JPH11227248A - 微小反射光学素子アレイ - Google Patents

微小反射光学素子アレイ

Info

Publication number
JPH11227248A
JPH11227248A JP3106598A JP3106598A JPH11227248A JP H11227248 A JPH11227248 A JP H11227248A JP 3106598 A JP3106598 A JP 3106598A JP 3106598 A JP3106598 A JP 3106598A JP H11227248 A JPH11227248 A JP H11227248A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
element array
emitting element
optical element
micro
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3106598A
Other languages
English (en)
Inventor
Shoichi Akiyama
省一 秋山
Yasuhiro Osawa
康宏 大澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP3106598A priority Critical patent/JPH11227248A/ja
Priority to US09/240,859 priority patent/US6476551B1/en
Publication of JPH11227248A publication Critical patent/JPH11227248A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Printers Or Recording Devices Using Electromagnetic And Radiation Means (AREA)
  • Facsimile Heads (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本来の発光領域以外からの光があってもその
影響を受けて画像品質を低下させることがなく、高解像
度の光書込用に好適な微小反射光学素子アレイを提供す
る。 【解決手段】 基板4上に直線状に配列して形成されて
各々個別に発光制御される複数の発光素子2を有する発
光素子アレイ7を備えた光書込装置に組込まれ、発光素
子アレイ7に近接して配置される微小反射光学素子アレ
イ11であって、光学素子基板12にその面内方向断面
形状が発光素子アレイ7側が先細のテーパ形状とされた
開口部13を各発光素子2に対応させて直線状に配列し
て形成する。各発光素子2から発せられた本来の光P1
は各々対応する開口部13中を通って本来の方向に導か
れ、かつ、本来の発光領域以外からの光P2,P3は開
口部13の表面により反射され、本来の方向に向かうこ
ととなり、迷光とはならない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真プロセス
を利用したLEDアレイプリンタ等の光書込装置に用い
られる微小反射光学素子アレイに関する。
【0002】
【従来の技術】近年におけるオフィスユースやパーソナ
ルユースの情報機器の発展により、電子写真プロセスを
利用したプリンタ等にあっては、より高解像度でコンパ
クトかつ安価な装置の需要が高まっている。このような
要求を満たす機器の例として、例えば、多数の微小なL
ED発光素子を基板上にアレイ状に配列させたLEDア
レイヘッドを用いるLEDアレイプリンタがある。この
ようなLEDアレイプリンタによれば、LEDアレイヘ
ッドを書込光源とする固体走査型であるため、半導体レ
ーザを用いたラスタスキャニング方式の書込光学系によ
るレーザプリンタ等に比して機器を小型化しやすく、か
つ、LEDアレイヘッドの各LED発光素子が並列的に
書込みを行うため高速出力化も比較的容易に図れる等の
利点を有する。
【0003】このようなLEDアレイプリンタに用いら
れるLEDアレイヘッドの構成例は、例えば、特開平6
−125114号公報により提案されている。1はLE
D発光素子2、ボンディングパッド3等が形成されたL
EDアレイチップであり、ドライバIC(図示せず)な
どとともに基板4上に実装されている。LEDアレイチ
ップ1上のボンディングパッド3に対しては基板側ボン
ディングパッド5との間に接続されたボンディングワイ
ヤ6を介して電流が供給される構造とされている。LE
Dアレイチップ1においてLED発光素子2とボンディ
ングパッド3との間は配線パターン(図示せず)により
接続されている。このようなLEDアレイヘッド7にお
いて選択されたLED発光素子2からの出射光が等倍結
像光学系8を介してドラム状の感光体9面上に集光照射
されることにより感光面が露光され、静電潜像が形成さ
れる。等倍結像光学系8としては、一般には、屈折率分
布型ファイバを用いたレンズアレイが用いられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このようなLEDアレ
イヘッド7においては、本来の発光領域以外の箇所から
等倍結像光学系8内に入射する光が存在し、これが画像
品質を低下させる一因となっている。例えば、出射光の
一部が図4中に示すようにボンディングワイヤ6により
反射されてLED発光素子2以外の領域からの光として
等倍結像光学系8の視野角θ内に入り込み、感光体9面
側に不要な光スポットや迷光として照射されてしまうこ
とで画像品質を低下させてしまう問題がある。この他、
基板4上の本来発光すべきでない領域が作製時のプロセ
スの異常などにより発光してしまう場合もある。この
点、元々はLEDアレイヘッドを書込光源として用いる
LEDアレイプリンタは、400dpi程度の比較的低
い解像度の機器が殆どであったためこのような迷光の影
響はあまり問題とされていなかったが、近年では、60
0ないし1200dpiといった高解像度の機器が実現
されるようになってきており、その画像品質を低下させ
る要因の一つとして無視できなくなってきている。
【0005】ちなみに、LED発光素子以外の領域から
の光により画像品質が低下することを防ぐ方法として、
特開平4−179558号公報によれば、LED発光素
子以外の領域を全て遮光効果を呈する塗料で覆う方法が
示されている。この方法をボンディングワイヤにも適用
すれば、この部位での反射光を減ずることができる。し
かし、遮光性塗料の表面であっても若干の反射率は有し
ているので、この部位での反射光を完全になくすことは
できない。このような遮光性塗料表面での若干の反射光
に関しても、従来の解像度の低いLEDアレイプリンタ
の場合には特に問題とはならないが、近年の高解像度化
されたLEDアレイプリンタにおいては、微弱な迷光で
あっても画像上、無視できない影響を及ぼし、画像品質
を低下させてしまう。よって、遮光性塗料により反射光
の影響を防止する方法では不十分である。また、仮にこ
の方法が有効であるとしても、長期間使用していると、
この種の塗料ではその耐候性に限界があるため遮光性塗
料の表面が老化して粗面となり、結果として、白っぽく
なって反射率が次第に増加し、所期の効果が得られなく
なってしまうものである。
【0006】そこで、本発明は、本来の発光領域以外か
らの光があってもその影響を受けて画像品質を低下させ
るようなことがなく、高解像度の画像形成装置の光書込
用に好適な微小反射光学素子アレイを提供することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
基板上に直線状に配列して形成されて各々個別に発光制
御される複数の発光素子を有する発光素子アレイを備え
た光書込装置に組込まれ、前記発光素子アレイに近接し
て配置される微小反射光学素子アレイであって、光学素
子基板にその面内方向断面形状が前記発光素子アレイ側
が先細のテーパ形状とされた開口部が前記各発光素子に
対応させて直線状に配列して形成されている。
【0008】従って、各発光素子から発せられる本来の
光は各々対応する開口部中を通り抜けて本来の方向に向
かうとともに、発光素子アレイ側表面での反射等により
本来の発光領域以外から生ずる光があっても開口部の表
面で反射させることで本来の光と同じ方向に導くことが
でき、不規則な迷光となることが無く、書込画像上に悪
影響を及ぼすことはない。
【0009】請求項2記載の発明は、請求項1記載の微
小反射光学素子アレイにおいて、光学素子基板の発光素
子アレイ側の面にこの発光素子アレイ上の配線部の形状
に対応させた逃げ凹部が形成されている。
【0010】微小反射光学素子アレイは発光素子アレイ
上に紫外線硬化樹脂等により接着する等の方法により適
切な間隔を持たせて或いは密着させて実装される。この
際、発光素子アレイ側の構成によっては発光領域のすぐ
そばの位置に配線パターンが設けられている場合があ
り、微小反射光学素子アレイを実装する上で配線パター
ンの段差が妨げとなり、紫外線硬化樹脂等の接着層の厚
さが厚く製造工程において取付位置の精度が低下したり
位置合わせに要する時間が長くなる懸念がある。この
点、光学素子基板の発光素子アレイ側の面にはこの発光
素子アレイ上の配線部の形状に対応させた逃げ凹部が形
成されているので、配線部の影響を受けることなく発光
素子アレイ上に実装することができる。
【0011】請求項3記載の発明は、請求項1又は2記
載の微小反射光学素子アレイにおいて、開口部の表面に
アルミニウム、チタン、金、銀、タングステン、ニッケ
ル又はクロム中より選択された何れかの金属材料の薄膜
又はこれらの薄膜の積層体による反射層が形成されてい
る。
【0012】従って、各発光素子から発せられる本来の
光は各々対応する開口部中を通り抜けて本来の方向に向
かうとともに、発光素子アレイ側表面での反射等により
本来の発光領域以外から生じて開口部の表面に向かう光
はこの表面上に形成された所定材料による反射層によっ
て本来の光と同じ方向に確実に導くことができ、等倍結
像光学系等に有効に光を導かせることで、書込み光量が
増加するため、より高速書込み化を図れる。或いは、書
込み光量が増加することにより、画像の明るさが増すの
で、感度の低めの感光体を使用できる等のメリットも得
られる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の第一の実施の形態を図1
及び図2に基づいて説明する。本実施の形態の微小反射
光学素子アレイ11は、例えば図4に示した構成のLE
DアレイプリンタにおけるLEDアレイヘッド7の基板
4上に重ねられて用いられるものである。この微小反射
光学素子アレイ11は、光学素子基板12にその面内方
向の断面形状が多角形、例えば四角形(或いは、円形)
で基板4側が先細となるテーパ形状の開口部13が直線
状に配列して貫通形成されたものである。ここに、この
ような開口部13の大きさ、ピッチはLEDアレイチッ
プ1上の発光素子である各LED発光素子2の大きさ、
ピッチに一致又はほぼ一致するように形成されている。
このような開口部13の表面には反射層14が形成され
ている。この反射層14は金属材料製であればよいが、
本発明者による工業的に使用できる種々の材料中、適合
性を実験により評価した結果によると、アルミニウム、
チタン、金、銀、タングステン、ニッケル又はクロム中
より選択された何れかの金属材料の薄膜又はこれらの薄
膜の積層体によるのがよいことが判明したものである。
なお、光学素子基板12としては、LED発光素子2が
発する光に対して不透明な材料が好ましいが、本実施の
形態のように表面に反射層14を形成する構成の場合で
あれば光学素子基板12自身が透明性材料によるもので
あってもよく、その材料選択の選択肢が広がる。
【0014】このような微小反射光学素子アレイ11は
図1に示すようにLEDアレイチップ1上に紫外線硬化
樹脂により接着する等の方法により適当な間隔を持たせ
て或いは密着させて実装されることにより、LEDアレ
イヘッド7の一部を構成する。
【0015】このような微小反射光学素子アレイ11を
有するLEDアレイヘッド7によれば、各LED発光素
子2から発せられる本来の光P1は対応する開口部13
中を通り抜けて等倍結像光学系等の本来の方向に向か
う。また、LED発光素子2の発光領域以外の部分から
発せられて表面で反射されるような光P2又はP3等が
あったとしても、このような光P2,P3は開口部13
の表面で反射されることとなり、本来の光P1と同じ方
向に導くことができる。よって、光P2,P3が不規則
な迷光となることが無く、従来の遮光性塗料による対策
とは異なり、書込画像上に悪影響を及ぼすことはない。
特に、本実施の形態の場合、開口部13の表面に反射層
14が形成されているので、光P2,P3を本来の光P
1と同じ方向に確実かつ効率よく導くことができ、対応
する等倍結像光学系中に有効に入射させることができ
る。この結果、画像形成に寄与する光が増え、画像の明
るさが増すので、感光体9として感度の低めなものを用
いることができたり、より高速で光書込みを行えるもの
となる。
【0016】ここで、具体的構成例の一例を挙げて説明
する。まず、図2に示すような構造の微小反射光学素子
アレイ11を製造した。石英ガラス基板(光学素子基板
12)を厚さ40μmに研磨して、平坦度のよいガラス
板(図示せず)上に熱可塑性樹脂により貼り付け、石英
ガラス基板上にフォトレジストを塗布した。フォトレジ
ストには東京応化株式会社製のOFPR8600を使用
し、膜厚が3μmとなるようにスピンコート法により塗
布した。このフォトレジストに20μm直径の円形の開
口パターンが40μmピッチ(600dpi相当)で直
線状に配列されたパターンを焼き付けて、通常の現像、
リンス工程を施して同形状の円柱が配列されたレジスト
マスクを形成した。そこで、基体となるガラス板がエッ
チング液で侵されないように裏面及び周囲をマスキング
し、希フッ酸溶液中でエッチングした。エッチング時間
は石英ガラス基板が貫通し、基体のガラス板が露出する
時点を観察することで定めた。この場合、アンダカット
により上部の直径が拡大することを利用して、上部の直
径が30μm、下部の直径が20μmのテーパ形状の開
口部13が40μmのピッチで直線状に配列された微小
反射光学素子アレイ11を得た。テーパ形状はエッチン
グ液の温度とフッ酸濃度及び撹拌の頻度を調節すること
により制御した。次に、基体となるガラス板に貼り付け
たままの状態でエッチングマスクを除去し、真空蒸着装
置により石英ガラス基板の片面(開口部13の直径が2
0μmの面側)に金(Au)を7000Åの厚さに蒸着
し、その後、ガラス板を加熱して石英ガラス基板から取
外し、石英ガラス基板側を有機溶剤により洗浄して、貼
り付けのために用いた熱可塑性樹脂を除去することで反
射層14が形成された微小反射光学素子アレイ11を完
成させた。
【0017】このような微小反射光学素子アレイ11の
機能を調べるために図4に示したような光書込装置を製
作した。ここに、等倍結像光学系8としては日本板硝子
株式会社製のSLA12Dを用いた。また、LEDアレ
イヘッド7に関しては、シリコンウェハ(基板4)上に
ガリウム砒素結晶層をヘテロエピタキシャル法により成
長させ、このガリウム砒素結晶層に亜鉛(Zn)を拡散
させることでPN接合を形成し、ガリウム砒素結晶層を
塩素ガスによるドライエッチングにより10μm×10
μmの角柱形状が40μmピッチ(600dpi相当)
で直線状に配列されるようにパターニングすることで、
多数のLED発光素子2をアレイ状に形成した。続い
て、このような素子全面に絶縁膜として酸化シリコン膜
を5000Åの膜厚で推積させ、コンタクトホールを形
成し、LED発光素子2に対してアルミニウムにより配
線パターンを形成しその端部にボンディングパッド3を
形成した。より具体的には、LED発光素子2を中心と
してアレイ方向に直交する左右両側に配線パターンを引
き出し、LED発光素子2の発光領域より概ね300μ
m離れた位置にボンディングパッド3を配設し、基板側
ボンディングパッド5との間にボンディングワイヤ6を
結線した。このボンディングワイヤ6としては線径18
μmの金ワイヤを使用した。ついで、前述したように製
作した微小反射光学素子アレイ11をボンディングパッ
ド3の間隔よりも狭い幅にダイシングソーによって短冊
状に切り出し、LEDアレイチップ1上のLED発光素
子2とアライメントして紫外線硬化樹脂により接着固定
し、図1に示すような構造のLEDアレイヘッド7とし
て完成させた。
【0018】比較構成例では、具体的構成例と同様にL
EDアレイヘッド7を形成するが、微小反射光学素子ア
レイ11を有しない従来構造例とした。そして、LED
発光素子2の発光領域外の部位を黒色の遮光性塗料で覆
った構成とした。
【0019】これらの具体的構成例、比較構成例のLE
Dアレイヘッドを用いて感光体9上に静電潜像を形成
し、トナーを付着させてその画像品質を評価(LED発
光素子2の発光層領域の形状が良好に転写され不要なパ
ターンを生じていないものを評価「適」とし、発光層領
域の形状が著しく変形し或いは不要なパターンが生じて
いるものを評価「不適」とする)したところ、上記具体
的構成例による場合には、製造直後でも耐環境試験(長
期間使用後の状況を再現するための温度サイクルの耐環
境試験)後でも、何れも評価は「適」となったものであ
るが、比較構成例では何れの場合の評価も「不適」とな
ったものである。これにより、本実施の形態によれば、
600dpiなる高解像度な構成においてもボンディン
グワイヤ6部位での反射光や発光領域以外の箇所からの
不要な光が迷光となることに起因する画像品質の低下の
ないLEDアレイヘッド7となり、長期間に渡ってその
性能を維持し得ることがわかる。また、開口部13の表
面に反射層14が形成されているので、等倍結像光学系
8側に有効に入射する光が増えて感光体9に対する露光
光量が増加することから書込み速度も向上させることが
できたものである。
【0020】また、別の具体的構成例について説明す
る。この具体的構成例では、石英ガラス基板に代えて、
金属塩を加えて暗褐色に着色したソーダガラス基板(光
学素子基板12)を使用して前述した具体的構成例と同
様の微小反射光学素子アレイ11を作製した。ただし、
この具体的構成例では、反射層14を形成しない構成と
した。
【0021】このような微小反射光学素子アレイ11の
機能を調べるために図4に示したような光書込装置を製
作した。ここに、等倍結像光学系8としては日本板硝子
株式会社製のSLA12Dを用いた。また、LEDアレ
イヘッド7に関しては、シリコンウェハ(基板4)上に
ガリウム砒素結晶層をヘテロエピタキシャル法により成
長させ、このガリウム砒素結晶層に亜鉛(Zn)を拡散
させることでPN接合を形成し、ガリウム砒素結晶層を
塩素ガスによるドライエッチングにより10μm×10
μmの角柱形状が40μmピッチ(600dpi相当)
で直線状に配列されるようにパターニングすることで、
多数のLED発光素子2をアレイ状に形成した。続い
て、このような素子全面に絶縁膜として酸化シリコン膜
を5000Åの膜厚で推積させ、コンタクトホールを形
成し、LED発光素子2に対してアルミニウムにより配
線パターンを形成しその端部にボンディングパッド3を
形成した。より具体的には、LED発光素子2を中心と
してアレイ方向に直交する左右両側に配線パターンを引
き出し、LED発光素子2の発光領域より概ね300μ
m離れた位置にボンディングパッド3を配設し、基板側
ボンディングパッド5との間にボンディングワイヤ6を
結線した。このボンディングワイヤ6としては線径18
μmの金ワイヤを使用した。ついで、前述したように製
作した微小反射光学素子アレイ11をボンディングパッ
ド3の間隔よりも狭い幅にダイシングソーによって短冊
状に切り出し、LEDアレイチップ1上のLED発光素
子2とアライメントして紫外線硬化樹脂により接着固定
し、LEDアレイヘッド7として完成させた。
【0022】比較構成例では、具体的構成例と同様にL
EDアレイヘッド7を形成するが、微小反射光学素子ア
レイ11を有しない従来構造例とした。そして、LED
発光素子2の発光領域外の部位を黒色の遮光性塗料で覆
った構成とした。
【0023】これらの具体的構成例、比較構成例のLE
Dアレイヘッドを用いて感光体9上に静電潜像を形成
し、トナーを付着させてその画像品質を評価したとこ
ろ、上記具体的構成例による場合には、製造直後でも耐
環境試験後でも、何れも評価は「適」となったものであ
るが、比較構成例では何れの場合の評価も「不適」とな
ったものである。これにより、600dpiなる高解像
度な構成においてもボンディングワイヤ6部位での反射
光や発光領域以外の箇所からの不要な光が迷光となるこ
とに起因する画像品質の低下のないLEDアレイヘッド
7となり、長期間に渡ってその性能を維持し得ることが
わかる。また、この具体的構成例の場合、反射層14を
有しない分、書込み速度の向上は図れなかったが、反射
層14を形成しない分、前述の具体的構成例に比べて安
価に作製することができたものである。
【0024】本発明の第二の実施の形態を図3に基づい
て説明する。本実施の形態では、微小反射光学素子アレ
イ11に関して、光学素子基板12の基板4側の面に逃
げ凹部15が形成されている。これらの逃げ凹部15は
基板4側において形成されている配線部16を逃げるよ
うに配線部16の位置、高さ等に対応させて形成されて
いる。
【0025】微小反射光学素子アレイ11は基板4上に
紫外線硬化樹脂等により接着する等の方法により適切な
間隔を持たせて或いは密着させて実装される。この際、
LEDアレイヘッド7側の構成によっては図3に示すよ
うにLED発光素子2の発光領域のすぐそばの位置に配
線パターン等の配線部16が非対称な形で設けられる場
合がある。この場合、微小反射光学素子アレイ11を実
装する上で配線部16の段差が妨げとなり、紫外線硬化
樹脂等の接着層の厚さが厚く製造工程において取付位置
の精度が低下したり位置合わせに要する時間が長くなる
懸念がある。この点、本実施の形態によれば、配線部1
6の形状に対応させて逃げ凹部15が形成されているの
で、配線部16の影響を受けることなく基板4上に微小
反射光学素子アレイ11を実装することができる。
【0026】本実施の形態の場合の具体的構成例につい
て説明する。この具体的構成例では、前述した実施の形
態の何れかの具体的構成例による微小反射光学素子アレ
イ11に関して、光学素子基板12の裏面側に配線部1
6に相当する逃げ凹部15をフォトリソグラフィ法によ
りエッチングマスクを作成し、希フッ酸でエッチングす
ることにより形成した。後は、前述した具体的構成例と
同様とした。
【0027】このような逃げ凹部15が形成された微小
反射光学素子アレイ11によれば、LEDアレイヘッド
7側において図3に示すような配線部16が存在する場
合にも傾いたりすることなく微小反射光学素子アレイ1
1を実装することができ、位置合わせも短時間で済み、
製造コストの増加を招くこともなかったものである。
【0028】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、基板上に
直線状に配列して形成されて各々個別に発光制御される
複数の発光素子を有する発光素子アレイを備えた光書込
装置に組込まれ、発光素子アレイに近接して配置される
微小反射光学素子アレイであって、光学素子基板にその
面内方向断面形状が発光素子アレイ側が先細のテーパ形
状とされた開口部が各発光素子に対応させて直線状に配
列して形成されているので、各発光素子から発せられる
本来の光は各々対応する開口部中を通り抜けて本来の方
向に向かわせることができるとともに、発光素子アレイ
側表面での反射等により本来の発光領域以外から生ずる
光があっても開口部の表面で反射させることで本来の光
と同じ方向に導かせることができ、よって、不規則な迷
光となることが無く、書込画像上に悪影響を及ぼすこと
を防止することができる。
【0029】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の微小反射光学素子アレイにおいて、光学素子基板の
発光素子アレイ側の面にこの発光素子アレイ上の配線部
の形状に対応させた逃げ凹部が形成されているので、発
光素子アレイ側の構成によっては発光領域のすぐそばの
位置に配線パターンが設けられている場合があるが、配
線部の影響を受けることなく発光素子アレイ上に実装す
ることができる。
【0030】請求項3記載の発明によれば、請求項1又
は2記載の微小反射光学素子アレイにおいて、開口部の
表面にアルミニウム、チタン、金、銀、タングステン、
ニッケル又はクロム中より選択された何れかの金属材料
の薄膜又はこれらの薄膜の積層体による反射層が形成さ
れているので、発光素子アレイ側表面での反射等により
本来の発光領域以外から生じて開口部の表面に向かう光
に関してこの表面上に形成された所定材料による反射層
によって本来の光と同じ方向に確実かつ効率よく導くこ
とができ、等倍結像光学系等に有効に光を導かせること
で、書込み光量を増加させることができるため、より高
速書込み化を図ったり、書込み光量が増加することで画
像の明るさが増すことから、感度の低めの感光体を使用
することができる等のメリットが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施の形態を示す断面図であ
る。
【図2】微小反射光学素子アレイ単体を示す斜視図であ
る。
【図3】本発明の第二の実施の形態を示す断面図であ
る。
【図4】従来例を示す概略側面図である。
【符号の説明】
2 発光素子 4 基板 7 発光素子アレイ 12 光学素子基板 13 開口部 14 反射層 15 逃げ凹部 16 配線部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上に直線状に配列して形成されて各
    々個別に発光制御される複数の発光素子を有する発光素
    子アレイを備えた光書込装置に組込まれ、前記発光素子
    アレイに近接して配置される微小反射光学素子アレイで
    あって、光学素子基板にその面内方向断面形状が前記発
    光素子アレイ側が先細のテーパ形状とされた開口部が前
    記各発光素子に対応させて直線状に配列して形成されて
    いることを特徴とする微小反射光学素子アレイ。
  2. 【請求項2】 光学素子基板の発光素子アレイ側の面に
    この発光素子アレイ上の配線部の形状に対応させた逃げ
    凹部が形成されていることを特徴とする請求項1記載の
    微小反射光学素子アレイ。
  3. 【請求項3】 開口部の表面にアルミニウム、チタン、
    金、銀、タングステン、ニッケル又はクロム中より選択
    された何れかの金属材料の薄膜又はこれらの薄膜の積層
    体による反射層が形成されていることを特徴とする請求
    項1又は2記載の微小反射光学素子アレイ。
JP3106598A 1998-01-30 1998-02-13 微小反射光学素子アレイ Pending JPH11227248A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3106598A JPH11227248A (ja) 1998-02-13 1998-02-13 微小反射光学素子アレイ
US09/240,859 US6476551B1 (en) 1998-01-30 1999-02-01 LED array head and minute reflection optical elements array for use in the LED array head

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3106598A JPH11227248A (ja) 1998-02-13 1998-02-13 微小反射光学素子アレイ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11227248A true JPH11227248A (ja) 1999-08-24

Family

ID=12321074

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3106598A Pending JPH11227248A (ja) 1998-01-30 1998-02-13 微小反射光学素子アレイ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11227248A (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1461645A4 (en) * 2001-12-14 2006-09-06 Digital Optics Internat Corp SYSTEM FOR EQUAL LIGHTING
JP2010091986A (ja) * 2008-10-10 2010-04-22 Olympus Corp 光学ユニット、撮像ユニット
US8138479B2 (en) 2009-01-23 2012-03-20 Qualcomm Mems Technologies, Inc. Integrated light emitting and light detecting device
CN102654454A (zh) * 2011-02-24 2012-09-05 横河电机株式会社 红外线分析装置
JP2014524125A (ja) * 2011-07-22 2014-09-18 ガーディアン・インダストリーズ・コーポレーション Led照明システム用熱管理サブシステム、熱管理サブシステムを含むled照明システム、及び/又はその製造方法
US8979349B2 (en) 2009-05-29 2015-03-17 Qualcomm Mems Technologies, Inc. Illumination devices and methods of fabrication thereof
US9244212B2 (en) 2008-01-30 2016-01-26 Qualcomm Mems Technologies, Inc. Illumination device having a tapered light guide
US9389367B2 (en) * 2013-01-30 2016-07-12 Cree, Inc. Optical waveguide and luminaire incorporating same
CN116093093A (zh) * 2022-11-23 2023-05-09 莱弗利科技(苏州)有限公司 一种环境和接近传感器封装方法及传感器

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1461645A4 (en) * 2001-12-14 2006-09-06 Digital Optics Internat Corp SYSTEM FOR EQUAL LIGHTING
US9244212B2 (en) 2008-01-30 2016-01-26 Qualcomm Mems Technologies, Inc. Illumination device having a tapered light guide
US9395479B2 (en) 2008-01-30 2016-07-19 Qualcomm Mems Technologies, Inc. Illumination device having a tapered light guide
US9448353B2 (en) 2008-01-30 2016-09-20 Qualcomm Mems Technologies, Inc. Illumination device having a tapered light guide
JP2010091986A (ja) * 2008-10-10 2010-04-22 Olympus Corp 光学ユニット、撮像ユニット
US8138479B2 (en) 2009-01-23 2012-03-20 Qualcomm Mems Technologies, Inc. Integrated light emitting and light detecting device
US8979349B2 (en) 2009-05-29 2015-03-17 Qualcomm Mems Technologies, Inc. Illumination devices and methods of fabrication thereof
US9121979B2 (en) 2009-05-29 2015-09-01 Qualcomm Mems Technologies, Inc. Illumination devices and methods of fabrication thereof
CN102654454A (zh) * 2011-02-24 2012-09-05 横河电机株式会社 红外线分析装置
JP2014524125A (ja) * 2011-07-22 2014-09-18 ガーディアン・インダストリーズ・コーポレーション Led照明システム用熱管理サブシステム、熱管理サブシステムを含むled照明システム、及び/又はその製造方法
US9389367B2 (en) * 2013-01-30 2016-07-12 Cree, Inc. Optical waveguide and luminaire incorporating same
CN116093093A (zh) * 2022-11-23 2023-05-09 莱弗利科技(苏州)有限公司 一种环境和接近传感器封装方法及传感器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6476551B1 (en) LED array head and minute reflection optical elements array for use in the LED array head
US6219074B1 (en) Light-emitting device and recording device using the same
US7187501B2 (en) Resin lens array and optical writing head
US4956684A (en) Printer head with light emitting element array
US8089077B2 (en) Light-emitting element array with micro-lenses and optical writing head
CN113035898B (zh) 具有发光二极管的显示装置的形成方法
US20020140918A1 (en) Image writing device, light source, light source unit, microlens and fabrication method for microlens
JP2003103828A (ja) 光書き込みヘッドおよび樹脂レンズアレイ
JPH11227248A (ja) 微小反射光学素子アレイ
JP4091212B2 (ja) 光書込み装置
JP3129386B2 (ja) 光学装置
JPH11170605A (ja) 光学装置
JPH09186367A (ja) 光プリントヘッド
JPH11227247A (ja) 微小導光素子アレイ
US5449578A (en) Method of manufacturing a mask for forming a pattern in a semiconductor device
JP2002211030A (ja) Ledプリントヘッド及びその製造方法
JPH10181089A (ja) 光学装置
JP2006327182A (ja) スペーサ付き成形型およびその製造方法ならびにスペーサ付き成形型を用いたレンズアレイの製造方法
JP3156399B2 (ja) 光プリントヘッドとその製法
JPH06342939A (ja) Ledアレイ装置
JPH11220180A (ja) Ledアレイヘッド
JP4043701B2 (ja) 光書き込み装置および画像形成装置
TWI900860B (zh) 光敏成像裝置及其製備方法
JPH10329360A (ja) 光プリンタヘッド
JP2006013196A (ja) 発光ダイオード、発光ダイオードアレイ、光書込装置及び画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040302

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040706