JPH11222717A5 - アクリル繊維およびその製造方法 - Google Patents
アクリル繊維およびその製造方法Info
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- JPH11222717A5 JPH11222717A5 JP1998036601A JP3660198A JPH11222717A5 JP H11222717 A5 JPH11222717 A5 JP H11222717A5 JP 1998036601 A JP1998036601 A JP 1998036601A JP 3660198 A JP3660198 A JP 3660198A JP H11222717 A5 JPH11222717 A5 JP H11222717A5
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、高強力極細アクリル繊維及びその製造方法に関する。
【発明の属する技術分野】
本発明は、高強力極細アクリル繊維及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
アクリル繊維は、バルキー性、鮮明な染色性、良好な染色堅牢性、優れた耐光性等の長所を有することから、セーター、ジャージー、ソックス等の衣料分野、毛布、カーペット、フェイクファー等の建寝装分野等に広く用いられているが、アクリル繊維の別の用途として、極細アクリル繊維の短繊維が、大きな比表面積、親水性と疎水性の適度のバランス、熱での非溶融性、優れた分繊性或いは分散性を備えることから、フィルター分野、孔版印刷原紙分野、樹脂等との繊維複合材料分野等の工業用途にも応用されている。
【従来の技術】
アクリル繊維は、バルキー性、鮮明な染色性、良好な染色堅牢性、優れた耐光性等の長所を有することから、セーター、ジャージー、ソックス等の衣料分野、毛布、カーペット、フェイクファー等の建寝装分野等に広く用いられているが、アクリル繊維の別の用途として、極細アクリル繊維の短繊維が、大きな比表面積、親水性と疎水性の適度のバランス、熱での非溶融性、優れた分繊性或いは分散性を備えることから、フィルター分野、孔版印刷原紙分野、樹脂等との繊維複合材料分野等の工業用途にも応用されている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の第1の要旨は、単繊維繊度が0.3デニール以下または繊維断面の最大厚みが3.5μm以下であって、引っ張り強度が5g/d以上、伸度が15%以上であることを特徴とするアクリル繊維にあり、第2の要旨は、湿式紡糸法において、紡糸ドラフト1〜3倍、湿熱延伸倍率5〜10倍、乾熱延伸倍率1.2〜3倍で紡糸する、アクリル繊維の製造方法にある。
【課題を解決するための手段】
本発明の第1の要旨は、単繊維繊度が0.3デニール以下または繊維断面の最大厚みが3.5μm以下であって、引っ張り強度が5g/d以上、伸度が15%以上であることを特徴とするアクリル繊維にあり、第2の要旨は、湿式紡糸法において、紡糸ドラフト1〜3倍、湿熱延伸倍率5〜10倍、乾熱延伸倍率1.2〜3倍で紡糸する、アクリル繊維の製造方法にある。
本発明の高強力極細アクリル繊維は、シート状物或いは繊維複合材料等の素材として工業用途へ適用する上で、形態がカット長10mm以下の短繊維であることが好ましく、形態がカット長10mm以下の短繊維であることにより良好な分繊性或いは分散性を示す。カット長が10mmを超えると分繊工程或いは分散工程において繊維同士の絡まりを生じ易く、分繊性或いは分散性が悪化する。
アクリロニトリル系ポリマーの分子量は、通常アクリル系繊維の製造に用いられる範囲のものであれば特に限定されないが、分子量が低すぎると、紡糸性が低下すると同時に原糸の糸質も悪化する傾向にあり、分子量が高すぎると、紡糸原液に最適粘度を与えるポリマー濃度が低くなり、生産性が低下する傾向にあり、適宜紡糸条件に従って選択される。
溶液紡糸法としては、乾式紡糸法、乾湿式紡糸法或いは湿式紡糸法が用いられる。本発明の高強力極細アクリル繊維の5g/d以上の引っ張り強度及び15%以上の伸度は、例えば湿式紡糸法において、紡糸ドラフトを1〜3倍とし、湿熱延伸での延伸倍率を5〜10倍及び乾熱延伸での延伸倍率を1.2〜3倍とすることにより得ることができる。製造された高強力極細アクリル繊維は、カット長10mm以下に使用目的に合わせて任意の手段によりカットして短繊維とされる。
得られた繊維の強伸度を測定した結果及び繊維をカット長3mm、7mm及び15mmにカットし、この短繊維を用いて抄紙して分繊・分散性及び引っ張り強度の測定の結果を表1に示した。
(実施例7〜8、比較例5〜6)
水系懸濁重合法により得たアクリロニトリル94重量%及びアクリル酸メチル6重量%からなる分子量12万のアクリロニトリル系ポリマーを、ジメチルアセトアミドに溶解し、ポリマー濃度25重量%のジメチルアセトアミド溶液の紡糸原液を調製した。この紡糸原液を孔形状が十字及びY字の紡糸ノズルにて、ジメチルアセトアミドの水溶液の凝固浴、紡糸ドラフト1.5倍、湿熱延伸倍率5倍、乾熱延伸倍率1.5倍の条件で湿式紡糸し、単繊維繊度が1.2デニール、0.3デニールの十字及びY字断面繊維を得た。得られた繊維の強伸度を測定した
結果及び繊維をカット長3mmにカットし、この短繊維を用いて抄紙して分繊・分散性及び引っ張り強度の測定の結果を表1に示した。
水系懸濁重合法により得たアクリロニトリル94重量%及びアクリル酸メチル6重量%からなる分子量12万のアクリロニトリル系ポリマーを、ジメチルアセトアミドに溶解し、ポリマー濃度25重量%のジメチルアセトアミド溶液の紡糸原液を調製した。この紡糸原液を孔形状が十字及びY字の紡糸ノズルにて、ジメチルアセトアミドの水溶液の凝固浴、紡糸ドラフト1.5倍、湿熱延伸倍率5倍、乾熱延伸倍率1.5倍の条件で湿式紡糸し、単繊維繊度が1.2デニール、0.3デニールの十字及びY字断面繊維を得た。得られた繊維の強伸度を測定した
結果及び繊維をカット長3mmにカットし、この短繊維を用いて抄紙して分繊・分散性及び引っ張り強度の測定の結果を表1に示した。
【0025】
【発明の効果】
本発明の高強力極細アクリル繊維は、高い強度を有する力学特性と分繊・分散共に経済的にも優れ工業用途に適用可能なものであり、その短繊維は、分繊・分散性に優れ、シート状物並びに繊維複合材料の素材として好適に用いられ、本発明の高強力極細アクリル繊維短繊維を含むシート状物は、フィルタ用、孔版板印刷原紙等に用いられ、また本発明の高強力極細アクリル繊維短繊維を含む繊維複合材料は、工業用の各種用途に用いられる。
【発明の効果】
本発明の高強力極細アクリル繊維は、高い強度を有する力学特性と分繊・分散共に経済的にも優れ工業用途に適用可能なものであり、その短繊維は、分繊・分散性に優れ、シート状物並びに繊維複合材料の素材として好適に用いられ、本発明の高強力極細アクリル繊維短繊維を含むシート状物は、フィルタ用、孔版板印刷原紙等に用いられ、また本発明の高強力極細アクリル繊維短繊維を含む繊維複合材料は、工業用の各種用途に用いられる。
Claims (2)
- 単繊維繊度が0.3デニール以下または繊維断面の最大厚みが3.5μm以下であって、引っ張り強度が5g/d以上、伸度が15%以上であることを特徴とするアクリル繊維。
- 湿式紡糸法において、紡糸ドラフト1〜3倍、湿熱延伸倍率5〜10倍、乾熱延伸倍率1.2〜3倍で紡糸する、アクリル繊維の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3660198A JP3892132B2 (ja) | 1998-02-04 | 1998-02-04 | アクリル繊維およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3660198A JP3892132B2 (ja) | 1998-02-04 | 1998-02-04 | アクリル繊維およびその製造方法 |
Publications (3)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11222717A JPH11222717A (ja) | 1999-08-17 |
| JPH11222717A5 true JPH11222717A5 (ja) | 2005-08-18 |
| JP3892132B2 JP3892132B2 (ja) | 2007-03-14 |
Family
ID=12474327
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3660198A Expired - Lifetime JP3892132B2 (ja) | 1998-02-04 | 1998-02-04 | アクリル繊維およびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3892132B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103361924B (zh) * | 2013-07-31 | 2015-07-08 | 山东南山纺织服饰有限公司 | 一种有色羊毛拉伸细化和非永久定形的方法 |
| CN103361925B (zh) * | 2013-07-31 | 2015-07-08 | 山东南山纺织服饰有限公司 | 一种未着色羊毛拉伸细化和永久定形的方法 |
| WO2018021319A1 (ja) * | 2016-07-27 | 2018-02-01 | 三菱ケミカル株式会社 | 吸・遮音材用繊維、該繊維の使用、吸・遮音材用繊維の製造方法及び吸・遮音材用繊維成型体 |
-
1998
- 1998-02-04 JP JP3660198A patent/JP3892132B2/ja not_active Expired - Lifetime
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