JPH1122312A - 住宅用サッシ構造 - Google Patents
住宅用サッシ構造Info
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- JPH1122312A JPH1122312A JP18140197A JP18140197A JPH1122312A JP H1122312 A JPH1122312 A JP H1122312A JP 18140197 A JP18140197 A JP 18140197A JP 18140197 A JP18140197 A JP 18140197A JP H1122312 A JPH1122312 A JP H1122312A
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- ventilation groove
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 施工性が良好でサッシ外枠部分で通気空間を
遮断することなく通気および排水性を確保する。 【解決手段】 横枠14A,14Bおよび縦枠14は、
サッシ長手方向にそって通気空間に連通する通気溝14
hを有し、前記縦枠14は、前記通気溝14hに隣接し
て隔壁14iで仕切られた排水路14jを有し、この排
水路上部と上側の横枠14Aの通気溝14hとを連通さ
せた。
遮断することなく通気および排水性を確保する。 【解決手段】 横枠14A,14Bおよび縦枠14は、
サッシ長手方向にそって通気空間に連通する通気溝14
hを有し、前記縦枠14は、前記通気溝14hに隣接し
て隔壁14iで仕切られた排水路14jを有し、この排
水路上部と上側の横枠14Aの通気溝14hとを連通さ
せた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は住宅用サッシ構造に
関し、特に通気工法による住宅建築における開口部周縁
のサッシ構造に関するものである。
関し、特に通気工法による住宅建築における開口部周縁
のサッシ構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】住宅建築において、建物内を外部から熱
的に遮断して室内の温度や空調条件等を最適に保つた
め、建物の壁を構成する躯体側に断熱材を設け、この断
熱材の外側に外壁材(サイディング材)を設けている。
このような住宅建築において、断熱材の湿気を除去する
とともに室内外の温度差による結露を防止しかつ排水性
等も良好にして断熱材や木材の劣化を防止するために、
断熱材と外壁材との間に通気空間を設けて空気を流通さ
せる通気工法による住宅構造が用いられている。
的に遮断して室内の温度や空調条件等を最適に保つた
め、建物の壁を構成する躯体側に断熱材を設け、この断
熱材の外側に外壁材(サイディング材)を設けている。
このような住宅建築において、断熱材の湿気を除去する
とともに室内外の温度差による結露を防止しかつ排水性
等も良好にして断熱材や木材の劣化を防止するために、
断熱材と外壁材との間に通気空間を設けて空気を流通さ
せる通気工法による住宅構造が用いられている。
【0003】このような通気工法における断熱材と外壁
材との間の通気空間は、通常断熱材の外側で外壁材を取
付けるための縦胴縁または横胴縁等の下地材により間隔
が確保され、並列した複数の胴縁間に通気空間が形成さ
れる。このような通気空間は壁面全体にわたって縦方向
あるいは横方向に空気が流通することが必要であり、壁
面に設けた開口部の枠材等により途中で遮断したので
は、空気が滞留して通気工法の効果が著しく損われる。
材との間の通気空間は、通常断熱材の外側で外壁材を取
付けるための縦胴縁または横胴縁等の下地材により間隔
が確保され、並列した複数の胴縁間に通気空間が形成さ
れる。このような通気空間は壁面全体にわたって縦方向
あるいは横方向に空気が流通することが必要であり、壁
面に設けた開口部の枠材等により途中で遮断したので
は、空気が滞留して通気工法の効果が著しく損われる。
【0004】また、このように通気空間が途中で遮断さ
れるとこの通気空間内に進入した雨水等が排水されずに
内部に溜まって断熱材や木材の劣化を来す。
れるとこの通気空間内に進入した雨水等が排水されずに
内部に溜まって断熱材や木材の劣化を来す。
【0005】図5は、一般の通気工法住宅の窓部を含む
壁面の外観図である。外壁1は、建物躯体側の木材から
なる柱2と鴨居(上枠材)3および窓台(下枠材)4で
囲まれた矩形の開口部5を有し、この開口部5の4辺の
縁にサッシ6を取付けて枠組を構成し、ここに例えば複
層ガラスからなる窓材7(障子)をはめ込んで構成され
る。躯体側には図示しない断熱材からなる壁パネルが取
付けられこの断熱材の外側に防水紙(図示しない)等を
介して複数の横胴縁8および縦胴縁9が所定間隔で並列
して固定される。これらの横胴縁8および縦胴縁9の外
側に外壁表面を構成する外壁材(サイディング材)10
が取付けられる。
壁面の外観図である。外壁1は、建物躯体側の木材から
なる柱2と鴨居(上枠材)3および窓台(下枠材)4で
囲まれた矩形の開口部5を有し、この開口部5の4辺の
縁にサッシ6を取付けて枠組を構成し、ここに例えば複
層ガラスからなる窓材7(障子)をはめ込んで構成され
る。躯体側には図示しない断熱材からなる壁パネルが取
付けられこの断熱材の外側に防水紙(図示しない)等を
介して複数の横胴縁8および縦胴縁9が所定間隔で並列
して固定される。これらの横胴縁8および縦胴縁9の外
側に外壁表面を構成する外壁材(サイディング材)10
が取付けられる。
【0006】このような外壁構造において、各胴縁8、
9により外壁材10と躯体側の断熱材との間に通気空間
15が形成され前述のように断熱材の結露や木材の劣化
を防止する。
9により外壁材10と躯体側の断熱材との間に通気空間
15が形成され前述のように断熱材の結露や木材の劣化
を防止する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の通気工法住宅においては、施工上、各胴縁8、9の
端部が開口部外枠を構成するサッシ6に当接するため、
各胴縁間に構成された外壁の通気空間15がこの開口部
外枠のサッシ6により遮られ空気流通が阻害されて湿っ
た空気が滞留するとともに雨水が排水されず内部に溜ま
りやすい。
来の通気工法住宅においては、施工上、各胴縁8、9の
端部が開口部外枠を構成するサッシ6に当接するため、
各胴縁間に構成された外壁の通気空間15がこの開口部
外枠のサッシ6により遮られ空気流通が阻害されて湿っ
た空気が滞留するとともに雨水が排水されず内部に溜ま
りやすい。
【0008】このような通気空間15の閉塞を防止する
ため、胴縁の端部をサッシに当接させずに手前で止めて
隙間を形成する方法が考えられるが、現場での施工がし
にくく確実にサッシと胴縁間に隙間を形成することがで
きない。また、この場合、胴縁がサッシから大きく離れ
ると外壁材の固定が不安定となり、また、湿式シールを
施す場合にシール材を受けるバッカーの取付け作業もし
にくくなるという問題を生じる。
ため、胴縁の端部をサッシに当接させずに手前で止めて
隙間を形成する方法が考えられるが、現場での施工がし
にくく確実にサッシと胴縁間に隙間を形成することがで
きない。また、この場合、胴縁がサッシから大きく離れ
ると外壁材の固定が不安定となり、また、湿式シールを
施す場合にシール材を受けるバッカーの取付け作業もし
にくくなるという問題を生じる。
【0009】本発明は上記従来技術の問題点に対処する
ためになされたものであって、施工性が良好でサッシ外
枠部分で通気空間を遮断することなく通気および排水性
を確保し、断熱材や木材の劣化の防止を図った住宅用サ
ッシ構造の提供を目的とする。
ためになされたものであって、施工性が良好でサッシ外
枠部分で通気空間を遮断することなく通気および排水性
を確保し、断熱材や木材の劣化の防止を図った住宅用サ
ッシ構造の提供を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明では、躯体と外壁材との間に複数の下地材を
並列して設け、各下地材間の躯体と外壁材との間に通気
空間が形成された建物外壁の開口部に設ける横枠および
縦枠からなる住宅用サッシ構造において、各横枠および
縦枠は、サッシ長手方向に沿って前記通気空間に連通す
る通気溝を有し、前記縦枠は、前記通気溝を有するとと
もに、この通気溝に隣接して隔壁で仕切られた排水路を
有し、この排水路上部と上側の横枠の通気溝とを連通さ
せたことを特徴とする住宅用サッシ構造を提供する。
め、本発明では、躯体と外壁材との間に複数の下地材を
並列して設け、各下地材間の躯体と外壁材との間に通気
空間が形成された建物外壁の開口部に設ける横枠および
縦枠からなる住宅用サッシ構造において、各横枠および
縦枠は、サッシ長手方向に沿って前記通気空間に連通す
る通気溝を有し、前記縦枠は、前記通気溝を有するとと
もに、この通気溝に隣接して隔壁で仕切られた排水路を
有し、この排水路上部と上側の横枠の通気溝とを連通さ
せたことを特徴とする住宅用サッシ構造を提供する。
【0011】この構成によれば、サッシ自体にその長手
方向に沿って通気溝が形成されこの通気溝が通気空間と
連通するため、下地材をサッシに突き当てた場合でも隣
接する下地材間の通気空間はサッシに形成された通気溝
と連通し、空気はこの通気溝を介して流通する。また、
上側の横枠サッシ上方の通気空間に進入した雨水はこの
横枠サッシに形成された通気溝内に流入しこの溝内を流
れてその左右に連結された縦枠サッシの排水路に流入し
て落下し、下側の通気空間を順次通して外部に排出され
る。
方向に沿って通気溝が形成されこの通気溝が通気空間と
連通するため、下地材をサッシに突き当てた場合でも隣
接する下地材間の通気空間はサッシに形成された通気溝
と連通し、空気はこの通気溝を介して流通する。また、
上側の横枠サッシ上方の通気空間に進入した雨水はこの
横枠サッシに形成された通気溝内に流入しこの溝内を流
れてその左右に連結された縦枠サッシの排水路に流入し
て落下し、下側の通気空間を順次通して外部に排出され
る。
【0012】
【発明の実施の形態】好ましい実施の形態においては、
前記通気溝は、前記通気空間側に開口部を有するサッシ
長手方向に沿って設けた仕切部材により形成され、この
仕切部材により前記下地材が通気溝内へ進入することを
防止したことを特徴としている。
前記通気溝は、前記通気空間側に開口部を有するサッシ
長手方向に沿って設けた仕切部材により形成され、この
仕切部材により前記下地材が通気溝内へ進入することを
防止したことを特徴としている。
【0013】この構成によれば、サッシの壁材側(開口
部側と反対側)に通気溝幅に対応する間隔を隔てて仕切
部材を突出させて設けるため、この仕切部材端部に下地
材が当接してサッシ側に突き当ることが防止され、サッ
シとの間に一定の間隔の通気溝が確保される。
部側と反対側)に通気溝幅に対応する間隔を隔てて仕切
部材を突出させて設けるため、この仕切部材端部に下地
材が当接してサッシ側に突き当ることが防止され、サッ
シとの間に一定の間隔の通気溝が確保される。
【0014】さらに好ましい実施の形態においては、前
記縦枠の通気溝を形成する仕切部材の中間部内面側に前
記隔壁を設け、この隔壁により仕切部材の内面側を仕切
って前記通気溝と排水路を形成するとともに、この縦枠
と上側の横枠との係合部の縦枠にその排水路と横枠の通
気溝底部とを連通させるための開口を形成したことを特
徴としている。
記縦枠の通気溝を形成する仕切部材の中間部内面側に前
記隔壁を設け、この隔壁により仕切部材の内面側を仕切
って前記通気溝と排水路を形成するとともに、この縦枠
と上側の横枠との係合部の縦枠にその排水路と横枠の通
気溝底部とを連通させるための開口を形成したことを特
徴としている。
【0015】この構成によれば、縦枠サッシ内に隔壁で
仕切られた通気溝と排水路が形成され、上側の横枠の通
気溝が縦枠に設けた開口を介してこの排水路に連通す
る。これにより、上側の横枠の通気溝に流入した雨水
は、縦枠側の通気空間に進入することなく、排水路を通
して順次下側の通気空間を通して外部に排出される。
仕切られた通気溝と排水路が形成され、上側の横枠の通
気溝が縦枠に設けた開口を介してこの排水路に連通す
る。これにより、上側の横枠の通気溝に流入した雨水
は、縦枠側の通気空間に進入することなく、排水路を通
して順次下側の通気空間を通して外部に排出される。
【0016】
【実施例】図1は本発明の実施例に係るサッシ構造の斜
視図であり、上下の横枠(上枠を構成するサッシ14A
および下枠を構成するサッシ14B)と縦枠の一方を構
成するサッシ(右枠)14を示している。縦枠のサッシ
14は、開口部5の側面を覆うサッシ本体14aと、こ
のサッシ本体14aの背面(開口部と反対側の面)に突
出する取付け片14bと、サッシ本体14aの室外側端
部で屈曲する外縁部14cと、本発明の通気溝および排
水路を形成するための仕切部材14dと、この仕切部材
14dの先端を屈曲させた仕切片14eと、この仕切片
14eに対向して前記取付け片14b側から突出する仕
切片14fとにより構成される。仕切片14e,14f
間には開口14gが形成される。仕切部材14dの内面
側には取付け片14bに達する隔壁14iが設けられ
る。この隔壁14iにより、仕切部材14dの内面側に
通気溝14hおよび排水路14jが形成される。
視図であり、上下の横枠(上枠を構成するサッシ14A
および下枠を構成するサッシ14B)と縦枠の一方を構
成するサッシ(右枠)14を示している。縦枠のサッシ
14は、開口部5の側面を覆うサッシ本体14aと、こ
のサッシ本体14aの背面(開口部と反対側の面)に突
出する取付け片14bと、サッシ本体14aの室外側端
部で屈曲する外縁部14cと、本発明の通気溝および排
水路を形成するための仕切部材14dと、この仕切部材
14dの先端を屈曲させた仕切片14eと、この仕切片
14eに対向して前記取付け片14b側から突出する仕
切片14fとにより構成される。仕切片14e,14f
間には開口14gが形成される。仕切部材14dの内面
側には取付け片14bに達する隔壁14iが設けられ
る。この隔壁14iにより、仕切部材14dの内面側に
通気溝14hおよび排水路14jが形成される。
【0017】上枠および下枠を構成するサッシ14Aお
よび14Bについても、縦枠サッシ14と同様に通気溝
14hが形成されている。これらの上下枠サッシ14
A,14Bには、縦枠に設けたような排水路14jは不
要である。その他の構成は実質上縦枠と同じである。
よび14Bについても、縦枠サッシ14と同様に通気溝
14hが形成されている。これらの上下枠サッシ14
A,14Bには、縦枠に設けたような排水路14jは不
要である。その他の構成は実質上縦枠と同じである。
【0018】上枠のサッシ14Aに形成された通気溝1
4hの端部は、縦枠のサッシ14に形成された排水路1
4jの底面で覆われるように縦枠側が幾分長く形成され
ている。この縦枠サッシ14の排水路14jの底面には
横枠サッシ14Aの通気溝14hと連通するための開口
14kが設けられる。この開口14kを通して、横枠サ
ッシ14Aの通気溝14h内に流れ込んだ雨水が縦枠1
4の排水路14j内に流入する。
4hの端部は、縦枠のサッシ14に形成された排水路1
4jの底面で覆われるように縦枠側が幾分長く形成され
ている。この縦枠サッシ14の排水路14jの底面には
横枠サッシ14Aの通気溝14hと連通するための開口
14kが設けられる。この開口14kを通して、横枠サ
ッシ14Aの通気溝14h内に流れ込んだ雨水が縦枠1
4の排水路14j内に流入する。
【0019】なお、開口14kは、円形の孔に限らず、
矩形開口でもよいし、あるいは上枠サッシ14Aの通気
溝14hの端面全体を開口させるように縦枠側の通気路
14jの底面を切欠いてもよい。この底面を切欠いた場
合には、上枠サッシ14Aの通気溝14hの端面は縦枠
により覆われない構成となるが、縦枠の隔壁14iは、
雨水が縦枠の通気溝内に進入することを防止するため
に、上枠サッシ14Aの通気溝14hの上面まで覆う程
度の高さとすることが望ましい。
矩形開口でもよいし、あるいは上枠サッシ14Aの通気
溝14hの端面全体を開口させるように縦枠側の通気路
14jの底面を切欠いてもよい。この底面を切欠いた場
合には、上枠サッシ14Aの通気溝14hの端面は縦枠
により覆われない構成となるが、縦枠の隔壁14iは、
雨水が縦枠の通気溝内に進入することを防止するため
に、上枠サッシ14Aの通気溝14hの上面まで覆う程
度の高さとすることが望ましい。
【0020】また、縦枠サッシ14の排水路14jの上
端開口面にキャップを設けて流入する雨水の飛散等の防
止を図ってもよい。
端開口面にキャップを設けて流入する雨水の飛散等の防
止を図ってもよい。
【0021】図2は本発明の実施例に係る住宅用サッシ
構造の縦断面図である。外壁1の開口部5の上下は、前
述(図5)のように、上枠材(鴨居)3および下枠材
(窓台)4で囲まれ、その外側上下にアルミ押出し材等
からなる本発明のサッシ14A,14Bが取付けられ
る。なお、上枠側および下枠側ではサッシ形状が幾分異
なるが実質的な構造は同じであり、また躯体側の構造も
実質上同じであるため、上枠側についてのみ説明する。
構造の縦断面図である。外壁1の開口部5の上下は、前
述(図5)のように、上枠材(鴨居)3および下枠材
(窓台)4で囲まれ、その外側上下にアルミ押出し材等
からなる本発明のサッシ14A,14Bが取付けられ
る。なお、上枠側および下枠側ではサッシ形状が幾分異
なるが実質的な構造は同じであり、また躯体側の構造も
実質上同じであるため、上枠側についてのみ説明する。
【0022】上枠材3の上側の壁には断熱材11が取付
けられ、断熱材11の室内側には内壁材12が装着され
る。内壁材12の端部は、開口部5の室内側周縁に設け
た額縁13に固定される。断熱材11の外面には図示し
ない防水紙等を介して下地材(縦胴縁)9が取付けら
れ、その外側に外壁材(サイディング材)10が取付け
られる。この外壁材10と断熱材11との間の各縦胴縁
9間に通気空間15が形成される(図5参照)。
けられ、断熱材11の室内側には内壁材12が装着され
る。内壁材12の端部は、開口部5の室内側周縁に設け
た額縁13に固定される。断熱材11の外面には図示し
ない防水紙等を介して下地材(縦胴縁)9が取付けら
れ、その外側に外壁材(サイディング材)10が取付け
られる。この外壁材10と断熱材11との間の各縦胴縁
9間に通気空間15が形成される(図5参照)。
【0023】サッシ14Aは、釘やネジ等(図示しな
い)により上枠材3に固定される。このサッシ14Aの
構造は、前述の図1に示した縦枠のサッシ14の排水路
14jがない点を除いて実質的に縦枠サッシ14と同じ
であり、サッシ主要部を占めるサッシ本体14aと、こ
のサッシ本体14aから上側に突出する取付け片14b
と、室外側を覆う外縁部14cと、本発明の通気溝形成
用の仕切部材14dと、この仕切部材14dの先端を屈
曲させた仕切片14eおよびこの仕切片14eに対向し
て取付け片14bから突出する同様の仕切片14fとか
らなる。相互に対向する仕切片14eと14fとの間に
開口14gが形成される。この構成により、サッシ本体
14aの上面に、仕切部材14dと取付け片14bと仕
切片14e,14fに囲まれた通気溝14hがサッシ長
手方向(図面に垂直方向)に沿って連続して形成され
る。この通気溝14hは、開口14gを介して前記通気
空間15と連通する。このようなサッシ14Aは、アル
ミ材の押出し成形により一体部材として形成され、取付
け片14bに設けた取付け孔(図示しない)を通して釘
またはネジにより躯体枠材3に固定される。
い)により上枠材3に固定される。このサッシ14Aの
構造は、前述の図1に示した縦枠のサッシ14の排水路
14jがない点を除いて実質的に縦枠サッシ14と同じ
であり、サッシ主要部を占めるサッシ本体14aと、こ
のサッシ本体14aから上側に突出する取付け片14b
と、室外側を覆う外縁部14cと、本発明の通気溝形成
用の仕切部材14dと、この仕切部材14dの先端を屈
曲させた仕切片14eおよびこの仕切片14eに対向し
て取付け片14bから突出する同様の仕切片14fとか
らなる。相互に対向する仕切片14eと14fとの間に
開口14gが形成される。この構成により、サッシ本体
14aの上面に、仕切部材14dと取付け片14bと仕
切片14e,14fに囲まれた通気溝14hがサッシ長
手方向(図面に垂直方向)に沿って連続して形成され
る。この通気溝14hは、開口14gを介して前記通気
空間15と連通する。このようなサッシ14Aは、アル
ミ材の押出し成形により一体部材として形成され、取付
け片14bに設けた取付け孔(図示しない)を通して釘
またはネジにより躯体枠材3に固定される。
【0024】施工時に、通気溝14hを仕切る仕切片1
4e,14fに胴縁9が当接してそれ以上サッシ本体側
への進入が止るため、通気溝14hのスペースが確保さ
れる。なお、この仕切片14e,14fは、仕切部材1
4d側または取付け片14b側のいずれか一方の側にの
み設けてもよい。
4e,14fに胴縁9が当接してそれ以上サッシ本体側
への進入が止るため、通気溝14hのスペースが確保さ
れる。なお、この仕切片14e,14fは、仕切部材1
4d側または取付け片14b側のいずれか一方の側にの
み設けてもよい。
【0025】この上枠側のサッシ14Aに形成された通
気溝14hの端部は、前述のように、縦枠サッシ14に
設けた開口14kを介して縦枠の排水路14jと連通す
る。なお、下枠サッシ14Bの通気溝14hについて
は、雨水が進入することはなく、万一進入しても開口1
4gを通して雨水はそのまま下に落下するため、縦枠の
排水路に連通させる必要はない。
気溝14hの端部は、前述のように、縦枠サッシ14に
設けた開口14kを介して縦枠の排水路14jと連通す
る。なお、下枠サッシ14Bの通気溝14hについて
は、雨水が進入することはなく、万一進入しても開口1
4gを通して雨水はそのまま下に落下するため、縦枠の
排水路に連通させる必要はない。
【0026】図3は、上記実施例の窓枠を外から見て左
側の縦枠部分の水平断面図である。サッシ14は取付け
片14bを介して釘やネジ等により柱2に固定される。
サッシ14は実質上前述の図1のサッシ14と同じ構成
であり、その長手方向に沿って仕切片14e,14fに
より仕切られた通気溝14hを有し、この通気溝14h
に隣接して隔壁14iで仕切られた排水路14jを有し
ている。この仕切片14e,14fに対し横胴縁8が当
接してサッシ本体側への進入が止り、通気溝14hの空
間が確保される。上枠サッシの通気溝から流入した雨水
は隔壁14iで仕切られた排水路14jを流れるため、
この雨水が縦枠側の通気溝や横胴縁間の通気空間に進入
することはなく確実に下方に落下して下側の通気空間を
通して外部に排出される。
側の縦枠部分の水平断面図である。サッシ14は取付け
片14bを介して釘やネジ等により柱2に固定される。
サッシ14は実質上前述の図1のサッシ14と同じ構成
であり、その長手方向に沿って仕切片14e,14fに
より仕切られた通気溝14hを有し、この通気溝14h
に隣接して隔壁14iで仕切られた排水路14jを有し
ている。この仕切片14e,14fに対し横胴縁8が当
接してサッシ本体側への進入が止り、通気溝14hの空
間が確保される。上枠サッシの通気溝から流入した雨水
は隔壁14iで仕切られた排水路14jを流れるため、
この雨水が縦枠側の通気溝や横胴縁間の通気空間に進入
することはなく確実に下方に落下して下側の通気空間を
通して外部に排出される。
【0027】図4は本発明の通気溝および排水路を備え
たサッシ構造の作用説明図である。図示したように、各
縦胴縁9間の通気空間15は上下枠のサッシ14A,1
4Bの通気溝14hを介して実線矢印のように相互に連
通し空気の流通が確保される。また、左右縦枠のサッシ
14の通気溝14hを通して実線矢印のように各横胴縁
8間の通気空間15同士が連通して空気の流通が確保さ
れる。上枠サッシ14Aの通気溝14hに流れ込んだ雨
水等は、点線矢印のように、この通気溝14h内を流れ
端部の開口14kを通して縦枠サッシ14の排水路14
j内に流入し、さらに下方へ流れて外部に排出される。
たサッシ構造の作用説明図である。図示したように、各
縦胴縁9間の通気空間15は上下枠のサッシ14A,1
4Bの通気溝14hを介して実線矢印のように相互に連
通し空気の流通が確保される。また、左右縦枠のサッシ
14の通気溝14hを通して実線矢印のように各横胴縁
8間の通気空間15同士が連通して空気の流通が確保さ
れる。上枠サッシ14Aの通気溝14hに流れ込んだ雨
水等は、点線矢印のように、この通気溝14h内を流れ
端部の開口14kを通して縦枠サッシ14の排水路14
j内に流入し、さらに下方へ流れて外部に排出される。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明において
は、サッシ自体にその長手方向に沿って通気溝が形成さ
れこの通気溝が通気空間と連通するため、下地材をサッ
シに突き当てた場合でも隣接する下地材間の通気空間は
サッシに形成された通気溝と連通し、空気はこの通気溝
を介して流通する。
は、サッシ自体にその長手方向に沿って通気溝が形成さ
れこの通気溝が通気空間と連通するため、下地材をサッ
シに突き当てた場合でも隣接する下地材間の通気空間は
サッシに形成された通気溝と連通し、空気はこの通気溝
を介して流通する。
【0029】また、上側の横枠サッシ上方の通気空間に
進入した雨水はこの横枠サッシに形成された通気溝内に
流入しこの溝内を流れてその左右に連結された縦枠サッ
シの排水路に流入して落下し、下側の通気空間を通して
外部に排出される。これにより、通気工法による住宅建
築において、下地材をサッシに突き当てて確実に躯体側
に固定することができ、下地材の取付け作業が容易にな
るとともに、外壁の窓枠部分等で通気が遮断されること
なく円滑な空気の流通が図られ、湿気を除去しまた結露
を防いで断熱材や木材の劣化を防止する機能を高め、さ
らに排水性を高めて雨水等を円滑に外部に排水し、構造
部材の劣化防止機能を高めることができる。
進入した雨水はこの横枠サッシに形成された通気溝内に
流入しこの溝内を流れてその左右に連結された縦枠サッ
シの排水路に流入して落下し、下側の通気空間を通して
外部に排出される。これにより、通気工法による住宅建
築において、下地材をサッシに突き当てて確実に躯体側
に固定することができ、下地材の取付け作業が容易にな
るとともに、外壁の窓枠部分等で通気が遮断されること
なく円滑な空気の流通が図られ、湿気を除去しまた結露
を防いで断熱材や木材の劣化を防止する機能を高め、さ
らに排水性を高めて雨水等を円滑に外部に排水し、構造
部材の劣化防止機能を高めることができる。
【0030】また、下地材がサッシに突き当てられて確
実に躯体側に固定され、この下地材に外壁材が固定され
るため、外壁材が躯体側に充分強固に固定される。さら
に、外壁材又は下地材とサッシ間の隙間が小さくなっ
て、シール作業がしやすくなるとともにシールの信頼性
が高められる。
実に躯体側に固定され、この下地材に外壁材が固定され
るため、外壁材が躯体側に充分強固に固定される。さら
に、外壁材又は下地材とサッシ間の隙間が小さくなっ
て、シール作業がしやすくなるとともにシールの信頼性
が高められる。
【図1】 本発明の実施例に係るサッシ構造の斜視図。
【図2】 本発明の実施例に係るサッシを装着した外壁
の縦断面図。
の縦断面図。
【図3】 本発明の実施例に係るサッシを装着した外壁
の横断面図。
の横断面図。
【図4】 本発明のサッシ構造の作用説明図。
【図5】 本発明が適用される一般的な外壁窓部の構成
図。
図。
1:外壁、2:柱、3:上枠材、4:下枠材、5:開口
部、6:サッシ、7:窓材、8:横胴縁、9:縦胴縁、
10:外壁材、11:断熱材、12:内壁材、13:額
縁、14,14A,14B:サッシ、14a:サッシ本
体、14b:取付け片、14c:外縁部、14d:仕切
部材、14e,14f:仕切片、14g,14k:開
口、14h:通気溝、14i:隔壁、14j:排水路、
15:通気空間。
部、6:サッシ、7:窓材、8:横胴縁、9:縦胴縁、
10:外壁材、11:断熱材、12:内壁材、13:額
縁、14,14A,14B:サッシ、14a:サッシ本
体、14b:取付け片、14c:外縁部、14d:仕切
部材、14e,14f:仕切片、14g,14k:開
口、14h:通気溝、14i:隔壁、14j:排水路、
15:通気空間。
Claims (3)
- 【請求項1】躯体と外壁材との間に複数の下地材を並列
して設け、各下地材間の躯体と外壁材との間に通気空間
が形成された建物外壁の開口部に設ける横枠および縦枠
からなる住宅用サッシ構造において、 各横枠および縦枠は、サッシ長手方向に沿って前記通気
空間に連通する通気溝を有し、 前記縦枠は、前記通気溝を有するとともに、この通気溝
に隣接して隔壁で仕切られた排水路を有し、 この排水路上部と上側の横枠の通気溝とを連通させたこ
とを特徴とする住宅用サッシ構造。 - 【請求項2】前記通気溝は、前記通気空間側に開口部を
有するサッシ長手方向に沿って設けた仕切部材により形
成され、この仕切部材により前記下地材が通気溝内へ進
入することを防止したことを特徴とする請求項1に記載
の住宅用サッシ構造。 - 【請求項3】前記縦枠の通気溝を形成する仕切部材の中
間部内面側に前記隔壁を設け、この隔壁により仕切部材
の内面側を仕切って前記通気溝と排水路を形成するとと
もに、この縦枠と上側の横枠との係合部の縦枠にその排
水路と横枠の通気溝底部とを連通させるための開口を形
成したことを特徴とする請求項2に記載の住宅用サッシ
構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18140197A JPH1122312A (ja) | 1997-07-07 | 1997-07-07 | 住宅用サッシ構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18140197A JPH1122312A (ja) | 1997-07-07 | 1997-07-07 | 住宅用サッシ構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1122312A true JPH1122312A (ja) | 1999-01-26 |
Family
ID=16100114
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18140197A Pending JPH1122312A (ja) | 1997-07-07 | 1997-07-07 | 住宅用サッシ構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1122312A (ja) |
-
1997
- 1997-07-07 JP JP18140197A patent/JPH1122312A/ja active Pending
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