JPH11223555A - 非接触温度センサおよび同用検出回路 - Google Patents
非接触温度センサおよび同用検出回路Info
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- JPH11223555A JPH11223555A JP10275262A JP27526298A JPH11223555A JP H11223555 A JPH11223555 A JP H11223555A JP 10275262 A JP10275262 A JP 10275262A JP 27526298 A JP27526298 A JP 27526298A JP H11223555 A JPH11223555 A JP H11223555A
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Abstract
あり、かつ被検知体の温度を正確に計測することができ
る非接触温度センサおよび同用検出回路を提供すること
を目的とするものである。 【解決手段】 内面が赤外線を反射する反射面であり、
一端が赤外線の入射する開口部21aである筒状の保持
体21と、保持体21の他端に配置した樹脂フィルム2
3と、樹脂フィルム23上に配置した赤外線検知用感熱
素子25と、第1および第2の温度補償用感熱素子2
6,27と、樹脂フィルム23の背後に形成された空間
部とから構成されたことを特徴とする非接触温度センサ
である。
Description
および同用検出回路に関し、詳しくは、複写機等の定着
装置において、用紙上の未定着トナー像を定着されるた
めに、定着装置の加熱定着ローラのような回転体の表面
温度を非接触で検知する非接触温度センサおよび同用検
出回路に係わるものである。
ンサとしては、感熱素子をローラ表面に接触させて温度
検出する接触型の温度センサが主として使用されてい
る。この種の接触型温度センサは、加熱定着ローラの表
面温度を正確に検知できる利点があるものの、感熱素子
の接触部が一定圧で加熱定着ローラ表面に圧接されてい
るために、接触部の部材や感熱素子によって加熱定着ロ
ーラ表面を傷つける欠点があった。
時間の使用に耐え得る耐磨耗性の高いものであって、か
つ感熱素子を圧接するバネ材の圧力が加わるために一定
厚み以上の材料を使用しなければならない。そのため
に、接触型温度センサの感熱素子部分の熱容量が大きく
なり、所望の熱応答特性が得られない欠点がある。
て、非接触型の温度検出器がある。この種の従来例1と
しは、本出願人が、実願平3−27515号で開示した
温度センサがある。この非接触温度検出器は、導電箔に
よる二本のリード部を形成した電気絶縁性の耐熱基板
と、この耐熱基板の二本のリード部間の小孔上に載置さ
れて、二本のリード部間に接続された感熱素子と、少な
くともこの感熱素子の部分および前記耐熱基板のリード
部近傍が大きく開口されていて、その開口の下面に前記
耐熱基板を取り付ける支持体と、前記支持体の前記開口
部の上面に取り付けた支持体よりも熱容量の小さい薄膜
状の遮蔽板とで構成したものである。この温度センサ
は、被検知体の温度を非接触で検知することができると
ともに、センサの熱容量を低下させることができるの
で、熱応答性の優れた特性を得ることができる。
温度センサがある。この温度センサは、円筒状の非接触
型温度センサ本体10の先端に、フレンネルレンズから
なる光学系3が設けられ、本体内にサーモパイルからな
る赤外線検出器1と、赤外線検出器1の温度を計測する
温度センサ2と、光学系3の温度を計測する温度センサ
4とが備えられている。温度センサ2,4はポジスタが
用いられている。
信号処理回路を示している。赤外線検出器1からの出力
は、極性切換部5を経て増幅部6で増幅され、二重積分
回路からなるA/D変換部9でデジタル信号に変換さ
れ、その後、マイクロコンピュータ11で演算処理され
ている。温度センサ2,4には定電流源8から定電流が
供給され、温度センサ2,4からの信号は、スイッチン
グ部7で切り換えてA/D変換部9でデジタル信号に変
換した後、マイクロコンピュータ11で演算処理されて
いる。温度センサ2は、赤外線検出器1の温度を検出
し、温度センサ4は光学系3の温度を検出している。こ
れらの温度センサにより計測された温度差に基づいて、
光学系に起因する誤差を補償する温度補償手段を備えた
非接触型温度センサの信号処理回路である。
度センサは、複写機の加熱定着ローラに使用した場合、
耐熱基板上の感熱素子の感熱面と、ローラ表面との距離
を0.5mm程度に設定しなければ十分な感度が得られ
ない欠点がある。このような距離設定は、極めて難し
く、加熱定着ローラに近接して実装した場合、複写機の
紙詰まりが発生した際に温度センサを壊すなどの問題が
あった。
は、赤外線入射面に光学系3が設けられており、加熱定
着ローラに装着された場合、光学系3にトナーが付着し
易い欠点があり、光学系3の表面にトナーが付着して汚
染による赤外線透過量の変化が生じる欠点がある。赤外
線フィルタ等の光学系3の表面にトナーやほこりが付着
して、光学系3の表面の汚染が進行すると、検知出力が
低下して、正確な温度検知ができない欠点があり、正確
に温度制御しなけれがならない用途には、利用すること
ができない欠点があった。従って、非接触型温度センサ
では、周囲温度の変化によって、被検知体からの赤外線
の放射則が変化するために、周囲温度を計測する別の温
度補償用の温度センサを取り付けて、周囲温度の変化を
検出している。図14に示した信号処理回路を用いて、
光学系3の汚染による透過量の変化を併せて、周囲温度
の変化に応じて関数テーブルを切り換えるといった複雑
な数値計算を、マイクロコンピュータ11で演算処理す
る必要があった。
サーミスタボロメータ、サーモパイル、焦電センサ等を
用いる方法がある。しかし、サーミスタボロメータ、サ
ーモパイルは、感度が小さくコストが高い欠点がある。
また、焦電センサは、チョッパが必要であるために信頼
性に問題があり、定着装置等の高温下で用いるために
は、温度補償等の技術的な問題点があって、使用するの
が難しい。
たものであり、被検知体の表面温度を正確に検出し、被
検知体の表面温度を短時間に、かつ正確に計測すること
ができる非接触温度センサおよび同用検出回路を提供す
ることを目的とするものである。
成するためになされたものであり、請求項1の発明は、
開口部から入射した赤外線を導く導光部を有する保持体
と、該保持体の前記導光部の他端開口部に配置した樹脂
フィルムと、該樹脂フィルムの背後に形成された空間部
と、前記樹脂フィルムの前記空間部側に配置され、前記
開口部から入射する赤外線を検知する赤外線検知用感熱
素子と、前記保持体の温度を検知する温度補償用感熱素
子とからなることを特徴とする非接触温度センサであ
る。
部を有する保持体と、該保持体の前記開口部の裏側に配
置した樹脂フィルムと、該樹脂フィルムの背後に形成さ
れた空間部と、前記樹脂フィルムの前記空間部側に配置
され、前記開口部から入射する赤外線を検知する赤外線
検知用感熱素子と、前記保持体の温度を検知する温度補
償用感熱素子とからなることを特徴とする非接触温度セ
ンサである。
体から放射される赤外線が樹脂フィルムに吸収され、樹
脂フィルムに吸収された熱を赤外線検知用感熱素子で検
出し、かつ赤外線検知用感熱素子から離れた位置に温度
補償用感熱素子が備えられ、赤外線検知用感熱素子の背
後に空間部を形成することによって、熱的絶縁を保つと
ともに赤外線検知用感熱素子の対流等による外気(セン
サ周囲)の影響を排除し、赤外線検知用感熱素子と温度
補償用感熱素子との温度差で正確な被検知体の温度を検
出することができる非接触温度センサである。なお、請
求項2の発明では、例えば保持体を平板状として、この
平板状の保持体に赤外線入射開口部を形成し、その僅か
な板厚部を赤外線が導かれる導光部としてもよい。
外線が入射する側の開口部に導光部を付設したことを特
徴とする請求項2に記載の非接触温度センサである。こ
の発明は、請求項1または2を前提とし、保持体に導光
部を形成することで、被検知体からの放射された熱を導
光部で導くことができるので、非接触温度センサに指向
性を与えることが可能になり、被検知体の温度を確実に
捉えることができる。
度を検知する前記温度補償用感熱素子が第1と第2の温
度補償用感熱素子とからなることを特徴とする請求項
1,2または3に記載の非接触温度センサである。この
発明は、請求項1〜3を前提とし、第1および第2の温
度補償用感熱素子を、ほぼ等しい温度となる位置に配置
することによって、温度検出回路をブリッジ回路で構成
することが容易であり、検出精度が高められる。
感熱素子が前記樹脂フィルム上に配置されたことを特徴
とする請求項1ないし4の何れかに記載の非接触温度セ
ンサである。この発明では、請求項1〜4を前提とし、
樹脂フィルムに温度補償用感熱素子を形成することで、
組立工数が低減するとともに、配置を一義的に設定し得
る構成である。
脂で形成したことを特徴とする請求項1ないし5の何れ
かに記載の非接触温度センサである。この発明は、請求
項1〜5を前提とし、保持体に樹脂による導光部を形成
することで、非接触温度センサに指向性を与えることが
できるので、被検知体からの放射熱を導光部に正確に導
くことができるとともに、赤外線を樹脂で吸収すること
ができるので、被検知体の温度を確実に捉えることがで
きる。
射する側の開口部または前記導光部の内面に赤外線反射
膜を形成したことを特徴とする請求項1ないし6の何れ
かに記載の非接触温度センサである。この発明は、請求
項1〜6の何れかを前提とし、開口部から入射する赤外
線を反射させて樹脂フィルムに集束するようにして被検
知体の温度を検出する。
光部の内面の少なくとも一部に赤外線吸収膜を形成した
ことを特徴とする請求項1ないし7の何れかに記載の非
接触温度センサである。この発明は、請求項1〜7の何
れかを前提とし、保持体の内面に赤外線吸収膜を形成す
ることで、被検知体以外から放射される放射熱を吸収し
て、被検知体から直接放射される熱のみを赤外線検知用
感熱素子で検出する。
感熱素子を、前記保持体の表面または内部の何れかに配
置したことを特徴とする請求項1ないし8の何れかに記
載の非接触温度センサである。この発明は、請求項1〜
8の何れかを前提とし、温度補償用感熱素子が保持体と
ほぼ等しい温度或いは周囲温度を検出する位置に設置す
ることで、赤外線検知用感熱素子に基づく検出温度を補
正して検出精度を高めることができる。
赤外線が入射する側の開口部または前記導光部の断面が
横長形状であることを特徴とする請求項1ないし9の何
れかに記載の非接触温度センサである。この発明は、請
求項1〜9の何れかを前提とし、長手方向の発熱体(例
えば、加熱定着ローラ)である被検知体に対応させた検
知面とすることで、この面に樹脂フィルムが設けられて
おり、被検知体からの赤外線がこの樹脂フィルムに吸収
されて、被検知体の温度の検出精度を高めることができ
る。
ルムが、テフロン、シリコン、ポリイミド、ポリエステ
ル、ポリエチレン、ポリカーボネート、PPS樹脂の何
れか一つからなることを特徴とする請求項1ないし10
の何れかに記載の非接触温度センサである。この発明
は、請求項1〜10の何れかを前提とし、樹脂フィルム
が赤外線を吸収し易い材質から構成されており、検出感
度の向上に寄与する。
ルムが、カーボンブラックまたは無機顔料を分散した高
分子材料からなることを特徴とする請求項1ないし10
の何れかに記載の非接触温度センサである。この発明
は、請求項1〜11の何れかを前提とし、樹脂フィルム
にこの種の材料を分散させることによって、赤外線の波
長に合わせた吸収特性を有する樹脂フィルムとすること
によって、検出感度を一層高めることができる。
ルムの背後に形成された空間部内面に赤外線反射膜を形
成したことを特徴とする請求項1ないし12の何れかに
記載の非接触温度センサである。この発明は、請求項1
〜12の何れかを前提とし、空間部内面に反射膜を形成
することで、入射される赤外線を反射させて集束すると
ともに、樹脂フィルムや赤外線検知用感熱素子から放射
される熱を反射膜で反射させて検出感度を高めている。
し13の何れかに記載の非接触温度センサを用いた非接
触温度センサ用検出回路であって、前記赤外線検知用感
熱素子と前記温度補償用感熱素子とによる直列回路から
の出力電圧と、他の温度補償用感熱素子と抵抗素子とに
よる直列回路からの出力電圧とを演算処理手段で処理し
て、被温度検出対象の表面温度を検出することを特徴と
する非接触温度センサ用検出回路である。
し13の何れかに記載の非接触温度センサを用いた非接
触温度センサ用検出回路であって、抵抗素子と前記赤外
線検知用感熱素子の直列回路の出力電圧と、温度補償用
感熱素子と抵抗素子との直列回路の出力電圧とを演算処
理手段で処理して、被温度検出対象の表面温度を検出す
ることを特徴とする非接触温度センサ用検出回路であ
る。
し11の何れかに記載の非接触温度センサを用いた非接
触温度センサ用検出回路であって、前記赤外線検知用感
熱素子と前記温度補償用感熱素子との直列回路に定電流
を印加し、前記赤外線検知用感熱素子と前記温度補償用
感熱素子との直列回路の出力電圧と、前記温度補償用感
熱素子による出力電圧とを演算処理手段で処理して、被
温度検出対象の表面温度を検出することを特徴とする非
接触温度センサ用検出回路である。この発明は、請求項
1ないし13の非接触温度センサを用いることによっ
て、赤外線検知用感熱素子と温度補償用感熱素子ととも
にブリッジ回路を構成し易い形状であり、かつ定電流を
供給することによって、安定した検出感度を得ることが
できる。その周囲温度を考慮して被検知体の表面温度を
正確に検出することができる。演算処理手段は、演算増
幅回路やマイクロコンピュータである。
し13の何れかに記載の非接触温度センサを用いた非接
触温度センサ用検出回路であって、前記演算処理手段で
得られる数値をデータテーブルで温度に変換して、被検
出対象の表面温度を検出することを特徴とする請求項1
4,15または16に記載の非接触温度センサ用検出回
路である。この発明は、請求項1ないし13の非接触温
度センサの赤外線検知用感熱素子が、マイクロコンピュ
ータによる演算処理装置で演算処理して、温度補償用感
熱素子による変動分を演算処理で直ちに処理すること
で、周囲温度を考慮した被検知体の表面温度を正確に検
出することができる。
は、例えば加熱定着ローラ等の表面から放射される赤外
線が保持体の一端の赤外線入射開口部から入射して導光
部に導かれて、他端に配置した樹脂フィルム面に到達す
ると、赤外線検知用感熱素子を固着した樹脂フィルムが
その固有の吸収スペクトルに応じた波長の赤外光を吸収
することで、樹脂フィルムの温度が上昇し、この温度上
昇を樹脂フィルムに密着固定した感熱素子により検出す
ることによって、被温度検知体の表面温度を検出する。
また、温度補償用感熱素子が保持体表面に配置されるこ
とによって、保持体の温度変動とともにセンサ周囲の熱
輻射や対流の影響による温度変化を検出し、これらの温
度変化により補償することにより、被検知体の表面温度
の検出精度および検出感度を高めたものである。
センサおよび同用検出回路の実施の形態について、図面
を参照して説明する。図1は、本発明の非接触温度セン
サの一実施形態を示す分解斜視図、図2は、その非接触
温度センサを加熱定着ローラに実装した例を示す斜視
図、図3は、図1または図2の非接触温度センサのX−
Y断面図である。図1において、非接触温度センサ20
は、断面形状が長方形の導光部からなる保持体21と、
感熱素子が設けられた樹脂フィルム23と、蓋部材29
とで構成されている。保持体21は、保持体21の一端
が赤外線の入射する開口部21aであり、その他端が開
口部21bであり、その内部は赤外線を導く導光部とな
っている。開口部21bは、樹脂フィルム23で覆われ
て蓋部材29で閉塞されている。樹脂フィルム23の裏
面(赤外線入射面とは反対の面)には、赤外線検知用感
熱素子25が設けられている。樹脂フィルム23と蓋部
材29との間には、図3に示したように、空間部30が
形成されている。保持体21には、非接触温度センサ2
0を被検知体近傍に近接させて実装するために取付穴2
2aを有する取付耳部22が設けられている。感熱素子
25〜27は、薄膜サーミスタを用いるが、それに限定
するものではない。
の熱伝導率の大きい、熱放射率の小さい金属からなり、
その内面は、赤外線を反射する反射面である。この反射
面は、必要に応じて研磨して赤外線の反射率を高める構
造であってもよいし、保持体21自体を樹脂で形成し
て、その内面に積極的に赤外線を反射させる金属層によ
る反射面としてもよい。さらに、導光部の内面全体また
は少なくとも一部分に、赤外線を吸収する赤外線吸収膜
を設けてもよい。赤外線吸収膜を設けることにより、定
着装置の周辺に飛散しているトナーが保持体21の内面
に付着したとしてもトナーの熱の放射率が1に近い値で
あり、赤外線センサの出力信号には殆ど影響を与えな
い。
ク、ゴム等を導光部の内面または/および外面に塗装等
の方法によって形成される。例えば、これらの材料は、
輻射率が0.94以上の黒体吸収膜が好ましい。この他
の材質としては、保持体21の内面の少なくとも一部
に、陽極酸化処理やアルマイト処理したとしても赤外線
吸収膜と同等の効果が得られる。
形状は、被検知体の大きさや形状、温度センサとの距離
等の諸条件により適切に選択される。例えば、加熱定着
ローラ表面温度を計測する場合、加熱定着ローラが横長
形状の発熱体であるので、保持体21の開口部21a
は、そのローラの軸方向に沿って広がった横長形状また
は楕円形状にする。このような形状とすることによっ
て、保持体21の集熱効果が良好となり、検出感度、熱
応答性を高めることができる。
らに離して設置した場合は、赤外線入射開口部21a
も、被検知体表面からさらに離れるので、導光部内面に
赤外線吸収膜を形成しておけば、被検知体以外のバック
グラウンド部分から放射された熱は、導光部内に入射し
て内面の赤外線吸収膜で吸収されるので、樹脂フィルム
23までには到達しない。従って、バックグラウンド部
分からの熱放射による検知温度誤差を排除し、被検知体
からの放射される熱のみを正確に検出することができ
る。また、前記導光部内部面に赤外線吸収膜を設ける代
わりに、導光部を樹脂成形することによっても同等の効
果を得ることができる。
明すると、樹脂フィルム23は、一表面に配線パターン
24が形成され、赤外線検知用感熱素子25と、近接し
て配置した第1および第2の温度補償用感熱素子26,
27とが配線パターン24に電気的に接続されている。
配線パターン24の終端には、外部引出端子28が形成
されている。赤外線検知用感熱素子25は、樹脂フィル
ム23の略中央面に位置し、赤外線入射側と反対側の樹
脂フィルム23面に配置される。第1および第2の温度
補償用感熱素子26,27は、樹脂フィルム23の端部
近くに形成されている。樹脂フィルム23を開口部21
bに密着するように取り付け、蓋部材29を装着するこ
とにより、赤外線検知用感熱素子25は、開口部21b
の略中央に配置され、第1および第2の温度補償用感熱
素子26,27は、保持体21の側面に配置される。第
1および第2の温度補償用感熱素子26,27は、周囲
温度を検出する。なお、温度補償用感熱素子26,27
は、保持体の肉厚部に配置した構造として、保持体21
の温度を検知する。
ン、ポリイミド、ポリエステル、ポリエチレン、ポリカ
ーボネート、PPS(ポリフェニレンスルフィド)等の
高分子材料からなる樹脂が使用され、赤外光を吸収する
材料であれば他の材質を使用してもよい。さらに、これ
らの樹脂にカーボンブラックまたは無機顔料(クロムイ
エロ、弁柄、チタンホワイト、群青の1種以上)を混合
分散させて略全波長の赤外線を吸収し得るような材料を
用いる。また、樹脂フィルム23の裏面またはその背後
の空間部30に赤外線反射膜を設けることによって、樹
脂フィルム23から放射された熱を反射させることで、
一層検出感度を向上させることができる。
複射機等の定着装置に装着することを想定しており、前
記非接触温度センサの外側周囲の部材類からの熱放射が
あるために、この熱放射によって温度検知誤差が生じ易
くなる。このために、非接触温度センサの保持体や蓋部
材の外表面をメッキしたり、また鏡面仕上げ、あるいは
薄膜や箔等の赤外線反射材を貼着する等の方法によって
赤外線が反射するような構造にし、外界の影響を最小限
に留めるようにすることによって、一層の検知感度の向
上を図ることができる。
0の実装例を示している。同図に示したように、加熱定
着ローラ12の軸方向に併設されたL字状金具13に装
着される。L字状金具13には、開口部15が形成さ
れ、非接触温度センサ20の開口部21aが開口部15
に一致するようにL字状金具13にボルト14で固定さ
れている。非接触温度センサ20の開口部21aは、加
熱定着ローラ12の軸方向に沿って横長の開口を有して
いる。このように非接触温度センサ20が横長方向の開
口部21aを有することで、加熱定着ローラ12から放
射された熱を効率よく捕捉することができる。また、開
口部21aから入射した赤外線は、保持体21の内面で
反射して、開口部21bの樹脂フィルム23面と赤外線
検知用感熱素子25に到達する。赤外線検知用感熱素子
25と温度補償用感熱素子26,27の出力は、検出回
路Dに入力される。
実施形態について、図4(a)〜(c)を参照して説明
する。図4(a)において、温度補償用感熱素子27と
赤外線検知用感熱素子25は、電源端子Vと接地間に直
列接続され、かつ温度補償用感熱素子26と抵抗31は
同様に電源端子Vと接地間に直列接続されている。温度
補償用感熱素子27と赤外線検知用感熱素子25との接
続点Aと、温度補償用感熱素子26と抵抗31との接続
点Bは、演算増幅器32の入力端子にそれぞれ接続さ
れ、その出力は出力端子33から得られる。これら回路
素子はブリッジ回路を構成している。
と、加熱定着ローラ表面から放射される赤外線は、非接
触温度センサ20の開口部21aから入射して、導光部
を経て樹脂フィルム23の上に達し、樹脂フィルム23
に吸収されて赤外線エネルギは熱に変換され、赤外線検
知用感熱素子25に伝達され、赤外線検知用感熱素子2
5の温度が上昇する。このとき樹脂フィルム23も開口
面積に相当する部分が赤外線を受光するために赤外線エ
ネルギが熱変換されて、樹脂フィルム23の温度も上昇
して赤外線検知用感熱素子25に効果的に伝達される。
赤外線検知用感熱素子25と温度補償用感熱素子26は
少なくともほぼ等しい温度特性を有する感熱素子であ
る。被検知体からの赤外線によって赤外線検知用感熱素
子25の抵抗値が変化すると接続点Aの電位が変化す
る。同時に被検知体からの輻射熱や周囲雰囲気温度によ
って保持体21の温度も上昇するために保持体21の外
面に載置した温度補償用感熱素子26,27の抵抗値も
保持体21の温度上昇に相当する抵抗値変化を受ける。
そして、温度補償用感熱素子26,27は、ほぼ等しい
温度特性を有するので、接続点Aの電位は、被検知体か
らの赤外線による温度変化のみを検出できる。無論、図
4(b)の検出回路であってもよい。
熱素子25と温度補償用感熱素子26が直列接続されて
定電流源34に接続されている。そして定電流源34と
赤外線検知用感熱素子25との接続点A、赤外線検知用
感熱素子25と温度補償用感熱素子26の接続点Bは演
算増幅器32の入力端子にそれぞれ接続され、その出力
端子33から得られる。接続点Aの出力は、赤外線検知
用感熱素子25と温度補償用感熱素子26との接続点B
の出力が加算されて出力される。従って、この定電流方
式は、接続点Aの出力と、接続点Bの温度補償用感熱素
子26の出力分を加減算することによって、演算増幅器
32の出力側には、周囲雰囲気の影響を相殺した出力が
得られ、他の回路方式に比べて回路構成が簡単にできる
利点がある。
温度制御を示しており、この被検知体から放射される熱
やセンサ周辺の対流によって、保持体21の温度が変動
するために、図4の検出回路の接続点Aの電位は、保持
体21の温度変動に比例して、図5の曲線aに示すよう
に、時間とともに制御出力(制御温度)が変化して正確
な温度コントロールができない場合がある。本発明で
は、第2の温度補償用感熱素子26を第1の温度補償用
感熱素子27に近接して配置し、センサ周辺の温度が上
昇すると、保持体21の表面温度も上昇していくため
に、第2の温度補償用感熱素子26と抵抗31から構成
されるブリッジ回路の出力、即ち、接続点Bの電位は、
図5の曲線bのように時間とともに上昇していく。この
ために制御温度が曲線aのように変動する原因となる。
本発明では、周囲雰囲気の変化を第2の温度補償用感熱
素子26によって検知し、その出力を第1の温度補償用
感熱素子27と赤外線検知用感熱素子25からなる出力
に加算することによって、周囲雰囲気の影響を相殺し
て、図5の曲線cに示すように、被検知体の赤外線出力
を正確に検出することができる。
体例について、図6〜図8の検出回路を参照して説明す
る。図6において、温度補償用感熱素子27と赤外線検
知用感熱素子25が電源端子Vと接地間に直列接続さ
れ、かつ抵抗R1、可変抵抗R2、抵抗R3が直列接続
されて基準電圧源回路37を構成し、同様な構成で温度
補償用感熱素子26と抵抗31が電源端子Vと接地間に
直列接続され、かつ基準電圧源回路38が抵抗R1、可
変抵抗R2、抵抗R3が直列接続されて構成されてい
る。温度補償用感熱素子26,27は、近接して配置さ
れている。
続点A間に抵抗R4が接続され、反転入力端子と出力端
子間に抵抗R6が接続され、可変抵抗R2(非反転入力
端子)と非反転端子間に抵抗R4が接続され、その非反
転端子と接地間に抵抗R5が接続されている。反転増幅
器A1の出力端子は、抵抗R7を介して演算増幅器A3
の非反転入力端子に接続されている。そして、反転増幅
器A2は、その反転入力端子と接続点B間に抵抗R4が
接続され、反転入力端子と出力端子間に抵抗R6が接続
され、可変抵抗R2とその非反転入力端子間に抵抗R4
が接続され、その非反転入力端子と接地間に抵抗R5が
接続されている。抵抗R5とR6は同一抵抗値のものを
用いる。反転増幅器A2の出力端子は、抵抗R9を介し
て演算増幅器A3の反転入力端子に接続されている。演
算増幅器A3は、その反転入力端子と出力端子間に抵抗
R10が接続され、非反転入力端子と接地間に抵抗R8
が接続されている。演算増幅器A3によって、出力点P
AとPBとの出力を加算することで、その出力端子PC
から周囲の温度の影響を相殺した加熱定着ローラ12の
表面温度ΔTの出力が得られる。
増幅器A4を付加して比較演算することによって、制御
出力信号を取り出すことができる。この制御出力信号を
定着装置の温度制御に利用する。図7において、基準電
圧源39に接続された抵抗R12,R13と可変抵抗V
Rとの直列回路からなる温度設定回路のE点を演算増幅
器A4の非反転入力端子に接続し、演算増幅器A3の出
力端子を抵抗を介して反転入力端子に接続する。出力信
号ΔTを演算増幅器A4の反転入力端子に入力し、所望
の温度に設定するために温度設定回路のVRを調整し
て、E点の電位と出力信号ΔTとを比較演算し、その出
力信号によって、ソリッド・ステート・リレーS1を制
御することで任意の設定温度での制御信号を取り出すこ
とができる。
ピュータを用いたデジタル方式の温度制御回路で被検知
体の表面温度を検出することもできる。図8において、
定電流源40に接続された赤外線検知用感熱素子25と
温度補償用感熱素子26の直列回路のC点とD点の出力
電圧(ΔT′+Δt)とΔtを抵抗R1,R2を介し
て、A/D変換器46,47にそれぞれ入力して、デジ
タル化した(ΔT′+Δt)とΔtを得る。A/D変換
器47からのデジタル化された出力Δtは温度補償出力
分となる。このΔT′とΔtの関係をマイクロコンピュ
ータCPUに入力して、減算手段48によって、ΔT′
を算出し、条件判定手段49に入力する。条件判定手段
49では、図8に示すように、ΔT′と設定温度Taと
の関係が予め記憶されたデータテーブル50を参照して
判断し、「1」,「0」を判断して、ソリッド・ステー
ト・リレーS1を制御する。「1」の場合は、ヒータに
通電し、「0」の場合は、ヒータへの通電を遮断する。
このような制御によって、加熱定着ローラの表面温度を
所定の温度に設定する。
の検出回路を用いたが、図4(a),(b)の検出回路
であってもよい。図4(a)の場合、温度補償された出
力が得られるので、この出力をA/D変換器を介してマ
イクロコンピュ−タCPUに入力して、データテーブル
50により、表面温度を検出する。また、図4(b)で
は、図8のマイクロコンピュ−タCPUを用いた温度検
出回路と同様な処理を行うことで、被検知体の表面温度
を検出することができる。
原理について、図9を参照して説明する。上記演算増幅
器A3の出力電圧は、加熱定着ローラ12の表面温度Δ
Tを表しており、その動作原理について説明する。保持
体21の温度(ケース温度)t1 は、t1 =Δf(T)
+Δf(t)と表される。ただし、Δf(T)は、加熱
定着ローラ12による温度の変化を示し、Δf(t)
は、周囲温度の変化を示している。
t1 ′は、略ケース温度t1 に等しいので、t1 ′=t
1 +aと表される。aはケース温度t1 以外の因子であ
る。従って、加熱定着ローラ12からの熱放射による温
度変化を赤外線検知用感熱素子25で検出し、その温度
変化をΔTとすると、ΔTは、f(IR)=ΔTの関数
で表される。また、赤外線検知用感熱素子25は、周囲
温度t1 ′の影響を受ける。基準電圧源回路37,38
の基準電圧を、それぞれ基準電圧の抵抗成分の関係で表
すと、ΔR≒ΔR′+bの関係がある。温度補償用感熱
素子26,27は、熱的に結合されており、f(Ref
1)=f(Ref2)=t1 (=t1 ′−a)の関係が
ある。
ると、その出力端子の出力は、PA=ΔT+t1 ′と表
される。同様に反転増幅器A2の出力端の出力は、PB
=t 1 と表される。従って、図6の検出回路の演算増幅
器A3の出力端は、PC=ΔT+a≒ΔTと表される。
このように本発明では、本実施形態の非接触温度センサ
を用いることによって、複雑な関数を使った演算処理を
行わなくとも、温度を検出することができる。
形態について、図10を参照して説明する。樹脂フィル
ム23の装着構造は、図1の実施形態に限定することな
く、同図(a)〜(c)に示した形態であってもよい。
同図(a)は、温度補償用感熱素子26,27が保持体
の両外面にそれぞれ配置され、同図(b)は、温度補償
用感熱素子26,27が保持体の一方の外面に配置され
ている。また、同図(c)では赤外線検知用感熱素子2
5が収納された空間部の背後に温度補償用感熱素子2
6,27が配置されている。さらに、感熱素子を設けた
樹脂フィルム23は、一方を開口し他端を塞いだ導光部
の保持体の後部にスリットを形成して、このスリットに
樹脂フィルム23を挿入して、保持体内の開口部から離
れた位置に感熱部を形成してもよい。
をテーパ状とし、被検知体から導光部内に入射した赤外
線を感熱素子部に集光するようにして検出感度を向上さ
せてもよい(図示なし)。
6,27の配置位置は、前記両感熱素子の温度がほぼ等
しい温度となるような保持体上の位置であればよく、本
実施形態に記載したように、両温度補償用感熱素子を必
ずしも互いに近接して配置する必要はない。
施形態について、図11を参照して説明する。同図
(a)はその分解斜視図、同図(b)は断面図、同図
(c)は斜視図である。図11の非接触温度センサは、
被検知体の温度を近接して非接触で検出する温度センサ
である。非接触温度センサ39は、開口部41が形成さ
れた板状の保持体40と、赤外線検知用感熱素子25と
第1および第2の温度補償用感熱素子26,27を電気
的に接続した配線パターンが形成された樹脂フィルム2
3と、蓋部材42とから構成されている。蓋部材42に
は、赤外線検知用感熱素子25の背後に空間を設けるた
めの空間部43と、温度補償用感熱素子26,27の背
に空間を設けるための凹部44が形成され、保持体40
と蓋部材42とによって樹脂フィルム23を固定保持す
ると、蓋部材42に形成された空間部43には、赤外線
検知用感熱素子25が収納され、凹部44には、温度補
償用感熱素子26,27が収納される。
(赤外線の入射面と反対面)に、開口部41を覆うよう
に配置される。赤外線は、保持体40に形成された開口
部41から入射し、開口部41内に露呈する樹脂フィル
ムに照射される。樹脂フィルム23は、先に説明したよ
うに、ポリエステルやポリイミド樹脂等の赤外線を吸収
する材料を使用するか、あるいはこれらの樹脂にカーボ
ンブラックまたは無機顔料を分散させて略全波長の赤外
線を吸収し得るような材料が用いられる。樹脂フィルム
23上には、赤外線検知用感熱素子25と第1および第
2の温度補償用感熱素子26,27が、赤外線が入射す
る面と反対面に形成された配線パターンに接着固定され
ている。赤外線検知用感熱素子25は、保持体40の開
口部41の略中央部に配置され、第1および第2の温度
補償用感熱素子26,27は、保持体40に蓋部材42
を取り付けた際に、保持体40の表面に樹脂フィルム2
3が密着し、凹部44に収納されるように取り付けられ
る。これらの感熱素子は、空間内に閉塞されるように収
納されている。第1および第2の温度補償用感熱素子2
6,27は、蓋部材42を含む保持体40の温度を検知
するように配置される。
素子26,27は、同一場所の周囲雰囲気温度が検知で
きるようになるべく近接して配置され、配線パターンの
端部には、外部引出端子28が形成されている。これら
の感熱素子としては、薄膜サーミスタが使用され、樹脂
フィルム23上に形成された配線パターンに電気的に接
続される。なお、感熱素子は、薄膜サーミスタに限定さ
れるものではなく、他の半導体温度センサであってもよ
い。また、本実施形態では、温度補償用感熱素子は樹脂
フィルム上に赤外線検知用感熱素子とともに配置する構
造について述べたが、前記温度補償用感熱素子は必ずし
も同一の樹脂フィルム上に載置する必要はなく、保持体
の温度を検知できるのであれば単独で保持体表面あるい
は保持体内部に配置してもよい。
伝導率が大きく、熱放射率の小さい金属から構成されて
いる。また、保持体40を金属で形成する代わりに、保
持体40を樹脂で形成して、その表面に金属層を形成し
た構造の保持体であってもよい。この保持体40の開口
部41の形状は、被検知体の大きさや形状、センサとの
距離等の条件によって適切に選択される。例えば、複写
機等の熱定着ローラの表面温度を計測する場合、保持体
の開口部41は、ローラの軸方向に広がる横長形状また
は楕円形状にすることによって、検知感度、熱応答性を
高めることができる。また、ローラ径が小さい場合に
は、開口部41の視野角を小さくするために、ローラ軸
に垂直な開口部の巾を小さくし、軸方向の開口部の長さ
を長くする。
被検知体に近接して配置されるため、上記実施形態の導
光部を有する保持体からなる温度センサと略同等である
が、設置条件によっては10〜15%程度低下する場合
があるが、十分使用できるレベルである。この温度セン
サの検出感度は、被検知体との距離に依存するために、
本発明の図1の非接触温度センサを設置するための十分
なスペースが無い場合、図11の非接触温度センサを被
検知体に接近して設置することによって被検知体の温度
を正確に検出することができる。
温度センサを示している。図11に示した非接触温度セ
ンサに樹脂成形した楕円柱状の導光部45を付加した構
造の非接触温度センサ39である。本実施例の非接触温
度センサ39は、図11で示した開口部41に樹脂で構
成した導光部45を取り付けること以外は、図11の構
成と同じである。図12の非接触温度センサは、導光部
45の開口部41aから被検知体以外の部分から入射し
てくる赤外線の影響を無視できるために、被検知体の温
度変化のみを正確に検知することが可能になる。
定することなく、スライド式であってもよい。図1の非
接触温度センサであっても同様である。なお、上記実施
形態において、外部引出端子は、公知の手法によってコ
ードを接続して、検出回路と接続すればよい。無論、本
実施形態は、加熱定着ローラの温度検知について述べた
が、これに限定されるものではなく、非接触で温度検知
を行う用途に巾広く利用できる。
体から放射された赤外線が入射する非接触温度センサの
開口部を横長とすることで、加熱定着ローラのような軸
方向に長い発熱体であっても、開口部の長手方向を軸方
向に配置することで、加熱定着ローラからの輻射熱を効
果的に捕捉することが可能であり、検出感度を向上させ
ることができる利点があり、しかも感熱素子が収納され
た空間部が熱的に絶縁層となっており、被検知体からの
赤外線と周囲温度を検出することによって、被検知体の
温度を正確に検出することができる。
反射面であり、この反射面で赤外線を反射するようにし
て、感熱部に輻射熱が効果的に捕捉されることによっ
て、検出感度を向上させることができる利点がある。
置することで熱的に結合される結果、検出用感熱素子の
出力から周囲温度の影響を消去することができる利点が
あり、その検出回路が簡便な構成となる利点がある。
収体で形成されており、検出感度が高い非接触温度セン
サである。
補償用感熱素子とからなる出力電圧と、第2の温度補償
用感熱素子による出力電圧を、演算増幅回路に入力して
加算することで、周囲温度を相殺して、被温度検出対象
の表面温度を正確に検出することができる利点がある。
ィルム背後の空間部側に設けられ、周囲雰囲気に露呈し
ていないので、汚染されることがなく、被検知体の温度
検出を長期間安定して行うことができる。
た分解斜視図である。
実装した斜視図である。
面図である。
用検出回路の回路図である。
を説明するための図である。
施例を示す回路図である。
施例を示す回路図である。
施例を示す回路図である。
めの図である。
示す断面図である。
示す図である。
示す図である。
である。
路図である。
Claims (17)
- 【請求項1】 開口部から入射した赤外線を導く導光部
を有する保持体と、該保持体の前記導光部の他端開口部
に配置した樹脂フィルムと、該樹脂フィルムの背後に形
成された空間部と、前記樹脂フィルムの前記空間部側に
配置され、前記開口部から入射する赤外線を検知する赤
外線検知用感熱素子と、前記保持体の温度を検知する温
度補償用感熱素子とからなることを特徴とする非接触温
度センサ。 - 【請求項2】 赤外線入射開口部を有する保持体と、該
保持体の前記開口部の裏側に配置した樹脂フィルムと、
該樹脂フィルムの背後に形成された空間部と、前記樹脂
フィルムの前記空間部側に配置され、前記開口部から入
射する赤外線を検知する赤外線検知用感熱素子と、前記
保持体の温度を検知する温度補償用感熱素子とからなる
ことを特徴とする非接触温度センサ。 - 【請求項3】 前記保持体の赤外線が入射する側の開口
部に導光部を付設したことを特徴とする請求項2に記載
の非接触温度センサ。 - 【請求項4】 前記保持体の温度を検知する前記温度補
償用感熱素子が第1と第2の温度補償用感熱素子とから
なることを特徴とする請求項1,2または3に記載の非
接触温度センサ。 - 【請求項5】 前記温度補償用感熱素子が前記樹脂フィ
ルム上に配置されたことを特徴とする請求項1ないし4
の何れかに記載の非接触温度センサ。 - 【請求項6】 前記導光部を樹脂で形成したことを特徴
とする請求項1ないし5の何れかに記載の非接触温度セ
ンサ。 - 【請求項7】 前記赤外線が入射する側の開口部または
前記導光部の内面に赤外線反射膜を形成したことを特徴
とする請求項1ないし6の何れかに記載の非接触温度セ
ンサ。 - 【請求項8】 前記保持体の導光部の内面の少なくとも
一部に赤外線吸収膜を形成したことを特徴とする請求項
1ないし7の何れかに記載の非接触温度センサ。 - 【請求項9】 前記温度補償用感熱素子を、前記保持体
の表面または内部の何れかに配置したことを特徴とする
請求項1ないし8の何れかに記載の非接触温度センサ。 - 【請求項10】 前記保持体の赤外線が入射する側の開
口部または前記導光部の断面が横長形状であることを特
徴とする請求項1ないし9の何れかに記載の非接触温度
センサ。 - 【請求項11】 前記樹脂フィルムが、テフロン、シリ
コン、ポリイミド、ポリエステル、ポリエチレン、ポリ
カーボネート、PPS樹脂の何れか一つからなることを
特徴とする請求項1ないし10の何れかに記載の非接触
温度センサ。 - 【請求項12】 前記樹脂フィルムが、カーボンブラッ
クまたは無機顔料を分散した高分子材料からなることを
特徴とする請求項1ないし11の何れかに記載の非接触
温度センサ。 - 【請求項13】 前記樹脂フィルムの背後に形成された
空間部内面に赤外線反射膜を形成したことを特徴とする
請求項1ないし12の何れかに記載の非接触温度セン
サ。 - 【請求項14】 請求項1ないし13の何れかに記載の
非接触温度センサを用いた非接触温度センサ用検出回路
であって、前記赤外線検知用感熱素子と前記温度補償用
感熱素子とによる直列回路からの出力電圧と、他の温度
補償用感熱素子と抵抗素子とによる直列回路からの出力
電圧とを演算処理手段で処理して、被温度検出対象の表
面温度を検出することを特徴とする非接触温度センサ用
検出回路。 - 【請求項15】 請求項1ないし13の何れかに記載の
非接触温度センサを用いた非接触温度センサ用検出回路
であって、抵抗素子と前記赤外線検知用感熱素子の直列
回路の出力電圧と、温度補償用感熱素子と抵抗素子との
直列回路の出力電圧とを演算処理手段で処理して、被温
度検出対象の表面温度を検出することを特徴とする非接
触温度センサ用検出回路。 - 【請求項16】 請求項1ないし11の何れかに記載の
非接触温度センサを用いた非接触温度センサ用検出回路
であって、前記赤外線検知用感熱素子と前記温度補償用
感熱素子との直列回路に定電流を印加し、前記赤外線検
知用感熱素子と前記温度補償用感熱素子との直列回路の
出力電圧と、前記温度補償用感熱素子による出力電圧と
を演算処理手段で処理して、被温度検出対象の表面温度
を検出することを特徴とする非接触温度センサ用検出回
路。 - 【請求項17】 請求項1ないし13の何れかに記載の
非接触温度センサを用いた非接触温度センサ用検出回路
であって、 前記演算処理手段で得られる数値をデータテーブルで温
度に変換して、被検出対象の表面温度を検出することを
特徴とする請求項14,15または16に記載の非接触
温度センサ用検出回路。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10275262A JPH11223555A (ja) | 1997-09-29 | 1998-09-29 | 非接触温度センサおよび同用検出回路 |
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Applications Claiming Priority (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26422197 | 1997-09-29 | ||
| JP9-334096 | 1997-12-04 | ||
| JP9-264221 | 1997-12-04 | ||
| JP33409697 | 1997-12-04 | ||
| JP10275262A JPH11223555A (ja) | 1997-09-29 | 1998-09-29 | 非接触温度センサおよび同用検出回路 |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2007328385A Division JP4415045B2 (ja) | 1997-09-29 | 2007-12-20 | 非接触温度センサ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11223555A true JPH11223555A (ja) | 1999-08-17 |
Family
ID=27335284
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10275262A Pending JPH11223555A (ja) | 1997-09-29 | 1998-09-29 | 非接触温度センサおよび同用検出回路 |
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| Country | Link |
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