JPH11222960A5 - - Google Patents
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- JPH11222960A5 JPH11222960A5 JP1998332221A JP33222198A JPH11222960A5 JP H11222960 A5 JPH11222960 A5 JP H11222960A5 JP 1998332221 A JP1998332221 A JP 1998332221A JP 33222198 A JP33222198 A JP 33222198A JP H11222960 A5 JPH11222960 A5 JP H11222960A5
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Description
【書類名】 明細書
【発明の名称】 横力に耐える建築物壁
【特許請求の範囲】
【請求項1】
下にある構造要素によって支えられる壁を備える建築物において、横力に耐えるように設計された壁であって、前記壁がa.前記建築物の前記下にある構造要素に載っている下枠、b.前記下枠を前記建築物の前記下にある構造要素に接続する手段、c.前記下枠に載っている複数の垂直間柱、d.前記複数の垂直間柱を前記下枠に接続する手段、e.前記垂直間柱に載っている上枠、f.前記上枠を前記垂直間柱に接続する手段、g.前記上枠に接続されると共に前記下にある構造要素に接続されて前記上枠と前記下にある構造要素の間に配置された耐剪断組立体を備え、前記耐剪断組立体が1.平らな耐剪断要素、前記平らな耐剪断要素が前面と後面、上縁、下縁及び第1と第2の側縁を有し、前記剪断組立体がまた2.前記耐剪断要素の前記上縁の近くで前記前面に接続されて、前記壁の前記上板にほぼ平行に配置された上支材、3.前記耐剪断要素の前記下縁の近くで前記前面に接続された下支材、4.前記耐剪断要素の前記第1の側縁の近くで前記前面に接続された第1のコード、5.前記耐剪断要素の前記第2の側縁の近くで前記前面に接続された第2のコード、及び6.前記上支材、前記下支材、前記第1のコード及び前記第2のコードを前記耐剪断要素に接続する手段を備え、前記上と下の支材及び前記第1と第2のコードが前記耐剪断要素のための支持骨組みを形成し、h.前記耐剪断組立体を前記壁の前記上板に接続する手段、及びi.前記耐剪断組立体を前記建築物の下にある構造要素に接続する手段とを備える横力に耐える壁。
【請求項2】
a.前記下枠を前記建築物の下にある構造要素に接続する前記手段が基礎アンカーであり、b.前記複数の垂直間柱を前記下枠に接続する前記手段が釘であり、c.前記上枠を前記垂直間柱に接続する前記手段がやはり釘であり、d.前記上支材、前記下支材、前記第1のコード及び前記第2のコードを前記耐剪断要素に接続する前記手段が釘であり、e.前記耐剪断組立体を前記壁の前記上枠に接続する前記手段かねじ付シャンク部分を有する上枠ファスナーであり、f.前記耐剪断組立体を前記建築物の下にある構造要素に接続する前記手段か基礎アンカーである請求項1に記載の壁。
【請求項3】
前記耐剪断組立体が前記下にある構造要素に直接に載っている請求項1に記載の壁。
【請求項4】
前記耐剪断組立体の前記第1と第2のコードが前記下にある構造要素に直接に載っている請求項3に記載の壁。
【請求項5】
前記耐剪断組立体を前記下にある構造要素に接続する前記手段が前記下にある構造要素に加えられる横力を前記耐剪断組立体に伝えるように設計されている請求項1に記載の壁。
【請求項6】
前記基礎アンカーを通過させる穴を形成されている請求項5に記載の壁。
【請求項7】
前記下支材にある前記穴が前記下にある構造要素にある前記基礎アンカーの不良据付けを調整するようにオーバサイズに作られている請求項6に記載の壁。
【請求項8】
前記下支材にある前記穴が長穴形穴であり、前記長穴形穴は前記下支材が水平にかつ前記壁の長さに直角に滑ることができるように向けられている請求項6に記載の壁。
【請求項9】
前記下支材にある前記穴が前記下支材を所定の場所に滑り入らせる前記下支材にある切欠きである請求項6記載の壁。
【請求項10】
前記基礎アンカーと下支材との間の密接な接触を確実にするために前記下支材にある前記穴の中にエポキシをさらに備えている請求項7、8又は9に記載の壁。
【請求項11】
a.歯を備え、前記基礎アンカーを受けて前記下支材に前記歯で接続する歯付板と、b.前記歯付板の前記歯を前記下支材に押し込む前記基礎アンカーにはめられるナットをさらに備える請求項6に記載の壁。
【請求項12】
前記下支材にある前記穴が前記下にある構造要素における前記基礎アンカーの不良据付を調整するようにオーバサイズに作られている請求項11に記載の壁。
【請求項13】
前記下支材にある前記穴が長穴形穴であり、前記長穴形穴は前記下支材が水平にかつ前記壁の長さに直角に滑ることができるように向けられている請求項11に記載の壁。
【請求項14】
前記下支材にある前記穴が前記下支材を所定の場所に滑り入らせる前記下支材にある切欠きである請求項12に記載の壁。
【請求項15】
a.前記下にある構造要素に固定され、前記第1と第2のコードの近くに配置されている第1と第2のアンカーボルト、b.前記第1と第2のアンカーボルトを受ける第1と第2のホールダウン、c.前記第1と第2のアンカーボルトにはめられて前記第1と第2のホールダウンに係合するナット、及びd.前記第1及び第2のホールダウンを前記第1及び第2のコードに接続する手段をさらに備える請求項1に記載の壁。
【請求項16】
前記下支材が前記第1及び第2のアンカーボルトの通過するアンカーボルト穴を形成されている請求項15に記載の壁。
【請求項17】
前記下支材にある前記アンカーボルト穴が前記下にある構造要素における前記第1と第2のアンカーボルトの不良据付に適応するためにオーバサイズに作られている請求項16に記載の壁。
【請求項18】
前記下支材にある前記アンカーボルト穴が長穴形穴であり、前記長穴形穴は、前記下支材が水平にかつ前記壁の長さに直角に滑ることができるように向けられている請求項16に記載の壁。
【請求項19】
前記下支材にある前記アンカーボルト穴が前記下支材を所定の場所に滑り込ませることができるようにする前記下支材にある切欠きである請求項17に記載の壁。
【請求項20】
前記第1及び第2のホールダウンが前記下支材にある前記長穴形穴と同じ方向に向けられ、それとほぼ一直線に配置されており、前記第1と第2のホールダウンが前記第1と第2のコードに取付けられるとき、前記長穴形穴か前記第1と第2のアンカーボルトを受ける長穴形穴を形成されている請求項18に記載の壁。
【請求項21】
a.前記第1及び第2のホールダウンが前記下支材にある前記切欠きと同じ方向に向けられ、それとほぼ一直線に配置されており、前記第1と第2のホールダウンが前記第1と第2のコードに取付けられるとき、前記長穴形穴が前記第1と第2のアンカーボルトを受ける長穴形穴を形成されており、b.前記第1と第2のホールダウンが前記耐剪断組立体を所定の場所に滑り込ませることのできる門形切欠きを形成されている請求項19に記載の壁。
【請求項22】
前記第1及び第2のホールダウンを前記第1及び第2のコードに接続する前記手段がねじ付シャンク部分を有するホールダウン・ファスナ−である請求項16記載の壁。
【請求項23】
前記ねじ付ファスナーが前記第1と第2のコードを通り抜けることなく前記第1と第2のコードの中に選択された距離だけ挿入される請求項22記載の壁。
【請求項24】
前記上支材、前記下支材、前記第1のコード及び前記第2のコードを耐剪断要素に接続する前記手段がシャンク部分を有する縁ファスナーである請求項1に記載の壁。
【請求項25】
前記耐剪断要素上に前記上と下の縁及び前記第1と第2の側縁に配置されて、前記縁ファスナーの前記シャンク部分によって突き抜かれて、それによって前記縁ファスナーによって作られた接続部を強化する境界縁取り部材をさらに備える請求項24に記載の壁。
【請求項26】
前記境界縁取り部材が前記耐剪断要素を囲む中央部材によって結合それた1対の脚を有するU字形チャネルであり、前記縁ファスナーの各々が前記U字形チャネルの前記脚の各々を貫通する請求項25に記載の壁。
【請求項27】
前記耐剪断組立体を前記壁の前記上板に接続する前記手段がねじ付シャンク部分を有する上枠ファスナーである請求項1に記載の壁。
【請求項28】
前記上枠ファスナーが前記耐剪断組立体の前記上支材を通して前記壁の前記上枠の中に挿入される請求項27に記載の壁。
【請求項29】
前記耐剪断組立体がさらにa.前記耐剪断要素の前記上と下の支材の間に配置された中間間柱、及びb.前記中間間柱を前記上と下の支材に接続する手段をさらに備える請求項1に記載の壁。
【請求項30】
前記中間間柱を前記耐剪断要素に接続する手段をさらに備える請求項29に記載の壁。
【請求項31】
前記耐剪断組立体の前記第1及び第2のコードが重ね合わされた2枚の細長い木材部材から形成されている請求項1に記載の壁。
【請求項32】
前記耐剪断要素が単一構造パネルを備えている請求項1に記載の壁。
【請求項33】
前記耐剪断要素が前記構造パネルの間に継手を形成する単一平面内に配置された複数の隣接構造パネルを備える請求項1に記載の壁。
【請求項34】
前記耐剪断組立体がさらにa.前記耐剪断要素の前記上と下の支材の間に配置された中間間柱と、b.前記中間間柱を前記上と下の支材に接続する手段と、c.前記中間間柱を前記構造パネルに接続する手段とを備え、選択された中間間柱が前記構造パネルの前記継手に配置されて前記構造パネルを一つに接続するのに役立っている請求項33に記載の壁。
【発明の詳細な説明】
【発明の属する技術分野】
【0001】
本発明は、改良された壁を組み入れた建築物に加わる横力に耐える改良された壁に関する。詳しく言えば、本発明は、加わる地震又は風荷重によって生じたものなどの横力に耐えるように特別に設計された副構成要素を中に備えた軽量骨組建築物における壁に関する。本発明は、設計者が自信をもって設計の対象となる横力に耐えるということを予測できる構造を提供することによって軽量骨組構成における従来の壁設計に改良を加える。
【従来の技術】
【0002】
すべての構造物が横力に耐えるように設計されなければならない。軽量骨組構法壁の横方向抵抗を改良する現在の方法は、従来の方法に従って作られた壁に追加する構成要素に絞られていた。軽量骨組構法においては、最も簡単なそのような壁は、下枠、前記下枠に載ってそれに接続された間柱及び間柱に載ってそれに載って接続された上枠からなっている。窓及び出入口のための開口部を軽量骨組壁に組み込むこともある。
【0003】
横力に対して壁に筋かいをする最初期の方法のうちの一つは、斜め筋かい部材の形に壁の骨組に筋かいを組入れることであった。横抵抗を与えるもう一つの簡単な手段は、骨組に壁板下張りを設けることであった。合板壁下張り及び配向ストランドボードが従来の軽量骨組構法において今日用いられている普通の壁板下張り材料である。
【0004】
軽量骨組構法設計がより精巧になったので、基礎アンカーが壁の下枠を基礎に接続して壁を基礎からすべり落ちないようにするために加えられた。後ほど、ある種の壁が横力によって生じたモーメント反動を受けて持ち上がるに十分に軽くて、そのために壁の間柱と基礎にセットされたボルトとに取付けるホールダウンといわれるブラケットでさらに固定されることが必要であることが分かった。
【0005】
適当な設計と取付けについては、壁板下張り、基礎アンカー及び固定されたホールダウンを従来の壁に適用することによって横抵抗を与えるこれらの従来の方法は、大抵の横力に受け入れできる抵抗を与えることができる。しかし、従来の方法を用いる適当な取り付けが問題になる可能性がある。作業現場での分業は、不適当な接続をもたらす可能性がある。さらに、取付け人は、労力を節約して、次には取付けを容易にするため又は美観を考慮して横力に対する抵抗を犠牲にすることがある。
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明の一つの目的は、取付けられたままで、壁に加わる横力に耐える特定の設計荷重を達成できる建築物内の壁を提供することである。
【0007】
本発明の一つの目的は、建築物に加わる剪断力に耐えることができて、施工するのに容易でかつ経済的な壁を提供することである。
【問題を解決するための手段】
【0008】
本発明によれば、これらの目的は、下にある構造要素によって支えられる壁を備える建築物において、横力に耐えるように設計された壁であって、前記壁が、a.前記建築物の前記下にある構造要素に載っている下枠、b.前記下枠を前記建築物の前記下にある構造要素に接続する手段、c.前記下枠に載っている複数の垂直間柱、d.前記複数の垂直間柱を前記下枠に接続する手段、e.前記垂直間柱に載っている上枠、f.前記上枠を前記垂直間柱に接続する手段、g.前記上枠に接続されると共に前記下にある構造要素に接続されて前記上枠と前記下にある構造要素の間に配置された耐剪断組立体を備え、前記耐剪断組立体が1.平らな耐剪断要素、前記平らな耐剪断要素が前面と後面、上縁、下縁及び第1と第2の側縁を有し、前記剪断組立体がまた2.前記耐剪断要素の前記上縁の近くで前記前面に接続されて、前記壁の前記上板にほぼ平行に配置された上支材、3.前記耐剪断要素の前記下縁の近くで前記前面に接続された下支材、4.前記耐剪断要素の前記第1の側縁の近くで前記前面に接続された第1のコード、5.前記耐剪断要素の前記第2の側縁の近くで前記前面に接続された第2のコード、及び6.前記上支材、前記下支材、前記第1のコード及び前記第2のコードを前記耐剪断要素に接続する手段を備え、前記上と下の支材及び前記第1と第2のコードが前記耐剪断要素のための支持骨組みを形成し、h.前記耐剪断組立体を前記壁の前記上枠に接続する手段及びi.前記耐剪断組立体を前記建築物の下にある構造要素に接続する手段とを備える横力に耐える壁を提供することによって解決することができる。
【発明の実施の形態】
【0009】
本発明は、壁1を組み入れた建築物に加わる横力に耐えるように設計された改良された壁1に関する。建築物は、壁1を支える下にある構造要素2を備えている。図10に示されているように、下にある構造要素2は、コンクリート基礎であってよい。多くの場合、壁1は、基礎に直接に載っていないで、基礎に載っている床ダイヤフラムに載っているであろう。この場合には、下にある構造要素は床ダイヤフラムと基礎になる。壁1が建築物の第2又は第3のレベルにある場合は、下にある構造要素には支持床ダイヤフラム、下側のレベル及び建築物の基礎である。
【0010】
壁1は、建築物の下にある構造要素2に載っている下枠3を形成されている。下枠3は、下枠3を建築物の下にある構造要素2に接続する手段4によって下にある構造要素2に接続されている。複数の垂直に配置された間柱5を下枠3の上に配置する。これらの間柱5は、複数の垂直に配置された間柱5を下枠3に接続する手段によって下枠3に接続されている。上枠7が垂直に配置された間柱5によって支えられてその上に載っている。上枠7は、上枠7を垂直に配置された間柱5に接続する手段8によって垂直に配置された間柱5に接続されている。
【0011】
壁1は、それ自体壁の上枠7に接続されている耐剪断組立体9を組入れていると共に下にある構造要素2に接続されている。これらの接続は、壁1の上枠7にかかる横力及び下にある構造要素2にかかる横力を耐剪断組立体9に伝えることができる。耐剪断組立体9は、上枠7と下にある構造要素2の間に配置されている。耐剪断組立体9は、平らな耐剪断要素10を備えている。平らな耐剪断要素10は、それ自体、手前面11、後面12、上縁13、下縁4及び第1と第2の側縁15と16を備えている。耐剪断組立体9には、耐剪断要素10と上縁13の近くて前面11に接続された上支材17がある。上支材17は、壁1の上枠7にほぼ平行に配置されている。耐剪断要素10の下縁14の近くで前面11に接続された下支材18がある。第1のコード19が耐剪断要素10の第1の側縁15の近くで前面11に接続されている。第2のコード20もまた耐剪断要素10の第2の側縁16の近くで前面11に接続されている。上支材17と下支材18及び第1と第2のコード19と20は、上支材17、下支材18、第1のコード19及び第2のコード20を耐剪断要素10に接続する手段21によって耐剪断要素10に接続されている。上と下の支材17と18及び第1と第2のコード19と20は、耐剪断要素10のための支持骨組を形成している。
【0012】
耐剪断組立体9は、耐剪断組立体9を上枠7に接続する手段22によって壁1の上枠7に接続され、耐剪断組立体9を下にある構造要素2に接続する手段23によって建築物の下にある構造要素2に接続されている。
【0013】
発明の好ましい形態において、壁1の下枠3、下枠3に載っている複数の垂直間柱5、壁1の上枠7、耐剪断組立体9の耐剪断要素10、耐剪断組立体9の上と下の間柱17と18及び耐剪断組立体9の第1と第2のコード19と20は、すべて木材又は木材合成物で作られている。これらの部材は、また鋼又は合成建築材料で作られてもよい。
【0014】
図10に示されているように、発明の好ましい形態において、下にある構造要素2が建築物の基礎であるとき、下枠3を建築物の下にある構造要素2に接続する手段4は基礎と機械的連結を形成するように曲げられたボルトの形をした基礎アンカーである。適当な深さに埋められた1.6cm(5/8インチ)直径のASTM A307又はA36基礎アンカーが大ていの基礎に十分であると分った。基礎アンカーの長さ、基礎アンカーと間の間隔及び基礎アンカーの基礎の中への取付けは、壁1に加わる力と基礎の強さによって決められる。接続する手段4はまたストラップアンカー、土台アンカー、ボルト、改造ボルト、基礎板ホールダウン、短冊金物、タイ又はそれらの組合せであってもよい。下にある構造要素2が床ダイヤフラム及び建築物の基礎から成っているとき、下枠3を建築物の下にある構造要素2に接続手段4は釘、木ねじ、ボルト、改造ボルト、骨組アンカー、山形鋼、タイ、板、短冊金物又はそれらの組合せであってもよい。下にある構造要素2が床ダイヤフラム、支持壁及び基礎から成っているとき、下枠3を建築物の下にある構造要素2に接続する手段4が釘、木ねじ、ボルト、基礎ボルト、改造ボルト、骨組アンカー、山形鋼、タイ、平板、短冊金物又はそれらの組合せであってもよい。下にある構造要素2が複数の床ダイヤフラム、複数の支持壁及び基礎から成っているとき、下枠3を建築物の下にある構造要素2に接続する手段4は、釘、木ねじ、ボルト、改造ボルト、骨組アンカー、山形鋼、タイ、平板、短冊金物又はそれらの組合せであってもよい。
【0015】
図11に示されているように、複数の垂直間柱5を下枠3に接続する好ましい手段6は、亜鉛メッキ釘であるが、木ねじ、接着材、溶接、クリップ、山形鋼、骨組アンカースタッド・プレートタイ、タイ、短冊金物又はそれらの組合せを用いることもできる。
【0016】
図11に示されているように、上枠7を垂直間柱5に接続する好ましい手段8はまた亜鉛メッキ釘であるが、木ねじ、接着材、溶接、クリップ、山形鋼、骨組アンカー、スタッド・プレートタイ、タイ、短冊金物又はそれらの組合せを用いることもできる。
【0017】
図1に示されているように、上支材、下支材18、第1コード19及び第2コード20を耐剪断要素10に接続する好ましい手段21は、長さ10dで0.38cm2 ×7.6cm(0.148インチ×3インチ)の普通釘であるが、木ねじ、溶接、クリップ、タイ、ブラケット、山形鋼、ステープル、接着剤又はそれらの組合せも使用できる。図1に示されているように、釘は、通常、耐剪断要素10のすべりを生じさせないで最大の先端抵抗を達成するために耐剪断要素10の周りに下縁13、上縁14、第1の側縁15及び第2の側縁16の近くに5cm(2インチ)間隔をあけて配置される必要がある。
【0018】
図11に示されているように、耐剪断組立体9を壁1の上枠7に接続する好ましい手段22は、ねじ付部分を有する上枠ファスナーであるが、釘、溶接、ボルト、短冊金物、ブラケット、タイ、山形鋼、アンカー平板、クリップ、骨組アンカー又はそれらの組合せを用いることもできる。好ましい上枠ファスナーは0.6cm15.24cm(1/4インチ×6インチ)のシンプソン、ストロング・ドライブねじ(Shimpson Strong Drive Screw)である。上枠ファスナーは耐剪断組立体9の上支材17を通して壁1の上枠7の中に挿入される。上枠ファスナーの数は耐剪断組立体9が支えると期待されている横荷重及び上枠ファスナーの強さによって変る。
【0019】
図11に示されているように、耐剪断組立体9を建築物の下にある構造要素2に接続する好ましい手段23は、壁1の下枠3を下にある構造要素2に接続する手段4と全く同様に基礎アンカーである。適当な深さに埋められた3本の1.6cm(5/8インチ)直径のASTM A307又はA36基礎アンカーが大ていの基礎に120m(4フィート)巾の耐剪断組立体を固定するのに十分であることが分った。基礎アンカーの長さ、基礎アンカー間の間隔及び基礎アンカーの基礎の中への打込みは、耐剪断組立体9に加わる力及び基礎の強さによって決められる。耐剪断組立体9を建築物の下にある構造要素2に接続する手段23は、またストラップアンカー、土台アンカー、ボルト、改造ボルト、基礎平板ファスナー、短冊金物、タイ又はそれらの組合せであってもよい。下にある構造要素2か床ダイヤフラム及び建築物の基礎から成っているとき、耐剪断組立体9を建築物の下にある構造要素2に接続する手段は、釘、木ねじ、ボルト、改造ボルト、骨組アンカー、山形鋼、タイ、平板、短冊金物、又はそれらの組合せであってもよい。下にある構造要素2が床ダイヤフラム、支持壁及び基礎から成っているとき、耐剪断組立体9を建築物の下にある構造要素2に接続する手段23は、釘、木ねじ、ボルト、改造ボルト、骨組アンカー−、山形鋼、タイ、平板、短冊金物又はそれらの組合せであってもよい。下にある構造要素2が複数の床ダイヤフラム、複数の支持壁及び基礎から成っているとき、耐剪断組立体9を建築物の下にある構造要素2に接続する手段23は釘、木ねじ、ボルト、改造ボルト、骨組アンカー、山形鋼、タイ、平板、短冊金物又はそれらの組合せであってもよい。
【0020】
図11に示されているように、発明の好ましい形態において耐剪断組立体9は、壁1の下枠3を通り越して下にある下にある構造要素2に直接に載っている。
【0021】
図11にやはり示されているように、好ましい形態においては耐剪断組立体9の第1と第2のコード19と20は、下にある構造要素2に直接に載っている。これは下支材18が第1及び第2のコード19及び20に瞬間反動が圧縮力を加えるときつぶされないようにしている。第1及び第2のコード19及び20が下にある構造要素2に直接に載っているので、20ゲージの鋼孤立板51は、湿気防壁として働くように第1及び第2のコード19及び20の下部に取付けられるのが好ましい。図6、7、及び8を参照されたい。これは、2本の8dの釘で達成され孤立板51を通して端釘止めされる。
【0022】
図7に示されているように、好ましい形態においては、耐剪断組立体9を下にある構造要素2に接続する手段23は、下にある構造要素2に固定された基礎アンカーである。基礎アンカーは、下にある構造要素2に加えられる横力を耐剪断組立体9に伝えるように設計されている。
【0023】
図7に示されているように、下支材18は基礎アンカーが通り抜ける穴を形成されている。好ましいのは、下支材18にある穴は下にある構造要素2にある基礎アンカーの不良取付けを調整するように大き目になっている。図7に示されているように、下支材18にある穴は細長穴25であるのが好ましく、細長穴25は、下支材18が水平にかつ壁1の長さに直角に滑ることができるように向きを向けられている。図14に示されているように、下支材18にある穴は、また、下支材18が所定の場所に滑っていけるようにする下支材18にある切欠き26であってもよい。接続部を改良して、耐剪断組立体9にかかる持ち上げに対する抵抗を与える。
【0024】
図7に示されているように、基礎アンカーと下支材18の間の密接な接触を確実にするために、エポキシ27を下支材18にある穴の中に挿入できる。
【0025】
図8に示されているように、本発明の好ましい形態において、歯29を備える歯付板28を用いて、基礎アンカーを受ける下支材18にある大き目の穴に帰因する下支材18を基礎アンカーとの間の遊びをなくす。歯付板20は、基礎アンカーを受けて、下支材18を歯29で接続する。ナット30を基礎アンカーの上にはめて締め付け、歯付板28の歯29を下支材18の中に押し込む。接続を改良するために座金50を付け加えることができる。
【0026】
図11に示されているように、好ましい形態において、耐剪断組立体9は、また、下にある構造要素2に固定されて、第1及び第2のコード19と20の近くに配置されている第1及び第2のアンカーボルト31を備えている。第1及び第2のアンカーボルト31は、第1及び第2のホールダウン32によって受けられる。第1及び第2のアンカーボルトにはめられたナット33は、第1及び第2の締め具32に係合する。第1及び第2のホールダウン32は、第1及び第2のホールダウン32を第1及び第2のコード19及び20に接続する手段34によって第1及び第2のコード19及び20に接続されている。
【0027】
第1及び第2のアンカーボルト31は、耐剪断組立体9が支えるように設計されている荷重に対して十分な抵抗を確実にするように、適当な場所に選択された深さで基礎に埋め込まれた少なくとも22cm(7/8インチ)直径のASTM A370又はA36のアンカーボルト31である必要がある。
【0028】
図7に示されているように、下支材18は、第1及び第2のアンカーボルト31が貫通するアンカーボルト穴を形成されているのが好ましい。できれば、下支材にあるアンカーボルト穴は、下にある構造要素2におけるアンカーボルト31の不良取付けを調整するようにオーバサイズに作られているのが好ましい。下支材18にあるアンカーボルトの穴は、また長穴形穴36であるのが好ましく、長穴形36は、下支材18が水平にかつ壁1の長さに対して直角に滑ることができるように向けられている。
【0029】
図7に示されているように、第1と第2のホールダウン32は、下支材18に長穴形穴25と同じ方向に向けられて、それとほぼ一線に並んでいる長穴形穴38を形成されているのが好ましく、第1と第2のホールダウン32を第1と第2のコード19と20に取付けるとき、長穴付穴38が第1と第2のアンカーボルト31を受ける。
【0030】
図14に示されているように、下支材にあるアンカーボルト穴をまた下支材18が所定の一に滑り込むことができるようにする下支材18の中の切欠き37として形成できる。下支材18にあるアンカーボルト穴が切欠き26及び37として形成されるとき、耐剪断組立体9が所定の位置に滑り込めるようにする門形切欠きが第1及び第2のホールダウン32の中に形成される必要がある。
【0031】
図11に示されているように、第1と第2のホールダウン32を第1と第2のコード19と20に接続する手段34がねじ付シャンク部分を有するホールダウン・ファスナである。できれば、これらのホールダウン・ファスナは、それらもボルト、釘、木ねじ又は接着材であってもよいが、0.64cm×7.6cm(1/4インチ×3インチ)のシンプソン強力ドライブねじであるのが好ましい。
【0032】
図13に示されているように、ホールダウン・ファスナの第1及び第2のコード19及び20を貫通することなく第1及び第2のコード19及び20の中に選択された距離だけ挿入されるのが好ましい。これによって耐剪断組立体9が壁1の間柱5の間にぴったりはまることができるようになる。
【0033】
図4及び5に示されているように、上支材17、下支材18、第1のコード19及び第2のコード20を耐剪断要素10に接続する手段21は、シャンク部分41を備える縁ファスナーであるのが好ましい。できれば、これらの縁ファスナーは、第1及び第2のコード19及び20及び上支材17は2列の釘によって耐剪断要素10に取付けられるのが好ましい。釘の列は、1.27cm(1/2インチ)間隔置きになっている。各列の内部では、釘は、10.16cm(4インチ)間隔置きになっている。図9に最も良く示されているように各列間の釘は、約5.08cm(2インチ)離して千鳥打ちされている。下支材18は、3列の釘によって耐剪断要素10に取付けられるのがよい。釘の列は1.27cm間隔を離されている。各列の間では釘は、約3.3cm離して千鳥打ちされている。釘がはずれるのを減らすために耐剪断要素10の上と下の縁13と14及び第1と第2の側縁15と16から少なくとも0.91mm間隔をあけられる必要がある。
【0034】
図3、4及び5に最もよく示されているように、耐剪断組立体9の好ましい形態において、本明細書で境界縁取り部材42というものを用いて耐剪断要素10及び上と下の支材17と18及び第1と第2のコード19と20の間の接続を強める。耐剪断要素10の上に上と下の縁13と14及び第1と第2の側縁15と16のところに配置されている。境界縁取り部材42は、縁ファスナーのシャンク部分41によって突き刺されている。
【0035】
できれば、境界縁取り部材は、耐剪断要素10を囲む中央部材44によって結合された1対の脚43を備えるU字形チャネルである。縁ファスナーの各々のシャンク部分41は、U字形チャネルの脚43を貫通している。境界縁取り部材42は、20ゲージの亜鉛メッキ金属板で形成されるのが好ましい。境界縁取り部材42の脚43と中央部材44は、種々の釘止め形状及び異なる厚さの耐剪断要素10に適応する異なる巾のものであってよい。できれば、2.54cm(1インチ)間隔を離した0.38cm(0.125インチ)直径の穴52を中央部材44に形成するのがよい。これらの穴52は、上と下の縁13と14及び耐剪断要素10の第1及び第2の側縁15と16から湿気を逃すことができる。
【0036】
耐剪断組立体9が十分に巾広い場合、耐剪断組立体9は、耐剪断要素10の上と下の支材17と18の間に配置された中間間柱45で作られるのが好ましい。これらの中間間柱45は、3.81cm×7.62cm(1.5インチ×3インチ)の機械応力定格(MSR)サウザン・イエロー・パイン(Sothern Yellow Pine 米国南部産松)間柱で形成されるのか好ましい。これらの中間間柱45は、中間間柱45を上と下の支材17と18に接続する手段46によって上と下の支材17と18に接続される。中間間柱45を上と下の支材17と18に接続する手段46は、20dの0.381cm×13.97cm (0.150インチ5.5インチ)の釘であるのが好ましい。また好ましい実施形態においては、耐剪断組立体9の中間間柱45は、中間間柱45を耐剪断要素10に接続する手段47によって耐剪断要素10に接続されている。図1に最もよく示されているように、好ましい形態においては、中間間柱45を耐剪断要素10に接続する手段47は、30.48cm(12インチ)間隔を離した10dの0.376cm7.62cm(0.148インチ×3インチ)普通釘である。
【0037】
図4及び5に示されているように、好ましい実施形態においては、耐剪断組立体9の第1と第2のコード19と20は、重ね合わされた2枚の細長い木材部材48で形成されている。できれば、これらの細長い木材部材48は、乾燥された3.18cm×8.89cm(11.5インチ×3.5インチ)MSRサウザン・イエロー・パインであるのがよい。木材部材48は、糊で張り合わされて、次に7.30cm×7.62cm(2.875インチ×3インチ)の寸法に削り仕上げされる。できれば、上支材17は、この同じ材料で2枚の重ね合わされた細長い木材部材53から同じ方法で形成されるのがよい。下支材18は、6.35cm7.62cm(2.5インチ×3インチ)の圧縮処理されたサウザン・イエロー・パインであるのが好ましい。これらの寸法において、耐剪断要素10は、1.19cm(15/32インチ)巾でなお2×4部材から形成された壁1の輪郭内にはまることができる。耐剪断組立体9は、壁1の構成を妨げることなく壁1の中にはまるように設計されている。電気導管及び衛生導管を木製の第1及び第2のコード19と20を容易に突き通すことができ、耐剪断組立体9からの妨害なしに化粧板付け及びシートロッキングを実行できる。
【0038】
耐剪断組立体9を種々の空間にはまるように様々な寸法で形成できる。幾つかの例において、耐剪断要素10は単一の構造パネル49を備えている。図1を参照されたい。他の例においては、耐剪断要素10は耐剪断要素10が構造パネル間に継手を形成する単一平面内に配置された複数の隣接する構造パネルから形成される必要がある。構造パネル49は有向ストランド板(OSB)1.19cm(15/32インチ)APA定格構造1下地板、32/16、露出1であるのが好ましい。構造パネル49は、また、合板、木材及び合成積層板、木材と鋼の積層材、石膏と鋼の積層材、合成材料及び鋼で形成されていてもよい。
【0039】
耐剪断要素10を複数の構造パネル49から構成する場合、中間間柱45と中間間柱45を耐剪断要素10に接続する手段46を用いてそれらの継ぎ目で構造パネル49を結合できれば、中間間柱45を耐剪断要素10に接続する手段46か10dの0.376cm×7.62cm(0.148インチ×3インチ)普通釘であるのがよい。
【0040】
好ましいのは、下支材18が6.35cm7.62cm(2.5インチ×3インチ)の断面寸法を備えた圧縮処理されたサウザン・イエロー・パインで作られることである。下支材18は、また湿気の浸入を防ぐために材料を圧縮処理する工程を加えて、第1と第2のコード19と20と同じ方法で同じ材料から構成されてもよい。
【0041】
図11に示されているように、上枠7は、2重層を作るために釘又は木ねじによって結合された複数の個々の細長い木材部材54で形成されるのが好ましい。
【0042】
以下に説明するように、本発明の壁1を作る好ましい方法において、耐剪断組立体9は最初に据え付けられて壁1の残りの構成要素は、その周りに作られる。しかし、ときには、耐剪断組立体9は、壁1の残りの構成要素を構成して下にある構造要素2に据え付けられた後に加えられる必要がある。これらの例において、耐剪断組立体9を下支材18が基礎アンカーのための切欠き26とアンカーボルトのための切欠き37を形成されており、第1と第2のホールダウン32が門形切欠き39を形成されている場合に、所定の位置に滑り込ませることができる。図14を参照。耐剪断組立体9は、また、図15及び16に示されているように所定の位置に傾けられることができるであろう。耐剪断組立体9を所定の位置に傾ける場合、壁1の上枠7と耐剪断組立体9の上支材17の間にシム55を設けることが最良である。
【0043】
図1に示されているように、追加の釘56を用いて耐剪断組立体9の上支材17を第1と第2のコード19と20に接続できる。
【0044】
本発明の好ましい形態を作る方法の説明を以下に行い、そこでは下にある構造要素2が図11に最もよく見られるようにコンクリート基礎である。
【0045】
まず、耐剪断組立体9が構成される。できれば、これはそれらの構成を専門とする組立人によって工場で行われるのがよい。長穴形穴25を長穴形アンカーボルト穴36は、下穴材に形成されている上と下の支材17と18、第1と第2のコード19と20及び中間間柱45は、所望の大きさに切断される。第1と第2のホールダウン32は、第1と第2のコード19と20に取付けられる。上支材17、下支材18、第1のコード19、第2のコード20及び中間間柱45は、ジグの上に置かれる。中間間柱45は、上と下の支材17と18に上と下の支材17と18を通して打たれる釘で接続される。次に第1と第2のコード19と20は、やはり上支材17を通して打たれる釘で上支材17に取付けられて、耐剪断要素のための骨組みを形成する。次に耐剪断組立体10は境界縁取り部材42とはめ合わされて骨組みの上に載せられる。次に、縁ファスナーが境界縁取り部材42と耐剪断要素10を通して骨組みに打ち込まれる。中間間柱45は、また釘によって骨組みに取付けられて、工場で耐剪断組立体9の構成を完了する。
【0046】
施工現場においては、壁1の下枠3を固定する基礎アンカー、耐剪断組立体9の下支材18を固定する基礎アンカー及び耐剪断組立体9の第1と第2のコード19と20を固定するアンカーボルト31は、予め定めた場所においてコンクリート基礎のための型枠にセットされる。コンクリート型枠は次にコンクリートを流されて養生のためにそのままにされる。
【0047】
次に、耐剪断組立体9は、基礎アンカーとアンカーボルトの上に据え付けられる。基礎アンカーは、長穴形穴25に挿入されて、アンカーボルト31は、下支材18にある長穴形アンカーボルト穴36及びホールダウン32にある長穴形穴38に挿入される。歯付板28、座金50及びナット30は、次に、基礎アンカーにはめられる。耐剪断組立体9が基礎と正しく一線に並べられると、ナット30は、基礎アンカーに締め付けられて、耐剪断組立体9は、所定の場所に固定される。アンカーボルト31のためのナット33は、次に、それらが第1と第2のホールダウン32にもたれかかるように締め付けられる。
【0048】
次に、残りの壁1を構成する。最初に、下板3がそれを基礎に取付ける基礎アンカーの上にはまるように準備される。これは選択された点で下枠3の中に穴をあけることによって行われる。次に、間柱5が上と下の枠7と3に取付けられる。一般に、これは壁1を地面に平らに置いて遂行される。この段階を終えると、壁1は傾けて起こされて、基礎アンカーにかぶせてはめられる。最後に、耐剪断組立体9は、上枠ファスナーによって壁1に取付けられる。用いられる上枠ファスナーの数は、上枠ファスナーの強さとそれらが支えるように設計されている荷重によって左右される。
試 験
【0049】
本発明の好ましい形態を特徴づけて定めるために、個々の耐剪断組立体が構成されて試験された。
【0050】
耐剪断組立体は、カリフォルニア州ブリア(Brea)にあるシンプソン・ストロング‐タイ社(Simpson Strong‐Tie Co.)の研究所において地震の間に起こるであろう。繰返し横力の間に壁に挿入されるときの耐剪断組立体の挙動を模擬するように設計された機械で試験された。
【0051】
試験は、耐剪断組立体の強さとこわさを測定する。こわさは、上支材を所定の横距離移動させるに必要な力に関して測定される。強さは、これらの点に関して同様に記載される。強さはまた完全な破壊が起ったとき、耐剪断組立体に加えられている変位力のレベルがどうかであったか、すなわち、耐剪断組立体がもはや横力に対して何ら意味ある抵抗を与えなかった点によって記載されている。
【0052】
試験結果は、多数の異なる耐剪断組立体に対して表1、2及び3に報告されている。各結果は、繰返し負荷条件のもとで耐剪断組立体の最上部を1.27cm(0.5インチ)(1.27cmにおける荷重)及び繰返し負荷条件のもとで2.54cm(1.0インチ)(1.27cmにおける荷重)変位するのに必要な力に関して報告されている。また完全な破壊が起ったときの荷重(最大荷重)も報告されている。
【0053】
試験は、1987年に組積造研究についての統合技術調整委員会(JointTechnical Coordinating Committee onMasonry Research)(TCCMAR)によって開発された実験計画案に従って行われた。ポータ−・エム・エル(Porter,M.L.)の「TCCMAR試験のための逐次段階式変位(SPD)手順」(Sequential Phased Displacement)、日本、トマム、米日調整地震研究プログラムの組積造研究についての統合技術調整委員会の第3回会議議事録(Proceedings of the Third Meeting of the Joint Technical Coordinating Committee on Masonry Research,US−Japan Coodinated Earthquake Research Program, Tomaru,Japan)を参照のこと。
【0054】
TCCMAR手順は試験中に起こる第1の優位限界招待として定義される第1の主要事象(FME)の概念次第で決まる。FMEは、荷重を同じ壁変位増分まで繰り返すとき、壁の荷重容量か最初の荷重と変位から最初に顕著に落ちるときに起こる。すべての試験に対するFMEは、8フィート高さの耐震壁をその最上部で0.8インチ変位させることができるとき起こると仮定された。
【0055】
TCCMAR手順は、壁の仮定FMEの種々の増分で完全逆転のサイクルを加えることからなる。図18参照。
【0056】
第1段階において、3サイクルの完全逆転変位が、FMEの25%で耐震壁の最上部に加えられる。第1段階は、次にFMEの50%で3サイクルの完全逆転変位を加えることによって続く。次に、3サイクルの完全逆転変位を75%で加える。次に、完全逆転変位をFMEの100%1サイクルの間増やす。これは、この第1の段階の間の最大値である。次いで、段階最大値の75%、50%及び25%で各々1サイクルの間“減衰”サイクルの変位がその順でそれぞれ加えられる。次いで、3安定化サイクルの変位が段階最大値(FMEの100%)で耐震壁の最上部に加えられる。これらの終結サイクルは試験の次段階の前に耐震壁の荷重−変位応答を安定化する。
【0057】
試験頻度に従って直接に続く第2段階において、完全逆転変位の1段階最大値サイクルがFMEの125%で加えられる。次いで、“減衰”サイクルの変位がその段階の間の最大値の75%、50%及び25%のおのおので1サイクルの間その順序でそれぞれ加えられる。次に、その段階の間の段階最大値(第2段階に対するFMEの125%)に等しい3安定化サイクルが耐震壁に加えられる。
【0058】
第3段階において、完全逆転変位の1段階最大値サイクルがFMEの150%で耐震壁に加えられる。次いで、“減衰”サイクルの変位がその段階の間の最大値の75%、50%及び25%のおのおので1サイクルの間加えられる。次に、その段階の間の段階最大値(第3段階に対するFMEの150%)に等しい3安定化サイクルが耐震壁の最上部に加えられる。
【0059】
次々の段階が第2及び第3の段階と同様な具合に増分を増やしながら図18に示されているように続けられる。増分循環荷重−変位段階は、FMEの175%、200%、250%、300%、350%及び400%の段階最大値で続けられるか、又は壁が過大変位を示すまで、又は壁変位が試験装置の容量を超えるまで、この場合には±7.62cm(3.0インチ)。すべての試みにおいて、耐震壁の横荷重容量は耐震壁が7.62cm変位させられる時間によって非情に減らされる。
【0060】
ラッキング剪断荷重試験試料が壁の上部に置かれたアクチュエータを通して加えられた。アクチュエータは、構造パネルのどんな動きも妨げないように置かれた。耐震壁の最上部にたわみを生じさせるアクチュエータは、コンピュータで制御された。アクチュエータの荷重が1サイクル毎秒の頻度で壁に加えられた。
【0061】
耐剪断組立体は、試験骨組の台に中心間約30.48cm(12インチ)及び耐震壁の両端から約30.48cmの距離をとって下支材を通過する1.59cm直径の基礎ボルトで取付けられた。
【0062】
耐剪断組立体試験試料の垂直に配置された第1及び第2のコードは、ホールダウン及び下支材を貫通する2.22cm(7/8インチ)アンカーボルトで試験骨組みに取付けられた。すべての試験は、本発明に従って形成された実験的ホールダウンを用いた試験F945を除いて、シンプソン ストロング タイのPHD8ホールダウンで行われた。試験F945に用いられたホールダウンは、第1及び第2のアンカーボルトを受ける長穴形穴を形成され、第1及び第2のコードに0.64cmによって取付けられた。PHD8ホールダウンは、また、第1及び第2のアンカーボルトを受ける長穴形穴を形成されていないことを除いて、第1及び第2のコードに0.64cm×7.62cmシンプソン ストロングのドライブ・スクリューによって取付ける。
【0063】
試験に用いられた材木は、試験の目標に従って異なった。一般に、試験の時点での材木の含水比は約20〜25%であった。
【0064】
上支材は、一般に釘で接続された二重ツーバイフォーであった。各耐震壁に用いる上支材は122cmの長さである。下支材もまた普通はツーバフォーである。上と下の支材及び第1と第2のコートに加えて、互いに及び第1と第2のコードから中心で40.64cm間隔をあけた2本のツーバイフォー間柱が追加されて、上と下の支材に釘で現在受け入れられている建築手法に従って端釘止めされた。
【0065】
さまざまなコードが垂直に配置された第1及び第2のコードとして用いられた。全ての試験において、現在の建築手法を反映している試験F498を除いて、第1及び第2のコードは約236cmの高さであった。これは、コードが試験骨組みに直接に載っていたことを意味する。コードを試験骨組にセットすることがコ−ドによる下支材のつぶれに起因する耐剪断組立体の破損を無くし、耐剪断組立体の性能を大いに改良する。下支材を飛び越す長いコードを使用することのこの特定の設計は、耐剪断組立体が比較的比圧縮性の建物基礎に載っている場合に特に有効である。
【0066】
合板及び有向ストランドボードの構造パネルが試験における構造パネル又は耐剪断要素として用いられた。全ての試験が垂直に配置された表面木目又は強さ軸を備えた骨組用部材に適用された一つの122cm×244cm構造パネルで行われた。
【0067】
一般的に言えば、構造パネルは上及び下支材及び第1と第2のコードに長さが5.40cm又は7.62cmの鋼10d普通釘によって止められた。全ての釘が骨組部材に均一建築コードに従うようにそれらのシャンク直径の少なくとも11倍の深さまで打ち込まれた。全ての釘が頭が耐剪断組立体又は境界縁取り部材のどちらかにもたれて同じ高さになるように打たれた。全ての釘は、表に別に注記されている場合を除いて、構造パネルの周辺の回りに中心上5.1cm間隔を離されている。一般的には、構造パネルは、中心間で30.48cm間隔を離された10d×7.62cm長さの普通釘で中間間柱に取付けられた。
【0068】
表1は、本発明に従って作られた基本耐剪断組立体(試験F495)から本発明の好ましい要素のほとんどを組込んだ耐剪断組立体への進歩を表している。試験F945は、好ましい実施形態の説明に記載された釘止めパターンを用いて耐剪断組立体を第1と第2のコード及び下と上の支材に接続した。試験F945はまた、構造パネルに対して有向ストランドボードの好ましい材料を用いた。好ましい実施形態におけるように、試験F945のコードは長いコードであった。試験F945においては、第1及び第2のコードは下支材を飛び越して試験骨組に直接に載った。試験F945はまた、積層材を形成するために糊で張り合わされた個々の木材部材から作られた第1及び第2のコードを用いた。試験F945はU字形境界縁取り部材を用いた。最後に、試験945は、長穴形穴を有し第1及び第2のコードにねじ付きシャンクを有するホールダウン・ファスナによって接続されるホールダウンを用いた。
【0069】
第2及び3は、異なる材料を第1及び第2のコードに用いる耐剪断組立体の間のできるだけ直接の比較を与えている。また、試験F945は、比較された組立体の中の好ましいユニットである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の耐剪断組立体の斜視図で、耐剪断要素の後面を示している。
【図2】本発明の耐剪断組立体の斜視図で、耐剪断要素の前面を示している。
【図3】本発明の境界縁取り部材の一部分の斜視図である。
【図4】本発明に従って作られた耐剪断組立体の一部分の水平断面図で、第2のコードに釘で取付けられた耐剪断要素を示している。耐剪断要素の第2の側縁を囲む境界縁取りが示されている。本発明に従って作られた耐剪断組立体の一部分の水平断面図で、第2のコードに釘で取付けられた耐剪断要素を示している。耐剪断要素の第2の側縁を囲む境界縁取りが示されている。
【図5】本発明に従って作られた耐剪断組立体の一部分の水平断面図で、第2のコードに釘で取付けられた耐剪断要素を示している。耐剪断要素の第2の横側縁を囲む境界縁取りが示されている。本発明に従って作られた耐剪断組立体の一部分の水平断面図で、第2のコードに釘で取付けられた耐剪断要素を示している。耐剪断要素の第2の側縁を囲む境界縁取りが示されている。
【図6】本発明に従って作られた耐剪断組立体の一部分の斜視図である。第1のコードにホールダウン・ファスナによって取付けられた第1のホールダウンが示されている。第1のコードは孤立板で示されている。
【図7】本発明に従って作られた耐剪断組立体の一部分の斜視図である。基礎アンカー及び耐剪断組立体を下にある構造要素に取付ける第1のアンカーボルトも示されている。下支材にある基礎アンカーのための長穴形穴は、エポキシを充填されて示されている。
【図8】本発明に従って作られた耐剪断組立体の一部分の斜視図である。基礎アンカー及び耐剪断組立体を下にある構造要素に取付ける第1のアンカーボルトも示されている。基礎アンカーに被せてはまる歯付き板も示されている。
【図9】本発明の耐剪断組立体の斜視図であり、耐剪断要素の後面を示している。耐剪断組立体は、下にある構造要素に載って示されている。耐剪断組立体は、境界縁取り部材と一緒に示されている。【図10】本発明に従って作られた壁の一部分の斜視図である。耐剪断組立体の第2のコードに取りつけられた第2のホールダウンを表すために切り取られた耐剪断要素の一部分が示されている。
【図11】本発明に従って作られた壁の一部分の正面断面図である。
【図12】本発明に従って作られた壁の一部分の正面断面図で、耐剪断組立体の上側部分を示している。
【図13】本発明に従って作られた壁の一部分の正面断面図で、耐剪断組立体の下側部分を示している。
【図14】基礎アンカー及び第1と第2のアンカーボルトによって下にある構造要素に取付けられた本発明の耐剪断組立体の斜視図である。耐剪断要素の前面が示されている。切欠き付穴のついた下支材が示されている。
【図15】施工中の本発明の壁の側面図である。壁の中に傾けられている耐剪断組立体が示されている。
【図16】施工中の本発明の壁の一部分の側面図である。壁の中に傾けられている耐剪断組立体が示されている。
【図17】本発明に従って作られた壁の一部分の正面断面図で、耐剪断組立体の上側部分を示している。壁の上枠と耐剪断組立体の上支材の間に置かれたシムが示されている。
【図18】本発明によって作られた耐剪断組立体を試験するのに用いられた手順による各サイクルにおける耐剪断組立体のたわみを示すグラフである。
【符号の説明】
【0070】
1 壁
2 下にある構造要素
3 下枠
5 垂直間柱
7 上枠
9 耐剪断組立体
10 耐剪断要素
15、16 側縁
17、18 支材
19、20 コード
32 ホールダウン
45 中間間柱
49 構造パネル
55 シム
【発明の名称】 横力に耐える建築物壁
【特許請求の範囲】
【請求項1】
下にある構造要素によって支えられる壁を備える建築物において、横力に耐えるように設計された壁であって、前記壁がa.前記建築物の前記下にある構造要素に載っている下枠、b.前記下枠を前記建築物の前記下にある構造要素に接続する手段、c.前記下枠に載っている複数の垂直間柱、d.前記複数の垂直間柱を前記下枠に接続する手段、e.前記垂直間柱に載っている上枠、f.前記上枠を前記垂直間柱に接続する手段、g.前記上枠に接続されると共に前記下にある構造要素に接続されて前記上枠と前記下にある構造要素の間に配置された耐剪断組立体を備え、前記耐剪断組立体が1.平らな耐剪断要素、前記平らな耐剪断要素が前面と後面、上縁、下縁及び第1と第2の側縁を有し、前記剪断組立体がまた2.前記耐剪断要素の前記上縁の近くで前記前面に接続されて、前記壁の前記上板にほぼ平行に配置された上支材、3.前記耐剪断要素の前記下縁の近くで前記前面に接続された下支材、4.前記耐剪断要素の前記第1の側縁の近くで前記前面に接続された第1のコード、5.前記耐剪断要素の前記第2の側縁の近くで前記前面に接続された第2のコード、及び6.前記上支材、前記下支材、前記第1のコード及び前記第2のコードを前記耐剪断要素に接続する手段を備え、前記上と下の支材及び前記第1と第2のコードが前記耐剪断要素のための支持骨組みを形成し、h.前記耐剪断組立体を前記壁の前記上板に接続する手段、及びi.前記耐剪断組立体を前記建築物の下にある構造要素に接続する手段とを備える横力に耐える壁。
【請求項2】
a.前記下枠を前記建築物の下にある構造要素に接続する前記手段が基礎アンカーであり、b.前記複数の垂直間柱を前記下枠に接続する前記手段が釘であり、c.前記上枠を前記垂直間柱に接続する前記手段がやはり釘であり、d.前記上支材、前記下支材、前記第1のコード及び前記第2のコードを前記耐剪断要素に接続する前記手段が釘であり、e.前記耐剪断組立体を前記壁の前記上枠に接続する前記手段かねじ付シャンク部分を有する上枠ファスナーであり、f.前記耐剪断組立体を前記建築物の下にある構造要素に接続する前記手段か基礎アンカーである請求項1に記載の壁。
【請求項3】
前記耐剪断組立体が前記下にある構造要素に直接に載っている請求項1に記載の壁。
【請求項4】
前記耐剪断組立体の前記第1と第2のコードが前記下にある構造要素に直接に載っている請求項3に記載の壁。
【請求項5】
前記耐剪断組立体を前記下にある構造要素に接続する前記手段が前記下にある構造要素に加えられる横力を前記耐剪断組立体に伝えるように設計されている請求項1に記載の壁。
【請求項6】
前記基礎アンカーを通過させる穴を形成されている請求項5に記載の壁。
【請求項7】
前記下支材にある前記穴が前記下にある構造要素にある前記基礎アンカーの不良据付けを調整するようにオーバサイズに作られている請求項6に記載の壁。
【請求項8】
前記下支材にある前記穴が長穴形穴であり、前記長穴形穴は前記下支材が水平にかつ前記壁の長さに直角に滑ることができるように向けられている請求項6に記載の壁。
【請求項9】
前記下支材にある前記穴が前記下支材を所定の場所に滑り入らせる前記下支材にある切欠きである請求項6記載の壁。
【請求項10】
前記基礎アンカーと下支材との間の密接な接触を確実にするために前記下支材にある前記穴の中にエポキシをさらに備えている請求項7、8又は9に記載の壁。
【請求項11】
a.歯を備え、前記基礎アンカーを受けて前記下支材に前記歯で接続する歯付板と、b.前記歯付板の前記歯を前記下支材に押し込む前記基礎アンカーにはめられるナットをさらに備える請求項6に記載の壁。
【請求項12】
前記下支材にある前記穴が前記下にある構造要素における前記基礎アンカーの不良据付を調整するようにオーバサイズに作られている請求項11に記載の壁。
【請求項13】
前記下支材にある前記穴が長穴形穴であり、前記長穴形穴は前記下支材が水平にかつ前記壁の長さに直角に滑ることができるように向けられている請求項11に記載の壁。
【請求項14】
前記下支材にある前記穴が前記下支材を所定の場所に滑り入らせる前記下支材にある切欠きである請求項12に記載の壁。
【請求項15】
a.前記下にある構造要素に固定され、前記第1と第2のコードの近くに配置されている第1と第2のアンカーボルト、b.前記第1と第2のアンカーボルトを受ける第1と第2のホールダウン、c.前記第1と第2のアンカーボルトにはめられて前記第1と第2のホールダウンに係合するナット、及びd.前記第1及び第2のホールダウンを前記第1及び第2のコードに接続する手段をさらに備える請求項1に記載の壁。
【請求項16】
前記下支材が前記第1及び第2のアンカーボルトの通過するアンカーボルト穴を形成されている請求項15に記載の壁。
【請求項17】
前記下支材にある前記アンカーボルト穴が前記下にある構造要素における前記第1と第2のアンカーボルトの不良据付に適応するためにオーバサイズに作られている請求項16に記載の壁。
【請求項18】
前記下支材にある前記アンカーボルト穴が長穴形穴であり、前記長穴形穴は、前記下支材が水平にかつ前記壁の長さに直角に滑ることができるように向けられている請求項16に記載の壁。
【請求項19】
前記下支材にある前記アンカーボルト穴が前記下支材を所定の場所に滑り込ませることができるようにする前記下支材にある切欠きである請求項17に記載の壁。
【請求項20】
前記第1及び第2のホールダウンが前記下支材にある前記長穴形穴と同じ方向に向けられ、それとほぼ一直線に配置されており、前記第1と第2のホールダウンが前記第1と第2のコードに取付けられるとき、前記長穴形穴か前記第1と第2のアンカーボルトを受ける長穴形穴を形成されている請求項18に記載の壁。
【請求項21】
a.前記第1及び第2のホールダウンが前記下支材にある前記切欠きと同じ方向に向けられ、それとほぼ一直線に配置されており、前記第1と第2のホールダウンが前記第1と第2のコードに取付けられるとき、前記長穴形穴が前記第1と第2のアンカーボルトを受ける長穴形穴を形成されており、b.前記第1と第2のホールダウンが前記耐剪断組立体を所定の場所に滑り込ませることのできる門形切欠きを形成されている請求項19に記載の壁。
【請求項22】
前記第1及び第2のホールダウンを前記第1及び第2のコードに接続する前記手段がねじ付シャンク部分を有するホールダウン・ファスナ−である請求項16記載の壁。
【請求項23】
前記ねじ付ファスナーが前記第1と第2のコードを通り抜けることなく前記第1と第2のコードの中に選択された距離だけ挿入される請求項22記載の壁。
【請求項24】
前記上支材、前記下支材、前記第1のコード及び前記第2のコードを耐剪断要素に接続する前記手段がシャンク部分を有する縁ファスナーである請求項1に記載の壁。
【請求項25】
前記耐剪断要素上に前記上と下の縁及び前記第1と第2の側縁に配置されて、前記縁ファスナーの前記シャンク部分によって突き抜かれて、それによって前記縁ファスナーによって作られた接続部を強化する境界縁取り部材をさらに備える請求項24に記載の壁。
【請求項26】
前記境界縁取り部材が前記耐剪断要素を囲む中央部材によって結合それた1対の脚を有するU字形チャネルであり、前記縁ファスナーの各々が前記U字形チャネルの前記脚の各々を貫通する請求項25に記載の壁。
【請求項27】
前記耐剪断組立体を前記壁の前記上板に接続する前記手段がねじ付シャンク部分を有する上枠ファスナーである請求項1に記載の壁。
【請求項28】
前記上枠ファスナーが前記耐剪断組立体の前記上支材を通して前記壁の前記上枠の中に挿入される請求項27に記載の壁。
【請求項29】
前記耐剪断組立体がさらにa.前記耐剪断要素の前記上と下の支材の間に配置された中間間柱、及びb.前記中間間柱を前記上と下の支材に接続する手段をさらに備える請求項1に記載の壁。
【請求項30】
前記中間間柱を前記耐剪断要素に接続する手段をさらに備える請求項29に記載の壁。
【請求項31】
前記耐剪断組立体の前記第1及び第2のコードが重ね合わされた2枚の細長い木材部材から形成されている請求項1に記載の壁。
【請求項32】
前記耐剪断要素が単一構造パネルを備えている請求項1に記載の壁。
【請求項33】
前記耐剪断要素が前記構造パネルの間に継手を形成する単一平面内に配置された複数の隣接構造パネルを備える請求項1に記載の壁。
【請求項34】
前記耐剪断組立体がさらにa.前記耐剪断要素の前記上と下の支材の間に配置された中間間柱と、b.前記中間間柱を前記上と下の支材に接続する手段と、c.前記中間間柱を前記構造パネルに接続する手段とを備え、選択された中間間柱が前記構造パネルの前記継手に配置されて前記構造パネルを一つに接続するのに役立っている請求項33に記載の壁。
【発明の詳細な説明】
【発明の属する技術分野】
【0001】
本発明は、改良された壁を組み入れた建築物に加わる横力に耐える改良された壁に関する。詳しく言えば、本発明は、加わる地震又は風荷重によって生じたものなどの横力に耐えるように特別に設計された副構成要素を中に備えた軽量骨組建築物における壁に関する。本発明は、設計者が自信をもって設計の対象となる横力に耐えるということを予測できる構造を提供することによって軽量骨組構成における従来の壁設計に改良を加える。
【従来の技術】
【0002】
すべての構造物が横力に耐えるように設計されなければならない。軽量骨組構法壁の横方向抵抗を改良する現在の方法は、従来の方法に従って作られた壁に追加する構成要素に絞られていた。軽量骨組構法においては、最も簡単なそのような壁は、下枠、前記下枠に載ってそれに接続された間柱及び間柱に載ってそれに載って接続された上枠からなっている。窓及び出入口のための開口部を軽量骨組壁に組み込むこともある。
【0003】
横力に対して壁に筋かいをする最初期の方法のうちの一つは、斜め筋かい部材の形に壁の骨組に筋かいを組入れることであった。横抵抗を与えるもう一つの簡単な手段は、骨組に壁板下張りを設けることであった。合板壁下張り及び配向ストランドボードが従来の軽量骨組構法において今日用いられている普通の壁板下張り材料である。
【0004】
軽量骨組構法設計がより精巧になったので、基礎アンカーが壁の下枠を基礎に接続して壁を基礎からすべり落ちないようにするために加えられた。後ほど、ある種の壁が横力によって生じたモーメント反動を受けて持ち上がるに十分に軽くて、そのために壁の間柱と基礎にセットされたボルトとに取付けるホールダウンといわれるブラケットでさらに固定されることが必要であることが分かった。
【0005】
適当な設計と取付けについては、壁板下張り、基礎アンカー及び固定されたホールダウンを従来の壁に適用することによって横抵抗を与えるこれらの従来の方法は、大抵の横力に受け入れできる抵抗を与えることができる。しかし、従来の方法を用いる適当な取り付けが問題になる可能性がある。作業現場での分業は、不適当な接続をもたらす可能性がある。さらに、取付け人は、労力を節約して、次には取付けを容易にするため又は美観を考慮して横力に対する抵抗を犠牲にすることがある。
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明の一つの目的は、取付けられたままで、壁に加わる横力に耐える特定の設計荷重を達成できる建築物内の壁を提供することである。
【0007】
本発明の一つの目的は、建築物に加わる剪断力に耐えることができて、施工するのに容易でかつ経済的な壁を提供することである。
【問題を解決するための手段】
【0008】
本発明によれば、これらの目的は、下にある構造要素によって支えられる壁を備える建築物において、横力に耐えるように設計された壁であって、前記壁が、a.前記建築物の前記下にある構造要素に載っている下枠、b.前記下枠を前記建築物の前記下にある構造要素に接続する手段、c.前記下枠に載っている複数の垂直間柱、d.前記複数の垂直間柱を前記下枠に接続する手段、e.前記垂直間柱に載っている上枠、f.前記上枠を前記垂直間柱に接続する手段、g.前記上枠に接続されると共に前記下にある構造要素に接続されて前記上枠と前記下にある構造要素の間に配置された耐剪断組立体を備え、前記耐剪断組立体が1.平らな耐剪断要素、前記平らな耐剪断要素が前面と後面、上縁、下縁及び第1と第2の側縁を有し、前記剪断組立体がまた2.前記耐剪断要素の前記上縁の近くで前記前面に接続されて、前記壁の前記上板にほぼ平行に配置された上支材、3.前記耐剪断要素の前記下縁の近くで前記前面に接続された下支材、4.前記耐剪断要素の前記第1の側縁の近くで前記前面に接続された第1のコード、5.前記耐剪断要素の前記第2の側縁の近くで前記前面に接続された第2のコード、及び6.前記上支材、前記下支材、前記第1のコード及び前記第2のコードを前記耐剪断要素に接続する手段を備え、前記上と下の支材及び前記第1と第2のコードが前記耐剪断要素のための支持骨組みを形成し、h.前記耐剪断組立体を前記壁の前記上枠に接続する手段及びi.前記耐剪断組立体を前記建築物の下にある構造要素に接続する手段とを備える横力に耐える壁を提供することによって解決することができる。
【発明の実施の形態】
【0009】
本発明は、壁1を組み入れた建築物に加わる横力に耐えるように設計された改良された壁1に関する。建築物は、壁1を支える下にある構造要素2を備えている。図10に示されているように、下にある構造要素2は、コンクリート基礎であってよい。多くの場合、壁1は、基礎に直接に載っていないで、基礎に載っている床ダイヤフラムに載っているであろう。この場合には、下にある構造要素は床ダイヤフラムと基礎になる。壁1が建築物の第2又は第3のレベルにある場合は、下にある構造要素には支持床ダイヤフラム、下側のレベル及び建築物の基礎である。
【0010】
壁1は、建築物の下にある構造要素2に載っている下枠3を形成されている。下枠3は、下枠3を建築物の下にある構造要素2に接続する手段4によって下にある構造要素2に接続されている。複数の垂直に配置された間柱5を下枠3の上に配置する。これらの間柱5は、複数の垂直に配置された間柱5を下枠3に接続する手段によって下枠3に接続されている。上枠7が垂直に配置された間柱5によって支えられてその上に載っている。上枠7は、上枠7を垂直に配置された間柱5に接続する手段8によって垂直に配置された間柱5に接続されている。
【0011】
壁1は、それ自体壁の上枠7に接続されている耐剪断組立体9を組入れていると共に下にある構造要素2に接続されている。これらの接続は、壁1の上枠7にかかる横力及び下にある構造要素2にかかる横力を耐剪断組立体9に伝えることができる。耐剪断組立体9は、上枠7と下にある構造要素2の間に配置されている。耐剪断組立体9は、平らな耐剪断要素10を備えている。平らな耐剪断要素10は、それ自体、手前面11、後面12、上縁13、下縁4及び第1と第2の側縁15と16を備えている。耐剪断組立体9には、耐剪断要素10と上縁13の近くて前面11に接続された上支材17がある。上支材17は、壁1の上枠7にほぼ平行に配置されている。耐剪断要素10の下縁14の近くで前面11に接続された下支材18がある。第1のコード19が耐剪断要素10の第1の側縁15の近くで前面11に接続されている。第2のコード20もまた耐剪断要素10の第2の側縁16の近くで前面11に接続されている。上支材17と下支材18及び第1と第2のコード19と20は、上支材17、下支材18、第1のコード19及び第2のコード20を耐剪断要素10に接続する手段21によって耐剪断要素10に接続されている。上と下の支材17と18及び第1と第2のコード19と20は、耐剪断要素10のための支持骨組を形成している。
【0012】
耐剪断組立体9は、耐剪断組立体9を上枠7に接続する手段22によって壁1の上枠7に接続され、耐剪断組立体9を下にある構造要素2に接続する手段23によって建築物の下にある構造要素2に接続されている。
【0013】
発明の好ましい形態において、壁1の下枠3、下枠3に載っている複数の垂直間柱5、壁1の上枠7、耐剪断組立体9の耐剪断要素10、耐剪断組立体9の上と下の間柱17と18及び耐剪断組立体9の第1と第2のコード19と20は、すべて木材又は木材合成物で作られている。これらの部材は、また鋼又は合成建築材料で作られてもよい。
【0014】
図10に示されているように、発明の好ましい形態において、下にある構造要素2が建築物の基礎であるとき、下枠3を建築物の下にある構造要素2に接続する手段4は基礎と機械的連結を形成するように曲げられたボルトの形をした基礎アンカーである。適当な深さに埋められた1.6cm(5/8インチ)直径のASTM A307又はA36基礎アンカーが大ていの基礎に十分であると分った。基礎アンカーの長さ、基礎アンカーと間の間隔及び基礎アンカーの基礎の中への取付けは、壁1に加わる力と基礎の強さによって決められる。接続する手段4はまたストラップアンカー、土台アンカー、ボルト、改造ボルト、基礎板ホールダウン、短冊金物、タイ又はそれらの組合せであってもよい。下にある構造要素2が床ダイヤフラム及び建築物の基礎から成っているとき、下枠3を建築物の下にある構造要素2に接続手段4は釘、木ねじ、ボルト、改造ボルト、骨組アンカー、山形鋼、タイ、板、短冊金物又はそれらの組合せであってもよい。下にある構造要素2が床ダイヤフラム、支持壁及び基礎から成っているとき、下枠3を建築物の下にある構造要素2に接続する手段4が釘、木ねじ、ボルト、基礎ボルト、改造ボルト、骨組アンカー、山形鋼、タイ、平板、短冊金物又はそれらの組合せであってもよい。下にある構造要素2が複数の床ダイヤフラム、複数の支持壁及び基礎から成っているとき、下枠3を建築物の下にある構造要素2に接続する手段4は、釘、木ねじ、ボルト、改造ボルト、骨組アンカー、山形鋼、タイ、平板、短冊金物又はそれらの組合せであってもよい。
【0015】
図11に示されているように、複数の垂直間柱5を下枠3に接続する好ましい手段6は、亜鉛メッキ釘であるが、木ねじ、接着材、溶接、クリップ、山形鋼、骨組アンカースタッド・プレートタイ、タイ、短冊金物又はそれらの組合せを用いることもできる。
【0016】
図11に示されているように、上枠7を垂直間柱5に接続する好ましい手段8はまた亜鉛メッキ釘であるが、木ねじ、接着材、溶接、クリップ、山形鋼、骨組アンカー、スタッド・プレートタイ、タイ、短冊金物又はそれらの組合せを用いることもできる。
【0017】
図1に示されているように、上支材、下支材18、第1コード19及び第2コード20を耐剪断要素10に接続する好ましい手段21は、長さ10dで0.38cm2 ×7.6cm(0.148インチ×3インチ)の普通釘であるが、木ねじ、溶接、クリップ、タイ、ブラケット、山形鋼、ステープル、接着剤又はそれらの組合せも使用できる。図1に示されているように、釘は、通常、耐剪断要素10のすべりを生じさせないで最大の先端抵抗を達成するために耐剪断要素10の周りに下縁13、上縁14、第1の側縁15及び第2の側縁16の近くに5cm(2インチ)間隔をあけて配置される必要がある。
【0018】
図11に示されているように、耐剪断組立体9を壁1の上枠7に接続する好ましい手段22は、ねじ付部分を有する上枠ファスナーであるが、釘、溶接、ボルト、短冊金物、ブラケット、タイ、山形鋼、アンカー平板、クリップ、骨組アンカー又はそれらの組合せを用いることもできる。好ましい上枠ファスナーは0.6cm15.24cm(1/4インチ×6インチ)のシンプソン、ストロング・ドライブねじ(Shimpson Strong Drive Screw)である。上枠ファスナーは耐剪断組立体9の上支材17を通して壁1の上枠7の中に挿入される。上枠ファスナーの数は耐剪断組立体9が支えると期待されている横荷重及び上枠ファスナーの強さによって変る。
【0019】
図11に示されているように、耐剪断組立体9を建築物の下にある構造要素2に接続する好ましい手段23は、壁1の下枠3を下にある構造要素2に接続する手段4と全く同様に基礎アンカーである。適当な深さに埋められた3本の1.6cm(5/8インチ)直径のASTM A307又はA36基礎アンカーが大ていの基礎に120m(4フィート)巾の耐剪断組立体を固定するのに十分であることが分った。基礎アンカーの長さ、基礎アンカー間の間隔及び基礎アンカーの基礎の中への打込みは、耐剪断組立体9に加わる力及び基礎の強さによって決められる。耐剪断組立体9を建築物の下にある構造要素2に接続する手段23は、またストラップアンカー、土台アンカー、ボルト、改造ボルト、基礎平板ファスナー、短冊金物、タイ又はそれらの組合せであってもよい。下にある構造要素2か床ダイヤフラム及び建築物の基礎から成っているとき、耐剪断組立体9を建築物の下にある構造要素2に接続する手段は、釘、木ねじ、ボルト、改造ボルト、骨組アンカー、山形鋼、タイ、平板、短冊金物、又はそれらの組合せであってもよい。下にある構造要素2が床ダイヤフラム、支持壁及び基礎から成っているとき、耐剪断組立体9を建築物の下にある構造要素2に接続する手段23は、釘、木ねじ、ボルト、改造ボルト、骨組アンカー−、山形鋼、タイ、平板、短冊金物又はそれらの組合せであってもよい。下にある構造要素2が複数の床ダイヤフラム、複数の支持壁及び基礎から成っているとき、耐剪断組立体9を建築物の下にある構造要素2に接続する手段23は釘、木ねじ、ボルト、改造ボルト、骨組アンカー、山形鋼、タイ、平板、短冊金物又はそれらの組合せであってもよい。
【0020】
図11に示されているように、発明の好ましい形態において耐剪断組立体9は、壁1の下枠3を通り越して下にある下にある構造要素2に直接に載っている。
【0021】
図11にやはり示されているように、好ましい形態においては耐剪断組立体9の第1と第2のコード19と20は、下にある構造要素2に直接に載っている。これは下支材18が第1及び第2のコード19及び20に瞬間反動が圧縮力を加えるときつぶされないようにしている。第1及び第2のコード19及び20が下にある構造要素2に直接に載っているので、20ゲージの鋼孤立板51は、湿気防壁として働くように第1及び第2のコード19及び20の下部に取付けられるのが好ましい。図6、7、及び8を参照されたい。これは、2本の8dの釘で達成され孤立板51を通して端釘止めされる。
【0022】
図7に示されているように、好ましい形態においては、耐剪断組立体9を下にある構造要素2に接続する手段23は、下にある構造要素2に固定された基礎アンカーである。基礎アンカーは、下にある構造要素2に加えられる横力を耐剪断組立体9に伝えるように設計されている。
【0023】
図7に示されているように、下支材18は基礎アンカーが通り抜ける穴を形成されている。好ましいのは、下支材18にある穴は下にある構造要素2にある基礎アンカーの不良取付けを調整するように大き目になっている。図7に示されているように、下支材18にある穴は細長穴25であるのが好ましく、細長穴25は、下支材18が水平にかつ壁1の長さに直角に滑ることができるように向きを向けられている。図14に示されているように、下支材18にある穴は、また、下支材18が所定の場所に滑っていけるようにする下支材18にある切欠き26であってもよい。接続部を改良して、耐剪断組立体9にかかる持ち上げに対する抵抗を与える。
【0024】
図7に示されているように、基礎アンカーと下支材18の間の密接な接触を確実にするために、エポキシ27を下支材18にある穴の中に挿入できる。
【0025】
図8に示されているように、本発明の好ましい形態において、歯29を備える歯付板28を用いて、基礎アンカーを受ける下支材18にある大き目の穴に帰因する下支材18を基礎アンカーとの間の遊びをなくす。歯付板20は、基礎アンカーを受けて、下支材18を歯29で接続する。ナット30を基礎アンカーの上にはめて締め付け、歯付板28の歯29を下支材18の中に押し込む。接続を改良するために座金50を付け加えることができる。
【0026】
図11に示されているように、好ましい形態において、耐剪断組立体9は、また、下にある構造要素2に固定されて、第1及び第2のコード19と20の近くに配置されている第1及び第2のアンカーボルト31を備えている。第1及び第2のアンカーボルト31は、第1及び第2のホールダウン32によって受けられる。第1及び第2のアンカーボルトにはめられたナット33は、第1及び第2の締め具32に係合する。第1及び第2のホールダウン32は、第1及び第2のホールダウン32を第1及び第2のコード19及び20に接続する手段34によって第1及び第2のコード19及び20に接続されている。
【0027】
第1及び第2のアンカーボルト31は、耐剪断組立体9が支えるように設計されている荷重に対して十分な抵抗を確実にするように、適当な場所に選択された深さで基礎に埋め込まれた少なくとも22cm(7/8インチ)直径のASTM A370又はA36のアンカーボルト31である必要がある。
【0028】
図7に示されているように、下支材18は、第1及び第2のアンカーボルト31が貫通するアンカーボルト穴を形成されているのが好ましい。できれば、下支材にあるアンカーボルト穴は、下にある構造要素2におけるアンカーボルト31の不良取付けを調整するようにオーバサイズに作られているのが好ましい。下支材18にあるアンカーボルトの穴は、また長穴形穴36であるのが好ましく、長穴形36は、下支材18が水平にかつ壁1の長さに対して直角に滑ることができるように向けられている。
【0029】
図7に示されているように、第1と第2のホールダウン32は、下支材18に長穴形穴25と同じ方向に向けられて、それとほぼ一線に並んでいる長穴形穴38を形成されているのが好ましく、第1と第2のホールダウン32を第1と第2のコード19と20に取付けるとき、長穴付穴38が第1と第2のアンカーボルト31を受ける。
【0030】
図14に示されているように、下支材にあるアンカーボルト穴をまた下支材18が所定の一に滑り込むことができるようにする下支材18の中の切欠き37として形成できる。下支材18にあるアンカーボルト穴が切欠き26及び37として形成されるとき、耐剪断組立体9が所定の位置に滑り込めるようにする門形切欠きが第1及び第2のホールダウン32の中に形成される必要がある。
【0031】
図11に示されているように、第1と第2のホールダウン32を第1と第2のコード19と20に接続する手段34がねじ付シャンク部分を有するホールダウン・ファスナである。できれば、これらのホールダウン・ファスナは、それらもボルト、釘、木ねじ又は接着材であってもよいが、0.64cm×7.6cm(1/4インチ×3インチ)のシンプソン強力ドライブねじであるのが好ましい。
【0032】
図13に示されているように、ホールダウン・ファスナの第1及び第2のコード19及び20を貫通することなく第1及び第2のコード19及び20の中に選択された距離だけ挿入されるのが好ましい。これによって耐剪断組立体9が壁1の間柱5の間にぴったりはまることができるようになる。
【0033】
図4及び5に示されているように、上支材17、下支材18、第1のコード19及び第2のコード20を耐剪断要素10に接続する手段21は、シャンク部分41を備える縁ファスナーであるのが好ましい。できれば、これらの縁ファスナーは、第1及び第2のコード19及び20及び上支材17は2列の釘によって耐剪断要素10に取付けられるのが好ましい。釘の列は、1.27cm(1/2インチ)間隔置きになっている。各列の内部では、釘は、10.16cm(4インチ)間隔置きになっている。図9に最も良く示されているように各列間の釘は、約5.08cm(2インチ)離して千鳥打ちされている。下支材18は、3列の釘によって耐剪断要素10に取付けられるのがよい。釘の列は1.27cm間隔を離されている。各列の間では釘は、約3.3cm離して千鳥打ちされている。釘がはずれるのを減らすために耐剪断要素10の上と下の縁13と14及び第1と第2の側縁15と16から少なくとも0.91mm間隔をあけられる必要がある。
【0034】
図3、4及び5に最もよく示されているように、耐剪断組立体9の好ましい形態において、本明細書で境界縁取り部材42というものを用いて耐剪断要素10及び上と下の支材17と18及び第1と第2のコード19と20の間の接続を強める。耐剪断要素10の上に上と下の縁13と14及び第1と第2の側縁15と16のところに配置されている。境界縁取り部材42は、縁ファスナーのシャンク部分41によって突き刺されている。
【0035】
できれば、境界縁取り部材は、耐剪断要素10を囲む中央部材44によって結合された1対の脚43を備えるU字形チャネルである。縁ファスナーの各々のシャンク部分41は、U字形チャネルの脚43を貫通している。境界縁取り部材42は、20ゲージの亜鉛メッキ金属板で形成されるのが好ましい。境界縁取り部材42の脚43と中央部材44は、種々の釘止め形状及び異なる厚さの耐剪断要素10に適応する異なる巾のものであってよい。できれば、2.54cm(1インチ)間隔を離した0.38cm(0.125インチ)直径の穴52を中央部材44に形成するのがよい。これらの穴52は、上と下の縁13と14及び耐剪断要素10の第1及び第2の側縁15と16から湿気を逃すことができる。
【0036】
耐剪断組立体9が十分に巾広い場合、耐剪断組立体9は、耐剪断要素10の上と下の支材17と18の間に配置された中間間柱45で作られるのが好ましい。これらの中間間柱45は、3.81cm×7.62cm(1.5インチ×3インチ)の機械応力定格(MSR)サウザン・イエロー・パイン(Sothern Yellow Pine 米国南部産松)間柱で形成されるのか好ましい。これらの中間間柱45は、中間間柱45を上と下の支材17と18に接続する手段46によって上と下の支材17と18に接続される。中間間柱45を上と下の支材17と18に接続する手段46は、20dの0.381cm×13.97cm (0.150インチ5.5インチ)の釘であるのが好ましい。また好ましい実施形態においては、耐剪断組立体9の中間間柱45は、中間間柱45を耐剪断要素10に接続する手段47によって耐剪断要素10に接続されている。図1に最もよく示されているように、好ましい形態においては、中間間柱45を耐剪断要素10に接続する手段47は、30.48cm(12インチ)間隔を離した10dの0.376cm7.62cm(0.148インチ×3インチ)普通釘である。
【0037】
図4及び5に示されているように、好ましい実施形態においては、耐剪断組立体9の第1と第2のコード19と20は、重ね合わされた2枚の細長い木材部材48で形成されている。できれば、これらの細長い木材部材48は、乾燥された3.18cm×8.89cm(11.5インチ×3.5インチ)MSRサウザン・イエロー・パインであるのがよい。木材部材48は、糊で張り合わされて、次に7.30cm×7.62cm(2.875インチ×3インチ)の寸法に削り仕上げされる。できれば、上支材17は、この同じ材料で2枚の重ね合わされた細長い木材部材53から同じ方法で形成されるのがよい。下支材18は、6.35cm7.62cm(2.5インチ×3インチ)の圧縮処理されたサウザン・イエロー・パインであるのが好ましい。これらの寸法において、耐剪断要素10は、1.19cm(15/32インチ)巾でなお2×4部材から形成された壁1の輪郭内にはまることができる。耐剪断組立体9は、壁1の構成を妨げることなく壁1の中にはまるように設計されている。電気導管及び衛生導管を木製の第1及び第2のコード19と20を容易に突き通すことができ、耐剪断組立体9からの妨害なしに化粧板付け及びシートロッキングを実行できる。
【0038】
耐剪断組立体9を種々の空間にはまるように様々な寸法で形成できる。幾つかの例において、耐剪断要素10は単一の構造パネル49を備えている。図1を参照されたい。他の例においては、耐剪断要素10は耐剪断要素10が構造パネル間に継手を形成する単一平面内に配置された複数の隣接する構造パネルから形成される必要がある。構造パネル49は有向ストランド板(OSB)1.19cm(15/32インチ)APA定格構造1下地板、32/16、露出1であるのが好ましい。構造パネル49は、また、合板、木材及び合成積層板、木材と鋼の積層材、石膏と鋼の積層材、合成材料及び鋼で形成されていてもよい。
【0039】
耐剪断要素10を複数の構造パネル49から構成する場合、中間間柱45と中間間柱45を耐剪断要素10に接続する手段46を用いてそれらの継ぎ目で構造パネル49を結合できれば、中間間柱45を耐剪断要素10に接続する手段46か10dの0.376cm×7.62cm(0.148インチ×3インチ)普通釘であるのがよい。
【0040】
好ましいのは、下支材18が6.35cm7.62cm(2.5インチ×3インチ)の断面寸法を備えた圧縮処理されたサウザン・イエロー・パインで作られることである。下支材18は、また湿気の浸入を防ぐために材料を圧縮処理する工程を加えて、第1と第2のコード19と20と同じ方法で同じ材料から構成されてもよい。
【0041】
図11に示されているように、上枠7は、2重層を作るために釘又は木ねじによって結合された複数の個々の細長い木材部材54で形成されるのが好ましい。
【0042】
以下に説明するように、本発明の壁1を作る好ましい方法において、耐剪断組立体9は最初に据え付けられて壁1の残りの構成要素は、その周りに作られる。しかし、ときには、耐剪断組立体9は、壁1の残りの構成要素を構成して下にある構造要素2に据え付けられた後に加えられる必要がある。これらの例において、耐剪断組立体9を下支材18が基礎アンカーのための切欠き26とアンカーボルトのための切欠き37を形成されており、第1と第2のホールダウン32が門形切欠き39を形成されている場合に、所定の位置に滑り込ませることができる。図14を参照。耐剪断組立体9は、また、図15及び16に示されているように所定の位置に傾けられることができるであろう。耐剪断組立体9を所定の位置に傾ける場合、壁1の上枠7と耐剪断組立体9の上支材17の間にシム55を設けることが最良である。
【0043】
図1に示されているように、追加の釘56を用いて耐剪断組立体9の上支材17を第1と第2のコード19と20に接続できる。
【0044】
本発明の好ましい形態を作る方法の説明を以下に行い、そこでは下にある構造要素2が図11に最もよく見られるようにコンクリート基礎である。
【0045】
まず、耐剪断組立体9が構成される。できれば、これはそれらの構成を専門とする組立人によって工場で行われるのがよい。長穴形穴25を長穴形アンカーボルト穴36は、下穴材に形成されている上と下の支材17と18、第1と第2のコード19と20及び中間間柱45は、所望の大きさに切断される。第1と第2のホールダウン32は、第1と第2のコード19と20に取付けられる。上支材17、下支材18、第1のコード19、第2のコード20及び中間間柱45は、ジグの上に置かれる。中間間柱45は、上と下の支材17と18に上と下の支材17と18を通して打たれる釘で接続される。次に第1と第2のコード19と20は、やはり上支材17を通して打たれる釘で上支材17に取付けられて、耐剪断要素のための骨組みを形成する。次に耐剪断組立体10は境界縁取り部材42とはめ合わされて骨組みの上に載せられる。次に、縁ファスナーが境界縁取り部材42と耐剪断要素10を通して骨組みに打ち込まれる。中間間柱45は、また釘によって骨組みに取付けられて、工場で耐剪断組立体9の構成を完了する。
【0046】
施工現場においては、壁1の下枠3を固定する基礎アンカー、耐剪断組立体9の下支材18を固定する基礎アンカー及び耐剪断組立体9の第1と第2のコード19と20を固定するアンカーボルト31は、予め定めた場所においてコンクリート基礎のための型枠にセットされる。コンクリート型枠は次にコンクリートを流されて養生のためにそのままにされる。
【0047】
次に、耐剪断組立体9は、基礎アンカーとアンカーボルトの上に据え付けられる。基礎アンカーは、長穴形穴25に挿入されて、アンカーボルト31は、下支材18にある長穴形アンカーボルト穴36及びホールダウン32にある長穴形穴38に挿入される。歯付板28、座金50及びナット30は、次に、基礎アンカーにはめられる。耐剪断組立体9が基礎と正しく一線に並べられると、ナット30は、基礎アンカーに締め付けられて、耐剪断組立体9は、所定の場所に固定される。アンカーボルト31のためのナット33は、次に、それらが第1と第2のホールダウン32にもたれかかるように締め付けられる。
【0048】
次に、残りの壁1を構成する。最初に、下板3がそれを基礎に取付ける基礎アンカーの上にはまるように準備される。これは選択された点で下枠3の中に穴をあけることによって行われる。次に、間柱5が上と下の枠7と3に取付けられる。一般に、これは壁1を地面に平らに置いて遂行される。この段階を終えると、壁1は傾けて起こされて、基礎アンカーにかぶせてはめられる。最後に、耐剪断組立体9は、上枠ファスナーによって壁1に取付けられる。用いられる上枠ファスナーの数は、上枠ファスナーの強さとそれらが支えるように設計されている荷重によって左右される。
試 験
【0049】
本発明の好ましい形態を特徴づけて定めるために、個々の耐剪断組立体が構成されて試験された。
【0050】
耐剪断組立体は、カリフォルニア州ブリア(Brea)にあるシンプソン・ストロング‐タイ社(Simpson Strong‐Tie Co.)の研究所において地震の間に起こるであろう。繰返し横力の間に壁に挿入されるときの耐剪断組立体の挙動を模擬するように設計された機械で試験された。
【0051】
試験は、耐剪断組立体の強さとこわさを測定する。こわさは、上支材を所定の横距離移動させるに必要な力に関して測定される。強さは、これらの点に関して同様に記載される。強さはまた完全な破壊が起ったとき、耐剪断組立体に加えられている変位力のレベルがどうかであったか、すなわち、耐剪断組立体がもはや横力に対して何ら意味ある抵抗を与えなかった点によって記載されている。
【0052】
試験結果は、多数の異なる耐剪断組立体に対して表1、2及び3に報告されている。各結果は、繰返し負荷条件のもとで耐剪断組立体の最上部を1.27cm(0.5インチ)(1.27cmにおける荷重)及び繰返し負荷条件のもとで2.54cm(1.0インチ)(1.27cmにおける荷重)変位するのに必要な力に関して報告されている。また完全な破壊が起ったときの荷重(最大荷重)も報告されている。
【0053】
試験は、1987年に組積造研究についての統合技術調整委員会(JointTechnical Coordinating Committee onMasonry Research)(TCCMAR)によって開発された実験計画案に従って行われた。ポータ−・エム・エル(Porter,M.L.)の「TCCMAR試験のための逐次段階式変位(SPD)手順」(Sequential Phased Displacement)、日本、トマム、米日調整地震研究プログラムの組積造研究についての統合技術調整委員会の第3回会議議事録(Proceedings of the Third Meeting of the Joint Technical Coordinating Committee on Masonry Research,US−Japan Coodinated Earthquake Research Program, Tomaru,Japan)を参照のこと。
【0054】
TCCMAR手順は試験中に起こる第1の優位限界招待として定義される第1の主要事象(FME)の概念次第で決まる。FMEは、荷重を同じ壁変位増分まで繰り返すとき、壁の荷重容量か最初の荷重と変位から最初に顕著に落ちるときに起こる。すべての試験に対するFMEは、8フィート高さの耐震壁をその最上部で0.8インチ変位させることができるとき起こると仮定された。
【0055】
TCCMAR手順は、壁の仮定FMEの種々の増分で完全逆転のサイクルを加えることからなる。図18参照。
【0056】
第1段階において、3サイクルの完全逆転変位が、FMEの25%で耐震壁の最上部に加えられる。第1段階は、次にFMEの50%で3サイクルの完全逆転変位を加えることによって続く。次に、3サイクルの完全逆転変位を75%で加える。次に、完全逆転変位をFMEの100%1サイクルの間増やす。これは、この第1の段階の間の最大値である。次いで、段階最大値の75%、50%及び25%で各々1サイクルの間“減衰”サイクルの変位がその順でそれぞれ加えられる。次いで、3安定化サイクルの変位が段階最大値(FMEの100%)で耐震壁の最上部に加えられる。これらの終結サイクルは試験の次段階の前に耐震壁の荷重−変位応答を安定化する。
【0057】
試験頻度に従って直接に続く第2段階において、完全逆転変位の1段階最大値サイクルがFMEの125%で加えられる。次いで、“減衰”サイクルの変位がその段階の間の最大値の75%、50%及び25%のおのおので1サイクルの間その順序でそれぞれ加えられる。次に、その段階の間の段階最大値(第2段階に対するFMEの125%)に等しい3安定化サイクルが耐震壁に加えられる。
【0058】
第3段階において、完全逆転変位の1段階最大値サイクルがFMEの150%で耐震壁に加えられる。次いで、“減衰”サイクルの変位がその段階の間の最大値の75%、50%及び25%のおのおので1サイクルの間加えられる。次に、その段階の間の段階最大値(第3段階に対するFMEの150%)に等しい3安定化サイクルが耐震壁の最上部に加えられる。
【0059】
次々の段階が第2及び第3の段階と同様な具合に増分を増やしながら図18に示されているように続けられる。増分循環荷重−変位段階は、FMEの175%、200%、250%、300%、350%及び400%の段階最大値で続けられるか、又は壁が過大変位を示すまで、又は壁変位が試験装置の容量を超えるまで、この場合には±7.62cm(3.0インチ)。すべての試みにおいて、耐震壁の横荷重容量は耐震壁が7.62cm変位させられる時間によって非情に減らされる。
【0060】
ラッキング剪断荷重試験試料が壁の上部に置かれたアクチュエータを通して加えられた。アクチュエータは、構造パネルのどんな動きも妨げないように置かれた。耐震壁の最上部にたわみを生じさせるアクチュエータは、コンピュータで制御された。アクチュエータの荷重が1サイクル毎秒の頻度で壁に加えられた。
【0061】
耐剪断組立体は、試験骨組の台に中心間約30.48cm(12インチ)及び耐震壁の両端から約30.48cmの距離をとって下支材を通過する1.59cm直径の基礎ボルトで取付けられた。
【0062】
耐剪断組立体試験試料の垂直に配置された第1及び第2のコードは、ホールダウン及び下支材を貫通する2.22cm(7/8インチ)アンカーボルトで試験骨組みに取付けられた。すべての試験は、本発明に従って形成された実験的ホールダウンを用いた試験F945を除いて、シンプソン ストロング タイのPHD8ホールダウンで行われた。試験F945に用いられたホールダウンは、第1及び第2のアンカーボルトを受ける長穴形穴を形成され、第1及び第2のコードに0.64cmによって取付けられた。PHD8ホールダウンは、また、第1及び第2のアンカーボルトを受ける長穴形穴を形成されていないことを除いて、第1及び第2のコードに0.64cm×7.62cmシンプソン ストロングのドライブ・スクリューによって取付ける。
【0063】
試験に用いられた材木は、試験の目標に従って異なった。一般に、試験の時点での材木の含水比は約20〜25%であった。
【0064】
上支材は、一般に釘で接続された二重ツーバイフォーであった。各耐震壁に用いる上支材は122cmの長さである。下支材もまた普通はツーバフォーである。上と下の支材及び第1と第2のコートに加えて、互いに及び第1と第2のコードから中心で40.64cm間隔をあけた2本のツーバイフォー間柱が追加されて、上と下の支材に釘で現在受け入れられている建築手法に従って端釘止めされた。
【0065】
さまざまなコードが垂直に配置された第1及び第2のコードとして用いられた。全ての試験において、現在の建築手法を反映している試験F498を除いて、第1及び第2のコードは約236cmの高さであった。これは、コードが試験骨組みに直接に載っていたことを意味する。コードを試験骨組にセットすることがコ−ドによる下支材のつぶれに起因する耐剪断組立体の破損を無くし、耐剪断組立体の性能を大いに改良する。下支材を飛び越す長いコードを使用することのこの特定の設計は、耐剪断組立体が比較的比圧縮性の建物基礎に載っている場合に特に有効である。
【0066】
合板及び有向ストランドボードの構造パネルが試験における構造パネル又は耐剪断要素として用いられた。全ての試験が垂直に配置された表面木目又は強さ軸を備えた骨組用部材に適用された一つの122cm×244cm構造パネルで行われた。
【0067】
一般的に言えば、構造パネルは上及び下支材及び第1と第2のコードに長さが5.40cm又は7.62cmの鋼10d普通釘によって止められた。全ての釘が骨組部材に均一建築コードに従うようにそれらのシャンク直径の少なくとも11倍の深さまで打ち込まれた。全ての釘が頭が耐剪断組立体又は境界縁取り部材のどちらかにもたれて同じ高さになるように打たれた。全ての釘は、表に別に注記されている場合を除いて、構造パネルの周辺の回りに中心上5.1cm間隔を離されている。一般的には、構造パネルは、中心間で30.48cm間隔を離された10d×7.62cm長さの普通釘で中間間柱に取付けられた。
【0068】
表1は、本発明に従って作られた基本耐剪断組立体(試験F495)から本発明の好ましい要素のほとんどを組込んだ耐剪断組立体への進歩を表している。試験F945は、好ましい実施形態の説明に記載された釘止めパターンを用いて耐剪断組立体を第1と第2のコード及び下と上の支材に接続した。試験F945はまた、構造パネルに対して有向ストランドボードの好ましい材料を用いた。好ましい実施形態におけるように、試験F945のコードは長いコードであった。試験F945においては、第1及び第2のコードは下支材を飛び越して試験骨組に直接に載った。試験F945はまた、積層材を形成するために糊で張り合わされた個々の木材部材から作られた第1及び第2のコードを用いた。試験F945はU字形境界縁取り部材を用いた。最後に、試験945は、長穴形穴を有し第1及び第2のコードにねじ付きシャンクを有するホールダウン・ファスナによって接続されるホールダウンを用いた。
【0069】
第2及び3は、異なる材料を第1及び第2のコードに用いる耐剪断組立体の間のできるだけ直接の比較を与えている。また、試験F945は、比較された組立体の中の好ましいユニットである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の耐剪断組立体の斜視図で、耐剪断要素の後面を示している。
【図2】本発明の耐剪断組立体の斜視図で、耐剪断要素の前面を示している。
【図3】本発明の境界縁取り部材の一部分の斜視図である。
【図4】本発明に従って作られた耐剪断組立体の一部分の水平断面図で、第2のコードに釘で取付けられた耐剪断要素を示している。耐剪断要素の第2の側縁を囲む境界縁取りが示されている。本発明に従って作られた耐剪断組立体の一部分の水平断面図で、第2のコードに釘で取付けられた耐剪断要素を示している。耐剪断要素の第2の側縁を囲む境界縁取りが示されている。
【図5】本発明に従って作られた耐剪断組立体の一部分の水平断面図で、第2のコードに釘で取付けられた耐剪断要素を示している。耐剪断要素の第2の横側縁を囲む境界縁取りが示されている。本発明に従って作られた耐剪断組立体の一部分の水平断面図で、第2のコードに釘で取付けられた耐剪断要素を示している。耐剪断要素の第2の側縁を囲む境界縁取りが示されている。
【図6】本発明に従って作られた耐剪断組立体の一部分の斜視図である。第1のコードにホールダウン・ファスナによって取付けられた第1のホールダウンが示されている。第1のコードは孤立板で示されている。
【図7】本発明に従って作られた耐剪断組立体の一部分の斜視図である。基礎アンカー及び耐剪断組立体を下にある構造要素に取付ける第1のアンカーボルトも示されている。下支材にある基礎アンカーのための長穴形穴は、エポキシを充填されて示されている。
【図8】本発明に従って作られた耐剪断組立体の一部分の斜視図である。基礎アンカー及び耐剪断組立体を下にある構造要素に取付ける第1のアンカーボルトも示されている。基礎アンカーに被せてはまる歯付き板も示されている。
【図9】本発明の耐剪断組立体の斜視図であり、耐剪断要素の後面を示している。耐剪断組立体は、下にある構造要素に載って示されている。耐剪断組立体は、境界縁取り部材と一緒に示されている。【図10】本発明に従って作られた壁の一部分の斜視図である。耐剪断組立体の第2のコードに取りつけられた第2のホールダウンを表すために切り取られた耐剪断要素の一部分が示されている。
【図11】本発明に従って作られた壁の一部分の正面断面図である。
【図12】本発明に従って作られた壁の一部分の正面断面図で、耐剪断組立体の上側部分を示している。
【図13】本発明に従って作られた壁の一部分の正面断面図で、耐剪断組立体の下側部分を示している。
【図14】基礎アンカー及び第1と第2のアンカーボルトによって下にある構造要素に取付けられた本発明の耐剪断組立体の斜視図である。耐剪断要素の前面が示されている。切欠き付穴のついた下支材が示されている。
【図15】施工中の本発明の壁の側面図である。壁の中に傾けられている耐剪断組立体が示されている。
【図16】施工中の本発明の壁の一部分の側面図である。壁の中に傾けられている耐剪断組立体が示されている。
【図17】本発明に従って作られた壁の一部分の正面断面図で、耐剪断組立体の上側部分を示している。壁の上枠と耐剪断組立体の上支材の間に置かれたシムが示されている。
【図18】本発明によって作られた耐剪断組立体を試験するのに用いられた手順による各サイクルにおける耐剪断組立体のたわみを示すグラフである。
【符号の説明】
【0070】
1 壁
2 下にある構造要素
3 下枠
5 垂直間柱
7 上枠
9 耐剪断組立体
10 耐剪断要素
15、16 側縁
17、18 支材
19、20 コード
32 ホールダウン
45 中間間柱
49 構造パネル
55 シム
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