JPH11223705A - 光学レンズ着色システム - Google Patents
光学レンズ着色システムInfo
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- JPH11223705A JPH11223705A JP10024201A JP2420198A JPH11223705A JP H11223705 A JPH11223705 A JP H11223705A JP 10024201 A JP10024201 A JP 10024201A JP 2420198 A JP2420198 A JP 2420198A JP H11223705 A JPH11223705 A JP H11223705A
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-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02C—SPECTACLES; SUNGLASSES OR GOGGLES INSOFAR AS THEY HAVE THE SAME FEATURES AS SPECTACLES; CONTACT LENSES
- G02C7/00—Optical parts
- G02C7/02—Lenses; Lens systems ; Methods of designing lenses
- G02C7/021—Lenses; Lens systems ; Methods of designing lenses with pattern for identification or with cosmetic or therapeutic effects
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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- B29D—PRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 精細な階調着色が施された光学レンズを効率
よく作製することは困難である。 【解決手段】 光学レンズを保持するための光学レンズ
保持手段と、光学レンズを着色するための着色剤を吐出
する1個乃至複数個のノズルを備えた着色剤吐出手段
と、前記の光学レンズ保持手段と前記の着色剤吐出手段
との相対位置を制御するための相対位置制御手段とを有
し、前記の着色剤吐出手段から吐出された着色剤が、前
記の光学レンズ保持手段によって保持されている光学レ
ンズの所定面における法線方向と実質的に同じ方向から
該所定面に到達することになるように、前記の相対位置
制御手段によって前記の光学レンズ保持手段と前記の着
色剤吐出手段との相対位置が制御される光学レンズ着色
システムを用いて、光学レンズに階調着色を施す。
よく作製することは困難である。 【解決手段】 光学レンズを保持するための光学レンズ
保持手段と、光学レンズを着色するための着色剤を吐出
する1個乃至複数個のノズルを備えた着色剤吐出手段
と、前記の光学レンズ保持手段と前記の着色剤吐出手段
との相対位置を制御するための相対位置制御手段とを有
し、前記の着色剤吐出手段から吐出された着色剤が、前
記の光学レンズ保持手段によって保持されている光学レ
ンズの所定面における法線方向と実質的に同じ方向から
該所定面に到達することになるように、前記の相対位置
制御手段によって前記の光学レンズ保持手段と前記の着
色剤吐出手段との相対位置が制御される光学レンズ着色
システムを用いて、光学レンズに階調着色を施す。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光学レンズを所望
のパターンに着色するためのシステム(以下、このシス
テムを「光学レンズ着色システム」という。)に関す
る。
のパターンに着色するためのシステム(以下、このシス
テムを「光学レンズ着色システム」という。)に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、眼鏡レンズは、視力矯正の目的の
みでなく、コスメティック効果または医療上の効果(例
えば、紫外線からの眼球保護)を目的として装用される
ことが多くなり、これらに伴って眼鏡レンズを着色する
ことが盛んに行われるようになってきている。特に、階
調着色(グラデーション着色)眼鏡レンズはコスメティ
ック効果が高いので、着色眼鏡レンズの中でかなりの割
合を占めている。
みでなく、コスメティック効果または医療上の効果(例
えば、紫外線からの眼球保護)を目的として装用される
ことが多くなり、これらに伴って眼鏡レンズを着色する
ことが盛んに行われるようになってきている。特に、階
調着色(グラデーション着色)眼鏡レンズはコスメティ
ック効果が高いので、着色眼鏡レンズの中でかなりの割
合を占めている。
【0003】眼鏡レンズを着色する方法としては、従来
より、(i) 着色能を有する液体を浸漬法,スプレー法ま
たはスピニング法(スピナー法)によって基材レンズに
付着させた後に固定化する方法(特開昭60−2351
01号公報参照)、(ii)着色したフィルムを眼鏡レンズ
に貼り付け、当該フィルムに含まれている着色剤を眼鏡
レンズに転写する方法(拡散転写法)、および、(iii)
気相中で有機染料を加熱・昇華させて眼鏡レンズを着色
する方法(特公昭35−1384号公報参照)が知られ
ている。
より、(i) 着色能を有する液体を浸漬法,スプレー法ま
たはスピニング法(スピナー法)によって基材レンズに
付着させた後に固定化する方法(特開昭60−2351
01号公報参照)、(ii)着色したフィルムを眼鏡レンズ
に貼り付け、当該フィルムに含まれている着色剤を眼鏡
レンズに転写する方法(拡散転写法)、および、(iii)
気相中で有機染料を加熱・昇華させて眼鏡レンズを着色
する方法(特公昭35−1384号公報参照)が知られ
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記(i) の方法は、レ
ンズ全面を均一に着色しようとする場合に好適な方法で
あり、当該方法によれば着色層の膜厚が均一で、色ムラ
がなく、色調および濃度のバラツキがなく、色落ちや色
調の変化のない着色眼鏡レンズが得られる。しかしなが
ら、眼鏡レンズに階調着色を施そうとする場合には、上
記(i) の方法は次の理由からそれ程好ましい方法とはい
えない。すなわち、眼鏡レンズのような小さい物に着色
能を有する液体を付着させるにあたってスプレー法また
はスピニング法(スピナー法)を適用したのでは所望の
階調着色を施すことが極めて困難になるので、階調着色
を施すためには浸漬法によって前記の液体を眼鏡レンズ
(基材レンズ)に付着させことが必要になるが、浸漬法
による場合には、前記の液体に眼鏡レンズ(基材レン
ズ)を浸漬しておく時間をレンズの部分毎に調節するこ
とが必要になる。その結果として、レンズの着色に長時
間を要することとなり、着色レンズを効率よく作製する
ことが困難となる。
ンズ全面を均一に着色しようとする場合に好適な方法で
あり、当該方法によれば着色層の膜厚が均一で、色ムラ
がなく、色調および濃度のバラツキがなく、色落ちや色
調の変化のない着色眼鏡レンズが得られる。しかしなが
ら、眼鏡レンズに階調着色を施そうとする場合には、上
記(i) の方法は次の理由からそれ程好ましい方法とはい
えない。すなわち、眼鏡レンズのような小さい物に着色
能を有する液体を付着させるにあたってスプレー法また
はスピニング法(スピナー法)を適用したのでは所望の
階調着色を施すことが極めて困難になるので、階調着色
を施すためには浸漬法によって前記の液体を眼鏡レンズ
(基材レンズ)に付着させことが必要になるが、浸漬法
による場合には、前記の液体に眼鏡レンズ(基材レン
ズ)を浸漬しておく時間をレンズの部分毎に調節するこ
とが必要になる。その結果として、レンズの着色に長時
間を要することとなり、着色レンズを効率よく作製する
ことが困難となる。
【0005】一方、前記(ii)の方法によって眼鏡レンズ
に階調着色を施そうとする場合には、前記(i) の方法に
よって階調着色されたフィルムを作成し、このフィルム
を眼鏡レンズに貼り付けて着色剤を転写することが必要
になるが、眼鏡レンズの表面は曲面となっているので、
当該曲面に前記のフィルムを綺麗に貼り付けることは困
難である。このため、精度の点で問題がある。そして、
上記(iii) の方法によって眼鏡レンズに階調着色を施す
ことは極めて困難である。
に階調着色を施そうとする場合には、前記(i) の方法に
よって階調着色されたフィルムを作成し、このフィルム
を眼鏡レンズに貼り付けて着色剤を転写することが必要
になるが、眼鏡レンズの表面は曲面となっているので、
当該曲面に前記のフィルムを綺麗に貼り付けることは困
難である。このため、精度の点で問題がある。そして、
上記(iii) の方法によって眼鏡レンズに階調着色を施す
ことは極めて困難である。
【0006】本発明の目的は、所望の色彩を呈する所望
の着色パターン、例えば文字,模様,階調着色等が表面
に形成されている光学レンズまたはその基材レンズ、特
に眼鏡レンズまたはその基材レンズを効率よく得ること
が可能な、光学レンズ着色システムを提供することにあ
る。
の着色パターン、例えば文字,模様,階調着色等が表面
に形成されている光学レンズまたはその基材レンズ、特
に眼鏡レンズまたはその基材レンズを効率よく得ること
が可能な、光学レンズ着色システムを提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成する本
発明の光学レンズ着色システムは、光学レンズ(基材レ
ンズを含む。以下同じ。)を保持するための光学レンズ
保持手段と、光学レンズを着色するための着色剤を吐出
する1個乃至複数個のノズルを備えた着色剤吐出手段
と、前記の光学レンズ保持手段と前記の着色剤吐出手段
との相対位置を制御するための相対位置制御手段とを有
し、前記の着色剤吐出手段から吐出された着色剤が、前
記の光学レンズ保持手段によって保持されている光学レ
ンズの所定面における法線方向と実質的に同じ方向から
該所定面に到達することになるように、前記の相対位置
制御手段によって前記の光学レンズ保持手段と前記の着
色剤吐出手段との相対位置が制御されることを特徴とす
るものである。
発明の光学レンズ着色システムは、光学レンズ(基材レ
ンズを含む。以下同じ。)を保持するための光学レンズ
保持手段と、光学レンズを着色するための着色剤を吐出
する1個乃至複数個のノズルを備えた着色剤吐出手段
と、前記の光学レンズ保持手段と前記の着色剤吐出手段
との相対位置を制御するための相対位置制御手段とを有
し、前記の着色剤吐出手段から吐出された着色剤が、前
記の光学レンズ保持手段によって保持されている光学レ
ンズの所定面における法線方向と実質的に同じ方向から
該所定面に到達することになるように、前記の相対位置
制御手段によって前記の光学レンズ保持手段と前記の着
色剤吐出手段との相対位置が制御されることを特徴とす
るものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て詳細に説明する。本発明の光学レンズ着色システム
は、上記のように、光学レンズを保持するための光学レ
ンズ保持手段と、光学レンズを着色するための着色剤を
吐出する1個乃至複数個のノズルを備えた着色剤吐出手
段と、前記の光学レンズ保持手段と前記の着色剤吐出手
段との相対位置を制御するための相対位置制御手段とを
有している。
て詳細に説明する。本発明の光学レンズ着色システム
は、上記のように、光学レンズを保持するための光学レ
ンズ保持手段と、光学レンズを着色するための着色剤を
吐出する1個乃至複数個のノズルを備えた着色剤吐出手
段と、前記の光学レンズ保持手段と前記の着色剤吐出手
段との相対位置を制御するための相対位置制御手段とを
有している。
【0009】ここで、上記の光学レンズ保持手段は、光
学レンズの所定面が後述の着色剤吐出手段によって着色
されることを妨げないようにして当該光学レンズを保持
し得るものであるとともに、後述する相対位置制御手段
によって着色剤吐出手段との相対位置を変化させ得るも
のであればよい。
学レンズの所定面が後述の着色剤吐出手段によって着色
されることを妨げないようにして当該光学レンズを保持
し得るものであるとともに、後述する相対位置制御手段
によって着色剤吐出手段との相対位置を変化させ得るも
のであればよい。
【0010】光学レンズ保持手段と着色剤吐出手段との
相対位置は、(1) 光学レンズ保持手段を固定した状態で
着色剤吐出手段を所定方向に運動させる、(2) 着色剤吐
出手段を固定した状態で光学レンズ保持手段を所定方向
に運動させる、または、(3)光学レンズ保持手段および
着色剤吐出手段の両方をそれぞれ所定方向に運動させ
る、ことによって変化させることができ、本発明におい
ては前記(1) 〜(3) のいずれの手段をも採用することが
できる。したがって、光学レンズ保持手段を所望方向に
運動させるための機構を設けるか否かは、適宜選択可能
である。
相対位置は、(1) 光学レンズ保持手段を固定した状態で
着色剤吐出手段を所定方向に運動させる、(2) 着色剤吐
出手段を固定した状態で光学レンズ保持手段を所定方向
に運動させる、または、(3)光学レンズ保持手段および
着色剤吐出手段の両方をそれぞれ所定方向に運動させ
る、ことによって変化させることができ、本発明におい
ては前記(1) 〜(3) のいずれの手段をも採用することが
できる。したがって、光学レンズ保持手段を所望方向に
運動させるための機構を設けるか否かは、適宜選択可能
である。
【0011】なお、光学レンズ保持手段を所定方向に運
動させようとする場合、特定の保持手段によって保持さ
れた光学レンズまたはその材料を前記の保持手段ごと所
定方向に運動させるという技術は光学レンズを作製する
際の研磨工程等において既に自動化されている技術であ
るので、本発明においても当該技術を利用することがで
きる。
動させようとする場合、特定の保持手段によって保持さ
れた光学レンズまたはその材料を前記の保持手段ごと所
定方向に運動させるという技術は光学レンズを作製する
際の研磨工程等において既に自動化されている技術であ
るので、本発明においても当該技術を利用することがで
きる。
【0012】一方、着色剤吐出手段は光学レンズを着色
するための着色剤を所定方向に吐出するものであり、そ
のために、当該着色剤吐出手段は1個乃至複数個のノズ
ルを備えている。短時間のうちに光学レンズに階調着色
を施すうえからは、前記のノズルの数は多い方が好まし
い。また、例えば精細な階調着色を施そうとする場合に
は、個々のノズルの吐出口は微細な方が好ましい。
するための着色剤を所定方向に吐出するものであり、そ
のために、当該着色剤吐出手段は1個乃至複数個のノズ
ルを備えている。短時間のうちに光学レンズに階調着色
を施すうえからは、前記のノズルの数は多い方が好まし
い。また、例えば精細な階調着色を施そうとする場合に
は、個々のノズルの吐出口は微細な方が好ましい。
【0013】着色剤吐出手段に複数個のノズルを具備さ
せる場合には、例えば図1(a)に示す着色剤吐出手段
1のように、当該着色剤吐出手段1を構成している着色
剤吐出部2a,2b,2c,2d,2e,2fそれぞれ
におけるノズル3a,3b,3c,3d,3e,3fの
各吐出口が実質的に1つの平面上に開口し、各ノズル3
a〜3fからの着色剤の吐出方向が実質的に同一方向
(図1(a)に示した着色剤吐出手段1においては同図
に示した矢印A方向)となるように着色剤吐出手段を構
成することができる。
せる場合には、例えば図1(a)に示す着色剤吐出手段
1のように、当該着色剤吐出手段1を構成している着色
剤吐出部2a,2b,2c,2d,2e,2fそれぞれ
におけるノズル3a,3b,3c,3d,3e,3fの
各吐出口が実質的に1つの平面上に開口し、各ノズル3
a〜3fからの着色剤の吐出方向が実質的に同一方向
(図1(a)に示した着色剤吐出手段1においては同図
に示した矢印A方向)となるように着色剤吐出手段を構
成することができる。
【0014】あるいは、例えば図1(b)に示す着色剤
吐出手段5のように、当該着色剤吐出手段5を構成して
いる着色剤吐出部6a,6b,6c,6d,6e,6f
それぞれにおけるノズル7a,7b,7c,7d,7
e,7fの各吐出口が、着色しようとする光学レンズ表
面の形状に応じた所望の凹曲面上に開口するように着色
剤吐出手段を構成することもできる。
吐出手段5のように、当該着色剤吐出手段5を構成して
いる着色剤吐出部6a,6b,6c,6d,6e,6f
それぞれにおけるノズル7a,7b,7c,7d,7
e,7fの各吐出口が、着色しようとする光学レンズ表
面の形状に応じた所望の凹曲面上に開口するように着色
剤吐出手段を構成することもできる。
【0015】また、図1(b)に示した着色剤吐出手段
5におけるのとは逆に、各ノズルの吐出口が、着色しよ
うとする光学レンズ表面の形状に応じた所望の凸曲面上
に開口するように着色剤吐出手段を構成することもでき
る。さらには、複数個のノズルそれぞれの吐出口が実質
的に1つの平面上に開口している状態と所望の曲面(前
記の凹曲面または凸曲面)上に開口している状態とを可
逆的にとり得るように着色剤吐出手段を構成することも
できる。
5におけるのとは逆に、各ノズルの吐出口が、着色しよ
うとする光学レンズ表面の形状に応じた所望の凸曲面上
に開口するように着色剤吐出手段を構成することもでき
る。さらには、複数個のノズルそれぞれの吐出口が実質
的に1つの平面上に開口している状態と所望の曲面(前
記の凹曲面または凸曲面)上に開口している状態とを可
逆的にとり得るように着色剤吐出手段を構成することも
できる。
【0016】なお、図1(a)における符号4は各着色
剤吐出部2a〜2fを支持する支持部を示しており、図
1(b)における符号8は各着色剤吐出部6a〜6fを
支持する支持部を示している。また、図1(a)に示し
た着色剤吐出手段1および図1(b)に示した着色剤吐
出手段5は、複数個のノズルの配設仕様を説明するため
に例示したものであり、本発明でいう着色剤吐出手段が
これらの構造のものに限定されることを意味するもので
はない。
剤吐出部2a〜2fを支持する支持部を示しており、図
1(b)における符号8は各着色剤吐出部6a〜6fを
支持する支持部を示している。また、図1(a)に示し
た着色剤吐出手段1および図1(b)に示した着色剤吐
出手段5は、複数個のノズルの配設仕様を説明するため
に例示したものであり、本発明でいう着色剤吐出手段が
これらの構造のものに限定されることを意味するもので
はない。
【0017】着色剤吐出手段における着色剤の吐出機構
自体は、例えばバブルジェットプリンタにおけるインク
吐出機構(いわゆる「バブル方式」のインク吐出機構)
や、いわゆる「ピエゾ方式」のインクジェットプリンタ
におけるインク吐出機構と同様の構成にすることができ
る。
自体は、例えばバブルジェットプリンタにおけるインク
吐出機構(いわゆる「バブル方式」のインク吐出機構)
や、いわゆる「ピエゾ方式」のインクジェットプリンタ
におけるインク吐出機構と同様の構成にすることができ
る。
【0018】文字,模様,階調着色等の着色パターンの
色彩は、個々のノズルから吐出される着色剤の種類
(色)およびその組み合わせ、あるいは、個々のノズル
から吐出される着色剤の滴に含まれる染料もしくは顔料
の濃度等によって制御することができる。したがって、
着色剤吐出手段に複数個のノズルを具備させる場合、個
々のノズルから吐出させる着色剤の種類は同じであって
もよいし、異なっていてもよい(ただし、使用している
染料もしくは顔料の色が同じであってもその濃度が異な
る2つの着色剤は互いに異種の着色剤であるものとみな
す。)。
色彩は、個々のノズルから吐出される着色剤の種類
(色)およびその組み合わせ、あるいは、個々のノズル
から吐出される着色剤の滴に含まれる染料もしくは顔料
の濃度等によって制御することができる。したがって、
着色剤吐出手段に複数個のノズルを具備させる場合、個
々のノズルから吐出させる着色剤の種類は同じであって
もよいし、異なっていてもよい(ただし、使用している
染料もしくは顔料の色が同じであってもその濃度が異な
る2つの着色剤は互いに異種の着色剤であるものとみな
す。)。
【0019】また、着色パターンの形状は、個々のノズ
ルから吐出される着色剤の滴の大きさ、あるいは、単位
面積当たりに吐出される前記の滴の密度等によって制御
することができる。例えば、1種類の着色剤を用いて光
学レンズに階調着色を施そうとする場合には、目的とす
る階調着色の仕様(着色パターン),着色しようとする
光学レンズの形状および当該光学レンズの大きさ等に応
じて、個々のノズル(ノズルの数が1である場合を含
む。)から吐出させるべき着色剤の滴の大きさや、単位
面積当たりに吐出される前記の滴の密度等を着色過程の
時々で制御することが必要になる。
ルから吐出される着色剤の滴の大きさ、あるいは、単位
面積当たりに吐出される前記の滴の密度等によって制御
することができる。例えば、1種類の着色剤を用いて光
学レンズに階調着色を施そうとする場合には、目的とす
る階調着色の仕様(着色パターン),着色しようとする
光学レンズの形状および当該光学レンズの大きさ等に応
じて、個々のノズル(ノズルの数が1である場合を含
む。)から吐出させるべき着色剤の滴の大きさや、単位
面積当たりに吐出される前記の滴の密度等を着色過程の
時々で制御することが必要になる。
【0020】したがって、着色剤吐出手段は、個々のノ
ズル(ノズルの数が1である場合を含む。)から吐出さ
せるべき着色剤の量をノズル毎に制御するための吐出量
制御手段を有していることが好ましい。そして、当該吐
出量制御手段は、目的とする着色パターン,着色しよう
とする光学レンズの形状および当該光学レンズの大きさ
それぞれについての情報を例えばデジタル信号のかたち
で記憶する記憶手段を有し、当該記憶手段に記憶された
前記の情報に基づいて個々のノズル(ノズルの数が1で
ある場合を含む。)から吐出させるべき着色剤の量をノ
ズル毎に制御するものであることが好ましい。これに伴
って、本発明の光学レンズ着色システムは、前記の情報
を前記の記憶手段に記憶させるための入力装置を有して
いることが好ましい。
ズル(ノズルの数が1である場合を含む。)から吐出さ
せるべき着色剤の量をノズル毎に制御するための吐出量
制御手段を有していることが好ましい。そして、当該吐
出量制御手段は、目的とする着色パターン,着色しよう
とする光学レンズの形状および当該光学レンズの大きさ
それぞれについての情報を例えばデジタル信号のかたち
で記憶する記憶手段を有し、当該記憶手段に記憶された
前記の情報に基づいて個々のノズル(ノズルの数が1で
ある場合を含む。)から吐出させるべき着色剤の量をノ
ズル毎に制御するものであることが好ましい。これに伴
って、本発明の光学レンズ着色システムは、前記の情報
を前記の記憶手段に記憶させるための入力装置を有して
いることが好ましい。
【0021】本発明の光学レンズ着色システムにおける
着色剤吐出手段は、後述する相対位置制御手段によって
前述した光学レンズ保持手段との相対位置を変化させ得
るものである。着色剤吐出手段と光学レンズ保持手段と
の相対位置は、光学レンズ保持手段についての説明の中
で述べた(1) 〜(3) の手段によって変化させることがで
き、本発明においては前記(1) 〜(3) のいずれの手段を
も採用することができる。したがって、着色剤吐出手段
を所望方向に運動させるための機構を設けるか否かは、
適宜選択可能である。
着色剤吐出手段は、後述する相対位置制御手段によって
前述した光学レンズ保持手段との相対位置を変化させ得
るものである。着色剤吐出手段と光学レンズ保持手段と
の相対位置は、光学レンズ保持手段についての説明の中
で述べた(1) 〜(3) の手段によって変化させることがで
き、本発明においては前記(1) 〜(3) のいずれの手段を
も採用することができる。したがって、着色剤吐出手段
を所望方向に運動させるための機構を設けるか否かは、
適宜選択可能である。
【0022】また、本発明の光学レンズ着色システムに
おける着色剤吐出手段の数は1以上の所望数とすること
ができる。たとえば、2つの着色剤吐出手段を設け、こ
れらのうちの一方の着色剤吐出手段が光学レンズにおけ
る一方の主表面を着色し、他方の着色剤吐出手段が光学
レンズにおける他方の主表面を着色するようにシステム
を構成すれば、光学レンズにおける2つの主表面を同時
に着色することが可能になるので、より短時間で光学レ
ンズを所望のパターンに着色することが可能になる。
おける着色剤吐出手段の数は1以上の所望数とすること
ができる。たとえば、2つの着色剤吐出手段を設け、こ
れらのうちの一方の着色剤吐出手段が光学レンズにおけ
る一方の主表面を着色し、他方の着色剤吐出手段が光学
レンズにおける他方の主表面を着色するようにシステム
を構成すれば、光学レンズにおける2つの主表面を同時
に着色することが可能になるので、より短時間で光学レ
ンズを所望のパターンに着色することが可能になる。
【0023】着色剤吐出手段から吐出させる着色剤は、
水溶性染料,油溶性染料等の非水溶性染料,無機顔料ま
たは有機顔料を含有しているものであることが好まし
い。これらの染料または顔料は単独で使用してもよい
し、2種以上を併用してもよい。色の透明性や明度ある
いは色調鮮明度、着色力、耐熱性、その他の特性を勘案
すると、水に不溶性の分散染料、油溶性染料または有機
顔料が好ましい。特に好ましい染料としては、市販の油
溶性染料であるオリエント化学イェロー4120(製品
名、オリエント化学社製)等が挙げられ、特に好ましい
顔料としては市販の有機顔料である大日本インキライト
イェローHG(製品名、大日本インキ化学工業社製)等
が挙げられる。
水溶性染料,油溶性染料等の非水溶性染料,無機顔料ま
たは有機顔料を含有しているものであることが好まし
い。これらの染料または顔料は単独で使用してもよい
し、2種以上を併用してもよい。色の透明性や明度ある
いは色調鮮明度、着色力、耐熱性、その他の特性を勘案
すると、水に不溶性の分散染料、油溶性染料または有機
顔料が好ましい。特に好ましい染料としては、市販の油
溶性染料であるオリエント化学イェロー4120(製品
名、オリエント化学社製)等が挙げられ、特に好ましい
顔料としては市販の有機顔料である大日本インキライト
イェローHG(製品名、大日本インキ化学工業社製)等
が挙げられる。
【0024】上記の着色剤は、染料または顔料の他に、
当該染料または顔料の溶剤もしくは担体に相当する役割
を有する液状成分(以下、この液状成分を「展色剤」と
いう。)を含有している。前記の展色剤は、少なくとも
前記の染料または顔料を均一に溶解あるいは分散させる
ことができ、かつ、前記の染料または顔料をレンズ表面
に付着させる機能を有している必要がある。さらに、他
の機能、例えばレンズ表面をハードコーティングし得る
機能を有していることが好ましい。
当該染料または顔料の溶剤もしくは担体に相当する役割
を有する液状成分(以下、この液状成分を「展色剤」と
いう。)を含有している。前記の展色剤は、少なくとも
前記の染料または顔料を均一に溶解あるいは分散させる
ことができ、かつ、前記の染料または顔料をレンズ表面
に付着させる機能を有している必要がある。さらに、他
の機能、例えばレンズ表面をハードコーティングし得る
機能を有していることが好ましい。
【0025】本発明の光学レンズ着色システムは、前述
した光学レンズ保持手段および着色剤吐出手段の他に、
これらの手段の相対位置を制御するための相対位置制御
手段を有している。そして、当該相対位置制御手段によ
る光学レンズ保持手段と着色剤吐出手段との相対位置の
制御は、着色剤吐出手段から吐出された着色剤が光学レ
ンズ保持手段によって保持されている光学レンズの所定
面における法線方向と実質的に同じ方向から当該所定面
に到達することになるように行われる。
した光学レンズ保持手段および着色剤吐出手段の他に、
これらの手段の相対位置を制御するための相対位置制御
手段を有している。そして、当該相対位置制御手段によ
る光学レンズ保持手段と着色剤吐出手段との相対位置の
制御は、着色剤吐出手段から吐出された着色剤が光学レ
ンズ保持手段によって保持されている光学レンズの所定
面における法線方向と実質的に同じ方向から当該所定面
に到達することになるように行われる。
【0026】上記の制御を行うためには、光学レンズ保
持手段および着色剤吐出手段のうちの少なくとも一方を
着色工程の時々で逐次所定の方向に運動させることが必
要になるわけであるが、光学レンズ保持手段および着色
剤吐出手段をそれぞれどのような方向にどのように運動
させるかは、着色しようとする光学レンズ表面の形状,
着色剤吐出手段におけるノズルの配設仕様等に応じて適
宜選択可能である。
持手段および着色剤吐出手段のうちの少なくとも一方を
着色工程の時々で逐次所定の方向に運動させることが必
要になるわけであるが、光学レンズ保持手段および着色
剤吐出手段をそれぞれどのような方向にどのように運動
させるかは、着色しようとする光学レンズ表面の形状,
着色剤吐出手段におけるノズルの配設仕様等に応じて適
宜選択可能である。
【0027】例えば、着色しようとする光学レンズ表面
が曲面で、かつ、着色剤吐出手段が1個乃至複数個のノ
ズルを備え、さらに、前記のノズルそれぞれ(ノズルの
数が1個である場合を含む。以下同じ。)の吐出口が実
質的に1つの平面上に開口している場合、光学レンズ保
持手段および着色剤吐出手段それぞれの運動パターンの
具体例としては、下記表1に示す組み合わせA〜Dが挙
げられる。
が曲面で、かつ、着色剤吐出手段が1個乃至複数個のノ
ズルを備え、さらに、前記のノズルそれぞれ(ノズルの
数が1個である場合を含む。以下同じ。)の吐出口が実
質的に1つの平面上に開口している場合、光学レンズ保
持手段および着色剤吐出手段それぞれの運動パターンの
具体例としては、下記表1に示す組み合わせA〜Dが挙
げられる。
【表1】
【0028】また、着色しようとする光学レンズ表面が
曲面で、かつ、着色剤吐出手段が複数個のノズルを備
え、さらに、前記のノズルそれぞれの吐出口が前記の光
学レンズ表面の形状に応じた所定の曲面上に開口してい
る場合、光学レンズ保持手段および着色剤吐出手段それ
ぞれの運動パターンの具体例としては、下記表2に示す
組み合わせE〜Fが挙げられる。
曲面で、かつ、着色剤吐出手段が複数個のノズルを備
え、さらに、前記のノズルそれぞれの吐出口が前記の光
学レンズ表面の形状に応じた所定の曲面上に開口してい
る場合、光学レンズ保持手段および着色剤吐出手段それ
ぞれの運動パターンの具体例としては、下記表2に示す
組み合わせE〜Fが挙げられる。
【表2】
【0029】そして、光学レンズ保持手段および着色剤
吐出手段それぞれの運動パターンを例えば下記表3に示
す組み合わせG〜Jのように組み合わせた場合には、着
色剤吐出手段を構成しているノズルの吐出口が実質的に
1つの曲面上または着色しようとする光学レンズ表面の
形状に応じた所定の曲面上のいずれに開口していたとし
ても、前記の光学レンズ表面における法線方向と実質的
に同じ方向から当該表面に着色剤が到達することになる
ようにして光学レンズを着色することが可能になる。
吐出手段それぞれの運動パターンを例えば下記表3に示
す組み合わせG〜Jのように組み合わせた場合には、着
色剤吐出手段を構成しているノズルの吐出口が実質的に
1つの曲面上または着色しようとする光学レンズ表面の
形状に応じた所定の曲面上のいずれに開口していたとし
ても、前記の光学レンズ表面における法線方向と実質的
に同じ方向から当該表面に着色剤が到達することになる
ようにして光学レンズを着色することが可能になる。
【表3】
【0030】なお、上記の表1〜表3において光学レン
ズ保持手段についていう「回転運動」,「一軸水平運
動」,「二軸水平運動」,「垂直運動」および「首振り
運動」とは、それぞれ下記の運動を意味する。
ズ保持手段についていう「回転運動」,「一軸水平運
動」,「二軸水平運動」,「垂直運動」および「首振り
運動」とは、それぞれ下記の運動を意味する。
【0031】(A) 回転運動 着色剤吐出手段が後述のように特定の軸のみに沿って水
平運動(一軸水平運動)するときにおける前記の軸をX
軸、着色剤吐出手段の背面(ノズルの吐出口が設けられ
ている面とは反対側の面)から当該着色剤吐出手段を望
んだときに前記のX軸と直交する方向をY軸方向、これ
らのX軸およびY軸のいずれとも直交する方向をZ軸方
向と定義してX−Y−Z座標系を想定したときに(下記
の(B) ,(C) ,(D) ,(E) ,(a), (b) および(c)におい
ても同じ。)、図2(a)に示すように、光学レンズ保
持手段10によって保持された光学レンズ11がZ軸を
回転軸として矢印Rで示す方向または当該方向とは逆の
方向に回転することになる光学レンズ保持手段10の運
動を意味する。なお、前記のZ軸は、光学レンズ11の
幾何学中心を通る。
平運動(一軸水平運動)するときにおける前記の軸をX
軸、着色剤吐出手段の背面(ノズルの吐出口が設けられ
ている面とは反対側の面)から当該着色剤吐出手段を望
んだときに前記のX軸と直交する方向をY軸方向、これ
らのX軸およびY軸のいずれとも直交する方向をZ軸方
向と定義してX−Y−Z座標系を想定したときに(下記
の(B) ,(C) ,(D) ,(E) ,(a), (b) および(c)におい
ても同じ。)、図2(a)に示すように、光学レンズ保
持手段10によって保持された光学レンズ11がZ軸を
回転軸として矢印Rで示す方向または当該方向とは逆の
方向に回転することになる光学レンズ保持手段10の運
動を意味する。なお、前記のZ軸は、光学レンズ11の
幾何学中心を通る。
【0032】(B) 一軸水平運動 光学レンズ保持手段10(図2(a)参照)によって保
持された光学レンズ11(図2(a)参照)上の任意の
点がX軸のみに沿って所望方向に運動することになる光
学レンズ保持手段10の運動を意味する。 (C) 二軸水平運動 光学レンズ保持手段10(図2(a)参照)によって保
持された光学レンズ11(図2(a)参照)上の任意の
点がX軸に沿って所望方向に運動することになる光学レ
ンズ保持手段10の運動と、前記任意の点がY軸に沿っ
て所望方向に運動することになる光学レンズ保持手段1
0の運動とが切り換え自在であることを意味する。
持された光学レンズ11(図2(a)参照)上の任意の
点がX軸のみに沿って所望方向に運動することになる光
学レンズ保持手段10の運動を意味する。 (C) 二軸水平運動 光学レンズ保持手段10(図2(a)参照)によって保
持された光学レンズ11(図2(a)参照)上の任意の
点がX軸に沿って所望方向に運動することになる光学レ
ンズ保持手段10の運動と、前記任意の点がY軸に沿っ
て所望方向に運動することになる光学レンズ保持手段1
0の運動とが切り換え自在であることを意味する。
【0033】(D) 垂直運動 光学レンズ保持手段10(図2(a)参照)によって保
持された光学レンズ11(図2(a)参照)上の任意の
点がZ軸に沿って所望方向に運動することになる光学レ
ンズ保持手段10の運動を意味する。 (E) 首振り運動 図2(b)に示すように、光学レンズ保持手段10によ
って保持された光学レンズ11上の任意の点が、YZ平
面上またはYZ平面と平行な平面上において矢印S1 で
示す方向または当該方向とは逆の方向に弧状に運動する
ことになる光学レンズ保持手段10の運動を意味する。
持された光学レンズ11(図2(a)参照)上の任意の
点がZ軸に沿って所望方向に運動することになる光学レ
ンズ保持手段10の運動を意味する。 (E) 首振り運動 図2(b)に示すように、光学レンズ保持手段10によ
って保持された光学レンズ11上の任意の点が、YZ平
面上またはYZ平面と平行な平面上において矢印S1 で
示す方向または当該方向とは逆の方向に弧状に運動する
ことになる光学レンズ保持手段10の運動を意味する。
【0034】なお、図2(a)および図2(b)におけ
る符号10aは、光学レンズ保持手段10を構成してい
るレンズ支持棒を示しており、符号10b,10cは、
前記のレンズ支持棒10aと光学レンズ11との間に設
けられた緩衝材を示している。また、図2(a)および
図2(b)に示した光学レンズ保持手段10は、前記の
表1〜表3において光学レンズ保持手段についていう
「回転運動」,「水平運動I」,「水平運動II」,「垂
直運動」および「首振り運動」を説明するために例示し
たものであり、本発明でいう光学レンズ保持手段が当該
光学レンズ保持手段10に限定されるということを意味
するものではない。
る符号10aは、光学レンズ保持手段10を構成してい
るレンズ支持棒を示しており、符号10b,10cは、
前記のレンズ支持棒10aと光学レンズ11との間に設
けられた緩衝材を示している。また、図2(a)および
図2(b)に示した光学レンズ保持手段10は、前記の
表1〜表3において光学レンズ保持手段についていう
「回転運動」,「水平運動I」,「水平運動II」,「垂
直運動」および「首振り運動」を説明するために例示し
たものであり、本発明でいう光学レンズ保持手段が当該
光学レンズ保持手段10に限定されるということを意味
するものではない。
【0035】一方、前記の表1〜表3において着色剤吐
出手段についていう「一軸水平運動」,「垂直運動」お
よび「首振り運動」とは、それぞれ下記の運動を意味す
る。 (a) 一軸水平運動 ノズルの吐出口が特定の軸(図3に示す着色剤吐出手段
15においては同図中のX軸)に沿ってのみ所望方向に
運動することになる着色剤吐出手段の運動を意味する。
なお、図3に示されている着色剤吐出手段15は、その
背面(ノズルの吐出口が設けられている面とは反対側の
面)15aの斜め上方から斜視されている。
出手段についていう「一軸水平運動」,「垂直運動」お
よび「首振り運動」とは、それぞれ下記の運動を意味す
る。 (a) 一軸水平運動 ノズルの吐出口が特定の軸(図3に示す着色剤吐出手段
15においては同図中のX軸)に沿ってのみ所望方向に
運動することになる着色剤吐出手段の運動を意味する。
なお、図3に示されている着色剤吐出手段15は、その
背面(ノズルの吐出口が設けられている面とは反対側の
面)15aの斜め上方から斜視されている。
【0036】(b) 垂直運動 ノズルの吐出口がZ軸に沿って所望方向に運動すること
になる着色剤吐出手段15(図3参照)の運動を意味す
る。 (c) 首振り運動 図3に示すように、ノズルの吐出口がYZ平面上または
YZ平面と平行な平面上において矢印S2 で示す方向ま
たは当該方向とは逆の方向に弧状に運動することになる
着色剤吐出手段15の運動を意味する。
になる着色剤吐出手段15(図3参照)の運動を意味す
る。 (c) 首振り運動 図3に示すように、ノズルの吐出口がYZ平面上または
YZ平面と平行な平面上において矢印S2 で示す方向ま
たは当該方向とは逆の方向に弧状に運動することになる
着色剤吐出手段15の運動を意味する。
【0037】なお、図3における符号16は、着色剤吐
出手段15がX軸に沿って水平運動する際のガイドを示
しており、符号17a,17bは、前記のガイドを支持
するための支持部材を示している。また、図3に示した
着色剤吐出手段15は、前記の表1〜表3において着色
剤吐出手段についていう「一軸水平運動」,「垂直運
動」および「首振り運動」を説明するために例示したも
のであり、本発明でいう着色剤吐出手段が当該着色剤吐
出手段15に限定されるということを意味するものでは
ない。
出手段15がX軸に沿って水平運動する際のガイドを示
しており、符号17a,17bは、前記のガイドを支持
するための支持部材を示している。また、図3に示した
着色剤吐出手段15は、前記の表1〜表3において着色
剤吐出手段についていう「一軸水平運動」,「垂直運
動」および「首振り運動」を説明するために例示したも
のであり、本発明でいう着色剤吐出手段が当該着色剤吐
出手段15に限定されるということを意味するものでは
ない。
【0038】光学レンズ保持手段および着色剤吐出手段
それぞれの運動量は、着色しようとする光学レンズの形
状および大きさに応じて異なり、さらに、階調着色しよ
うとする場合には当該階調着色の仕様(着色パターン)
に応じて異なってくることもある。したがって、前記の
相対位置制御手段は、着色しようとする光学レンズの形
状および大きさ並びに階調着色しようとする場合におけ
る当該階調着色の仕様(着色パターン)それぞれについ
ての情報を例えばデジタル信号のかたちで記憶する記憶
手段を有し、当該記憶手段に記憶された前記の情報に基
づいて光学レンズ保持手段および着色剤吐出手段をそれ
ぞれ所望の機構によって運動させて、これら光学レンズ
保持手段および着色剤吐出手段の相対位置を制御するも
のであることが好ましい。
それぞれの運動量は、着色しようとする光学レンズの形
状および大きさに応じて異なり、さらに、階調着色しよ
うとする場合には当該階調着色の仕様(着色パターン)
に応じて異なってくることもある。したがって、前記の
相対位置制御手段は、着色しようとする光学レンズの形
状および大きさ並びに階調着色しようとする場合におけ
る当該階調着色の仕様(着色パターン)それぞれについ
ての情報を例えばデジタル信号のかたちで記憶する記憶
手段を有し、当該記憶手段に記憶された前記の情報に基
づいて光学レンズ保持手段および着色剤吐出手段をそれ
ぞれ所望の機構によって運動させて、これら光学レンズ
保持手段および着色剤吐出手段の相対位置を制御するも
のであることが好ましい。
【0039】そして、上記の情報に基づいて光学レンズ
保持手段および着色剤吐出手段の相対位置を制御するう
えから、本発明の光学レンズ着色システムは、前記の情
報を前記の記憶手段に記憶させるための入力装置を有し
ていることが好ましい。ただし、本発明の光学レンズ着
色システムが着色剤吐出手段についての説明の中で述べ
た記憶手段および入力装置を有している場合には、当該
記憶手段または入力装置に前記相対位置制御手段につい
ての記憶手段または入力装置を兼ねさせることも可能で
ある。
保持手段および着色剤吐出手段の相対位置を制御するう
えから、本発明の光学レンズ着色システムは、前記の情
報を前記の記憶手段に記憶させるための入力装置を有し
ていることが好ましい。ただし、本発明の光学レンズ着
色システムが着色剤吐出手段についての説明の中で述べ
た記憶手段および入力装置を有している場合には、当該
記憶手段または入力装置に前記相対位置制御手段につい
ての記憶手段または入力装置を兼ねさせることも可能で
ある。
【0040】以上説明した光学レンズ保持手段,着色剤
吐出手段および相対位置制御手段を有している本発明の
光学レンズ着色システムにおいては、着色剤吐出手段か
ら吐出された着色剤が光学レンズ保持手段によって保持
されている光学レンズの所定面における法線方向と実質
的に同じ方向から当該所定面に到達することになるよう
にして光学レンズの着色が行われるので、当該システム
を用いれば所望のパターンに着色された光学レンズ、特
に精細な階調着色が施された光学レンズを効率よく得る
ことが容易になる。
吐出手段および相対位置制御手段を有している本発明の
光学レンズ着色システムにおいては、着色剤吐出手段か
ら吐出された着色剤が光学レンズ保持手段によって保持
されている光学レンズの所定面における法線方向と実質
的に同じ方向から当該所定面に到達することになるよう
にして光学レンズの着色が行われるので、当該システム
を用いれば所望のパターンに着色された光学レンズ、特
に精細な階調着色が施された光学レンズを効率よく得る
ことが容易になる。
【0041】本発明の光学レンズ着色システムは、プラ
スチック製の光学レンズを所望のパターンに着色する際
に利用することができるが、特に眼鏡レンズまたはその
基材レンズに精細な階調着色を施すうえで好適である。
スチック製の光学レンズを所望のパターンに着色する際
に利用することができるが、特に眼鏡レンズまたはその
基材レンズに精細な階調着色を施すうえで好適である。
【0042】なお、光学レンズを着色するにあたって
は、着色しようとする光学レンズに予め(1) 酸,アルカ
リ,各種有機溶媒による化学的処理、(2) プラズマ,紫
外線等による物理的処理、(3) 各種洗剤を用いる洗浄処
理、(4) 各種プライマー処理、(5) 各種の可染ハードコ
ート液を用いたコーティング処理、を施すことにより、
光学レンズと着色層との密着性等を向上させることが可
能である。
は、着色しようとする光学レンズに予め(1) 酸,アルカ
リ,各種有機溶媒による化学的処理、(2) プラズマ,紫
外線等による物理的処理、(3) 各種洗剤を用いる洗浄処
理、(4) 各種プライマー処理、(5) 各種の可染ハードコ
ート液を用いたコーティング処理、を施すことにより、
光学レンズと着色層との密着性等を向上させることが可
能である。
【0043】また、光学レンズ表面に付着させた着色剤
の乾燥・硬化は、熱風乾燥,活性エネルギー線照射等の
手段によって行うことができる。活性エネルギー線によ
って着色剤を乾燥・硬化させようとする場合の活性エネ
ルギー線としては、遠赤外線,紫外線等が挙げられる。
必要に応じて、着色層の上に反射防止膜を形成すること
もできる。反射防止膜の形成は、公知の方法により達成
できる。
の乾燥・硬化は、熱風乾燥,活性エネルギー線照射等の
手段によって行うことができる。活性エネルギー線によ
って着色剤を乾燥・硬化させようとする場合の活性エネ
ルギー線としては、遠赤外線,紫外線等が挙げられる。
必要に応じて、着色層の上に反射防止膜を形成すること
もできる。反射防止膜の形成は、公知の方法により達成
できる。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の光学レン
ズ着色システムは所望のパターンに着色された光学レン
ズ、特に精細な階調着色が施された光学レンズを効率よ
く得ることが可能なシステムである。したがって、本発
明によれば階調着色眼鏡レンズのような着色レンズを容
易に提供することが可能になる。
ズ着色システムは所望のパターンに着色された光学レン
ズ、特に精細な階調着色が施された光学レンズを効率よ
く得ることが可能なシステムである。したがって、本発
明によれば階調着色眼鏡レンズのような着色レンズを容
易に提供することが可能になる。
【図1】着色剤吐出手段に複数個のノズルを具備させる
場合におけるこれらのノズルの配設仕様の一例を示す平
面図である。
場合におけるこれらのノズルの配設仕様の一例を示す平
面図である。
【図2】光学レンズ保持手段の一例および当該光学レン
ズ保持手段によって保持された光学レンズを示す断面図
である。
ズ保持手段によって保持された光学レンズを示す断面図
である。
【図3】着色剤吐出手段の一例および当該着色剤吐出手
段を支持する支持部材の一例を示す斜視図である。
段を支持する支持部材の一例を示す斜視図である。
1,5,15…着色剤吐出手段、 3a,3b,3c,
3d,3e,3f,7a,7b,7c,7d,7e,7
f…ノズル、 10…光学レンズ保持手段、11…光学
レンズ。
3d,3e,3f,7a,7b,7c,7d,7e,7
f…ノズル、 10…光学レンズ保持手段、11…光学
レンズ。
Claims (13)
- 【請求項1】 光学レンズを保持するための光学レンズ
保持手段と、光学レンズを着色するための着色剤を吐出
する1個乃至複数個のノズルを備えた着色剤吐出手段
と、前記の光学レンズ保持手段と前記の着色剤吐出手段
との相対位置を制御するための相対位置制御手段とを有
し、 前記の着色剤吐出手段から吐出された着色剤が、前記の
光学レンズ保持手段によって保持されている光学レンズ
の所定面における法線方向と実質的に同じ方向から該所
定面に到達することになるように、前記の相対位置制御
手段によって前記の光学レンズ保持手段と前記の着色剤
吐出手段との相対位置が制御されることを特徴とする光
学レンズ着色システム。 - 【請求項2】 着色剤吐出手段がバブル方式またはピエ
ゾ方式によって着色剤を吐出する、請求項1に記載の光
学レンズ着色システム。 - 【請求項3】 着色剤が水溶性染料,非水溶性染料,無
機顔料または有機顔料を含有している、請求項1または
請求項2に記載の光学レンズ着色システム。 - 【請求項4】 着色剤吐出手段を構成している個々のノ
ズルの吐出口が実質的に1つの平面上に開口しており、 相対位置制御手段が、固定配置された着色剤吐出手段に
対して光学レンズ保持手段を回転運動,首振り運動,一
軸水平運動または垂直運動させることによって前記の光
学レンズ保持手段と前記の着色剤吐出手段との相対位置
を制御する、請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載
の光学レンズ着色システム。 - 【請求項5】 着色剤吐出手段を構成している個々のノ
ズルの吐出口が実質的に1つの平面上に開口しており、 相対位置制御手段が、光学レンズ保持手段を回転運動,
首振り運動または垂直運動させると共に着色剤吐出手段
を一軸水平運動させることによって前記の光学レンズ保
持手段と前記の着色剤吐出手段との相対位置を制御す
る、請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の光学レ
ンズ着色システム。 - 【請求項6】 着色剤吐出手段を構成している個々のノ
ズルの吐出口が実質的に1つの平面上に開口しており、 相対位置制御手段が、光学レンズ保持手段を回転運動,
首振り運動または二軸水平運動させると共に着色剤吐出
手段を垂直運動させることによって前記の光学レンズ保
持手段と前記の着色剤吐出手段との相対位置を制御す
る、請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の光学レ
ンズ着色システム。 - 【請求項7】 着色剤吐出手段を構成している個々のノ
ズルの吐出口が実質的に1つの平面上に開口しており、 相対位置制御手段が、光学レンズ保持手段を回転運動ま
たは首振り運動させると共に着色剤吐出手段を一軸水平
運動または垂直運動させることによって前記の光学レン
ズ保持手段と前記の着色剤吐出手段との相対位置を制御
する、請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の光学
レンズ着色システム。 - 【請求項8】 着色剤吐出手段を構成している個々のノ
ズルの吐出口が着色しようとする光学レンズ表面の形状
に応じた所定の曲面上に開口しており、 相対位置制御手段が、固定配置された着色剤吐出手段に
対して光学レンズ保持手段を二軸水平運動または垂直運
動させることによって前記の光学レンズ保持手段と前記
の着色剤吐出手段との相対位置を制御する、請求項1〜
請求項3のいずれか1項に記載の光学レンズ着色システ
ム。 - 【請求項9】 着色剤吐出手段を構成している個々のノ
ズルの吐出口が着色しようとする光学レンズ表面の形状
に応じた所定の曲面上に開口しており、 相対位置制御手段が、固定配置された着色剤吐出手段に
対して光学レンズ保持手段を回転運動,首振り運動また
は垂直運動させることによって前記の光学レンズ保持手
段と前記の着色剤吐出手段との相対位置を制御する、請
求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の光学レンズ着
色システム。 - 【請求項10】 相対位置制御手段が、光学レンズ保持
手段を回転運動,二軸水平運動または垂直運動させると
共に着色剤吐出手段を首振り運動させることによって前
記の光学レンズ保持手段と前記の着色剤吐出手段との相
対位置を制御する、請求項1〜請求項3のいずれか1項
に記載の光学レンズ着色システム。 - 【請求項11】 相対位置制御手段が、光学レンズ保持
手段を回転運動,一軸水平運動または垂直運動させると
共に着色剤吐出手段を首振り運動または一軸水平運動さ
せることによって前記の光学レンズ保持手段と前記の着
色剤吐出手段との相対位置を制御する、請求項1〜請求
項3のいずれか1項に記載の光学レンズ着色システム。 - 【請求項12】 相対位置制御手段が、光学レンズ保持
手段を回転運動または二軸水平運動させると共に着色剤
吐出手段を首振り運動または垂直運動させることによっ
て前記の光学レンズ保持手段と前記の着色剤吐出手段と
の相対位置を制御する、請求項1〜請求項3のいずれか
1項に記載の光学レンズ着色システム。 - 【請求項13】 相対位置制御手段が、光学レンズ保持
手段を回転運動または一軸水平運動させると共に着色剤
吐出手段を首振り運動,一軸水平運動または垂直運動さ
せることによって前記の光学レンズ保持手段と前記の着
色剤吐出手段との相対位置を制御する、請求項1〜請求
項3のいずれか1項に記載の光学レンズ着色システム。
Priority Applications (4)
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|---|---|---|---|
| JP10024201A JPH11223705A (ja) | 1998-02-05 | 1998-02-05 | 光学レンズ着色システム |
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|---|---|---|---|
| JP10024201A JPH11223705A (ja) | 1998-02-05 | 1998-02-05 | 光学レンズ着色システム |
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| JP10024201A Pending JPH11223705A (ja) | 1998-02-05 | 1998-02-05 | 光学レンズ着色システム |
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