JPH1122200A - 多層階建物の工事用昇降屋根の支持部盛替え装置 - Google Patents
多層階建物の工事用昇降屋根の支持部盛替え装置Info
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- JPH1122200A JPH1122200A JP17806997A JP17806997A JPH1122200A JP H1122200 A JPH1122200 A JP H1122200A JP 17806997 A JP17806997 A JP 17806997A JP 17806997 A JP17806997 A JP 17806997A JP H1122200 A JPH1122200 A JP H1122200A
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- Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)
- Working Measures On Existing Buildindgs (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 工事用昇降屋根の地震時の安全性を保持しつ
つその構造を簡素化して、コスト低下を図る多層階建物
の工事用昇降屋根の支持部盛替え装置を提供する。 【解決手段】 固定アーム34は可動アーム36より1
階高分だけ上方に取り付けられて上方アームとして用い
られ、可動アーム36が下方アームとして用いられる。
固定アーム34は、一端部に設けたクランプ34aを介
してトラス柱12bに固定されるアーム本体34bを備
え、アーム本体34bを建物10内方に向けて配置する
と共に、アーム本体34bの下側に支持突起34cを突
設することにより構成される。可動アーム36は、トラ
ス柱12bに沿ってスライド可能であり、トラス柱12
aに固定されたラック13を昇降または停止するラック
ピニオン式のアーム昇降手段36aにより移動可能に固
定される固定台36bと、固定台36bに水平方向の回
転を可能に取り付けられるアーム本体36cと、アーム
本体36cの下側から出没されるジャッキ36dとを備
えて構成される。
つその構造を簡素化して、コスト低下を図る多層階建物
の工事用昇降屋根の支持部盛替え装置を提供する。 【解決手段】 固定アーム34は可動アーム36より1
階高分だけ上方に取り付けられて上方アームとして用い
られ、可動アーム36が下方アームとして用いられる。
固定アーム34は、一端部に設けたクランプ34aを介
してトラス柱12bに固定されるアーム本体34bを備
え、アーム本体34bを建物10内方に向けて配置する
と共に、アーム本体34bの下側に支持突起34cを突
設することにより構成される。可動アーム36は、トラ
ス柱12bに沿ってスライド可能であり、トラス柱12
aに固定されたラック13を昇降または停止するラック
ピニオン式のアーム昇降手段36aにより移動可能に固
定される固定台36bと、固定台36bに水平方向の回
転を可能に取り付けられるアーム本体36cと、アーム
本体36cの下側から出没されるジャッキ36dとを備
えて構成される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建築または解体し
ようとする多層階建物の上方に工事用昇降屋根を配置
し、建築工事または解体工事の進行に伴って該工事用昇
降屋根を上方または下方に盛替えるようにした多層階建
物の工事用昇降屋根の支持部盛替え装置に関する。
ようとする多層階建物の上方に工事用昇降屋根を配置
し、建築工事または解体工事の進行に伴って該工事用昇
降屋根を上方または下方に盛替えるようにした多層階建
物の工事用昇降屋根の支持部盛替え装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年では中,高層ビルを建築する際に、
建築する建物の上方にステージ等の工事用屋根を仮設
し、工事の進行に伴って該工事用屋根を上昇させるよう
にした全天候型の建築工法が提案されている。この全天
候型建築工法では、上記工事用屋根により工事部分を雨
水から保護できると共に、上記工事用屋根に天井クレー
ンを設置して施工階で資材搬送を行うことにより、工事
の作業効率を著しく向上することができる。ところで、
このような工事用屋根は中,高層ビルの解体工事にも適
用することができる。即ち、解体しようとする建物の屋
上に工事用屋根を設けて、該工事用屋根の下方において
建物を上層階から下層階に向かって順次解体することが
できる。この解体工事にあっても上記建築工事と同様に
工事の進行に伴って工事用屋根を上下方向に昇降して盛
替える必要がある。
建築する建物の上方にステージ等の工事用屋根を仮設
し、工事の進行に伴って該工事用屋根を上昇させるよう
にした全天候型の建築工法が提案されている。この全天
候型建築工法では、上記工事用屋根により工事部分を雨
水から保護できると共に、上記工事用屋根に天井クレー
ンを設置して施工階で資材搬送を行うことにより、工事
の作業効率を著しく向上することができる。ところで、
このような工事用屋根は中,高層ビルの解体工事にも適
用することができる。即ち、解体しようとする建物の屋
上に工事用屋根を設けて、該工事用屋根の下方において
建物を上層階から下層階に向かって順次解体することが
できる。この解体工事にあっても上記建築工事と同様に
工事の進行に伴って工事用屋根を上下方向に昇降して盛
替える必要がある。
【0003】上記工事用昇降屋根の支持部盛替えは、例
えば特開平4−146345号公報(Int.Cl.E04B 1/
35)とか特開平5−133016号公報(Int.Cl.E04
B 1/35)に建築工事の場合が開示される。即ち、の特
開平4−146345号公報に示す工事用昇降屋根は、
図7に示すように工事用昇降屋根1を、既存建造物2の
柱2aと対応して配設した仮設支柱3によって支持する
一方、該仮設支柱3にジャッキ4を設けると共に、該ジ
ャッキ4の上下に上記柱2aを横方向から握持して反力
を受ける第1,第2握持手段4a,4bを設けてある。
そして、上記工事用昇降屋根1を盛替える際には、上記
ジャッキ4を伸縮させると共に、上記第1,第2握持手
段4a,4bによる柱2aの握持および握持解除を交互
に行うようになっている。
えば特開平4−146345号公報(Int.Cl.E04B 1/
35)とか特開平5−133016号公報(Int.Cl.E04
B 1/35)に建築工事の場合が開示される。即ち、の特
開平4−146345号公報に示す工事用昇降屋根は、
図7に示すように工事用昇降屋根1を、既存建造物2の
柱2aと対応して配設した仮設支柱3によって支持する
一方、該仮設支柱3にジャッキ4を設けると共に、該ジ
ャッキ4の上下に上記柱2aを横方向から握持して反力
を受ける第1,第2握持手段4a,4bを設けてある。
そして、上記工事用昇降屋根1を盛替える際には、上記
ジャッキ4を伸縮させると共に、上記第1,第2握持手
段4a,4bによる柱2aの握持および握持解除を交互
に行うようになっている。
【0004】また、の特開平5−133016号公報
に示す工事用昇降屋根は、図8に示すように工事用昇降
屋根1を支持する支柱5の下端部が、水平方向に配置さ
れる補強枠片5aを介して建物2の外壁に対峙した柱2
aに支承されるようになっている。すなわち、上記柱2
aに組み込まれた梁鉄骨片2b上に載置するためのシリ
ンダー6およびピストンロッド爪6aが、上記補強枠片
5aおよびジャッキ7のシリンダ筒7aに設けた枠体8
にそれぞれ設けられる。上記補強枠片5aからロッド9
を立設して、その上端部を上記支柱5の中間部に連結
し、該ロッド9に上記枠体8が案内されるようになって
いる。そして、上記工事用昇降屋根1の上方階への盛替
え時は、補強枠片5aのピストンロッド爪6aを図示す
る梁鉄骨片2bから外し、この状態で上記ジャッキ7を
短縮して該ピストンロッド爪6aを直上階の梁鉄骨片2
bに係止する。次に、枠体8のピストンロッド爪6aを
図示する梁鉄骨片2bから外してジャッキ7を伸張し、
該ピストンロッド爪6aを直上階の梁鉄骨片2bに係止
することにより、上記工事用昇降屋根1は1階分だけ上
方に盛替えられることになる。
に示す工事用昇降屋根は、図8に示すように工事用昇降
屋根1を支持する支柱5の下端部が、水平方向に配置さ
れる補強枠片5aを介して建物2の外壁に対峙した柱2
aに支承されるようになっている。すなわち、上記柱2
aに組み込まれた梁鉄骨片2b上に載置するためのシリ
ンダー6およびピストンロッド爪6aが、上記補強枠片
5aおよびジャッキ7のシリンダ筒7aに設けた枠体8
にそれぞれ設けられる。上記補強枠片5aからロッド9
を立設して、その上端部を上記支柱5の中間部に連結
し、該ロッド9に上記枠体8が案内されるようになって
いる。そして、上記工事用昇降屋根1の上方階への盛替
え時は、補強枠片5aのピストンロッド爪6aを図示す
る梁鉄骨片2bから外し、この状態で上記ジャッキ7を
短縮して該ピストンロッド爪6aを直上階の梁鉄骨片2
bに係止する。次に、枠体8のピストンロッド爪6aを
図示する梁鉄骨片2bから外してジャッキ7を伸張し、
該ピストンロッド爪6aを直上階の梁鉄骨片2bに係止
することにより、上記工事用昇降屋根1は1階分だけ上
方に盛替えられることになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来の多層階建物の工事用昇降屋根の支持部盛替え装置
は、の特開平4−146345号公報にあっては、仮
設支柱の多層階建物への取付部が、建物の柱を横方向か
ら把持する形式であるため、屋根の荷重を柱に伝達する
ための把持力を与えねばならず、装置が大型化する欠点
があった。また、仮設支柱を配置すべき位置が柱の位置
に厳密に制約され、かつ、施工誤差により仮設支柱に好
ましくない応力が発生するという課題もあった。
従来の多層階建物の工事用昇降屋根の支持部盛替え装置
は、の特開平4−146345号公報にあっては、仮
設支柱の多層階建物への取付部が、建物の柱を横方向か
ら把持する形式であるため、屋根の荷重を柱に伝達する
ための把持力を与えねばならず、装置が大型化する欠点
があった。また、仮設支柱を配置すべき位置が柱の位置
に厳密に制約され、かつ、施工誤差により仮設支柱に好
ましくない応力が発生するという課題もあった。
【0006】また、の特開平5−133016号公報
にあっては、上記仮設支柱の多層階建物への取付部すな
わちピストンロッド爪6aが、建物の梁の上に単に載置
されるだけであったので工事中の地震に対して不安であ
る欠点があった。
にあっては、上記仮設支柱の多層階建物への取付部すな
わちピストンロッド爪6aが、建物の梁の上に単に載置
されるだけであったので工事中の地震に対して不安であ
る欠点があった。
【0007】さらに、ピストンロッド爪6aを昇降させ
る部材が油圧ジャッキ7すなわち液体圧ジャッキである
ため、数メートルに及ぶストロークを要する場合では、
制御の微調整が困難であるという問題もあった。
る部材が油圧ジャッキ7すなわち液体圧ジャッキである
ため、数メートルに及ぶストロークを要する場合では、
制御の微調整が困難であるという問題もあった。
【0008】そこで、本発明はかかる従来の課題に鑑み
て、工事用昇降屋根の地震時の安全性を保持しつつその
構造を簡素化して、コスト低下を図るようにした多層階
建物の工事用昇降屋根の支持部盛替え装置を提供するこ
とを目的とする。
て、工事用昇降屋根の地震時の安全性を保持しつつその
構造を簡素化して、コスト低下を図るようにした多層階
建物の工事用昇降屋根の支持部盛替え装置を提供するこ
とを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに本発明の請求項1に示す多層階建物の工事用昇降屋
根の支持部盛替え装置は、建築または解体しようとする
多層階建物の上方に配置されると共に、建物の周辺部に
配置した仮設支柱を介して下層階部分に支持され、該下
層階部分の建築工事または解体工事の進行に伴って、上
方または下方に盛替えるようにした多層階建物の工事用
昇降屋根において、上記仮設支柱の少なくとも1階高分
の高低差を設けた上下位置に、該仮設支柱を上記下層階
部分に支持する上方アームおよび下方アームを設けると
共に、これら上,下方アームのうち少なくとも一方のア
ームに、上記仮設支柱への固定位置を上下可変とするア
ーム昇降手段と、アームの先端部を上記多層階建物の内
外に移動可能にする水平移動手段と、アームの先端部に
下方に向けて取り付けた油圧ジャッキを有することを特
徴とする。
めに本発明の請求項1に示す多層階建物の工事用昇降屋
根の支持部盛替え装置は、建築または解体しようとする
多層階建物の上方に配置されると共に、建物の周辺部に
配置した仮設支柱を介して下層階部分に支持され、該下
層階部分の建築工事または解体工事の進行に伴って、上
方または下方に盛替えるようにした多層階建物の工事用
昇降屋根において、上記仮設支柱の少なくとも1階高分
の高低差を設けた上下位置に、該仮設支柱を上記下層階
部分に支持する上方アームおよび下方アームを設けると
共に、これら上,下方アームのうち少なくとも一方のア
ームに、上記仮設支柱への固定位置を上下可変とするア
ーム昇降手段と、アームの先端部を上記多層階建物の内
外に移動可能にする水平移動手段と、アームの先端部に
下方に向けて取り付けた油圧ジャッキを有することを特
徴とする。
【0010】また、本発明の請求項2に示す多層階建物
の工事用昇降屋根の支持部盛替え装置は、上記アーム昇
降手段は、上記仮設支柱に沿って取り付けられたラック
と、これに噛合して昇降するピニオン駆動装置とで構成
したことを特徴とする。
の工事用昇降屋根の支持部盛替え装置は、上記アーム昇
降手段は、上記仮設支柱に沿って取り付けられたラック
と、これに噛合して昇降するピニオン駆動装置とで構成
したことを特徴とする。
【0011】さらに、本発明の請求項3に示す多層階建
物の工事用昇降屋根の支持部盛替え装置は、上記水平移
動手段は、下方アームを基部とアーム部とに分割構成
し、基部に対してアーム部を旋回可能にしたものである
ことを特徴とする。
物の工事用昇降屋根の支持部盛替え装置は、上記水平移
動手段は、下方アームを基部とアーム部とに分割構成
し、基部に対してアーム部を旋回可能にしたものである
ことを特徴とする。
【0012】そして、本発明の請求項4に示す多層階建
物の工事用昇降屋根の支持部盛替え装置は、上記油圧ジ
ャッキの最大伸張時の長さが、多層階建物の階高から梁
成を差し引いた長さより大きいことを特徴とする。
物の工事用昇降屋根の支持部盛替え装置は、上記油圧ジ
ャッキの最大伸張時の長さが、多層階建物の階高から梁
成を差し引いた長さより大きいことを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を添付図
面を参照して、多層階建物の解体工事に例をとって工事
用昇降屋根の支持部盛替えを詳細に説明する。図1から
図6は本発明にかかる多層階建物の工事用昇降屋根の支
持部盛替え装置の一実施形態を示し、図1は解体を始め
る初期の多層階建物の正面図、図2は解体を始める初期
の多層階建物の平面図、図3は多層階建物の解体手順を
(a)〜(g)によって順に示す説明図、図4は仮設支
柱を盛替えるための固定アームを(a)の斜視図と
(b)の平面図によって示す説明図、図5は仮設支柱を
盛替えるための可動アームを(a)の斜視図と(b)の
平面図によって示す説明図、図6は可動アームの要部を
断面した斜視図である。
面を参照して、多層階建物の解体工事に例をとって工事
用昇降屋根の支持部盛替えを詳細に説明する。図1から
図6は本発明にかかる多層階建物の工事用昇降屋根の支
持部盛替え装置の一実施形態を示し、図1は解体を始め
る初期の多層階建物の正面図、図2は解体を始める初期
の多層階建物の平面図、図3は多層階建物の解体手順を
(a)〜(g)によって順に示す説明図、図4は仮設支
柱を盛替えるための固定アームを(a)の斜視図と
(b)の平面図によって示す説明図、図5は仮設支柱を
盛替えるための可動アームを(a)の斜視図と(b)の
平面図によって示す説明図、図6は可動アームの要部を
断面した斜視図である。
【0014】即ち、本実施形態の解体方法は図1,図2
に示すように、中,高層ビルとして建築されたRC造ま
たはSRC造の多層階建物10に適用されるもので、ま
ず、屋上である(R)階の外周に該多層階建物10の上
層部分の側面を覆う所定高さの養生枠12を垂設すると
共に、屋上スラブ14を含む屋上部分16が分離され
て、該屋上部分16が工事用昇降屋根として用いられ
る。一方、上記養生枠12を仮設支柱として用い、分離
した上記屋上部分16を該養生枠12を介して下層階部
分18に盛替え可能に支持する。ここで、下層階部分1
8とは分離した屋上部分16の下方に位置する既存部分
である。また、上記屋上部分16は最上階全体を含めて
もよい。
に示すように、中,高層ビルとして建築されたRC造ま
たはSRC造の多層階建物10に適用されるもので、ま
ず、屋上である(R)階の外周に該多層階建物10の上
層部分の側面を覆う所定高さの養生枠12を垂設すると
共に、屋上スラブ14を含む屋上部分16が分離され
て、該屋上部分16が工事用昇降屋根として用いられ
る。一方、上記養生枠12を仮設支柱として用い、分離
した上記屋上部分16を該養生枠12を介して下層階部
分18に盛替え可能に支持する。ここで、下層階部分1
8とは分離した屋上部分16の下方に位置する既存部分
である。また、上記屋上部分16は最上階全体を含めて
もよい。
【0015】上記多層階建物10の屋上にはジブクレー
ン20を組立ててセットしておき、該ジブクレーン20
によって上記養生枠12の構成資材とか、多層階建物1
0を解体するためのブレーカー22,圧砕機24等の解
体重機、更には解体に必要なその他の資材および機材,
設備等が揚重される。上記ジブクレーン20は図2に示
すように、屋上に設置したレール20aに沿って移動で
きるようになっており、1基の該ジブクレーン20で屋
上の全域を網羅できるようになっている。上記屋上スラ
ブ14には、上記解体重機を搬入するための比較的大き
な開口部26が形成されると共に、複数の外気取入れ用
開口部28および集塵機30が設けられる。
ン20を組立ててセットしておき、該ジブクレーン20
によって上記養生枠12の構成資材とか、多層階建物1
0を解体するためのブレーカー22,圧砕機24等の解
体重機、更には解体に必要なその他の資材および機材,
設備等が揚重される。上記ジブクレーン20は図2に示
すように、屋上に設置したレール20aに沿って移動で
きるようになっており、1基の該ジブクレーン20で屋
上の全域を網羅できるようになっている。上記屋上スラ
ブ14には、上記解体重機を搬入するための比較的大き
な開口部26が形成されると共に、複数の外気取入れ用
開口部28および集塵機30が設けられる。
【0016】上記屋上部分16の屋上スラブ14を支持
する既存梁14a の下側に、両端部が上記養生枠12に
結合される仮設梁としてのトラス梁32を仮設し、該ト
ラス梁32の上側に上記既存梁14aを介して屋上部分
16を載置して支持するようになっている。ここで、上
記養生枠12は、上記屋上部分16の外周を囲繞するよ
うに構成されるトラス枠12aと、該トラス枠12aか
ら垂設されて仮設支柱として機能する複数のトラス柱1
2bと、該トラス柱12bの外側を覆って取り付けられ
る防音パネル12cとで構成され、上記トラス柱12b
は図2中上下方向には上記トラス梁32にそれぞれ対応
して配置されると共に、同図中左右方向には適宜間隔を
もって配置される。また、上記複数のトラス柱12bに
は盛替え装置として構成される固定アーム34と可動ア
ーム36とが取り付けられるようになっており、これら
固定アーム34と可動アーム36とは隣接されるトラス
柱12bに交互に取り付けられると共に、上記固定アー
ム34は上記可動アーム36より1階高分だけ上方に取
り付けられ、固定アーム34が上方アームとして用いら
れると共に、可動アーム36が下方アームとして用いら
れる。
する既存梁14a の下側に、両端部が上記養生枠12に
結合される仮設梁としてのトラス梁32を仮設し、該ト
ラス梁32の上側に上記既存梁14aを介して屋上部分
16を載置して支持するようになっている。ここで、上
記養生枠12は、上記屋上部分16の外周を囲繞するよ
うに構成されるトラス枠12aと、該トラス枠12aか
ら垂設されて仮設支柱として機能する複数のトラス柱1
2bと、該トラス柱12bの外側を覆って取り付けられ
る防音パネル12cとで構成され、上記トラス柱12b
は図2中上下方向には上記トラス梁32にそれぞれ対応
して配置されると共に、同図中左右方向には適宜間隔を
もって配置される。また、上記複数のトラス柱12bに
は盛替え装置として構成される固定アーム34と可動ア
ーム36とが取り付けられるようになっており、これら
固定アーム34と可動アーム36とは隣接されるトラス
柱12bに交互に取り付けられると共に、上記固定アー
ム34は上記可動アーム36より1階高分だけ上方に取
り付けられ、固定アーム34が上方アームとして用いら
れると共に、可動アーム36が下方アームとして用いら
れる。
【0017】上記固定アーム34は、図4に示すように
一端部に設けたクランプ34aを介して上記トラス柱1
2bに固定されるアーム本体34bを備え、該アーム本
体34bを建物10内方に向けて配置すると共に、該ア
ーム本体34bの下側に支持突起34cを突設すること
により構成される。一方、上記可動アーム36は、図
5,図6に示すように上記トラス柱12bに沿ってスラ
イド可能であり、かつ、図6に示すトラス柱12aに固
定されたラック13を昇降または停止するラックピニオ
ン式のアーム昇降手段36aにより移動可能に固定され
る固定台36bと、該固定台36bに水平方向の回転を
可能に取り付けられるアーム本体36cと、該アーム本
体36cの下側から出没される昇降手段としてのジャッ
キ36dとを備えて構成される。
一端部に設けたクランプ34aを介して上記トラス柱1
2bに固定されるアーム本体34bを備え、該アーム本
体34bを建物10内方に向けて配置すると共に、該ア
ーム本体34bの下側に支持突起34cを突設すること
により構成される。一方、上記可動アーム36は、図
5,図6に示すように上記トラス柱12bに沿ってスラ
イド可能であり、かつ、図6に示すトラス柱12aに固
定されたラック13を昇降または停止するラックピニオ
ン式のアーム昇降手段36aにより移動可能に固定され
る固定台36bと、該固定台36bに水平方向の回転を
可能に取り付けられるアーム本体36cと、該アーム本
体36cの下側から出没される昇降手段としてのジャッ
キ36dとを備えて構成される。
【0018】上記固定台36bは図6に示すようにトラ
ス柱12bを建物10側から挟み込むように断面略コ字
状に形成されると共に、その外周は断面円形状に形成さ
れる。そして、その上面および下面には、周方向に沿っ
て蟻溝などの溝36eが形成される一方、上記アーム本
体36cにはこれら蟻溝36eに係合される突起36f
が突設され、該突起36fが蟻溝36eに摺動可能に嵌
合されることにより旋回手段36gが構成され、該旋回
手段36gによりアーム本体36cは、固定台36bに
対して抜脱防止機能をもって水平方向に回転できるよう
になっている。そして、上記アーム昇降手段36aと上
記旋回手段36gとによって、上記可動アーム36が上
記トラス柱12bに対して固定される位置を上下可変と
するアーム昇降手段36aが構成される。
ス柱12bを建物10側から挟み込むように断面略コ字
状に形成されると共に、その外周は断面円形状に形成さ
れる。そして、その上面および下面には、周方向に沿っ
て蟻溝などの溝36eが形成される一方、上記アーム本
体36cにはこれら蟻溝36eに係合される突起36f
が突設され、該突起36fが蟻溝36eに摺動可能に嵌
合されることにより旋回手段36gが構成され、該旋回
手段36gによりアーム本体36cは、固定台36bに
対して抜脱防止機能をもって水平方向に回転できるよう
になっている。そして、上記アーム昇降手段36aと上
記旋回手段36gとによって、上記可動アーム36が上
記トラス柱12bに対して固定される位置を上下可変と
するアーム昇降手段36aが構成される。
【0019】次に、かかる多層階建物10の解体手順を
図3中(a)〜(g)によって順を追って説明すると、
まず(a)に示すように解体しようとする多層階建物1
0の内装および設備配管,ダクトを解体すると共に、屋
上にジブクレーン20を組み立てて設置しておく。次に
(b)に示すようにジブクレーン20によって養生枠1
2を地上から揚重して、屋上の周囲に取り付けると共
に、上記固定アーム34およびジャッキ付きの上記可動
アーム36を取り付ける部分の外壁を解体しておく。そ
して、(c)に示すように養生枠12のトラス柱12b
に上記固定アーム34および可動アーム36を取り付け
ると共に、ジブクレーン20でブレーカー22および圧
砕機24等の解体重機を揚重して、屋上スラブ14に形
成した開口部26から建物10内に搬入する。そして、
上記解体重機により屋上の直下階となる(R−1)階の
梁および床スラブを解体する。この段階では(R−1)
階の柱は残した状態にしておく。
図3中(a)〜(g)によって順を追って説明すると、
まず(a)に示すように解体しようとする多層階建物1
0の内装および設備配管,ダクトを解体すると共に、屋
上にジブクレーン20を組み立てて設置しておく。次に
(b)に示すようにジブクレーン20によって養生枠1
2を地上から揚重して、屋上の周囲に取り付けると共
に、上記固定アーム34およびジャッキ付きの上記可動
アーム36を取り付ける部分の外壁を解体しておく。そ
して、(c)に示すように養生枠12のトラス柱12b
に上記固定アーム34および可動アーム36を取り付け
ると共に、ジブクレーン20でブレーカー22および圧
砕機24等の解体重機を揚重して、屋上スラブ14に形
成した開口部26から建物10内に搬入する。そして、
上記解体重機により屋上の直下階となる(R−1)階の
梁および床スラブを解体する。この段階では(R−1)
階の柱は残した状態にしておく。
【0020】上記固定アーム34は、アーム本体34b
を解体した外壁から建物10内に延長した状態で取り付
けられており、かつ、その先端部に取り付けられたスト
ロークの短いジャッキからなる支持突起34cを下方に
伸長し(R−2)階の床スラブを押圧している。また、
上記可動アーム36も同様に、解体された外壁部分を通
って建物内に延長しており、かつ、ジャッキ36dを伸
長させ、(R−4)階の床スラブを下に押圧している。
好ましくは、可動アームの上面を(R−3)階の梁の下
面に接触させて、上に押圧させて上下に突っ張り固定さ
せる。この状態で上記養生枠12は、上記固定アーム3
4および上記可動アーム36を介して建物10に支持で
きる状態となる。
を解体した外壁から建物10内に延長した状態で取り付
けられており、かつ、その先端部に取り付けられたスト
ロークの短いジャッキからなる支持突起34cを下方に
伸長し(R−2)階の床スラブを押圧している。また、
上記可動アーム36も同様に、解体された外壁部分を通
って建物内に延長しており、かつ、ジャッキ36dを伸
長させ、(R−4)階の床スラブを下に押圧している。
好ましくは、可動アームの上面を(R−3)階の梁の下
面に接触させて、上に押圧させて上下に突っ張り固定さ
せる。この状態で上記養生枠12は、上記固定アーム3
4および上記可動アーム36を介して建物10に支持で
きる状態となる。
【0021】次に、(d)に示すように屋上の既存梁1
4aの下側に位置して、養生枠12のトラス柱12b間
にトラス梁32を架け渡し、該トラス梁32に屋上部分
16を支持できる状態とする。そして、上記トラス梁3
2の架設完了後、(R−1)階の柱を解体する。この状
態で上記屋上部分16は建物10から完全に分離され、
該屋上部分16は上記トラス梁32に支持されると共
に、該トラス梁32は、養生枠12のトラス柱12bお
よび固定アーム34,可動アーム36を介して下層階部
分18に支持される。そして、このように屋上部分16
が下層階部分18に支持された後、(R−2)階の床ス
ラブ,梁および(R−3)階の柱を解体する。このよう
に、(R−2)階での階層が解体完了されることで、該
(R−2)階の床スラブに支持されていた固定アーム3
4は浮遊状態となり、養生枠12の荷重は可動アーム3
6のみによって支持される。
4aの下側に位置して、養生枠12のトラス柱12b間
にトラス梁32を架け渡し、該トラス梁32に屋上部分
16を支持できる状態とする。そして、上記トラス梁3
2の架設完了後、(R−1)階の柱を解体する。この状
態で上記屋上部分16は建物10から完全に分離され、
該屋上部分16は上記トラス梁32に支持されると共
に、該トラス梁32は、養生枠12のトラス柱12bお
よび固定アーム34,可動アーム36を介して下層階部
分18に支持される。そして、このように屋上部分16
が下層階部分18に支持された後、(R−2)階の床ス
ラブ,梁および(R−3)階の柱を解体する。このよう
に、(R−2)階での階層が解体完了されることで、該
(R−2)階の床スラブに支持されていた固定アーム3
4は浮遊状態となり、養生枠12の荷重は可動アーム3
6のみによって支持される。
【0022】そして、(R−2)階までの階層を解体完
了した後、(e)に示すようにラックピニオンなどのア
ーム昇降手段によりアームを垂直移動させることによっ
て養生枠12を下層に移動して、屋上部分16を全体的
に下降する。
了した後、(e)に示すようにラックピニオンなどのア
ーム昇降手段によりアームを垂直移動させることによっ
て養生枠12を下層に移動して、屋上部分16を全体的
に下降する。
【0023】すると、(f)に示すように固定アーム3
4は(R−3)階の床スラブに載置され、これら固定ア
ーム34によって養生枠12を支持することができる。
そして、(R−5)階の外壁を解体した後に可動アーム
36を同階に盛替える。この可動アーム36の盛替え
は、ジャッキ36dによる床スラブの支持を解除した
後、アーム本体36cを固定台36bに対して水平方向
に回転して建物10の外方(例えば図5(b)の一点鎖
線の位置。なお、同図中、符号12dの部材はトラス柱
12bの下端に取り付けられたつなぎ梁である)に押し
出す。そして、上記固定台36bをトラス柱12bに沿
って下層階の中間部に下降してアーム昇降手段36aを
ロックした後、アーム本体36cを水平方向に逆回転し
て建物10内に戻す。
4は(R−3)階の床スラブに載置され、これら固定ア
ーム34によって養生枠12を支持することができる。
そして、(R−5)階の外壁を解体した後に可動アーム
36を同階に盛替える。この可動アーム36の盛替え
は、ジャッキ36dによる床スラブの支持を解除した
後、アーム本体36cを固定台36bに対して水平方向
に回転して建物10の外方(例えば図5(b)の一点鎖
線の位置。なお、同図中、符号12dの部材はトラス柱
12bの下端に取り付けられたつなぎ梁である)に押し
出す。そして、上記固定台36bをトラス柱12bに沿
って下層階の中間部に下降してアーム昇降手段36aを
ロックした後、アーム本体36cを水平方向に逆回転し
て建物10内に戻す。
【0024】このようにアーム本体36cを建物10内
に配置した後、ジャッキ36dを伸長して床スラブに荷
重を預け、アーム昇降手段36aのロックを解き、ジャ
ッキ36dをさらに伸長させて、可動アーム36の上端
が(R−4)階の梁の下面を押圧するようにした後、ア
ーム昇降手段36aをロックする。この作業はすべての
可動アームについて同時には行わず、一つおきに選択さ
れた二つのグループについて別に行う。こうすることに
より、盛り替え時に地震が発生した場合でも被害を最小
に留めることができる。
に配置した後、ジャッキ36dを伸長して床スラブに荷
重を預け、アーム昇降手段36aのロックを解き、ジャ
ッキ36dをさらに伸長させて、可動アーム36の上端
が(R−4)階の梁の下面を押圧するようにした後、ア
ーム昇降手段36aをロックする。この作業はすべての
可動アームについて同時には行わず、一つおきに選択さ
れた二つのグループについて別に行う。こうすることに
より、盛り替え時に地震が発生した場合でも被害を最小
に留めることができる。
【0025】このように、(f)に示したように可動ア
ーム36の盛替えが完了することにより、養生枠12は
(c)の状態から1階層分だけ下降した状態となり、こ
の状態から(g)に示すように(R−3)階の床スラブ
と梁および(R−4)階の柱を解体する。
ーム36の盛替えが完了することにより、養生枠12は
(c)の状態から1階層分だけ下降した状態となり、こ
の状態から(g)に示すように(R−3)階の床スラブ
と梁および(R−4)階の柱を解体する。
【0026】以下同様にして、建物10の床スラブ,梁
および柱の解体と、固定アーム34,可動アーム36の
盛替えによる養生枠12の下層階への移動とを繰り返し
て、建物10を下方へ向かって1階高づつ解体して行
く。そして、下層階部分18の解体が進行して地上2階
まで解体されると、養生枠12が地上に到達するためそ
れ以上に養生枠12が下降されることはなく、後は地上
部分で残りの建物10および養生枠12そして屋上部分
16を解体することができる。
および柱の解体と、固定アーム34,可動アーム36の
盛替えによる養生枠12の下層階への移動とを繰り返し
て、建物10を下方へ向かって1階高づつ解体して行
く。そして、下層階部分18の解体が進行して地上2階
まで解体されると、養生枠12が地上に到達するためそ
れ以上に養生枠12が下降されることはなく、後は地上
部分で残りの建物10および養生枠12そして屋上部分
16を解体することができる。
【0027】尚、本実施形態では建物10の解体に例を
とって述べた関係上、工事用昇降屋根として用いた屋上
部分16を下方に盛替える場合を開示したが、これに限
ることなく建物10を建築する場合にあって工事用昇降
屋根を上方に盛替える場合にあっても、本実施形態の下
方への盛替えとは逆に操作することにより本実施形態の
盛替え装置を適用することができる。
とって述べた関係上、工事用昇降屋根として用いた屋上
部分16を下方に盛替える場合を開示したが、これに限
ることなく建物10を建築する場合にあって工事用昇降
屋根を上方に盛替える場合にあっても、本実施形態の下
方への盛替えとは逆に操作することにより本実施形態の
盛替え装置を適用することができる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように本発明の請求項1に
示す多層階建物の工事用昇降屋根の支持部盛替え装置に
あっては、工事用昇降屋根を支持する仮設支柱は、上方
アームおよび下方アームを介して下層階部分に支持され
るようになっており、これら上,下方アームの少なくと
も一方のアームの先端部に下方に向けて取り付けた油圧
ジャッキを有するので、多層階建物の床面のレベルの施
工誤差(不陸)による荷重不均衡を防止できる。
示す多層階建物の工事用昇降屋根の支持部盛替え装置に
あっては、工事用昇降屋根を支持する仮設支柱は、上方
アームおよび下方アームを介して下層階部分に支持され
るようになっており、これら上,下方アームの少なくと
も一方のアームの先端部に下方に向けて取り付けた油圧
ジャッキを有するので、多層階建物の床面のレベルの施
工誤差(不陸)による荷重不均衡を防止できる。
【0029】また、請求項2に示す多層階建物の工事用
昇降屋根の支持部盛替え装置にあっては、上記アーム昇
降手段を、仮設支柱に沿って取り付けられたラックと、
これに噛合して昇降するピニオン駆動装置とで構成する
ことにより、ピニオン駆動装置が非液圧式であるから、
ストロークが数メートルに及んでも制御が容易である。
昇降屋根の支持部盛替え装置にあっては、上記アーム昇
降手段を、仮設支柱に沿って取り付けられたラックと、
これに噛合して昇降するピニオン駆動装置とで構成する
ことにより、ピニオン駆動装置が非液圧式であるから、
ストロークが数メートルに及んでも制御が容易である。
【0030】さらに、本発明の請求項3に示す多層階建
物の工事用昇降屋根の支持部盛替え装置にあっては、上
記水平移動手段を、下方アームを基部とアーム部とに分
割構成し、基部に対してアーム部を旋回可能にしたもの
であるから、屋根の昇降すなわちアームの盛替えのとき
に盛替えされるアームの先端の油圧ジャッキを、仮設支
柱の側面に、アームから取り外すことなく容易に待避さ
せることができる。
物の工事用昇降屋根の支持部盛替え装置にあっては、上
記水平移動手段を、下方アームを基部とアーム部とに分
割構成し、基部に対してアーム部を旋回可能にしたもの
であるから、屋根の昇降すなわちアームの盛替えのとき
に盛替えされるアームの先端の油圧ジャッキを、仮設支
柱の側面に、アームから取り外すことなく容易に待避さ
せることができる。
【0031】そして、本発明の請求項4に示す多層階建
物の工事用昇降屋根の支持部盛替え装置にあっては、上
記油圧ジャッキの最大伸長時の長さが、多層階建物の階
高から梁成を差し引いた長さより大きいので、可動アー
ムを外壁部分を通って建物内に延長し、油圧ジャッキを
伸長させるとき、床スラブを下に押圧させると共に油圧
ジャッキの上面を上階の梁の下面に接触させて押圧し上
下に突っ張り固定させることができる。このため、工事
中の地震に対する安全性を確保することができる。
物の工事用昇降屋根の支持部盛替え装置にあっては、上
記油圧ジャッキの最大伸長時の長さが、多層階建物の階
高から梁成を差し引いた長さより大きいので、可動アー
ムを外壁部分を通って建物内に延長し、油圧ジャッキを
伸長させるとき、床スラブを下に押圧させると共に油圧
ジャッキの上面を上階の梁の下面に接触させて押圧し上
下に突っ張り固定させることができる。このため、工事
中の地震に対する安全性を確保することができる。
【図1】本発明の一実施形態を示す解体を始める初期の
多層階建物の正面図である。
多層階建物の正面図である。
【図2】本発明の一実施形態を示す解体を始める初期の
多層階建物の平面図である。
多層階建物の平面図である。
【図3】本発明の一実施形態の多層階建物の解体手順を
(a)〜(g)によって順に示す説明図である。
(a)〜(g)によって順に示す説明図である。
【図4】本発明の一実施形態に用いられる一方のアーム
ジャッキを(a)の斜視図と(b)の平面図によって示
す説明図である。
ジャッキを(a)の斜視図と(b)の平面図によって示
す説明図である。
【図5】本発明の一実施形態に用いられる他方のアーム
ジャッキを(a)の斜視図と(b)の平面図によって示
す説明図である。
ジャッキを(a)の斜視図と(b)の平面図によって示
す説明図である。
【図6】本発明の一実施形態を示す他方のアームジャッ
キの要部を断面した斜視図である。
キの要部を断面した斜視図である。
【図7】従来の盛替え装置の第1の構成を示す要部構成
図である。
図である。
【図8】従来の盛替え装置の第2の構成を示す要部構成
図である。
図である。
10 多層階建物 12 養生枠 12b トラス柱(仮設支柱) 14 屋上スラブ 16 屋上部分(工事用昇降屋根) 18 下層階部分 34 固定アーム(上方のアーム) 36 可動アーム(下方のアーム) 36a アーム昇降手段 36d ジャッキ(昇降手段) 36g 旋回手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 坂庭 興一 兵庫県神戸市中央区磯辺通2丁目2−10 株式会社大林組神戸支店内 (72)発明者 鎌田 國男 大阪府枚方市招提大谷1−1−1 株式会 社大林組大阪機械工場内 (72)発明者 上村 泰邦 東京都千代田区神田司町2丁目3番地 株 式会社大林組東京本社内 (72)発明者 原田 恒則 東京都千代田区神田司町2丁目3番地 株 式会社大林組東京本社内 (72)発明者 吉田 正 兵庫県神戸市中央区磯辺通2丁目2−10 株式会社大林組神戸支店内 (72)発明者 佐藤 允章 兵庫県神戸市中央区磯辺通2丁目2−10 株式会社大林組神戸支店内
Claims (4)
- 【請求項1】 建築または解体しようとする多層階建物
の上方に配置されると共に、建物の周辺部に配置した仮
設支柱を介して下層階部分に支持され、該下層階部分の
建築工事または解体工事の進行に伴って、上方または下
方に盛替えるようにした多層階建物の工事用昇降屋根に
おいて、 上記仮設支柱の少なくとも1階高分の高低差を設けた上
下位置に、該仮設支柱を上記下層階部分に支持する上方
アームおよび下方アームを設けると共に、これら上,下
方アームのうち少なくとも一方のアームに、上記仮設支
柱への固定位置を上下可変とするアーム昇降手段と、ア
ームの先端部を上記多層階建物の内外に移動可能にする
水平移動手段と、アームの先端部に下方に向けて取り付
けた油圧ジャッキを有することを特徴とする多層階建物
の工事用昇降屋根の支持部盛替え装置。 - 【請求項2】 上記アーム昇降手段は、上記仮設支柱に
沿って取り付けられたラックと、これに噛合して昇降す
るピニオン駆動装置とで構成したことを特徴とする請求
項1に記載の多層階建物の工事用昇降屋根の支持部盛替
え装置。 - 【請求項3】 上記水平移動手段は、下方アームを基部
とアーム部とに分割構成し、基部に対してアーム部を旋
回可能にしたものであることを特徴とする請求項1に記
載の多層階建物の工事用昇降屋根の支持部盛替え装置。 - 【請求項4】 上記油圧ジャッキの最大伸張時の長さ
が、多層階建物の階高から梁成を差し引いた長さより大
きいことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記
載の多層階建物の工事用昇降屋根の支持部盛替え装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17806997A JPH1122200A (ja) | 1997-07-03 | 1997-07-03 | 多層階建物の工事用昇降屋根の支持部盛替え装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17806997A JPH1122200A (ja) | 1997-07-03 | 1997-07-03 | 多層階建物の工事用昇降屋根の支持部盛替え装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1122200A true JPH1122200A (ja) | 1999-01-26 |
Family
ID=16042079
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17806997A Pending JPH1122200A (ja) | 1997-07-03 | 1997-07-03 | 多層階建物の工事用昇降屋根の支持部盛替え装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1122200A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002235446A (ja) * | 2001-02-07 | 2002-08-23 | Ohbayashi Corp | 建物の解体方法 |
| EP1403447A4 (en) * | 2001-05-22 | 2009-05-13 | Nishimatsu Constr Co Ltd | PROCEDURE FOR ABORTION OF BUILDINGS |
| JP2014001518A (ja) * | 2012-06-15 | 2014-01-09 | Takenaka Komuten Co Ltd | 構造物の解体工法 |
| US20140360814A1 (en) * | 2011-10-20 | 2014-12-11 | Giuseppe Panseri | Equipment and method for demolishing a building |
| JP2016145448A (ja) * | 2015-02-06 | 2016-08-12 | 大成建設株式会社 | 解体システムおよび解体方法 |
| JP2019015152A (ja) * | 2017-07-11 | 2019-01-31 | 大成建設株式会社 | 既存構造物の解体システム |
| WO2024251606A1 (de) * | 2023-06-08 | 2024-12-12 | Dsd Heavy Lift Ag | Verfahren für einen aufbau bzw. einen rückbau insbesondere eines traggerüstes für eine schwerlast |
| US20260009244A1 (en) * | 2023-02-13 | 2026-01-08 | Wuhan Construction Engineering Group Co., Ltd. | Expandable multifunctional integrated-construction skyscraper building platform and construction method using same |
-
1997
- 1997-07-03 JP JP17806997A patent/JPH1122200A/ja active Pending
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002235446A (ja) * | 2001-02-07 | 2002-08-23 | Ohbayashi Corp | 建物の解体方法 |
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| US10036171B2 (en) | 2011-10-20 | 2018-07-31 | DESPE S.p.A. | Method for demolishing a building |
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| WO2024251606A1 (de) * | 2023-06-08 | 2024-12-12 | Dsd Heavy Lift Ag | Verfahren für einen aufbau bzw. einen rückbau insbesondere eines traggerüstes für eine schwerlast |
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