JPH11227156A - クリーム半田切断具 - Google Patents
クリーム半田切断具Info
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- JPH11227156A JPH11227156A JP3501398A JP3501398A JPH11227156A JP H11227156 A JPH11227156 A JP H11227156A JP 3501398 A JP3501398 A JP 3501398A JP 3501398 A JP3501398 A JP 3501398A JP H11227156 A JPH11227156 A JP H11227156A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 線材によりクリーム半田を切断するクリーム
半田切断具を提供する。 【解決手段】 一対の支持アーム34にてぐす50を掛
け渡し、てぐす50の両端部を固定装置52により切断
具本体28に固定する。固定装置52は2個を一対とす
る皿ばね製の挟み部材54を2対含み、支持軸56の頭
部64と切断具本体28との間に弾性力を生じた状態で
固定されている。てぐす50の一端部を一方の対の2個
の挟み部材54に弾性的に保持させ、一対の支持アーム
34に掛けた後、他端部を、てぐす50にクリーム半田
の切断に必要な張力を与えつつ、他方の対の2個の挟み
部材54に弾性的に保持させる。クリーム半田の供給
後、クリーム半田切断具14をクリーム半田収容器12
に対して移動させ、てぐす50の一対の支持アーム34
間の切断部を吐出管20から吐出したクリーム半田に対
して横断させ、クリーム半田を切断する。
半田切断具を提供する。 【解決手段】 一対の支持アーム34にてぐす50を掛
け渡し、てぐす50の両端部を固定装置52により切断
具本体28に固定する。固定装置52は2個を一対とす
る皿ばね製の挟み部材54を2対含み、支持軸56の頭
部64と切断具本体28との間に弾性力を生じた状態で
固定されている。てぐす50の一端部を一方の対の2個
の挟み部材54に弾性的に保持させ、一対の支持アーム
34に掛けた後、他端部を、てぐす50にクリーム半田
の切断に必要な張力を与えつつ、他方の対の2個の挟み
部材54に弾性的に保持させる。クリーム半田の供給
後、クリーム半田切断具14をクリーム半田収容器12
に対して移動させ、てぐす50の一対の支持アーム34
間の切断部を吐出管20から吐出したクリーム半田に対
して横断させ、クリーム半田を切断する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はクリーム半田切断具
に関するものであり、特に、線材によりクリーム半田を
切断する切断具に関するものである。
に関するものであり、特に、線材によりクリーム半田を
切断する切断具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】クリーム半田切断具は、例えば、クリー
ム半田印刷機のクリーム半田供給装置に設けられる。ク
リーム半田印刷機は、例えば、プリント基板等の回路基
材にクリーム半田を印刷するために使用される。この種
のクリーム半田印刷機においては、スクリーン上に載せ
られたクリーム半田がスキージによって移動させられつ
つ、スクリーンの透孔を通って回路基材に印刷される。
クリーム半田の補給が必要になれば、クリーム半田供給
装置によりクリーム半田がスクリーン上に供給される。
なお、スキージの上方に密閉式のクリーム半田収容部が
形成される形式のクリーム半田印刷機もあり、その場合
には、クリーム半田供給装置からクリーム半田収容部に
クリーム半田が供給される。
ム半田印刷機のクリーム半田供給装置に設けられる。ク
リーム半田印刷機は、例えば、プリント基板等の回路基
材にクリーム半田を印刷するために使用される。この種
のクリーム半田印刷機においては、スクリーン上に載せ
られたクリーム半田がスキージによって移動させられつ
つ、スクリーンの透孔を通って回路基材に印刷される。
クリーム半田の補給が必要になれば、クリーム半田供給
装置によりクリーム半田がスクリーン上に供給される。
なお、スキージの上方に密閉式のクリーム半田収容部が
形成される形式のクリーム半田印刷機もあり、その場合
には、クリーム半田供給装置からクリーム半田収容部に
クリーム半田が供給される。
【0003】クリーム半田供給装置は、例えば、クリー
ム半田が収容されるクリーム半田収容器と、そのクリー
ム半田収容器内に収容されたクリーム半田を押し出す押
出装置と、それらクリーム半田収容器および押出装置を
スクリーンやクリーム半田収容部に対して移動させる移
動装置とを含むものとされる。クリーム半田の供給時に
は、クリーム半田収容器は移動装置によりスクリーン上
へ移動させられ、押出装置によりクリーム半田がクリー
ム半田収容器から押し出され、吐出ノズル等の半田吐出
口を経てスクリーンやクリーム半田収容部に供給され
る。この際、クリーム半田は、押出装置による押出しが
終了しても半田吐出口とスクリーンやクリーム半田収容
部との間でつながっていたり、切れても半田吐出口から
垂れ下がっていることがあるため、クリーム半田切断具
により切断することが必要になる。
ム半田が収容されるクリーム半田収容器と、そのクリー
ム半田収容器内に収容されたクリーム半田を押し出す押
出装置と、それらクリーム半田収容器および押出装置を
スクリーンやクリーム半田収容部に対して移動させる移
動装置とを含むものとされる。クリーム半田の供給時に
は、クリーム半田収容器は移動装置によりスクリーン上
へ移動させられ、押出装置によりクリーム半田がクリー
ム半田収容器から押し出され、吐出ノズル等の半田吐出
口を経てスクリーンやクリーム半田収容部に供給され
る。この際、クリーム半田は、押出装置による押出しが
終了しても半田吐出口とスクリーンやクリーム半田収容
部との間でつながっていたり、切れても半田吐出口から
垂れ下がっていることがあるため、クリーム半田切断具
により切断することが必要になる。
【0004】そこで、本発明の出願人は、線材の一種で
あるてぐすによりクリーム半田を切断する切断具を考え
た。切断具本体に、一対のてぐす支持部を互いに一定の
距離を隔てて設け、それらてぐす支持部間にてぐすを張
り渡すととともに、てぐすの両端部をボルトによって切
断具本体に固定する形式の切断具を考えたのである。て
ぐすの両端部を合わせてボルトのねじ部に巻き付けた状
態でボルトを切断具本体に締め込み、ボルトの頭部と切
断具本体との間にてぐすの両端部を挟んで固定するので
ある。それにより、てぐすの両端部には引張力が互いに
逆向きに加えられ、てぐすの一対のてぐす支持部間に張
り渡された部分は、真っ直ぐに張った状態に保たれる。
このクリーム半田切断具を、一対のてぐす支持部間に張
り渡されたてぐすが半田吐出口から延びている半田を横
断する方向に移動させれば、てぐすによってクリーム半
田を切断することができる。
あるてぐすによりクリーム半田を切断する切断具を考え
た。切断具本体に、一対のてぐす支持部を互いに一定の
距離を隔てて設け、それらてぐす支持部間にてぐすを張
り渡すととともに、てぐすの両端部をボルトによって切
断具本体に固定する形式の切断具を考えたのである。て
ぐすの両端部を合わせてボルトのねじ部に巻き付けた状
態でボルトを切断具本体に締め込み、ボルトの頭部と切
断具本体との間にてぐすの両端部を挟んで固定するので
ある。それにより、てぐすの両端部には引張力が互いに
逆向きに加えられ、てぐすの一対のてぐす支持部間に張
り渡された部分は、真っ直ぐに張った状態に保たれる。
このクリーム半田切断具を、一対のてぐす支持部間に張
り渡されたてぐすが半田吐出口から延びている半田を横
断する方向に移動させれば、てぐすによってクリーム半
田を切断することができる。
【0005】しかしながら、てぐすの両端部をボルトに
よって切断具本体に固定する際、てぐすが切れることが
あることが判明した。ボルトの頭部と切断具本体との間
にてぐすの両端部を挟んで固定するためにボルトが回転
させられる際、てぐすの両端部がボルトの頭部につれ回
り、ボルトの頭部と切断具本体との隙間に引き込まれ
る。てぐすの両端部がボルト側へ引っ張られるのであ
り、上記引込みがてぐすの伸びによって許容される必要
がある。一方、一対のてぐす支持部間の距離は、半田吐
出口から吐出されるクリーム半田を切断するに足る長さ
であればよく、また、一対のてぐす支持部間とボルトと
の距離も、てぐすの使用長さを短くするために短くされ
ることが望ましいため、てぐす全体の長さは比較的短く
される。したがって、切断までにてぐすに許容される伸
びは比較的小さく、上記隙間への引込みが十分に許容さ
れず、てぐすが切れることがあるのである。
よって切断具本体に固定する際、てぐすが切れることが
あることが判明した。ボルトの頭部と切断具本体との間
にてぐすの両端部を挟んで固定するためにボルトが回転
させられる際、てぐすの両端部がボルトの頭部につれ回
り、ボルトの頭部と切断具本体との隙間に引き込まれ
る。てぐすの両端部がボルト側へ引っ張られるのであ
り、上記引込みがてぐすの伸びによって許容される必要
がある。一方、一対のてぐす支持部間の距離は、半田吐
出口から吐出されるクリーム半田を切断するに足る長さ
であればよく、また、一対のてぐす支持部間とボルトと
の距離も、てぐすの使用長さを短くするために短くされ
ることが望ましいため、てぐす全体の長さは比較的短く
される。したがって、切断までにてぐすに許容される伸
びは比較的小さく、上記隙間への引込みが十分に許容さ
れず、てぐすが切れることがあるのである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題,課題解決手段,作用お
よび効果】本発明は以上の事情を背景とし、線材を用い
てクリーム半田を切断する切断具であって、線材が切れ
る恐れのない切断具を提供することを課題として為され
たものである。本発明によって、下記各態様のクリーム
半田切断具が得られる。各態様は請求項と同様に、項に
区分し、各項に番号を付し、必要に応じて他の項の番号
を引用する形式で記載する。各項に記載の特徴の組合わ
せの可能性を明示するためである。 (1)互いに一定の距離を隔てた一対の線材支持部を備
えた切断具本体と、それら一対の線材支持部間に張り渡
された線材の両端部を切断具本体に固定する固定装置と
を含むクリーム半田切断具であって、前記固定装置が、
少なくとも一方がテーパ外周面を、他方がそのテーパ外
周面に対向する対向面をそれぞれ有し、それらテーパ外
周面と対向面との間に楔形の隙間を形成する少なくとも
一対の挟み部材と、それら挟み部材のテーパ外周面と対
向面とを互いに接近する向きに付勢する付勢手段とを含
むクリーム半田切断具(請求項1)。対向面は、テーパ
外周面でもよく、平面でもよい。一対の挟み部材をいず
れも切断具本体とは別の部材としてもよく、あるいは一
対の挟み部材の一方を切断具本体により構成してもよ
い。線材は、金属線あるいはてぐす等のように撚られて
いない単線でもよく、あるいは糸やワイヤのように複数
の細い繊維や金属線が撚られて成る線材でもよい。線材
の端部を一対の挟み部材に保持させる際には、一対の挟
み部材の所定角度範囲の部分に線材を巻き掛け、その巻
き掛けた部分の両側に張力を加えれば、線材が付勢手段
の付勢力に抗してテーパ外周面と対向面との間隙を押し
広げつつ両面間に侵入し、両面により弾性的に挟まれて
保持される。楔形の隙間は線材の侵入を案内する役割を
果たし、線材は、楔効果により容易に付勢手段の付勢力
に抗して一対の挟み部材間の隙間を押し広げる。線材
は、両端部がそれぞれ一対ずつの挟み部材により保持さ
れるようにしてもよく、両端部が共通の挟み部材により
保持されるようにしてもよい。また、一端部のみが一対
の挟み部材により保持されるようにすることもできる。
例えば、線材の一方の端が、ボルト等の固定部材により
切断具本体に固定された後、中間部が一対の線材支持部
間に張り渡され、その後、残る端が一対の挟み部材に保
持させられるようにするのである。作業者は、一端部が
挟み部材あるいは挟み部材以外の固定部材等によって切
断具本体に固定された線材を引っ張って、線材の張り具
合を確認しつつ一対の線材支持部間に掛け渡し、他端部
を一対の挟み部材に巻き掛ければ、その他端部を挟み部
材に保持させることができる。あるいは、中間部を一対
の線材支持部間に掛け渡した線材の両端部を、線材の張
り具合を確認しつつ挟み部材に保持させてもよい。過大
な引張力の付与による線材の切断を回避しつつ、クリー
ム半田の切断に必要な張りを与えた状態で線材を切断具
本体に固定することができるのである。クリーム半田は
柔らかいため、線材の一対の線材支持部間に掛け渡され
た部分の緊張度をそれほど高くしなくても、クリーム半
田を支障なく切断することができ、作業者が線材の端部
を引っ張って挟み部材に挟むのみで十分なのである。線
材の一対の線材支持部間に掛け渡された部分がクリーム
半田を切断する切断部を構成し、クリーム半田切断具
は、クリーム半田の切断時には、切断部が、切断すべき
クリーム半田と交差する方向に相対移動させられる。 (2)前記挟み部材がそれぞれ中心穴を備え、それら中
心穴に支持軸が挿通されることにより挟み部材が支持軸
に支持された (1)項に記載のクリーム半田切断具。本態
様のクリーム半田切断具によれば、簡単な構成で挟み部
材を安定に支持させることができる。 (3)前記挟み部材を2対含み、それら2対の挟み部材
が互いに直列に前記支持軸に支持された (2)項に記載の
クリーム半田切断具。支持軸を2本設け、各支持軸に一
対ずつの挟み部材を支持させることも可能であるが、本
態様によれば支持軸が1本で済み、構成を特に簡単にで
きる。本態様のクリーム半田切断具においては、線材の
両端部がそれぞれ挟み部材により保持される。線材を切
断具本体に取り付けるとき、一対の線材支持部に掛ける
とともに、両端部をそれぞれ一対の挟み部材に挟ませれ
ばよく、工具が不要であり、容易にかつ迅速に取り付け
ることができる。また、線材を切断具本体から取り外す
場合にも、線材の両端部にそれぞれ挟み部材間から離脱
する向きの力を加えればよく、工具が不要であり、容易
にかつ迅速に取り外すことができる。 (4)前記支持軸が一端部に雄ねじ部を備え、その雄ね
じ部に雌ねじ部材が螺合され、雌ねじ部材と雄ねじ部と
の螺合位置の変更により、前記挟み部材および付勢手段
を両側から挟む一対の受面間の間隔が変更可能である
(2)または (3)項に記載のクリーム半田切断具。一対の
受面の一方を前記切断具本体に対して相対移動不能な固
定受面とし、他方をその一方に対して接近離間可能な可
動受面とすることが、固定装置の構成を簡単にする上で
望ましい。可動受面は、例えば、支持軸の雄ねじ部に螺
合したナットや支持軸の一端部に固定的に設けた頭部に
より形成することができる。前者の場合には、支持軸は
切断具本体に単純に固定すればよく、後者の場合には、
支持軸を切断具本体に螺合する(切断具本体を雌ねじ部
材とする)か、切断具本体を貫通した雄ねじ部にナット
を螺合させるかすればよい。一対の挟み部材を支持軸の
外側に嵌合するとともに、一対の受面で支持軸からの離
脱を防止すれば、挟み部材を容易に切断具本体に取り付
けることができる。また、雌ねじ部材と雄ねじ部との螺
合位置を変更して受面間の間隔を調節すれば、付勢手段
の弾性力を調節することができる。線材を挟み部材に保
持させる前に、予め雌ねじ部材と雄ねじ部との螺合位置
を調節し、付勢手段の弾性力を調節しておけば、線材を
切断具本体に取り付ける際に作業者がナットや支持軸を
回転操作する必要はない。 (5)前記一対の受面の一方が切断具本体により形成さ
れた (4)項に記載のクリーム半田切断具。本態様のクリ
ーム半田切断具によれば、部品点数が少なくて済み、固
定装置の構成を簡単にし得る。 (6)前記テーパ外周面を備えた挟み部材が皿ばねから
成り、その皿ばねの弾性が前記付勢手段を構成している
(1)ないし (5)項のいずれか1つに記載のクリーム半田
切断具(請求項2)。一対の挟み部材の間へ侵入させら
れた線材は、皿ばねの弾性力により、一対の挟み部材に
より弾性的に保持される。挟み部材としての皿ばねが付
勢手段を兼ねるのであり、挟み部材とは別に付勢専用の
弾性部材を設ける場合に比較して、部品点数が少なくて
済み、構成が簡単な切断具が得られる。一対の挟み部材
を共に皿ばねで構成することも可能であり、この場合に
は、一方のみを皿ばねとする場合に比較して、一対の挟
み部材間の隙間を広げることが容易になり、線材の端部
の固定作業が容易となる。 (7)前記線材支持部が、互いにほぼ平行に延びる一対
の支持アームの先端に前記線材を掛ける切欠が形成され
たものである (1)ないし (6)項のいずれか1つに記載の
クリーム半田切断具。線材支持部の切欠を画定する部分
により線材のずれが防止され、線材が安定して一対の線
材支持部の間に張り渡された状態に保たれる。 (8)前記切断具本体が、切断方向にほぼ平行な平行部
と、その平行部に対して傾斜した傾斜部とを備え、前記
一対の支持アームが前記平行部から前記切断方向にほぼ
平行に延び出させられ、前記支持軸が前記傾斜部から、
その傾斜部に接する平面に直角でかつ前記平行部に接す
る平面に接近する向きに延び出させられた(7)項に記載
のクリーム半田切断具。クリーム半田の切断は、切断す
べきクリーム半田の軸線と直交する方向において行われ
ることが望ましく、切断方向は、水平方向であることも
あり、水平面に対して傾斜した方向であることもある。
例えば、発明の実施の形態において説明するように、ク
リーム半田収容器の半田吐出口が、水平なスクリーンに
対して直角な方向を向いて開口させられている場合に
は、切断方向は水平となり、特開平8−48024号公
報に記載されているように、半田吐出口が傾斜した方向
を向いて開口させられている場合には、切断方向は水平
面に対して傾斜した方向となる。いずれの場合にも、本
態様によれば、切断具の作動時に、支持軸,挟み部材等
が傾斜部の移動軌跡から突出しないようにすること、あ
るいは突出量を小さくすることができ、支持軸,挟み部
材と周辺部材との干渉を回避することが容易となる。
よび効果】本発明は以上の事情を背景とし、線材を用い
てクリーム半田を切断する切断具であって、線材が切れ
る恐れのない切断具を提供することを課題として為され
たものである。本発明によって、下記各態様のクリーム
半田切断具が得られる。各態様は請求項と同様に、項に
区分し、各項に番号を付し、必要に応じて他の項の番号
を引用する形式で記載する。各項に記載の特徴の組合わ
せの可能性を明示するためである。 (1)互いに一定の距離を隔てた一対の線材支持部を備
えた切断具本体と、それら一対の線材支持部間に張り渡
された線材の両端部を切断具本体に固定する固定装置と
を含むクリーム半田切断具であって、前記固定装置が、
少なくとも一方がテーパ外周面を、他方がそのテーパ外
周面に対向する対向面をそれぞれ有し、それらテーパ外
周面と対向面との間に楔形の隙間を形成する少なくとも
一対の挟み部材と、それら挟み部材のテーパ外周面と対
向面とを互いに接近する向きに付勢する付勢手段とを含
むクリーム半田切断具(請求項1)。対向面は、テーパ
外周面でもよく、平面でもよい。一対の挟み部材をいず
れも切断具本体とは別の部材としてもよく、あるいは一
対の挟み部材の一方を切断具本体により構成してもよ
い。線材は、金属線あるいはてぐす等のように撚られて
いない単線でもよく、あるいは糸やワイヤのように複数
の細い繊維や金属線が撚られて成る線材でもよい。線材
の端部を一対の挟み部材に保持させる際には、一対の挟
み部材の所定角度範囲の部分に線材を巻き掛け、その巻
き掛けた部分の両側に張力を加えれば、線材が付勢手段
の付勢力に抗してテーパ外周面と対向面との間隙を押し
広げつつ両面間に侵入し、両面により弾性的に挟まれて
保持される。楔形の隙間は線材の侵入を案内する役割を
果たし、線材は、楔効果により容易に付勢手段の付勢力
に抗して一対の挟み部材間の隙間を押し広げる。線材
は、両端部がそれぞれ一対ずつの挟み部材により保持さ
れるようにしてもよく、両端部が共通の挟み部材により
保持されるようにしてもよい。また、一端部のみが一対
の挟み部材により保持されるようにすることもできる。
例えば、線材の一方の端が、ボルト等の固定部材により
切断具本体に固定された後、中間部が一対の線材支持部
間に張り渡され、その後、残る端が一対の挟み部材に保
持させられるようにするのである。作業者は、一端部が
挟み部材あるいは挟み部材以外の固定部材等によって切
断具本体に固定された線材を引っ張って、線材の張り具
合を確認しつつ一対の線材支持部間に掛け渡し、他端部
を一対の挟み部材に巻き掛ければ、その他端部を挟み部
材に保持させることができる。あるいは、中間部を一対
の線材支持部間に掛け渡した線材の両端部を、線材の張
り具合を確認しつつ挟み部材に保持させてもよい。過大
な引張力の付与による線材の切断を回避しつつ、クリー
ム半田の切断に必要な張りを与えた状態で線材を切断具
本体に固定することができるのである。クリーム半田は
柔らかいため、線材の一対の線材支持部間に掛け渡され
た部分の緊張度をそれほど高くしなくても、クリーム半
田を支障なく切断することができ、作業者が線材の端部
を引っ張って挟み部材に挟むのみで十分なのである。線
材の一対の線材支持部間に掛け渡された部分がクリーム
半田を切断する切断部を構成し、クリーム半田切断具
は、クリーム半田の切断時には、切断部が、切断すべき
クリーム半田と交差する方向に相対移動させられる。 (2)前記挟み部材がそれぞれ中心穴を備え、それら中
心穴に支持軸が挿通されることにより挟み部材が支持軸
に支持された (1)項に記載のクリーム半田切断具。本態
様のクリーム半田切断具によれば、簡単な構成で挟み部
材を安定に支持させることができる。 (3)前記挟み部材を2対含み、それら2対の挟み部材
が互いに直列に前記支持軸に支持された (2)項に記載の
クリーム半田切断具。支持軸を2本設け、各支持軸に一
対ずつの挟み部材を支持させることも可能であるが、本
態様によれば支持軸が1本で済み、構成を特に簡単にで
きる。本態様のクリーム半田切断具においては、線材の
両端部がそれぞれ挟み部材により保持される。線材を切
断具本体に取り付けるとき、一対の線材支持部に掛ける
とともに、両端部をそれぞれ一対の挟み部材に挟ませれ
ばよく、工具が不要であり、容易にかつ迅速に取り付け
ることができる。また、線材を切断具本体から取り外す
場合にも、線材の両端部にそれぞれ挟み部材間から離脱
する向きの力を加えればよく、工具が不要であり、容易
にかつ迅速に取り外すことができる。 (4)前記支持軸が一端部に雄ねじ部を備え、その雄ね
じ部に雌ねじ部材が螺合され、雌ねじ部材と雄ねじ部と
の螺合位置の変更により、前記挟み部材および付勢手段
を両側から挟む一対の受面間の間隔が変更可能である
(2)または (3)項に記載のクリーム半田切断具。一対の
受面の一方を前記切断具本体に対して相対移動不能な固
定受面とし、他方をその一方に対して接近離間可能な可
動受面とすることが、固定装置の構成を簡単にする上で
望ましい。可動受面は、例えば、支持軸の雄ねじ部に螺
合したナットや支持軸の一端部に固定的に設けた頭部に
より形成することができる。前者の場合には、支持軸は
切断具本体に単純に固定すればよく、後者の場合には、
支持軸を切断具本体に螺合する(切断具本体を雌ねじ部
材とする)か、切断具本体を貫通した雄ねじ部にナット
を螺合させるかすればよい。一対の挟み部材を支持軸の
外側に嵌合するとともに、一対の受面で支持軸からの離
脱を防止すれば、挟み部材を容易に切断具本体に取り付
けることができる。また、雌ねじ部材と雄ねじ部との螺
合位置を変更して受面間の間隔を調節すれば、付勢手段
の弾性力を調節することができる。線材を挟み部材に保
持させる前に、予め雌ねじ部材と雄ねじ部との螺合位置
を調節し、付勢手段の弾性力を調節しておけば、線材を
切断具本体に取り付ける際に作業者がナットや支持軸を
回転操作する必要はない。 (5)前記一対の受面の一方が切断具本体により形成さ
れた (4)項に記載のクリーム半田切断具。本態様のクリ
ーム半田切断具によれば、部品点数が少なくて済み、固
定装置の構成を簡単にし得る。 (6)前記テーパ外周面を備えた挟み部材が皿ばねから
成り、その皿ばねの弾性が前記付勢手段を構成している
(1)ないし (5)項のいずれか1つに記載のクリーム半田
切断具(請求項2)。一対の挟み部材の間へ侵入させら
れた線材は、皿ばねの弾性力により、一対の挟み部材に
より弾性的に保持される。挟み部材としての皿ばねが付
勢手段を兼ねるのであり、挟み部材とは別に付勢専用の
弾性部材を設ける場合に比較して、部品点数が少なくて
済み、構成が簡単な切断具が得られる。一対の挟み部材
を共に皿ばねで構成することも可能であり、この場合に
は、一方のみを皿ばねとする場合に比較して、一対の挟
み部材間の隙間を広げることが容易になり、線材の端部
の固定作業が容易となる。 (7)前記線材支持部が、互いにほぼ平行に延びる一対
の支持アームの先端に前記線材を掛ける切欠が形成され
たものである (1)ないし (6)項のいずれか1つに記載の
クリーム半田切断具。線材支持部の切欠を画定する部分
により線材のずれが防止され、線材が安定して一対の線
材支持部の間に張り渡された状態に保たれる。 (8)前記切断具本体が、切断方向にほぼ平行な平行部
と、その平行部に対して傾斜した傾斜部とを備え、前記
一対の支持アームが前記平行部から前記切断方向にほぼ
平行に延び出させられ、前記支持軸が前記傾斜部から、
その傾斜部に接する平面に直角でかつ前記平行部に接す
る平面に接近する向きに延び出させられた(7)項に記載
のクリーム半田切断具。クリーム半田の切断は、切断す
べきクリーム半田の軸線と直交する方向において行われ
ることが望ましく、切断方向は、水平方向であることも
あり、水平面に対して傾斜した方向であることもある。
例えば、発明の実施の形態において説明するように、ク
リーム半田収容器の半田吐出口が、水平なスクリーンに
対して直角な方向を向いて開口させられている場合に
は、切断方向は水平となり、特開平8−48024号公
報に記載されているように、半田吐出口が傾斜した方向
を向いて開口させられている場合には、切断方向は水平
面に対して傾斜した方向となる。いずれの場合にも、本
態様によれば、切断具の作動時に、支持軸,挟み部材等
が傾斜部の移動軌跡から突出しないようにすること、あ
るいは突出量を小さくすることができ、支持軸,挟み部
材と周辺部材との干渉を回避することが容易となる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて詳細に説明する。図1において10はクリーム
半田供給装置である。クリーム半田供給装置10は、ク
リーム半田収容器12,クリーム半田切断具14および
それらクリーム半田収容器12およびクリーム半田切断
具14を移動させる図示しない収容器等移動装置を備え
ている。収容器等移動装置は、スクリーン16の幅方向
と平行な方向に移動する移動部材と、移動部材を移動さ
せる移動部材駆動装置と、移動部材上に昇降可能に設け
られた昇降部材と、昇降部材を昇降させる昇降部材駆動
装置とを備えており、クリーム半田収容器12およびク
リーム半田切断具14は昇降部材上に設けられていて、
移動装置により一体的に移動,昇降させられる。これら
移動部材,移動部材駆動装置,昇降部材および昇降部材
駆動装置の図示は省略する。スクリーン16の幅方向
は、スクリーン16上に載せられたクリーム半田を移動
させつつ、スクリーン16に形成された複数の透孔を通
って回路基材たるプリント基板にクリーム半田を印刷す
るスキージの移動方向と直角な方向である。クリーム半
田供給装置10は、スクリーン16のスキージ移動方向
における一方の端部と対応する位置に設けられている。
スクリーン16は、その周縁にスクリーン枠(図示省
略)が固定されており、図示しないスクリーン位置決め
支持装置により水平に位置決めされ、支持されている。
基づいて詳細に説明する。図1において10はクリーム
半田供給装置である。クリーム半田供給装置10は、ク
リーム半田収容器12,クリーム半田切断具14および
それらクリーム半田収容器12およびクリーム半田切断
具14を移動させる図示しない収容器等移動装置を備え
ている。収容器等移動装置は、スクリーン16の幅方向
と平行な方向に移動する移動部材と、移動部材を移動さ
せる移動部材駆動装置と、移動部材上に昇降可能に設け
られた昇降部材と、昇降部材を昇降させる昇降部材駆動
装置とを備えており、クリーム半田収容器12およびク
リーム半田切断具14は昇降部材上に設けられていて、
移動装置により一体的に移動,昇降させられる。これら
移動部材,移動部材駆動装置,昇降部材および昇降部材
駆動装置の図示は省略する。スクリーン16の幅方向
は、スクリーン16上に載せられたクリーム半田を移動
させつつ、スクリーン16に形成された複数の透孔を通
って回路基材たるプリント基板にクリーム半田を印刷す
るスキージの移動方向と直角な方向である。クリーム半
田供給装置10は、スクリーン16のスキージ移動方向
における一方の端部と対応する位置に設けられている。
スクリーン16は、その周縁にスクリーン枠(図示省
略)が固定されており、図示しないスクリーン位置決め
支持装置により水平に位置決めされ、支持されている。
【0008】クリーム半田収容器12は筒状を成し、上
下方向、すなわち水平に設けられたスクリーン16に対
して直角(垂直)に設けられ、下端部には半田吐出口た
る吐出管20が下方へ突出する向きに着脱可能に取り付
けられている。クリーム半田収容器12内にはピストン
(図示省略)が移動可能に設けられており、クリーム半
田収容器12内に設けられたエア室へのエアの供給によ
ってピストンが押されることにより、クリーム半田収容
器12内に収容されたクリーム半田が吐出管20から押
し出され、吐出される。エア室を大気に開放することに
より、ピストンの押しが止められてクリーム半田の吐出
が止められ、エア室に負圧を供給することにより、ピス
トンが引き上げられるとともに、吐出管20から出てい
るクリーム半田が吐出管20内へ引き込まれる。クリー
ム半田の非供給時には、エア室は大気に開放され、エア
室内の圧力が大気圧に戻されている。ピストンおよびエ
ア室にエアを供給する図示しないエア供給装置がクリー
ム半田をクリーム半田収容器12から押し出す押出装置
を構成している。
下方向、すなわち水平に設けられたスクリーン16に対
して直角(垂直)に設けられ、下端部には半田吐出口た
る吐出管20が下方へ突出する向きに着脱可能に取り付
けられている。クリーム半田収容器12内にはピストン
(図示省略)が移動可能に設けられており、クリーム半
田収容器12内に設けられたエア室へのエアの供給によ
ってピストンが押されることにより、クリーム半田収容
器12内に収容されたクリーム半田が吐出管20から押
し出され、吐出される。エア室を大気に開放することに
より、ピストンの押しが止められてクリーム半田の吐出
が止められ、エア室に負圧を供給することにより、ピス
トンが引き上げられるとともに、吐出管20から出てい
るクリーム半田が吐出管20内へ引き込まれる。クリー
ム半田の非供給時には、エア室は大気に開放され、エア
室内の圧力が大気圧に戻されている。ピストンおよびエ
ア室にエアを供給する図示しないエア供給装置がクリー
ム半田をクリーム半田収容器12から押し出す押出装置
を構成している。
【0009】クリーム半田切断具14は、前記昇降部材
に設けられた切断具保持部材26に着脱可能に取り付け
られている。クリーム半田切断具14の切断具本体28
は、平行部たる水平な水平部30と、その水平部30か
ら斜め上方へ、すなわちクリーム半田収容器12から離
れるに従って上方へ向かう向きに傾斜させられた傾斜部
32とを備えている。水平部30からは、一対の支持ア
ーム34が水平に延び出させられている。これら一対の
支持アーム34は、クリーム半田収容器12の吐出管2
0の軸線と直角であって、クリーム半田収容器12およ
びクリーム半田切断具14が並ぶ方向と直角な方向にお
いて、吐出管20の直径より大きい距離を隔てて設けら
れており、突出端部にV字形断面の切欠36が形成され
ている。一対の支持アーム34は、それらの水平部30
からの延出方向と直角な方向において間隔を隔てて設け
られていると言うこともできる。
に設けられた切断具保持部材26に着脱可能に取り付け
られている。クリーム半田切断具14の切断具本体28
は、平行部たる水平な水平部30と、その水平部30か
ら斜め上方へ、すなわちクリーム半田収容器12から離
れるに従って上方へ向かう向きに傾斜させられた傾斜部
32とを備えている。水平部30からは、一対の支持ア
ーム34が水平に延び出させられている。これら一対の
支持アーム34は、クリーム半田収容器12の吐出管2
0の軸線と直角であって、クリーム半田収容器12およ
びクリーム半田切断具14が並ぶ方向と直角な方向にお
いて、吐出管20の直径より大きい距離を隔てて設けら
れており、突出端部にV字形断面の切欠36が形成され
ている。一対の支持アーム34は、それらの水平部30
からの延出方向と直角な方向において間隔を隔てて設け
られていると言うこともできる。
【0010】傾斜部32の水平部30からの延出端部に
は、図2に示すように、一対のU字形の切欠40、切欠
40の長手方向と直角な当接面42および平行な当接面
43が形成されている。図2は、クリーム半田切断具を
図1において矢印Aで示す方向から見た状態を示す図で
ある。切断具保持部材26は、図1に示すように、傾斜
部32と同じ傾斜でクリーム半田収容器12に対して傾
斜させられるとともに、下部に一対のボルト44が立設
されている。切断具保持部材26の下部にはまた、面取
りが施されて案内面47,48,49が設けられてい
る。
は、図2に示すように、一対のU字形の切欠40、切欠
40の長手方向と直角な当接面42および平行な当接面
43が形成されている。図2は、クリーム半田切断具を
図1において矢印Aで示す方向から見た状態を示す図で
ある。切断具保持部材26は、図1に示すように、傾斜
部32と同じ傾斜でクリーム半田収容器12に対して傾
斜させられるとともに、下部に一対のボルト44が立設
されている。切断具保持部材26の下部にはまた、面取
りが施されて案内面47,48,49が設けられてい
る。
【0011】切断具本体28の切断具保持部材26への
取付け時には、ボルト44の切断具保持部材26に対す
る螺合は緩められている。案内面47,48,49に案
内されて、切欠40がボルト44のねじ部に係合させら
れ、傾斜部32が切断具保持部材26に係合させられる
とともに、案内面47,48,49により、傾斜部32
の角部と切断具保持部材26の角部との干渉が回避され
る。一対のボルト44のねじ部に切欠40が係合させら
れるとともに、当接面42,43が切断具保持部材26
の当接面46,45に当接させられた状態でボルト44
が締め付けられることにより、切断具本体28が切断具
保持部材26に固定される。切断具本体28を切断具保
持部材26から外す際には、ボルト44を緩めた状態で
傾斜部32を、傾斜方向に沿って切断具保持部材26か
ら離れる方向へ移動させ、切欠40をボルト44のねじ
部から抜け出させればよい。ボルト44を切断具保持部
材26から外すことなく、切断具本体28を切断具保持
部材26に対して容易にかつ迅速に着脱することができ
る。このようにして切断具保持部材26に保持された状
態において、切断具本体28の水平部30は水平に延
び、一対の支持アーム34は水平部30から水平に延び
出し、傾斜部32は水平部30から斜め上方へ延び出し
た状態となる。
取付け時には、ボルト44の切断具保持部材26に対す
る螺合は緩められている。案内面47,48,49に案
内されて、切欠40がボルト44のねじ部に係合させら
れ、傾斜部32が切断具保持部材26に係合させられる
とともに、案内面47,48,49により、傾斜部32
の角部と切断具保持部材26の角部との干渉が回避され
る。一対のボルト44のねじ部に切欠40が係合させら
れるとともに、当接面42,43が切断具保持部材26
の当接面46,45に当接させられた状態でボルト44
が締め付けられることにより、切断具本体28が切断具
保持部材26に固定される。切断具本体28を切断具保
持部材26から外す際には、ボルト44を緩めた状態で
傾斜部32を、傾斜方向に沿って切断具保持部材26か
ら離れる方向へ移動させ、切欠40をボルト44のねじ
部から抜け出させればよい。ボルト44を切断具保持部
材26から外すことなく、切断具本体28を切断具保持
部材26に対して容易にかつ迅速に着脱することができ
る。このようにして切断具保持部材26に保持された状
態において、切断具本体28の水平部30は水平に延
び、一対の支持アーム34は水平部30から水平に延び
出し、傾斜部32は水平部30から斜め上方へ延び出し
た状態となる。
【0012】切断具本体28には、線材の一種であるて
ぐす50が掛け回されるとともに、固定装置52により
固定されている。固定装置52は、図1ないし図3に示
すように、2個を一対とする挟み部材54を2対、含ん
でいる。これら2対の挟み部材54は、支持軸56およ
び雌ねじ部材の一種であるナット58によって切断具本
体28の傾斜部32に取り付けられている。
ぐす50が掛け回されるとともに、固定装置52により
固定されている。固定装置52は、図1ないし図3に示
すように、2個を一対とする挟み部材54を2対、含ん
でいる。これら2対の挟み部材54は、支持軸56およ
び雌ねじ部材の一種であるナット58によって切断具本
体28の傾斜部32に取り付けられている。
【0013】支持軸56は、図3に示すように、一端部
に頭部64が設けられ、その頭部64から雄ねじ部66
が延び出させられている。2対、合計4個の各挟み部材
54はいずれも皿ばねから成り、それぞれテーパ外周面
68および円形断面の中心穴70を備えている。挟み部
材54を傾斜部32に取り付ける際には、雄ねじ部66
にばね受72および2対の挟み部材54を嵌合した状態
で雄ねじ部66を傾斜部32に形成された貫通穴74に
嵌合し、雄ねじ部66の傾斜部32からの突出端部にナ
ット58を螺合する。傾斜部32は水平部30に対して
斜め上方へ傾斜させられており、2対の挟み部材54,
支持軸56は傾斜部32から、その傾斜部32に接する
平面に直角でかつ水平部30に接する平面に接近する向
き、すなわち斜め下方へ延び出させられている。
に頭部64が設けられ、その頭部64から雄ねじ部66
が延び出させられている。2対、合計4個の各挟み部材
54はいずれも皿ばねから成り、それぞれテーパ外周面
68および円形断面の中心穴70を備えている。挟み部
材54を傾斜部32に取り付ける際には、雄ねじ部66
にばね受72および2対の挟み部材54を嵌合した状態
で雄ねじ部66を傾斜部32に形成された貫通穴74に
嵌合し、雄ねじ部66の傾斜部32からの突出端部にナ
ット58を螺合する。傾斜部32は水平部30に対して
斜め上方へ傾斜させられており、2対の挟み部材54,
支持軸56は傾斜部32から、その傾斜部32に接する
平面に直角でかつ水平部30に接する平面に接近する向
き、すなわち斜め下方へ延び出させられている。
【0014】各対の2個ずつの挟み部材54は、各テー
パ外周面68が互いに対向する向きに支持軸56の雄ね
じ部66に嵌合されており、2個ずつの挟み部材54の
各テーパ外周面68の間に、断面形状が楔形を成し、円
環状の隙間80が形成されている。雄ねじ部66へのナ
ット58の螺合により、各対の挟み部材54はそれぞ
れ、傾斜部32と支持軸56の頭部64とによって両側
から挟まれるとともに、自身の弾性力により、テーパ外
周面68が互いに接近する向きに付勢されている。傾斜
部32の挟み部材54が当接させられる部分が固定受面
82を構成し、頭部64が可動受面84を構成してお
り、ナット58の雄ねじ部66に対する螺合位置を変更
して固定受面82と可動受面84との間の間隔を調節す
れば、挟み部材54の弾性力を調節することができる。
ナット58の雄ねじ部66に対する螺合位置は、挟み部
材54に所定の弾性力が得られる位置に予め調節されて
いる。
パ外周面68が互いに対向する向きに支持軸56の雄ね
じ部66に嵌合されており、2個ずつの挟み部材54の
各テーパ外周面68の間に、断面形状が楔形を成し、円
環状の隙間80が形成されている。雄ねじ部66へのナ
ット58の螺合により、各対の挟み部材54はそれぞ
れ、傾斜部32と支持軸56の頭部64とによって両側
から挟まれるとともに、自身の弾性力により、テーパ外
周面68が互いに接近する向きに付勢されている。傾斜
部32の挟み部材54が当接させられる部分が固定受面
82を構成し、頭部64が可動受面84を構成してお
り、ナット58の雄ねじ部66に対する螺合位置を変更
して固定受面82と可動受面84との間の間隔を調節す
れば、挟み部材54の弾性力を調節することができる。
ナット58の雄ねじ部66に対する螺合位置は、挟み部
材54に所定の弾性力が得られる位置に予め調節されて
いる。
【0015】前記てぐす50を切断具本体28に取り付
ける際には、作業者は、まず、てぐす50の一端部を、
2対の挟み部材54の一方の対の挟み部材54に保持さ
せる。てぐす50の一端部を一対の挟み部材54の楔形
の隙間80に嵌入させ、張力を加えつつ所定角度(60
〜420度の範囲から選定された角度であることが望ま
しい)巻き掛ければ、てぐす50が楔作用により一対の
挟み部材54を弾性変形させ、両者の間の隙間80を押
し広げてさらに深く侵入し、それら挟み部材54により
弾性的に挟まされて保持される。そのてぐす50の挟み
部材54の隙間80から延び出た部分を、図1および図
2に示すように切断具本体28に掛け回して一対の支持
アーム34の一対の切欠36に掛け、さらに、他方の対
の挟み部材54に保持させる。てぐす50が、挟み部材
54の隙間80から出て傾斜部32および水平部30の
下面に沿って延びた後、一方の支持アーム34の外側面
に沿って延び、その支持アームの切欠36に係合し、一
対の支持アーム34間を渡って他方の支持アーム34の
切欠36に係合し、その支持アーム34の側面に沿って
延び、再び水平部30および傾斜部32の下面に沿って
延び、挟み部材54の隙間80に戻るように掛け回すの
である。その際、てぐす50には適度の張力、すなわ
ち、てぐす50が一対の支持アーム34間にクリーム半
田を切断し得る程度にたるみなく張られ、かつ、てぐす
50が切断する恐れのない張力を加えた状態で掛け回
し、他方の対の挟み部材54に保持させる。保持のさせ
方は、上記一方の対の挟み部材54にてぐす50の一端
部を保持させる場合と同じである。
ける際には、作業者は、まず、てぐす50の一端部を、
2対の挟み部材54の一方の対の挟み部材54に保持さ
せる。てぐす50の一端部を一対の挟み部材54の楔形
の隙間80に嵌入させ、張力を加えつつ所定角度(60
〜420度の範囲から選定された角度であることが望ま
しい)巻き掛ければ、てぐす50が楔作用により一対の
挟み部材54を弾性変形させ、両者の間の隙間80を押
し広げてさらに深く侵入し、それら挟み部材54により
弾性的に挟まされて保持される。そのてぐす50の挟み
部材54の隙間80から延び出た部分を、図1および図
2に示すように切断具本体28に掛け回して一対の支持
アーム34の一対の切欠36に掛け、さらに、他方の対
の挟み部材54に保持させる。てぐす50が、挟み部材
54の隙間80から出て傾斜部32および水平部30の
下面に沿って延びた後、一方の支持アーム34の外側面
に沿って延び、その支持アームの切欠36に係合し、一
対の支持アーム34間を渡って他方の支持アーム34の
切欠36に係合し、その支持アーム34の側面に沿って
延び、再び水平部30および傾斜部32の下面に沿って
延び、挟み部材54の隙間80に戻るように掛け回すの
である。その際、てぐす50には適度の張力、すなわ
ち、てぐす50が一対の支持アーム34間にクリーム半
田を切断し得る程度にたるみなく張られ、かつ、てぐす
50が切断する恐れのない張力を加えた状態で掛け回
し、他方の対の挟み部材54に保持させる。保持のさせ
方は、上記一方の対の挟み部材54にてぐす50の一端
部を保持させる場合と同じである。
【0016】以上により、てぐす50の一対の支持アー
ム34に張り渡された部分が、クリーム半田を切断する
切断部86を構成する状態となる。支持軸56および2
対の挟み部材54は、傾斜部32に取り付けられたまま
であり、挟み部材54の弾性力は予め調節されており、
作業者は工具を用いることなく、容易にてぐす50を切
断具本体28に取り付けることができる。一対の支持ア
ーム34は、水平に、かつ吐出管20の軸線と直角な方
向において、吐出管20の直径より大きい距離を隔てて
設けられており、切断部86は、吐出管20の直径より
長く、水平かつ吐出管20の軸線と直角となっている。
また、切断部86は、クリーム半田収容器12の吐出管
20の開口の僅かに下側に位置させられている。さら
に、切断具本体28の傾斜部32は、てぐす50の切断
部86から直角方向に離れるに従って水平部から斜め上
方に向かう向きに傾斜させられていることとなる。
ム34に張り渡された部分が、クリーム半田を切断する
切断部86を構成する状態となる。支持軸56および2
対の挟み部材54は、傾斜部32に取り付けられたまま
であり、挟み部材54の弾性力は予め調節されており、
作業者は工具を用いることなく、容易にてぐす50を切
断具本体28に取り付けることができる。一対の支持ア
ーム34は、水平に、かつ吐出管20の軸線と直角な方
向において、吐出管20の直径より大きい距離を隔てて
設けられており、切断部86は、吐出管20の直径より
長く、水平かつ吐出管20の軸線と直角となっている。
また、切断部86は、クリーム半田収容器12の吐出管
20の開口の僅かに下側に位置させられている。さら
に、切断具本体28の傾斜部32は、てぐす50の切断
部86から直角方向に離れるに従って水平部から斜め上
方に向かう向きに傾斜させられていることとなる。
【0017】クリーム半田切断具14は、前記図示しな
い昇降部材上において、水平方向(水平部30から一対
の支持アーム34が延び出させられた方向と平行な方
向)に移動可能であって、クリーム半田収容器12に対
して接近,離間可能に設けられており、図示しない切断
具移動装置により、てぐす50の切断部86が、図1に
実線で示すように、クリーム半田収容器12に対して一
方の側(切断具保持部材26側)に位置する退避位置
と、二点鎖線で示すように、クリーム半田収容器12に
対して他方の側(切断具保持部材26とは反対側)に位
置する作用位置とに移動させられる。てぐす50の切断
部86は、吐出管20の軸線と直角な方向に延びてお
り、クリーム半田切断具14が退避位置と作用位置との
間で移動させられるとき、切断部86は垂直に設けられ
た吐出管20の軸線と直角に交差させられる。
い昇降部材上において、水平方向(水平部30から一対
の支持アーム34が延び出させられた方向と平行な方
向)に移動可能であって、クリーム半田収容器12に対
して接近,離間可能に設けられており、図示しない切断
具移動装置により、てぐす50の切断部86が、図1に
実線で示すように、クリーム半田収容器12に対して一
方の側(切断具保持部材26側)に位置する退避位置
と、二点鎖線で示すように、クリーム半田収容器12に
対して他方の側(切断具保持部材26とは反対側)に位
置する作用位置とに移動させられる。てぐす50の切断
部86は、吐出管20の軸線と直角な方向に延びてお
り、クリーム半田切断具14が退避位置と作用位置との
間で移動させられるとき、切断部86は垂直に設けられ
た吐出管20の軸線と直角に交差させられる。
【0018】クリーム半田の非供給時には、クリーム半
田収容器12およびクリーム半田切断具14は、スクリ
ーン16の幅方向においてスクリーン16から外れた待
機位置で待機させられている。クリーム半田の供給時に
は、クリーム半田収容器12およびクリーム半田切断具
14が収容器等移動装置によりスクリーン16上へ移動
させられるとともに、クリーム半田の供給に適した位置
へ下降させられた後、クリーム半田収容器12からクリ
ーム半田が押し出されつつ、スクリーン16の幅方向に
沿って移動させられ、スクリーン16上にクリーム半田
が載せられる。
田収容器12およびクリーム半田切断具14は、スクリ
ーン16の幅方向においてスクリーン16から外れた待
機位置で待機させられている。クリーム半田の供給時に
は、クリーム半田収容器12およびクリーム半田切断具
14が収容器等移動装置によりスクリーン16上へ移動
させられるとともに、クリーム半田の供給に適した位置
へ下降させられた後、クリーム半田収容器12からクリ
ーム半田が押し出されつつ、スクリーン16の幅方向に
沿って移動させられ、スクリーン16上にクリーム半田
が載せられる。
【0019】クリーム半田収容器12内のクリーム半田
は、前述のように、エア室へのエアの供給によりクリー
ム半田収容器12から押し出され、スクリーン16上に
載せられる。クリーム半田が印刷に十分な量、供給され
れば、エア室が大気に開放されてクリーム半田の吐出が
止められ、この状態でクリーム半田の切断が行われる。
クリーム半田の供給時には、クリーム半田切断具14は
退避位置にあり、切断時に作用位置へ移動させられる。
クリーム半田の吐出停止時には、クリーム半田は吐出管
20とスクリーン16との間でつながっていることもあ
れば、切れて吐出管20の開口から垂れ下がっているこ
ともある。クリーム半田切断具14が退避位置から作用
位置へ移動させられれば、てぐす50の切断部86が水
平に移動させられ、垂直に設けられたクリーム半田収容
器12の吐出管20の開口から出ているクリーム半田を
直角に横断し、吐出管20の開口より僅かに下側の位置
で切断する。本実施形態において切断方向は水平であ
り、吐出管20側に殆どクリーム半田を残すことなく、
切断する。吐出停止時にはまだ、クリーム半田収容器1
2およびクリーム半田切断具14はスクリーン16上に
あり、切断されたクリーム半田はスクリーン16上へ落
ちる。クリーム半田切断具14は、クリーム半田収容器
12と共に昇降部材に設けられ、クリーム半田収容器1
2と共に移動させられるため、クリーム半田の供給終了
(吐出停止)後、直ちにクリーム半田を切断することが
できる。吐出管20から出たクリーム半田を、固くなる
前に、柔らかいうちに切断することができるのである。
は、前述のように、エア室へのエアの供給によりクリー
ム半田収容器12から押し出され、スクリーン16上に
載せられる。クリーム半田が印刷に十分な量、供給され
れば、エア室が大気に開放されてクリーム半田の吐出が
止められ、この状態でクリーム半田の切断が行われる。
クリーム半田の供給時には、クリーム半田切断具14は
退避位置にあり、切断時に作用位置へ移動させられる。
クリーム半田の吐出停止時には、クリーム半田は吐出管
20とスクリーン16との間でつながっていることもあ
れば、切れて吐出管20の開口から垂れ下がっているこ
ともある。クリーム半田切断具14が退避位置から作用
位置へ移動させられれば、てぐす50の切断部86が水
平に移動させられ、垂直に設けられたクリーム半田収容
器12の吐出管20の開口から出ているクリーム半田を
直角に横断し、吐出管20の開口より僅かに下側の位置
で切断する。本実施形態において切断方向は水平であ
り、吐出管20側に殆どクリーム半田を残すことなく、
切断する。吐出停止時にはまだ、クリーム半田収容器1
2およびクリーム半田切断具14はスクリーン16上に
あり、切断されたクリーム半田はスクリーン16上へ落
ちる。クリーム半田切断具14は、クリーム半田収容器
12と共に昇降部材に設けられ、クリーム半田収容器1
2と共に移動させられるため、クリーム半田の供給終了
(吐出停止)後、直ちにクリーム半田を切断することが
できる。吐出管20から出たクリーム半田を、固くなる
前に、柔らかいうちに切断することができるのである。
【0020】切断後、クリーム半田収容器12のエア室
へ負圧が供給され、ピストンが引き上げられるととも
に、吐出管20の開口の外側に付着したクリーム半田が
吐出管20内へ引き込まれる。その後、エア室が大気に
開放されてエア室内の圧力が大気圧に戻され、クリーム
半田が吐出されない状態に保たれる。また、クリーム半
田切断具14は退避位置へ戻され、クリーム半田収容器
12およびクリーム半田切断具14が上昇させられると
ともに、待機位置へ戻され、次のクリーム半田の供給に
備えて待機させられる。
へ負圧が供給され、ピストンが引き上げられるととも
に、吐出管20の開口の外側に付着したクリーム半田が
吐出管20内へ引き込まれる。その後、エア室が大気に
開放されてエア室内の圧力が大気圧に戻され、クリーム
半田が吐出されない状態に保たれる。また、クリーム半
田切断具14は退避位置へ戻され、クリーム半田収容器
12およびクリーム半田切断具14が上昇させられると
ともに、待機位置へ戻され、次のクリーム半田の供給に
備えて待機させられる。
【0021】なお、クリーム半田を供給するとき、吐出
管20の開口の外側にクリーム半田が付着し、その付着
したクリーム半田が固まっていれば、供給に先立ってク
リーム半田切断具14によりクリーム半田の切断を行っ
てもよい。クリーム半田を吐出管20から少量押し出す
とともにクリーム半田切断具14を作用位置へ移動さ
せ、クリーム半田を吐出管20から押し出された柔らか
い部分において切断し、固まったクリーム半田の全部を
除去するのである。固まったクリーム半田はプリント基
板への塗布には適していないため、供給前の切断は、ス
クリーン16から外れた位置において行われる。
管20の開口の外側にクリーム半田が付着し、その付着
したクリーム半田が固まっていれば、供給に先立ってク
リーム半田切断具14によりクリーム半田の切断を行っ
てもよい。クリーム半田を吐出管20から少量押し出す
とともにクリーム半田切断具14を作用位置へ移動さ
せ、クリーム半田を吐出管20から押し出された柔らか
い部分において切断し、固まったクリーム半田の全部を
除去するのである。固まったクリーム半田はプリント基
板への塗布には適していないため、供給前の切断は、ス
クリーン16から外れた位置において行われる。
【0022】てぐす50を交換する際には、てぐす50
の両端部にそれぞれ挟み部材54から離脱する向きの力
を加えて、てぐす50を挟み部材54から外し、新たな
てぐす50を切断具本体28に掛け回すとともに挟み部
材54に保持させればよく、工具を使用することなく、
容易にかつ迅速に交換し得る。
の両端部にそれぞれ挟み部材54から離脱する向きの力
を加えて、てぐす50を挟み部材54から外し、新たな
てぐす50を切断具本体28に掛け回すとともに挟み部
材54に保持させればよく、工具を使用することなく、
容易にかつ迅速に交換し得る。
【0023】切断具本体28の傾斜部32は水平部30
から斜め上方へ傾斜させられ、てぐす50の切断部86
から直角方向に離れるに従って斜め上方に向かう向きに
傾斜させられるとともに、挟み部材54および支持軸5
6は、傾斜部32から斜め下方へ延び出させられている
ため、クリーム半田の切断時にクリーム半田切断具14
がクリーム半田収容器12に対して移動させられると
き、挟み部材54および支持軸56等は切断具本体28
の移動軌跡から突出せず、スクリーン16およびスクリ
ーン16の周縁に固定されたスクリーン枠(図示省略)
との干渉を回避することができる。
から斜め上方へ傾斜させられ、てぐす50の切断部86
から直角方向に離れるに従って斜め上方に向かう向きに
傾斜させられるとともに、挟み部材54および支持軸5
6は、傾斜部32から斜め下方へ延び出させられている
ため、クリーム半田の切断時にクリーム半田切断具14
がクリーム半田収容器12に対して移動させられると
き、挟み部材54および支持軸56等は切断具本体28
の移動軌跡から突出せず、スクリーン16およびスクリ
ーン16の周縁に固定されたスクリーン枠(図示省略)
との干渉を回避することができる。
【0024】なお、上記実施形態においては、支持軸5
6の雄ねじ部66へのナット58の螺合位置を調節する
ことにより、挟み部材54の弾性力を調節し得るように
されていたが、図4に示すように、支持軸90を頭部9
2,軸部94および軸部94より小径の雄ねじ部96を
有するものとし、一定の弾性力が得られるようにしても
よい。ばね受72および2対の挟み部材54は軸部94
に嵌合され、傾斜部32から突出した雄ねじ部96にナ
ット98が螺合される。それにより、軸部94の雄ねじ
部96側に設けられた肩面100が傾斜部32に当接し
て雄ねじ部96が締め上げられ、挟み部材54が切断具
本体28に取り付けられる。2対の挟み部材54は、支
持軸90の頭部92と切断具本体28の傾斜部32とに
挟まれ、挟み部材54には軸部94の長さによって決ま
る弾性力が生じさせられる。軸部94の長さは、挟み部
材54に所定の弾性力が得られる寸法に設定されてい
る。
6の雄ねじ部66へのナット58の螺合位置を調節する
ことにより、挟み部材54の弾性力を調節し得るように
されていたが、図4に示すように、支持軸90を頭部9
2,軸部94および軸部94より小径の雄ねじ部96を
有するものとし、一定の弾性力が得られるようにしても
よい。ばね受72および2対の挟み部材54は軸部94
に嵌合され、傾斜部32から突出した雄ねじ部96にナ
ット98が螺合される。それにより、軸部94の雄ねじ
部96側に設けられた肩面100が傾斜部32に当接し
て雄ねじ部96が締め上げられ、挟み部材54が切断具
本体28に取り付けられる。2対の挟み部材54は、支
持軸90の頭部92と切断具本体28の傾斜部32とに
挟まれ、挟み部材54には軸部94の長さによって決ま
る弾性力が生じさせられる。軸部94の長さは、挟み部
材54に所定の弾性力が得られる寸法に設定されてい
る。
【0025】また、上記各実施形態において、固定装置
52は2個を一対とする挟み部材54を2対、含むもの
とされていたが、図5および図6に示す固定装置110
のように、挟み部材54を1対のみ含むものとし、てぐ
す50の両端部を共通の2個の挟み部材54に保持させ
てもよい。なお、図6においては、てぐす50の図示は
省略されている。まず、てぐす50の一端部を一対の挟
み部材54の楔形の隙間80に嵌入させ、張力を加えつ
つ、ほぼ120度巻き掛け、一対の挟み部材54のテー
パ外周面68間に侵入させ、それら挟み部材54により
弾性的に挟ませて保持させる。そのてぐす50の挟み部
材54の隙間80から延び出た部分を、切断具本体28
に掛け回し、一対の支持アーム34の一対の切欠36に
掛けた後、てぐす50の挟み部材54に保持された一端
部と切欠34に掛けられた部分との間の部分と交差さ
せ、挟み部材54に、てぐす50の一端部が保持された
側とは反対側から、ほぼ120度巻き掛ける。てぐす5
0に張力を加えつつ、挟み部材54にほぼ120度巻き
掛けて、弾性的に保持させるのであり、てぐす50は、
適度の張力を加えた状態で挟み部材54により保持され
る。その他の構成は、図1ないし図3に示す実施形態と
同じであり、同じ作用を成す構成要素については同じ符
号を付して説明を省略する。
52は2個を一対とする挟み部材54を2対、含むもの
とされていたが、図5および図6に示す固定装置110
のように、挟み部材54を1対のみ含むものとし、てぐ
す50の両端部を共通の2個の挟み部材54に保持させ
てもよい。なお、図6においては、てぐす50の図示は
省略されている。まず、てぐす50の一端部を一対の挟
み部材54の楔形の隙間80に嵌入させ、張力を加えつ
つ、ほぼ120度巻き掛け、一対の挟み部材54のテー
パ外周面68間に侵入させ、それら挟み部材54により
弾性的に挟ませて保持させる。そのてぐす50の挟み部
材54の隙間80から延び出た部分を、切断具本体28
に掛け回し、一対の支持アーム34の一対の切欠36に
掛けた後、てぐす50の挟み部材54に保持された一端
部と切欠34に掛けられた部分との間の部分と交差さ
せ、挟み部材54に、てぐす50の一端部が保持された
側とは反対側から、ほぼ120度巻き掛ける。てぐす5
0に張力を加えつつ、挟み部材54にほぼ120度巻き
掛けて、弾性的に保持させるのであり、てぐす50は、
適度の張力を加えた状態で挟み部材54により保持され
る。その他の構成は、図1ないし図3に示す実施形態と
同じであり、同じ作用を成す構成要素については同じ符
号を付して説明を省略する。
【0026】さらに、上記各実施形態において、てぐす
50の両端部はそれぞれ、別個あるいは共通の2個の挟
み部材54により挟まれて切断具本体28に固定されて
いたが、一端部のみを2個を一対とする挟み部材54に
よって切断具本体28に固定するようにしてもよい。例
えば、図7に示す固定装置120のように、てぐす50
が巻き付けられた供給リール122を傾斜部32に回転
可能に取り付ける。傾斜部32にはまた、供給リール1
22の回転を止めるロック装置124が設けられてい
る。
50の両端部はそれぞれ、別個あるいは共通の2個の挟
み部材54により挟まれて切断具本体28に固定されて
いたが、一端部のみを2個を一対とする挟み部材54に
よって切断具本体28に固定するようにしてもよい。例
えば、図7に示す固定装置120のように、てぐす50
が巻き付けられた供給リール122を傾斜部32に回転
可能に取り付ける。傾斜部32にはまた、供給リール1
22の回転を止めるロック装置124が設けられてい
る。
【0027】てぐす50を切断具本体28に取り付ける
際には、ロック装置124によるロックを解除し、供給
リール122を回転可能な状態とする。供給リール12
2から、切断具本体28,一対の支持アーム34および
一対の挟み部材54に掛けるのに十分な長さのてぐす5
0を引き出した後、ロック装置124により供給リール
122の回転を止める。それによりてぐす50の供給リ
ール122側の端部は切断具本体28に固定されたこと
となり、両端部がそれぞれ、一対の挟み部材54により
保持される場合と同様に、てぐす50の供給リール12
2から引き出された部分を、切断具本体28に掛け回し
て一対の支持アーム34の一対の切欠36に掛け渡した
後、一対の挟み部材54に保持させる。てぐす50を、
一対の挟み部材54のテーパ外周面68間の楔形の隙間
80に嵌入させ、適度の張力を加えつつ、テーパ外周面
68間に侵入させ、ほぼ90度巻き掛けて一対の挟み部
材54に弾性的に挟ませ、保持させる。
際には、ロック装置124によるロックを解除し、供給
リール122を回転可能な状態とする。供給リール12
2から、切断具本体28,一対の支持アーム34および
一対の挟み部材54に掛けるのに十分な長さのてぐす5
0を引き出した後、ロック装置124により供給リール
122の回転を止める。それによりてぐす50の供給リ
ール122側の端部は切断具本体28に固定されたこと
となり、両端部がそれぞれ、一対の挟み部材54により
保持される場合と同様に、てぐす50の供給リール12
2から引き出された部分を、切断具本体28に掛け回し
て一対の支持アーム34の一対の切欠36に掛け渡した
後、一対の挟み部材54に保持させる。てぐす50を、
一対の挟み部材54のテーパ外周面68間の楔形の隙間
80に嵌入させ、適度の張力を加えつつ、テーパ外周面
68間に侵入させ、ほぼ90度巻き掛けて一対の挟み部
材54に弾性的に挟ませ、保持させる。
【0028】てぐす50の一端部をボルト等の固定部材
により切断具本体28に固定し、他端部を一対の挟み部
材54により切断具本体28に固定してもよい。てぐす
50の一端部をボルトのねじ部に巻き付けた状態でボル
トを切断具本体28にねじ込み、てぐす50の一端部を
切断具本体に固定する。その状態で、てぐす50を切断
具本体28に掛け回し、一対の支持アーム34に掛け渡
すとともに、他端部を一対の挟み部材54に保持させて
切断具本体28に固定するのである。
により切断具本体28に固定し、他端部を一対の挟み部
材54により切断具本体28に固定してもよい。てぐす
50の一端部をボルトのねじ部に巻き付けた状態でボル
トを切断具本体28にねじ込み、てぐす50の一端部を
切断具本体に固定する。その状態で、てぐす50を切断
具本体28に掛け回し、一対の支持アーム34に掛け渡
すとともに、他端部を一対の挟み部材54に保持させて
切断具本体28に固定するのである。
【0029】上記各実施形態においてクリーム半田収容
器12およびクリーム半田切断具14は収容器等移動装
置により、スクリーン16の幅方向と平行な方向に移動
させられるようになっていたが、収容器等移動装置を、
クリーム半田収容器12およびクリーム半田切断具14
をスクリーン16に平行な平面内の任意の位置へ移動さ
せるものとしてもよい。
器12およびクリーム半田切断具14は収容器等移動装
置により、スクリーン16の幅方向と平行な方向に移動
させられるようになっていたが、収容器等移動装置を、
クリーム半田収容器12およびクリーム半田切断具14
をスクリーン16に平行な平面内の任意の位置へ移動さ
せるものとしてもよい。
【0030】また、切断具本体28を切断具保持部材2
6に対して、位置調節可能に固定するようにしてもよ
い。例えば、切断具本体28の傾斜部32に設けた切欠
40を長いものとするとともに、切断具本体28の切断
具保持部材26に対する位置を規定する当接面42をな
くし、切断具保持部材26に立設されたボルト44の切
欠40内における位置を調節することにより、切断具本
体28の切断具保持部材26に対する取付位置を調節す
るのである。この調節により、例えば、クリーム半田収
容器12の吐出管20の下端(開口)とてぐす50の切
断部86との、クリーム半田収容器12の軸線方向にお
ける距離を特に精度良く調節した状態で、切断具本体2
8を切断具保持部材26に固定することができる。
6に対して、位置調節可能に固定するようにしてもよ
い。例えば、切断具本体28の傾斜部32に設けた切欠
40を長いものとするとともに、切断具本体28の切断
具保持部材26に対する位置を規定する当接面42をな
くし、切断具保持部材26に立設されたボルト44の切
欠40内における位置を調節することにより、切断具本
体28の切断具保持部材26に対する取付位置を調節す
るのである。この調節により、例えば、クリーム半田収
容器12の吐出管20の下端(開口)とてぐす50の切
断部86との、クリーム半田収容器12の軸線方向にお
ける距離を特に精度良く調節した状態で、切断具本体2
8を切断具保持部材26に固定することができる。
【0031】さらに、クリーム半田の粘性およびクリー
ム半田収容器12内における収容量(クリーム半田収容
器12内にあるクリーム半田の深さ)との関係におい
て、クリーム半田収容器12内のエア室へのエアの供給
を停止し、エア室の圧力を大気圧に戻してもクリーム半
田の吐出が止まらないときには、エア室に負圧を供給
し、ピストンおよびクリーム半田を引いてクリーム半田
の吐出を止め、その状態でクリーム半田切断具14によ
りクリーム半田を切断し、切断後、クリーム半田の非供
給時(待機時)にも、エア室に負圧を供給したままとす
ればよい。
ム半田収容器12内における収容量(クリーム半田収容
器12内にあるクリーム半田の深さ)との関係におい
て、クリーム半田収容器12内のエア室へのエアの供給
を停止し、エア室の圧力を大気圧に戻してもクリーム半
田の吐出が止まらないときには、エア室に負圧を供給
し、ピストンおよびクリーム半田を引いてクリーム半田
の吐出を止め、その状態でクリーム半田切断具14によ
りクリーム半田を切断し、切断後、クリーム半田の非供
給時(待機時)にも、エア室に負圧を供給したままとす
ればよい。
【0032】また、例えば、特開平8−48024号公
報に記載されているように、クリーム半田収容器をスク
リーンに対して傾斜して設けるとともに、クリーム半田
切断具をクリーム半田収容器の軸線に対して直角な方向
においてクリーム半田を切断するように設けてもよい。
報に記載されているように、クリーム半田収容器をスク
リーンに対して傾斜して設けるとともに、クリーム半田
切断具をクリーム半田収容器の軸線に対して直角な方向
においてクリーム半田を切断するように設けてもよい。
【0033】さらに、本発明に係るクリーム半田切断具
は、スクリーン印刷機以外の装置にクリーム半田を供給
するクリーム半田供給装置に設けてもよく、あるいはク
リーム半田供給装置に限らず、クリーム半田の切断を必
要とする装置に設けてもよい。
は、スクリーン印刷機以外の装置にクリーム半田を供給
するクリーム半田供給装置に設けてもよく、あるいはク
リーム半田供給装置に限らず、クリーム半田の切断を必
要とする装置に設けてもよい。
【0034】その他、特許請求の範囲を逸脱することな
く、当業者の知識に基づいて種々の変形,改良を施した
態様で本発明を実施することができる。
く、当業者の知識に基づいて種々の変形,改良を施した
態様で本発明を実施することができる。
【図1】本発明の一実施形態であるクリーム半田切断具
を備えたクリーム半田供給装置の要部を示す正面図であ
る。
を備えたクリーム半田供給装置の要部を示す正面図であ
る。
【図2】上記クリーム半田切断具を示すA矢視図であ
る。
る。
【図3】上記クリーム半田切断具を構成する挟み部材が
切断具本体に取り付けられた状態を示す正面図(一部断
面)である。
切断具本体に取り付けられた状態を示す正面図(一部断
面)である。
【図4】本発明の別の実施形態であるクリーム半田切断
具を構成する挟み部材が切断具本体に取り付けられた状
態を示す正面図である。
具を構成する挟み部材が切断具本体に取り付けられた状
態を示す正面図である。
【図5】本発明の更に別の実施形態であるクリーム半田
切断具を示す図2に相当する図である。
切断具を示す図2に相当する図である。
【図6】図5に示すクリーム半田切断具を構成する挟み
部材が切断具本体に取り付けられた状態を示す正面図で
ある。
部材が切断具本体に取り付けられた状態を示す正面図で
ある。
【図7】本発明の更に別の実施形態であるクリーム半田
切断具を示す図2に相当する図である。
切断具を示す図2に相当する図である。
14:クリーム半田切断具 28:切断具本体 5
0:てぐす 52:固定装置 54:挟み部材
56:支持軸 68:テーパ外周面 80:隙間
90:支持軸 110,120:固定装置
0:てぐす 52:固定装置 54:挟み部材
56:支持軸 68:テーパ外周面 80:隙間
90:支持軸 110,120:固定装置
Claims (2)
- 【請求項1】 互いに一定の距離を隔てた一対の線材支
持部を備えた切断具本体と、それら一対の線材支持部間
に張り渡された線材の両端部を切断具本体に固定する固
定装置とを含むクリーム半田切断具であって、 前記固定装置が、少なくとも一方がテーパ外周面を、他
方がそのテーパ外周面に対向する対向面をそれぞれ有
し、それらテーパ外周面と対向面との間に楔形の隙間を
形成する少なくとも一対の挟み部材と、それら挟み部材
のテーパ外周面と対向面とを互いに接近する向きに付勢
する付勢手段とを含むことを特徴とするクリーム半田切
断具。 - 【請求項2】 前記テーパ外周面を備えた挟み部材が皿
ばねから成り、その皿ばねの弾性が前記付勢手段を構成
していることを特徴とする請求項1に記載のクリーム半
田切断具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3501398A JPH11227156A (ja) | 1998-02-17 | 1998-02-17 | クリーム半田切断具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3501398A JPH11227156A (ja) | 1998-02-17 | 1998-02-17 | クリーム半田切断具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11227156A true JPH11227156A (ja) | 1999-08-24 |
Family
ID=12430199
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3501398A Pending JPH11227156A (ja) | 1998-02-17 | 1998-02-17 | クリーム半田切断具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11227156A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002137360A (ja) * | 2000-10-31 | 2002-05-14 | Fuji Mach Mfg Co Ltd | 印刷剤補給装置 |
| JP2009241286A (ja) * | 2008-03-28 | 2009-10-22 | Yamaha Motor Co Ltd | 印刷装置 |
| JP2011031301A (ja) * | 2010-03-29 | 2011-02-17 | Sony Corp | 流動体供給装置及び流動体供給方法 |
| CN101987389A (zh) * | 2009-07-29 | 2011-03-23 | 索尼公司 | 流体供给装置、流体涂敷装置和流体供给方法 |
| WO2014010145A1 (ja) * | 2012-07-10 | 2014-01-16 | パナソニック株式会社 | ペーストの供給方法 |
| JP2016221574A (ja) * | 2015-06-02 | 2016-12-28 | 富士機械製造株式会社 | はんだ供給装置 |
-
1998
- 1998-02-17 JP JP3501398A patent/JPH11227156A/ja active Pending
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| US6698346B2 (en) | 2000-10-31 | 2004-03-02 | Fuji Machine Mfg. Co., Ltd. | Screen-printing material replenishing device |
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