JPH06118085A - 癌検出法 - Google Patents
癌検出法Info
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- JPH06118085A JPH06118085A JP4293052A JP29305292A JPH06118085A JP H06118085 A JPH06118085 A JP H06118085A JP 4293052 A JP4293052 A JP 4293052A JP 29305292 A JP29305292 A JP 29305292A JP H06118085 A JPH06118085 A JP H06118085A
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- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N33/00—Investigating or analysing materials by specific methods not covered by groups G01N1/00 - G01N31/00
- G01N33/48—Biological material, e.g. blood, urine; Haemocytometers
- G01N33/50—Chemical analysis of biological material, e.g. blood, urine; Testing involving biospecific ligand binding methods; Immunological testing
- G01N33/66—Chemical analysis of biological material, e.g. blood, urine; Testing involving biospecific ligand binding methods; Immunological testing involving blood sugars, e.g. galactose
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- G01N33/53—Immunoassay; Biospecific binding assay; Materials therefor
- G01N33/575—Immunoassay; Biospecific binding assay; Materials therefor for cancer
- G01N33/5753—Immunoassay; Biospecific binding assay; Materials therefor for cancer of the stomach or small intestine
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Abstract
(57)【要約】
〔目的〕 哺乳動物における癌の検出法を提供する。
〔構成〕 本発明は、哺乳動物における癌を検出する方
法を提供し、該方法は、(a) 哺乳動物から採取した体液
をN3に接触させること;(b) 該体液中のN3に対する抗体
の量を測定すること;及び(c) 処理(b) で測定された抗
体量が、癌のない同種の哺乳動物から採取した同じタイ
プの体液中に標準的に存在するN3に対する抗体の量より
も高いかどうかを判定すること、を含む。本発明はさら
に、哺乳動物の体液中のN3に対する抗体の濃度を測定す
ることにより哺乳動物における癌を検出するためのキッ
トを提供する。
法を提供し、該方法は、(a) 哺乳動物から採取した体液
をN3に接触させること;(b) 該体液中のN3に対する抗体
の量を測定すること;及び(c) 処理(b) で測定された抗
体量が、癌のない同種の哺乳動物から採取した同じタイ
プの体液中に標準的に存在するN3に対する抗体の量より
も高いかどうかを判定すること、を含む。本発明はさら
に、哺乳動物の体液中のN3に対する抗体の濃度を測定す
ることにより哺乳動物における癌を検出するためのキッ
トを提供する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特定の腫瘍関連抗原に
対する抗体の患者体内における濃度を測定することを含
む、癌検出法に関する。該方法は癌の進行の初期ステー
ジでの検出において特に有用である。
対する抗体の患者体内における濃度を測定することを含
む、癌検出法に関する。該方法は癌の進行の初期ステー
ジでの検出において特に有用である。
【0002】
【従来の技術】癌をモニターするための現行のアッセイ
は一般に、腫瘍関連抗原の濃度を測定するものである。
このようなアッセイは、腫瘍から血清等の生理的液体中
に流出又は排泄されたムチン及び他の糖蛋白又は蛋白を
測定することが多い。腫瘍は又、正常組織から血流中へ
の抗原の放出を促進するために、悪化時に濃度が上がる
らしい(例:CA 19-9 抗原)。腫瘍関連抗原に対する通
常の血清学的アッセイはフェラーら(Feller et al.)に
より“癌の免疫学的診断法”、第631-672 頁、ハーバー
マン及びマーサー(Herberman and Mercer)編、1990
年、及び“悪性疾患”、第167-294 頁、ボールドウィン
(Baldwin)編、1987年、に概説されている。一般的臨床
目的におけるこのような試験の例には、癌胎児抗原(CE
A)、CA 19-9、Ca 195、CA 125、B72.3(TAG 72、シアリ
ル Tn)、CA 50 、CA 549、デュパン-2及びCA 15-3 抗原
に対するものが含まれる。それよりも一般的ではないが
測定されている腫瘍関連抗原マーカー類には、Lex 、Le
x 二量体、Lex 三量体、CS Le x 、シアリルLex -i、ジ
シアリルLea 、Ley 、i 、T 及びTn抗原に対するものが
含まれる。現在測定されている大多数の腫瘍関連抗原は
炭水化物発現内に変化を示し、腫瘍関連炭水化物抗原と
して分類される(ハコモリ(Hakomori)、アドバンシス
・イン・キャンサー・リサーチ(Adv.Cancer Res.)、52
巻、第257-331 頁、1989年、に概説)。
は一般に、腫瘍関連抗原の濃度を測定するものである。
このようなアッセイは、腫瘍から血清等の生理的液体中
に流出又は排泄されたムチン及び他の糖蛋白又は蛋白を
測定することが多い。腫瘍は又、正常組織から血流中へ
の抗原の放出を促進するために、悪化時に濃度が上がる
らしい(例:CA 19-9 抗原)。腫瘍関連抗原に対する通
常の血清学的アッセイはフェラーら(Feller et al.)に
より“癌の免疫学的診断法”、第631-672 頁、ハーバー
マン及びマーサー(Herberman and Mercer)編、1990
年、及び“悪性疾患”、第167-294 頁、ボールドウィン
(Baldwin)編、1987年、に概説されている。一般的臨床
目的におけるこのような試験の例には、癌胎児抗原(CE
A)、CA 19-9、Ca 195、CA 125、B72.3(TAG 72、シアリ
ル Tn)、CA 50 、CA 549、デュパン-2及びCA 15-3 抗原
に対するものが含まれる。それよりも一般的ではないが
測定されている腫瘍関連抗原マーカー類には、Lex 、Le
x 二量体、Lex 三量体、CS Le x 、シアリルLex -i、ジ
シアリルLea 、Ley 、i 、T 及びTn抗原に対するものが
含まれる。現在測定されている大多数の腫瘍関連抗原は
炭水化物発現内に変化を示し、腫瘍関連炭水化物抗原と
して分類される(ハコモリ(Hakomori)、アドバンシス
・イン・キャンサー・リサーチ(Adv.Cancer Res.)、52
巻、第257-331 頁、1989年、に概説)。
【0003】現在使用されている腫瘍関連抗原測定は、
それらが検出する抗原の濃度が一般に病気の進行期間中
を通じて上昇し、癌の後期ステージに最も検出可能であ
るが、新生物形成疾患の初期ステージに高くなることは
まれである。この腫瘍関連抗原濃度と腫瘍の大きさや進
行ステージとの関連性が、このような試験が癌又は癌の
再発の予測において相対的に低い有効性しか示さないこ
とを説明し、このようなアッセイの臨床的用途をモニタ
ー的役割に限られたものにしている。腫瘍抗原測定が初
期ステージの疾患において高い診断上の価値を持つ例外
的場合もある(リンスレーら(Linsley et al.)、キャ
ンサー・リサーチ(Cancer Res.)、46巻、第5444-5450
頁、1986年)。
それらが検出する抗原の濃度が一般に病気の進行期間中
を通じて上昇し、癌の後期ステージに最も検出可能であ
るが、新生物形成疾患の初期ステージに高くなることは
まれである。この腫瘍関連抗原濃度と腫瘍の大きさや進
行ステージとの関連性が、このような試験が癌又は癌の
再発の予測において相対的に低い有効性しか示さないこ
とを説明し、このようなアッセイの臨床的用途をモニタ
ー的役割に限られたものにしている。腫瘍抗原測定が初
期ステージの疾患において高い診断上の価値を持つ例外
的場合もある(リンスレーら(Linsley et al.)、キャ
ンサー・リサーチ(Cancer Res.)、46巻、第5444-5450
頁、1986年)。
【0004】癌抗原濃度の測定に代わるものは、腫瘍関
連抗原に対する免疫応答の測定である。例えば、タルら
(Tal et al.、ブリティッシュ・ジャーナル・オブ・キ
ャンサー(Br. J. Cancer)、18巻、第111-119 頁、1964
年)は腫瘍患者及び妊婦から取った血清は腫瘍細胞を凝
集させる抗体を含むことを証明している。ラクトースは
該凝集を阻害するため、該抗体はラクトシルセラミドに
対するものであることが示唆された。その後、ラクトシ
ルスフィンゴシンに対する抗体の濃度上昇が多数の胃腸
癌患者において検出された(ジョツウィアック及びコシ
ーラック(Jozwiak and Koscielak)、ヨーロッピアン・
ジャーナル・オブ・キャンサー・クリニカル・オンコロ
ジー(Eur. J. Cancer Clin. Oncol.)、18巻、第617-62
1 頁、1982年)。
連抗原に対する免疫応答の測定である。例えば、タルら
(Tal et al.、ブリティッシュ・ジャーナル・オブ・キ
ャンサー(Br. J. Cancer)、18巻、第111-119 頁、1964
年)は腫瘍患者及び妊婦から取った血清は腫瘍細胞を凝
集させる抗体を含むことを証明している。ラクトースは
該凝集を阻害するため、該抗体はラクトシルセラミドに
対するものであることが示唆された。その後、ラクトシ
ルスフィンゴシンに対する抗体の濃度上昇が多数の胃腸
癌患者において検出された(ジョツウィアック及びコシ
ーラック(Jozwiak and Koscielak)、ヨーロッピアン・
ジャーナル・オブ・キャンサー・クリニカル・オンコロ
ジー(Eur. J. Cancer Clin. Oncol.)、18巻、第617-62
1 頁、1982年)。
【0005】癌患者に由来するヒトモノクローナル抗体
の特異性も検査されている(ロイドら(Lloyd et a
l.)、キャンサー・リサーチ(Cancer Res.)、49巻、第
3445-3451 頁、1989年) 。これらのヒトモノクローナル
抗体はガングリオシド類(GM3 、GM2 、GD3 、GD2)、フ
ォルスマン抗原、ガラクトシルグロボシド、ラクト-N-
テトラオース、及び i抗原に対して特異性を示すことが
見出されてた。
の特異性も検査されている(ロイドら(Lloyd et a
l.)、キャンサー・リサーチ(Cancer Res.)、49巻、第
3445-3451 頁、1989年) 。これらのヒトモノクローナル
抗体はガングリオシド類(GM3 、GM2 、GD3 、GD2)、フ
ォルスマン抗原、ガラクトシルグロボシド、ラクト-N-
テトラオース、及び i抗原に対して特異性を示すことが
見出されてた。
【0006】癌患者における腫瘍関連抗原に対する抗体
の存在は、他の多数の腫瘍マーカーについても調査され
ている。これらの腫瘍マーカーには CEA、Lex 、T 及び
Tn抗原が含まれる。CEA は該分子のオリゴサッカライド
部分及びペプチド部分の両方に多数の抗原性エピトープ
をを含む糖蛋白である。これは成人の組織中には通常存
在しない胚抗原であるが、全てのヒト消化器系癌中に見
出されている。従って、組織上のCEA の存在、又は循環
性CEA の存在は消化器系癌を示唆するであろう。CEA に
対する抗体が正常人又は癌保有者に見出されるかどうか
が議論されてきた。スターブら(Staab et al.)、ブリ
ティッシュ・ジャーナル・オブ・キャンサー(Br. J.Ca
ncer)、42巻、第26頁、1980年;フレノイら(Frenoy et
al.)、アンチキャンサー・リサーチ( Anticancer Rese
arch)、7巻、第1229頁、1987年を参照のこと。抗CEA
抗体は非転移性消化器系癌の患者並びに妊婦及び分娩後
の婦人に見出されるが、正常人又は転移性癌の患者には
見出されないことが報告されている(ゴールド(Gol
d)、キャンサー(Cancer)、20巻、第1663頁、1967年1
0月)。これらの結果は他から異議を唱えられている。
ロゲルホら(Lo Gerfo et al.)、インターナショナル・
ジャーナル・オブ・キャンサー(Int. J. Cancer) 、9
巻、第344 頁、1972年;コラッツら(Collatz et a
l.)、インターナショナル・ジャーナル・オブ・キャン
サー(Int. J. Cancer) 、8巻、第298 頁、1971年、参
照のこと。
の存在は、他の多数の腫瘍マーカーについても調査され
ている。これらの腫瘍マーカーには CEA、Lex 、T 及び
Tn抗原が含まれる。CEA は該分子のオリゴサッカライド
部分及びペプチド部分の両方に多数の抗原性エピトープ
をを含む糖蛋白である。これは成人の組織中には通常存
在しない胚抗原であるが、全てのヒト消化器系癌中に見
出されている。従って、組織上のCEA の存在、又は循環
性CEA の存在は消化器系癌を示唆するであろう。CEA に
対する抗体が正常人又は癌保有者に見出されるかどうか
が議論されてきた。スターブら(Staab et al.)、ブリ
ティッシュ・ジャーナル・オブ・キャンサー(Br. J.Ca
ncer)、42巻、第26頁、1980年;フレノイら(Frenoy et
al.)、アンチキャンサー・リサーチ( Anticancer Rese
arch)、7巻、第1229頁、1987年を参照のこと。抗CEA
抗体は非転移性消化器系癌の患者並びに妊婦及び分娩後
の婦人に見出されるが、正常人又は転移性癌の患者には
見出されないことが報告されている(ゴールド(Gol
d)、キャンサー(Cancer)、20巻、第1663頁、1967年1
0月)。これらの結果は他から異議を唱えられている。
ロゲルホら(Lo Gerfo et al.)、インターナショナル・
ジャーナル・オブ・キャンサー(Int. J. Cancer) 、9
巻、第344 頁、1972年;コラッツら(Collatz et a
l.)、インターナショナル・ジャーナル・オブ・キャン
サー(Int. J. Cancer) 、8巻、第298 頁、1971年、参
照のこと。
【0007】マックスウィーン(MacSween)は CEAに対
する抗体の検出を報告しているが、CEAへの結合は例え
ば血液型抗原類などの同様の抗原類への抗体の交差反応
性を表すものであることを示唆している(マックスウィ
ーン(MacSween)、インターナショナル・ジャーナル・
オブ・キャンサー(Int. J. Cancer) 、15巻、第246
頁、1975年)。実際に、CEA 調製品上の Lewisab物質に
対する抗CEA 抗体の濃度上昇が、女性;喫煙者;並びに
結腸癌、乳癌及び気管支癌の患者の7-23%に見出されて
いる(ポンペッキら(Pompecki et al.)、キャンサー・
リサーチ(CancerRes.)、41巻、第1910-1915 頁、1981
年) 。ポンペッキら(Pompecki et al.)は、これらの抗
体の濃度上昇は癌患者にとって悪い兆候であること、
又、血液型決定基及びおそらく他の炭水化物決定基に対
する抗体の濃度を追跡することはある種の癌及び他の疾
患における病気の進行をモニターする上で有用でありう
ることを示唆している(同上)。
する抗体の検出を報告しているが、CEAへの結合は例え
ば血液型抗原類などの同様の抗原類への抗体の交差反応
性を表すものであることを示唆している(マックスウィ
ーン(MacSween)、インターナショナル・ジャーナル・
オブ・キャンサー(Int. J. Cancer) 、15巻、第246
頁、1975年)。実際に、CEA 調製品上の Lewisab物質に
対する抗CEA 抗体の濃度上昇が、女性;喫煙者;並びに
結腸癌、乳癌及び気管支癌の患者の7-23%に見出されて
いる(ポンペッキら(Pompecki et al.)、キャンサー・
リサーチ(CancerRes.)、41巻、第1910-1915 頁、1981
年) 。ポンペッキら(Pompecki et al.)は、これらの抗
体の濃度上昇は癌患者にとって悪い兆候であること、
又、血液型決定基及びおそらく他の炭水化物決定基に対
する抗体の濃度を追跡することはある種の癌及び他の疾
患における病気の進行をモニターする上で有用でありう
ることを示唆している(同上)。
【0008】他のグループは、癌患者から得られた非常
に少数(3/500,000) の血清中に循環性抗CEA IgG 抗体が
存在することを報告している(ウラら(Ura et al.)、
キャンサー・レターズ(Cancer Letters)、25巻、第28
3 頁、1985年) 。より最近になって、CEA のペプチド部
分に対する親和性の弱い抗CEA 抗体が、酵素イムノアッ
セイを用いて試験した全ての正常血清及び異常血清中に
見出された(フレノイら(Frenoy et al.)、アンチキャ
ンサー・リサーチ( Anticancer Research)、7巻、第12
29頁、1987年)。最終的に、循環性 CEA免疫複合体が述
べられている(スターブら(Staab et al.)、ブリティ
ッシュ・ジャーナル・オブ・キャンサー(Br. J. Cance
r)、42巻、第26頁、1980年)。スターブら(Staab et a
l.)は CEA免疫複合体の存在は癌患者にとって悪い兆候
の指標であることを教示している(同上)。
に少数(3/500,000) の血清中に循環性抗CEA IgG 抗体が
存在することを報告している(ウラら(Ura et al.)、
キャンサー・レターズ(Cancer Letters)、25巻、第28
3 頁、1985年) 。より最近になって、CEA のペプチド部
分に対する親和性の弱い抗CEA 抗体が、酵素イムノアッ
セイを用いて試験した全ての正常血清及び異常血清中に
見出された(フレノイら(Frenoy et al.)、アンチキャ
ンサー・リサーチ( Anticancer Research)、7巻、第12
29頁、1987年)。最終的に、循環性 CEA免疫複合体が述
べられている(スターブら(Staab et al.)、ブリティ
ッシュ・ジャーナル・オブ・キャンサー(Br. J. Cance
r)、42巻、第26頁、1980年)。スターブら(Staab et a
l.)は CEA免疫複合体の存在は癌患者にとって悪い兆候
の指標であることを教示している(同上)。
【0009】T 及び Tn も腫瘍関連抗原である。T 及び
Tn はほとんどの組織に存在するが、それらは通常、そ
れらを免疫系に近づけないようにする遮蔽構造体によっ
て妨げられている。遮蔽されていない免疫反応性形態の
T 及び Tn は、癌腫組織の約90%に多量に発現されるこ
とが報告されている(スプリンガー(Springer)、サイ
エンス(Science)、224 巻、第1198-1206 頁、1984
年)。腫瘍表面におけるT及び Tn の相対的比率及び密
度も腫瘍の攻撃性及び侵入性と相関させて報告されてい
る(同上)。特に、Tnは癌腫の転移において重要な抗原
であると考えられている(同上)。ヒトは全て、腸内細
菌叢の抗原に反応して優先的に顕在化されると考えられ
る、T 及び Tn に対する抗体を持つことが報告されてい
る(スプリンガー(Springer)、サイエンス(Scienc
e)、224 巻、第1198-1206 頁、1984年)。癌患者におい
て抗-T抗体の濃度は低下し、上昇し、又は変化しないと
いう報告がある。ブレイら(Brey et al.)、クリニカル
・アンド・エクスペリメンタル・イミュノロジィ(Cli
n. Exp. Immunol.)、47巻、第176-182 頁、1982年、を
参照のこと。
Tn はほとんどの組織に存在するが、それらは通常、そ
れらを免疫系に近づけないようにする遮蔽構造体によっ
て妨げられている。遮蔽されていない免疫反応性形態の
T 及び Tn は、癌腫組織の約90%に多量に発現されるこ
とが報告されている(スプリンガー(Springer)、サイ
エンス(Science)、224 巻、第1198-1206 頁、1984
年)。腫瘍表面におけるT及び Tn の相対的比率及び密
度も腫瘍の攻撃性及び侵入性と相関させて報告されてい
る(同上)。特に、Tnは癌腫の転移において重要な抗原
であると考えられている(同上)。ヒトは全て、腸内細
菌叢の抗原に反応して優先的に顕在化されると考えられ
る、T 及び Tn に対する抗体を持つことが報告されてい
る(スプリンガー(Springer)、サイエンス(Scienc
e)、224 巻、第1198-1206 頁、1984年)。癌患者におい
て抗-T抗体の濃度は低下し、上昇し、又は変化しないと
いう報告がある。ブレイら(Brey et al.)、クリニカル
・アンド・エクスペリメンタル・イミュノロジィ(Cli
n. Exp. Immunol.)、47巻、第176-182 頁、1982年、を
参照のこと。
【0010】例えば、米国特許第 4,241,044号(キム
(Kim))は癌腫患者は一般に抗-T抗体の濃度が上昇する
ことを教示している。しかしながら、ブレイら(Brey e
t al.)は、転移性胃腸癌の患者は抗-T抗体の血清濃度が
低下していること、又、最小限の病巣しかない患者のう
ち0%、中程度に病巣がある患者のうち45%であること
に比較して、広範囲に病巣のある患者ではそのうち83%
が正常時の抗-T抗体濃度よりも低いことにおいて、抗-T
抗体濃度は病気の程度に相関することを教示している
(ブレイら(Brey et al.)、クリニカル・アンド・エク
スペリメンタル・イミュノロジィ(Clin. Exp. Immuno
l.)、47巻、第176-182 頁、1982年)。
(Kim))は癌腫患者は一般に抗-T抗体の濃度が上昇する
ことを教示している。しかしながら、ブレイら(Brey e
t al.)は、転移性胃腸癌の患者は抗-T抗体の血清濃度が
低下していること、又、最小限の病巣しかない患者のう
ち0%、中程度に病巣がある患者のうち45%であること
に比較して、広範囲に病巣のある患者ではそのうち83%
が正常時の抗-T抗体濃度よりも低いことにおいて、抗-T
抗体濃度は病気の程度に相関することを教示している
(ブレイら(Brey et al.)、クリニカル・アンド・エク
スペリメンタル・イミュノロジィ(Clin. Exp. Immuno
l.)、47巻、第176-182 頁、1982年)。
【0011】癌腫患者は一般に正常人又は良性の疾患の
患者に比較すると抗-T抗体の濃度が低下するが、まれな
例では癌腫患者が高い濃度の抗-T抗体を有するという報
告もされている(スプリンガー(Springer)、サイエン
ス(Science)、224 巻、第1198-1206 頁、1984年;スプ
リンガーら(Springer et al.)、細胞腫瘍学:生物学、
診断及び治療における新しい取り組み、第99-130頁、モ
ロイ及びニコルソン(Moloy and Nicolson)編)。
患者に比較すると抗-T抗体の濃度が低下するが、まれな
例では癌腫患者が高い濃度の抗-T抗体を有するという報
告もされている(スプリンガー(Springer)、サイエン
ス(Science)、224 巻、第1198-1206 頁、1984年;スプ
リンガーら(Springer et al.)、細胞腫瘍学:生物学、
診断及び治療における新しい取り組み、第99-130頁、モ
ロイ及びニコルソン(Moloy and Nicolson)編)。
【0012】最終的には、サッチャーら(Thatcher et
al.)は、治療前の転移メラノーマ患者において抗-T抗体
価が正常より低いこと、又、治療に対して好反応を示し
た患者は治療前、疾患の緩解又は進行時、及び最終の処
置期間中に採取した血清において、好反応を示さなかっ
た患者よりも有意に高い抗-T抗体価を示したことを教示
している(サッチャーら(Thatcher et al.)、キャンサ
ー(Cancer)、46巻、第1378頁、1980年)。治療前の抗
-T抗体価が高いことは同時に、有意に長い生存期間に関
連した(同上)。
al.)は、治療前の転移メラノーマ患者において抗-T抗体
価が正常より低いこと、又、治療に対して好反応を示し
た患者は治療前、疾患の緩解又は進行時、及び最終の処
置期間中に採取した血清において、好反応を示さなかっ
た患者よりも有意に高い抗-T抗体価を示したことを教示
している(サッチャーら(Thatcher et al.)、キャンサ
ー(Cancer)、46巻、第1378頁、1980年)。治療前の抗
-T抗体価が高いことは同時に、有意に長い生存期間に関
連した(同上)。
【0013】N3は母乳から単離されるジフコシルラクト
-N- ヘキサオース及びジフコシルラクト-N- ネオヘキサ
オースの混合物であることが報告されている(コバタ及
びギンズバーグ(Kobata and Ginsburg)、アーカイブス
・オブ・バイオケミストリィ・アンド・バイオフィジッ
クス(Arch. Biochem. Biophys.)、 150巻、第273-281
頁、1972年)。ラクト-N- ヘキサオースは次の式を持
つ: Galβ1→4GlcNAcβ1→6( Galβ1→3GlcNAc
β1→3) Galβ1→4Glc (同上)。ラクト-N- ネオ
ヘキサオースは次の式を有した: Galβ1→4GlcNAcβ
1→6( Galβ1→4GlcNAcβ1→3) Galβ1→4Gl
c (同上)。コバタ及びギンズバーグ(Kobata and Gin
sburg)は二個のフコース残基がα1→2でガラクトース
に、α1→3でN-アセチルグルコサミンに、α1→4で
N-アセチルグルコサミンに、又はα1→3でグルコース
に結合しているものと推測している(同上)。N3の正確
な組成は提供者のルイス血液型によって異なると考えら
れる(同上)。
-N- ヘキサオース及びジフコシルラクト-N- ネオヘキサ
オースの混合物であることが報告されている(コバタ及
びギンズバーグ(Kobata and Ginsburg)、アーカイブス
・オブ・バイオケミストリィ・アンド・バイオフィジッ
クス(Arch. Biochem. Biophys.)、 150巻、第273-281
頁、1972年)。ラクト-N- ヘキサオースは次の式を持
つ: Galβ1→4GlcNAcβ1→6( Galβ1→3GlcNAc
β1→3) Galβ1→4Glc (同上)。ラクト-N- ネオ
ヘキサオースは次の式を有した: Galβ1→4GlcNAcβ
1→6( Galβ1→4GlcNAcβ1→3) Galβ1→4Gl
c (同上)。コバタ及びギンズバーグ(Kobata and Gin
sburg)は二個のフコース残基がα1→2でガラクトース
に、α1→3でN-アセチルグルコサミンに、α1→4で
N-アセチルグルコサミンに、又はα1→3でグルコース
に結合しているものと推測している(同上)。N3の正確
な組成は提供者のルイス血液型によって異なると考えら
れる(同上)。
【0014】ルイス血液型 Le(a+b-) の個体の母乳から
単離されたN3は以下の式Iを有するオクタサッカライド
を含む:
単離されたN3は以下の式Iを有するオクタサッカライド
を含む:
【0015】
【化1】 (デュアら(Dua et al.) 、ジャーナル・オブ・クロマ
トグラフィー(J. Chrom.)、17巻、第259-269 頁、1985
年)。このオクタサッカライドは、ルイス(a+b-)個体か
ら単離されたN3の最低90%を成す(同上)。デュアら
(Dua et al.) は彼らのN3調製品中にジフコシルラクト
-N- ネオヘキサオースの存在を証明することはできなか
った(同上)。彼らの方法論的限界ゆえに、彼らはルイ
ス(a+b-)個体から単離されたN3はそのようなジフコシル
ラクト-N- ネオヘキサオースを多くとも10%しか含まな
いと結論した(同上)。デュアら(Dua et al.) の文献
においてはN3はM3と表示されていることに注意すべきで
ある。
トグラフィー(J. Chrom.)、17巻、第259-269 頁、1985
年)。このオクタサッカライドは、ルイス(a+b-)個体か
ら単離されたN3の最低90%を成す(同上)。デュアら
(Dua et al.) は彼らのN3調製品中にジフコシルラクト
-N- ネオヘキサオースの存在を証明することはできなか
った(同上)。彼らの方法論的限界ゆえに、彼らはルイ
ス(a+b-)個体から単離されたN3はそのようなジフコシル
ラクト-N- ネオヘキサオースを多くとも10%しか含まな
いと結論した(同上)。デュアら(Dua et al.) の文献
においてはN3はM3と表示されていることに注意すべきで
ある。
【0016】Lea 血液型抗原の免疫決定基構造は、タイ
プ1の血液型鎖上にあるトリサッカライド Galβ1→3
(Fucα1→4)GlcNAc である。Lex の免疫決定基構造
は、タイプ2の血液型鎖上にあるトリサッカライド Gal
β1→4(Fucα1→3)GlcNAcである。Lex は時々、ヒ
トでは3-フコシル-N- アセチルラクトサミン、X ハプテ
ン、分化群(CD)15白血球抗原、又、マウスではステージ
特異性胚抗原1(SSEA-1)とも呼ばれる。上記の式Iを調
べればわかるように、ルイス(a+b-)個体から単離された
N3はLea 及びLex 決定基を含む。従って、予想どうり、
ルイス(a+b-)個体から単離されたN3は血球凝集アッセイ
においてLea 及びLex ハプテン活性を示す(同上;ロー
アら(Rohr et al.)、フェデラル・プロシーディングズ
(Fed. Proc.) 、42巻、第2102頁、1983年;ローアら
(Rohr et al.)、フェデラル・プロシーディングズ(Fe
d. Proc.) 、42巻、第431 頁、1983年;ローアら(Rohr
et al.)、複合炭水化物学会、1983年10月)。
プ1の血液型鎖上にあるトリサッカライド Galβ1→3
(Fucα1→4)GlcNAc である。Lex の免疫決定基構造
は、タイプ2の血液型鎖上にあるトリサッカライド Gal
β1→4(Fucα1→3)GlcNAcである。Lex は時々、ヒ
トでは3-フコシル-N- アセチルラクトサミン、X ハプテ
ン、分化群(CD)15白血球抗原、又、マウスではステージ
特異性胚抗原1(SSEA-1)とも呼ばれる。上記の式Iを調
べればわかるように、ルイス(a+b-)個体から単離された
N3はLea 及びLex 決定基を含む。従って、予想どうり、
ルイス(a+b-)個体から単離されたN3は血球凝集アッセイ
においてLea 及びLex ハプテン活性を示す(同上;ロー
アら(Rohr et al.)、フェデラル・プロシーディングズ
(Fed. Proc.) 、42巻、第2102頁、1983年;ローアら
(Rohr et al.)、フェデラル・プロシーディングズ(Fe
d. Proc.) 、42巻、第431 頁、1983年;ローアら(Rohr
et al.)、複合炭水化物学会、1983年10月)。
【0017】結腸及び膵臓の上皮起源の癌では、Lea 血
液型抗原は、正常組織及び癌組織の両方において顕著に
発現することから、腫瘍関連抗原とは考えられていない
(イツコヴィッチら(Itzkowitz et al.) 、キャンサー
・リサーチ(Cancer Res.)、48巻、第3834-3842 頁、19
88年;ユアンら(Yuan et al.)、キャンサー・リサーチ
(Cancer Res.)、45巻、第4499-4511 頁、1985年;エル
ンストら(Ernst et al.) 、ラボラトリィ・インヴェス
ティゲイション(Lab. Invest.)、50巻、第394-400
頁、1984年)。Lex は尿細管、胃腸上皮及び顆粒性白血
球等の多様な正常細胞に存在し、白血球、胃、肝臓、肺
及び結腸起始の癌を含む多様なヒトの癌中に蓄積する
(グーイら(Gooi et al.)、ヨーロッピアン・ジャーナ
ル・オブ・イミュノロジィ(Eur. J. Immunol.)、13
巻、第306-312 頁、1983年;ハコモリ(Hakomori)、ア
ドバンシス・イン・キャンサー・リサーチ(Adv.Cancer
Res.)、52巻、第257-331 頁、1989年;ハコモリ(Hako
mori)、ジャーナル・オブ・ナショナル・キャンサー・
インスティテュート(J. Nat. Cancer Inst.)、71巻、
第231-250 頁、1983年)。
液型抗原は、正常組織及び癌組織の両方において顕著に
発現することから、腫瘍関連抗原とは考えられていない
(イツコヴィッチら(Itzkowitz et al.) 、キャンサー
・リサーチ(Cancer Res.)、48巻、第3834-3842 頁、19
88年;ユアンら(Yuan et al.)、キャンサー・リサーチ
(Cancer Res.)、45巻、第4499-4511 頁、1985年;エル
ンストら(Ernst et al.) 、ラボラトリィ・インヴェス
ティゲイション(Lab. Invest.)、50巻、第394-400
頁、1984年)。Lex は尿細管、胃腸上皮及び顆粒性白血
球等の多様な正常細胞に存在し、白血球、胃、肝臓、肺
及び結腸起始の癌を含む多様なヒトの癌中に蓄積する
(グーイら(Gooi et al.)、ヨーロッピアン・ジャーナ
ル・オブ・イミュノロジィ(Eur. J. Immunol.)、13
巻、第306-312 頁、1983年;ハコモリ(Hakomori)、ア
ドバンシス・イン・キャンサー・リサーチ(Adv.Cancer
Res.)、52巻、第257-331 頁、1989年;ハコモリ(Hako
mori)、ジャーナル・オブ・ナショナル・キャンサー・
インスティテュート(J. Nat. Cancer Inst.)、71巻、
第231-250 頁、1983年)。
【0018】例えば、Lex 抗原は膜結合形態(糖脂質及
び糖蛋白)及び分泌形態(糖蛋白及びムチン)の両方の
形態で胃腸癌中に蓄積する。該膜結合形態は一般に免疫
細胞化学的方法で検出され、該分泌形態は標準的イムノ
アッセイ法を用いてアッセイされる。組織上のLex 抗原
の発現は初期の胃癌において、進行ステージの癌(66.7
%)よりも高い頻度(93.3%)で起こり、Lex は組織学
的分類による未分化胃癌の症例の81%に存在し、分化胃
癌の66.7%に存在する(ドヒら(Dohi et al.)、日本胃
腸病学会誌(Gastroenterol. Jpn)、24巻、第239-245
頁、1989年)。組織上のLex 抗原の発現量の増加も膵臓
癌及び結腸直腸腺癌中に観察されている(シュースラー
ら(Schuessler et al.)、インターナショナル・ジャー
ナル・オブ・キャンサー(Int. J. Cancer) 、47巻、第
180-187 頁、1991年;シら(Shi et al.)、キャンサー
・リサーチ(Cancer Res.)、44巻、第1142-1147 頁、19
84年;イツコヴィッチら(Itzkowitz et al.) 、キャン
サー・リサーチ(Cancer Res.)、46巻、第2627-2632
頁、1986年)。
び糖蛋白)及び分泌形態(糖蛋白及びムチン)の両方の
形態で胃腸癌中に蓄積する。該膜結合形態は一般に免疫
細胞化学的方法で検出され、該分泌形態は標準的イムノ
アッセイ法を用いてアッセイされる。組織上のLex 抗原
の発現は初期の胃癌において、進行ステージの癌(66.7
%)よりも高い頻度(93.3%)で起こり、Lex は組織学
的分類による未分化胃癌の症例の81%に存在し、分化胃
癌の66.7%に存在する(ドヒら(Dohi et al.)、日本胃
腸病学会誌(Gastroenterol. Jpn)、24巻、第239-245
頁、1989年)。組織上のLex 抗原の発現量の増加も膵臓
癌及び結腸直腸腺癌中に観察されている(シュースラー
ら(Schuessler et al.)、インターナショナル・ジャー
ナル・オブ・キャンサー(Int. J. Cancer) 、47巻、第
180-187 頁、1991年;シら(Shi et al.)、キャンサー
・リサーチ(Cancer Res.)、44巻、第1142-1147 頁、19
84年;イツコヴィッチら(Itzkowitz et al.) 、キャン
サー・リサーチ(Cancer Res.)、46巻、第2627-2632
頁、1986年)。
【0019】癌患者の血清中のLex 濃度を測定するイム
ノアッセイからは雑多な結果が得られている。カンナギ
ら(Kannagi et al.;キャンサー・リサーチ(Cancer R
es.)、46巻、第2619-2626 頁、1986年)は、Lex 及びpo
lyLex の濃度は時折高いが、試験した癌患者の血清のう
ちの僅か約10%に上昇が見られたにすぎないことを報告
している。この著者らは又、シアリルLex -iの血清濃度
は腺癌が発生することが多い器官を起源とする癌の患者
で有意に高く、Ley の血清濃度は肝癌の患者で高いこと
が多いことを報告した。彼らは四種の抗原(Lex 、poly
Lex 、シアリルLex -i及びLey )は全て腫瘍関連抗原で
あると結論した。
ノアッセイからは雑多な結果が得られている。カンナギ
ら(Kannagi et al.;キャンサー・リサーチ(Cancer R
es.)、46巻、第2619-2626 頁、1986年)は、Lex 及びpo
lyLex の濃度は時折高いが、試験した癌患者の血清のう
ちの僅か約10%に上昇が見られたにすぎないことを報告
している。この著者らは又、シアリルLex -iの血清濃度
は腺癌が発生することが多い器官を起源とする癌の患者
で有意に高く、Ley の血清濃度は肝癌の患者で高いこと
が多いことを報告した。彼らは四種の抗原(Lex 、poly
Lex 、シアリルLex -i及びLey )は全て腫瘍関連抗原で
あると結論した。
【0020】ハーリンら(Herlyn et al. ;ジャーナル
・オブ・イミュノロジカル・メソッヅ(J. Immunol. Me
thods)、75巻、第15-21 頁、1984年)は、65才以上の結
腸直腸癌患者の53%でラクト-N- フコペンタオース(LN
F)IIIに対する抗体の濃度が上昇していたのに比較し
て、同年齢群の見かけ上健康な提供者又は良性の胃腸管
病変を持つ患者では一人も上昇しておらず、炎症性胃腸
管疾患の患者の18%で上昇していたことを報告してい
る。より若い患者では違いはこれほど顕著ではなく、25
才以下の正常人では相対的に高濃度のLNF III が見られ
る。LNF III は、Lex決定基を含む炭水化物である。
・オブ・イミュノロジカル・メソッヅ(J. Immunol. Me
thods)、75巻、第15-21 頁、1984年)は、65才以上の結
腸直腸癌患者の53%でラクト-N- フコペンタオース(LN
F)IIIに対する抗体の濃度が上昇していたのに比較し
て、同年齢群の見かけ上健康な提供者又は良性の胃腸管
病変を持つ患者では一人も上昇しておらず、炎症性胃腸
管疾患の患者の18%で上昇していたことを報告してい
る。より若い患者では違いはこれほど顕著ではなく、25
才以下の正常人では相対的に高濃度のLNF III が見られ
る。LNF III は、Lex決定基を含む炭水化物である。
【0021】Lex 濃度と結腸癌のステージの間の良好な
相関関係が、Lex 単量体及びLex 二量体構造に対する二
種類の高親和性モノクローナル抗体を結腸直腸腺癌血清
中のLex 濃度のアッセイに用いた場合に報告されている
(シンガルら(Singhal et al.)、キャンサー・リサー
チ(Cancer Res.)、50巻、第1375-1380 頁、1990年)。
シンガルら(Singhal et al.)は、手術前のLex 血清濃
度が手術後、結腸直腸癌が進行するに連れて(デューク
ス・ステージ Aから D)上昇したことを報告している。
特に彼らは、正常濃度の上限である10ng/ml を越えるLe
x 血清の占める割合が以下のようであることを見出し
た: デュークス A 20% デュークス B;癌の再発あり 41% デュークス B;癌の再発なし 46% デュークス C;癌の再発あり 68% デュークス C;癌の再発なし 67% デュークス D 74% この研究者らは、Lex 濃度が20ng/ml より高いデューク
ス B及び Cの患者の長期試験を行った。癌の再発を示す
デュークス Cの患者では、手術後24カ月における術後Le
x 濃度は有意に上昇したが、癌の再発のないデュークス
Cの患者は同じ期間の後、Lex 抗原濃度は減少を示し
た。デュークス Bの患者では、Lex の術後濃度は同じく
24カ月の期間の後、患者に癌の再発があるなしにかかわ
らず上昇しなかった。この研究者らが検出したLex 抗原
は大分子量糖蛋白( Mr = 約200,000)上に発現された。
この糖蛋白は明らかに CEA又はシアリル- Lea (19-9)抗
原を乗せた糖蛋白類とは異なる。該Lex 糖蛋白は腺腫患
者の血清の85%及び正常な血清の33%に存在することが
示された。該著者らは血清Lex 抗原濃度は、腺腫におい
て診断上及び予測上の価値を持ちうることを示唆してい
る。
相関関係が、Lex 単量体及びLex 二量体構造に対する二
種類の高親和性モノクローナル抗体を結腸直腸腺癌血清
中のLex 濃度のアッセイに用いた場合に報告されている
(シンガルら(Singhal et al.)、キャンサー・リサー
チ(Cancer Res.)、50巻、第1375-1380 頁、1990年)。
シンガルら(Singhal et al.)は、手術前のLex 血清濃
度が手術後、結腸直腸癌が進行するに連れて(デューク
ス・ステージ Aから D)上昇したことを報告している。
特に彼らは、正常濃度の上限である10ng/ml を越えるLe
x 血清の占める割合が以下のようであることを見出し
た: デュークス A 20% デュークス B;癌の再発あり 41% デュークス B;癌の再発なし 46% デュークス C;癌の再発あり 68% デュークス C;癌の再発なし 67% デュークス D 74% この研究者らは、Lex 濃度が20ng/ml より高いデューク
ス B及び Cの患者の長期試験を行った。癌の再発を示す
デュークス Cの患者では、手術後24カ月における術後Le
x 濃度は有意に上昇したが、癌の再発のないデュークス
Cの患者は同じ期間の後、Lex 抗原濃度は減少を示し
た。デュークス Bの患者では、Lex の術後濃度は同じく
24カ月の期間の後、患者に癌の再発があるなしにかかわ
らず上昇しなかった。この研究者らが検出したLex 抗原
は大分子量糖蛋白( Mr = 約200,000)上に発現された。
この糖蛋白は明らかに CEA又はシアリル- Lea (19-9)抗
原を乗せた糖蛋白類とは異なる。該Lex 糖蛋白は腺腫患
者の血清の85%及び正常な血清の33%に存在することが
示された。該著者らは血清Lex 抗原濃度は、腺腫におい
て診断上及び予測上の価値を持ちうることを示唆してい
る。
【0022】Lex に対するヒトの抗体の存在は、Lex 抗
原を乗せた精製糖脂質に対して反応性を持つ抗体類及び
Lex 抗原(類)を発現する抗原成分を含むことが解離時
に示された、腺腫患者の血清から取った循環性免疫複合
体(CIC) の単離によって証明されている(シンガルら
(Singhal et al.)、キャンサー・リサーチ(Cancer R
es.)、47巻、第5566-5571 頁、1987年)。この研究者ら
は、対照(正常人及びメラノーマ患者)に比較して有意
に高い濃度のこれらの CIC類が胸部、肺及び結腸の腺腫
を患った患者において検出できること、又、これらの C
IC類はシアリルLe x 抗原よりも遙かに高い割合の腺腫患
者に検出されることを見出した。
原を乗せた精製糖脂質に対して反応性を持つ抗体類及び
Lex 抗原(類)を発現する抗原成分を含むことが解離時
に示された、腺腫患者の血清から取った循環性免疫複合
体(CIC) の単離によって証明されている(シンガルら
(Singhal et al.)、キャンサー・リサーチ(Cancer R
es.)、47巻、第5566-5571 頁、1987年)。この研究者ら
は、対照(正常人及びメラノーマ患者)に比較して有意
に高い濃度のこれらの CIC類が胸部、肺及び結腸の腺腫
を患った患者において検出できること、又、これらの C
IC類はシアリルLe x 抗原よりも遙かに高い割合の腺腫患
者に検出されることを見出した。
【0023】従って、N3自体は腫瘍関連抗原であること
が証明されていないが、N3オリゴサッカライドの一部で
あるLex 決定基は腫瘍上に優先的に発現される腫瘍関連
構造体である。例えば、デイビスら(Davis et al.)、
フェデラル・プロシーディングズ(Fed. Proc.) 、43
巻、第1751頁、1984年;アンダーソンら(Anderson eta
l.)、複合炭水化物の分子免疫学、第601-656 頁(ウ(W
u)編,1988年);ハコモリ及びカンナギ(Hakomori an
d Kannagi)、“高等動物における炭水化物抗原”:実
験免疫学ハンドブック、1巻、第9.1-9.39頁(ウィアー
(Weir)編,1986年);ポンペッキら(Pompecki et a
l.)、キャンサー・リサーチ(Cancer Res.)、41巻、第1
910-1915 頁、1981年、を参照のこと。同様に、対照と
比較すると腺腫患者では、Lex に対する抗体を含む有意
に高い濃度の CIC類が検出されうる。しかしながら本出
願人は、Lex に対する非複合型抗体の癌患者における存
在又は濃度変化についての報告は見ていない。
が証明されていないが、N3オリゴサッカライドの一部で
あるLex 決定基は腫瘍上に優先的に発現される腫瘍関連
構造体である。例えば、デイビスら(Davis et al.)、
フェデラル・プロシーディングズ(Fed. Proc.) 、43
巻、第1751頁、1984年;アンダーソンら(Anderson eta
l.)、複合炭水化物の分子免疫学、第601-656 頁(ウ(W
u)編,1988年);ハコモリ及びカンナギ(Hakomori an
d Kannagi)、“高等動物における炭水化物抗原”:実
験免疫学ハンドブック、1巻、第9.1-9.39頁(ウィアー
(Weir)編,1986年);ポンペッキら(Pompecki et a
l.)、キャンサー・リサーチ(Cancer Res.)、41巻、第1
910-1915 頁、1981年、を参照のこと。同様に、対照と
比較すると腺腫患者では、Lex に対する抗体を含む有意
に高い濃度の CIC類が検出されうる。しかしながら本出
願人は、Lex に対する非複合型抗体の癌患者における存
在又は濃度変化についての報告は見ていない。
【0024】
【発明が解決しようとする課題】哺乳動物における癌の
検出法を提供することが本発明の目的である。
検出法を提供することが本発明の目的である。
【0025】
【課題を解決するための手段】本発明は、哺乳動物から
採取した体液中に存在するN3に対する抗体の量を測定す
ることにより、哺乳動物における癌を検出する方法を含
む。該方法は、(a) 哺乳動物から採取した体液をN3に接
触させること;(b) 該体液中のN3に対する抗体の量を測
定すること;及び(c) 処理(b) で測定された抗体量が、
癌のない同種の哺乳動物から採取した同じタイプの体液
中に標準的に存在するN3に対する抗体の量よりも高いか
どうかを判定すること、を含む。N3については上記の従
来の技術の項で述べているが、後でさらに述べることと
する。
採取した体液中に存在するN3に対する抗体の量を測定す
ることにより、哺乳動物における癌を検出する方法を含
む。該方法は、(a) 哺乳動物から採取した体液をN3に接
触させること;(b) 該体液中のN3に対する抗体の量を測
定すること;及び(c) 処理(b) で測定された抗体量が、
癌のない同種の哺乳動物から採取した同じタイプの体液
中に標準的に存在するN3に対する抗体の量よりも高いか
どうかを判定すること、を含む。N3については上記の従
来の技術の項で述べているが、後でさらに述べることと
する。
【0026】本発明はさらに、哺乳動物の体液中のN3に
対する抗体の濃度を測定することにより哺乳動物におけ
る癌を検出するためのキットを含む。一つの態様におい
ては、該キットはラベルされたN3の入った容器を含む。
別の態様においては、該キットは蛋白又はポリペプチド
と共役されているN3の入った容器を含み、これらのN3-
共役体はラベルされていてもされていなくてもよい。第
三の態様においては、該キットはN3の入った容器及び、
抗N3抗体に結合する二次抗体又は別の試薬の入った容器
を含む。該二次抗体又は他の試薬はラベルされていても
されていなくてもよい。
対する抗体の濃度を測定することにより哺乳動物におけ
る癌を検出するためのキットを含む。一つの態様におい
ては、該キットはラベルされたN3の入った容器を含む。
別の態様においては、該キットは蛋白又はポリペプチド
と共役されているN3の入った容器を含み、これらのN3-
共役体はラベルされていてもされていなくてもよい。第
三の態様においては、該キットはN3の入った容器及び、
抗N3抗体に結合する二次抗体又は別の試薬の入った容器
を含む。該二次抗体又は他の試薬はラベルされていても
されていなくてもよい。
【0027】本発明の方法及びキットは、癌をその進行
の初期ステージで検出することにおいて特に有用であ
る。図1は、正常人及び胃腸癌の患者から採取した血清
中のN3に対する抗体の滴定により得られたデータの非線
型回帰を行うために用いた、タイターカルクプログラム
の結果を表す典型的グラフである。
の初期ステージで検出することにおいて特に有用であ
る。図1は、正常人及び胃腸癌の患者から採取した血清
中のN3に対する抗体の滴定により得られたデータの非線
型回帰を行うために用いた、タイターカルクプログラム
の結果を表す典型的グラフである。
【0028】図2は、胃腸癌のステージ対、抗N3抗体力
価及び癌胎児抗原(CEA)ユニットのグラフである。哺乳
動物の体液中のN3に対する抗体量を測定するために用い
る方法は、抗体を定量できるいずれのイムノアッセイ法
でもよい。適当な方法としては、蛍光イムノアッセイ、
ラジオイムノアッセイ、化学発光イムノアッセイ、及び
酵素イムノアッセイがある。使用するイムノアッセイは
均質性又は非均質性アッセイでもよく、拮抗性アッセイ
又はイムノメトリックアッセイでもよく、或いは直接結
合アッセイ又は阻害アッセイでもよい。このようなイム
ノアッセイ法は周知であり、通常行われている。
価及び癌胎児抗原(CEA)ユニットのグラフである。哺乳
動物の体液中のN3に対する抗体量を測定するために用い
る方法は、抗体を定量できるいずれのイムノアッセイ法
でもよい。適当な方法としては、蛍光イムノアッセイ、
ラジオイムノアッセイ、化学発光イムノアッセイ、及び
酵素イムノアッセイがある。使用するイムノアッセイは
均質性又は非均質性アッセイでもよく、拮抗性アッセイ
又はイムノメトリックアッセイでもよく、或いは直接結
合アッセイ又は阻害アッセイでもよい。このようなイム
ノアッセイ法は周知であり、通常行われている。
【0029】N3に対する抗体が低力価抗体又は低親和性
抗体でありうるために、好ましいイムノアッセイはキャ
リアー蛋白又はポリペプチドに共役されたN3( N3-共役
体)を用いるものであり、該 N3-共役体は固体表面上に
固定される。同じ理由から、増幅信号を用いるイムノア
ッセイも好ましい。好ましいアッセイの例には、 N3-共
役体を固体表面に固定させた固体相非均質アッセイ、増
幅信号を用いる酵素イムノアッセイ、及び固体表面と増
幅信号の両方を用いる酵素連結性免疫吸着剤アッセイ(E
LISA) がある。後の実施例1で述べる直接結合型酵素連
結性蛍光アッセイ(ELFA)が特に好ましい。
抗体でありうるために、好ましいイムノアッセイはキャ
リアー蛋白又はポリペプチドに共役されたN3( N3-共役
体)を用いるものであり、該 N3-共役体は固体表面上に
固定される。同じ理由から、増幅信号を用いるイムノア
ッセイも好ましい。好ましいアッセイの例には、 N3-共
役体を固体表面に固定させた固体相非均質アッセイ、増
幅信号を用いる酵素イムノアッセイ、及び固体表面と増
幅信号の両方を用いる酵素連結性免疫吸着剤アッセイ(E
LISA) がある。後の実施例1で述べる直接結合型酵素連
結性蛍光アッセイ(ELFA)が特に好ましい。
【0030】特定の濃度、温度及びインキュベーション
時間は、いずれのイムノアッセイが選択された場合でも
他のアッセイ条件と同様に、サンプルの性質、サンプル
中の抗体濃度等の因子によって変えることができる。当
業者は通例の実験法を用いながら、各測定において有効
且つ最適なアッセイ条件を決定することができるであろ
う。
時間は、いずれのイムノアッセイが選択された場合でも
他のアッセイ条件と同様に、サンプルの性質、サンプル
中の抗体濃度等の因子によって変えることができる。当
業者は通例の実験法を用いながら、各測定において有効
且つ最適なアッセイ条件を決定することができるであろ
う。
【0031】本発明の方法にはN3に対する抗体を含むい
ずれの体液を使用してもよく、それらには血清、血漿、
唾液及び尿が含まれる。血清又は血漿が好ましい。本発
明における使用に適したN3は、コバタ(Kobata)、複合
炭水化物:メソッズ・イン・エンザイモロジィ(Method
s in Enzymology)、28巻、第262-271 頁(ギンズバーグ
(Ginsburg)編、アカデミック・プレス社、ニューヨー
ク、1972年);コバタ及びギンズバーグ(Kobata and G
insburg)、アーカイブス・オブ・バイオケミストリィ・
アンド・バイオフィジックス(Arch. Biochem. Biophy
s.)、150巻、第273-281 頁、1972年;デュアら(Dua et
al.) 、ジャーナル・オブ・クロマトグラフィー(J. C
hrom.)、17巻、第259-269 頁、1985年、に述べられてい
るように調製してもよい。N3はアキュレイト・ケミカル
・アンド・サイエンティフィック社、ウェストベリィ、
NY、から購入することもできる。
ずれの体液を使用してもよく、それらには血清、血漿、
唾液及び尿が含まれる。血清又は血漿が好ましい。本発
明における使用に適したN3は、コバタ(Kobata)、複合
炭水化物:メソッズ・イン・エンザイモロジィ(Method
s in Enzymology)、28巻、第262-271 頁(ギンズバーグ
(Ginsburg)編、アカデミック・プレス社、ニューヨー
ク、1972年);コバタ及びギンズバーグ(Kobata and G
insburg)、アーカイブス・オブ・バイオケミストリィ・
アンド・バイオフィジックス(Arch. Biochem. Biophy
s.)、150巻、第273-281 頁、1972年;デュアら(Dua et
al.) 、ジャーナル・オブ・クロマトグラフィー(J. C
hrom.)、17巻、第259-269 頁、1985年、に述べられてい
るように調製してもよい。N3はアキュレイト・ケミカル
・アンド・サイエンティフィック社、ウェストベリィ、
NY、から購入することもできる。
【0032】N3はそのまま本発明の方法に使用してもよ
いが、或いは先に触れたようにキャリアー蛋白又はポリ
ペプチドに共役させてもよい( N3-共役体)。適当なキ
ャリアー蛋白及びポリペプチドは周知である。それらは
以下を含むが、限定するものではない:ウシ血清アルブ
ミン(BSA) 、オバルブミン及びヒト血清アルブミン等の
アルブミン類;キーホールリンペットヘモシアニン等の
ヘモシアニン類;ウシチログロブリン;ウシ、ブタ及び
北洋魚の皮等のゼラチン;ウシ、ニワトリ及びヒト等の
ガンマグロブリン類;並びにポリ-L- リジン、ポリ-DL-
アラニン- ポリ-L- リジン等の種々の合成ポリペプチド
類。これらの蛋白類及びポリペプチド類にN3を共役させ
る方法は通常行われており、周知である。好ましい方法
には、還元的アミノ化;フェニルイソチオシアネート誘
導体類、p-アミノフェニル誘導体類、ヒドラジド誘導体
類、チオセミカルバジド誘導体類を用いた共役化;フェ
ネチルアミン誘導体類を用いたジアゾカップリング;及
びグルタルアルデヒド、カルボジイミド類(塩酸 1-(3-
ジメチルアミノプロピル)-3-エチルカルボジイミド
等)、N-N-カルボニルジイミダゾール、1-ヒドロキシベ
ンゾトリアゾールモノヒドレート、N-ヒドロキシスクシ
ニミド、N-トリフルオロアセチルイミダゾール又は臭化
シアンを用いた適当な修飾に続く共役化がある。
いが、或いは先に触れたようにキャリアー蛋白又はポリ
ペプチドに共役させてもよい( N3-共役体)。適当なキ
ャリアー蛋白及びポリペプチドは周知である。それらは
以下を含むが、限定するものではない:ウシ血清アルブ
ミン(BSA) 、オバルブミン及びヒト血清アルブミン等の
アルブミン類;キーホールリンペットヘモシアニン等の
ヘモシアニン類;ウシチログロブリン;ウシ、ブタ及び
北洋魚の皮等のゼラチン;ウシ、ニワトリ及びヒト等の
ガンマグロブリン類;並びにポリ-L- リジン、ポリ-DL-
アラニン- ポリ-L- リジン等の種々の合成ポリペプチド
類。これらの蛋白類及びポリペプチド類にN3を共役させ
る方法は通常行われており、周知である。好ましい方法
には、還元的アミノ化;フェニルイソチオシアネート誘
導体類、p-アミノフェニル誘導体類、ヒドラジド誘導体
類、チオセミカルバジド誘導体類を用いた共役化;フェ
ネチルアミン誘導体類を用いたジアゾカップリング;及
びグルタルアルデヒド、カルボジイミド類(塩酸 1-(3-
ジメチルアミノプロピル)-3-エチルカルボジイミド
等)、N-N-カルボニルジイミダゾール、1-ヒドロキシベ
ンゾトリアゾールモノヒドレート、N-ヒドロキシスクシ
ニミド、N-トリフルオロアセチルイミダゾール又は臭化
シアンを用いた適当な修飾に続く共役化がある。
【0033】固体相アッセイに用いるのに適した固体表
面には、ポリスチレン、ポリアクリルアミド、ポリメチ
ルメタクリレート、ポリカーボネート、ポリスルホン、
ポリアクリロニトリル、ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、デキストラン、ガラス、ナイロン、ポリビニルアル
コール、ゲル類、クレー、及びセルロース誘導体類が、
他のポリマー物質と同様に含まれる。N3、 N3-共役体、
二次抗体、又は抗N3抗体類と反応する他の試薬は、固体
相アッセイ用に該固体表面上に固定化してもよい。これ
らの物質は該固体表面上に共有結合又は非共有結合によ
って固定化してもよく、それらの接着をポリマー性固体
表面の一部をなすか、或いはそこに誘導された通常のカ
ップリング剤を用いることにより増強してもよい。これ
らのカップリング剤には、ジイミドエステル類、カルボ
ジイミド、過ヨウ素酸塩、アルキルハライド類、ジメチ
ルピメリミデート及びジマレイミド類が含まれる。ブレ
ア及びゴウス(Blair and Ghose)、ジャーナル・オブ・
イミュノロジカル・メソッズ(J. Immunol. Methods)、
49巻、第129 頁、1983年;ブレア及びゴウス(Blairand
Ghose)、キャンサー・リサーチ(Cancer Res.)、41
巻、第2700頁、1981年;ゴーテア(Gautheir)、ジャー
ナル・オブ・エクスペリメンタル・メディスン(J. Ex
p. Med.)、156 巻、第766 頁、1982年;ウォング,S.
S.(Wong,S.S.)、蛋白共役及び交差結合の化学、第1-
324 頁(CRC プレス、1991年)、を参照のこと。
面には、ポリスチレン、ポリアクリルアミド、ポリメチ
ルメタクリレート、ポリカーボネート、ポリスルホン、
ポリアクリロニトリル、ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、デキストラン、ガラス、ナイロン、ポリビニルアル
コール、ゲル類、クレー、及びセルロース誘導体類が、
他のポリマー物質と同様に含まれる。N3、 N3-共役体、
二次抗体、又は抗N3抗体類と反応する他の試薬は、固体
相アッセイ用に該固体表面上に固定化してもよい。これ
らの物質は該固体表面上に共有結合又は非共有結合によ
って固定化してもよく、それらの接着をポリマー性固体
表面の一部をなすか、或いはそこに誘導された通常のカ
ップリング剤を用いることにより増強してもよい。これ
らのカップリング剤には、ジイミドエステル類、カルボ
ジイミド、過ヨウ素酸塩、アルキルハライド類、ジメチ
ルピメリミデート及びジマレイミド類が含まれる。ブレ
ア及びゴウス(Blair and Ghose)、ジャーナル・オブ・
イミュノロジカル・メソッズ(J. Immunol. Methods)、
49巻、第129 頁、1983年;ブレア及びゴウス(Blairand
Ghose)、キャンサー・リサーチ(Cancer Res.)、41
巻、第2700頁、1981年;ゴーテア(Gautheir)、ジャー
ナル・オブ・エクスペリメンタル・メディスン(J. Ex
p. Med.)、156 巻、第766 頁、1982年;ウォング,S.
S.(Wong,S.S.)、蛋白共役及び交差結合の化学、第1-
324 頁(CRC プレス、1991年)、を参照のこと。
【0034】体液中のN3に対する抗体を計量するため
に、ラベルされたN3又は N3-共役体を用いてもよい。 N
3-共役体を用いる場合は、N3がラベルされていても、又
は蛋白或いはポリペプチドがラベルされていてもよい。
或いは、体液中のN3に対する抗体は、該体液が採取され
た哺乳動物の抗N3抗体に選択的に結合するラベルされた
二次抗体又はその断片を用いて定量してもよい。該二次
抗体は、抗血清、抗血清の精製分画(DE-52 分画又はア
フィニティ精製抗体等)、モノクローナル抗体、又は抗
原に結合できる抗体断片(Fab 、F(ab′)2、及び Fab′
断片)でもよい。抗体類の作製方法並びにそれらの精
製、分画、切断及びラベル化の方法は通常行われてお
り、周知である(ハーロウ,E.及びレーン,D.(Harlo
w,E. and Lane,D.)、抗体:実験マニュアル、第1-726
頁(コールド・スプリング・ハーバー研、1988年))。
又、多くの適当な二次抗体類が市販されている。
に、ラベルされたN3又は N3-共役体を用いてもよい。 N
3-共役体を用いる場合は、N3がラベルされていても、又
は蛋白或いはポリペプチドがラベルされていてもよい。
或いは、体液中のN3に対する抗体は、該体液が採取され
た哺乳動物の抗N3抗体に選択的に結合するラベルされた
二次抗体又はその断片を用いて定量してもよい。該二次
抗体は、抗血清、抗血清の精製分画(DE-52 分画又はア
フィニティ精製抗体等)、モノクローナル抗体、又は抗
原に結合できる抗体断片(Fab 、F(ab′)2、及び Fab′
断片)でもよい。抗体類の作製方法並びにそれらの精
製、分画、切断及びラベル化の方法は通常行われてお
り、周知である(ハーロウ,E.及びレーン,D.(Harlo
w,E. and Lane,D.)、抗体:実験マニュアル、第1-726
頁(コールド・スプリング・ハーバー研、1988年))。
又、多くの適当な二次抗体類が市販されている。
【0035】ラベルされた二次抗体の代わりに、抗N3抗
体に結合するラベルされた他のいずれの試薬を用いても
よい。そのような試薬にはプロテインA 及びプロテイン
G のようなバクテリア性免疫グロブリン結合蛋白が含ま
れる。ボイル(Boyle)、バクテリア性免疫グロブリン結
合蛋白、2巻:イムノテクノロジィの応用、第1-475頁
(アカデミック・プレス、1990年)、を参照のこと。
体に結合するラベルされた他のいずれの試薬を用いても
よい。そのような試薬にはプロテインA 及びプロテイン
G のようなバクテリア性免疫グロブリン結合蛋白が含ま
れる。ボイル(Boyle)、バクテリア性免疫グロブリン結
合蛋白、2巻:イムノテクノロジィの応用、第1-475頁
(アカデミック・プレス、1990年)、を参照のこと。
【0036】本発明において有用なラベル類及びそれら
を抗原に結合させる方法、抗体類並びにプロテインA 又
はプロテインG のような他のイムノアッセイ試薬類は当
技術分野において周知である。適当なラベルには、放射
性同位元素類、酵素類、化学発光ラベル類、生物発光ラ
ベル類及び蛍光ラベル類が含まれる。酵素ラベルされた
抗原、抗体及び他の試薬は、後に該酵素の基質にさらさ
れると、例えば分光測光法、蛍光測定法、化学発光測定
法又は電位差測定法等により検出可能な化学的部分を製
造するような様式で該基質と反応するであろう。検出可
能なラベルとして使用することができる酵素の例として
は、ホースラディッシュペルオキシダーゼ、ラクトペル
オキシダーゼ、ラクテートデヒドロゲナーゼ、リゾチー
ム、ルシフェラーゼ、ペニシリナーゼ、ホスホリパーゼ
C、マレイン酸デヒドロゲナーゼ、スタフィロコッカス
ヌクレアーゼ、デルタ-5- ステロイドイソメラーゼ、イ
ーストアルコールデヒドロゲナーゼ、アルファグリセロ
リン酸デヒドロゲナーゼ、トリオースリン酸イソメラー
ゼ、アルカリホスファターゼ、アスパラギナーゼ、グル
コースオキシダーゼ、αアミラーゼ、βアミラーゼ、グ
ルコアミラーゼ、ヘキソキナーセ、ベータガラクトシダ
ーゼ、βグルコシダーゼ、リボヌクレアーゼ、ウレアー
ゼ、カタラーゼ、グルコース-6- リン酸デヒドロゲナー
ゼ、ピルベートキナーゼ、カルボニックアンヒドラーゼ
及びアセチルコリンエステラーゼがある。
を抗原に結合させる方法、抗体類並びにプロテインA 又
はプロテインG のような他のイムノアッセイ試薬類は当
技術分野において周知である。適当なラベルには、放射
性同位元素類、酵素類、化学発光ラベル類、生物発光ラ
ベル類及び蛍光ラベル類が含まれる。酵素ラベルされた
抗原、抗体及び他の試薬は、後に該酵素の基質にさらさ
れると、例えば分光測光法、蛍光測定法、化学発光測定
法又は電位差測定法等により検出可能な化学的部分を製
造するような様式で該基質と反応するであろう。検出可
能なラベルとして使用することができる酵素の例として
は、ホースラディッシュペルオキシダーゼ、ラクトペル
オキシダーゼ、ラクテートデヒドロゲナーゼ、リゾチー
ム、ルシフェラーゼ、ペニシリナーゼ、ホスホリパーゼ
C、マレイン酸デヒドロゲナーゼ、スタフィロコッカス
ヌクレアーゼ、デルタ-5- ステロイドイソメラーゼ、イ
ーストアルコールデヒドロゲナーゼ、アルファグリセロ
リン酸デヒドロゲナーゼ、トリオースリン酸イソメラー
ゼ、アルカリホスファターゼ、アスパラギナーゼ、グル
コースオキシダーゼ、αアミラーゼ、βアミラーゼ、グ
ルコアミラーゼ、ヘキソキナーセ、ベータガラクトシダ
ーゼ、βグルコシダーゼ、リボヌクレアーゼ、ウレアー
ゼ、カタラーゼ、グルコース-6- リン酸デヒドロゲナー
ゼ、ピルベートキナーゼ、カルボニックアンヒドラーゼ
及びアセチルコリンエステラーゼがある。
【0037】或いは、該抗原、抗体又は他の試薬は放射
性同位元素でラベルされていてもよい。該放射性同位元
素の存在は後に、ガンマカウンター又はシンチレーショ
ンカウンターの使用等の方法により測定されるであろ
う。特に有用な同位元素は、3H、125I、32P 、35S 、14
C 、51Cr、36Cl、57Co、58Co、59Fe、75Se、111In 、99
m Tc、67Ga、及び90Y である。
性同位元素でラベルされていてもよい。該放射性同位元
素の存在は後に、ガンマカウンター又はシンチレーショ
ンカウンターの使用等の方法により測定されるであろ
う。特に有用な同位元素は、3H、125I、32P 、35S 、14
C 、51Cr、36Cl、57Co、58Co、59Fe、75Se、111In 、99
m Tc、67Ga、及び90Y である。
【0038】蛍光ラベルを付けた抗原、抗体及び他の試
薬も使用してよい。蛍光ラベルされた該分子が適当な波
長の光にさらされると、発生する蛍光によりその存在が
検出できる。最も重要な蛍光ラベル化合物としては、フ
ルオレセインイソチオシアネート、ローダミン、フィコ
エリスリン、フィコシアニン、アロフィコシアニン、o-
フタルデヒド、フルオロエスカミン、7-アミノ-4- メチ
ルクマリン-3酢酸、7-アミノ-4- メチルクマリン-3アセ
チルヒドラジド、及びスクシニミヂル7-アミノ-4- メチ
ルクマリン-3アセテートがある。
薬も使用してよい。蛍光ラベルされた該分子が適当な波
長の光にさらされると、発生する蛍光によりその存在が
検出できる。最も重要な蛍光ラベル化合物としては、フ
ルオレセインイソチオシアネート、ローダミン、フィコ
エリスリン、フィコシアニン、アロフィコシアニン、o-
フタルデヒド、フルオロエスカミン、7-アミノ-4- メチ
ルクマリン-3酢酸、7-アミノ-4- メチルクマリン-3アセ
チルヒドラジド、及びスクシニミヂル7-アミノ-4- メチ
ルクマリン-3アセテートがある。
【0039】Eu(ユーロピウム)及び他のランタニド類
等の蛍光放射性金属原子も使用することができる。これ
らは望ましい分子にDTPA又はEDTA等の金属キレート基に
よって結合されてもよい。該抗体、抗原又は他の試薬を
検出可能なようにラベルできる別の方法は、それを化学
発光化合物にカップリングさせることである。化学発光
標識の付いた分子の存在をその後、化学反応過程に起き
る発光の存在を検出することにより測定する。とくに有
用な化学発光ラベル化化合物の例には、ルミノール、イ
ソルミノール、芳香族アクリジニウムエステル、イミダ
ゾール、アクリジニウム塩、ペルオキシダーゼ(化学発
光増強用)及びオキザレートエステル類がある。
等の蛍光放射性金属原子も使用することができる。これ
らは望ましい分子にDTPA又はEDTA等の金属キレート基に
よって結合されてもよい。該抗体、抗原又は他の試薬を
検出可能なようにラベルできる別の方法は、それを化学
発光化合物にカップリングさせることである。化学発光
標識の付いた分子の存在をその後、化学反応過程に起き
る発光の存在を検出することにより測定する。とくに有
用な化学発光ラベル化化合物の例には、ルミノール、イ
ソルミノール、芳香族アクリジニウムエステル、イミダ
ゾール、アクリジニウム塩、ペルオキシダーゼ(化学発
光増強用)及びオキザレートエステル類がある。
【0040】同様に、生物発光化合物をラベルとして使
用してもよい。生物発光は、生物系で見出され該化学発
光反応の効率が触媒性蛋白により増加される特殊な型の
化学発光である。生物発光分子の存在は、発光の存在の
検出により測定されるであろう。ラベルする目的におい
て重要な生物発光化合物は、ルシフェリン、ルシフェラ
ーゼ、及びエクオリンである。
用してもよい。生物発光は、生物系で見出され該化学発
光反応の効率が触媒性蛋白により増加される特殊な型の
化学発光である。生物発光分子の存在は、発光の存在の
検出により測定されるであろう。ラベルする目的におい
て重要な生物発光化合物は、ルシフェリン、ルシフェラ
ーゼ、及びエクオリンである。
【0041】N3に対する抗体を定量するために、抗原
(すなわち、N3又は N3-共役体)、二次抗体、又はN3抗
体と反応性を持つ他の試薬をビオチニル化してもよい。
該ビオチニル化抗原、抗体又は試薬をその後、上に掲げ
たラベルのいずれかでラベルしたアビジン又はストレプ
トアビジンと反応させる。特に好ましいのは、酵素でラ
ベルしたアビジン又はストレプトアビジンである。ビオ
チニル化された試薬の製造法及び使用法は周知である。
(すなわち、N3又は N3-共役体)、二次抗体、又はN3抗
体と反応性を持つ他の試薬をビオチニル化してもよい。
該ビオチニル化抗原、抗体又は試薬をその後、上に掲げ
たラベルのいずれかでラベルしたアビジン又はストレプ
トアビジンと反応させる。特に好ましいのは、酵素でラ
ベルしたアビジン又はストレプトアビジンである。ビオ
チニル化された試薬の製造法及び使用法は周知である。
【0042】同様の手法で、該抗原、二次抗体又は他の
試薬を(ジニトロフェノール又はジゴキシンのような)
ハプテンでラベルすることもできる。ハプテンでラベル
した該分子をその後、該ハプテンに対する抗体と反応さ
せ、この抗ハプテン抗体は上に掲げたラベルのいずれか
でラベルされる。このいわゆる“ハプテンサンドウィッ
チ”処理は当技術分野において周知である。
試薬を(ジニトロフェノール又はジゴキシンのような)
ハプテンでラベルすることもできる。ハプテンでラベル
した該分子をその後、該ハプテンに対する抗体と反応さ
せ、この抗ハプテン抗体は上に掲げたラベルのいずれか
でラベルされる。このいわゆる“ハプテンサンドウィッ
チ”処理は当技術分野において周知である。
【0043】ラベルされた二次抗体、又は抗N3抗体と反
応性を持つ他のラベルされた試薬を、上述の周知のイム
ノアッセイ手法を用いての体液中の抗N3抗体の定量に使
用してもよい。例えば、 N3-共役体は微量滴定プレート
のウェルなどの固体表面に固定化してもよい。非結合 N
3-共役体を洗い落とした後、該固体表面上に固定化した
N3-共役体を、ヒト血清サンプル等の体液サンプルに接
触させ、該サンプル中のN3に対する抗体が固定化された
N3-共役体に結合することになる。非結合物質を洗い流
し、ヒト免疫グロブリンに対する酵素ラベルされた抗体
のような、ラベルされた二次抗体を加える。ラベルされ
た該二次抗体が該抗N3抗体に結合し、非結合のラベルさ
れた成分を洗い流した後に該抗N3抗体の定量に用いるこ
とができる。例えば、ヒト免疫グロブリンに対する酵素
ラベルされた二次抗体上に存在する酵素に対する基質を
加えると性質の変化、多くは蛍光の増加、が起こり、該
性質の変化が該抗N3抗体の定量に用いることができる。
該抗N3抗体に反応性を持つ他のラベルされた試薬(ラベ
ルされたプロテインA 又はプロテインG など)をラベル
された二次抗体の代わりに用いてもよい。
応性を持つ他のラベルされた試薬を、上述の周知のイム
ノアッセイ手法を用いての体液中の抗N3抗体の定量に使
用してもよい。例えば、 N3-共役体は微量滴定プレート
のウェルなどの固体表面に固定化してもよい。非結合 N
3-共役体を洗い落とした後、該固体表面上に固定化した
N3-共役体を、ヒト血清サンプル等の体液サンプルに接
触させ、該サンプル中のN3に対する抗体が固定化された
N3-共役体に結合することになる。非結合物質を洗い流
し、ヒト免疫グロブリンに対する酵素ラベルされた抗体
のような、ラベルされた二次抗体を加える。ラベルされ
た該二次抗体が該抗N3抗体に結合し、非結合のラベルさ
れた成分を洗い流した後に該抗N3抗体の定量に用いるこ
とができる。例えば、ヒト免疫グロブリンに対する酵素
ラベルされた二次抗体上に存在する酵素に対する基質を
加えると性質の変化、多くは蛍光の増加、が起こり、該
性質の変化が該抗N3抗体の定量に用いることができる。
該抗N3抗体に反応性を持つ他のラベルされた試薬(ラベ
ルされたプロテインA 又はプロテインG など)をラベル
された二次抗体の代わりに用いてもよい。
【0044】或いは、ラベルされていない二次抗体、又
は該抗N3抗体に反応性を持つ他のラベルされていない試
薬を固体表面上に固定化させ、その後体液サンプルに接
触させてもよい。該サンプル中のN3に対する抗体は(他
の抗体とともに)固定化された該二次抗体又は他の試薬
に結合するであろう。非結合物質を洗い流した後、ラベ
ルされたN3又は N3-共役体を加える。ラベルされた該N3
又は N3-共役体は抗N3抗体に結合し、該抗N3抗体の定量
に用いることができる。適当な二次抗体及びそのような
アッセイにおいて有用な抗N3抗体と反応性を持つ他の試
薬には先に述べたものが含まれるが、ラベルされていな
い形態をとる。
は該抗N3抗体に反応性を持つ他のラベルされていない試
薬を固体表面上に固定化させ、その後体液サンプルに接
触させてもよい。該サンプル中のN3に対する抗体は(他
の抗体とともに)固定化された該二次抗体又は他の試薬
に結合するであろう。非結合物質を洗い流した後、ラベ
ルされたN3又は N3-共役体を加える。ラベルされた該N3
又は N3-共役体は抗N3抗体に結合し、該抗N3抗体の定量
に用いることができる。適当な二次抗体及びそのような
アッセイにおいて有用な抗N3抗体と反応性を持つ他の試
薬には先に述べたものが含まれるが、ラベルされていな
い形態をとる。
【0045】本発明の方法の最終段階は、癌があるかも
しれない哺乳動物の体液中で測定されたN3に対する抗体
量が、癌のない同種の哺乳動物から採取した同じタイプ
の体液中に標準的に存在するN3に対する抗体の量よりも
高いかどうかを判定することを必要とする。この段階は
周知且つ通常の統計的方法を用いて行うことができ、コ
ンピューターを用いて行えば最も都合がよい。
しれない哺乳動物の体液中で測定されたN3に対する抗体
量が、癌のない同種の哺乳動物から採取した同じタイプ
の体液中に標準的に存在するN3に対する抗体の量よりも
高いかどうかを判定することを必要とする。この段階は
周知且つ通常の統計的方法を用いて行うことができ、コ
ンピューターを用いて行えば最も都合がよい。
【0046】N3に対する抗体を定量するための試験キッ
トも本発明の一部をなす。一つの態様においては、該キ
ットはラベルされたN3の入った容器を含む。別の態様に
おいては、該キットはN3- 共役体の入った容器を含む。
該N3- 共役体はラベルされていてもされていなくてもよ
い。第三の態様においては、該キットはN3の入った容器
及び、二次抗体又は、抗N3抗体に反応する他の試薬の入
った容器を含む。この第三の態様において、該N3はラベ
ルされていてもされていなくてもよく、蛋白又はポリペ
プチドに共役されていてもよく、該二次抗体又は他の試
薬はラベルされていてもされていなくてもよい。
トも本発明の一部をなす。一つの態様においては、該キ
ットはラベルされたN3の入った容器を含む。別の態様に
おいては、該キットはN3- 共役体の入った容器を含む。
該N3- 共役体はラベルされていてもされていなくてもよ
い。第三の態様においては、該キットはN3の入った容器
及び、二次抗体又は、抗N3抗体に反応する他の試薬の入
った容器を含む。この第三の態様において、該N3はラベ
ルされていてもされていなくてもよく、蛋白又はポリペ
プチドに共役されていてもよく、該二次抗体又は他の試
薬はラベルされていてもされていなくてもよい。
【0047】適当な容器には、ボトル類、バイアル類、
チューブ類及び微量滴定プレート類が含まれる。該N3又
は N3-共役体は溶液になっていてもよく、凍結乾燥され
ていてもよく、或いは固体表面上に固定化されていても
よい。該固体表面は上述のタイプのものであり、該N3又
は N3-共役体は上述のように固定化される。従って、該
容器はN3の溶液の入ったボトルでもよく、凍結乾燥され
たN3の入ったバイアルでもよく、或いはウェルが N3-共
役体でコーティングされた微量滴定プレートでもよい。
チューブ類及び微量滴定プレート類が含まれる。該N3又
は N3-共役体は溶液になっていてもよく、凍結乾燥され
ていてもよく、或いは固体表面上に固定化されていても
よい。該固体表面は上述のタイプのものであり、該N3又
は N3-共役体は上述のように固定化される。従って、該
容器はN3の溶液の入ったボトルでもよく、凍結乾燥され
たN3の入ったバイアルでもよく、或いはウェルが N3-共
役体でコーティングされた微量滴定プレートでもよい。
【0048】該二次抗体又は他の試薬は溶液になってい
てもよく、凍結乾燥されていてもよく、或いは固体表面
上に固定化されていてもよい。該固体表面は上述のタイ
プのものであり、該二次抗体又は他の試薬は上述のよう
に固定化される。従って、該容器は二次抗体又は他の試
薬の溶液の入ったボトルでもよく、凍結乾燥された二次
抗体又は他の試薬の入ったバイアルでもよく、或いはウ
ェルが二次抗体又は他の試薬でコーティングされた微量
滴定プレートでもよい。
てもよく、凍結乾燥されていてもよく、或いは固体表面
上に固定化されていてもよい。該固体表面は上述のタイ
プのものであり、該二次抗体又は他の試薬は上述のよう
に固定化される。従って、該容器は二次抗体又は他の試
薬の溶液の入ったボトルでもよく、凍結乾燥された二次
抗体又は他の試薬の入ったバイアルでもよく、或いはウ
ェルが二次抗体又は他の試薬でコーティングされた微量
滴定プレートでもよい。
【0049】先に示したように、該N3、 N3-共役体、二
次抗体又は抗N3抗体と反応性を持つ他の試薬は、それが
体液中の抗N3抗体を定量するために用いる予定であるな
らばラベルされていてもよい。適当なラベル類は上に掲
げたものである。さらに該キットは他に、当技術分野に
おいて周知であり、商業上及びユーザーの視点から見て
望ましい、バッファー、希釈剤、標準品、対照血清等の
物質を含んでもよい。該キットは又、該イムノアッセイ
を行うために有用な空の容器を含んでもよい。 実施例1 胃腸癌患者の血清中のN3に対する抗体のアッセイ A.スクリーニングする抗原の調製 N3は、コバタ(Kobata)、複合炭水化物:メソッズ・イ
ン・エンザイモロジィ(Methods in Enzymology)、28
巻、第262-271 頁(ギンズバーグ(Ginsburg)編、アカ
デミック・プレス社、ニューヨーク、1972年);コバタ
及びギンズバーグ(Kobata and Ginsburg)、アーカイブ
ス・オブ・バイオケミストリィ・アンド・バイオフィジ
ックス(Arch. Biochem. Biophys.)、 150巻、第273-28
1 頁、1972年、に述べられているように、ルイス血液型
Le(a+b-) の個体のヒトの母乳からゲル濾過及びペーパ
ークロマトグラフィーによって単離された。単離された
炭水化物の構造を、ハコモリ(Hakomori)、J.Biochem.
(ジャーナル・オブ・バイオケミストリィ)、55巻、第
205-208 頁、1964年、に述べられているように調製した
ペル-o- メチル化誘導体のガスクロマトグラフィー及び
質量分析により決定し、該ガスクロマトグラフィー及び
質量分析の結果は単離された該炭水化物が上記の式Iの
N3異性体であることを示唆した。単離された該N3オリゴ
サッカライド上にLea 構造が存在することは、米国血液
銀行協会技術マニュアル、第392-393 頁(米国血液銀行
協会、第8版、1981年)に述べられているように行った
血球凝集阻害アッセイにより証明された。Lex 構造の存
在も以下で述べるように証明された。
次抗体又は抗N3抗体と反応性を持つ他の試薬は、それが
体液中の抗N3抗体を定量するために用いる予定であるな
らばラベルされていてもよい。適当なラベル類は上に掲
げたものである。さらに該キットは他に、当技術分野に
おいて周知であり、商業上及びユーザーの視点から見て
望ましい、バッファー、希釈剤、標準品、対照血清等の
物質を含んでもよい。該キットは又、該イムノアッセイ
を行うために有用な空の容器を含んでもよい。 実施例1 胃腸癌患者の血清中のN3に対する抗体のアッセイ A.スクリーニングする抗原の調製 N3は、コバタ(Kobata)、複合炭水化物:メソッズ・イ
ン・エンザイモロジィ(Methods in Enzymology)、28
巻、第262-271 頁(ギンズバーグ(Ginsburg)編、アカ
デミック・プレス社、ニューヨーク、1972年);コバタ
及びギンズバーグ(Kobata and Ginsburg)、アーカイブ
ス・オブ・バイオケミストリィ・アンド・バイオフィジ
ックス(Arch. Biochem. Biophys.)、 150巻、第273-28
1 頁、1972年、に述べられているように、ルイス血液型
Le(a+b-) の個体のヒトの母乳からゲル濾過及びペーパ
ークロマトグラフィーによって単離された。単離された
炭水化物の構造を、ハコモリ(Hakomori)、J.Biochem.
(ジャーナル・オブ・バイオケミストリィ)、55巻、第
205-208 頁、1964年、に述べられているように調製した
ペル-o- メチル化誘導体のガスクロマトグラフィー及び
質量分析により決定し、該ガスクロマトグラフィー及び
質量分析の結果は単離された該炭水化物が上記の式Iの
N3異性体であることを示唆した。単離された該N3オリゴ
サッカライド上にLea 構造が存在することは、米国血液
銀行協会技術マニュアル、第392-393 頁(米国血液銀行
協会、第8版、1981年)に述べられているように行った
血球凝集阻害アッセイにより証明された。Lex 構造の存
在も以下で述べるように証明された。
【0050】単離された該N3を、グレイ(Gray)、複合
炭水化物:メソッズ・イン・エンザイモロジィ(Method
s in Enzymology)、L 巻、第155-160 頁(ギンズバーグ
(Ginsburg)編、アカデミック・プレス社、ニューヨー
ク、1978年、に述べられている方法に従って、ソヂウム
シアノボロヒドリドを用いた還元的アミノ化によりウシ
血清アルブミン(BSA) にカップリングさせた。簡潔に言
うと、6.8mg( 0.1μモル)のウシ血清アルブミン(BSA、
シグマケミカル社、セントルイス、MO、製造番号 A703
0)、10mg(7.3 μモル)の精製N3オリゴサッカライ
ド、及び10mg(0.159mモル)のソヂウムシアノボロヒド
リド(シグマケミカル社、セントルイス、MO)を2mlの
滅菌 0.2M リン酸カリウムバッファー、pH 7.8、に溶解
し、該反応混合液を 0.2μm のゲルマンサイエンシスア
クロディスクフィルター(バクスターサイエンティフィ
ックプロダクツ、マックゴーパーク、IL)で濾過滅菌し
て、滅菌ガラス製スクリュートップ培養チューブ中に入
れた。該還元的アミノ化反応を37℃のインキュベーショ
ンにより6週間行わせ、その後、該反応混合液を 0.1M
リン酸カリウムバッファー、pH 7.0、で希釈し、バイオ
−ゲル P-2(バイオラッド、リッチモンド、Ca.)に通し
た。該 N3-共役体を含むボイド分画を蒸留水に対して完
全に透析し、続いて凍結乾燥した。N3-BSA上のLex 抗原
の存在は、直接結合型酵素連結性蛍光アッセイ(ELFA)に
おける反応によって証明されたが、該アッセイは、体液
の代わりにLex に対するモノクローナル抗体(モノクロ
ーナル抗体PM81、ヒドリテク社、サンディエゴ、Ca. 、
より購入。カタログNo.0192 )を用い、ラベルされた二
次抗体としてビオチニル−ウマ抗マウスIgG (重鎖及び
軽鎖)(ベクターラボラトリーズ)を用いることを除け
ば、以下のパートB に述べたのと同様の方法で行った。
炭水化物:メソッズ・イン・エンザイモロジィ(Method
s in Enzymology)、L 巻、第155-160 頁(ギンズバーグ
(Ginsburg)編、アカデミック・プレス社、ニューヨー
ク、1978年、に述べられている方法に従って、ソヂウム
シアノボロヒドリドを用いた還元的アミノ化によりウシ
血清アルブミン(BSA) にカップリングさせた。簡潔に言
うと、6.8mg( 0.1μモル)のウシ血清アルブミン(BSA、
シグマケミカル社、セントルイス、MO、製造番号 A703
0)、10mg(7.3 μモル)の精製N3オリゴサッカライ
ド、及び10mg(0.159mモル)のソヂウムシアノボロヒド
リド(シグマケミカル社、セントルイス、MO)を2mlの
滅菌 0.2M リン酸カリウムバッファー、pH 7.8、に溶解
し、該反応混合液を 0.2μm のゲルマンサイエンシスア
クロディスクフィルター(バクスターサイエンティフィ
ックプロダクツ、マックゴーパーク、IL)で濾過滅菌し
て、滅菌ガラス製スクリュートップ培養チューブ中に入
れた。該還元的アミノ化反応を37℃のインキュベーショ
ンにより6週間行わせ、その後、該反応混合液を 0.1M
リン酸カリウムバッファー、pH 7.0、で希釈し、バイオ
−ゲル P-2(バイオラッド、リッチモンド、Ca.)に通し
た。該 N3-共役体を含むボイド分画を蒸留水に対して完
全に透析し、続いて凍結乾燥した。N3-BSA上のLex 抗原
の存在は、直接結合型酵素連結性蛍光アッセイ(ELFA)に
おける反応によって証明されたが、該アッセイは、体液
の代わりにLex に対するモノクローナル抗体(モノクロ
ーナル抗体PM81、ヒドリテク社、サンディエゴ、Ca. 、
より購入。カタログNo.0192 )を用い、ラベルされた二
次抗体としてビオチニル−ウマ抗マウスIgG (重鎖及び
軽鎖)(ベクターラボラトリーズ)を用いることを除け
ば、以下のパートB に述べたのと同様の方法で行った。
【0051】B.直接結合型酵素連結性蛍光アッセイ ヒト血清中のN3に対する抗体をアッセイするために、一
定量(100 μl)のN3-BSAをマイクロフルア"B" ブラック
ポリスチレン微量滴定プレート(ダイナテックラボラト
リーズ、アレキサンドリア、VA、USA 、より購入 )のウ
ェルに加え、37℃で3時間、その後該ウェルを覆うよう
に加湿チャンバー中で4℃で一晩インキュベートした。
N3-BSAを 0.1M NaHCO3(pH 9.8)中に 1.0μg 蛋白/ml
の濃度になるように加えた。非結合N3-BSAを吸引除去
し、該ウェルを1% BSA(シグマケミカル社、セントル
イス、MO、製造番号 A7030)を含むリン酸緩衝食塩水
(0.15M NaCl を含む 0.01 M リン酸ナトリウムバッフ
ァー、pH7.3 、で充填し、37℃で2時間インキュベート
することにより、残存するポリスチレン蛋白結合部位を
ブロックした。該ウェルを吸引した後、PBSA〔0.15 M N
aCl 、1% BSA(シグマケミカル社、セントルイス、M
O、製造番号 A4503)、0.1 %トゥィーン20、及び0.02
% NaN3 を含む 0.01 M リン酸ナトリウムバッファー、
pH 7.3〕中に予め連続的に希釈した血清を 100μl ずつ
ウェルに加え、加湿チャンバー中で4℃で一晩インキュ
ベートした。
定量(100 μl)のN3-BSAをマイクロフルア"B" ブラック
ポリスチレン微量滴定プレート(ダイナテックラボラト
リーズ、アレキサンドリア、VA、USA 、より購入 )のウ
ェルに加え、37℃で3時間、その後該ウェルを覆うよう
に加湿チャンバー中で4℃で一晩インキュベートした。
N3-BSAを 0.1M NaHCO3(pH 9.8)中に 1.0μg 蛋白/ml
の濃度になるように加えた。非結合N3-BSAを吸引除去
し、該ウェルを1% BSA(シグマケミカル社、セントル
イス、MO、製造番号 A7030)を含むリン酸緩衝食塩水
(0.15M NaCl を含む 0.01 M リン酸ナトリウムバッフ
ァー、pH7.3 、で充填し、37℃で2時間インキュベート
することにより、残存するポリスチレン蛋白結合部位を
ブロックした。該ウェルを吸引した後、PBSA〔0.15 M N
aCl 、1% BSA(シグマケミカル社、セントルイス、M
O、製造番号 A4503)、0.1 %トゥィーン20、及び0.02
% NaN3 を含む 0.01 M リン酸ナトリウムバッファー、
pH 7.3〕中に予め連続的に希釈した血清を 100μl ずつ
ウェルに加え、加湿チャンバー中で4℃で一晩インキュ
ベートした。
【0052】試験した血清は正常人の15血清及び、胃腸
(GI)癌のヒト患者から癌手術の当日採取した31血清であ
った。癌性血清のうち、15個はステージB の癌患者か
ら、12個はステージC の癌患者から、さらに4個はステ
ージD の癌患者からのものであった。癌のステージはデ
ュークス(Dukes)、ジャーナル・オブ・パソロジカル・
バクテリオロジィ(J. Pathol. Bacteriol.)、50巻、第
527 頁、1940年、に述べられているように決定した。
(GI)癌のヒト患者から癌手術の当日採取した31血清であ
った。癌性血清のうち、15個はステージB の癌患者か
ら、12個はステージC の癌患者から、さらに4個はステ
ージD の癌患者からのものであった。癌のステージはデ
ュークス(Dukes)、ジャーナル・オブ・パソロジカル・
バクテリオロジィ(J. Pathol. Bacteriol.)、50巻、第
527 頁、1940年、に述べられているように決定した。
【0053】次に、該微量滴定ウェルをPBSAをウェルに
充填した後、加えた液体を吸引することを繰り返すこと
により5回洗浄した。PBSAで1:2000に希釈したビオチン
ラベル化ヤギ抗ヒトIgG (重鎖及び軽鎖)(ベクターラ
ボラトリーズ、バーリンゲイム、CA)を該ウェルに加え
(100μl/ウェル)、37℃で2時間インキュベートさせ
た。上記のようにPBSAで5回洗浄した後、PBSAで1:2000
に希釈したストレプトアビジン- β- ガラクトシダーゼ
(ベテスダリサーチラボラトリーズ、ガイタースバー
グ、MD)を 100μl ずつ各ウェルに加え、該プレートを
37℃で 1.5時間インキュベートした。
充填した後、加えた液体を吸引することを繰り返すこと
により5回洗浄した。PBSAで1:2000に希釈したビオチン
ラベル化ヤギ抗ヒトIgG (重鎖及び軽鎖)(ベクターラ
ボラトリーズ、バーリンゲイム、CA)を該ウェルに加え
(100μl/ウェル)、37℃で2時間インキュベートさせ
た。上記のようにPBSAで5回洗浄した後、PBSAで1:2000
に希釈したストレプトアビジン- β- ガラクトシダーゼ
(ベテスダリサーチラボラトリーズ、ガイタースバー
グ、MD)を 100μl ずつ各ウェルに加え、該プレートを
37℃で 1.5時間インキュベートした。
【0054】最終的に上記のようにPBSAで5回洗浄した
後、PBS(pH 7.5) 中 0.1mg/ml 4-メチルアンベリフェリ
ル- β-D- ガラクトピラノシド基質を 100μl ずつ各ウ
ェルに加えた。約45-60 分間インキュベートした後、メ
チルアンベリフェロン蛍光を365 nmの励起波長及び450
nmの発光波長を用いて、相対的蛍光単位(RFU)でマイク
ロフルアリーダー(ダイナテックラボラトリーズ)で測
定した。測定記録はコンピューターでデータ整理及び曲
線あてはめが行えるようにフロッピーディスクに収集し
た。
後、PBS(pH 7.5) 中 0.1mg/ml 4-メチルアンベリフェリ
ル- β-D- ガラクトピラノシド基質を 100μl ずつ各ウ
ェルに加えた。約45-60 分間インキュベートした後、メ
チルアンベリフェロン蛍光を365 nmの励起波長及び450
nmの発光波長を用いて、相対的蛍光単位(RFU)でマイク
ロフルアリーダー(ダイナテックラボラトリーズ)で測
定した。測定記録はコンピューターでデータ整理及び曲
線あてはめが行えるようにフロッピーディスクに収集し
た。
【0055】対照ウェルは、以下の違いを除いて上記と
同様の様式で処理した:N3-BSAのみを欠く対照ウェル
(“対照:マイナス抗原”);癌血清又は正常血清のみ
を欠く対照ウェル(“対照:マイナス一次抗体”);ブ
ロッキング処理のみを行い、基質のみを加えた対照ウェ
ル(“基質ブランク”)。“対照:マイナス抗原”及び
“対照:マイナス一次抗体”は、抗体及びラベル用試薬
の非特異的結合に対して測定値を補正するのに用い、
“基質ブランク”は非酵素的基質加水分解に対して補正
した。
同様の様式で処理した:N3-BSAのみを欠く対照ウェル
(“対照:マイナス抗原”);癌血清又は正常血清のみ
を欠く対照ウェル(“対照:マイナス一次抗体”);ブ
ロッキング処理のみを行い、基質のみを加えた対照ウェ
ル(“基質ブランク”)。“対照:マイナス抗原”及び
“対照:マイナス一次抗体”は、抗体及びラベル用試薬
の非特異的結合に対して測定値を補正するのに用い、
“基質ブランク”は非酵素的基質加水分解に対して補正
した。
【0056】 C. 抗体力価の算出及び得られた力価の統計的比較 予めフロッピーディスクにセーブした滴定データを最初
に、デュプリケートの測定値を平均化してバックグラウ
ンドに対して補正させるスプレッドシート(ロータス 1
-2-3、ロータス・ディベロップメント・コーポレイショ
ン、ケンブリッジ、MA、USA)にインポートした。バック
グラウンドは対応するデュプリケートの“対照:マイナ
ス抗原”の平均値から成った。
に、デュプリケートの測定値を平均化してバックグラウ
ンドに対して補正させるスプレッドシート(ロータス 1
-2-3、ロータス・ディベロップメント・コーポレイショ
ン、ケンブリッジ、MA、USA)にインポートした。バック
グラウンドは対応するデュプリケートの“対照:マイナ
ス抗原”の平均値から成った。
【0057】バックグラウンドに対して補正した後、該
データをタイターカルクプログラム(ヒューレット・パ
ッカード、サンタクララ、CA、USA)にインポートし、マ
ークワート−リーヴェンバーグの非線型回帰アルゴリズ
ムを用いて4パラメーターロジスティックモデルについ
て行った。このプログラムからの典型的結果を図1に示
す。
データをタイターカルクプログラム(ヒューレット・パ
ッカード、サンタクララ、CA、USA)にインポートし、マ
ークワート−リーヴェンバーグの非線型回帰アルゴリズ
ムを用いて4パラメーターロジスティックモデルについ
て行った。このプログラムからの典型的結果を図1に示
す。
【0058】得られたS字状滴定曲線の中点値をN3-BSA
に対して反応性を持つ抗体量の尺度(すなわち、抗体力
価)として用いた。胃腸癌血清及び正常血清に対して得
られた中点値を有意性に対するフィッシャーの"t" 検定
を用いて統計的に比較し、p値を適当な数の自由度に対
して得た。正常血清並びにステージ B、ステージ C及び
ステージ Dの癌血清に対する中点値を、図2に示した点
図表にプロットした。対応する"t" 検定計算値を以下の
表1に示す。 表1:N3-BSAに対して反応性を持つ胃腸癌血清における統計表 全体 癌:ステージ B 癌:ステージ C 癌:ステージ D 正常 調査数 31 15 12 4 15 平均 R^2 - 0.9195- 平均中点 -- 155 425 110 24 (力価) T値 -- 4.96 1.44 4.33 p値 -- p<0.001 0.10<p<0.20 p<0.01 表1及び図2に示したように、N3に対する抗体力価は正
常血清よりも胃腸癌血清においてのほうが高かった。
又、N3に対する抗体の濃度は初期の癌ステージで最も高
かった。
に対して反応性を持つ抗体量の尺度(すなわち、抗体力
価)として用いた。胃腸癌血清及び正常血清に対して得
られた中点値を有意性に対するフィッシャーの"t" 検定
を用いて統計的に比較し、p値を適当な数の自由度に対
して得た。正常血清並びにステージ B、ステージ C及び
ステージ Dの癌血清に対する中点値を、図2に示した点
図表にプロットした。対応する"t" 検定計算値を以下の
表1に示す。 表1:N3-BSAに対して反応性を持つ胃腸癌血清における統計表 全体 癌:ステージ B 癌:ステージ C 癌:ステージ D 正常 調査数 31 15 12 4 15 平均 R^2 - 0.9195- 平均中点 -- 155 425 110 24 (力価) T値 -- 4.96 1.44 4.33 p値 -- p<0.001 0.10<p<0.20 p<0.01 表1及び図2に示したように、N3に対する抗体力価は正
常血清よりも胃腸癌血清においてのほうが高かった。
又、N3に対する抗体の濃度は初期の癌ステージで最も高
かった。
【0059】1:80のカットオフ力価を用いると、図2は
15個の正常血清のうち14個(93%)がこの力価より低
く、一方15個のステージ Bの癌腫血清のうち13個(87
%)、12個のステージ Cのうち7個(58%)及び4個の
ステージ Dのうち3個(75%)がこの希釈度よりも高い
力価を有した。正常血清の抗体濃度とステージ B又は D
の癌血清の抗体濃度の間の違いは有意度が高かった(表
1参照)。ステージ Cの血清うち1個が非常に高い力価
(3846)を示し、これがステージ Cのデータの高い平均値
及び大きな標準偏差をもたらした。この1力価を計算か
ら外せば、ステージCの平均力価は 114(ステージ B及
び Dの血清の平均値と同等)になるであろう。又、 114
というステージ Cの平均力価は正常血清の平均力価と有
意に異なるであろう(p<0.01)。
15個の正常血清のうち14個(93%)がこの力価より低
く、一方15個のステージ Bの癌腫血清のうち13個(87
%)、12個のステージ Cのうち7個(58%)及び4個の
ステージ Dのうち3個(75%)がこの希釈度よりも高い
力価を有した。正常血清の抗体濃度とステージ B又は D
の癌血清の抗体濃度の間の違いは有意度が高かった(表
1参照)。ステージ Cの血清うち1個が非常に高い力価
(3846)を示し、これがステージ Cのデータの高い平均値
及び大きな標準偏差をもたらした。この1力価を計算か
ら外せば、ステージCの平均力価は 114(ステージ B及
び Dの血清の平均値と同等)になるであろう。又、 114
というステージ Cの平均力価は正常血清の平均力価と有
意に異なるであろう(p<0.01)。
【0060】図2のデータは同様に 1:100、1:80及び1:
50のカットオフ力価より上及び下の力価についてカイ二
乗分析により評価した。使用したカットオフ力価の全例
において、該カイ二乗分析から正常血清及びステージ
B、ステージ C又はステージ Dの血清の間に高い有意差
が示された(p<0.005 )。CEA 抗原の濃度も CEAに対
するタンデムE 試験(ハイブリテック、サンディエゴ、
CA)を製造元の説明書に従って使用し、数名の該癌患者
について測定した。この試験の結果も図2に示す。3ユ
ニット/ml のカットオフ値を用いると、5個のステージ
Bの癌血清のうち3個(60%)、10個のステージ Cのう
ち4 個(40%)及び4個のステージ Dのうち2個(50
%)で CEAの濃度が上昇していた。
50のカットオフ力価より上及び下の力価についてカイ二
乗分析により評価した。使用したカットオフ力価の全例
において、該カイ二乗分析から正常血清及びステージ
B、ステージ C又はステージ Dの血清の間に高い有意差
が示された(p<0.005 )。CEA 抗原の濃度も CEAに対
するタンデムE 試験(ハイブリテック、サンディエゴ、
CA)を製造元の説明書に従って使用し、数名の該癌患者
について測定した。この試験の結果も図2に示す。3ユ
ニット/ml のカットオフ値を用いると、5個のステージ
Bの癌血清のうち3個(60%)、10個のステージ Cのう
ち4 個(40%)及び4個のステージ Dのうち2個(50
%)で CEAの濃度が上昇していた。
【0061】図2及び表2に示したように、癌の全ステ
ージにおいて CEA抗原の濃度上昇を示した患者のほうが
N3に対する抗体の濃度上昇を示した患者よりも遙かに低
率であった。従って、 CEA抗原の濃度よりもむしろN3に
対する抗体を測定することにより、遙かに多数の癌患者
が検出される(表2参照)。特に、より多数のステージ
Bの癌患者が検出されていることはN3に対する抗体の測
定が実質的な数の患者において CEA抗原の測定よりも早
期に癌を検出することを示している。 表2 1:80よりも大きな抗N3力価を 3ユニット/ml よりも多いCEA を癌ステージ 有する患者の比率 有する患者の比率 B 87% 60% C 58% 40% D 75% 50%
ージにおいて CEA抗原の濃度上昇を示した患者のほうが
N3に対する抗体の濃度上昇を示した患者よりも遙かに低
率であった。従って、 CEA抗原の濃度よりもむしろN3に
対する抗体を測定することにより、遙かに多数の癌患者
が検出される(表2参照)。特に、より多数のステージ
Bの癌患者が検出されていることはN3に対する抗体の測
定が実質的な数の患者において CEA抗原の測定よりも早
期に癌を検出することを示している。 表2 1:80よりも大きな抗N3力価を 3ユニット/ml よりも多いCEA を癌ステージ 有する患者の比率 有する患者の比率 B 87% 60% C 58% 40% D 75% 50%
【図1】正常人及び胃腸癌の患者から採取した血清中の
N3に対する抗体の滴定により得られたデータの非線型回
帰を行うために用いた、タイターカルクプログラムの結
果を表す典型的グラフである。
N3に対する抗体の滴定により得られたデータの非線型回
帰を行うために用いた、タイターカルクプログラムの結
果を表す典型的グラフである。
【図2】胃腸癌のステージ対、抗N3抗体力価及び癌胎児
抗原(CEA)ユニットのグラフである。
抗原(CEA)ユニットのグラフである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ライマン イー ディヴィス アメリカ合衆国 イリノイ州 60626 シ カゴチェイス 1533
Claims (21)
- 【請求項1】 哺乳動物における癌を検出する方法であ
って: (a) 哺乳動物から採取した体液をN3に接触させること; (b) 該体液中のN3に対する抗体の量を測定すること;及
び (c) 処理(b) で測定された抗体量が、癌のない同種の哺
乳動物から採取した同じタイプの体液中に標準的に存在
するN3に対する抗体の量よりも高いかどうかを判定する
こと、を含む方法。 - 【請求項2】 該体液が血清又は血漿である、請求項1
記載の方法。 - 【請求項3】 該哺乳動物がヒトである、請求項1記載
の方法。 - 【請求項4】 該哺乳動物中に存在する癌が進行の初期
ステージにある、請求項1記載の方法。 - 【請求項5】 該N3が蛋白又はポリペプチドと共役され
ている、請求項1記載の方法。 - 【請求項6】 該 N3-共役体が固体表面上に固定化され
ている、請求項5記載の方法。 - 【請求項7】 該 N3-共役体が N3-ウシ血清アルブミン
である、請求項5記載の方法。 - 【請求項8】 該 N3-ウシ血清アルブミンが固体表面上
に固定化されている、請求項7記載の方法。 - 【請求項9】 該抗体量を直接結合型酵素連結性蛍光ア
ッセイを用いて測定する、請求項1記載の方法。 - 【請求項10】 該体液がヒト血清であり、該抗原が N3-
ウシ血清アルブミンである、請求項9記載の方法。 - 【請求項11】 該ヒト中に存在する癌が進行の初期ステ
ージにある、請求項10記載の方法。 - 【請求項12】 ラベルされたN3の入った容器を含む、哺
乳動物における癌を検出するためのキット。 - 【請求項13】 蛋白又はポリペプチドと共役されている
N3の入った容器を含む、哺乳動物における癌を検出する
ためのキット。 - 【請求項14】 該 N3-共役体がラベルされている、請求
項13記載のキット。 - 【請求項15】 N3の入った容器及び、抗N3抗体に結合す
る二次抗体又は他の試薬の入った容器を含む、哺乳動物
における癌を検出するためのキット。 - 【請求項16】 該二次抗体又は他の試薬がラベルされて
いる、請求項15記載のキット。 - 【請求項17】 ラベルされた二次抗体の入った容器を含
み、該二次抗体がヒト免疫グロブリンに対して特異的で
ある、請求項16記載のキット。 - 【請求項18】 ラベルされた二次抗体の入った容器を含
み、該二次抗体上のラベルがビオチンである、請求項16
記載のキット。 - 【請求項19】 該N3がラベルされている、請求項15記載
のキット。 - 【請求項20】 該N3が蛋白又はポリペプチドと共役され
ている、請求項15記載のキット。 - 【請求項21】 該 N3-共役体がラベルされている、請求
項20記載のキット。
Applications Claiming Priority (2)
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|---|---|---|---|
| US07/939,830 US5376531A (en) | 1992-09-03 | 1992-09-03 | Method of detecting cancer |
| US07/939830 | 1992-09-03 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06118085A true JPH06118085A (ja) | 1994-04-28 |
Family
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Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4293052A Pending JPH06118085A (ja) | 1992-09-03 | 1992-10-30 | 癌検出法 |
Country Status (2)
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| JP (1) | JPH06118085A (ja) |
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1992
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- 1992-10-30 JP JP4293052A patent/JPH06118085A/ja active Pending
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