JPH11224873A - 基板処理装置 - Google Patents
基板処理装置Info
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- JPH11224873A JPH11224873A JP2465998A JP2465998A JPH11224873A JP H11224873 A JPH11224873 A JP H11224873A JP 2465998 A JP2465998 A JP 2465998A JP 2465998 A JP2465998 A JP 2465998A JP H11224873 A JPH11224873 A JP H11224873A
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Abstract
ができ、しかも、正確に濃度制御を行うことができる。 【解決手段】 基板に対して所定の処理を施す基板処理
装置であって、処理液で基板の表面処理を行う基板処理
部1と、排出された処理液を再び基板処理部1へ供給す
る循環路2と、処理液を循環させる処理液循環ポンプ5
と、循環路2に一端が連通接続され、他端が純水供給源
に連通接続されている純水供給路3と、循環路2に一端
が連通接続され、他端に連通接続されている薬液供給源
から循環路2への薬液を注入するために、薬液供給路1
6が循環路2に連通接続されている薬液注入部4と、処
理液の濃度を測定する濃度測定センサ8と、測定された
処理液の濃度に基づいて、薬液注入部4を操作して処理
液の濃度を制御する制御部30Aとを備えている。
Description
ォトマスク用のガラス基板、液晶表示装置用のガラス基
板、光ディスク用の基板など(以下、単に基板と称す
る)に対して、処理液で表面処理を施す基板処理装置に
係り、特に、基板処理部に循環路を介して処理液を循環
させながら濃度調整を行う技術に関する。
えば、特開平9−199468号公報に示すような装置
が挙げられる。この装置は、基板に表面処理を施す処理
槽とこの槽から溢れ出た処理液を受ける外槽とからなる
基板処理部と、この基板処理部の処理槽と外槽とに連通
して、溢れ出た処理液を再び処理槽へと循環させて供給
するための循環路とを備え、目標とする濃度になるよう
に純水と薬液とを混合して得られた処理液あるいは純水
のみが供給ユニットにより外槽の上方から供給されるよ
うに構成されている。
の一部を採取するために分岐した採取管が配設されてお
り、採取した処理液を対象にして濃度を測定し、目標と
する濃度との偏差に基づいてコントローラが供給ユニッ
トにおける薬液の混合比などを調整して濃度を目標値に
調整するようになっている。
うな構成を有する従来例の場合には、次のような問題が
ある。すなわち、処理液によって基板に処理を施した後
は、通常、薬液を含む処理液を純水で置換してリンス処
理を行い、純水の比抵抗が上がってある一定の基準値
(例えば、18MΩcm)に達した時点でリンス処理が
完了したと判断するようになっている。しかしながら、
純水が供給ユニットによって外槽の上方から供給される
ように構成されている関係上、空気中に含まれている炭
酸ガスがその中に溶け込んで純水の比抵抗を下げること
になる。したがって、実際には処理液が純水で完全に置
換されているにも係わらず比抵抗としては上記基準値に
到達せず低いままであることからリンス処理が不完全で
あると判断され、リンス処理の完了時点を適切に判断す
ることができないという問題点がある。このようにリン
ス処理の完了時点が適切に判断できない場合には、リン
ス処理時の純水の使用量が極めて多くなって無駄とな
る。
岐した採取管に処理液を採取してから行われるようにな
っているため、測定値と濃度の目標値との偏差に基づい
てコントローラが供給ユニットを制御するのに遅れが生
じ、濃度制御を正確に行うことができないという問題も
生じている。
たものであって、純水への炭酸ガスの溶け込みを防止す
ることによってリンス処理の完了時点を正確に判断する
ことができ、しかも、循環している処理液の濃度を直接
的に測定することによって正確に濃度制御を行うことが
できる基板処理装置を提供することを目的とする。
的を達成するために、次のような構成をとる。すなわ
ち、請求項1に記載の基板処理装置は、基板に対して所
定の処理を施す基板処理装置であって、純水と薬液とを
混合して得られた処理液で基板の表面処理を行う基板処
理部と、前記基板処理部から排出された処理液を再び前
記基板処理部へ供給する循環路と、前記循環路内の処理
液を循環させる処理液循環手段と、前記循環路に一端が
連通接続され、他端が純水供給源に連通接続されている
純水供給路と、前記循環路に一端が連通接続され、他端
が薬液供給源に連通接続されている薬液供給路と、前記
薬液供給路から前記循環路へ注入される薬液の注入量を
調節する薬液注入量調節手段と、前記循環路内を流通す
る処理液の濃度を測定する濃度測定手段と、前記濃度測
定手段により測定された処理液の濃度に基づいて、前記
薬液注入量調節手段を制御する制御手段と、を備えてい
ることを特徴とするものである。
請求項1に記載の基板処理装置において、前記濃度測定
手段は、前記薬液供給路が前記循環路に連通接続されて
いる箇所より下流側に配設されていることを特徴とする
ものである。
請求項1に記載の基板処理装置において、前記濃度測定
手段は、前記薬液供給路が前記循環路に連通接続されて
いる箇所より上流側に配設されていることを特徴とする
ものである。
請求項1に記載の基板処理装置において、前記濃度測定
手段は、前記薬液供給路が前記循環路に連通接続されて
いる箇所の下流側と上流側にそれぞれ配設された第1の
濃度測定手段と第2の濃度測定手段とを備えたことを特
徴とするものである。
請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の基板処理装
置において、前記薬液供給路が前記循環路に連通接続さ
れている箇所は、前記純水供給路が前記循環路に連通接
続されている箇所の下流であることを特徴とするもので
ある。
請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の基板処理装
置において、前記薬液注入量調節手段は、薬液圧力調節
器を備え、薬液の圧力を調節して注入量を調節するよう
に構成されていることを特徴とするものである。
請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の基板処理装
置において、前記薬液注入量調節手段は、薬液流量調節
弁を備え、薬液の流量を調節して注入量を調節するよう
に構成されていることを特徴とするものである。
請求項1ないし請求項7のいずれかに記載の基板処理装
置において、前記循環路内の処理液の圧力をほぼ一定に
調節する処理液圧力一定化手段を備えていることを特徴
とするものである。
請求項8に記載の基板処理装置において、前記処理液圧
力一定化手段は、前記循環路を流通する処理液の圧力を
ほぼ一定に調整する処理液圧力調節器で構成されている
ことを特徴とするものである。
は、請求項8に記載の基板処理装置において、前記処理
液圧力一定化手段は、前記循環路を流通する処理液の流
量をほぼ一定に調整する処理液流量調節弁で構成されて
いることを特徴とするものである。
は、請求項1ないし請求項10のいずれかに記載の基板
処理装置において、前記循環路内の処理液の圧力と前記
薬液供給路内の薬液の圧力との差圧をほぼ一定に保持す
る差圧一定化手段を備えていることを特徴とするもので
ある。
は、請求項6に記載の基板処理装置において、前記薬液
圧力調節器は、前記循環路内の処理液の圧力と前記薬液
供給路内の薬液の圧力との差圧をほぼ一定に保持するよ
うに、処理液の圧力の変動に応じて薬液の圧力を調節す
ることを特徴とするものである。
は、請求項7に記載の基板処理装置において、前記薬液
流量調節弁は、前記循環路内の処理液の圧力と前記薬液
供給路内の薬液の圧力との差圧をほぼ一定に保持するよ
うに、処理液の圧力の変動に応じて薬液の流量を調節す
ることを特徴とするものである。
る。純水供給源から純水供給路を経て純水が供給され、
薬液供給源から薬液供給路を介して薬液注入量調節手段
によって薬液の注入量が調節されて循環路に処理液が供
給される。そして、処理液循環手段が処理液を循環させ
ることにより、薬液と純水とを含む処理液が循環路から
基板処理部へ流通し、基板処理部から循環路へと流通し
てそれらを循環する。処理液の濃度は、循環路に設けら
れた濃度測定手段によって直接的に測定されるので、循
環路から分岐した採取管に処理液を採取して濃度を測定
する従来例に比較して濃度の変化を応答性良く素早く検
出できる。制御手段は、このようにして測定された濃度
に基づいて薬液注入量調節手段を操作して処理液の濃度
を制御する。
手段が薬液注入量調節手段を操作して薬液の注入を停止
し、純水供給路から純水のみを供給して循環路および基
板処理部内を純水で置換する。リンス処理のための純水
は純水供給路から循環路に直接供給されるので、その際
に空気中の炭酸ガスの溶け込みを防止できる。
液供給路が循環路に連通接続されている箇所より下流で
処理液の濃度を測定するので、注入された薬液による濃
度変化を素早く検出することができる。
液供給路が循環路に連通接続されている箇所より上流で
処理液の濃度を測定するので、注入された薬液が循環路
を循環してほぼ一巡してきた処理液の濃度を測定するこ
とになり、薬液が純水中にある程度拡散して均等に混ざ
り合った状態で濃度を測定することになるので、安定し
て濃度を測定することができる。
液供給路が循環路に連通接続されている箇所より下流に
配設された第1の濃度測定手段と、薬液供給路が循環路
に連通接続されている箇所より上流に配設された第2の
濃度測定手段によって同じ時点で測定された処理液の濃
度に基づいて、循環路に注入される薬液の流量を求める
ことができるので、薬液の注入量を検出するための流量
を検出する手段を備えることなく濃度を制御できる。
液供給路の循環路に連通接続されている箇所は純水供給
路が循環路に連通接続されている箇所の下流に位置する
ので、循環路を純水で満たすことなく、空の循環路に純
水を供給しながら薬液を注入することも可能となる。
液圧力調節器により薬液の圧力を調節することによって
循環路への薬液の注入量を調節することができる。
液流量調節弁により薬液の流量を調節することによって
循環路への薬液の注入量を調節することができる。
理液は処理液循環手段によって循環路内を流通するが、
処理液には薬液が含まれるため処理液循環手段としてベ
ローズポンプが一般的に利用されている。このようなポ
ンプには、その構造上、圧力が脈を打つように変動する
『脈動』と呼ばれる現象が生じるので、循環路を流通す
る処理液の圧力が脈動に応じて変動することになる。処
理液の圧力が変動すると薬液注入量調節手段における薬
液の圧力または流量を一定に保持したとしても差圧が変
動するため薬液の注入量が変動してしまうことになる
が、脈動による影響を防止して処理液の圧力を一定に保
持する処理液圧力一定化手段を備えることによりそのよ
うな不都合を防止できる。
理液圧力調整器で直接的に循環路内の処理液の圧力をほ
ぼ一定に調節することにより、脈動に起因する悪影響を
防止することができる。
処理液流量調整弁で循環路内の処理液の流量をほぼ一定
に調節することによって、循環路内の処理液圧力を一定
化でき、脈動に起因する悪影響を防止することができ
る。
処理液循環手段の脈動に起因して循環路内の処理液圧力
と薬液供給路内の薬液圧力との差圧が変動すると、薬液
の注入量が変動してしまうことになるが、差圧をほぼ一
定に保持する差圧一定化手段により脈動による差圧変動
を防止することができるので、そのような不都合を防止
することができる。
処理液の圧力変動に応じて薬液の圧力を調節する薬液圧
力調節器により脈動に起因する差圧変動を抑制すること
ができるので、薬液の注入量が変動することを防止でき
る。
処理液の圧力変動に応じて薬液の流量を直接的に調節す
る薬液流量調節弁により、例えば、処理液の圧力が高く
なった場合には薬液の流量が減少して循環路への注入量
が減少するので、その流量の減少を補う分だけ薬液流量
調節弁を開けることにより、脈動に起因する差圧変動で
薬液の注入量が変動することを防止できる。
実施例を説明する。 <第1実施例>本実施例に係る基板処理装置の概略構成
を図1を参照して説明する。この基板処理装置は、純水
と薬液とを混合して得られた処理液で半導体ウエハなど
の基板Wに対して表面処理を行うためのものである。こ
の基板処理装置は、大きく分けて処理液を貯留して基板
Wの表面処理を行うための『基板処理部1』と、この基
板処理部1に対して処理液を供給する『処理液供給系』
と、処理液が純水で置換され、リンス処理が完了したこ
とを確認するための『比抵抗測定系』と、処理液供給系
を制御する『制御系』とから構成されている。
bとを備えており、処理槽1aは槽底部から処理液の供
給を受け、外槽1bは処理槽1aから溢れた出た余剰の
処理液を貯留して排出するようになっている。一般的に
は、この種の基板処理装置は、複数個の基板処理部1を
備え、各基板処理部1には個別の処理液供給系統によっ
て処理液が供給されるように構成されている。但し、本
明細書では説明の簡単のために単一の基板処理部1を備
えた基板処理装置を例に採って説明するが、本発明は複
数個の基板処理部1を備えた装置にも適用することが可
能である。また、本発明は複数枚の基板Wを浸漬させて
処理を施す処理槽1aを用いるものではなく、基板を1
枚ずつ処理する処理部を備えた装置であっても適用可能
である。
1bとに連通接続された循環路2と、この循環路2に、
三方弁で構成された給水循環切替え弁3aを介して純水
供給源から純水を直接的に供給するための純水供給路3
と、循環路2中に薬液を注入するために薬液供給路16
が循環路2に連通接続されている薬液注入部4と、外槽
1bに溢れ出た処理液を循環路2に送り込んで再び処理
槽1aに供給するように循環させるための処理液循環手
段に相当し、耐薬品性を有するベローズ式の処理液循環
ポンプ5と、この処理液循環ポンプ5がベローズ式であ
ることから生じる脈動に起因する圧力変動を抑制するた
めのポンプ脈動緩衝器6(オートアキュームレータなど
とも呼ばれる)と、循環路2内の処理液や純水を三方弁
で構成された排水循環切替え弁7aの切り換えによって
排出するための排液路7とを備えている。また、薬液注
入部4と処理槽1aの底部との間、すなわち、薬液注入
部4の下流側には循環路2を流通する処理液の濃度を測
定するための処理液濃度センサ8(濃度測定手段)が取
り付けられており、下流濃度検出信号が後述する制御部
30Aに与えられる。この処理液濃度センサ8として
は、例えば、処理液の透過光強度を測定して吸光度に基
づき濃度を求めるフローセル式のものが好ましい。
薬液注入部4の間には処理液流量センサ9が取り付けら
れ、この処理液流量センサ9と薬液注入部4の間には処
理液の圧力を一定に保持するための処理液圧力調節器1
0が、また、薬液注入部4と処理液濃度センサ8の間に
は、循環路2内を流通する処理液の圧力を測定する処理
液圧力センサ11が取り付けられている。処理液圧力調
節器10は、電空変換器12から与えられた空気圧(以
下、パイロット圧と称する)に応じて処理液圧力調節器
10の二次側の処理液圧力を調節する制御弁である。な
お、上記の処理液流量センサ9と処理液圧力センサ11
の取り付け位置は好ましい例であって、特にそれらの位
置に限定されるものではない。
に説明すると、これはその内部にダイアフラムに連動す
る弁体を備えている。このダイアフラムの一方面にパイ
ロット圧が、他方面に二次側の処理液圧力がそれぞれ作
用する。両圧力に差圧があるとダイアフラムが変形して
弁体の開度が変わり、両圧力が平衡したところで弁体が
静止する。つまり、処理液圧力調節器10の二次側の処
理液圧力がパイロット圧に平衡するように弁体が変位す
る。したがって、一定のパイロット圧を与えることによ
って処理液圧力調整器10の二次側の処理液圧力を一定
にすることができる。
器12は、供給された加圧空気を、後述する制御系であ
る制御部30Aからの操作電圧に応じた空気圧(パイロ
ット圧)に変換して出力する。処理液流量センサ9は循
環路2を流通する処理液の流量を検出し、その処理液流
量検出信号が後述する制御部30Aに入力される。ま
た、処理液圧力センサ11は、その処理液圧力検出信号
が後述する制御部30Aに対して与えられるようになっ
ている。
なる種類の薬液を個別に導入する複数個の薬液導入弁1
5と、各薬液導入弁15の出口側にそれぞれ接続されて
薬液供給路16を開閉する薬液供給弁17とが配設され
ている。
示しており、薬液供給弁17の機能も兼ね備えている。
薬液導入弁15は、図2に示すように、循環路2の途中
に介在する導入弁連結管18に連結されている。薬液導
入弁15の底面部と、導入弁連結管18に穿たれた有底
穴とが相まって弁室15aが形成されている。この弁室
15aは、接続孔15bを介して薬液供給路16に連通
接続されている。また、弁室15aには、薬液導入口1
5gを介して、導入弁連結管18の処理液流路18aに
連通接続されている。弁室15aには、薬液導入口15
gの開閉を行い、かつ開口度を調節する絞り弁15cが
設けられている。絞り弁15cの基端は、弁本体15d
内を摺動変位する支持体15eに連結されている。この
支持体15eは、バネ15hによって下方に押し付けら
れる。パイロットエア供給口15iにエアを供給しない
状態では、バネ15hのバネ力によって支持体15eお
よび絞り弁15cは下方向に押し付けられており、この
とき薬液導入口15gは閉じられている。パイロットエ
ア供給口15iにエアを供給した状態では、支持体15
eおよび絞り弁15cがバネ15hのバネ力に勝って上
昇し、弁本体15d内にねじ込み挿入された調整ボルト
15fの先端に当接して停止する。この状態では薬液導
入口15gは開いている。この調整ボルト15fのねじ
込み量を手操作で調節することにより、絞り弁15cと
調整ボルト15fとが当接して、薬液導入口15gの開
口度が調節されるようになっている。この薬液導入弁1
5によれば、出口側の処理液流路18aを流通する処理
液の圧力が、入口側の薬液供給路16を流通する薬液の
圧力よりも低くなるように各圧力を設定することによ
り、入口側の薬液圧力と出口側の処理液圧力との差圧に
応じた流量の薬液が、処理液流路18aの処理液中に導
入される。
理液の種類に応じた個数だけ設けられ、各薬液供給系統
が薬液注入部4の各薬液導入弁15に接続されている。
各薬液供給系統は同一構成であるので、以下の説明では
図1に示した1つの薬液供給系統について説明する。
19に連通接続されており、不活性ガスによって加圧さ
れることによって、薬液供給路16に薬液が供給され
る。また、薬液供給源19側から順に、薬液流量を検出
する薬液流量センサ20と、二次側の薬液圧力を調節
し、薬液注入量調節手段となる薬液圧力調節器21が設
けられている。この薬液圧力調節器21の二次側が上述
した薬液導入弁15に接続されている。薬液流量センサ
20の薬液流量検出信号は、後述する制御部30Aに与
えられる。薬液圧力調節器21は、上述した処理液圧力
調節器10と同様の構成を備えた制御弁であり、電空変
換器22から与えられたパイロット圧に応じて、その二
次側の薬液圧力を調節するように作動する。電空変換器
22は、後述する制御部30Aからの操作電圧に応じた
パイロット圧を出力する。
だけを注入する構成として説明するが、薬液注入部4を
構成している薬液導入弁15の一つに純水供給源を接続
して純水を供給するようにしてもよい。これにより処理
液の濃度が濃度目標値を越えたとしても、純水を注入し
て濃度を下げる方向に調整することができるようにな
る。
槽1aに連通接続された採取管25aと、この採取管2
5aに純水を導入するための開閉弁25bと、採取管2
5aに取り込まれて流通する純水の比抵抗を測定する比
抵抗測定器25cとを備えている。開閉弁25bを設け
ているのは、通常、比抵抗測定器25cの検出部には耐
薬品性がないため、それが損傷しないように処理液濃度
が十分に低下して、処理液が十分に純水で置換されてか
ら取り込むようにするためである。比抵抗測定器25c
によって測定された比抵抗値は、制御部30Aに出力さ
れ、純水による置換度合いの判断に利用される。
ータ機器などによって構成されている。この制御部30
Aを機能的に大別すると、図3に示すように目標値設定
部40と、濃度制御調整部50と、薬液制御調整部60
と、薬液操作信号補正部70と、濃度補正調整部80A
と、処理液制御調整部90と、処理液操作信号補正部1
00となる。
定するためのものである。基板処理装置の場合、最終的
には処理液の濃度を所望の濃度にすることが目標であ
る。この処理液は純水と薬液とを混合して生成されるの
で、処理液流量と薬液流量とが定まると処理液の濃度は
一義的に決まる。したがって、処理液の濃度を所望濃度
にすることが目標であっても、制御量として必ずしも処
理液の濃度を選択する必要はない。つまり、「処理液濃
度」、「処理液流量」、「薬液流量」のうちいずれか2
つを制御量として設定すればよい。制御量として何を選
択するかは、管理したい項目によって決定されるが、本
実施例では制御量として「処理液濃度」と「薬液流量」
とを用いている。つまり、目標値設定部40は、制御量
としての処理液濃度と薬液流量の各目標値を設定する。
目標値出力部42と、目標値変換部43とから構成され
ている。変数指定部41は、設定しようとする目標値の
種別の指定と、指定された目標値について、その変化パ
ターンを決定するための変数を指定するためのものであ
る。目標値出力部42は、変数指定部41を介して指定
された変数に基づいて、例えば、時間に係わらず一定の
薬液流量目標値a1と、時間の経過とともに変化する濃
度目標値a3とを出力する(図5参照)。また、目標値
変換部43は、目標値出力部42からの目標値に基づ
き、処理液流量目標値a2と濃度目標値a3とに変換し
て出力する。
度目標値a3と一致するようにフィードバック制御を行
うものであり、図3および図4に示すように、処理液濃
度センサ8による下流濃度検出信号b1と濃度目標値a
3との偏差c1を求め、この濃度偏差c1を打ち消すよ
うに薬液流量操作量d1を調節する。この薬液流量操作
量d1が、薬液制御調整部60において薬液流量検出信
号b2に応じた補正を加えられ、流量−電圧変換部53
で薬液流量操作電圧Vd1に変換されて薬液操作信号補
正部70に出力される。
理液濃度センサ8が設けられているので薬液の注入によ
る濃度変化を素早く検出することが可能である。濃度補
正調整部80Aは、処理液濃度センサ8からの下流濃度
検出信号b1と、薬液流量センサ20からの薬液流量検
出信号b2と、処理液流量センサ9からの処理液流量検
出信号b3とに基づき一巡処理液濃度計算部81で一巡
処理液濃度fbcrc、すなわち処理槽1aからオーバ
ーフローした後、循環路2を通って薬液注入部4まで戻
ってきた処理液の濃度を算出する。そして、濃度補正信
号1計算部82でその値にゲインと時定数を付加して補
正を行い、このようにして求めた帰還補正信号ffcp
1を濃度制御調整部50にフィードフォワードすること
により、濃度制御調整部50の制御偏差をより小さくす
るように制御する。
式による基板処理装置の薬液混合を式で表すと、 処理液濃度=一巡処理液濃度+薬液流量に相当する濃度
上昇分 となり、循環させながら処理液の濃度制御を行うには、
上記の一巡処理液濃度fbcrcに応じて薬液流量を変
化させてゆく必要がある。
い場合は、一巡処理液濃度fbcrcが変化すると上述
した濃度偏差c1が大きくなり、これを修正するため濃
度偏差c1を抑制するように濃度帰還調整部51が動作
するので、この部分の帰還動作に大きく依存してしま
う。一方、本実施例のように濃度補正調整部80Aを備
えている場合は、一巡処理液濃度fbcrcを計算して
フィードバックすることにより、最初から必要な薬液流
量を流すようにするので、濃度偏差c1をより小さくす
ることができ、濃度制御を精度良くできて処理槽1aに
おける処理を高精度に行うことができる。
信号b3を用いてフィードバック制御を行うことによっ
て処理液流量を安定させるものである。処理液帰還調整
部91において目標値設定部40からの処理液流量目標
値a2と処理液流量検出信号b3との偏差に基づく処理
液流量操作量d2を求め、この値に基づき処理液操作量
変換部92が処理液流量操作電圧Vd2を求める。この
処理液流量操作電圧Vd2は、処理液操作信号補正部1
00に出力され、ここで電空変換器12や処理液圧力調
節器10に応じた補正が加えられる。
では、予め設定されている処理液圧力基準値と処理液圧
力センサ11からの処理液圧力検出信号b4との偏差
(処理液圧力の変動分を表している)を一定に保持する
補正も行っている。つまり、処理液制御調整部90から
出力される処理液流量操作電圧Vd2からその偏差に応
じた電圧を減算する。したがって、ポンプ脈動緩衝器6
によって除去しきれなかった脈動を抑制して処理液圧力
の変動を吸収し、薬液注入部4からの注入量が変動する
ことを防止できるようになっている。上記処理液操作信
号補正部100、処理液圧力センサ11、処理液圧力調
節器10は、本発明の処理液圧力一定化手段に相当す
る。
は、同様にして偏差を求めるが、この偏差に応じた電圧
を処理液制御調整部50からの処理液操作電圧Vd2に
加算することによって、処理液の圧力変動分だけ薬液の
圧力を変位させて処理液圧力と薬液圧力との差圧を一定
化するように作用する。したがって、処理液圧力が変動
しても薬液圧力も同様に同じ方向へ変動するのでこれら
の差圧が一定化され、薬液の注入量が変動することが防
止できる。薬液操作信号補正部70、処理液圧力センサ
11、薬液圧力調節器21は、本発明における差圧一定
化手段に相当する。
ついて説明する。 (1)目標値の設定 まず、オペレータが変数指定部41を操作して、目標値
の種別、本実施例では図5に示すように薬液流量目標値
a1と濃度目標値a3の指定と、これらの目標値につい
て、その変化パターンを決定するための変数を指定す
る。目標値出力部42からこれらの指定に基づく薬液流
量目標値a1と濃度目標値a3が出力され、目標値変換
部43からは時間の経過とともに変化する処理液流量目
標値a2と濃度目標値a3が出力される。
を順に用いて基板の処理を行う場合、各処理液について
適用される。処理槽1aに処理液の供給を開始すると
き、排水循環切替え弁7aが閉じられるとともに給水循
環切替え弁3aが開放されて純水が供給され、処理槽1
aおよび循環路2内は純水で満たされている。これはあ
る処理液を使って基板の処理を行った後、次の処理液で
基板の処理を行う場合も同様である。すなわち、ある処
理液を使って基板の処理が終わると、排水循環切替え弁
7aと給水循環切替え弁3aが共に開放され、使用済み
の処理液を排出しながら循環路2に純水だけを供給し、
処理槽1a内の使用済の処理液を一旦、純水で置換す
る。続いて、開放弁25bを開放して採取管25aに処
理槽1a内の純水を採取して比抵抗測定器25cにより
比抵抗を測定し、置換の度合いを判断する。そして、比
抵抗値が十分に高まった場合には置換が完了してリンス
処理が完了したと判断し、処理槽1aに純水が供給され
ている状態で、純水中への薬液の注入を開始することに
より、新たな処理液を処理槽1aに供給して処理槽1a
の純水を新たな処理液で置換する。以下の説明では、純
水が供給され続けている処理槽1aに純水が満たされて
いる状態を置換の初期状態とし、この状態から循環路2
の純水中に薬液が注入され始めた時点が、処理槽1aへ
の処理液の供給開始時点であるとして説明する。
純水供給路3と給水循環切替え弁3aの下流に薬液注入
部4を設けているので、処理槽1aと循環路2に純水を
完全に満たすことなく純水を供給しながら薬液を供給す
ることができる。したがって、処理液による表面処理を
開始するまでの時間を短縮可能である。
部80Aの動作 目標値変換部43から出力された濃度目標値a3は、濃
度帰還調整部51に与えられ、処理液流量目標値a2は
濃度−流量変換部52に与えられる。濃度目標値a3
は、図4に示すように減算器51a,51bに与えられ
る。そして、減算器51aでは濃度偏差c1が算出され
てPII2 D計算部51cに与えられる。ここでは、減
算器51aから与えられた濃度偏差c1に比例して濃度
操作量を決定する比例動作(P動作)と、濃度偏差c1
の積分に比例して濃度操作量を決定する積分動作(I動
作)と、濃度偏差c1の二重積分に例して濃度操作量を
決定する二重積分動作(I2 動作)と、濃度偏差c1の
微分に比例して濃度操作量を決定する微分動作(D動
作)とを含む制御則によって、処理液の濃度偏差c1を
打ち消すような処理液の濃度制御操作量を算出する。こ
の濃度制御操作量は、スイッチ51dを介して加算器5
1eに与えられる。スイッチ51dは、循環路2の純水
中に薬液が注入され始めた時点から一定時間の間、OF
F状態となってPII2 D計算部51cの出力を禁止し
(PII2 D計算部51cを非動作にし)、一定時間経
過後にON状態に切り換わってPII2 D計算部51c
の出力を許す(PII2 D計算部51cを動作させ
る)。このようにスイッチ51dを設けるのは、薬液の
注入開始初期において、濃度偏差c1が極めて大きいこ
とに起因して生じるオーバーシュートを抑制するためで
ある。
正された濃度目標値a3に、スイッチ51dを介してP
II2 D計算部51cから与えられた濃度制御操作量を
加算する。濃度目標値a3に対する補正は、上述した濃
度補正調整部80Aから与えられる帰還補正信号ffc
p1を濃度目標値a3から差し引くことにより行われ
る。
ついて説明する。まず濃度補正調整部80Aは、処理液
濃度センサ8からの下流濃度検出信号b1と、薬液流量
センサ20からの薬液流量検出信号b2と、処理液流量
センサ9からの処理液流量検出信号b3とから一巡処理
液濃度fbcrcを求める。処理液濃度センサ8が薬液
注入部4の下流に設けられている関係上、処理液濃度セ
ンサ8からの下流濃度検出信号b1は、薬液流量センサ
20からの薬液流量検出信号b2に対して一定時間だけ
時間的に遅れる。したがって、時間的に整合をとらなけ
れば、これらの検出信号に基づいて正確に制御を行うこ
とはできない。そこで、時間的に進んでいる薬液流量セ
ンサ20からの薬液流量検出信号b2を、遅れ時間(濃
度変位遅れ時間)後の信号に相当する時間遅れ信号fb
fd[cc/min]にして計算に用いることによってこれら
の信号間の時間的な整合をとる。一巡処理液濃度fbc
rc[%]は、次の(1)式で求められる。 fbcrc = b1 −(C0 −b1)×fbfd/(1000×b3) ………(1) 但し、 b1 は、処理液濃度[%] b3 は、処理液流量[リットル/min ] C0 は、原薬液濃度[%] fbfdは、薬液流量検出信号b2の時間遅れ信号[cc/mi
n]
遅れ信号fbfd[cc/min]は、例えば、時系列的に順
次に出力されてくる薬液流量検出信号b2をバッファに
蓄えてゆき、下流濃度検出信号b1が測定された時間の
濃度変位遅れ時間前に収集した信号b2をバッファから
読み出すことにより得ることができる。
のようにして求められた一巡処理液濃度fbcrcに対
してゲインと時定数を付加して補正を行い、帰還補正信
号ffcp1を求める。このようにして求められた帰還
補正信号ffcp1は、上述したように減算器51bに
出力され、ここで濃度目標値a3に補正が加えられる。
そして、補正された濃度目標値a3が加算器51eでP
II2 D計算部51cから与えられた濃度制御操作量に
加算され濃度操作量d3とされる。
作量d3を薬液流量操作量d1に変換する。この変換の
ために、濃度−流量変換部52は、処理液流量目標値a
2を参照して次の(2)式によって薬液流量操作量d1
[cc/min]を得ている。 d1=1000×d3×a2/(C0 −d3) ………(2) 但し、 a2は、処理液流量目標値[リットル/min ] d3は、濃度操作量[%] C0 は、原薬液濃度[%]
60に与えられ、ここで薬液流量センサ20からの薬液
流量検出信号b2に基づくPID制御が行われ、濃度制
御調整部50の流量−電圧変換部53に出力される。こ
こでは、次の(3)式によって薬液流量操作量d1を薬
液操作信号補正部70に与える薬液流量操作電圧Vd1
[V]に変換する。 Vd1 =Ac×d12 +Bc×d1+Cc ………(3) 但し、 d1は、薬液流量操作量[cc/min] Ac,Bcは、電空変換器22および薬液圧力調節器21の
各仕様と、薬液導入弁15の弁開度から決まる定数 Ccは、処理液圧力基準値と薬液圧力調節器21の仕様か
ら決まる定数 上記の定数Ac,Bc,Ccは、実験によって求めることがで
きる。
正部70に出力され、上述したように処理液圧力センサ
11からの処理液圧力検出信号b4に基づき、薬液圧力
と処理液圧力との差圧が一定となるように補正される。
補正調整部80Aは、処理液の濃度目標値a3と、循環
路2に設けられた処理液濃度センサ8からの下流濃度検
出信号b1との濃度偏差c1を打ち消すように薬液流量
操作量d1を調節しているので、従来例のように採取管
に処理液を採取してから測定した濃度値の基づき濃度を
制御する方式に比較して濃度変位を素早く検出すること
ができ濃度制御を正確にできる。
は、処理液制御調整部90に与えられる。処理液帰還調
整部91では処理液流量目標値a2と処理液流量センサ
9からの処理液流量検出信号b3とから処理液流量偏差
が求められ、これを打ち消すようにPID制御が行わ
れ、処理液流量操作量d2が出力される。これを与えら
れた処理液操作量変換部92は、処理液操作電圧Vd2
を出力する。この処理液操作電圧Vd2[V]は、次の
(4)式で与えられる。 Vd2 =(d2−Cc)/Dc ………(4) 但し、 d2は、処理液流量操作量[リットル/min] Cc,Dcは、電空変換器12および処理液圧力調節器10
の各仕様と、循環路2の管路の抵抗係数などから決まる
定数 上記の定数Cc,Dcは、実験によって求めることができ
る。
操作信号補正部100は、上述したように処理液圧力セ
ンサ11からの処理液圧力検出信号b4に基づき処理液
の圧力が一定になるようにその電圧を補正する。補正さ
れた操作電圧は電空変換器12に出力され、電空変換器
12からその電圧に応じたパイロット圧が処理液圧力調
節器10に与えられる。したがって、脈動に起因する処
理液圧力の変動が抑制され、濃度制御の精度を向上させ
ることができる。
制御された処理液により基板Wに表面処理が施される
が、この処理が終了すると、排水循環切替え弁7aと給
水循環切替え弁3aを共に開放し、使用済みの処理液を
排出しながら処理槽1aに純水だけを供給し、処理槽1
a内の使用済の処理液を一旦、純水で置換してリンス処
理を行う。続いて、開閉弁25bを開放して処理槽1a
に連通した採取管25aに純水を採取し、その比抵抗を
比抵抗測定器25cによって測定する。そして、比抵抗
値がある一定値に達するまで純水を供給し続ける。この
閾値となる比抵抗値は、例えば、18MΩcmのように
高い値であるが、本実施例の場合、循環路2に純水を直
接導入する構成を採っているので、測定値がほぼ閾値と
同じ値となりリンス処理の完了を正確に判断することが
できる。したがって、従来例のように炭酸ガスの混入に
より、リンス処理が十分にできているにも係わらず比抵
抗値が閾値に達しないため必要以上にリンス処理を行う
ような不都合が防止でき、リンス処理に要する純水の供
給量を抑制することができる。
切替え弁7aと給水循環切替え弁3aを閉止するととも
に上述したようにして純水中への薬液の注入を開始する
ことにより、新たな処理液を処理槽1aに供給して処理
槽1aの純水を新たな処理液で置換する。
理液濃度センサ8を薬液注入部4の下流に設けている
が、本実施例は図1中に点線で示すようにその上流に処
理液濃度センサ8を設けたものである。なお、上記の第
1実施例と共通する構成には、上記と同じ符号を付ける
ことで詳細な説明については省略する。
度センサ8からは、上流濃度検出信号b5が出力され、
図6に示すように、制御部30Bを構成している濃度補
正調整部80Bの濃度補正信号1計算部82と混合後処
理液濃度計算部110に与えられる。
濃度センサ8からの上流濃度検出信号b5と、薬液流量
センサ20からの薬液流量検出信号b2と、処理液流量
センサ9からの処理液流量検出信号b3とに基づいて、
薬液注入部4で薬液を注入されて循環路2を循環してき
た処理液の濃度(混合後処理液濃度 fbc)を求める。但
し、処理液濃度センサ8は、薬液流量センサ20に対し
て時間的に進んでいるので、時間的な整合をとるために
処理液濃度センサ8からの上流濃度検出信号b5を、濃
度変位遅れ時間後の信号に相当する時間遅れ信号fbc
d2[%]にして計算に用いる。混合後処理液濃度 fbc
[%]は、次の(5)式を用いることにより算出され
る。 fbc = (1000×b3×fbcd2 +C0 ×b2) /(1000 ×b3+b2) ……(5) 但し、 b2 は、薬液流量[cc/min] b3 は、処理液流量[リットル/min ] C0 は、原薬液濃度[%] fbcd2 は、上流濃度検出信号b5の時間遅れ信号[%]
度 fbcは、濃度帰還調整部51に与えられる。
サ8からの上流濃度検出信号b5を直接的に利用し、濃
度補正信号1計算部82にてゲインと時定数を付加する
補正を施す。このように補正された上流濃度検出信号b
5’は、濃度帰還調整部51に与えられる。この補正さ
れた上流濃度検出信号b5’を濃度帰還調整部51にフ
ィードフォワードすることにより濃度制御調整部50の
制御偏差を小さくすることができる。
度検出信号b5’を与えられた濃度帰還調整部51は、
上述した第1実施例と同様に、濃度目標値a3と混合後
処理液濃度fbc から求まる濃度偏差c1と、補正された
上流濃度検出信号b5’とに基づいて濃度操作量d3を
出力する。この濃度操作量d3に基づき濃度制御が行わ
れる。
制御を正確に行うことができるが、処理液濃度センサ8
が上流側に設けたものであるので、遅れのない上流濃度
検出信号b5に基づき濃度調整を行うことができ、上記
第1実施例に比較してより安定して濃度を制御すること
が可能である。
は、処理液濃度センサ8を薬液注入部4の下流/上流の
いずれか一方に設けているが、本実施例は図7に示すよ
うにそれらを組み合わせて下流に第1の処理液濃度セン
サ1Aを設け、上流に第2の処理液濃度センサ8Bを設
けたものである。なお、上述した各実施例と共通する構
成には、上記と同じ符号を付けることで詳細な説明につ
いては省略する。
第1の濃度測定手段に相当する第1の処理液濃度センサ
8Aからの上流濃度検出信号b1は、制御部30Cを構
成している濃度制御調整部50と薬液流量計算部120
に与えられ、本発明の第2の濃度測定手段に相当する第
2の処理液濃度センサ8Bからの下流濃度検出信号b5
は、濃度補正調整部80Bと薬液流量計算部120に与
えられる。
号b1と、下流濃度検出信号b5と、処理液流量検出信
号b3とに基づき薬液流量を求める。しかし、上流濃度
検出信号b5は、第1の処理液濃度センサ8Aから出力
される下流濃度検出信号b1に対して濃度変位遅れ時間
だけ進んでいるので、時間的な整合をとるために上流濃
度検出信号b5を、濃度変位遅れ時間後の信号に相当す
る時間遅れ信号fbcd2[%]にして計算に用いる。
薬液流量fbf[リットル/min ]は、次の(6)式を
用いることにより算出される。 fbf = 1000 ×b3×(b1 −fbcd2)/ (C0 −b1) ……(6) 但し、 b1 は、下流濃度検出信号[%] b3 は、処理液流量[リットル/min ] C0 は、原薬液濃度[%] fbcd2 は、上流濃度検出信号b5の時間遅れ信号[%]
は、薬液制御調整部60に与えられ、ここで薬液流量操
作量d1に対して薬液流量fbfに基づくPID制御が
行われ、濃度制御調整部50の流量−電圧変換部53に
出力される。
ける必要がなく(図7参照)、構成を簡単化できる。特
に、使用する薬液の種類が多い場合には、薬液供給路1
6(図1参照)もそれに応じた数だけ薬液流量センサ2
0が必要になってその数も増大するので、本実施例の構
成を採用すると効果的である。
力調節器21により薬液の圧力を調節して薬液の注入量
を調節し、処理液圧力調節器10により処理液の圧力を
調節して処理液の流量を調節する構成としたが、図9に
示すように、開閉弁と流量調節弁の機能を兼ね備えた薬
液流量調節弁23と、処理液流量調節弁24とにより構
成するようにしてもよい。
節しても薬液の注入量を調節することができ、さらに、
処理液の圧力が変動した場合には、薬液圧力と処理液圧
力の差圧による薬液流量変動を補う分だけ弁開度を変化
させることにより注入量の変動を防止できる。また、処
理液流量調節弁24により弁開度を変化させて処理液の
流量を調節しても処理液流量を調節することができ、循
環路2を流通する処理液の圧力を一定化することができ
る。したがって、係る構成によっても上述した構成と同
様の効果を得ることができる。
1に記載の発明によれば、リンス処理のための純水は純
水供給路を介して循環路に直接供給され、その際に空気
中の炭酸ガスの溶け込みを防止できるので、リンス処理
の完了時点を正確に判断することができる。また、処理
液の濃度は循環路に設けられた濃度測定手段によって直
接的に測定され、循環路から分岐した採取管に処理液を
採取して濃度を測定する従来例に比較して濃度の変化を
応答性良く素早く検出できるため、正確に濃度制御を行
うことができる。
液供給路が循環路に連通接続されている箇所より下流で
処理液の濃度を測定することによって、注入された薬液
による濃度変化を素早く検出することができ、請求項3
に記載の発明によれば、薬液が純水中にある程度拡散し
て均等に混ざり合った状態で濃度を測定することによ
り、安定して濃度を測定することができる。
1/第2の濃度測定手段により同じ時点で測定された処
理液の濃度に基づいて、循環路に注入される薬液の流量
を求めることができ、薬液の注入量を検出するための流
量を検出する手段を備えることなく濃度を制御できるの
で、装置の構成を簡単化できる。
環路を純水で満たすことなく、空の循環路に純水を供給
しながら薬液を注入することも可能となるので、表面処
理を開始するまでの時間を短縮可能である。
液圧力調節器で薬液の圧力を調節することによって循環
路への薬液の注入量を調節することができ、請求項7に
記載の発明によれば、薬液流量調節弁で薬液の流量を調
節することによって循環路への薬液の注入量を調節する
ことができる。
理液の圧力を一定に保持する処理液圧力一定化手段によ
り、脈動に起因して薬液の注入量が変動してしまう不都
合を防止できるので、より正確に濃度制御を行うことが
できる。
接的に循環路内の処理液の圧力をほぼ一定に調節するこ
とで、請求項10に記載の発明によれば、循環路内の処
理液の流量をほぼ一定に調節することで、循環路内の処
理液圧力を一定化できるので、脈動に起因する悪影響を
防止することができる。
差圧をほぼ一定に保持する差圧一定化手段により脈動に
よる差圧変動を防止することができるので、差圧変動に
起因する薬液の注入量が変動することを防止でき、濃度
制御の精度をより高めることができる。
薬液圧力調節器により脈動に起因する差圧変動を抑制す
ることで、差圧を一定にして脈動に起因する差圧変動で
薬液の注入量が変動することを防止できる。
薬液流量調節弁で流量を可変させることで、脈動に起因
する流量変動を補償し、薬液の注入量が変動することを
防止できる。
置の概略構成を示すブロック図である。
図である。
正調整部の構成を示すブロック図である。
図である。
すブロック図である。
図である。
る。
ンプ 6 … ポンプ脈動緩衝器 7 … 排液路 8 … 処理液濃度センサ 10 … 処理液圧力調
節器 11 … 処理液圧力センサ 15 … 薬液導入弁 17 … 薬液供給弁 19 … 純水供給源 20 … 薬液流量センサ 21 … 薬液圧力調節器 22 … 電空変換器 30A〜30C … 制御部 40 … 目標値設定
部 50 … 濃度制御調整部 60 … 薬液制御調
整部 70 … 薬液操作信号補正部 80A,80B …
濃度補正調整部 90 … 処理液制御調整部 100 … 処理液操
作信号補正部 a1 … 薬液流量目標値 a2 … 処理液流量
目標値 a3 … 濃度目標値 b1 … 下流濃度検出信号 b2 … 薬液流量検
出信号 b3 … 処理液流量検出信号 b4 … 処理液圧力
検出信号 b5 … 下流濃度検出信号 c1 … 濃度偏差 d1 … 薬液流量操作量 d2 … 処理液流量
操作量 d3 … 濃度操作量 Vd1 … 薬液流量操作電圧 Vd2 … 処理液流
量操作電圧 fbf … 薬液流量 fbc … 混合後処
理液濃度 fbfd … 薬液流量検出信号の時間遅れ信号 fbfd2 … 上流濃度検出信号の時間遅れ信号
Claims (13)
- 【請求項1】 基板に対して所定の処理を施す基板処理
装置であって、 純水と薬液とを混合して得られた処理液で基板の表面処
理を行う基板処理部と、 前記基板処理部から排出された処理液を再び前記基板処
理部へ供給する循環路と、 前記循環路内の処理液を循環させる処理液循環手段と、 前記循環路に一端が連通接続され、他端が純水供給源に
連通接続されている純水供給路と、 前記循環路に一端が連通接続され、他端が薬液供給源に
連通接続されている薬液供給路と、 前記薬液供給路から前記循環路へ注入される薬液の注入
量を調節する薬液注入量調節手段と、 前記循環路内を流通する処理液の濃度を測定する濃度測
定手段と、 前記濃度測定手段により測定された処理液の濃度に基づ
いて、前記薬液注入量調節手段を制御する制御手段と、 を備えていることを特徴とする基板処理装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の基板処理装置におい
て、 前記濃度測定手段は、前記薬液供給路が前記循環路に連
通接続されている箇所より下流側に配設されていること
を特徴とする基板処理装置。 - 【請求項3】 請求項1に記載の基板処理装置におい
て、 前記濃度測定手段は、前記薬液供給路が前記循環路に連
通接続されている箇所より上流側に配設されていること
を特徴とする基板処理装置。 - 【請求項4】 請求項1に記載の基板処理装置におい
て、 前記濃度測定手段は、前記薬液供給路が前記循環路に連
通接続されている箇所の下流側と上流側にそれぞれ配設
された第1の濃度測定手段と第2の濃度測定手段とを備
えたことを特徴とする基板処理装置。 - 【請求項5】 請求項1ないし請求項4のいずれかに記
載の基板処理装置において、 前記薬液供給路が前記循環路に連通接続されている箇所
は、前記純水供給路が前記循環路に連通接続されている
箇所の下流であることを特徴とする基板処理装置。 - 【請求項6】 請求項1ないし請求項5のいずれかに記
載の基板処理装置において、 前記薬液注入量調節手段は、薬液圧力調節器を備え、薬
液の圧力を調節して注入量を調節するように構成されて
いることを特徴とする基板処理装置。 - 【請求項7】 請求項1ないし請求項5のいずれかに記
載の基板処理装置において、 前記薬液注入量調節手段は、薬液流量調節弁を備え、薬
液の流量を調節して注入量を調節するように構成されて
いることを特徴とする基板処理装置。 - 【請求項8】 請求項1ないし請求項7のいずれかに記
載の基板処理装置において、 前記循環路内の処理液の圧力をほぼ一定に調節する処理
液圧力一定化手段を備えていることを特徴とする基板処
理装置。 - 【請求項9】 請求項8に記載の基板処理装置におい
て、 前記処理液圧力一定化手段は、前記循環路を流通する処
理液の圧力をほぼ一定に調整する処理液圧力調節器で構
成されていることを特徴とする基板処理装置。 - 【請求項10】 請求項8に記載の基板処理装置におい
て、 前記処理液圧力一定化手段は、前記循環路を流通する処
理液の流量をほぼ一定に調整する処理液流量調節弁で構
成されていることを特徴とする基板処理装置。 - 【請求項11】 請求項1ないし請求項10のいずれか
に記載の基板処理装置において、 前記循環路内の処理液の圧力と前記薬液供給路内の薬液
の圧力との差圧をほぼ一定に保持する差圧一定化手段を
備えていることを特徴とする基板処理装置。 - 【請求項12】 請求項6に記載の基板処理装置におい
て、 前記薬液圧力調節器は、前記循環路内の処理液の圧力と
前記薬液供給路内の薬液の圧力との差圧をほぼ一定に保
持するように、処理液の圧力の変動に応じて薬液の圧力
を調節することを特徴とする基板処理装置。 - 【請求項13】 請求項7に記載の基板処理装置におい
て、 前記薬液流量調節弁は、前記循環路内の処理液の圧力と
前記薬液供給路内の薬液の圧力との差圧をほぼ一定に保
持するように、処理液の圧力の変動に応じて薬液の流量
を調節することを特徴とする基板処理装置。
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|---|---|---|---|
| JP02465998A JP3630543B2 (ja) | 1998-02-05 | 1998-02-05 | 基板処理装置 |
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| JP02465998A JP3630543B2 (ja) | 1998-02-05 | 1998-02-05 | 基板処理装置 |
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| JP02465998A Expired - Fee Related JP3630543B2 (ja) | 1998-02-05 | 1998-02-05 | 基板処理装置 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20030023456A (ko) * | 2001-06-25 | 2003-03-19 | 가부시키가이샤 히라마리카겐큐죠 | 수계 레지스트 박리액 관리장치 및 수계 레지스트 박리액관리방법 |
| KR20160094275A (ko) * | 2015-01-30 | 2016-08-09 | 도쿄엘렉트론가부시키가이샤 | 기판 액처리 장치, 기판 액처리 방법, 및 기판 액처리 프로그램을 기억한 컴퓨터 판독 가능한 기억 매체 |
| KR20190029471A (ko) * | 2017-09-11 | 2019-03-20 | 도쿄엘렉트론가부시키가이샤 | 기판 액 처리 장치 및 기억 매체 |
-
1998
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| KR20180084020A (ko) * | 2015-01-30 | 2018-07-24 | 도쿄엘렉트론가부시키가이샤 | 기판 액처리 장치, 기판 액처리 방법, 및 기판 액처리 프로그램을 기억한 컴퓨터 판독 가능한 기억 매체 |
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