JPH11227140A - ガスパック包装用複合フィルム - Google Patents

ガスパック包装用複合フィルム

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Publication number
JPH11227140A
JPH11227140A JP3472598A JP3472598A JPH11227140A JP H11227140 A JPH11227140 A JP H11227140A JP 3472598 A JP3472598 A JP 3472598A JP 3472598 A JP3472598 A JP 3472598A JP H11227140 A JPH11227140 A JP H11227140A
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JP
Japan
Prior art keywords
layer
resin layer
composite film
thickness
thermoplastic polyester
Prior art date
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Pending
Application number
JP3472598A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Hata
博司 秦
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Mitsubishi Chemical Corp
Original Assignee
Mitsubishi Plastics Industries Ltd
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Plastics Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Plastics Industries Ltd
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Publication of JPH11227140A publication Critical patent/JPH11227140A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 腰の硬さ、透明性に優れ、ガスパック包装に
好適に使用できる複合フィルムを提供する。 【解決手段】 ポリカーボネート樹脂層、熱可塑性ポリ
エステル樹脂層、ガスバリア性樹脂層、及びシールのた
めのポリオレフィン樹脂層を積層してなる複合フィルム
において、上記熱可塑性ポリエステル樹脂層の厚みが1
50〜200μmの範囲であるとともにポリカーボネー
ト樹脂層の厚みが熱可塑性ポリエステル樹脂層の厚みの
10〜30%の範囲であることを特徴とするガスパック
包装用複合フィルム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複合フィルムであ
って、特に、腰の硬さや透明性に優れ、ガスパック包装
に好適な複合フィルムに関する。
【0002】
【従来の技術】深絞り成形により得られる底材として使
用されるガスパック包装用の複合フィルムとして、従
来、熱可塑性ポリエステル樹脂層や、ポリスチレン系樹
脂層を最外層に配置した構成の複合フィルムが知られて
いる。このような構成の複合フィルムでは、底材に腰の
硬さを付与するために最外層の熱可塑性ポリエステル樹
脂層や、ポリスチレン系樹脂層の厚みを厚くすることが
なされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記構成で
は、要求する腰の硬さを満足するためには複合フィルム
全体の総厚みを300μm以上とすることが必要であっ
たが、近年コストカットのため、総厚みを薄くする傾向
にある。ところが、総厚みを薄くすることにより、必然
的に最外層が薄くなり、腰が弱くなって、底材のリジッ
ト感に劣るという問題があり、そのため、成形する底材
の形状を変更して角部にリブを設ける等の工夫が必要で
あった。
【0004】そこで、本発明は従来の欠点を解消できる
層構成の複合フィルムを見出したものであり、腰の硬さ
と透明性を兼ね備えた複合フィルムを提供することを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の要旨をするとこ
ろは、ポリカーボネート樹脂層、熱可塑性ポリエステル
樹脂層、ガスバリア性樹脂層、及びシールのためのポリ
オレフィン樹脂層を積層してなる複合フィルムにおい
て、上記熱可塑性ポリエステル樹脂層の厚みが150〜
200μmの範囲であるとともにポリカーボネート樹脂
層の厚みが熱可塑性ポリエステル樹脂層の厚みの10〜
30%の範囲であることを特徴とするガスパック包装用
複合フィルムにある。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の複合フィルムにおいて、
熱可塑性ポリエステル層とポリカーボネート層とを積層
したのは、総厚みを薄くした際でも腰が強く、リジット
感をもたせるのに有効であるためである。ポリカーボネ
ート樹脂は分子量20,000〜32,000のものが
好適に使用できる。また、熱可塑性ポリエステルとして
は、テレフタル酸とエチレングリコールを重合したホモ
ポリマー又はテレフタル酸とエチレングリコールと1,
4−シクロヘキサンジメタノールを共重合したコポリマ
ーが好適であり、熱可塑性ポリエステル層の厚みは15
0〜200μmの範囲とする必要があり、150μm未
満では腰が弱くリジット感が不足し、200μmを越え
るものではコスト面で問題がある。
【0007】さらに、ポリカーボネート樹脂層の厚みは
熱可塑性ポリエステル樹脂層の厚みの10〜30%の範
囲とする必要があり、10%未満では腰が弱くリジット
感に劣り、30%を越えるものでは成形性に劣り、成形
温度を高温にする必要が生じ、その場合には、加熱熱板
に該複合シートを接触させ加熱した際、熱板に複合シー
ト表面がとられ粗面となり透明性を損なう。
【0008】中間層は主にガスバリアー性樹脂層であ
り、ポリアミド樹脂またはエチレン酢酸ビニル共重合体
ケン化物樹脂またはポリアミド樹脂とエチレン酢酸ビニ
ル共重合体ケン化物樹脂との積層から構成されている。
ポリアミド樹脂としては、ナイロン6、ナイロン66、
ナイロン6/66、ナイロン6T、ナイロン6I、ナイ
ロン6T/6I、ナイロン12およびメタキシレンアジ
パミド等が好適に使用でき、上記のブレンドでもよい。
また、ポリアミド樹脂層は2層に分離して設けてもよ
い。
【0009】エチレン酢酸ビニル共重合体ケン化物樹脂
としては、エチレン含有率が30〜60モル%で、ケン
化度が95%以上のものがガスバリアー性の点から好ま
しい。 最内層のシール性樹脂層にはアイオノマー樹
脂、ポリエチレンまたはエチレンと他の成分との共重合
体、例えばエチレン酢酸ビニル共重合体等が使用でき、
層の厚みは20〜100μmの範囲で好適に使用でき
る。
【0010】中間層と最内層の間、および外層の熱可塑
性ポリエステルとポリカーボネートの積層体と中間層の
間にはポリオレフィン系接着樹脂層を設けてもよく、使
用するポリオレフィン系接着樹脂としては、不飽和カル
ボン酸またはその誘導体から選ばれた少なくとも一種の
モノマーをグラフトした酸変性ポリオレフィン樹脂が好
適に使用できる。層の厚みは5〜20μmの範囲で好適
に使用できる。
【0011】本発明は、上記構成からなる樹脂層を通常
のドライラミネート法または共押出法により積層でき
る。以下、本発明を実施例により説明する。
【0012】
【実施例】(実施例1) 層構成; 最外層(第1層):ポリエチレンテレフタレ
ート樹脂(PET)、(第2層):ポリカーボネート樹
脂(PC)、(第3層):カルボン酸変性LLDPE
(AD)、(第4層):エチレン酢酸ビニル共重合体ケ
ン化物(EVOH)、(第5層):カルボン酸変性LL
DPE、(第6層):低密度ポリエチレン(LDPE)
を配した構成。
【0013】 厚み ; PET/PC/AD/EVOH/AD/LDPE μm (150/45/10 /10 /10/30) 上記構成の複合フィルムを共押出法により製膜した。こ
の複合フィルムを第1層が外側となるように、ムルチバ
ック(株)製の深絞り包装機(R−7000)で、16
0mm×110mm、深さ25mmに絞り成形した。成
形温度は100℃である。その結果、成形性、透明性良
好であり、特にコーナー部の腰の硬さが良好でリジット
感に優れていた。
【0014】(実施例2) 層構成; 最外層(第1層):ポリカーボネート樹脂
(PC)、(第2層):ポリエチレンテレフタレート樹
脂(PET)、(第3層):エチレン酢酸ビニル共重合
体ケン化物(EVOH)、(第4層):ナイロン6(N
Y)、(第5層):カルボン酸変性エチレン酢酸ビニル
共重合体ケン化物(AD)、(第6層):低密度ポリエ
チレン(LDPE)を配した構成。
【0015】 厚み ; PC/PET//EVOH/NY/AD/LDPE μm (30/200// 10 /30/ 10/30) 上記構成の複合フィルムをドライラミ法により製膜し
た。ついで、実施例1と同様に絞り成形したところ、成
形性、透明性ともに良好で、コーナー部の腰の硬さも、
良好であった。
【0016】(比較例1) 層構成; 最外層(第1層):ポリエチレンテレフタレ
ート樹脂(PET)、(第2層):カルボン酸変性LL
DPE(AD)、(第3層):エチレン酢酸ビニル共重
合体ケン化物(EVOH)、(第4層):カルボン酸変
性LLDPE(AD)、(第5層):低密度ポリエチレ
ン(LDPE)を配した構成。
【0017】 厚み ; PET/AD/EVOH/AD/LDPE μm (300/10/ 10 /10/30) 上記構成の複合フィルムを共押出法により製膜した。つ
いで、実施例1と同様に絞り成形したところ、成形性、
透明性ともに良好で、コーナー部の腰の硬さも、良好で
あったが、コスト面で問題があった。
【0018】(比較例2) 層構成; 比較例1と同様 厚み ; PET/AD/EVOH/AD/LDPE μm (200/10/ 10 /10/30) 上記構成の複合フィルムを共押出法により製膜した。つ
いで、実施例1と同様に絞り成形したところ、成形性、
透明性ともに良好であったが、コーナー部は腰が弱く、
リブを入れないと変形しやすい状況であった。
【0019】(比較例3) 層構成; 最外層(第1層):ポリカーボネート樹脂
(PC)、(第2層):カルボン酸変性LLDPE(A
D)、(第3層):エチレン酢酸ビニル共重合体ケン化
物(EVOH)、(第4層):カルボン酸変性LLDP
E(AD)、(第5層):低密度ポリエチレン(LDP
E)を配した構成。
【0020】 厚み ; PC/AD/EVOH/AD/LDPE μm (200/10/ 10 /10/30) 上記構成の複合フィルムを共押出法により製膜した。つ
いで、実施例1と同様に絞り成形したところ、成形温度
100℃では成形できなかった。一方、150℃以上で
は成形できたが、最内層PEが成形加熱熱板に接触した
際、表面がとられ粗面化されたため、透明性悪く、使用
できない状況であった。
【0021】
【発明の効果】上述したように、本発明のガスパック包
装用の複合フィルムによれば、腰の硬さ、透明性に優れ
ており、ガスパック包装に好適に使用できる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリカーボネート樹脂層、熱可塑性ポリ
    エステル樹脂層、ガスバリア性樹脂層、及びシールのた
    めのポリオレフィン樹脂層を積層してなる複合フィルム
    において、上記熱可塑性ポリエステル樹脂層の厚みが1
    50〜200μmの範囲であるとともにポリカーボネー
    ト樹脂層の厚みが熱可塑性ポリエステル樹脂層の厚みの
    10〜30%の範囲であることを特徴とするガスパック
    包装用複合フィルム。
JP3472598A 1998-02-17 1998-02-17 ガスパック包装用複合フィルム Pending JPH11227140A (ja)

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JP3472598A JPH11227140A (ja) 1998-02-17 1998-02-17 ガスパック包装用複合フィルム

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JP3472598A JPH11227140A (ja) 1998-02-17 1998-02-17 ガスパック包装用複合フィルム

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JPH11227140A true JPH11227140A (ja) 1999-08-24

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ID=12422304

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JP3472598A Pending JPH11227140A (ja) 1998-02-17 1998-02-17 ガスパック包装用複合フィルム

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007062389A (ja) * 2000-03-08 2007-03-15 Mitsubishi Plastics Ind Ltd ガスパック包装用複合フィルム及び容器

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007062389A (ja) * 2000-03-08 2007-03-15 Mitsubishi Plastics Ind Ltd ガスパック包装用複合フィルム及び容器

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