JPH1122701A - 圧力容器のガスプラグおよびそのガスプラグ用ガス供給装置 - Google Patents

圧力容器のガスプラグおよびそのガスプラグ用ガス供給装置

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JPH1122701A
JPH1122701A JP9180138A JP18013897A JPH1122701A JP H1122701 A JPH1122701 A JP H1122701A JP 9180138 A JP9180138 A JP 9180138A JP 18013897 A JP18013897 A JP 18013897A JP H1122701 A JPH1122701 A JP H1122701A
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gas
screw
plug
gas plug
pressure vessel
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JP9180138A
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Akio Yuda
朗生 油田
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Original Assignee
Nok Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 圧力容器のガスプラグを構造簡単にして損傷
しないようにするとともに、簡単な構造のガス供給装置
でこのガスプラグから圧力ガスを供給できるようにす
る。 【解決手段】 シェル2の取付ねじ孔12に取付けられ
たガスプラグ10の係合ねじ15の螺合間に通路18を
設けるとともに、この通路18をシールリング20で気
体室の圧力ガスを封止した構成のものである。又、この
ガスプラグ10の係止部23に結合する回動工具により
ガスプラグを凹部内に密閉した状態で開き、圧力ガスを
気体室に供給できるように構成したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、圧力容器のガスプ
ラグおよびそのガスプラグ用ガス供給装置に関する。更
に詳しくは、例えばアキュムレータの気体室にガスを供
給可能にして封止する圧力容器のガスプラグおよびその
ガスプラグ用ガス供給装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】本発明に関する先行技術として、図10
に示すアキュムレータが存在する。
【0003】図10は、このアキュムレータの半断面図
である。又、図11はアキュムレータのガスバルブに於
ける取付部の半断面図である。図10に於て、シェル5
1は略円筒状に形成されている。そしてシェル51は、
円筒状中間が溶接されて内部に空室52を形成してい
る。
【0004】シェル51の空室52は、円筒状をしたブ
ラダ53より上方が気体室54に形成されているととも
に、下方が液体室55に形成されている。そして、この
グラダ53の取付部53aは、シェル51の図示下側に
カシメられて取付けられている。
【0005】又、シェル51の図示下側には、液体室5
5に流入流出する通路管56が取付けられている。この
通路管56は、配管に接続できるように、外周に管用ね
じ56aが形成されている。
【0006】又、シェル51内の気体室54に圧力ガス
を圧入して封止するため、ガスバルブ57が設けられて
いる。このガスバルブ57は、シェル51に取付けられ
たガスバルブケース58に螺合状態に取付られている。
【0007】図11は、このガスバルブ57の取付部の
拡大半断面図である。図11に於て、シェル51には、
図示上部に取付孔51aが形成されている。この取付孔
51aにガスバルブケース58が取付けられている。こ
のガスバルブケース58は、ケース本体59の図示下側
にナット60用の第1ねじ部61が形成されていて、こ
の第一ねじ部61にワッシャ62を介してナット60を
締付けることによりフランジ部63との間でシェル51
に取付けられる。
【0008】又、ガスバルブケース58の上部内周面に
は第2のねじ部64が形成されていて、この第2のねじ
部64にガスバルブ57のねじが螺合されて取付けられ
ている。
【0009】更に、ガスバルブケース58の上部外周面
には第3のねじ部65が形成されて、ガスバルブ57が
誤動しないようにキャップ66が第3のねじ部65に螺
合して取付けられている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述のように構成され
た従来技術のアキュムレータのガスバルブ57は、シェ
ル51が薄肉のため、ガスバルブケース58を多数の部
品により組立てて、その組立てられたガスバルブケース
58に取付けられている。しかも、ガスバルブ57は、
バルブロッドを押すと高圧ガスが噴出するので、キャッ
プ66を取付けて、このバルブロッドを保護している。
【0011】このため、ガスバルブ57を取付けたシェ
ル51は、ガスバルブケース58がシェル51より大き
く突出するから、事故によりガスバルブケース58を投
打すると折曲がり、気体室54の高圧ガスが噴出させて
大事故に発展することにもなりかねない。
【0012】又、ガスバルブケース58は部品の組立に
より形成されているから(シェル51の肉厚が薄いため
溶接すると、シェルに高熱作用からの穴が形成されて溶
接不能になる)、組立面からガスが漏洩することにな
る。
【0013】更に、ガスバルブケース58は、シェル5
1に組立てる関係から、シェル51の気体室54側に大
きく突出するので、ブラダ53が膨張すると当接した状
態で圧力を受け破損することになる。
【0014】又、他の従来技術のアキュムレータとし
て、図12に示すガスバルブが存在する。
【0015】図12は、このアキュムレータの半断面図
である。図12に於て、ガスプラグ70は、シェル51
に穿設されたねじ71に螺合されている。そして、シェ
ル51とガスプラグ70との間にOリング72を介して
シールしている。
【0016】この構造のガスプラグ70は、図11に対
比して構造が簡単であるが、シェル51内の気体室54
に圧力ガスを圧入するのに高価な設備を必要とする。
【0017】従って、アキュムレータを自動車又は油圧
装置に取付けた状態で、気圧室54にガスを供給又は補
給することは困難であり、アキュムレータ50を取り外
して工場に移送し、高価なガス圧入設備によりガスを気
体室54に供給しなければない。そして、再度、自動車
または装置等に取付なければならない等の不具合が生じ
ている。
【0018】本発明は、上述のような問題点に鑑み成さ
れたものであって、その技術的課題は、ガスプラグを圧
力容器の外面から大きく突出させない構成にするととも
に、内面からも気体室に突出させないようにすることに
ある。更に、ガスプラグの大きさを小形軽量にすること
にある。又、気体室のガスを確実にシールすることにあ
る。
【0019】又、このガスプラグから簡単に気体室に圧
力ガスを供給できるガス供給装置を得ることにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明は。上述のような
課題を解決するために成されたものであって、その技術
的手段は、以下のように構成されている。
【0021】請求項1の本発明は、気体室(7)を内部
に形成する圧力容器(1)の外面(13)および内面
(14)を貫通した取付ねじ孔(12)に螺合する係合
ねじ(15)を外周面に有する軸部(16)と、軸部
(16)の一端に有する頭部(17)と、頭部(17)
又は軸部(16)の端部(9)に係合ねじ(15)を回
動させる回動工具(45)の回動部(46)と結合する
係止部(23)とを具備し、係合ねじ(15)と取付ね
じ孔(12)との螺合間に気体室(7)と大気側とに連
通する通路(18)を有すると共に頭部(17)の接着
面(19)と接着面(19)が接合する圧力容器(1)
の接合面との間に通路(18)を遮断するシールリング
(20)を有するものである。
【0022】又、請求項2の本発明は、頭部(17)の
外周面に係合ねじ(15)と同一ピッチの嵌合ねじ(2
1)が形成されていることを特徴とする請求項1に記載
の圧力容器のガスプラグである。
【0023】更に、請求項3の本発明は、圧力容器
(1)のガスプラグ(10)を弛めてガスプラグ(1
0)に有する通路(18)から圧力ガスを気体室(7)
へ供給すると共に封止するガスプラグ(10)用ガス供
給装置であって、圧力容器(1)の外面(13)より突
出したガスプラグ(10)の突出部を収容する凹部(3
2)と、凹部(32)の外周で外面(13)に接合する
着座面(34)と、着座面(34)と外面(13)との
間に配置されて両接合面間をシールするシール部(3
6)と、シール部(36)を接合させると共に着座面
(34)を外面(13)に固着させる固着手段(28)
と、凹部(32)内と外部とに連通して圧力ガスを導入
する供給通路(37)とを有する本体(31)および本
体(31)の凹部(32)と外部とに貫通する案内孔
(41)に嵌合して所定ストロークだけ移動自在された
回動工具(45)を具備し、回動工具(45)には先端
部にガスプラグ(10)の係止部(23)と結合して回
動させる回動部(46)を有すると共に他端部に回動用
のハンドル(47)を有するものである。
【0024】又、請求項4の本発明は、凹部(32)の
内周面に係合ねじ(15)と同一のピッチに形成された
移動ねじ(33)を有するとともに移動ねじ(33)と
螺合する嵌合ねじ(21)を頭部(17)の外周面に有
し、且つ凹部(32)の移動ねじ(33)と頭部(1
7)の嵌合ねじ(21)との螺合間に供給通路(37)
と連通する第2の供給通路(37a)を有することを特
徴とする請求項3に記載のガスプラグ用ガス供給装置で
ある。
【0025】
【作用】圧力容器1に取付ねじ孔12を設けて、この取
付ねじ孔12にガスプラグ10の係合ねじ15を少し弛め
た状態に螺合する。そして、ガス供給装置30を用いて
凹部32内へガスの供給通路37から圧力ガスを導入す
る。そして、導入された圧力ガスは、ガスプラグ10が
弛められているから、シールリング20のシール面の間
隙を通って通路18へ導入されるとともに、気体室7へ
供給される。
【0026】供給された圧力ガスは、気体室7が設定圧
力に達した時点で、回動工具45の先端部に設けられて
いる回動部46をガスプラグ10の係止部23に結合さ
せてハンドル47を回すことによりガスプラグ10を取
付ねじ孔12に締付ける。そして、気体室7内に供給さ
れた圧力ガスを封止するものである。
【0027】圧力容器1のガス圧が低下すれば、前述し
た通りにガス供給装置30を圧力容器1に取付けるとと
もに、回動工具を回動してガスプラグ10を弛め、圧力
ガスを気体室7に供給する。そして、回動工具45を回
動してガスプラグ10を圧力容器1に締付ける。
【0028】このようにして圧力容器1内に圧力ガスを
供給可能なガスプラグ10は、取付ねじ孔12にガスプ
ラグ10とシールリング20のみを取付けた簡単な構造
となるので、ガスプラグ10を圧力容器1から突出させ
ることもない。このため、ガスプラグ10を破損させて
高圧ガスによる事故を惹起することもないし、薄肉の圧
力容器1を作成可能にして軽量化ないしは、小形化を達
成している。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る実施の形態に
於ける圧力容器のガスプラグおよびそのガスプラグ用ガ
ス供給装置を図面に基づいて詳述する。
【0030】図1は、本発明に係る一実施の形態を示す
アキュムレータの側面図である。又、図2は、図1のガ
スプラグの取付部を示す拡大断面図である。
【0031】図1に於て、1は、アキュムレータとして
の圧力容器である。このアキュムレータ1には、鋼板を
加工して有底円筒状に形成したシェル2が設けられてい
る。このシェル2の開口部3は、ポートカバー4により
閉塞されている。そして、シェル2の内部は空室5に形
成されている。
【0032】このシェル2の肉厚は、薄肉に形成されて
いるので、ポートカバー4に開口部3をカシメることに
より結合されている。
【0033】又、シェル2の空室5は、ゴム材(又は樹
脂材)製のブラダ6により気体室7と液体室8とに仕切
られている。そして、ポートカバー4に設けられている
ポート4aから液体室8に流体が流入・流出して気体室
7を圧縮するとともに、蓋圧および流体中の脈動を吸収
するように構成されている。
【0034】この気体室7のガス圧力によって、蓋圧、
脈動吸収能力は決定されることになる。このため、シェ
ル2の図示上部にガスプラグ10が設けられていて、こ
のガスプラグ10から気体室7にガスを供給するととも
に、気体室7にガスを封止するように構成せれている。
【0035】シェル2の図示上部は、ガスプラグ10を
取付るために、シェル2の鋼板を円筒状に折曲げて環状
の取付部11に形成されている。この取付部11の内周
面には、取付ねじ孔12が形成されている。又、シェル
2の取付部11を囲む外面13は少しくぼんだ平面状に
形成されている。更に、内面14も同様に平面状に形成
されている。
【0036】図2に於て、取付部11の取付ねじ孔12
には、ガスプラグ10が螺着されている。このガスプラ
グ10は、軸部16と、軸部16の一端に形成された頭
部17とよりなるボルト状に形成されている。
【0037】軸部16には、外周面に係合ねじ15が設け
られているとともに、ガスが流れる溝状の通路18が軸
部16の軸長にわたり形成されている。この通路18は
等配に複数を形成しても良い。又、取付ねじ孔12に、
この溝状の通路18を形成しても良い。更に、取付ねじ
孔12と係合ねじ15の両方に溝を設けて両者により形
成されている通路18にしても良い。
【0038】次に、軸部16の一端には頭部17が形成
されている。この頭部17のシェル2の外面13と接合
する接着面19には、通路18より外周側にシールリン
グ20取付用の取付溝27が形成されている。この取付
溝27は、シェル2側に設けても良い。つまりこの取付
溝27は、気体室7のガスが外方へ流出するのを防止す
るために設けるものであるから、どちらの部材に設けて
圧着しても同一機能を有するからである。この取付溝2
7にはゴム材製のシールリング20が配置されている。
【0039】又、頭部17の外周面には、嵌合ねじ21
が形成されているとともに、この嵌合ねじ21にも軸方
向に嵌合ねじ21より深さの深い溝状の第2の供給通路
37aが形成されている。
【0040】更に、頭部17の上面端部9には溝状の係
止部23が形成されて、回動工具45の回動部46と結
合して係合ねじ15を回動できるように構成されてい
る。
【0041】このガスプラグ10には、キャップ24が
螺設されている。このキャップ24は、特に必要とする
ものではないが、キャップ24の開口部25にゴム材製
のガスケット26を設けて、外面13をシールリング2
0とともに、二重にシールすることができる。さらに、
頭部17を保護する役目とともにガスプラグ10の弛み
止め効果も発揮する。
【0042】図3は、本発明の他の実施の形態を示すガ
スプラグの取付部を示す断面図である。
【0043】図3に於て、ガスプラグ10は、頭部17
をシェル2の気体室7に配置するとともに、軸部16を
外側に配置して取付ねじ孔12に螺設されている。
【0044】そして、ガスプラグ10を回動させる溝状
の係止部23は、軸部16の端部9に形成されている。
又、頭部17の接着面19には取付溝27が設けられて
おり、この取付溝27にシールリング20が装着されて
おり、この取付溝27にシールリング20が装着されて
いる。その他の構成は、図2に示すガスプラグ10およ
び取付部11と略同様に構成されている。
【0045】図3に示すガスプラグ10は、係止部23
に回動工具45を結合させて、回動することにより係合
ねじ15を介して気体室7内方へ移動させることによ
り、シールリング20のシール面はシェル2の内面14
から離接するので、気体室7と外方とは通路18を通じ
て連通することになる。
【0046】図4は、本発明に係る更に他の実施の形態
を示すガスプラグの取付部の断面図である。
【0047】図4に於て、ガスプラグ10は、軸部16
と頭部17とが略同径に形成されている。頭部17に
は、シールリング20を取付ける環状を成した取付溝2
7が削成されている。更に、頭部17の端部9には、六
角穴の係止部23が穿設されている。また、シールリン
グ20を取付ける取付溝27より下方の軸部16の外周
面には、係合ねじ15が形成されているとともに、この
係合ねじ15の軸方向に沿って溝状の通路18が形成さ
れている。
【0048】ガスプラグ10が螺設される取付ねじ孔1
2は、シェル2と、シェル2に溶接された取付部11に
穿設されている。この取付ねじ孔12の上側に於ける取
付溝27と対向する面は頭部17と嵌合する内周面29
に形成されている。更に、取付部11の外周面には嵌合
ねじ21が削成されている。
【0049】上述の三つの実施の形態を述べた。そし
て、他の実施の形態の説明は省略するが、上述の三つの
形態に類似の発明は、同一発明と考える。そして、ガス
プラグ10を弛める方向へ回動して通路18を内外へ連
通させると、ガス供給装置により容易に気体室7へ圧力
ガスを供給することができる。更に、ガスプラグ10を
回動して容易に気体室7内にガスを封止することも可能
になる。
【0050】更に、ガスプラグ10は、シェル2の外面
13より大きく突出することもないから、ガスプラグ1
0が取扱中に当接して破損させることも防止できる。
【0051】更に、従来のように、圧力容器(アキュム
レータ)50を装置から取り外して工場に搬入し、特殊
なガス供給設備に取付けて熟練者により圧力ガスを供給
するような大形の設備を不要とすることができる。
【0052】図5は、本発明に係る更に他の実施の形態
の圧力容器であるアキュムレータの断面図である。
【0053】このアキュムレータは、自動車や建設機械
などに用いられる小形のものである。アキュムレータ1
の球状をしたシェル2の空室は半球状のブラダ6により
気体室7と液体室8とに仕切られている。
【0054】そして、気体室7へガスを供給することの
できるガスプラグ10は、球面状を成したシェル2の一
部に設けた取付部11に直接取付けられている。このガ
スプラグ10は、図2に示す構成と類似するものであ
る。尚、ガスプラグ10には、取付ねじ孔12に通路1
8が設けられているとともに、嵌合ねじ21にも第2の
供給通路37aが設けられている。
【0055】図6は、本発明に係る一実施の形態を示す
圧力容器のガスプラグ用ガス供給装置の断面図である。
【0056】図6に於て、圧力容器のガスプラグ10
は、図1に示す構成と類似するものである。そして、こ
のガスプラグ10から圧力ガスを気体室7内に供給する
のがガス供給装置30である。ガス供給装置30は、大
別して、本体31と回動工具45とから構成されてい
る。
【0057】本体31は、図示下側に凹部32が形成さ
れている。この凹部32の内周面には移動ねじ33が形
成されており、この移動ねじ33のピッチは、係合ねじ
15と同一ピッチに構成されている。
【0058】又、凹部32の外周のシェル2の外面13
と接合する着座面34には、シール部36を取付けるた
めの環状溝35が形成されている。そして、この環状溝
35に環状のシール部36が配置されている。
【0059】又、本体31には、凹部32と図示省略の
圧力ガス供給源とを連通させる供給通路37とともに、
この共通通路37に供給するガスのホースと接続できる
継手ねじ部38が設けられている。更に、凹部32に
は、移動ねじ33を横断する凹部32の中心軸方向へ溝
状を成す第2の供給通路37aが形成されている。この
第2の供給通路37aは、ガスプラグ10の嵌合ねじ2
1側に設けることができる。更には、移動ねじ33と嵌
合ねじ21との両方に溝を設けて第2の供給通路37a
を形成しても良い。
【0060】更に、本体31には凹部32に連通する連
通路39が設けられており、この連通路39に圧力計4
0が装着されている。
【0061】又、本体31には、外部から凹部32に貫
通する案内孔41が穿設されている。この案内孔41に
は環状のOリング用溝42が形成されている。そして、
案内孔41の図示上部にはストッパ43が取付けられて
いるとともに、案内孔41より小径の第2の案内孔41
aが形成されている。
【0062】この案内孔41と第2の案内孔41aに貫
通する回動工具45が所定のストロークだけ摺動自在に
嵌合されている。この所定ストロークとは、段部49が
ストッパ43に当接位置から回動部46が係止部23に
結合する距離である。この回動工具45は先端にガスプ
ラグ10の係止部23と結合可能に形成されてガスプラ
グ10を回動する一形の回動部46が設けられている。
又、回動工具45の回動部46と反対端部にはハンドル
47が設けられている。そして、このハンドル47を回
すことにより一形の回動部46がガスプラグ10の溝形
の係止部23と結合してガスプラグ10の係合ねじ15
と取付ねじ孔12とを相対移動させるようになされてい
る。尚、ハンドル47は、回動工具45を回動するもの
は全て含むものである。
【0063】回動工具45は、中間に小径にされた軸4
8が形成されており、この軸48の長さにより回動工具
45の所定ストロークが設定される。つまり、軸48の
両端の段部49がストッパ43に当接することによりス
トロークが決定されることになる。尚、Oリング用溝4
2に取付けられたOリング44により回動工具45と案
内孔41との間隙はシールされている。又、本体31の
移動ねじ33とシェル2に取付けられたガスプラグ10
の嵌合ねじ21により固着手段28を構成している。
【0064】図7、図8および図9は、図6に示すガス
プラグ用のガス供給装置30の操作を示す断面図であ
る。
【0065】図7に於て、ガスプラグ10の嵌合ねじ2
1にガス供給装置30の本体31の移動ねじ33を螺合
して本体31を回動する。そして、図8に示すように本
体31の着座面34をシェル2の外面13に接合させ
る。この結合が固着手段28を構成するものである。こ
のとき、シール部36は、この接合面間をシールして凹
部32内と外部とを遮断することになる。
【0066】次に、回動工具45をガスプラグ10側へ
所定ストロークだけ押下げてガスプラグ10の係止部2
3に回動部46を結合させる。そして、図9に示すよう
に、ハンドル47を回動すると、ガスプラグ10の係合
ねじ15と嵌合ねじ21とは、同一ピッチに構成されて
いるから、本体31の着座面34をシェル2の外面13
に圧接しながら、ガスプラグ10をシェル2から抜出る
方向へ移動させることができる。
【0067】このとき、ガスプラグ10のシールリング
20のシール面は、外面13との間に間隙を形成するか
ら、シェル2の気体室7と凹部32とは通路18および
第2の供給通路37aを介して連通することになる。そ
して、圧力ガスの供給源から供給通路37を通って圧力
ガスが気体室7へ流入することになる。
【0068】このとき、図6に示すガス圧力計40が設
定圧力に達した点で、回動工具45のハンドル47を回
動してガスプラグ10をシェル2に締付けると、シール
リング20は、気体室7のガスを封止することになる。
【0069】シェル2の気体室7がガスプラグ10によ
り封止された状態で、回動工具45によりガスプラグ1
0の回動を停止させながら、本体31を回すと、ガスプ
ラグ10から本体31を離脱させることができる。そし
て、図2に示したようにキャップ24をガスプラグ10
の嵌合ねじ21に螺合することにより、ガスプラグ10
を保護するとともに、ガスプラグ10をガスケット26
により二重にシールして密封を確実にする。更に、キャ
ップ24のガスケット26の圧接により、ガスプラグの
弛み止め効果も発揮される。
【0070】尚、図3に示すガスプラグ10の場合は、
ガス供給装置30の移動ねじ33をシェル2に設けられ
た嵌合ねじ21に螺着してガス供給装置30をシェル2
に固着する固着手段28を構成している。そして、回動
工具45の回動部46を係止部23に回動部46を結合
させることによりガスプラグ10を気体室7内方へ移動
することができる。このため、ガス供給装置30の凹部
32と気体室7とは通路18を通じて連通するから、前
述と同様にしてガスをシェル2の気体室7に供給すると
ともに、封止することができる。
【0071】図4に示すガスプラグ10は、ガス供給装
置30の移動ねじ33をシェル2に溶接した取付部1
1、又は、シェル2の肉厚が薄い場合には、図3のよう
にシェル2の一部を深絞り加工して形成した取付部11
の嵌合ねじ21に螺合して固着手段28を構成し、ガス
供給装置30の六角棒に形成された回動部46をガスプ
ラグ10の六角穴に形成された係止部23に挿着し、回
動工具45のハンドル46を回動することにより、ガス
プラグ10を上方へ移動させてシーリング20のシール
面に間隙を形成し、気体室7とガス供給通路37を連通
させることが可能になる。
【0072】図5に示す圧力容器の場合は、ガス供給装
置30の着座面34をシェル2の外面13に接合するよ
うに円弧面に形成する他は、図6に示すガス供給装置3
0と略同様の構成のガス供給装置30にすることによ
り、気体室7へガスを供給することができる。
【0073】尚、ガス供給装置30をシェル2側のねじ
に螺合することなく、ボルトを利用してシェル2の取付
部11に固着する固着手段28を用いても良い。そし
て、前述と同様にガスプラグ11を取付ねじ孔12から
弛め、圧力ガスを圧力容器内に供給することができる。
これらの技術は、前述した通り全て同一発明に属するも
のである。
【0074】
【発明の効果】本発明の請求項1に記載の圧力容器のガ
スプラグは、シェルの取付ねじ孔に螺合する係合ねじ間
に通路が設けられて、ガスプラグを取付ねじ孔から弛め
ると、簡単な構造のガス供給装置で、圧力容器を装置に
取付けた状態で気体室内へガスを供給することが可能に
なる。同時に、ガスプラグは、シェルより大きく突出す
ることなく、又、必要に応じガスプラグを小さく設計す
ることも可能であるから、圧力容器の取扱中にガスプラ
グを破損させて高圧ガスにより事故を誘発させるのを効
果的に防止することが可能になる。
【0075】本発明の請求項2に記載の圧力容器のガス
プラグは、ガスプラグの頭部の外周面に軸部の係合ねじ
と同一のピッチのねじを形成した嵌合ねじを設けること
により、ガス供給装置の移動ねじを螺合すると、ガス供
給装置の着座面をシェルに圧着させながらガスプラグを
弛めることが可能になる。このことは、ガスプラグを弛
めるとき、着座面に設けたシール部によりガス供給通路
を確実にシールしながら圧力ガスを供給することが可能
になる。又、、ガスプラグの嵌合ねじにキャップを螺合
することにより係合ねじと嵌合ねじは同一ピッチである
から、キャップの開口部がシェルの外面に接合してシー
ルするとともに、ガスプラグの廻り止め効果が期待でき
る。
【0076】本発明の請求項3に記載の圧力容器のガス
プラグからのガス供給装置は、請求項1のガスプラグか
ら、圧力容器内の気体室へ容易に圧力ガスを供給できる
とともに、この気体室へ供給された圧力ガスを容易に封
止することを可能にする。このため、圧力容器のガスプ
ラグを小形にして破損するのを防止することが可能にな
る。同時に、圧力容器を装置に取付けた状態でガスの供
給が可能になる。
【0077】本発明の請求項4に記載の圧力容器のガス
プラグからのガス供給装置は、請求項2に記載のガスプ
ラグから圧力容器内の気体室へ容易にガスを供給するこ
とが可能になる。同時に気体室へ供給したガスを確実に
封止することが可能になる。しかも、ガス供給時、通路
から外方へガスが漏洩するのを着座面をシェルに密着さ
せてシール部によりシールする効果が期待できる。更
に、ガス供給装置の移動ねじをガスプラグの嵌合ねじに
螺合するだけで、シェルにガス供給装置を固着すること
ができるから、圧力容器を取り外すことなく、圧力容器
へ圧力ガスを供給することができるようになる。しか
も、小形、軽量で安価なガス供給装置を得ることが可能
になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施の形態の圧力容器の側面図
である。
【図2】図1に示すガスプラグの取付部の断面図であ
る。
【図3】本発明に係る他の実施の形態を示すガスプラグ
の取付部の断面図である。
【図4】本発明に係る更に他の実施の形態を示すガスプ
ラグの取付部の断面図である。
【図5】本発明に係る更に他の実施の形態を示す圧力容
器の断面図である。
【図6】本発明に係る一実施例の形態を示す圧力容器の
ガスプラグ用ガス供給装置の断面図である。
【図7】図6のガスプラグ用ガス供給装置をガスプラグ
の取付部に取付ける状態の断面図である。
【図8】図6のガスプラグ用ガス供給装置をガスプラグ
の取付部に取付けた状態の断面図である。
【図9】図6のガスプラグ用ガス供給装置をガスプラグ
の取付部に取付けてガスを供給する状態の断面図であ
る。
【図10】従来のアキュムレータの側面図である。
【図11】図10のガスバルブの拡大側面図である。
【図12】従来の他のアキュムレータの断面図である。
【符号の説明】
1・・・圧力容器(アキュムレータ) 2・・・シェル 3・・・開口部 4・・・ポートカバー 4a・・ポート 5・・・空室 6・・・ブラダ 7・・・気体室 8・・・液体室 9・・・端部 10・・ガスプラグ 11・・取付部 12・・取付ねじ孔 13・・外面 14・・内面 15・・係合ねじ 16・・軸部 17・・頭部 18・・通路 19・・接着面 20・・シールリング 21・・嵌合ねじ 23・・係止部 24・・キャップ 25・・開口部 26・・ガスケット 27・・取付溝 28・・固着手段 29・・内周面 30・・ガス供給装置 31・・本体 32・・凹部 33・・移動ねじ 34・・着座面 35・・環状溝 36・・シール部 37・・供給通路 37a・第2の供給通路 38・・継手ねじ部 39・・連通路 40・・圧力計 41・・案内孔 41a・第2の案内孔 42・・Oリング用溝 43・・ストッパ 44・・Oリング 45・・回動工具 46・・回動部 47・・ハンドル 48・・軸 49・・段部 50・・アキュムレータ 51・・シェル 52・・空室 53・・ブラダ 53a・取付部 54・・気体室 55・・液体室 56・・通路管 57・・ガスバルブ 58・・ガスバルブケース 59・・ケース本体 60・・ナット 61・・第1ねじ部 62・・ワッシャ 63・・フランジ部 64・・第2ねじ部 65・・第3ねじ部 66・・キャップ 70・・ガスバルブ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 気体室(7)を内部に形成する圧力容器
    (1)の外面(13)および内面(14)を貫通した取
    付ねじ孔(12)に螺合する係合ねじ(15)を外周面
    に有する軸部(16)と、前記軸部(16)の一端に有
    する頭部(17)と、前記頭部(17)又は前記軸部
    (16)の端部(9)に前記係合ねじ(15)を回動さ
    せる回動工具(45)の回動部(46)と結合する係止
    部(23)とを具備し、前記係合ねじ(15)と取付ね
    じ孔(12)との螺合間に前記気体室(7)と大気側と
    に連通する通路(18)を有すると共に前記頭部(1
    7)の接着面(19)と前記接着面(19)が接合する
    前記圧力容器(1)の接合面との間に前記通路(18)
    を遮断するシールリング(20)を有することを特徴と
    する圧力容器のガスプラグ。
  2. 【請求項2】 前記頭部(17)の外周面に前記係合ね
    じ(15)と同一ピッチの嵌合ねじ(21)が形成され
    ていることを特徴とする請求項1に記載の圧力容器のガ
    スプラグ。
  3. 【請求項3】 前記圧力容器(1)の前記ガスプラグ
    (10)を弛めて前記ガスプラグ(10)に有する通路
    (18)から圧力ガスを前記気体室(7)へ供給すると
    共に封止するガスプラグ(10)用ガス供給装置であっ
    て、 前記圧力容器(1)の外面(13)より突出した前記ガ
    スプラグ(10)の突出部を収容する凹部(32)と、
    前記凹部(32)の外周で前記外面(13)に接合する
    着座面(34)と、前記着座面(34)と前記外面(1
    3)との間に配置されて前記両接合面間をシールするシ
    ール部(36)と、前記シール部(36)を接合させる
    と共に前記着座面(34)を前記外面(13)に固着さ
    せる固着手段(28)と、前記凹部(32)内と外部と
    に連通して圧力ガスを導入する供給通路(37)とを有
    する本体(31)および前記本体(31)の前記凹部
    (32)と外部とに貫通する案内孔(41)に嵌合して
    所定ストロークだけ移動自在された回動工具(45)を
    具備し、前記回動工具(45)には先端部に前記ガスプ
    ラグ(10)の係止部(23)と結合して回動させる回
    動部(46)を有すると共に他端部に回動用のハンドル
    (47)を有することを特徴とするガスプラグ用ガス供
    給装置。
  4. 【請求項4】 前記凹部(32)の内周面に前記係合ね
    じ(15)と同一のピッチに形成された移動ねじ(3
    3)を有するとともに前記移動ねじ(33)と螺合する
    嵌合ねじ(21)を前記頭部(17)の外周面に有し、
    且つ前記凹部(32)の移動ねじ(33)と前記頭部
    (17)の嵌合ねじ(21)との螺合間に前記供給通路
    (37)と連通する第2の供給通路(37a)を有する
    ことを特徴とする請求項3に記載のガスプラグ用ガス供
    給装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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