JPH11224443A - 情報ディスクの製造方法 - Google Patents
情報ディスクの製造方法Info
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- JPH11224443A JPH11224443A JP2310698A JP2310698A JPH11224443A JP H11224443 A JPH11224443 A JP H11224443A JP 2310698 A JP2310698 A JP 2310698A JP 2310698 A JP2310698 A JP 2310698A JP H11224443 A JPH11224443 A JP H11224443A
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- Japan
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 貼合せディスクの反りを小さく抑えることが
できる情報ディスクの製造方法を提供する。 【解決手段】 基板に記録層または再生可能な情報層を
設けたディスク上に放射線硬化型接着剤を塗布し、放射
線を照射した後、他のディスクと重ね合わせ加圧及び加
熱して貼合せる情報ディスクの製造方法。
できる情報ディスクの製造方法を提供する。 【解決手段】 基板に記録層または再生可能な情報層を
設けたディスク上に放射線硬化型接着剤を塗布し、放射
線を照射した後、他のディスクと重ね合わせ加圧及び加
熱して貼合せる情報ディスクの製造方法。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一対のディスクを
貼り合わせてなる情報ディスクの製造方法に関する。
貼り合わせてなる情報ディスクの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、大容量、高速のメモリ媒体として
光記録媒体が注目されている。光記録媒体としては再生
専用型光ディスク(CD、DVD、CD−ROM等)、
記録再生型光ディスク(ライトワンス型)、記録、再
生、消去再書き込み可能な書き換え型光ディスク(リラ
イタブル)が知られている。これらの光記録媒体の基板
としては一般に樹脂基板やガラス基板が用いられてい
る。
光記録媒体が注目されている。光記録媒体としては再生
専用型光ディスク(CD、DVD、CD−ROM等)、
記録再生型光ディスク(ライトワンス型)、記録、再
生、消去再書き込み可能な書き換え型光ディスク(リラ
イタブル)が知られている。これらの光記録媒体の基板
としては一般に樹脂基板やガラス基板が用いられてい
る。
【0003】樹脂基板は生産性の面から通常、射出成形
法や射出圧縮成形法を用いて成形される。具体的には、
固定金型と可動金型との間に形成されるキャビティ内に
環状の金属薄板からなるスタンパーを設け、キャビティ
内に溶融樹脂材を射出することによってスタンパーの信
号(ピット)やレーザー案内溝(グルーブ)等を転写し
た扁平なディスク基板が製造されている。
法や射出圧縮成形法を用いて成形される。具体的には、
固定金型と可動金型との間に形成されるキャビティ内に
環状の金属薄板からなるスタンパーを設け、キャビティ
内に溶融樹脂材を射出することによってスタンパーの信
号(ピット)やレーザー案内溝(グルーブ)等を転写し
た扁平なディスク基板が製造されている。
【0004】このようにして成形された光ディスク基板
は成形直後はフラットな形状を有しているが、基板に記
録層や再生可能な情報層、例えば反射層を成膜したり、
保護層を形成したりするため、この膜形成の際の熱的変
化に基づく応力緩和や表面膜応力等により基板に反りを
生じる。特に薄肉の基板の場合には、基板の剛性が小さ
く、反りが大きくなるばかりでなく、成形時の樹脂の流
動性が悪いので、基板の複屈折が悪化するという問題点
もある。
は成形直後はフラットな形状を有しているが、基板に記
録層や再生可能な情報層、例えば反射層を成膜したり、
保護層を形成したりするため、この膜形成の際の熱的変
化に基づく応力緩和や表面膜応力等により基板に反りを
生じる。特に薄肉の基板の場合には、基板の剛性が小さ
く、反りが大きくなるばかりでなく、成形時の樹脂の流
動性が悪いので、基板の複屈折が悪化するという問題点
もある。
【0005】このような反りは高密度の記録を行うため
に高速回転を行う光ディスクでは振動等の発生原因とな
り、誤作動を招き好ましくない。さて、一部光磁気ディ
スクや各種DVD媒体においては、大容量化のためある
いは記録面保護のためにこれら基板を貼合せた貼合せデ
ィスクとすることが行われている。
に高速回転を行う光ディスクでは振動等の発生原因とな
り、誤作動を招き好ましくない。さて、一部光磁気ディ
スクや各種DVD媒体においては、大容量化のためある
いは記録面保護のためにこれら基板を貼合せた貼合せデ
ィスクとすることが行われている。
【0006】また、貼合せを行うと、単板で反りが大き
く使用が困難なディスクでも、両方のディスクの反りが
打ち消しあって全体としての反りが少なくなると言う利
点もある。接着剤としては、紫外線硬化型接着剤に代表
される放射線硬化型接着剤や、ホットメルト接着剤など
がある。
く使用が困難なディスクでも、両方のディスクの反りが
打ち消しあって全体としての反りが少なくなると言う利
点もある。接着剤としては、紫外線硬化型接着剤に代表
される放射線硬化型接着剤や、ホットメルト接着剤など
がある。
【0007】中でも、遅延硬化型の紫外線硬化型接着剤
は、耐環境性に優れるという放射線硬化型接着剤の利点
を持ちながら、放射線を通さないディスク同士の貼合せ
にも使用できる点で特に優れている。遅延硬化型の紫外
線硬化型接着剤を用いたディスクの貼合せは、以下のよ
うに行われる。
は、耐環境性に優れるという放射線硬化型接着剤の利点
を持ちながら、放射線を通さないディスク同士の貼合せ
にも使用できる点で特に優れている。遅延硬化型の紫外
線硬化型接着剤を用いたディスクの貼合せは、以下のよ
うに行われる。
【0008】ディスク上に接着剤を塗布し、紫外線を照
射した後、他のディスクと重ね合わせて所定時間加圧
し、放圧後、ディスクにストレスがかからないような状
態、例えば中心孔を保持したままディスクを垂直に保っ
て数分間放置する。これは養生工程とも呼ばれる。紫外
線を照射してから硬化するまでの反応時間は一般に5分
以上かかるが、製造のタクトタイムを短くするため、加
圧はできるだけ短くとどめるのが普通である。
射した後、他のディスクと重ね合わせて所定時間加圧
し、放圧後、ディスクにストレスがかからないような状
態、例えば中心孔を保持したままディスクを垂直に保っ
て数分間放置する。これは養生工程とも呼ばれる。紫外
線を照射してから硬化するまでの反応時間は一般に5分
以上かかるが、製造のタクトタイムを短くするため、加
圧はできるだけ短くとどめるのが普通である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た反りの大きいディスクの場合、加圧時間が短く接着剤
の硬化が不十分なまま放圧されると、その後の養生工程
でディスクの反りが徐々に戻り、硬化した頃には全体の
反りが大きくなってしまうという問題があった。一方、
かなり硬化が進むまで加圧時間を長くするとすれば、そ
れだけタクトタイムが長くなり、製造コストが高くなっ
てしまう。
た反りの大きいディスクの場合、加圧時間が短く接着剤
の硬化が不十分なまま放圧されると、その後の養生工程
でディスクの反りが徐々に戻り、硬化した頃には全体の
反りが大きくなってしまうという問題があった。一方、
かなり硬化が進むまで加圧時間を長くするとすれば、そ
れだけタクトタイムが長くなり、製造コストが高くなっ
てしまう。
【0010】本発明は、このような問題を解決するため
になされたものであり、ディスクの反りを小さくさせる
情報ディスクの製造方法を提供することを目的とする。
になされたものであり、ディスクの反りを小さくさせる
情報ディスクの製造方法を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の要旨は、基板に
記録層または再生可能な情報層を設けたディスク上に放
射線硬化型接着剤を塗布し、放射線を照射した後、他の
ディスクと重ね合わせ加圧及び加熱して貼合せることを
特徴とする情報ディスクの製造方法に存する。
記録層または再生可能な情報層を設けたディスク上に放
射線硬化型接着剤を塗布し、放射線を照射した後、他の
ディスクと重ね合わせ加圧及び加熱して貼合せることを
特徴とする情報ディスクの製造方法に存する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に、本発明について図を用い
て説明する。図1に本発明の情報ディスクの製造方法の
一例を示す。まず、貼合せを行う情報ディスクについて
説明する。単板ディスク5は、例えば、基板1/反射層
2/保護層3からなる。
て説明する。図1に本発明の情報ディスクの製造方法の
一例を示す。まず、貼合せを行う情報ディスクについて
説明する。単板ディスク5は、例えば、基板1/反射層
2/保護層3からなる。
【0013】基板1としては、基板側入射記録再生の場
合は、記録または再生光に対して透明なものが用いら
れ、例えば、ポリカーボネート、ポリメチルメタクリレ
ート等の樹脂、ガラスなどが挙げられる。中でもポリカ
ーボネートは寸法安定性及び耐熱性に優れ好ましい。基
板の厚さは通常0.2〜1.2mm程度であり、大きさ
はディスクの用途に応じて適宜決定すればよいが例えば
120mm程度である。
合は、記録または再生光に対して透明なものが用いら
れ、例えば、ポリカーボネート、ポリメチルメタクリレ
ート等の樹脂、ガラスなどが挙げられる。中でもポリカ
ーボネートは寸法安定性及び耐熱性に優れ好ましい。基
板の厚さは通常0.2〜1.2mm程度であり、大きさ
はディスクの用途に応じて適宜決定すればよいが例えば
120mm程度である。
【0014】基板上には射出成形などの方法で、微細な
凹凸により情報を表すピットまたはグルーブが最内外周
部を除いて形成されている。反射層2は、アルミニウ
ム、アルミニウム合金、銀、銀合金または金、金合金な
どが用いられ、厚さ30〜200nm程度に設けられ
る。スパッタリング法、真空蒸着法などによって形成さ
れる。
凹凸により情報を表すピットまたはグルーブが最内外周
部を除いて形成されている。反射層2は、アルミニウ
ム、アルミニウム合金、銀、銀合金または金、金合金な
どが用いられ、厚さ30〜200nm程度に設けられ
る。スパッタリング法、真空蒸着法などによって形成さ
れる。
【0015】保護層3はラジカル重合系の紫外線硬化型
樹脂などが用いられ、反射層や基板を覆うように設けら
れる。厚さは3〜20μm程度であり、スピンコート
法、ロールコート法、スクリーン印刷法などによって形
成される。本ディスクは再生専用型の構成であるが、基
板と反射層の間に相変化記録膜、光磁気記録膜、有機色
素記録膜などの記録層を設けた記録再生型ディスクであ
っても良い。
樹脂などが用いられ、反射層や基板を覆うように設けら
れる。厚さは3〜20μm程度であり、スピンコート
法、ロールコート法、スクリーン印刷法などによって形
成される。本ディスクは再生専用型の構成であるが、基
板と反射層の間に相変化記録膜、光磁気記録膜、有機色
素記録膜などの記録層を設けた記録再生型ディスクであ
っても良い。
【0016】このような単板の情報ディスクに貼合せる
ディスクは、同種の情報ディスクであってもよいし、異
種のものであってもよい。例えばリライタブル型ディス
クと再生専用型ディスクを貼り合わせても良い。また、
一方をダミー基板とした片面記録の貼合せ媒体であって
もよい。貼合せに当たっては、情報ディスクに対しカチ
オン重合系樹脂を主成分とする紫外線硬化型接着剤など
の、遅延型放射線硬化型接着剤を塗布し、接着層4を形
成する。特にカチオン重合系エポキシ樹脂を主成分と
し、25℃での粘度が5×104〜10×104cps
(BH粘度計、2rpm測定器)であるものが好まし
い。例えば、ソニーケミカル(株)製紫外線硬化型接着
剤「SK7000」などがある。
ディスクは、同種の情報ディスクであってもよいし、異
種のものであってもよい。例えばリライタブル型ディス
クと再生専用型ディスクを貼り合わせても良い。また、
一方をダミー基板とした片面記録の貼合せ媒体であって
もよい。貼合せに当たっては、情報ディスクに対しカチ
オン重合系樹脂を主成分とする紫外線硬化型接着剤など
の、遅延型放射線硬化型接着剤を塗布し、接着層4を形
成する。特にカチオン重合系エポキシ樹脂を主成分と
し、25℃での粘度が5×104〜10×104cps
(BH粘度計、2rpm測定器)であるものが好まし
い。例えば、ソニーケミカル(株)製紫外線硬化型接着
剤「SK7000」などがある。
【0017】これをスピンコート法、ロールコート法、
スクリーン印刷法などによって、通常20〜50μm程
度の厚さに塗布する。なお、情報ディスクの情報面を内
側にして貼合せる場合には、保護層上に接着層を設け、
情報面を外側にして貼合せる場合には、基板裏面に接着
層を設ける。また、接着層4は一対のディスクの片方の
みに形成してもよく、また両方に形成しても良い。
スクリーン印刷法などによって、通常20〜50μm程
度の厚さに塗布する。なお、情報ディスクの情報面を内
側にして貼合せる場合には、保護層上に接着層を設け、
情報面を外側にして貼合せる場合には、基板裏面に接着
層を設ける。また、接着層4は一対のディスクの片方の
みに形成してもよく、また両方に形成しても良い。
【0018】接着層形成後、100〜500mJ/cm
2の紫外線を照射する。次に、一対のディスクを接着層
を挟んで重ね合わせた後、加圧を行う。重ね合わせたデ
ィスクを下側プレステーブル11の下側プレート12上
に載置後、エアシリンダ13によって下側プレステーブ
ル11がせり上がる。その後、上側プレステーブル14
がエアシリンダ16によって下げられ、上側プレート1
5と下側プレート12がディスクを加圧する。加圧は5
0〜1500gf/cm2の圧力で0.5秒〜5分間程
度保持する。
2の紫外線を照射する。次に、一対のディスクを接着層
を挟んで重ね合わせた後、加圧を行う。重ね合わせたデ
ィスクを下側プレステーブル11の下側プレート12上
に載置後、エアシリンダ13によって下側プレステーブ
ル11がせり上がる。その後、上側プレステーブル14
がエアシリンダ16によって下げられ、上側プレート1
5と下側プレート12がディスクを加圧する。加圧は5
0〜1500gf/cm2の圧力で0.5秒〜5分間程
度保持する。
【0019】それと同時に、あるいは加圧の前後に、加
熱を行う。好ましい加熱温度は30℃以上とする。30
℃以下では接着剤の硬化が不十分である。より好ましく
は40℃以上である。しかし、(ディスクの熱変形温度
−10℃)を超えると基板材料が変形するおそれがある
ため、これ以下が好ましい。。より好ましくは(ディス
クの熱変形温度−30℃)以下である。
熱を行う。好ましい加熱温度は30℃以上とする。30
℃以下では接着剤の硬化が不十分である。より好ましく
は40℃以上である。しかし、(ディスクの熱変形温度
−10℃)を超えると基板材料が変形するおそれがある
ため、これ以下が好ましい。。より好ましくは(ディス
クの熱変形温度−30℃)以下である。
【0020】基板材料がポリカーボネートの場合には、
加熱温度は120℃以下が好ましく、より好ましくは1
00℃以下である。加圧と同時、または加圧の前後に加
熱を行うことにより、接着剤の硬化を促進しディスクの
反りを矯正することができるため、放圧後もディスクの
反りが戻ってしまうことがない。
加熱温度は120℃以下が好ましく、より好ましくは1
00℃以下である。加圧と同時、または加圧の前後に加
熱を行うことにより、接着剤の硬化を促進しディスクの
反りを矯正することができるため、放圧後もディスクの
反りが戻ってしまうことがない。
【0021】加熱方法はさまざまなものが用いられる
が、加圧と加熱を同時に行うのが最も容易であり好まし
い。例えば、ディスクを加圧するためのプレート12、
15を加熱すればよい。通常、プレート12、15とし
てはステンレスなどからなる金属プレートを用いるが、
プレステーブルの少なくとも一方にこの金属プレートを
加熱するヒーターを埋め込むことでプレートを加熱する
ことができる。また、プレートそのものにヒーターを埋
め込んでもよいしプレートにリボンヒーターを巻いても
よい。
が、加圧と加熱を同時に行うのが最も容易であり好まし
い。例えば、ディスクを加圧するためのプレート12、
15を加熱すればよい。通常、プレート12、15とし
てはステンレスなどからなる金属プレートを用いるが、
プレステーブルの少なくとも一方にこの金属プレートを
加熱するヒーターを埋め込むことでプレートを加熱する
ことができる。また、プレートそのものにヒーターを埋
め込んでもよいしプレートにリボンヒーターを巻いても
よい。
【0022】加熱の際にプレートの温度をモニタリング
することにより、加熱温度のコントロールをすることが
できる。プレートは30℃以上かつ(ディスクの熱変形
温度−10℃)以下に加熱するのが好ましい。加圧の前
後に加熱を行う方法としては、ハロゲンヒーターのよう
な赤外線ヒーターなどがある。
することにより、加熱温度のコントロールをすることが
できる。プレートは30℃以上かつ(ディスクの熱変形
温度−10℃)以下に加熱するのが好ましい。加圧の前
後に加熱を行う方法としては、ハロゲンヒーターのよう
な赤外線ヒーターなどがある。
【0023】基板の反りをより少なくするために、プレ
ート12、15の押圧面を中心から外周にかけて傾斜さ
せるのが好ましい。なお、中心から外周にかけて一様に
傾斜する必要はなく、例えば外周部のみが傾斜していて
もよい。一般に、射出成形等により作成された単板ディ
スクは最外周部が数十μm程度厚めに形成される傾向が
ある。従って、貼り合わせたときにディスク外面側同士
を完全に平行とし反りがない状態にすると、ディスク内
面側すなわち記録面が最外周において内側に反った状態
となることがある。
ート12、15の押圧面を中心から外周にかけて傾斜さ
せるのが好ましい。なお、中心から外周にかけて一様に
傾斜する必要はなく、例えば外周部のみが傾斜していて
もよい。一般に、射出成形等により作成された単板ディ
スクは最外周部が数十μm程度厚めに形成される傾向が
ある。従って、貼り合わせたときにディスク外面側同士
を完全に平行とし反りがない状態にすると、ディスク内
面側すなわち記録面が最外周において内側に反った状態
となることがある。
【0024】すなわち、ディスクの反りが問題となるの
はディスクの記録面であるので、記録面の反りをなくす
ためにむしろ外面(裏面)は反らせたほうがよい。この
場合、プレート12、15の押圧面を特に外周部におい
て外側に傾斜させ、ディスク最外周部のみ加圧を弱める
のが好ましい。これにより、貼り合わせたディスク外面
側同士は完全に平行でなくても、ディスク内面側すなわ
ち記録面が全面において反りのない状態とすることがで
きる。
はディスクの記録面であるので、記録面の反りをなくす
ためにむしろ外面(裏面)は反らせたほうがよい。この
場合、プレート12、15の押圧面を特に外周部におい
て外側に傾斜させ、ディスク最外周部のみ加圧を弱める
のが好ましい。これにより、貼り合わせたディスク外面
側同士は完全に平行でなくても、ディスク内面側すなわ
ち記録面が全面において反りのない状態とすることがで
きる。
【0025】また、理由は不明であるが、ディスクを貼
り合わせると、一般にディスク内面側すなわち記録面が
凹になるよう内側に反りやすい。これを防ぐために、や
はり、上述のように、加圧プレートの押圧面を中心から
外周にかけて外側に傾斜させ、ディスク外周部の加圧を
弱めるのが好ましい。この場合も、反りの起こりやすい
程度により外周部のみを傾斜させてもよい。
り合わせると、一般にディスク内面側すなわち記録面が
凹になるよう内側に反りやすい。これを防ぐために、や
はり、上述のように、加圧プレートの押圧面を中心から
外周にかけて外側に傾斜させ、ディスク外周部の加圧を
弱めるのが好ましい。この場合も、反りの起こりやすい
程度により外周部のみを傾斜させてもよい。
【0026】ところで、一方をダミー基板とした片面記
録の貼合せディスクは、記録再生に使用する片面の反り
のみを小さくすればよく、ダミーディスク側は反りが大
きくても問題はない。とすれば、記録ディスク側の加圧
プレートの押圧面を中心から外周にかけて外側に傾斜さ
せ、ダミーディスク側の加圧プレートの押圧面を中心か
ら外周にかけて逆に内側に傾斜させることで、記録ディ
スクが内側に反るのをより積極的に防ぐことができる。
この時、ダミーディスク側は却って反りが大きくなる可
能性があるが上述のように問題とならない。
録の貼合せディスクは、記録再生に使用する片面の反り
のみを小さくすればよく、ダミーディスク側は反りが大
きくても問題はない。とすれば、記録ディスク側の加圧
プレートの押圧面を中心から外周にかけて外側に傾斜さ
せ、ダミーディスク側の加圧プレートの押圧面を中心か
ら外周にかけて逆に内側に傾斜させることで、記録ディ
スクが内側に反るのをより積極的に防ぐことができる。
この時、ダミーディスク側は却って反りが大きくなる可
能性があるが上述のように問題とならない。
【0027】
【実施例】以下に、本発明を実施例により説明する。し
かしながら、本発明はその要旨を超えない限り、本実施
例に限定されるものではない。なお、本実施例において
反り角は、ディスク面に垂直に入射するビームとその反
射ビームのなす角の半分の値である。 (実施例)外径120mm、厚さ0.6mmのポリカー
ボネート基板上に反射膜を設けた後、保護膜として、大
日本インキ化学工業(株)製紫外線硬化型樹脂「ダイキ
ュアクリアSD−318」を3〜10μm形成した。
かしながら、本発明はその要旨を超えない限り、本実施
例に限定されるものではない。なお、本実施例において
反り角は、ディスク面に垂直に入射するビームとその反
射ビームのなす角の半分の値である。 (実施例)外径120mm、厚さ0.6mmのポリカー
ボネート基板上に反射膜を設けた後、保護膜として、大
日本インキ化学工業(株)製紫外線硬化型樹脂「ダイキ
ュアクリアSD−318」を3〜10μm形成した。
【0028】本ディスクの単板での半径方向の反り角は
約1.40度であった。さらに保護層上に、接着層とし
て、ソニーケミカル(株)製紫外線硬化型接着剤「SK
7000」を30〜50μm塗布した。本ディスクに1
00〜500mJ/cm2の紫外線を照射したのち、同
様に作製したディスクを情報面が対向するように重ね合
わせた後、80℃に加熱した加圧プレートで、300g
f/cm2の圧力で10秒間保持した。その後5分間、
通常法に従い養生を行い、貼合せディスクとした。
約1.40度であった。さらに保護層上に、接着層とし
て、ソニーケミカル(株)製紫外線硬化型接着剤「SK
7000」を30〜50μm塗布した。本ディスクに1
00〜500mJ/cm2の紫外線を照射したのち、同
様に作製したディスクを情報面が対向するように重ね合
わせた後、80℃に加熱した加圧プレートで、300g
f/cm2の圧力で10秒間保持した。その後5分間、
通常法に従い養生を行い、貼合せディスクとした。
【0029】本貼合せディスクの半径方向反り角の最大
値は0.20度であった。 (比較例)実施例と同様にディスクを作製し、室温24
℃の加圧プレートで300gf/cm2の圧力で10秒
間保持した以外は、実施例と同様に貼合せた。本貼合せ
ディスクの半径方向反り角の最大値は0.65度であっ
た。
値は0.20度であった。 (比較例)実施例と同様にディスクを作製し、室温24
℃の加圧プレートで300gf/cm2の圧力で10秒
間保持した以外は、実施例と同様に貼合せた。本貼合せ
ディスクの半径方向反り角の最大値は0.65度であっ
た。
【0030】
【発明の効果】本発明の方法によれば、貼合せディスク
の反りを小さく抑えることができる。従って、単板で反
りが大きく使用が困難なディスクでも、貼合せることで
反りを小さく抑え、使用可能にすることができる。
の反りを小さく抑えることができる。従って、単板で反
りが大きく使用が困難なディスクでも、貼合せることで
反りを小さく抑え、使用可能にすることができる。
【図1】 本発明の情報ディスクの製造方法の一例を示
す図
す図
1、1’ 基板 2、2’ 反射層 3、3’ 保護層 4 接着層 5、5’ 単板ディスク 11 下側プレステーブル 12 下側プレート 13 エアシリンダ 14 上側プレステーブル 15 上側プレート 16 エアシリンダ
Claims (7)
- 【請求項1】 基板に記録層または再生可能な情報層を
設けたディスク上に放射線硬化型接着剤を塗布し、放射
線を照射した後、他のディスクと重ね合わせ加圧及び加
熱して貼合せることを特徴とする情報ディスクの製造方
法。 - 【請求項2】 加熱温度が30℃以上かつ(ディスクの
熱変形温度−10℃)以下である請求項1記載の情報デ
ィスクの製造方法。 - 【請求項3】 加圧と加熱を同時に行う請求項1または
2記載の情報ディスクの製造方法。 - 【請求項4】 ディスクを加圧するためのプレートを加
熱する請求項3記載の情報ディスクの製造方法。 - 【請求項5】 上記プレートを30℃以上かつ(ディス
クの熱変形温度−10℃)以下に加熱する請求項4記載
の情報ディスクの製造方法。 - 【請求項6】 ディスクを加圧するためのプレートの押
圧面が中心から外周にかけて傾斜している請求項1乃至
5のいずれかに記載の情報ディスクの製造方法。 - 【請求項7】 上記放射線硬化型接着剤がカチオン系重
合樹脂を主成分とする紫外線硬化型接着剤である請求項
1乃至6のいずれかに記載の情報ディスクの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2310698A JPH11224443A (ja) | 1998-02-04 | 1998-02-04 | 情報ディスクの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2310698A JPH11224443A (ja) | 1998-02-04 | 1998-02-04 | 情報ディスクの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11224443A true JPH11224443A (ja) | 1999-08-17 |
Family
ID=12101226
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2310698A Pending JPH11224443A (ja) | 1998-02-04 | 1998-02-04 | 情報ディスクの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11224443A (ja) |
-
1998
- 1998-02-04 JP JP2310698A patent/JPH11224443A/ja active Pending
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