着箇所を増加すること
もできる。また前記床用鉄骨梁の間隔は複合パネルの強
度に対応したピッチとし、たとえば前述した寸法の複合
パネルの場合には900mm程度とすることが望まし
い。
【0012】本発明の鉄骨建築物床構造は、前記した構
成の複合パネルを用いたので薄いにもかかわらず曲げ強
度が大きく、ハンドリング性が優れており、かつ該複合
パネルと、本発明に係る取付け金具とを併用したので乾
式で施工できるため、手数がかからず、工期が短縮化で
き、また室内高さも大きくすることができる。さらにA
LCパネル表面にクッション材や防音材、合板などを貼
着しておけば、床の仕上げが容易になるばかりでなく、
防音性が優れた床構造を構成することができる。
成の複合パネルを用いたので薄いにもかかわらず曲げ強
度が大きく、ハンドリング性が優れており、かつ該複合
パネルと、本発明に係る取付け金具とを併用したので乾
式で施工できるため、手数がかからず、工期が短縮化で
き、また室内高さも大きくすることができる。さらにA
LCパネル表面にクッション材や防音材、合板などを貼
着しておけば、床の仕上げが容易になるばかりでなく、
防音性が優れた床構造を構成することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下本発明を添付図面に基づいて
説明すると、図1は本発明に係る床構造を説明する一部
破断した平面図、図2は図1の(A)−(A)線上の断
面図、図3は本発明に使用するA金物を示す図で、
(a)は折り曲げ加工前の斜視図、(b)は切欠部と直
線上窪みに沿って直角に折り曲げた状態の斜視図、
(c)は直線上窪みに沿ってさらに直角に折り曲げた状
態の斜視図、図4は本発明に使用するB金物の斜視図で
あって、10は複合パネルであって、一辺の長さ908
mmの正方形で、厚さ37mmで、波形の補強鉄筋(図
示せず)が埋設されているALCパネル11と、その裏
面に接着された厚さ12mmの木質合板12と、その表
面に貼着され全厚さ6mmで、裏面に厚さ3mmのクッ
ション13aが固着されているアスファルトシート13
とからなり、かつALCパネル11と、木質合板12
と、アスファルトシート13とが一体に成型されてい
る。しかし後述するA金物、B金物からなる取付け金具
が固着されるALCパネル11の四隅部ではアスファル
トシート13は取着されておらず局部的にALCパネル
11の表面が露出している。
説明すると、図1は本発明に係る床構造を説明する一部
破断した平面図、図2は図1の(A)−(A)線上の断
面図、図3は本発明に使用するA金物を示す図で、
(a)は折り曲げ加工前の斜視図、(b)は切欠部と直
線上窪みに沿って直角に折り曲げた状態の斜視図、
(c)は直線上窪みに沿ってさらに直角に折り曲げた状
態の斜視図、図4は本発明に使用するB金物の斜視図で
あって、10は複合パネルであって、一辺の長さ908
mmの正方形で、厚さ37mmで、波形の補強鉄筋(図
示せず)が埋設されているALCパネル11と、その裏
面に接着された厚さ12mmの木質合板12と、その表
面に貼着され全厚さ6mmで、裏面に厚さ3mmのクッ
ション13aが固着されているアスファルトシート13
とからなり、かつALCパネル11と、木質合板12
と、アスファルトシート13とが一体に成型されてい
る。しかし後述するA金物、B金物からなる取付け金具
が固着されるALCパネル11の四隅部ではアスファル
トシート13は取着されておらず局部的にALCパネル
11の表面が露出している。
【0014】またこの床構造に使用する取付け金具は、
2つのA金物20、B金物25が一組になっており、図
3に示す一方のA金物20は、厚さ1.6mmのめっき
鋼板を成形加工した一辺の長さが95mmのほぼ正方形
の本体21と、該本体21の一隅部より一体に突出する
アーム部24とからなり、前記本体21は各辺の中央部
に設けられた切欠部21a、21b、21c、21dと
該切欠部と同一線上に延長する直線上の窪み21e、2
1f、21gにより4つのほぼ正方形の部分22a、2
2bと23a、23bに区分されている。
2つのA金物20、B金物25が一組になっており、図
3に示す一方のA金物20は、厚さ1.6mmのめっき
鋼板を成形加工した一辺の長さが95mmのほぼ正方形
の本体21と、該本体21の一隅部より一体に突出する
アーム部24とからなり、前記本体21は各辺の中央部
に設けられた切欠部21a、21b、21c、21dと
該切欠部と同一線上に延長する直線上の窪み21e、2
1f、21gにより4つのほぼ正方形の部分22a、2
2bと23a、23bに区分されている。
【0015】そして前記アーム部24が突出する側と相
対する側の切欠部21aは本体21のほぼ中央部付近ま
で延長しており、したがってこの切欠部21aにより区
分される部分23aと23bとは相互に該切欠部21a
で分離された部分を形成している。一方部分23aと2
2a、部分22aと22b、および部分22bと23b
との間には前記した直線上の窪みが21e、21f、2
1gが形成されており、これにより折り曲げを容易にし
ている。また各部分22a、22b、23aおよび23
bには透孔22′a、22′b、23′aおよび23′
bが穿設されている。
対する側の切欠部21aは本体21のほぼ中央部付近ま
で延長しており、したがってこの切欠部21aにより区
分される部分23aと23bとは相互に該切欠部21a
で分離された部分を形成している。一方部分23aと2
2a、部分22aと22b、および部分22bと23b
との間には前記した直線上の窪みが21e、21f、2
1gが形成されており、これにより折り曲げを容易にし
ている。また各部分22a、22b、23aおよび23
bには透孔22′a、22′b、23′aおよび23′
bが穿設されている。
【0016】そして後述する折り曲げ加工により垂直部
となる部分22aと22bに穿設された透孔22′a、
22′bはALCパネル11の小口面に打ち込む釘18
が貫通するために設けられたものであり、また同様に折
り曲げ加工により水平部となる部分23aと23bに穿
設された透孔23′a、23′bは複合パネル10の表
面に打ち込むスクリュービス14が貫通するために設け
られたものである。
となる部分22aと22bに穿設された透孔22′a、
22′bはALCパネル11の小口面に打ち込む釘18
が貫通するために設けられたものであり、また同様に折
り曲げ加工により水平部となる部分23aと23bに穿
設された透孔23′a、23′bは複合パネル10の表
面に打ち込むスクリュービス14が貫通するために設け
られたものである。
【0017】一方本体21より一体に突出するアーム部
24は、前記部分23bの端縁との間で床用梁2の上フ
ランジを挟持するための切欠24bを形成するような突
起24aが設けられており、前記アーム部24は全体と
してほぼコ字状をなしている。
24は、前記部分23bの端縁との間で床用梁2の上フ
ランジを挟持するための切欠24bを形成するような突
起24aが設けられており、前記アーム部24は全体と
してほぼコ字状をなしている。
【0018】このようなA金物20を使用するための工
程を図3で説明すると、(a)は折り曲げ加工前の斜視
図、(b)は切欠部21aと21cに亘る直線上窪み2
1fに沿って直角に折り曲げた状態の斜視図、(c)は
切欠部21bと21dに亘る直線上窪み21e、21g
に沿ってさらに直角に折り曲げた状態の斜視図であっ
て、図3(a)のA金物20を切欠部21aと21cに
亘る直線上窪み21fに沿って作業員が手動で直角に折
り曲げて部分22aと22bにより垂直部を形成する。
つぎに(b)のように折り曲げた本体21の部分23a
と23bをさらに切欠部21bと21dに亘る直線上窪
み21e、21gに沿って水平に直角に折曲げるが、部
分23aは直線上窪み21eに沿って前記垂直部により
形成される直角領域の外側に向けて上記と同様に作業員
が手動で水平に直角に折り曲げ、一方部分23bは直線
上窪み21gに沿って前記直角領域の内側に向けて上記
と同様に作業員が手動で水平に直角に折り曲げて、
(c)のようにそれぞれ部分23aと23bで水平部を
形成するものである。
程を図3で説明すると、(a)は折り曲げ加工前の斜視
図、(b)は切欠部21aと21cに亘る直線上窪み2
1fに沿って直角に折り曲げた状態の斜視図、(c)は
切欠部21bと21dに亘る直線上窪み21e、21g
に沿ってさらに直角に折り曲げた状態の斜視図であっ
て、図3(a)のA金物20を切欠部21aと21cに
亘る直線上窪み21fに沿って作業員が手動で直角に折
り曲げて部分22aと22bにより垂直部を形成する。
つぎに(b)のように折り曲げた本体21の部分23a
と23bをさらに切欠部21bと21dに亘る直線上窪
み21e、21gに沿って水平に直角に折曲げるが、部
分23aは直線上窪み21eに沿って前記垂直部により
形成される直角領域の外側に向けて上記と同様に作業員
が手動で水平に直角に折り曲げ、一方部分23bは直線
上窪み21gに沿って前記直角領域の内側に向けて上記
と同様に作業員が手動で水平に直角に折り曲げて、
(c)のようにそれぞれ部分23aと23bで水平部を
形成するものである。
【0019】また図4に示す他方のB金物25は厚さ
1.6mmで一辺の長さ95mmのほぼ正方形のめっき
鋼板で板状に成形されたものであり、中央部で段部25
bを有しかつ四隅部に透孔25aが穿設されている。そ
して段部25bの上面側に位置する一対の透孔25aは
一方のA金物20の水平部となる部分23aと23bに
穿設された透孔23′a、23′bに対応して設けられ
ている。
1.6mmで一辺の長さ95mmのほぼ正方形のめっき
鋼板で板状に成形されたものであり、中央部で段部25
bを有しかつ四隅部に透孔25aが穿設されている。そ
して段部25bの上面側に位置する一対の透孔25aは
一方のA金物20の水平部となる部分23aと23bに
穿設された透孔23′a、23′bに対応して設けられ
ている。
【0020】鉄骨躯体に908mmピッチで床用鉄骨梁
2が配設されている建築物に、前述の複合パネル10を
使用して、本発明の床構造を構成するには、まず最初の
複合パネル10aの裏面合板12を梁2に当接させて敷
設し、その四隅部に図3(b)の状態に折り曲げたA金
物20の垂直部をなす部分22a、22bを係合すると
ともに、梁2の上フランジにアーム部24の突起24a
により形成された切欠24bを差し込み挟持するよう取
着し、前記部分22a、22bの透孔22′a、22′
bからALCパネル11の小口面に釘18で固定する。
2が配設されている建築物に、前述の複合パネル10を
使用して、本発明の床構造を構成するには、まず最初の
複合パネル10aの裏面合板12を梁2に当接させて敷
設し、その四隅部に図3(b)の状態に折り曲げたA金
物20の垂直部をなす部分22a、22bを係合すると
ともに、梁2の上フランジにアーム部24の突起24a
により形成された切欠24bを差し込み挟持するよう取
着し、前記部分22a、22bの透孔22′a、22′
bからALCパネル11の小口面に釘18で固定する。
【0021】つぎにこのA金物20の垂直部21をなす
一方の部分22aを挟んで、梁2と直角方向に隣接する
複合パネル10bを敷設してから、梁2の長手方向に隣
接する複合パネル10c、10dを敷設し、複合パネル
10cの相対する端部に前述と同様に前記A金物20を
取着する。この状態で複合パネル10aに取着したA金
物20の水平部をなす部分23a、23bを複合パネル
10a、10bの面上に直角に折り曲げ、さらにこの部
分23a、23bにB金物25の一方の面を重ねて、ス
クリュービス14を両者の透孔25aおよび透孔23′
a、23′bを貫通させて複合パネル10a、10bに
打ち込み、ALCパネル11の裏面の合板12に螺着す
る。
一方の部分22aを挟んで、梁2と直角方向に隣接する
複合パネル10bを敷設してから、梁2の長手方向に隣
接する複合パネル10c、10dを敷設し、複合パネル
10cの相対する端部に前述と同様に前記A金物20を
取着する。この状態で複合パネル10aに取着したA金
物20の水平部をなす部分23a、23bを複合パネル
10a、10bの面上に直角に折り曲げ、さらにこの部
分23a、23bにB金物25の一方の面を重ねて、ス
クリュービス14を両者の透孔25aおよび透孔23′
a、23′bを貫通させて複合パネル10a、10bに
打ち込み、ALCパネル11の裏面の合板12に螺着す
る。
【0022】その後B金物25の他方の面を、複合パネ
ル10c、10dの表面に当接させ、前述と同様にして
スクリュービス14を透孔25aを貫通させて複合パネ
ル10c、10dに打ち込み、ALCパネル11の裏面
の合板12に螺着すると、パネル10a〜10dの4つ
の複合パネルの隣接する隅部が固定される。この作業を
繰り返せば複合パネル10により床構造が形成される。
なお部屋の壁に接する複合パネル10を梁2に固定する
場合には、A金物20を図1に示すA金物20a、20
bのように不要部を切り離して使用すればよい。
ル10c、10dの表面に当接させ、前述と同様にして
スクリュービス14を透孔25aを貫通させて複合パネ
ル10c、10dに打ち込み、ALCパネル11の裏面
の合板12に螺着すると、パネル10a〜10dの4つ
の複合パネルの隣接する隅部が固定される。この作業を
繰り返せば複合パネル10により床構造が形成される。
なお部屋の壁に接する複合パネル10を梁2に固定する
場合には、A金物20を図1に示すA金物20a、20
bのように不要部を切り離して使用すればよい。
【0023】その後は必要に応じ表面にフローリングや
絨毯などの仕上げ材を貼着すれば床構造が完成する。ま
た複合パネル10と梁2の間にゴム状のクッション材を
挟んで接着すれば防音性はさらに向上する。なお前述の
複合パネル10の各部の寸法や、取付け金具の形状、寸
法などは必要に応じ適宜選定することができる。
絨毯などの仕上げ材を貼着すれば床構造が完成する。ま
た複合パネル10と梁2の間にゴム状のクッション材を
挟んで接着すれば防音性はさらに向上する。なお前述の
複合パネル10の各部の寸法や、取付け金具の形状、寸
法などは必要に応じ適宜選定することができる。
【0024】図5は本発明の他の実施例に係る床構造を
示す縦断面図であり、この実施例の複合パネル30は厚
さ37mm、幅600mm、長さ1800mmのALC
パネル31と、その裏面全面に接着された厚さ12mm
の合板32と、その表面に四隅部を除いて接着された厚
さ4mmの合板33とから構成されている。また床用鉄
骨梁2は1800mmピッチで配設され、その中間にも
梁2と同様な中間梁2aが配設され、該中間梁2aの上
フランジには所望ピッチで透孔が穿孔されている。
示す縦断面図であり、この実施例の複合パネル30は厚
さ37mm、幅600mm、長さ1800mmのALC
パネル31と、その裏面全面に接着された厚さ12mm
の合板32と、その表面に四隅部を除いて接着された厚
さ4mmの合板33とから構成されている。また床用鉄
骨梁2は1800mmピッチで配設され、その中間にも
梁2と同様な中間梁2aが配設され、該中間梁2aの上
フランジには所望ピッチで透孔が穿孔されている。
【0025】この梁2に複合パネル30を取付ける場合
には、四隅部は図1および図2に示す実施例と同様にA
金物20、B金物25を使用し、スクリュービス14で
固着する。また中間梁2aには、前記透孔からALCパ
ネル31の裏面の合板32にスクリュービス15で螺止
したり、中間梁2aの上フランジを挟持するイナヅマプ
レート16を、スクリュービス17で前記合板32に螺
止してもよい。このようにして複合パネル30を順次敷
設し、その後は必要に応じ表面にフローリングや絨毯な
どの仕上げ材を貼着すれば床構造が完成する。また複合
パネル30と梁2または中間梁2aの間にゴム状のクッ
ション材を挟んで接着すれば防音性はさらに向上する。
には、四隅部は図1および図2に示す実施例と同様にA
金物20、B金物25を使用し、スクリュービス14で
固着する。また中間梁2aには、前記透孔からALCパ
ネル31の裏面の合板32にスクリュービス15で螺止
したり、中間梁2aの上フランジを挟持するイナヅマプ
レート16を、スクリュービス17で前記合板32に螺
止してもよい。このようにして複合パネル30を順次敷
設し、その後は必要に応じ表面にフローリングや絨毯な
どの仕上げ材を貼着すれば床構造が完成する。また複合
パネル30と梁2または中間梁2aの間にゴム状のクッ
ション材を挟んで接着すれば防音性はさらに向上する。
【0026】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明の床構
造は、薄いもかかわらず曲げ強度が大きく、ハンドリン
グ性が優れた複合パネルと、本発明の取付け金具などと
を併用することにより、鉄骨梁に直接または取付け金具
で取付ける乾式工法で施工できるため、手数が掛から
ず、工期が短縮化でき、また室内高さも大きくすること
ができる。さらにALCパネル表面に予め防音材を貼着
しておいたり、複合パネル敷設後に貼着すれば、防音性
に優れた床構造が構成される。
造は、薄いもかかわらず曲げ強度が大きく、ハンドリン
グ性が優れた複合パネルと、本発明の取付け金具などと
を併用することにより、鉄骨梁に直接または取付け金具
で取付ける乾式工法で施工できるため、手数が掛から
ず、工期が短縮化でき、また室内高さも大きくすること
ができる。さらにALCパネル表面に予め防音材を貼着
しておいたり、複合パネル敷設後に貼着すれば、防音性
に優れた床構造が構成される。
【0027】またこの複合パネルの幅や長さ、厚さなど
の寸法を標準化してモジュールにしておけば、種々な床
用鉄骨梁の構造に対応することが可能で、またこの複合
パネルは、木造梁にもビス止めなどで容易に取付けるこ
とができるので、実用上極めて顕著な効果が得られるも
のである。
の寸法を標準化してモジュールにしておけば、種々な床
用鉄骨梁の構造に対応することが可能で、またこの複合
パネルは、木造梁にもビス止めなどで容易に取付けるこ
とができるので、実用上極めて顕著な効果が得られるも
のである。
【図1】本発明の一実施例に係る床構造を説明する一部
破断した平面図である。
破断した平面図である。
【図2】図1の(A)−(A)線上の断面図である。
【図3】本発明に使用するA金物を示す図で、(a)は
折り曲げ加工前の斜視図、(b)は切欠部と直線上窪み
に沿って直角に折り曲げた状態の斜視図、(c)は直線
上窪みに沿ってさらに直角に折り曲げた状態の斜視図で
ある。
折り曲げ加工前の斜視図、(b)は切欠部と直線上窪み
に沿って直角に折り曲げた状態の斜視図、(c)は直線
上窪みに沿ってさらに直角に折り曲げた状態の斜視図で
ある。
【図4】本発明に使用するB金物の斜視図である。
【図5】本発明の他の実施例に係る床構造を示す縦断面
図である。
図である。
【図6】従来の床構造を説明する一部切欠斜視図であ
る。
る。
【図7】従来の他の床構造を説明する縦断面図である。
2、2a 梁 10、10a、10b、10c、10d、30 複合パ
ネル 11、31 ALCパネル 12 木質合板 13 アスファルトシート 13a クッション 14、15、17 スクリュービス 16イナヅマプレート 18 釘 20、20a、20b A金物 21 本体 21a、21b、21c、21d 切欠部 21e、21f、21g 窪み 22a、22b、23a、23b 部分 22′a、22′b、23′a、23′b、25a 透
孔 24 アーム部 24a 突起 24b 切欠 25 B金物 25b 段部 32、33 合板
ネル 11、31 ALCパネル 12 木質合板 13 アスファルトシート 13a クッション 14、15、17 スクリュービス 16イナヅマプレート 18 釘 20、20a、20b A金物 21 本体 21a、21b、21c、21d 切欠部 21e、21f、21g 窪み 22a、22b、23a、23b 部分 22′a、22′b、23′a、23′b、25a 透
孔 24 アーム部 24a 突起 24b 切欠 25 B金物 25b 段部 32、33 合板
Claims (3)
- 【請求項1】 厚さ75mm未満のALCパネルの少な
くとも裏面に木質パネルが貼着されている複合パネルの
少なくとも四隅部が、床用鉄骨梁に固着されていること
を特徴とする鉄骨建築物の床構造。 - 【請求項2】 直交する2つの垂直部の上端部を、それ
ぞれ水平方向に折り曲げて、隣接する2つの複合パネル
の表面にビス止め可能な水平部を形成し、前記垂直部の
一方の下端部には鉄骨梁の上フランジの挟持部が一体に
突出している金物Aと、ほぼ中央部に段部を有する板材
からなり一方の面を前記金物Aの水平部に重ねてビス止
めし、他方の面を前記複合パネルに隣接する2つの複合
パネルにビス止めする金物Bとからなることを特徴とす
る床用複合パネルの取付け金具。 - 【請求項3】 第1の複合パネルを鉄骨梁に当接させて
敷設し、その隅部に直角に折り曲げられた金物Aの垂直
部を係合するとともに、該金物Aのアーム部により前記
梁の上フランジを挟持して取着し、前記垂直部を複合パ
ネル小口面に固定する工程と、前記金物Aの垂直部を挟
んで前記梁に第2の複合パネルを敷設し、さらに前記梁
の長手方向に隣接して第3、第4の複合パネルを敷設す
る工程と、前記金物Aの一部を隣接する複合パネルの面
上に直角に折り曲げて水平部を形成する工程と、該水平
部に金物Bの一部を重ねて該金物Bの四隅部からビスを
前記4つの複合パネルに打込んで固定する工程とからな
り、順次これら工程を繰返すことを特徴とする複合パネ
ルによる床構造の形成方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18922697A JPH1122087A (ja) | 1997-06-30 | 1997-06-30 | 複合パネル用の鉄骨建築物床構造および取付け金具ならびに複合パネルによる床構造の形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18922697A JPH1122087A (ja) | 1997-06-30 | 1997-06-30 | 複合パネル用の鉄骨建築物床構造および取付け金具ならびに複合パネルによる床構造の形成方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1122087A true JPH1122087A (ja) | 1999-01-26 |
Family
ID=16237702
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18922697A Pending JPH1122087A (ja) | 1997-06-30 | 1997-06-30 | 複合パネル用の鉄骨建築物床構造および取付け金具ならびに複合パネルによる床構造の形成方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1122087A (ja) |
-
1997
- 1997-06-30 JP JP18922697A patent/JPH1122087A/ja active Pending
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