JPH11226471A - 液体塗布装置及び液体塗布方法 - Google Patents

液体塗布装置及び液体塗布方法

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JPH11226471A
JPH11226471A JP3747598A JP3747598A JPH11226471A JP H11226471 A JPH11226471 A JP H11226471A JP 3747598 A JP3747598 A JP 3747598A JP 3747598 A JP3747598 A JP 3747598A JP H11226471 A JPH11226471 A JP H11226471A
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Ryoichi Takahashi
良一 高橋
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Abstract

(57)【要約】 【課題】液体を均一に塗布することができる液体塗布装
置を提供すること。 【解決手段】ペースト材Pを収容するとともに、吐出口
23aからペースト材Pを吐出するディスペンサ23
と、吐出口23aに対しワークWのペースト材塗布面を
対向させて支持するとともに、ディスペンサ23とワー
クWとをワークWのペースト材塗布面に沿って所定速度
で相対移動させるXYテーブル21と、ディスペンサ2
3内に圧縮ガスを供給するエア供給ユニット25と、デ
ィスペンサ23内の圧力を検出する圧力センサ24と、
この圧力センサ24により検出されたディスペンサ23
内の圧力に基づいてXYテーブル21を制御するXYテ
ーブル制御ユニット26とを備えるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディスペンサを用
いて液体状の液体を塗布する液体塗布装置及び液体塗布
方法に関し、特に均一な塗布ができるものに関する。
【0002】
【従来の技術】図5は液晶基板製造等に用いられる従来
の液体塗布装置の一例であるペースト材塗布装置を示す
図である。ペースト材塗布装置10は、基板等のワーク
Wを支持するXYテーブル11と、このXYテーブル1
1上方に配置されシャーシ12に支持されたディスペン
サ13とを備えている。このようなペースト材塗布装置
10では、ディスペンサ13内に圧縮空気を送り込むこ
とでディスペンサ13からペースト材Pを吐出し、同時
にXYテーブル11を作動させることで、ワークW上の
所定位置にペースト材Pを線引き塗布するようにしてい
た。なお、ペースト材Pの吐出量はディスペンサ13内
の圧力にほぼ比例している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来のペース
ト材塗布装置10では、次のような問題があった。すな
わち、図6の(a)に示すように線引き塗布開始時(以
下、「始点」と称する)では、圧縮空気をディスペンサ
13内に送り込んでもディスペンサ13内の圧力が一定
圧力になるには、ある程度の時間t1がかかる。また、
線引き塗布終了時(以下、「終点」と称する)において
は、圧縮空気の供給を停止しても完全にペースト材Pの
吐出が停止するまでにはある程度の時間t2がかかる。
【0004】このため、XYテーブル11を図6の
(b)に示すように一定速度Vで駆動すると、図7に示
すように始点ではペースト材Pが供給が不足し細くな
り、終点ではペースト材Pが過剰供給され、接着不良等
の問題が生じる虞があった。
【0005】このような問題を防止するために、例え
ば、始点付近においてXYテーブル11の作動速度を遅
くするという方法も考えられる。しかしながら、ディス
ペンサ13内の圧力が一定圧力になるまでの時間t1
は、ディスペンサ13内のペースト材Pの量に依存する
ため、塗布を行う毎に変化する。終点付近の場合も同様
である。このため、XYテーブル11の作動速度の調整
は非常に困難であった。
【0006】一方、図8に示すようにペースト材Pを枠
状に塗布する場合には、次のような問題があった。な
お、図9の(a)はディスペンサ13内の圧力、(b)
はXYテーブル11のX方向の速度、(c)はXYテー
ブル11のY方向の速度を示している。図8中二点鎖線
Mで囲んだ角部付近では、所定の半径の曲線状にペース
トPを塗布するようにしている。
【0007】このとき、図9の(a)に示すように一定
圧力でペースト材Pの吐出が継続されている場合には、
図9の(b),(c)に示すように角部付近(時間t
m)においてXYテーブル11のX方向の作動速度を急
減速するとともに、Y方向の作動速度を急加速しなけれ
ばならない。すなわち、加減速が緩やかであると、角部
においてペースト材Pが過剰供給されてしまい不均一と
なる。このため、急加減速を行うことができる作動性能
の高い高価なXYテーブルが必要となるという問題があ
った。
【0008】また、ペースト材Pの吐出量を減らすこと
により、XYテーブル11側の負担を減らすことができ
るが、直線部分における吐出量も同時に減るので、塗布
能率が低下するという問題があった。さらに、前述した
ようにディスペンサ13内の圧力の増減には時間がかか
るので、角部付近のみペースト材Pの吐出量を減らすこ
とは困難であった。そこで本発明は、液体を均一に塗布
することができる液体塗布装置及び液体塗布方法を提供
することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決し目的を
達成するために、請求項1に記載された発明は、液体を
対象物に塗布する液体塗布装置において、上記液体を収
容するとともに、吐出口から上記液体を吐出するディス
ペンサと、上記吐出口に対し上記対象物の液体塗布面を
対向させて支持する対象物支持部と、上記ディスペンサ
と上記対象物支持部とを上記対象物の液体塗布面に沿っ
て所定速度で相対移動させる駆動部と、上記ディスペン
サ内に圧縮ガスを供給するガス供給部と、上記ディスペ
ンサ内の圧力を検出する圧力検出部と、この圧力検出部
により検出された上記ディスペンサ内の圧力に基づいて
上記駆動部を制御する制御部とを備えるようにした。
【0010】請求項2に記載された発明は、請求項1に
記載された発明において、上記ガス供給部は、所定位置
において上記圧縮ガスの供給圧力を変更するようにし
た。請求項3に記載された発明は、ディスペンサ内の液
体を対象物に塗布する液体塗布方法において、上記ディ
スペンサ内に圧縮ガスを供給して上記ディスペンサから
上記液体を吐出する液体吐出工程と、上記ディスペンサ
内の圧力を検出する圧力検出工程と、この圧力検出工程
において検出された上記ディスペンサ内の圧力に基づい
て上記ディスペンサと上記対象物支持部とを所定速度で
相対移動させる相対移動工程とを備えるようにした。
【0011】請求項4に記載された発明は、請求項3に
記載された発明において、上記液体吐出工程は、所定位
置において上記圧縮ガスの供給圧力を変更することで吐
出量を変更するようにした。
【0012】上記手段を講じた結果、次のような作用が
生じる。すなわち、請求項1に記載された発明では、デ
ィスペンサ内の圧力を検出することで、ディスペンサか
らの吐出量を検出することができ、この吐出量に応じて
ディスペンサと対象物とを相対移動させることにより、
液体の均一な塗布を行うことができる。
【0013】請求項2に記載された発明では、所定位置
において圧縮ガスの供給圧力を変更することで、吐出量
を調整することができる。このため、例えば塗布方向が
変更する場合において、供給圧力を低くすることにより
吐出量を減らし、ディスペンサと対象物との相対移動速
度を小さくすることができる。
【0014】請求項3に記載された発明では、ディスペ
ンサ内の圧力を検出することで、ディスペンサからの吐
出量を検出することができ、この吐出量に応じてディス
ペンサと対象物とを相対移動させることにより、液体の
均一な塗布を行うことができる。
【0015】請求項4に記載された発明では、所定位置
において圧縮ガスの供給圧力を変更することで、吐出量
を調整することができる。このため、例えば塗布方向が
変更する場合において、供給圧力を低くすることにより
吐出量を減らし、ディスペンサと対象物との相対移動速
度を小さくすることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施の形態に係
るペースト材塗布装置(液体塗布装置)20の構成を示
す図である。ペースト材塗布装置20は、基板等のワー
ク(対象物)Wを支持するXYテーブル(対象物支持部
及び駆動部)21と、このXYテーブル21上方に配置
されシャーシ22に支持されたディスペンサ23と、こ
のディスペンサ23内の圧力を計測する圧力センサ(圧
力検出部)24と、ディスペンサ23内に圧縮空気(圧
縮ガス)を供給するエア供給ユニット(ガス供給部)2
5と、XYテーブル21を制御するXYテーブル制御ユ
ニット(制御部)26と、エア供給ユニット25のON
/OFF及びXYテーブル制御ユニット26を制御する
全体制御ユニット27とを備えている。なお、圧力セン
サ24の出力はXYテーブル制御ユニット26に入力さ
れている。
【0017】ディスペンサ23は内部にペースト材Pを
収容するとともに、その吐出口23aからペースト材P
を吐出する機能を有している。このように構成されたペ
ースト材塗布装置20では、次のようにしてペースト材
Pの塗布を行う。すなわち、全体制御ユニット27によ
ってエア供給ユニット25を作動させディスペンサ23
内に圧縮空気を供給し、ディスペンサ23内の圧力を高
めてゆくと同時に、XYテーブル制御ユニット26を介
してXYテーブル21を作動させる。
【0018】ディスペンサ23内に圧縮空気が供給され
ると、ディスペンサ23内の圧力に応じた量のペースト
材Pが吐出口23aから吐出される。図2の(a)はデ
ィスペンサ23内の圧力の時間変化を示しており、始点
から時間t1経過後に所定の圧力に到達する。なお、デ
ィスペンサ23内の圧力とペースト材Pの吐出量はほぼ
比例関係にある。
【0019】また、XYテーブル制御ユニット26は予
め決められた塗布形状に基づいてXYテーブル21を動
作させるとともに、圧力センサ24によって得られたデ
ィスペンサ23内の圧力信号に基づいてXYテーブル2
1の速度を制御する。すなわち、図2の(b)に示すよ
うに始点付近では圧力が低く吐出量が少ないときには、
XYテーブル21の移動速度を小さくし、圧力が高まっ
て吐出量が多くなるのに伴って移動速度も大きくする。
そして、時間t1経過後には所定の速度でXYテーブル
21を動作させる。これにより始点付近における塗布不
足を解消することができる。
【0020】一方、終点付近では、次のように制御を行
う。すなわち、全体制御ユニット27によって終点の手
前、例えば時間t2前からエア供給ユニット25の作動
を停止する。これによりディスペンサ23内の圧力は低
下する。
【0021】ディスペンサ23内の圧力が低下すると、
ディスペンサ23からの吐出量が低下する。また、XY
テーブル制御ユニット26では圧力センサ24によって
得られたディスペンサ23内の圧力信号に基づいてXY
テーブル21の速度を制御しているるので、XYテーブ
ル21の移動速度も小さくなる。そして、時間t2経過
後に吐出が完全に停止し、XYテーブル21も停止す
る。これにより終点付近における過剰塗布を防止するこ
とができる。
【0022】したがって、図2の(c)に示すように始
点から終点まで塗布量を一定にすることができ、図3に
示すような均一の塗布を行うことが可能となる。上述し
たように本実施の形態に係るペースト材塗布装置20で
は、ディスペンサ23内の圧力と吐出量とが比例関係に
あることを利用して、圧力センサ24で検出されたディ
スペンサ23内の圧力に応じてXYテーブル21の移動
速度を制御することで、始点から終点までの塗布量を一
定にすることができ、均一の塗布を行うことができる。
このため、ペースト材Pの過不足が発生せず、接着不良
等の不具合を未然に防止することができる。
【0023】図4の(a)〜(c)は、前述した図8に
示すように角部Mを有する場合、すなわちXYテーブル
21を角部MにおいてX方向からY方向に向きを変える
場合における制御タイミングを示すグラフである。な
お、図4中tmは角部Mの頂部における時間を示してい
る。
【0024】角部M以外の部分では、上述したような塗
布方法で塗布を行う。そして、角部Mに近づいた時点で
エア供給ユニット25を制御してディスペンサ23内の
圧力を一旦低くし、吐出量を減らす。これに伴って、X
Yテーブル21のX方向の作動速度Vxが低下する。そ
して、角部Mに到達した時点で減速を行うとともに、Y
方向の作動速度Vyを高め、XYテーブル21の移動方
向がY方向に変わる。角部Mにおいては既にXYテーブ
ル21の速度が低下しているので、急加減速を行うこと
なく方向転換を行うことができる。角部を通過した時点
でエア供給ユニット25を制御してディスペンサ23の
圧力を元に戻す。
【0025】上述したように角部等の曲線部を有する場
合には、予めエア供給ユニット25を制御してディスペ
ンサ23内の圧力を一旦低くして、吐出量を減らし、X
Yテーブル21の速度を低下させる。このような状態で
XYテーブル21の運動方向を変えるのでXYテーブル
21では急加減速が要求されない。一方、角部以外の部
分では通常の吐出量で塗布を行うことができるので、塗
布能率も低下しない。したがって、高性能なXYテーブ
ル21を用いることなく、高能率でペースト材Pの均一
な塗布を行うことができる。なお、本発明は前記実施の
形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱し
ない範囲で種々変形実施可能であるのは勿論である。
【0026】
【発明の効果】本発明によれば、ディスペンサ内の圧力
を検出することで、ディスペンサからの吐出量を検出す
ることができ、この吐出量に応じてディスペンサと対象
物とを相対移動させることにより、液体の均一な塗布を
行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るペースト材塗布装
置の構成を示す図。
【図2】同ペースト材塗布装置における制御タイミング
の一例を示す図。
【図3】同ペースト材塗布装置における塗布状態を示す
斜視図。
【図4】同ペースト材塗布装置における制御タイミング
の別の例を示す図。
【図5】従来のペースト材塗布装置の構成を示す図。
【図6】同ペースト材塗布装置の制御タイミングの一例
を示す図。
【図7】同ペースト材塗布装置における塗布状態を示す
斜視図。
【図8】ペースト材を塗布する形状の一例を示す平面
図。
【図9】同ペースト材塗布装置の制御タイミングの一例
を示す図。
【符号の説明】
20…ペースト材塗布装置 21…XYテーブル(対象物支持部及び駆動部) 23…ディスペンサ 24…圧力センサ(圧力検出部) 25…エア供給ユニット(ガス供給部) 26…XYテーブル制御ユニット(制御部) 27…全体制御ユニット W…ワーク(対象物)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】液体を対象物に塗布する液体塗布装置にお
    いて、 上記液体を収容するとともに、吐出口から上記液体を吐
    出するディスペンサと、 上記吐出口に対し上記対象物の液体塗布面を対向させて
    支持する対象物支持部と、 上記ディスペンサと上記対象物支持部とを上記対象物の
    液体塗布面に沿って所定速度で相対移動させる駆動部
    と、 上記ディスペンサ内に圧縮ガスを供給するガス供給部
    と、 上記ディスペンサ内の圧力を検出する圧力検出部と、 この圧力検出部により検出された上記ディスペンサ内の
    圧力に基づいて上記駆動部を制御する制御部とを備えて
    いることを特徴とする液体塗布装置。
  2. 【請求項2】上記ガス供給部は、所定位置において上記
    圧縮ガスの供給圧力を変更することを特徴とする請求項
    1に記載の液体塗布装置。
  3. 【請求項3】ディスペンサ内の液体を対象物に塗布する
    液体塗布方法において、 上記ディスペンサ内に圧縮ガスを供給して上記ディスペ
    ンサから上記液体を吐出する液体吐出工程と、 上記ディスペンサ内の圧力を検出する圧力検出工程と、 この圧力検出工程において検出された上記ディスペンサ
    内の圧力に基づいて上記ディスペンサと上記対象物支持
    部とを所定速度で相対移動させる相対移動工程とを備え
    ていることを特徴とする液体塗布方法。
  4. 【請求項4】上記液体吐出工程は、所定位置において上
    記圧縮ガスの供給圧力を変更することで吐出量を変更す
    ることを特徴とする請求項3に記載の液体塗布方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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