JPH11225477A - フィルタリング機能付き正弦波コンバータ - Google Patents
フィルタリング機能付き正弦波コンバータInfo
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- JPH11225477A JPH11225477A JP10037927A JP3792798A JPH11225477A JP H11225477 A JPH11225477 A JP H11225477A JP 10037927 A JP10037927 A JP 10037927A JP 3792798 A JP3792798 A JP 3792798A JP H11225477 A JPH11225477 A JP H11225477A
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- Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 電源回路の正弦波波形を正常に維持できるア
クティブ・フィルタ相当の機能を有するフィルタリング
機能付き正弦波コンバータを提供する。 【解決手段】 フィルタリング機能つき正弦波コンバー
タにおいて、所定の交流電源回路1から入力する正弦波
交流を設定された直流電圧に変換する正弦波コンバータ
において、負荷電流から高調波成分又は遅れ電流成分の
電流成分の一方或いはこれらの電流成分の両者を検出
し、これらの電流成分形状に対応した高調波制御信号を
作成し、この高調波制御信号を正弦波コンバータの制御
信号に付加することによって、交流電源回路電流を正弦
波状に維持するフィルタリング機能を備えた。このフィ
ルタリング機能は、負荷電流検出機能21と、負荷電流
検出機能21が検出する負荷電流に含まれる高調波成分
を所定形状の高調波制御信号として検出する高調波検出
機能22と、この高調波検出機能22が検出した高調波
制御信号を補正信号として正弦波コンバ−タの制御信号
に付加するように構成できる。
クティブ・フィルタ相当の機能を有するフィルタリング
機能付き正弦波コンバータを提供する。 【解決手段】 フィルタリング機能つき正弦波コンバー
タにおいて、所定の交流電源回路1から入力する正弦波
交流を設定された直流電圧に変換する正弦波コンバータ
において、負荷電流から高調波成分又は遅れ電流成分の
電流成分の一方或いはこれらの電流成分の両者を検出
し、これらの電流成分形状に対応した高調波制御信号を
作成し、この高調波制御信号を正弦波コンバータの制御
信号に付加することによって、交流電源回路電流を正弦
波状に維持するフィルタリング機能を備えた。このフィ
ルタリング機能は、負荷電流検出機能21と、負荷電流
検出機能21が検出する負荷電流に含まれる高調波成分
を所定形状の高調波制御信号として検出する高調波検出
機能22と、この高調波検出機能22が検出した高調波
制御信号を補正信号として正弦波コンバ−タの制御信号
に付加するように構成できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は主として系統電源
に接続される正弦波コンバータを含む電力機器を負荷と
して使用する事業所のうち、特に、高調波を発生する負
荷を使用する事業所に最適なフィルタリング機能付き正
弦波コンバータに関する。
に接続される正弦波コンバータを含む電力機器を負荷と
して使用する事業所のうち、特に、高調波を発生する負
荷を使用する事業所に最適なフィルタリング機能付き正
弦波コンバータに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、三相交流である系統電源から受電
し、所定の交流負荷に供給するシステムにおいては、系
統電源をコンデンサインプットタイプの整流回路で直流
電力に変換した後、インバータで交流負荷に対応する交
流電力に変換している場合が多い。ところで、上記のコ
ンデンサインプットタイプの整流回路であると、系統電
源側に高調波電流が流出し、電圧を歪ませたり、コンデ
ンサ設備を焼損させたりするという問題点があり、近時
は正弦波コンバータによって、受電交流を所定電圧の直
流に変換する手段が利用されるようになってきている。
し、所定の交流負荷に供給するシステムにおいては、系
統電源をコンデンサインプットタイプの整流回路で直流
電力に変換した後、インバータで交流負荷に対応する交
流電力に変換している場合が多い。ところで、上記のコ
ンデンサインプットタイプの整流回路であると、系統電
源側に高調波電流が流出し、電圧を歪ませたり、コンデ
ンサ設備を焼損させたりするという問題点があり、近時
は正弦波コンバータによって、受電交流を所定電圧の直
流に変換する手段が利用されるようになってきている。
【0003】正弦波コンバータを備えたインバータシス
テムは、例えば、図4に示すように構成されている。図
4において、1は所定周波数電圧の正弦波交流を供給す
る系統電源としての交流電源、30は交流被制御負荷と
その付属機能を示している。また、2Aは従来の正弦波
コンバータ機能付インバータシステム、3は交流被制御
負荷である電力負荷の交流電動機である。インバータシ
ステム2Aにおいて、4Aは交流リアクトル、5は受電
交流を所定電圧の直流に変換する正弦波コンバータ(以
下コンバータと称す)のスイッチング機能回路、6はこ
の直流を図示しない制御回路によって制御される交流電
動機3に供給する交流に変換するインバータのスイッチ
ング回路部としての直流→交流変換機能部である。7は
平滑コンデンサであって、この直流電圧は電圧検出機能
8によって検出される。
テムは、例えば、図4に示すように構成されている。図
4において、1は所定周波数電圧の正弦波交流を供給す
る系統電源としての交流電源、30は交流被制御負荷と
その付属機能を示している。また、2Aは従来の正弦波
コンバータ機能付インバータシステム、3は交流被制御
負荷である電力負荷の交流電動機である。インバータシ
ステム2Aにおいて、4Aは交流リアクトル、5は受電
交流を所定電圧の直流に変換する正弦波コンバータ(以
下コンバータと称す)のスイッチング機能回路、6はこ
の直流を図示しない制御回路によって制御される交流電
動機3に供給する交流に変換するインバータのスイッチ
ング回路部としての直流→交流変換機能部である。7は
平滑コンデンサであって、この直流電圧は電圧検出機能
8によって検出される。
【0004】10は受電電圧を比例する信号処理に適切
な所定電圧に変換する変圧器、また11はコンバータ入
力電流(電源電流)を検出する変流器等の電流検出機能
である。電圧設定機能12で設定されたコンバータが形
成すべき直流電圧を示す設定値信号は、比較機能13に
入力して前述した電圧検出機能8が検出したコンバータ
のスイッチング機能回路5の出力電圧値と比較し、偏差
電圧信号は自動電圧調整機能14に入力する。自動電圧
調整機能14に予め設定された条件に従って作成された
コンバータ操作信号を乗算機能15に入力して前述した
変圧器10で検出した受電電圧を乗算する。乗算機能1
5で得られて出力する受電電圧に同期した電流指令信号
を、電流調整機能16に入力する。電流調整機能16に
おいては、負荷電流検出機能11から入力する負荷電流
信号とこの電流指令信号とを比較して偏差値から電流操
作信号を作成してパルス幅変調機能17に入力する。
な所定電圧に変換する変圧器、また11はコンバータ入
力電流(電源電流)を検出する変流器等の電流検出機能
である。電圧設定機能12で設定されたコンバータが形
成すべき直流電圧を示す設定値信号は、比較機能13に
入力して前述した電圧検出機能8が検出したコンバータ
のスイッチング機能回路5の出力電圧値と比較し、偏差
電圧信号は自動電圧調整機能14に入力する。自動電圧
調整機能14に予め設定された条件に従って作成された
コンバータ操作信号を乗算機能15に入力して前述した
変圧器10で検出した受電電圧を乗算する。乗算機能1
5で得られて出力する受電電圧に同期した電流指令信号
を、電流調整機能16に入力する。電流調整機能16に
おいては、負荷電流検出機能11から入力する負荷電流
信号とこの電流指令信号とを比較して偏差値から電流操
作信号を作成してパルス幅変調機能17に入力する。
【0005】パルス幅変調機能17には、搬送波作成機
能18で作成した搬送波が入力しており、この搬送波に
よって電流操作信号をパルス幅変調してPWM信号を出
力し、前述したコンバータのスイッチング機能回路5を
形成する各半導体素子をオン・オフし、平滑コンデンサ
7でパルス成分を平滑化して、入力する交流を電圧設定
機能12で設定した直流電圧に変換する。この直流電圧
は、インバータの直流→交流変換機能部6で交流に変換
されて交流電動機3を駆動する。上記の例では交流電動
機を駆動する例について説明したが、コンバータで変換
した直流で直接直流負荷を駆動する場合もある。
能18で作成した搬送波が入力しており、この搬送波に
よって電流操作信号をパルス幅変調してPWM信号を出
力し、前述したコンバータのスイッチング機能回路5を
形成する各半導体素子をオン・オフし、平滑コンデンサ
7でパルス成分を平滑化して、入力する交流を電圧設定
機能12で設定した直流電圧に変換する。この直流電圧
は、インバータの直流→交流変換機能部6で交流に変換
されて交流電動機3を駆動する。上記の例では交流電動
機を駆動する例について説明したが、コンバータで変換
した直流で直接直流負荷を駆動する場合もある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、系統電源回
路には、コンバータを備えた負荷回路のみではなく、高
調波成分を発生する負荷や遅れ電流による無効電力を発
生する負荷が並列に接続される場合がある。
路には、コンバータを備えた負荷回路のみではなく、高
調波成分を発生する負荷や遅れ電流による無効電力を発
生する負荷が並列に接続される場合がある。
【0007】電源回路に発生する高調波成分や無効電力
を吸収する手段としてアクティブ・フィルタが、図3に
例示するように用いられることがある。なお、同図で
は、図4に対応するものは、同図と同一の符号を用いて
示してある。図3において、1は系統電源、30は図4
で説明した交流被制御負荷、2Aは正弦波コンバータを
含むインバータシステム、3は交流電動機等の電力負
荷、31は電力負荷で高調波ノイズを発生する負荷31
A乃至31Nを総合して示し、32も電力負荷で高調波
ノイズを発生する恐れのない負荷32A乃至32Nを総
合して示している。40は系統電源に接続するアクティ
ブ・フィルタであって、変流器41によって負荷30と
31に流れる高調波電流を検出して入力している。即
ち、アクティブ・フィルタ40によって系統電源に流れ
る高調波電流成分が消去される。このようにアクティブ
・フィルタ40の採用によって、系統電源の電流波形を
正弦波に維持することが可能になるが、コストアップの
原因になるので、低コストで、電源回路の交流回路波形
を正しい正弦波に維持することのできる補償機能が望ま
れていた。
を吸収する手段としてアクティブ・フィルタが、図3に
例示するように用いられることがある。なお、同図で
は、図4に対応するものは、同図と同一の符号を用いて
示してある。図3において、1は系統電源、30は図4
で説明した交流被制御負荷、2Aは正弦波コンバータを
含むインバータシステム、3は交流電動機等の電力負
荷、31は電力負荷で高調波ノイズを発生する負荷31
A乃至31Nを総合して示し、32も電力負荷で高調波
ノイズを発生する恐れのない負荷32A乃至32Nを総
合して示している。40は系統電源に接続するアクティ
ブ・フィルタであって、変流器41によって負荷30と
31に流れる高調波電流を検出して入力している。即
ち、アクティブ・フィルタ40によって系統電源に流れ
る高調波電流成分が消去される。このようにアクティブ
・フィルタ40の採用によって、系統電源の電流波形を
正弦波に維持することが可能になるが、コストアップの
原因になるので、低コストで、電源回路の交流回路波形
を正しい正弦波に維持することのできる補償機能が望ま
れていた。
【0008】アクティブ・フィルタを使用した例とし
て、例えば、特開平4−334930号公報、特開平7
−75329号公報、特開平8−223804号公報に
開示のものがある。まず、特開平4−334930号公
報に開示のものは、負荷回路に直列に、アクティブ・フ
ィルタを接続したものであって大容量の電力負荷には必
ずしも適切な手段ではない。また、特開平7−7532
9号公報に開示のものは、単相の商用交流電源と負荷と
の間に接続するものであって、そのまま三相電源回路に
は使用できない。さらに、特開平8−223804号公
報に開示のものは、補償対象電流中に含まれる補償対象
高調波電流のcos成分とsin成分からアクティブ・
フィルタの指令値を作成するものであって、多数の高調
波電流を含む場合は、複雑な処理が必要になる恐れがあ
る。本発明は従来のものの上記課題(問題点)を解決
し、電源回路の正弦波波形を正常に維持することのでき
るアクティブ・フィルタ相当の機能を有するフィルタリ
ング機能付き正弦波コンバータを提供することを目的と
する。
て、例えば、特開平4−334930号公報、特開平7
−75329号公報、特開平8−223804号公報に
開示のものがある。まず、特開平4−334930号公
報に開示のものは、負荷回路に直列に、アクティブ・フ
ィルタを接続したものであって大容量の電力負荷には必
ずしも適切な手段ではない。また、特開平7−7532
9号公報に開示のものは、単相の商用交流電源と負荷と
の間に接続するものであって、そのまま三相電源回路に
は使用できない。さらに、特開平8−223804号公
報に開示のものは、補償対象電流中に含まれる補償対象
高調波電流のcos成分とsin成分からアクティブ・
フィルタの指令値を作成するものであって、多数の高調
波電流を含む場合は、複雑な処理が必要になる恐れがあ
る。本発明は従来のものの上記課題(問題点)を解決
し、電源回路の正弦波波形を正常に維持することのでき
るアクティブ・フィルタ相当の機能を有するフィルタリ
ング機能付き正弦波コンバータを提供することを目的と
する。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明に基づくフィルタリング機能付き正弦波コン
バータにおいては、所定の交流電源回路から入力する正
弦波交流を設定された直流電圧に変換する正弦波コンバ
ータにおいて、並列に接続された自分以外の高調波発生
負荷の電流から高調波成分又は/及び遅れ電流成分等の
電流成分を検出し、この電流成分形状に対応した高調波
制御信号を作成し、この高調波制御信号を正弦波コンバ
ータの制御信号に付加することによって、交流電源回路
電流を正弦波状に維持するフィルタリング機能を備えた
ことを特徴とする。この場合、上記のフィルタリング機
能は、負荷電流検出機能と、この負荷電流検出機能が検
出する負荷電流に含まれる高調波成分を所定形状の高調
波制御信号として検出する高調波検出機能と、この高調
波検出機能が検出した高調波制御信号を補正信号として
正弦波コンバ−タの制御信号に付加するようにするのが
望ましい。
に、本発明に基づくフィルタリング機能付き正弦波コン
バータにおいては、所定の交流電源回路から入力する正
弦波交流を設定された直流電圧に変換する正弦波コンバ
ータにおいて、並列に接続された自分以外の高調波発生
負荷の電流から高調波成分又は/及び遅れ電流成分等の
電流成分を検出し、この電流成分形状に対応した高調波
制御信号を作成し、この高調波制御信号を正弦波コンバ
ータの制御信号に付加することによって、交流電源回路
電流を正弦波状に維持するフィルタリング機能を備えた
ことを特徴とする。この場合、上記のフィルタリング機
能は、負荷電流検出機能と、この負荷電流検出機能が検
出する負荷電流に含まれる高調波成分を所定形状の高調
波制御信号として検出する高調波検出機能と、この高調
波検出機能が検出した高調波制御信号を補正信号として
正弦波コンバ−タの制御信号に付加するようにするのが
望ましい。
【0010】また、この正弦波コンバータの制御機能
は、コンバータが形成すべき直流電圧を設定する電圧設
定機能と、この電圧設定機能で設定された設定値とコン
バータ出力電圧値とを比較する比較機能と、この比較機
能が出力する偏差信号からコンバータ操作信号を作成す
る自動電圧調整機能と、この自動電圧調整機能の出力の
コンバータ操作信号と受電電圧に所定比率で比例する電
圧とを乗算する乗算機能と、この乗算機能出力に前記の
補正信号を付加してコンバータの電流指令信号を作成す
る、この補正信号の正負に対応する加算または減算機能
と、このコンバータの電流指令信号値と当該正弦波コン
バータの入力回路電流に所定比率で比例する電流値とを
比較し、この比較結果の偏差値から予め設定した条件に
従って電流操作信号を作成する比較機能と、この電流操
作信号を所定の搬送波によってPWMスイッチング信号
にするスイッチング信号作成機能と、このPWMスイッ
チング信号によって操作され、入力交流電源に同期して
直流に変換出力するコンバート機能とを備えるようにす
るのが望ましい。
は、コンバータが形成すべき直流電圧を設定する電圧設
定機能と、この電圧設定機能で設定された設定値とコン
バータ出力電圧値とを比較する比較機能と、この比較機
能が出力する偏差信号からコンバータ操作信号を作成す
る自動電圧調整機能と、この自動電圧調整機能の出力の
コンバータ操作信号と受電電圧に所定比率で比例する電
圧とを乗算する乗算機能と、この乗算機能出力に前記の
補正信号を付加してコンバータの電流指令信号を作成す
る、この補正信号の正負に対応する加算または減算機能
と、このコンバータの電流指令信号値と当該正弦波コン
バータの入力回路電流に所定比率で比例する電流値とを
比較し、この比較結果の偏差値から予め設定した条件に
従って電流操作信号を作成する比較機能と、この電流操
作信号を所定の搬送波によってPWMスイッチング信号
にするスイッチング信号作成機能と、このPWMスイッ
チング信号によって操作され、入力交流電源に同期して
直流に変換出力するコンバート機能とを備えるようにす
るのが望ましい。
【0011】本発明のフィルタリング機能付き正弦波コ
ンバータは、上述のように構成したので、簡単な回路構
成で、低価格のフイルタリング機能を複合した正弦波コ
ンバータとすることができる。
ンバータは、上述のように構成したので、簡単な回路構
成で、低価格のフイルタリング機能を複合した正弦波コ
ンバータとすることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明に基づくフィルタリング機
能付き正弦波コンバータの一実施の形態を、本発明を適
用した系統電源導入事業所の電力負荷システムを例に、
図1及び図2を参照して詳細に説明する。図1におい
て、従来のものと対応する構成については、図3及び図
4と同一の符号を付して説明する。また、本発明の実施
の形態の説明においては、交流電源が三相の場合に対応
しているが、図1には、三相を詳細に図示せず、単線図
で図示しており、各要素機能と接続線類も本発明の説明
に影響しない範囲で簡略化して図示している。従って、
例えば、三相回路のための信号処理機能は、特に説明を
しないが、同様機能3組で構成されるものである。ま
た、本発明の基本機能の説明に不必要な、交流電動機等
の電力負荷を駆動するインバータや、各種遮断機類の図
示説明を省略する。
能付き正弦波コンバータの一実施の形態を、本発明を適
用した系統電源導入事業所の電力負荷システムを例に、
図1及び図2を参照して詳細に説明する。図1におい
て、従来のものと対応する構成については、図3及び図
4と同一の符号を付して説明する。また、本発明の実施
の形態の説明においては、交流電源が三相の場合に対応
しているが、図1には、三相を詳細に図示せず、単線図
で図示しており、各要素機能と接続線類も本発明の説明
に影響しない範囲で簡略化して図示している。従って、
例えば、三相回路のための信号処理機能は、特に説明を
しないが、同様機能3組で構成されるものである。ま
た、本発明の基本機能の説明に不必要な、交流電動機等
の電力負荷を駆動するインバータや、各種遮断機類の図
示説明を省略する。
【0013】第1の実施の形態:本発明に基づくフィル
タリング機能を備えた正弦波コンバータ(以下コンバー
タと略称する)は、例えば、図1に示すように構成され
ている。図1において、1は所定周波数電圧の正弦波交
流を供給する系統電源等の交流電源、2は交流電源1か
ら受電して交流電動機等の電力負荷3に対応した交流に
変換して供給するインバータシステムである。
タリング機能を備えた正弦波コンバータ(以下コンバー
タと略称する)は、例えば、図1に示すように構成され
ている。図1において、1は所定周波数電圧の正弦波交
流を供給する系統電源等の交流電源、2は交流電源1か
ら受電して交流電動機等の電力負荷3に対応した交流に
変換して供給するインバータシステムである。
【0014】インバータシステム2において、20は詳
細を後述する上記したフィルタリング機能を備えたコン
バータであり、4は系統連けい用のリアクトル及びコン
バータで発生するスイッチングノイズを系統電源に漏洩
するのを防止するための電源フィルタ機能である。即
ち、電源フィルタ機能4の特性は詳細を後述するコンバ
ータの特性と機能に対応して設定される。6はコンバー
タ20によって得られた直流を交流電動機等の電力負荷
3に対応させた周波数、電圧に変換するインバータの直
流→交流変換機能部である。なお、このインバータは本
発明に直接関連がないので、その制御機能の図示説明は
省略する。即ち、コンバータ20によって得られた直流
を直接直流負荷に供給するようにしても良いことは当然
である。コンバータ20において、5は受電交流を所定
電圧の直流に変換する、例えば、トランジスタ等の半導
体スイッチング機能素子6個をブリッジ接続して構成し
ているスイッチング機能回路である。7は平滑コンデン
サであって、スイッチング機能回路5が出力する直流に
含まれるスイッチング成分を除去し、この直流電圧は電
圧検出機能8によって検出される。
細を後述する上記したフィルタリング機能を備えたコン
バータであり、4は系統連けい用のリアクトル及びコン
バータで発生するスイッチングノイズを系統電源に漏洩
するのを防止するための電源フィルタ機能である。即
ち、電源フィルタ機能4の特性は詳細を後述するコンバ
ータの特性と機能に対応して設定される。6はコンバー
タ20によって得られた直流を交流電動機等の電力負荷
3に対応させた周波数、電圧に変換するインバータの直
流→交流変換機能部である。なお、このインバータは本
発明に直接関連がないので、その制御機能の図示説明は
省略する。即ち、コンバータ20によって得られた直流
を直接直流負荷に供給するようにしても良いことは当然
である。コンバータ20において、5は受電交流を所定
電圧の直流に変換する、例えば、トランジスタ等の半導
体スイッチング機能素子6個をブリッジ接続して構成し
ているスイッチング機能回路である。7は平滑コンデン
サであって、スイッチング機能回路5が出力する直流に
含まれるスイッチング成分を除去し、この直流電圧は電
圧検出機能8によって検出される。
【0015】31は交流電源1に負荷する高調波成分を
発生する電力負荷である。電力負荷31に供給される高
調波成分を含む負荷電流は変流器等によって構成される
負荷電流検出機能21によって検出される。従って、こ
の負荷電流検出機能21の出力aは、電力負荷31に供
給される各相の電流に所定比で比例する基本波成分と高
調波成分を含んだ電流信号である。従来の技術に対応し
て示した図3にはアクティブ・フィルタの検出信号とし
て負荷30と31に流れる高調波電流を検出するように
図示しているが、本実施の形態においても、その負荷条
件に対応して負荷電流検出機能21を適切に装着すれば
良い。負荷電流検出機能21の出力aから、高調波検出
機能22で高調波成分を抽出して高調波制御信号bに変
換する。高調波検出機能22においては、電流信号aか
らバンドパスフィルタ機能23で基本波成分を抽出し、
減算機能24で、この基本波成分から基本波成分と高調
波成分を含んだ電流信号aを減算する。従って、高調波
制御信号bは、電力負荷31に供給される電流に含まれ
る高調波成分に所定比で比例した波形を負符号で示した
各瞬間値を示している。高調波制御信号bは、加算機能
で形成される高調波制御信号付加機能(以下加算機能と
称す)25の第1の入力端子に入力している。
発生する電力負荷である。電力負荷31に供給される高
調波成分を含む負荷電流は変流器等によって構成される
負荷電流検出機能21によって検出される。従って、こ
の負荷電流検出機能21の出力aは、電力負荷31に供
給される各相の電流に所定比で比例する基本波成分と高
調波成分を含んだ電流信号である。従来の技術に対応し
て示した図3にはアクティブ・フィルタの検出信号とし
て負荷30と31に流れる高調波電流を検出するように
図示しているが、本実施の形態においても、その負荷条
件に対応して負荷電流検出機能21を適切に装着すれば
良い。負荷電流検出機能21の出力aから、高調波検出
機能22で高調波成分を抽出して高調波制御信号bに変
換する。高調波検出機能22においては、電流信号aか
らバンドパスフィルタ機能23で基本波成分を抽出し、
減算機能24で、この基本波成分から基本波成分と高調
波成分を含んだ電流信号aを減算する。従って、高調波
制御信号bは、電力負荷31に供給される電流に含まれ
る高調波成分に所定比で比例した波形を負符号で示した
各瞬間値を示している。高調波制御信号bは、加算機能
で形成される高調波制御信号付加機能(以下加算機能と
称す)25の第1の入力端子に入力している。
【0016】即ち、本発明に基づく、本実施の形態にお
けるフィルタリング機能は、負荷電流検出機能21と、
この負荷電流検出機能21が検出する負荷電流に含まれ
る高調波成分を所定形状の高調波制御信号、即ち、補正
信号として検出する高調波検出機能22と、この高調波
検出機能22が検出した高調波制御信号を加算機能(高
調波制御信号付加機能)25によって正弦波コンバ−タ
の後述する制御信号に付加するように構成している。
けるフィルタリング機能は、負荷電流検出機能21と、
この負荷電流検出機能21が検出する負荷電流に含まれ
る高調波成分を所定形状の高調波制御信号、即ち、補正
信号として検出する高調波検出機能22と、この高調波
検出機能22が検出した高調波制御信号を加算機能(高
調波制御信号付加機能)25によって正弦波コンバ−タ
の後述する制御信号に付加するように構成している。
【0017】次に、コンバータ20の制御機能を説明す
る。10は受電電圧を比例する信号処理に適切な所定電
圧に変換する変圧器、11はコンバータ入力電流検出機
能で、信号処理に適切な所定電圧に変換する変流器によ
って構成され、コンバータ入力電流信号hを検出し、出
力する。前述したように、受電交流は三相なので、図記
は省略しているが、変圧器10及びコンバータ入力電流
検出機能11は各相の電圧/電流を検出するように適切
に形成されている。
る。10は受電電圧を比例する信号処理に適切な所定電
圧に変換する変圧器、11はコンバータ入力電流検出機
能で、信号処理に適切な所定電圧に変換する変流器によ
って構成され、コンバータ入力電流信号hを検出し、出
力する。前述したように、受電交流は三相なので、図記
は省略しているが、変圧器10及びコンバータ入力電流
検出機能11は各相の電圧/電流を検出するように適切
に形成されている。
【0018】12はコンバータが形成すべき直流電圧を
設定する電圧設定機能であって、電圧設定機能12で設
定された設定値信号cは比較機能13に入力して前述し
た電圧検出機能8が検出したコンバータの出力電圧値d
と比較して得られた偏差電圧信号eを自動電圧調整機能
14に入力する。比較機能13は例えば、減算機能によ
って構成される。自動電圧調整機能14に予め設定され
た条件に従って偏差電圧信号eから作成されたコンバー
タ操作信号を乗算機能15に入力して前述した変圧器1
0で変換検出した各相の受電電圧を乗算する。乗算機能
15で乗算されて出力する受電正弦波電圧に同期した正
弦波状の各相の電流指令信号fを、前述した加算機能2
5の第2の入力端子に入力している。従って、加算機能
25においては、電流指令信号fに高調波制御信号(補
正信号)bが付加され、各相の電流制御信号gが得られ
る。
設定する電圧設定機能であって、電圧設定機能12で設
定された設定値信号cは比較機能13に入力して前述し
た電圧検出機能8が検出したコンバータの出力電圧値d
と比較して得られた偏差電圧信号eを自動電圧調整機能
14に入力する。比較機能13は例えば、減算機能によ
って構成される。自動電圧調整機能14に予め設定され
た条件に従って偏差電圧信号eから作成されたコンバー
タ操作信号を乗算機能15に入力して前述した変圧器1
0で変換検出した各相の受電電圧を乗算する。乗算機能
15で乗算されて出力する受電正弦波電圧に同期した正
弦波状の各相の電流指令信号fを、前述した加算機能2
5の第2の入力端子に入力している。従って、加算機能
25においては、電流指令信号fに高調波制御信号(補
正信号)bが付加され、各相の電流制御信号gが得られ
る。
【0019】なお、上記説明では、高調波検出機能22
からは前述したように負符号で示される高調波制御信号
bが得られるという条件で、加算機能25で、電流指令
信号fに高調波制御信号bが付加されるように説明した
が、高調波検出機能22からは正符号で得られるか、電
流指令信号fが逆位相の場合は、加算機能25を減算機
能とし、以降の機能構成をこの極性に対応させれば良
い。
からは前述したように負符号で示される高調波制御信号
bが得られるという条件で、加算機能25で、電流指令
信号fに高調波制御信号bが付加されるように説明した
が、高調波検出機能22からは正符号で得られるか、電
流指令信号fが逆位相の場合は、加算機能25を減算機
能とし、以降の機能構成をこの極性に対応させれば良
い。
【0020】前述した電流制御信号gは電流調整機能1
6に入力する。電流調整機能16においては、コンバー
タ入力電流検出機能11から入力する電流信号hと電流
制御信号gとを比較して偏差値から予め設定した条件に
従って電流操作信号を作成してパルス幅変調機能17に
入力する。即ち、本機能は、電流指令信号と負荷電流信
号とを比較して偏差値によってコンバータを制御するサ
ーボ系を形成しているので、電流調整機能16には、例
えば、サーボ増幅機能等を備えている。
6に入力する。電流調整機能16においては、コンバー
タ入力電流検出機能11から入力する電流信号hと電流
制御信号gとを比較して偏差値から予め設定した条件に
従って電流操作信号を作成してパルス幅変調機能17に
入力する。即ち、本機能は、電流指令信号と負荷電流信
号とを比較して偏差値によってコンバータを制御するサ
ーボ系を形成しているので、電流調整機能16には、例
えば、サーボ増幅機能等を備えている。
【0021】パルス幅変調機能17はスイッチング信号
作成機能を有するもので、搬送波作成機能18で作成し
た高調波成分を重畳した電流操作信号の周波数成分より
も十分に高い所定周波数の搬送波iが入力しており、こ
の搬送波iによって電流操作信号をパルス幅変調してコ
ンバータ20のスイッチング機能回路5を形成する各半
導体スイッチング機能素子に対応してオン・オフするP
WM信号jを出力する。PWM信号jは、各半導体スイ
ッチング機能素子をオン・オフし、平滑コンデンサ7で
パルス成分を平滑化して入力する交流を電圧設定機能1
2で設定した直流電圧に変換する。この直流電圧は、イ
ンバータの直流→交流変換機能部6で、別に設けられた
制御信号に従った交流に変換されて交流電動機等の電力
負荷3を駆動する。
作成機能を有するもので、搬送波作成機能18で作成し
た高調波成分を重畳した電流操作信号の周波数成分より
も十分に高い所定周波数の搬送波iが入力しており、こ
の搬送波iによって電流操作信号をパルス幅変調してコ
ンバータ20のスイッチング機能回路5を形成する各半
導体スイッチング機能素子に対応してオン・オフするP
WM信号jを出力する。PWM信号jは、各半導体スイ
ッチング機能素子をオン・オフし、平滑コンデンサ7で
パルス成分を平滑化して入力する交流を電圧設定機能1
2で設定した直流電圧に変換する。この直流電圧は、イ
ンバータの直流→交流変換機能部6で、別に設けられた
制御信号に従った交流に変換されて交流電動機等の電力
負荷3を駆動する。
【0022】即ち、上記のコンバータの制御機能は、コ
ンバータが形成すべき直流電圧を設定する電圧設定機能
12と、この電圧設定機能12で設定された設定値信号
cとコンバータの出力電圧値dとを比較する比較機能1
3と、この比較機能13が出力する偏差電圧信号eから
コンバータ操作信号を作成する自動電圧調整機能14
と、この自動電圧調整機能14の出力のコンバータ操作
信号と受電電圧に所定比率で比例する電圧とを乗算する
乗算機能15と、この乗算機能15の出力に前記の高調
波制御信号(補正信号)bを付加して電流制御信号gを
作成する、前述した高調波制御信号(補正信号)bの正
負に対応する加算(または減算)機能25と、電流制御
信号gとこの正弦波コンバータの入力回路電流に所定比
率で比例する電流信号hの各値を比較し、この比較結果
の偏差値から予め設定した条件に従って電流操作信号を
作成する電流調整機能16と、この電流操作信号を所定
の搬送波iによってPWMスイッチング信号にするパル
ス幅変調機能17と、このPWMスイッチング信号によ
って操作され、入力交流電源に同期して直流に変換出力
するコンバート機能、即ち、スイッチング機能回路5と
を備えている。
ンバータが形成すべき直流電圧を設定する電圧設定機能
12と、この電圧設定機能12で設定された設定値信号
cとコンバータの出力電圧値dとを比較する比較機能1
3と、この比較機能13が出力する偏差電圧信号eから
コンバータ操作信号を作成する自動電圧調整機能14
と、この自動電圧調整機能14の出力のコンバータ操作
信号と受電電圧に所定比率で比例する電圧とを乗算する
乗算機能15と、この乗算機能15の出力に前記の高調
波制御信号(補正信号)bを付加して電流制御信号gを
作成する、前述した高調波制御信号(補正信号)bの正
負に対応する加算(または減算)機能25と、電流制御
信号gとこの正弦波コンバータの入力回路電流に所定比
率で比例する電流信号hの各値を比較し、この比較結果
の偏差値から予め設定した条件に従って電流操作信号を
作成する電流調整機能16と、この電流操作信号を所定
の搬送波iによってPWMスイッチング信号にするパル
ス幅変調機能17と、このPWMスイッチング信号によ
って操作され、入力交流電源に同期して直流に変換出力
するコンバート機能、即ち、スイッチング機能回路5と
を備えている。
【0023】次に、高調波検出機能22の働きの詳細を
図2を参照して説明する。負荷回路を流れ、例えば、負
荷電流検出機能21で検出される検出電流波形が図2の
上段(イ)に示すような方形波であって、系統電源回路
に流れるべき正常な電流波形が(ロ)に破線で示す正弦
波であるとすると、正弦波(ロ)に重畳した排除すべき
高調波成分の電流波形はその下段の(ハ)のように示さ
れる。即ち、バンドパスフィルタ機能23で同図最下段
(ホ)に示す基本波成分を抽出して、負荷電流検出機能
21の検出電流aを減算すると、同図第3段(ニ)に示
すような高調波成分を反転した形状の負符号の高調波制
御信号(補正信号)bが得られる。
図2を参照して説明する。負荷回路を流れ、例えば、負
荷電流検出機能21で検出される検出電流波形が図2の
上段(イ)に示すような方形波であって、系統電源回路
に流れるべき正常な電流波形が(ロ)に破線で示す正弦
波であるとすると、正弦波(ロ)に重畳した排除すべき
高調波成分の電流波形はその下段の(ハ)のように示さ
れる。即ち、バンドパスフィルタ機能23で同図最下段
(ホ)に示す基本波成分を抽出して、負荷電流検出機能
21の検出電流aを減算すると、同図第3段(ニ)に示
すような高調波成分を反転した形状の負符号の高調波制
御信号(補正信号)bが得られる。
【0024】上述の機能構成において、電力負荷31が
機能していないと、負荷電流検出機能21で検出される
電流信号aには、高調波成分が含まれていない。従っ
て、高調波制御信号bは、ゼロになるので、コンバータ
20において、加算機能25は機能しない。従って、コ
ンバータ20は通常の正弦波コンバータとして機能する
ので、系統電源等の電源回路電流は正常な正弦波を形成
している。
機能していないと、負荷電流検出機能21で検出される
電流信号aには、高調波成分が含まれていない。従っ
て、高調波制御信号bは、ゼロになるので、コンバータ
20において、加算機能25は機能しない。従って、コ
ンバータ20は通常の正弦波コンバータとして機能する
ので、系統電源等の電源回路電流は正常な正弦波を形成
している。
【0025】上述の機能構成において、電力負荷31が
機能して負荷電流検出機能21の検出電流aに高調波成
分が含まれていると、高調波検出機能22において高調
波成分が検出され、高調波電流を電源回路からキャンセ
ルするための高調波制御信号bが加算機能25で正弦波
コンバータの制御信号である電流指令信号fに付加され
て、電流制御信号gが得られる。電流制御信号gはパル
ス幅変調機能17でPWM信号となり、サーボ系を形成
しているスイッチング機能回路5の制御回路を作動する
ので、スイッチング機能回路5に入力する電流波形は、
図2に(ホ)で示した正弦波と(ニ)で示した電力負荷
31に流れる電流の高調波成分の逆波形の合成された形
状になる。従って、このインバータシステム2と電力負
荷31が分岐される前の電源回路、即ち、例えば、系統
電源から流れる電流波形は、電力負荷31に流れる電流
の高調波成分と、インバータシステム2に流れる高調波
成分がキャンセルしあって、正常な正弦波となる。
機能して負荷電流検出機能21の検出電流aに高調波成
分が含まれていると、高調波検出機能22において高調
波成分が検出され、高調波電流を電源回路からキャンセ
ルするための高調波制御信号bが加算機能25で正弦波
コンバータの制御信号である電流指令信号fに付加され
て、電流制御信号gが得られる。電流制御信号gはパル
ス幅変調機能17でPWM信号となり、サーボ系を形成
しているスイッチング機能回路5の制御回路を作動する
ので、スイッチング機能回路5に入力する電流波形は、
図2に(ホ)で示した正弦波と(ニ)で示した電力負荷
31に流れる電流の高調波成分の逆波形の合成された形
状になる。従って、このインバータシステム2と電力負
荷31が分岐される前の電源回路、即ち、例えば、系統
電源から流れる電流波形は、電力負荷31に流れる電流
の高調波成分と、インバータシステム2に流れる高調波
成分がキャンセルしあって、正常な正弦波となる。
【0026】上記した説明では、高調波検出機能22か
らは逆形状信号、負符号の高調波制御信号bを出力する
ように説明したが、正弦波コンバータとしての基本波で
ある電源回路の正弦波に同期する信号成分と、電力負荷
31に流れる高調波成分をキャンセルする信号成分が、
スイッチング機能回路5を制御する信号として構成でき
れば、高調波検出機能22から出力される高調波制御信
号bの極性が適切な極性で形成されていれば良い。ま
た、高調波検出機能22から出力される高調波制御信号
bの振幅は、電力負荷31に流れる電流の高調波成分
と、インバータシステム2に流れる高調波成分がキャン
セルしあうように適切に設定されるように、高調波検出
機能22等の性能を適切に形成すれば良いことは当然で
ある。
らは逆形状信号、負符号の高調波制御信号bを出力する
ように説明したが、正弦波コンバータとしての基本波で
ある電源回路の正弦波に同期する信号成分と、電力負荷
31に流れる高調波成分をキャンセルする信号成分が、
スイッチング機能回路5を制御する信号として構成でき
れば、高調波検出機能22から出力される高調波制御信
号bの極性が適切な極性で形成されていれば良い。ま
た、高調波検出機能22から出力される高調波制御信号
bの振幅は、電力負荷31に流れる電流の高調波成分
と、インバータシステム2に流れる高調波成分がキャン
セルしあうように適切に設定されるように、高調波検出
機能22等の性能を適切に形成すれば良いことは当然で
ある。
【0027】また、搬送波作成機能18で作成する搬送
波iは、電力負荷31に流れ、キャンセルすべき高調波
成分よりも十分に高い周波数であり、電源フィルタ機能
4の特性は、キャンセルすべき高調波成分を歪なしに通
過し、搬送波iの高調波成分は除去する特性に形成する
ことは当然である。また、上記の説明では、正弦波コン
バータをPWM信号によって制御するように構成されて
いる例について説明したが、その他の回路方式によって
形成される場合は、その方式に対応して、上記の制御機
能やフィルタ機能等を対応させれば良いことは当然であ
る。
波iは、電力負荷31に流れ、キャンセルすべき高調波
成分よりも十分に高い周波数であり、電源フィルタ機能
4の特性は、キャンセルすべき高調波成分を歪なしに通
過し、搬送波iの高調波成分は除去する特性に形成する
ことは当然である。また、上記の説明では、正弦波コン
バータをPWM信号によって制御するように構成されて
いる例について説明したが、その他の回路方式によって
形成される場合は、その方式に対応して、上記の制御機
能やフィルタ機能等を対応させれば良いことは当然であ
る。
【0028】第2の実施の形態:上述した第1の実施の
形態の説明では、電力負荷が高調波成分を有する電流が
流れる場合について説明したが、遅れ電流による無効電
流が流れるような負荷の場合は、負荷電流検出機能21
によって遅れ電流を含む負荷電流が検出されるので、上
述したコンバータ20を形成する各要素機能の機能と特
性を、遅れ電流に対応した進み電流がコンバータ20に
流れるように形成させる。即ち、例えば、高調波検出機
能22に遅電流検出機能を付加し、または、遅電流検出
機能単独の電流検出機能として、電力負荷31を流れる
遅電流又は/及び高調波電流の逆特性の電流制御信号を
出力するようにし、この信号形態に対応してその他の要
素機能を構成すれば良い。
形態の説明では、電力負荷が高調波成分を有する電流が
流れる場合について説明したが、遅れ電流による無効電
流が流れるような負荷の場合は、負荷電流検出機能21
によって遅れ電流を含む負荷電流が検出されるので、上
述したコンバータ20を形成する各要素機能の機能と特
性を、遅れ電流に対応した進み電流がコンバータ20に
流れるように形成させる。即ち、例えば、高調波検出機
能22に遅電流検出機能を付加し、または、遅電流検出
機能単独の電流検出機能として、電力負荷31を流れる
遅電流又は/及び高調波電流の逆特性の電流制御信号を
出力するようにし、この信号形態に対応してその他の要
素機能を構成すれば良い。
【0029】上述の説明は本発明の技術思想を実現する
ための基本構成を示したものであって、例えば、上記の
説明では、高調波検出機能22等の電流検出機能から逆
形状信号を出力するように説明したが、負荷回路から検
出した電流成分と出力回路から検出した補償電流とを直
接比較し、偏差信号によってスイッチング信号作成機能
から上記目的に対応したPWM信号を出力するように構
成しても良い。また、電流制御信号を適切にコンバータ
の制御信号に付加できれば、上記の実施の形態で説明し
た以外のコンバータ制御方式にも適用できることは言う
までもない。上記の例では交流電動機等の電力負荷3を
駆動する例について説明したが、コンバータで変換した
直流で直接、直流負荷を駆動するようにしたシステムに
適用しても良いことは当然である。上記の図示しないイ
ンバータの制御機能又はコンバータの制御機能のいずれ
か一方、或いはインバータの制御機能及びコンバータの
制御機能の両者をコンピュータによって構成する場合
は、ソフト処理に適切な要素機能をコンピュータ内に構
成し、電力部分や、必然的にアナログ処理を必要とする
変流器検出信号類は適切にA/DコンバータやD/Aコ
ンバータを構成して処理をすれば良い。また、適切に専
用回路を構成しても良いことは当然である。また、前述
したように三相回路には各相に必要な回路を構成するよ
うにし、各回路や要素機能の保護用の遮断器を挿入する
等、通常の交流回路として必要な要素機能を配設すれば
良い。
ための基本構成を示したものであって、例えば、上記の
説明では、高調波検出機能22等の電流検出機能から逆
形状信号を出力するように説明したが、負荷回路から検
出した電流成分と出力回路から検出した補償電流とを直
接比較し、偏差信号によってスイッチング信号作成機能
から上記目的に対応したPWM信号を出力するように構
成しても良い。また、電流制御信号を適切にコンバータ
の制御信号に付加できれば、上記の実施の形態で説明し
た以外のコンバータ制御方式にも適用できることは言う
までもない。上記の例では交流電動機等の電力負荷3を
駆動する例について説明したが、コンバータで変換した
直流で直接、直流負荷を駆動するようにしたシステムに
適用しても良いことは当然である。上記の図示しないイ
ンバータの制御機能又はコンバータの制御機能のいずれ
か一方、或いはインバータの制御機能及びコンバータの
制御機能の両者をコンピュータによって構成する場合
は、ソフト処理に適切な要素機能をコンピュータ内に構
成し、電力部分や、必然的にアナログ処理を必要とする
変流器検出信号類は適切にA/DコンバータやD/Aコ
ンバータを構成して処理をすれば良い。また、適切に専
用回路を構成しても良いことは当然である。また、前述
したように三相回路には各相に必要な回路を構成するよ
うにし、各回路や要素機能の保護用の遮断器を挿入する
等、通常の交流回路として必要な要素機能を配設すれば
良い。
【0030】
【発明の効果】本発明は上述したような方法にし、また
装置を構成するようにしたので、本発明を適用したフィ
ルタリング機能付き正弦波コンバータは、次に示すよう
な優れた効果を有する。 正弦波コンバータにフィルタリング機能を統合するこ
とができたので、高調波成分や遅れ電流を含む電流を流
す電力負荷を接続する交流電源にも、正常な正弦波形状
の電流を流すことができる。 正弦波コンバータにフィルタリング機能を統合するこ
とができたので、簡単な回路構成で、上記の効果が得ら
れた。 従って、安いコストで目的を達成できる。
装置を構成するようにしたので、本発明を適用したフィ
ルタリング機能付き正弦波コンバータは、次に示すよう
な優れた効果を有する。 正弦波コンバータにフィルタリング機能を統合するこ
とができたので、高調波成分や遅れ電流を含む電流を流
す電力負荷を接続する交流電源にも、正常な正弦波形状
の電流を流すことができる。 正弦波コンバータにフィルタリング機能を統合するこ
とができたので、簡単な回路構成で、上記の効果が得ら
れた。 従って、安いコストで目的を達成できる。
【図1】本発明に基づくフィルタリング機能付き正弦波
コンバータの制御機能を説明する基本構成を示す概要構
成のブロック図である。
コンバータの制御機能を説明する基本構成を示す概要構
成のブロック図である。
【図2】本発明に基づくフィルタリング機能の基本機能
を説明する概要交流波形図である。
を説明する概要交流波形図である。
【図3】高調波電流が流れる負荷回路が接続された場合
に対応する、従来の正弦波コンバータとアクティブ・フ
ィルタを接続した構成を説明する概要構成ブロック図で
ある。
に対応する、従来の正弦波コンバータとアクティブ・フ
ィルタを接続した構成を説明する概要構成ブロック図で
ある。
【図4】従来の正弦波コンバータの制御機能を説明する
基本構成を説明する概要構成ブロック図である。
基本構成を説明する概要構成ブロック図である。
1:交流電源(交流電源回路) 2:インバータシステム 3:交流電動機(電力負荷) 4:電源フィルタ機能 5:スイッチング機能回路 6:インバータの直流→交流変換機能部 7:平滑コンデンサ 8:電圧検出機能 10:変圧器 11:コンバータ入力電流検出機能 12:電圧設定機能 13:比較機能(減算機能) 14:自動電圧調整機能 15:乗算機能 16:電流調整機能 17:パルス幅変調機能 18:搬送波作成機能 20:フィルタリング機能付き正弦波コンバータ 21:負荷電流検出機能 22:高調波検出機能 23:バンドパスフィルタ機能 24:減算機能 25:高調波制御信号付加機能(加算機能) 31:高調波発生負荷(電力負荷)
Claims (3)
- 【請求項1】 所定の交流電源回路から入力する正弦波
交流を設定された直流電圧に変換する正弦波コンバータ
において、並列に接続された自分以外の高調波発生負荷
の電流から高調波成分又は遅れ電流成分のいずれか一方
の電流成分或いはこの高調波成分と遅れ電流の両者の電
流成分を検出し、該電流成分の形状に対応した補正信号
を作成し、該補正信号を前記正弦波コンバータの制御信
号に付加することによって、前記交流電源回路電流を正
弦波状に維持するフィルタリング機能を備えたことを特
徴とするフィルタリング機能付き正弦波コンバータ。 - 【請求項2】 フィルタリング機能付き正弦波コンバー
タに備えたフィルタリング機能は、高調波成分を含む負
荷電流を検出する負荷電流検出機能と、該負荷電流検出
機能が検出する負荷電流に含まれる高調波成分を所定形
状の高調波制御信号として検出する高調波検出機能と、
該高調波検出機能が検出した高調波制御信号を前記補正
信号として当該正弦波コンバ−タの制御信号に付加する
ようにした請求項1に記載のフィルタリング機能付き正
弦波コンバータ。 - 【請求項3】当該正弦波コンバータの制御機能は、コン
バータが形成すべき直流電圧を設定する電圧設定機能
と、該電圧設定機能で設定された設定値とコンバータ出
力電圧値とを比較する比較機能と、該比較機能が出力す
る偏差信号からコンバータ操作信号を作成する自動電圧
調整機能と、該自動電圧調整機能の出力のコンバータ操
作信号と受電電圧に所定比率で比例する電圧とを乗算す
る乗算機能と、該乗算機能出力に前記補正信号を付加し
て負荷電流指令信号を作成する該補正信号の正負に対応
する加算または減算機能と、該負荷電流指令信号値と当
該正弦波コンバータの入力回路電流に所定比率で比例す
る電流値とを比較し、該比較結果の偏差値から予め設定
した条件に従って電流操作信号を作成する比較機能と、
該電流操作信号を所定の搬送波によってPWMスイッチ
ング信号にするスイッチング信号作成機能と、該PWM
スイッチング信号によって操作され、前記入力交流電源
に同期して直流に変換出力するコンバート機能とを備え
るようにしたフィルタリング機能付き正弦波コンバー
タ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10037927A JPH11225477A (ja) | 1998-02-05 | 1998-02-05 | フィルタリング機能付き正弦波コンバータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10037927A JPH11225477A (ja) | 1998-02-05 | 1998-02-05 | フィルタリング機能付き正弦波コンバータ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11225477A true JPH11225477A (ja) | 1999-08-17 |
Family
ID=12511198
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10037927A Pending JPH11225477A (ja) | 1998-02-05 | 1998-02-05 | フィルタリング機能付き正弦波コンバータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11225477A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011087348A (ja) * | 2009-10-13 | 2011-04-28 | Ryoukou Enginering Kk | 船舶用配電システム |
| CN104158390A (zh) * | 2013-05-13 | 2014-11-19 | 大连普传科技股份有限公司 | 一种矢量变频器 |
| KR20170043907A (ko) * | 2015-10-14 | 2017-04-24 | 삼성전자주식회사 | 액티브 필터 및 그 제어방법, 액티브 필터를 포함하는 전력 관리 시스템 |
| EP2539905A4 (en) * | 2010-02-26 | 2018-01-03 | Deep Science, LLC | Plug-in power line conditioner |
| CN115224929A (zh) * | 2022-06-23 | 2022-10-21 | 深圳橙子自动化有限公司 | 谐波滤除电路及电机控制设备 |
-
1998
- 1998-02-05 JP JP10037927A patent/JPH11225477A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011087348A (ja) * | 2009-10-13 | 2011-04-28 | Ryoukou Enginering Kk | 船舶用配電システム |
| EP2539905A4 (en) * | 2010-02-26 | 2018-01-03 | Deep Science, LLC | Plug-in power line conditioner |
| CN104158390A (zh) * | 2013-05-13 | 2014-11-19 | 大连普传科技股份有限公司 | 一种矢量变频器 |
| KR20170043907A (ko) * | 2015-10-14 | 2017-04-24 | 삼성전자주식회사 | 액티브 필터 및 그 제어방법, 액티브 필터를 포함하는 전력 관리 시스템 |
| CN115224929A (zh) * | 2022-06-23 | 2022-10-21 | 深圳橙子自动化有限公司 | 谐波滤除电路及电机控制设备 |
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