JPH11225028A - 可変利得増幅器 - Google Patents
可変利得増幅器Info
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- JPH11225028A JPH11225028A JP2411998A JP2411998A JPH11225028A JP H11225028 A JPH11225028 A JP H11225028A JP 2411998 A JP2411998 A JP 2411998A JP 2411998 A JP2411998 A JP 2411998A JP H11225028 A JPH11225028 A JP H11225028A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 可変利得増幅器の出力特性の線形性を向上さ
せる。 【解決手段】 オペアンプAMP1の帰還回路としてオ
ペアンプAMP2を用いる。オペアンプAMP2の帰還
回路として抵抗R1,R2,…Rn及びアナログスイッ
チSW1,SW2,SW3,…SWnを梯子状に接続し
た可変分圧回路を用いる。電圧利得Vo/Vinが、オ
ペアンプAMP2の帰還回路である可変分圧回路の分圧
比とほぼ等しくなるため、出力の線形性が高まる。アナ
ログスイッチSW1,SW2,SW3,…SWnが、オ
ペアンプAMP2の入力端子のうち、出力電圧Voが印
加される端子と異なる端子に接続されているため、アナ
ログスイッチSW1,SW2,SW3,…SWnのオン
抵抗による誤差や温度依存性の発生を防ぐことができ
る。
せる。 【解決手段】 オペアンプAMP1の帰還回路としてオ
ペアンプAMP2を用いる。オペアンプAMP2の帰還
回路として抵抗R1,R2,…Rn及びアナログスイッ
チSW1,SW2,SW3,…SWnを梯子状に接続し
た可変分圧回路を用いる。電圧利得Vo/Vinが、オ
ペアンプAMP2の帰還回路である可変分圧回路の分圧
比とほぼ等しくなるため、出力の線形性が高まる。アナ
ログスイッチSW1,SW2,SW3,…SWnが、オ
ペアンプAMP2の入力端子のうち、出力電圧Voが印
加される端子と異なる端子に接続されているため、アナ
ログスイッチSW1,SW2,SW3,…SWnのオン
抵抗による誤差や温度依存性の発生を防ぐことができ
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オペアンプ、抵
抗、アナログスイッチ等を用いて構成可能な可変利得増
幅器に関する。
抗、アナログスイッチ等を用いて構成可能な可変利得増
幅器に関する。
【0002】
【従来の技術】オペアンプを用いた可変利得増幅器に関
しては、これまでも様々な構成が提案されている(例え
ば特開昭61−91506号公報を参照)。オペアンプ
を用いた可変利得増幅器の一例を、図5に示す。この図
の可変利得増幅器では、電圧利得A0のオペアンプAM
Pの反転入力端子に、入力抵抗Rsを介して入力電圧V
inを印加する一方で、非反転入力端子に、バイアス電
源BIASからのバイアス電圧を印加している。オペア
ンプAMPの出力端子から得られる出力電圧Voは、抵
抗R1,R2,R3,…Rnやアナログスイッチ(図中
はFET)SW1,SW2,SW3,…SWnから構成
される帰還回路を介して、オペアンプAMPの反転入力
端子に印加されている(n:2以上の自然数)。
しては、これまでも様々な構成が提案されている(例え
ば特開昭61−91506号公報を参照)。オペアンプ
を用いた可変利得増幅器の一例を、図5に示す。この図
の可変利得増幅器では、電圧利得A0のオペアンプAM
Pの反転入力端子に、入力抵抗Rsを介して入力電圧V
inを印加する一方で、非反転入力端子に、バイアス電
源BIASからのバイアス電圧を印加している。オペア
ンプAMPの出力端子から得られる出力電圧Voは、抵
抗R1,R2,R3,…Rnやアナログスイッチ(図中
はFET)SW1,SW2,SW3,…SWnから構成
される帰還回路を介して、オペアンプAMPの反転入力
端子に印加されている(n:2以上の自然数)。
【0003】抵抗R1,R2,R3,…Rnは、n個の
アナログスイッチSW1,SW2,SW3,…SWnの
うち対応するもの(同じ添え字のもの)と直列接続され
ており、各直列接続枝は互いに並列接続されている。ま
た、各アナログスイッチSW1,SW2,SW3,…S
Wnは、図示しない利得制御部から与えられるオンオフ
制御信号により選択的にオンオフされる。従って、n個
の抵抗R1,R2,R3,…Rnのうち対応するアナロ
グスイッチがオンしているものの合成抵抗をRxと表す
こととした場合、この図に示す可変利得増幅器の電圧利
得Aは、次の式
アナログスイッチSW1,SW2,SW3,…SWnの
うち対応するもの(同じ添え字のもの)と直列接続され
ており、各直列接続枝は互いに並列接続されている。ま
た、各アナログスイッチSW1,SW2,SW3,…S
Wnは、図示しない利得制御部から与えられるオンオフ
制御信号により選択的にオンオフされる。従って、n個
の抵抗R1,R2,R3,…Rnのうち対応するアナロ
グスイッチがオンしているものの合成抵抗をRxと表す
こととした場合、この図に示す可変利得増幅器の電圧利
得Aは、次の式
【数1】 A=Vo/Vin =−(Rx/Rs) … A0>>Rs/Rxと見なせる場合 となる。
【0004】ここで、図5に示した可変利得増幅器で
は、アナログスイッチSW1,SW2,SW3,…SW
nのオン抵抗が、合成抵抗Rxの誤差となるため、利得
Aにも誤差が生じる。また、アナログスイッチSW1,
SW2,SW3,…SWnのオン抵抗が比較的大きな温
度係数を持つ場合、利得Aの温度依存性が大きくなりま
たオフセット電圧の温度依存性の原因にもなる。
は、アナログスイッチSW1,SW2,SW3,…SW
nのオン抵抗が、合成抵抗Rxの誤差となるため、利得
Aにも誤差が生じる。また、アナログスイッチSW1,
SW2,SW3,…SWnのオン抵抗が比較的大きな温
度係数を持つ場合、利得Aの温度依存性が大きくなりま
たオフセット電圧の温度依存性の原因にもなる。
【0005】図6に、アナログスイッチのオン抵抗やそ
の温度係数の影響を受けにくい可変利得増幅器の例を示
す。この図の可変利得増幅器では、入力電圧Vinをオ
ペアンプAMPの非反転入力端子に印加し、反転入力端
子を帰還入力に用いている。また、オペアンプAMPの
出力端子から反転入力端子への帰還回路は、梯子状に接
続されているn個の抵抗R1,R2,…Rn及びn個の
アナログスイッチSW1,SW2,SW3,…SWnを
有する可変分圧回路である。即ち、オペアンプAMPの
出力端子と接地との間には、n個の抵抗R1,R2,…
Rnが順に直列接続されており、更に、抵抗R1,R
2,…Rnの一端とオペアンプAMPの反転入力端子と
の間には、アナログスイッチSW1,SW2,SW3,
…SWnが設けられている。
の温度係数の影響を受けにくい可変利得増幅器の例を示
す。この図の可変利得増幅器では、入力電圧Vinをオ
ペアンプAMPの非反転入力端子に印加し、反転入力端
子を帰還入力に用いている。また、オペアンプAMPの
出力端子から反転入力端子への帰還回路は、梯子状に接
続されているn個の抵抗R1,R2,…Rn及びn個の
アナログスイッチSW1,SW2,SW3,…SWnを
有する可変分圧回路である。即ち、オペアンプAMPの
出力端子と接地との間には、n個の抵抗R1,R2,…
Rnが順に直列接続されており、更に、抵抗R1,R
2,…Rnの一端とオペアンプAMPの反転入力端子と
の間には、アナログスイッチSW1,SW2,SW3,
…SWnが設けられている。
【0006】ここに、図5に示した可変利得増幅器で
は、オペアンプAMPの出力端子側から帰還回路を経て
入力抵抗Rsへ(更には入力電圧Vinの供給元へ)
と、帰還回路を構成するアナログスイッチSW1,SW
2,SW3,…SWnを介して電流が流れる。これに対
し、図6に示す可変利得増幅器では、アナログスイッチ
SW1,SW2,SW3,…SWnにはほとんど電流が
流れない。これは、オペアンプAMPの入力インピーダ
ンスが一般に極めて大きいためである。このように、図
6に示す可変利得増幅器では、アナログスイッチSW
1,SW2,SW3,…SWnにほとんど電流が流れな
いため、アナログスイッチSW1,SW2,SW3,…
SWnのオン抵抗が帰還電圧ひいては利得Aの誤差を招
くこともない。
は、オペアンプAMPの出力端子側から帰還回路を経て
入力抵抗Rsへ(更には入力電圧Vinの供給元へ)
と、帰還回路を構成するアナログスイッチSW1,SW
2,SW3,…SWnを介して電流が流れる。これに対
し、図6に示す可変利得増幅器では、アナログスイッチ
SW1,SW2,SW3,…SWnにはほとんど電流が
流れない。これは、オペアンプAMPの入力インピーダ
ンスが一般に極めて大きいためである。このように、図
6に示す可変利得増幅器では、アナログスイッチSW
1,SW2,SW3,…SWnにほとんど電流が流れな
いため、アナログスイッチSW1,SW2,SW3,…
SWnのオン抵抗が帰還電圧ひいては利得Aの誤差を招
くこともない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図6に
示した可変利得増幅器では、帰還利得に対する出力電圧
Voの特性即ち出力特性が非線形になるという問題があ
る。即ち、アナログスイッチSW1,SW2,SW3,
…SWnのうち任意の1個を選んでオンさせ残りをオフ
させた場合、図7に示すように、オンされたアナログス
イッチから見てオペアンプAMPの出力端子側の一連の
抵抗と、接地側の一連の抵抗とにより、出力電圧Voが
抵抗値の比αで分圧され、オペアンプAMPの反転入力
端子に帰還入力される(0<α<1)。この帰還入力に
係る利得即ち帰還利得は、分圧比αであるから、図7に
示した回路をブロック図にて表現した場合、図8に示さ
れるような回路となる。図8に示した回路の利得Aは、
周知の如く
示した可変利得増幅器では、帰還利得に対する出力電圧
Voの特性即ち出力特性が非線形になるという問題があ
る。即ち、アナログスイッチSW1,SW2,SW3,
…SWnのうち任意の1個を選んでオンさせ残りをオフ
させた場合、図7に示すように、オンされたアナログス
イッチから見てオペアンプAMPの出力端子側の一連の
抵抗と、接地側の一連の抵抗とにより、出力電圧Voが
抵抗値の比αで分圧され、オペアンプAMPの反転入力
端子に帰還入力される(0<α<1)。この帰還入力に
係る利得即ち帰還利得は、分圧比αであるから、図7に
示した回路をブロック図にて表現した場合、図8に示さ
れるような回路となる。図8に示した回路の利得Aは、
周知の如く
【数2】A=A0/(1+α・A0) =1/α … α>>1/A0と見なせる場合 となる。従って、入力電圧Vinが一定である場合、出
力電圧Voは帰還利得αに対し双曲線の特性(図9参
照)となる。
力電圧Voは帰還利得αに対し双曲線の特性(図9参
照)となる。
【0008】本発明は、このような問題点を解決するこ
とを課題としてなされたものであり、オペアンプの高入
力インピーダンスを利用してアナログスイッチのオン抵
抗の影響を抑えるという図6の回路の手法を採用すると
共に、帰還回路の構成に改変を施すことにより出力特性
の非線形性を抑え、これによって、従来に比べ広い範囲
で帰還利得を変化させられるようにすることを目的とす
る。
とを課題としてなされたものであり、オペアンプの高入
力インピーダンスを利用してアナログスイッチのオン抵
抗の影響を抑えるという図6の回路の手法を採用すると
共に、帰還回路の構成に改変を施すことにより出力特性
の非線形性を抑え、これによって、従来に比べ広い範囲
で帰還利得を変化させられるようにすることを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明に係る可変利得増幅器においては、第
1オペアンプ、第2オペアンプ及び可変分圧回路を設
け、第2オペアンプ及び可変分圧回路を第1オペアンプ
に係る帰還回路として用い、可変分圧回路を第2オペア
ンプに係る帰還回路として用いることとした。
るために、本発明に係る可変利得増幅器においては、第
1オペアンプ、第2オペアンプ及び可変分圧回路を設
け、第2オペアンプ及び可変分圧回路を第1オペアンプ
に係る帰還回路として用い、可変分圧回路を第2オペア
ンプに係る帰還回路として用いることとした。
【0010】まず、第1及び第2オペアンプは、それぞ
れ、第1及び第2入力端子並びに出力端子を有する。第
1オペアンプの第1入力端子は増幅すべき信号の入力
に、出力端子は増幅された信号の出力に、それぞれ用い
られる。第1オペアンプにより増幅された信号を第1オ
ペアンプの第2入力端子に帰還すべく、第1オペアンプ
の出力端子は更に第2オペアンプの第1入力端子にも接
続され、第2オペアンプの出力端子は第1オペアンプの
第2入力端子に接続される。更に、第2オペアンプによ
り増幅された信号をその第2入力端子に帰還すべく、第
2オペアンプの出力端子は可変分圧回路に接続され、可
変分圧回路は更に第2オペアンプの第2入力端子に接続
される。更に、この可変分圧回路は、第2オペアンプの
出力端子と定電位点との間に直列接続されている複数の
抵抗と、当該抵抗同士の直列接続点を含む複数の点を第
2オペアンプの第2入力端子に選択的に接続する所定個
数のアナログスイッチとを有する。可変分圧回路は、第
2オペアンプから出力される信号の電圧を可変分圧し
て、第2オペアンプの第2入力端子に帰還する。
れ、第1及び第2入力端子並びに出力端子を有する。第
1オペアンプの第1入力端子は増幅すべき信号の入力
に、出力端子は増幅された信号の出力に、それぞれ用い
られる。第1オペアンプにより増幅された信号を第1オ
ペアンプの第2入力端子に帰還すべく、第1オペアンプ
の出力端子は更に第2オペアンプの第1入力端子にも接
続され、第2オペアンプの出力端子は第1オペアンプの
第2入力端子に接続される。更に、第2オペアンプによ
り増幅された信号をその第2入力端子に帰還すべく、第
2オペアンプの出力端子は可変分圧回路に接続され、可
変分圧回路は更に第2オペアンプの第2入力端子に接続
される。更に、この可変分圧回路は、第2オペアンプの
出力端子と定電位点との間に直列接続されている複数の
抵抗と、当該抵抗同士の直列接続点を含む複数の点を第
2オペアンプの第2入力端子に選択的に接続する所定個
数のアナログスイッチとを有する。可変分圧回路は、第
2オペアンプから出力される信号の電圧を可変分圧し
て、第2オペアンプの第2入力端子に帰還する。
【0011】従って、可変分圧回路を第1オペアンプの
帰還回路として用いた場合に現れるであろう非線形な出
力特性は、本発明においては、可変分圧回路を帰還回路
とする第2オペアンプを第1オペアンプに係る帰還回路
として用いているため現れない。結果として、本発明に
係る可変利得増幅器の出力特性は、可変分圧回路をオペ
アンプの帰還回路として用いている従来回路の出力特性
に比べ、線形性が高いものとなる。また、第1オペアン
プにより増幅された信号即ち第2オペアンプが増幅すべ
き信号は、第2オペアンプの第1入力端子に入力されて
おり、第2オペアンプに係る帰還回路即ち可変分圧回路
の出力はこの第1入力端子から高入力インピーダンスに
より分離されている第2入力端子に入力されている。従
って、オペアンプの高入力インピーダンス特性を利用し
てアナログスイッチのオン抵抗の影響を抑える、という
従来回路の作用も引き続き生じる。
帰還回路として用いた場合に現れるであろう非線形な出
力特性は、本発明においては、可変分圧回路を帰還回路
とする第2オペアンプを第1オペアンプに係る帰還回路
として用いているため現れない。結果として、本発明に
係る可変利得増幅器の出力特性は、可変分圧回路をオペ
アンプの帰還回路として用いている従来回路の出力特性
に比べ、線形性が高いものとなる。また、第1オペアン
プにより増幅された信号即ち第2オペアンプが増幅すべ
き信号は、第2オペアンプの第1入力端子に入力されて
おり、第2オペアンプに係る帰還回路即ち可変分圧回路
の出力はこの第1入力端子から高入力インピーダンスに
より分離されている第2入力端子に入力されている。従
って、オペアンプの高入力インピーダンス特性を利用し
てアナログスイッチのオン抵抗の影響を抑える、という
従来回路の作用も引き続き生じる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施形態に
関し図面に基づき説明する。
関し図面に基づき説明する。
【0013】図1に、本発明の一実施形態に係る可変利
得増幅器の構成を示す。この実施形態においては、2個
のオペアンプAMP1及びAMP2を用いている。オペ
アンプAMP1の非反転入力端子には入力電圧Vinが
印加されており、オペアンプAMP1の出力端子からは
増幅された電圧すなわち出力電圧Voが取り出されてい
る。更に、オペアンプAMP2の非反転入力端子にはオ
ペアンプAMP1の出力端子が接続されており、オペア
ンプAMP2の出力端子はオペアンプAMP1の反転入
力端子に接続されている。オペアンプAMP2の出力端
子から反転入力端子に至る帰還回路としては、梯子状に
接続されているn個の抵抗R1,R2,…Rn及びn個
のアナログスイッチSW1,SW2,SW3,…SWn
を有する可変分圧回路が設けられている。すなわち、本
実施形態に係る可変利得増幅器は、ちょうど、オペアン
プAMP1の出力端子から反転入力端子に至る帰還回路
として、図6に示した従来の可変利得増幅器と同様の回
路を配した構成であるといえる。従って、オペアンプA
MP2の帰還回路たる可変分圧回路における分圧比をα
とした場合、図1に示す回路は図2に示されるような回
路となり、更には図3に示されるようなブロック構成と
なる。
得増幅器の構成を示す。この実施形態においては、2個
のオペアンプAMP1及びAMP2を用いている。オペ
アンプAMP1の非反転入力端子には入力電圧Vinが
印加されており、オペアンプAMP1の出力端子からは
増幅された電圧すなわち出力電圧Voが取り出されてい
る。更に、オペアンプAMP2の非反転入力端子にはオ
ペアンプAMP1の出力端子が接続されており、オペア
ンプAMP2の出力端子はオペアンプAMP1の反転入
力端子に接続されている。オペアンプAMP2の出力端
子から反転入力端子に至る帰還回路としては、梯子状に
接続されているn個の抵抗R1,R2,…Rn及びn個
のアナログスイッチSW1,SW2,SW3,…SWn
を有する可変分圧回路が設けられている。すなわち、本
実施形態に係る可変利得増幅器は、ちょうど、オペアン
プAMP1の出力端子から反転入力端子に至る帰還回路
として、図6に示した従来の可変利得増幅器と同様の回
路を配した構成であるといえる。従って、オペアンプA
MP2の帰還回路たる可変分圧回路における分圧比をα
とした場合、図1に示す回路は図2に示されるような回
路となり、更には図3に示されるようなブロック構成と
なる。
【0014】図3に示した回路の利得Aは、ちょうど、
前掲の数2中のA0をオペアンプAMP1の電圧利得A
1に、またαをA2/(1+α・A2)に、それぞれ置
き換えたものとなるから(ただしA2はオペアンプAM
P2の電圧利得)、次の式で表される値
前掲の数2中のA0をオペアンプAMP1の電圧利得A
1に、またαをA2/(1+α・A2)に、それぞれ置
き換えたものとなるから(ただしA2はオペアンプAM
P2の電圧利得)、次の式で表される値
【数3】 A=A1/(1+A1・A2/(1+α・A2)) =α … α>>1/A1かつα>>1/A2とみなせる場合 となる。従って、この実施形態に係る可変利得増幅器の
出力特性は、図4に示されるように線形性が高い特性と
なるため、分圧比αの調整による利得調整範囲も広が
る。また、オペアンプAMP2の入力端子のうち出力電
圧Voが入力される入力端子(非反転入力端子)とは別
の入力端子(反転入力端子)に、可変分圧回路の出力が
入力されているため、図6に示した従来技術と同様、ア
ナログスイッチSW1,SW2,SW3,…SWnのオ
ン抵抗の影響を、防ぐことができる。
出力特性は、図4に示されるように線形性が高い特性と
なるため、分圧比αの調整による利得調整範囲も広が
る。また、オペアンプAMP2の入力端子のうち出力電
圧Voが入力される入力端子(非反転入力端子)とは別
の入力端子(反転入力端子)に、可変分圧回路の出力が
入力されているため、図6に示した従来技術と同様、ア
ナログスイッチSW1,SW2,SW3,…SWnのオ
ン抵抗の影響を、防ぐことができる。
【0015】なお、本発明は、他の形態により実施する
こともできる。例えば、非反転入力端子と反転入力端子
は入れ替えることが可能である。また、アナログスイッ
チSW1,SW2,SW3,…SWnとして、FET以
外の種類のアナログスイッチを用いることもできる。更
に、本願では「オペアンプ」という語を使用している。
本願でいうところの「オペアンプ」には、少くとも2個
の入力端子と出力端子とを有する増幅器であって、その
入力インピーダンスが十分高いもの(即ちアナログスイ
ッチのオン抵抗の影響が生じにくいもの)を、包含する
ものとする。
こともできる。例えば、非反転入力端子と反転入力端子
は入れ替えることが可能である。また、アナログスイッ
チSW1,SW2,SW3,…SWnとして、FET以
外の種類のアナログスイッチを用いることもできる。更
に、本願では「オペアンプ」という語を使用している。
本願でいうところの「オペアンプ」には、少くとも2個
の入力端子と出力端子とを有する増幅器であって、その
入力インピーダンスが十分高いもの(即ちアナログスイ
ッチのオン抵抗の影響が生じにくいもの)を、包含する
ものとする。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
第1オペアンプ、第2オペアンプ及び可変分圧回路を設
け、第2オペアンプ及び可変分圧回路を第1オペアンプ
に係る帰還回路として用い、可変分圧回路を第2オペア
ンプに係る帰還回路として用いることとしたため、可変
分圧回路を第1オペアンプの帰還回路として用いた場合
に現れるであろう非線形な出力特性が現れず、従って、
従来に比べ線形性の高い出力特性が得られる。また、オ
ペアンプの高入力インピーダンス特性を利用してアナロ
グスイッチに流れる電流を抑えているため、アナログス
イッチのオン抵抗がもたらす誤差等の影響を抑えること
ができる。
第1オペアンプ、第2オペアンプ及び可変分圧回路を設
け、第2オペアンプ及び可変分圧回路を第1オペアンプ
に係る帰還回路として用い、可変分圧回路を第2オペア
ンプに係る帰還回路として用いることとしたため、可変
分圧回路を第1オペアンプの帰還回路として用いた場合
に現れるであろう非線形な出力特性が現れず、従って、
従来に比べ線形性の高い出力特性が得られる。また、オ
ペアンプの高入力インピーダンス特性を利用してアナロ
グスイッチに流れる電流を抑えているため、アナログス
イッチのオン抵抗がもたらす誤差等の影響を抑えること
ができる。
【図1】 本発明の一実施形態に係る可変利得増幅器の
構成を示す回路図である。
構成を示す回路図である。
【図2】 この実施形態における可変分圧回路の作用を
示す回路図である。
示す回路図である。
【図3】 この実施形態の伝達関数を示すブロック図で
ある。
ある。
【図4】 この実施形態の出力特性を示す図である。
【図5】 一従来に係る可変利得増幅器の構成を示す回
路図である。
路図である。
【図6】 他の従来技術に係る可変利得増幅器の構成を
示す回路図である。
示す回路図である。
【図7】 図6の従来技術における可変分圧回路の作用
を示す回路図である。
を示す回路図である。
【図8】 図6の従来技術の伝達関数を示すブロック図
である。
である。
【図9】 図6の従来技術の出力特性を示す図である。
AMP1,AMP2 オペアンプ、R1,R2,…Rn
抵抗、SW1,SW2,SW3,…SWn アナログ
スイッチ、Vin 入力電圧、Vo 出力電圧、α 分
圧比、A1,A2 AMP1,AMP2の電圧利得。
抵抗、SW1,SW2,SW3,…SWn アナログ
スイッチ、Vin 入力電圧、Vo 出力電圧、α 分
圧比、A1,A2 AMP1,AMP2の電圧利得。
Claims (1)
- 【請求項1】 第1及び第2入力端子並びに出力端子を
有し、その第1入力端子及び出力端子がそれぞれ増幅す
べき信号の入力及び増幅された信号の出力に用いられる
第1オペアンプと、上記第1オペアンプにより増幅され
た信号を上記第1オペアンプの第2入力端子に帰還する
帰還回路と、を備える可変利得増幅器において、 上記帰還回路が、 第1及び第2入力端子並びに出力端子を有し、その第1
入力端子が上記第1オペアンプの出力端子に、その出力
端子が上記第1オペアンプの第2入力端子に、それぞれ
接続されている第2オペアンプと、 上記第2オペアンプの出力端子と定電位点との間に直列
接続されている複数の抵抗及び当該抵抗同士の直列接続
点を含む複数の点を上記第2オペアンプの第2入力端子
に選択的に接続する所定個数のアナログスイッチを有
し、上記第2オペアンプから出力される信号の電圧を可
変分圧して上記第2オペアンプの第2入力端子に帰還す
る可変分圧回路と、 を備えることを特徴とする可変利得増幅器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2411998A JPH11225028A (ja) | 1998-02-05 | 1998-02-05 | 可変利得増幅器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2411998A JPH11225028A (ja) | 1998-02-05 | 1998-02-05 | 可変利得増幅器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11225028A true JPH11225028A (ja) | 1999-08-17 |
Family
ID=12129437
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2411998A Pending JPH11225028A (ja) | 1998-02-05 | 1998-02-05 | 可変利得増幅器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11225028A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11298270A (ja) * | 1998-04-15 | 1999-10-29 | Nec Corp | Pga(プログラマブル・ゲインアンプ)回路 |
| JP2003536343A (ja) * | 2000-06-19 | 2003-12-02 | アドバンスト・マイクロ・ディバイシズ・インコーポレイテッド | データネットワークに使用するためのプログラマブル利得増幅器 |
| JP2012015676A (ja) * | 2010-06-30 | 2012-01-19 | New Japan Radio Co Ltd | 可変ゲイン差動入出力アンプ |
| WO2013121741A1 (ja) * | 2012-02-16 | 2013-08-22 | 日本電気株式会社 | 電圧電流変換器およびそれを用いた積分回路、フィルタ回路、ならびに電圧電流変換方法 |
| JP2018117273A (ja) * | 2017-01-19 | 2018-07-26 | 新日本無線株式会社 | Pga回路 |
-
1998
- 1998-02-05 JP JP2411998A patent/JPH11225028A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11298270A (ja) * | 1998-04-15 | 1999-10-29 | Nec Corp | Pga(プログラマブル・ゲインアンプ)回路 |
| JP2003536343A (ja) * | 2000-06-19 | 2003-12-02 | アドバンスト・マイクロ・ディバイシズ・インコーポレイテッド | データネットワークに使用するためのプログラマブル利得増幅器 |
| JP2012015676A (ja) * | 2010-06-30 | 2012-01-19 | New Japan Radio Co Ltd | 可変ゲイン差動入出力アンプ |
| WO2013121741A1 (ja) * | 2012-02-16 | 2013-08-22 | 日本電気株式会社 | 電圧電流変換器およびそれを用いた積分回路、フィルタ回路、ならびに電圧電流変換方法 |
| JP2018117273A (ja) * | 2017-01-19 | 2018-07-26 | 新日本無線株式会社 | Pga回路 |
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