JPH11220955A - 植栽用パレット、植栽用立壁、及びこれらの接続構造、並びに植栽用構造 - Google Patents

植栽用パレット、植栽用立壁、及びこれらの接続構造、並びに植栽用構造

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JPH11220955A
JPH11220955A JP2727998A JP2727998A JPH11220955A JP H11220955 A JPH11220955 A JP H11220955A JP 2727998 A JP2727998 A JP 2727998A JP 2727998 A JP2727998 A JP 2727998A JP H11220955 A JPH11220955 A JP H11220955A
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JP
Japan
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planting
wall
pallet
planting pallet
soil
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JP2727998A
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English (en)
Inventor
Takashi Umeoka
尚 梅岡
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】従来、植栽用パレットと植栽用立壁との接続に
おいて、この接続部分から土壌流出する虞があり、また
施工に多くの工数が必要であった。 【解決手段】周縁の外壁2aと底部3を有する上面が開
放された防水性箱状容器であって、前記外壁よりも内側
の底部にボス4を有する植栽用パレット1aと、外壁2
aに嵌合する凹溝9aとボス4に嵌合する嵌合穴10と
を有する植栽用立壁8とが嵌合されてなる接続構造を提
供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、屋上やバルコニ
ーなどの緑化に好適な植栽用パレット、植栽用立壁、及
びこれらの接続構造並びに植栽構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、屋上やバルコニーなどの緑化に用
いられる植栽用パレットやこれと植栽用植栽用立壁の接
続構造などとしては、例えば特開平7−79638号公
報に、植栽用パレットの突き合う周縁に、上下方向に嵌
合する形状の複数個の鉤部と溝部が交互に続いており、
植栽用パレットの表面には複数個の凹部が設けられたも
のが開示されている。また、パレット凹部に粒体を充填
しフィルターを敷設し、その上に土壌層を設けた植栽構
造が開示されている。さらに、特開平4−99418号
公報に、防水層、ルートガード、保水層、保水給排水手
段、フィルター層及び植栽層をこの順番に設けた植栽構
造が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、先に述べた
植栽用パレットや、これと植栽用立壁の接続構造には、
次のような問題がある。つまり、この植栽用パレットや
これと植栽用立壁の接続構造は、現場にて施工できるも
のの、実際に製品化すると鉤部と溝部が上下方向に嵌合
する構造であるため、凹部から溢出した土壌が嵌合部分
から流出しやすいという問題がある。また、植栽構造に
おいては構成部材点数が多く施工工数がかかるという問
題がある。その他にも、植栽用パレットの位置固定が困
難であるという問題がある。
【0004】この発明の目的は、このような欠点を除
き、容易に施工でき、また土壌流出が起こりにくい植栽
用パレット、植栽用立壁、及びこれらの接続構造、並び
に植栽構造を提供することにある。また、従来からの床
化粧材と一体化することができ、位置固定することので
きる植栽用パレットを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】その目的を達成するた
め、請求項1記載の植栽用パレットと植栽用立壁との接
続構造は、周縁の外壁と底部を有する上面が開放された
防水性箱状容器であって、前記外壁よりも内側の底部に
凸部又は凹部からなる係止部を有する植栽用パレット
と、前記外壁に嵌合する凹溝と前記係止部に嵌合する被
係止部とを有する植栽用植栽用立壁とが嵌合されてなる
構造である。
【0006】ここで、植栽用立壁の凹溝は箱状容器の外
壁に嵌合可能であれば、特に形状は限定しない。箱状容
器の凸部はボス状の突起であっても、断面略凸状の凸条
であってもよい。また、箱状容器の凹部は穴状であって
も、断面略凹状の凹溝であってもよい。植栽用立壁の凹
部又は凸部についても同様であって、箱状容器と植栽用
植栽用立壁とが互いに嵌合可能な形状であればよい。特
に箱状容器の凸部が凸条であり、植栽用立壁の凹部が凹
溝である場合は、土壌流出がより減少するので好まし
い。係止部の凸部と凹部の選択は任意に行えばよい。
【0007】また、植栽用立壁の凹溝と箱状容器の外壁
の嵌合部分にゴムなどの弾性を有するシートを挟むなど
して密着性を上げてもよい。植栽用立壁の形状は特に限
定されないが、一定の大きさのブロックに分割して形成
すると、運搬、在庫管理が容易で、施工現場に応じて所
望の大きさ、形状の植栽用立壁を形成することができる
ので好ましい。またL字状など、折れ曲がった形状であ
ってもよい。さらに、植栽用立壁は互いに連結可能なよ
うに蟻継ぎなどの嵌合構造を設けると、連結強度が向上
するので好ましい。
【0008】請求項2記載の植栽用パレットは、上面が
開放された防水性箱状容器であって、周縁の外壁よりも
内側の底面に凸部又は凹部が設けられてなる構成であ
る。
【0009】請求項3記載の植栽用立壁は、請求項2記
載の植栽用パレットに嵌合可能なように、底面に凹溝
と、凸部又は凹部とが設けられてなる構成である。
【0010】ここで、請求項2記載の植栽用パレットや
請求項3記載の植栽用立壁については上述したのと同様
なので説明を省略する。
【0011】請求項4記載の植栽用パレットは、2辺に
嵌合用の突起部と、残りの2辺に前記突起部を受け入れ
て嵌合する嵌合孔を有する方形板状の床化粧材と連結可
能なように、防水性箱状容器の隣接する外壁の下部又は
側面に前記嵌合孔に嵌合可能な突起部と、残りの隣接す
る外壁の下部又は側面に前記突起部を受け入れて嵌合す
る嵌合孔とを有する構成である。
【0012】ここで、床化粧材とはバルコニーや屋上、
プールサイド等に敷設されるユニット式の方形状部材で
ある。突起部や嵌合孔の設けられた2辺というのは、隣
接する2辺でもよいし、向かい合う2辺であってもよ
い。また、突起部又は嵌合孔の形状は特に限定されない
が、植栽用パレットの突起部と嵌合孔は、床化粧材のそ
れらと同一形状とするのがよい。特に、載置面の不陸に
よる抜けを防止できるよう、突起部の外周には周方向の
突条が膨出されるのが好ましい。植栽用パレットの大き
さは特に限定されないが、互いに連結可能な床化粧材の
1ユニットの寸法と同一若しくはその倍数とされること
により、規格化、統一化可能とされるのが好ましい。
【0013】請求項5記載の植栽用パレットの連結構造
は、防水性箱状容器からなる植栽用パレットが連設さ
れ、隣接する植栽用パレットの継ぎ目に折り曲げられた
透水性土壌流出防止シートの折り目が挟み込まれてなる
構造である。
【0014】ここで、連設とは防水性箱状容器が連なっ
た状態に設けられていることをいい、必ずしも四方に連
なった状態に設けられている必要はなく、前後もしくは
左右の何れかの方向にのみ連なった状態に設けられてい
てもよい。透水性土壌流出防止シートは透水性と土壌の
流出を防止できる機能とを有していれば特には限定され
ないが、例えば、厚み3〜5mm、目の粗さ4μm以下
のポリプロピレン製不織布を用いればよい。
【0015】請求項6記載の植栽用パレットの連結構造
は、請求項5記載の植栽用パレットの接続構造であっ
て、前記植栽用パレットの外壁外面は、底部から上方に
上がるに従って植栽用パレット内側方向に傾斜してなる
構造である。
【0016】ここで、植栽用パレットの外壁外面の傾斜
はテーパー状であっても階段状であっても構わない。ま
た、少なくとも外壁外面が傾斜していればよく、外壁内
面の傾斜については特に限定しない。例えば、底面に対
する垂直面であっても、外面と同様に傾斜していても構
わない。
【0017】請求項7記載の植栽用パレットは、防水性
箱状容器の外壁外面が、底部から上方に上がるに従って
容器内側方向に傾斜してなる構成である。
【0018】ここで、植栽用パレットの形状については
上述したものと同様である。
【0019】請求項8記載の植栽用パレットは、上面が
開放された防水性箱状容器であって、周縁の外壁よりも
内側に前記外壁よりも高さの低い内壁と、前記外壁と内
壁との間に貫通孔とが設けられてなる構成である。
【0020】ここで、植栽用パレットは2重壁構造をし
ており、内側の壁のほうが外側のそれよりも低くなって
いる。貫通孔は外壁と内壁との間の底面に設けるのが好
ましい。
【0021】請求項9記載の植栽構造は、請求項8記載
の植栽用パレットと、前記植栽用パレットの貫通孔を被
膜した透水性土壌流出防止シートと、前記植栽用パレッ
トに充填された客土とからなる構造である。
【0022】ここで、透水性土壌流出防止シートの材質
は、客土の流出を防止できるよう、透孔の径が客土の粒
径より小さく成されていれば特に限定されず、例えば、
ポリエステル短繊維製不織布などが挙げられる。客土の
材質は特に限定されず、例えば、軽量性が改良されるよ
う、人工軽量土壌が好ましい。
【0023】また、請求項1、2及び4〜9記載の植栽
用パレットの材質は、基板上などに載置し客土を充填す
るだけで、ある程度保水層を設けることができるよう
に、防水性を有していれば特に限定されず、例えば、ポ
リスチレン発泡体などの独立気泡性合成樹脂発泡体、ポ
リエチレンなどの熱可塑性樹脂、FRP、発泡コンクリ
ート、木材などが挙げられる。特には、耐薬品性が強
く、強度的にも耐根性があり、表面が平滑なポリエチレ
ンやポリプロピレンが好ましい。実際に植栽する際にお
ける植栽用パレット内部の植栽構造は、特に限定され
ず、人工土壌や自然土壌からなる客土のみを容器内部充
填だけでなく、不織布、フィルター、ルートガード並び
に保水給排水手段などを適宜組み合わせて植栽構造を形
成してもよい。
【0024】また、請求項1、3記載の植栽用立壁とは
連接された植栽用パレットのパレット群の周り囲う、土
止めの機能を有するようなものである。材質は特に限定
されず、例えば合成樹脂発泡体、硬質合成樹脂、ガラス
繊維強化セメント(GRC)、発泡コンクリートなどが
挙げられ、発泡体以外の場合には、材料の使用量を節減
し、重量を軽減できるよう、中空体とされるのが好まし
い。
【0025】また、植栽用パレット及び植栽用立壁の底
面には、例えば複数の支持脚を連設するなどして、底部
に流水路を有するようにしてもよい。
【0026】
【作用】請求項1記載の植栽用パレットと植栽用立壁と
の接合構造により、植栽用パレットと植栽用立壁の接続
は外壁と凹溝及び係止部と被係止部との嵌合にて行うこ
とができるので、植栽用パレットと植栽用立壁との接続
に必要な施工が容易である。また、取り外しも同様に容
易である。接合部分の断面形状は凸状となっており、土
壌流出は、植栽用立壁の凹溝に挟まれた植栽用パレット
の外壁によって阻止される。即ち、この外壁を越えて土
壌流出することがない。また、係止部及び被係止部の嵌
合により、植栽用パレットと植栽用立壁との接合強度が
向上する。
【0027】請求項2記載の植栽用パレットにより、上
述したような接合構造を実現することができる。
【0028】請求項3記載の植栽用立壁により、上述し
たような接合構造を実現することができる。
【0029】請求項4記載の植栽用パレットにより、床
化粧材と植栽用パレットとの接続が突起部と嵌合孔との
嵌合にて行うことができるので、一体化できるとともに
施工が容易である。また、植栽用パレット同士の接続も
嵌合にて行うことができる。さらに、取り外しも容易で
ある。
【0030】請求項5記載の植栽用パレットの連結構造
により、透水性土壌流出防止シートの折り目が継ぎ目に
挟み込まれているのでシートは固定され、客土を充填す
る際に位置ずれを起こすことがなくなる。また、植栽用
パレットの継ぎ目はシートにて被膜されているので、土
壌が流出することなく、余剰な水だけが継ぎ目から排出
される。さらに、シートは少なくとも継ぎ目のみを被膜
すればよいので、施工が容易であり、シートは少量で済
む。
【0031】請求項6記載の植栽用パレットの連結構造
により、植栽用パレットの継ぎ目部分の断面はV字状に
なり、継ぎ目上部には必ず開口が生じる。従って、植栽
用パレットを連結した後に透水性土壌流出防止シートを
差し込む場合、継ぎ目にシートの折り目を挿入しやす
く、さらに施工が容易となる。
【0032】請求項7記載の植栽用パレットにより、互
いに連設したときの継ぎ目部分の断面はV字状になり、
継ぎ目上部には必ず開口が生じる。従って、植栽用パレ
ットを連結した後に透水性土壌流出防止シートを差し込
む場合、継ぎ目にシートの折り目を挿入しやすく、施工
が容易となる。
【0033】請求項8記載の植栽用パレットにより、内
壁を越えた余剰な水は貫通孔を経て外部に溢出されるよ
うになされている。また、外壁は内壁よりも高くなって
いるので、外壁を越えて水が溢れ出ることはなく確実に
貫通孔から排水される。
【0034】請求項9記載の植栽構造により、上述した
のと同様に確実に貫通孔から排水される。また、貫通孔
には透水性土壌流出防止シートを被膜しているので、貫
通孔からの土壌流出を防ぐことができる。
【0035】
【発明の実施の形態】[実施例1]以下に、この発明の
実施例1を図面に基づいて説明する。図1は、請求項1
の発明である植栽用パレットと植栽用立壁との接合構造
を示す説明図で、(a)は断面図、(b)は斜視図あ
る。図2は植栽用パレットの説明図で、(a)は上面
図、(b)は側面図、(c)は下面図である。また、図
3は植栽用パレットの部分斜視図である。
【0036】まず、植栽用パレットの説明をする。植栽
用パレット1aは、全周縁に外壁2aと、外壁内側の底
部3に略垂直方向のボス4とが周設されている、高さ4
0mm、開口部の1辺約300mmの防水性箱状容器で
ある。ボス4は平板部の1辺につき3個で1つの植栽用
パレットにつき合計8個設けられており、ボスの寸法は
直径15mm、高さ40mmである。また植栽用パレッ
ト1aは、材質が耐薬品性及び強度的に耐根性を持たせ
るため、ポリエチレンであり、射出成型品としている。
【0037】植栽用パレット1aにおいて、底部3の底
面側には厚み方向に突設するようになされた複数の支持
脚5が設けられており、ベランダや屋上等の防水性基板
と底部3との間は余剰水や雨水が通水可能となってい
る。また、底面周縁の隣接する2辺には、これら支持脚
5と同様の突設長さで厚み方向に筒状となった突起部6
が形成されている。一方、残りの隣接する2辺には、支
持脚5のある内側からこれら2辺の外側に向けて、前記
突起部6を厚み方向に受け入れる嵌合孔7が形成されて
いる。そして、この突起部6と嵌合孔7とを嵌合させる
ことで、複数個の植栽用パレットを連結するようになさ
れている。また、従来からあるような突起部と嵌合孔を
有する床化粧材とも連結可能なようになされている。
【0038】植栽用パレットの外壁外面は、底部から上
方に上がるに従って、パレット内側方向に階段状に傾斜
しており、上方ほど肉薄となるように形成されている。
図1及び2に示すように2箇所、段が設けられており、
その一つの段は0.5〜2mm程度となるようになされ
ている。
【0039】次に、図4及び5を用いて植栽用立壁8に
ついて説明する。図4は植栽用立壁の説明図で、(a)
は正面図、(b)は側面図、(c)は下面図である。ま
た、図5は植栽用立壁を示す斜視図である。植栽用立壁
8は、長さ300mm、高さ100mm、幅60mmの
ブロック状で、材質は植栽用パレット1aと同様、ポリ
エチレンとしている。植栽用立壁8の底面には、植栽用
パレット1aの外壁と嵌合可能なような凹溝9aが形成
されている。また、植栽用パレット1aのボス4と嵌合
可能な嵌合穴10が長手方向に3個形成されている。こ
れら凹溝9aと嵌合穴10によって、植栽用パレット1
aと連結可能なようになされている。植栽用植栽用立壁
8の側面の一面及び上面は化粧が施されている。
【0040】また、化粧側面の裏面の長手方向片側端片
に、隣接する植栽用立壁との隙間を隠蔽するためのベロ
部11aが形成されている。ベロ部11aは、長さが5
0mmで、1mm程度化粧側面方向に傾けられている。
これによって、ベロ部11aは隣接する植栽用立壁を押
し付け隙間を隠蔽し、見た目が向上するとともに、隣接
する植栽用立壁同士の隙間からの土壌流出を防ぐことが
できる。
【0041】この他にも、図6に示すコーナー用のL字
状植栽用立壁や、図に示さない高さ350mmの植栽用
立壁等もあり、これら複数の植栽用立壁を組み合わせ
て、複数個敷き並べた植栽用パレットの周縁部を囲った
りする。ここで、高さ350mmの植栽用立壁は、比較
的大型の植物を植栽する際に用いたりするものである。
【0042】次に、植栽用パレット1aと植栽用立壁8
の接続構造について説明する。図1において、上述した
植栽用パレット1aの外壁2aと植栽用立壁8の凹溝9
aとが対応し、植栽用パレット1aのボス4と植栽用立
壁2aの嵌合穴10とが対応して嵌合している構造とさ
れている。ここで、植栽用パレット1aの外壁2aは比
較的薄肉なため、ボス4と嵌合穴10にて接続強度を増
している。実際に植栽部を形成する際には、この植栽用
パレット1aと植栽用立壁2aを接続し内部に客土を充
填する。
【0043】また、接続部分において上方に突出した断
面凸状の外壁2aが存在するため、土壌流出はこの外壁
にて阻止される。
【0044】次に、植栽用パレット1a同士の接続構造
について説明する。図7に示すとおり、植栽用パレット
1aは外壁2aを突き合わせて連設されている。隣接す
る植栽用パレットの継ぎ目には、折り曲げられた不織布
12の折り目が挟み込まれるとともに、この不織布12
にて継ぎ目が被膜されるようになされている。ここで、
不織布12は、透水性土壌流出防止シートであり、厚さ
が4mm、ポリプロピレン製、透水係数0.2cm/s
ec、目の粗さが約4μm以下のものとしている。
【0045】透水性土壌流出防止シートである不織布の
施工方法を図8を用いて説明する。まず、植栽パレット
1a、1aを嵌合にて連設する。植栽用パレット1aの
外壁外面は、底部から上方に上がるに従って、パレット
内側方向に階段状に傾斜するよう形成されているので、
継ぎ目には必ず適当な開口が生じる。また予め長方形の
不織布12aを2つ折りにしておき、この折り目を継ぎ
目の開口にあてがう。そして、薄板状治具13にて折り
目を継ぎ目の奥方へ押し込んでいく。これにより、不織
布12aは植栽用パレット1a、1aに固定される。
【0046】一般に用いられる床化粧材14の嵌合構造
には、季節的温度変化による床化粧材の収縮膨張や施工
時の寸法収まりなどに融通をつけるため、連結した方向
に寸法の遊びが設けられており、この植栽用パレット1
a、1aも同様に構成されている。即ち、適当な遊びを
有して連接されている。ところが植栽パレット1aの外
壁外面は傾斜しているので、連接した植栽用パレットが
たとえ詰まって連設されていても、必ず継ぎ目に開口が
生じる。従って、不織布12aを挿入しやすくなってい
る。
【0047】また、不織布12aを施工した後に植栽用
パレットが緩み継ぎ目が広がると、不織布の持つ弾力に
て外れてしまうことがある。ところが、外壁外面に段を
形成することによって引っかかりが生じ、不織布12a
がより固定されるようになり、外れる虞がなくなる。
【0048】植栽用パレット1aは、隣接する2辺に嵌
合用の突起部と、残りの隣接する2辺に嵌合孔とを有す
る方形状の床化粧材14と連結可能である。図8に植栽
用パレットと床化粧材の接続状態を示す。このように床
化粧材と連結可能であることから一体化できるとともに
施工が容易である。また、規格化できるので植栽部の設
計が容易となる。
【0049】[実施例2]次に、この発明の実施例2を
図面に基づいて説明する。図10は、請求項7記載の発
明である植栽用パレット1bを示す説明図である。ただ
し、(a)は上面図、(b)はA−A断面図である。植
栽パレット1bは開口部の1辺約300mmの防水性箱
状容器であり、全周縁に外壁2bと、外壁2bよりも内
側に外壁2bよりも高さの低い内壁15とが形成されて
いる。外壁2bの高さは底面から70mm、内壁15の
高さは底面から45mmである。また、外壁2bと内壁
15との間の底面には貫通孔からなる排水口16を形成
している。ただし、排水口16の高さ位置は底面から3
0mmのところにある。また、この植栽用パレット1b
は射出成型品であり、材質は耐薬品性及び強度的に耐根
性を持たせるためにポリエチレンとしている。
【0050】植栽用パレット1bの外壁周縁下端部にお
いて、隣接する2辺には断面略U字状の係止溝17が形
成されており、残りの隣接する2辺の下端部に嵌合可能
なようになされている。即ち、この植栽用パレットを複
数個任意に接続可能となされている。植栽用パレットの
底面には、植栽用パレットの反り、捻れなどを防止する
ための断面略蒲鉾状の補強凹部18が複数個点対称状に
突設されている。
【0051】次に、この植栽用パレット1bを用いた植
栽構造について図11を用いて説明する。植栽用パレッ
ト1bの排水口16は不織布12bにて被膜されてお
り、さらに植栽用パレット1b内部には客土22が外壁
上部まで充填されている。不織布12bは透水性土壌流
出防止シートであって、厚さが4mm、透水係数0.2
cm/sec、目の粗さが約4μm以下のものである。
また、不織布12bはニードルパンチにて製造されたポ
リプロピレンとしている。この不織布12bによって、
余剰水を排出可能であるとともに、土壌流出を防止する
ことができる。また、客土22は高排水性を有する人工
土壌を用いている。
【0052】ここで、雨水や灌水によって客土に与えら
れた水は、内壁15によってこれの内側に保水される。
即ち、内壁の高さまでの客土が保水層23となる。ま
た、内壁を越えた余剰水は排水口16を経て外部に排出
される。
【0053】次に、植栽用パレット1bの施工例を図1
2及び図13を用いて説明する。図12は断面図であ
り、図13は斜視図である。植栽用パレット1bは複数
個連接されて植栽部が形成されている。また、植栽用パ
レット内部には客土22が充填され、植物24が植栽さ
れるなどして上述した植栽構造が形成されている。ここ
で、植栽用パレット1bは、1つ1つ独立して植栽構造
を形成しているので、植栽したまま任意の植栽用パレッ
トを取り外したり移動したりできるようになっている。
従って、植栽したままであっても、植栽部の形状をいつ
でも変えることができるとともに、メンテナンス性にも
優れる。
【0054】植栽部の外周には、見切り材19が設けら
れている。見切り材19は、植栽用パレット1bの外壁
2b及び内壁15と嵌合可能なように、底面に凹溝9b
が設けられている。見切り材19の形状は上述した植栽
用立壁8と同様に、ブロック状のものとL字状のものと
があり、端部にはベロ部11bが設けられている。大き
さは、ブロック状のもの及びL字状のものも、植栽用パ
レット1bの1辺に対応するようになされており、規格
化されている。材質は、実施例1と同様、ポリエチレン
である。ここで、図14に見切り材19を示す。(a)
はブロック状、(b)はL字状のものである。
【0055】大型の植物を植栽するとき、植栽用パレッ
ト1bでは固定するのに高さが不十分な場合がある。こ
のときには、植栽用パレット1bに枠体20を取り付け
る。枠体20は分割可能なように構成してもよいし、一
体としてもよい。本実施例では、一体射出成型品として
いる。枠体20の底部には、植栽用パレット1bの外壁
2bと嵌合可能なように段部21を形成している。材質
は植栽用パレットと同様にポリエチレンとしている。
【0056】枠体20の大きさは、植栽用パレット外寸
の必要倍数とすればよい。本実施例では、植栽用パレッ
ト2個分及び4個分に対応するように、上面から見て長
方形状及び正方形状のものを用意している。ここで枠体
は、あまり小さくしすぎると大型の植物を植栽すること
ができなくなり、あまり大きくしすぎると運搬が困難と
なる。枠体20の外壁には化粧を施し、外観を良くして
いる。
【0057】また、植栽用パレット1bの外壁四隅に
は、枠体20が干渉しないように切り欠きが設けられて
おり、複数連接された植栽用パレット1bの任意の位置
に枠体を施工できるようになされている。
【0058】
【発明の効果】以上、説明したように、請求項1記載の
植栽用パレットと植栽用立壁との接続構造により、嵌合
にて容易に施工でき、客土の流出を起こす虞がなくな
る。
【0059】また、請求項2記載の植栽用パレットによ
り、請求項1記載のような植栽用パレットと植栽用立壁
との接続構造を実現することができる。また、これによ
って容易に施工でき、客土の流出を起こす虞がなくな
る。
【0060】また、請求項3記載の植栽用立壁により、
請求項1記載のような植栽用パレットと植栽用立壁との
接続構造を実現することができる。また、これによって
容易に施工でき、客土の流出を起こす虞がなくなる。
【0061】また、請求項4記載の植栽用パレットによ
り、従来からある床化粧材に嵌合にて接続することがで
きるので、一体化することができるとともに、位置固定
することができる。また、施工が容易であり、システム
化することもできる。植栽用パレット同士も嵌合に接続
することができるので施工が容易である。さらに、取り
外しも容易に行うことができるので、植栽区画を自由に
変更することができる。
【0062】また、請求項5記載の植栽用パレットの連
結構造により、施工時に土壌流出防止シートの位置ずれ
を起こすことがなくなる。また、土壌流出も起こらな
い。土壌流出防止シートは少なくとも継ぎ目のみを被膜
すればよいので、施工が容易であり、さらに少量で済む
ので経済的である。
【0063】また、請求項6記載の植栽用パレットの連
結構造により、上述した効果の他に、継ぎ目にシートの
折り目を挿入しやすく、さらに施工が容易となる。
【0064】また、請求項7記載の植栽用パレットによ
り、上述した連結構造を実現する際に、継ぎ目にシート
の折り目を挿入しやすいので、施工が容易となる。
【0065】また、請求項8記載の植栽用パレットによ
り、少なくとも客土を充填するだけで、保水・排水可能
な植栽構造を実現することができるので、施工が容易で
ある。また、植栽用パレットは独立して植栽可能なの
で、植栽したまま移動させることができ、メンテナンス
等ができる。
【0066】また、請求項9記載の植栽用構造により、
少量の部材で実現できるので施工が容易であり、且つ土
壌流出が起こらない。また、植栽用パレットは独立して
植栽可能なので、植栽したまま移動させることができ、
配置の自由度やメンテナンス性が高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1における植栽用パレットと植
栽用立壁の接続構造を示す断面図である。
【図2】本発明の実施例1における植栽用パレットを示
す説明図である。
【図3】本発明の実施例1における植栽用パレットの部
分斜視図である。
【図4】本発明の実施例1における植栽用立壁を示す説
明図である。
【図5】本発明の実施例1における植栽用立壁を示す斜
視図である。
【図6】本発明の実施例1におけるL字状植栽用立壁を
示す説明図である。
【図7】本発明の実施例1における植栽用パレット同士
の接続構造を示す断面図である。
【図8】本発明の実施例1における不織布の施工方法を
示す説明図である。
【図9】本発明の実施例1における植栽用パレットと床
化粧材の接続状態を示す説明図である。
【図10】本発明の実施例2における植栽用パレットを
示す説明図である。
【図11】本発明の実施例2における植栽構造を示す断
面図である。
【図12】本発明の実施例2における植栽用パレットの
施工例を示す断面図である。
【図13】本発明の実施例2における植栽用パレットの
施工例を示す斜視図である。
【図14】本発明の実施例2におけるブロック状見切り
材を示す斜視図である。
【符号の説明】
1a、1b 植栽用パレット 2a、2b 外壁 3 底部 4 ボス 5 支持脚 6 突起部 7 嵌合孔 8 植栽用立壁 9a、9b 凹溝 10 嵌合穴 11a、11b ベロ部 12a、12b 不織布 13 薄板状治具 14 床化粧材 15 内壁 16 排水口 17 係止溝 18 補強凹部 19 見切り材 20 枠体 21 段部 22 客土 23 保水層 24 植物

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】周縁の外壁と底部を有する上面が開放され
    た防水性箱状容器であって、前記外壁よりも内側の底部
    に凸部又は凹部からなる係止部を有する植栽用パレット
    と、 前記外壁に嵌合する凹溝と前記係止部に嵌合する被係止
    部とを有する植栽用立壁とが嵌合されてなることを特徴
    とする植栽用パレットと植栽用立壁との接続構造。
  2. 【請求項2】上面が開放された防水性箱状容器であっ
    て、周縁の外壁よりも内側の底面に凸部又は凹部が設け
    られていることを特徴とする植栽用パレット。
  3. 【請求項3】請求項2記載の植栽用パレットに嵌合可能
    なように、底面に凹溝と、凸部又は凹部とが設けられて
    いることを特徴とする植栽用立壁。
  4. 【請求項4】2辺に嵌合用の突起部と、残りの2辺に前
    記突起部を受け入れて嵌合する嵌合孔を有する方形板状
    の床化粧材と連結可能なように、植栽用パレットにおい
    て、防水性箱状容器の外壁の下部又は側面に前記嵌合孔
    に嵌合可能な突起部と、その他の外壁の下部又は側面に
    前記突起部を受け入れて嵌合する嵌合孔とを有すること
    を特徴とする植栽用パレット。
  5. 【請求項5】防水性箱状容器からなる植栽用パレットが
    連設され、隣接する植栽用パレットの継ぎ目に折り曲げ
    られた透水性土壌流出防止シートの折り目が挟み込まれ
    ていることを特徴とする植栽用パレットの接続構造。
  6. 【請求項6】前記植栽用パレットの外壁外面は、底部か
    ら上方に上がるに従って植栽用パレット内側方向に傾斜
    していることを特徴とする請求項5記載の植栽用パレッ
    トの接続構造。
  7. 【請求項7】防水性箱状容器の外壁外面が、底部から上
    方に上がるに従って容器内側方向に傾斜していることを
    特徴とする植栽用パレット。
  8. 【請求項8】上面が開放された防水性箱状容器であっ
    て、周縁の外壁よりも内側に前記外壁よりも高さの低い
    内壁と、前記外壁と内壁との間に貫通孔とが設けられた
    ことを特徴とする植栽用パレット。
  9. 【請求項9】請求項8記載の植栽用パレットと、 前記植栽用パレットの貫通孔を被膜した透水性土壌流出
    防止シートと、 前記植栽用パレットに充填された客土とからなることを
    特徴とする植栽用構造。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005192451A (ja) * 2004-01-05 2005-07-21 Aaki Yamade Kk 植栽トレーカバー
JP2006094826A (ja) * 2004-09-30 2006-04-13 Sekisui Plastics Co Ltd 人工地盤上での緑化方法と、緑化構造物、およびそれに使用する保水排水基盤材と見切り材との結合構造
JP2009278887A (ja) * 2008-05-20 2009-12-03 Hirukawa Landscape Gardening Construction Co Ltd 省エネ緑化システム
JP2021114926A (ja) * 2020-01-24 2021-08-10 株式会社スノーメディア 植物の栽培装置及び栽培方法

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