JPH1122384A - トンネルの掘削方法およびその装置 - Google Patents

トンネルの掘削方法およびその装置

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JPH1122384A
JPH1122384A JP18596397A JP18596397A JPH1122384A JP H1122384 A JPH1122384 A JP H1122384A JP 18596397 A JP18596397 A JP 18596397A JP 18596397 A JP18596397 A JP 18596397A JP H1122384 A JPH1122384 A JP H1122384A
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JP
Japan
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tunnel
boom
face
groove
grooves
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP18596397A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukio Kakiuchi
幸雄 垣内
Tomoo Mimura
友男 三村
Shigeo Kitahara
成郎 北原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kumagai Gumi Co Ltd
Original Assignee
Kumagai Gumi Co Ltd
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Publication date
Application filed by Kumagai Gumi Co Ltd filed Critical Kumagai Gumi Co Ltd
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  • Excavating Of Shafts Or Tunnels (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】山岳トンネルの掘削能率をより高めること。 【解決手段】山岳トンネルを掘削するため、切羽(10)に
トンネル断面の輪郭(16)に沿って伸びる1または複数の
溝(12)と、縦方向へ伸びる複数の溝(14)とを丸鋸(32)で
掘削し、切羽を破砕する。必要に応じて、横方向へ伸び
る複数の溝(22)を追加的に掘削することができる。切羽
の掘削は、機台(36)と、機台に支持され鉛直軸線および
水平軸線のそれぞれの周りに回転可能であるブーム(34)
と、ブームの先端部に取り付けられブームの軸線の周り
に回転可能である互いに平行な複数の丸鋸(32)とを備え
るトンネル掘削装置(30)を用いて行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トンネルの掘削、
より詳細には無発破工法の一つとしてある高硬度岩盤の
掘削方法およびその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、トンネルの掘削においては、複数
のドリルロッドを有する削岩機で切羽に穴をあけ、これ
によりトンネル断面の輪郭に沿って伸びる溝を形成し、
さらに、前記溝に囲まれた部分に複数の穴をあけた後、
前記切羽を掘り崩していた(特開昭59−22859
5)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記ドリルロ
ッドによる穿孔は、該ドリルロッドの切羽地盤への差し
込みおよび引き抜きの往復動作の繰り返しおよび前記ド
リルロッドによる短い溝の形成の繰り返しのため、時間
を要し、また、前記ドリルロッドに生じる撓りのために
その穿孔深さおよび方向に狂いが生じ、これがために所
定の掘削量を確保することができず、掘削能率の低下を
余儀なくされていた。
【0004】したがって、本発明の目的は、山岳トンネ
ルの掘削能率をより高めることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明にあっては、切羽
にトンネル断面の輪郭に沿って伸びる1または複数の溝
と、縦方向へ伸びる複数の溝とを丸鋸で掘削し、前記切
羽を破砕または突き崩す。前記切羽を破砕または突き崩
すに先立ち、さらに、前記切羽に横方向へ伸びる複数の
溝を丸鋸で掘削することができる。
【0006】切羽の掘削は、機台と、該機台に支持され
鉛直軸線および水平軸線のそれぞれの周りに回転可能で
あるブームと、該ブームの先端部に取り付けられ前記ブ
ームの軸線の周りに回転可能である互いに平行な複数の
丸鋸とを備えるトンネル掘削装置を用いて行うことがで
きる。本発明において「丸鋸」とは、ディスクと、該デ
ィスクの周面に植え込まれた複数のビットとからなるも
のをいう。前記ディスクは例えば鋼製のものからなり、
また、前記ビットは超硬合金、ダイヤモンド等からな
る。前記ビットは、前記丸鋸をその軸線の周りに回転さ
せて該ビットにより切削される溝の幅が前記ディスクの
厚さ寸法より大きいものとなるように、前記ディスクに
植え込まれている。
【0007】
【作用および効果】本発明によれば、切羽に溝を掘削す
るのに丸鋸を用いて行う。丸鋸による溝の掘削は、切羽
への丸鋸の押し付けと該丸鋸の所定方向への移動とによ
り行い、従来のドリルロッドのような往復動作を必要と
しない。このため、切羽への溝の形成を短時間で行うこ
とができる。また、予定通りの掘削深さと掘削方向とを
有する溝を形成することができる、その後の切羽の破砕
または突き崩しによる所定の掘削量を確保することがで
きる。その結果、従来に比べ、山岳トンネルの掘削能率
を向上させることができる。
【0008】また、本発明に係る掘削装置によれば、互
いに平行な複数の丸鋸を有することから、これらの丸鋸
で切羽を掘削するときは、一時に複数の溝を掘削するこ
とができ、これにより、掘削能率を高めることができ
る。さらに、丸鋸の相互間隔を適当に定めることによ
り、溝相互間の切羽部分の破砕または突き崩しを容易に
行うことができる。
【0009】
【発明の実施の形態】図1を参照すると、山岳トンネル
の掘削のため、岩石のような比較的硬質の地盤からなる
切羽10に複数の溝12,14が形成され、これによ
り、切羽10が複数の区画に分割されている。切羽10
を複数の区画に分割することにより、後に行う切羽10
の突き崩し作業を容易に行うことができる。
【0010】複数の溝12は、掘削予定のトンネル断面
の輪郭16に沿って互いに間隔をおいて設けられてい
る。断続的に伸びる複数の溝12に代えて、連続して伸
びる1の溝(図示せず)を形成してもよい。図示のトン
ネル断面の輪郭16は円弧状のアーチ部18と、該アー
チ部の両端に連なる直線状の底部20とからなる。
【0011】また、複数の溝14は、横方向(水平方
向)に互いに間隔をおいて設けられ、トンネル断面の輪
郭16のアーチ部18からその底部20まで前記トンネ
ル断面を縦方向(上下方向)へ直線的に伸びている。上
下方向へ伸びる溝14の形成は、輪郭16に沿った溝1
2の形成後、または、溝12の形成前のいずれであって
もよい。
【0012】図示の各縦方向の溝14は1の連続する溝
からなるが、これに代えて、断続した複数の溝(図示せ
ず)からなるものとすることができる。また、縦方向の
溝14が、前記トンネル断面の輪郭16に沿って伸びる
溝12と交差するものであるか否かは任意である。
【0013】図2に示すように、必要に応じて、さら
に、前記トンネル断面の輪郭16のアーチ部18間を横
方向(水平方向)へ直線的に伸びる複数の溝22を形成
する。縦方向の溝14と交差する複数の横方向溝22を
設けることにより、切羽10をより小さい区画に分割す
ることができる。
【0014】横方向の溝22は上下方向に互いに間隔を
おいて設けられている。各横方向の溝22は、断続して
伸びる複数の溝からなるが、これに代えて、連続して伸
びる1の溝(図示せず)からなるものであってもよい。
横方向溝22も、また、縦方向溝14あるいは輪郭16
に沿った溝12と交差するものであるか否かは問わな
い。
【0015】溝12および縦方向の溝14、あるいは、
これらの溝に加えて横方向の溝22の形成により、複数
の区画に分割された切羽10は、個々の区画の比較的小
さい破壊力をもって破砕または突き崩し、トンネルの掘
削を進めることができる。
【0016】本発明にあっては、前記溝の掘削は、丸鋸
で切羽10を切削することにより行う。例えば、 図3
〜図5に示すトンネル掘削装置30を用いて行うことが
できる。
【0017】トンネル掘削装置30は一対の丸鋸32を
有する。但し、各溝12,14,22の掘削は、一対の
丸鋸32の一方のみ、すなわち単一の丸鋸を有するトン
ネル掘削装置によっても行うことができる。
【0018】各丸鋸32はその周面に超硬合金やダイヤ
モンドからなる多数のビット(図示せず)を有し、丸鋸
32を切羽10に押し付け、これを維持する間に所定の
方向へ移動させることにより切羽10を切削し、前記溝
を形成することができる。前記溝の深さは、丸鋸32の
直径またはその押し付け量により定まり、また、前記溝
の幅は丸鋸32の厚さ寸法により定まる。また、両丸鋸
32の使用により、2条の溝を一時に形成することがで
きる。両溝の相互間隔は両丸鋸32の相互間隔により定
まる。
【0019】丸鋸32はブーム34の先端部に取り付け
られている。また、ブーム34は機台36に支持されて
いる。
【0020】ブーム34は、両丸鋸32を支持する先端
部38と、先端部38の後記後端部分をブーム34の軸
線方向へ滑動可能に受け入れる角筒状の中間部40と、
中間部40に連なりかつブーム34の軸線の周りに相対
的に回転可能である基部42とからなる。
【0021】ブームの先端部38は全体に板状を呈する
前端部分44と、該前端部分に連なる角筒状の後端部分
46とからなる。前端部分44にはその両側方に両丸鋸
32が配置されかつ軸部材48を介して回転可能に支承
されている。前後の両端部分44,46には両丸鋸32
を回転駆動するためのモータ、減速装置、動力伝達装置
等を含む駆動機構(図示せず)が内蔵されている。
【0022】先端部38および中間部40は、これらの
互いに相対する両側部にそれぞれ配置され、かつ、これ
らの軸線方向へ伸びる1対の液圧ジャッキ50で相互に
連結されている。各液圧ジャッキ50の両端部はそれぞ
れ先端部38および中間部40に枢着されている。
【0023】両液圧ジャッキ50を伸長動作させること
により、ブームの先端部38を前方へ移動させることが
でき、これにより、両丸鋸32を切羽10に押し付ける
ことができる。また、両液圧ジャッキ50の収縮動作に
より、両丸鋸32を後方へ引き戻すことができる。
【0024】ブームの基部42には駆動機構(図示せ
ず)が内蔵されている。前記駆動機構はブームの中間部
40に接続されており、該駆動機構を作動させることに
より、中間部40および先端部38をブーム34の軸線
の周りに回転させることができる。この回転動作によ
り、両丸鋸32の回転軸線を規定する軸部材48の水平
面とのなす角度を変えることができ、これにより、トン
ネル断面の輪郭16に沿って伸びる溝12を掘削する
際、前記溝の方向を変えることができる。
【0025】ブーム34は、その基部42において、鉛
直軸線および水平軸線の周りに回転可能に機台36に支
持されている。より詳細には、一対のブラケット52が
機台36に鉛直軸線の周りに回転可能に取り付けられ、
ブームの基部42がその後端部分において一対のブラケ
ット52にこれらを貫通する軸部材54とを介して取り
付けられている。したがって、ブーム34はブラケット
52の回転軸線53である鉛直軸線の周りに回転可能で
あり、また、軸部材54すなわち水平軸線の周りに回転
可能である。
【0026】両ブラケット52を前記鉛直軸線の周りに
回転駆動のための一対の液圧ジャッキ56と、ブーム3
4を前記水平軸線の周りに回転駆動するための一対の液
圧ジャッキ58とが配置されている。一方の両ジャッキ
56は、これらの両端部において、両ブラケット52と
機台36とに枢着されている。また、他方の両液圧ジャ
ッキ58は、これらの両端部において、ブームの基部4
2の前端部分と両ブラケット52の下部とに枢着されて
いる。
【0027】一方の両液圧ジャッキ56を伸縮動作させ
ることにより、両ブラケット52およびこれに支持され
たブーム34を前記鉛直軸線の周りに回転させることが
できる。図4に示す両想像線60は、横方向溝22を掘
削する際の両丸鋸32の移動範囲またはブーム34の前
記鉛直軸線の周りの回転角度範囲を示す。
【0028】また、他方の両液圧ジャッキ58を伸縮動
作させることにより、ブーム34を軸部材54の周りに
回転させることができる。図3に示す両想像線62は、
縦方向溝14を掘削する際の両丸鋸32の移動範囲また
はブーム34の前記水平軸線の周りの回転角度範囲を示
す。なお、図3および図4に想像線で示す丸鋸32の一
部は、トンネル断面の輪郭16に沿った溝12を掘削す
る際、輪郭16の一カ所における丸鋸32の姿勢を概略
的に示すものである。丸鋸32の姿勢は、前記したよう
に、丸鋸32をブーム34の軸線の周りに回転させるこ
とにより定めることができ、その高さ位置および水平方
向位置は、それぞれ、ブーム34を前記鉛直軸線および
水平方向軸線の周りに回転させることにより定めること
ができる。
【0029】前記丸鋸については、図示の例に代えて、
互いに間隔をおいて平行に配置されかつ保持された3以
上の丸鋸とすることができる。
【0030】図示の機台36は、一対のクローラ64を
有する車体からなる。作業中における前記車体の安定を
図るため、複数のアウトリガー66が設けられている。
【0031】前記トンネル断面の輪郭16に沿った溝1
2および縦方向の溝14、切羽10の硬度が高い場合等
の必要に応じてさらに横方向の溝22を掘削した後、前
記各区画を突き崩す。すなわち、例えば油圧クサビ・液
圧破砕機、膨張性破砕剤等を用いて、各区画を割岩し、
次に、例えばブレーカを用いて各区画を破砕する。その
結果、切羽10から溝12,14,22の掘削深さにわ
たる岩石部分が取り除かれ、これにより、トンネル掘削
が行われる。
【図面の簡単な説明】
【図1】トンネル断面の輪郭に沿って伸びる溝および縦
方向へ伸びる溝が形成された切羽の概略的な正面図であ
る。
【図2】トンネル断面の輪郭に沿って伸びる溝、縦方向
へ伸びる溝および横方向へ伸びる溝が形成された切羽の
概略的な正面図である。
【図3】トンネル掘削装置の正面図である。
【図4】トンネル掘削装置の平面図である。
【図5】トンネル掘削装置の側面図である。
【符号の説明】
10 切羽 12 トンネル断面の輪郭に沿って伸びる溝 14 縦方向へ伸びる溝 16 トンネル断面の溝 30 トンネル掘削装置 32 丸鋸 34 ブーム 36 機台

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トンネルの掘削のため、切羽に、トンネ
    ル断面の輪郭に沿って伸びる1または複数の溝と、縦方
    向へ伸びる複数の溝とを丸鋸で掘削すること、その後、
    前記切羽を破砕することを含む、トンネルの掘削方法。
  2. 【請求項2】 前記切羽を破砕するに先立ち、さらに、
    前記切羽に横方向へ伸びる複数の溝を丸鋸で掘削する、
    請求項1に記載のトンネルの掘削方法。
  3. 【請求項3】 機台と、該機台に支持され鉛直軸線およ
    び水平軸線のそれぞれの周りに回転可能であるブーム
    と、該ブームの先端部に取り付けられ前記ブームの軸線
    の周りに回転可能である互いに平行な複数の丸鋸とを含
    む、トンネル掘削装置。
JP18596397A 1997-06-27 1997-06-27 トンネルの掘削方法およびその装置 Withdrawn JPH1122384A (ja)

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JP18596397A Withdrawn JPH1122384A (ja) 1997-06-27 1997-06-27 トンネルの掘削方法およびその装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001105964A (ja) * 1999-10-08 2001-04-17 Kayaba Ind Co Ltd 壁背面点検等作業車

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2001105964A (ja) * 1999-10-08 2001-04-17 Kayaba Ind Co Ltd 壁背面点検等作業車

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20040907