JPH11222060A - シートの回転装置 - Google Patents

シートの回転装置

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JPH11222060A
JPH11222060A JP10039796A JP3979698A JPH11222060A JP H11222060 A JPH11222060 A JP H11222060A JP 10039796 A JP10039796 A JP 10039796A JP 3979698 A JP3979698 A JP 3979698A JP H11222060 A JPH11222060 A JP H11222060A
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JP
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upper base
hook piece
ball
reinforce
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JP10039796A
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English (en)
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Mamoru Isaka
守 井坂
Genjiro Takagi
源次郎 高城
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Tachi S Co Ltd
Topre Corp
Original Assignee
Tachi S Co Ltd
Topre Corp
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60NSEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60N2/00Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
    • B60N2/02Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable
    • B60N2/04Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the whole seat being movable
    • B60N2/14Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the whole seat being movable rotatable, e.g. to permit easy access
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60NSEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60N2/00Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
    • B60N2/02Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable
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    • B60N2/06Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the whole seat being movable slidable

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  • Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Seats For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 重量、コスト等の増大化を招くことなく、過
大な荷重に対する強度の増大化をはかる。 【構成】 アッパベース12、ロアベース14間のボール24
と、ロアベースの環状ガイドレール18に係合配置される
レインフォース16のフック片先端20a とが、ほぼ垂直線
上に整列配置されるとともに、ロアベースが、フック片
20の下端からの下方離間位置に配置、延出されたレッグ
ブラケット34を介して、床面サイドに連結、固定されて
いる。そして、上下の離反方向への移動のもとで相互に
係合可能な一対のアッパフック片44、ロアフック片46
が、アッパベースサイド、床面サイドにそれぞれ設けら
れている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、シートを水平方
向で回動可能に支持して、所定の向きにシートを設定可
能とするシートの回転装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、RV車(多目的自動車)等の飛躍的
な普及により、自動車のシートアレンジの多様化が推し
進められており、その多様化を可能とする構成の一つと
して、回転シートが提供されている。この回転シートに
おいては、シート本体を床面に対して所定範囲内で回動
可能に支持する回転装置が設けられており、この回転装
置のロック、ロック解除操作等のもとで、シートの向
き、つまり自動車に対する前向き、後向き、あるいは横
向き等が任意に設定可能となっている。
【0003】この種の回転装置として、たとえば、特開
平08−011600号公報に開示の構成が例示できる。図5に
示すように、この種の回転装置110 は、たとえば、シー
トサイドに固定されるアッパベース112 と、断面略逆U
形状の環状ガイドレール118を有する床面サイドのロア
ベース114 と、環状ガイドレールに係合配置される断面
略U 形状のフック片120 を有してアッパベースに固着さ
れるレインフォース116 とを備えている。そして、環状
ガイドレール118 に対する、アッパベースサイドでのボ
ール124 の転動、およびレインフォースサイドでの樹脂
スライダ126 の摺動のもとで回動自在に、アッパベース
112 はロアベース114 に対して連結、支持されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図5に示
す、この公知のシートの回転装置110 においては、着座
者等から作用する下方への荷重が、アッパベース112 か
らの圧縮荷重として、ボール124 を介してロアベース11
4 に作用する。そこで、アッパベース112 、ロアベース
114 は、一般的に作用する荷重、つまり着座者の体重等
に起因する荷重に対する剛性、抵抗力を有する形態とし
て、通常、形成されているが、アッパベースからロアベ
ースにその荷重の伝達される経路は、ボール124 との接
点のみであるため、その荷重は、このボールとの接点に
集中する。
【0005】上述したように、アッパベース112 、ロア
ベース114 は、通常の荷重に対する剛性、抵抗力を有し
ているため、通常の場合におけるこれらの安全性、つま
り回転装置110 としての安全性に何ら問題はないが、自
動車の緊急時での衝撃等に起因する過大な圧縮荷重が、
アッパベース、ロアベースの剛性を越える荷重として作
用すると、これらはもはや原形を保てなくなり、ボール
124 に集中して作用する荷重のもとで変形しようとす
る。
【0006】特に、この公知の図示の回転装置110 にお
いては、ボール124 が環状ガイドレール118 の傾斜面11
8aに配設されており、荷重の伝達経路が複雑化しやすい
ため、強度的な不利は免れず、アッパベース112 、ロア
ベース114 の複雑な変形を伴って、これらが過剰に変形
する可能性は否定できない。
【0007】また、自動車の緊急時での衝撃等のもとで
シートが前後方向等に傾斜しようとすると、対応サイド
に作用するこの圧縮荷重に加えて、他方サイドには、ロ
アベース114 にアッパベース112 を離反させる方向の過
大な引張荷重が作用する。しかしながら、公知の構成に
おいては、環状ガイドレール118 とフック片120 との係
合のもとでロアベース114 に対するアッパベース112 の
上昇を規制するにすぎないため、緊急時の衝撃等に起因
する過大な引張荷重のもとでは、その規制力がもはや十
分でなくなる虞れがある。
【0008】そこで、このような過大な圧縮荷重、引張
荷重の作用の際における強度的な不利感を解消すべく、
公知の構成においては、通常、アッパベース112 、ロア
ベース114 等の板厚の増加や、これら自体の剛性強化を
目的としたビードの追加等の加工を行っているが、この
ような解消策は、これらの重量の増加、製造作業の煩雑
化、および全体的なコストの増加等を招くため、好まし
くない。
【0009】この発明は、重量、コスト等の増加を招く
ことなく、過大な荷重に対する強度の増大化をはかるシ
ートの回転装置の提供を目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、この発明によれば、アッパベース、ロアベース間に
介在されるボールと、ロアベースの環状ガイドレールに
係合配置されるレインフォースのフック片先端とが、ほ
ぼ垂直線上に整列配置されるとともに、ロアベースが、
フック片下端からの下方離間位置を通って対応方向に延
出されたレッグブラケットを介して、床面サイドに連
結、固定されている。そして、上下の離反方向への移動
のもとで相互に係合可能な一対のアッパフック片、ロア
フック片が、少なくともアッパベースのロック位置で整
列可能に、アッパベースサイド、床面サイドにそれぞれ
設けられている。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながらこの発
明の実施の形態について詳細に説明する。
【0012】図1、図2に示すように、この発明に係る
シートの回転装置10においては、シートサイドに固定さ
れるアッパベース12が、床面サイドに固定されるロアベ
ース14に対し、サポート部材となるレインフォース16と
共に回動自在に連結、支持されている。
【0013】この、自動車等の回転シートに装着される
回転装置10の基本構成としては、たとえば、特開平08−
011600号公報に開示の構成が例示できるため、この基本
構成に関する詳細な説明はここでは省略するが、その概
略を述べると、図1、図2に示すように、この回転装置
においては、たとえば、円形開口12a を中央部に有する
アッパベース12が、略リング状のロアベース14の外周縁
部に形成された断面略逆U 形状の環状ガイドレール18の
上部を開口端部で部分的に覆って配設されるとともに、
断面略U 形状のフック片20を対応する円弧端部に有して
2分割形成されたレインフォース16が、環状ガイドレー
ルとフック片との係合配置を伴って、アッパベースに対
し、ボルト22の螺着等のもとで部分的に固着される。
【0014】そして、リテーナと称する離間部材23を介
して等間隔毎の複数箇所、たとえば3ヶ所に離間配置さ
れたボール24が、このボールの半径に対応した断面略半
円形状の環状抱持レール25と、環状ガイドレール18の平
坦な上面18a との間に転動自在に介在されるとともに、
複数個、たとえば等角度毎に離反配置された4個の樹脂
スライダ26が、レインフォースのフック片20の先端20a
への装着のもとで環状ガイドレール内に摺動自在に挿入
され、環状ガイドレール18に対する、アッパベースサイ
ドでのボールの転動、およびレインフォースサイドでの
樹脂スライダの摺動のもとで回動自在に、アッパベース
12はロアベース14に対して連結、支持されている。
【0015】また、図2に示すように、この種の回転装
置10においては、ロアベース14に対するアッパベース12
の回動を特定位置、たとえば自動車に対する前向き、後
向き、あるいは横向き等の各位置で規制可能とするロッ
ク手段28が設けられている。ロック手段28として、たと
えばロアベース14の係合孔30に挿入、係合可能なロック
爪32a 付きのロックレバー32を有する構成が例示でき、
所定の偏倚力のもとでの係合孔、ロック爪間の係合によ
ってアッパベース12、ひいてはシートが係合孔に対応す
る位置、たとえば自動車に対する前向き位置、後向き位
置、横向き位置等に設定可能となっている。
【0016】なお、この実施の形態において例示したロ
ック手段28の構成は、一般的な一例にすぎないため、こ
れに限定されるものではない。
【0017】この種の回転装置10においては、ロアベー
ス14が、レッグブラケット34を介して、床面、たとえば
シートスライド装置36のアッパレール38に連結、固定さ
れている。そして、図1を見るとわかるように、この発
明においては、ボール24と、レインフォースのフック片
先端20a とが、ほぼ垂直線上に整列して配置されるとと
もに、このレッグブラケット34が、フック片20の下端か
らの下方離間位置を通って配置、延出されている。
【0018】なお、ロアベース14、レッグブラケット34
間、およびレッグブラケット、アッパレール38間は、た
とえば、個別のボルト40、42 等によってそれぞれ連結、
固定されている。
【0019】このような構成の回転装置10においては、
通常、シートサイドからの荷重として、図1に示す実線
矢印方向の荷重、つまり圧縮荷重が、アッパベース12か
ら、ボール24、ロアベース14を経てレッグブラケット34
に作用する。着座者の体重等を主とした通常時の荷重の
作用時においては、その荷重が、図1に一点鎖線で示す
伝達経路R1を通って伝達されるが、レッグブラケット34
は、このような通常の荷重を十分に受けられるだけの剛
性、抵抗力を有してそれぞれ形成されているため、通常
時の荷重に対しては、アッパベース12が、ロアベース14
に対し、従来通りに回動自在に支持される。
【0020】この発明の回転装置10においては、ボール
24、フック片先端20a が垂直線上に整列配置されている
ため、自動車の緊急時の衝撃等に起因する過大な圧縮荷
重がアッパベース12に作用すると、フック片先端は、ボ
ールからの荷重のもとで直接的に下方に押圧される。そ
して、この過大な圧縮荷重がレッグブラケット34の剛
性、抵抗力を越えると、レッグブラケットはもはやその
原形を保てなくなるため、アッパベース12、ロアベース
14、およびレインフォース16の一体的な下降に対応し
て、たとえば図3に示すように変形する。
【0021】しかし、たとえば、この図示のようなレッ
グブラケット34の変形を伴って、アッパベース12、ロア
ベース14、およびレインフォース16が一体的に下降する
と、レインフォースのフック片20の下端が、図示のよう
にレッグブラケット34に当接するため、シートからの過
大な圧縮荷重は、フック片20の先端20a 、基端20b を介
してアッパベースからレッグブラケットに抜ける短絡の
伝達経路R2を通るようになる。つまり、過大な圧縮荷重
の作用時においては、この荷重がレッグブラケット34に
よって直接的に受けられるため、レッグブラケットへの
当接以降におけるフック片20、つまりアッパベース12、
ロアベース14、およびレインフォース16の下降、つまり
過剰な下降は、このレッグブラケットへの当接のもとで
阻止される。
【0022】このように、この発明によれば、過大な圧
縮荷重の作用のもとで下降したフック片20が、レッグブ
ラケット34に当接するため、この過大な圧縮荷重は、レ
ッグブラケットで直接的に受けられる。そして、これに
よって、アッパベース12、ロアベース14等の変形、過剰
な位置変化等が確実に防止できる。
【0023】従って、過大な圧縮荷重の作用時における
強度が確保でき、安全性により優れた回転装置10が提供
できる。
【0024】そして、ボール24とフック片先端20a とを
垂直線上に整列配置するとともに、レッグブラケット34
をフック片20の下端からの下方位置に離間配置すれば足
りるため、構成の複雑化を招くことなく、容易に確保で
きる。
【0025】更に、アッパベース12、ロアベース14、レ
インフォース16等の板厚の増加や、これらへの複雑なビ
ードの追加等の加工を要することなく、過大な圧縮荷重
に対する強度が確保できるため、重量の増加、製造作業
の複雑化、およびコストの増加等を招くことがない。
【0026】ここで、図1、図3に示すように、この発
明の実施の形態においては、フック片20が、下端をほぼ
平面とする形状として具体化している。しかし、図示の
ような下面をほぼ平坦とする形状に限定されず、たとえ
ば、断面略円弧状の底面を有する形状にフック片20を形
成してもよい。
【0027】このような、フック片20の下端を断面略円
弧状とする構成においても、レッグブラケット34への下
端の当接によって、アッパベース12からの過大な圧縮荷
重がレッグブラケットに直接的に伝達されるため、アッ
パベース、ロアベース14の変形、および過剰な位置変化
等は十分に防止できる。しかしながら、フック片20の下
端をほぼ平坦とすれば、図3に示すように、フック片が
レッグブラケット34に面で接触し、広範囲、かつ垂直線
上での伝達が確実に得られるため、レッグブラケットで
の荷重の受けが一層確実となり、安全性がより高く確保
できる。
【0028】ところで、上述した構成は、過大な圧縮荷
重に対する強度を得るためのものであるため、過大な引
張荷重に対する強度は有していない。そこで、図1、図
2に示すように、この発明においては、上下の離反方向
への移動のもとで相互に係合可能な一対のアッパフック
片44、ロアフック片46が、たとえばアッパベースのロッ
ク位置で整列可能に、アッパベースサイド、床面サイド
にそれぞれ個別に固着されている。
【0029】たとえば、アッパフック片44は、リベット
48によってレインフォース16のフック片20の基端周面に
固着されるとともに、ロアフック片46は、ボルト42によ
るレッグブラケット34との共締めによって、シートスラ
イド装置のアッパレール38に固着されている。
【0030】このような回転装置10において、通常走行
時等の加速度に起因する牽引力、つまり図1に示す破線
矢印方向の引張荷重は、樹脂スライダ26を介したフック
片20、環状ガイドレール18間の係合のもとで受けられ、
図1に二点鎖線で示す伝達経路R3のように、アッパベー
ス12からレインフォース16、ロアベース12を介し、レッ
グブラケット34を経て作用する。そして、レッグブラケ
ット34は、このような通常の荷重を十分に受けられるだ
けの剛性、抵抗力を有して形成されるため、通常の荷重
に対しては、アッパベース12の支持が従来通りに行われ
る。
【0031】ここで、たとえば自動車の緊急時の衝撃等
により発生する過大な引張荷重が、シートから、アッパ
ベース12を経てレインフォース16に作用すると、レッグ
ブラケット34は、一体的に上昇しようとするアッパベー
ス、ロアベース14、およびレインフォースからの力のも
とで、たとえば図4に示すように変形する。
【0032】そして、図4に示すようなレッグブラケッ
ト34の変形を伴ってアッパベース12、ロアベース14、お
よびレインフォース16が一体的に上昇すると、図示のよ
うに、ロアフック片46に対するアッパフック片44の上昇
のもとで相互に係合されるため、この過大な引張荷重
は、二点鎖線で示す伝達経路R4のように、この一対のフ
ック片を介してシートスライド装置36、つまりは床面に
直接的に作用する。
【0033】つまり、過大な引張荷重の作用時において
は、この荷重を床面サイドで直接的に受けるため、アッ
パフック片44、ロアフック片46間の係合後におけるアッ
パベース12、ロアベース14間の変形、および過剰な位置
変化等は、この一対のフック片間の係合のもとで阻止さ
れる。従って、過大な引張荷重に抗する抵抗力が、この
アッパフック片44、ロアフック片46間の係合のもとで得
られることから、この点からも、安全性に優れた回転装
置10が確保できる。
【0034】そして、レインフォース16、アッパレール
38にアッパフック片44、ロアフック片46をそれぞれ固着
すれば足りるため、構成の複雑化を伴うことはない。
【0035】更に、アッパベース12、ロアベース14、レ
インフォース16等の板厚の増加や、これらへの複雑なビ
ードの追加等を要しないため、重量の増加、コストの増
大化等が防止できる。
【0036】ここで、たとえば、アッパフック片44の端
末に、ロアフック片の挿入、係合可能な凹部50を設ける
ことが好ましい(図1参照)。このような構成によれ
ば、図4に示すように、アッパフック片44、ロアフック
片46間の係合の際に、凹部50とロアフック片との係合も
同時に得られるため、これによって、アッパフック片、
ロアフック片間の係合時における各フック片間のずれ、
つまりはロアベースに対するアッパベースの、回動方向
へのずれが確実に阻止できる。従って、過大な引張荷重
の作用時における回転装置10の安全性が一層向上する。
【0037】なお、ここでは、アッパフック片44に凹部
50を設ける構成を具体化しているが、これに限定され
ず、これとは逆に、ロアフック片46にアッパフック片の
挿入、係合可能な凹部を設ける構成としてもよい。
【0038】また、この発明の実施の形態においては、
過大な圧縮荷重に抗する構造、および過大な引張荷重に
抗する構造の双方を有する構成として、回転装置10を具
体化しているが、これに限定されず、そのシートの使用
状況等に応じて、いずれか一方のみを設ける構成として
もよい。
【0039】更に、この発明の実施の形態においては、
樹脂スライダ26を、断面略逆S 形状(図中形状)として
例示しているが、フック片先端20a に装着可能であり、
かつ環状ガイドレール18の内部に摺動自在に嵌入可能で
あれば足りるため、樹脂スライダの形状はこれに限定さ
れず、たとえば、図5に示すような公知の形状に、樹脂
スライダを成形してもよい。
【0040】この発明のシートの回転装置は、自動車の
シートに適するとはいえ、これに限定されず、たとえ
ば、電車、飛行機、船舶等の各種車両のシートや、家庭
用、あるいは理髪・美容用のシート等に、この回転装置
を応用してもよい。
【0041】上述した発明の実施の形態は、この発明を
説明するためのものであり、この発明を何等限定するも
のでなく、この発明の技術範囲内で変形、改造等の施さ
れたものも全てこの発明に包含されることはいうまでも
ない。
【0042】
【発明の効果】上記のように、この発明に係るシートの
回転装置によれば、過大な圧縮荷重、過大な引張荷重に
抗する強度が、レッグブラケットへのフック片の当接、
および一対のアッパフック片、ロアフック片間の係合の
もとで得られるため、アッパベース、ロアベース等の変
形、過剰な位置変化等が確実に防止でき、安全性が一層
向上する。
【0043】そして、アッパベース、ロアベース、レイ
ンフォース等の板厚の増加や、これらへの複雑なビード
の追加等を要することなく、過大な圧縮荷重、引張荷重
に対する強度が確保できるため、重量の増加、製造作業
の複雑化、およびコストの増大化等を招くことがない。
【0044】また、ボールとフック片先端とを垂直線上
に整列配置するとともに、レッグブラケットをフック片
の下端からの下方位置に離間配置すれば足りるため、過
大な圧縮荷重に抗する強度が、構成の複雑化を招くこと
なく、容易に確保できる。更に、アッパフック片をアッ
パベースサイドに、ロアフック片を床面サイドに、それ
ぞれ固着すれば足りるため、過大な引張荷重に抗する強
度も、構成の複雑化を招くことなく、容易に確保でき
る。
【0045】そして、フック片の下端をほぼ平坦に形成
すれば、フック片がレッグブラケットに面で接触するた
め、広範囲、かつ垂直線上での伝達が確実に得られる。
従って、レッグブラケットでの圧縮荷重の受けが一層確
実となり、過大な圧縮荷重の作用時における安全性が、
より高く確保できる。
【0046】更に、アッパフック片、ロアフック片のい
ずれか一方の端末に、他方の挿入、係合可能な凹部を設
ければ、アッパフック片、ロアフック片間の係合時にお
ける各フック片間のずれ、つまりはロアベースに対する
アッパベースの、回動方向へのずれが確実に阻止できる
ため、過大な引張荷重の作用時における回転装置の安全
性が一層向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るシートの回転装置の概略縦断面
図である。
【図2】シートの回転装置の概略分解斜視図である。
【図3】過大な圧縮荷重の作用時における、図1に類似
する、シートの回転装置の概略縦断面図である。
【図4】過大な引張荷重の作用時における、図1に類似
する、シートの回転装置の概略縦断面図である。
【図5】公知のシートの回転装置を示す、図1に類似す
る概略縦断面図である。
【符号の説明】
10 シートの回転装置 12 アッパベース 14 ロアベース 16 レインフォース 18 環状ガイドレール 20 フック片 20a フック片先端 24 ボール 34 レッグブラケット 44 アッパフック片 46 ロアフック片

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートサイドのアッパベースと、上面を
    ボールの転動面とする断面略逆U 形状の環状ガイドレー
    ルを有する床面サイドのロアベースと、先端に装着され
    た樹脂スライダを介して環状ガイドレールに係合配置さ
    れる断面略U形状のフック片を有してアッパベースに固
    着されるレインフォースとを備え、アッパベースサイド
    でのボールの転動、およびレインフォースサイドでの樹
    脂スライダの摺動のもとで回動自在に、アッパベースが
    ロアベースに対して連結、支持されるとともに、特定位
    置での所定のロックによってアッパベースの回動規制の
    可能なシートの回転装置であり、 前記ボールと、前記レインフォースのフック片先端と
    が、ほぼ垂直線上に整列配置され、前記ロアベースが、
    前記フック片下端からの下方離間位置を通って対応方向
    に延出されたレッグブラケットを介して、床面サイドに
    連結、固定されるとともに、 上下の離反方向への移動のもとで相互に係合可能な一対
    のアッパフック片、ロアフック片が、少なくとも前記ア
    ッパベースのロック位置で整列可能に、アッパベースサ
    イド、床面サイドにそれぞれ設けられたシートの回転装
    置。
  2. 【請求項2】 シートサイドのアッパベースと、上面を
    ボールの転動面とする断面略逆U 形状の環状ガイドレー
    ルを有する床面サイドのロアベースと、先端に装着され
    た樹脂スライダを介して環状ガイドレールに係合配置さ
    れる断面略U形状のフック片を有してアッパベースに固
    着されるレインフォースとを備え、アッパベースサイド
    でのボールの転動、およびレインフォースサイドでの樹
    脂スライダの摺動のもとで回動自在に、アッパベースが
    ロアベースに対して連結、支持されるとともに、特定位
    置での所定のロックによってアッパベースの回動規制の
    可能なシートの回転装置であり、 前記ボールと、前記レインフォースのフック片先端と
    が、ほぼ垂直線上に整列配置され、 前記ロアベースが、前記フック片下端からの下方離間位
    置を通って対応方向に延出されたレッグブラケットを介
    して、床面サイドに連結、固定されたシートの回転装
    置。
  3. 【請求項3】 レインフォースのフック片の下面がほぼ
    平坦に形成された請求項1または2記載のシートの回転
    装置。
  4. 【請求項4】 シートサイドのアッパベースと、上面を
    ボールの転動面とする断面略逆U 形状の環状ガイドレー
    ルを有する床面サイドのロアベースと、先端に装着され
    た樹脂スライダを介して環状ガイドレールに係合配置さ
    れる断面略U形状のフック片を有してアッパベースに固
    着されるレインフォースとを備え、アッパベースサイド
    でのボールの転動、およびレインフォースサイドでの樹
    脂スライダの摺動のもとで回動自在に、アッパベースが
    ロアベースに対して連結、支持されるとともに、特定位
    置での所定のロックによってアッパベースの回動規制の
    可能なシートの回転装置であり、 前記ロアベースが、前記フック片の下方位置を通って対
    応方向に延出されたレッグブラケットを介して、床面サ
    イドに連結、固定されるとともに、 上下の離反方向への移動のもとで相互に係合可能な一対
    のアッパフック片、ロアフック片が、少なくとも前記ア
    ッパベースのロック位置で整列可能に、アッパベースサ
    イド、床面サイドにそれぞれ設けられたシートの回転装
    置。
  5. 【請求項5】 アッパベースサイド、床面サイドの一対
    のアッパフック片、ロアフック片のいずれか一方が、他
    方の挿入、係合可能な凹部をその端末に有して形成され
    た請求項1または4記載のシートの回転装置。
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