JPH11227021A - ウインドウモールディングの製造装置 - Google Patents
ウインドウモールディングの製造装置Info
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- JPH11227021A JPH11227021A JP10048863A JP4886398A JPH11227021A JP H11227021 A JPH11227021 A JP H11227021A JP 10048863 A JP10048863 A JP 10048863A JP 4886398 A JP4886398 A JP 4886398A JP H11227021 A JPH11227021 A JP H11227021A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 コストの低下を図るとともに、移動するダイ
を1つにすることによりダイの構成を簡素化して安定し
た押成成形を可能にしたウインドウモールディングの製
造装置を提供すること。 【解決手段】 フロントウインドウに取付けられ、アッ
パー部からコーナー部を経てサイド部にいたるウインド
ウモールディングを、その断面形状を変化させながら連
続的に押出成形する製造装置であって、開口部20が刻
設された固定ダイ10の平面に重ねられ、雨水受け溝R
形成用の突条部31とその突条部31に連設して頭部2
1の輪郭に対応した曲線部32を有する開口枠30が設
けられた回転ダイ11を回転させることにより、ウイン
ドウモールディングの頭部の断面形状の変形形成と頭部
に対する雨水受け溝Rの変形形成とを連続的にかつ同時
に行えるようにした。
を1つにすることによりダイの構成を簡素化して安定し
た押成成形を可能にしたウインドウモールディングの製
造装置を提供すること。 【解決手段】 フロントウインドウに取付けられ、アッ
パー部からコーナー部を経てサイド部にいたるウインド
ウモールディングを、その断面形状を変化させながら連
続的に押出成形する製造装置であって、開口部20が刻
設された固定ダイ10の平面に重ねられ、雨水受け溝R
形成用の突条部31とその突条部31に連設して頭部2
1の輪郭に対応した曲線部32を有する開口枠30が設
けられた回転ダイ11を回転させることにより、ウイン
ドウモールディングの頭部の断面形状の変形形成と頭部
に対する雨水受け溝Rの変形形成とを連続的にかつ同時
に行えるようにした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のフロント
ウインドウに取付けられ、アッパー部からコーナー部を
経てサイド部にいたるウインドウモールディングの製造
装置に関する。
ウインドウに取付けられ、アッパー部からコーナー部を
経てサイド部にいたるウインドウモールディングの製造
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車のフロントウインドウに取付けら
れたウインドウモールディングの製造装置として、アッ
パー部の頭部の肉厚をコーナー部を経てサイド部に近づ
くにしたがって上方に徐々に膨出させた断面形状にする
とともに、雨水受け溝の切欠の深さをサイド部に近づく
にしたがって次第に深くさせるようにアッパー部とサイ
ド部とを連続して一体的に押出成形するものが開示され
ている(例えば特開平9−174658号公報など)。
れたウインドウモールディングの製造装置として、アッ
パー部の頭部の肉厚をコーナー部を経てサイド部に近づ
くにしたがって上方に徐々に膨出させた断面形状にする
とともに、雨水受け溝の切欠の深さをサイド部に近づく
にしたがって次第に深くさせるようにアッパー部とサイ
ド部とを連続して一体的に押出成形するものが開示され
ている(例えば特開平9−174658号公報など)。
【0003】これは、図18に示すように、モールディ
ングの本体部形成用の固定ダイ100及び第1ダイ10
1と、雨水受け溝形成用の第2ダイ102を有し、第1
ダイ101は駆動モータ101aの回転により押出成形
口104側に近づいたり、あるいは離れたり(図18の
上下方向に移動)し、第2ダイ102は駆動モータ10
2aの回転により押出成形口104側に近づいたり、あ
るいは離れたり(図18の右左方向に移動)するもので
ある。そして、第1ダイ101の移動で押出成形口10
4の形状を変えることでウインドウモールディングの頭
部の断面形状をアッパー部からコーナー部、そしてサイ
ド部に変化させ、また、第2ダイ102の移動で雨水受
け溝をその頭部に形成するようになっている。
ングの本体部形成用の固定ダイ100及び第1ダイ10
1と、雨水受け溝形成用の第2ダイ102を有し、第1
ダイ101は駆動モータ101aの回転により押出成形
口104側に近づいたり、あるいは離れたり(図18の
上下方向に移動)し、第2ダイ102は駆動モータ10
2aの回転により押出成形口104側に近づいたり、あ
るいは離れたり(図18の右左方向に移動)するもので
ある。そして、第1ダイ101の移動で押出成形口10
4の形状を変えることでウインドウモールディングの頭
部の断面形状をアッパー部からコーナー部、そしてサイ
ド部に変化させ、また、第2ダイ102の移動で雨水受
け溝をその頭部に形成するようになっている。
【0004】また、図19に示すように、固定ダイ10
5に対して扇形状の第1ダイ106を回転移動させ押出
成形口108の開口面積を変化させて、ウインドウモー
ルディングの頭部の断面形状をアッパー部からコーナー
部、そしてサイド部に変化させ、また、第1ダイ106
とは別の第2ダイ107の移動で雨水受け溝をその頭部
に形成するものも開示されている。
5に対して扇形状の第1ダイ106を回転移動させ押出
成形口108の開口面積を変化させて、ウインドウモー
ルディングの頭部の断面形状をアッパー部からコーナー
部、そしてサイド部に変化させ、また、第1ダイ106
とは別の第2ダイ107の移動で雨水受け溝をその頭部
に形成するものも開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ようにアッパー部とサイド部とを連続して一体成形し、
これに雨水受け溝の深さや幅を変化させながら形成する
方法では、2つの異なるダイ、すなわち第1ダイ101
又は106及び第2ダイ102又は107を構成するこ
とが不可欠であり、1つのダイでウインドウモールディ
ングの頭部の断面形状の変動と、雨水受け溝の形成とを
同時に行うことはできなかった。そのため、それら第1
ダイ101又は106及び第2ダイ102又は107の
移動には動力源としてモータ101a(第1ダイ106
の動力源は図示してないが回転の支点にモータの回転が
伝達されている),102a又は107aが各々個別に
設けられているため、設備やそれに伴う制御機器が複雑
となり安定した押出成形が困難であった。また設備に係
るイニシャルコストならびに動力源に要するランニング
コストが高価になっていた。
ようにアッパー部とサイド部とを連続して一体成形し、
これに雨水受け溝の深さや幅を変化させながら形成する
方法では、2つの異なるダイ、すなわち第1ダイ101
又は106及び第2ダイ102又は107を構成するこ
とが不可欠であり、1つのダイでウインドウモールディ
ングの頭部の断面形状の変動と、雨水受け溝の形成とを
同時に行うことはできなかった。そのため、それら第1
ダイ101又は106及び第2ダイ102又は107の
移動には動力源としてモータ101a(第1ダイ106
の動力源は図示してないが回転の支点にモータの回転が
伝達されている),102a又は107aが各々個別に
設けられているため、設備やそれに伴う制御機器が複雑
となり安定した押出成形が困難であった。また設備に係
るイニシャルコストならびに動力源に要するランニング
コストが高価になっていた。
【0006】そこで本発明の目的は、コストの低下を図
るとともに、移動するダイを1つにすることによりダイ
の構成を簡素化して安定した押成成形を可能にしたウイ
ンドウモールディングの製造装置を提供することにあ
る。
るとともに、移動するダイを1つにすることによりダイ
の構成を簡素化して安定した押成成形を可能にしたウイ
ンドウモールディングの製造装置を提供することにあ
る。
【0007】また他の目的は、もう1つダイを付加する
ことにより押出成形されるウインドウモールディングの
頭部側部の輪郭をそろえることにある。
ことにより押出成形されるウインドウモールディングの
頭部側部の輪郭をそろえることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の請求項1に記載のウインドウモールディ
ングの製造装置は、自動車のフロントウインドウに取付
けられ、アッパー部からコーナー部を経てサイド部にい
たるウインドウモールディングをその断面形状を変化さ
せながら連続的に押出成形する製造装置であって、ウイ
ンドウモールディングの断面形状の最大値に対応し、雨
水受け溝(R)が未形成の頭部(21)と脚部(22)
とからなる開口部(20)が刻設され、その開口部(2
0)から合成樹脂や熱可塑性エラストマー等の成形材料
が連続的に吐出される平板状の固定ダイ(10)と、固
定ダイ(10)の平面に重ねられ固定ダイ(10)に対
して正逆両方向に回転自在で、しかも固定ダイ(10)
に形成された開口部(20)全体を枠内に入れることが
でき、枠の一部に雨水受け溝(R)形成用の突条部(3
1)とその突条部(31)に連設して頭部(21)の輪
郭に対応した曲線部(32)が形成された開口枠(3
0)が設けられ、開口部(20)の形状を少なくともサ
イド部対応の全開状態からアッパー部対応の半開状態ま
で変化させることのできる回転ダイ(11)と、回転ダ
イ(11)を、正転又は逆転駆動させる駆動装置(5
0)と、を備え、回転ダイ(11)を駆動装置(50)
を介して回転させることにより、ウインドウモールディ
ングの頭部の断面形状の変形形成と、頭部に対する雨水
受け溝(R)の変形形成とを連続的にかつ同時に行える
ようにしたことを特徴とする。
めに、本発明の請求項1に記載のウインドウモールディ
ングの製造装置は、自動車のフロントウインドウに取付
けられ、アッパー部からコーナー部を経てサイド部にい
たるウインドウモールディングをその断面形状を変化さ
せながら連続的に押出成形する製造装置であって、ウイ
ンドウモールディングの断面形状の最大値に対応し、雨
水受け溝(R)が未形成の頭部(21)と脚部(22)
とからなる開口部(20)が刻設され、その開口部(2
0)から合成樹脂や熱可塑性エラストマー等の成形材料
が連続的に吐出される平板状の固定ダイ(10)と、固
定ダイ(10)の平面に重ねられ固定ダイ(10)に対
して正逆両方向に回転自在で、しかも固定ダイ(10)
に形成された開口部(20)全体を枠内に入れることが
でき、枠の一部に雨水受け溝(R)形成用の突条部(3
1)とその突条部(31)に連設して頭部(21)の輪
郭に対応した曲線部(32)が形成された開口枠(3
0)が設けられ、開口部(20)の形状を少なくともサ
イド部対応の全開状態からアッパー部対応の半開状態ま
で変化させることのできる回転ダイ(11)と、回転ダ
イ(11)を、正転又は逆転駆動させる駆動装置(5
0)と、を備え、回転ダイ(11)を駆動装置(50)
を介して回転させることにより、ウインドウモールディ
ングの頭部の断面形状の変形形成と、頭部に対する雨水
受け溝(R)の変形形成とを連続的にかつ同時に行える
ようにしたことを特徴とする。
【0009】また請求項2に記載の発明は、開口部(2
0)と回転ダイ(11)の間に、開口部(20)の頭部
(21)を閉鎖する方向及び開放する方向に直線的に摺
動自在で、開口部(20)の頭部(21)側部の形状を
補正するための第1ダイ(70)を付加したことを特徴
とする請求項1に記載のウインドウモールディングの製
造装置である。
0)と回転ダイ(11)の間に、開口部(20)の頭部
(21)を閉鎖する方向及び開放する方向に直線的に摺
動自在で、開口部(20)の頭部(21)側部の形状を
補正するための第1ダイ(70)を付加したことを特徴
とする請求項1に記載のウインドウモールディングの製
造装置である。
【0010】更に請求項3に記載の発明は、第1ダイ
(70)には、回転ダイ(11)の開口枠(30)の曲
線部(32)と開口部(20)の頭部(21)とが交差
する部分(M,N)より脚部(22)側に位置させら
れ、その交差部分(M,N)に生じる角部を除去しその
除去した部分に丸みを形成するための補正用湾曲部(7
1)が形成され、第1ダイ(70)を回転ダイ(11)
の回転に対応して摺動させることで頭部側部に形成され
る丸みの形状をそろえたことを特徴とする請求項2に記
載のウインドウモールディングの製造装置である。
(70)には、回転ダイ(11)の開口枠(30)の曲
線部(32)と開口部(20)の頭部(21)とが交差
する部分(M,N)より脚部(22)側に位置させら
れ、その交差部分(M,N)に生じる角部を除去しその
除去した部分に丸みを形成するための補正用湾曲部(7
1)が形成され、第1ダイ(70)を回転ダイ(11)
の回転に対応して摺動させることで頭部側部に形成され
る丸みの形状をそろえたことを特徴とする請求項2に記
載のウインドウモールディングの製造装置である。
【0011】また請求項4に記載の発明は、回転ダイ
(11)には長孔(72)が形成され、かつ第1ダイ
(70)にはその長孔(72)に嵌合する突起片(7
4)が固着され、回転ダイ(11)を正転駆動させると
第1ダイ(70)は開口部(20)の頭部(21)を閉
鎖する方向に摺動し、回転ダイ(11)を逆転駆動させ
ると第1ダイ(70)は開口部(20)の頭部(21)
を開放する方向に摺動することを特徴とする請求項2又
は3に記載のウインドウモールディングの製造装置であ
る。
(11)には長孔(72)が形成され、かつ第1ダイ
(70)にはその長孔(72)に嵌合する突起片(7
4)が固着され、回転ダイ(11)を正転駆動させると
第1ダイ(70)は開口部(20)の頭部(21)を閉
鎖する方向に摺動し、回転ダイ(11)を逆転駆動させ
ると第1ダイ(70)は開口部(20)の頭部(21)
を開放する方向に摺動することを特徴とする請求項2又
は3に記載のウインドウモールディングの製造装置であ
る。
【0012】なお、上記の括弧内の記号は図面及び後述
する発明の実施の形態に記載された記号に対応するもの
である。
する発明の実施の形態に記載された記号に対応するもの
である。
【0013】請求項1の発明によれば、回転ダイに設け
られた開口枠には雨水受け溝形成用の突条部とその突条
部に連設してウインドウモールディングの断面形状の最
大値の頭部の輪郭に対応した曲線部が形成され、その回
転によって、固定ダイに刻設された開口部の形状を少な
くともサイド部対応の全開状態からアッパー部対応の半
開状態まで変化させられるようになっている。これによ
れば、例えば、ウインドウモールディングの頭部の断面
形状を膨出させるにしたがって頭部に形成する雨水受け
溝の幅と深さを大きくしたり、逆にウインドウモールデ
ィングの頭部の断面形状を最大値から小さくするにした
がって雨水受け溝の幅と深さを小さくしその後なくした
りすることができる。
られた開口枠には雨水受け溝形成用の突条部とその突条
部に連設してウインドウモールディングの断面形状の最
大値の頭部の輪郭に対応した曲線部が形成され、その回
転によって、固定ダイに刻設された開口部の形状を少な
くともサイド部対応の全開状態からアッパー部対応の半
開状態まで変化させられるようになっている。これによ
れば、例えば、ウインドウモールディングの頭部の断面
形状を膨出させるにしたがって頭部に形成する雨水受け
溝の幅と深さを大きくしたり、逆にウインドウモールデ
ィングの頭部の断面形状を最大値から小さくするにした
がって雨水受け溝の幅と深さを小さくしその後なくした
りすることができる。
【0014】このように、ウインドウモールディングの
頭部の断面形状の変形形成と頭部に対する雨水受け溝の
変形形成とを、1つの回転ダイを回転させるだけで連続
的にかつ同時に行えるようにしたので、従来のように固
定ダイに対して、ダイを2つも駆動させる必要がない。
また、動力源も回転ダイを回転させるという1つの機能
を有するものであればよく複数必要としない。
頭部の断面形状の変形形成と頭部に対する雨水受け溝の
変形形成とを、1つの回転ダイを回転させるだけで連続
的にかつ同時に行えるようにしたので、従来のように固
定ダイに対して、ダイを2つも駆動させる必要がない。
また、動力源も回転ダイを回転させるという1つの機能
を有するものであればよく複数必要としない。
【0015】また請求項2の発明によれば、回転ダイの
回転方向とは異なり、直線的に摺動する第1ダイが開口
部と回転ダイの間に付加され、開口部の頭部側部の形状
を補正するようにされているので、押出成形されるウイ
ンドウモールディングの輪郭を簡単にそろえることがで
きる。
回転方向とは異なり、直線的に摺動する第1ダイが開口
部と回転ダイの間に付加され、開口部の頭部側部の形状
を補正するようにされているので、押出成形されるウイ
ンドウモールディングの輪郭を簡単にそろえることがで
きる。
【0016】更に、請求項3の発明によれば、第1ダイ
に形成された補正用湾曲部は、回転ダイの開口枠の曲線
部と開口部の頭部との交差部分に生じる角部を除去し、
除去した交差部分に丸みを形成するためのものであるの
で、特に頭部側部に形成される丸みの形状を見栄えよく
きれいにそろえることができる。
に形成された補正用湾曲部は、回転ダイの開口枠の曲線
部と開口部の頭部との交差部分に生じる角部を除去し、
除去した交差部分に丸みを形成するためのものであるの
で、特に頭部側部に形成される丸みの形状を見栄えよく
きれいにそろえることができる。
【0017】また請求項4の発明によれば、第1ダイは
専用の駆動装置を有するものではなく、回転ダイの正転
又は逆転駆動に従って摺動するものであるので、動力源
の軽減によるコスト低下が図れる。また、回転ダイと第
1ダイとの同期もしっかりとれる。
専用の駆動装置を有するものではなく、回転ダイの正転
又は逆転駆動に従って摺動するものであるので、動力源
の軽減によるコスト低下が図れる。また、回転ダイと第
1ダイとの同期もしっかりとれる。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を参照して説明する。 (第1実施形態例)図1は本発明の第1実施形態例に係
るウインドウモールディングの製造装置を示す正面図で
あり、図2は図1の状態から回転ダイが固定ダイに対し
て左回転した状態を示す正面図であり、また図3は図1
のA−A線断面図である。
を参照して説明する。 (第1実施形態例)図1は本発明の第1実施形態例に係
るウインドウモールディングの製造装置を示す正面図で
あり、図2は図1の状態から回転ダイが固定ダイに対し
て左回転した状態を示す正面図であり、また図3は図1
のA−A線断面図である。
【0019】このウインドウモールディングの製造装置
は、主に自動車のフロントウインドウに取付けられ、ア
ッパー部からコーナー部を経てサイド部にいたるウイン
ドウモールディングを、その断面形状を変化させながら
連続的に押出成形する製造装置であって、平板状の固定
ダイ10と、固定ダイ10の平面に重ねられ固定ダイ1
0に対して正逆両方向に回転することができる円板状の
回転ダイ11と、回転ダイ11を正転又は逆転駆動させ
る駆動装置50とを備える。回転ダイ11はリング状の
ガイド12によって固定ダイ10に対して左右両方向に
中央の軸13を中心に回転自在に取り付けられている。
は、主に自動車のフロントウインドウに取付けられ、ア
ッパー部からコーナー部を経てサイド部にいたるウイン
ドウモールディングを、その断面形状を変化させながら
連続的に押出成形する製造装置であって、平板状の固定
ダイ10と、固定ダイ10の平面に重ねられ固定ダイ1
0に対して正逆両方向に回転することができる円板状の
回転ダイ11と、回転ダイ11を正転又は逆転駆動させ
る駆動装置50とを備える。回転ダイ11はリング状の
ガイド12によって固定ダイ10に対して左右両方向に
中央の軸13を中心に回転自在に取り付けられている。
【0020】ここで、駆動装置50は、モータ51とモ
ータ51の回転運動を直線運動に変換する直動ユニット
52に設けられたベアリング53とジョイント部材54
とからなり、モータ51の正転又は逆転駆動によりベア
リング53を介して進行(図1の右方向)又は後退(図
1の左方向)するジョイント部材54の一端が回転ダイ
11の周縁付近に結合されている。これにより、モータ
51が正転駆動するとジョイント部材54が進行するの
で回転ダイ11は固定ダイ10に対して左回転し、逆に
モータ51が逆転駆動するとジョイント部材54が後退
するので回転ダイ11は固定ダイ10に対して右回転す
るようになっている。なお、駆動装置は回転ダイ11を
回転駆動させるものであればよく、例えば、モータ51
にかえて油圧又は空圧のシリンダーを直接使用し、ロッ
ドを進退させることで回転ダイ11を回転させるように
してもよい。
ータ51の回転運動を直線運動に変換する直動ユニット
52に設けられたベアリング53とジョイント部材54
とからなり、モータ51の正転又は逆転駆動によりベア
リング53を介して進行(図1の右方向)又は後退(図
1の左方向)するジョイント部材54の一端が回転ダイ
11の周縁付近に結合されている。これにより、モータ
51が正転駆動するとジョイント部材54が進行するの
で回転ダイ11は固定ダイ10に対して左回転し、逆に
モータ51が逆転駆動するとジョイント部材54が後退
するので回転ダイ11は固定ダイ10に対して右回転す
るようになっている。なお、駆動装置は回転ダイ11を
回転駆動させるものであればよく、例えば、モータ51
にかえて油圧又は空圧のシリンダーを直接使用し、ロッ
ドを進退させることで回転ダイ11を回転させるように
してもよい。
【0021】なお、固定ダイ10は本実施形態例では垂
直に立てて使用した。固定ダイ10には、ウインドウモ
ールディングの断面形状の最大値に対応した形状の、主
に頭部形成部21と脚部形成部22とからなる開口部2
0が刻設されており、その開口部20から合成樹脂や熱
可塑性エラストマー等の成形材料が固定ダイ10の平面
に垂直な方向(本実施形態例では水平方向:図1の紙面
の裏面から表面に向かう方向)に連続的に吐出されるよ
うになっている。なお、開口部20の頭部形成部21に
は雨水受け溝Rは形成されていない。ここで、ウインド
ウモールディングの断面形状の最大値に対応した形状と
はウインドウモールディングのサイド部の最大値の断面
形状を示し、そのとき、上部21aにかけ角部が削られ
曲線上の丸みがつけられ、また頭部形成部21は最も大
きくなっている(図1に示す状態)。
直に立てて使用した。固定ダイ10には、ウインドウモ
ールディングの断面形状の最大値に対応した形状の、主
に頭部形成部21と脚部形成部22とからなる開口部2
0が刻設されており、その開口部20から合成樹脂や熱
可塑性エラストマー等の成形材料が固定ダイ10の平面
に垂直な方向(本実施形態例では水平方向:図1の紙面
の裏面から表面に向かう方向)に連続的に吐出されるよ
うになっている。なお、開口部20の頭部形成部21に
は雨水受け溝Rは形成されていない。ここで、ウインド
ウモールディングの断面形状の最大値に対応した形状と
はウインドウモールディングのサイド部の最大値の断面
形状を示し、そのとき、上部21aにかけ角部が削られ
曲線上の丸みがつけられ、また頭部形成部21は最も大
きくなっている(図1に示す状態)。
【0022】また、回転ダイ11には開口枠30が設け
られており、固定ダイ10に形成された開口部20全体
をその開口枠30内に入れることができるようになって
いる。更に開口枠30の一部(本実施形態例では図1の
左上部)には雨水受け溝R形成用の突条部31とその突
条部31に連設して頭部形成部21の上部21aの輪郭
に対応して延びる曲線部32が形成されていて、固定ダ
イ10に対して回転ダイ11を回転させることによって
開口部20の形状を、図4乃至図7に示すように、少な
くともサイド部対応の全開状態からアッパー部対応の半
開状態まで変化させることができるようになっている。
なお、ここでは開口部20の形状を斜線部で示した。開
口枠30は中央の軸13を中心にし、回転ダイ11のジ
ョイント部材54の結合部の位置とは略対称の位置の周
縁内側に設けられていて、ジョイント部材54の僅かな
移動によって大きく回転するようになっている。
られており、固定ダイ10に形成された開口部20全体
をその開口枠30内に入れることができるようになって
いる。更に開口枠30の一部(本実施形態例では図1の
左上部)には雨水受け溝R形成用の突条部31とその突
条部31に連設して頭部形成部21の上部21aの輪郭
に対応して延びる曲線部32が形成されていて、固定ダ
イ10に対して回転ダイ11を回転させることによって
開口部20の形状を、図4乃至図7に示すように、少な
くともサイド部対応の全開状態からアッパー部対応の半
開状態まで変化させることができるようになっている。
なお、ここでは開口部20の形状を斜線部で示した。開
口枠30は中央の軸13を中心にし、回転ダイ11のジ
ョイント部材54の結合部の位置とは略対称の位置の周
縁内側に設けられていて、ジョイント部材54の僅かな
移動によって大きく回転するようになっている。
【0023】すなわち、図4は、固定ダイ10に刻設さ
れた開口部20に対する回転ダイ11の位置関係を示す
拡大正面図であり、開口部20の形状がサイド部対応の
全開状態になっている。このとき頭部形成部21には、
回転ダイ11に形成された雨水受け溝R形成用の突条部
31が交差させられ、雨水受け溝形成用の閉領域、すな
わち合成樹脂や熱可塑性エラストマー等の成形材料が吐
出されない部分を開口部20の周縁から内側に向けて形
成するようになっている。そして、同じく回転ダイ11
に形成された曲線部32の位置は頭部形成部21の上部
21aの輪郭に一致している。このときの頭部形成部2
1の高さをT0,雨水受け溝Rの幅をW0,深さをD0と
する。
れた開口部20に対する回転ダイ11の位置関係を示す
拡大正面図であり、開口部20の形状がサイド部対応の
全開状態になっている。このとき頭部形成部21には、
回転ダイ11に形成された雨水受け溝R形成用の突条部
31が交差させられ、雨水受け溝形成用の閉領域、すな
わち合成樹脂や熱可塑性エラストマー等の成形材料が吐
出されない部分を開口部20の周縁から内側に向けて形
成するようになっている。そして、同じく回転ダイ11
に形成された曲線部32の位置は頭部形成部21の上部
21aの輪郭に一致している。このときの頭部形成部2
1の高さをT0,雨水受け溝Rの幅をW0,深さをD0と
する。
【0024】次に、図5に示すように、図4に示す状態
よりも回転ダイ11が固定ダイ10に対して少し左回転
すると、曲線部32の位置が、開口部20の頭部形成部
21の上部21aの輪郭よりも下側になるように回転ダ
イ11が開口部20に重なりウインドウモールディング
の頭部形成部21の高さをT1(T1〈T0)とするよう
に断面形状を変化させる。それと同時に、雨水受け溝R
形成用の突条部31も少し左回転するので頭部に形成さ
れる雨水受け溝Rの幅W1及び深さD1は小さくなるよう
に変化させられる(W1〈W0,D1〈D0)。次に、図6
に示すように、図5に示す状態よりも回転ダイ11が固
定ダイ10に対して更に少し左回転すると、曲線部32
の位置が、開口部20の頭部形成部21の上部21aの
輪郭よりも更に下側になるように回転ダイ11が開口部
20に重なりウインドウモールディングの頭部形成部2
1の高さをT2(T2〈T1)とするように断面形状を変
化させる。それと同時に、雨水受け溝R形成用の突条部
31も更に少し左回転するので頭部に形成される雨水受
け溝Rの幅W2及び深さD2は更に小さくなるように変化
させられる(W2〈W1,D2〈D1)。
よりも回転ダイ11が固定ダイ10に対して少し左回転
すると、曲線部32の位置が、開口部20の頭部形成部
21の上部21aの輪郭よりも下側になるように回転ダ
イ11が開口部20に重なりウインドウモールディング
の頭部形成部21の高さをT1(T1〈T0)とするよう
に断面形状を変化させる。それと同時に、雨水受け溝R
形成用の突条部31も少し左回転するので頭部に形成さ
れる雨水受け溝Rの幅W1及び深さD1は小さくなるよう
に変化させられる(W1〈W0,D1〈D0)。次に、図6
に示すように、図5に示す状態よりも回転ダイ11が固
定ダイ10に対して更に少し左回転すると、曲線部32
の位置が、開口部20の頭部形成部21の上部21aの
輪郭よりも更に下側になるように回転ダイ11が開口部
20に重なりウインドウモールディングの頭部形成部2
1の高さをT2(T2〈T1)とするように断面形状を変
化させる。それと同時に、雨水受け溝R形成用の突条部
31も更に少し左回転するので頭部に形成される雨水受
け溝Rの幅W2及び深さD2は更に小さくなるように変化
させられる(W2〈W1,D2〈D1)。
【0025】そして、図7に示すように、図6に示す状
態よりも回転ダイ11が固定ダイ10に対して更に左回
転すると、曲線部32の位置が、開口部20の頭部形成
部21の上部21aの輪郭よりも更に下側になるように
回転ダイ11が開口部20に重なりウインドウモールデ
ィングの頭部形成部21の高さをT3(T3〈T2)とす
るように断面形状を変化させる。それと同時に、雨水受
け溝R形成用の突条部31も更に左回転するので頭部に
は雨水受け溝Rが形成されない状態となる。このときの
開口部20の形状がアッパー部対応の半開状態になって
いる。
態よりも回転ダイ11が固定ダイ10に対して更に左回
転すると、曲線部32の位置が、開口部20の頭部形成
部21の上部21aの輪郭よりも更に下側になるように
回転ダイ11が開口部20に重なりウインドウモールデ
ィングの頭部形成部21の高さをT3(T3〈T2)とす
るように断面形状を変化させる。それと同時に、雨水受
け溝R形成用の突条部31も更に左回転するので頭部に
は雨水受け溝Rが形成されない状態となる。このときの
開口部20の形状がアッパー部対応の半開状態になって
いる。
【0026】このように、サイド部からコーナー部を経
てアッパー部にいたるウインドウモールディングを、1
つの回転ダイ11を回転させるだけでウインドウモール
ディングの頭部の断面形状の変形形成と頭部に対する雨
水受け溝Rの変形形成とを連続的にかつ同時に行いつつ
押出成形することができるので、低コスト化が図れる。
なお、回転ダイ11を右回転させれば、アッパー部から
コーナー部を経てサイド部にいたるウインドウモールデ
ィングを押出成形することができる。
てアッパー部にいたるウインドウモールディングを、1
つの回転ダイ11を回転させるだけでウインドウモール
ディングの頭部の断面形状の変形形成と頭部に対する雨
水受け溝Rの変形形成とを連続的にかつ同時に行いつつ
押出成形することができるので、低コスト化が図れる。
なお、回転ダイ11を右回転させれば、アッパー部から
コーナー部を経てサイド部にいたるウインドウモールデ
ィングを押出成形することができる。
【0027】(第2実施形態例)図8は本発明の第2実
施形態例に係るウインドウモールディングの製造装置を
示す正面図であり、図9は図8の状態から回転ダイが固
定ダイに対して左回転し、かつ第1ダイが下側に移動し
た状態を示す正面図であり、また図10は図8のB−B
線断面図である。また、図11は第2実施形態例に係る
固定ダイに刻設された開口部に対する回転ダイ及び第1
ダイの位置関係を示す拡大正面図であり、図12は図1
1に示す状態よりも回転ダイが左回転し、かつ第1ダイ
が下側に移動した状態を示す拡大正面図であり、図13
は図12に示す状態よりも回転ダイが左回転し、かつ第
1ダイが下側に移動した状態を示す拡大正面図である。
また、図14は本発明の第2実施形態例に係るウインド
ウモールディングの製造装置を構成する第1ダイの拡大
正面図である。なお、第1実施形態例と同一部分には同
一符合を記しその説明を省略する。
施形態例に係るウインドウモールディングの製造装置を
示す正面図であり、図9は図8の状態から回転ダイが固
定ダイに対して左回転し、かつ第1ダイが下側に移動し
た状態を示す正面図であり、また図10は図8のB−B
線断面図である。また、図11は第2実施形態例に係る
固定ダイに刻設された開口部に対する回転ダイ及び第1
ダイの位置関係を示す拡大正面図であり、図12は図1
1に示す状態よりも回転ダイが左回転し、かつ第1ダイ
が下側に移動した状態を示す拡大正面図であり、図13
は図12に示す状態よりも回転ダイが左回転し、かつ第
1ダイが下側に移動した状態を示す拡大正面図である。
また、図14は本発明の第2実施形態例に係るウインド
ウモールディングの製造装置を構成する第1ダイの拡大
正面図である。なお、第1実施形態例と同一部分には同
一符合を記しその説明を省略する。
【0028】このウインドウモールディングの製造装置
は、第1実施形態例で示した開口部20と回転ダイ11
の間に、開口部20の頭部形成部21を閉鎖する方向
(図8の下方向)及び開放する方向(図8の上方向)に
直線的に摺動自在で、開口部21の頭部形成部21の形
状を補正するための第1ダイ70を付加したものであ
る。第1ダイ70の、頭部形成部21側となる下側に
は、図14に示すような、ウインドウモールディングの
断面形状の少なくとも頭部側部に丸みを形成するための
補正用湾曲部71が形成されている。すなわち、第1ダ
イ70の摺動により補正用湾曲部71が回転ダイ11の
開口枠30の曲線部32と開口部20の頭部形成部21
とが交差する部分より脚部22側に位置され、交差部分
に生じる角部(例えば図12に示す点Mや点N)を除去
してその部分に丸みを形成するようになっている。
は、第1実施形態例で示した開口部20と回転ダイ11
の間に、開口部20の頭部形成部21を閉鎖する方向
(図8の下方向)及び開放する方向(図8の上方向)に
直線的に摺動自在で、開口部21の頭部形成部21の形
状を補正するための第1ダイ70を付加したものであ
る。第1ダイ70の、頭部形成部21側となる下側に
は、図14に示すような、ウインドウモールディングの
断面形状の少なくとも頭部側部に丸みを形成するための
補正用湾曲部71が形成されている。すなわち、第1ダ
イ70の摺動により補正用湾曲部71が回転ダイ11の
開口枠30の曲線部32と開口部20の頭部形成部21
とが交差する部分より脚部22側に位置され、交差部分
に生じる角部(例えば図12に示す点Mや点N)を除去
してその部分に丸みを形成するようになっている。
【0029】このように、回転ダイ11の開口枠30の
曲線部32と開口部20の頭部形成部21とが交差する
部分に、第1ダイ70の進入による補正用湾曲部71に
対応した輪郭を有する頭部側部からなるウインドウモー
ルディングを形成することができるので、回転ダイ11
の回転に対応して第1ダイ70を摺動させることによ
り、ウインドウモールディングの頭部側部に形成される
丸みの形状をそろえることができる。
曲線部32と開口部20の頭部形成部21とが交差する
部分に、第1ダイ70の進入による補正用湾曲部71に
対応した輪郭を有する頭部側部からなるウインドウモー
ルディングを形成することができるので、回転ダイ11
の回転に対応して第1ダイ70を摺動させることによ
り、ウインドウモールディングの頭部側部に形成される
丸みの形状をそろえることができる。
【0030】また、補正用湾曲部71の形状を変えるこ
とによりそれに対応してウインドウモールディングの頭
部側部の形状を変えることができる。なお、第1ダイ7
0に形成される補正用湾曲部71は、ウインドウモール
ディングの頭部側部に対応した部分に相当する曲面部を
有していればよいので、図14に示す第1ダイ70にか
えて、図15に示すように、補正用湾曲部71A,71
Bを2つ形成し、ウインドウガラス側(図15の左側)
の補正用湾曲部71Aを回転ダイ11のウインドウガラ
ス側の頭部側部の丸み形成用とし、ボデー側(図15の
右側)の補正用湾曲部71Bを回転ダイ11のボデー側
の頭部側部の丸み形成用として、補正用湾曲部71Aと
71Bとの間を切り欠いてもよい。また、回転ダイ11
の開口枠30の曲線部32と開口部20の頭部形成部2
1とが交差する部分に生じる2つの角部(例えば図12
に示す点Mや点N)のうち、いずれか1つの角部だけ、
例えば車両外観上、重視される方(例えば図12に示す
点M)だけを除去してその部分に丸みを形成するだけで
よい場合には、図16に示すような、ウインドウガラス
側(図16の左側)にだけに補正用湾曲部71Aが形成
された第1ダイ70を使用すれば効率的である。
とによりそれに対応してウインドウモールディングの頭
部側部の形状を変えることができる。なお、第1ダイ7
0に形成される補正用湾曲部71は、ウインドウモール
ディングの頭部側部に対応した部分に相当する曲面部を
有していればよいので、図14に示す第1ダイ70にか
えて、図15に示すように、補正用湾曲部71A,71
Bを2つ形成し、ウインドウガラス側(図15の左側)
の補正用湾曲部71Aを回転ダイ11のウインドウガラ
ス側の頭部側部の丸み形成用とし、ボデー側(図15の
右側)の補正用湾曲部71Bを回転ダイ11のボデー側
の頭部側部の丸み形成用として、補正用湾曲部71Aと
71Bとの間を切り欠いてもよい。また、回転ダイ11
の開口枠30の曲線部32と開口部20の頭部形成部2
1とが交差する部分に生じる2つの角部(例えば図12
に示す点Mや点N)のうち、いずれか1つの角部だけ、
例えば車両外観上、重視される方(例えば図12に示す
点M)だけを除去してその部分に丸みを形成するだけで
よい場合には、図16に示すような、ウインドウガラス
側(図16の左側)にだけに補正用湾曲部71Aが形成
された第1ダイ70を使用すれば効率的である。
【0031】また回転ダイ11には長孔72が形成さ
れ、かつ第1ダイ70にはその長孔72に嵌合する突起
片74が固着され、回転ダイ11を正転(図8において
左回転)駆動させると第1ダイ70は専用の駆動装置を
有さなくても開口部20の頭部形成部21を閉鎖する方
向(図8の下方向)に摺動し、逆に回転ダイ11を逆転
(図8において右回転)駆動させると第1ダイ70は開
口部20の頭部形成部21を開放する方向(図8の上方
向)に摺動するようになっている。これによれば、第1
ダイ70を駆動させるための専用の駆動装置を必要とし
ないので動力源の軽減によるコスト低下が図れる。ま
た、回転ダイ11と第1ダイ70との同期が確実にとれ
るという利点がある。
れ、かつ第1ダイ70にはその長孔72に嵌合する突起
片74が固着され、回転ダイ11を正転(図8において
左回転)駆動させると第1ダイ70は専用の駆動装置を
有さなくても開口部20の頭部形成部21を閉鎖する方
向(図8の下方向)に摺動し、逆に回転ダイ11を逆転
(図8において右回転)駆動させると第1ダイ70は開
口部20の頭部形成部21を開放する方向(図8の上方
向)に摺動するようになっている。これによれば、第1
ダイ70を駆動させるための専用の駆動装置を必要とし
ないので動力源の軽減によるコスト低下が図れる。ま
た、回転ダイ11と第1ダイ70との同期が確実にとれ
るという利点がある。
【0032】なお、図17に示すように、第1ダイ70
を専用に駆動するための駆動装置たるモータ80を設け
るようにしてもよい。この場合、上述したものと同様に
するには、回転ダイ11の回転に合わせるよう同期をと
って第1ダイ70を摺動させる必要がある。
を専用に駆動するための駆動装置たるモータ80を設け
るようにしてもよい。この場合、上述したものと同様に
するには、回転ダイ11の回転に合わせるよう同期をと
って第1ダイ70を摺動させる必要がある。
【0033】
【発明の効果】以上のとおり請求項1の発明によれば、
ウインドウモールディングの頭部の断面形状の変形形成
と頭部に対する雨水受け溝の変形形成とを、1つの回転
ダイを回転させるだけで連続的にかつ同時に行えるよう
にしたので、従来のように固定ダイに対して、ウインド
ウモールディングの頭部の断面形状の変形形成用のダイ
と頭部に対する雨水受け溝の変形形成用のダイのように
2つの移動するダイを設ける必要がなく、ダイの構成の
簡素化が図れる。よって、移動する2つのダイを組み合
わせる必要がないので常に安定した押出成形を実施する
ことができる。また、これにともない1つの回転ダイを
駆動する動力源も1つであるので、設備に係るイニシャ
ルコストならびに動力源に要するランニングコストを低
減することができる。
ウインドウモールディングの頭部の断面形状の変形形成
と頭部に対する雨水受け溝の変形形成とを、1つの回転
ダイを回転させるだけで連続的にかつ同時に行えるよう
にしたので、従来のように固定ダイに対して、ウインド
ウモールディングの頭部の断面形状の変形形成用のダイ
と頭部に対する雨水受け溝の変形形成用のダイのように
2つの移動するダイを設ける必要がなく、ダイの構成の
簡素化が図れる。よって、移動する2つのダイを組み合
わせる必要がないので常に安定した押出成形を実施する
ことができる。また、これにともない1つの回転ダイを
駆動する動力源も1つであるので、設備に係るイニシャ
ルコストならびに動力源に要するランニングコストを低
減することができる。
【0034】また請求項2の発明によれば、回転ダイの
回転方向とは異なり、直線的に摺動する第1ダイが開口
部と回転ダイの間に付加され、開口部の頭部側部の形状
を補正するようにされているので、押出成形されるウイ
ンドウモールディングの輪郭を簡単にそろえることがで
きる。
回転方向とは異なり、直線的に摺動する第1ダイが開口
部と回転ダイの間に付加され、開口部の頭部側部の形状
を補正するようにされているので、押出成形されるウイ
ンドウモールディングの輪郭を簡単にそろえることがで
きる。
【0035】更に請求項3の発明によれば、第1ダイに
形成された補正用湾曲部は、回転ダイの開口枠の曲線部
と開口部の頭部との交差部分に生じる角部を除去し除去
した交差部分に丸みを形成するためのものであるので、
特に頭部側部に形成される丸みの形状を見栄えよくきれ
いにそろえることができる。
形成された補正用湾曲部は、回転ダイの開口枠の曲線部
と開口部の頭部との交差部分に生じる角部を除去し除去
した交差部分に丸みを形成するためのものであるので、
特に頭部側部に形成される丸みの形状を見栄えよくきれ
いにそろえることができる。
【0036】また請求項4の発明によれば、第1ダイは
専用の駆動装置を有するものではなく、回転ダイの正転
又は逆転駆動に従って摺動するものであるので、動力源
の軽減によるコスト低下が図れる。また、回転ダイと第
1ダイとの同期もしっかりとれる。
専用の駆動装置を有するものではなく、回転ダイの正転
又は逆転駆動に従って摺動するものであるので、動力源
の軽減によるコスト低下が図れる。また、回転ダイと第
1ダイとの同期もしっかりとれる。
【図1】本発明の第1実施形態例に係るウインドウモー
ルディングの製造装置を示す正面図である。
ルディングの製造装置を示す正面図である。
【図2】図1の状態から回転ダイが固定ダイに対して左
回転した状態を示す正面図である。
回転した状態を示す正面図である。
【図3】図1のA−A線断面図である。
【図4】第1実施形態例に係る固定ダイに刻設された開
口部に対する回転ダイの位置関係を示す拡大正面図であ
る。
口部に対する回転ダイの位置関係を示す拡大正面図であ
る。
【図5】固定ダイに刻設された開口部に対する回転ダイ
の位置関係を示す拡大正面図であり、図4に示す状態よ
りも回転ダイが左回転した状態を示す。
の位置関係を示す拡大正面図であり、図4に示す状態よ
りも回転ダイが左回転した状態を示す。
【図6】固定ダイに刻設された開口部に対する回転ダイ
の位置関係を示す拡大正面図であり、図5に示す状態よ
りも回転ダイが左回転した状態を示す。
の位置関係を示す拡大正面図であり、図5に示す状態よ
りも回転ダイが左回転した状態を示す。
【図7】固定ダイに刻設された開口部に対する回転ダイ
の位置関係を示す拡大正面図であり、図6に示す状態よ
りも回転ダイが左回転した状態を示す。
の位置関係を示す拡大正面図であり、図6に示す状態よ
りも回転ダイが左回転した状態を示す。
【図8】本発明の第2実施形態例に係るウインドウモー
ルディングの製造装置を示す正面図である。
ルディングの製造装置を示す正面図である。
【図9】図8の状態から回転ダイが固定ダイに対して左
回転し、かつ第1ダイが下側に移動した状態を示す正面
図である。
回転し、かつ第1ダイが下側に移動した状態を示す正面
図である。
【図10】図8のB−B線断面図である。
【図11】第2実施形態例に係る固定ダイに刻設された
開口部に対する回転ダイ及び第1ダイの位置関係を示す
拡大正面図である。
開口部に対する回転ダイ及び第1ダイの位置関係を示す
拡大正面図である。
【図12】固定ダイに刻設された開口部に対する回転ダ
イ及び第1ダイの位置関係を示す拡大正面図であり、図
11に示す状態よりも回転ダイが左回転し、かつ第1ダ
イが下側に移動した状態を示す。
イ及び第1ダイの位置関係を示す拡大正面図であり、図
11に示す状態よりも回転ダイが左回転し、かつ第1ダ
イが下側に移動した状態を示す。
【図13】固定ダイに刻設された開口部に対する回転ダ
イ及び第1ダイの位置関係を示す拡大正面図であり、図
12に示す状態よりも回転ダイが左回転し、かつ第1ダ
イが下側に移動した状態を示す。
イ及び第1ダイの位置関係を示す拡大正面図であり、図
12に示す状態よりも回転ダイが左回転し、かつ第1ダ
イが下側に移動した状態を示す。
【図14】本発明の第2実施形態例に係るウインドウモ
ールディングの製造装置を構成する第1ダイの拡大正面
図である。
ールディングの製造装置を構成する第1ダイの拡大正面
図である。
【図15】図14に示す第1ダイにかわる、別の第1ダ
イを示す拡大正面図である。
イを示す拡大正面図である。
【図16】図14に示す第1ダイにかわる、もう一つ別
の第1ダイを示す拡大正面図である。
の第1ダイを示す拡大正面図である。
【図17】本発明の第2実施形態例に係る別のウインド
ウモールディングの製造装置を示す正面図である。
ウモールディングの製造装置を示す正面図である。
【図18】従来例に係るウインドウモールディングの製
造装置を示す正面図である。
造装置を示す正面図である。
【図19】従来例に係る別のウインドウモールディング
の製造装置を示す正面図である。
の製造装置を示す正面図である。
10 固定ダイ 11 回転ダイ 12 ガイド 13 軸 20 開口部 21 頭部形成部 21a 上部 22 脚部形成部 30 開口枠 31 突条部 32 曲線部 50 駆動装置 51 モータ 52 直動ユニット 53 ベアリング 54 ジョイント部材 70 第1ダイ 71 補正用湾曲部 71A 補正用湾曲部 71B 補正用湾曲部 72 長孔 74 突起片 80 モータ 100 固定ダイ 101 第1ダイ 101a 駆動モータ 102 第2ダイ 102a 駆動モータ 104 押出成形口 105 固定ダイ 106 第1ダイ 107 第2ダイ 107a 駆動モータ 108 押出成形口 R 雨水受け溝 M 角部 N 角部
Claims (4)
- 【請求項1】自動車のフロントウインドウに取付けら
れ、アッパー部からコーナー部を経てサイド部にいたる
ウインドウモールディングをその断面形状を変化させな
がら連続的に押出成形する製造装置であって、 ウインドウモールディングの断面形状の最大値に対応
し、雨水受け溝が未形成の頭部と脚部とからなる開口部
が刻設され、その開口部から合成樹脂や熱可塑性エラス
トマー等の成形材料が連続的に吐出される平板状の固定
ダイと、 前記固定ダイの平面に重ねられ固定ダイに対して正逆両
方向に回転自在で、しかも固定ダイに形成された開口部
全体を枠内に入れることができ、枠の一部に前記雨水受
け溝形成用の突条部とその突条部に連設して前記頭部の
輪郭に対応した曲線部が形成された開口枠が設けられ、
前記開口部の形状を少なくともサイド部対応の全開状態
からアッパー部対応の半開状態まで変化させることので
きる回転ダイと、 該回転ダイを、正転又は逆転駆動させる駆動装置と、を
備え、 前記回転ダイを駆動装置を介して回転させることによ
り、ウインドウモールディングの頭部の断面形状の変形
形成と、頭部に対する雨水受け溝の変形形成とを連続的
にかつ同時に行えるようにしたことを特徴とするウイン
ドウモールディングの製造装置。 - 【請求項2】前記開口部と回転ダイの間に、開口部の頭
部を閉鎖する方向及び開放する方向に直線的に摺動自在
で、開口部の頭部側部の形状を補正するための第1ダイ
を付加したことを特徴とする請求項1に記載のウインド
ウモールディングの製造装置。 - 【請求項3】前記第1ダイには、回転ダイの開口枠の曲
線部と前記開口部の頭部とが交差する部分より脚部側に
位置させられ、該交差部分に生じる角部を除去しその除
去した部分に丸みを形成するための補正用湾曲部が形成
され、第1ダイを回転ダイの回転に対応して摺動させる
ことで頭部側部に形成される前記丸みの形状をそろえた
ことを特徴とする請求項2に記載のウインドウモールデ
ィングの製造装置。 - 【請求項4】前記回転ダイには長孔が形成され、かつ第
1ダイにはその長孔に嵌合する突起片が固着され、回転
ダイを正転駆動させると第1ダイは開口部の頭部を閉鎖
する方向に摺動し、回転ダイを逆転駆動させると第1ダ
イは開口部の頭部を開放する方向に摺動することを特徴
とする請求項2又は3に記載のウインドウモールディン
グの製造装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10048863A JP2899269B1 (ja) | 1998-02-13 | 1998-02-13 | ウインドウモールディングの製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10048863A JP2899269B1 (ja) | 1998-02-13 | 1998-02-13 | ウインドウモールディングの製造装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2899269B1 JP2899269B1 (ja) | 1999-06-02 |
| JPH11227021A true JPH11227021A (ja) | 1999-08-24 |
Family
ID=12815127
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10048863A Expired - Fee Related JP2899269B1 (ja) | 1998-02-13 | 1998-02-13 | ウインドウモールディングの製造装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2899269B1 (ja) |
-
1998
- 1998-02-13 JP JP10048863A patent/JP2899269B1/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2899269B1 (ja) | 1999-06-02 |
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