JPH11223023A - 床材養生シート - Google Patents

床材養生シート

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Publication number
JPH11223023A
JPH11223023A JP10041284A JP4128498A JPH11223023A JP H11223023 A JPH11223023 A JP H11223023A JP 10041284 A JP10041284 A JP 10041284A JP 4128498 A JP4128498 A JP 4128498A JP H11223023 A JPH11223023 A JP H11223023A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
floor material
formaldehyde
curing sheet
flooring
sheet
Prior art date
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Pending
Application number
JP10041284A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayuki Kakehi
正行 筧
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daiken Trade and Industry Co Ltd
Original Assignee
Daiken Trade and Industry Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Daiken Trade and Industry Co Ltd filed Critical Daiken Trade and Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 住宅の建築時において、施工後の床材上に敷
設して該床材から発生するホルムアルデヒドを吸収、捕
捉することにより室内環境を良好し、且つ床材の損傷等
も防止できる床材養生シートを提供する。 【解決手段】 再生コアー紙等からなる床材養生シート
主体1の表面に床材が汚れたり傷付くのを防止するポリ
オレフィン系樹脂フィルム2を貼着していると共に裏面
にホルムアルデヒド捕捉剤含有層3を設けて、このホル
ムアルデヒド捕捉剤含有層3により床材から揮散するホ
ルムアルデヒドを吸収、捕捉させ、室内への放散を防止
する。また、床材養生シート主体1にエンボス加工によ
る多数の凹凸面を形成することによりクッション性を良
好にすると共に上記ホルムアルデヒド捕捉剤含有層3に
よるホルムアルデヒドの捕捉面積を増大させ、効率のよ
い捕捉を可能にしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は住宅建築時における
木質床材施工後に、木質床材の接着剤に含まれるホルム
アルデヒドが室内に揮散するのを防止する床材養生シー
トに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から住宅を建築する際に、木質床材
を施工した後においては他の内装工事が済むまでの間、
床材の汚れや水濡れ、さらには傷付きを防止するため
に、床材の表面に樹脂フィルムやクラフト紙、発泡樹脂
シート、或いはこれらのシート状物を複合した所謂、床
材養生シートを敷設することが行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、木質床
材には製造時にホルムアルデヒドを含む接着剤が用いら
れていることが多く、施工後にこのホルムアルデヒドが
床材から揮散すると、室内空気を悪化させてシックハウ
ス症候群の原因となることが問題となっている。特に床
材の施工初期にはホルムアルデヒドの発生量が多いこと
が知られており、作業環境を悪化させるという問題点が
あるが、従来の上記床材養生シートではこのような問題
点を解消することができない。
【0004】本発明はこのような問題点に鑑みてなされ
たもので、木質床材施工後に該床材上に敷設して床材か
ら揮散するホルムアルデヒドを捕捉し、室内に放散する
のを防止することを目的とする床材養生シートを提供す
るにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の請求項1に係る床材養生シートは、床材養生
シート主体の表面にポリオレフィン系樹脂フィルムを貼
着すると共に裏面にホルムアルデヒド捕捉剤を含浸また
は塗布してなる構造を有している。
【0006】また、本発明の請求項2に係る床材養生シ
ートは、床材養生シート主体の表裏両面にポリオレフィ
ン系樹脂フィルムを貼着すると共に裏面に貼着した上記
ポリオレフィン系樹脂フィルム上にホルムアルデヒド捕
捉剤を含有した樹脂層を層着してなることを特徴として
いる。
【0007】請求項3に係る発明は、上記請求項1又は
請求項2に記載の床材養生シートにおいて、ホルムアル
デヒド捕捉剤として次式乃至で表される少なくとも
いずれか1種の有機窒素化合物からなるものを用いてい
ることを特徴とする。 式
【化1】
【化2】
【化3】
【化4】
【0008】さらに請求項4に係る発明は上記請求項1
又は請求項2に記載の床材養生シートにおいて床材養生
シート主体にエンボス加工を施していることを特徴とす
る。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面につい
て説明すると、床材養生シートを構成するシート主体1
としては、発泡合成樹脂シートやクラフト紙、または不
織布などが用いられ、この床材養生シート主体1の表面
にポリエチレン、ポリプロピレン等のオレフィン系の樹
脂フィルム2を積層、一体化すると共に裏面にホルムア
ルデヒド捕捉剤含有層3を設けることによって床材養生
シートを構成している。
【0010】ホルムアルデヒド補足剤としては、分子内
に2級アミノ基もしくはアミド基を有するもの、例えば
尿素、メラミン、アクリルアミド、セミカルバジド塩、
アミノ酸類等がホルムアルデヒドを捕捉する効果を有す
るものであるが、特に下記式乃至で表される構造を
有する有機窒素化合物はホルムアルデヒドを効果的に捕
捉することができる。
【0011】式
【化1】
【化2】
【化3】
【化4】
【0012】ホルムアルデヒド捕捉剤含有層3として
は、図1に示す床材養生シートにおいては、シート主体
1の裏面に上記式乃至に示している1種又は2種以
上のホルムアルデヒド捕捉剤を水又はアルコール等の溶
剤に溶解させてなる溶液を塗布して浸透させたのち、乾
燥させることによって該シート主体1の裏層部にホルム
アルデヒド捕捉剤を担持させることにより形成してなる
ものであり、図2に示す床材養生シートにおいては、シ
ート主体1の裏面に上記式乃至に示している1種又
は2種以上のホルムアルデヒド捕捉剤を含有してなる合
成樹脂液を塗布したのち、乾燥させることにより、シー
ト主体1の裏面にホルムアルデヒド捕捉剤含有樹脂を層
着、担持させた合成樹脂層からなるものである。
【0013】さらに、図3に示す床材養生シートにおい
ては、シート主体1の裏面に表面の樹脂フィルム2と同
じ樹脂フィルム2'を貼着し、この樹脂フィルム2'上に図
2で示した床材養生シートと同様に、上記式乃至に
示している1種又は2種以上のホルムアルデヒド捕捉剤
を含有してなる合成樹脂液を塗布したのち、乾燥させる
ことによって層着してなるホルムアルデヒド捕捉剤含有
樹脂層からホルムアルデヒド捕捉剤含有層3を形成して
なるものである。
【0014】上記ホルムアルデヒド捕捉剤含有層3を設
けたいずれの床材養生シートにおいても、エンボスロー
ル等によって多数の凹凸面4を全面的に均一に形成して
おくことが望ましい。
【0015】このように構成している床材養生シートを
施工直後の床材表面全面に敷設すると、表面に設けてい
る樹脂フィルム2によって床材の損傷を防止することが
できると共に水や接着剤が浸透して床材を汚損するのも
防止することができ、さらに、床材から揮散するホルム
アルデヒドの透過、放散を防ぐことができるものであ
り、その上、床材から揮散するホルムアルデヒドを捕
捉、吸収して室内環境を良好にすることができる。
【0016】また、床材養生シートに全面的にエンボス
加工による凹凸面4を形成しているので、ホルムアルデ
ヒドの捕捉、吸収面積が増大して効率のよい捕捉が可能
になると共に凹凸面4が緩衝作用を奏して床材の損傷を
効果的に防止することができる。次に、本発明の具体的
な実施例を述べる。
【0017】
【実施例】〔実施例1〕床材養生シート主体として150
g/m2=の再生コアー紙を用い、この再生コアー紙の表
面に溶融したポリエチレンを膜厚が10μmとなるように
ラミネートし、常温で冷却することによりフィルム層を
形成した。さらに、再生コアー紙の裏面にホルムアルデ
ヒド捕捉剤(三木理研工業株式会社製、製品名リケンレ
ヂンFC−18−6)4倍希釈溶液をスプレーにて約30g/
2=塗布し、風乾してホルムアルデヒド捕捉剤含有層を
形成した後、緩衝性を付与するためにエンボスロールに
て全面的にエンボス加工を施すことによって多数の凹凸
を形成してなる床材養生シートを得た。この床材養生シ
ートを施工後の床材表面上に敷いたところ、床材への汚
れや傷を防止でき、床材からのホルムアルデヒドの揮散
を防止できた。
【0018】〔実施例2〕床材養生シート主体として、
約30倍に発泡した厚さ2mmの発泡ポリエチレンシートを
用い、この発泡ポリエチレンシート表面に溶融した高比
重ポリエチレンを膜厚が60μmとなるようにフィルム状
に押し出し、冷却しないうちに、前記発泡ポリエチレン
シートの表面にエンボスロールにて凹凸を付けながらラ
ミネートしてフィルム層を形成した。次いで、この発泡
ポリエチレンシートの裏面にホルムアルデヒド捕捉剤
(三木理研工業株式会社製、製品名リケンレヂンFC−18
−6)50重量部、エチレン酢酸ビニル共重合樹脂(同社
製、製品名リケンボンドRE)50重量部、水10重量部から
なる樹脂液をロールコータにて約20g/m2=塗布し、70
℃で2分間乾燥して床材養生シートを得た。床材施工後
に本シートを敷いてその後の内装作業を行ったところ、
床材への汚れや傷、及び落下物による凹みを防止でき、
床材からのホルムアルデヒドの揮散を防止できた。
【0019】〔実施例3〕床材養生シート主体として15
0 g/m2=の再生コアー紙を用い、この再生コアー紙の
表裏面に、溶融したポリエチレンを膜厚が10μmとなる
ようにラミネートし、常温で冷却してフィルム層を形成
した。この再生コアー紙の裏面側のフィルム層上にホル
ムアルデヒド補足剤(三木理研工業株式会社製、製品名
リケンレヂンNFA −165A)50重量部、エチレン酢酸ビニ
ル共重合樹脂(同社製、製品名リケンボンドRE)50重量
部、水10重量部からなる樹脂液をロールコータにて約20
g/m2=塗布し、70℃で2分間乾燥してホルムアルデヒ
ド捕捉剤含有樹脂層を形成した後、緩衝性を付与するた
めにエンボスロールにて凹凸を付け、床材養生シートを
得た。床材施工後に本シートを敷いてその後の内装作業
を行ったところ、床材への汚れや傷を防止でき、床材か
らのホルムアルデヒドの揮散を防止できた。
【0020】
【発明の効果】以上のように本発明の床材養生シートに
よれば、施工後の床材上に敷設することによって該床材
から揮散するホルムアルデヒドをその裏面に設けている
ホルムアルデヒド捕捉剤含有層により捕捉、吸収させる
ことができ、従って、ホルムアルデヒドが床材養生シー
トを透過して室内に放散するのを確実に防止することが
できて良好な室内環境の下での能率のよい作業を可能に
し得るものである。
【0021】さらに、床材養生シート主体の表面にポリ
オレフィン系樹脂フィルムを貼着しているので、シート
表面から水や接着剤等の液体が浸透して床表面を汚染す
るのを該ポリオレフィン系樹脂フィルムによって防止で
きると共に、床面からのホルムアルデヒドがシートを透
過して揮散するのを抑制しながら上記ホルムアルデヒド
捕捉剤含有層によって効果的に捕捉させることができる
ものである。
【0022】また、床材養生シートに全面的にエンボス
加工による凹凸面を形成しておくことによって、ホルム
アルデヒドの捕捉、吸収面積が増大して床材から発生す
るホルムアルデヒドを多量に且つ効率よく捕捉すること
ができると共に、凹凸面4が緩衝作用を奏して床材の損
傷を効果的に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】裏面にホルムアルデヒド捕捉剤含浸層を設けた
床材養生シート主体の一部の拡大縦断面図、
【図2】裏面にホルムアルデヒド捕捉剤含有樹脂層を設
けた床材養生シート主体の一部の拡大縦断面図、
【図3】裏面のフィルム層上にホルムアルデヒド捕捉剤
含有樹脂層を設けた床材養生シート主体の一部の拡大縦
断面図。
【符号の説明】
1 床材養生シート主体 2 樹脂フィルム 3 ホルムアルデヒド捕捉剤含有層 4 凹凸面

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 床材養生シート主体の表面にポリオレフ
    ィン系樹脂フィルムを貼着すると共に裏面にホルムアル
    デヒド捕捉剤の溶液を含浸または塗布してなることを特
    徴とする床材養生シート。
  2. 【請求項2】 床材養生シート主体の表裏両面にポリオ
    レフィン系樹脂フィルムを貼着すると共に裏面に貼着し
    た上記ポリオレフィン系樹脂フィルム上にホルムアルデ
    ヒド捕捉剤を含有した樹脂層を層着してなることを特徴
    とする床材養生シート。
  3. 【請求項3】 ホルムアルデヒド捕捉剤は、次式乃至
    で表される少なくともいずれか1種の有機窒素化合物
    からなるものであることを特徴とする請求項1または請
    求項2に記載の床材養生シート。 式 【化1】 式 【化2】 式 【化3】 式 【化4】
  4. 【請求項4】 上記床材養生シート主体にエンボス加工
    を施していることを特徴とする請求項1又は請求項2に
    記載の床材養生シート。
JP10041284A 1998-02-05 1998-02-05 床材養生シート Pending JPH11223023A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002072324A1 (en) * 2001-03-12 2002-09-19 Akzo Nobel N.V. Method of reducing the emission of formaldehyde from formaldehyde laden layered products
US7989367B2 (en) * 2006-06-30 2011-08-02 Georgia-Pacific Chemicals Llc Reducing formaldehyde emissions from fiberglass insulation
US8043383B2 (en) 2006-06-30 2011-10-25 Georgia-Pacific Chemicals Llc Reducing formaldehyde emissions
US8173219B2 (en) 2006-06-09 2012-05-08 Georgia-Pacific Chemicals Llc Porous fiberglass materials having reduced formaldehyde emissions
JP2020076247A (ja) * 2018-11-08 2020-05-21 藤本株式会社 養生シート

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