JPH11223631A - 前立腺特異抗原−α1−アンチキモトリプシン複合体の改善された測定方法 - Google Patents
前立腺特異抗原−α1−アンチキモトリプシン複合体の改善された測定方法Info
- Publication number
- JPH11223631A JPH11223631A JP10327191A JP32719198A JPH11223631A JP H11223631 A JPH11223631 A JP H11223631A JP 10327191 A JP10327191 A JP 10327191A JP 32719198 A JP32719198 A JP 32719198A JP H11223631 A JPH11223631 A JP H11223631A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- antibody
- psa
- complex
- buffer
- solid phase
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N33/00—Investigating or analysing materials by specific methods not covered by groups G01N1/00 - G01N31/00
- G01N33/48—Biological material, e.g. blood, urine; Haemocytometers
- G01N33/50—Chemical analysis of biological material, e.g. blood, urine; Testing involving biospecific ligand binding methods; Immunological testing
- G01N33/68—Chemical analysis of biological material, e.g. blood, urine; Testing involving biospecific ligand binding methods; Immunological testing involving proteins, peptides or amino acids
- G01N33/689—Chemical analysis of biological material, e.g. blood, urine; Testing involving biospecific ligand binding methods; Immunological testing involving proteins, peptides or amino acids related to pregnancy or the gonads
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N33/00—Investigating or analysing materials by specific methods not covered by groups G01N1/00 - G01N31/00
- G01N33/48—Biological material, e.g. blood, urine; Haemocytometers
- G01N33/50—Chemical analysis of biological material, e.g. blood, urine; Testing involving biospecific ligand binding methods; Immunological testing
- G01N33/53—Immunoassay; Biospecific binding assay; Materials therefor
- G01N33/575—Immunoassay; Biospecific binding assay; Materials therefor for cancer
- G01N33/57555—Immunoassay; Biospecific binding assay; Materials therefor for cancer of the prostate
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N2800/00—Detection or diagnosis of diseases
- G01N2800/34—Genitourinary disorders
- G01N2800/342—Prostate diseases, e.g. BPH, prostatitis
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Immunology (AREA)
- Molecular Biology (AREA)
- Biomedical Technology (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Hematology (AREA)
- Urology & Nephrology (AREA)
- Food Science & Technology (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Cell Biology (AREA)
- Biotechnology (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Analytical Chemistry (AREA)
- Biochemistry (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Microbiology (AREA)
- Pathology (AREA)
- Gynecology & Obstetrics (AREA)
- Pregnancy & Childbirth (AREA)
- Reproductive Health (AREA)
- Proteomics, Peptides & Aminoacids (AREA)
- Peptides Or Proteins (AREA)
- Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)
Abstract
出において、その検出の特異性を増大させ、かつ他の物
質による検出の干渉を回避すること。 【解決手段】 被検サンプル中のPSA−ACT複合体
のイムノアッセイのための方法であって、該サンプル
を、該複合体またはその成分に特異的に結合する少なく
とも1つの抗体または特異的に結合するその断片と接触
させ、該抗体またはその断片は固相に結合しているかま
たは固相に結合可能であり、但し少なくとも該サンプル
と該固相とを接触させる際にアルカリ性塩化物を含む試
験溶液を用いる前記方法;他の通常の緩衝物質以外にア
ルカリ性塩化物を含有する緩衝液系;PSA特異的抗体
とACT特異的抗体とを含んでなり、但しこれら抗体の
一方が固相に結合可能であるかまたは固相に結合してお
り、他方が標識を有して該標識によって検出反応が起こ
り、前記緩衝液系が緩衝液として存在する検出用キッ
ト。
Description
α1-アンチキモトリプシン複合体の免疫学的測定方
法、かかる試験のための緩衝液系、および患者の血清中
の前立腺特異抗原−α1-アンチキモトリプシン複合体
を検出するための試験キットに関する。
は前立腺上皮細胞によって形成されるものであり、中性
セリンプロテアーゼの酵素活性を有する。PSAは精液
の一成分であり、ヒト血液循環にも少量入り込む。酵素
的に活性なPSAは、種々のセリンプロテアーゼ・イン
ヒビターにより共有結合で結合する複合体を形成するこ
とによって血清中で不活性化される。大部分の免疫学的
に検出可能なPSAは、血清中でα1-アンチキモトリ
プシンと結合している(60〜95%)。
Tと呼ぶ)は、炎症の制御において重要な役割を担う糖
タンパク質である。ACTは、ヒト血清中にPSAより
も10,000倍高い濃度で存在している。複合化PSA−A
CTは、遊離のPSA以外の、もう1つの免疫学的に検
出可能な血清中のPSA全体の主たる形態として存在す
る。主に悪性の前立腺腫瘍を有している患者では、良性
の前立腺過形成を有している患者と比較して、増大した
レベルの複合化PSAが存在していることが判明した
(特開昭62-46263号)。
に悪性の前立腺癌腫のスクリーニングおよび検出、並び
に治療的尺度のモニタリングに役立つ。これに関連し
て、PSA−ACTの存在量は、閾値を超えて、前立腺
癌腫の存在もしくは悪性度および大きさと非常に強い相
関性を示す。
に、特異的な抗体を用いるサンドイッチアッセイにより
検出されている。ここでは、まず第1に、固相に結合さ
せた抗体(2つの複合体成分の一方に特異的なもの)お
よび標識した抗体(2つの複合体成分の他方に特異的な
もの)を用い、最後にこの二次抗体の標識によって検出
が行われる[例えば、WO 92/01936、特開昭62-46263
号、Petterssonら, Clin. Chem. 41/10 (1995), 1480-1
488、 Leinonenら, Clin. Chem. 39/10 (1993), 2098-2
103]。
く干渉し得る物質が血清中に存在することが判明してい
る。この物質は主にカテプシンGであり、PSAと同様
に、セリンプロテアーゼであり、この物質もまた、イン
ヒビターであるACTと結合し、それにより不活性化さ
れる。しかしながら、カテプシンGは、非常に粘着性
で、例えば免疫学的試験において固相に結合する、とい
うもう1つの望ましくない特性を有する。そのため、カ
テプシンG(これは特に炎症が存在すると大量に形成さ
れる)の存在下では、現行の試験では、固相とカテプシ
ン-G−ACTと標識化抗ACT抗体との複合体が形成
され、これがPSA−ACT複合体の存在を疑似するた
めに、偽の増大した値が測定されてしまう(例えば、Le
inonen, 1993, 前掲を参照されたい。この文献では、1
よりも大きなPSA−ACT/PSA総量が測定され、
女性の血清中では誤った陽性の値さえ見られる、という
試験が報告されている。)。
は、PSA−ACT複合体の検出の特異性を増大させる
こと、および特にカテプシンGによる干渉を回避するこ
とである。
プル中のPSA−ACT複合体を免疫学的に測定するた
めの方法によって達成される。この方法では、サンプル
を該複合体またはそれらの成分と特異的に結合する抗
体、または特異的に結合するそれらの断片と接触させ
る。この抗体は、固相と結合しているものであるかまた
は固相に結合可能なものである。この方法は、少なくと
もサンプルと固相とを接触させる際に、0.5〜2.5mol/l
のアルカリ性塩化物を含む試験溶液が用いられることを
特徴とする。
るサンプルは、悪性の前立腺腫瘍が存在すると増大した
PSA−ACT複合体濃度が見られる体液である。本発
明によれば、驚くべきことに、用いる試験用緩衝液中に
比較的高い塩含有量が存在すると、非特異的な結合が実
質的に防止され、用いる抗体の免疫反応が干渉を受けな
いことが判明した。本発明による方法を利用すれば、P
SA総量から遊離のPSAを差し引いた計算値と実際に
測定した値との非常に高い相関性を付与する値が得ら
れ、このことは、本発明による新しい方法の質の高さを
立証するものである。
塩化物を含有する緩衝液が用いられることが好ましい。
アルカリ性塩化物としては、塩化ナトリウムまたは塩化
カリウムが特に好ましく用いられる。さらに、アルカリ
性酒石酸塩を実験用緩衝液に添加することがさらに有利
である。本発明によれば、0.01〜0.05mol/lのアルカリ
性酒石酸塩を用いることが好ましい。特に好ましい酒石
酸塩は酒石酸ナトリウムである。これは、特に緩衝液中
0.02〜0.03mol/lの量で用いられる。
別の方法は、さらに改変熱BSA(thermo-BSA)[熱ウシ
血清アルブミン](例えば、WO 95/17668)を好ましく
は0.2〜0.5g/lの量で含有する緩衝液を用いることであ
る。イムノアッセイのための好適な固相は当業者には公
知である。最も一般的な固相は本明細書中に単に例とし
て記載したものであり、例えば、プラスチックチュー
ブ、ポリスチレンビーズ、ラテックス粒子、マイクロタ
イタープレート、ガラスビーズ等が挙げられる。
また当業者には公知である。本明細書では、例として、
ビオチン/(ストレプト)アビジン、ハプテン/抗体、
レクチン/炭水化物の結合対について言及する。それら
の各々の場合、一方のパートナーは固相と結合し、他方
のパートナーは抗体と結合して存在する。しかしなが
ら、これらの結合対は、単なる例示にすぎないと理解す
べきであり、本発明では他の結合対も同様に用いること
ができ、例えば、固相への捕獲抗体(capture antibody)
の直接的な(例えば吸着的な)結合が挙げられる。
後、その結合した複合体は当業者には公知の任意の様式
で検出することができる。好ましい実施態様では、
(a)(1)PSAまたは(2)ACTに特異的な抗体を固相
に結合させる工程と、(b)該固相に被検サンプルを添
加する工程、および(c)工程(a)において(1)であ
る場合にはACTに特異的な標識化抗体を、そして工程
(a)において(2)である場合にはPSAに特異的な標
識化抗体を添加し、この抗体標識により検出することに
よって、PSA−ACT複合体の存在を検出する工程が
適切な順番で行われるイムノアッセイが用いられるが、
本発明によれば、少なくとも上記工程(b)において、
試験溶液のアルカリ性塩化物含有量が0.5〜2.5mol/lと
なるように調整するのに役立つような緩衝液が用いられ
る。
は、原則として従来用いられているようなサンドイッチ
イムノアッセイを含んでなる。本発明においては、公知
の固相、捕獲抗体を固相に結合させるための系および検
出用抗体標識による検出を含むサンドイッチイムノアッ
セイのためのあらゆる適切な試験フォーマットが使用可
能である。但し、少なくとも、被検サンプルを固相、固
相に結合した抗体または固相に結合する抗体と接触させ
る際に、上記記載の塩含有量が存在することを条件とす
る。また、本発明の好ましい方法では、工程(a)およ
び(b)を行う順番も重要ではない。
させる標識の選択も本発明においては重要ではない。本
発明の方法では、一般にサンドイッチイムノアッセイに
適切とされるあらゆる標識も使用できる。これに関して
は、直接標識または間接標識が使用可能であり、間接標
識とは、次にハプテンのようなさらに別の物質により検
出されるものであり、この物質がさらに別の抗体(例え
ば、DIG-抗-DIG)により検出されると理解される。
学発光できる標識(例えば、Ruキレート)、金標識およ
び発蛍光団が挙げられる。本発明のさらに好ましい実施
態様では、本発明の方法の工程(a)および(b)は同
時に、つまり、必要な塩成分と任意で酒石酸塩および/
または熱BSAとを含有する緩衝液中で実施される。こ
の操作により、本発明による検出が簡易化されスピード
アップする。
衝液中の塩濃度により損なわれない抗体が用いられるこ
とは明らかである。検討対象の抗体がこの条件を満足し
ているか否かについては、簡単な実験によって容易に確
認される。さらに、本発明の方法においてモノクローナ
ル抗体を用いることは有利である。最後に、複合化PS
A−ACTの形態のPSAまたはACTに特異的に結合
する抗体もまた、本発明において使用できる。このよう
な抗体は「PSAまたはACTに特異的な抗体」という
本発明の用語に包含されて、例えばドイツ特許出願第19
6 41 560.8号に記載されている(ここで、この文献を参
照されたい)。当業者には明らかなように、この場合に
も、サンドイッチアッセイを行うことができるのは、使
用する両方の抗体がPSA−ACT複合体の異なるエピ
トープを認識するか、もしくは1つの複合体結合性抗体
のみを認識し、該複合体の2つの部分の一方に特異的な
1つの抗体が用いられる場合だけである。上記の全ての
抗体の場合においては、イムノアッセイに適する断片
[Fab、Fab′、F(ab)2′]並びにキメラ抗
体を用いることもさらに可能である。
は単に説明のためであり、限定的な記載ではないと理解
すべきである。既に上記で述べたように、本発明の濃度
のアルカリ性塩化物が少なくとも工程(b)で、しかし
場合によっては本アッセイの他の工程においても用いら
れるという条件の元に、あらゆるイムノアッセイ(特
に、サンドイッチアッセイ)が本発明に適する。
合体PSA−ACTにのみ特異的である抗体を捕獲抗体
として用い、標識したPSA−ACT複合体を競合アッ
セイの系列(lines)の並びに加える、という試験を行う
こともまた可能である。しかしながら、サンプル中に含
まれる物質が固相に非特異的に結合するためにPSA−
ACT複合体について誤った陽性の結果が出てしまう他
の好適な試験フォーマットも全て、本発明の塩および/
または他の物質の試験溶液への添加によりプラスの影響
を受け得るものであり、したがって、本発明の範囲に包
含される適切な方法である。
緩衝物質に加えて0.5〜2.5mol/l、特に1.5〜2.0mol/lの
アルカリ性塩化物を含有する、PSA−ACT試験のた
めの緩衝液系である。本発明による緩衝液系では、該緩
衝液系がアルカリ性塩化物として塩化ナトリウムおよび
/または塩化カリウムを含有することが好ましく、これ
ら2つの物質が特に好ましいことが判っている。さら
に、本発明による緩衝液系は、アルカリ性酒石酸塩を特
に0.01〜0.05mol/l、好ましくは0.02〜0.03 mol/lで含
有することが好ましい。本発明により特に好ましいアル
カリ性酒石酸塩は、酒石酸ナトリウムである。本発明の
緩衝液系はさらに、改変熱BSAを特に0.2〜0.5g/lの
量で含有することが有利である。
の実施に使用でき、好ましくはサンドイッチイムノアッ
セイとして設計され(但し、それらに限定されるもので
はない)、血液、血清または他の体液に含まれる他の物
質の干渉をほとんど受けることはない。この緩衝液系の
塩の含有量並びに改変熱BSAの存在によって、非特異
的に結合する物質(例えば、「粘着性」カテプシンG)
が抗体と非特異的に架橋したり、または標識抗体または
別の検出物質を固相に非特異的に結合させるのが防止さ
れる。
題は、被検サンプル中のPSA−ACT複合体の特定の
免疫学的測定を行うための本発明による緩衝液系の使用
である。被検サンプルは、悪性前立腺腫瘍が存在すると
増大した濃度のPSA−ACT複合体を含む体液であ
り、特に全血、血漿または血清、好ましくは血清が検査
される。
血清中のPSA−ACT複合体を検出するための試験キ
ットである。本発明の好ましい試験キットは、サンドイ
ッチアッセイとしてPSA−ACTを検出するのに適切
な物質、すなわち(a)PSAに特異的な抗体、および
(b)ACTに特異的な抗体を含んでなり、但し、これ
らの抗体のうちの一方は固相に結合できるかまたは結合
しているものであり、他方の抗体は標識を有しており、
この標識により検出反応が行われる。本発明の試験キッ
トはさらに、緩衝液として、アルカリ性塩化物(特に、
塩化ナトリウムまたは塩化カリウム)と、所望によりア
ルカリ性酒石酸塩(好ましくは、酒石酸ナトリウム)
と、所望により改変熱BSAとを含有する本発明の緩衝
液系を含んでなる。緩衝液系中のこれらの物質の存在量
および好ましい使用量は、上記の記載において既に述べ
てある。
体の一方(捕獲抗体)が、例えば本発明の方法について
既に上記したような結合対によって結合しているかまた
は結合可能である固相を含むことが好ましい。
ンドイッチアッセイに適する全ての固相が該試験キット
に存在させ得る。本発明の方法について既に上記したよ
うな説明および例はまた、使用する抗体および抗体標識
(検出抗体)にも適用される。
キットは、非常に信頼性が高くかつ干渉を受けないPS
A−ACT複合体の免疫学的検出を可能にする。したが
って、本発明のサンドイッチ試験では、測定したPSA
−ACT複合体と遊離PSA(既知の方法で測定したも
の)との合計がPSA総量に相当することが判明した。
また、女性において、カテプシンG、ACTおよび複合
体ACT−カテプシンGの量を大きく増大させる炎症が
存在している場合でさえも、本発明の方法を用いること
により、ほぼゼロという正確なPSA−ACT値が測定
される。塩の使用量は試験を干渉しないので、本発明に
よる緩衝液系は、プラスの効果のみを有する。
説明する。
渉に対する塩化ナトリウムの効果 PSA−ACT試験における干渉の低減は以下のように
して調べた。すなわち、ストレプトアビジンを塗被した
ポリスチレンチューブ(BoehringerMannheim GmbH、注
文番号No.1 144 553)を固相として用意した。抗-PS
Aモノクローナル抗体クローンM10をビオチン化Fa
b断片として1.5(g/mlの濃度で、増大する量のNaCl
と共に、Enzymun-test(登録商標)PSA(Boehringer
Mannheim GmbH、注文番号No.1 555 332)のインキュベ
ーション緩衝液に添加した(=緩衝液1)。さらに0.02
5〜0.2mol/lの酒石酸ナトリウムを2mol/lのNaClを
含有する別の溶液に添加した(緩衝液=2)。試験は、
ES300自動アナライザー(Boehringer Mannheim GmbH)
にて、サンプル、コンジュゲートおよび基質反応のそれ
ぞれについて各々700(lの容量で45分、30分および30分
のインキュベーション時間で行い、個々のインキュベー
ション工程の間に洗浄を強度8で行った[Enzymun-test
(登録商標)洗浄溶液, Boehringer Mannheim GmbH, 注
文番号No.1 059 475]。
516664)から購入したPSA−ACTの標準物質を0、
0.61、2.44、13.6および54.67ng/mlの濃度で用いた。I
gGと西洋ワサビペルオキシダーゼとをコンジュゲート
させた後、抗-ACTクローン53をモノクローナル検
出抗体として用意した。呈色反応は、通常の方法で、1.
9mmol/lのABTS(登録商標)(2,2'-アジノ-ジ-[3-
エチル-ベンズチアゾリンスルホン酸(6)]二アンモニウ
ム塩)および3.2mmol/lの過ホウ酸ナトリウムを含む100
mol/lのリン酸/クエン酸緩衝液(pH 4.4)を用いて行
った。
に0.5〜5mgのカテプシンG/lを添加し、種々の緩衝液系
の影響を調べた。2mol/lのNaClを添加することに
より試験の干渉は大きく低減し(緩衝液1)、さらに少
量の酒石酸ナトリウムを添加することにより該干渉はさ
らに低減する(緩衝液2)ことが判明した(表1参
照)。
る干渉の低減に対する他のアルカリ性塩の影響 NaClの代わりに、他のアルカリ性塩をEnzymun Test
(登録商標)PSAのインキュベーション緩衝液に添加
し、増大する量のカテプシンGの存在下でPSA−AC
T測定に対する効果を調べた。それ以外の試験操作は実
施例1と同じにした。結果を表2にまとめる。
程度に試験の干渉を低減することが示される。KIおよ
びKSCNは、試験そのものを干渉するという理由から
適切ではなかった(表2のPSA標準の下段を参照)。
LiClは、干渉を適度に低減するものではなかった。
る干渉の改変熱BSAの添加による低減 異なる濃度の熱BSAを含有する2種のインキュベーシ
ョン緩衝液、例えば、改変熱BSA(WO95/17668に記
載)をそれぞれ0.05g/lおよび0.35g/lの濃度で含有し、
残りの組成は同じであるEnzymun-Test(登録商標)NSE
(Boehringer Mannheim GmbH、注文番号No.1660438)お
よびPSA(Boehringer Mannheim GmbH、注文番号No.
1555332)のインキュベーション緩衝液(ボトル1)を
比較したところ、この成分(つまり、熱BSA)が試験
の干渉を低減させるのに相当寄与していること明らかと
なる(表3参照)。
とする。
おけるPSA−ACTの血清レベル 種々の群の被験者または実施例1に記載の試験バージョ
ンの患者群の血清中のPSA−ACTレベルを、2mol/
lのNaClおよび0.025mol/lの酒石酸ナトリウムが添
加してあるインキュベーション緩衝液を用いて測定し
た。結果を表4に示す。
実測値の比較 サンプル中のPSAの総含有量が本質的に2種の成分、
すなわち遊離PSAおよびPSA−ACTからなると仮
定すれば、[PSA総量−遊離PSA]の差を計算し、
この結果を同じサンプルで測定したPSA−ACTと比
較して、PSA−ACTの結果を妥当性を調べるための
試験とすることができる。
離のPSAを、対応するEnzymun-Test(登録商標)を用
いて実施例4で用いたサンプル(女性対照を除く)で測
定し、これらの2つのパラメーターの差とPSA−AC
Tとの相関性を計算した。結果を表5にまとめる。
の計算値と実測値との相関はほぼ1であった。このこと
は、本発明の新規な測定方法を用いて得られたPSA−
ACTについての結果が妥当であることを示している。
験キットを用いると、非常に信頼性が高くかつ干渉を受
けないPSA−ACT複合体の免疫学的検出が可能にな
る。また、本発明の緩衝液系における塩の使用量は試験
を干渉しないので、本発明による緩衝液系は、プラスの
効果のみを有する。
Claims (9)
- 【請求項1】 被検サンプル中の前立腺特異抗原−α1
-アンチキモトリプシン複合体の免疫学的測定のための
異種イムノアッセイを行うための方法であって、該サン
プルを、該複合体もしくはその成分に特異的に結合する
少なくとも1つの抗体または特異的に結合するその断片
と接触させ、該抗体または該その断片は固相に結合して
いるかまたは固相に結合可能であり、但し、少なくとも
該サンプルと該固相とを接触させる際に、0.5〜2.5mol/
lのアルカリ性塩化物を含有する試験溶液を用いること
を特徴とする前記方法。 - 【請求項2】 前記緩衝液中にさらにアルカリ性酒石酸
塩が、実験混合液中に0.01〜0.05mol/lのアルカリ性酒
石酸塩が存在するような量で添加されていることを特徴
とする、請求項1に記載の方法。 - 【請求項3】 さらに改変熱BSAを好ましくは0.2〜
0.5g/lの量で含有する緩衝液を用いることを特徴とす
る、請求項1または2に記載の方法。 - 【請求項4】 (a)(1)前立腺特異抗原または(2)α1
-アンチキモトリプシンに特異的な抗体を固相に結合さ
せる工程、 (b)被検サンプルを該固相に添加する工程、および (c)工程(a)において(1)である場合にはα1-アン
チキモトリプシンに特異的な標識化抗体を、そして工程
(a)において(2)である場合には前立腺特異抗原に特
異的な標識化抗体を添加してこの抗体標識により検出す
ることにより、前立腺特異抗原−α1-アンチキモトリ
プシン複合体の存在を検出する工程とを行い、但し、少
なくとも工程(b)において、該試験溶液のアルカリ性
塩化物の濃度が0.5〜2.5mol/lとなるように調整される
ような緩衝液が存在することを特徴とする、請求項1〜
3のいずれか1項に記載の方法。 - 【請求項5】 体液中の前立腺特異抗原−α1-アンチ
キモトリプシン複合体を測定するための異種免疫学的検
出法のための緩衝液系であって、他の通常の緩衝物質に
加えて0.5〜2.5mol/l、好ましくは1.5〜2.0mol/lのアル
カリ性塩化物を含有することを特徴とする前記緩衝液
系。 - 【請求項6】 さらに、0.01〜0.05mol/l、好ましくは
0.02〜0.03mol/lのアルカリ性酒石酸塩を含有すること
を特徴とする、請求項5に記載の緩衝液系。 - 【請求項7】 さらに、改変熱BSA(modified thermo
-BSA)を含有することを特徴とする、請求項5または6
に記載の緩衝液系。 - 【請求項8】 被検サンプル中の前立腺特異抗原−α1
-アンチキモトリプシン複合体についての異種免疫学的
測定方法における請求項5〜7のいずれか1項に記載の
緩衝液系の使用。 - 【請求項9】 患者の血清中の前立腺特異抗原−α1-
アンチキモトリプシン複合体を検出するためのキットで
あって、 (a)前立腺特異抗原-特異的抗体、および (b)α1-アンチキモトリプシン-特異的抗体 を含んでなり、但し、該抗体(a)または(b)の一方
が固相に結合可能であるかまたは固相に結合しており、
該抗体(a)または(b)の他方が標識を有して該標識
によって検出反応が起こり、請求項5〜7のいずれか1
項に記載の少なくとも1つの緩衝液系が緩衝液として存
在することを特徴とする前記キット。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE19750916A DE19750916A1 (de) | 1997-11-17 | 1997-11-17 | Verbessertes Verfahren zum Nachweis von PSA-ACT-Komplexen |
| DE19750916:9 | 1997-11-17 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11223631A true JPH11223631A (ja) | 1999-08-17 |
Family
ID=7848999
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10327191A Pending JPH11223631A (ja) | 1997-11-17 | 1998-11-17 | 前立腺特異抗原−α1−アンチキモトリプシン複合体の改善された測定方法 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US20020072071A1 (ja) |
| EP (1) | EP0916948A3 (ja) |
| JP (1) | JPH11223631A (ja) |
| DE (1) | DE19750916A1 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009210506A (ja) * | 2008-03-06 | 2009-09-17 | Tanaka Kikinzoku Kogyo Kk | 免疫クロマトグラフィー用展開溶媒 |
Families Citing this family (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| TW200823237A (en) * | 2006-08-28 | 2008-06-01 | Nuvelo Inc | Antibodies to NTB-A |
| US8095750B2 (en) * | 2007-05-14 | 2012-01-10 | International Business Machines Corporation | Transactional memory system with fast processing of common conflicts |
| US8321637B2 (en) * | 2007-05-14 | 2012-11-27 | International Business Machines Corporation | Computing system with optimized support for transactional memory |
| US8095741B2 (en) * | 2007-05-14 | 2012-01-10 | International Business Machines Corporation | Transactional memory computing system with support for chained transactions |
| US8117403B2 (en) * | 2007-05-14 | 2012-02-14 | International Business Machines Corporation | Transactional memory system which employs thread assists using address history tables |
| US9009452B2 (en) | 2007-05-14 | 2015-04-14 | International Business Machines Corporation | Computing system with transactional memory using millicode assists |
| US8688920B2 (en) * | 2007-05-14 | 2014-04-01 | International Business Machines Corporation | Computing system with guest code support of transactional memory |
| US8566524B2 (en) | 2009-08-31 | 2013-10-22 | International Business Machines Corporation | Transactional memory system with efficient cache support |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE3901458A1 (de) * | 1989-01-19 | 1990-07-26 | Behringwerke Ag | Verwendung von zwei- oder dreiwertigen kationen in immunchemischen tests |
| US5192510A (en) * | 1991-01-30 | 1993-03-09 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Apparatus for performing fluorescent assays which separates bulk and evanescent fluorescence |
| US5723302A (en) * | 1993-05-14 | 1998-03-03 | Nordion International Inc. | Detection of prostate-specific antigen in breast tumors |
-
1997
- 1997-11-17 DE DE19750916A patent/DE19750916A1/de not_active Ceased
-
1998
- 1998-11-16 US US09/192,430 patent/US20020072071A1/en not_active Abandoned
- 1998-11-16 EP EP98121793A patent/EP0916948A3/de not_active Withdrawn
- 1998-11-17 JP JP10327191A patent/JPH11223631A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009210506A (ja) * | 2008-03-06 | 2009-09-17 | Tanaka Kikinzoku Kogyo Kk | 免疫クロマトグラフィー用展開溶媒 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US20020072071A1 (en) | 2002-06-13 |
| EP0916948A2 (de) | 1999-05-19 |
| EP0916948A3 (de) | 2001-03-21 |
| DE19750916A1 (de) | 1999-05-20 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CN102317785B (zh) | Psa的分析方法、以及使用上述分析方法的前列腺癌和前列腺肥大症的鉴别方法 | |
| US20110129849A1 (en) | Detection of prostate cancer using psa glycosylation patterns | |
| JP6538887B2 (ja) | 婦人科疾患状態を決定するための方法及びキット | |
| WO1997042504A1 (en) | Immunoassay of total insulin-like growth factor binding protein-1 | |
| EP1161680A1 (en) | Method of diagnosing and monitoring malignant breast carcinomas | |
| AU2018374469A1 (en) | Target interference suppressed anti-drug antibody assay | |
| CA2988542C (en) | Detection of cerebrospinal fluid | |
| EP0713096A1 (en) | Immunoassay and kit for insulin-like growth factors | |
| CN114252594B (zh) | 一种胎盘生长因子检测试剂盒及其制备方法与应用 | |
| US7211397B2 (en) | Method of analyzing non-complexed forms of prostate specific antigen in a sample to improve prostate cancer detection | |
| US20120252040A1 (en) | Kit for diagnosing prostate cancer and diagnosis method | |
| EP3929584B1 (en) | Method for measuring thyroglobulin | |
| JPH11223631A (ja) | 前立腺特異抗原−α1−アンチキモトリプシン複合体の改善された測定方法 | |
| JPH06118085A (ja) | 癌検出法 | |
| JP2002098680A (ja) | 親イオウ性ゲルを用いてpsaとその分子型を検出する方法 | |
| JP4920415B2 (ja) | プローブ複合体 | |
| JP2002502037A (ja) | 生体試料におけるフコシル化タンパク質の測定のためのイムノアッセイおよび試験キット | |
| JP7361543B2 (ja) | Afp-l3測定方法及びafp-l3測定キット、並びに、これらに用いるブロック化標識レクチン | |
| US7015005B2 (en) | Methods and devices for detecting non-complexed prostate specific antigen | |
| US5436132A (en) | Quantitative determination of tenascin as glioma marker | |
| US6361955B1 (en) | Immunological process for PSA determination | |
| JP2714562B2 (ja) | 可溶性フイブリンの測定方法 | |
| Arjomandi et al. | A novel algorithm to improve specificity in ovarian cancer detection | |
| JP7770666B2 (ja) | がん検出方法、がん検査方法、及びこれらに用いるキット | |
| JPH07198720A (ja) | フィブリンの定量方法 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050606 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20070426 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070612 |
|
| A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20070906 |
|
| A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20070911 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20080304 |