JPH1122437A - クランク軸の油孔構造 - Google Patents

クランク軸の油孔構造

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JPH1122437A
JPH1122437A JP17404997A JP17404997A JPH1122437A JP H1122437 A JPH1122437 A JP H1122437A JP 17404997 A JP17404997 A JP 17404997A JP 17404997 A JP17404997 A JP 17404997A JP H1122437 A JPH1122437 A JP H1122437A
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JP
Japan
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journal
oil hole
pin
crank
crankshaft
Prior art date
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Pending
Application number
JP17404997A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuya Suzuki
達哉 鈴木
Hiroki Kobayashi
弘樹 小林
Eiji Yamaguchi
栄次 山口
Koji Shimizu
幸治 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hino Motors Ltd
Original Assignee
Hino Motors Ltd
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Publication date
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Priority to CN98102676A priority patent/CN1080816C/zh
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  • Shafts, Cranks, Connecting Bars, And Related Bearings (AREA)
  • Lubrication Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】第2油孔の一端の開口部面積を最小限に抑える
ことにより、クランク軸の生産性を向上できる。 【解決手段】クランクジャーナル部16がシリンダブロ
ックにクランクジャーナルメタルを介して回転可能に保
持され、このジャーナル部16にクランクアーム部17
を介しかつジャーナル部16に対して偏心して設けられ
たクランクピン部18がコネクティングロッドにコネク
ティングロッドメタルを介して回転可能に連結される。
ジャーナル部16にこのジャーナル部の軸線に直交しか
つジャーナル部を貫通して第1油孔13aが形成され、
一端がピン部18の外周面に臨みかつピン部18、アー
ム部17及びジャーナル部16を通って他端が第1油孔
13aに連通するように傾斜して第2油孔13bが形成
される。またピン部18の第2油孔13b一端周縁を形
成する部位のうち薄肉部18aのみが除去される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、クランク軸の回転
摺動部に潤滑油を供給するための油孔の構造に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、クランク軸として、図3及び図4
に示すように、シリンダブロック4にクランクジャーナ
ルメタル1を介して回転可能に保持されたクランクジャ
ーナル部6と、このジャーナル部6にクランクアーム部
7を介して設けられたクランクピン部8と、ジャーナル
部6にこのジャーナル部6の軸線に直交して形成された
第1油孔3aと、一端がピン部8の外周面に臨みかつ他
端が第1油孔3aに連通するように傾斜して形成された
第2油孔3bとを備えたものが知られている。このクラ
ンク軸3では、ピン部8がジャーナル部6に対して偏心
しかつジャーナル部6に平行に設けられ(図3及び図
4)、コネクティングロッド9にコネクティングロッド
メタル2を介して回転可能に連結される(図4)。また
第1油孔3aはジャーナル部6の横断面の軸心を通って
ジャーナル部6を貫通して形成され、第2油孔3bはピ
ン部8の外周面からピン部8内、アーム部7内及びジャ
ーナル部6内を通って第1油孔3aの略中央に達する
(図3及び図4)。
【0003】この第2油孔3bとピン部8外周面のうち
第2油孔3bの一端が臨む面とは直交せずに斜交するた
め、ピン部8の第2油孔3b一端周縁を形成する部位の
うち一部に薄肉部8a(図3)が形成される。このた
め、このままピン部8を高周波焼入れすると上記薄肉部
8aに焼割れが発生する恐れがある。そこで、この焼割
れを防止するため、高周波焼入れをする前に、ピン部8
の第2油孔3b一端周縁を形成する部位にドリル5の先
端にてC面取り加工を施すことにより、上記薄肉部8a
を除去していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来のク
ランク軸の油孔構造では、第2油孔の一端が複雑な楕円
形状を呈しており、上記薄肉部を除去するために、比較
的大きなC面取り加工を施す必要があった。この結果、
除去する必要のない部分まで大きく肉盗みがなされ、第
2油孔の一端の開口部8b(図3及び図4)の面積が大
きくなってしまい、上記C面取り加工に要する工数が比
較的多くクランク軸の生産性を低下させる問題点があっ
た。本発明の目的は、クランク軸の焼入れ時の焼割れを
従来同様に発生させることなしに、クランク軸の生産性
を向上できるクランク軸の油孔構造を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
図1に示すように、シリンダブロック14にクランクジ
ャーナルメタル11を介して回転可能に保持されたクラ
ンクジャーナル部16と、このジャーナル部16にクラ
ンクアーム部17を介しかつジャーナル部16に対して
偏心して設けられコネクティングロッド19にコネクテ
ィングロッドメタル12を介して回転可能に連結された
クランクピン部18と、ジャーナル部16にこのジャー
ナル部16の軸線に直交しかつジャーナル部16を貫通
して形成された第1油孔13aと、一端がピン部18の
外周面に臨みかつピン部18、アーム部17及びジャー
ナル部16を通って他端が第1油孔13aに連通するよ
うに傾斜して形成された第2油孔13bとを備えたクラ
ンク軸の改良である。その特徴ある構成は、ピン部18
の第2油孔13b一端周縁を形成する部位のうち薄肉部
18aのみが除去されたところにある。
【0006】この請求項1に記載されたクランク軸の油
孔構造では、ピン部18の第2油孔13b一端周縁を形
成する部位のうち薄肉部18aのみを除去したので、焼
入れ時に焼割れを発生することなく、第2油孔13bの
一端の開口部18b面積を最小限に抑えることができ
る。また上記薄肉部18aの除去作業は比較的短時間で
行える。
【0007】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を図面に
基づいて説明する。図1及び図2に示すように、エンジ
ンのクランク軸13はシリンダブロック14に回転可能
に保持された複数のクランクジャーナル部16と、これ
らのジャーナル部16にクランクアーム部17を介して
設けられた複数のクランクピン部18とを備える。各ジ
ャーナル部16は同一軸線上に設けられ、シリンダブロ
ック14から垂下されたジャーナル保持部14aとジャ
ーナル用キャップ14bとによりクランクジャーナルメ
タル11を介して挟持される(図2)。各ピン部18は
ジャーナル部16に対して所定の距離だけ偏心しかつジ
ャーナル部16に平行に設けられる。各ピン部18の偏
心方向はジャーナル部16の軸線を中心として円周方向
に所定の角度毎に設定される(図1及び図2)。また各
ピン部18はコネクティングロッド19の下端に回転可
能に連結される、即ち各ピン部18はコネクティングロ
ッド19の下端とコネクティング用キャップ19aとに
よりコネクティングロッドメタル12を介して挟持され
る(図2)。コネクティングロッド19の上端はシリン
ダブロック14に形成されたシリンダ(図示せず)内を
往復動するピストン(図示せず)に連結される。なお、
クランクジャーナルメタル11及びコネクティングロッ
ドメタル12は耐熱性を有する滑り軸受である。
【0008】シリンダブロック14の各ジャーナル保持
部16にはオイルポンプ(図示せず)により圧送された
潤滑油(図示せず)が通る油通路21が形成される(図
2)。油通路21は略水平に延びる第1通路21aと、
この第1通路21aから分岐してジャーナル部16に臨
む第2通路21bとを有する。またクランク軸13には
第2通路21bに連通可能な第1油孔13aと、この第
1油孔13aに連通する第2油孔13bとが形成される
(図1及び図2)。第1油孔13aはジャーナル部16
にこのジャーナル部16の軸線に直交して形成される。
即ち、第1油孔13aはジャーナル部16の横断面の中
心を通るようにジャーナル部16を貫通して形成され
る。また第2油孔13bの一端はピン部18の外周面に
臨み、他端は第1油孔13aに連通する。即ち、第2油
孔13bはピン部18の外周面からピン部18内、アー
ム部17内及びジャーナル部16内を通って第1油孔1
3aの略中央に達するように傾斜して形成される。
【0009】本実施の形態の特徴ある構成は、ピン部1
8の第2油孔13b一端周縁を形成する部位のうち薄肉
部18a(図1)のみが除去されたところにある。第2
油孔13bとピン部18外周面のうち第2油孔13bの
一端が臨む面とは直交せずに斜交するため、ピン部18
の第2油孔13b一端周縁を形成する部位のうち一部に
薄肉部18aが形成される。この薄肉部18aは図1に
示すピン部18では、このピン部18のうち第2油孔1
3bの下縁となる部位に形成される。このため薄肉部1
8aのみがドリルやエンドミル等のロータリバー15
(図1)を用いて除去される。
【0010】このように構成されたクランク軸13の油
孔構造では、ピン部18の第2油孔13b一端周縁を形
成する部位のうち薄肉部18aのみを除去したので、ピ
ン部18を高周波焼き入れしても焼割れを発生すること
がない。また上記薄肉部18aの除去作業は削り代が極
めて少なく短時間で行えるので、クランク軸13の生産
効率、即ち生産性を向上できる。
【0011】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、ク
ランクジャーナル部にこのジャーナル部の軸線に直交し
かつジャーナル部を貫通して第1油孔を形成し、一端が
ピン部の外周面に臨みかつピン部、アーム部及びジャー
ナル部を通って他端が第1油孔に連通するように傾斜し
て第2油孔を形成し、更にピン部の第2油孔一端周縁を
形成する部位のうち薄肉部のみを除去したので、ピン部
の焼入れ時に焼割れを発生することなく、第2油孔の一
端の開口部面積を最小限に抑えることができる。また上
記薄肉部の除去作業は比較的短時間で行えるので、クラ
ンク軸の生産性も向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明一実施形態のクランク軸の油孔構造を示
す図2のA−A線断面図。
【図2】そのクランク軸の要部側面図。
【図3】従来例を示す図4のB−B線断面図。
【図4】そのクランク軸の要部側面図。
【符号の説明】
11 クランクジャーナルメタル 12 コネクティングロッドメタル 13 クランク軸 13a 第1油孔 13b 第2油孔 14 シリンダブロック 16 クランクジャーナル部 17 クランクアーム部 18 クランクピン部 18a 薄肉部 19 コネクティングロッド
フロントページの続き (72)発明者 清水 幸治 東京都日野市日野台3丁目1番地1 日野 自動車工業株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリンダブロック(14)にクランクジャー
    ナルメタル(11)を介して回転可能に保持されたクランク
    ジャーナル部(16)と、前記ジャーナル部(16)にクランク
    アーム部(17)を介しかつ前記ジャーナル部(16)に対して
    偏心して設けられコネクティングロッド(19)にコネクテ
    ィングロッドメタル(12)を介して回転可能に連結された
    クランクピン部(18)と、前記ジャーナル部(16)にこのジ
    ャーナル部(16)の軸線に直交しかつ前記ジャーナル部(1
    6)を貫通して形成された第1油孔(13a)と、一端が前記
    ピン部(18)の外周面に臨みかつ前記ピン部(18)、アーム
    部(17)及び前記ジャーナル部(16)を通って他端が前記第
    1油孔(13a)に連通するように傾斜して形成された第2
    油孔(13b)とを備えたクランク軸において、 前記ピン部(18)の第2油孔(13b)一端周縁を形成する部
    位のうち薄肉部(18a)のみが除去されたことを特徴とす
    るクランク軸の油孔構造。
JP17404997A 1997-06-30 1997-06-30 クランク軸の油孔構造 Pending JPH1122437A (ja)

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JP17404997A JPH1122437A (ja) 1997-06-30 1997-06-30 クランク軸の油孔構造
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106015305A (zh) * 2016-08-04 2016-10-12 广西玉柴机器股份有限公司 V型6缸发动机的曲轴结构

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63135608A (ja) * 1986-11-25 1988-06-08 Daihatsu Motor Co Ltd 中空クランク軸におけるオイル通路装置

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