JPH11221830A - レンズ成形型用製造型,レンズ成形型,レンズ成形型の製造方法,およびレンズの製造方法 - Google Patents
レンズ成形型用製造型,レンズ成形型,レンズ成形型の製造方法,およびレンズの製造方法Info
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- JPH11221830A JPH11221830A JP2490998A JP2490998A JPH11221830A JP H11221830 A JPH11221830 A JP H11221830A JP 2490998 A JP2490998 A JP 2490998A JP 2490998 A JP2490998 A JP 2490998A JP H11221830 A JPH11221830 A JP H11221830A
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- Japan
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- lens
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- molding
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- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 眼鏡用プラスチックレンズを従来よりも少な
い工程で安価に製造する。 【解決手段】 ガラス型のレンズ成形面を成形する使用
面成形金型11の成形面11a上には、眼鏡用プラスチ
ックレンズの表面に隠しマークを形成するための金型上
隠しマーク13を、凹版状に形成した。また、ガラス型
の不使用面を成形する不使用面成形金型12の押圧面1
2a上には、ガラス型を識別する識別マークを形成する
ための金型上隠しマーク14を、凹版状に形成した。こ
れら使用面成形金型11および不使用面成形金型12と
を用いてガラス型をモールド成形することにより、ガラ
ス型の不使用面には識別マークが、レンズ成形面には隠
しマークが、それぞれ転写される。
い工程で安価に製造する。 【解決手段】 ガラス型のレンズ成形面を成形する使用
面成形金型11の成形面11a上には、眼鏡用プラスチ
ックレンズの表面に隠しマークを形成するための金型上
隠しマーク13を、凹版状に形成した。また、ガラス型
の不使用面を成形する不使用面成形金型12の押圧面1
2a上には、ガラス型を識別する識別マークを形成する
ための金型上隠しマーク14を、凹版状に形成した。こ
れら使用面成形金型11および不使用面成形金型12と
を用いてガラス型をモールド成形することにより、ガラ
ス型の不使用面には識別マークが、レンズ成形面には隠
しマークが、それぞれ転写される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プラスチックレン
ズの製造方法,このレンズををモールド成形するための
レンズ成形型,このレンズ成形型の製造方法,およびこ
のレンズ成形型をモールド成形により製造するためのレ
ンズ成形型用製造型に関する。
ズの製造方法,このレンズををモールド成形するための
レンズ成形型,このレンズ成形型の製造方法,およびこ
のレンズ成形型をモールド成形により製造するためのレ
ンズ成形型用製造型に関する。
【0002】
【従来の技術】眼鏡用プラスチックレンズは、一般にモ
ールド成形によって得られている。プラスチックレンズ
のモールド成形は、まず、環状のガスケットの上下にそ
れぞれガラス材料からなるレンズ成形型をセットして、
レンズを成形するための空間を作る。そして、このレン
ズ成形用の空間内にプラスチックモノマーを注入し、重
合硬化させることによりプラスチックレンズを成形す
る。
ールド成形によって得られている。プラスチックレンズ
のモールド成形は、まず、環状のガスケットの上下にそ
れぞれガラス材料からなるレンズ成形型をセットして、
レンズを成形するための空間を作る。そして、このレン
ズ成形用の空間内にプラスチックモノマーを注入し、重
合硬化させることによりプラスチックレンズを成形す
る。
【0003】これら眼鏡用プラスチックレンズの形状に
は多くの種類がある。特に、近年の眼鏡用プラスチック
レンズとしては、軸対象非球面、累進多焦点非球面、貼
り合わせレンズ等が広く用いられる傾向にあるため、そ
の成形面形状はより多岐に渡っている。これに伴い、眼
鏡用プラスチックレンズをモールド成形するためのレン
ズ成形型の種類も非常に多い。そこで、これらのレンズ
成形型におけるレンズ成形に用いられない面(以下、こ
れを「不使用面」と表記する)には、個々のレンズ成形
型を識別するための識別マークが刻印などによって付さ
れている。
は多くの種類がある。特に、近年の眼鏡用プラスチック
レンズとしては、軸対象非球面、累進多焦点非球面、貼
り合わせレンズ等が広く用いられる傾向にあるため、そ
の成形面形状はより多岐に渡っている。これに伴い、眼
鏡用プラスチックレンズをモールド成形するためのレン
ズ成形型の種類も非常に多い。そこで、これらのレンズ
成形型におけるレンズ成形に用いられない面(以下、こ
れを「不使用面」と表記する)には、個々のレンズ成形
型を識別するための識別マークが刻印などによって付さ
れている。
【0004】眼鏡用プラスチックレンズをモールド成形
するためのレンズ成形型を成形するための方法として
は、従来より、熱垂下法が主に用いられてきた。熱垂下
法は、成形すべきレンズ成形型の表面形状を反転させた
形状の成形面を有する耐熱性母型における当該成形面上
にガラス材を載せて加熱軟化させ、ガラス材の自重でこ
の耐熱性母型の成形面にならわせることにより、ガラス
材に母型成形面形状を転写する加工法である。
するためのレンズ成形型を成形するための方法として
は、従来より、熱垂下法が主に用いられてきた。熱垂下
法は、成形すべきレンズ成形型の表面形状を反転させた
形状の成形面を有する耐熱性母型における当該成形面上
にガラス材を載せて加熱軟化させ、ガラス材の自重でこ
の耐熱性母型の成形面にならわせることにより、ガラス
材に母型成形面形状を転写する加工法である。
【0005】熱垂下法によりレンズ成形型を製造する場
合には、上述の識別マークは、レンズ成形型が成形され
た後に、その不使用面に刻印を施すことにより、形成さ
れていた。
合には、上述の識別マークは、レンズ成形型が成形され
た後に、その不使用面に刻印を施すことにより、形成さ
れていた。
【0006】また、眼鏡用プラスチックレンズには、レ
ンズの方向やメーカーを識別するための隠しマークが刻
印されている。これらの隠しマークは、従来より、眼鏡
用プラスチックレンズがモールド成形された後の工程に
おいて、当該プラスチックレンズ自体に刻印されてい
る。
ンズの方向やメーカーを識別するための隠しマークが刻
印されている。これらの隠しマークは、従来より、眼鏡
用プラスチックレンズがモールド成形された後の工程に
おいて、当該プラスチックレンズ自体に刻印されてい
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、従来
の眼鏡用レンズ成形型の製造方法では、熱垂下法により
レンズ成形型を成形した後に、別工程において識別マー
クの刻印を施している。このため、レンズ成形型を製造
するための工程数が多くなるという問題があった。
の眼鏡用レンズ成形型の製造方法では、熱垂下法により
レンズ成形型を成形した後に、別工程において識別マー
クの刻印を施している。このため、レンズ成形型を製造
するための工程数が多くなるという問題があった。
【0008】また、眼鏡用プラスチックレンズへの隠し
マークの形成は、モールド成形後、別工程において眼鏡
用プラスチックレンズに刻印することによってなされて
きた。そのため、眼鏡用プラスチックレンズの成形の際
にも、隠しマーク形成のための工程が必要であるため、
製造工程の増加をもたらしていた。
マークの形成は、モールド成形後、別工程において眼鏡
用プラスチックレンズに刻印することによってなされて
きた。そのため、眼鏡用プラスチックレンズの成形の際
にも、隠しマーク形成のための工程が必要であるため、
製造工程の増加をもたらしていた。
【0009】そこで、眼鏡用レンズ成形型の製造工程を
減少することができるレンズ成形型用製造型およびレン
ズ成形型の製造方法を提供することを本発明の第1の課
題とする。また、眼鏡用プラスチックレンズの製造工程
を減少することができるレンズ成形型,レンズ成形型用
製造型,レンズ成形型の製造方法,およびレンズの製造
方法を提供することを、本発明の第2の課題とする。
減少することができるレンズ成形型用製造型およびレン
ズ成形型の製造方法を提供することを本発明の第1の課
題とする。また、眼鏡用プラスチックレンズの製造工程
を減少することができるレンズ成形型,レンズ成形型用
製造型,レンズ成形型の製造方法,およびレンズの製造
方法を提供することを、本発明の第2の課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、レンズをモールド成形するための成形面
を有するレンズ成形型をモールド成形により製造するた
めのレンズ成形型用製造型において、前記レンズ成形型
の前記成形面の形状を反転させた形状の成形面を有する
第1の型と、前記レンズ成形型の前記成形面の反対面の
形状を反転させた形状の成形面を有する第2の型と、前
記第2の型の前記成形面上に形成された刻印とを備える
ことを特徴とする。
に、本発明は、レンズをモールド成形するための成形面
を有するレンズ成形型をモールド成形により製造するた
めのレンズ成形型用製造型において、前記レンズ成形型
の前記成形面の形状を反転させた形状の成形面を有する
第1の型と、前記レンズ成形型の前記成形面の反対面の
形状を反転させた形状の成形面を有する第2の型と、前
記第2の型の前記成形面上に形成された刻印とを備える
ことを特徴とする。
【0011】すなわち、本発明のレンズ成形型用製造型
を構成する第2の型の成形面上には、刻印が施されてい
る。従って、このレンズ成形型用製造型を用いてレンズ
成形型をモールド成形すれば、成形されたレンズ成形型
の成形面の反対面上にも刻印が形成される。従って、レ
ンズ成形型への刻印を別工程で行う必要がないため、レ
ンズ成形型の製造工程を削減することができる。
を構成する第2の型の成形面上には、刻印が施されてい
る。従って、このレンズ成形型用製造型を用いてレンズ
成形型をモールド成形すれば、成形されたレンズ成形型
の成形面の反対面上にも刻印が形成される。従って、レ
ンズ成形型への刻印を別工程で行う必要がないため、レ
ンズ成形型の製造工程を削減することができる。
【0012】このようなレンズ成形型用製造型を採用す
る際には、前記刻印を前記レンズ成形型を識別するため
の識別マークとすることができる。また、本発明は、レ
ンズをモールド成形するための成形面を有するレンズ成
形型の製造方法において、(i)前記レンズ成形型の前
記成形面の形状を反転させた形状の成形面を有する第1
の型と、前記レンズ成形型の前記成形面の反対面の形状
を反転させた形状の成形面を有するとともに前記レンズ
成形型を識別するための刻印が前記成形面上に予め形成
された第2の型との間に、前記レンズ成形型の材料から
なるプリフォームを配置し、(ii)前記プリフォームを
加熱することによって軟化させ、(iii)前記第1の型
および前記第2の型を互いに近接する向きに加圧し、
(iv)前記プリフォームの一方の面に、前記第1の型の
成形面の形状を転写するとともに、前記プリフォームの
他方の面に、前記第2の型の成形面の形状と前記刻印と
を転写することを特徴とする。
る際には、前記刻印を前記レンズ成形型を識別するため
の識別マークとすることができる。また、本発明は、レ
ンズをモールド成形するための成形面を有するレンズ成
形型の製造方法において、(i)前記レンズ成形型の前
記成形面の形状を反転させた形状の成形面を有する第1
の型と、前記レンズ成形型の前記成形面の反対面の形状
を反転させた形状の成形面を有するとともに前記レンズ
成形型を識別するための刻印が前記成形面上に予め形成
された第2の型との間に、前記レンズ成形型の材料から
なるプリフォームを配置し、(ii)前記プリフォームを
加熱することによって軟化させ、(iii)前記第1の型
および前記第2の型を互いに近接する向きに加圧し、
(iv)前記プリフォームの一方の面に、前記第1の型の
成形面の形状を転写するとともに、前記プリフォームの
他方の面に、前記第2の型の成形面の形状と前記刻印と
を転写することを特徴とする。
【0013】すなわち、本発明のレンズ成形型の製造方
法は、成形すべきレンズ成形型の成形面の反対面を成形
するための第2の型に予め刻印を形成し、これを用いて
レンズを成形するためのレンズ成形型を成形している。
これにより、レンズ成形型を成形する際に同時に、レン
ズ成形型の成形面の反対面上に刻印を形成することがで
きるため、刻印を別工程で施す必要がなく、レンズ成形
型の製造工程を削減することができる。
法は、成形すべきレンズ成形型の成形面の反対面を成形
するための第2の型に予め刻印を形成し、これを用いて
レンズを成形するためのレンズ成形型を成形している。
これにより、レンズ成形型を成形する際に同時に、レン
ズ成形型の成形面の反対面上に刻印を形成することがで
きるため、刻印を別工程で施す必要がなく、レンズ成形
型の製造工程を削減することができる。
【0014】また、本発明は、レンズをモールド成形す
るための成形面を有するレンズ成形型をモールド成形に
より製造するためのレンズ成形型用製造型において、レ
ンズ成形型の前記成形面の形状を反転させた形状の成形
面を有する第1の型と、前記レンズ成形型の前記成形面
の反対面の形状を反転させた形状の成形面を有する第2
の型と、前記第1の型の前記成形面上に形成された刻印
とを備えることを特徴とする。
るための成形面を有するレンズ成形型をモールド成形に
より製造するためのレンズ成形型用製造型において、レ
ンズ成形型の前記成形面の形状を反転させた形状の成形
面を有する第1の型と、前記レンズ成形型の前記成形面
の反対面の形状を反転させた形状の成形面を有する第2
の型と、前記第1の型の前記成形面上に形成された刻印
とを備えることを特徴とする。
【0015】すなわち、本発明のレンズ成形型用製造型
によると、レンズ成形型の成形面を成形する第1の型の
成形面上に、刻印が施されている。これにより、このレ
ンズ成形型用製造型を用いて成形されたレンズ成形型に
よってモールド成形されたレンズに、この刻印が転写さ
れるため、別工程でレンズに刻印を施す必要がない。従
って、レンズの製造工程を削減することができる。
によると、レンズ成形型の成形面を成形する第1の型の
成形面上に、刻印が施されている。これにより、このレ
ンズ成形型用製造型を用いて成形されたレンズ成形型に
よってモールド成形されたレンズに、この刻印が転写さ
れるため、別工程でレンズに刻印を施す必要がない。従
って、レンズの製造工程を削減することができる。
【0016】なお、このようなレンズ成形型用製造型を
採用する際には、前記刻印を前記レンズの表面に形成さ
れる隠しマークとすることができる。また、本発明は、
レンズをモールド成形するためのレンズ成形型におい
て、前記レンズの表面形状を反転させた形状を有するレ
ンズ成形面と、前記レンズ成形面上に形成された刻印と
を備えることを特徴とする。
採用する際には、前記刻印を前記レンズの表面に形成さ
れる隠しマークとすることができる。また、本発明は、
レンズをモールド成形するためのレンズ成形型におい
て、前記レンズの表面形状を反転させた形状を有するレ
ンズ成形面と、前記レンズ成形面上に形成された刻印と
を備えることを特徴とする。
【0017】このようなガラス型を用いてレンズをモー
ルド成形した場合、レンズへの刻印が同時に形成される
ため、別工程でこのレンズに刻印を施す必要がない。ま
た、本発明は、レンズをモールド成形するための成形面
を有するレンズ成形型の製造方法において、(I)前記
レンズ成形型の前記成形面の形状を反転させた形状の成
形面を有するとともに前記レンズ上にマークを施すため
の刻印が前記成形面上に予め形成された第1の型と、前
記レンズ成形型の前記成形面の反対面の形状を反転させ
た形状の成形面を有する第2の型との間に、前記レンズ
成形型の材料からなるプリフォームを配置し、(II)前
記プリフォームを加熱することによって軟化させ、(II
I)前記第1の型および前記第2の型を互いに近接する
向きに加圧し、(IV)前記プリフォームの一方の面に、
前記第1の型の成形面の形状および前記刻印を転写する
とともに、前記プリフォームの他方の面に、前記第2の
型の成形面の形状を転写することを特徴とする。
ルド成形した場合、レンズへの刻印が同時に形成される
ため、別工程でこのレンズに刻印を施す必要がない。ま
た、本発明は、レンズをモールド成形するための成形面
を有するレンズ成形型の製造方法において、(I)前記
レンズ成形型の前記成形面の形状を反転させた形状の成
形面を有するとともに前記レンズ上にマークを施すため
の刻印が前記成形面上に予め形成された第1の型と、前
記レンズ成形型の前記成形面の反対面の形状を反転させ
た形状の成形面を有する第2の型との間に、前記レンズ
成形型の材料からなるプリフォームを配置し、(II)前
記プリフォームを加熱することによって軟化させ、(II
I)前記第1の型および前記第2の型を互いに近接する
向きに加圧し、(IV)前記プリフォームの一方の面に、
前記第1の型の成形面の形状および前記刻印を転写する
とともに、前記プリフォームの他方の面に、前記第2の
型の成形面の形状を転写することを特徴とする。
【0018】すなわち、レンズ成形型の成形面を成形す
るための製造型に、予めレンズに形成すべき刻印を形成
することによって、レンズ成形型成形の際に、このレン
ズ成形型の成形面に刻印を形成することができる。この
レンズ成形型を用いてレンズをモールド成形した場合、
レンズへの刻印が同時に形成されるため、別工程でこの
レンズに刻印を施す必要がない。
るための製造型に、予めレンズに形成すべき刻印を形成
することによって、レンズ成形型成形の際に、このレン
ズ成形型の成形面に刻印を形成することができる。この
レンズ成形型を用いてレンズをモールド成形した場合、
レンズへの刻印が同時に形成されるため、別工程でこの
レンズに刻印を施す必要がない。
【0019】また、本発明は、レンズをモールド成形す
るための成形面を有するレンズ成形型をモールド成形に
より製造するためのレンズ成形型用製造型において、前
記レンズ成形型の前記成形面の形状を反転させた形状の
成形面を有する第1の型と、前記第1の型の前記成形面
上に形成された第1の刻印と、前記レンズ成形型の前記
成形面の反対面の形状を反転させた形状の成形面を有す
る第2の型と、前記第2の型の前記成形面上に形成され
た第2の刻印とを備えることを特徴とする。
るための成形面を有するレンズ成形型をモールド成形に
より製造するためのレンズ成形型用製造型において、前
記レンズ成形型の前記成形面の形状を反転させた形状の
成形面を有する第1の型と、前記第1の型の前記成形面
上に形成された第1の刻印と、前記レンズ成形型の前記
成形面の反対面の形状を反転させた形状の成形面を有す
る第2の型と、前記第2の型の前記成形面上に形成され
た第2の刻印とを備えることを特徴とする。
【0020】このようなレンズ成形型用製造型を採用す
る際には、前記第1の刻印を前記レンズの表面に形成さ
れる隠しマークとすることができ、また、前記第2の刻
印を前記レンズ成形型を識別するための識別マークとす
ることができる。
る際には、前記第1の刻印を前記レンズの表面に形成さ
れる隠しマークとすることができ、また、前記第2の刻
印を前記レンズ成形型を識別するための識別マークとす
ることができる。
【0021】また、本発明は、モールド成形によるレン
ズの製造方法において、(A)前記レンズの一方の面の
形状を反転させた形状の成形面を有するとともに前記レ
ンズにマークを施すための刻印が前記成形面上に形成さ
れた第1のレンズ成形型と、前記レンズの他方の面の形
状を反転させた形状の成形面を有する第2のレンズ成形
型との間に、レンズ材料を配置し、(B)前記レンズ材
料を加熱するとともに前記第1および第2のレンズ成形
型を互いに近接する向きに加圧し、(C)前記レンズ材
料に第1の型および第2の型の形状,および前記刻印を
転写することを特徴とする。
ズの製造方法において、(A)前記レンズの一方の面の
形状を反転させた形状の成形面を有するとともに前記レ
ンズにマークを施すための刻印が前記成形面上に形成さ
れた第1のレンズ成形型と、前記レンズの他方の面の形
状を反転させた形状の成形面を有する第2のレンズ成形
型との間に、レンズ材料を配置し、(B)前記レンズ材
料を加熱するとともに前記第1および第2のレンズ成形
型を互いに近接する向きに加圧し、(C)前記レンズ材
料に第1の型および第2の型の形状,および前記刻印を
転写することを特徴とする。
【0022】すなわち、本発明のレンズの製造方法で
は、レンズに形成すべき刻印をレンズ成形型上に予め形
成し、このレンズ成形型を用いてレンズを成形してい
る。これにより、レンズ成形の際にレンズへの刻印も同
時に行うことができるため、後工程でレンズへの刻印を
行う必要がない。
は、レンズに形成すべき刻印をレンズ成形型上に予め形
成し、このレンズ成形型を用いてレンズを成形してい
る。これにより、レンズ成形の際にレンズへの刻印も同
時に行うことができるため、後工程でレンズへの刻印を
行う必要がない。
【0023】このようなレンズの製造方法を用いてレン
ズを製造する場合には、前記レンズ材料をプラスチック
モノマーとし、このプラスチックモノマーを加熱重合さ
せることによりレンズを成形することができる。
ズを製造する場合には、前記レンズ材料をプラスチック
モノマーとし、このプラスチックモノマーを加熱重合さ
せることによりレンズを成形することができる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて、本発明の
実施の形態を説明する。図1に、本発明によるレンズ成
形型製造型の実施形態である成形金型10を示す。成形
金型10は、使用面成形金型11と不使用面成形金型1
2とからなり、図1は、それぞれ、(a)使用面成形金
型11の平面図,(b)(a)のI−I線に沿った断面
図,(c)不使用面成形金型12の平面図,および
(d)(c)のII−II線に沿った断面図である。なお、
本実施形態では、使用面成形金型11を第1の型とし、
不使用面成形金型12を第2の型としている。これら使
用面成形金型11および不使用面成形金型12は、眼鏡
レンズ用ガラス型(レンズ成形型)をモールド成形する
ための金型である。
実施の形態を説明する。図1に、本発明によるレンズ成
形型製造型の実施形態である成形金型10を示す。成形
金型10は、使用面成形金型11と不使用面成形金型1
2とからなり、図1は、それぞれ、(a)使用面成形金
型11の平面図,(b)(a)のI−I線に沿った断面
図,(c)不使用面成形金型12の平面図,および
(d)(c)のII−II線に沿った断面図である。なお、
本実施形態では、使用面成形金型11を第1の型とし、
不使用面成形金型12を第2の型としている。これら使
用面成形金型11および不使用面成形金型12は、眼鏡
レンズ用ガラス型(レンズ成形型)をモールド成形する
ための金型である。
【0025】使用面成形金型11には、成形面11aが
形成されている。この成形面11aは、成形金型10に
よって成形されるべき眼鏡レンズ用ガラス型のレンズ成
形面を反転させた形状を有する球面または非球面状の凸
面を有している。但し、実際には、この成形金型10に
よって成形される眼鏡レンズ用ガラス型の収縮と眼鏡用
プラスチックレンズの重合時の収縮との相違および後述
するガスケット26の形状等を考慮して設計される。
形成されている。この成形面11aは、成形金型10に
よって成形されるべき眼鏡レンズ用ガラス型のレンズ成
形面を反転させた形状を有する球面または非球面状の凸
面を有している。但し、実際には、この成形金型10に
よって成形される眼鏡レンズ用ガラス型の収縮と眼鏡用
プラスチックレンズの重合時の収縮との相違および後述
するガスケット26の形状等を考慮して設計される。
【0026】成形面11aの周縁付近には、眼鏡用プラ
スチックレンズに刻印される隠しマークと同形状の金型
上隠しマーク13(図1(a)中には例として「P」と
表示している)が、凹版状に刻まれて形成されている。
スチックレンズに刻印される隠しマークと同形状の金型
上隠しマーク13(図1(a)中には例として「P」と
表示している)が、凹版状に刻まれて形成されている。
【0027】不使用面成形金型12には、押圧面12a
が形成されている。この押圧面12aの形状は、この成
形金型10によって成形されるべき眼鏡レンズ用ガラス
型のレンズ成形面の反対面(この面は眼鏡用プラスチッ
クレンズの成形には用いられないので、「不使用面」と
称する)を反転させたものとほぼ同形状である。眼鏡レ
ンズ用ガラス型は、通常、メニスカス形状であり、レン
ズ成形面が凹面であれば不使用面は凸面となる。従っ
て、押圧面12aは凹面を有している。
が形成されている。この押圧面12aの形状は、この成
形金型10によって成形されるべき眼鏡レンズ用ガラス
型のレンズ成形面の反対面(この面は眼鏡用プラスチッ
クレンズの成形には用いられないので、「不使用面」と
称する)を反転させたものとほぼ同形状である。眼鏡レ
ンズ用ガラス型は、通常、メニスカス形状であり、レン
ズ成形面が凹面であれば不使用面は凸面となる。従っ
て、押圧面12aは凹面を有している。
【0028】図1(c)に示すように、この押圧面12
aには、この不使用面成形金型12によって成形される
眼鏡レンズ用ガラス型を識別するための識別マークと同
形状の金型上識別マーク14が凹版状に刻まれている。
なお、図1(c)中には金型上識別マーク14の例とし
て、「PENTAX」と表示している。この金型上識別
マーク14は、眼鏡レンズ用ガラス型に転写された際に
読みやすいように、文字の左右が反転された状態で、押
圧面12a上に形成されている。
aには、この不使用面成形金型12によって成形される
眼鏡レンズ用ガラス型を識別するための識別マークと同
形状の金型上識別マーク14が凹版状に刻まれている。
なお、図1(c)中には金型上識別マーク14の例とし
て、「PENTAX」と表示している。この金型上識別
マーク14は、眼鏡レンズ用ガラス型に転写された際に
読みやすいように、文字の左右が反転された状態で、押
圧面12a上に形成されている。
【0029】図2は、この成形金型10を用いて、眼鏡
レンズ用ガラス型をモールド成形する方法を示す縦断面
図である。以下、図2を用いて、本実施形態による成形
金型10を用いた眼鏡レンズ用ガラス型の成形方法を説
明する。まず、使用面成形金型11の成形面11aと不
使用面成形金型12の押圧面12aとが互いに対向する
ように、これら使用面成形金型11と不使用面成形金型
12とを配置する。そして、図2(a)に示すように、
使用面成形金型11と不使用面成形金型12との間にガ
ラスプリフォーム21(ガラス型の材料)をセットす
る。このガラスプリフォームは、円板状のメニスカス形
状を有しており、その表面は成形面11aおよび押圧面
12aの形状に近似した球面に、予め研磨されている。
レンズ用ガラス型をモールド成形する方法を示す縦断面
図である。以下、図2を用いて、本実施形態による成形
金型10を用いた眼鏡レンズ用ガラス型の成形方法を説
明する。まず、使用面成形金型11の成形面11aと不
使用面成形金型12の押圧面12aとが互いに対向する
ように、これら使用面成形金型11と不使用面成形金型
12とを配置する。そして、図2(a)に示すように、
使用面成形金型11と不使用面成形金型12との間にガ
ラスプリフォーム21(ガラス型の材料)をセットす
る。このガラスプリフォームは、円板状のメニスカス形
状を有しており、その表面は成形面11aおよび押圧面
12aの形状に近似した球面に、予め研磨されている。
【0030】次に、成形金型10ごと、ガラスプリフォ
ーム21が軟化する温度まで加熱し、その温度下で使用
面成形金型11と不使用面成形金型12との間にプレス
圧力を作用させることにより、プリフォーム21を加圧
する。プリフォーム21は加熱により軟化しているの
で、加圧されることにより、その面21aには成形面1
1aの形状が、面21bには押圧面12aの形状が、そ
れぞれ転写される(図2(b))。そして、加圧された
状態を保ったまま、成形金型10およびプリフォーム2
1をガラス転移温度以下になるまで冷却する。そして、
成形されたプリフォーム21を成形金型10から取り外
すと、図3に示すような形状を有する眼鏡レンズ用ガラ
ス型22が得られる。
ーム21が軟化する温度まで加熱し、その温度下で使用
面成形金型11と不使用面成形金型12との間にプレス
圧力を作用させることにより、プリフォーム21を加圧
する。プリフォーム21は加熱により軟化しているの
で、加圧されることにより、その面21aには成形面1
1aの形状が、面21bには押圧面12aの形状が、そ
れぞれ転写される(図2(b))。そして、加圧された
状態を保ったまま、成形金型10およびプリフォーム2
1をガラス転移温度以下になるまで冷却する。そして、
成形されたプリフォーム21を成形金型10から取り外
すと、図3に示すような形状を有する眼鏡レンズ用ガラ
ス型22が得られる。
【0031】図3は金型10を用いてモールド成形され
た眼鏡レンズ用ガラス型22の、(a)不使用面22b
側の正面図,(b)(a)のIII−III線に沿った縦断面
図,および(c)レンズ成形面22a側の正面図であ
る。図3に示すように、眼鏡レンズ用ガラス型22のレ
ンズ成形面22aには、使用面成形金型11の成形面1
1aの形状が転写されており、その形状は球面または非
球面の凹面である。また、このレンズ成形面22a上に
は、成形面11a上に形成された金型上隠しマーク13
も同時に転写されており、「P」の文字が左右に反転さ
れた状態で凸版状に形成されている。これを、以下、
「ガラス型上隠しマーク23」と称する。
た眼鏡レンズ用ガラス型22の、(a)不使用面22b
側の正面図,(b)(a)のIII−III線に沿った縦断面
図,および(c)レンズ成形面22a側の正面図であ
る。図3に示すように、眼鏡レンズ用ガラス型22のレ
ンズ成形面22aには、使用面成形金型11の成形面1
1aの形状が転写されており、その形状は球面または非
球面の凹面である。また、このレンズ成形面22a上に
は、成形面11a上に形成された金型上隠しマーク13
も同時に転写されており、「P」の文字が左右に反転さ
れた状態で凸版状に形成されている。これを、以下、
「ガラス型上隠しマーク23」と称する。
【0032】眼鏡レンズ用ガラス型22の不使用面22
bには、押圧金型12の押圧面12aの形状が転写され
ているため、その形状はほぼ球面状の凸面となってい
る。また、この不使用面22bには押圧面12a上に形
成された金型上識別マーク14も同時に転写されている
ので、この不使用面22b上に「PENTAX」と書か
れた識別マーク24が凸版状に形成されている。
bには、押圧金型12の押圧面12aの形状が転写され
ているため、その形状はほぼ球面状の凸面となってい
る。また、この不使用面22bには押圧面12a上に形
成された金型上識別マーク14も同時に転写されている
ので、この不使用面22b上に「PENTAX」と書か
れた識別マーク24が凸版状に形成されている。
【0033】なお、この眼鏡レンズ用ガラス型22は、
眼鏡用プラスチックレンズの一方の面(凸面)を成形す
る上ガラス型として用いられる。そこで、成形される眼
鏡用プラスチックレンズのもう一方の面(凹面)を成形
するための下ガラス型25(図4参照)も、同様にして
モールド成形される。この際、この下ガラス型25のレ
ンズ成形面には、隠しマークが形成されず、不使用面に
のみ識別マーク(図示せず)が形成される。
眼鏡用プラスチックレンズの一方の面(凸面)を成形す
る上ガラス型として用いられる。そこで、成形される眼
鏡用プラスチックレンズのもう一方の面(凹面)を成形
するための下ガラス型25(図4参照)も、同様にして
モールド成形される。この際、この下ガラス型25のレ
ンズ成形面には、隠しマークが形成されず、不使用面に
のみ識別マーク(図示せず)が形成される。
【0034】このように、モールド成形によって得られ
た上ガラス型22および下ガラス型25を用いて、眼鏡
用プラスチックレンズが成形される。図4は、本実施形
態により成形された上下両ガラス型22,25を用いた
眼鏡用プラスチックレンズの成形方法を示す縦断面図で
ある。図4に示すように、まず、軸方向中央に内方フラ
ンジ26aが形成された円筒状のガスケット26の両開
口部分に上ガラス型22および下ガラス型25を、それ
ぞれのレンズ成形面22a,25aが対向するように嵌
合させる。このようにして形成されたレンズ成形用の空
間内に、プラスチックモノマーを注入する。そして、こ
れら上下両ガラス型22,25ごとプラスチックモノマ
ーを加熱して、このプラスチックモノマーを重合硬化さ
せることによって眼鏡用プラスチックレンズ31が得ら
れる。このとき、成形された眼鏡用プラスチックレンズ
31の一方の面31aには上ガラス型22のレンズ成形
面22aの形状が転写されており、もう一方の面31b
には下ガラス型25のレンズ成形面25aの形状が転写
されている。
た上ガラス型22および下ガラス型25を用いて、眼鏡
用プラスチックレンズが成形される。図4は、本実施形
態により成形された上下両ガラス型22,25を用いた
眼鏡用プラスチックレンズの成形方法を示す縦断面図で
ある。図4に示すように、まず、軸方向中央に内方フラ
ンジ26aが形成された円筒状のガスケット26の両開
口部分に上ガラス型22および下ガラス型25を、それ
ぞれのレンズ成形面22a,25aが対向するように嵌
合させる。このようにして形成されたレンズ成形用の空
間内に、プラスチックモノマーを注入する。そして、こ
れら上下両ガラス型22,25ごとプラスチックモノマ
ーを加熱して、このプラスチックモノマーを重合硬化さ
せることによって眼鏡用プラスチックレンズ31が得ら
れる。このとき、成形された眼鏡用プラスチックレンズ
31の一方の面31aには上ガラス型22のレンズ成形
面22aの形状が転写されており、もう一方の面31b
には下ガラス型25のレンズ成形面25aの形状が転写
されている。
【0035】図5は本実施形態により得られた眼鏡用プ
ラスチックレンズ31の正面図(a)および縦断面図
(b)である。前述したように、上ガラス型22の成形
面22a上には、隠しマークを眼鏡用プラスチックレン
ズ31表面に転写するためのガラス型上隠しマーク23
が、形成されている。このため、成形されたプラスチッ
クレンズ31の面31a上には、「P」と書かれた隠し
マーク32も転写されている。この隠しマーク32は、
文字の部分が凹版状に面31a上に刻み込まれた状態で
形成されている。従って、後工程でこの眼鏡用プラスチ
ックレンズ31に隠しマーク32を刻印しなくても、眼
鏡用プラスチックレンズ31を重合成形する際に、同時
に形成することができる。
ラスチックレンズ31の正面図(a)および縦断面図
(b)である。前述したように、上ガラス型22の成形
面22a上には、隠しマークを眼鏡用プラスチックレン
ズ31表面に転写するためのガラス型上隠しマーク23
が、形成されている。このため、成形されたプラスチッ
クレンズ31の面31a上には、「P」と書かれた隠し
マーク32も転写されている。この隠しマーク32は、
文字の部分が凹版状に面31a上に刻み込まれた状態で
形成されている。従って、後工程でこの眼鏡用プラスチ
ックレンズ31に隠しマーク32を刻印しなくても、眼
鏡用プラスチックレンズ31を重合成形する際に、同時
に形成することができる。
【0036】このように、本実施形態によれば、眼鏡用
プラスチックレンズを成形するための眼鏡レンズ用ガラ
ス型をモールド成形する際に用いられる成形用金型10
の、成形面11a上および押圧面12a上に、予め金型
上隠しマーク13および金型上識別マーク14を成形し
ている。これにより、眼鏡レンズ用ガラス型22を成形
する際に、その不使用面22b上には識別マーク24
が、レンズ成形面22aにはガラス型上隠しマーク23
が、それぞれ同時に形成される。このため、眼鏡レンズ
用ガラス型22への識別マークの刻印や、プラスチック
レンズ31表面への隠しマークの刻印を別工程で行う必
要がない。従って、従来よりも少ない工程数でガラス型
およびプラスチックレンズを成形することができるの
で、レンズ成形のためのコストを大幅に削減することが
できる。
プラスチックレンズを成形するための眼鏡レンズ用ガラ
ス型をモールド成形する際に用いられる成形用金型10
の、成形面11a上および押圧面12a上に、予め金型
上隠しマーク13および金型上識別マーク14を成形し
ている。これにより、眼鏡レンズ用ガラス型22を成形
する際に、その不使用面22b上には識別マーク24
が、レンズ成形面22aにはガラス型上隠しマーク23
が、それぞれ同時に形成される。このため、眼鏡レンズ
用ガラス型22への識別マークの刻印や、プラスチック
レンズ31表面への隠しマークの刻印を別工程で行う必
要がない。従って、従来よりも少ない工程数でガラス型
およびプラスチックレンズを成形することができるの
で、レンズ成形のためのコストを大幅に削減することが
できる。
【0037】なお、本実施形態による成形金型10の材
質としては、WC(タングステンカーバイド),SiC
(炭化ケイ素),Si3N4(窒化ケイ素)など耐熱性に
優れたものを用いることが望ましい。また、成形金型1
0において、眼鏡レンズ用ガラス型22を成形する際に
ガラスプリフォームと接触する成形面11aおよび押圧
面12a上に、白金系金属やD.L.C.(ダイヤモン
ドライクカーボン),Cr2O3(酸化クロム)等からな
る保護膜を形成することにより、成形された眼鏡レンズ
用ガラス型22の成形用金型10からの離型性を向上さ
せることができる。
質としては、WC(タングステンカーバイド),SiC
(炭化ケイ素),Si3N4(窒化ケイ素)など耐熱性に
優れたものを用いることが望ましい。また、成形金型1
0において、眼鏡レンズ用ガラス型22を成形する際に
ガラスプリフォームと接触する成形面11aおよび押圧
面12a上に、白金系金属やD.L.C.(ダイヤモン
ドライクカーボン),Cr2O3(酸化クロム)等からな
る保護膜を形成することにより、成形された眼鏡レンズ
用ガラス型22の成形用金型10からの離型性を向上さ
せることができる。
【0038】また、本実施形態においては、成形金型1
0に形成される金型上隠しマーク13および金型上識別
マーク14は、成形面11a上および押圧面12a上に
凹版状に形成されているが、逆に、各マーク部分が凸版
状に突出するように形成されるものであっても良い。ま
た、金型上隠しマーク14の大きさおよび形成される深
さは、従来のものと同様に、形成される眼鏡用プラスチ
ックレンズの性能に影響を及ぼさない程度であることが
必要である。さらに、金型上識別マーク14は、各ガラ
ス型が識別できるものであればどのようなものでも良い
が、ガラス型の成形に影響を及ぼさない程度の大きさま
たは深さであることが望ましい。
0に形成される金型上隠しマーク13および金型上識別
マーク14は、成形面11a上および押圧面12a上に
凹版状に形成されているが、逆に、各マーク部分が凸版
状に突出するように形成されるものであっても良い。ま
た、金型上隠しマーク14の大きさおよび形成される深
さは、従来のものと同様に、形成される眼鏡用プラスチ
ックレンズの性能に影響を及ぼさない程度であることが
必要である。さらに、金型上識別マーク14は、各ガラ
ス型が識別できるものであればどのようなものでも良い
が、ガラス型の成形に影響を及ぼさない程度の大きさま
たは深さであることが望ましい。
【0039】また、本実施形態においては、上ガラス型
22および下ガラス型25の両方を本発明の金型を用い
てモールド成形しているが、どちらか一方のみが本発明
の金型により成形されたものであっても良い。
22および下ガラス型25の両方を本発明の金型を用い
てモールド成形しているが、どちらか一方のみが本発明
の金型により成形されたものであっても良い。
【0040】また、本実施形態において成形されるレン
ズはプラスチックレンズであるが、これに限らず、ガラ
スレンズ等であってもよい。本実施形態の眼鏡レンズ用
ガラス型を用いてガラスレンズを成形する際には、眼鏡
レンズ用ガラス型に用いられるガラスのガラス転移温度
が、成形されるレンズの原料ガラスのガラス転移温度よ
りも高くなるように、各ガラス材料を設定する必要があ
る。さらに、成形されたレンズのガラス型からの離型性
を向上させるために、眼鏡レンズ用ガラス型の成形面に
離型剤等を塗布することが望ましい。
ズはプラスチックレンズであるが、これに限らず、ガラ
スレンズ等であってもよい。本実施形態の眼鏡レンズ用
ガラス型を用いてガラスレンズを成形する際には、眼鏡
レンズ用ガラス型に用いられるガラスのガラス転移温度
が、成形されるレンズの原料ガラスのガラス転移温度よ
りも高くなるように、各ガラス材料を設定する必要があ
る。さらに、成形されたレンズのガラス型からの離型性
を向上させるために、眼鏡レンズ用ガラス型の成形面に
離型剤等を塗布することが望ましい。
【0041】
【発明の効果】本発明によれば、眼鏡用プラスチックレ
ンズおよびこのプラスチックレンズを成形するためのレ
ンズ成形型(眼鏡用ガラス型)を、少ない工程で安価に
製造することができる。
ンズおよびこのプラスチックレンズを成形するためのレ
ンズ成形型(眼鏡用ガラス型)を、少ない工程で安価に
製造することができる。
【図1】 本発明の実施形態による眼鏡用ガラス型成形
金型の平面図および断面図
金型の平面図および断面図
【図2】 本発明の実施形態による眼鏡用ガラス型成形
金型を用いた眼鏡用ガラス型成形方法を示す縦断面図
金型を用いた眼鏡用ガラス型成形方法を示す縦断面図
【図3】 本発明の実施形態による眼鏡用ガラス型成形
金型を用いて成形された眼鏡用プラスチックレンズの平
面図および断面図
金型を用いて成形された眼鏡用プラスチックレンズの平
面図および断面図
【図4】 本発明の実施形態によって成形された眼鏡用
ガラス型を用いた眼鏡用プラスチックレンズの成形方法
を示す縦断面図
ガラス型を用いた眼鏡用プラスチックレンズの成形方法
を示す縦断面図
【図5】 本発明の実施形態によって成形された眼鏡用
プラスチックレンズの平面図および断面図
プラスチックレンズの平面図および断面図
10 成形金型 11 使用面成形金型 11a 成形面 12 不使用面成形金型 12a 押圧面 13 金型上隠しマーク 14 金型上識別マーク 21 プリフォーム 22 ガラス型(上ガラス型) 23 ガラス型上隠しマーク 24 識別マーク 25 下ガラス型 31 眼鏡用プラスチックレンズ 32 隠しマーク
Claims (11)
- 【請求項1】レンズをモールド成形するための成形面を
有するレンズ成形型をモールド成形により製造するため
のレンズ成形型用製造型であって、 前記レンズ成形型の前記成形面の形状を反転させた形状
の成形面を有する第1の型と、 前記レンズ成形型の前記成形面の反対面の形状を反転さ
せた形状の成形面を有する第2の型と、 前記第2の型の前記成形面上に形成された刻印とを備え
ることを特徴とするレンズ成形型用製造型。 - 【請求項2】前記刻印は前記レンズ成形型を識別するた
めの識別マークであることを特徴とする請求項1記載の
レンズ成形型用製造型。 - 【請求項3】レンズをモールド成形するための成形面を
有するレンズ成形型の製造方法であって、 前記レンズ成形型の前記成形面の形状を反転させた形状
の成形面を有する第1の型と、前記レンズ成形型の前記
成形面の反対面の形状を反転させた形状の成形面を有す
るとともに前記レンズ成形型を識別するための刻印が前
記成形面上に予め形成された第2の型との間に、前記レ
ンズ成形型の材料からなるプリフォームを配置し、 前記プリフォームを加熱することによって軟化させ、 前記第1の型および前記第2の型を互いに近接する向き
に加圧し、 前記プリフォームの一方の面に、前記第1の型の成形面
の形状を転写するとともに、前記プリフォームの他方の
面に、前記第2の型の成形面の形状と前記刻印とを転写
することを特徴とするレンズ成形型の製造方法。 - 【請求項4】レンズをモールド成形するための成形面を
有するレンズ成形型をモールド成形により製造するため
のレンズ成形型用製造型であって、 前記レンズ成形型の前記成形面の形状を反転させた形状
の成形面を有する第1の型と、 前記レンズ成形型の前記成形面の反対面の形状を反転さ
せた形状の成形面を有する第2の型と、 前記第1の型の前記成形面上に形成された刻印とを備え
ることを特徴とするレンズ成形型用製造型。 - 【請求項5】前記刻印は前記レンズの表面に形成される
隠しマークであることを特徴とする請求項4記載のレン
ズ成形型用製造型。 - 【請求項6】レンズをモールド成形するためのレンズ成
形型であって、 前記レンズの表面形状を反転させた形状を有するレンズ
成形面と、 前記レンズ成形面上に形成された刻印とを備えることを
特徴とするレンズ成形型。 - 【請求項7】レンズをモールド成形するための成形面を
有するレンズ成形型の製造方法であって、 前記レンズ成形型の前記成形面の形状を反転させた形状
の成形面を有するとともに前記レンズ上にマークを施す
ための刻印が前記成形面上に予め形成された第1の型
と、前記レンズ成形型の前記成形面の反対面の形状を反
転させた形状の成形面を有する第2の型との間に、前記
レンズ成形型の材料からなるプリフォームを配置し、 前記プリフォームを加熱することによって軟化させ、 前記第1の型および前記第2の型を互いに近接する向き
に加圧し、 前記プリフォームの一方の面に、前記第1の型の成形面
の形状および前記刻印を転写するとともに、前記プリフ
ォームの他方の面に、前記第2の型の成形面の形状を転
写することを特徴とするレンズ成形型の製造方法。 - 【請求項8】レンズをモールド成形するための成形面を
有するレンズ成形型をモールド成形により製造するため
のレンズ成形型用製造型であって、 前記レンズ成形型の前記成形面の形状を反転させた形状
の成形面を有する第1の型と、 前記第1の型の前記成形面上に形成された第1の刻印
と、 前記レンズ成形型の前記成形面の反対面の形状を反転さ
せた形状の成形面を有する第2の型と、 前記第2の型の前記成形面上に形成された第2の刻印と
を備えることを特徴とするレンズ成形型用製造型。 - 【請求項9】前記第1の刻印は前記レンズの表面に形成
される隠しマークであり、 前記第2の刻印は前記レンズ成形型を識別するための識
別マークであることを特徴とする請求項8記載のレンズ
成形型用製造型。 - 【請求項10】モールド成形によるレンズの製造方法で
あって、 前記レンズの一方の面の形状を反転させた形状の成形面
を有するとともに前記レンズにマークを施すための刻印
が前記成形面上に形成された第1のレンズ成形型と、前
記レンズの他方の面の形状を反転させた形状の成形面を
有する第2のレンズ成形型との間に、レンズ材料を配置
し、 前記レンズ材料を加熱するとともに前記第1および第2
のレンズ成形型を互いに近接する向きに加圧し、 前記レンズ材料に第1の型および第2の型の形状,およ
び前記刻印を転写することを特徴とするレンズの製造方
法。 - 【請求項11】前記レンズ材料はプラスチックモノマー
であり、 このプラスチックモノマーを加熱重合させることにより
レンズを成形することを特徴とする請求項10記載のレ
ンズの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2490998A JPH11221830A (ja) | 1998-02-05 | 1998-02-05 | レンズ成形型用製造型,レンズ成形型,レンズ成形型の製造方法,およびレンズの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2490998A JPH11221830A (ja) | 1998-02-05 | 1998-02-05 | レンズ成形型用製造型,レンズ成形型,レンズ成形型の製造方法,およびレンズの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11221830A true JPH11221830A (ja) | 1999-08-17 |
Family
ID=12151313
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2490998A Pending JPH11221830A (ja) | 1998-02-05 | 1998-02-05 | レンズ成形型用製造型,レンズ成形型,レンズ成形型の製造方法,およびレンズの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11221830A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002221604A (ja) * | 2001-01-25 | 2002-08-09 | Sony Corp | 光学素子及び光学ピックアップ装置 |
| US7014316B2 (en) | 2000-02-10 | 2006-03-21 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Optical lens with marking and manufacturing method thereof |
| CN120004494A (zh) * | 2025-02-18 | 2025-05-16 | 合肥金龙浩科技有限公司 | 一种用于3d玻璃热弯机上的石墨模具 |
-
1998
- 1998-02-05 JP JP2490998A patent/JPH11221830A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7014316B2 (en) | 2000-02-10 | 2006-03-21 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Optical lens with marking and manufacturing method thereof |
| JP2002221604A (ja) * | 2001-01-25 | 2002-08-09 | Sony Corp | 光学素子及び光学ピックアップ装置 |
| CN120004494A (zh) * | 2025-02-18 | 2025-05-16 | 合肥金龙浩科技有限公司 | 一种用于3d玻璃热弯机上的石墨模具 |
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